JP2002088134A - ポリウレタン成形体 - Google Patents

ポリウレタン成形体

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JP2002088134A JP2001157094A JP2001157094A JP2002088134A JP 2002088134 A JP2002088134 A JP 2002088134A JP 2001157094 A JP2001157094 A JP 2001157094A JP 2001157094 A JP2001157094 A JP 2001157094A JP 2002088134 A JP2002088134 A JP 2002088134A
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ホルスト・ミュールフェルト
Thomas Schauber
トーマス・シャウベル
Silke Wagener
ジルケ・ヴァーゲナー
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Carl Freudenberg KG
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】マイグレーションを生じることがある副生成物
を含まず、強い耐光性及び改善された耐熱性を有するポ
リウレタン成形体。 【解決手段】a)分子量450〜6000g/mol、
水酸基価が10〜235の脂肪族ポリオールと;b)前
記当量比が1.2:1.0〜16.0:1.0である、
脂肪族及び/又は脂環族ジイソシアネート;c)鎖延長
剤としての分子量60〜450g/molのジオール;
及びd)ポリウレタン鎖の末端にあるOH基及びウレタ
ン基の酸性水素原子と反応して分岐鎖反応を生じる、後
架橋に適した少なくとも二官能性の反応成分、との反応
により得られるポリウレタン成形体であって、成分a)
からc)の反応によって熱可塑性ポリウレタンを形成
し、熱可塑性ポリウレタンの100重量部に対して0.
2〜25重量部の成分d)と均質に混合し、成形体に形
成し、温度80〜240℃で後架橋する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高い耐光性並びに
改善された熱安定性を有するポリウレタン成形体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】DE2658136号公報及びDE42
03307号公報の記載により、様々な脂肪族ポリオー
ルと、1,4−ブタンジオールなどの鎖延長剤を含む1,6−
ヘキサメチレンイソシアネートとの混合物からなる、熱
塑性的加工が可能な成形材料が知られている。そこに記
載されているポリウレタン成形材料は、特に食品包装材
を製造するために、そしてまた装飾用途のフィルムを製
造するために使用することができる。
【0003】しかしながらこの知られたポリウレタン成
形材料は、自動車車内領域に使用できるとは保証されて
いない。ダッシュボード表面材料製造に用いられる素材
に対する自動車産業の要求が厳しくなり、その要求によ
ればこの表面材料は少なくとも130℃まで粒子安定性
及び熱光安定性とを持つべきであるとされるからであ
る。
【0004】食品包装材や、衛生または医療用の成形体
としても、高温蒸気殺菌ができるかどうかという問題が
あって十分に利用されてはいない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、高い
耐光性並びにより優れた高温形状安定性を有するポリウ
レタン成形体、及びその製造方法、並びにその使用方法
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明によ
れば、請求項1に述べられた様に入手可能のここに示さ
れる種類のポリウレタン成形体により解決される。
【0007】即ち、本発明によれば、a)分子量450
〜6000g/molであり、水酸基価(OH-Zahl)が1
0〜235である、1つ又はより多くの脂肪族ポリオー
ルと、 b)前記ポリオールに対する当量比が1.2:1.0〜
16.0:1.0である、脂肪族及び/又は脂環族ジイ
ソシアネート; c)鎖延長剤としての分子量60〜450g/molの
ジオールであって、前記ポリオールと該鎖延長剤のヒド
ロキシル基の合計に対するイソシアネート基の当量比を
100倍したものから計算されるNCO指数が90〜1
05の領域にあるジオール;及び d)ポリウレタン鎖の末端にあるOH基及びウレタン基
の酸性水素原子と反応して分枝鎖反応を生じる、後架橋
に適した少なくとも二官能性の反応成分、との反応(Ums
etzung)により得られるポリウレタン成形体であって、
第1段階で前記成分a)からc)の反応によって熱可塑
性ポリウレタンを形成し、第2段階でこの熱可塑性ポリ
ウレタン100重量部に対して0.2〜25重量部の成
分d)と均質に混合し、成形体に形成し、温度80〜2
40℃で後橋してなることを特徴とする、ポリウレタン
成形体が提供される。
【0008】驚くべきことに、脂肪族の直鎖で長鎖の熱
可塑性ポリウレタンは、高温の加工条件下で初めて、高
分子で分枝を有するポリウレタンを生じさせる潜在的な
反応性を持つ架橋剤成分を添加することにより明らかに
改善することができることがわかった。特に本発明のポ
リウレタン成形体は、高い高温安定性および熱光安定性
と高温形状安定性を示し、これらは下記の有利な諸特性
に反映されている。 (1) 射出成形、溶融押出し、溶融スピニング、焼結ま
たは溶融接着の各方法において加工性が良好であるこ
と。 (2) 結晶化挙動が良好であること。特に上記各方法に
おける経済的な加工プロセスのための再結晶が早いこ
と。 (3) 引張り、引き裂き及び引き裂き伝播に対する強度
が高いこと。 (4) 弾性諸特性が良好なこと。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のポリウレタン成形体の好
ましい構成を以下に示す。
【0010】ポリオール成分a)としては、エチレング
リコール、ジエチレングリコール、プロパンジオール、
ブタンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール
及びネオペンチルグリコールから選択される1種以上の
グリコールから得られるポリアジピン酸エステル、ポリ
カプロラクトン、ポリカーボネート、ポリテトラヒドロ
フラン;又は該ポリマーの組み合せ;並びに該ポリマー
の対応モノマーのコポリマー;又は該ポリマーの混合物
が使用されるのが好ましい。
【0011】成分b)としては、ヘキサメチレン−ジイ
ソシアネート、メチルペンタメチレン−ジイソシアネー
ト、エチル−ブタン−ジイソシアネート、イソホロン−
ジイソシアネート、シクロヘキサン−ジイソシアネー
ト、メチル−シクロヘキサン−ジイソシアネート及び/
又はジシクロヘキシルメタン−ジイソシアネート、並び
に対応する異性体混合物が使用されるのが好ましい。
【0012】成分c)としては、エタンジオール、ブタ
ンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、ジ
エチレングリコール、ジプロピレングリコール、シクロ
ヘキサンジオール及び/又はポリテトラメチレングリコ
ールが使用されるのが好ましい。
【0013】成分d)としては、脂肪族及び/又は脂環
族のジ−、トリ−及び/又はポリイソシアネート、ヘキ
サメチレン−ジイソシアネート、イソホロン−ジイソシ
アネート及び/又はジシクロヘキシルメタン−ジイソシ
アネートをベースとする、遊離又はブロックされたイソ
シアネート基及びアロファネート−、ビウレット−又は
ウレットジオン(Uretdion)−構造を有するイソシアネー
ト、並びに、遊離及び/又はブロックされたイソシアネ
ート基を有する脂肪族及び脂環族のジイソシアネートを
ベースとするポリウレタン−プレポリマーが使用される
のが好ましい。
【0014】成分d)としては、パラホルムアルデヒ
ド、メラミンホルムアルデヒド、ビスオキサゾリン及び
/又はエポキシ樹脂を使用するのが好ましい。
【0015】本発明に於いて、ポリウレタン成形体は次
のようにして製造される。すなわち、後記の成分a)〜
c)から熱可塑性成形材料が製造され、粉末または顆粒
の形態で成分d)とよく均質化され、均質化されたコン
パウンドは成形体へ形成され、温度80〜240℃で後
架橋される。こうして製造されたポリウレタン成形体
は、高い強度と、良好な弾性特性と、高い耐光性を持
つ。さらには少なくとも150℃までにおいては形状安
定性があり、表面材料として使用する場合、粒子安定性
に於いていかなる変化も示さない。
【0016】ポリウレタン成形体は次のようにして製造
するのが好ましい。すなわち、液体、ペーストまたは固
形物の形態の成分d)を、常温付近で回転ミキサー内で
回転させることにより、第1段階に於いて成分a)〜
c)から得られた熱可塑性ポリウレタンと混合する方法
である。熱可塑性ポリウレタン成形材料及び架橋成分
d)の混合物の貯蔵安定性は、これらの物質の反応性に
依存する。従って、例えば架橋剤である液体の脂肪族ジ
−またはトリ−イソシアネートの混合物は、貯蔵時間で
ある24時間以内であれば、熱塑性法により常温かつ一
定の加工条件で加工することができる。他方では、架橋
成分である固形物の二量体イソシアネートの混合物また
は末端基をブロックされたイソシアネートの混合物は、
複数カ月以上常温で貯蔵安定性がある。成分a)〜c)
を含む熱可塑性ポリウレタン成形材料と架橋剤成分d)
の混合物の加工は、高温での熱塑性法により行われる。
熱可塑性ポリウレタンと架橋成分の溶融と混合を同時に
行うことにより、各成分のさらなる完全な混和が得られ
る。架橋成分は高温で活性化され、ウレタン結合とヒド
ロキシル基を介して活性水素ラジカルの後架橋が行われ
る。高温形状安定性がより高い本発明のポリウレタン成
形体のための反応は、架橋成分の反応性に応じて、加工
プロセスの後ただちに、または数日の貯蔵期間の後初め
て終了する。
【0017】本発明のポリウレタン成形体の好ましい使
用として、次の用途が挙げられる。
【0018】1)自動車車内領域に使用する表面材料を
製造するための、ポリウレタン成形体の使用。
【0019】2)食品包装物を製造するための、ポリウ
レタン成形体の使用。
【0020】3)衛生および医療用の成形品及びフィル
ムを製造するためのポリウレタン成形体の使用。
【0021】4)繊維用の溶融接着剤及び接着用コンパ
ウンドを製造するための、ポリウレタン成形体の使用。
【0022】本発明により得られたポリウレタン成形体
は、下記の例が示すように、既知の脂肪族の熱塑性加工
可能なポリウレタン成形材料と比べて、いかなる機械的
または加工技術上の欠点も示さない。本発明により表面
材料として使用するとき、該成形体は以下の利点を備え
る: (i) 乾いていて、レザー状の手触り; (ii) 改善された溶剤、洗剤に対する耐性; (iii) 低減されたひっかき感度;並びに (iv) 改善された耐磨耗性。
【0023】その他本発明のポリウレタン成形体は、繊
維用途の溶融接着剤または接着コンパウンドとして使用
するとき、下記の利点がある: (I) 改善された洗濯およびドライクリーニングに対す
る耐性;及び (II) 改善された高温における接着性。
【0024】本発明によるポリウレタン成形体は、製造
の際、既知の充填剤、添加剤、難燃剤、エージング防止
剤、並びに加工補助剤と顔料を加えることができる。
【0025】
【実施例】本発明を下記の例によりさらに詳しく説明す
る。 実施例1 <混合物の組成>分子量2000で水酸基価が56であ
るポリカプロラクトンを100.00重量部;1,6−
ヘキサンジオールを15.57重量部;1,6−ヘキサ
メチレンジイソシアネートを30.00重量部 <製造方法>第1段階 ポリカプロラクトン、1,6−ヘキサンジオール、1,
6−ヘキサメチレンジイソシアネートを、反応容器内で
撹拌しながら80℃に加熱する。発熱反応により、温度
は約12分で180℃に上昇する。この温度で生成物を
ポリテトラフルオロエチレンフィルム上に注ぐ。約8時
間後、生成したプレートを顆粒に加工することができ
る。
【0026】こうして得られた熱可塑性ポリウレタン
は、下記の溶融特性を示す: 融点:160℃ 2.16kgで荷重時の、DIN ISO1133によ
るメルトインデックス 170℃で測定:17g/10分 200℃で測定:60g/10分 220℃で測定:144g/10分第2段階 第1段階から得た熱可塑性ポリウレタン100重量部
を、分子量478g/molかつイソシアネート含有量
が16重量%のトリイソシアネート(ビウレット構造を
有するヘキサメチレンジイソシアネートの縮合生成物)
の8.00重量部と、常温で1時間、回転ミキサーで混
合する。続いて、まだ良好な流動性を持つ粉末の混合物
を、既知のパウダー−スラッシュ法により、開放され、
加熱された工具内で、温度約225℃で厚さ1mmのフ
ィルムに焼結する。
【0027】得られた物質の下記の特性が測定された: 融点:190℃ 2.16kgで荷重時の、DIN ISO1133によ
るメルトインデックス 170℃で測定:測定できず 200℃で測定:測定できず 220℃で測定:8g/10分 140℃で500時間の成形部品の加熱エージング:表
面に変化なし、粒子構造に溶融なし 130℃で500時間の熱光エージング:着色なし、表
面に変化なし、粒子構造に溶融なし 実施例2第1段階 実施例1の第1段階に従って熱可塑性ポリウレタンを製
造した。第2段階 第1段階から得た熱可塑性ポリウレタンの100重量部
に、ウレットジオン構造を有するイソホロンジイソシア
ネートをベースとし、イソシアネート含有量が16重量
%である二量体イソシアネートを10.00重量部加え
た。
【0028】この物質に対し下記の特性が測定された: 融点:190〜195℃ 2.16kgで荷重時の、DIN ISO1133によ
るメルトインデックス 170℃で測定:測定できず 200℃で測定:測定できず 220℃で測定:65g/10分 140℃で500時間の成形部品の高温エージング:表
面に変化なし、粒子構造に溶融なし 130℃で500時間の熱光エージング:着色なし、表
面に変化なし、粒子構造に溶融なし 実施例3第1段階 実施例1の第1段階に従って熱可塑性ポリウレタンを製
造した。第2段階 第1段階から得た熱可塑性ポリウレタンの100重量部
に、パラホルムアルデヒドを3.00重量部、実施例1
と同様にして加えた。この物質に対し下記の特性が測定
された: 融点:もはや溶融不可能 2.16kgで荷重時の、DIN ISO1133によ
るメルトインデックス 170℃で測定:測定できず 200℃で測定:測定できず 220℃で測定:測定できず 140℃で500時間の成形部品の高温エージング:表
面に変化なし、粒子構造に溶融なし 130℃で500時間の熱光老化:着色なし、表面に変
化なし、粒子構造に溶融なし 比較例 実施例1の第1段階に従って得られた熱可塑性ポリウレ
タンを比較例として用いる。
【0029】比較例は、低い融点及び全測定範囲に対し
て測定可能なメルトインデックス、並びに高温エージン
グ及び熱光エージングについては120℃から表面およ
び粒子構造の変化を示した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08J 5/00 CFF C08J 5/00 CFF // C08L 75:04 C08L 75:04 (72)発明者 ジルケ・ヴァーゲナー ドイツ国69469ヴァィンハイム,アム・シ ュロースベルク・16 Fターム(参考) 3D023 BA01 BB01 3E086 AB01 BA02 BA15 BB41 BB75 CA01 4F071 AA53 BC07 4F201 AA31 AA42 AB03 AG01 AH26 BA01 BC02 BC12 BC33 BC37 BK01 BK11 4J034 BA08 CA04 HA01 HA07 HC03 HC17 HC22 HC46 HC52 HC61 HC71 HC73 LA01 LA02 LA07 LA16

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)分子量450〜6000g/mol
    であり、水酸基価(OH-Zahl)が10〜235である、1
    つ又はより多くの脂肪族ポリオールと、b)前記ポリオ
    ールに対する当量比が1.2:1.0〜16.0:1.
    0である、脂肪族及び/又は脂環族ジイソシアネート; c)鎖延長剤としての分子量60〜450g/molの
    ジオールであって、前記ポリオールと該鎖延長剤のヒド
    ロキシル基の合計に対するイソシアネート基の当量比を
    100倍したものから計算されるNCO指数が90〜1
    05の領域にあるジオール;及び d)ポリウレタン鎖の末端にあるOH基及びウレタン基
    の酸性水素原子と反応して分枝鎖反応を生じる、後架橋
    に適した少なくとも二官能性の反応成分、との反応(Ums
    etzung)により得られるポリウレタン成形体であって、
    第1段階で前記成分a)からc)の反応によって熱可塑
    性ポリウレタンを形成し、第2段階でこの熱可塑性ポリ
    ウレタン100重量部に対して0.2〜25重量部の成
    分d)と均質に混合し、成形体に形成し、温度80〜2
    40℃で後架橋してなることを特徴とする、ポリウレタ
    ン成形体。
  2. 【請求項2】 ポリオール成分a)が、エチレングリコ
    ール、ジエチレングリコール、プロパンジオール、ブタ
    ンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール及び
    ネオペンチルグリコールから選択される1種以上のグリ
    コールから得られるポリアジピン酸エステル、ポリカプ
    ロラクトン、ポリカーボネート、ポリテトラヒドロフラ
    ン;又は該ポリマーの組み合せ;並びに該ポリマーの対
    応モノマーのコポリマー;又は該ポリマーの混合物であ
    る、請求項1に記載のポリウレタン成形体。
  3. 【請求項3】 成分b)が、ヘキサメチレン−ジイソシ
    アネート、メチルペンタメチレン−ジイソシアネート、
    エチル−ブタン−ジイソシアネート、イソホロン−ジイ
    ソシアネート、シクロヘキサン−ジイソシアネート、メ
    チル−シクロヘキサン−ジイソシアネート及び/又はジ
    シクロヘキシルメタン−ジイソシアネート、並びに対応
    する異性体混合物である、請求項1または請求項2に記
    載のポリウレタン成形体。
  4. 【請求項4】 成分c)が、エタンジオール、ブタンジ
    オール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、ジエチ
    レングリコール、ジプロピレングリコール、シクロヘキ
    サンジオール及び/又はポリテトラメチレングリコール
    である、請求項1から3までのいずれか1項に記載のポ
    リウレタン成形体。
  5. 【請求項5】 成分d)が、脂肪族及び/又は脂環族の
    ジ−、トリ−及び/又はポリイソシアネート、ヘキサメ
    チレン−ジイソシアネート、イソホロン−ジイソシアネ
    ート及び/又はジシクロヘキシルメタン−ジイソシアネ
    ートをベースとする、遊離又はブロックされたイソシア
    ネート基及びアロファネート−、ビウレット−又はウレ
    ットジオン(Uretdion)−構造を有するイソシアネート、
    並びに、遊離及び/又はブロックされたイソシアネート
    基を有する脂肪族及び脂環族のジイソシアネートをベー
    スとするポリウレタン−プレポリマーである、請求項1
    から4までのいずれか1項に記載のポリウレタン成形
    体。
  6. 【請求項6】 成分d)が、パラホルムアルデヒド、メ
    ラミンホルムアルデヒド、ビスオキサゾリン及び/又は
    エポキシ樹脂である、請求項1から4までのいずれか1
    項に記載のポリウレタン成形体。
  7. 【請求項7】 第1段階で成分a)〜c)から熱可塑性
    ポリウレタン成形材料を製造し、第2段階ではこれを粉
    末または顆粒の形態で成分d)とよく均質化し、均質化
    された材料を成形体に形成し、温度80〜240℃で後
    架橋することを特徴とする、請求項1から6までのいず
    れか1項に記載のポリウレタン成形体を製造する方法。
  8. 【請求項8】 液体、ペーストまたは固形物の形態の成
    分d)を、常温付近で回転ミキサー内で回転させること
    により、第1段階に於いて成分a)からc)から得られ
    た熱可塑性ポリウレタンと混合することを特徴とする、
    請求項7に記載のポリウレタン成形体の製造方法。
  9. 【請求項9】 自動車車内領域に使用する表面材料を製
    造するための、請求項1から6までのいずれか1項に記
    載のポリウレタン成形体の使用。
  10. 【請求項10】 食品包装物を製造するための、請求項
    1から6までのいずれか1項に記載のポリウレタン成形
    体の使用。
  11. 【請求項11】 衛生及び医療用の成形体及びフィルム
    を製造するための、請求項1から6までのいずれか1項
    に記載のポリウレタン成形体の使用。
  12. 【請求項12】 繊維用の溶融接着剤及び接着用コンパ
    ウンドを製造するための、請求項1から6までのいずれ
    か1項に記載のポリウレタン成形体の使用。
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