JP2002084540A - 画像処理装置、画像処理方法、電子カメラ、及び、プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、電子カメラ、及び、プログラム

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JP2002084540A
JP2002084540A JP2001148145A JP2001148145A JP2002084540A JP 2002084540 A JP2002084540 A JP 2002084540A JP 2001148145 A JP2001148145 A JP 2001148145A JP 2001148145 A JP2001148145 A JP 2001148145A JP 2002084540 A JP2002084540 A JP 2002084540A
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Junichi Sato
淳一 佐藤
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Canon Inc
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    • H04N19/146Data rate or code amount at the encoder output

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像中の必要な範囲で画質を維持し、ひい
て、全体としてデータ量の低減を可能とすること。 【解決手段】 動画像をモニタに表示し、表示画面中の
一部の領域を指定することにより、表示された画像のう
ち、指定された領域に含まれる画像が、他の領域の画像
よりも高画質で復号可能に、画像を符号化する。領域の
指定の際には動画像を静止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像した画像もし
くは再生した画像を符号化等する画像処理の分野に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の画像処理装置についてビデオカメ
ラを例にとって説明する。
【0003】図28は従来のビデオカメラの構成を示す
ブロック図である。
【0004】ズームレンズ101は画像を拡大縮小し、
フォーカスレンズ102は画像を合焦させる。アイリス
103は入射光量を調整する。CCD104は画像を光
電変換し画像信号を出力する。CDS/AGC回路10
5はCCD104の出力をサンプリングし所定の値に利
得を調整する。A/D変換回路107はアナログ信号を
デジタル信号に変換し、デジタル信号の画像データを出
力する。カメラ信号処理回路108は撮像した画像を調
整する。バッファメモリ109は画像データを一時的に
記憶する。
【0005】アイリスモータ113はアイリス103の
開口量を調整する。アイリスモータドライバ114はア
イリスモータ113を制御する。アイリスエンコーダ1
12はアイリス103の開口量を検出する。フォーカス
モータ115はフォーカスレンズ102を移動させる。
フォーカスモータドライバ116はフォーカスモータ1
15を制御する。ズームモータ117はズームレンズ1
01を移動させる。ズームモータドライバ118はズー
ムモータ117を制御する。ズームエンコーダ119は
ズームレンズの位置を検出する。カムテーブル127は
ズーム値に応じた合焦曲線を得るためのテーブルであ
る。
【0006】システムコントローラ120は装置全体を
制御する。圧縮回路110は画像データを圧縮する。記
録回路111は圧縮された画像データを磁気記録媒体や
半導体メモリなどに記録する。D/A変換回路123は
デジタル信号をアナログ信号に変換する。モニタ124
は撮像した画像を表示する液晶表示装置(LCD)等の
ディスプレイである。トリガーボタン128は記録回路
111による画像データの記録開始・停止を指示するボ
タンである。モード選択ダイヤル129は、静止画と動
画の切換え、画像の再生、電源OFFを選択するための
ダイヤルである。
【0007】係る構成からなる従来のビデオカメラで
は、被写体からの光は、ズームレンズ101により変倍
され、フォーカスレンズ102で合焦され、アイリス1
03により光量を調整され、CCD104の撮像面に結
像される。この撮像面上の像はCCD104で光電変換
され、CDS/AGC回路105においてサンプリング
して利得を調整し、A/D変換回路107によりデジタ
ル信号に変換される。そして、画像データは、カメラ信
号処理回路108で画質が調整され、画質が調整された
画像データはバッファメモリ109に記憶される。
【0008】ズームレバー125により、ズーム指示が
与えられると、テレ(T)、ワイド(W)方向に変倍動
作を行う。このため、ズームレバー125の押圧状態を
検出し、検出結果に応じてシステムコントローラ121
からズームモータドライバ118へ信号を送り、ズーム
モータ117を介してズームレンズ101を移動させ
る。同時に、システムコントローラ120はカムテーブ
ル127より合焦情報を取得し、得られた合焦情報に基
づいてフォーカスモータドライバ116に信号を送る。
フォーカスモータ115を介してフォーカスレンズ10
2を動かすことで合焦状態を維持しながら変倍動作を行
なう。
【0009】バッファメモリ109に記憶された画像デ
ータはD/A変換回路123で、アナログ信号に変換さ
れ、モニタ124に表示される。
【0010】一方、バッファメモリ109に記憶された
画像データは、圧縮回路110において高能率符号化処
理により圧縮され、圧縮された画像データは記録回路1
11に格納される。
【0011】ここで、モード選択ダイヤル129を動画
モードに選択した場合は、トリガーボタン128で操作
された範囲の画像が動画として記録回路111に記録さ
れる。一方、モード選択ダイヤル129を静止画に選択
するとトリガーボタン129で押された時の画像が記録
回路111に記録される。
【0012】次に、このような従来のデジタルビデオカ
メラ用いられているDCT(離散コサイン変換)をベー
スとする高能率符号化処理について図29のブロック図
を用いて説明する。
【0013】ブロック化処理回路131はDCTブロッ
クを形成する。シャフリング回路132はブロック化さ
れた画像を並び替える。DCT処理回路133は直交変
換を行う。量子化処理回路134は画像データを量子化
する。符号化回路135はハフマン符号等を実行する回
路である。デシャフリング回路136は並び替えた画像
信号を元に戻す。係数設定回路137は量子化の係数を
決定する。
【0014】次に、このような符号化処理を上述した従
来のビデオカメラに適用した場合について説明する。バ
ッファメモリ109から出力された画像データは、ブロ
ック化処理回路131にて各々8×8画素から成るブロ
ックに分割される。そして、輝度信号が4個、色差信号
が各1個の合計6個のDCTブロックからマクロブロッ
クを1つ構成し、マクロブロック単位でシャフリング回
路132においてシャフリングし情報量の平準化を図
る。その後、DCT処理回路133により直交変換が行
われる。DCT処理回路133から出力された周波数係
数データは、量子化処理回路134に入力される。そし
て、各周波数成分毎のデータ係数の集合を係数設定回路
137から生成した適当な数値にて除算する。更に、符
号化処理回路135においてハフマン符号処理を施して
可変長化し、デシャフリング回路136において元の画
像配列に戻し、記録回路111へ出力する。この様にし
てデータ量を5分の1程度圧縮することができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ビデオカメラ等の画像処理装置においては、画像データ
を全体的に平準化して圧縮していたため、更に高能率で
符号化した場合、全体の画質が一様に低下してしまう。
逆に、画質を優先すれば全体として圧縮率を下がり、デ
ータ量を低減できない。すなわち、画像全体として統一
的な処理しか選択できない。
【0016】従って、本発明の目的は、画像中の必要な
範囲で画質を維持し、ひいて、全体としてデータ量を低
減することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、入力さ
れる画像データに基づく動画像を表示する表示手段と、
前記表示手段の表示画面中の一部の領域を指定する指定
手段と、前記画像データを符号化する符号化手段と、を
備え、前記表示手段は、前記指定手段による前記指定の
際には、前記動画像の静止画像を表示し、前記符号化手
段は、前記表示手段により表示される動画像のうち、前
記指定手段により指定された前記領域に含まれる画像
が、他の領域の画像よりも高画質で復号可能に前記画像
データを符号化することを特徴とする画像処理装置が提
供される。
【0018】また、本発明によれば、入力される画像デ
ータに基づく動画像を表示する表示手段と、前記表示手
段により表示された動画像に含まれるオブジェクトを指
定する指定手段と、前記画像データを符号化する符号化
手段と、を備え、前記表示手段は、前記指定手段による
前記指定の際には、前記動画像の静止画像を表示し、前
記符号化手段は、前記表示手段により表示される動画像
のうち、前記指定手段により指定されたオブジェクトを
示す画像が、他の部分の画像よりも高画質で復号可能に
前記画像データを符号化することを特徴とする画像処理
装置が提供される。
【0019】また、本発明によれば、入力される画像デ
ータに基づく動画像を表示する表示手段と、前記表示手
段の表示画面中の一部の領域を指定する指定手段と、前
記画像データを符号化する符号化手段と、を備え、前記
表示手段は、前記指定手段による前記指定の際には、前
記動画像の静止画像を表示し、前記符号化手段が、前記
画像データに対して離散ウェーブレット変換を行って変
換係数を生成する手段と、前記変換係数を量子化して量
子化インデックスを生成する手段と、前記量子化インデ
ックスをビットプレーンに分解し、各ビットプレーンに
対して算術符号化を実行して符号化データを生成する手
段と、を備え、更に、前記符号化手段は、前記表示手段
により表示される動画像のうち、前記指定手段により指
定された前記領域に含まれる画像に対応する前記量子化
インデックスを、所定ビット数シフトアップすることを
特徴とする画像処理装置が提供される。
【0020】また、本発明によれば、入力される画像デ
ータに基づく動画像を表示する表示手段と、前記表示手
段により表示された動画像に含まれるオブジェクトを指
定する指定手段と、前記画像データを符号化する符号化
手段と、を備え、前記表示手段は、前記指定手段による
前記指定の際には、前記動画像の静止画像を表示し、前
記符号化手段が、前記画像データに対して離散ウェーブ
レット変換を行って変換係数を生成する手段と、前記変
換係数を量子化して量子化インデックスを生成する手段
と、前記量子化インデックスをビットプレーンに分解
し、各ビットプレーンに対して算術符号化を実行して符
号化データを生成する手段と、を備え、更に、前記符号
化手段は、前記表示手段により表示される動画像のう
ち、前記指定手段により指定されたオブジェクトを示す
画像に対応する前記量子化インデックスを、所定ビット
数シフトアップすることを特徴とする画像処理装置が提
供される。
【0021】また、本発明によれば、画像を撮像して画
像データを生成する撮像手段と、前記画像データに基づ
く動画像を表示する表示手段と、前記表示手段の表示画
面中の一部の領域を指定する指定手段と、前記画像デー
タを符号化して符号化データを生成する符号化手段と、
前記符号化データを保存する手段と、を備え、前記表示
手段は、前記指定手段による前記指定の際には、前記動
画像の静止画像を表示し、前記符号化手段は、前記表示
手段により表示される動画像のうち、前記指定手段によ
り指定された前記領域に含まれる画像が、他の領域の画
像よりも高画質で復号可能に前記画像データを符号化す
ることを特徴とする電子カメラが提供される。
【0022】また、本発明によれば、画像を撮像して画
像データを生成する撮像手段と、前記画像データに基づ
く動画像を表示する表示手段と、前記表示手段により表
示された動画像に含まれるオブジェクトを指定する指定
手段と、前記画像データを符号化して符号化データを生
成する符号化手段と、前記符号化データを保存する手段
と、を備え、前記表示手段は、前記指定手段による前記
指定の際には、前記動画像の静止画像を表示し、前記符
号化手段は、前記表示手段により表示される動画像のう
ち、前記指定手段により指定されたオブジェクトを示す
画像が、他の部分の画像よりも高画質で復号可能に前記
画像データを符号化することを特徴とする電子カメラが
提供される。
【0023】また、本発明によれば、画像を撮像して画
像データを生成する撮像手段と、前記画像データに基づ
く動画像を表示する表示手段と、前記表示手段の表示画
面中の一部の領域を指定する指定手段と、前記画像デー
タを符号化して符号化データを生成する符号化手段と、
前記符号化データを保存する手段と、を備え、前記表示
手段は、前記指定手段による前記指定の際には、前記動
画像の静止画像を表示し、前記符号化手段が、前記画像
データに対して離散ウェーブレット変換を行って変換係
数を生成する手段と、前記変換係数を量子化して量子化
インデックスを生成する手段と、前記量子化インデック
スをビットプレーンに分解し、各ビットプレーンに対し
て算術符号化を実行して符号化データを生成する手段
と、を備え、更に、前記符号化手段は、前記表示手段に
より表示される動画像のうち、前記指定手段により指定
された前記領域に含まれる画像に対応する前記量子化イ
ンデックスを、所定ビット数シフトアップすることを特
徴とする電子カメラが提供される。
【0024】また、本発明によれば、画像を撮像して画
像データを生成する撮像手段と、前記画像データに基づ
く動画像を表示する表示手段と、前記表示手段により表
示された動画像に含まれるオブジェクトを指定する指定
手段と、前記画像データを符号化して符号化データを生
成する符号化手段と、前記符号化データを保存する手段
と、を備え、前記表示手段は、前記指定手段による前記
指定の際には、前記動画像の静止画像を表示し、前記符
号化手段が、前記画像データに対して離散ウェーブレッ
ト変換を行って変換係数を生成する手段と、前記変換係
数を量子化して量子化インデックスを生成する手段と、
前記量子化インデックスをビットプレーンに分解し、各
ビットプレーンに対して算術符号化を実行して符号化デ
ータを生成する手段と、を備え、更に、前記符号化手段
は、前記表示手段により表示される動画像のうち、前記
指定手段により指定されたオブジェクトを示す画像に対
応する前記量子化インデックスを、所定ビット数シフト
アップすることを特徴とする電子カメラが提供される。
【0025】また、本発明によれば、入力される画像デ
ータに基づく動画像を表示する表示工程と、前記表示工
程における表示画面中の一部の領域を指定する指定工程
と、前記画像データを符号化する符号化工程と、を含
み、前記表示工程では、前記指定工程における前記指定
の際には、前記動画像の静止画像を表示し、前記符号化
工程では、前記表示工程において表示される動画像のう
ち、前記指定工程において指定された前記領域に含まれ
る画像が、他の領域の画像よりも高画質で復号可能に前
記画像データを符号化することを特徴とする画像処理方
法が提供される。
【0026】また、本発明によれば、入力される画像デ
ータに基づく動画像を表示する表示工程と、前記表示工
程において表示された動画像に含まれるオブジェクトを
指定する指定工程と、前記画像データを符号化する符号
化工程と、を含み、前記表示工程では、前記指定工程に
おける前記指定の際には、前記動画像の静止画像を表示
し、前記符号化工程では、前記表示工程において表示さ
れる動画像のうち、前記指定工程において指定されたオ
ブジェクトを示す画像が、他の部分の画像よりも高画質
で復号可能に前記画像データを符号化することを特徴と
する画像処理方法が提供される。
【0027】また、本発明によれば、入力される画像デ
ータに基づく動画像を表示する表示工程と、前記表示工
程における表示画面中の一部の領域を指定する指定工程
と、前記画像データを符号化する符号化工程と、を含
み、前記表示工程では、前記指定工程における前記指定
の際には、前記動画像の静止画像を表示し、前記符号化
工程が、前記画像データに対して離散ウェーブレット変
換を行って変換係数を生成する工程と、前記変換係数を
量子化して量子化インデックスを生成する工程と、前記
量子化インデックスをビットプレーンに分解し、各ビッ
トプレーンに対して算術符号化を実行して符号化データ
を生成する工程と、を含み、更に、前記符号化工程で
は、前記表示工程において表示される動画像のうち、前
記指定工程において指定された前記領域に含まれる画像
に対応する前記量子化インデックスを、所定ビット数シ
フトアップすることを特徴とする画像処理方法が提供さ
れる。
【0028】また、本発明によれば、入力される画像デ
ータに基づく動画像を表示する表示工程と、前記表示工
程において表示された動画像に含まれるオブジェクトを
指定する指定工程と、前記画像データを符号化する符号
化工程と、を含み、前記表示工程では、前記指定工程に
おける前記指定の際には、前記動画像の静止画像を表示
し、前記符号化工程が、前記画像データに対して離散ウ
ェーブレット変換を行って変換係数を生成する工程と、
前記変換係数を量子化して量子化インデックスを生成す
る工程と、前記量子化インデックスをビットプレーンに
分解し、各ビットプレーンに対して算術符号化を実行し
て符号化データを生成する工程と、を含み、更に、前記
符号化工程では、前記表示工程において表示される動画
像のうち、前記指定工程において指定されたオブジェク
トを示す画像に対応する前記量子化インデックスを、所
定ビット数シフトアップすることを特徴とする画像処理
方法が提供される。
【0029】また、本発明によれば、コンピュータを、
入力される画像データに基づく動画像を表示する表示手
段、前記表示手段の表示画面中の一部の領域を指定する
指定手段、前記画像データを符号化する符号化手段、と
して機能させるプログラムであって、前記表示手段は、
前記指定手段による前記指定の際には、前記動画像の静
止画像を表示し、前記符号化手段は、前記表示手段によ
り表示される動画像のうち、前記指定手段により指定さ
れた前記領域に含まれる画像が、他の領域の画像よりも
高画質で復号可能に前記画像データを符号化することを
特徴とするプログラムが提供される。
【0030】また、本発明によれば、コンピュータを、
入力される画像データに基づく動画像を表示する表示手
段、前記表示手段により表示された動画像に含まれるオ
ブジェクトを指定する指定手段、前記画像データを符号
化する符号化手段、として機能させるプログラムであっ
て、前記表示手段は、前記指定手段による前記指定の際
には、前記動画像の静止画像を表示し、前記符号化手段
は、前記表示手段により表示される動画像のうち、前記
指定手段により指定されたオブジェクトを示す画像が、
他の部分の画像よりも高画質で復号可能に前記画像デー
タを符号化することを特徴とするプログラムが提供され
る。
【0031】また、本発明によれば、コンピュータを、
入力される画像データに基づく動画像を表示する表示手
段、前記表示手段の表示画面中の一部の領域を指定する
指定手段、前記画像データを符号化する符号化手段、と
して記録させるプログラムであって、前記表示手段は、
前記指定手段による前記指定の際には、前記動画像の静
止画像を表示し、前記符号化手段が、前記画像データに
対して離散ウェーブレット変換を行って変換係数を生成
する手段と、前記変換係数を量子化して量子化インデッ
クスを生成する手段と、前記量子化インデックスをビッ
トプレーンに分解し、各ビットプレーンに対して算術符
号化を実行して符号化データを生成する手段と、を備
え、更に、前記符号化手段は、前記表示手段により表示
される動画像のうち、前記指定手段により指定された前
記領域に含まれる画像に対応する前記量子化インデック
スを、所定ビット数シフトアップすることを特徴とする
プログラムが提供される。
【0032】また、本発明によれば、コンピュータを、
入力される画像データに基づく動画像を表示する表示手
段、前記表示手段により表示された動画像に含まれるオ
ブジェクトを指定する指定手段、前記画像データを符号
化する符号化手段、として機能させるプログラムであっ
て、前記表示手段は、前記指定手段による前記指定の際
には、前記動画像の静止画像を表示し、前記符号化手段
が、前記画像データに対して離散ウェーブレット変換を
行って変換係数を生成する手段と、前記変換係数を量子
化して量子化インデックスを生成する手段と、前記量子
化インデックスをビットプレーンに分解し、各ビットプ
レーンに対して算術符号化を実行して符号化データを生
成する手段と、を備え、更に、前記符号化手段は、前記
表示手段により表示される動画像のうち、前記指定手段
により指定されたオブジェクトを示す画像に対応する前
記量子化インデックスを、所定ビット数シフトアップす
ることを特徴とするプログラムが提供される。
【0033】また、本発明によれば、入力される画像デ
ータに基づく動画像を表示する表示手段と、前記表示手
段の表示画面中の一部の領域を指定する指定手段と、前
記画像データを符号化して符号化データを生成する符号
化手段と、前記符号化データを記憶する記憶手段と、前
記記憶手段に記憶された前記符号化データを復号化する
復号化手段と、を備え、前記表示手段は、前記指定手段
による前記指定の際には、前記動画像の静止画像を表示
し、前記符号化手段は、前記表示手段により表示される
動画像のうち、前記指定手段により指定された前記領域
に含まれる画像が、他の領域の画像よりも高画質で復号
可能に前記画像データを符号化し、前記復号化手段は、
前記記憶手段に記憶された前記符号化データのうち、少
なくとも、前記指定手段による前記領域の指定開始から
指定終了までの符号化データを復号化し、更に、前記符
号化手段は、前記復号化手段により復号化された画像デ
ータに係る画像のうち、前記領域に対応する画像が、他
の領域の画像よりも高画質で復号可能に、前記復号化さ
れた画像データを再符号化することを特徴とする画像処
理装置が提供される。
【0034】また、本発明によれば、入力される画像デ
ータに基づく動画像を表示する表示手段と、前記表示手
段により表示された動画像に含まれるオブジェクトを指
定する指定手段と、前記画像データを符号化して符号化
データを生成する符号化手段と、前記符号化データを記
憶する記憶手段と、を備え、前記表示手段は、前記指定
手段による前記指定の際には、前記動画像の静止画像を
表示し、前記符号化手段は、前記表示手段により表示さ
れる動画像のうち、前記指定手段により指定されたオブ
ジェクトを示す画像が、他の部分の画像よりも高画質で
復号可能に前記画像データを符号化し、前記復号化手段
は、前記記憶手段に記憶された前記符号化データのう
ち、少なくとも、前記指定手段による前記オブジェクト
の指定開始から指定終了までの符号化データを復号化
し、更に、前記符号化手段は、前記復号化手段により復
号化された画像データに係る画像のうち、前記オブジェ
クトに対応する画像が、他の部分の画像よりも高画質で
復号可能に、前記復号化された画像データを再符号化す
ることを特徴とする画像処理装置が提供される。
【0035】また、本発明によれば、入力される画像デ
ータに基づく動画像を表示する表示工程と、前記表示手
段の表示画面中の一部の領域を指定する指定工程と、前
記画像データを符号化して符号化データを生成する符号
化工程と、前記符号化データを記憶する記憶工程と、前
記記憶工程において記憶した前記符号化データを復号化
する復号化工程と、を含み、前記表示工程では、前記指
定工程における前記指定の際には、前記動画像の静止画
像を表示し、前記符号化工程では、前記表示工程におい
て表示される動画像のうち、前記指定工程において指定
された前記領域に含まれる画像が、他の領域の画像より
も高画質で復号可能に前記画像データを符号化し、前記
復号化工程では、前記記憶工程において記憶された前記
符号化データのうち、少なくとも、前記指定工程におけ
る前記領域の指定開始から指定終了までの符号化データ
を復号化し、更に、前記符号化工程では、前記復号化工
程において復号化された画像データに係る画像のうち、
前記領域に対応する画像が、他の領域の画像よりも高画
質で復号可能に、前記復号化された画像データを再符号
化することを特徴とする画像処理方法が提供される。
【0036】また、本発明によれば、入力される画像デ
ータに基づく動画像を表示する表示工程と、前記表示工
程において表示された動画像に含まれるオブジェクトを
指定する指定工程と、前記画像データを符号化して符号
化データを生成する符号化工程と、前記符号化データを
記憶する記憶工程と、を含み、前記表示工程では、前記
指定工程における前記指定の際には、前記動画像の静止
画像を表示し、前記符号化工程では、前記表示工程にお
いて表示される動画像のうち、前記指定工程において指
定されたオブジェクトを示す画像が、他の部分の画像よ
りも高画質で復号可能に前記画像データを符号化し、前
記復号化工程では、前記記憶工程において記憶された前
記符号化データのうち、少なくとも、前記指定工程にお
ける前記オブジェクトの指定開始から指定終了までの符
号化データを復号化し、更に、前記符号化工程では、前
記復号化工程において復号化された画像データに係る画
像のうち、前記オブジェクトに対応する画像が、他の部
分の画像よりも高画質で復号可能に、前記復号化された
画像データを再符号化することを特徴とする画像処理方
法が提供される。
【0037】また、本発明によれば、コンピュータを、
入力される画像データに基づく動画像を表示する表示手
段、前記表示手段の表示画面中の一部の領域を指定する
指定手段、前記画像データを符号化して符号化データを
生成する符号化手段、前記符号化データを記憶する記憶
手段、前記記憶手段に記憶された前記符号化データを復
号化する復号化手段、として機能させるプログラムであ
って、前記表示手段は、前記指定手段による前記指定の
際には、前記動画像の静止画像を表示し、前記符号化手
段は、前記表示手段により表示される動画像のうち、前
記指定手段により指定された前記領域に含まれる画像
が、他の領域の画像よりも高画質で復号可能に前記画像
データを符号化し、前記復号化手段は、前記記憶手段に
記憶された前記符号化データのうち、少なくとも、前記
指定手段による前記領域の指定開始から指定終了までの
符号化データを復号化し、更に、前記符号化手段は、前
記復号化手段により復号化された画像データに係る画像
のうち、前記領域に対応する画像が、他の領域の画像よ
りも高画質で復号可能に、前記復号化された画像データ
を再符号化することを特徴とするプログラムが提供され
る。
【0038】また、本発明によれば、コンピュータを、
入力される画像データに基づく動画像を表示する表示手
段、前記表示手段により表示された動画像に含まれるオ
ブジェクトを指定する指定手段、前記画像データを符号
化して符号化データを生成する符号化手段、前記符号化
データを記憶する記憶手段、として機能させるプログラ
ムであって、前記表示手段は、前記指定手段による前記
指定の際には、前記動画像の静止画像を表示し、前記符
号化手段は、前記表示手段により表示される動画像のう
ち、前記指定手段により指定されたオブジェクトを示す
画像が、他の部分の画像よりも高画質で復号可能に前記
画像データを符号化し、前記復号化手段は、前記記憶手
段に記憶された前記符号化データのうち、少なくとも、
前記指定手段による前記オブジェクトの指定開始から指
定終了までの符号化データを復号化し、更に、前記符号
化手段は、前記復号化手段により復号化された画像デー
タに係る画像のうち、前記オブジェクトに対応する画像
が、他の部分の画像よりも高画質で復号可能に、前記復
号化された画像データを再符号化することを特徴とする
プログラムが提供される。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面を参照して説明する。
【0040】<第一の実施形態>はじめに本発明におけ
る高能率符号化処理について説明する。
【0041】図1は、本発明の一実施形態に係る画像処
理装置のブロック図であり、1は画像入力部、2は離散
ウェーブレット変換部、3は量子化部、4はエントロピ
符号化部、5は符号出力部、6は領域指定部である。
【0042】まず、画像入力部1に対して符号化の対象
となる画像を構成する画素信号が、例えばラスタースキ
ャン順に入力され、その出力は離散ウェーブレット変換
部2に入力される。以降の説明では画像信号はモノクロ
の多値画像を想定している。
【0043】離散ウェーブレット変換部2は、入力され
た画像信号に対して2次元の離散ウェーブレット変換処
理を行い、変換係数を計算して出力するものである。図
2は離散ウェーブレット変換部2の基本構成を表したブ
ロック図である。入力された画像信号Xは処理用バッフ
ァメモリ2aに記憶され、処理部2bにより順次読み出
されて変換処理が行われ、再びメモリ2aに書きこまれ
る。
【0044】ここで、処理部2bにおける処理の構成に
ついて説明する。処理部2b内のシーケンス制御回路の
読み込み指示があると、画像信号Xは処理部2bに読み
込まる。そして、遅延素子およびダウンサンプラの組み
合わせにより、偶数アドレスおよび奇数アドレスの信号
に分離され、2つのフィルタpおよびuによりフィルタ
処理が施される。同図sおよびdは、各々1次元の画像
信号に対して1レベルの分解を行った際のローパス係数
およびハイパス係数を表している。x(n)は変換対象と
なる画像信号である。シーケンス制御回路によって書き
込みの指示を出すと1レベルの分解を行なったローパス
係数sとハイパス係数dは再びメモリ2aに記憶され
る。
【0045】以上の処理により、画像信号に対する1次
元の離散ウェーブレット変換処理が行われる。
【0046】図3(a)は2次元の離散ウェーブレット
変換の構成を示した図である。図3(a)において、2
次元の離散ウェーブレット変換は、1次元の変換を画像
の水平・垂直方向に対して順次行うものである。入力さ
れた画像信号は水平方向にウェーブレット変換処理を施
し、ローパス係数、ハイパス係数に分解する。その後ダ
ウンサイジング(下向き矢印)によりデータを半分に間
引く。
【0047】この出力されたデータに対して前記水平お
よび垂直にローパスフィルタを施した成分に対しては、
前記処理を繰り返すことにより、結果的に生成される係
数成分としては、水平および垂直方向の周波数分割を低
周波数領域にデータ量を低減させた係数データが蓄積さ
れていくことになる。
【0048】そして、1回目の分割による水平方向高域
かつ垂直方向低域をHL1、水平方向低域かつ垂直方向
高域をLH1、水平方向高域かつ垂直方向高域をHH1
としている。また水平方向低域かつ垂直方向低域に対し
て2回目も前述と同様に分割しHL2、LH2、HH2
を得、水平方向低域かつ垂直方向低域がLLとしてい
る。そして画像信号は異なる周波数帯域の係数列HH
1、HL1、LH1、HH2、HL2、LH2、LLに
分解される。
【0049】なお、以降の説明ではこれらの係数列をサ
ブバンドと呼ぶ。各サブバンドは後続の量子化部3に出
力される。図3(b)は、画像に対して2次元の離散ウ
ェーブレット変換を施した例(概念図)であり、左側が
原画像、右側が変換後の画像を示している。
【0050】次に、図1に戻り、領域指定部6は、符号
化の対象となる画像内で、他の領域よりも高画質で復号
化されるべき領域(以下、指定領域若しくはROI:re
gionof interestingという。)を指定し、処理の対象と
なる画像を離散ウェーブレット変換した際に、どの係数
が当該指定領域に属しているかを示すマスク情報を生成
する。
【0051】図4(a)はマスク情報を生成する際の一
例を示したものである。同図左側に示す画像において、
黒塗りした星型の領域が指定された場合に、領域指定部
6は、この指定領域を含む画像を離散ウェーブレット変
換した際、該指定領域が各サブバンドに占める部分を計
算する。なお、マスク情報の示す領域は、指定領域境界
上の画像信号を復元する際に必要な、周囲の変換係数を
含む範囲となっている。このように計算されたマスク情
報の例を図4(a)の右側に示す。この例は、同図左側
の画像に対して、2レベルの離散ウェーブレット変換を
施した際のマスク情報を示している。図中、黒塗り下星
型の部分が指定領域であり、この領域内のマスク情報の
ビットは1、それ以外のマスク情報のビットは0となっ
ている。これらマスク情報全体は2次元離散ウェーブレ
ット変換による変換係数の構成と同じであるため、マス
ク情報内のビットを検査することで対応する位置の係数
が指定領域内に属しているかどうかを識別することがで
きる。このように生成されたマスク情報は量子化部3に
出力される。
【0052】さらに、領域指定部6は、指定領域に対す
る画質を定めるパラメータを有する。パラメータは指定
領域に割り当てる圧縮率を表現する数値、あるいは画質
を表す数値でもよく、また、予め設定してもよいし、別
途の入力デバイスを設けて入力するようにしてもよい。
領域指定部6はこのパラメータから、指定領域における
係数に対するビットシフト量(以下、Bとする。)を計
算し、マスクと共に量子化部3に出力する。
【0053】量子化部3は、入力した係数を所定の量子
化ステップにより量子化し、その量子化値に対するイン
デックスを出力する。量子化部3は、領域指定部6から
入力したマスクおよびシフト量Bに基づき、量子化イン
デックスを変更する。以上の処理により、領域指定部6
において指定された空間領域に属する量子化インデック
スのみがBビット上方にシフトアップされる。
【0054】図4(b)および(c)は、このシフトア
ップによる量子化インデックスの変化を示したものであ
る。図4(b)は、あるサブバンドの量子化インデック
ス群であり、網掛けされた量子化インデックスにおける
マスクの値が1でシフトアップ数Bが2の場合、シフト
後の量子化インデックスは図4(c)のようになる。な
お、このビットシフトにより生じる各空欄には図の様に
ビット0が補完される。
【0055】このように変更された後の量子化インデッ
クス群は後続のエントロピ符号化部4に出力される。
【0056】なお、本実施の形態におけるマスクは、上
記シフトアップ処理だけでなく、エントロピ符号化部4
での符号化後に得られたデータから原画像を正確に復元
する為に用いられべき役割を担うが、本発明はこれに限
らない。例えば、シフトアップの数Bをビットシフト処
理の対象となる各量子化インデックスのビット数と同数
(図4では4ビット)にすることを前提とすれば、マス
クの情報は復号化側に送出せずともROIとそれ以外を
復号化側は容易に判断でき、正確な原画像の復元は可能
である。
【0057】エントロピ符号化部4は入力した量子化イ
ンデックスをビットプレーンに分解し、ビットプレーン
を単位に2値算術符号化等の算術符号化を行ってコード
ストリームを出力する。
【0058】最初にエントロピ符号化部4は最上位ビッ
トプレーン(同図MSBで表す)の各ビットをエントロ
ピ符号化(本実施の形態では2値算術符号化)し、ビッ
トストリームとして出力する。次にビットプレーンを1
レベル下げ、以下同様に対象ビットプレーンが最下位ビ
ットプレーン(同図LSBで表す)に至るまで、ビット
プレーン内の各ビットを符号化し符号出力部5に出力す
る。なお上記エントロピ符号化における上位から下位へ
のビットプレーン走査において、各量子化インデックス
の符号の最初(最上位)に符号化されるべき非0ビット
が検出された時には、そのすぐ後に当該量子化インデッ
クスの正負符号を示す1ビットを続けて2値算術符号化
することとする。これにより、0以外の量子化インデッ
クスの正負符号は効率良く符号化される。
【0059】(カラー処理の場合)上述においてはモノ
クロ画像について説明したが、R,G,Bのコンポーネ
ント信号を用いたカラー画像の場合は各信号を独立して
符号化すれば良い。図6(a)乃至(c)はR,G,B
のコンポーネント信号を処理した際の各信号のサブバン
ド係数である。また、図7(a)乃至(c)は輝度と2
つの色差信号のコンポーネント信号を処理した際の各信
号のサブバンド係数である。なお、人間の視覚特性が色
情報に比べ輝度が敏感なことを利用し輝度と各色差の情
報量を4:1:1の割合にしている。図8(a)乃至
(c)は輝度と各色差4:1:1の信号を扱った際のサ
ブバンド係数である。
【0060】(空間スケーラブル)図9(a)乃至
(e)は、この様に符号化されたビットストリームを解
像度の小さいサブバンドから順次解像度が高くなる順番
に配置(空間スケーラブル)に階層的に分け出力される
符号列の構成を表した概略図である。
【0061】図9(a)は符号列の全体の構成を示した
ものであり、MHはメインヘッダ、THはタイルヘッ
ダ、BSはビットストリームである。メインヘッダMH
は図9(b)に示すように、符号化対象となる画像のサ
イズ(水平および垂直方向の画素数)、画像を複数の矩
形領域であるタイルに分割した際のサイズ、各色成分数
を表すコンポーネント数、各成分の大きさ、ビット精度
を表すコンポーネント情報から構成されている。なお、
本実施の形態では画像はタイルに分割されていないの
で、タイルサイズと画像サイズは同じ値を取り、対象画
像がモノクロの多値画像の場合コンポーネント数は1で
R,G,Bや輝度と2つの色差信号からなるカラー多値
画像の場合は3である。
【0062】図9(c)は、タイルヘッダTHの構成を
示している。タイルヘッダTHには当該タイルのビット
ストリーム長とヘッダ長を含めたタイル長および当該タ
イルに対する符号化パラメータ、および指定領域を示す
マスクと当該領域に属する係数に対するビットシフト数
から構成される。符号化パラメータには離散ウェーブレ
ット変換のレベル、フィルタの種別等が含まれている。
【0063】本実施の形態におけるビットストリームの
構成を図9(d)に示す。同図において、ビットストリ
ームは各サブバンド毎にまとめられ、解像度の小さいサ
ブバンドを先頭として順次解像度が高くなる順番に配置
されている。さらに、各サブバンド内は上位ビットプレ
ーンから下位ビットプレーンに向かい、ビットプレーン
を単位として符号が配列されている。図9(e)は輝度
とB−Y,R−Yの色差信号からなるカラー画像の場合
のビットストリームの構成を示したものである。輝度の
解像度の小さいサブバンドを先頭として各成分毎に順次
解像度が高くなる順番に配置されている。
【0064】(SNRスケーラブル)図10は、上位ビ
ットプレーンから下位ビットプレーンに向かう形(SN
Rスケーラブル)で配置した符号列の構成を表した概略
図である。図10(a)は符号列の全体の構成を示した
ものであり、MHはメインヘッダ、THはタイルヘッ
ダ、BSはビットストリームである。メインヘッダMH
は図10(b)に示すように、符号化対象となる画像の
サイズ(水平および垂直方向の画素数)、画像を複数の
矩形領域であるタイルに分割した際のサイズ、各色成分
数を表すコンポーネント数、各成分の大きさ、ビット精
度を表すコンポーネント情報から構成されている。な
お、本実施の形態では画像はタイルに分割されていない
ので、タイルサイズと画像サイズは同じ値を取り、対象
画像がモノクロの多値画像の場合コンポーネント数は1
でR,G,Bや輝度と2つの色差信号からなるカラー多
値画像の場合は3である。
【0065】図10(c)は、タイルヘッダTHの構成
を示している。タイルヘッダTHには当該タイルのビッ
トストリーム長とヘッダ長を含めたタイル長および当該
タイルに対する符号化パラメータ、および指定領域を示
すマスクと当該領域に属する係数に対するビットシフト
数から構成される。符号化パラメータには離散ウェーブ
レット変換のレベル、フィルタの種別等が含まれてい
る。本実施の形態におけるビットストリームの構成を図
10(d)に示す。同図において、ビットストリームは
ビットプレーンを単位としてまとめられ、上位ビットプ
レーンから下位ビットプレーンに向かう形で配置されて
いる。各ビットプレーンには、各サブバンドにおける量
子化インデックスの当該ビットプレーンを符号化した結
果が順次サブバンド単位で配置されている。同図におい
てSは最大の量子化インデックスを表現するために必要
なビット数である。図10(e)はカラー画像のビット
ストリームの構成を示したものである。輝度の上位ビッ
トプレーンから下位ビットプレーンに向かう形で配置さ
れ、R−Y、B−Yの色差信号も同様構成している。こ
のようにして生成された符号列は、符号出力部5に出力
される。
【0066】上述した実施の形態において、符号化対象
となる画像全体の圧縮率は量子化ステップΔを変更する
ことにより制御することが可能である。
【0067】そして本実施の形態では、エントロピ符号
化部4において符号化するビットプレーンの下位ビット
を必要な圧縮率に応じて制限(廃棄)することにより、
全てのビットプレーンは符号化されず上位ビットプレー
ンから所望の圧縮率に応じた数のビットプレーンまでが
符号化される。
【0068】上記下位ビットプレーンを制限する機能を
利用すると、図4に示した指定領域に相当するビットの
みが多く符号列に含まれることになる、即ち、上記指定
領域のみ低圧縮率で符号化され高画質な画像として圧縮
することが可能となる。
【0069】(復号化処理)次に、上述した画像処理装
置により生成されたビットストリームを復号化する方法
について説明する。図11は、該ビットストリームを復
号化するための画像復号化装置の構成を表すブロック図
であり、7が符号入力部、8はエントロピ復号化部、9
は逆量子化部、10は逆離散ウェーブレット変換部、1
1は画像出力部である。
【0070】符号入力部7は、符号列が入力され、その
符号列に含まれるヘッダを解析して後続の処理に必要な
パラメータを抽出し必要な場合は処理の流れを制御し、
あるいは後続の処理ユニットに対して該当するパラメー
タを送出するものである。また、符号列に含まれるビッ
トストリームはエントロピ復号化部8に出力される。
【0071】エントロピ復号化部8はビットストリーム
をビットプレーン単位で復号化し、出力する。この時の
復号化手順を図12(a)及び(b)に示す。図12
(a)は復号対象となるサブバンドの一領域をビットプ
レーン単位で順次復号化する態様を示し、同図の矢印の
順にビットプレーンが復号化され、図12(b)に示す
ように最終的に量子化インデックスが復元される。復元
された量子化インデックスは逆量子化器9に出力され
る。
【0072】図13は逆離散ウェーブレット変換部10
の構成および処理のブロック図を示したものである。
【0073】同図において、入力された変換係数は処理
用バッファメモリ10aに記憶される。処理部10bは
1次元の逆離散ウェーブレット変換を行い、メモリ10
aから順次変換係数を読み出して処理を行うことで、2
次元の逆離散ウェーブレット変換を実行する。2次元の
逆離散ウェーブレット変換は、順変換と逆の手順により
実行されるが、詳細は公知であるので説明を省略する。
また同図の点線部内は処理部10bの処理ブロックを示
したものであり、入力された変換係数はuおよびpの2
つのフィルタ処理を施され、アップサンプリングされた
後に重ね合わされて画像信号x*が出力される。ここで
ビットプレーン復号化において全てのビットプレーンが
復号されていれば、復元された画像信号x*は原画像の
信号xと略一致する。
【0074】(空間スケーラブル)以上述べた手順によ
り、ビットストリームを解像度の小さいサブバンドから
順次解像度が高くなる順番に配置され(空間スケーラブ
ル)、階層的に分けて出力される符号列について、画像
を復元表示した際の画像の表示形態について図14を用
いて説明する。図14(a)は符号列の例を示したもの
であり、基本的な構成は図9に基づいているが、画像全
体がタイルとして設定されている。従って、符号列中に
は唯1つのタイルヘッダTH0およびビットストリーム
BS0が含まれている。
【0075】ビットストリームBS0には図に示すよう
に、最も低い解像度に対応するサブバンドであるLLか
ら順次解像度が高くなる順に符号が配置されており、さ
らに各サブバンド内は上位ビットプレーンから下位ビッ
トプレーンに向かって、符号が配置されている。
【0076】図11の画像復号化装置はこのビットスト
リームを順次読みこみ、各ビットプレーンに対応する符
号を復号した時点で画像を表示する。図14(b)は各
サブバンドと表示される画像の大きさの対応と、サブバ
ンド内の符号列を復号するのに伴う画像の変化とを示し
たものである。同図において、LLに相当する符号列が
順次読み出され、各ビットプレーンの復号処理が進むに
従って画質が徐々に改善されている。この時、符号化時
に指定領域となった星型の部分はその他の部分よりもよ
り高画質に復元される。
【0077】これは、符号化時に量子化部3において、
指定領域に属する量子化インデックスをシフトアップし
ており、そのためビットプレーン復号化の際に当該量子
化インデックスがその他の部分に対し、より早い時点で
復号化されるためである。このように指定領域部分が高
画質に復号化されるのは、その他の解像度についても同
様である。
【0078】なお、全てのビットプレーンを復号化した
時点では指定領域とその他の部分は画質的に同一である
が、途中段階で復号化を打ち切った場合や、下位のビッ
トプレーンのデータを破棄した場合に、指定領域部分が
その他の領域よりも高画質に復元された画像が得られる
ことはいうまでもない。
【0079】(SNRスケーラブル)次に、上位ビット
プレーンから下位ビットプレーンに向かう形(SNRス
ケーラブル)で配置した符号列の構成の画像信号を復元
表示した際の画像の表示形態について図15を用いて説
明する。図15(a)は符号列の例を示したものであ
り、基本的な構成は図10に基づいているが、画像全体
をタイルと設定されており、従って符号列中には唯1つ
のタイルヘッダTH0およびビットストリームBS0が
含まれている。ビットストリームBS0には図に示すよ
うに、最も上位のビットプレーンから、下位のビットプ
レーンに向かって符号が配置されている。
【0080】図11に示した画像復号化装置はこのビッ
トストリームを順次読みこみ、各ビットプレーンの符号
を復号した時点で画像を表示する。図15(b)におい
て各ビットプレーンの復号処理が進むに従って画質が徐
々に改善されているが、符号化時に指定領域となった星
型の部分はその他の部分よりもより高画質に復元され
る。
【0081】これは、符号化時に量子化部3において、
指定領域に属する量子化インデックスをシフトアップし
ており、そのためビットプレーン復号化の際に当該量子
化インデックスがその他の部分に対し、より早い時点で
復号化されるためである。
【0082】さらに、全てのビットプレーンを復号化し
た時点では指定領域とその他の部分は画質的に同一であ
るが、途中段階で復号化を打ち切った場合や、下位のビ
ットプレーンのデータを破棄した場合に、指定領域部分
がその他の領域よりも高画質に復元された画像が得られ
ることはいうまでもない。
【0083】上述した実施の形態において、エントロピ
復号化部8において復号する下位ビットプレーンを制限
(無視)することで受信或いは処理する符号化データ量
を減少させ、結果的に圧縮率を制御することが可能であ
る。この様にすることにより、必要なデータ量の符号化
データのみから所望の画質の復号画像を得ることが可能
である。また、符号化時の量子化ステップΔが1であ
り、復号時に全てのビットプレーンが復号された場合
は、復元された画像が原画像と一致する可逆符号化・復
号化を実現することもできる。
【0084】以上の処理により画像が復元されて画像出
力部11に出力される。画像出力部11はモニタ等の画
像表示装置であってもよいし、あるいは磁気ディスク等
の記憶装置であってもよい。
【0085】なお、上記実施形態では、画像の符号化に
離散ウェーブレット変換による手法を採用したが、他の
手法を採用できることはいうまでもない。
【0086】<ビデオカメラへの適用>次に、上述した
画像処理装置を適用したビデオカメラについて説明す
る。
【0087】図16(a)は、本発明の一実施形態に係
るビデオカメラの外観図である。また、図17(a)
は、第1の実施形態に係るビデオカメラのブロック図、
図17(b)はモニタ40の表示の一例を表す図であ
る。なお、このビデオカメラは、動画像または/及び静
止画像を撮像できる電子カメラである。
【0088】バッファメモリ19は画像データを格納す
る。モード選択ダイヤル34は動画(MOVIE)/静
止画(STILL)/再生(VIDEO)/電源OFF
(OFF)の各動作モードを選択するためのダイヤルで
ある。トリガーボタン35は撮影を開始・停止させるボ
タンである。領域指定レバー36はモニタ40の表示画
面中の一部の領域を指定するためのレバーであり、領域
指定レバー検出回路37は領域指定レバー36の押圧状
態を検出する。領域検出回路32は領域指定レバー36
により指定された領域を示す領域情報を生成する。バッ
ファメモリ19には、領域情報も格納される。表示制御
回路38は、領域情報に基づいて指定領域を示す画像を
生成し、これを撮像した画像と多重した表示用信号を生
成する。圧縮回路21は領域情報に基づいて、画像デー
タを、指定領域と非指定領域とで区別して符号化する。
伸長回路42は圧縮回路21により符号化・圧縮された
画像データに対して復号化処理を施し、伸長する。
【0089】被写体からの光は、ズームレンズ12によ
り変倍され、変倍された光はフォーカスレンズ13によ
り合焦され、合焦された光はアイリス14によって光量
を調整して露出が補正され、CCD15によって光電変
換される。CCD15から出力される画像データはCD
S/AGC回路16においてサンプリングされ、所定の
利得に調整され、A/D変換回路17でデジタル信号に
変換される。デジタル信号に変換された画像データはカ
メラ信号処理回路18に送られ、カメラマイコン24で
画質調整される。画質調整された画像データはバッファ
メモリ19に記憶される。
【0090】表示制御回路38は、バッファメモリ19
に記憶された画像データに基づいて、その表示用のデー
タを生成する。生成されたデータは、D/A変換回路3
9によりアナログ信号に変換され、その画像がLCD等
のディスプレイからなるモニタ40に表示される。
【0091】一方、トリガーボタン35が押されて、画
像データの記録指示があると、バッファメモリ19に記
憶された画像データのR,G,Bの各色信号或いは輝度
信号、色差信号のデータについて、圧縮回路21により
符号化処理が施される。圧縮された画像データは、磁気
記録媒体や半導体メモリ等を備える記録回路22に記録
される。
【0092】ここで、モニタ40に表示された画像の一
部を高画質にしたい場合は、モニタ40に表示された画
像上で、領域指定レバー36により高画質にしたい領域
を指定する。指定された領域について、領域検出回路3
2が領域情報を生成し、生成された領域情報は、バッフ
ァメモリ19に記憶される。バッファメモリ19に記憶
された画像データと領域情報とは表示制御回路38に送
られ、指定領域を示す枠が撮像画像に多重された表示用
データが生成される。表示用データはD/A変換回路3
9においてアナログ信号に変換され、その画像がモニタ
40に表示される。
【0093】図17(b)はモニタ40の表示態様の一
例を示している。図17(b)の例は、領域指定レバー
36により高画質領域を指定した後の表示画像の一例で
あり、指定領域(中央の矩形領域)と非指定領域とが区
別出来るように表示されている。
【0094】一方、トリガーボタン35が押され、画像
データの記録の指示がされると、バッファメモリ19に
記憶された画像データと領域情報とは圧縮回路21に送
られる。そして、画像データは、領域情報に基づいて高
画質に圧縮する部分と通常に圧縮する部分と分けて符号
化処理が施されて圧縮される。圧縮された画像データ
は、記録回路22に記録される。なお、圧縮回路21で
圧縮されたデータを伸長回路42により復号化処理を施
して伸長し、表示切換回路43で表示信号を切換えるこ
とにより、圧縮後の画像をモニタ40で表示することも
できる。
【0095】次に、圧縮回路21の具体的な動作につい
て図19を用いて説明する。
【0096】ウェーブレット変換回路51は、入力され
た画像データをサブバンドに分解する。占有率算出回路
52は、分解された各サブバンドのどの係数が指定領域
に属しているかを示すマスク情報を生成し更にマスク情
報の占める割合を算出する。ビットシフト量計算回路5
3はマスク情報内の画像信号のビットシフト量を計算す
る。量子化処理回路54は量子化を行ない、係数設定回
路59は圧縮のパラメータや量子化の係数を設定する。
インデックス変更回路55はビットシフト量に応じて量
子化インデックスを変更する。ビットプレーン分解回路
56はインデックスをビットプレーンに分解する。符号
化制限回路57は符号化するビットプレーンを制限する
ための回路であり、2値算術符号化回路58は算術符号
化処理を行う。
【0097】バッファメモリ19に格納されたR,G,
Bの各色信号或いは輝度、色差からなる信号の画像デー
タはウェーブレット変換回路51によって各成分がサブ
バンドに分割される。分割されたサブバンドデータは占
有率算出回路52において処理され、マスク情報が生成
され、各サブバンドにおけるマスク情報の占有率が計算
される。
【0098】ビットシフト量計算回路53は指定領域に
対する画質を指定するパラメータを係数設定回路59か
ら取得する。パラメータは指定領域に割り当てる圧縮率
を表現する数値、あるいは画質を表す数値でもよい。こ
のパラメータから、指定領域における係数に対するビッ
トシフト量を計算し、マスク情報と共に量子化処理回路
54に出力する。
【0099】量子化処理回路54は、係数設定画路59
よりから生成した適当な数値により除算して量子化し、
その量子化値に対するインデックスを出力する。
【0100】インデックス変更回路55において、指定
された空間領域に属する量子化インデックスのみ上方に
シフトアップされる。このように変更された量子化イン
デックスは後続のビットプレーン分解回路56に出力さ
れる。ビットプレーン分解回路56は、入力した量子化
インデックスをビットプレーンに分解する。符号化制御
回路57は、圧縮後のフレーム全体のデータサイズを決
定するためのビットプレーンを計算し、符号化するビッ
トプレーンを制限する。2値算出符号化回路58は、最
上位ビットプレーンから順に2値算術符号化し、ビット
ストリームとして出力する。そして、制限されたビット
プレーンまで出力する。
【0101】次に高画質にする領域を指定する手順につ
いて図16(b)、図16(c)、図20を用いて説明
する。図16(b)は領域指定レバー36の詳細図、図
16(c)は領域指定レバー検出回路37の詳細図、図
20はモニタ40の表示画像の一例である。
【0102】図16(b)において、領域指定レバー3
6は、カーソルを上方向に移動させる指示を与える上方
指定レバー36a、カーソルを右方向に移動させる指示
を与える右方指定レバー36b、カーソルを下方向に移
動させる指示を与える下方指定レバー36c、カーソル
を左方向に移動させる指示を与える左方指定レバー36
d、カーソル位置を確定させる指示を出す選択ボタン3
6eを備える。
【0103】図16(c)において、上方検出スイッチ
Y+は上方指定レバー36aの指示を受けシステムコン
トローラ33に上方向にカーソル移動の指示を送り、同
様に右方検出スイッチX+は右方指示レバー36bの指
示を受けシステムコントローラ33に右方向にカーソル
移動の指示を送る。下方検出スイッチY−は下方指示レ
バー36cの指示を受けシステムコントローラ33に下
方向にカーソル移動の指示を送り、左方検出スイッチX
−は左方指定レバー36dの指示を受けシステムコント
ローラ33に左方向にカーソル移動の指示を送る。選択
スイッチCは選択ボタン36eの指示を受けシステムコ
ントローラ33にカーソル確定の指示を送る。領域指定
レバー36の各レバー(36a、36b、36c、36
d)と選択ボタン36eとを操作することにより領域を
指定することが出来る。
【0104】次に、領域指定レバー36を用いて、動画
撮影を行いながら高画質にする領域を指定する方法につ
いて説明する。まず動画撮影時はモード選択ダイヤル3
4を動画モードにすると、画像データの記録待機状態に
なり、トリガー35を押すと動画の記録が始まる。ここ
でモニタ40には、記録待機又は記録中のどちらの状態
でも、撮影された動画が表示される。これはシステムコ
ントローラ33がバッファメモリの内容を例えば1/3
0秒ずつ更新し、その出力を切換回路43で切替えて、
表示制御回路38に送ることにより行える。
【0105】次に、撮影した画像の、ある領域を高画質
に指定する場合について図18のフローチャートを用い
て説明する。モニタ40を見ながら領域指定を行いたい
場面で、領域指定レバー36の選択ボタン36eを押
す。するとシステムコントローラ33がこれを検知し
(ステップS101)、記録待機状態にする(ステップ
S102)と共にバッファメモリ19の更新を停止する
(ステップS103)。
【0106】この時、モニタ40には選択ボタン35e
を押した瞬間の静止画像が表示され、領域を指定するカ
ーソルP0がモニタ40の中心に多重される(図20
(a))。静止画像とすることにより、指定領域を設定
し易くなるという利点がある。
【0107】ステップS104では、指定領域の設定モ
ードで、モニタ40に表示されたカーソルP0を見なが
ら、カーソルP0を移動させたい方向に領域指定レバー
36を操作する。システムコントローラ33は領域指定
レバー36の押圧状態が検出し、検出結果に基づいてカ
ーソルの移動量を算出し、算出された位置にカーソルP
0を移動させる。
【0108】ここで、領域指定レバー36の選択ボタン
36eが押されると高画質領域を形成する枠のポイント
が確定される。同様に次のポイントを決めるため、領域
指定レバーを操作しカーソルを移動させ、この作業を繰
り返すことによって4点選択する(図20(b))。
【0109】そして、再度選択ボタン36eを押すと選
択されたポイントP1,P2,P3,P4によって結ば
れた領域が高画質の領域として指定され(図20
(c))、同時にステップ105で指定領域の設定モー
ドを抜け、ステップ106でバッファメモリ19の更新
を再開し再びモニタ40には動画が表示される。
【0110】ここで、トリガーボタン35を押せば高画
質の領域を指定したまま動画記録が始まり、以後の撮影
においては、指定領域に含まれる画像は上述した手順に
より高画質で復号可能に符号化されることとなる。な
お、モード選択ダイヤル34を静止画モードに切り換え
てからトリガーボタン35を押せば、静止画として記録
することも出来る。
【0111】また、指定された領域の色や輝度を変更す
ることにより他の領域との差が一目で確認できるように
してもよい。また、上記実施形態では、高画質領域を4
点のポイントを選択することによって指定したが、この
他にも丸や多角形など任意の形状でも良い。
【0112】ここで、上記実施形態では、表示画面中の
一部を指定領域に設定したが、該指定領域は、表示画面
上の固定領域であるので、指定領域に含まれる対象物
は、撮影範囲が変化すれば(例えば、カメラの向きを変
えれば)、当然に異なるものとなる。しかしながら、表
示画面中の特定のオブジェクト、例えば、人物、物等が
撮影範囲の変化に関わらず常に高画質に記録される方が
望ましい場合もある。
【0113】そこで、公知の画像処理、特に画像認識処
理により、例えば、エッジ成分や色成分を用いて特定の
物や人を指定し、これを上述した指定領域とすることも
可能である。図21(a)はモニタの表示状態の状態を
示す。例えば図21(a)中の車の部分を高画質にした
い場合、領域指定レバー36を操作してカーソルを車に
合わせ、選択スイッチ36eを押すと、領域検出回路3
2において公知の画像認識技術により、例えば、色成分
と輪郭成分を用いてオブジェクト画像を抽出することが
できる。図21(b)は抽出したオブジェクト画像を示
す。この場合、当該オブジェクト画像が上述した指定領
域として認識されることとなる。なお、この他にも動き
情報を用いて指定することも可能である。また、より詳
細に高画質にしたい領域を指定する方法としては、領域
指定レバー36に代えて若しくは併用してモニタ40に
タッチパネルを用いてもよい。
【0114】また本実施形態では、モード選択ダイヤル
34が動画モードの場合を説明したが、静止画モードの
場合も図18のステップ102で記録を停止する必要が
無いだけで、その他は全く同様である。
【0115】<第二の実施形態>上記第一の実施形態に
係るビデオカメラでは、動画記録中に領域指定を行う時
は一旦記録を止めていたが、第二の実施形態では、記録
を止めること無く領域指定を可能としたものである。図
17(a)のブロック図と異なる点についてのみ図22
を用いてこれを説明する。
【0116】図中のメモリ20は、バッファメモリから
送られた1フレーム分記憶可能なメモリである。このメ
モリ20を用いた動作を図23のフローチャートを用い
て説明する。
【0117】まずモニタ40を見ながら領域指定を行い
たい場面で、領域指定レバー36の選択ボタン36eを
押す。するとシステムコントローラ33がこれを検知し
(ステップS201)、バッファメモリ19の画像をメ
モリ20に取り込み(ステップS202)、表示切換回
路43を制御してモニタ40にメモリ20の画像を送る
(ステップS203)。この後ステップS204で、上
記第一の実施形態と同様に指定領域の設定を行うが、領
域検出回路32はメモリ20の画像で領域検出を行う。
ステップ205で設定モードを抜けると、ステップ20
6で表示切換回路43を制御し再びバッファメモリ19
の画像をモニタ40に送るようにする。
【0118】この領域設定中は、バッファメモリ19か
らの出力は常に圧縮回路21に送られ続けるので、画像
データの記録が中断されることが無い。
【0119】<第三の実施形態>上記第一の実施形態に
係るビデオカメラでは、撮影時に得た画像ついて説明し
たが、過去にビデオテープ等の記録媒体に記録した画像
データを再生して得た画像についても、同様に高画質と
したい領域の指定をして再記録することが可能である。
図17(a)のブロック図と異なる点についてのみ図2
4、図25でこれを説明する。
【0120】図24において、再生部50は不図示の記
録媒体からの画像データを読取り再生するものである。
モード選択ダイヤル34で再生モード(VIDEO)を
選択すると、バッファメモリ19にはカメラ信号処理回
路18からは何も送られず、再生部50からの再生信号
が送られる。
【0121】次に、本実施形態の処理について、図25
のフローチャートを用いて説明する。モニタ40を見な
がら領域指定を行いたい場面で、領域指定レバー36の
選択ボタン36eを押す。するとシステムコントローラ
33がこれを検知し(ステップS301)、再生一時停
止状態にする(ステップS302)と共にバッファメモ
リ19の更新を停止する(ステップS303)。この
時、モニタ40には選択ボタン35eを押した瞬間の静
止画像が表示され、領域を指定するカーソルP0がモニ
タ40の中心に多重される(図20(a))。ステップ
S304では、指定領域の設定モードで、モニタ40に
表示されたカーソルP0を見ながら、カーソルP0を移
動させたい方向に領域指定レバー36を操作する。シス
テムコントローラ33は領域指定レバー36の押圧状態
が検出し、検出結果に基づいてカーソルの移動量を算出
し、算出された位置にカーソルP0を移動させる。ここ
で領域指定レバー36の選択ボタン36eが押されると
高画質領域を形成する枠のポイントが確定される。同様
に次のポイントを決めるため、領域指定レバーを操作し
カーソルを移動させ、この作業を繰り返すことによって
4点選択する(図20(b))。
【0122】そして再度選択スイッチを押すと選択され
たポイントP1,P2,P3,P4によって結ばれた領
域が高画質領域として指定され(図20(c))、同時
にステップ305で指定領域の設定モードを抜け、ステ
ップ306でバッファメモリ19の更新を再開し再びモ
ニタ40には再生画が表示される。ここで、トリガーボ
タン35を押せば高画質領域を指定したまま再生画の画
像データを記録回路22に記録することができる。
【0123】<第四の実施形態>上記第一の実施形態に
係るビデオカメラでは、領域指定中はモニタには静止画
が表示されるので、実際に記録される映像をモニタでは
見ることが出来なかった。本実施形態では静止画で領域
指定中でも記録中の動画をモニタで見ることが出来るよ
うにしたものである。図26は構成を示すブロック図、
図27はモニタの映像の例である。図17(a)のブロ
ック図と異なる点についてのみこれを説明する。
【0124】図26において、バッファメモリ19から
の画像データは間引き処理回路60にも送られる。間引
き処理回路60はシステムコントローラ33から指示さ
れる間引き率に応じて、画像データに間引き処理を施
し、切換回路43に該間引き処理を施した画像データを
出力する。
【0125】映像合成処理回路61は、メモリ20から
の画像データと間引き処理された画像データとを合成し
てアナログ映像信号に変換し、表示制御回路38に出力
する。
【0126】上記の構成において、領域指定時はバッフ
ァメモリ19の映像をメモリ20に取り込む。一方シス
テムコントローラ33は、間引き処理60からの画像デ
ータが入力されるように切換回路43を切り換え、映像
合成処理回路61に間引き処理された動画を出力する。
映像合成処理回路61においては、図27のように、映
像1はメモリ20からの静止画、映像2は切換回路43
からの動画が映るように処理が行われ、表示制御回路3
8を通してモニタ40に出力される。
【0127】なお、指定領域が映像2に重なった場合
は、映像2を別の場所に移動するように映像合成処理回
路61を制御することも可能である。
【0128】<第5の実施形態>上述した第2実施形態
では、常時画像を記録すると共に、指定領域が設定され
れば、その指定領域内の画像を他の領域の画像よりも高
画質で復号可能に符号化することができた。しかし、指
定領域を瞬時に設定することは困難であり、指定開始
(領域指定レバー36の操作開始)から指定終了(領域
指定レバー36の操作終了)までに一定の時間を必要と
する。従って、大事なシーンを高画質で復号可能に符号
化できない場合が生じ得る。そこで、本実施形態では、
撮影して得た画像データを一旦記憶しておき、指定領域
の指定開始から指定終了までの画像データを後で再圧縮
(再符号化)することにより、この問題を解消する。
【0129】図30は、本発明の第5実施形態における
ビデオカメラのブロック図である。図22のブロック図
と異なる点についてのみ説明する。図30において、再
生回路50は、記録回路22に記録された圧縮済みの画
像データを読み出して、復元等し、バッファメモリに格
納するものである。
【0130】次に、図31のフローチャートを用いて本
実施形態における指定領域を設定する際の処理について
説明する。
【0131】動画記録を行っている状態で、領域指定を
行うために、モニタ40を見ながら領域指定レバー36
の選択ボタン36eを押す。するとシステムコントロー
ラ33がこれを検知し(ステップ401)、領域指定の
処理が開始される(ステップ402)。
【0132】同時に、システムコントローラ33の指示
により、記録回路22にIDデータが記録される(ステ
ップ403)。IDデータは、システムコントローラ3
3が記録回路22に直接書き込むようにしてもよい。こ
のIDデータは、記録回路22に記録される画像データ
が領域指定開始から領域指定終了までの間に記録された
データであることを示すデータである。また、領域指定
開始から領域指定終了までの間、圧縮回路21は、画像
データを圧縮せずに記録回路22に記録するか、若しく
は、画像全体を高画質で復元可能に画像データを圧縮し
て記録回路22に記録する。
【0133】指定領域の設定が終了(選択ボタン36e
の押圧)すると(ステップ404)、IDデータの記録
を止める(ステップ405)。ステップ406では、指
定領域が設定された状態で、前述の圧縮方式で圧縮回路
21を通して記録回路22に画像データの記録が行われ
ることとなる。
【0134】ここで、第2実施形態の場合は、ステップ
401の選択ボタン36eを押した瞬間からステップ4
04が始まるまでの間は、指定領域が確定していないた
め、画像データは、通常の記録、例えば、指定領域以外
の領域用の圧縮のされた画像データとして記録される。
【0135】第5実施形態では、領域指定開始から領域
指定終了までの間、記録回路22に記録される画像デー
タにIDデータを付しているので、後で(例えば、撮影
終了後に)記録回路22に記録された画像データを再生
回路50で読み出して、再圧縮して、再記録することが
できる。この処理を図32のフローチャートを用いて説
明する。
【0136】撮影が終了し、画像データの記録が停止状
態で、選択ボタン36eを所定時間以上押す(ステップ
S501)と、再生回路50は、記録回路22から先程
記録したIDデータを探索し、その開始点を探索する
(ステップS502)。これは周知のインデックスサー
チ等の技術で行える。次に、再生回路50は、IDデー
タが付された画像データを記録回路22から読み出し、
読み出した画像データをバッファメモリ19に送る(ス
テップS503)。この場合、読み出した画像データが
圧縮されていれば、これを伸長してからバッファメモリ
19へ送ることとなる。
【0137】圧縮回路21は、再生回路50からバッフ
ァメモリ19へ送られた画像データをバッファメモリ1
9から読み出して、再圧縮し記録回路22に上書きする
ステップS504)。この場合、圧縮回路21は、前回
設定された指定領域に対応する領域の画像については、
高画質で復元されるように再圧縮する。
【0138】次に、ステップ505で再生回路50は、
再びIDデータを探索し、検出したらステップ503へ
戻る。
【0139】このようにして、IDデータを検出しなく
なるまで上述した手順を繰り返す。なお、記録回路22
が磁気ディスクや半導体メモリ等を利用したものであれ
ば、ランダムアクセスが可能なので、画像データの格納
順序を時系列順に並び替えることが出来る。従って、結
果として領域指定を開始した場面から、指定領域を高画
質で復元可能に記録されたことになる。また、再圧縮す
る際の指定領域がわかっていれば、その領域のみシフト
アップして符号化すればよく、再圧縮が容易に行なうこ
とができる。
【0140】なお、第5の実施形態では、再記録の際に
最初に記録した時と同じ領域を自動的に指定して上書き
したが、ステップ502で静止画像を表示し、改めて指
定領域を設定した後に、再圧縮及び再記録するようにし
てもよい。
【0141】以上、本発明の好適な実施の形態について
説明したが、本実施形態は、上述した処理をソフトウエ
アによりコンピュータ上で実現することも可能である。
すなわち、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウェアのプログラムを、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)がプログラムを読み出し実行す
ることによっても、達成されることは言うまでもない。
【0142】この場合、そのプログラム自体が前述した
実施形態の機能を実現することになり、そのプログラム
や、そのプログラムを記憶した記憶媒体或いはプログラ
ム製品は、本発明を構成することになる。また、コンピ
ュータが読み出したプログラムコードを実行することに
より、前述した実施形態の機能が実現されるだけでな
く、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュー
タ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)など
が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっ
て前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる
ことは言うまでもない。
【0143】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0144】
【発明の効果】以上、説明したとおり、本発明によれ
ば、画像中の必要な範囲で画質を維持し、ひいて、全体
としてデータ量を低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像処理装置のブロ
ック図である。
【図2】離散ウェーブレット変換部2のブロック図であ
る。
【図3】(a)は、2次元の離散ウェーブレット変換の
構成を示した図である。(b)は、画像に対して2次元
の離散ウェーブレット変換を施した例(概念図)であ
る。
【図4】(a)は、マスク情報示す図である。(b)及
び(c)は、量子化インデックスの変化の様子を示した
図である。
【図5】エントロピ符号化部の動作を示す図である。
【図6】(a)乃至(c)は、カラー画像における2次
元の離散ウェーブレットのサブバンドの構成図である。
【図7】(a)乃至(c)は、カラー画像における2次
元の離散ウェーブレットのサブバンドの構成図である。
【図8】(a)乃至(c)は、カラー画像における2次
元の離散ウェーブレットのサブバンドの構成図である。
【図9】(a)乃至(e)は、符号列の構成を表す概略
図である。
【図10】(a)乃至(e)は、符号列の構成を表す概
略図である。
【図11】画像復号化装置の構成を表すブロック図であ
る。
【図12】エントロピ復号化部8の動作を示す図であ
る。
【図13】逆離散ウェーブレット変換部10のブロック
図である。
【図14】(a)は、符号列の構成を表す概略図であ
る。(b)は、符号列を復元した際の画像の形態を示す
図である。
【図15】(a)は、符号列の構成を表す概略図であ
る。(b)は、符号列を復元した際の画像の形態を示す
図である。
【図16】(a)は、上記画像処理装置を適用したビデ
オカメラの外観図である。(b)は、領域指定レバー3
6の拡大図である。(c)は、領域指定レバーの検出回
路37の構成を示す図である。
【図17】(a)は、本発明の第1の実施形態に係るビ
デオカメラの構成を示すブロック図である。(b)は、
モニタ40の表示例を示す図である。
【図18】図17(a)のビデオカメラにおける処理の
フローチャートである。
【図19】圧縮回路21のブロック図である。
【図20】(a)乃至(c)は、領域指定操作に伴うモ
ニタの表示変化の状態を示す図である。
【図21】(a)は、モニタの状態図である。(b)
は、検出されたオブジェクト画像を示す図である。
【図22】本発明の第2の実施形態に係るビデオカメラ
の構成を示すブロック図である。
【図23】図22のビデオカメラにおける処理のフロー
チャートである。
【図24】本発明の第3の実施形態に係るビデオカメラ
の構成を示すブロック図である。
【図25】図24のビデオカメラにおける処理のフロー
チャートである。
【図26】本発明の第4の実施形態に係るビデオカメラ
の構成を示すブロック図である。
【図27】図26のビデオカメラのモニタ40の表示例
を示す図である。
【図28】従来のビデオカメラの構成を示すブロック図
である。
【図29】従来のビデオカメラにおける圧縮処理装置の
構成を示すブロック図である。
【図30】本発明の第5の実施形態に係るビデオカメラ
の構成を示すブロック図である。
【図31】図30のビデオカメラにおける処理のフロー
チャートである。
【図32】図30のビデオカメラにおける処理のフロー
チャートである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年7月2日(2001.7.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】また、本発明によれば、入力される画像デ
ータに基づく動画像を表示する表示手段と、前記表示手
段により表示された動画像に含まれるオブジェクトを指
定する指定手段と、前記画像データを符号化して符号化
データを生成する符号化手段と、前記符号化データを記
憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記符号
化データを復号化する復号化手段と、を備え、前記表示
手段は、前記指定手段による前記指定の際には、前記動
画像の静止画像を表示し、前記符号化手段は、前記表示
手段により表示される動画像のうち、前記指定手段によ
り指定されたオブジェクトを示す画像が、他の部分の画
像よりも高画質で復号可能に前記画像データを符号化
し、前記復号化手段は、前記記憶手段に記憶された前記
符号化データのうち、少なくとも、前記指定手段による
前記オブジェクトの指定開始から指定終了までの符号化
データを復号化し、更に、前記符号化手段は、前記復号
化手段により復号化された画像データに係る画像のう
ち、前記オブジェクトに対応する画像が、他の部分の画
像よりも高画質で復号可能に、前記復号化された画像デ
ータを再符号化することを特徴とする画像処理装置が提
供される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】また、本発明によれば、入力される画像デ
ータに基づく動画像を表示する表示工程と、前記表示工
程において表示された動画像に含まれるオブジェクトを
指定する指定工程と、前記画像データを符号化して符号
化データを生成する符号化工程と、前記符号化データを
記憶する記憶工程と、前記記憶工程において記憶した前
記符号化データを復号化する復号化工程と、を含み、前
記表示工程では、前記指定工程における前記指定の際に
は、前記動画像の静止画像を表示し、前記符号化工程で
は、前記表示工程において表示される動画像のうち、前
記指定工程において指定されたオブジェクトを示す画像
が、他の部分の画像よりも高画質で復号可能に前記画像
データを符号化し、前記復号化工程では、前記記憶工程
において記憶された前記符号化データのうち、少なくと
も、前記指定工程における前記オブジェクトの指定開始
から指定終了までの符号化データを復号化し、更に、前
記符号化工程では、前記復号化工程において復号化され
た画像データに係る画像のうち、前記オブジェクトに対
応する画像が、他の部分の画像よりも高画質で復号可能
に、前記復号化された画像データを再符号化することを
特徴とする画像処理方法が提供される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】また、本発明によれば、コンピュータを、
入力される画像データに基づく動画像を表示する表示手
段、前記表示手段により表示された動画像に含まれるオ
ブジェクトを指定する指定手段、前記画像データを符号
化して符号化データを生成する符号化手段、前記符号化
データを記憶する記憶手段、前記記憶手段に記憶された
前記符号化データを復号化する復号化手段、として機能
させるプログラムであって、前記表示手段は、前記指定
手段による前記指定の際には、前記動画像の静止画像を
表示し、前記符号化手段は、前記表示手段により表示さ
れる動画像のうち、前記指定手段により指定されたオブ
ジェクトを示す画像が、他の部分の画像よりも高画質で
復号可能に前記画像データを符号化し、前記復号化手段
は、前記記憶手段に記憶された前記符号化データのう
ち、少なくとも、前記指定手段による前記オブジェクト
の指定開始から指定終了までの符号化データを復号化
し、更に、前記符号化手段は、前記復号化手段により復
号化された画像データに係る画像のうち、前記オブジェ
クトに対応する画像が、他の部分の画像よりも高画質で
復号可能に、前記復号化された画像データを再符号化す
ることを特徴とするプログラムが提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C022 AC03 AC69 AC79 5C053 FA22 FA27 GB23 GB26 GB28 GB32 JA21 KA03 KA24 KA25 LA01 5C059 KK00 MA24 MA32 MA35 MA37 MC11 MC38 ME11 PP01 PP04 PP14 RB01 RB17 RC12 RC28 SS14 TA45 TB02 TC47 UA02 UA05 UA32 UA39 5J064 AA01 AA02 BA09 BA16 BC01 BC11 BC16 BD03

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される画像データに基づく動画像を
    表示する表示手段と、 前記表示手段の表示画面中の一部の領域を指定する指定
    手段と、 前記画像データを符号化する符号化手段と、を備え、 前記表示手段は、前記指定手段による前記指定の際に
    は、前記動画像の静止画像を表示し、 前記符号化手段は、前記表示手段により表示される動画
    像のうち、前記指定手段により指定された前記領域に含
    まれる画像が、他の領域の画像よりも高画質で復号可能
    に前記画像データを符号化することを特徴とする画像処
    理装置。
  2. 【請求項2】 入力される画像データに基づく動画像を
    表示する表示手段と、 前記表示手段により表示された動画像に含まれるオブジ
    ェクトを指定する指定手段と、 前記画像データを符号化する符号化手段と、を備え、 前記表示手段は、前記指定手段による前記指定の際に
    は、前記動画像の静止画像を表示し、 前記符号化手段は、前記表示手段により表示される動画
    像のうち、前記指定手段により指定されたオブジェクト
    を示す画像が、他の部分の画像よりも高画質で復号可能
    に前記画像データを符号化することを特徴とする画像処
    理装置。
  3. 【請求項3】 入力される画像データに基づく動画像を
    表示する表示手段と、 前記表示手段の表示画面中の一部の領域を指定する指定
    手段と、 前記画像データを符号化する符号化手段と、を備え、 前記表示手段は、前記指定手段による前記指定の際に
    は、前記動画像の静止画像を表示し、 前記符号化手段が、 前記画像データに対して離散ウェーブレット変換を行っ
    て変換係数を生成する手段と、 前記変換係数を量子化して量子化インデックスを生成す
    る手段と、 前記量子化インデックスをビットプレーンに分解し、各
    ビットプレーンに対して算術符号化を実行して符号化デ
    ータを生成する手段と、を備え、 更に、前記符号化手段は、前記表示手段により表示され
    る動画像のうち、前記指定手段により指定された前記領
    域に含まれる画像に対応する前記量子化インデックス
    を、所定ビット数シフトアップすることを特徴とする画
    像処理装置。
  4. 【請求項4】 入力される画像データに基づく動画像を
    表示する表示手段と、 前記表示手段により表示された動画像に含まれるオブジ
    ェクトを指定する指定手段と、 前記画像データを符号化する符号化手段と、を備え、 前記表示手段は、前記指定手段による前記指定の際に
    は、前記動画像の静止画像を表示し、 前記符号化手段が、 前記画像データに対して離散ウェーブレット変換を行っ
    て変換係数を生成する手段と、 前記変換係数を量子化して量子化インデックスを生成す
    る手段と、 前記量子化インデックスをビットプレーンに分解し、各
    ビットプレーンに対して算術符号化を実行して符号化デ
    ータを生成する手段と、を備え、 更に、前記符号化手段は、前記表示手段により表示され
    る動画像のうち、前記指定手段により指定されたオブジ
    ェクトを示す画像に対応する前記量子化インデックス
    を、所定ビット数シフトアップすることを特徴とする画
    像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記表示手段は、前記指定手段による前
    記指定の際には、前記動画像と前記動画像の静止画像と
    をそれぞれ同時に表示することを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記符号化手段により生成された符号化
    データを保存する手段を備えたことを特徴とする請求項
    1乃至4のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 画像を撮像して前記画像データを生成す
    る撮像手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至4の
    いずれかに記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記画像データが、記録媒体に記録され
    た画像データであることを特徴とする請求項1乃至4の
    いずれかに記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 画像を撮像して画像データを生成する撮
    像手段と、 前記画像データに基づく動画像を表示する表示手段と、 前記表示手段の表示画面中の一部の領域を指定する指定
    手段と、 前記画像データを符号化して符号化データを生成する符
    号化手段と、 前記符号化データを保存する手段と、を備え、 前記表示手段は、前記指定手段による前記指定の際に
    は、前記動画像の静止画像を表示し、 前記符号化手段は、前記表示手段により表示される動画
    像のうち、前記指定手段により指定された前記領域に含
    まれる画像が、他の領域の画像よりも高画質で復号可能
    に前記画像データを符号化することを特徴とする電子カ
    メラ。
  10. 【請求項10】 画像を撮像して画像データを生成する
    撮像手段と、 前記画像データに基づく動画像を表示する表示手段と、 前記表示手段により表示された動画像に含まれるオブジ
    ェクトを指定する指定手段と、 前記画像データを符号化して符号化データを生成する符
    号化手段と、 前記符号化データを保存する手段と、を備え、 前記表示手段は、前記指定手段による前記指定の際に
    は、前記動画像の静止画像を表示し、 前記符号化手段は、前記表示手段により表示される動画
    像のうち、前記指定手段により指定されたオブジェクト
    を示す画像が、他の部分の画像よりも高画質で復号可能
    に前記画像データを符号化することを特徴とする電子カ
    メラ。
  11. 【請求項11】 画像を撮像して画像データを生成する
    撮像手段と、 前記画像データに基づく動画像を表示する表示手段と、 前記表示手段の表示画面中の一部の領域を指定する指定
    手段と、 前記画像データを符号化して符号化データを生成する符
    号化手段と、 前記符号化データを保存する手段と、を備え、 前記表示手段は、前記指定手段による前記指定の際に
    は、前記動画像の静止画像を表示し、 前記符号化手段が、 前記画像データに対して離散ウェーブレット変換を行っ
    て変換係数を生成する手段と、 前記変換係数を量子化して量子化インデックスを生成す
    る手段と、 前記量子化インデックスをビットプレーンに分解し、各
    ビットプレーンに対して算術符号化を実行して符号化デ
    ータを生成する手段と、を備え、 更に、前記符号化手段は、前記表示手段により表示され
    る動画像のうち、前記指定手段により指定された前記領
    域に含まれる画像に対応する前記量子化インデックス
    を、所定ビット数シフトアップすることを特徴とする電
    子カメラ。
  12. 【請求項12】 画像を撮像して画像データを生成する
    撮像手段と、 前記画像データに基づく動画像を表示する表示手段と、 前記表示手段により表示された動画像に含まれるオブジ
    ェクトを指定する指定手段と、 前記画像データを符号化して符号化データを生成する符
    号化手段と、 前記符号化データを保存する手段と、を備え、 前記表示手段は、前記指定手段による前記指定の際に
    は、前記動画像の静止画像を表示し、 前記符号化手段が、 前記画像データに対して離散ウェーブレット変換を行っ
    て変換係数を生成する手段と、 前記変換係数を量子化して量子化インデックスを生成す
    る手段と、 前記量子化インデックスをビットプレーンに分解し、各
    ビットプレーンに対して算術符号化を実行して符号化デ
    ータを生成する手段と、を備え、 更に、前記符号化手段は、前記表示手段により表示され
    る動画像のうち、前記指定手段により指定されたオブジ
    ェクトを示す画像に対応する前記量子化インデックス
    を、所定ビット数シフトアップすることを特徴とする電
    子カメラ。
  13. 【請求項13】 入力される画像データに基づく動画像
    を表示する表示工程と、 前記表示工程における表示画面中の一部の領域を指定す
    る指定工程と、 前記画像データを符号化する符号化工程と、を含み、 前記表示工程では、前記指定工程における前記指定の際
    には、前記動画像の静止画像を表示し、 前記符号化工程では、前記表示工程において表示される
    動画像のうち、前記指定工程において指定された前記領
    域に含まれる画像が、他の領域の画像よりも高画質で復
    号可能に前記画像データを符号化することを特徴とする
    画像処理方法。
  14. 【請求項14】 入力される画像データに基づく動画像
    を表示する表示工程と、 前記表示工程において表示された動画像に含まれるオブ
    ジェクトを指定する指定工程と、 前記画像データを符号化する符号化工程と、を含み、 前記表示工程では、前記指定工程における前記指定の際
    には、前記動画像の静止画像を表示し、 前記符号化工程では、前記表示工程において表示される
    動画像のうち、前記指定工程において指定されたオブジ
    ェクトを示す画像が、他の部分の画像よりも高画質で復
    号可能に前記画像データを符号化することを特徴とする
    画像処理方法。
  15. 【請求項15】 入力される画像データに基づく動画像
    を表示する表示工程と、 前記表示工程における表示画面中の一部の領域を指定す
    る指定工程と、 前記画像データを符号化する符号化工程と、を含み、 前記表示工程では、前記指定工程における前記指定の際
    には、前記動画像の静止画像を表示し、 前記符号化工程が、 前記画像データに対して離散ウェーブレット変換を行っ
    て変換係数を生成する工程と、 前記変換係数を量子化して量子化インデックスを生成す
    る工程と、 前記量子化インデックスをビットプレーンに分解し、各
    ビットプレーンに対して算術符号化を実行して符号化デ
    ータを生成する工程と、を含み、 更に、前記符号化工程では、前記表示工程において表示
    される動画像のうち、前記指定工程において指定された
    前記領域に含まれる画像に対応する前記量子化インデッ
    クスを、所定ビット数シフトアップすることを特徴とす
    る画像処理方法。
  16. 【請求項16】 入力される画像データに基づく動画像
    を表示する表示工程と、 前記表示工程において表示された動画像に含まれるオブ
    ジェクトを指定する指定工程と、 前記画像データを符号化する符号化工程と、を含み、 前記表示工程では、前記指定工程における前記指定の際
    には、前記動画像の静止画像を表示し、 前記符号化工程が、 前記画像データに対して離散ウェーブレット変換を行っ
    て変換係数を生成する工程と、 前記変換係数を量子化して量子化インデックスを生成す
    る工程と、 前記量子化インデックスをビットプレーンに分解し、各
    ビットプレーンに対して算術符号化を実行して符号化デ
    ータを生成する工程と、を含み、 更に、前記符号化工程では、前記表示工程において表示
    される動画像のうち、前記指定工程において指定された
    オブジェクトを示す画像に対応する前記量子化インデッ
    クスを、所定ビット数シフトアップすることを特徴とす
    る画像処理方法。
  17. 【請求項17】 コンピュータを、 入力される画像データに基づく動画像を表示する表示手
    段、 前記表示手段の表示画面中の一部の領域を指定する指定
    手段、 前記画像データを符号化する符号化手段、として機能さ
    せるプログラムであって、 前記表示手段は、前記指定手段による前記指定の際に
    は、前記動画像の静止画像を表示し、 前記符号化手段は、前記表示手段により表示される動画
    像のうち、前記指定手段により指定された前記領域に含
    まれる画像が、他の領域の画像よりも高画質で復号可能
    に前記画像データを符号化することを特徴とするプログ
    ラム。
  18. 【請求項18】 コンピュータを、 入力される画像データに基づく動画像を表示する表示手
    段、 前記表示手段により表示された動画像に含まれるオブジ
    ェクトを指定する指定手段、 前記画像データを符号化する符号化手段、として機能さ
    せるプログラムであって、 前記表示手段は、前記指定手段による前記指定の際に
    は、前記動画像の静止画像を表示し、 前記符号化手段は、前記表示手段により表示される動画
    像のうち、前記指定手段により指定されたオブジェクト
    を示す画像が、他の部分の画像よりも高画質で復号可能
    に前記画像データを符号化することを特徴とするプログ
    ラム。
  19. 【請求項19】 コンピュータを、 入力される画像データに基づく動画像を表示する表示手
    段、 前記表示手段の表示画面中の一部の領域を指定する指定
    手段、 前記画像データを符号化する符号化手段、として記録さ
    せるプログラムであって、 前記表示手段は、前記指定手段による前記指定の際に
    は、前記動画像の静止画像を表示し、 前記符号化手段が、 前記画像データに対して離散ウェーブレット変換を行っ
    て変換係数を生成する手段と、 前記変換係数を量子化して量子化インデックスを生成す
    る手段と、 前記量子化インデックスをビットプレーンに分解し、各
    ビットプレーンに対して算術符号化を実行して符号化デ
    ータを生成する手段と、を備え、 更に、前記符号化手段は、前記表示手段により表示され
    る動画像のうち、前記指定手段により指定された前記領
    域に含まれる画像に対応する前記量子化インデックス
    を、所定ビット数シフトアップすることを特徴とするプ
    ログラム。
  20. 【請求項20】 コンピュータを、 入力される画像データに基づく動画像を表示する表示手
    段、 前記表示手段により表示された動画像に含まれるオブジ
    ェクトを指定する指定手段、 前記画像データを符号化する符号化手段、として機能さ
    せるプログラムであって、 前記表示手段は、前記指定手段による前記指定の際に
    は、前記動画像の静止画像を表示し、 前記符号化手段が、 前記画像データに対して離散ウェーブレット変換を行っ
    て変換係数を生成する手段と、 前記変換係数を量子化して量子化インデックスを生成す
    る手段と、 前記量子化インデックスをビットプレーンに分解し、各
    ビットプレーンに対して算術符号化を実行して符号化デ
    ータを生成する手段と、を備え、 更に、前記符号化手段は、前記表示手段により表示され
    る動画像のうち、前記指定手段により指定されたオブジ
    ェクトを示す画像に対応する前記量子化インデックス
    を、所定ビット数シフトアップすることを特徴とするプ
    ログラム。
  21. 【請求項21】 入力される画像データに基づく動画像
    を表示する表示手段と、 前記表示手段の表示画面中の一部の領域を指定する指定
    手段と、 前記画像データを符号化して符号化データを生成する符
    号化手段と、 前記符号化データを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記符号化データを復号化す
    る復号化手段と、を備え、 前記表示手段は、前記指定手段による前記指定の際に
    は、前記動画像の静止画像を表示し、 前記符号化手段は、 前記表示手段により表示される動画像のうち、前記指定
    手段により指定された前記領域に含まれる画像が、他の
    領域の画像よりも高画質で復号可能に前記画像データを
    符号化し、 前記復号化手段は、前記記憶手段に記憶された前記符号
    化データのうち、少なくとも、前記指定手段による前記
    領域の指定開始から指定終了までの符号化データを復号
    化し、更に、 前記符号化手段は、前記復号化手段により復号化された
    画像データに係る画像のうち、前記領域に対応する画像
    が、他の領域の画像よりも高画質で復号可能に、前記復
    号化された画像データを再符号化することを特徴とする
    画像処理装置。
  22. 【請求項22】 入力される画像データに基づく動画像
    を表示する表示手段と、 前記表示手段により表示された動画像に含まれるオブジ
    ェクトを指定する指定手段と、 前記画像データを符号化して符号化データを生成する符
    号化手段と、 前記符号化データを記憶する記憶手段と、を備え、 前記表示手段は、前記指定手段による前記指定の際に
    は、前記動画像の静止画像を表示し、 前記符号化手段は、前記表示手段により表示される動画
    像のうち、前記指定手段により指定されたオブジェクト
    を示す画像が、他の部分の画像よりも高画質で復号可能
    に前記画像データを符号化し、 前記復号化手段は、前記記憶手段に記憶された前記符号
    化データのうち、少なくとも、前記指定手段による前記
    オブジェクトの指定開始から指定終了までの符号化デー
    タを復号化し、更に、 前記符号化手段は、前記復号化手段により復号化された
    画像データに係る画像のうち、前記オブジェクトに対応
    する画像が、他の部分の画像よりも高画質で復号可能
    に、前記復号化された画像データを再符号化することを
    特徴とする画像処理装置。
  23. 【請求項23】 入力される画像データに基づく動画像
    を表示する表示工程と、 前記表示手段の表示画面中の一部の領域を指定する指定
    工程と、 前記画像データを符号化して符号化データを生成する符
    号化工程と、 前記符号化データを記憶する記憶工程と、 前記記憶工程において記憶した前記符号化データを復号
    化する復号化工程と、を含み、 前記表示工程では、前記指定工程における前記指定の際
    には、前記動画像の静止画像を表示し、 前記符号化工程では、 前記表示工程において表示される動画像のうち、前記指
    定工程において指定された前記領域に含まれる画像が、
    他の領域の画像よりも高画質で復号可能に前記画像デー
    タを符号化し、 前記復号化工程では、 前記記憶工程において記憶された前記符号化データのう
    ち、少なくとも、前記指定工程における前記領域の指定
    開始から指定終了までの符号化データを復号化し、更
    に、 前記符号化工程では、前記復号化工程において復号化さ
    れた画像データに係る画像のうち、前記領域に対応する
    画像が、他の領域の画像よりも高画質で復号可能に、前
    記復号化された画像データを再符号化することを特徴と
    する画像処理方法。
  24. 【請求項24】 入力される画像データに基づく動画像
    を表示する表示工程と、 前記表示工程において表示された動画像に含まれるオブ
    ジェクトを指定する指定工程と、 前記画像データを符号化して符号化データを生成する符
    号化工程と、 前記符号化データを記憶する記憶工程と、を含み、 前記表示工程では、前記指定工程における前記指定の際
    には、前記動画像の静止画像を表示し、 前記符号化工程では、前記表示工程において表示される
    動画像のうち、前記指定工程において指定されたオブジ
    ェクトを示す画像が、他の部分の画像よりも高画質で復
    号可能に前記画像データを符号化し、 前記復号化工程では、前記記憶工程において記憶された
    前記符号化データのうち、少なくとも、前記指定工程に
    おける前記オブジェクトの指定開始から指定終了までの
    符号化データを復号化し、更に、 前記符号化工程では、前記復号化工程において復号化さ
    れた画像データに係る画像のうち、前記オブジェクトに
    対応する画像が、他の部分の画像よりも高画質で復号可
    能に、前記復号化された画像データを再符号化すること
    を特徴とする画像処理方法。
  25. 【請求項25】 コンピュータを、 入力される画像データに基づく動画像を表示する表示手
    段、 前記表示手段の表示画面中の一部の領域を指定する指定
    手段、 前記画像データを符号化して符号化データを生成する符
    号化手段、 前記符号化データを記憶する記憶手段、 前記記憶手段に記憶された前記符号化データを復号化す
    る復号化手段、として機能させるプログラムであって、 前記表示手段は、前記指定手段による前記指定の際に
    は、前記動画像の静止画像を表示し、 前記符号化手段は、 前記表示手段により表示される動画像のうち、前記指定
    手段により指定された前記領域に含まれる画像が、他の
    領域の画像よりも高画質で復号可能に前記画像データを
    符号化し、 前記復号化手段は、前記記憶手段に記憶された前記符号
    化データのうち、少なくとも、前記指定手段による前記
    領域の指定開始から指定終了までの符号化データを復号
    化し、更に、 前記符号化手段は、前記復号化手段により復号化された
    画像データに係る画像のうち、前記領域に対応する画像
    が、他の領域の画像よりも高画質で復号可能に、前記復
    号化された画像データを再符号化することを特徴とする
    プログラム。
  26. 【請求項26】 コンピュータを、 入力される画像データに基づく動画像を表示する表示手
    段、 前記表示手段により表示された動画像に含まれるオブジ
    ェクトを指定する指定手段、 前記画像データを符号化して符号化データを生成する符
    号化手段、 前記符号化データを記憶する記憶手段、として機能させ
    るプログラムであって、 前記表示手段は、前記指定手段による前記指定の際に
    は、前記動画像の静止画像を表示し、 前記符号化手段は、前記表示手段により表示される動画
    像のうち、前記指定手段により指定されたオブジェクト
    を示す画像が、他の部分の画像よりも高画質で復号可能
    に前記画像データを符号化し、 前記復号化手段は、前記記憶手段に記憶された前記符号
    化データのうち、少なくとも、前記指定手段による前記
    オブジェクトの指定開始から指定終了までの符号化デー
    タを復号化し、更に、 前記符号化手段は、前記復号化手段により復号化された
    画像データに係る画像のうち、前記オブジェクトに対応
    する画像が、他の部分の画像よりも高画質で復号可能
    に、前記復号化された画像データを再符号化することを
    特徴とするプログラム。
JP2001148145A 2000-06-28 2001-05-17 画像処理装置、画像処理方法、電子カメラ、及び、プログラム Withdrawn JP2002084540A (ja)

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