JP2002086626A - 有色原料樹脂シート及びそれを用いた自動車外装品並びにその製造方法 - Google Patents

有色原料樹脂シート及びそれを用いた自動車外装品並びにその製造方法

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JP2002086626A JP2000283287A JP2000283287A JP2002086626A JP 2002086626 A JP2002086626 A JP 2002086626A JP 2000283287 A JP2000283287 A JP 2000283287A JP 2000283287 A JP2000283287 A JP 2000283287A JP 2002086626 A JP2002086626 A JP 2002086626A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小ロットでも色あわせができ、不良率を低減し
て作業性を向上し、使用する溶剤の量を低減する。 【解決手段】有色原料樹脂シート10は、自動車塗料と
同一色のインク層12aを透明の保護フィルム12b上
に印刷積層して構成された積層シート12のインク層を
ホットメルト層13を介して樹脂基板11の片面に熱圧
着したものである。保護フィルムがポリエチレンテレフ
タレート又はアクリル樹脂フィルムであり、ホットメル
ト層の主成分が熱可塑性樹脂であり、樹脂基板がABS
樹脂基板又はポリカーボネート樹脂基板である。自動車
外装品は、この有色原料樹脂シート10を保護フィルム
12bが外表面に表出するように成形した成形体の外表
面に透明の塗膜を形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の色と同一
色の自動車の外装品に加工される有色原料樹脂シート、
及びそれを用いた自動車の色と同一色の自動車外装品、
並びに自動車の色と同一色の自動車外装品の製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車にはバンパやサイドミラーのよう
に特定の用途を持つ外装品の他に、例えばいわゆるスポ
ーツカーにあっては、空力抵抗を考慮したフロントアン
ダスポイラ、リアアンダスポイラ、サイドシル等の自動
車の種類に応じた外装品が装着される。近年におけるこ
れらの自動車外装品は樹脂からなるものが多用され、比
較的大型の外装品である場合には樹脂板を成形して作る
ことが行われる。樹脂板を成形することにより得られた
外装品にあっては、自動車の外観上の見栄えを向上させ
るため、自動車の塗装色と同一色の塗料により塗装する
ことが行われる。従来の樹脂からなる自動車外装品の塗
装はいわゆる吹き付け塗装により、樹脂と塗膜の密着性
を高めるための下塗りと、自動車の塗膜と同一色の塗料
を用いる中塗りと、塗膜の保護を目的として行われる上
塗りの3段階に分けて行われる。このようにして自動車
外装品をその自動車と同一色にして自動車に装着した場
合の違和感をなくし、自動車を外部から観察する者に美
観を起こさせるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、吹き付け塗装
は吹き付けられた塗料内部にエアが残存して乾燥硬化し
た塗膜にボイドが存在するいわゆる塗装不良が比較的多
く、この吹き付け塗装を下塗り、中塗り及び上塗りの3
回繰り返して得られる自動車外装品の不良率が比較的高
くなる不具合がある。この不良率を低減するために樹脂
自体を着色して自動車の色と同一色の有色原料樹脂シー
ト得て、その樹脂シートを成形して自動車外装品を得て
塗装を不要にする試みもなされているが、樹脂自体を自
動車の塗膜と完全に同一色に着色した樹脂板を得ること
が困難であり、仮に、自動車の塗膜と完全に同一色の樹
脂板を得られたとしても、比較的多くの需要がなければ
いわゆる量産できず、現状では樹脂からなる自動車外装
品に塗装を施さなければならないことが実状である。
【0004】一方、塗料には比較的多くの溶剤が含まれ
ており、その溶剤が揮発することに起因する環境汚染を
防止すべく、近年では使用する溶剤の量が制限する方向
にあり、この社会変化に順応させる必要もある。本発明
の目的は、小ロットでも色あわせが比較的容易な有色原
料樹脂シート及びそれを用いた自動車外装品並びにその
製造方法を提供することにある。本発明の別の目的は、
不良率を低減して作業性を向上しうる有色原料樹脂シー
ト及びそれを用いた自動車外装品並びにその製造方法を
提供することにある。本発明の更に別の目的は、使用す
る溶剤の量を低減しうる有色原料樹脂シート及びそれを
用いた自動車外装品並びにその製造方法を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
図1に示すように、自動車塗料と同一色のインク層12
aを透明の保護フィルム12b上に印刷積層して構成さ
れた積層シート12のインク層12aをホットメルト層
13を介して樹脂基板11の片面に熱圧着した有色原料
樹脂シートである。この請求項1に係る有色原料樹脂シ
ートでは、自動車の塗膜と完全に同一色のインクを印刷
したインク層12aが透明な保護シート12bにより保
護されて樹脂基板11の表面に表出する。インク層12
aは印刷により行われるため、いわゆるボイド等がその
インク層内部に残存する確率は、従来の吹き付け塗装に
比較して著しく少なく、インク自体に含まれる溶剤は塗
料に含まれる溶剤に比較して極めて少ない。
【0006】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明であって、保護フィルム12bがポリエチレンテレフ
タレート又はアクリル樹脂フィルムであり、ホットメル
ト層13の主成分が熱可塑性樹脂であり、樹脂基板11
がABS樹脂基板又はポリカーボネート樹脂基板である
有色原料樹脂シートである。請求項2に係る発明では、
保護フィルム12bを比較的硬いポリエチレンテレフタ
レート又はアクリル樹脂フィルムとすることにより、有
色原料樹脂シート10の耐擦傷性を向上させる。その一
方、厚さ方向における大部分を占める樹脂基板11を比
較的柔軟なABS樹脂基板又はポリカーボネート樹脂基
板とすることにより、その成形性を向上させる。
【0007】請求項3に係る発明は、請求項1又は2に
係る発明であって、保護フィルム12bの厚さが50〜
130μmであり、インク層12aの厚さが14〜25
μmであり、ホットメルト層13の厚さが30〜35μ
mであり、樹脂基板11の厚さが2〜5mmである有色
原料樹脂シートである。この請求項3に係る発明では、
インク層12aの厚さを14〜25μmにすることによ
り目的の色を正確に得るとともに、保護フィルム12b
の厚さを50〜130μmにすることによりその保護を
図る。インク層12aの厚さが14μm未満であると色
むらが生じ、25μmを越えると印刷が困難になるおそ
れがある。保護フィルム12bの厚さが50μm未満で
あるとインク層12aの十分な保護が困難になり、13
0μmを越えると有色原料樹脂シートの成形が困難にな
るおそれがある。また、樹脂基板11の厚さを2〜5m
mにすることによりその成形性を確保し、ホットメルト
層13の厚さを30〜35μmにすることにより樹脂基
板11と積層シート12の接着を確実にする。樹脂基板
11の厚さが2mm未満であると所定の形状に成形する
ことが困難になり、5mmを越えるとその成形自体が困
難になるおそれがある。ホットメルト層13の厚さが3
0μm未満であると樹脂基板11と積層シートの接着が
困難になり、35μmを越えると有色原料樹脂シートを
所定の形状に成形することが困難になるおそれがある。
【0008】請求項4に係る発明は、図3に示すように
請求項1ないし3いずれか記載の有色原料樹脂シート1
0を保護フィルム12bが外表面に表出するように成形
した成形体24の外表面に透明の塗膜が形成された自動
車外装品である。請求項5に係る発明は、透明の保護フ
ィルム12b上に自動車塗料と同一色のインクを印刷乾
燥してインク層12aが保護フィルム12b上に印刷積
層された積層シート12を得る工程と、ホットメルト層
13を介して積層シート12のインク層12aを樹脂基
板11の片面に熱圧着して有色原料樹脂シート10を得
る工程と、保護フィルム12bが外表面に表出するよう
に有色原料樹脂シート10を成形して成形体24を得る
工程と、成形体24の表面に透明の塗料を塗布乾燥する
工程とを含む自動車外装品の製造方法である。この請求
項4に係る自動車外装品及び請求項5に係る方法により
得られた自動車外装品は、自動車の塗膜と完全に同一色
のインク層12aが表面から視認され、自動車の塗膜と
完全に同一色のものになる。また、この自動車外装品は
吹き付け塗装が一回行われるのみであるので、吹き付け
塗装を3回行う従来品に比較してその不良率を著しく低
減させるとともに、塗料に含まれる溶剤の揮発量を著し
く低減させる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1(e)に本発明の有色原料樹脂
シート10を示す。この有色原料樹脂シート10は樹脂
基板11と、この樹脂基板11の片面に熱圧着された積
層シート12を有する。樹脂基板11はABS樹脂基板
又はポリカーボネート樹脂基板11であり、その厚さは
2〜5mmのもの、好ましくは3〜4mmのものが使用
される。積層シート12はインク層12aを透明の保護
フィルム12b上に印刷積層することにより作られ、イ
ンク層12aは自動車塗料と同一色のインクをグラビア
印刷法やロールコーティング法等の手段により保護フィ
ルム12b上に印刷して乾燥することにより印刷積層さ
れる。図1(a)に示すように、保護フィルム12bは
ポリエチレンテレフタレート又はアクリル樹脂フィルム
であり、その厚さは50〜130μmのもの、好ましく
は80〜100μmのものが使用される。保護フィルム
12bがポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムであ
る場合には、その上に印刷されたインクは110〜12
0℃の温度で乾燥され、保護フィルム12bがアクリル
樹脂フィルムである場合には、その上に印刷されたイン
クは50〜70℃の温度で乾燥される。このように保護
フィルム12b上に印刷積層された図1(b)に示すイ
ンク層12aの厚さは14〜25μm、好ましくは20
〜25μmに調整される。
【0010】このようにして作られた図1(b)に示す
積層シート12には、図1(c)に示すようにホットメ
ルト層13が積層され、その後反転させた状態で図1
(d)に示すように樹脂基板11の片面に0.5〜1M
Paの圧力下、100〜140℃の温度で熱圧着され
る。即ち、積層シート11の熱圧着は樹脂基板11の片
面にインク層12aの表面を対向させた状態で行われ
る。ホットメルト層13は主成分が熱可塑性樹脂からな
り、その厚さは30〜35μmのもの、好ましくは30
〜32μmのものが使用され、このように熱圧着するこ
とにより図1(e)に示す有色原料樹脂シート10が得
られる。
【0011】積層シート12を樹脂基板11に熱圧着す
る状態を図2に示す。図2において積層シート12はロ
ール状に巻回して実線矢印で示す方向に移動する樹脂基
板11の上方に配設される。図における樹脂基板11は
押し出し成形機14により押し出されて複数の圧延ロー
ル16により所定の板厚に成形された直後のものであ
り、ロール状の積層シート12の移動方向後方の樹脂基
板11は一対の加熱圧延ローラ17,17により挟持さ
れる。巻回された積層シート12の端縁は樹脂基板11
の片面に付設されるように一対の加熱圧延ローラ17,
17に挟まれる。
【0012】一方、ホットメルト層13は予めシート状
に形成されて巻回され、巻回されて配設された積層シー
ト12の近傍に配設される。巻回されたホットメルト層
13の端縁は、樹脂基板11の片面と積層シート12の
間に挟まれるように介在される。図2では、成形機14
から押し出されて成形された樹脂基板11は実線矢印で
示す方向に移動するとともに、樹脂基板11の移動を助
ける方向に一対の加熱圧延ローラ17,17が回転する
ように構成される。このため、樹脂基板11が一対の加
熱圧延ローラ17,17間を通過すると、積層シート1
2はホットメルト層13を介して樹脂基板11の片面に
熱圧着されるように構成され、積層シート12が熱圧着
された樹脂基板11はその後カッタ18,18により所
定の長さに切断され本発明の有色原料樹脂シート10を
構成する。
【0013】このように構成された有色原料樹脂シート
10では、自動車の塗膜と完全に同一色のインクを印刷
したインク層12aが、透明な保護シート12bにより
保護されて樹脂基板11の表面に表出するので、印刷す
るインクの色を変えるだけで樹脂シート10の色を変化
させることができる。このため、少ロットの要求に応じ
てインクの色を変化させるだけの簡単な作業で自動車塗
料と同一色の樹脂シート10を容易に得ることができ
る。また、インク層12aは印刷により保護シート12
bに積層されるため、いわゆるボイド等がそのインク層
内部に残存する確率は従来の吹き付け塗装に比較して著
しく少なくなり、更にインク自体に含まれる溶剤は塗料
に含まれる溶剤に比較して極めて少ないので、塗料を使
用する場合と比較して揮発溶剤の量を少なくすることが
できる。
【0014】次にこのようにして得られた有色原料樹脂
シートを用いた自動車外装品について説明する。図4に
示すように、自動車20にはバンパ20aやサイドミラ
ー20bのように特定の用途を持つ外装品の他に、図4
に示すいわゆるスポーツカーにあっては、空力抵抗を考
慮したフロントアンダスポイラ23やサイドシル20
c、及び図示しないリアアンダスポイラ等の外装品が装
着される。これらの外装品は上述した有色原料樹脂シー
ト10を成形することにより作られ、図3に示すよう
に、所定の形状を有する金型21にその有色原料樹脂シ
ート10を添着させることにより成形される。この実施
の形態における金型21はフロントアンダスポイラ23
を成形するためのものであり、金型21にはそのフロン
トアンダスポイラ23の内側形状に相応した湾曲凸部2
1aが形成される。この金型21は成形装置22に装着
され、成形装置22は、金型21を収容する凹部が形成
された収容体22aと、その収容体22aの凹部周縁に
設けられ有色原料樹脂シート10を把持するクランプ2
2bと、その収容体22aの内部で金型21を上下動可
能に構成された昇降装置22cと、収容体22a内部の
エアを吸引可能に構成された真空タンク22dを備え
る。
【0015】フロントアンダスポイラ23を製造するた
めには、先ず有色原料樹脂シート10を用意する。この
有色原料樹脂シート10はそのフロントアンダスポイラ
23を取付ける自動車20の塗膜色と同一色のインク層
12aを有するものであり、収容体22aの凹部周縁に
設けられたクランプ22bが把持可能に所定の形状に切
断しておく。次に、この有色原料樹脂シート10をヒー
タ26により加熱する。有色原料樹脂シート10の加熱
は160〜180℃の温度で、1m2当り60〜90秒
程度の時間で行うことがよい。加熱した有色原料樹脂シ
ート10を保護フィルム12bが成形後に外表面に表出
するように上側にし、その周囲を成形装置22のクラン
プ22bに把持させて水平に維持させる。そして昇降装
置22cにより金型21を上昇させるとともにバルブ2
2eを開放して収容体22a内部と真空タンク22dを
連通させ、金型21の湾曲凸部21aにその有色原料樹
脂シート10を大気圧で添着させて成形する。このよう
にして有色原料樹脂シート10が成形されると、バルブ
22eを閉じて収容体22a内部を大気圧するとともに
昇降装置22cにより金型21を下降させる。その後、
クランプ22bから成形体24を取出し、周囲の余剰部
分を切断除去する。そして成形体24の表面に透明の塗
料を塗布し乾燥させることによりフロントアンダスポイ
ラ23が得られる。
【0016】このようにして得られた自動車外装品であ
るフロントアンダスポイラ23は、自動車の塗膜と完全
に同一色のインク層12aが表面から視認され、自動車
の塗膜と完全に同一色のものになり、図4に示すように
自動車にそのフロントアンダスポイラ23を取付けても
違和感はなく、自動車20の外観上の見栄えを向上させ
て自動車20を外部から観察する者に美観を起こさせ
る。また、このフロントアンダスポイラ23は吹き付け
塗装が一回行われるのみであるので、吹き付け塗装を3
回行う従来品に比較してその不良率を著しく低減させる
ことができるとともに、塗料に含まれる溶剤の揮発量を
著しく低減させることができる。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では、自動車
塗料と同一色のインク層を透明の保護フィルム上に印刷
積層して構成された積層シートのインク層をホットメル
ト層を介して樹脂基板の片面に熱圧着したので、自動車
の塗膜と完全に同一色のインクを印刷したインク層が透
明な保護シートにより保護されて樹脂基板の表面に表出
して目的色の有色原料樹脂シートが得られる。この有色
原料樹脂シートを保護フィルムが外表面に表出するよう
に成形した成形体の外表面に透明の塗膜を形成した自動
車外装品は、自動車の塗膜と完全に同一色のインク層が
表面から視認され、自動車の塗膜と完全に同一色のもの
になる。また、この自動車外装品は吹き付け塗装が一回
行われるのみであるので、吹き付け塗装を3回行う従来
品に比較してその不良率を著しく低減させるとともに、
塗料に含まれる溶剤の揮発量を著しく低減させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の有色原料樹脂シートの製造工程を示す
断面図。
【図2】その有色原料樹脂シートの製造における積層工
程の概念図。
【図3】その有色原料樹脂シートを成形して自動車外装
品を得る工程を示す図。
【図4】その外装品が装着された自動車の斜視図。
【符号の説明】
10 有色原料樹脂シート 11 樹脂基板 12 積層シート 12a インク層 12b 保護フィルム 13 ホットメルト層 23 自動車外装品 24 成形体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B32B 27/36 B32B 27/36 102 102 B60R 13/04 B60R 13/04 Z 19/03 19/03 C Fターム(参考) 3D023 AA01 AA03 AB05 AC22 AD06 AD22 4D075 AA01 BB24Z DA23 DB31 DC13 EA43 4F100 AK01C AK01G AK25A AK42A AK45C AK74C AT00A AT00C BA03 BA07 BA10A BA10C CB03 EC182 EH46 EH462 EJ172 EJ422 GB32 HB00 HB00B HB31 HB31B JA20A JA20B JA20C JA20G JB16G JL02 JL10B JN01A YY00A YY00B YY00C YY00G

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車塗料と同一色のインク層(12a)を
    透明の保護フィルム(12b)上に印刷積層して構成された
    積層シート(12)の前記インク層(12a)をホットメルト層
    (13)を介して樹脂基板(11)の片面に熱圧着した有色原料
    樹脂シート。
  2. 【請求項2】 保護フィルム(12b)がポリエチレンテレ
    フタレート又はアクリル樹脂フィルムであり、ホットメ
    ルト層(13)の主成分が熱可塑性樹脂であり、樹脂基板(1
    1)がABS樹脂基板又はポリカーボネート樹脂基板であ
    る請求項1記載の有色原料樹脂シート。
  3. 【請求項3】 保護フィルム(12b)の厚さが50〜13
    0μmであり、インク層(12a)の厚さが14〜25μm
    であり、ホットメルト層(13)の厚さが30〜35μmで
    あり、樹脂基板(11)の厚さが2〜5mmである請求項1
    又は2記載の有色原料樹脂シート。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3いずれか記載の有色原
    料樹脂シート(10)を保護フィルム(12b)が外表面に表出
    するように成形した成形体(24)の外表面に透明の塗膜が
    形成された自動車外装品。
  5. 【請求項5】 透明の保護フィルム(12b)上に自動車塗
    料と同一色のインクを印刷乾燥してインク層(12a)が前
    記保護フィルム(12b)上に印刷積層された積層シート(1
    2)を得る工程と、 ホットメルト層(13)を介して前記積層シート(12)の前記
    インク層(12a)を樹脂基板(11)の片面に熱圧着して有色
    原料樹脂シート(10)を得る工程と、 前記保護フィルム(12b)が外表面に表出するように前記
    有色原料樹脂シート(10)を成形して成形体(24)を得る工
    程と、 前記成形体(24)の表面に透明の塗料を塗布乾燥する工程
    とを含む自動車外装品の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114072286A (zh) * 2019-07-08 2022-02-18 株式会社丰田自动织机 树脂窗面板和树脂窗面板的车身粘合构造

Cited By (2)

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