JP2002086595A - 包装容器及びその製造方法 - Google Patents
包装容器及びその製造方法Info
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- JP2002086595A JP2002086595A JP2000274680A JP2000274680A JP2002086595A JP 2002086595 A JP2002086595 A JP 2002086595A JP 2000274680 A JP2000274680 A JP 2000274680A JP 2000274680 A JP2000274680 A JP 2000274680A JP 2002086595 A JP2002086595 A JP 2002086595A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、従来の包装容器及びその製造方法
の問題点を解決して、確実にキャップを取り付けること
が出来る包装容器及びその製造方法を提供することを目
的とする。 【解決手段】本発明によれば、包装容器の頂部に形成さ
れるキャップであって、該キャップはキャップ本体とキ
ャップベースからなり、充填機における第1段階で紙基
材上にキャップベースが取り付けられ、第2段階で内容
液が充填された紙容器の前記キャップベース上にキャッ
プ本体を取り付ける、このように、包装容器に形成され
る前の包材上にキャップベースのみを取りつけるので、
該キャップベース取り付け具83に把持されたキャップ
ベースは図示しないサポート部が包材81の裏側から受
けているために、シール手段用いて固着する際に、押え
力を確実に包材に伝えることが出来るので、取り付けら
れたキャップが取付後に剥がれたりすることがない。
の問題点を解決して、確実にキャップを取り付けること
が出来る包装容器及びその製造方法を提供することを目
的とする。 【解決手段】本発明によれば、包装容器の頂部に形成さ
れるキャップであって、該キャップはキャップ本体とキ
ャップベースからなり、充填機における第1段階で紙基
材上にキャップベースが取り付けられ、第2段階で内容
液が充填された紙容器の前記キャップベース上にキャッ
プ本体を取り付ける、このように、包装容器に形成され
る前の包材上にキャップベースのみを取りつけるので、
該キャップベース取り付け具83に把持されたキャップ
ベースは図示しないサポート部が包材81の裏側から受
けているために、シール手段用いて固着する際に、押え
力を確実に包材に伝えることが出来るので、取り付けら
れたキャップが取付後に剥がれたりすることがない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、包装容器及びその
製造方法に関するものである。
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、牛乳、清涼飲料等の液体食品は、
一般に、包材から成るブリック型、多面体型等の包装容
器に収容されて販売される。そして、頂壁に注出口部を
覆ってキャップが形成されると共に、該注出口部がプル
タブとインナーテープによって封止される。
一般に、包材から成るブリック型、多面体型等の包装容
器に収容されて販売される。そして、頂壁に注出口部を
覆ってキャップが形成されると共に、該注出口部がプル
タブとインナーテープによって封止される。
【0003】図6は従来の包装容器のキャップ取り付け
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【0004】図において、10は液体食品を収容する包
装容器本体、12は該包装容器本体10の頂壁、18は
前記包装容器本体10の前壁であり、前記頂壁12の所
定の位置に設定された注出口部にパンチホールから成る
注出口21が形成され、該注出口21が容器表側からプ
ルタブ15によって固着されると共に容器裏側から図示
しないインナーテープで固着される。そして前記プルタ
ブを包含するようにして包装容器の頂壁にキャップ本体
(キャップ)が固着される。この場合、前記液体食品を
飲用しようとする者、すなわち、飲用者は、前記包装容
器本体10からプルタブ15を引き剥(は)がすとイン
ナーテープも同時に破られて注出口21が開口される。
そしてキャップ本体に唇を当て、液体食品を直接飲用し
たり、コップ等の他の容器に注ぐことが出来る。
装容器本体、12は該包装容器本体10の頂壁、18は
前記包装容器本体10の前壁であり、前記頂壁12の所
定の位置に設定された注出口部にパンチホールから成る
注出口21が形成され、該注出口21が容器表側からプ
ルタブ15によって固着されると共に容器裏側から図示
しないインナーテープで固着される。そして前記プルタ
ブを包含するようにして包装容器の頂壁にキャップ本体
(キャップ)が固着される。この場合、前記液体食品を
飲用しようとする者、すなわち、飲用者は、前記包装容
器本体10からプルタブ15を引き剥(は)がすとイン
ナーテープも同時に破られて注出口21が開口される。
そしてキャップ本体に唇を当て、液体食品を直接飲用し
たり、コップ等の他の容器に注ぐことが出来る。
【0005】前記プルタブ15は、注出口21より大き
い面積を有して包材に貼付される。
い面積を有して包材に貼付される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の包装容器においては、容器に内容液が充填された後
で、熱を加えてキャップを容器頂壁に押しつけて固着す
る方法である。ところが容器に内容液が充填された段階
では、容器自身が内容液(流動体)を保有した不安定形
態であるため容器頂壁はキャップが十分に固着するに足
るだけの強固な背面圧を保持できない。従って、取り付
けられたキャップが取付後に剥がれたりすることがあっ
た。その対策として、前記面圧を補完するためにキャッ
プを固着するために必要な圧着時間を長くするという方
法もあるが作業工程時間が長くなってしまうという問題
があった。
来の包装容器においては、容器に内容液が充填された後
で、熱を加えてキャップを容器頂壁に押しつけて固着す
る方法である。ところが容器に内容液が充填された段階
では、容器自身が内容液(流動体)を保有した不安定形
態であるため容器頂壁はキャップが十分に固着するに足
るだけの強固な背面圧を保持できない。従って、取り付
けられたキャップが取付後に剥がれたりすることがあっ
た。その対策として、前記面圧を補完するためにキャッ
プを固着するために必要な圧着時間を長くするという方
法もあるが作業工程時間が長くなってしまうという問題
があった。
【0007】本発明は、前記従来の包装容器及びその製
造方法の問題点を解決して、確実瞬時にキャップを取り
付けることが出来る包装容器及びその製造方法を提供す
ることを目的とする。
造方法の問題点を解決して、確実瞬時にキャップを取り
付けることが出来る包装容器及びその製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の包
装容器においては、包装容器の頂部に形成されるキャッ
プが、キャップ本体とキャップベースからなり、充填機
における第1段階で包材上にキャップベースが取り付け
られた後に、第2段階で充填液が充填された紙容器の前
記キャップベース上にキャップ本体を取り付けられる。
さらに、キャップベースは注出口部を包囲する蓋を備え
ない枠型部として頂壁に貼着され、前記注出口部は前記
包材の表側から前記注出口部を覆って貼着されたプルタ
ブと、前記包材の裏側から貼着されたインナテープと、
から構成される。
装容器においては、包装容器の頂部に形成されるキャッ
プが、キャップ本体とキャップベースからなり、充填機
における第1段階で包材上にキャップベースが取り付け
られた後に、第2段階で充填液が充填された紙容器の前
記キャップベース上にキャップ本体を取り付けられる。
さらに、キャップベースは注出口部を包囲する蓋を備え
ない枠型部として頂壁に貼着され、前記注出口部は前記
包材の表側から前記注出口部を覆って貼着されたプルタ
ブと、前記包材の裏側から貼着されたインナテープと、
から構成される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の実施の形態における包装容
器のキャップ取り付け状態を示す容器全体図である。図
2は本発明の実施の形態における包装容器のキャップ取
り付け状態を示す斜視図である。
器のキャップ取り付け状態を示す容器全体図である。図
2は本発明の実施の形態における包装容器のキャップ取
り付け状態を示す斜視図である。
【0011】図に示すようにキャップは前記頂壁12に
おける所定の位置、例えば、頂壁12と前壁18との境
界線L1に近接する位置で横壁20に沿った位置にキャ
ップ52が接着、融着等の貼着方法によって貼着され
る。そして、該キャップ52は、略矩形形状のキャップ
ベース50とキャップ本体51から成り、前記頂壁12
の所定の位置に設定された注出口部(キャップベース内
域)にパンチホールから成る注出口21が形成される。
おける所定の位置、例えば、頂壁12と前壁18との境
界線L1に近接する位置で横壁20に沿った位置にキャ
ップ52が接着、融着等の貼着方法によって貼着され
る。そして、該キャップ52は、略矩形形状のキャップ
ベース50とキャップ本体51から成り、前記頂壁12
の所定の位置に設定された注出口部(キャップベース内
域)にパンチホールから成る注出口21が形成される。
【0012】また、プルタブ15が、前記注出口部、キ
ャップベースの内側で注出口21を覆って包材の表側か
ら貼着される。前記プルタブ15は、アルミニウム箔
(はく)から成り、ガスバリヤ性を有するバリヤ層、該
バリヤ層の表面に被覆されたポリエチレン樹脂等から成
る最外層、及び前記バリヤ層の裏面に被覆されたポリエ
チレン樹脂等から成る最内層を備える。そして、前記プ
ルタブ15は、注出口21より大きい面積を有し、包材
に貼付されたときに、注出口21の周辺を覆い、また、
図示されないインナテープが、頂壁12における包材の
裏側から貼着され、プルタブ15、及び注出口21の周
辺とシールされる。
ャップベースの内側で注出口21を覆って包材の表側か
ら貼着される。前記プルタブ15は、アルミニウム箔
(はく)から成り、ガスバリヤ性を有するバリヤ層、該
バリヤ層の表面に被覆されたポリエチレン樹脂等から成
る最外層、及び前記バリヤ層の裏面に被覆されたポリエ
チレン樹脂等から成る最内層を備える。そして、前記プ
ルタブ15は、注出口21より大きい面積を有し、包材
に貼付されたときに、注出口21の周辺を覆い、また、
図示されないインナテープが、頂壁12における包材の
裏側から貼着され、プルタブ15、及び注出口21の周
辺とシールされる。
【0013】したがって、前記包装容器本体10からプ
ルタブ15を引き剥がすことによってインナテープを破
断させ、注出口21を開口させ、包装容器10を開封す
ることができる。そしてキャップ本体に唇を当て、液体
食品を直接飲用することができる。
ルタブ15を引き剥がすことによってインナテープを破
断させ、注出口21を開口させ、包装容器10を開封す
ることができる。そしてキャップ本体に唇を当て、液体
食品を直接飲用することができる。
【0014】また、包装容器10を傾けることによっ
て、注出口21から液体食品を図示されないグラス等の
容器に注ぐこともできる。
て、注出口21から液体食品を図示されないグラス等の
容器に注ぐこともできる。
【0015】前記包装容器本体10は包材を成形するこ
とによって形成される。そのために、包材にあらかじめ
折り目が形成され、該折り目に沿って包材を折り曲げる
ことによって原型容器が形成される。続いて、該原型容
器に所定の成形加工が施され、最終形状の包装容器本体
10が形成される。前記包材は、可撓(とう)性を有す
る積層体から成り、図示されない紙基材、該紙基材の表
面に被覆されたポリエチレン樹脂等から成る図示されな
い最外層、前記紙基材の裏面に被覆されたガスバリヤ性
を有する図示されないバリヤ層、及び該バリヤ層の裏面
に被覆されたポリエチレン樹脂等から成る図示されない
最内層を備える。
とによって形成される。そのために、包材にあらかじめ
折り目が形成され、該折り目に沿って包材を折り曲げる
ことによって原型容器が形成される。続いて、該原型容
器に所定の成形加工が施され、最終形状の包装容器本体
10が形成される。前記包材は、可撓(とう)性を有す
る積層体から成り、図示されない紙基材、該紙基材の表
面に被覆されたポリエチレン樹脂等から成る図示されな
い最外層、前記紙基材の裏面に被覆されたガスバリヤ性
を有する図示されないバリヤ層、及び該バリヤ層の裏面
に被覆されたポリエチレン樹脂等から成る図示されない
最内層を備える。
【0016】次に、注出口部の形成過程を順を追って説
明する。図3は本発明の実施の形態における注出口部の
形成過程を示す工程断面図である。図4は本発明の実施
の形態における注出口部の形成過程を示す工程平面図で
ある。図5は本発明の実施の形態におけるキャップベー
スの供給方法例を示す図である。
明する。図3は本発明の実施の形態における注出口部の
形成過程を示す工程断面図である。図4は本発明の実施
の形態における注出口部の形成過程を示す工程平面図で
ある。図5は本発明の実施の形態におけるキャップベー
スの供給方法例を示す図である。
【0017】前記キャップベース50はキャップベース
テープ82上に射出成形によって樹脂を付着させること
により形成され、蓋を備えない。そして第1段階の工程
P1において、キャップベース取り付け具83は、キャ
ップベーステープ82からキャップベース50を図示さ
れないカッタによって切り離し、各キャップベース50
を抵抗加熱、誘導加熱、超音波等のシール手段によって
包材81の表側から貼着する。次に、工程P2におい
て、注出口21を打抜く。そして、工程P3において、
インナシール装置85は、インナテープ86を前記シー
ル手段によって包材81の裏側から貼着する。続いて、
工程P4において、プルタブシール装置87は、前記シ
ール手段によって包材81の表側からプルタブ15を貼
着する。
テープ82上に射出成形によって樹脂を付着させること
により形成され、蓋を備えない。そして第1段階の工程
P1において、キャップベース取り付け具83は、キャ
ップベーステープ82からキャップベース50を図示さ
れないカッタによって切り離し、各キャップベース50
を抵抗加熱、誘導加熱、超音波等のシール手段によって
包材81の表側から貼着する。次に、工程P2におい
て、注出口21を打抜く。そして、工程P3において、
インナシール装置85は、インナテープ86を前記シー
ル手段によって包材81の裏側から貼着する。続いて、
工程P4において、プルタブシール装置87は、前記シ
ール手段によって包材81の表側からプルタブ15を貼
着する。
【0018】このように、包装容器に形成される前の包
材上に(キャップ本体を取り付けるのではなく)キャッ
プベースのみを取りつけるので、包材からの飛び出し高
さを薄く形成することができる。したがってキャップベ
ースを包材に貼着した後に包材を充填機上にて何ら阻害
されることなく容易に折り曲げることができる。しか
も、前記のように包装容器に形成される前の包材上にキ
ャップベースのみを取りつけるので、該キャップベース
取り付け具83に把持されたキャップベースを図示しな
い背面サポート部が包材81の裏側から受けているため
に、キャップベースを抵抗加熱、誘導加熱、超音波等の
シール手段用いて固着する際に、押え力を確実に包材に
伝えることが出来る。
材上に(キャップ本体を取り付けるのではなく)キャッ
プベースのみを取りつけるので、包材からの飛び出し高
さを薄く形成することができる。したがってキャップベ
ースを包材に貼着した後に包材を充填機上にて何ら阻害
されることなく容易に折り曲げることができる。しか
も、前記のように包装容器に形成される前の包材上にキ
ャップベースのみを取りつけるので、該キャップベース
取り付け具83に把持されたキャップベースを図示しな
い背面サポート部が包材81の裏側から受けているため
に、キャップベースを抵抗加熱、誘導加熱、超音波等の
シール手段用いて固着する際に、押え力を確実に包材に
伝えることが出来る。
【0019】次いで、第2段階として包材が包装容器
(内容液を充填した)に形成された時点で、前記キャッ
プベースにキャップ本体を被せることで、キャップが最
終的に包装容器に形成されるが、前記キャップベースに
キャップ本体を被せる方法は単純な機械的嵌合構造でよ
い、一例が図2に示されるように、キャップベース部の
上端は矢印状の戻りが形成された構造であり、キャップ
本体の下端は前記キャップベース部の上端の矢印状の戻
りに図示しない装置で運ばれて嵌めることにより機械的
に固着する。
(内容液を充填した)に形成された時点で、前記キャッ
プベースにキャップ本体を被せることで、キャップが最
終的に包装容器に形成されるが、前記キャップベースに
キャップ本体を被せる方法は単純な機械的嵌合構造でよ
い、一例が図2に示されるように、キャップベース部の
上端は矢印状の戻りが形成された構造であり、キャップ
本体の下端は前記キャップベース部の上端の矢印状の戻
りに図示しない装置で運ばれて嵌めることにより機械的
に固着する。
【0020】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。例えば、前記キャップベースにキャッ
プ本体を被せる方法は種々の機械的嵌合構造が考えらる
が、場合に依れば、前記機械的嵌合に加えて、接着剤等
の補助的な固着方法を付加してもよい。
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。例えば、前記キャップベースにキャッ
プ本体を被せる方法は種々の機械的嵌合構造が考えらる
が、場合に依れば、前記機械的嵌合に加えて、接着剤等
の補助的な固着方法を付加してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、包装容器の頂部に形成されるキャップであって、
該キャップはキャップ本体とキャップベースからなり、
充填機における第1段階で包材上にキャップベースが取
り付けられ、第2段階で内容液が充填された紙容器の前
記キャップベース上にキャップ本体を取り付ける、この
ように、包装容器に形成される前の包材上に(キャップ
本体を取り付けるのではなく)キャップベースのみを取
りつけるので、包材からの飛び出し高さを薄く形成する
ことができる。したがってキャップベースを包材に貼着
した後に包材を充填機上にて何ら阻害されることなく容
易に折り曲げることができる。しかも、前記のように包
装容器に形成される前の包材上にキャップベースのみを
取りつけるので、該キャップベース取り付け具83に把
持されたキャップベースは図示しない背面サポート部が
包材81の裏側から受けているために、キャップベース
を抵抗加熱、誘導加熱、超音波等のシール手段用いて固
着する際に、押え力を確実に包材に伝えることが出来る
ので、取り付けられたキャップが取付後に剥がれたりす
ることがなく、キャップを固着するために必要な時間が
長くなり作業工程時間が長くなるという事もなくなっ
た。
れば、包装容器の頂部に形成されるキャップであって、
該キャップはキャップ本体とキャップベースからなり、
充填機における第1段階で包材上にキャップベースが取
り付けられ、第2段階で内容液が充填された紙容器の前
記キャップベース上にキャップ本体を取り付ける、この
ように、包装容器に形成される前の包材上に(キャップ
本体を取り付けるのではなく)キャップベースのみを取
りつけるので、包材からの飛び出し高さを薄く形成する
ことができる。したがってキャップベースを包材に貼着
した後に包材を充填機上にて何ら阻害されることなく容
易に折り曲げることができる。しかも、前記のように包
装容器に形成される前の包材上にキャップベースのみを
取りつけるので、該キャップベース取り付け具83に把
持されたキャップベースは図示しない背面サポート部が
包材81の裏側から受けているために、キャップベース
を抵抗加熱、誘導加熱、超音波等のシール手段用いて固
着する際に、押え力を確実に包材に伝えることが出来る
ので、取り付けられたキャップが取付後に剥がれたりす
ることがなく、キャップを固着するために必要な時間が
長くなり作業工程時間が長くなるという事もなくなっ
た。
【図1】本発明の実施の形態における包装容器のキャッ
プ取り付け状態を示す容器全体図である。
プ取り付け状態を示す容器全体図である。
【図2】本発明の実施の形態における包装容器のキャッ
プ取り付け状態を示す斜視図である。
プ取り付け状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態における注出口部の形成過
程を示す工程断面図である。
程を示す工程断面図である。
【図4】本発明の実施の形態における注出口部の形成過
程を示す工程平面図である。
程を示す工程平面図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるキャップベースの
供給方法例を示す図である。
供給方法例を示す図である。
【図6】従来の包装容器のキャップ取り付け状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
12 頂壁 15 プルタブ 10 包装容器 18 前壁 21 注出口 50 キャップ本体 51 キャップベース 52 キャップ 81 包材 86 インナテープ 82 キャップベーステープ
Claims (3)
- 【請求項1】包装容器の頂部に形成されるキャップがキ
ャップ本体とキャップベースからなり、充填機における
第1段階で包材上にキャップベースが取り付けられ、第
2段階で内容液が充填された紙容器の前記キャップベー
ス上にキャップ本体を取り付ける、ことにより形成され
る包装容器のキャップ取り付け方法。 - 【請求項2】前記キャップベースは注出口部を包囲する
蓋を備えない枠型部として頂壁に貼着され、前記注出口
部は前記包材の表側から前記注出口部を覆って貼着され
たプルタブと、前記包材の裏側から貼着されたインナテ
ープと、から成る請求項1に記載の包装容器のキャップ
取り付け方法。 - 【請求項3】請求項1〜2の何れかに記載の方法によっ
て形成される包装容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000274680A JP2002086595A (ja) | 2000-09-11 | 2000-09-11 | 包装容器及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000274680A JP2002086595A (ja) | 2000-09-11 | 2000-09-11 | 包装容器及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002086595A true JP2002086595A (ja) | 2002-03-26 |
Family
ID=18760407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000274680A Pending JP2002086595A (ja) | 2000-09-11 | 2000-09-11 | 包装容器及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002086595A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010023856A (ja) * | 2008-07-17 | 2010-02-04 | Japan Crown Cork Co Ltd | 注出具 |
-
2000
- 2000-09-11 JP JP2000274680A patent/JP2002086595A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010023856A (ja) * | 2008-07-17 | 2010-02-04 | Japan Crown Cork Co Ltd | 注出具 |
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