JP2002087271A - 手押し車 - Google Patents
手押し車Info
- Publication number
- JP2002087271A JP2002087271A JP2000274454A JP2000274454A JP2002087271A JP 2002087271 A JP2002087271 A JP 2002087271A JP 2000274454 A JP2000274454 A JP 2000274454A JP 2000274454 A JP2000274454 A JP 2000274454A JP 2002087271 A JP2002087271 A JP 2002087271A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leg
- rear leg
- pivotally attached
- rod
- front leg
- Prior art date
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- Pending
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- Carriages For Children, Sleds, And Other Hand-Operated Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 前後左右に折畳み可能な手押し車の横揺れを
防止する。 【解決手段】 後脚32の上部へ形成されている肘掛3
8と、側方強化手段44と、前脚連結部材と、後脚連結
部材と、下端部が一側の後脚33へ枢着され上端部が他
側の前脚31へ枢着され中間部が回動可能に連結されて
いるX形状に配置されている後方開閉杆55と、下端部
が一側の前脚へ枢着され上端部が他側の座杆37へ枢着
され中間部が回動可能に連結されているX形状に配置さ
れている前方開閉杆61と、下端部が前脚連結部材を構
成している1側の剛性部材に枢着され上端部が他側の座
杆に枢着されているX状に配置されている前方横揺れ防
止手段65と、下端部が後脚連結部材を構成している1
側の剛性部材に枢着され上端部が他側の座杆に枢着され
ているX状に配置されている後方横揺れ防止手段66
と、を有し、後脚が肘掛38に対してスライド可能とし
た。
防止する。 【解決手段】 後脚32の上部へ形成されている肘掛3
8と、側方強化手段44と、前脚連結部材と、後脚連結
部材と、下端部が一側の後脚33へ枢着され上端部が他
側の前脚31へ枢着され中間部が回動可能に連結されて
いるX形状に配置されている後方開閉杆55と、下端部
が一側の前脚へ枢着され上端部が他側の座杆37へ枢着
され中間部が回動可能に連結されているX形状に配置さ
れている前方開閉杆61と、下端部が前脚連結部材を構
成している1側の剛性部材に枢着され上端部が他側の座
杆に枢着されているX状に配置されている前方横揺れ防
止手段65と、下端部が後脚連結部材を構成している1
側の剛性部材に枢着され上端部が他側の座杆に枢着され
ているX状に配置されている後方横揺れ防止手段66
と、を有し、後脚が肘掛38に対してスライド可能とし
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般には、シルバ
ーカー又は老人車と呼ばれている主に足腰に不安を抱く
年配者が買い物や散歩等において使用するのに便利な手
押し車に関する。しかし、本件発明の手押し車は、シル
バーカーに限定されるものではなくベビーカー、ショッ
ピングカー、歩行リハビリ用の車その他の手押し車を含
むものである。本発明は、より詳細には、前後方向及び
幅方向の双方向に折り込み可能な手押し車の改良に関す
る。
ーカー又は老人車と呼ばれている主に足腰に不安を抱く
年配者が買い物や散歩等において使用するのに便利な手
押し車に関する。しかし、本件発明の手押し車は、シル
バーカーに限定されるものではなくベビーカー、ショッ
ピングカー、歩行リハビリ用の車その他の手押し車を含
むものである。本発明は、より詳細には、前後方向及び
幅方向の双方向に折り込み可能な手押し車の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】足腰等が幾分弱くなった年配者が路上を
安全に歩行するための補助具としての手押し車(通常、
シルバーカー又は老人車と呼称されている)は近年多く
の種類が発表されている。例えば、安全に路上を歩行出
来るための歩行補助機能を具備すると共に、歩行中疲れ
たときにはいつでもどこでも腰を降ろすことが可能なよ
うに着座可能な座部を備えたもの、ショッピングカーと
しても使用出来るように買い物を収納出来る買い物収納
スペースを備えたもの、等がある。
安全に歩行するための補助具としての手押し車(通常、
シルバーカー又は老人車と呼称されている)は近年多く
の種類が発表されている。例えば、安全に路上を歩行出
来るための歩行補助機能を具備すると共に、歩行中疲れ
たときにはいつでもどこでも腰を降ろすことが可能なよ
うに着座可能な座部を備えたもの、ショッピングカーと
しても使用出来るように買い物を収納出来る買い物収納
スペースを備えたもの、等がある。
【0003】これらの手押し車は、多くの場合、不使用
時には、これを僅かな空間へ収納可能なように折り畳み
が出来る構成となっている。出願人は先に図5―図7に
示すような前後方向及び幅方向の双方向に折り込み可能
な手押し車1について開示した(特開平11―1157
63号)。この手押し車1は、前脚2と、後脚3と、押
棒4と、一端を後脚3へ中間部を前脚2へ対して枢着手
段5、6によって枢着されている座杆7と、一端が左右
の前脚2に対して枢動可能に装着され他端が枢着手段8
の周りに互いに回動自在に支持されている一対の前脚連
結部材10(図6)と、一端が左右の後脚3に対して枢
動可能に装着され他端が枢着手段11の回りに互いに回
動自在に支持されている一対の後脚連結部材12(図
6)と、下端部が各前脚連結部材10の中心位置よりも
枢着手段8側に近い部分に枢着され上端部が各座杆7の
前記枢着手段5と枢着手段6の間に枢着されている牽引
杆13と、下端部が一方の後脚3へ枢着され上端部が他
方の前脚2へ枢着され中間部が枢着手段14によって回
動可能に連結されている概ねX形状に配置されている開
閉杆15と、一端が該開閉杆15の各々の枢着手段14
より上方の部分に枢動自在に連結され他端が枢着手段1
6により互いに回動自在に支持されている一対の操作杆
17と、枢着手段16と枢着手段11とを連結している
連結部材20と、から構成されている。そして、後脚3
の上端部が前脚2に対してスライダー部材18を介して
滑動する状態に配置されており、かつスライダー部材1
8が前脚2に枢着されており、後脚3の上端部が該スラ
イダー部材18内部の孔9に沿って滑動出来るようにな
っている。
時には、これを僅かな空間へ収納可能なように折り畳み
が出来る構成となっている。出願人は先に図5―図7に
示すような前後方向及び幅方向の双方向に折り込み可能
な手押し車1について開示した(特開平11―1157
63号)。この手押し車1は、前脚2と、後脚3と、押
棒4と、一端を後脚3へ中間部を前脚2へ対して枢着手
段5、6によって枢着されている座杆7と、一端が左右
の前脚2に対して枢動可能に装着され他端が枢着手段8
の周りに互いに回動自在に支持されている一対の前脚連
結部材10(図6)と、一端が左右の後脚3に対して枢
動可能に装着され他端が枢着手段11の回りに互いに回
動自在に支持されている一対の後脚連結部材12(図
6)と、下端部が各前脚連結部材10の中心位置よりも
枢着手段8側に近い部分に枢着され上端部が各座杆7の
前記枢着手段5と枢着手段6の間に枢着されている牽引
杆13と、下端部が一方の後脚3へ枢着され上端部が他
方の前脚2へ枢着され中間部が枢着手段14によって回
動可能に連結されている概ねX形状に配置されている開
閉杆15と、一端が該開閉杆15の各々の枢着手段14
より上方の部分に枢動自在に連結され他端が枢着手段1
6により互いに回動自在に支持されている一対の操作杆
17と、枢着手段16と枢着手段11とを連結している
連結部材20と、から構成されている。そして、後脚3
の上端部が前脚2に対してスライダー部材18を介して
滑動する状態に配置されており、かつスライダー部材1
8が前脚2に枢着されており、後脚3の上端部が該スラ
イダー部材18内部の孔9に沿って滑動出来るようにな
っている。
【0004】この手押し車を折畳むときには、操作杆1
7の枢動手段16を上方へ操作する。その後、押棒4を
互いに接近すると、手押し車の前後方向及び幅方向の折
り畳みが同時に達成できるのである。
7の枢動手段16を上方へ操作する。その後、押棒4を
互いに接近すると、手押し車の前後方向及び幅方向の折
り畳みが同時に達成できるのである。
【0005】より詳細に述べると、手押し車を図5に示
す拡開位置(使用状態)から図7に示す折畳み位置(収
納位置)へ移行するためには、初めに操作杆17の枢動
手段16を図5及び図6の拡開位置へロックされている
位置から上方へ引き上げる。これにより操作杆17がX
形状に配置されている開閉杆15を枢動手段14の周り
に回転させ、左右の前脚2の上方部及び左右の後脚3の
下方部を互いに接近可能とする。これと同時に上方の枢
動手段16に対してベルト等の可撓性の連結部材20に
よって連結されており該枢動手段16の上方移動に連動
して上方へ移動する後脚連結部材12の中間の枢動手段
11が上方に移動し左右の後脚3の下方部が互いに接近
することを可能とする。
す拡開位置(使用状態)から図7に示す折畳み位置(収
納位置)へ移行するためには、初めに操作杆17の枢動
手段16を図5及び図6の拡開位置へロックされている
位置から上方へ引き上げる。これにより操作杆17がX
形状に配置されている開閉杆15を枢動手段14の周り
に回転させ、左右の前脚2の上方部及び左右の後脚3の
下方部を互いに接近可能とする。これと同時に上方の枢
動手段16に対してベルト等の可撓性の連結部材20に
よって連結されており該枢動手段16の上方移動に連動
して上方へ移動する後脚連結部材12の中間の枢動手段
11が上方に移動し左右の後脚3の下方部が互いに接近
することを可能とする。
【0006】次いでU字形押棒4の上方横行部を互に連
結している連結杆21を進行方向後方へ引く。この結
果、左右の押棒4が互いに中心方向へ接近し同時に前脚
2が互いに中心方向へ接近し、よって該X形状に配置さ
れている開閉杆15が枢動手段14の周りに回転し、相
対的に、座杆7を支持している後脚3の枢着手段5の位
置が降下し、かつ、座杆7を支持している前脚2の枢着
手段6の位置が上昇する。そのため該座杆7が、図7に
示すように立ち上がる。その結果、牽引杆13が前脚連
結部材10の枢動手段8の位置を下降する。こうして、
左右の前脚12及び後脚14が互いに接近する。
結している連結杆21を進行方向後方へ引く。この結
果、左右の押棒4が互いに中心方向へ接近し同時に前脚
2が互いに中心方向へ接近し、よって該X形状に配置さ
れている開閉杆15が枢動手段14の周りに回転し、相
対的に、座杆7を支持している後脚3の枢着手段5の位
置が降下し、かつ、座杆7を支持している前脚2の枢着
手段6の位置が上昇する。そのため該座杆7が、図7に
示すように立ち上がる。その結果、牽引杆13が前脚連
結部材10の枢動手段8の位置を下降する。こうして、
左右の前脚12及び後脚14が互いに接近する。
【0007】同時にまた、開閉杆15が枢動手段14の
周りに回転することにより、前輪及び後輪が互いに接近
し、後脚3の上端部がスライダー部材18の孔19内を
下方へスライドし、後脚3の長さを伸ばす。このため、
手押し車1は前後方向及び幅方向に同時に折り込まれ、
最終的に図7に示す位置をとる。この位置では、前輪及
び後輪が互いに前後方向及び幅方向に接近しているが、
共に同一面上に配置されており、その自立性は完全に保
証されており、折り畳みと同時に装置が転倒することは
無い。
周りに回転することにより、前輪及び後輪が互いに接近
し、後脚3の上端部がスライダー部材18の孔19内を
下方へスライドし、後脚3の長さを伸ばす。このため、
手押し車1は前後方向及び幅方向に同時に折り込まれ、
最終的に図7に示す位置をとる。この位置では、前輪及
び後輪が互いに前後方向及び幅方向に接近しているが、
共に同一面上に配置されており、その自立性は完全に保
証されており、折り畳みと同時に装置が転倒することは
無い。
【0008】一方、図7に示す折り畳み位置から図5及
び図6に示す拡開位置とする場合には、単に押棒4の横
行部前方へ回動する。これにより、開閉杆15、前脚連
結部材10、後脚連結部材12、牽引棒13、座杆7等
が拡開作用と反対の動作を行うことにより手押し車は迅
速に拡開位置を獲得するのである。
び図6に示す拡開位置とする場合には、単に押棒4の横
行部前方へ回動する。これにより、開閉杆15、前脚連
結部材10、後脚連結部材12、牽引棒13、座杆7等
が拡開作用と反対の動作を行うことにより手押し車は迅
速に拡開位置を獲得するのである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような手押し車1
は、折畳み作業及び拡開作業が容易でかつ部品点数が少
なく、極めて有用なものとして市場に受入れられてい
る。
は、折畳み作業及び拡開作業が容易でかつ部品点数が少
なく、極めて有用なものとして市場に受入れられてい
る。
【0010】しかしながら、大量の買い物を手押し車へ
収納し、その状態で座部へ着座した場合に、手押し車が
多少横揺れすることがある。これは、上述の手押し車に
おいては、横揺れ防止の機能を果たすための主要部材で
あるX形状に配置した部材が、一対の開閉杆15のみで
あることに起因するものと思われる。
収納し、その状態で座部へ着座した場合に、手押し車が
多少横揺れすることがある。これは、上述の手押し車に
おいては、横揺れ防止の機能を果たすための主要部材で
あるX形状に配置した部材が、一対の開閉杆15のみで
あることに起因するものと思われる。
【0011】そこで本件発明は、かかる横揺れを防止す
ることを主目的とした手押し車を提供する。更に、この
発明は、上述の手押し車と同様に前後方向及び左右方向
に折畳むことが出来、不使用時の収納場所が少なくてす
む手押し車を提供する。
ることを主目的とした手押し車を提供する。更に、この
発明は、上述の手押し車と同様に前後方向及び左右方向
に折畳むことが出来、不使用時の収納場所が少なくてす
む手押し車を提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで本件発明における
手押し車においては、前脚31と、前脚31へ対して枢
動可能に配置されている後脚33と、前脚31の上部に
形成されており両側の前脚を連結しており中間部にて折
り畳める構造となっている押棒34と、一端を後脚33
へ中間部を前脚31へそれぞれ枢着されている座杆37
と、後脚33の上部へ形成されている肘掛38と、側方
強化手段44と、一端が左右の前脚31に対して枢動可
能に装着され他端が互いに回動自在に支持されている前
脚連結部材49と、一端が左右の後脚33に対して枢動
可能に装着され他端が互いに回動自在に支持されている
後脚連結部材52と、下端部が一側の後脚33へ枢着さ
れ上端部が他側の前脚31へ枢着され中間部が互に回動
可能に連結されている概ねX形状に配置されている後方
開閉杆55と、下端部が一側の前脚31へ枢着され上端
部が他側の座杆37へ枢着され中間部が互に回動可能に
連結されている概ねX形状に配置されている前方開閉杆
61と、下端部が前脚連結部材49を構成している1側
の剛性部材へ対して枢着され上端部が他側の座杆37へ
対して枢着されている互いにX状に配置されている前方
横揺れ防止手段65と、下端部が後脚連結部材52を構
成している1側の剛性部材51へ対して枢着され上端部
が他側の座杆37へ対して枢着されている互いにX状に
配置されている後方横揺れ防止手段66と、を有してお
り、後脚33が肘掛38に対してスライド可能となって
いる。
手押し車においては、前脚31と、前脚31へ対して枢
動可能に配置されている後脚33と、前脚31の上部に
形成されており両側の前脚を連結しており中間部にて折
り畳める構造となっている押棒34と、一端を後脚33
へ中間部を前脚31へそれぞれ枢着されている座杆37
と、後脚33の上部へ形成されている肘掛38と、側方
強化手段44と、一端が左右の前脚31に対して枢動可
能に装着され他端が互いに回動自在に支持されている前
脚連結部材49と、一端が左右の後脚33に対して枢動
可能に装着され他端が互いに回動自在に支持されている
後脚連結部材52と、下端部が一側の後脚33へ枢着さ
れ上端部が他側の前脚31へ枢着され中間部が互に回動
可能に連結されている概ねX形状に配置されている後方
開閉杆55と、下端部が一側の前脚31へ枢着され上端
部が他側の座杆37へ枢着され中間部が互に回動可能に
連結されている概ねX形状に配置されている前方開閉杆
61と、下端部が前脚連結部材49を構成している1側
の剛性部材へ対して枢着され上端部が他側の座杆37へ
対して枢着されている互いにX状に配置されている前方
横揺れ防止手段65と、下端部が後脚連結部材52を構
成している1側の剛性部材51へ対して枢着され上端部
が他側の座杆37へ対して枢着されている互いにX状に
配置されている後方横揺れ防止手段66と、を有してお
り、後脚33が肘掛38に対してスライド可能となって
いる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例につき図面
を参照しながら述べる。なお、本件発明は上記発明(特
開平11―115763号)の改良であり、折畳み作業
及び拡開作業の方式及び手順は、上述の図5―図7に示
す手押し車の場合と実質的に同一であるので、必要に応
じて、図5―図7を参照しながら述べる。また、本件発
明の手押し車を前方又は後方から見ると、その構造が実
質的に左右対称となっているため、必要な場合以外は、
一方の構成のみについて述べる。また、そのため、前後
方向からの違いがより明確になるように図2において
は、図面の中心線の左側には本件発明の手押し車を前方
から見た構造を示し、右側には本件発明の手押し車を後
方から見た構造を示している。同様に図1においては、
使用時即ち拡開時を実線で示し、収納時即ち折畳み時を
破線で示し、部材の関連を容易に理解出来るようにして
いる。
を参照しながら述べる。なお、本件発明は上記発明(特
開平11―115763号)の改良であり、折畳み作業
及び拡開作業の方式及び手順は、上述の図5―図7に示
す手押し車の場合と実質的に同一であるので、必要に応
じて、図5―図7を参照しながら述べる。また、本件発
明の手押し車を前方又は後方から見ると、その構造が実
質的に左右対称となっているため、必要な場合以外は、
一方の構成のみについて述べる。また、そのため、前後
方向からの違いがより明確になるように図2において
は、図面の中心線の左側には本件発明の手押し車を前方
から見た構造を示し、右側には本件発明の手押し車を後
方から見た構造を示している。同様に図1においては、
使用時即ち拡開時を実線で示し、収納時即ち折畳み時を
破線で示し、部材の関連を容易に理解出来るようにして
いる。
【0014】本件発明が、先の発明と実質的に異なる点
は、本発明においては、先の発明における押棒を前脚の
上方へ一体的に設けたこと、先の発明におけるスライダ
ー部材の先端部に肘掛を一体的に設けたこと、手押し車
の横揺れを防止するための複数の横揺れ防止手段を設け
たことである。
は、本発明においては、先の発明における押棒を前脚の
上方へ一体的に設けたこと、先の発明におけるスライダ
ー部材の先端部に肘掛を一体的に設けたこと、手押し車
の横揺れを防止するための複数の横揺れ防止手段を設け
たことである。
【0015】図面を参照すると、この手押し車30は、
概括的には、下端に前輪を備えた前脚31と、下端に後
輪を備え上部を枢動手段32によって前脚31へ対して
枢動可能に配置されている後脚33と、前脚31の上部
に形成されており両側の前脚を連結しており中間部にて
折り畳める構造となっている、図6に示すと同様の、公
知のU字形状の押棒34と、一端を後脚33へ対して前
記枢動手段32の下方位置にて更に中間部を前脚31へ
対して前記枢動手段32の下方位置にてそれぞれピン等
の枢着手段35、36によって枢着されている座杆37
と、後脚33の上部にそれぞれ形成されている肘掛38
と、一端が1側の前脚31へ枢着されている第1部材40
と一端が1側の後脚32へ対して枢動手段35の下方位
置にて枢着されている第2部材41と第1部材の他端と第
2部材の他端とを枢着しているピン等の枢着手段42と
一端が1側の挫杆37の前方位置へ枢着され他端が枢着
手段42へ枢着されている第3部材43とより形成され
ている左右一対の側方強化手段44と、を有している。
概括的には、下端に前輪を備えた前脚31と、下端に後
輪を備え上部を枢動手段32によって前脚31へ対して
枢動可能に配置されている後脚33と、前脚31の上部
に形成されており両側の前脚を連結しており中間部にて
折り畳める構造となっている、図6に示すと同様の、公
知のU字形状の押棒34と、一端を後脚33へ対して前
記枢動手段32の下方位置にて更に中間部を前脚31へ
対して前記枢動手段32の下方位置にてそれぞれピン等
の枢着手段35、36によって枢着されている座杆37
と、後脚33の上部にそれぞれ形成されている肘掛38
と、一端が1側の前脚31へ枢着されている第1部材40
と一端が1側の後脚32へ対して枢動手段35の下方位
置にて枢着されている第2部材41と第1部材の他端と第
2部材の他端とを枢着しているピン等の枢着手段42と
一端が1側の挫杆37の前方位置へ枢着され他端が枢着
手段42へ枢着されている第3部材43とより形成され
ている左右一対の側方強化手段44と、を有している。
【0016】より詳細には、後脚33は、下端に後輪を
有している管状の後脚本体33aと、下方部分が該後脚
本体33a内へ挿入され枢着手段35によって本体33
aへ対して固着されており上方部分が該本体33aから
上方へ突き出している案内棒33b(図1に破線にて示
している)と、を有しており、該案内棒33bが概ねL
字形状を有しており枢動手段32によって前脚31へ枢
着されている肘掛38の前記該枢着手段32の下方部分
へ滑動可能に挿入されている。
有している管状の後脚本体33aと、下方部分が該後脚
本体33a内へ挿入され枢着手段35によって本体33
aへ対して固着されており上方部分が該本体33aから
上方へ突き出している案内棒33b(図1に破線にて示
している)と、を有しており、該案内棒33bが概ねL
字形状を有しており枢動手段32によって前脚31へ枢
着されている肘掛38の前記該枢着手段32の下方部分
へ滑動可能に挿入されている。
【0017】また、前脚31の上部へ装着されている押
棒34は、前脚31へ対して該前脚の軸線周りに回転自
在な縦方向部分34aと、中間部に折り曲げ自在な折り
曲げ手段34bを有している横方向部分34cと、より
構成されている。この構成は公知のものである。
棒34は、前脚31へ対して該前脚の軸線周りに回転自
在な縦方向部分34aと、中間部に折り曲げ自在な折り
曲げ手段34bを有している横方向部分34cと、より
構成されている。この構成は公知のものである。
【0018】更に、この手押し車30は、図2に示すよ
うに、一端が左右の前脚31に対して枢動可能に装着さ
れ他端がピン等の枢着手段47の回りに互いに回動自在
に支持されている一対の剛性部材48(右側の剛性部材
48は後方から見ると後述する後脚連結部材を構成して
いる剛性部材と重なっており、図面上においては見えな
い)からなる前脚連結部材49と、同様に一端が左右の
後脚33に対して連結具46を介して枢動可能に装着さ
れ他端がピン等の枢着手段50(図面上においては枢着
手段47と重なっている)の回りに互いに回動自在に支
持されている一対の剛性部材51(左側の剛性部材51
は前方から見ると後述する後脚連結部材を構成している
剛性部材と重なっており、図面上においては見えない)
からなる後脚連結部材52と、下端部が一側の後脚33
へ枢着され上端部が他側の前脚31へ枢着され中間部が
ピン等の枢着手段54によって互に回動可能に連結され
ている概ねX形状に配置されている後方開閉杆55と、
下端部が一側の前脚31へ枢着され上端部が他側の座杆
37へ枢着されそれらの中間部がピン等の枢着手段60
によって互に回動可能に連結されている概ねX形状に配
置されている前方開閉杆61と、を有している。
うに、一端が左右の前脚31に対して枢動可能に装着さ
れ他端がピン等の枢着手段47の回りに互いに回動自在
に支持されている一対の剛性部材48(右側の剛性部材
48は後方から見ると後述する後脚連結部材を構成して
いる剛性部材と重なっており、図面上においては見えな
い)からなる前脚連結部材49と、同様に一端が左右の
後脚33に対して連結具46を介して枢動可能に装着さ
れ他端がピン等の枢着手段50(図面上においては枢着
手段47と重なっている)の回りに互いに回動自在に支
持されている一対の剛性部材51(左側の剛性部材51
は前方から見ると後述する後脚連結部材を構成している
剛性部材と重なっており、図面上においては見えない)
からなる後脚連結部材52と、下端部が一側の後脚33
へ枢着され上端部が他側の前脚31へ枢着され中間部が
ピン等の枢着手段54によって互に回動可能に連結され
ている概ねX形状に配置されている後方開閉杆55と、
下端部が一側の前脚31へ枢着され上端部が他側の座杆
37へ枢着されそれらの中間部がピン等の枢着手段60
によって互に回動可能に連結されている概ねX形状に配
置されている前方開閉杆61と、を有している。
【0019】又、更にこの手押し車は、下端部が前脚連
結部材49を構成している1側の剛性部材48へ対して
それぞれ他方の剛性部材に近接した位置へ枢着され上端
部が他側の座杆37へ対して枢動手段35,36の間の
位置へ枢着されている互いにX状に配置されている前方
横揺れ防止手段65と、下端部が後脚連結部材52を構
成している1側の剛性部材51へ対してそれぞれ当該剛
性部材のほぼ中間付近へ枢着され上端部が他側の座杆3
7へ対して枢動手段36の前方位置であって側方強化手
段44の第3部材43の端部が枢着されている位置より
も後方の位置へ枢着されている互いにX状に配置されて
いる後方横揺れ防止手段66と、を有している。
結部材49を構成している1側の剛性部材48へ対して
それぞれ他方の剛性部材に近接した位置へ枢着され上端
部が他側の座杆37へ対して枢動手段35,36の間の
位置へ枢着されている互いにX状に配置されている前方
横揺れ防止手段65と、下端部が後脚連結部材52を構
成している1側の剛性部材51へ対してそれぞれ当該剛
性部材のほぼ中間付近へ枢着され上端部が他側の座杆3
7へ対して枢動手段36の前方位置であって側方強化手
段44の第3部材43の端部が枢着されている位置より
も後方の位置へ枢着されている互いにX状に配置されて
いる後方横揺れ防止手段66と、を有している。
【0020】更に、この手押し車30は、図1に示すよ
うに、前脚31の下方部分に、公知のように中央部分に
て折畳み可能なそれ自体公知の足置き台68が左右の前
脚間に対して、上下方向に枢動可能に装着されている
(図1には上方に回転した位置にて示しており、図2に
は下方に位置した使用状態位置にて示している)。ま
た、図2において、符号69は公知の一対のブレーキレ
バーを示しているが、図1においては、図面の明確化の
ために省略している。なお、当該ハンドブレーキレバー
によって制動作用をする制動装置は、公知であるので詳
述しない。
うに、前脚31の下方部分に、公知のように中央部分に
て折畳み可能なそれ自体公知の足置き台68が左右の前
脚間に対して、上下方向に枢動可能に装着されている
(図1には上方に回転した位置にて示しており、図2に
は下方に位置した使用状態位置にて示している)。ま
た、図2において、符号69は公知の一対のブレーキレ
バーを示しているが、図1においては、図面の明確化の
ために省略している。なお、当該ハンドブレーキレバー
によって制動作用をする制動装置は、公知であるので詳
述しない。
【0021】押棒部分34及び肘掛部分38には例えば
発泡体その他の材料から構成される緩衝部材が配置され
使用者が使用しやすいようにしている。前脚31(実施
例においては例えば円形断面のパイプ部材により構成さ
れているが、これに限定されるものではなく、矩形断面
のパイプ部材、平板部材又は丸棒部材その他の形状のも
のによっても構成可能である。前脚以外の他の部材につ
いても同様である。)の下端に取り付けられている前輪
は、手押し車30の操作者がその操作を容易に行えるよ
うに、公知のキャスター手段及びキャスター止め手段を
介して該前脚31へ装着されている。なお、このキャス
ター手段には必要に応じてばね等の弾性体が装備され公
知の様に歩行時の振動を吸収するように構成されること
も出来る。なお、図面においては前輪及び後輪は片側に
2個、全体で8個装備されているが、これに限定される
ものでない。
発泡体その他の材料から構成される緩衝部材が配置され
使用者が使用しやすいようにしている。前脚31(実施
例においては例えば円形断面のパイプ部材により構成さ
れているが、これに限定されるものではなく、矩形断面
のパイプ部材、平板部材又は丸棒部材その他の形状のも
のによっても構成可能である。前脚以外の他の部材につ
いても同様である。)の下端に取り付けられている前輪
は、手押し車30の操作者がその操作を容易に行えるよ
うに、公知のキャスター手段及びキャスター止め手段を
介して該前脚31へ装着されている。なお、このキャス
ター手段には必要に応じてばね等の弾性体が装備され公
知の様に歩行時の振動を吸収するように構成されること
も出来る。なお、図面においては前輪及び後輪は片側に
2個、全体で8個装備されているが、これに限定される
ものでない。
【0022】図3に示すように、前脚連結部材49を構
成している剛性部材48の端部は、前脚31の長手方向
軸線に対して交差する方向に回動自在なU字形状の接続
具31aによって該U字形状の接続具31aに対して回
動自在に装着されている。一方、後脚連結部材52を構
成している剛性部材51の端部は、図4に示すように、
後脚33へ対して固定されている例えばアルミニューム
又はプラスチック等の加工容易な材料によって形成され
た連結具46に対して枢動可能に装着されている。これ
により、前脚連結部材49及び後脚連結部材52を構成
している剛性部材48、51は枢動手段47、50を下
方にして折畳まれるようになっている。
成している剛性部材48の端部は、前脚31の長手方向
軸線に対して交差する方向に回動自在なU字形状の接続
具31aによって該U字形状の接続具31aに対して回
動自在に装着されている。一方、後脚連結部材52を構
成している剛性部材51の端部は、図4に示すように、
後脚33へ対して固定されている例えばアルミニューム
又はプラスチック等の加工容易な材料によって形成され
た連結具46に対して枢動可能に装着されている。これ
により、前脚連結部材49及び後脚連結部材52を構成
している剛性部材48、51は枢動手段47、50を下
方にして折畳まれるようになっている。
【0023】本件発明の装置を折り畳む時には以下の手
順による。初めに押棒34の折り曲げ部分34bを手前
に引く。これにより図6の折畳みに関して述べたと同様
に、操作杆押棒同士が互いに接近し、X形状に配置され
ている後方開閉杆55を枢着手段54の周りに回転さ
せ、左右の前脚31の上方部及び左右の後脚33の下方
部を互いに接近させる。これと同時に上前方開閉杆61
が枢着手段60の周りを回転して前方却1を互いに接近
させると同時に左右の座杆37の先端部を上方に持ち上
げる。その結果、前方横揺れ防止手段65及び後方横揺
れ防止手段66が前脚連結部材49及び後脚連結部材5
2の中心部を下方へ押し込み幅方向寸法が減縮する。
順による。初めに押棒34の折り曲げ部分34bを手前
に引く。これにより図6の折畳みに関して述べたと同様
に、操作杆押棒同士が互いに接近し、X形状に配置され
ている後方開閉杆55を枢着手段54の周りに回転さ
せ、左右の前脚31の上方部及び左右の後脚33の下方
部を互いに接近させる。これと同時に上前方開閉杆61
が枢着手段60の周りを回転して前方却1を互いに接近
させると同時に左右の座杆37の先端部を上方に持ち上
げる。その結果、前方横揺れ防止手段65及び後方横揺
れ防止手段66が前脚連結部材49及び後脚連結部材5
2の中心部を下方へ押し込み幅方向寸法が減縮する。
【0024】これと同時に、座杆37の前端部の立ち上
がりによって、側方強化手段44の第3部材43が第1
部材40及び第2部材41の枢着手段42部分を上方へ引
き上げる。このため、これらの第1部材40及び第2部材
41が前脚31と後脚33とを接近させ、同時に後脚3
3の案内棒33bが肘掛38の内部を下方へ向かってス
ライドし、前後方向寸法が減縮すると同時に、後輪の位
置が下方に伸びる。この結果、手押し車30は、(図7
に示す位置と同様に)図1において破線で示す位置を得
る。この位置では、この位置では、前輪及び後輪が互い
に前後方向及び幅方向に接近しているが、共に同一面上
に配置されているので、その自立性は完全に保証されて
おり、折り畳みと同時に手押し車が転倒することは無
い。
がりによって、側方強化手段44の第3部材43が第1
部材40及び第2部材41の枢着手段42部分を上方へ引
き上げる。このため、これらの第1部材40及び第2部材
41が前脚31と後脚33とを接近させ、同時に後脚3
3の案内棒33bが肘掛38の内部を下方へ向かってス
ライドし、前後方向寸法が減縮すると同時に、後輪の位
置が下方に伸びる。この結果、手押し車30は、(図7
に示す位置と同様に)図1において破線で示す位置を得
る。この位置では、この位置では、前輪及び後輪が互い
に前後方向及び幅方向に接近しているが、共に同一面上
に配置されているので、その自立性は完全に保証されて
おり、折り畳みと同時に手押し車が転倒することは無
い。
【0025】一方、図1において破線で示す折り畳み位
置から図1において実線で示す拡開位置にする場合に
は、単に左右の押棒34を左右に広げ、折り曲げ手段3
4bを伸ばせばよい。これにより、開閉杆61及び5
5、前脚連結部材49、後脚連結部材52、座杆37等
が拡開作業と反対の動作を行うことにより肘掛38内へ
後脚33の案内棒33bが入り込み、本件発明装置は迅
速に拡開位置を獲得するのである。
置から図1において実線で示す拡開位置にする場合に
は、単に左右の押棒34を左右に広げ、折り曲げ手段3
4bを伸ばせばよい。これにより、開閉杆61及び5
5、前脚連結部材49、後脚連結部材52、座杆37等
が拡開作業と反対の動作を行うことにより肘掛38内へ
後脚33の案内棒33bが入り込み、本件発明装置は迅
速に拡開位置を獲得するのである。
【0026】
【発明の効果】本件装置においては、前脚31と後脚3
3とを接続している側方強化手段44が前後方向の安定
性及び剛性を提供している。一方、左右の前脚31と座
杆37,更には左右の後脚33と押棒34、前脚連結部
材49の左右の剛性部材48と座杆37、後脚連結部材
52の左右の剛性部材51と座杆37とを、それぞれX
状に連結している前方開閉杆61及び後方開閉杆55、
更には前方横揺れ防止手段61及び後方横揺れ防止手段
66が幅方向の安定性及び剛性を提供している。このた
め、本件発明の手押し車は前後方向及び幅方向におい
て、極めて頑丈で、揺れのない安定した手押し車を提供
することが出来るのである。更に、後脚に固定した案内
棒33b肘掛38内部を確実にスライドするため、折畳
み及び拡開作業が円滑に達成出来るのである。また前輪
及び後輪が自立作用を提供するため、狭い場所での収納
が可能である。
3とを接続している側方強化手段44が前後方向の安定
性及び剛性を提供している。一方、左右の前脚31と座
杆37,更には左右の後脚33と押棒34、前脚連結部
材49の左右の剛性部材48と座杆37、後脚連結部材
52の左右の剛性部材51と座杆37とを、それぞれX
状に連結している前方開閉杆61及び後方開閉杆55、
更には前方横揺れ防止手段61及び後方横揺れ防止手段
66が幅方向の安定性及び剛性を提供している。このた
め、本件発明の手押し車は前後方向及び幅方向におい
て、極めて頑丈で、揺れのない安定した手押し車を提供
することが出来るのである。更に、後脚に固定した案内
棒33b肘掛38内部を確実にスライドするため、折畳
み及び拡開作業が円滑に達成出来るのである。また前輪
及び後輪が自立作用を提供するため、狭い場所での収納
が可能である。
【図1】本件発明にかかる手押し車の拡開状態及び折畳
み状態を示す側面図である。
み状態を示す側面図である。
【図2】本件発明にかかる手押し車の拡開状態を示す図
であり、左半分が前方から見た図であり、右半分が後方
から見た図である。
であり、左半分が前方から見た図であり、右半分が後方
から見た図である。
【図3】本件発明にかかる手押し車の前脚と前脚連結部
材の剛性部材との取り付け状態を示す図である。
材の剛性部材との取り付け状態を示す図である。
【図4】本件発明にかかる手押し車の後脚と後脚連結部
材の剛性部材との取り付け状態を示す図である。
材の剛性部材との取り付け状態を示す図である。
【図5】公知の手押し車の拡開状態を示す側面図であ
る。
る。
【図6】公知の手押し車の拡開状態を示す図であり、左
半分が前方から見た図であり、右半分が後方から見た図
である。
半分が前方から見た図であり、右半分が後方から見た図
である。
【図7】公知の手押し車の折畳み状態を示す側面図であ
る。
る。
30:手押し車 31:前脚 33:後脚 33a:後脚本体 33b:案内棒 34:押棒 37:座杆 38:肘掛 44:側方強化手段 49:前脚連結部
材 52:後脚連結部材 55:後方開閉杆 61:前方開閉杆 65:前方横揺れ
防止手段 66:後方横揺れ防止手段
材 52:後脚連結部材 55:後方開閉杆 61:前方開閉杆 65:前方横揺れ
防止手段 66:後方横揺れ防止手段
Claims (3)
- 【請求項1】 前脚31と、前脚31へ対して枢動可能
に配置されている後脚33と、前脚31の上部に形成さ
れており両側の前脚を連結しており中間部にて折り畳め
る構造となっている押棒34と、一端を後脚33へ中間
部を前脚31へそれぞれ枢着されている座杆37と、後
脚32の上部へ形成されている肘掛38と、側方強化手
段44と、一端が左右の前脚31に対して枢動可能に装
着され他端が互いに回動自在に支持されている前脚連結
部材49と、一端が左右の後脚33に対して枢動可能に
装着され他端が互いに回動自在に支持されている後脚連
結部材52と、下端部が一側の後脚33へ枢着され上端
部が他側の前脚31へ枢着され中間部が互に回動可能に
連結されている概ねX形状に配置されている後方開閉杆
55と、下端部が一側の前脚31へ枢着され上端部が他
側の座杆37へ枢着され中間部が互に回動可能に連結さ
れている概ねX形状に配置されている前方開閉杆61
と、下端部が前脚連結部材49を構成している1側の剛
性部材へ対して枢着され上端部が他側の座杆37へ対し
て枢着されている互いにX状に配置されている前方横揺
れ防止手段65と、下端部が後脚連結部材52を構成し
ている1側の剛性部材51へ対して枢着され上端部が他
側の座杆37へ対して枢着されている互いにX状に配置
されている後方横揺れ防止手段66と、を有しており、
後脚33が肘掛38に対してスライド可能となっている
手押し車。 - 【請求項2】 側方強化手段44が、一端が1側の前脚
31へ枢着されている第1部材40と、一端が1側の後脚
32へ対して枢動手段35の下方位置にて枢着されてい
る第2部材41と、第1部材の他端と第2部材の他端とを
枢着しているピン等の枢着手段42と一端が1側の挫杆
36の前方位置へ枢着され他端が枢着手段42へ枢着さ
れている第3部材43と、より形成されている請求項1
に記載の手押し車。 - 【請求項3】 後脚33が、下端に後輪を有している管
状の後脚本体33aと、下方部分が該後脚本体33a内
へ固着されており上方部分が管状の肘掛38の内部を長
手方向に沿って移動可能な案内棒33bと、下方部分へ
案内棒33bが滑動可能に挿入されている肘掛37と、
により構成されている請求項1又は2に記載の手押し
車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000274454A JP2002087271A (ja) | 2000-09-11 | 2000-09-11 | 手押し車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000274454A JP2002087271A (ja) | 2000-09-11 | 2000-09-11 | 手押し車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002087271A true JP2002087271A (ja) | 2002-03-27 |
Family
ID=18760211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000274454A Pending JP2002087271A (ja) | 2000-09-11 | 2000-09-11 | 手押し車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002087271A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009155323A2 (en) * | 2008-06-17 | 2009-12-23 | Hanson Wayne H | Multifunctional foldable mobility base |
JP2012152271A (ja) * | 2011-01-24 | 2012-08-16 | Zojirushi Baby Kk | 歩行補助車 |
CN110524520A (zh) * | 2019-09-03 | 2019-12-03 | 安徽理工大学 | 一种多功能助力机械 |
-
2000
- 2000-09-11 JP JP2000274454A patent/JP2002087271A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009155323A2 (en) * | 2008-06-17 | 2009-12-23 | Hanson Wayne H | Multifunctional foldable mobility base |
WO2009155323A3 (en) * | 2008-06-17 | 2010-04-01 | Hanson Wayne H | Multifunctional foldable mobility base |
US7891696B2 (en) | 2008-06-17 | 2011-02-22 | Hanson Wayne H | Multifunctional foldable mobility base |
JP2012152271A (ja) * | 2011-01-24 | 2012-08-16 | Zojirushi Baby Kk | 歩行補助車 |
CN110524520A (zh) * | 2019-09-03 | 2019-12-03 | 安徽理工大学 | 一种多功能助力机械 |
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