JP2002085147A - レーザ光照射プローブ - Google Patents
レーザ光照射プローブInfo
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Abstract
法を併用して除毛することができるレーザ光照射プロー
ブを提供する。 【解決手段】筒状のケース11の先端を開口してレーザ
照射口aを設け、基端部からコードbを引き出してコン
トロールボックス20に接続する。レーザ照射口aは、
ケース11の内側から前方に向けて毛抜き12の先端部
を開閉自在に突設し、中心を開口して球レンズ13を挿
嵌する。また、球レンズ13の後方にヒートシンク14
を取り付け、その軸心に通孔を穿って奥部に半導体レー
ザダイオード15を挿嵌する。毛抜き12は、金属など
の導電体で形成し、2枚の対向片の先端に爪を設ける構
造で、この2枚の対向片の基端をコントロールボックス
20の高周波電源21に接続する。
Description
照射して脱毛処理を行うレーザ光照射プローブに関す
る。
吸収され、白い物質に反射されるので、皮膚の中に存在
するメラニンに吸収されやすい性質がある。メラニンは
表皮、外毛根鞘、毛母などに特に多く含まれ、レーザ光
はこれらの組織によく吸収され、そこからジュール熱を
放熱して毛根にダメージを与え、毛の再生メカニズムを
破壊する。
うには、十分な量の光エネルギーを毛根に投与する必要
がある。ところが、太くて黒い毛はレーザ光をよく吸収
してエネルギーの大半が毛の方にとられてしまうので、
毛根に必要な量のエネルギーがいかなくなる。そのた
め、太くて黒い毛を脱毛する場合は、レーザ光を照射す
る前にそれらを除毛しておく必要がある。
かす、脱毛テープで剥し取るなどの方法がある。このう
ち、毛を引き抜く方法は手間がかかる上に痛みを伴う
が、カミソリで剃るのに比べて剃り残しがない分、仕上
がりがきれいで、毛が生えてくるのも遅いので、レーザ
脱毛の前に行う除毛方法として適している。また、この
とき脱毛する毛に300〜3000Hz程度の高周波を
流して発生する高周波熱で毛乳頭部にたんぱく凝固を起
こす電気凝固脱毛法を併用すると、毛の再生も少なく、
きれいに脱毛できる。
毛抜きと電気凝固脱毛法を併用して除毛することができ
るレーザ光照射プローブを提供することを目的になされ
たものである。
めに、本発明は以下のように構成した。
先端に、レーザ光を照射する半導体レーザ装置と、その
前方に毛をつまんで引き抜く毛抜きと、を具備してなる
レーザ光照射プローブである。請求項2の発明は、前記
半導体レーザ装置の光軸の前方に集光レンズを取り付
け、この集光レンズの焦点を前記毛抜きの先端より前方
に結ばせてなる請求項1記載のレーザ光照射プローブで
ある。請求項3の発明は、前記毛抜きに高周波電源を接
続してなる請求項1または2記載のレーザ光照射プロー
ブである。請求項4の発明は、前記毛抜きを閉じたとき
は前記レーザ光の照射を停止してなる請求項1または2
記載のレーザ光照射プローブである。
施の形態について説明する。
ローブの一部を切り欠いた側面図を示す。レーザ光照射
プローブ10は、筒状のケース11の先端を開口してレ
ーザ照射口aを設け、基端部からコードbを引き出して
コントロールボックス20に接続する。レーザ照射口a
は、ケース11の内側から前方に向けて毛抜き12の先
端部を開閉自在に突設し、中心を開口して球レンズ13
を挿嵌する。また、球レンズ13の後方にヒートシンク
14を取り付け、その軸心に通孔を穿って奥部に半導体
レーザダイオード15を挿嵌する。
し、2枚の対向片の先端に爪を設ける構造で、この2枚
の対向片の基端をコントロールボックス20の高周波電
源21に接続する。また、2枚の対向片の外側を絶縁体
で被覆し、この部分を押圧して毛抜き12を開閉する指
先に高周波電流が流れないようにする。
15のレーザ光を集光して毛抜き12の爪より前方に焦
点を結ぶが、焦点距離が通常のレンズより短いので、焦
点深度もわずかで狭い範囲に光パワーを絞り込むことが
できる。また、焦点を過ぎた位置からは逆に同じ角度で
広がり、広い範囲に光パワーが分散する。このため、焦
点を過ぎた位置ではエネルギー密度が低くなって光パワ
ーが衰えるので、誤って照射しても生体を損傷する危険
性が少なくなる。
ード15の動作時の発熱を熱伝導によって拡散させて出
力の低下を抑える。このため、熱伝導効率のよいアルミ
あるいはその合金で鋳造し、ダミーの通孔をいくつか設
けて放熱効率を高める。
などの化合物半導体を用いたPN接合ダイオードに直接
電流を流して励起し、レーザ発振を得る。また、ピーク
波長600〜1600nm、光出力5mW〜3Wのレー
ザ光を出力し、熱効率がよくて皮膚に十分な光熱反応を
起こす。
ックスの正面図を示す。コントロールボックス20は、
高周波電源21とレーザ電源22を内蔵し、正面に電源
スイッチ23と、高周波電源21の出力を調節する調節
ダイヤル24と、半導体レーザダイオード15の間欠照
射のオンタイムを設定する設定ダイヤル25と、レーザ
光照射プローブ10を接続するコネクタ26と、設定ダ
イヤル25で設定したオンタイムを表示する6個のLE
Dランプ27を配置する。
ムを6段階に切換えて設定する。このとき、6個のLE
Dランプ27は6段階のオンタイムに対応して左から順
に1つずつ点灯する。間欠照射のオンタイムは、皮膚に
一過性のダメージを与えないために、タイマにごく短い
秒数のカウント値を設定する。
うな構成で、脱毛トリートメントを行うときは、まず、
電源スイッチ23をオンにする。次に、調節ダイヤル2
4と設定ダイヤル25を操作して毛質に合わせて高周波
電源21の出力を調節し、間欠照射のオンタイムを設定
する。次に、図3に示すように、毛抜き12の外側を指
先で押圧して爪を閉じ、脱毛すべき毛のうちの1本を選
んでつまむ。このとき、調節した出力の高周波電流が爪
に流れて毛根にダメージを与える。ここで、軽い痛みを
感じたらその毛を引き抜いて毛抜き12の爪を開く。毛
抜き12の爪を開くと、半導体レーザダイオード15が
設定したオンタイムでレーザ光を間欠照射する。これに
より、毛を引き抜いた跡の毛穴にレーザ光が照射され、
毛根にさらなるダメージを加える。ここで、再び痛みを
感じたら次の毛にプローブを移動し、同様の操作を繰り
返えす。そして、脱毛すべき毛を全て処理した時点で除
毛とレーザ脱毛を終了する。
照射プローブは、プローブの先端に毛抜きを具備して高
周波電源に接続し、レーザ脱毛の他に除毛と電気凝固脱
毛法を併用する。従って、本発明によれば、除毛するこ
とによりレーザ光を効率よく毛根に吸収させて脱毛効率
を高めると共に、電気凝固脱毛法を併用して仕上がりが
きれいで再生する毛の割合も少ないより効果的なレーザ
脱毛を実現する。
集光レンズを取り付けてレーザ光の焦点を毛抜きの先端
より前方に結ばせる。従って、本発明によれば、毛抜き
がアジャスタとしての役割を果たしてレーザ光の照射位
置をちょうどよい高さに保つことができる。
毛抜きを閉じたときはレーザ光の照射を停止する。従っ
て、本発明によれば、毛抜きを閉じて除毛する間はレー
ザ光が停止し、除毛が終って毛抜きを開くとレーザ光が
照射されるので、除毛とレーザ脱毛を交互に効率よく行
うことができる。
を切り欠いた側面図である。
図である。
方法の説明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 プローブの先端に、 レーザ光を照射する半導体レーザ装置と、 その前方に毛をつまんで引き抜く毛抜きと、を具備して
なるレーザ光照射プローブ。 - 【請求項2】 前記半導体レーザ装置の光軸の前方に集
光レンズを取り付け、この集光レンズの焦点を前記毛抜
きの先端より前方に結ばせてなる請求項1記載のレーザ
光照射プローブ。 - 【請求項3】 前記毛抜きに高周波電源を接続してなる
請求項1または2記載のレーザ光照射プローブ。 - 【請求項4】 前記毛抜きを閉じたときは前記レーザ光
の照射を停止してなる請求項1または2記載のレーザ光
照射プローブ。
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Publication Number | Publication Date |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105750265A (zh) * | 2013-11-29 | 2016-07-13 | 重庆润泽医药有限公司 | 一种电凝镊自适应擦洗支座 |
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- 2000-09-21 JP JP2000286280A patent/JP3658538B2/ja not_active Expired - Fee Related
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