JP2002087976A - テストステロン5α−レダクターゼ阻害剤及びアンドロゲン受容体結合阻害剤、抗男性ホルモン剤、養毛化粧料、前立腺肥大抑制剤並びに健康補助食品 - Google Patents

テストステロン5α−レダクターゼ阻害剤及びアンドロゲン受容体結合阻害剤、抗男性ホルモン剤、養毛化粧料、前立腺肥大抑制剤並びに健康補助食品

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テストステロン5α−レダクターゼ阻害作用
及び/又はアンドロゲン受容体結合阻害作用を有する新
規な植物抽出物を見い出し、男性型禿頭、多毛症、脂漏
症など、男性ホルモン刺激の増大に基づく前記各症状に
適した治療、予防のための新規な抗男性ホルモン剤、養
毛化粧料等を提供する。 【構成】 紅豆杉、烏欖、幌傘楓、穿心蓮からなる群か
ら選ばれた1種若しくは2種以上の植物を、水、親水性
有機溶媒、親水性有機溶媒と水との混液などの水系溶媒
を用いて抽出し、本発明に係るテストステロン5α−レ
ダクターゼ阻害剤及びアンドロゲン受容体結合阻害剤並
びにテストステロン5α−レダクターゼ阻害作用及び/
又はアンドロゲン受容体結合阻害作用を有する抗男性ホ
ルモン剤を得る。また、これらのテストステロン5α−
レダクターゼ阻害剤及び/又はアンドロゲン受容体結合
阻害剤を用いて、養毛化粧料、前立腺肥大抑制剤、健康
補助食品を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テストステロン5
α−レダクターゼ阻害剤及びアンドロゲン受容体結合阻
害剤、抗男性ホルモン剤、養毛化粧料、前立腺肥大抑制
剤並びに健康補助食品に関する。具体的に言うと、テス
トステロンを活性型5α−ジヒドロテストステロン(活
性型5α−DHT)に還元するテストステロン5α−レ
ダクターゼの作用を阻害する新規なテストステロン5α
−レダクターゼ阻害剤及びテストステロンから生じた5
α−DHTが受容体と結合するのを阻害する新規なアン
ドロゲン受容体結合阻害剤、テストステロン5α−レダ
クターゼ阻害作用及び/又はアンドロゲン受容体結合阻
害作用を有する植物抽出物よりなる新規な抗男性ホルモ
ン剤並びに前記テストステロン5α−レダクターゼ阻害
剤及び/又は前記アンドロゲン受容体結合阻害剤を利用
した養毛化粧料及び前立腺肥大抑制剤並びに健康補助食
品に関する。
【0002】
【従来の技術】多くのステロイドホルモンは産生臓器か
ら分泌された分子型で受容体と結合してその作用を発現
するが、アンドロゲンと総称された男性ホルモンの場
合、例えばテストステロンは標的臓器の細胞内に入って
テストステロン5α−レダクターゼにより5α−DHT
に還元されてから受容体と結合し、アンドロゲンとして
の作用を発現する。
【0003】アンドロゲンは重要なホルモンであるが、
それが過度に作用すると、男性型禿頭、多毛症、脂漏
症、座瘡、前立腺肥大症、前立腺腫瘍、男児性早熟等、
さまざまな好ましくない症状を誘発する。そこで、従来
から、これらの各種症状を改善するために過剰のアンド
ロゲンの作用を抑制する方法、具体的には、テストステ
ロンを活性型5α−DHTに還元するテストステロン5
α−レダクターゼの作用を阻害することにより活性型5
α−DHTを生じるのを抑制する方法と、テストステロ
ンから生じた5α−DHTが受容体と結合するのを阻害
することによりアンドロゲン活性を発現させない方法と
が検討され、その結果シプロテロンアセテート、オキセ
ンドロン、酢酸クロルマジノン等の有効性が確認され
た。
【0004】しかしながら、これらはステロイドホルモ
ン誘導体であるため、ホルモン様作用等の好ましくない
副作用を有するという欠点があった。
【0005】一方、幾つかの生薬や植物体からの植物抽
出物について、テストステロン5α−レダクターゼ阻害
作用(例えば特開昭60−1466829号公報参
照)、5α−DHTとその受容体との結合を阻害する作
用(例えば特開昭64−3126号公報参照)等が知ら
れているが、本発明で活性成分抽出原料となった紅豆
杉、烏欖、幌傘楓、穿心蓮については、テストステロン
5α−レダクターゼ阻害剤としての作用及びアンドロゲ
ン受容体結合阻害剤としての作用については知られてお
らず、抗男性ホルモン剤としての利用は知られていなか
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、テス
トステロン5α−レダクターゼ阻害作用及びアンドロゲ
ン受容体結合阻害作用を有する新規な植物抽出物を見い
出し、強力で安全な抗男性ホルモン剤を提供すると共
に、前記症状に適した治療、予防のための新規な前立腺
肥大抑制剤等を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るテストステ
ロン5α−レダクターゼ阻害剤は、紅豆杉、烏欖、幌傘
楓、穿心蓮からなる群から選ばれた1種若しくは2種以
上の植物抽出物よりなることを特徴としている。また、
アンドロゲン受容体結合阻害剤は、紅豆杉、烏欖、幌傘
楓、穿心蓮からなる群から選ばれた1種若しくは2種以
上の植物抽出物よりなることを特徴としている。
【0008】また、本発明に係る抗男性ホルモン剤は、
紅豆杉、烏欖、幌傘楓、穿心蓮からなる群から選ばれた
1種若しくは2種以上の植物抽出物であって、テストス
テロン5α−レダクターゼ阻害作用及び/又はアンドロ
ゲン受容体結合阻害作用を有することを特徴としてい
る。
【0009】さらに、本発明に係る養毛化粧料及び前立
腺肥大抑制剤並びに健康補助食品は、それぞれ本発明に
係るテストステロン5α−レダクターゼ阻害剤及び/又
はアンドロゲン受容体結合阻害剤を含有することを特徴
としている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明についてさらに詳細
に説明すると、本発明に係るテストステロン5α−レダ
クターゼ阻害剤は、紅豆杉(コウトウサン)、烏欖(ウ
ラン)、幌傘楓(コウサンフウ)、穿心蓮(センシンレ
ン)からなる群から選ばれた1種若しくは2種以上の植
物抽出物からなるものであって、テストステロン5α−
レダクターゼ活性阻害物質を有効成分として含有するも
のである。
【0011】また、本発明に係るアンドロゲン受容体結
合阻害剤は、紅豆杉、烏欖、幌傘楓、穿心蓮からなる群
から選ばれた1種若しくは2種以上の植物抽出物であっ
て、アンドロゲン受容体結合阻害物質を有効成分として
含有するものである。
【0012】さらに、本発明に係る抗男性ホルモン剤
は、紅豆杉、鳥欖、幌傘楓、穿心蓮からなる群から選ば
れた1種若しくは2種以上の植物抽出物であって、テス
トステロン5α−レダクターゼ阻害作用及び/又はアン
ドロゲン受容体結合阻害作用を有するものである。
【0013】本発明においては、上記植物は、通例乾燥
した状態で使用され、その使用部位も限定されるもので
はないが、抽出効率の観点から、次に述べるごとく各植
物に属した部位が好ましく用いられる。具体的に言え
ば、紅豆杉(コウトウサン)は、常緑高木であるイチイ
科の植物Taxus chinensis(Pilg.)Rehd.であって、主に
地上部が好適に使用される。また、烏欖(ウラン)は、
常緑高木であるカンラン科の植物Canarium pimela Koen
igであって、本発明においては葉部が好適に使用され
る。さらに、幌傘楓(コウサンフウ)は、常緑高木であ
るウコギ科の植物Heteropanax fragrans(Roxb.)Seem.で
あって、本発明においてはこの葉部が好適に使用され
る。穿心蓮(センシンレン)は草木であるキツネノマゴ
科の植物Andrographis paniculata(Burm.f.)Neesであっ
て、主に葉部が好適に用いられる。なお、穿心蓮には白
髪予防、改善効果(特開平4−202115号公報参
照)及び美白効果(特開平9−30946号公報参照)
が知られているが、これら4種の植物がテストステロン
5α−レダクターゼ阻害作用及びアンドロゲン受容体結
合阻害作用を有することは知られていない。
【0014】また、これら植物から得られるテストステ
ロン5α−レダクターゼ阻害物質及びアンドロゲン受容
体結合阻害物質の詳細は不明であるが、上記植物から各
種の溶媒を用いて得られた植物抽出物に両阻害活性が認
められる。本発明に係る植物抽出物は、水、エタノール
やイソプロパノールなどの各種脂肪族低級アルコール、
1,3−ブチレングリコール、エチレングリコール、グ
リセリン、イソプロピレングリコールなどの親水性有機
溶媒、これら各種親水性有機溶媒の混液及びこれらの親
水性有機溶媒と水との混液などの各種水系溶媒を用いて
得られ、この植物抽出物が、高いテストステロン5α−
レダクターゼ阻害作用及びアンドロゲン受容体結合阻害
作用を示す。しかも、これらの水系溶媒は取扱いが容易
で、抽出作業が比較的容易に行なえる。
【0015】これらの抽出対象植物は、一般的には各部
位を乾燥した後、中切、細切したり、あるいは粉砕して
用いられる。このとき、抽出方法や抽出条件等も特に限
定されるものではないが、好適には重量比で用いる植物
量の5〜15倍量の前記抽出溶媒に浸漬し、常温ないし
90℃程度の加熱・加温下で、ゆるやかに撹拌しながら
可溶性成分を溶出させる。この後、当該抽出液をろ過又
は遠心分離し、固液分離して目的となる抽出物を得る。
【0016】こうして得られた抽出液はそのまま、本発
明に係るテストステロン5α−レダクターゼ阻害剤及び
アンドロゲン受容体結合阻害剤あるいは抗男性ホルモン
剤として用いることもできるが、活性が低い場合もある
ため、適宜濃縮したエキス状物、あるいは、例えばスプ
レードライなどの方法を用いてさらに乾固させ、乾燥エ
キスとして用いることも可能である。また、上記活性を
阻害しない範囲で、必要に応じて簡単な精製処理を施し
てもよい。このエキス状物や乾燥エキスもそのまま用い
たり、あるいはデンプンや乳糖などの各種賦形剤を添加
して用いることができるのは言うまでもない。
【0017】また、本発明においては、上記のごとく得
られた植物抽出物を単独であるいは2種以上を用いても
よく、あるいは、抽出時において、上記植物を2種以上
用いて抽出してもよいのはもちろんである。
【0018】こうして得られた本発明に係るテストステ
ロン5α−レダクターゼ阻害剤は、男性型禿頭、多毛
症、脂漏症、座瘡、前立腺肥大症等、テストステロン5
α−レダクターゼの活性過多、テストステロン分泌過多
に起因する各種症状に用いることができる。また本発明
に係るアンドロゲン受容体結合阻害剤も男性型禿頭、多
毛症、脂漏症、座瘡、前立腺肥大症等、5α−DHTが
アンドロゲン受容体と結合することに起因する各種症状
に用いられる。すなわち本発明に係る抗男性ホルモン剤
は、テストステロン5α−レダクターゼの作用を阻害す
ること及び/又は5α−DHTがアンドロゲン受容体と
結合するのを阻害することに意義あるすべての用途に用
いられる。
【0019】また、これらの植物抽出物は、一般的な植
物抽出物の製剤化による公知の方法により単独で、ある
いは適当な助剤を用いて、外皮用剤、内服液剤、内服固
形剤、注射剤、座剤等各種製剤化され、任意の皮膚外用
剤、化粧料、医薬部外品、医薬品等の構成成分として広
く利用することができ、特に養毛化粧料及び前立腺肥大
抑制剤並びに健康補助食品の主剤として好適なものであ
る。 前立腺肥大抑制剤としては錠剤、カプセル剤、散
剤、液剤等が可能である。養毛化粧料としては、例え
ば、ヘアトニック、ヘアクリーム、ヘアリキッド、ヘア
ローション、ポマード、ヘアシャンプー、ヘアリンス、
クリーム、化粧水、乳液、パック剤、軟膏、浴用剤等、
任意の剤形が可能である。健康補助食品としては例えば
清涼飲料水、飴・チューインガム等の和洋菓子、乳製品
その他の畜産加工品等が可能である。
【0020】製剤中における植物抽出物の配合量は、適
宜、使用目的、性別、症状等を考慮して検討すればよい
が、植物抽出物の量として約0.005〜10重量%で
ある。また、上記各植物は古来より薬用植物として使用
されてきており、その安全性は確認されているものであ
って、これらの植物抽出物を用いた上記医薬品や化粧品
等においても、副作用なく使用できるものである。な
お、本発明に係る4種の植物抽出物の1種または2種以
上を組み合わせて配合してもよいのは言うまでもない。
【0021】さらに、本発明に係る養毛化粧料及び前立
腺肥大抑制剤並びに健康補助食品には、これらのテスト
ステロン5α−レダクターゼ阻害作用あるいはアンドロ
ゲン受容体結合阻害作用を妨げない限り、養毛化粧料及
び前立腺肥大抑制剤並びに健康補助食品の製造に通常用
いられる各種主剤及びその他の任意の助剤を使用するこ
とができる。
【0022】これらの養毛化粧料及び前立腺肥大抑制剤
並びに健康補助食品の主剤として併用可能なものとして
具体的に挙げると次のとおりである。収斂剤として、ク
エン酸又はその塩類、酒石酸又はその塩類、乳酸又はそ
の塩類、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウムカリウ
ム、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム、アラ
ントインジヒドロキシアルミニウム、パラフェノールス
ルホン酸亜鉛、硫酸亜鉛、ジユエキス、エイジツエキ
ス、ハマメリスエキス、ゲンノショウコエキス、茶カテ
キン類、プロアントシアニジン類、ガイヨウエキス、オ
ドリコソウエキス、オトギリソウエキス、ダイオウエキ
ス、ヤグルマソウエキス、スギナエキス、キズタエキ
ス、キューカンバーエキス、マロニエエキス、サルビア
エキス、メリッサエキス、タマリンドハスクエキス等が
挙げられる。
【0023】また、殺菌・抗菌剤として、安息香酸、安
息香酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸エステル、塩化
ジステアリルメチルアンモニウム、塩化ベンゼトニウ
ム、塩化アルキルジアミノエチルグリシン液、塩酸クロ
ルヘキシジン、オルトフェニルフェノール、感光素10
1号、感光素201号、サリチル酸、サリチル酸ナトリ
ウム、ソルビン酸、ハロカルバン、レゾルシン、パラク
ロロフェノール、フェノキシエタノール、ビサボロー
ル、ヒノキチオール、メントール、キトサン、キトサン
分解物、ジユエキス、クジンエキス、エンメイソウエキ
ス、ビワエキス、ウワウルシエキス、ホップエキス、ユ
ッカエキス、アロエエキス、ケイヒエキス、ガジュツエ
キス、油溶性甘草エキス(カンゾウ疎水性フラボノイ
ド、グラブリジン、グラブレン、リコカルコンA)等が
挙げられる。
【0024】また、紫外線吸収剤として、β−イソプロ
ピルフラノン誘導体、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチ
ル、オキシベンゾン、オキシベンゾンスルホン酸、テト
ラヒドロキシベンゾフェノン、ジヒドロキシジメトキシ
ベンゾフェノン、ジヒドロキシベンゾフェノン、シノキ
サート、ジイソプロピルケイヒ酸メチル、メトキシケイ
ヒ酸オクチル、パラアミノ安息香酸グリセリル、パラジ
メチルアミノ安息香酸アミル、パラジメチル安息香酸オ
クチル、パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸エチ
ル、ブチルメトキシジベンゾイルメタン、酸化チタン、
β−カロチン、γ−オリザノール、コメヌカエキス、ア
ロエエキス、カバノキエキス、シラカンバエキス、カミ
ツレエキス、コゴメグサエキス、セイヨウサンザシエキ
ス、ヘンナエキス、チョウチグルミエキス、マロニエエ
キス、イチョウ葉エキス、カミツレエキス、油溶性カン
ゾウエキス等が挙げられる。
【0025】さらに保湿剤として、セリン、グリシン、
スレオニン、アラニン、コラーゲン、加水分解コラーゲ
ン、ヒドロネクチン、フィブロネクチン、ケラチン、エ
ラスチン、ローヤルゼリー、コンドロイチンヘパリン、
グリセロリン脂質、スフィンゴリン脂質、スフィンゴ糖
脂質、リノール酸又はそのエステル類、エイコサペンタ
エン酸又はそのエステル類、ペクチン、アルゲコロイ
ド、ビフィズス菌発酵物、乳酸発酵物、酵母抽出物、レ
イシ菌糸体培養物又はその抽出物、小麦胚芽油、アボガ
ド油、米胚芽油、ホホバ油、ダイズリン脂質、γ−オリ
ザノール、ビロウドアオイエキス、ヨクイニンエキス、
ジオウエキス、タイソウエキス、カイソウエキス、キダ
チアロエエキス、ゴボウエキス、マロニエエキス、マン
ネンロウエキス、アルニカエキス、モモ葉エキス、小麦
フスマ、コメヌカエキス等が挙げられる。
【0026】また、細胞賦活剤として、胎盤抽出物、リ
ボフラビン又はその誘導体、ピリドキシン又はその誘導
体、ニコチン酸又はその誘導体、パントテン酸又はその
誘導体、α−トコフェロール又はその誘導体、アルニカ
エキス、ニンジンエキス、ナタネニンジンエキス、エゾ
ウコギエキス、ヘチマエキス(サポニン)、シコンエキ
ス、シラカンバエキス、オウバクエキス、ボタンピエキ
ス、シャクヤクエキス、ムクロジエキス、ベニバナエキ
ス、アシタバエキス、ビワ葉エキス、ヒキオコシエキ
ス、ユキノシタエキス、黄杞エキス、サルビアエキス、
ニンニクエキス、マンネンロウエキス等が挙げられる。
【0027】消炎・抗アレルギー剤として、アズレン、
アラントイン、アミノカプロン酸、インドメタシン、塩
化リゾチーム、イプシロンアミノカプロン酸、オキシベ
ンゾン、グリチルリチン酸又はその誘導体、グリチルレ
チン酸又はその誘導体、感光素301号、感光素401
号、塩酸ジフェンヒドラミン、トラネキサム酸又はその
誘導体、アデノシンリン酸、エストラジオール、エスロ
ン、エチニルエストラジオール、コルチゾン、ヒドロコ
ルチゾン、プレドニゾン、プロゲステロン、コルチコス
テロン、アルニカエキス、インチンコウエキス、サンシ
シエキス、ジュウヤクエキス、カンゾウエキス、トウキ
エキス、ヨモギエキス、ワレモコウエキス、リンドウエ
キス、サイコエキス、センキュウエキス、ボウフウエキ
ス、セイヨノコギリソウエキス、オウレンエキス、シソ
エキス、マロニエエキス、オウゴンエキス等が挙げられ
る。
【0028】抗酸化・活性酸素消去剤として、ジブチル
ヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、没
食子酸プロピル、バイカリン、バイカレイン、スーパー
オキサイドディスムターゼ、カタラーゼ、ローズマリー
エキス、メリッサエキス、オウゴンエキス、エイジツエ
キス、ビワ葉エキス、ホップエキス、ハマメリスエキ
ス、シャクヤクエキス、セージエキス、キナエキス、カ
ミツレエキス、ユーカリエキス、シソエキス、イチョウ
葉エキス、タイムエキス、カルダモンエキス、キャラウ
ェイエキス、ナツメグエキス、メースエキス、ローレル
エキス、クローブエキス、ターメリックエキス、ヤナギ
タデエキス等が挙げられる。
【0029】さらに、助剤として併用可能なものを次に
挙げると、油脂類として、大豆油、アマニ油、キリ油、
ゴマ油、ヌカ油、綿実油、ナタネ油、サフラワー油、ト
ウモロコシ油、オリーブ油、椿油、アーモンド油、ヒマ
シ油、落花生油、カカオ油、モクロウ、ヤシ油、パーム
核油、牛脂、ミンク油、卵黄油、ホホバ油、月見草油、
馬油等が挙げられる。
【0030】ロウ類として、カルナウバロウ、キャンデ
リラロウ、蜜ロウ、サラシ蜜ロウ、鯨ロウ、セラック
ス、ラノリン類等が挙げられる。
【0031】また、炭化水素類として、流動パラフィ
ン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス、セレシ
ン、スクワラン、ポリエチレン末が挙げられる。
【0032】脂肪酸類としては、ステアリン酸、リノー
ル酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ヘベ
ニン酸、ラノリン酸、オレイン酸、ウンデシレン酸、イ
ソステアリン酸等が挙げられる。
【0033】さらにアルコール類として、ラウリルアル
コール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ラ
ノリンアルコール、水添ラノリンアルコール、オレイル
アルコール、ヘキサデシルアルコール、2−オクチルド
デカノール、グリセリン、ソルビトール、プロピレング
リコール、1,3−ブチレングリコール、エチレングリ
コール及びその重合体、ブドウ糖、白糖、コレステロー
ル、フィトステロール、セトステアリルアルコール等が
挙げられる。
【0034】また、エステル類として、オレイン酸デシ
ル、ステアリン酸ブチル、ミリスチン酸ミリスチル、ラ
ウリン酸ヘキシル、パルミチン酸イソプロピル、ミリス
チン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、
ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、ジオレイン酸プロ
ピレングリコール、フタル酸ジエチル、モノステアリン
酸プロピレングリコール、モノステアリン酸エチレング
リコール、モノステアリン酸グリセリン、トリミリスチ
ン酸グリセリン、酢酸ラノリン、乳酸セチル等が挙げら
れる。
【0035】また、界面活性剤として、陰イオン性界面
活性剤、陽イオン性界面活性剤、両イオン性界面活性
剤、非イオン性界面活性剤が挙げられる。
【0036】そして香料には、メントール、カルボン、
オイゲノール、アネトール、ハッカ油、スペアミント
油、ペパーミント油、ユーカリ油、アニス油その他各種
動植物からのオイル状香料が挙げられる。
【0037】また、本発明に係るテストステロン5α−
レダクターゼ阻害剤及びアンドロゲン受容体結合阻害剤
並びに抗男性ホルモン剤は、脱毛の予防や治療の目的
で、ドッグフード等、愛玩動物や家畜のための食品にも
添加することができる。
【0038】
【実施例】以下、本発明に係る実施例を示し、本発明に
ついてさらに詳細に説明する。 (実施例1)各植物(紅豆杉、烏欖、幌傘楓、穿心蓮)
の乾燥物を細切したものそれぞれ100gに表1に示す
抽出溶媒1000mlを加え、還流抽出器で2時間加熱
抽出し、熱時濾過した。残渣についてさらに同様の抽出
処理を行った。その後、得られた抽出液を合せて減圧下
に濃縮し、さらに乾燥して各種植物抽出物を得た。各例
による収率を表1に示す。
【0039】
【表1】
【0040】〔テストステロン5α−レダクターゼ阻害
作用〕実施例において得られた紅豆杉、烏欖、幌傘楓、
穿心蓮の50v/v%エタノール抽出物について、下記の
試験方法によりテストステロン5α−レダクターゼ阻害
作用の試験を行った。
【0041】(試験方法)テストステロン(東京化成
(株)製)4.2mgをプロピレングリコール1mlに
溶解し、その20μlに、NADPH(オリエンタル酵
母(株)製)を濃度1mg/mlとなるように溶解した
5mMトリス塩酸緩衝液(pH7.2)825μlを加
えて混合する。さらに、各試料のエタノール溶液若しく
は50v/v%エタノール溶液及び蒸留水のそれぞれ80
μlにS−9(ラット肝臓ホモジネート:オリエンタル
酵母(株)製)75μlをそれぞれ加えて混合し、37
℃で30分間インキュベートする。その後、塩化メチレ
ン1mlを加えて反応を停止させ、激しく振とうする。
その後、遠心分離し、塩化メチレン層を分取して、反応
生成物であるジヒドロキシテストステロン、アンドロス
タンジオール等の反応生成物をガスクロマトグラフィー
により定量する。別にコントロールとして、試料溶液の
代わりに試料溶媒を同量(80μl)用いた場合につい
て同様に処理して、反応生成物を定量する。コントール
における反応生成物量(総ピーク面積量)に対する試料
添加時における反応生成物量(総ピーク面積量)の比率
を算出し、テストステロン5α−レダクターゼ活性阻害
率(%)を求めた。
【0042】こうして、試料添加時における試料濃度を
種々変化させて、各濃度におけるテストステロン5α−
レダクターゼ活性阻害率(%)を求め、その結果から内
挿法により、酵素活性を50%阻害する試料濃度IC50
を求めた。その結果を、表2に示す。
【0043】
【表2】
【0044】〔アンドロゲン受容体結合阻害作用〕実施
例により得られた紅豆杉の50v/v%エタノール抽出
物、烏欖、幌傘楓及び穿心蓮の各エタノール抽出物につ
いて、下記の試験方法によりアンドロゲン受容体結合阻
害作用を試験した。
【0045】(試験方法)アンドロゲン依存症マウス乳
癌細胞SC−3細胞を、2%FBS含有MEM培地(以
下MEM−2培地と略す)を用いて1.0×104cells
/well/100μlの細胞密度にて96穴マイクロプレ
ートに播種、37℃、5%CO2−95%airの下で
培養した。24時間後、試料及び10-9モル濃度となる
ようにDHTを添加した0.5%BSA含有HamF1
2十MEM培地(以下HMB培地と略す)に培地を交換
して48時間培養した。その後、培地を0.97mMの
MTTを含むMEM−2培地に交換し、2時間培養後、
培地をイソプロパノールに交換して細胞内に生成したブ
ルーホルマザンを抽出した。溶出したブルーホルマザン
を含有するイソプロパノールについて、ブルーホルマザ
ンの吸収極大点がある570nmにおける吸光度As1
を測定する。なお、付着細胞の影響を補正するため、同
時に650nmにおける吸光度も測定し、両吸光度の差
をもってブルーホルマザンの生成量に比例する値とする
(下記結合阻害率の計算式における吸光度As0、Ab
1、Ab0はこの補正済み吸光度である。)。次にDH
Tの代わりに試料のみを添加して上記の培養を行い、補
正用の吸光度As0を測定する。また、試料を添加しな
いHMB培地で培養を行い、それぞれDHTを添加した
場合の吸光度Ab1及び添加しなかった場合の吸光度A
b0を測定し、次式により、アンドロゲン受容体結合阻
害率(%)を求めた。 アンドロゲン受容体結合阻害率(%)={1−(As1
−As0)/(Ab1−Ab0)}×100
【0046】試料溶液の濃度を段階的に変化させて上記
阻害率の測定を行い、各濃度におけるアンドロゲン受容
体結合阻害率(%)を求め、その結果から内挿法によ
り、アンドロゲンの結合を50%阻害する試料濃度IC
50を求めた。その結果を表3に示す。
【0047】
【表3】 〔脱毛抑制作用〕実施例により得られた烏欖のエタノー
ル抽出物を含有する養毛化粧料について、下記の方法に
より脱毛抑制作用を試験した。
【0048】(試験方法)男性型脱毛症及び頭部脂漏性
皮膚炎の症状を有する30歳から45歳までの男性10
人を5人ずつの使用群と不使用群とに2分し、使用群に
は実施例による烏欖のエタノール抽出物を0.2w/w%
(固形分)含有する50v/v%エタノール水溶液を3週
間、一日2回、朝と夜に通常使用しているヘアトニック
に代えて使用してもらった。不使用群には、通常使用し
ているヘアトニックに代えて50v/v%エタノール水溶
液を、同じ条件で使用してもらった。試験開始日と試験
終了日に同一条件で全員に洗髪してもらい、そのときの
脱毛本数を計測した。なお、条件を整えるため、これら
脱毛本数計測のための洗髪の24時間前にも同一の条件
で洗髪した。その試験結果を表4に示す。
【0049】
【表4】
【0050】なお上記使用試験において、本発明の実施
例による烏欖のエタノール抽出物を含む50v/v%エタ
ノール水溶液の使用により、皮膚又は頭皮に対する刺激
性や感作性は認められず、その副作用も認められなかっ
た。さらに、表4に示すように脱毛率に明確な低下が見
られ、良好に脱毛を防ぐことが確認できた。
【0051】〔製剤例〕次に上記で得られた植物抽出物
を用いて以下の製剤例を製造したところ、いずれの製剤
例においても、良好な製剤を得ることができた。
【0052】 (製剤例1 錠剤) 実施例1による烏欖水抽出物 0.2(重量部) 乳糖 95.0 ステアリン酸マグネシウム 0.01 着色料 微 量 香料 適 量 上記成分分量に基づき、錠剤製造の常法により処理し
て、本発明に係る前立腺肥大抑制剤である錠剤を製造し
た。
【0053】 (製剤例2 ヘアトニック) 精製水 70.0(重量部) 実施例1による幌傘楓エタノール抽出物 0.2 塩酸ピリドキシン 0.1 レゾルシン 0.01 D−パントテニルアルコール 0.1 グリチルリチン酸ジカリウム 0.1 センブリ抽出液リキッドET 0.2 l−メントール 0.05 1,3−ブチレングリコール 4.0 ニンジンエキス 0.5 クジンエキス 0.3 エタノール 25.0 香料 適 量 上記成分分量に基づき、ヘアトニック製造の常法により
処理して、本発明に係る養毛化粧料であるヘアトニック
を製造した。
【0054】 (製剤例3 ヘアローション) 実施例1による烏欖50v/v%エタノール抽出物 0.1(重量部) 1,3−ブチレングリコール 6.0 エタノール 8.0 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(40E.O.) 1.0 ポリオキシソルビタンモノステアレート(20E.O.) 1.5 ステアリルグリチルレチネート 0.2 エンメイソウエキス 0.5 酢酸トコフェロール 0.05 パラオキシ安息香酸メチル 0.1 フェノキシエタノール 0.3 香料 0.05 精製水 残 量 全量 100.0 上記成分分量に基づき、ヘアローション製造の常法によ
り処理して、本発明に係る養毛化粧料であるヘアローシ
ョンを製造した。
【0055】 (製剤例4 育毛剤) 実施例1による紅豆杉50v/v%エタノール抽出物 0.5(重量部) ヒノキチオール 0.1 グリチルレチン酸 0.1 セファランチン 0.02 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(20E.O.) 1.5 1,3−ブチレングリコール 3.0 エタノール 60.0 酢酸トコフェロール 0.1 センブリエキス 0.3 精製水 残 量 全量 100.0 上記成分分量に基づき、育毛剤の常法により処理して、
本発明に係る養毛化粧料である育毛剤を製造した。
【0056】 (製剤例5 シャンプー) 実施例1による穿心蓮50v/v%エタノール抽出物 0.05(重量部) 実施例1による烏欖水抽出物 0.15 ポリオキシエチレンラウリル硫酸 トリエタノールアミン塩 14.0 エチレングリコールジステアレート 2.0 ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 4.0 ラウリン酸ジエタノールアミド 5.0 グリセリン 2.0 ケラチン加水分解物 3.0 ムクロジエキス 0.2 黄杞エキス 0.5 オウバクエキス 0.3 ローズマリーエキス 0.5 パラオキシ安息香酸 0.1 香料 0.05 精製水 残 量 全量 100.0 上記成分分量に基づき、シャンプーの常法により処理し
て、本発明に係る養毛化粧料であるシャンプーを製造し
た。
【0057】 (製剤例6 ローション) 精製水 70.0(重量部) 実施例1による紅豆杉50v/v%エタノール抽出物 0.2 グリチルリチン酸ジカリウム 0.2 1,3−ブチレングリコール 4.0 オレイルアルコール 4.0 ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート(20E.O.) 1.5 ポリオキシエチレンラウリルエーテル(20E.O.) 0.5 エタノール 15.0 防腐剤 適 量 香料 適 量 上記成分分量に基づき、ローション製造の常法により処
理して、本発明に係る抗男性ホルモン剤であるローショ
ンを製造した。
【0058】 (製剤例7 クリーム) ステアリルグリチルレチネート 0.1(重量部) 実施例1による烏欖エタノール抽出物 0.2 ビーズワックス 10.0 セタノール 5.0 親水ラノリン 8.0 スクワラン 35.5 グリセリルモノステアレート 2.0 γ−オリザノール 0.05 精製水 40.0 ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート(20E.O.) 2.0 ポリエチレングリコール 0.5 防腐剤 適 量 香料 適 量 上記成分分量に基づきクリーム製造の常法により処理し
て、本発明に係る抗男性ホルモン剤であるクリームを製
造した。
【0059】 (製剤例8 飴) ショ糖 70(重量部) 水飴 30 クエン酸 1 香料 0.1 実施例1による幌傘楓エタノール抽出物 0.01 上記成分分量に基づき飴製造の常法により処理して、本
発明に係る健康補助食品である飴を製造した。
【0060】 (製剤例9 チューインガム) チューインガムベース 70(重量部) ショ糖 54 水飴 20 軟化剤 4 香料(ハッカ油) 1 実施例1による紅豆杉50v/v%エタノール抽出物 1 上記成分分量に基づきチューインガム製造の常法により
処理して、本発明に係る健康補助食品であるチューイン
ガムを製造した。
【0061】なお、上記本発明の製剤例である養毛化粧
料等は、いずれも良好な保存安定性を示した。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば副作用が少なく新規なテ
ストステロン5α−レダクターゼ阻害剤及びアンドロゲ
ン受容体結合阻害剤を提供することができる。これらの
阻害剤により、抗男性ホルモン剤として、男性型禿頭、
多毛症、脂漏症、座瘡、前立腺肥大症、前立腺腫瘍、男
児性早熟等、過量のテストステロン又は5α−DHTが
アンドロゲン受容体と結合することによる各症状の改善
あるいは予防に大きく貢献できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 17/14 A61P 17/14 43/00 111 43/00 111 C12N 9/99 C12N 9/99 // A23G 3/00 101 A23G 3/00 101 3/30 3/30 (72)発明者 岸田 直子 広島県尾道市向東町14703番地の10 丸善 製薬株式会社内 Fターム(参考) 4B014 GB06 GB07 GB13 GK06 4B018 LE01 MD61 ME14 4C083 AA111 AA112 AC012 AC022 AC072 AC102 AC122 AC392 AC432 AC442 AC472 AC482 AC542 AC642 AC712 AC782 AC852 AD042 AD442 AD512 AD532 AD552 AD632 AD662 CC32 CC37 CC38 EE22 4C088 AB12 AB16 BA08 MA02 MA07 MA52 MA63 NA14 ZA81 ZA92 ZC20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紅豆杉、鳥欖、幌傘楓、穿心蓮からなる
    群から選ばれた1種若しくは2種以上の植物抽出物より
    なるテストステロン5α−レダクターゼ阻害剤。
  2. 【請求項2】 紅豆杉、鳥欖、幌傘楓、穿心蓮からなる
    群から選ばれた1種若しくは2種以上の植物抽出物より
    なるアンドロゲン受容体結合阻害剤。
  3. 【請求項3】 紅豆杉、鳥欖、幌傘楓、穿心蓮からなる
    群から選ばれた1種若しくは2種以上の植物抽出物であ
    って、テストステロン5α−レダクターゼ阻害作用及び
    /又はアンドロゲン受容体結合阻害作用を有することを
    特徴とする抗男性ホルモン剤。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のテストステロン5α−レ
    ダクターゼ阻害剤及び/又は請求項2記載のアンドロゲ
    ン受容体結合阻害剤を含有することを特徴とする養毛化
    粧料。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のテストステロン5α−レ
    ダクターゼ阻害剤及び/又は請求項2記載のアンドロゲ
    ン受容体結合阻害剤を含有することを特徴とする前立腺
    肥大抑制剤。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のテストステロン5α−レ
    ダクターゼ阻害剤及び/又は請求項2記載のアンドロゲ
    ン受容体結合阻害剤を含有することを特徴とする健康補
    助食品。
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