JP2002085041A - 成形食品の製造法 - Google Patents

成形食品の製造法

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】単に粗蛋白質量が高いだけでなく大豆グロブリ
ンの量としても高い、換言すれば粗蛋白質含量に対する
大豆グロブリンの量の比が比較的高い製品が得られない
かを、課題とする。また小麦粉含有生地を用いなくて
も、食品としての嗜好性の高い製品を得ることも課題と
する。 【解決手段】大豆グロブリン及び呈味剤を含むミックス
を、練成形可能な量に抑制された水の存在下に成形して
成形食品を得る。所定の大豆グロブリンの測定方法で高
い結果を得るには、ミックスが(小麦粉等)生澱粉質を
実質的に含有しないこと、粗蛋白質に対する大豆グロブ
リンの相対比を低めないで保存性を高めるには、成形後
焼成するとしても軽度にとどめる。或いは、成形食品の
水分活性が0.7以下好ましくは0.65以下であるの
がよい。また製品の嗜好性の点からは、生地の水分が主
として含水起泡物により供給されるのがよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、大豆グロブリン
を含有する成形食品の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】血中コレステロールや血中脂質の低減機
能等、大豆グロブリンの生理機能が注目されており、所
定量の大豆グロブリンの摂取が容易である食品の提供が
求められている。他方、蛋白の定量摂取と食べやすさを
目指したプロテインバーと称される商品が知られている
が、そのような商品は小麦粉及び糖を含み成形・加熱さ
れて製造されるのが通常である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら本発明者
の知見では、小麦粉及び糖を含み成形・焼成されて製造
される大豆蛋白使用食品は、グロブリン量の測定法であ
る酵素イムノアッセイ法(ELISA法)による測定で
は、原料に含まれるグロブリン量に比べて製品中のグロ
ブリン量が低く分析されるという問題があることを認識
している。
【0004】本発明者は、単に粗蛋白質量が高いだけで
なく大豆グロブリンの量としても高い、換言すれば粗蛋
白質含量に対する大豆グロブリンの量の比が比較的高い
製品が得られないかを、検討する中で、大豆グロブリン
及び呈味剤を含むミックスを、練成形可能な量に抑制さ
れた水の存在下に成形し、加熱されるとしても成形後の
焼成を軽度に行なうことにより、そのような製品が得ら
れることを見出し、この発明に到達した。また本発明者
はさらに検討する中で、生地の水分が主として含水起泡
物により供給することにより、より食品としての嗜好性
の高い製品を得ることも見出した。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ちこの発明の一つは、
大豆グロブリン及び呈味剤を含むミックスが、練成形可
能な量に抑制された水の存在下に成形されていることを
特徴とする成形食品の製造法である。大豆グロブリン摂
取の目的からは、成形食品中の大豆グロブリンの量が
7.5〜28重量%にするのがよく、所定の大豆グロブ
リンの測定方法で高い結果を得るには、ミックスが(小
麦粉等)生澱粉質を実質的に含有しないこと、粗蛋白質
に対する大豆グロブリンの相対比を低めないで保存性を
高めるには、成形後軽度に焼成し密封するのがよい、或
いは、成形食品の水分活性が0.7以下、好ましくは
0.65以下であるのがよい。また製品の嗜好性の点か
らは、生地の水分が主として液糖または含水起泡物によ
り供給されるのがよい。含水起泡物は起泡剤及び糖類を
含有することができ、含水起泡物としてメレンゲを用い
ることができる。
【0006】本発明の他の一つは、大豆グロブリン及び
呈味剤を含むミックスが、練成形可能な量に抑制された
水の存在下に成形されており、製品中粗蛋白質に対する
大豆グロブリン量が70%以上である成形食品、であ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態についてよ
り詳細に説明する。ミックスは、大豆グロブリンを含む
よう、まず大豆蛋白を含む。大豆蛋白は、分離大豆蛋
白、(全脂若しくは脱脂)豆乳の乾燥粉末、及び濃縮大
豆蛋白、組織状大豆蛋白等を用い、特に、糖の存在下で
の変性を受けておらず、また酵素分解を著しく生じてい
ないものが高大豆グロブリン原料として好適である。ミ
ックス中所望量のグロブリン含量が足りる場合や、特定
保健用食品を目的としない場合などは、低大豆グロブリ
ンの蛋白を併せ用いることができる。
【0008】ミックス中の大豆蛋白の量は、大豆グロブ
リン摂取の目的からは、成形食品中の大豆グロブリンの
量が7.5〜28重量%とするのがよく、この発明では
製造工程中の減少が少ないので、原料仕込み設定値とし
ての大豆グロブリンの量は、その1.1倍程度あれば通
常足りる。
【0009】呈味剤は、糖類( 例えば砂糖、乳糖、デキ
ストリン、糖アルコール、エリスリトール、トレハロー
スなど) や他の甘味料(アスパルテーム、ステビア、ソ
ーマチンなど)、乳成分(例えば全脂粉乳、脱脂粉乳、
ホエーパウダー、分離乳蛋白、乳蛋白濃縮物、チーズ粉
末など)、卵成分(卵黄、卵白)、植物性粉末(パンプ
キンパウダー、コーンパウダー、抹茶粉末、カカオパウ
ダー等)、チョコレート粉末、香辛料粉末(例えばカレ
ー粉末)、食塩、各種調味料、が例示され、食べやすい
食品として良好な呈味剤の量は好みに応じて任意に定め
ることができる。
【0010】その他、栄養的観点から任意の添加物例え
ば、カルシウム素材(卵殻由来の素材、骨粉、乳由来の
素材、有機酸カルシウム塩など)、或いはカルシウムの
吸収を促進させたりカルシウムの栄養的価値を増すため
に、カゼインホスホペプタイド類、グルコン酸、グルコ
ン酸誘導体や、ビタミン類、マグネシウム源、茶抽出
物、ハーブ抽出物等の天然素材、イソフラボン類、オリ
ゴ糖、食物繊維、鉄等ミネラル類などを併用することも
でき、目的とする栄養価値に合わせた混合比率に設定す
ることができる。
【0011】ミックスはまた、粉末油脂などの油脂成
分、香辛料、着香料、でんぷん類、増粘剤、を含むこと
ができる。油脂の使用は製品風味を向上させるのに役立
つ他、予め粉体原料に添加して粉立ちを抑えたり流動性
を調整するとより加工適性を向上させる効果がある。
【0012】ただしミックスには、焙焼小麦粉や焼き麸
などは構わないが、小麦粉等生澱粉質のものは添加しな
いようにするのがよく、生澱粉質をミックス中に含む
と、練成型品は一般に長時間または高温の加熱をする必
要があり、大豆グロブリンとして測定される量が低下す
る原因となる。
【0013】成形原料中の水は、練成形可能な量に抑制
するようにする。ここに練成形可能な量とは、含水状態
で混合すると練った塑性のある状態、即ち成形して形を
保てる程度の水の量であり、練成形が不可能な程成形性
のない高水分であると、高蛋白質量の成形品を得がた
く、水分を飛ばすにはグロブリン含量の低下を抑制でき
る軽度焼成が困難となる。また練成形できる量の水がな
いと、成形された食べやすい製品にしがたい。練成形可
能な水の量は、液糖の使用の有無やミックスに用いる粉
体など種類や量特に吸湿性の高低により多少異なり、例
えば非乃至低水分ミックスの吸湿性が高い場合は水また
は後述の起泡物の配合を多くし、吸湿性が低い場合は配
合比を少なくするのがよい等実験的に容易に定めること
ができるが、非乃至低水分ミックスに対し概ね0.07
〜0.2重量倍の範囲にある。
【0014】この水は、非乃至低水分ミックスに対し液
糖または含水起泡物を混合するようにして供給すると、
混合しやすく、特に含水起泡物の添加により製品の嗜好
性が向上する。
【0015】特に含水起泡物は、その中に起泡剤及び糖
類(特に液糖)を含むものがよく、起泡物中の糖類の量
は、60〜85重量%、好ましくは65〜80重量%、
起泡剤の量は0.5〜5.0%、好ましくは1.5〜
3.0重量%がよい。
【0016】水乃至含水起泡物は、予め混合した粉末品
と別に準備しておき、グロブリン成分を含む粉末類は混
合粉末品に混ぜておくか、或いは組織状大豆蛋白の類で
混合粉末品に均一に混ざりにくい物は別にして分けてお
いてもよい。水乃至含水起泡物と混合粉末品は、ゆっく
りと混合していくことによりヌガー状にし、その際必要
に応じて組織状大豆蛋白も混合させることができる。ヌ
ガー状の混合製品は成形するが、通常のヌガーと異なり
大豆たん白素材などが水分を吸い、更にメレンゲの気泡
が練り込まれるため、べたつかず且つ成形がし易い物性
の生地に仕上げることが可能である。また製品の食感も
硬過ぎず曳糸性の無い品質で食べ易い特長がある。
【0017】しかし液糖など糖類を用いても、本発明に
おいては蛋白素材と併せ用いられることによりヌガーと
は異なる曳糸性のないソフトな歯切れの製品が得られ
る。糖類は、成形原料に成形性を持たせるボディー剤と
なる。起泡剤として蛋白や加水分解蛋白を例示できる
が、含水起泡物がメレンゲであってもよい。起泡物の比
重は、0.2〜0.9g/ccが適当であり、0.3〜
0.6g/ccがより好ましい。比重が低過ぎると起泡
物と粉体混合物が混ざり難い。また高すぎると起泡物使
用による食感や、物性の改良効果が低く、ただ単に液糖
等と粉体ミックスを混合した物との差別化が出来ない。
液糖は、その原料としては、ブドウ糖、果糖、異性化
糖、澱粉分解物などが溶け込んだ溶液状の物やハチミ
ツ、大豆、乳など由来のオリゴ糖が溶け込んだ物であっ
てもよい。
【0018】非乃至低水分ミックス100重量部に対す
る含水起泡物の割合は20〜150好ましくは60〜1
20重量部の範囲がよい。
【0019】成形の手段・方法は特に問わないが、混合
原料を、シーターで延ばしカットするか、デポジッター
から絞り出しで成型すること等が例示される。また成形
物の形状は、棒状、ダイス状、球状、粒状などのいずれ
でもよい。
【0020】成形後は、そのまま製品とできるし、例え
ばチョコレートコーティングする等、他の食品素材と組
み合わせた複合食品にすることもできる。保存上成形食
品の水分活性は、0.7以下、好ましくは0.65以下
であるのがよい。また密封し、或いは密封前、軽度の焼
成を行うことにより商品としての流通適性はより高ま
る。ここに軽度の焼成とは、表面に焼き色がつく程度の
ものでよく、そのような焼成は、通常の小麦粉生地を焼
成するのに比べて軽度である。即ち焼成の程度は、オー
ブン温度で110〜130℃、2〜15分程度、最適に
は120℃で5分間程度で行われる。成型食品の1個乃
至1包装内容あたりの大きさは、一食量が20〜70g
の範囲となることを目安に定めるのがよい。
【0021】本発明の他の一つは、大豆グロブリン及び
呈味剤を含むミックスが、練成形可能な量に抑制された
水の存在下に成形されており、製品中粗蛋白質に対する
大豆グロブリン量が70%以上である成形食品、であ
る。これは前記製造法により、大豆グロブリンの低下を
抑制できた製品にできるので、特に、分離大豆蛋白など
高グロブリン原料を用いることにより、容易に得ること
ができる。
【0022】なお本明細書に言及する大豆グロブリンの
量は、特定保健用食品の場合の大豆グロブリンの定量方
法として採用されている酵素イムノアッセイ法(ELI
SA法)に準じて測定し、また粗蛋白質量はケールダー
ル法により測定した。
【0023】
【実施例】以下実施例により本発明の実施態様を説明す
る。 実施例1 分離大豆蛋白「ニューフジプロ1200」( フジプロテ
インテクノロジー株式会社販売)200部に、脱脂粉乳
(四つ葉乳業株式会社製)60部、ココアパウダー80
部、上白糖80部、卵殻カルシウム「カルホープ」(キ
ユーピー株式会社製)17部、クーベルチュールビター
フレークチョコレート(不二製油株式会社製)40部を
粉体混合した物に、植物油脂「パーメル26」(不二製
油株式会社製)50部を霧吹き状に混合して均一な粉体
混合物を作成した。また、グラニュー糖200部、還元
麦芽糖「アマルティーシロップ」(東和化成工業株式会
社製)210部、水45部を混ぜた液糖に乾燥卵白W
(キユーピー株式会社製)10部を混合し、ケンウッド
ミキサー(愛工舎株式会社製)のホイッパー使用にて高
速撹拌を約7分間行った(比重0.6g/cc)。
【0024】この粉体混合物100部に起泡物90重量
部を縦型ミキサーにてゆっくり撹拌しながらペースト状
に混合した成形物を120℃のオーブンで10分間焼成
した。焼成後の大豆グロブリン含有量を測定したとこ
ろ、15.3%(粗蛋白質に対する大豆グロブリン量は
87.9%)、15.8%(同90.8%)、14.9
%(同85.6%)の結果から安定性が確認できた。ま
た製品の水分活性値は0.65であった。
【0025】比較として起泡物10部を粉体混合物10
0部に混合する場合を実施したが、粉末と起泡物の混合
が不均一で、粉体混合物が成形できる状態にならなかっ
た。また別の比較として起泡物160部を粉体混合物1
00部に混合する場合を実施したが、混合して得られた
ペースト状物が柔らかすぎて、シーターでの延ばし時に
べたつきが生じて成形が困難であった。
【0026】実施例2 分離大豆蛋白ニューフジプロ1200(フジプロテイン
テクノロジー株式会社販売)200部に、脱脂粉乳(四
つ葉乳業株会社製)60部、抹茶パウダー(フードマテ
リアル株式会社製)30部、抹茶香料(フードマテリア
ル株式会社製)1部、デキストリンアミコール7H(日
澱化学株式会社製)40部、上白糖90部、卵殻カルホ
ープ(キユーピー株式会社製)17部、ビタミンミック
スDR200N(理研ビタミン株式会社製)6部、クー
ベルチュールホワイトフレイクチョコレート(不二製油
株式会社製)40部を粉体混合した物に、植物油脂「パ
ーメル26」(不二製油株式会社製)50部を霧吹き状
に混合して均一な粉体混合物を作成した。また、グラニ
ュー糖200部、還元麦芽糖「アマルティーシロップ」
(東和化成工業株式会社製)210部、水45部を混ぜ
た液糖に乾燥卵白W(キユーピー株式会社製)10部混
合し、ケンウッドミキサー(愛工舎株式会社株式会社
製)のホイッパー使用にて高速撹拌を約7分間行い、比
重0.6g/ccの起泡物を得た。
【0027】この粉体混合物100部に起泡物90重量
部を縦型ミキサーにてゆっくり撹拌しながら成形物を作
成し120℃のオーブンで10分間加熱処理したものを
得た。この製品の大豆グロブリン含有量を測定したとこ
ろ、15.4%(粗蛋白質に対する大豆グロブリン量は
89.5%)、水分活性値は0.63であった。
【0028】実施例3 分離大豆蛋白「ニューフジプロ1200」(フジプロテ
インテクノロジー株式会社販売)250部に、パンプキ
ンパウダーCR(フードマテリアル製)50部、かぼちゃ
フレーバーNo.2(フードマテリアル株式会社製)1
部、コーンパウダー(日研フード製)28部、「スーパ
ーネオグラ」(三栄源エフエフアイ製)0.5部、粉糖
110部、卵殻カルシウム「カルホープ」(キユーピー
株式会社製)17部、ビタミンミックスDR200N
(理研ビタミン株式会社製)6部を粉体混合した物に、
植物油脂「パーメル26」(不二製油株式会社製)90
部を霧吹き状に混合して均一な粉体混合物を作成した。
【0029】また、グラニュー糖100部、還元麦芽糖
「アマルティーシロップ」(東和化成工業株式会社製)
150部、はちみつ(加藤美蜂園本舗製)140部、水
45部を混ぜた液糖に加水分解大豆たん白「ソヤスター
100」(不二製油株式会社製)10部混合し、ケンウ
ッドミキサー(愛工舎製)のホイッパー使用にて高速撹
拌を約7分間行った(比重0.5g/ccであった)。
この粉体混合物100部に起泡物80重量部を縦型ミキ
サーにてゆっくり撹拌しながら成形物を作成し120℃
のオーブンで10分間焼成して、製品を得た。この製品
の大豆グロブリン含有量は19.5%(粗蛋白質に対す
る大豆グロブリン量は87.2%)、水分活性値は0.
63であった。
【0030】実施例4 フックを備えた「ダルトン万能混合攪拌機」(三英製作
所製)中、60〜70℃の恒温槽を用いて、次の攪拌を
行った。
【0031】予め45℃に温度調整した椰子油95部と
チョコレートオイルフレーバー1部の混合物を、分離大
豆蛋白「ニューフジプロ1200」(前出)320部と
2分間混合し、これに、粉糖110部、ココアパウダー
60部、卵殻カルシウム(「カルホープ」)の粉体混合
物を混合篩からパスして落下させることにより添加し3
分間混合の後、コーンシロップ200部とハチミツ17
0部の混合物を加え1分間拘束攪拌し、これをシーター
にて成形した。この成形物100部(水分活性値は0.
63)に対し、チョコレート10部をコーティングし、
1個あたり40gの、ワンハンドスナックタイプの製品
を得た。
【0032】
【発明の効果】以上説明のように、本発明によれば、粗
蛋白質含量に対する大豆グロブリンの量の比が比較的高
く、嗜好性も良好な製品を得ることができる。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】大豆グロブリン及び呈味剤を含むミックス
    を、練成形可能な量に抑制された水の存在下に成形する
    ことを特徴とする成形食品の製造法。
  2. 【請求項2】大豆グロブリンの量が成型食品中7.5〜
    28重量%である請求項1記載の製造法。
  3. 【請求項3】ミックスが生澱粉質を実質的に含有しない
    請求項1記載の製造法。
  4. 【請求項4】ミックスが非乃至低水分であり、成形食品
    の水分活性が0.7以下である請求項1記載の製造法。
  5. 【請求項5】生地の水分が主として液糖または含水起泡
    物により供給される請求項1記載の製造法。
  6. 【請求項6】含水起泡物が起泡剤及び糖類を含有する請
    求項6記載の製造法。
  7. 【請求項7】成形後軽度に焼成し密封する請求項1記載
    の製造法。
  8. 【請求項8】大豆グロブリン及び呈味剤を含むミックス
    が、練成形可能な量に抑制された水の存在下に練成形さ
    れており、製品中粗蛋白質に対する大豆グロブリン量が
    70%以上である成形食品。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003009697A1 (fr) * 2001-07-27 2003-02-06 Fuji Oil Company,Limited Aliments secs contenant une proteine de soja
WO2005051084A1 (ja) * 2003-11-28 2005-06-09 Bourbon Corporation 高タンパク焼成食品およびその製造方法
CN113729190A (zh) * 2021-09-08 2021-12-03 大连诚健餐饮管理集团有限公司 一种无淀粉酸菜丸子的制备方法

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