JP2002083208A - 公共エリア情報端末システム - Google Patents

公共エリア情報端末システム

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JP2002083208A
JP2002083208A JP2000269761A JP2000269761A JP2002083208A JP 2002083208 A JP2002083208 A JP 2002083208A JP 2000269761 A JP2000269761 A JP 2000269761A JP 2000269761 A JP2000269761 A JP 2000269761A JP 2002083208 A JP2002083208 A JP 2002083208A
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information terminal
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questionnaire
terminal system
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JP2000269761A
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English (en)
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Tadashi Nishiyama
正 西山
Umeo Yamauchi
梅雄 山内
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YAMAUCHI JIMUSHO KK
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NT SYSTEMS KK
YAMAUCHI JIMUSHO KK
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 街角あるいは公共の場で特定の幾つかのホー
ムページを積極的に目に触れさせて、それらのホームペ
ージへのアクセスを向上させたり、そのホームページに
対する情報発信を積極的に行える公共エリア情報端末シ
ステムを得ること。 【解決手段】 インターネット広告サーバ１０５は特定
の複数のホームページを選択して自動販売機兼街角情報
端末１０１に配信データを送る。自動販売機兼街角情報
端末１０１はこれを所定の時間間隔でディスプレイ１０
２に表示する。表示内容に興味を持った操作者はキーボ
ード１１１等を操作してそのホームページにアクセスす
ることができる。これによりホームページの総数が膨大
な数となっても特定のホームページのアクセスを十分確
保することができる。操作者がホームページにアクセス
したときにはポイントを付けたり、取り出し口１１７か
ら試供品を提供したり、自動販売機が販売しているジュ
ース等を無料で提供することも可能である。ホームペー
ジは時間帯や装置の設置場所に応じて適宜選択して配信
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は街角や公共の場で情
報の伝達を行う街角情報端末等を使用した公共エリア情
報端末システムに係わり、詳細にはインターネットに接
続可能な公共エリア情報端末システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】インターネットの普及は目覚しく、おび
ただしい数のホームページがサイバ空間に存在し、かつ
急速に増殖を続けている。このようなホームページは、
それぞれのＵＲＬ（Uniform Resource Locator）を指定
してアクセスするようになっている。したがって、比較
的大きな会社のホームページも個人のホームページもサ
イバ空間では平等にアクセスされる。インターネットは
これが大きな特徴であるが、ホームページの数が非常に
多くなると、その中の特定のホームページにアクセスさ
せる確率が大幅に低下する。
【０００３】そこで、特定のホームページにアクセスさ
せるために、従来からバナー広告を出したり、大きなポ
ータルサイトを創設したり、これにリンクするといった
工夫が行われている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、多くの
人は自分のコンピュータや携帯型電話機等の情報端末に
予め幾つかのホームページを「お気に入り」あるいはブ
ックマークとして登録し、これを反復的に利用するだけ
で、新しいホームページができてもその存在さえ知らな
い。したがって、新商品や新しい会社の広告等の情報の
伝達は、テレビジョンやチラシ等の従来の広告媒体に頼
らなければならないのが現状である。
【０００５】そこで本発明の目的は、街角あるいは公共
の場で特定の幾つかのホームページを積極的に目に触れ
させて、それらのホームページへのアクセスを向上させ
たり、そのホームページに対する情報発信を積極的に行
える公共エリア情報端末システムを提供することにあ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明で
は、（イ）インターネット上のホームページのうち契約
を結んだ複数のホームページの内容の全部または一部を
順に切り替えて街頭等の公共エリアに表示する公共エリ
ア表示手段と、（ロ）この公共エリア表示手段によって
表示される一連のホームページの中から所望のものを検
索する検索手段と、（ハ）この検索手段によって検索さ
れた特定のホームページを表示する特定ホームページ表
示手段とを公共エリア情報端末システムに具備させる。
【０００７】すなわち請求項１記載の発明で公共エリア
表示手段は、インターネット上のホームページのうち契
約を結んだ複数のホームページの内容の全部または一部
を順に切り替えて街頭等の公共エリアに表示するので、
これによる広告効果を得ることができる。しかも公共エ
リア表示手段によって表示される一連のホームページの
中から検索手段によって所望のものを選択しこれを特定
ホームページ表示手段に表示することができるので、特
定のホームページのアクセス率を向上させることができ
る。またホームページにアクセスさせるので、特定ホー
ムページ表示手段に表示された内容よりも詳細な内容や
同一企業のその他の情報をも操作者に伝達することがで
きる。
【０００８】請求項２記載の発明では、（イ）インター
ネットと接続するインターネット接続手段と、（ロ）イ
ンターネット上のホームページのうち契約を結んだ複数
のホームページの内容の全部または一部を順に切り替え
て街頭等の公共エリアに表示する公共エリア表示手段
と、（ハ）この公共エリア表示手段によって表示される
一連のホームページの中から所望のものを検索する検索
手段と、（ニ）この検索手段によって検索された特定の
ホームページに接続してこれを表示する特定ホームペー
ジ表示手段と、（ホ）インターネット接続手段が接続さ
れ特定ホームページ表示手段で特定のホームページが表
示された状態でそのホームページに対して情報を発信す
る情報発信手段とを公共エリア情報端末システムに具備
させる。
【０００９】すなわち請求項２記載の発明では、インタ
ーネット上のホームページのうち契約を結んだ複数のホ
ームページの内容の全部または一部を順に切り替えて街
頭等の公共エリアに表示するので、これによる広告効果
を得ることができる。しかも公共エリア表示手段によっ
て表示される一連のホームページの中から検索手段によ
って所望のものを選択しこれを特定ホームページ表示手
段に表示することができるので、特定のホームページの
アクセス率を向上させることができる。またホームペー
ジにアクセスさせるので、特定ホームページ表示手段に
表示された内容よりも詳細な内容や同一企業のその他の
情報をも操作者に伝達することができる。しかも検索手
段によって検索された特定のホームページに接続してこ
れを表示するので、その時々の最新の情報を閲覧するこ
とができるだけでなく、情報発信手段を備えているの
で、ホームページが表示された状態でアンケートに答え
る等の各種情報の発信も可能である。
【００１０】請求項３記載の発明では、（イ）インター
ネット上のホームページのうち契約を結んだ複数のホー
ムページの内容の全部または一部を順に切り替えて街頭
等の公共エリアに表示する公共エリア表示手段と、
（ロ）この公共エリア表示手段によって表示される一連
のホームページの中から所望のものを検索する検索手段
と、（ハ）この検索手段によって検索された特定のホー
ムページに接続するための情報を携帯情報端末に通知す
る特定ホームページ表示用通知手段とを公共エリア情報
端末システムに具備させる。
【００１１】すなわち請求項３記載の発明では、インタ
ーネット上のホームページのうち契約を結んだ複数のホ
ームページの内容の全部または一部を順に切り替えて街
頭等の公共エリアに表示するので、これによる広告効果
を得ることができる。しかも公共エリア表示手段によっ
て表示される一連のホームページの中から検索手段によ
って所望のものを検索し、検索された特定のホームペー
ジに接続するための情報を携帯情報端末に通知すること
にした。したがって、通知されたＵＲＬ等の情報に基づ
いて携帯情報端末側でそのホームページに容易にアクセ
スすることができ、特定のホームページのアクセス率を
向上させることができる。
【００１２】請求項４記載の発明では、（イ）インター
ネット上のホームページのうち契約を結んだ複数のホー
ムページの内容の全部または一部を順に切り替えて街頭
等の公共エリアに表示する公共エリア表示手段と、
（ロ）この公共エリア表示手段によって表示される一連
のホームページの中から所望のものを検索する検索手段
と、（ハ）この検索手段によって検索された特定のホー
ムページの内容を携帯情報端末に転送する特定ホームペ
ージ転送手段とを公共エリア情報端末システムに具備さ
せる。
【００１３】すなわち請求項４記載の発明では、インタ
ーネット上のホームページのうち契約を結んだ複数のホ
ームページの内容の全部または一部を順に切り替えて街
頭等の公共エリアに表示するので、これによる広告効果
を得ることができる。しかも公共エリア表示手段によっ
て表示される一連のホームページの中から検索手段によ
って所望のものを検索し、検索された特定のホームペー
ジの内容を携帯情報端末に転送することにした。したが
って、ホームページの内容をその携帯情報端末に表示し
たり、更にこの内容を他の情報端末に転送することがで
き、特定のホームページの実質的なアクセス率を向上さ
せることができる。
【００１４】請求項５記載の発明では、請求項３記載の
公共エリア情報端末システムで、検索手段で検索を行っ
たホームページを携帯情報端末でアクセスした時点でこ
れに対して所定のポイントを付加することを特徴として
いる。
【００１５】すなわち請求項５記載の発明では、検索を
行ったホームページを携帯情報端末側でアクセスして表
示した場合にはこれに対してポイントを付けることでア
クセス率の向上を図っている。
【００１６】請求項６記載の発明では、請求項１または
請求項２記載の公共エリア情報端末システムで、検索手
段で検索を行ったホームページを特定ホームページ表示
手段で表示した時点でこれに対して所定のポイントを付
加することを特徴としている。
【００１７】すなわち請求項６記載の発明では、請求項
５とは異なりホームページを特定ホームページ表示手段
で表示した場合を取り扱っている。この場合にもホーム
ページへのアクセスが商品の購入等に強くつながる可能
性があるので、ポイントを付けることにしてアクセス率
の向上を図っている。
【００１８】請求項７記載の発明では、請求項６記載の
公共エリア情報端末システムで、ポイントは公衆電話の
通話カードの度数として還元されることを特徴としてい
る。
【００１９】すなわち請求項７記載の発明では、請求項
５記載の発明と異なり携帯情報端末を使用していないの
でこれに対する課金の減額という措置を採る事ができな
い。そこで公衆電話の通話カードを用意してその度数を
ホームページのアクセスに応じて追加していくことにし
ている。システムによってはプリペイドカードの金額を
増加させるようにすることも可能である。
【００２０】請求項８記載の発明では、請求項１または
請求項２記載の公共エリア情報端末システムで、検索手
段で検索を行ったホームページを特定ホームページ表示
手段で表示した時点あるいは表示したホームページで所
定のデータ入力を行った時点でこれに対して所定のプレ
ゼントを提供することを特徴としている。
【００２１】すなわち請求項８記載の発明では、請求項
７で与える通話カードの度数の代わりに予め用意した所
定のプレゼント提供することにしている。プレゼントの
引き換えはその場で行えるようになっていてもよいが、
郵送等でプレゼントが贈られてもよい。
【００２２】請求項９記載の発明では、請求項８記載の
公共エリア情報端末システムで、公共エリア表示手段は
自動販売機に組み込まれたディスプレイであり、プレゼ
ントはその自動販売機の販売する商品あるいはその自動
販売機にセットされた特定の試供品であることを特徴と
している。
【００２３】すなわち請求項９記載の発明では、請求項
８記載の発明を自動販売機で具体化している。この場合
には、公共エリア表示手段は自動販売機に組み込まれた
ディスプレイということになり、プレゼントはその自動
販売機の販売する商品あるいはその自動販売機に予めセ
ットされた特定の試供品ということになる。自動販売機
を使用すれば商品の郵送に関するコストを削減すること
ができるだけでなく、配達に要する時間が不要となり、
迅速に試供品等の物品を得ることができるので、効果が
それだけ大きくなる。
【００２４】請求項１０記載の発明では、請求項８記載
の公共エリア情報端末システムで、公共エリア表示手段
は複数の物品を収納してこれらを選択的に排出する装置
に組み込まれたディスプレイであり、プレゼントはその
装置にセットされた物品であることを特徴としている。
【００２５】すなわち請求項１０記載の発明では、請求
項９記載の発明よりも提供する物品の範囲が広い。請求
項１０記載の発明の場合にはプレゼントとしてたとえば
自動販売機に予めセットされた販売のためのジュース等
の物品も提供可能になる。自動販売機ではないが、同様
に各種のプレゼントを用意しておき、ホームページをア
クセスした内容に応じて各種のプレゼントを配布するよ
うになっているものであってもよい。
【００２６】請求項１１記載の発明では、請求項５記載
の公共エリア情報端末システムで、ポイントは該当する
携帯情報端末の通話料金の補助金として還元されること
を特徴としている。
【００２７】すなわち請求項１１記載の発明では、ポイ
ントを該当する携帯情報端末の通話料金の補助金として
還元することにしている。具体例としてはその携帯情報
端末の通話料金の請求先に補助金を送金して通話料金を
軽減させたり、通話料金の請求先の経理処理を含めて一
括処理できるようにする方法がある。
【００２８】請求項１２記載の発明では、請求項１〜請
求項４記載の公共エリア情報端末システムで、検索手段
は検索を行う者の年齢、性別等の情報と併せてホームペ
ージの検索を行うことを特徴としている。
【００２９】すなわち請求項１２記載の発明では、検索
時に操作者側のデータを入れることでその操作者に適し
たホームページを検索することができる。また、ホーム
ページ側でも操作者の特徴を知ることで製品開発等の参
考にすることができる。
【００３０】請求項１３記載の発明では、請求項２記載
の公共エリア情報端末システムで、特定のホームページ
は公共団体のホームページを含んでおり、情報発信手段
によって所定の公共団体に対する手続きのための情報発
信が行われることを特徴としている。
【００３１】すなわち請求項１３記載の発明では、特定
のホームページが公共団体のホームページを含んでいる
場合には、所定の公共団体に対する手続きのための情報
発信がこの公共エリア情報端末システムで実現可能であ
ることを示している。このように営利以外の目的に対し
ても本発明が適用可能である。
【００３２】請求項１４記載の発明では、（イ）通信ネ
ットワーク上の所定のアンケート実行組織と接続するネ
ットワーク接続手段と、（ロ）このアンケート実行組織
の行うアンケートの内容を表示するアンケート内容表示
手段と、（ハ）このアンケート内容表示手段によって表
示されるアンケートに返答するデータを入力するデータ
入力手段と、（ニ）アンケートに対する謝礼としての物
品を格納した物品格納手段と、（ホ）データ入力手段に
よって入力されたアンケートの返答をネットワーク接続
手段を介して該当のアンケート実行組織に送信する返答
送信手段と、（へ）この返答送信手段によってアンケー
トの返答が行われたときこれに対する謝礼として物品格
納手段から所定の物品を排出する物品排出手段とを公共
エリア情報端末システムに具備させる。
【００３３】すなわち請求項１４記載の発明では、通信
ネットワーク上の所定のアンケート実行組織（アンケー
ト会社であってもよいし、アンケートを行う商品等の会
社自身であってもよい。）がアンケートに対して返答し
た者に対して物品格納手段に格納された物品を謝礼とし
て提供するようにしている。物品が予め物品格納手段に
格納されているので、郵送等の手間を要せず謝礼を行う
ことができる。また、サーバ等を備えたアンケート実行
組織にアンケートが返答されるので、その集計を簡単に
行うことができ、人件費を大幅に節約することができ
る。
【００３４】請求項１５記載の発明では、請求項１４記
載の公共エリア情報端末システムで、アンケート実行組
織は複数のアンケートの実行を扱っており、物品格納手
段には複数種類の物品が格納されており、物品排出手段
は物品格納手段からそのアンケートの種類および返答の
内容に応じた物品を選択して排出することを特徴として
いる。
【００３５】すなわち請求項１５記載の発明では、物品
格納手段には複数種類の物品が格納されているので、ア
ンケートの種類やアンケートに対してどこまで返答した
かといった返答内容に応じて謝礼の物品をセレクトする
ことが可能になる。
【００３６】請求項１６記載の発明では、請求項１４記
載の公共エリア情報端末システムで、物品格納手段に格
納されている物品の全部または一部はアンケートを実行
しなかったものに対して有料で物品排出手段から排出可
能であることを特徴としている。
【００３７】これは、後の実施例でも説明するように自
動販売機型の装置でアンケートを実行する場合には、装
置の効率的な活用を図るために自動販売機として本来の
販売する物品を物品格納手段に格納しているので、これ
を謝礼の物品とする一方で、アンケートを行わないよう
な者に対しては本来の自動販売機としてこれらの物品を
販売できることを示したものである。もちろん、物品格
納手段には自動販売機で本来販売する以外の謝礼用の物
品を格納できることは当然であり、この場合には謝礼用
の物品をアンケートを行わない者に対して有料で販売す
ることまでを禁ずるものではない。
【００３８】
【発明の実施の形態】
【００３９】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【００４０】第１の実施例
【００４１】図１は本発明の第１の実施例における公共
エリア情報端末システムを示したものである。この公共
エリア情報端末システムは従来の自動販売機を改良した
ものを使用している。自動販売機兼街角情報端末１０１
はその上部にＣＲＴ等のディスプレイ１０２が組み込ま
れており、その通信ケーブル１０３はインターネット網
１０４に接続可能な状態となっている。インターネット
網１０４には、インターネット広告サーバ１０５が配置
されている。自動販売機兼街角情報端末１０１はこれ以
外の点で通常の自動販売機とほぼ同様であり、飲料等の
各種の商品を販売する。このような販売のための商品の
他に、幾種類かの試供品も収容されている。装置本体１
０６の前面のほぼ中央部の操作領域１０７には、金銭投
入口１０８および金銭回収口１０９の他に、インターネ
ットアクセス用のキーボード１１１やジョイスティック
あるいはトラックボール等のポインティングデバイス１
１２の他に、携帯型電話機等の情報端末用のコネクタ１
１３やクレジットカード、プリペイドカード等のための
カード読み書き装置１１４が配備されている。自動販売
機兼街角情報端末１０１の下部には商品等の取り出し口
１１７が配置されている。
【００４２】図２は、この自動販売機兼街角情報端末の
街角情報端末部の構成の概略を示したものである。街角
情報端末部１２１は各種制御の中枢的な機能を有するＣ
ＰＵ（中央処理装置）１２２を搭載している。ＣＰＵ１
２２は、バス１２３を介して各種の回路装置と接続され
ている。このうちＲＯＭ１２４は街角情報端末としての
機能および必要な場合には自動販売機としての機能を実
現するための制御プログラムを格納したリード・オンリ
・メモリである。ＲＡＭ１２５は作業用メモリである。
広告用バッファメモリ１２６は図１に示したインターネ
ット広告サーバ１０５から定期的に配信される広告用の
画像情報を格納するメモリである。表示制御部１２８は
この広告用バッファメモリ１２６に格納された画像情報
やＲＡＭ１２５に格納された表示のための情報（インタ
ーネット広告サーバ１０５から送られてきたホームペー
ジの詳細な画像情報も含む。）をディスプレイ１０２に
表示させる制御を行う回路部分である。
【００４３】インタフェース（Ｉ／Ｆ）回路１３１は、
図１にも示したキーボード１１１、ポインティングデバ
イス１１２、コネクタ１１３、カード読み書き装置１１
４等との間でデータの入力あるいは出力を行うための回
路である。通信制御部１３２は通信ケーブル１０３を介
して図１に示したインターネット広告サーバ１０５との
間でデータの送受信を行う回路部分である。
【００４４】図３は、このような構成の街角情報端末部
の表示制御の概要を示したものである。図１に示したキ
ーボード１１１やコネクタ１１３に接続された図示しな
い携帯型電話機等の情報端末から所定の操作が行われな
い状況では（ステップＳ１４１：Ｎ）、図２に示したＣ
ＰＵ１２２は、定期的な配布データが到来しているかど
うかを判別する（ステップＳ１４２）。インターネット
網１０４（図１）を介してインターネット広告サーバ１
０５から定期的な配布データが来ていない場合、すなわ
ちごく通常の状態では（Ｎ）、ＣＰＵ１２２は前にイン
ターネット広告サーバ１０５からすでに配布を受けた定
期的な配布データを基にして、各社のホームページのさ
わりをたとえば１つのホームページについて３０秒周期
で次々とディスプレイ１０２（図１）に表示させる制御
を繰り返す（ステップＳ１４３）。
【００４５】定期的な配布データは広告用バッファメモ
リ１２６に最新のものが上書きされるようになってい
る。したがって、たとえばインターネット広告サーバ１
０５がこの自動販売機兼街角情報端末１０１に対して朝
６時、正午および午後６時の３回に分けて配布データを
定期配信するものとすると、正午まではその時季および
午前中に適した商品のウエブ広告がディスプレイ１０２
に表示される。これらのウエブ広告は、インターネット
広告サーバ１０５を運営する会社がスポンサを募って、
たとえば１回の配布データに対して２０社（２０のホー
ムページ）とか５０社（５０のホームページ）に限定し
たものである。
【００４６】この例で正午になったとすると、自動販売
機兼街角情報端末１０１は内部時計を起動して正午から
の配布データをインターネット広告サーバ１０５に対し
て要求する。インターネット広告サーバ１０５から自動
販売機兼街角情報端末１０１に対して一方的に配布デー
タを送ってきてもよい。このようにして配布データが自
動販売機兼街角情報端末１０１に送られてくると（ステ
ップＳ１４２：Ｙ）、通信制御部１３２を経たこのデー
タは広告用バッファメモリ１２６に上書きされる（ステ
ップＳ１４４）。そして次の時点からこれらの配布デー
タに基づいたホームページの広告が順次行われることに
なる。
【００４７】一方、ディスプレイ１０２に表示されたホ
ームページに興味を持った人は、インターネットアクセ
ス用のキーボード１１１やポインティングデバイス１１
２を操作することで、これらのホームページにアクセス
することができる。この自動販売機兼街角情報端末１０
１は情報端末用のコネクタ１１３を備えているので、情
報端末をこのコネクタ１１３に接続して同様のアクセス
のための入力操作を行うこともできる。操作者がこのよ
うな入力操作を行うと（ステップＳ１４１：Ｙ）、ディ
スプレイ１０２が操作用の画面に切り替わり、所定の操
作を行うことで配布データに対応したホームページの中
の所望のものがディスプレイ１０２に表示される（ステ
ップＳ１４５）。
【００４８】たとえば○○製菓がチョコレートで特別に
コートしたポテトチップのウエブ広告をディスプレイ１
０２に表示したとする。この新商品に興味を持った操作
者は、たとえばキーボード１１１を操作して「プレイバ
ック」モードあるいは「ホームページ一覧表示」モード
を選択する。「プレイバック」モードを選択すると、表
示された画像の要部がコマ送り形式で現在の表示内容か
ら過去の表示内容の方向にプレイバックして表示され
る。操作者が操作を開始した時点では時間の進行により
自動車のタイヤのホームページが表示されていたとして
も、操作者は過去に向けて内容を画像で検索し、該当す
るポテトチップのウエブ広告を表示させることができ
る。そしてこの画像の表示状態で図示しないホームペー
ジアクセスボタンを押すと、その○○製菓のホームペー
ジにアクセスすることができる。
【００４９】「ホームページ一覧表示」モードでは、こ
の自動販売機兼街角情報端末１０１が配信を受けて広告
用バッファメモリ１２６に格納しているホームページの
一覧がディスプレイ１０２に表示される。操作者はこの
中から所望のホームページを見つけてアクセスする。自
動販売機兼街角情報端末１０１が一度に配信を受けるホ
ームページ（あるいは会社）の数は限定されているの
で、このモードからでも所望のホームページにたやすく
アクセスすることができる。もちろん、検索を行う者の
年齢、性別等の情報と併せてホームページの検索を行う
ことも可能であり、この場合にはホームページを提供し
ている会社側はどのような者がアクセスしたかを知るこ
とができる。
【００５０】希望のホームページにアクセスした操作者
は新製品の詳細な情報を得たり、その○○製菓の他のペ
ージの内容を見たり、アンケートに答えるといった操作
が可能である。なお、ホームページ閲覧中も金銭投入口
１０８から金銭を投入して商品を購入する動作を平行し
て行うことができるようにしていれば、自動販売機とし
ての商品販売がホームページの閲覧者の比較的長時間の
閲覧によって妨害されることはない。
【００５１】もちろん、操作者は表示したホームページ
の内容やＵＲＬをコネクタ１１３を介して自分の情報端
末にロードすることもできる。このような情報のロード
に対しては、その情報端末に所定のポイントをインター
ネット広告サーバ１０５側で付加するサービスを行うこ
とができる。あるいはロードした情報を基にして情報端
末からそのホームページにアクセスした場合に対して、
ポイントを付加することもできる。インターネット広告
サーバ１０５側は情報端末の識別番号や本人がウエブ上
で登録した識別番号を基にしてポイントを加算してい
き、たとえばその情報端末の課金を行う会社に対してポ
イントに応じて課金の一部を負担することができる。操
作者が自動販売機兼街角情報端末１０１あるいはこれか
ら得た情報を基にしてホームページにアクセスしてアン
ケートに答えたり、クレジットカードやプリペイドカー
ド等を使用して商品購入の契約を成立させたような場合
には、更に大きなポイントを付加するようにしてもよ
い。また、カード読み書き装置１１４に挿入した特別の
カードにポイントや金額を付加し、これを使用して自動
販売機の商品を購入したり公衆電話を掛けられるように
してもよい。
【００５２】自動販売機兼街角情報端末１０１は、もと
もと指定された物品を操作者に供給する機能を備えてい
る。したがって、このようなポイント等の得点を提供す
る代わりに商品や試供品を直接支給することも可能であ
る。たとえば化粧品のホームページを訪れた操作者が試
供品を希望する旨の指示を行ったとすると、インターネ
ット広告サーバ１０５側が自動販売機兼街角情報端末１
０１に対して指示を出し、その試供品を取り出し口１１
７に排出させることができる。また、ホームページにア
クセスした者やアンケートに答えた者に対してその自動
販売機兼街角情報端末１０１が販売しているジュース等
をプレゼントとして無料で、取り出し口１１７から操作
者に提供することも可能である。
【００５３】以上の説明から了解されるように、薬品、
化粧品、健康食品その他の消耗品で試供品の配布が効果
的な商品を販売している会社はホームページのアクセス
で商品を理解させると共に、試供品あるいはプレゼント
の形でサンプルあるいは商品を希望する者に直接配布す
ることができる。したがって、このような会社がたとえ
ば５社あるいは１０社揃えば、自動販売機兼街角情報端
末１０１という形態を採らずに試供品提供情報端末ある
いはプレゼント提供情報端末という形で街頭に設置する
ことも可能である。
【００５４】なお、自動販売機兼街角情報端末１０１は
インターネット広告サーバ１０５と常時あるいは定期的
に接続されるので、インターネット広告サーバ１０５側
ではホームページのアクセス内容や自動販売機兼街角情
報端末１０１の設置された場所（たとえばオフィス街と
か下町のマーケット近辺あるいは若者が集まる広場等）
に応じて、スポンサのホームページの中で内容を選択し
て配布データを送出することができる。
【００５５】第２の実施例
【００５６】図４は本発明の第２の実施例における公共
エリア情報端末システムの概要を示したものである。こ
の図４で図１および図２と同一部分には同一の符号を付
しており、これらの説明を適宜省略する。この第２の実
施例のシステムでは電話ボックスと同様の情報ボックス
２０１内に街角情報端末２０２が配置されている。情報
ボックス２０１内は図示しないエアーコンディショナが
設置されており、夏でも高温多湿といった劣悪な環境に
なることは無い。情報ボックス２０１は内部に人がいる
のを確認できるように半透明となっており、その外部の
上部には平面ディスプレイ２０３が１または複数個配置
されている。これらにはそれぞれインターネット網１０
４を経由してインターネット広告サーバ１０５からダウ
ンロードしたホームページの画像が所定の時間間隔で切
り替えられて表示されるようになっている。平面ディス
プレイ２０３が複数個配置されている場合には、それぞ
れが異なったホームページの内容を表示していてもよ
い。平面ディスプレイ２０３の代わりに、通常のＣＲＴ
を情報ボックス２０１の頭部にいくつか配置することも
可能である。
【００５７】情報ボックス２０１には一人あるいは数人
が同時に入る事ができ、外の平面ディスプレイ２０３で
見た興味のあるホームページの詳細を街角情報端末２０
２のディスプレイ２１１に表示することができる。街角
情報端末２０２にはキーボード１１１等の図１で示した
各種の入出力機器が配置されている。情報ボックス２０
１は周囲から隔離された空間なので、操作者はスピーカ
２１２、２１３からホームページに組み込まれた音楽を
聞いたり、各種の音声情報を聴取することもできる。ま
た、周囲に気兼ねせずにダイエットのためのホームペー
ジの詳細を調べたり、カードで商品購入のための手続き
をとることもできる。
【００５８】更に、情報ボックス２０１にはプリンタも
備えられているので、通常の会社のホームページの他に
市町村等の公共団体のホームページがサーバ側に組み込
まれている場合には、自分のＩＤカードをカード読み書
き装置１１４に挿入する等の手法によって本人確認を行
うことで、プリント用紙排出口２１５から住民票等の発
行も可能になる。このために所定の手数料が必要な場合
には、この情報ボックス２０１内のホームページの幾つ
かをアクセスしてポイントを取得してこれに当てること
ができる。自分の所持した携帯型電話機等の情報端末
に、情報ボックス２０１内のホームページの一覧のため
のＵＲＬ群をブックマークとしてダウンロードさせるこ
とを条件にして、このような料金を無料化してもよい。
もちろん、ホームページを提供している会社がホームペ
ージのアクセスの機会を増やすためにこれらの資金を提
供する場合もあり得る。
【００５９】また、操作者は市町村等の公共団体のホー
ムページで各種のお知らせ等を自分の情報端末にダウン
ロードすることができるので、これらを電子的なデータ
として各所で確認することができる。したがって、家族
に１枚しか送られてこないこれらの紙情報を電子化した
ことで各人に各種の情報がスムーズに伝達されることに
なる。
【００６０】第３の実施例
【００６１】図５は本発明の第３の実施例における公共
エリア情報端末システムの要部を示したものである。こ
の図では図１および図４に示したインターネット網１０
４およびインターネット広告サーバ１０５の図示を省略
している。この第３の実施例のシステムは、たとえば駅
前やスーパマーケットの広場に設置されるもので、大型
ディスプレイ３０１1、３０１2、……にインターネット
広告サーバ１０５（図１参照）が契約した特定のホーム
ページ群が１つずつ時分割的に表示される。
【００６２】これらの大型ディスプレイ３０１1、３０
１2、……の下には、個人が近くで見るための比較的小
さな個人用ディスプレイ３０２1、３０２2、……とこれ
らの操作盤３０３1、３０３2、……が配置されている。
操作盤３０３1、３０３2、……には、先の実施例で説明
したようにキーボード等のキースイッチだけでなく、ト
ラックボール等のポインティングデバイスやＵＳＢ（Un
iversal Serial Bus）等の各種のコネクタおよびカード
読み書き装置が付属していてもよい。
【００６３】ホームページに興味を持った者は、空いて
いる場所の操作盤３０３を操作して希望のホームページ
にアクセスし、その詳細を調べることができる。この場
合にも閲覧内容に応じてポイントが付いたり、自分の携
帯型電話機をコネクタに差し込んでＩＤを認知させて通
話料金低減等のポイントを加算することができる。
【００６４】また、この第３の実施例の公共エリア情報
端末システムを待ち合わせ場所に配置すれば、待ち合わ
せのための時間を利用して各種の商品情報を得ることが
でき、時間つぶしに有効である。このようなシステムで
も試供品の配布は可能であり、ポイント制と共に特定の
ホームページへのアクセスを飛躍的に増加させることが
できる。しかもサーバ側が曜日、時間帯等によってホー
ムページを適宜選択して表示するようにすれば、広告を
効率的に行うことができる。たとえば、夕食時にインス
タントカレーを広告した会社のホームページを流すこと
により、その商品のホームページにアクセスしない者で
あってもその商品を購入させる動機を与えることができ
る。
【００６５】また、インターネット広告サーバ１０５
（図１参照）がホームページの細かな更新に合わせて最
新の配信データをディスプレイ３０１1、３０１2、……
に反映させるようにすれば、たとえばスーパマーケット
の夕方の値引き情報の一部を表示し、詳細情報をそのス
ーパマーケットのホームページにアクセスさせることで
ディスプレイ３０２1、３０２2、……で確認させること
ができる。
【００６６】なお、実施例では通信ケーブル１０３を使
用してインターネット網１０４に接続したが、無線で接
続するようにしてもよい。また、図４に示した第２の実
施例の情報ボックス２０１内には通常の電話機が同時に
配置されていてもよいし、これらが融合されていてもよ
い。また、実施例ではインターネット広告サーバ１０５
の配信したデータから操作者がホームページをアクセス
するときにはそれぞれのホームページに最終的にアクセ
スされるものとして説明したが、インターネット広告サ
ーバ１０５がその時々のホームページを丸ごとダウンロ
ードしていれば、これらの会社に直接アクセスすること
なくこれらの内容を閲覧可能であることは当然である。
【００６７】また実施例では１つ１つの会社等のホーム
ページにアクセスするものとして説明したが、特定のイ
ンターネット上のモールやポータルサイト単位でホーム
ページの広告を行うことも本発明の適用範囲であること
は当然である。また、たとえばインターネット上のモー
ルを管理する会社がインターネット広告サーバ１０５を
管理してそのモールの個々の商店等のホームページの簡
単な広告を流し、詳細なアクセスを待つような場合にも
本発明が適用されることはもちろんである。更に、実施
例では複数のホームページを等時間間隔で切り替えて表
示することにしたが、時間に長短を設けることはもちろ
ん可能である。また、自動販売機でホームページの広告
を行う場合等の所定の場合には、ホームページの広告の
合間等にホームページとは直接関係ない広告を挿入する
ことも可能である。自動販売機の場合にその取り扱う商
品の広告を行う等である。
【００６８】なお、実施例でアンケート等の実施に対し
て景品やポイントを提供するようにした場合には、いた
ずらに対する対策が必要になる場合がある。このような
対策の幾つかの例を挙げる。 （１）夜間等のいたずらが発生する可能性のある時間帯
は、アンケート等を実施しない。あるいはアンケートが
ないホームページのグループを自動販売機兼街角情報端
末１０１等に配信する。本実施例の自動販売機等は通信
ネットワークを介してサーバの管理者の管理下に置くこ
とができる。したがって、時間や地域を決めて、ホーム
ページの種類や内容を特定したり、ディスプレイによる
表示そのものを夜間等の所定の時間帯は停止する等の制
御を行うことができる。このような制御は、いたずら対
策以外にも、広告効果の増進のためのホームページの切
り替えや、夜間における周辺住民に対する配慮としても
活用することができる。 （２）認証の概念を導入する。たとえば高額なポイント
あるいは景品を提供する場合には、操作者の住所の全部
または一部と電話番号を入力させたりプルダウンメニュ
ー等から選択させ、クレジット番号の全部または一部と
暗証番号とか、免許証の番号の全部または一部と氏名の
一部を入力させる等が有効である。 （３）同様に高額なポイントあるいは景品を提供する場
合には、アンケートの質問自体に所定の論理を通し、い
たずらとか不真面目な回答を見破るようにする。また、
そのアンケートが行われた分野に興味を持っている者に
しか答えられないような設問を設けることも有効であ
る。
【００６９】
【発明の効果】以上説明したように請求項１〜請求項１
３記載の発明によれば、インターネット上のホームペー
ジのうち契約を結んだ複数のホームページの内容の全部
または一部を順に切り替えて街頭等の公共エリアに表示
するので、これによる広告効果を得ることができる。し
かも単なる広告ではなくホームページとリンクさせてい
るので、時間を違えて次々とホームページを簡単に紹介
しても、これらのうちの必要なものを該当のホームペー
ジにアクセスさせることで十分詳しく調べさせることが
できる。また、そのホームページが企業やグループのも
のであれば、ホームページにアクセスさせることによ
り、そこからリンクを辿って同一企業あるいはグループ
内の情報も積極的に取得させることができる。
【００７０】また請求項１および請求項３記載の発明に
よれば、必ずしもインターネットに常時接続してホーム
ページの内容をこれらから直接転送させる必要が無いの
で、通信費を低減させることができる。
【００７１】更に請求項２記載の発明によれば、インタ
ーネットと接続するインターネット接続手段を備えてい
るので、その時々の最新の情報を閲覧することができ
る。また、情報発信手段を備えているので、ホームペー
ジが表示された状態でアンケートに答える等の各種情報
の発信も可能である。
【００７２】また請求項３記載の発明によれば、公共エ
リア表示手段によって表示される一連のホームページの
中から検索手段によって所望のものを検索し、検索され
た特定のホームページに接続するための情報を携帯情報
端末に通知することにしたので、通知されたＵＲＬ等の
情報に基づいて携帯情報端末側でそのホームページに容
易にアクセスすることができ、特定のホームページのア
クセス率を向上させることができる。
【００７３】更に請求項４記載の発明によれば、検索さ
れた特定のホームページの内容を携帯情報端末に転送す
ることにしたので、ホームページの内容をその携帯情報
端末に表示したり、更にこの内容を他の情報端末に転送
することができ、特定のホームページの実質的なアクセ
ス率を向上させることができる。
【００７４】また請求項５および請求項６記載の発明で
は、ホームページを表示した時点で所定のポイントを付
加して操作者に利益を還元することにしたので、操作者
がホームページにアクセスする意欲を増進させることが
でき、アクセス率の向上と商品の購入の増加を期待する
ことができる。請求項７記載の発明でもポイントを公衆
電話の通話カードの度数として還元するので同様の効果
を得ることができる。また、請求項１１記載の発明で
は、ポイントが該当する携帯情報端末の通話料金の補助
金として還元されるので、同様の効果を得ることができ
る。
【００７５】更に請求項８記載の発明によれば、請求項
７記載の発明で与える通話カードの度数の代わりに予め
用意した所定のプレゼントを提供することにしたので同
様に特定のホームページへのアクセス率の向上と商品や
サービスの購入者の増加を期待することができる。
【００７６】また請求項９記載の発明によれば、プレゼ
ントはその自動販売機の販売する商品あるいはその自動
販売機にセットされた特定の試供品であるので、直ちに
試供品を供給することができる。しかも保冷あるいは加
温を必要とする試供品であっても、自動販売機の多くが
これに対応することができる。
【００７７】更に請求項１０記載の発明によれば、プレ
ゼントはその装置にセットされた物品であるので、たと
えば自動販売機に予めセットされた販売のためのジュー
ス等の物品も提供可能になる。自動販売機ではないが、
同様に各種のプレゼントを装置内に用意しておけば、ホ
ームページをアクセスした内容に応じて各種のプレゼン
トの配布が可能になる
【００７８】また、請求項１２記載の発明によれば、検
索時に操作者側のデータを入れるのでその操作者に適し
たホームページを検索することができる。また、ホーム
ページ側でも操作者の特徴を知ることで製品開発等の参
考にすることができる。
【００７９】更に請求項１３記載の発明によれば、特定
のホームページは公共団体のホームページを含んでお
り、情報発信手段によって所定の公共団体に対する手続
きのための情報発信が行われるので、各種手続きの少な
くとも一部を担当の公共団体まで出かけることなく処理
することができる。
【００８０】また、請求項１４記載の発明によれば、通
信ネットワーク上の所定のアンケート実行組織がアンケ
ートに対して返答した者に対して物品格納手段に格納さ
れた物品を謝礼として提供するようにしているので、郵
送等の手間を要せず謝礼を迅速に行うことができ、たと
え僅かなコストの物品であっても謝礼の気持ちを十分伝
えることができる。また、サーバ等を備えたアンケート
実行組織にアンケートが通信によって返答されるので、
その集計を簡単に行うことができ、人件費を大幅に節約
することも可能である。また、アンケートの集計結果に
応じて新たなアンケート内容を展開しようとする場合で
あっても、アンケート実行組織がネットワーク接続手段
で接続されているので、迅速な対応を採ることができ
る。
【００８１】更に、請求項１５記載の発明によれば、物
品格納手段には複数種類の物品が格納されている場合に
は、アンケートの種類やアンケートに対してどこまで返
答したかといった返答内容に応じて謝礼の物品をセレク
トすることが可能になる。
【００８２】また、請求項１６記載の発明によれば、物
品格納手段に格納されている物品の全部または一部はア
ンケートを実行しなかったものに対して有料で物品排出
手段から排出可能にしているので、アンケート専用の装
置としてではなく自動販売機にアンケート用の機能を追
加して公共エリア情報端末システムを実現することも可
能になり、装置の効率的な運用を図ることができるばか
りでなく、より多くのエリアにアンケート用のマシンを
設置可能になる。また謝礼用の物品をアンケートを行わ
ない者に対して有料で販売する場合には、これによって
利益を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施例における公共エリア情報
端末システムを示した概略構成図である。
【図２】第１の実施例における自動販売機兼街角情報端
末の街角情報端末部の構成の概略を示したブロック図で
ある。
【図３】第１の実施例における街角情報端末部の表示制
御の概要を示した流れ図である。
【図４】本発明の第２の実施例における公共エリア情報
端末システムの概要を示した概略構成図である。
【図５】本発明の第３の実施例における公共エリア情報
端末システムの要部を示した正面図である。
【符号の説明】
１０１ 自動販売機兼街角情報端末 １０２ ディスプレイ １０４ インターネット網 １０５ インターネット広告サーバ １１１ キーボード １１２ ポインティングデバイス １１３ コネクタ １１４ カード読み書き装置 １１７ （商品や試供品の）取り出し口 １２２ ＣＰＵ（中央処理装置） １２４ ＲＯＭ １２６ 広告用バッファメモリ ２０１ 情報ボックス ２０３ 平面ディスプレイ ３０１ 大型ディスプレイ ３０２ 個人用ディスプレイ ３０３ 操作盤
フロントページの続き Ｆターム(参考） 3E044 AA01 DE01 EA11 EB02 EB04 EB08 5B049 CC38 EE05 FF03 GG04 GG06 GG09

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 インターネット上のホームページのうち
    契約を結んだ複数のホームページの内容の全部または一
    部を順に切り替えて街頭等の公共エリアに表示する公共
    エリア表示手段と、 この公共エリア表示手段によって表示される一連のホー
    ムページの中から所望のものを検索する検索手段と、 この検索手段によって検索された特定のホームページを
    表示する特定ホームページ表示手段とを具備することを
    特徴とする公共エリア情報端末システム。
  2. 【請求項２】 インターネットと接続するインターネッ
    ト接続手段と、 インターネット上のホームページのうち契約を結んだ複
    数のホームページの内容の全部または一部を順に切り替
    えて街頭等の公共エリアに表示する公共エリア表示手段
    と、 この公共エリア表示手段によって表示される一連のホー
    ムページの中から所望のものを検索する検索手段と、 この検索手段によって検索された特定のホームページに
    接続してこれを表示する特定ホームページ表示手段と、 前記インターネット接続手段が接続され特定ホームペー
    ジ表示手段で特定のホームページが表示された状態でそ
    のホームページに対して情報を発信する情報発信手段と
    を具備することを特徴とする公共エリア情報端末システ
    ム。
  3. 【請求項３】 インターネット上のホームページのうち
    契約を結んだ複数のホームページの内容の全部または一
    部を順に切り替えて街頭等の公共エリアに表示する公共
    エリア表示手段と、 この公共エリア表示手段によって表示される一連のホー
    ムページの中から所望のものを検索する検索手段と、 この検索手段によって検索された特定のホームページに
    接続するための情報を携帯情報端末に通知する特定ホー
    ムページ表示用通知手段とを具備することを特徴とする
    公共エリア情報端末システム。
  4. 【請求項４】 インターネット上のホームページのうち
    契約を結んだ複数のホームページの内容の全部または一
    部を順に切り替えて街頭等の公共エリアに表示する公共
    エリア表示手段と、 この公共エリア表示手段によって表示される一連のホー
    ムページの中から所望のものを検索する検索手段と、 この検索手段によって検索された特定のホームページの
    内容を携帯情報端末に転送する特定ホームページ転送手
    段とを具備することを特徴とする公共エリア情報端末シ
    ステム。
  5. 【請求項５】 前記検索手段で検索を行ったホームペー
    ジを前記携帯情報端末でアクセスした時点でこれに対し
    て所定のポイントを付加することを特徴とする請求項３
    記載の公共エリア情報端末システム。
  6. 【請求項６】 前記検索手段で検索を行ったホームペー
    ジを特定ホームページ表示手段で表示した時点でこれに
    対して所定のポイントを付加することを特徴とする請求
    項１または請求項２記載の公共エリア情報端末システ
    ム。
  7. 【請求項７】 前記ポイントは公衆電話の通話カードの
    度数として還元されることを特徴とする請求項６記載の
    公共エリア情報端末システム。
  8. 【請求項８】 前記検索手段で検索を行ったホームペー
    ジを特定ホームページ表示手段で表示した時点あるいは
    表示したホームページで所定のデータ入力を行った時点
    でこれに対して所定のプレゼントを提供することを特徴
    とする請求項１または請求項２記載の公共エリア情報端
    末システム。
  9. 【請求項９】 前記公共エリア表示手段は自動販売機に
    組み込まれたディスプレイであり、前記プレゼントはそ
    の自動販売機の販売する商品あるいはその自動販売機に
    セットされた特定の試供品であることを特徴とする請求
    項８記載の公共エリア情報端末システム。
  10. 【請求項１０】 前記公共エリア表示手段は複数の物品
    を収納してこれらを選択的に排出する装置に組み込まれ
    たディスプレイであり、前記プレゼントはその装置にセ
    ットされた物品であることを特徴とする請求項８記載の
    公共エリア情報端末システム。
  11. 【請求項１１】 前記ポイントは該当する携帯情報端末
    の通話料金の補助金として還元されることを特徴とする
    請求項５記載の公共エリア情報端末システム。
  12. 【請求項１２】 前記検索手段は検索を行う者の年齢、
    性別等の情報と併せてホームページの検索を行うことを
    特徴とする請求項１〜請求項４記載の公共エリア情報端
    末システム。
  13. 【請求項１３】 特定のホームページは公共団体のホー
    ムページを含んでおり、前記情報発信手段によって所定
    の公共団体に対する手続きのための情報発信が行われる
    ことを特徴とする請求項２記載の公共エリア情報端末シ
    ステム。
  14. 【請求項１４】 通信ネットワーク上の所定のアンケー
    ト実行組織と接続するネットワーク接続手段と、 このアンケート実行組織の行うアンケートの内容を表示
    するアンケート内容表示手段と、 このアンケート内容表示手段によって表示されるアンケ
    ートに返答するデータを入力するデータ入力手段と、 アンケートに対する謝礼としての物品を格納した物品格
    納手段と、 前記データ入力手段によって入力されたアンケートの返
    答を前記ネットワーク接続手段を介して該当のアンケー
    ト実行組織に送信する返答送信手段と、 この返答送信手段によってアンケートの返答が行われた
    ときこれに対する謝礼として前記物品格納手段から所定
    の物品を排出する物品排出手段とを具備することを特徴
    とする公共エリア情報端末システム。
  15. 【請求項１５】 前記アンケート実行組織は複数のアン
    ケートの実行を扱っており、前記物品格納手段には複数
    種類の物品が格納されており、前記物品排出手段は物品
    格納手段からそのアンケートの種類および返答の内容に
    応じた物品を選択して排出することを特徴とする請求項
    １４記載の公共エリア情報端末システム。
  16. 【請求項１６】 前記物品格納手段に格納されている物
    品の全部または一部はアンケートを実行しなかったもの
    に対して有料で前記物品排出手段から排出可能であるこ
    とを特徴とする請求項１４記載の公共エリア情報端末シ
    ステム。
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