JP2002086572A - 熱収縮性筒状ラベル及び同ラベルのシール剤塗布量検出システム - Google Patents

熱収縮性筒状ラベル及び同ラベルのシール剤塗布量検出システム

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JP2002086572A
JP2002086572A JP2000275561A JP2000275561A JP2002086572A JP 2002086572 A JP2002086572 A JP 2002086572A JP 2000275561 A JP2000275561 A JP 2000275561A JP 2000275561 A JP2000275561 A JP 2000275561A JP 2002086572 A JP2002086572 A JP 2002086572A
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sealant
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sealing agent
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JP2000275561A
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English (en)
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Masahiro Osada
正弘 長田
Hiroyuki Taguchi
浩之 田口
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Gunze Ltd
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Gunze Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長尺帯状フィルムの幅方向両側端縁部を中央
部へ折り曲て形成した重合面に溶剤性のシール剤を塗布
し、該シール面を重合して重合圧着によるセンタ−シー
ル加工において、シール剤の塗布量の適否を電子的に検
出する。 【解決手段】 シール剤に蛍光剤を添加し、センタ−シ
ール加工により製作したチュ−ブフィルム22に蛍光ラ
ンプ32の光を当て、その反射をCCDカメラ31で撮
影して信号を映像処理部34で2値化処理してモニタ−
33に白黒画面に映出し、該画面上の「白」の画素数を
映像処理部34で計測して、シール剤塗布量の適否判断
を行うようにすることで、シール剤塗布量の適否の電子
的検出を可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長尺帯状フィルム
の幅方向両側端縁部を中央部へ折り曲て重合面を形成
し、該両重合面の各対向面に溶剤性のシール剤を塗布し
てシール面を形成し、該各シール面を重合してから一組
のニップロールで当該重合部を圧着するようにした、重
合圧着によるセンターシール加工により製作された熱収
縮性筒状ラベルと、該加工時におけるシール剤塗布量検
出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱収縮性筒状ラベルの製造装置の
一例として、実用新案登録第2521632号公報に記
載されたものがある。
【0003】この装置を、図6乃至図8により説明する
と、この装置は、帯状フィルム2がロール状に巻き上げ
られたフィルム供給部1と、テーブル4上に配置された
ガイド板5と、ガイドバー7,8と、押え板10と、押
えロール9と、押えバー11等を備える折り返し形成部
27と、シール剤供給ポンプ(図示せず)とそれに接続
された調整弁14とを介してシール剤24を塗布するノ
ズル13と、バランスウエイト16により適宜の押圧力
が付加される押圧片15と、圧着することで接着を行う
一組のニップロール19,20と、巻き取り部13とを
備えている。
【0004】帯状フィルム2は、特に限定されるもので
はないが、溶剤タイプのシール剤によって接着可能な合
成樹脂フィルムならば適用可能であり、たとえば、塩化
ビニール系、ポリスチレン系、ポリエステル系等を挙げ
るこてができ、所定のチューブフィルムの寸法に合わせ
た長尺の帯状フィルムとしてロ−ル状に巻き上げられて
いる。
【0005】テーブル4上には、ガイド板5が、図6に
示すように、テーブル4との間に帯状フィルム2が通過
可能な隙間を設けて配置されている。ガイド板5の両サ
イドには、それぞれ外ガイド28,28が設けられてい
て、折り返えされた帯状フィルム2の両側縁2a、2b
を案内するようになっている。外ガイド28,28は押
え板10,11等により浮き上がりが防止されている。
【0006】外ガイド28,28の帯状フィルム2供給
側にガイドバー7,8が配置されている。ガイドバー
7,8は、帯状フィルムのフラットな状態から両側縁2
a,2bを折り曲げるため、帯状フィルム2の両側縁2
a,2bを持ち上げて折り返すように案内している。符
号6,6はテ−ブル4に固定され帯状フィルム2の両側
縁2a,2bの持ち上げ量を規制する案内ガイドを示し
ている。図6の矢印「ハ」は帯状フィルム2の進行方向
を示している。
【0007】押えロール9は、両縁折り返しの重合部2
6を押圧し案内する。押えロール12,12はノズル1
3の後方近接位置に配置され、ノズル13で開口される
重合部26の膨らみを押さえるべく重合部26の近辺の
両側縁2a,2bを押圧案内している。
【0008】ノズル13は、帯状フィルム2の両側縁2
a,2bの重合部26で同側縁2a,2bを開口させて
側縁2a上にシール剤(接着剤)を塗布するように配置
されている。
【0009】押圧片15は、ノズル13の前方で重合部
26を押圧するように配置され、バランスウエイト16
の重さによる安定した押圧力で重合部26を押圧するこ
とにより、一方の側縁2a上に塗布されたシール剤(接
着剤)の幅と厚さとを一定した形状の塗布膜25に整形
している。
【0010】図8の「イ」の位置にノズル13が配置さ
れ、「ロ」の位置に押圧片15が配置されている。ま
た、ガイド板5の前方端は位置「ロ」よりも前方位置ま
で延長されており、押圧片15との間で重合部26を確
実に押圧案内するようになっている。
【0011】バランスウエイト16は、ロッド17に位
置調節自在に設けられていて、使用する帯状フィルム2
の性状に合わせた押圧力が得られるようなっている。符
号30はバランスウエイト16の固定ねじを示してい
る。また、ロッド17はボス部29により押圧片15に
回動可能に取り付けられている。
【0012】前記の構成において、帯状フィルム2を図
6の矢印ハ方向に移動させながら、ノズル13からシー
ル剤を供給すると、帯状フィルム2の両側縁2a、2b
の重合部26は押圧片15で押圧力を受けて圧着され、
熱収縮性筒状ラベル(チューブフィルム)22を製造す
ることができる。
【0013】巻き取り部23は、重合部26の接着が完
了しチューブフィルム22をガイドロ−ル21などを介
して長尺偏平状に均一に巻き取る。一組のニップルロー
ル19,20の周辺、あるいは重合部26に熱風または
空気流を吹き付けることにより、シール剤の乾燥を早め
ることも可能である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の熱
収縮性筒状ラベル装置では、帯状フィルムをセンターシ
ールする加工において、帯状フィルムの両側縁2a,2
b(の一方の側縁)にシール剤の塗布を行う工程を含ん
でいるが、シール剤の塗布状態の検出は、作業者が目視
によって行われていて、シール剤塗布状態の自動検出装
置の提供が望まれていた。
【0015】そこで、本発明は、シール剤に適宜の蛍光
剤を溶解させ、それをシール面に塗布してセンターシー
ル加工を行い、そのシール面上から特定ピーク波長を有
する蛍光ランプを照射して前記蛍光剤に反射させてその
反射光をカメラで撮影し、反射している白い画素数を画
像処理により計測することにより、シール剤の塗布量を
検出するようにしたシール剤塗布量検出システムを提供
するものである。また、前記シール剤塗布量検出システ
ムに適応可能な熱収縮性筒状ラベルを同時に提供するも
のである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の熱収縮性筒状ラ
ベルは、長尺帯状フィルムの幅方向両側端縁部を中央部
へ折り曲て重合面を形成し、該両重合面の各対向面に溶
剤性のシール剤を塗布してシール面を形成し、該各シー
ル面を重合してから一組のニップロールで当該重合部を
圧着することにより作成された、重合圧着によるセンタ
−シール加工によるシール部を有する筒状ラベルにおい
て、前記シール剤に、蛍光剤が溶解し塗布されているこ
とを特徴としている。
【0017】また、本発明のシール剤塗布量検出システ
ムは、長尺帯状フィルムの幅方向両側端縁部を中央部へ
折り曲て重合面を形成し、該両重合面の各対向面に溶剤
性のシール剤を塗布してシール面を形成し、該各シール
面を重合してから一組のニップロールで当該重合部を圧
着するようにした、重合圧着によるセンターシール加工
において、前記シール剤に適宜量の蛍光剤を溶解塗布す
るとともに、前記シ−ル面上から特定のピーク波長を有
する蛍光ランプにより光を照射し、溶解された前記蛍光
剤からの反射光を検出することを特徴としている。
【0018】更に、前記シール剤塗布量検出システム
が、特定のピーク波長を有する蛍光ランプとCCDカメ
ラとを備えるとともに、前記CCDカメラで撮影された
前記シール面の画像の信号に基づいて前記シール面から
の反射光とシール面以外からの反射光とを白黒に2値化
処理を行う画像処理部と、該画像処理部において二値化
処理された、前記シール面の映像を白黒画像として映出
するモニタ−とを備え、前記画像処理部は、前記モニタ
−の画面を複数個の画面に分割するとともに、各分割さ
れた画面のそれぞれについて、予め設定されている白の
上下限界値を外れるものをNGとする機能を備えている
ことを特徴としている。
【0019】更にまた、前記画像処理部により、各領域
に分割された画面のいずれもが予め設定されている白の
上下限界値を外れていると判断したとき、警報を発する
警報手段及び/又は表示手段が設けられていることを特
徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態について説明する。図1は本発明の一実施形態とし
てのシール剤塗布量検出システムを示す模試図、図2は
同モニターの正面図、図3は画像撮影の作動形態の一例
を示すタイムチャート、図4(a),(b)は同計測画
像図、図5は同蛍光剤混入シール剤の塗布機構の詳細図
である。なお、図1乃至図5において、図6乃至図8と
同じ部材には同一符号を付し、それらについての詳細な
説明を省略することがある。
【0021】図5に示すように、帯状フィルム2の両側
縁2a,2bの合わせ部50に、シール剤に適宜量の蛍
光剤が溶解されたシール用塗布剤24aがノズル13を
介して供給され、該シール用塗布剤24aは、帯状フィ
ルム2の両側縁2a,、2bのいづれか一方の側縁に塗
布される。なお、それ以外の構成及び工程は、前記の従
来のものと同様である。蛍光剤としては、スチルベン
系、リポフラビンなど色々のものが多数使用される。
【0022】したがって、このような構成の装置を使用
し、ノズル13を介してシール剤に適宜量の蛍光剤が溶
解されたシール用塗布剤24aを供給することにより、
前記の従来のものと同じ工程を経て、前記請求項1に記
載した構成の熱収縮性筒状ラベルを製作することができ
る。そして、この製作工程において、シール用塗布剤2
4aの塗布量が適切であるかどうかの検査が次に述べる
手段でおこなわれる。
【0023】図1において、符号30は暗箱を示してお
り、この暗箱30の内部には、CCDカメラ(以下「カ
メラ」という)31とブラックライトブルー蛍光ランプ
32がそれぞれ上下端部に取り付けられている。このブ
ラックライトブルー蛍光ランプ32は、可視光線をカッ
トし近紫外線を効率良く透過させる「濃い青色の特殊フ
ィルター」を使用したガラス管内壁に、近紫外線放射蛍
光体を塗布して特定のピーク波長を有する蛍光ランプで
あって、形状はリング状でありこの実施形態では、ピー
ク波長がほぼ370mmの蛍光ランプが使用されてい
る。
【0024】そして、このような暗箱30が、蛍光ラン
プ32をチューブフィルム22に対向させて熱収縮性筒
状ラベル製造装置に取り付けられている。この実施形態
では、蛍光ランプ32は、一組のニップロール19,2
0の後部に取り付けられている。
【0025】蛍光ランプ32を点灯し、その光をシール
用塗布剤24aを塗布された面(以下「シール面38」
という)に照射すると、特定のピーク波長の光が蛍光剤
に反射する。その反射光をカメラ31で撮影し、モニタ
ー33上に画像化する。
【0026】蛍光ランプ32は、間欠的に点灯するよう
にしてもよいが、この実施形態では、蛍光ランプ32は
連続的に点灯するようになっている。画像処理は、図3
のタイムチャートに示すように、ほぼ300mmピッチ
でシール面38をモニターするようになっている。図3
における黒塗り部分Xがモニター部分を示している。ま
た、矢印「ハ」は熱収縮性筒状ラベル(チューブフィル
ム)22の移動方向を示している。
【0027】モニター33は、画像処理部34に内蔵さ
れていて、カメラ31で撮影されたシール面38の映像
信号は、画像処理部34において二値化処理され、図4
(a)に示すような白黒画像としてモニター33に映出
される。更に、この画像中の「白」の画素数が画像処理
部34において計測される。シール剤中の蛍光剤は蛍光
ランプ32の光を受けて白く反射するから、画像処理部
34において計測された「白」の画素数は、帯状フィル
ム2の側縁に塗布されたシール剤の量(シール面38の
面積)に比例することなる。
【0028】画像処理部34で計測された「白」の画素
数が所定値よりも少ないとき、即ち、下限値以下の場
合、画像処理部34は、所定量のシール剤が塗布されて
いないと判断する。それと同時に、警報ランプ装置37
の「赤」ランプ37aが点灯し、作業者に警告を発す
る。同時に警告音を発生する構成としてもよい。
【0029】一方、画像処理部34で計測された「白」
の画素数が所定値よりも多いとき、即ち、上限値以上の
場合、画像処理部34は、所定量よりも多量のシール剤
が塗布さたと判断する。それと同時に、警報ランプ装置
37の「黄」ランプ37bが点灯し、作業者に警告を発
する。同時に警告音を発生する構成としてもよい。更
に、表示手段として、ラベル貼付装置39によりラベル
を貼付し、シール不良箇所等を表示することができる。
表示手段としては、ラベル貼付装置に限らずマーク付け
印刷等、筒状ラベルに目印を付加できるものであれば適
宜の手段を適用できる。
【0030】この実施形態では、前記の画像処理が、図
2に示すように、モニター画像中、白い面積を計算する
ウインドウを、第一ウインドウ41、第二ウインドウ4
2、第三ウインドウ43の3つのウインドウ領域に三分
割し、各ウインドウについて、前記の「白」画素数の計
測を行うことにより行われる。その結果、図柄等による
誤判断を防ぐことができる。
【0031】図4(a)は、画像処理部34において二
値化され、モニター画面に白黒画像として表示された計
測画面40を示している。この計測画面40において、
シール剤を塗布された部分、すなわちシール面38のみ
が、蛍光ランプ32の照明に反応する白い部分40Aと
して表示される。そして、この白い部分40A、即ち、
計測画面40における白画素の画素数をカウントするこ
とにより、シール剤塗布量の適否を判断することができ
る。
【0032】本来、図4(a)であるべき計測画面40
が、帯状フィルム2に印刷されている図柄等の影響を受
けて、そのシール剤塗布部分が図4(b)に示すような
画像となることがある。このような場合、正確な計測を
行うことは不可能である。そこで、この実施形態では、
計測画面40のウインドウを、第一ウインドウ41、第
二ウインドウ42、第三ウインドウ43の3つのウイン
ドウの三領域に分割し、各ウインドウについて「白」の
画素数の計測を行うようにしている。
【0033】そして、各ウインドウ41乃至43につい
て、計測された「白」の画素数が、いづれも下限値以
下、あるいは上限値以上(即ち不適当)の場合のみ、シ
ール剤無し、シール剤幅広、シール剤幅狭、との判定が
なされる。なお、この実施形態では、分割した3領域の
全てのウインドウがNGのときにNGと判断するよう
に、画像処理部34内でシーケンサ処理が行われるよう
になっている。
【0034】上述の通り、この実施形態では、シール剤
に蛍光剤を溶解しておき、帯状フィルム2の側縁に塗布
されたシール剤に蛍光剤を溶解されたものの塗布状態
を、これに照射される蛍光ランプの反射光をCCDカメ
ラで撮影し、その画像を、前記蛍光剤からの反射光と前
記シール剤からの反射光とを白黒に2値化処理した画面
を作成し、該画面での白の画素数の上下限界を外れるも
のをNGとするようにしたため、シール剤の塗布量の適
否を電子的に、かつ遠隔的に検出するこてができる。し
たがって、従来のように、作業者の目視による検査より
も、検査精度をはるかに向上することができるばかり
か、作業者の負担を軽減することもできる。その結果、
人力によらずにシール剤塗布面積を補償できることにな
る。
【0035】上記の説明から明らかなように、この実施
形態では、蛍光剤の濃度で2値化のデ−タが影響され
る。従って、蛍光剤の濃度管理はきわめて重要なことで
ある。
【0036】次に、本発明の実施に好適な、フィルム材
料、溶剤、希釈剤、螢光剤などの実施例を示す。 実施例1 フィルム材料 :OPS(ポリスチレン)、厚み20〜100μm 溶剤 :テトラヒドロフラン 希釈剤 :n−ヘキサン、イソプロピルアルコール 螢光剤 :リポフラビン酪酸エステル、濃度0.5〜1.0% シール剤塗布幅 :標準値:4mm シール加工速度 :100〜200m/分 白画素数限界値 :下限値 3,500(警報ランプ 赤色) 上限値 10,000(警報ランプ 黄色) 実施例1では、筒状折径:160mm、筒長さ:105
mm、センターシール重ね代:10mm、シール剤塗布
幅:4mmのポリスチレンからなる熱収縮性筒状ラベル
の製造工程に適用した。筒状ラベルはポリ容器、ガラス
壜当の食品、飲料用の容器に装着して用いられることが
多いので、衛生面、無公害の面等から、螢光剤としては
リポフラビン酪酸エステルが好適である。フィルム走行
速度(シール加工速度)100〜200m/分で運転
し、白画素数下限値:3,500、上限値:10,00
0で設定し、シール剤塗布幅、標準値4mmであった
が、作業者の監視作業の負担軽減が可能となるととも
に、シール不良箇所が明確になり、機械の張設も早めに
行うことができるので、不良品の発生を少なくし好適な
製造を継続できた。
【0037】 実施例2 フィルム材料 :PVC(ポリ塩化ビニール)、厚み20〜100μm 溶剤 :テトラヒドロフラン 希釈剤 :n−ヘキサン、イソプロピルアルコール 螢光剤 :リポフラビン酪酸エステル、濃度0.5〜1.0% シール剤塗布幅 :標準値:4mm シール加工速度 :100〜200m/分 白画素数限界値 :下限値 3,500(警報ランプ 赤色) 上限値 10,000(警報ランプ 黄色) 筒状折径:100mm、筒長さ:65mm、シール剤塗
布幅:4mmのPVCからなる熱収縮性筒状ラベルの製
造工程に適用した。螢光剤、フィルム走行速度(シール
加工速度)、白画素数下限値、上限値、シール剤塗布幅
標準値等は実施例1と同様である。作業者の監視作業の
負担が軽減され、シール不良箇所が明確になり、機械の
調節も早めに行うことができるので、不良品の発生を少
なくし好適な製造を継続できた。
【0038】 実施例3 フィルム材料 :PE(ポリエチレン)、厚み20〜100μm 接着剤 :ポリエーテルウレタンポリオール、ポリイソシアネート 混合 液 希釈剤 :酢酸エチル 螢光剤 :リポフラビン酪酸エステル、濃度0.5〜1.0% シール剤塗布幅 :標準値:4mm シール加工速度 :100〜200m/分 白画素数限界値 :下限値 3,500(警報ランプ 赤色) 上限値 10,000(警報ランプ 黄色) 筒状折径:100mm、筒長さ:80mm、シール剤塗
布幅:4mmのPEからなる熱収縮性筒状ラベルの製造
工程に適用した。螢光剤、フィルム走行速度(シール加
工速度)、白画素数下限値、上限値、シール剤塗布幅等
は実施例1と同様に設定した。実施例1と同様に作業者
の監視作業の負担軽減が可能となり、シール不良箇所が
明確になり、機械の調節も早めに行うことができるの
で、不良品の発生を少なくし好適な製造を継続できた。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、以下の
ような効果が得られる。 (1)長尺帯状フィルムの幅方向両側端縁部を中央部へ
折り曲て重合面を形成し、該両重合面の各対向面に溶剤
性のシール剤を塗布してシール面を形成し、該各シール
面を重合してから一組のニップロールで当該重合部を圧
着するようにした、重合圧着によるセンターシール加工
において、シール剤の塗布量の適否を電子的に、かつ遠
隔的に検出するこてができる。 (2)上記(1)により、従来のような作業者の目視に
よる検査よりも、検査精度をはるかに向上することがで
きるばかりか、作業者の負担を軽減することもできる。
その結果、人力によらずにシール剤塗布面積を補償でき
ることになる。 (3)モニター画像中、白い画素数を計算するウインド
ウを、第一ウインドウ、第二ウインドウ、第三ウインド
ウの3つの領域に三分割し、各領域について、「白」の
画素数の計測を行うようにしたため、図柄等による誤判
断を防ぐことができる。 (4)画像処理部が、各分割された画面のいずれもが、
予め設定されている白黒の上下限界を外れていると判断
したとき、警報手段が警報を発するので、作業者がシー
ル剤塗布量検査に常駐する必要がなく、その分作業能率
の向上が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのシール剤塗布量検
出システムを示す模試図である。
【図2】同モニターの正面図である。
【図3】同画像撮影の作動形態の一例を示すタイムチャ
ートである。
【図4】(a)、(b)は同計測画像図である。
【図5】同蛍光剤混入シール剤の塗布機構の詳細図であ
る。
【図6】従来の熱収縮性筒状ラベル製造装置を示す側面
図である。
【図7】同主要部を示す断面図である。
【図8】同帯状フィルムからチューブフィルムを連続的
に形成する説明図である。
【符号の説明】
1 供給部 2 帯状フィルム 2a,2b フィルム側縁 3 ガイドロ−ル 4 テ−ブル 5 ガイド板 10 押え板 12 押えロ−ル 13 ノズル 14a 蛍光剤 15 押え片 19,20 ニップルロ−ル 22 チューブフィルム 26 重合部 30 暗箱 31 CCDカメラ 32 蛍光ランプ 33 モニター 34 画像処理部 37 警報ランプ装置 37a 「赤」ランプ 37b 「黄」ランプ 38 シール面 39 表示手段 40 計測画面 40A 白い部分 41 第一ウインドウ 42 第二ウインドウ 43 第三ウインドウ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 31:00 B29L 31:00 Fターム(参考) 3E075 AA05 BA83 CA02 DD02 DD44 GA04 4F211 AA04 AA13 AA15 AC03 AE01 AG01 AG07 AH81 AP13 AQ01 TA07 TC10 TC13 TC14 TD11 TQ03 5B057 AA02 BA02 BA30 CA02 CA06 CA12 CA16 CB02 CB06 CB12 CB16 CC01 CE12 CE20 DA03 DA15 DA16 DB02 DB05 DB08 DC04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺帯状フィルムの幅方向両側端縁部を
    中央部へ折り曲て重合面を形成し、該両重合面の各対向
    面に溶剤性のシール剤を塗布してシール面を形成し、該
    各シール面を重合してから一組のニップロールで当該重
    合部を圧着することにより作成された、重合圧着による
    センターシール加工されたシール部を有する筒状ラベル
    において、前記シール剤に、蛍光剤が溶解されているこ
    とを特徴とする熱収縮性筒状ラベル。
  2. 【請求項2】 長尺帯状フィルムの幅方向両側端縁部を
    中央部へ折り曲て重合面を形成し、該両重合面の各対向
    面に溶剤性のシール剤を塗布してシール面を形成し、該
    各シール面を重合してから一組のニップロールで当該重
    合部を圧着するようにした、重合圧着によるセンターシ
    ール加工において、前記シール剤に適宜量の蛍光剤を溶
    解塗布するとともに、前記シール面上から特定のピ−ク
    波長を有する蛍光ランプにより光を照射し、溶解された
    前記シール面からの反射光を検出することを特徴とする
    熱収縮性筒状ラベルのシール剤塗布量検出システム。
  3. 【請求項3】 前記シール剤塗布量検出システムが、特
    定のピ−ク波長を有する蛍光ランプとCCDカメラとを
    備えるとともに、前記CCDカメラで撮影された前記シ
    ール面の映像の信号に基づいて前記シール面からの反射
    光と前記シール面以外からの反射光とを白黒に2値化処
    理を行う画像処理部と、該画像処理部において二値化処
    理された、前記シール面の映像を白黒画像として映出す
    るモニターとを備え、前記画像処理部は、画像を複数個
    の領域に分割するとともに、各分割された領域のそれぞ
    れについて、予め設定されている白黒の上下限界値を外
    れるものをNGとする機能を備えている請求項2記載の
    熱収縮性筒状ラベルのシール剤塗布量検出システム。
  4. 【請求項4】 前記画像処理部により、各分割された画
    面のいずれもが、予め設定されている白黒の上下限界値
    を外れていると判断したとき、警報を発する警報手段及
    び/又は表示手段が設けられている請求項3記載の熱収
    縮性筒状ラベルのシール剤塗布量検出システム。
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