JP2002083384A - セキュリティ管理装置、セキュリティ管理方法及び記録媒体 - Google Patents

セキュリティ管理装置、セキュリティ管理方法及び記録媒体

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JP2002083384A
JP2002083384A JP2000273959A JP2000273959A JP2002083384A JP 2002083384 A JP2002083384 A JP 2002083384A JP 2000273959 A JP2000273959 A JP 2000273959A JP 2000273959 A JP2000273959 A JP 2000273959A JP 2002083384 A JP2002083384 A JP 2002083384A
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Hideji Yanase
秀治 柳瀬
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人件費を削減することができるセキュリティ
管理装置、セキュリティ管理方法及びセキュリティ管理
プログラムを記録した記録媒体を得る。 【解決手段】 セキュリティ会社Sの管轄領域内におけ
る被管理者を複数のグループに分けておき、例えば、グ
ループAに属する被管理者A1の自宅に設置しておいた
センサから異常が検知された場合、検知された異常のレ
ベルが軽度であるときはグループAに属する他の被管理
者である被管理者A2を選択して被管理者A1の自宅へ
の派遣を依頼する。同様に、検知された異常のレベルが
中度であるときはグループAに属する契約管理者AKを
選択して被管理者A1の自宅への派遣を依頼し、更に、
検知された異常のレベルが重度であるときはセキュリテ
ィ会社Sに所属する警備員(図示せず)を選択して被管
理者A1の自宅へ派遣する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セキュリティ管理
装置、セキュリティ管理方法及び記録媒体に係り、より
詳しくは、被管理者のセキュリティを低コストに管理す
るセキュリティ管理装置、セキュリティ管理方法、及び
セキュリティ管理プログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、少子高齢化が進んでおり、この傾
向は今後も続くものと予想されている。これに伴って、
増加する1人暮しの高齢者のサポートやケアを、どのよ
うに行うのかが問題となってきており、このような高齢
者のサポートやケアを行うサービスに対する要求は年々
高まっている。
【0003】その一方で、凶悪な事件の増加に伴い、各
家庭内におけるセキュリティの向上に対する要求も高ま
っている。
【0004】以上のような要求に答えるべく、各家庭に
対するセキュリティ・サービス、所謂ホーム・セキュリ
ティ・サービスを取り扱うセキュリティ会社がある。
【0005】セキュリティ会社が取り扱う従来のホーム
・セキュリティ・サービスでは、セキュリティ・サービ
スを受けるべくセキュリティ会社と契約を行った被管理
者の自宅内に各種センサを設けると共に、各センサによ
り検知された情報をオン・ラインで当該セキュリティ会
社の管理センタで受信できるように構成しておき、上記
管理センタで受信した情報に異常が見られた場合には、
当該セキュリティ会社に所属する、又は当該セキュリテ
ィ会社と契約した警備員等を現地に派遣して、状況確認
等の対応を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のホーム・セキュリティ・サービスでは、管理センタ
で受信した情報に異常が見られるたびに警備員等を現地
に派遣していたので、人件費が著しく高い、という問題
点があった。
【0007】各被管理者の自宅に設けられた各種センサ
によって検知された情報は、必ずしも正確な情報とは限
らず、センサ自身の故障や、意図しない状態の発生に起
因して、当該センサが検知すべき状態とは異なる状態を
誤検知してしまう場合も多く、この場合は警備員等の派
遣が全くの無駄となってしまう。
【0008】本発明は上記問題点を解消するために成さ
れたものであり、人件費を削減することができるセキュ
リティ管理装置、セキュリティ管理方法及びセキュリテ
ィ管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のセキュリティ管理装置は、複数の被
管理者の各々の連絡先を示す連絡先情報を含めた被管理
者情報を自宅住所又は自宅の位置の近さに基づいてグル
ープ毎に分類して記憶した記憶手段と、前記被管理者の
自宅から送信される状態情報を受信する受信手段と、前
記受信手段によって受信した状態情報が異常を示すもの
である場合に、当該状態情報を送信した被管理者と同一
グループに属する他の何れかの被管理者の連絡先情報を
前記被管理者情報から取得する取得手段と、前記取得手
段によって取得した連絡先情報が示す連絡先に対して前
記異常を示す状態情報を送信した被管理者の自宅への派
遣を指示する指示情報を送信する送信手段と、を備えて
いる。
【0010】請求項1に記載のセキュリティ管理装置に
よれば、複数の被管理者の各々の連絡先を示す連絡先情
報を含めた被管理者情報が自宅住所又は自宅の位置の近
さに基づいてグループ毎に分類されて記憶手段によって
記憶される。なお、上記連絡先情報には、被管理者が保
有する電話の電話番号、被管理者が保有するファクシミ
リのファクシミリ番号、及び被管理者が保有するコンピ
ュータや携帯電話等の情報端末の電子メールアドレスが
含まれる。また、上記記憶手段としては、ROM(Read
Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、E
EPROM(Electrically Erasable and Programmable
Read Only Memory)、フラッシュEEPROM(Flash
EEPROM)等の記憶素子、フロッピィディスク、
CD−ROM、光磁気ディスク、磁気テープ等の可搬記
録媒体やハードディスク等の固定記録媒体、或いはネッ
トワークに接続されたサーバ・コンピュータ等に設けら
れた外部記憶装置等を用いることができる。
【0011】また、請求項1記載のセキュリティ管理装
置では、上記被管理者の自宅から送信される状態情報が
受信手段によって受信され、受信された状態情報が異常
を示すものである場合に、当該状態情報を送信した被管
理者と同一グループに属する他の何れかの被管理者の連
絡先情報が取得手段によって上記被管理者情報から取得
され、更に、取得された連絡先情報が示す連絡先に対し
て上記異常を示す状態情報を送信した被管理者の自宅へ
の派遣を指示する指示情報が送信手段によって送信され
る。
【0012】すなわち、本発明では、被管理者の自宅に
おいて異常が発生した場合に、当該被管理者の自宅への
派遣を指示する指示情報を、当該被管理者と同一グルー
プに属する他の何れかの被管理者に対して送信してお
り、これによって上記他の何れかの被管理者を異常が発
生した現場へ派遣している。
【0013】なお、上記受信手段による状態情報の受信
は、例えばインターネット、LAN(Local Area Netwo
rk)、VAN(Value Added Network)、電話回線網等
のネットワークを介して行うことができる。また、上記
状態情報には、被管理者の自宅における不審人物の侵入
の有無を示す情報、火災の発生の有無を示す情報、ガス
の発生の有無を示す情報等のあらゆる異常状態を示す情
報が含まれる。
【0014】このように請求項1に記載のセキュリティ
管理装置によれば、複数の被管理者の各々の連絡先を示
す連絡先情報を含めた被管理者情報を自宅住所又は自宅
の位置の近さに基づいてグループ毎に分類して記憶して
おき、被管理者の自宅から送信される状態情報を受信
し、受信した状態情報が異常を示すものである場合に、
当該状態情報を送信した被管理者と同一グループに属す
る他の何れかの被管理者の連絡先情報を上記被管理者情
報から取得し、取得した連絡先情報が示す連絡先に対し
て上記異常を示す状態情報を送信した被管理者の自宅へ
の派遣を指示する指示情報を送信しているので、上記他
の何れかの被管理者を異常が発生した現場へ派遣するこ
とができ、警備員等の管理者側の人間を異常が発生した
現場へ派遣する場合に比較して人件費を削減することが
できる。
【0015】また、請求項2記載のセキュリティ管理装
置は、請求項1記載の発明において、前記被管理者情報
に前記複数の被管理者の各々の住所を示す住所情報を含
めると共に、前記取得手段は、前記受信手段によって受
信した状態情報が異常を示すものである場合に、当該状
態情報を送信した被管理者と同一グループに属し、かつ
当該被管理者の自宅に最も住所が近い被管理者の連絡先
情報を前記被管理者情報から取得するものである。
【0016】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明における被管理者情報に上記複数の被管理者の
各々の住所を示す住所情報が含められる。なお、上記住
所情報には、被管理者の住所の他、該住所に対応する郵
便番号を含めることができる。
【0017】また、請求項2記載の発明では、取得手段
により、上記受信手段によって受信した状態情報が異常
を示すものである場合に、当該状態情報を送信した被管
理者と同一グループに属し、かつ当該被管理者の自宅に
最も住所が近い被管理者の連絡先情報が上記被管理者情
報から取得される。
【0018】従って、請求項2記載の発明では、異常が
発生した現場に対して、当該現場に最も近接した場所に
居住する被管理者が派遣されることになる。
【0019】このように請求項2に記載のセキュリティ
管理装置によれば、請求項1記載の発明と同様の効果を
奏することができると共に、受信した状態情報が異常を
示すものである場合に、当該状態情報を送信した被管理
者と同一グループに属し、かつ当該被管理者の自宅に最
も住所が近い被管理者の連絡先情報を被管理者情報から
取得しているので、異常が発生した現場に最も近接した
場所に居住する被管理者を派遣することができ、短時間
での派遣が可能となる。
【0020】また、請求項3記載のセキュリティ管理装
置は、請求項2記載の発明において、前記送信手段によ
って送信された指示情報による指示が送信先の被管理者
によって受諾されなかった場合に、前記異常を示す状態
情報を送信した被管理者と同一グループに属し、かつ当
該被管理者の自宅に次に住所が近い被管理者の連絡先情
報を前記被管理者情報から取得する第2取得手段と、前
記第2取得手段によって取得した連絡先情報が示す連絡
先に対して前記指示情報を送信する第2送信手段と、を
更に備えたものである。
【0021】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の発明における送信手段によって送信された指示情報
による指示が送信先の被管理者によって受諾されなかっ
た場合に、第2取得手段により、上記異常を示す状態情
報を送信した被管理者と同一グループに属し、かつ当該
被管理者の自宅に次に住所が近い被管理者の連絡先情報
が上記被管理者情報から取得され、取得された連絡先情
報が示す連絡先に対して第2送信手段によって上記指示
情報が送信される。
【0022】すなわち、本発明では、送信手段による指
示情報による指示が送信先の被管理者、すなわち、異常
を示す状態情報を送信した被管理者に最も近接する場所
に居住する被管理者によって受諾されなかった場合に
は、異常を示す状態情報を送信した被管理者に次に近接
した場所に居住する被管理者に対して指示情報を送信す
ることによって、上記次に近接した場所に居住する被管
理者を異常が発生した現場へ派遣するようにしている。
【0023】このように請求項3に記載のセキュリティ
管理装置によれば、送信された指示情報による指示が送
信先の被管理者によって受諾されなかった場合に、異常
を示す状態情報を送信した被管理者と同一グループに属
し、かつ当該被管理者の自宅に次に住所が近い被管理者
の連絡先情報を被管理者情報から取得し、取得した連絡
先情報が示す連絡先に対して指示情報を送信しているの
で、異常が検出された被管理者の最寄りの被管理者が不
在である場合や、派遣指示に応じられない状況にある場
合等においても、異常が発生した現場への被管理者の派
遣を確実に行うことができる。
【0024】ところで、発生した異常のレベルによって
は、専門的な教育を受けていない被管理者を現地に派遣
することが危険な場合や、被管理者では適切な対応が行
えない場合がある。
【0025】そこで、請求項4記載のセキュリティ管理
装置は、請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の発明
において、前記記憶手段に前記異常の種類毎に異常のレ
ベルを示すレベル情報を更に記憶すると共に、前記送信
手段は、前記受信手段によって受信した状態情報が異常
を示すものである場合に、当該異常に対応する前記レベ
ル情報が示すレベルが所定レベルより大きい場合は管理
者に前記指示情報を送信し、他の場合は前記取得手段又
は前記第2取得手段によって取得した連絡先情報が示す
連絡先に前記指示情報を送信するものである。
【0026】請求項4記載の発明によれば、請求項1乃
至請求項3の何れか1項記載の発明における記憶手段に
異常の種類毎に異常のレベルを示すレベル情報が更に記
憶されると共に、送信手段により、受信手段によって受
信された状態情報が異常を示すものである場合に、当該
異常に対応するレベル情報が示すレベルが所定レベルよ
り大きい場合は管理者に上記指示情報が送信され、他の
場合は取得手段又は第2取得手段によって取得された連
絡先情報が示す連絡先に上記指示情報が送信される。な
お、上記管理者には、セキュリティ管理のための教育を
受けた者や、警備員等を含めることができる。また、上
記レベル情報の設定形態には、緊急度が高い異常ほどレ
ベル情報が示すレベルを高くする形態、危険度が高い異
常ほどレベル情報が示すレベルを高くする形態、対応手
順が複雑な異常ほどレベル情報が示すレベルを高くする
形態等を含めることができる。
【0027】このように請求項4に記載のセキュリティ
管理装置によれば、記憶手段に異常の種類毎に異常のレ
ベルを示すレベル情報を記憶すると共に、受信した状態
情報が異常を示すものである場合に、当該異常に対応す
る上記レベル情報が示すレベルが所定レベルより大きい
場合は管理者に上記指示情報を送信し、他の場合は取得
した連絡先情報が示す連絡先に上記指示情報を送信して
いるので、異常のレベルに応じた適切な者を派遣するこ
とができる。
【0028】また、請求項5記載のセキュリティ管理装
置は、請求項4記載の発明において、各グループ毎に前
記管理者を予め配置しておき、前記送信手段は、前記管
理者に前記指示情報を送信する場合に、前記異常を示す
状態情報を送信した被管理者と同一グループに属する前
記管理者に前記指示情報を送信するものである。
【0029】請求項5記載の発明によれば、各グループ
毎に管理者が予め配置され、送信手段によって、管理者
に上記指示情報が送信される場合に、上記異常を示す状
態情報を送信した被管理者と同一グループに属する上記
管理者に上記指示情報が送信される。
【0030】このように請求項5に記載のセキュリティ
管理装置によれば、請求項4記載の発明と同様の効果を
奏することができると共に、各グループ毎に管理者を予
め配置しておき、管理者に上記指示情報を送信する場合
に、異常を示す状態情報を送信した被管理者と同一グル
ープに属する上記管理者に上記指示情報を送信している
ので、この場合には同一グループに属しない管理者を異
常が発生した現場に派遣する場合に比較して短時間での
派遣が可能となる。
【0031】また、請求項6記載のセキュリティ管理装
置は、請求項1乃至請求項5の何れか1項記載の発明に
おいて、前記指示情報の送信先に対して、派遣先でのチ
ェック手順を示す手順情報及び派遣先が含まれた地図情
報の少なくとも一方を送信する第3送信手段を更に備え
たものである。
【0032】請求項6記載の発明によれば、請求項1乃
至請求項5の何れか1項記載の発明において、第3送信
手段により、上記指示情報の送信先に対して派遣先での
チェック手順を示す手順情報及び派遣先が含まれた地図
情報の少なくとも一方が送信される。
【0033】このように請求項6に記載のセキュリティ
管理装置によれば、請求項1乃至請求項5の何れか1項
記載の発明と同様の効果を奏することができると共に、
指示情報の送信先に対して、派遣先でのチェック手順を
示す手順情報及び派遣先が含まれた地図情報の少なくと
も一方を送信しているので、上記手順情報を送信した場
合は派遣先でのチェックを確実に行うことができ、上記
地図情報を送信した場合には派遣先に迅速に赴くことが
できる。
【0034】更に、請求項7記載のセキュリティ管理装
置は、請求項1乃至請求項6の何れか1項記載の発明に
おいて、前記受信手段によって受信した状態情報が異常
を示すものであり、かつ予め定めた緊急連絡先に連絡す
べきものである場合に前記緊急連絡先に対する連絡を行
う緊急連絡手段を更に備えたものである。
【0035】請求項7記載の発明によれば、請求項1乃
至請求項6の何れか1項記載の発明において、受信手段
によって受信された状態情報が異常を示すものであり、
かつ予め定めた緊急連絡先に連絡すべきものである場合
に緊急連絡手段によって当該緊急連絡先に対する連絡が
行われる。
【0036】このように請求項7に記載のセキュリティ
管理装置によれば、請求項1乃至請求項6の何れか1項
記載の発明と同様の効果を奏することができると共に、
受信した状態情報が異常を示すものであり、かつ予め定
めた緊急連絡先に連絡すべきものである場合に当該緊急
連絡先に対する連絡を行っているので、予め定めた緊急
連絡先への連絡を迅速に行うことができる。
【0037】一方、上記目的を達成するために、請求項
8記載のセキュリティ管理方法は、複数の被管理者の各
々の連絡先を示す連絡先情報を含めた被管理者情報を自
宅住所又は自宅の位置の近さに基づいてグループ毎に分
類して記憶した記憶手段を用いて前記複数の被管理者の
セキュリティ管理を行うセキュリティ管理方法であっ
て、前記被管理者の自宅から送信される状態情報を受信
する受信ステップと、前記受信ステップによって受信し
た状態情報が異常を示すものである場合に、当該状態情
報を送信した被管理者と同一グループに属する他の何れ
かの被管理者の連絡先情報を前記被管理者情報から取得
する取得ステップと、前記取得ステップによって取得し
た連絡先情報が示す連絡先に対して前記異常を示す状態
情報を送信した被管理者の自宅への派遣を指示する指示
情報を送信する送信ステップと、を含むものである。
【0038】なお、上記連絡先情報には、被管理者が保
有する電話の電話番号、被管理者が保有するファクシミ
リのファクシミリ番号、及び被管理者が保有するコンピ
ュータや携帯電話等の情報端末の電子メールアドレスが
含まれる。また、上記記憶手段としては、ROM、RA
M、EEPROM、フラッシュEEPROM等の記憶素
子、フロッピィディスク、CD−ROM、光磁気ディス
ク、磁気テープ等の可搬記録媒体やハードディスク等の
固定記録媒体、或いはネットワークに接続されたサーバ
・コンピュータ等に設けられた外部記憶装置等を用いる
ことができる。また、上記受信手段による状態情報の受
信は、例えばインターネット、LAN、VAN、電話回
線網等のネットワークを介して行うことができる。更
に、上記状態情報には、被管理者の自宅における不審人
物の侵入の有無を示す情報、火災の発生の有無を示す情
報、ガスの発生の有無を示す情報等のあらゆる異常状態
を示す情報が含まれる。
【0039】このように請求項8記載のセキュリティ管
理方法によれば、請求項1記載の発明と同様に作用する
ので、請求項1記載の発明と同様に、警備員等の管理者
側の人間を異常が発生した現場へ派遣する場合に比較し
て人件費を削減することができる。
【0040】また、請求項9記載の発明は、請求項8記
載の発明において、前記被管理者情報に前記複数の被管
理者の各々の住所を示す住所情報を含めると共に、前記
取得ステップは、前記受信ステップによって受信した状
態情報が異常を示すものである場合に、当該状態情報を
送信した被管理者と同一グループに属し、かつ当該被管
理者の自宅に最も住所が近い被管理者の連絡先情報を前
記被管理者情報から取得するものである。
【0041】このように請求項9に記載のセキュリティ
管理方法によれば、請求項8記載の発明と同様の効果を
奏することができると共に、請求項2記載の発明と同様
に作用するので、異常が発生した現場に最も近接した場
所に居住する被管理者を派遣することができ、短時間で
の派遣が可能となる。
【0042】また、請求項10記載の発明は、請求項9
記載の発明において、前記送信ステップによって送信さ
れた指示情報による指示が送信先の被管理者によって受
諾されなかった場合に、前記異常を示す状態情報を送信
した被管理者と同一グループに属し、かつ当該被管理者
の自宅に次に住所が近い被管理者の連絡先情報を前記被
管理者情報から取得する第2取得ステップと、前記第2
取得ステップによって取得した連絡先情報が示す連絡先
に対して前記指示情報を送信する第2送信ステップと、
を更に含むものである。
【0043】このように請求項10に記載のセキュリテ
ィ管理方法によれば、請求項3記載の発明と同様に作用
するので、異常が検出された被管理者の最寄りの被管理
者が不在である場合や、派遣指示に応じられない状況に
ある場合等においても、異常が発生した現場への被管理
者の派遣を確実に行うことができる。
【0044】また、請求項11記載の発明は、請求項8
乃至請求項10の何れか1項記載の発明において、前記
記憶手段に前記異常の種類毎に異常のレベルを示すレベ
ル情報を更に記憶すると共に、前記送信ステップは、前
記受信ステップによって受信した状態情報が異常を示す
ものである場合に、当該異常に対応する前記レベル情報
が示すレベルが所定レベルより大きい場合は管理者に前
記指示情報を送信し、他の場合は前記取得ステップ又は
前記第2取得ステップによって取得した連絡先情報が示
す連絡先に前記指示情報を送信するものである。
【0045】なお、上記管理者には、セキュリティ管理
のための教育を受けた者や、警備員等を含めることがで
きる。また、上記レベル情報の設定形態には、緊急度が
高い異常ほどレベル情報が示すレベルを高くする形態、
危険度が高い異常ほどレベル情報が示すレベルを高くす
る形態、対応手順が複雑な異常ほどレベル情報が示すレ
ベルを高くする形態等を含めることができる。
【0046】このように請求項11に記載のセキュリテ
ィ管理方法によれば、請求項4記載の発明と同様に作用
するので、異常のレベルに応じた適切な者を派遣するこ
とができる。
【0047】なお、請求項12記載のセキュリティ管理
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体は、コンピュータに対して請求項1記載の発明及び
請求項8記載の発明と同様に作用させるプログラムを記
録した記録媒体であり、該記録媒体には、ROM、EE
PROM、フラッシュEEPROM等の記憶素子、フロ
ッピィディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、磁気
テープ等の可搬記録媒体やハードディスク等の固定記録
媒体、或いはネットワークに接続されたサーバ・コンピ
ュータ等に設けられた外部記憶装置等を適用することが
できる。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明を
セキュリティ会社が取り扱うホーム・セキュリティ・サ
ービスに適用した場合の実施の形態について詳細に説明
する。まず、図1を参照して、本実施の形態に係るホー
ム・セキュリティ・サービスの概要を説明する。
【0049】図1に示すように、本実施の形態に係るホ
ーム・セキュリティ・サービスは、セキュリティ会社S
の管轄領域内における被管理者(図1におけるA1、A
2、B1等)を、自宅の所在地の近さに応じてグループ
分けしておき、セキュリティ会社Sによって各被管理者
の自宅に予め設置しておいた各種センサからの情報に基
づいて何らかの異常が検知された際に、検知された異常
のレベルに応じて当該被管理者の自宅への派遣者を選定
して派遣するものである。
【0050】本実施の形態に係るホーム・セキュリティ
・サービスでは、各グループに所定人数(本実施の形態
では1人)ずつ契約管理者(図1におけるAK、BK
等)を配置しておくと共に、上記派遣者として、異常が
検知された被管理者と同一グループ内の被管理者、異常
が検知された被管理者と同一グループ内の契約管理者、
及び当該セキュリティ会社Sに所属する警備員の何れか
を選択する。
【0051】すなわち、検知された異常のレベルが軽度
である場合は上記同一グループ内の被管理者を、中度で
ある場合は上記同一グループ内の契約管理者を、重度で
ある場合は上記警備員を、各々選択する。なお、上記契
約管理者は、同一グループ内の被管理者の自宅に中度の
異常が検知された際に、当該被管理者の自宅に派遣され
るべくセキュリティ会社Sと契約しているものであり、
派遣された際の対応についての、ある程度の教育を予め
受けたものである。
【0052】図1に示す例では、セキュリティ会社Sの
管轄領域内における被管理者を、グループAからグルー
プEまでの5つのグループに分けておき、例えば、グル
ープAに属する被管理者A1の自宅に設置しておいたセ
ンサから異常が検知された場合、検知された異常のレベ
ルが軽度であるときはグループAに属する他の被管理者
である被管理者A2を選択して被管理者A1の自宅への
派遣を依頼する。
【0053】同様に、検知された異常のレベルが中度で
あるときはグループAに属する契約管理者AKを選択し
て被管理者A1の自宅への派遣を依頼し、更に、検知さ
れた異常のレベルが重度であるときはセキュリティ会社
Sに所属する警備員(図示せず)を選択して被管理者A
1の自宅へ派遣する。
【0054】次に、図2を参照して、本実施の形態に係
るホーム・セキュリティ・サービスを実現するセキュリ
ティ・システム10の構成を説明する。
【0055】同図に示すように、本実施の形態に係るセ
キュリティ・システム10は、上記ホーム・セキュリテ
ィ・サービスを取り扱うセキュリティ会社Sが保有する
サーバ20と、上記ホーム・セキュリティ・サービスを
利用すべくセキュリティ会社Sと契約している被管理者
が各々保有する端末30と、上記契約管理者が各々保有
する端末40と、セキュリティ会社Sに所属する複数の
警備員が各々保有する端末50と、上記ホーム・セキュ
リティ・サービスにおいて取り次ぎ対象とする緊急連絡
先(例えば、消防署、病院、警察等)として契約してい
る緊急連絡先が各々保有する端末60と、が各々モデ
ム、ルータ、TA(Terminal Adapter:ターミナル・ア
ダプタ)等の接続装置12を介して、ネットワーク(例
えば、インターネットや、セキュリティ会社Sのサーバ
20を中心として電話回線を用いたリモート・アクセス
によるもの等)14に接続されて構成されている。
【0056】上記サーバ20、端末30、40、50及
び60は、ネットワーク14を介して、相互通信により
各種情報の授受が可能である。
【0057】なお、以下の説明では、ネットワークとし
てインターネットを適用した場合について説明する。こ
の場合、サーバ20はWWW(World Wide Web)サーバ
として機能し、被管理者の端末30はWWWクライアン
トとして機能する。
【0058】すなわち、各端末30には、WWWブラウ
ザがインストールされており、このWWWブラウザを起
動することにより、ネットワーク14を介してサーバ2
0に任意にアクセスすることができる。このとき、アク
セス位置はURL(UniformResource Locator)で指定
される。
【0059】なお、被管理者の端末30の識別には、I
P(Internet Protocol)アドレスが用いられるが、U
RL等の他の位置指定のコードを用いてもよい。
【0060】上記サーバ20、端末30、40、50及
び60の各々には、各種情報を入力するためのキーボー
ド、マウス等の入力装置、各種メニュー画面や処理結果
等を表示するためのディスプレイ、及び各種情報を印刷
するプリンタが備えられている。なお、このハードウェ
ア構成は、一般的なものであるので、ここでの詳細な説
明は省略する。
【0061】なお、本実施の形態では、被管理者の端末
30としてパーソナル・コンピュータを適用した場合に
ついて説明するが、携帯電話やPDA(Personal Data
Assistants;個人向け携帯型情報通信機器)等のインタ
ーネットを利用可能な他の機器を適用することもでき
る。
【0062】図3には、サーバ20における本発明に特
に関係する部分の構成が示されている。同図に示すよう
に、サーバ20は、サーバ20の動作を司る制御部22
と、外部との各種情報の授受を行う入出力ポート24
と、各種データベースやプログラム等を記憶したハード
ディスク26と、を含んで構成されている。
【0063】図4には、サーバ20のハードディスク2
6に予め記憶されている各種データベースが模式的に示
されている。同図に示すように、ハードディスク26に
は、被管理者に関する各種情報が記憶された被管理者デ
ータベースKDBと、契約管理者に関する各種情報が記
憶された契約管理者データベースMDBと、緊急連絡先
に関する各種情報が記憶された緊急連絡先データベース
EDBと、被管理者及び契約管理者を被管理者宅に派遣
する際のチェック手順を示す情報が記憶されたチェック
シートデータベースCDBと、セキュリティ会社Sの管
轄領域(図1も参照)内の地図情報が記憶された地図デ
ータベースPDBと、被管理者の自宅から検知された異
常のレベルを示す情報が記憶された異常レベルデータベ
ースLDBと、が記憶されている。以下、各データベー
スの構成について詳細に説明する。
【0064】図5に示すように、本実施の形態に係る被
管理者データベースKDBは、各被管理者の氏名、住
所、電話番号、Eメール・アドレス、及びIPアドレス
が各々所在地の近さに応じてグループ毎に分類され記憶
されて構成されている。従って、サーバ20は、被管理
者データベースKDBを参照することによって、任意の
被管理者の所属グループ、氏名、住所、電話番号、Eメ
ール・アドレス、及びIPアドレスの各々を示す情報を
取得することができる。
【0065】また、図6に示すように、本実施の形態に
係る契約管理者データベースMDBは、各契約管理者の
氏名、住所、電話番号、Eメール・アドレスが上記グル
ープ毎に分類され記憶されて構成されている。従って、
サーバ20は、契約管理者データベースMDBを参照す
ることによって、任意の契約管理者の所属グループ、氏
名、住所、電話番号、及びEメール・アドレスの各々を
示す情報を取得することができる。
【0066】また、図7に示すように、本実施の形態に
係る緊急連絡先データベースEDBは、本ホーム・セキ
ュリティ・サービスにおいて取り次ぎ対象とする緊急連
絡先として契約している緊急連絡先の種別(病院、消防
署、警察署等)、名称、所在地、電話番号、及びEメー
ル・アドレスが上記グループ毎に分類され記憶されて構
成されている。従って、サーバ20は、緊急連絡先デー
タベースEDBを参照することによって、各グループに
対応する緊急連絡先の種別、名称、所在地、電話番号、
及びEメール・アドレスの各々を示す情報を取得するこ
とができる。
【0067】また、図8に示すように、本実施の形態に
係るチェックシートデータベースCDBは、被管理者や
契約管理者を現地に派遣する際のチェック内容やチェッ
ク結果に応じた対応手順を、予め定めたチェック・レベ
ル(図8に示す例では、5段階のレベル)毎に記憶され
て構成されている。従って、サーバ20は、チェックシ
ートデータベースCDBを参照することによって、各チ
ェック・レベルに対応するチェック内容やチェック結果
に応じた対応手順を示す情報を取得することができる。
【0068】更に、図9に示すように、本実施の形態に
係る異常レベルデータベースLDBは、被管理者の自宅
に予め設置しておいた各種センサ等によって検知された
異常状態の危険度に応じたレベルが各異常状態毎に記憶
されている。従って、サーバ20は、異常レベルデータ
ベースLDBを参照することによって、各異常状態に対
応する異常レベルを示す情報を取得することができる。
【0069】図10には、各被管理者の自宅内の構成例
が示されている。同図に示すように、被管理者の自宅に
は、当該自宅の玄関に設けられると共に人の通過に応動
する通過センサPS1、当該自宅の窓に設けられると共
に人の通過に応動する通過センサPS2、所定濃度以上
のガスの発生に応動するガスセンサGS、調理器の点火
に応動するレンジセンサRS、火災の発生に応動する火
災センサFS、及び異常度(危険度)に応じて当該異常
をセキュリティ会社Sに対して能動的に通知することが
できる非常スイッチボックスESが、各々設置されてい
る。
【0070】図11に示すように、非常スイッチボック
スESには、異常度(危険度)に応じた複数の押下スイ
ッチSWが設けられている。被管理者は、異常を察知し
た場合に、当該異常のレベルに応じた押下スイッチを押
下する。なお、本実施の形態に係る非常スイッチボック
スESでは、SW1、SW2、SW3の3個の押下スイ
ッチが設けられており、各押下スイッチは、SW1、S
W2、SW3の順に、徐々に異常度(危険度)が高くな
る異常に対応している。本実施の形態では、押下スイッ
チSW1は、何となく異常を感じるものの、確信がない
程度の異常状態である場合に押下するものとされ、押下
スイッチSW2は、明らかに異常が発生しているが、直
ぐには危険な状態には至らない程度の異常状態である場
合に押下するものとされ、更に、押下スイッチSW3
は、既に危険な状態となっている場合に押下するものと
されている。
【0071】本実施の形態では、通過センサPS1、通
過センサPS2、ガスセンサGS、レンジセンサRS、
及び火災センサFSの各センサによる検知結果が当該自
宅に設けられている端末30に対して常時無線で送信さ
れるように構成されている。また、非常スイッチボック
スESの何れかの押下スイッチが押下された場合には、
押下された押下スイッチが識別可能な押下情報が端末3
0に対して無線で送信される。
【0072】端末30では、各センサから受信される検
知結果が異常を示すものである場合と、非常スイッチボ
ックスESから上記情報が受信された場合に、ネットワ
ーク14を介してサーバ20に各センサからの検知結果
や、非常スイッチボックスESからの情報を送信する。
なお、レンジセンサRSによる検知結果の異常の有無の
判断は、所定時間(例えば、24時間)以上、調理器の
点火が行われなかった場合に被管理者が何らかの理由で
身動きがとれない状態となっているものと見なして、異
常であるものと判断することによって為される。
【0073】ネットワーク14が本発明のネットワーク
に、サーバ20が本発明のセキュリティ管理装置に、ハ
ードディスク26が本発明の記憶手段に、被管理者デー
タベースKDBが本発明の被管理者情報に、異常レベル
データベースLDBが本発明のレベル情報に、チェック
シートデータベースCDBが本発明の手順情報に、地図
データベースPDBが本発明の地図情報に、各々相当す
る。
【0074】また、被管理者データベースKDBのEメ
ールアドレスが本発明の連絡先情報に、住所が本発明の
住所情報に、各々相当する。
【0075】次に、図12を参照して、本実施の形態に
係るセキュリティ・システム10の作用を説明する。な
お、図12は、サーバ20の制御部22において実行さ
れるセキュリティ管理プログラムの流れを示すフローチ
ャートであり、該プログラムは予めハードディスク26
の所定領域に記憶されている。従って、この場合は、ハ
ードディスク26が本発明の記録媒体に相当する。
【0076】同図のステップ100では、被管理者の端
末30から各センサの検知結果や、非常スイッチボック
スESの押下情報が受信されたか否かに基づいて、各被
管理者の自宅における異常の発生待ちを行う。
【0077】何れかの被管理者の自宅において何らかの
異常が発生すると(ステップ100が肯定判定される
と)ステップ102へ移行して、図13に示す異常レベ
ル判定処理を実行する。なお、図13は、本実施の形態
に係る異常レベル判定処理プログラムの流れを示すフロ
ーチャートであり、該プログラムも予めハードディスク
26の所定領域に記憶されている。
【0078】同図のステップ200では、異常レベルデ
ータベースLDBを参照して上記ステップ100で受信
した各センサの検知結果や押下情報が示す異常状態に対
応する異常レベルを取得する。なお、上記ステップ10
0では、同時に複数の異常を示す情報が受信される場合
がある。例えば、火災が発生した場合においては、火災
センサFSの検知結果が異常となると共に、被管理者に
よって非常スイッチボックスESの押下スイッチSW3
が押下されて、サーバ20では火災センサFSの検知結
果と押下スイッチSW3の押下を示す押下情報とが受信
されることになる。従って、このように、同時に複数の
異常を示す情報が受信された場合には、本ステップ20
0では、当該複数の異常に各々対応する異常レベルを異
常レベルデータベースLDBから取得する。
【0079】次のステップ202では、上記ステップ1
00で受信された異常が複数であったか否かを判定し、
複数であった場合(肯定判定の場合)はステップ204
へ移行して、上記ステップ200において取得した複数
の異常レベルを積算した後にステップ206へ移行す
る。上記ステップ204の積算処理によって、例えば上
記ステップ200において取得した異常レベルが、非常
スイッチボックスESの押下スイッチSW3の押下に対
応する‘6’と、火災センサFSにより検知された異常
に対応する‘8’である場合には、異常レベルとして
‘14’(=6+8)が導出される。
【0080】一方、上記ステップ202において、受信
された異常が複数ではなかったと判定された場合(否定
判定された場合)には上記ステップ204の積算処理を
行うことなくステップ206へ移行する。
【0081】ステップ206では、以上の処理によって
得られた異常レベルが第1所定値(本実施の形態では
‘3’)以下であるか否かを判定し、上記第1所定値以
下である場合(肯定判定の場合)はステップ208に移
行して、上記異常レベルにおける緊急度を示す緊急度R
の値として‘2’を設定した後にステップ210へ移行
する。
【0082】一方、上記ステップ206において、異常
レベルが上記第1所定値以下でないと判定された場合
(否定判定された場合)にはステップ212へ移行し
て、異常レベルが上記第1所定値より大きな値とされた
第2所定値(本実施の形態では‘5’)以下であるか否
かを判定し、上記第2所定値以下である場合(肯定判定
の場合)はステップ214に移行して、上記緊急度Rの
値として‘1’を設定した後にステップ210へ移行す
る。
【0083】なお、本実施の形態では、上記緊急度Rに
‘2’が設定された場合は、現地に被管理者が派遣され
る場合とされ、上記緊急度Rに‘1’が設定された場合
は、現地に契約管理者が派遣される場合とされており、
これらの場合には、派遣される被管理者ないし契約管理
者に対して、現地においてチェックすべきチェック内容
やチェック結果に応じた対応手順を示す情報を送信する
ものとしている。このとき、上記チェック内容及び対応
手順を示す情報は、複数段階(本実施の形態では5段
階)のチェック・レベル毎に異常レベルデータベースL
DBに記憶されていることは前述の通りである。
【0084】そこで、ステップ210では、上記ステッ
プ206に至るまでの処理によって得られた異常レベル
の大きさに応じてチェック・レベルを設定し、その後に
本異常レベル判定処理を終了する。
【0085】一方、上記ステップ212において、異常
レベルが上記第2所定値以下でないと判定された場合
(否定判定された場合)にはステップ216へ移行し
て、上記緊急度Rの値として‘0’を設定した後に本異
常レベル判定処理を終了する。
【0086】以上の説明から明らかなように、本実施の
形態における‘異常レベル’は異常の度合いが高いほど
大きな値となるものであるのに対し、本実施の形態にお
ける‘緊急度R’は緊急度が高いほど大きな値となるも
のではなく、単に緊急度の識別子として用いられるもの
である。
【0087】異常レベル判定処理が終了すると、図12
のステップ104に移行し、異常レベル判定処理によっ
て設定された緊急度Rの値が‘2’であるか否かを判定
して、‘2’である場合(肯定判定の場合)にはステッ
プ106へ移行し、被管理者データベースKDBを参照
して、上記ステップ100で検知された異常の発生元に
対応する端末30を保有する被管理者を当該端末30の
IPアドレスから特定すると共に、当該被管理者と同一
グループに属し、かつ当該被管理者に最も近い位置に居
住する被管理者Kを被管理者データベースKDBのグル
ープ欄及び住所欄に基づいて検索する。
【0088】次のステップ108では、検索の結果得ら
れた被管理者Kに対して、上記ステップ106で特定さ
れた異常の発生元である被管理者の自宅への派遣指示を
示す情報(本発明の指示情報に相当)を送信する。な
お、このとき、被管理者KのEメールアドレスを被管理
者データベースKDBから取得し、当該Eメールアドレ
スを用いて上記派遣指示を示す情報を送信する。
【0089】ここで、上記派遣指示を示す情報を受信し
た被管理者Kは、派遣指示を受諾する場合には、その旨
を示す情報をサーバ20に対して送信する。
【0090】そこで、次のステップ110では、制御部
22に内蔵された図示しないタイマによる計時を開始
し、次のステップ112において被管理者Kから派遣受
諾を示す旨の情報を受信したか否かを判定し、受信して
いない場合(否定判定の場合)はステップ114へ移行
して、所定時間(例えば3分)経過したか否かを判定
し、経過していない場合(否定判定の場合)は上記ステ
ップ112へ戻り、経過した時点(肯定判定となった時
点)でステップ116へ移行する。
【0091】すなわち、上記ステップ112及びステッ
プ114の繰り返し処理によって、上記被管理者Kから
の派遣受諾を示す旨の情報の受信待ちを行い、当該情報
が受信されないまま上記所定時間が経過してしまった場
合は、当該被管理者Kが派遣を許諾しなかったか、又は
派遣指示を確認しなかったものと見なしてステップ11
6へ移行する。
【0092】ステップ116では、上記ステップ106
で特定した異常の発生元である被管理者と同一グループ
内に他の被管理者が存在するか否かを被管理者データベ
ースKDBに基づいて判定し、存在する場合(肯定判定
の場合)はステップ118へ移行して被管理者データベ
ースKDBを参照し、上記異常の発生元である被管理者
と同一グループに属し、かつ当該被管理者に次に近い位
置に居住する被管理者Kを被管理者データベースKDB
のグループ欄及び住所欄に基づいて検索した後に上記ス
テップ108へ戻る。
【0093】また、上記ステップ116において、上記
異常の発生元である被管理者と同一グループ内に、他の
被管理者が存在しないと判定された場合(否定判定され
た場合)には、後述するステップ130へ移行する。
【0094】一方、上記ステップ112において被管理
者Kから派遣受諾を示す旨の情報を受信したと判定され
た場合(肯定判定された場合)にはステップ120へ移
行し、チェックシートデータベースCDBを参照して、
上記ステップ102において実行された異常レベル判定
処理で設定されたチェック・レベルに対応する「チェッ
ク内容」、該チェック内容を実施した際の結果を示す
「チェック結果」、及び該チェック結果に応じた「対
応」の各々を示すチェック情報を取得すると共に、上記
異常の発生元である被管理者の自宅と、該自宅に派遣さ
れる被管理者Kの自宅とが含まれた地図情報を地図デー
タベースPDBから取得する。
【0095】次のステップ122では、被管理者Kに対
して上記ステップ120で取得したチェック情報と地図
情報を送信する。
【0096】これらの情報を受信した被管理者Kは、所
有する端末30に接続されている図示しないプリンタに
よって当該情報による印刷を行うことによって、図8に
示される状態と略同様の状態とされたチェック・レベル
に対応するチェック・シートを得ることができると共
に、被管理者Kの自宅及び派遣先の被管理者の自宅が含
まれた地図を得ることができる。
【0097】そして、被管理者Kは、得られた地図を参
照して派遣先の被管理者の自宅に赴き、得られたチェッ
ク・シートに従って、派遣先自宅のチェックを行う。
【0098】例えば、チェック・レベルが‘1’である
場合は、図8に示すように、派遣先自宅のドアブザーを
鳴動させ、これに対して応答がない場合はセキュリティ
会社Sに対して警備員の派遣を要請し、応答があった場
合には異常を検知したセンサや、当該センサの周囲に異
常があるか否かを確認する。この結果、異常がある場合
には当該異常の内容をセキュリティ会社Sに報告し、異
常がなかった場合には、その旨をセキュリティ会社Sに
報告する。これによって、各被管理者宅に配置されてい
る各センサの誤作動の有無や、派遣先の被管理者の状況
を確認することができる。
【0099】なお、このときの、セキュリティ会社Sに
対する警備員の派遣の要請や、異常を検知したセンサ等
の確認結果の報告は、被管理者Kが保有する端末30を
用いて行ってもよいし、被管理者Kが保有する携帯電話
やPDA等のインターネットを利用可能な他の機器を用
いて行ってもよい。
【0100】次のステップ124では、派遣した被管理
者Kからの報告等の受信待ちを行い、次のステップ12
6では、受信したものが警備員の派遣を要請するもので
あるか否かを判定し、警備員の派遣を要請するものであ
る場合(肯定判定の場合)は後述するステップ152へ
移行し、警備員の派遣を要請するものでない場合(否定
判定の場合)には本セキュリティ管理プログラムを終了
する。
【0101】一方、上記ステップ104において、異常
レベル判定処理によって設定された緊急度Rの値が
‘2’でないと判定された場合(否定判定された場合)
はステップ128へ移行し、緊急度Rの値が‘1’であ
るか否かを判定して、‘1’である場合(肯定判定の場
合)にはステップ130へ移行し、被管理者データベー
スKDBを参照して、上記ステップ100で検知された
異常の発生元に対応する端末30を保有する被管理者を
当該端末30のIPアドレスから特定した後、契約管理
者データベースMDBを参照して、上記特定した被管理
者と同一グループに属する契約管理者KKを検索する。
【0102】次のステップ132では、検索の結果得ら
れた契約管理者KKに対して、上記ステップ130で特
定した被管理者の自宅への派遣指示を示す情報を送信す
る。なお、このとき、契約管理者KKのEメールアドレ
スを契約管理者データベースMDBから取得し、当該E
メールアドレスを用いて上記派遣指示を示す情報を契約
管理者KKに送信する。
【0103】ここで、上記派遣指示を示す情報を受信し
た契約管理者KKは、派遣指示を受諾する場合には、そ
の旨を示す情報をサーバ20に対して送信する。
【0104】そこで、次のステップ134では、制御部
22に内蔵された図示しないタイマによる計時を開始
し、次のステップ136において契約管理者KKから派
遣受諾を示す旨の情報を受信したか否かを判定し、受信
していない場合(否定判定の場合)はステップ138へ
移行して、所定時間(例えば3分)経過したか否かを判
定し、経過していない場合(否定判定の場合)は上記ス
テップ136へ戻り、経過した時点(肯定判定となった
時点)でステップ140へ移行する。
【0105】すなわち、上記ステップ136及びステッ
プ138の繰り返し処理によって、上記契約管理者KK
からの派遣受諾を示す旨の情報の受信待ちを行い、当該
情報が受信されないまま上記所定時間が経過してしまっ
た場合は、当該契約管理者KKが派遣を許諾しなかった
か、又は派遣指示を確認しなかったものと見なしてステ
ップ140へ移行する。
【0106】ステップ140では、セキュリティ会社S
の管轄領域内に他のグループが存在するか否かを契約管
理者データベースMDBに基づいて判定し、存在する場
合(肯定判定の場合)はステップ142へ移行し、契約
管理者データベースMDBを参照して上記ステップ13
0で特定した異常の発生元である被管理者の自宅に最も
近いグループに属する契約管理者KKを契約管理者デー
タベースMDBの住所に基づいて検索した後に上記ステ
ップ132へ戻る。
【0107】また、上記ステップ140において、セキ
ュリティ会社Sの管轄領域内に他のグループが存在しな
いと判定された場合(否定判定された場合)には、後述
するステップ152へ移行する。
【0108】一方、上記ステップ136において契約管
理者KKから派遣受諾を示す旨の情報を受信したと判定
された場合(肯定判定された場合)にはステップ144
へ移行し、チェックシートデータベースCDBを参照し
て、上記ステップ102において実行された異常レベル
判定処理で設定されたチェック・レベルに対応する「チ
ェック内容」、「チェック結果」、及び「対応」の各々
を示すチェック情報を取得すると共に、上記ステップ1
30で特定した異常の発生元である被管理者の自宅と、
該自宅に派遣される契約管理者KKの自宅とが含まれた
地図情報を地図データベースPDBから取得する。
【0109】次のステップ146では、契約管理者KK
に対して上記ステップ144で取得したチェック情報と
地図情報とを送信する。
【0110】これらの情報を受信した契約管理者KK
は、所有する端末40に接続されている図示しないプリ
ンタによって当該情報による印刷を行うことによって、
図8に示される状態と略同様の状態とされたチェック・
レベルに対応するチェック・シートを得ることができる
と共に、自宅及び派遣先の被管理者の自宅が含まれた地
図を得ることができる。
【0111】そして、契約管理者KKは、得られた地図
を参照して派遣先の被管理者の自宅に赴き、得られたチ
ェック・シートに従って、派遣先自宅のチェックを行っ
た後、警備員の派遣の有無や、その他のチェック結果等
をセキュリティ会社Sに対して送信する。
【0112】なお、このときのセキュリティ会社Sに対
する送信は、契約管理者KKが保有する端末40を用い
て行ってもよいし、契約管理者KKが保有する携帯電話
やPDA等のインターネットを利用可能な他の機器を用
いて行ってもよい。
【0113】次のステップ148では、派遣した契約管
理者KKからの報告等の受信待ちを行い、次のステップ
150では、受信したものが警備員の派遣を要請するも
のであるか否かを判定し、警備員の派遣を要請するもの
である場合(肯定判定の場合)はステップ152へ移行
し、警備員の派遣を要請するものでない場合(否定判定
の場合)には本セキュリティ管理プログラムを終了す
る。
【0114】一方、上記ステップ128において、異常
レベル判定処理によって設定された緊急度Rの値が
‘1’でないと判定された場合(否定判定された場合)
は緊急度Rの値が‘0’であるものと見なしてステップ
152へ移行し、派遣先の被管理者の自宅に最も早く到
達できる警備員が保有する端末50に対して、異常の発
生元である被管理者の自宅への派遣指示を示す情報を送
信する。これによって、上記派遣指示を示す情報を受信
した警備員は派遣先に急行し、予め取り決められている
マニュアルに従って派遣先自宅のチェックを行う。
【0115】次のステップ154では、上記ステップ1
00において検出された異常が緊急連絡先への連絡が必
要であるものであるか否かを判定し、必要であるもので
ある場合(肯定判定の場合)はステップ156へ移行し
て緊急連絡先データベースEDBを参照し、連絡すべき
緊急連絡先の端末60に対応するEメールアドレスを取
得して、当該Eメールアドレスに対して派遣先への派遣
を要請する。なお、ここで、例えば上記ステップ100
において火災センサFSの異常が検出され、かつ非常ス
イッチボックスESの押下スイッチSW3が押下されて
いた場合には当該被管理者の属するグループに対応する
消防署を緊急連絡先データベースEDBから検索して、
当該消防署のEメールアドレスに対して派遣先への消防
車の派遣を要請する。
【0116】一方、上記ステップ154において、上記
ステップ100において検出された異常が緊急連絡先へ
の連絡が必要でないものであると判定された場合(否定
判定された場合)には、上記ステップ156の処理を実
施することなく、本セキュリティ管理プログラムを終了
する。
【0117】上記ステップ100の処理が本発明の受信
手段及び受信ステップに、ステップ106の処理が本発
明の取得手段及び取得ステップに、ステップ108の1
回目の処理及びステップ132、ステップ152の処理
が本発明の送信手段及び送信ステップに、ステップ11
8の処理が本発明の第2取得手段及び第2取得ステップ
に、ステップ108の2回目以降の処理が本発明の第2
送信手段及び第2送信ステップに、ステップ122及び
ステップ146の各々の処理が本発明の第3送信手段
に、ステップ156の処理が本発明の緊急連絡手段に、
各々相当する。
【0118】以上詳細に説明したように、本実施の形態
に係るサーバ20では、ネットワークを介して被管理者
の自宅から送信された状態情報を受信し、受信した状態
情報が異常を示すものである場合に、当該状態情報を送
信した被管理者と同一グループに属する他の被管理者に
対して上記異常を示す状態情報を送信した被管理者の自
宅への派遣を指示しているので、警備員等の管理者側の
人間を異常が発生した現場へ派遣する場合に比較して人
件費を削減することができる。
【0119】また、本実施の形態に係るサーバ20で
は、被管理者を異常の発生現場に派遣する際に、当該異
常の発生元の被管理者と同一グループに属し、かつ当該
被管理者の自宅に最も住所が近い被管理者を派遣してい
るので、短時間での派遣が可能となる。
【0120】また、本実施の形態に係るサーバ20で
は、派遣指示が受諾されなかった場合に、異常の発生元
である被管理者と同一グループに属し、かつ当該被管理
者の自宅に次に住所が近い被管理者に対して派遣指示を
行っているので、異常の発生元である被管理者の最寄り
の被管理者が不在である場合や、派遣指示に応じられな
い状況にある場合等においても、異常が発生した現場へ
の被管理者の派遣を確実に行うことができる。
【0121】また、本実施の形態に係るサーバ20で
は、緊急度に応じて異常の発生元である被管理者の自宅
に派遣する者を被管理者、及び管理者側の者(契約管理
者及び警備員)から選択しているので、緊急度に応じた
適切な者を派遣することができる。
【0122】また、本実施の形態に係るサーバ20で
は、各グループ内に契約管理者を予め配置しておき、管
理者を異常の発生元に派遣する場合に、上記契約管理者
を派遣するようにしているので、同一グループに属しな
い管理者を異常が発生した現場に派遣する場合に比較し
て短時間での派遣が可能となる。
【0123】また、本実施の形態に係るサーバ20で
は、派遣者に対して、チェックシート及び地図を送信し
ているので、派遣先でのチェックを確実に行うことがで
きると共に、派遣先に迅速に赴くことができる。
【0124】更に、本実施の形態に係るサーバ20で
は、発生した異常が予め定めた緊急連絡先に連絡すべき
ものである場合に当該緊急連絡先に対する連絡を行って
いるので、緊急連絡先への連絡を迅速に行うことができ
る。
【0125】なお、本実施の形態では、ネットワーク1
4を介して被管理者、契約管理者、及び警備員の何れか
に派遣指示を行う場合について説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、例えば、セキュリティ会
社Sにオペレータを配置しておき、該オペレータによる
電話連絡によって上記被管理者、契約管理者、及び警備
員の何れかに派遣指示を行う形態とすることもできる。
【0126】この場合、派遣指示を受けた者は、派遣先
のチェック結果を電話(携帯電話を含む)によってセキ
ュリティ会社Sに連絡する形態とすることにより、ネッ
トワークを介することなく、本ホーム・セキュリティ・
サービスを実現することができる。これにより、高齢者
等のネットワーク(インターネット)を利用したことが
ない被管理者等であっても、本ホーム・セキュリティ・
サービスの派遣対象者とすることができる。
【0127】なお、この場合は、事前に被管理者、契約
管理者、及び警備員に対してチェックシートや地図を配
布しておくことが好ましい。また、被管理者に対して
は、事前(例えば、本ホーム・セキュリティ・サービス
の契約時等)にチェック内容等の説明を行っておくこと
が好ましい。
【0128】また、本実施の形態では、契約管理者を各
グループに1人ずつ配置した場合について説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、複数人ずつ配
置する形態とすることもできる。この場合は、契約管理
者を派遣する場合において、派遣先自宅が属するグルー
プにおける最も近い契約管理者から順に派遣するように
することによって、より短時間に派遣先に契約管理者を
派遣することができ、安全性を向上することができる。
【0129】また、本実施の形態では、派遣先への派遣
者として、被管理者、契約管理者、及び警備員の3種類
を設けた場合について説明したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、例えば、被管理者と警備員のみを
設ける形態とすることもできる。この場合は、契約管理
者に関するコストを削減することができるので、より低
コストに本発明を実現することができる。
【0130】また、本実施の形態では、被管理者を派遣
する場合に、派遣者として異常が検出された被管理者の
自宅に最も近い被管理者から順に選択する場合について
説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
例えば、各被管理者の親戚に関する情報を予め記憶して
おき、該情報を利用して、異常が検出された被管理者の
親戚を優先して派遣する形態とすることもできる。この
場合も、本実施の形態と同様の効果を奏することができ
る。
【0131】また、本実施の形態では、各種センサによ
る異常の検出を被管理者が保有する端末30によって行
う場合について説明したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、例えば、各種センサの検知結果を示す情
報をネットワーク14を介してサーバ20に送信すると
共に、サーバ20によって異常の検出を行う形態とする
こともできる。この場合は、被管理者が保有する端末3
0に対する異常検出のための負担を削減することができ
る。
【0132】更に、本実施の形態では、各センサの検知
結果や非常スイッチボックスESの押下情報が端末30
に対して無線で送信される場合について説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、例えば、各セン
サ及び非常スイッチボックスESを端末30と電気的に
接続しておき、有線で上記検知結果及び押下情報を送信
する形態とすることもできる。この場合も、本実施の形
態と同様の効果を奏することができる。
【0133】
【発明の効果】請求項1記載のセキュリティ管理装置及
び請求項8記載のセキュリティ管理方法によれば、複数
の被管理者の各々の連絡先を示す連絡先情報を含めた被
管理者情報を自宅住所又は自宅の位置の近さに基づいて
グループ毎に分類して記憶しておき、被管理者の自宅か
ら送信される状態情報を受信し、受信した状態情報が異
常を示すものである場合に、当該状態情報を送信した被
管理者と同一グループに属する他の何れかの被管理者の
連絡先情報を上記被管理者情報から取得し、取得した連
絡先情報が示す連絡先に対して上記異常を示す状態情報
を送信した被管理者の自宅への派遣を指示する指示情報
を送信しているので、上記他の何れかの被管理者を異常
が発生した現場へ派遣することができ、警備員等の管理
者側の人間を異常が発生した現場へ派遣する場合に比較
して人件費を削減することができる、という効果が得ら
れる。
【0134】また、請求項2記載のセキュリティ管理装
置及び請求項9記載のセキュリティ管理方法によれば、
受信した状態情報が異常を示すものである場合に、当該
状態情報を送信した被管理者と同一グループに属し、か
つ当該被管理者の自宅に最も住所が近い被管理者の連絡
先情報を被管理者情報から取得しているので、異常が発
生した現場に最も近接した場所に居住する被管理者を派
遣することができ、短時間での派遣が可能となる、とい
う効果が得られる。
【0135】また、請求項3記載のセキュリティ管理装
置及び請求項10記載のセキュリティ管理方法によれ
ば、送信された指示情報による指示が送信先の被管理者
によって受諾されなかった場合に、異常を示す状態情報
を送信した被管理者と同一グループに属し、かつ当該被
管理者の自宅に次に住所が近い被管理者の連絡先情報を
被管理者情報から取得し、取得した連絡先情報が示す連
絡先に対して指示情報を送信しているので、異常が検出
された被管理者の最寄りの被管理者が不在である場合
や、派遣指示に応じられない状況にある場合等において
も、異常が発生した現場への被管理者の派遣を確実に行
うことができる、という効果が得られる。
【0136】また、請求項4記載のセキュリティ管理装
置及び請求項11記載のセキュリティ管理方法によれ
ば、記憶手段に異常の種類毎に異常のレベルを示すレベ
ル情報を記憶すると共に、受信した状態情報が異常を示
すものである場合に、当該異常に対応する上記レベル情
報が示すレベルが所定レベルより大きい場合は管理者に
上記指示情報を送信し、他の場合は取得した連絡先情報
が示す連絡先に上記指示情報を送信しているので、異常
のレベルに応じた適切な者を派遣することができる、と
いう効果が得られる。
【0137】また、請求項5記載のセキュリティ管理装
置によれば、請求項4記載の発明と同様の効果を奏する
ことができると共に、各グループ内に管理者を予め配置
しておき、管理者に上記指示情報を送信する場合に、異
常を示す状態情報を送信した被管理者と同一グループに
属する上記管理者に上記指示情報を送信しているので、
この場合には同一グループに属しない管理者を異常が発
生した現場に派遣する場合に比較して短時間での派遣が
可能となる、という効果が得られる。
【0138】また、請求項6記載のセキュリティ管理装
置によれば、請求項1乃至請求項5の何れか1項記載の
発明と同様の効果を奏することができると共に、指示情
報の送信先に対して、派遣先でのチェック手順を示す手
順情報及び派遣先が含まれた地図情報の少なくとも一方
を送信しているので、上記手順情報を送信した場合は派
遣先でのチェックを確実に行うことができ、上記地図情
報を送信した場合には派遣先に迅速に赴くことができ
る、という効果が得られる。
【0139】更に、請求項7記載のセキュリティ管理装
置によれば、請求項1乃至請求項6の何れか1項記載の
発明と同様の効果を奏することができると共に、受信し
た状態情報が異常を示すものであり、かつ予め定めた緊
急連絡先に連絡すべきものである場合に当該緊急連絡先
に対する連絡を行っているので、予め定めた緊急連絡先
への連絡を迅速に行うことができる、という効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るホーム・セキュリティ・サー
ビスの概要の説明に供する概念図である。
【図2】実施の形態に係るセキュリティ・システム10
の構成を示すブロック図である。
【図3】実施の形態に係るセキュリティ・システム10
のサーバ20における本発明に特に関係する部分の構成
を示すブロック図である。
【図4】実施の形態に係るサーバ20のハードディスク
26に予め記憶されている各種データベースを示す模式
図である。
【図5】実施の形態に係る被管理者データベースKDB
の構成を示す模式図である。
【図6】実施の形態に係る契約管理者データベースMD
Bの構成を示す模式図である。
【図7】実施の形態に係る緊急連絡先データベースED
Bの構成を示す模式図である。
【図8】実施の形態に係るチェックシートデータベース
CDBの構成を示す模式図である。
【図9】実施の形態に係る異常レベルデータベースLD
Bの構成を示す模式図である。
【図10】実施の形態に係る被管理者の自宅内の構成例
を示す構成図である。
【図11】実施の形態に係る非常スイッチボックスES
の外観を示す斜視図である。
【図12】実施の形態に係るサーバ20の制御部22に
おいて実行されるセキュリティ管理プログラムの流れを
示すフローチャートである。
【図13】セキュリティ管理プログラムの実行途中で実
行される異常レベル判定処理プログラムの流れを示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10 セキュリティ・システム 12 接続装置 14 ネットワーク 20 サーバ(セキュリティ管理装置) 22 制御部 26 ハードディスク(記憶手段、記録媒体) 30 端末 40 端末 50 端末 60 端末 CDB チェックシートデータベース(手順情報) EDB 緊急連絡先データベース KDB 被管理者データベース(被管理者情報) LDB 異常レベルデータベース(レベル情報) MDB 契約管理者データベース PDB 地図データベース(地図情報) ES 非常スイッチボックス FS 火災センサ GS ガスセンサ RS レンジセンサ PS1 通過センサ PS2 通過センサ S セキュリティ会社
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 AA06 EE05 5C087 AA02 AA03 BB12 BB74 DD03 DD08 DD24 EE08 FF19 GG07 GG12 GG19 GG32 GG35 GG67 5K048 AA15 BA12 CA07 DC07 EB08 GB05 HA01 HA02 5K101 KK13 LL01

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の被管理者の各々の連絡先を示す連
    絡先情報を含めた被管理者情報を自宅住所又は自宅の位
    置の近さに基づいてグループ毎に分類して記憶した記憶
    手段と、 前記被管理者の自宅から送信される状態情報を受信する
    受信手段と、 前記受信手段によって受信した状態情報が異常を示すも
    のである場合に、当該状態情報を送信した被管理者と同
    一グループに属する他の何れかの被管理者の連絡先情報
    を前記被管理者情報から取得する取得手段と、 前記取得手段によって取得した連絡先情報が示す連絡先
    に対して前記異常を示す状態情報を送信した被管理者の
    自宅への派遣を指示する指示情報を送信する送信手段
    と、 を備えたセキュリティ管理装置。
  2. 【請求項2】 前記被管理者情報に前記複数の被管理者
    の各々の住所を示す住所情報を含めると共に、 前記取得手段は、前記受信手段によって受信した状態情
    報が異常を示すものである場合に、当該状態情報を送信
    した被管理者と同一グループに属し、かつ当該被管理者
    の自宅に最も住所が近い被管理者の連絡先情報を前記被
    管理者情報から取得する請求項1記載のセキュリティ管
    理装置。
  3. 【請求項3】 前記送信手段によって送信された指示情
    報による指示が送信先の被管理者によって受諾されなか
    った場合に、前記異常を示す状態情報を送信した被管理
    者と同一グループに属し、かつ当該被管理者の自宅に次
    に住所が近い被管理者の連絡先情報を前記被管理者情報
    から取得する第2取得手段と、 前記第2取得手段によって取得した連絡先情報が示す連
    絡先に対して前記指示情報を送信する第2送信手段と、 を更に備えた請求項2記載のセキュリティ管理装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段に前記異常の種類毎に異常
    のレベルを示すレベル情報を更に記憶すると共に、 前記送信手段は、前記受信手段によって受信した状態情
    報が異常を示すものである場合に、当該異常に対応する
    前記レベル情報が示すレベルが所定レベルより大きい場
    合は管理者に前記指示情報を送信し、他の場合は前記取
    得手段又は前記第2取得手段によって取得した連絡先情
    報が示す連絡先に前記指示情報を送信する請求項1乃至
    請求項3の何れか1項記載のセキュリティ管理装置。
  5. 【請求項5】 各グループ毎に前記管理者を予め配置し
    ておき、 前記送信手段は、前記管理者に前記指示情報を送信する
    場合に、前記異常を示す状態情報を送信した被管理者と
    同一グループに属する前記管理者に前記指示情報を送信
    する請求項4記載のセキュリティ管理装置。
  6. 【請求項6】 前記指示情報の送信先に対して、派遣先
    でのチェック手順を示す手順情報及び派遣先が含まれた
    地図情報の少なくとも一方を送信する第3送信手段を更
    に備えた請求項1乃至請求項5の何れか1項記載のセキ
    ュリティ管理装置。
  7. 【請求項7】 前記受信手段によって受信した状態情報
    が異常を示すものであり、かつ予め定めた緊急連絡先に
    連絡すべきものである場合に前記緊急連絡先に対する連
    絡を行う緊急連絡手段を更に備えた請求項1乃至請求項
    6の何れか1項記載のセキュリティ管理装置。
  8. 【請求項8】 複数の被管理者の各々の連絡先を示す連
    絡先情報を含めた被管理者情報を自宅住所又は自宅の位
    置の近さに基づいてグループ毎に分類して記憶した記憶
    手段を用いて前記複数の被管理者のセキュリティ管理を
    行うセキュリティ管理方法であって、 前記被管理者の自宅から送信される状態情報を受信する
    受信ステップと、 前記受信ステップによって受信した状態情報が異常を示
    すものである場合に、 当該状態情報を送信した被管理者と同一グループに属す
    る他の何れかの被管理者の連絡先情報を前記被管理者情
    報から取得する取得ステップと、 前記取得ステップによって取得した連絡先情報が示す連
    絡先に対して前記異常を示す状態情報を送信した被管理
    者の自宅への派遣を指示する指示情報を送信する送信ス
    テップと、 を含むセキュリティ管理方法。
  9. 【請求項9】 前記被管理者情報に前記複数の被管理者
    の各々の住所を示す住所情報を含めると共に、 前記取得ステップは、前記受信ステップによって受信し
    た状態情報が異常を示すものである場合に、当該状態情
    報を送信した被管理者と同一グループに属し、かつ当該
    被管理者の自宅に最も住所が近い被管理者の連絡先情報
    を前記被管理者情報から取得する請求項8記載のセキュ
    リティ管理方法。
  10. 【請求項10】 前記送信ステップによって送信された
    指示情報による指示が送信先の被管理者によって受諾さ
    れなかった場合に、前記異常を示す状態情報を送信した
    被管理者と同一グループに属し、かつ当該被管理者の自
    宅に次に住所が近い被管理者の連絡先情報を前記被管理
    者情報から取得する第2取得ステップと、 前記第2取得ステップによって取得した連絡先情報が示
    す連絡先に対して前記指示情報を送信する第2送信ステ
    ップと、 を更に含む請求項9記載のセキュリティ管理方法。
  11. 【請求項11】 前記記憶手段に前記異常の種類毎に異
    常のレベルを示すレベル情報を更に記憶すると共に、 前記送信ステップは、前記受信ステップによって受信し
    た状態情報が異常を示すものである場合に、当該異常に
    対応する前記レベル情報が示すレベルが所定レベルより
    大きい場合は管理者に前記指示情報を送信し、他の場合
    は前記取得ステップ又は前記第2取得ステップによって
    取得した連絡先情報が示す連絡先に前記指示情報を送信
    する請求項8乃至請求項10の何れか1項記載のセキュ
    リティ管理方法。
  12. 【請求項12】 複数の被管理者の各々の連絡先を示す
    連絡先情報を含めた被管理者情報を自宅住所又は自宅の
    位置の近さに基づいてグループ毎に分類して記憶した記
    憶手段を用いて前記複数の被管理者のセキュリティ管理
    を行うセキュリティ管理プログラムであって、 前記被管理者の自宅から送信される状態情報を受信する
    受信ステップと、 前記受信ステップによって受信した状態情報が異常を示
    すものである場合に、当該状態情報を送信した被管理者
    と同一グループに属する他の何れかの被管理者の連絡先
    情報を前記被管理者情報から取得する取得ステップと、 前記取得ステップによって取得した連絡先情報が示す連
    絡先に対して前記異常を示す状態情報を送信した被管理
    者の自宅への派遣を指示する指示情報を送信する送信ス
    テップと、 を含むセキュリティ管理プログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
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