JP2002088604A - 短尺送りベルト付サンプル整経機 - Google Patents

短尺送りベルト付サンプル整経機

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JP2002088604A JP2000275145A JP2000275145A JP2002088604A JP 2002088604 A JP2002088604 A JP 2002088604A JP 2000275145 A JP2000275145 A JP 2000275145A JP 2000275145 A JP2000275145 A JP 2000275145A JP 2002088604 A JP2002088604 A JP 2002088604A
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    • D02HWARPING, BEAMING OR LEASING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】整経時、特に整列巻き整経の際に不可避とされ
ていた糸張力の増大を効果的に軽減することができるよ
うにした短尺送りベルト付サンプル整経機及び整列巻方
法を提供する。 【解決手段】整経ドラム側面に回転自在に設けられ、か
つ整経ドラム上を所定の送り量で移動する複数本のコン
ベアベルト上に糸を巻付ける1本又は複数本のヤーンガ
イドと、整経ドラムの長手方向側面に互いに平行に設置
された複数本の綾取バーと、ボビンを仕掛けるクリール
を保有するサンプル整経機において、整経ドラムのヤー
ンガイド側基端部上面でかつコンベアベルトと平行に短
尺送りベルトを設け、この短尺送りベルトの上面がコン
ベアベルトの上面よりも整経ドラムの中心を中心とした
円周面よりも外方向に位置するよう設置し、ヤーンガイ
ドからの糸を短尺送りベルト上に巻付けた後、この短尺
送りベルト上の糸をコンベアベルトに移し変えて整経を
するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、整経時、特に整列
巻き整経の際に不可避であった糸張力の増大を効果的に
緩和することができるようにした短尺送りベルト付サン
プル整経機及び整経方法に関する。
【0002】
【関連技術】従来、特許第1529104号に記載さ
れ、図9に示されるようなサンプル整経機が知られてい
る。図9におけるサンプル整経機Wは、整経ドラムAの
側面に回転自在に設けられかつ整経ドラムAに糸22を
巻付ける1本のヤーンガイド6と、該整経ドラムAを支
持する基台Yの一端部に該ヤーンガイド6に対応して設
けられるとともに糸交換時には糸交換位置に回動突出
し、糸収納時には待機位置に回動収納される複数個の糸
選択手段、即ち、糸選択装置27と、該複数個の糸選択
装置27に対応して設置され異種及び/又は同種の糸2
2を巻いてある複本数のボビンNを立てる固定クリール
Bとを有し、ヤーンガイド6と糸選択装置27との間で
糸22の受け渡しを行うことにより、設定された糸順序
に従い自動的に糸を交換し、整経ドラムA上に糸を巻付
けるものである。
【0003】このようにこのサンプル整経機Wにおいて
は、糸22を複数個の糸選択装置27にそれぞれ収納
し、整経ドラムA上に必要に応じて固定クリールBの糸
22をそれぞれ順次巻付けることができるようになって
いる。17は整経ドラムAの周面に移動可能に設置され
たコンベアベルトである。
【0004】また、特許第1767706号に記載され
る如く、ヤーンガイド6a〜6hを複数本(図示例では
8本)設け、回転クリールFより引出された複本数の糸
22をコンベアベルト17上に巻付けるようにした、い
わゆる複本数同時整経を行うサンプル整経機Wの構成も
知られている(図10)。
【0005】図9及び図10に示したいずれのタイプの
サンプル整経機Wにおいても、整経ドラムAの左右の側
面の長手方向には複数本の綾取手段、即ち、綾取バー1
8a〜18gが互いに平行に設置されている。なお、サ
ンプル整経機Wの基本的構成及び作用は上記した特許公
報等により広く知られており、詳細な説明は省略する。
【0006】さらに、特許第2854789号に記載さ
れる如く、整経長に関係なく、長いサンプル及び小ロッ
トの製品の整経を可能とする整列巻きを行うことのでき
るサンプル整経機も公知である。整列巻き可能なサンプ
ル整経機の構成は、上記した特許公報に詳述されている
ので、再度の説明は省略する。
【0007】上記した従来の整列巻き機構付サンプル整
経機を用いて、長尺(巻回数を増加する)の整列巻き整
経を行うと、図11に示すように糸22はコンベアベル
ト17上に直接巻付けられるため、巻付けられた糸22
が長くなるにつれて、その張力が増大してコンベアベル
ト17の移動が困難となり、このコンベアベルトを円滑
に移動させるためには大きな容量の動力を必要とする不
利があった。同図において、16はドラムスポークで、
その上面にはコンベアベルト17が移動可能に付設され
ている。Gは整列巻きを行うためのガイド手段及び10
0は該ガイド手段Gをコンベアベルト17の基端側に取
付けるための取付部材である。
【0008】さらに、伸びのある糸を整列巻き整経する
と、コンベアベルトは大きな締め付け圧を受けるため、
コンベアベルトの取付ガイド機構の強度を大としなけれ
ばならなかった。この様に、今後益々多種多様な糸の整
列巻き整経の需要が増大するに従い、上記した従来構造
の整列巻き機構を具備したサンプル整経機による整経は
不能となってしまうことが予想される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来技術の問題点に鑑みなされたもので、整経時、特に整
列巻き整経の際に不可避とされていた糸張力の増大を効
果的に軽減することができるようにした短尺送りベルト
付サンプル整経機及び整列巻方法を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の短尺送りベルト付サンプル整経機は、整経
ドラムの側面に回転自在に設けられ、かつ整経ドラム上
を所定の送り量で移動する複数本のコンベアベルト上に
糸を巻付ける1本又は複数本のヤーンガイドと、整経ド
ラムの長手方向側面に互いに平行に設置された複数本の
綾取バーと、ボビンを仕掛けるクリールを保有するサン
プル整経機において、整経ドラムのヤーンガイド側基端
部上面でかつコンベアベルトと平行に短尺送りベルトを
設け、この短尺送りベルトの上面がコンベアベルト上面
よりも整経ドラムの中心を中心とした円周面よりも外方
向に位置するよう設置し、ヤーンガイドからの糸を短尺
送りベルト上に巻付けた後、この短尺送りベルト上の糸
をコンベアベルトに移し変えて整経することを特徴とす
る。
【0011】上記短尺送りベルトの上面がコンベアベル
トの上面よりも整経ドラムの中心を中心とした円周面よ
りも外方向に位置することにより、短尺送りベルト上の
糸を整経進行にしたがってコンベアベルトに移し変える
ことにより糸全体の張力が緩和され、コンベアベルトに
かかる張力(荷重)を軽減することができる。
【0012】この短尺送りベルトの形状は糸を巻付ける
面は平らで、整経方向先端部は下方向へ傾斜しておりか
つ短尺送りベルトとコンベアベルトの移動が同方向及び
同量移動するよう構成されているため短尺送りベルト上
の糸層をみだすことなくコンベアベルトに移し変えるこ
とができる。
【0013】又、この短尺送りベルトは上下動可能な構
成を設けることにより糸種及び糸の特性に応じて上下高
さを変更することにより短尺送りベルトからコンベアベ
ルトに糸を移し変えたときの張力緩和の調整が可能とな
る。
【0014】さらに、短尺送りベルトのヤーンガイド側
基端部にヤーンガイドからの糸をガイドして短尺送りベ
ルトに糸を導くガイド手段が設けられる。このガイド手
段は、短尺送りベルトの基端部上方に設けられた支軸に
回転自在に取付けられ、その先端部が下方、即ち、短尺
送りベルト方向に傾斜するよう常時付勢されるガイド部
材とそのガイド部材の先端部に回転自在に取付けられた
ガイドローラから構成され、前述支軸の両側にガイド板
を立設させてなり、このガイド板の片方又は両方が糸を
ガイドする形状を有している。
【0015】前記ガイド部材先端のガイドローラは、前
記支軸を中心にして短尺送りベルト方向に常時付勢され
ているため、ヤーンガイドからの糸を傾斜面で滑らせな
がらガイドローラと短尺送りベルトの接触位置へ導き巻
付けることが可能となる。又、前記ガイド板の片方又は
両方が糸をガイドする形状にすることにより、より効果
的に糸をガイドすることができる。
【0016】次の特徴である短尺送りベルト付サンプル
整経機に於ける整列巻方法について説明する。
【0017】本発明の第1の整列巻方法は、前記ガイド
手段が短尺送りベルトの長手方向に摺動自在に設けられ
てなる本発明のサンプル整経機を用い、1本のヤーンガ
イドを用いて1本の整経をする場合は、前記摺動式ガイ
ド手段がヤーンガイド1回転毎に糸の太さの半分よりも
大なる距離Pだけ整経方向へ移動し、ヤーンガイドの回
転数が回数巻設定値(整経長)に達すると距離P×回数
巻設定値の距離Qだけクイックバック、即ち、スタート
位置に戻り、前記短尺送りベルトとコンベアベルトが整
経密度、即ち、整経幅÷整経総本数の距離R分整経方向
へ移動する動作を整経総本数まで繰り返すことにより整
列巻の巻姿を短尺送りベルト及びコンベアベルト上に形
成するものである。
【0018】本発明の第2の整列巻方法は、前記ガイド
手段が短尺送りベルトの長手方向に摺動自在に設けられ
てなる本発明のサンプル整経機を用い、複数本のヤーン
ガイドを用いて複数本の糸を同時整経する場合は、前記
の摺動式ガイド手段がヤーンガイド1回転毎に同時整経
する複数本の糸の合糸太さの半分よりも大なる距離P N
だけ整経方向へ移動し、ヤーンガイドの回転数が回数巻
設定値(整経長)に達すると距離PN×回数巻設定値の
距離QNだけクイックバック、即ち、スタート位置に戻
り、前記短尺送りベルトとコンベアベルトが整経密度、
即ち、整経幅÷整経総本数の距離Rに同時整経本数を掛
けた距離RN分整経方向へ移動する動作を整経総本数ま
で繰り返すことにより整列巻の巻姿を短尺送りベルト及
びコンベアベルト上に形成するものである。
【0019】本発明の第3及び第4の整列巻方法は、前
記ガイド手段が短尺送りベルトに固定され、短尺送りベ
ルトとコンベアベルトの送りにより整列巻の巻姿を形成
できる短尺送りベルト付サンプル整経機を用いたもので
ある。
【0020】即ち、本発明の第3の整列巻方法は、1本
のヤーンガイドを用いて1本の糸を整経する場合は、前
記短尺送りベルトとコンベアベルトがヤーンガイド1回
転毎に糸の太さの半分よりも大なる距離Pだけ整経方向
とは逆方向、即ち、ガイド手段方向へ移動し、ヤーンガ
イドの回転数が回数巻設定値(整経長)に達すると距離
P×回数巻設定値の距離Qと整経密度、即ち、整経幅÷
整経総本数の距離Rを加えた距離T分整経方向へ高速移
動する動作を整経総本数まで繰り返すことにより整列巻
の巻姿を短尺送りベルト及びコンベアベルト上に形成す
るものである。
【0021】又、本発明の第4の整列巻方法は、複数本
のヤーンガイドを用いて複数本の糸を同時整経する場合
は、前記短尺送りベルトとコンベアベルトがヤーンガイ
ド1回転毎に同時整経する複数本の糸の合糸太さの半分
よりも大なる距離PNだけ整経方向とは逆方向、即ち、
ガイド手段方向へ移動し、ヤーンガイドの回転数が回数
巻設定値(整経長)に達すると距離PN×回数巻設定値
の距離QNと整経密度、即ち、整経幅÷整経総本数の距
離Rに同時整経本数を掛けた距離RNを加えた距離TN
整経方向へ高速移動する動作を整経総本数まで繰り返す
ことにより整列巻の巻姿を短尺送りベルト及びコンベア
ベルト上に形成するものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明するが、図示例は例示的に示される
もので、本発明の技術思想から逸脱しない限り種々の変
形が可能なことはいうまでもない。
【0023】本発明の第1の特徴的構成として図1に示
す如く、短尺送りベルト200が複数本のコンベアベル
ト17の設置位置の中間部分にコンベアベルト17と平
行かつ整経ドラムAのヤーンガイド側基端部上面に設置
されている。
【0024】この短尺送りベルト200は整経ドラムA
のヤーンガイド側基端部の支持枠201に回転自在に取
付けられたドライブプーリー206とガイドプーリー2
04を介して回転可能に設置されている。この支持枠2
01の案内板202により、短尺送りベルト200は基
端部上面200aがコンベアベルト17の上面17aよ
りも整経ドラムAの中心を中心とした円周面の外方に位
置するとともに、整経方向に下方に傾斜して傾斜面20
0bが形成されている。
【0025】コンベアベルト17は不図示のACサーボ
モータによりドライブプーリー210を回転せしめガイ
ドプーリー208を介して移動する。このコンベアベル
ト17のドライブプーリー210と短尺送りベルト20
0のドライブプーリー206とを自在縦手又は伸縮軸等
により連結し、前述の不図示のACサーボモータによ
り、コンベアベルト17と短尺送りベルト200を同期
移動できる構成とする。又、コンベアベルト17と短尺
送りベルト200は片面歯付ベルトとし、糸の巻付かる
面は平面、プーリー側を歯付面とし、前記ドライブプー
リー206,210双方を同歯数の歯付プーリーにすれ
ば好適な形となる。尚、コンベアベルト17と短尺送り
ベルト200の駆動モータをそれぞれ単独に用いてその
移動を制御しても良い。
【0026】又、図4に示すように、短尺送りベルト2
00の基端部、即ち、ヤーンガイド側基端部に、ヤーン
ガイド6からの糸22をガイドするガイド手段Gを設
け、図3に示すように、このガイド手段Gが相対向する
1対のガイド板212,212と、このガイド板21
2,212を連結する支軸211を介して回転可能でか
つバネ手段213によって常時下方向、即ち、短尺送り
ベルト200側に付勢されるよう設けられ、上面を先端
方向に下方に傾斜する糸スライド面214aを有したガ
イド部材214と、このガイド部材214の先端部に回
転自在に設けられたガイドローラ216で構成される
(図6)。
【0027】ヤーンガイド6又は6a〜6hから導かれ
た糸22は、この糸スライド面214aを滑り落ち、短
尺送りベルト200とガイドローラ216の接触点へ導
かれ、短尺送りベルト200の基端部上面200aに巻
付けられる。このように最初は図5に実線で示すよう
に、コンベアベルト17の上面17aに接触することな
く、短尺送りベルト200の基端部上面200aに巻付
けられる。この短尺送りベルト200の基端部上面20
0aに巻付けられた糸22はコンベアベルト17と同期
移動する短尺送りベルト200の移動により傾斜面20
0b上を先端方向へ向って下方に移動せしめられ、コン
ベアベルト17の上面17aと同一レベルに達するとコ
ンベアベルト17に受け渡され、図5の仮想線で示すよ
うにコンベアベルト17の上面17aに移動する。
【0028】このガイド手段Gとしてはガイド部材21
4とガイドローラ216の構成で充分であるが、前記ガ
イド板212,212の形状をガイド手段Gの糸スライ
ド斜面214aに合せた形状にしても効果的である。
【0029】以上のように整経ドラムAの中心を基準と
して外方に取付けられた短尺送りベルト200から内方
に取付けられたコンベアベルト17に糸22を移し変え
る(受け渡す)ことで整経ドラムAにかかる糸22の張
力を軽減でき、ひいてはコンベアベルト17の移動も軽
くできるようになる。又、短尺送りベルト200の支持
枠201は整経ドラムAの支柱A1に取付けられている
(図2)。その支柱A1はその中間部において上下方向
摺動可能となるよう分離接合されており、下部部材A3
に穿設された複数個のネジ孔H1〜H3に上部部材A2
のネジ孔Hを一致させてボルトMを挿着することにより
上下可動できる構造である。
【0030】本発明の第2の特徴は、短尺送りベルト2
00上に巻付ける糸22の整列巻方法である。本発明の
整列巻整経方法の第1及び第2の態様は、ガイド手段G
の移動による整列巻にあり、そのガイド手段Gが短尺送
りベルト200の基端部、即ち、ヤーンガイド側基端部
に短尺送りベルト200の長手方向に摺動自在に設けら
れ、このガイド手段Gは、前述した如く、図3に示すよ
うに相対向する一対のガイド材212,212とこのガ
イド板212,212を連結する支軸211を介して回
転可能でかつバネ手段213によって常時下方向、即
ち、短尺送りベルト200側へ付勢されている。又、ガ
イド手段Gは、上面を先端方向に下方に傾斜する糸スラ
イド斜面214aを有したガイド部材214と、このガ
イド部材214の先端部に回転自在に設けられたガイド
ローラ216で構成されている(図6)。
【0031】前記ガイド板212,212は、図3で示
すようにスライドユニット116に取付けられたチャン
ネル状をしたホルダープレート108の立設する側板1
10,110に取付けられ、スライドユニット116は
ガイド溝114を介してスライドレール118上を摺動
自在に移動可能であることにより、ガイド手段Gも摺動
可能となっている。
【0032】ホルダープレート108のチャンネル状背
面(底部)には、ラックギヤー120が取付けられてお
り、ラックギヤー120にはクラッチ軸122上のクラ
ッチギヤー124が噛み合わさっている。このクラッチ
ギヤー124は電磁クラッチ126のON−OFFによ
りクラッチ軸122との結合及び離脱が行われる。クラ
ッチ軸122の片側端にはウォームホイル128が取付
けられ、ウォーム130と噛み合っている。このウォー
ム130にはスプロケットホイル129が取付けられ、
ウォームピン131を中心として回転する。スプロケッ
トホイル129は不図示のACサーボモータに連結され
ている。尚、132はベアリング、134はベアリング
ケース、136はスプロケットチェン、138はアイド
ルホイルである。
【0033】又、図2に示すように、上記ラックギヤー
120の片端には連結ピン142の一端が取付けられ、
連結ピン142の反対側の一端は支持枠201に取付け
られたメタル144の貫通孔146に摺動自在に挿通し
ている。ラックギヤー120とメタル144の間には連
結ピン142を挿入した状態でスプリング148が入っ
ており、クラッチギヤー124の回転によるラックギヤ
ー120の移動方向と反対方向に常時付勢した状態に組
込まれている。150はストッパーであり、電磁クラッ
チ126のOFF時のラックギヤー120の位置を決定
する。
【0034】前記したガイド手段Gを使用し、図9に示
す1本のヤーンガイド6を用いて1本の糸22を整経す
る本発明方法の第1の態様の場合は、ガイド手段Gの送
りピッチ距離Pをコントローラに設定する(図7)。送
りピッチ距離Pは整経する糸の太さの半分よりも大なる
距離を基本とするが、好ましくは糸の太さと同じかそれ
以上が良い。さらに好ましくは、予めコントローラ内に
糸の番手と距離Pのデータを保存し、番手を入力すれば
自動的に設定できる構造とするのが良い。
【0035】整経が開始されるとヤーンガイド6の1回
転毎にガイド手段Gは、不図示のACサーボモータによ
り整経方向へ距離Pだけ移動する。電磁クラッチ126
はクラッチギヤー124と結合状態である。ガイド手段
Gはヤーンガイド6に導かれた糸22をガイドして短尺
送りベルト200の上面200aに巻付ける。ガイド手
段Gはヤーンガイド6の回転数が設定値に達するまでヤ
ーンガイド6の1回転毎に距離Pずつ移動しながらヤー
ンガイド6に導かれた糸22をガイドして短尺送りベル
ト200の上面200aに巻付ける。回数巻設定値に達
すると電磁クラッチ126がOFF状態となりクラッチ
軸122とクラッチギヤー124が離脱し、スプリング
148により始端、即ち、スタート位置へ戻る。ガイド
手段Gの戻り距離(ガイド手段Gの移動距離)は距離P
×回数巻設定値の距離Qである(図7)。
【0036】このとき、短尺送りベルト200とコンベ
アベルト17は不図示のACサーボモータにより整経密
度、即ち、整経幅÷整経総本数の距離R分整経方向へ移
動する。尚、短尺送りベルト200とコンベアベルト1
7の移動は前記の如く距離R分を一遍に移動するのでな
くヤーンガイド6の1回転毎に距離Rを分割して移動し
ても良い。
【0037】図7の糸の巻姿図によってガイド手段Gと
短尺送りベルト200の動作を説明すると、距離Pは糸
の太さと同じ送り量であり、距離R、即ち、整経幅÷整
経総本数の距離Rも糸の太さと同じ場合を想定した場合
を示している。図7においてガイド手段Gは左側に位置
し、ヤーンガイド1回転毎に整経方向(右方向)へ距離
P分移動し、1A−2A−3A−4A−5A−6Aの順
に糸を巻付け、整経長が6回巻に達すると電磁クラッチ
126がOFFとなり、ガイド手段Gはスプリング14
8により始端、即ち、スタート位置へ戻る。その間、短
尺送りベルト200は距離R、即ち、整経幅÷整経総本
数の距離R分整経方向(右方向)へ移動することによ
り、前の糸1Aの中心からR分の距離のところへ1Bが
巻付かる。つづいて電磁クラッチ126がONしてガイ
ド手段Gはヤーンガイド1回転毎に距離Pずつ移動し、
Bの糸をガイドしながら2B−3B−4B−5B−6B
の順に図7のように巻付ける。随時1C,1D,…と進
行することにより整列巻が完成する。
【0038】又、図10に示す複数本のヤーンガイド6
a〜6hを用いて複数本の糸22を同時整経する本発明
方法の第2の態様の場合は、ガイド手段Gの送りピッチ
距離PNを同時整経する複数本の糸の合糸太さの半分よ
りも大なる距離PNをコントローラに設定する。ガイド
手段の送りピッチ距離PNは、糸の太さの半分よりも大
なる距離を基本とするが、好ましくは糸の太さと同じか
それ以上が良い。さらに好ましくは、予めコントローラ
内に糸の番手と同時整経本数との距離PNをデータとし
て保存し、番手と同時整経本数を入力すれば自動的に距
離PNを設定できる構造とするのが良い。
【0039】整経が開始されるとヤーンガイド6a〜6
hの1回転毎にガイド手段Gは不図示のACサーボモー
タにより整経方向へ距離PNだけ移動する。このとき電
磁クラッチ126はクラッチギヤー124と結合状態で
ある。ガイド手段Gはヤーンガイド6a〜6hに導かれ
た糸22をガイドして短尺送りベルト200の上面20
0aに巻付ける。ガイド手段Gはヤーンガイド6a〜6
hの回転数が設定値に達するまでヤーンガイド6a〜6
hの1回転毎に距離PNずつ移動する。回転巻設定値に
達すると電磁クラッチ126がOFF状態となり、クラ
ッチ軸122とクラッチギヤー124が離脱し、スプリ
ング148により始端、即ち、スタート位置に戻る。ガ
イド手段Gの戻り距離(ガイド手段Gの移動距離)は、
距離P×回数巻設定値の距離QNである。
【0040】このとき、短尺送りベルト200とコンベ
アベルト17は不図示のACサーボモータにより整経密
度、即ち、整経幅÷整経総本数の距離Rに同時整経本数
を掛けた距離RN分だけ整経方向へ移動する。尚、短尺
送りベルト200とコンベアベルト17は前記の如く距
離RN分を一遍に移動するのではなく、ヤーンガイド6
a〜6hの1回転毎に距離RNを分割して移動しても良
い。
【0041】尚、短尺送りベルト200とコンベアベル
ト17の移動は、整経データとして予め入力される整経
幅と整経総本数及び同時整経本数を入力することによ
り、自動的に距離R又は距離RNを算出し移動できるこ
とはいうまでもない。
【0042】本発明の整列巻整経方法の第3及び第4の
態様は、短尺送りベルト200及びコンベアベルト17
の移動による整列巻方法であり、この場合のガイド手段
Gは摺動しなくて良い。ガイド手段Gは、ガイド板21
2,212を連結する支軸211を介して回転可能でか
つバネ手段213によって常時下方、即ち、短尺送りベ
ルト200に付勢するよう取付けられ、上面を先端方向
に下方に傾斜する糸スライド斜面214aを有するガイ
ド部材214と、このガイド部材214の先端部に回転
自在に設けられたガイドローラからなり、前述のガイド
板212,212が短尺送りベルト200の支持枠20
1に固定されている。
【0043】図9に示すヤーンガイド6を用いて(1本
である)、1本の糸22を整経する本発明方法の第3の
態様の場合は、短尺送りベルト200とコンベアベルト
17の送りピッチ距離Pをコントローラに設定する。送
りピッチ距離Pは、整経する糸の太さの半分よりも大な
る距離を基本とするが、好ましくは糸の太さと同じかそ
れ以上が良い。さらに好ましくは、予めコントローラ内
に糸の番手と距離Pのデータを保存し、番手を入力すれ
ば自動的に設定できる構成とするのが良い。
【0044】整経が開始されるとヤーンガイド6の1回
転毎に短尺送りベルト200とコンベアベルト17は、
整経方向とは逆方向、即ち、ガイド手段G方向へ距離P
ずつ移動しながらガイド手段Gに導かれた糸をガイドし
て糸22を短尺送りベルト200の上面200aに巻付
ける。短尺送りベルト200とコンベアベルト17はヤ
ーンガイドの回転数が設定値に達するまでの間、距離P
ずつ移動しながらガイド手段Gに導かれた糸を短尺送り
ベルト200の上面200aに巻付ける。回数巻設定値
に達すると距離P×回数巻設定値の距離Qと、整経密
度、即ち、整経幅÷整経総本数の距離Rを加えた距離T
分だけ整経方向へ高速移動する。
【0045】図8の糸の巻姿図において短尺送りベルト
200及びコンベアベルト17の動作について説明する
と、距離Pは糸の太さと同じ送り量であり、距離R、即
ち、整経幅÷整経総本数の距離Rも糸の太さと同じ場合
を想定した場合を示している。図8においてガイド手段
は左側に位置し、短尺送りベルト200の長手方向には
摺動しない状態で位置するが支軸211を中心にしてガ
イド部材214は短尺送りベルト200方向へ、バネ手
段213によって常時付勢されている。短尺送りベルト
200とコンベアベルト17がヤーンガイド6の1回転
毎に整経方向とは逆方向、即ち、ガイド手段側へ距離P
分移動し、まず1A−2A−3A−4A−5A−6Aの
順にガイド手段Gのガイド部材214とガイドローラ2
16によって短尺送りベルト200の上面200aに巻
かれ、整経長が6回巻に達すると距離P×6の距離6P
(Q)と整経密度、即ち、整経幅÷整経総本数の距離R
とを加えた距離T分整経方向へ高速移動することによ
り、前の糸の1Aの中心からR分の距離のところへ1B
が巻かれる。つづいて短尺送りベルト200とコンベア
ベルト17はヤーンガイド1回転毎に距離Pずつ移動
し、Bの糸を2B−3B−4B−5B−6Bの順に図1
0のように巻付ける。随時1C,1D,…1Kと進行す
ることにより整列巻が完成する。
【0046】又図10に示す複数本のヤーンガイド6a
〜6hを用いて複数本の糸22を同時整経する場合に
は、短尺送りベルト200とコンベアベルト17の送り
ピッチ距離PNをコントローラに設定する。この送りピ
ッチ距離PNは同時整経をする複数本の糸の合糸太さの
半分よりも大なる距離を基本とするが、好ましくは糸の
太さと同じかそれ以上が良い。さらに好ましくは、予め
コントローラ内に糸の番手と同時整経本数との距離PN
をデータとして保存し、番手と同時整経本数を入力すれ
ば自動的に距離PNを設定できる構造とするのが良い。
【0047】整経が開始されるとヤーンガイド1回転毎
に短尺送りベルト200とコンベアベルト17は、整経
方向とは逆方向、即ち、ガイド手段G方向へ距離PN
つ移動しながらガイド手段Gに導かれた糸をガイドして
糸22を短尺送りベルト200の上面200aに巻付け
る。短尺送りベルト200とコンベア送りベルト17は
ヤーンガイド6a〜6hの回転数が設定値に達するまで
の間、距離PNずつ移動しながらガイド手段Gに導かれ
た糸を短尺送りベルト200の上面200aに巻付け
る。回数巻設定値に達すると距離PN×回数巻設定値の
距離QNと整経密度、即ち、整経幅÷整経総本数の距離
Rに同時整経本数Nを掛けたRNを加えた距離TN分整経
方向へ高速移動する。
【0048】上述したように、整列巻き整経方法は、整
経ドラムに最初の糸列を巻き終った後、次の糸列の巻き
始めの糸が最初の列の糸よりも前方に位置するように巻
付けを行うものである。
【0049】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、整経
時、特に整列巻きの整経の際に不可避とされていた糸張
力の増大を効果的に軽減することができるという大きな
効果が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の整列巻き機構付サンプル整経機の要
部の斜視説明図である。
【図2】 本発明のガイド手段の作動構造部分を示す側
面的説明図である。
【図3】 本発明のガイド手段の作動構造部分を示す断
面的説明図である。
【図4】 ガイド手段における糸のガイド状態を示す側
面説明図である
【図5】 ガイド手段を介して糸を短尺送りベルト上に
巻回した状態を示す断面説明図である。
【図6】 ガイド部材及びガイドロールを示す摘示分解
斜視図である。
【図7】 整列巻きの第1の態様による巻姿を示す説明
図である。
【図8】 整列巻きの第2の態様による巻姿を示す説明
図である。
【図9】 従来のサンプル整経機の1例を示す斜視説明
図である。
【図10】 従来のサンプル整経機の他の例を示す斜視
説明図である。
【図11】 従来の整列巻き機構により糸をコンベアベ
ルト上に巻回した状態を示す断面説明図である。
【符号の説明】
6、6a〜6h:ヤーンガイド、16:ドラムスポー
ク、17:コンベアベルト、17a:コンベアベルトの
上面、18a〜18g:綾取バー、22:糸、27:糸
選択装置、108:ホルダープレート、110:側板、
112:スライドベース、114:ガイド溝、116:
スライドユニット、118:スライドレール、120:
ラックギヤー、122:クラッチ軸、124:クラッチ
ギヤー、126:電磁クラッチ、128:ウォームホイ
ル、129:スプロケットホイル、130:ウォーム、
131:ウォームピン、136:スプロケットチェン、
138:アイドルホイル、142:連結ピン、144:
メタル、146:貫通孔、148:スプリング、20
0:ベルト、200a:基端部上面、200b:傾斜
面、201:支持枠、202:案内板、204:ガイド
プーリー、206:ドライブプーリー、208:ガイド
プーリー、210:ドライブプーリー、211:支軸、
212:ガイド板、213:バネ手段、214:ガイド
部材、214a:糸スライド斜面、216:ガイドロー
ル、A:整経ドラム、A1:支柱、A2:上部部材、A
3:下部部材、B:固定クリール、F:回転クリール、
G:ガイド手段、H,H1:ネジ孔、M:ボルト、N:
ボビン、W:サンプル整経機、Y:基台。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 整経ドラム側面に回転自在に設けられ、
    かつ整経ドラム上を所定の送り量で移動する複数本のコ
    ンベアベルト上に糸を巻付ける1本又は複数本のヤーン
    ガイドと、整経ドラムの長手方向側面に互いに平行に設
    置された複数本の綾取バーと、ボビンを仕掛けるクリー
    ルを保有するサンプル整経機において、整経ドラムのヤ
    ーンガイド側基端部上面でかつコンベアベルトと平行に
    短尺送りベルトを設け、この短尺送りベルトの上面がコ
    ンベアベルトの上面よりも整経ドラムの中心を中心とし
    た円周面よりも外方向に位置するよう設置し、ヤーンガ
    イドからの糸を短尺送りベルト上に巻付けた後、この短
    尺送りベルト上の糸をコンベアベルトに移し変えて整経
    をすることを特徴とする短尺送りベルト付サンプル整経
    機。
  2. 【請求項2】 前記短尺送りベルトの一方が下方に傾斜
    して形成されていることを特徴とする請求項1記載の短
    尺送りベルト付サンプル整経機。
  3. 【請求項3】 前記短尺送りベルトが前記コンベアベル
    トと同期して同方向へ移動することを特徴とする請求項
    1又は2記載の短尺送りベルト付サンプル整経機。
  4. 【請求項4】 前記短尺送りベルトが上下動可能に設け
    られることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記
    載の短尺送りベルト付サンプル整経機。
  5. 【請求項5】 前記短尺送りベルトのヤーンガイド側基
    端部にヤーンガイドからの糸をガイドするガイド手段を
    設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記
    載の短尺送りベルト付サンプル整経機。
  6. 【請求項6】 前記ガイド手段が短尺送りベルトの基端
    部に設けられた支軸に回転自在に取付けられ、先端部が
    下方に傾斜するよう常時付勢されるガイド部材と、この
    ガイド部材の先端部に回転自在に取付けられたガイドロ
    ーラからなることを特徴とする請求項5記載の短尺送り
    ベルト付サンプル整経機。
  7. 【請求項7】 前記ガイド手段が、前記ガイド部材の支
    軸の両側にガイド板を立設させた構成でありかつガイド
    板の片方又は両方が糸をガイドする形状を有することを
    特徴とする請求項5又は6記載の短尺送りベルト付サン
    プル整経機。
  8. 【請求項8】 前記ガイド手段が、前記短尺送りベルト
    の長手方向に摺動自在に設けられることを特徴とする請
    求項5〜7のいずれか1項記載の短尺送りベルト付サン
    プル整経機。
  9. 【請求項9】 前記ガイド手段が、前記短尺送りベルト
    に固定されていることを特徴とする請求項5〜7のいず
    れか1項記載のサンプル整経機。
  10. 【請求項10】 請求項8記載のサンプル整経機を用
    い、1本のヤーンガイドを用いて1本の糸を整経する場
    合は、前記ガイド手段がヤーンガイド1回転毎に糸の太
    さの半分よりも大なる距離Pだけ整経方向へ移動し、ヤ
    ーンガイドの回転数が回転巻設定値(整経長)に達する
    と距離P×回数巻設定値の距離Qだけクイックバック、
    即ち、スタート位置へ戻り、前記短尺送りベルトとコン
    ベアベルトが整経密度、即ち、整経幅÷整経総本数の距
    離R分整経方向へ移動することによって整列巻をするこ
    とを特徴とする同時整経本数が1本の場合の整列巻方
    法。
  11. 【請求項11】 請求項8記載のサンプル整経機を用
    い、複数本のヤーンガイドを用いて複数本の糸を同時整
    経する場合は、このガイド手段がヤーンガイド1回転毎
    に同時整経する複数本の糸の合糸太さの半分よりも大な
    る距離PNだけ整経方向へ移動し、ヤーンガイドの回転
    数が回転巻設定値(整経長)に達すると距離PN×回数
    巻設定値の距離QNだけクイックバック、即ち、スター
    ト位置に戻り、前記短尺ベルトとコンベアベルトが整経
    密度、即ち、整経幅÷整経総本数の距離Rに同時整経本
    数を掛けた距離RN分整経方向へ移動することによって
    整列巻をすることを特徴とする同時整経本数が複本数の
    場合の整列巻方法。
  12. 【請求項12】 請求項9記載のサンプル整経機を用
    い、1本のヤーンガイドを用いて1本の糸を整経する場
    合は、前記短尺送りベルトとコンベアベルトがヤーンガ
    イド1回転毎に糸の太さの半分よりも大なる距離Pだけ
    整経方向とは逆方向、即ち、ガイド手段方向へ移動し、
    ヤーンガイドの回転数が回数巻設定値(整経長)に達す
    ると距離P×回数巻設定値の距離Qと整経密度、即ち、
    整経幅÷整経総本数の距離Rを加えた距離T分整経方向
    へ高速移動することによって整列巻をすることを特徴と
    する同時整経本数が1本の場合の整列巻方法。
  13. 【請求項13】 請求項9記載のサンプル整経機を用
    い、複数本のヤーンガイドを用いて複数本の糸を同時整
    経する場合は、前記短尺送りベルトとコンベアベルトが
    ヤーンガイド1回転毎に同時整経する複数本の糸の合糸
    太さの半分よりも大なる距離PNだけ整経方向とは逆方
    向、即ち、ガイド手段方向へ移動し、ヤーンガイドの回
    転数が回数巻設定値(整経長)に達すると距離PN×回
    数巻設定値の距離QNと整経密度、即ち、整経幅÷整経
    総本数の距離Rに同時整経本数を掛けた距離RNを加え
    た距離TN分整経方向へ高速移動することによって整列
    巻をすることを特徴とする同時整経本数が複本数の場合
    の整列巻方法。
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