JP2002086680A - オフセット印刷機 - Google Patents

オフセット印刷機

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JP2002086680A
JP2002086680A JP2000279623A JP2000279623A JP2002086680A JP 2002086680 A JP2002086680 A JP 2002086680A JP 2000279623 A JP2000279623 A JP 2000279623A JP 2000279623 A JP2000279623 A JP 2000279623A JP 2002086680 A JP2002086680 A JP 2002086680A
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JP
Japan
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ink
temperature
fountain
offset printing
ink fountain
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000279623A
Other languages
English (en)
Inventor
Narutoyo Nishimura
成豊 西村
Tomoyuki Takase
智之 高瀬
Yamato Nakahara
大和 中原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】インキ元ロールの表面及び壺内インキの表面で
結露を防止し、インキ温度コントロールを良好に行うこ
とができるオフセット印刷機を提供する。 【解決手段】インキ壺から版胴までインキを供給するイ
ンキングユニットにおいて、インキ壺のインキ内部に温
度調節手段を設けたオフセット印刷機である。また、前
記インキ壺のインキ内部にある温度調節手段は該インキ
壺内のインキ温度測定手段を用いて得られたデータによ
り温度調節するオフセット印刷機。更に前記インキ壺の
インキ内部にある温度調節手段はインキ元ローラに近い
位置に設けるオフセット印刷機。そして、前記インキ壺
のインキ内部にある温度調節手段は配管内に冷水、温水
を通水することでインキ温度を一定に保つオフセット印
刷機である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平版オフセット印
刷を行うオフセット印刷機に関係しており、特にインキ
壺から版胴までインキを供給するインキングユニットを
有するオフセット印刷機のインキ温度管理に関係してい
る。
【0002】
【従来の技術】従来の技術は、特開平9−29936号
公報に開示されているように「インキ壺から版胴までイ
ンキを供給するインキングユニットにおいてインキ壺か
らインキを呼び出す為に使用されているインキ元ローラ
の温度を測定する温度測定手段と;インキ元ローラを冷
却する冷却手段と;温度測定手段により測定された温度
に基づき冷却手段の動作を制御する冷却制御手段と;を
備えたことを特徴とするオフセット印刷機。」が知られ
ている。オフセットインキは温度依存性が高く、温度が
高くなるとインキの流動性が増し、他の条件を同じに保
っていてもインキが多く供給されて印刷物の濃度が上昇
し調子再現性が不安定になってしまう。特開平9−29
936号公報では、インキ元ローラに着目しインキ元ロ
ーラの温度を測定し、該インキ元ローラに配管を設けて
冷却水を供給し温度コントロールを行うものである。し
かしこのようなインキ元ローラ温度調節方法は、インキ
壺周囲の温湿度が高く且つコントロールしたいインキ壺
内のインキ温度の設定を低くして、インキ元ロールの温
度を低くした場合、インキ元ロールの表面及び壺内イン
キの表面で結露が発生し、インキ元ロールから呼出しロ
ーラへインキが転移しない現象が起きることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決すべく、インキ元ロールの表面及び壺内インキの
表面で結露を防止し、インキ温度コントロールを良好に
行うことができるオフセット印刷機を提供することを課
題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、インキ壺から版胴までインキを供給するインキング
ユニットにおいて、インキ壺のインキ内部に温度調節手
段を設けたことを特徴とするオフセット印刷機である。
このような構成とすることにより、温度調節手段がイン
キ内部にあり外部の空気に触れないので、特に冷却時の
結露等のトラブルを防ぐことができる。
【0005】請求項2に記載の発明は、前記インキ壺の
インキ内部にある温度調節手段は該インキ壺内のインキ
温度測定手段を用いて得られたデータにより温度調節す
ることを特徴とする請求項1記載のオフセット印刷機で
ある。このような構成とすることにより、温度測定手段
のデータをフィードバックしてより正確な温度管理が可
能となる。
【0006】請求項3に記載の発明は、前記インキ壺の
インキ内部にある温度調節手段はインキ元ローラに近い
位置に設けることを特徴とする請求項1または請求項2
記載のオフセット印刷機である。このような構成とする
ことにより、インキは供給出口に進に連れて序々に温調
されるのでインキ壺内のインキ表面の結露も防止でき
る。
【0007】請求項4に記載の発明は、前記インキ壺の
インキ内部にある温度調節手段は配管内に冷水、温水を
通水することでインキ温度を一定に保ことを特徴とする
請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載のオフセッ
ト印刷機である。このような構成とすることにより、通
水配管及びインキ元ローラ並びにインキ表面での結露を
防ぐことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】実施の形態を図面を用いて詳細に
説明する。実施の形態に入る前に一般的な水無しオフセ
ット輪転印刷機(ブランケット−ブランケットタイプ)
について図5を用いて説明する。図5は水無しオフセッ
ト印刷機の印刷ユニットのローラと胴構成を示す説明図
である。1、31はインキ壺、2、32はインキキー、
3、33はインキ、4、34はインキ元ローラ、5、3
5は呼出しローラ、6、36は受け渡しローラ、7、1
2、14、19、37、41、43、44はバイブレー
ションローラ、8、9、11、13、38、40、42
は練りローラ、10、39は胴メッキローラ、15、1
6、17、45、46、47はインキ着けローラ、2
0、48はヒッキーローラ、18、49は版ローラ、2
1、50はブランケット胴、22は紙である。このよう
にオフセット印刷は粘度の高いインキを何本ものローラ
で練りながら適度の粘度に調整して印刷するものであ
る。従ってインキ温度が変動すると粘度が変動し、イン
キ元ローラ4とインキキー2の隙間が一定であってもイ
ンキの供給がバラツクことになる。
【0009】図3は従来のインキ壺1とインキ元ローラ
4、呼出しローラ5の側面説明図である。2はインキキ
ー、3はインキである。図4は図3を上方向から見た説
明図である。4はインキ元ローラ、5は呼出しローラ、
51はロータリージョイント、52は冷水である。イン
キ元ローラ4は内部にロータリージョイント51により
水路が設けてあり、冷水52を循環することによりイン
キ元ローラを冷却し、インキを冷却するものである。冷
却温度を下げるとインキ壺1付近の空気中の水分が結露
してインキ元ローラ及びインキ3の表面に付着すること
があり、インキ元ロールから呼出しロールにインキが転
移しないことがある。
【0010】図1は本発明のオフセット印刷機のインキ
壺1とインキ元ロー等4、呼出しローラ5の側面説明図
である。図2は図1の上方向から見た説明図である。5
3は温冷水を通す配管、54は温度センサー、55は温
度調節手段である。温度調節手段55の図から外れる部
分は省略するが、温冷水を用いる場合は冷凍機で設定温
度に冷却された冷水タンクとヒーターと冷却水で温度設
定された恒温タンクを設け、温度センサー54のデータ
に従い、プログラムにより電磁弁を切り替えて、温冷水
を通す配管53に温冷水を流す。これらの制御システム
は市販の装置が利用できる。温度調節手段は温冷水の代
わりに、水以外の熱媒体を用いることもできる。インキ
温度測定はインキの内部にセンサーを入れる他に、非接
触の放射温度等が利用可能である。また、インキ壺内の
温冷水を通す配管53をインキ元ローラの周辺でインキ
の中に設けることが好ましい。
【0011】
【実施例】以下図面を用いて実施例を説明する。 <実施例1>図5に示す構成の水無しオフセット輪転機
(4色×4色)のインキ壺内に図1、図2示す温度調節
装置を設けた。温冷水を通す配管53の省略部分の接続
先は冷却タンクと恒温タンク(温水用)に配管し、温度
センサー54の信号により冷水と温水の流れを電磁弁で
切り替えるようにした。インキ温度を設定範囲に管理で
きると共にインキ元ローラ及びインキ表面の結露を防止
できた。
【0012】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、温度調節手段
がインキ内部にあり外部の空気に触れないので、特に冷
却時の結露等のトラブルを防ぐことができる。
【0013】請求項2に記載の発明は、温度測定手段の
データをフィードバックしてより正確な温度管理が可能
となる。
【0014】請求項3に記載の発明は、インキは供給出
口に進に連れて序々に温調されるのでインキ壺内のイン
キ表面の結露も防止できる。
【0015】請求項4に記載の発明は、通水配管及びイ
ンキ元ローラ並びにインキ表面での結露を防ぐことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すインキ壺部の側面説
明図である。
【図2】図1の上方向から見た説明図である。
【図3】従来技術のインキ壺部の側面説明図である。
【図4】図3の上方向から見た説明図である。
【図5】水無しオフセット輪転機の印刷ユニットの説明
図である。
【符号の説明】
1、31…インキ壺 2、32…インキキー 3、33
…インキ 4、34…インキ元ローラ 5、35…呼出
しローラ 6、36…受け渡しローラ 7、12、1
4、19、37、41、43、44…バイブレーション
ローラ 8、9、11、13、38、40、42…練り
ローラ 10、39…胴メッキローラ 15、16、1
7、45、46、47…インキ着けローラ 20、48
…ヒッキーローラ 18、49…版ローラ 21、50
…ブランケット胴 22…紙 51…ロータリージョイ
ント 52…冷水 53…温冷水を通す配管 54…温
度センサー 55…温度調節手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インキ壺から版胴までインキを供給するイ
    ンキングユニットにおいて、インキ壺のインキ内部に温
    度調節手段を設けたことを特徴とするオフセット印刷
    機。
  2. 【請求項2】前記インキ壺のインキ内部にある温度調節
    手段は該インキ壺内のインキ温度測定手段を用いて得ら
    れたデータにより温度調節することを特徴とする請求項
    1記載のオフセット印刷機。
  3. 【請求項3】前記インキ壺のインキ内部にある温度調節
    手段はインキ元ローラに近い位置に設けることを特徴と
    する請求項1または請求項2記載のオフセット印刷機。
  4. 【請求項4】前記インキ壺のインキ内部にある温度調節
    手段は配管内に冷水、温水を通水することでインキ温度
    を一定に保ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のい
    ずれか一つに記載のオフセット印刷機。
JP2000279623A 2000-09-14 2000-09-14 オフセット印刷機 Pending JP2002086680A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012001186A1 (es) * 2010-06-30 2012-01-05 Comexi Group Industries, S.A.U. Máquina flexografica de tambor central para aplicacion de tintas susceptibles de experimentar un cambio de fase entre liquido y gel
ES2372201A1 (es) * 2010-06-30 2012-01-17 Comexi Group Industries, Sau Máquina flexográfica de tambor central para aplicación de tintas susceptibles de experimentar un cambio de fase entre líquido y gel.
ES2377618A1 (es) * 2010-08-30 2012-03-29 Comexi Group Industries, S.A.U. Máquina flexográfica de tambor central para aplicación de tintas susceptibles de experimentar un cambio de fase entre líquido y gel.

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012001186A1 (es) * 2010-06-30 2012-01-05 Comexi Group Industries, S.A.U. Máquina flexografica de tambor central para aplicacion de tintas susceptibles de experimentar un cambio de fase entre liquido y gel
ES2372201A1 (es) * 2010-06-30 2012-01-17 Comexi Group Industries, Sau Máquina flexográfica de tambor central para aplicación de tintas susceptibles de experimentar un cambio de fase entre líquido y gel.
ES2377618A1 (es) * 2010-08-30 2012-03-29 Comexi Group Industries, S.A.U. Máquina flexográfica de tambor central para aplicación de tintas susceptibles de experimentar un cambio de fase entre líquido y gel.

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