JP2011197475A - 広告表示システム、広告表示方法および広告表示プログラム - Google Patents

広告表示システム、広告表示方法および広告表示プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2011197475A
JP2011197475A JP2010065102A JP2010065102A JP2011197475A JP 2011197475 A JP2011197475 A JP 2011197475A JP 2010065102 A JP2010065102 A JP 2010065102A JP 2010065102 A JP2010065102 A JP 2010065102A JP 2011197475 A JP2011197475 A JP 2011197475A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
advertisement
content
display device
display
attention
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010065102A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5648302B2 (ja
Inventor
Keiju Okabayashi
桂樹 岡林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2010065102A priority Critical patent/JP5648302B2/ja
Publication of JP2011197475A publication Critical patent/JP2011197475A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5648302B2 publication Critical patent/JP5648302B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】広告用コンテンツの表示場所を最適化することを課題とする。
【解決手段】広告表示システム50は、複数の表示装置60およびコンテンツ配信装置70を有する。表示装置60は、異なる場所に設置される。コンテンツ配信装置70は、表示装置60と通信可能な状態に接続される。コンテンツ配信装置70は広告調整部71を有する。広告調整部71は、表示装置60に表示される広告用コンテンツについて計測された当該広告用コンテンツへの注目度に基づいて、表示装置60に配信する広告用コンテンツを別の広告用コンテンツに差し替える。さらに、広告調整部71は、差し替えられた広告用コンテンツを他の表示装置60に配信する。
【選択図】図1

Description

この発明は、広告表示システム、広告表示方法および広告表示プログラムに関する。
例えば、ネットワークで通信可能な状態に接続された電子看板(Digital Signage:デジタルサイネージ)などの表示装置に、広告用コンテンツを配信する広告表示システムが存在する。
例えば、木やプラスチック、金属など、ある程度耐久性のある材質を用いて板状に形成された、いわゆる通常の看板は、固定的な広告を掲示する。この通常の看板を用いて新たな広告の掲示を行う場合、看板に貼り付けられた広告の内容を張り替えたり、新たな広告の内容が貼り付けられた看板を設置したりする必要がある。
これに対して、広告表示システムは、例えば、複数の広告用コンテンツをサーバに保存しておき、表示装置に表示させる広告用コンテンツをサーバから配信することにより広告の表示を行う。このように、広告表示システムは、固定的な広告を掲示することしかできない通常の看板とは異なり、1台の表示装置でも複数の広告を動的に切り替えて表示することができる。
ところで、上述した広告表示システムでは、例えば、所定の表示時間あるいは所定の時刻で別の広告用コンテンツを配信することにより、表示装置に表示されている広告用コンテンツを切り替えるといった方式が一般的に採用されている。この方式では、表示装置の近傍を通行する通行人がどの程度広告を見てくれたかが判らないので、広告の費用対効果を把握するのが難しい。このため、広告表示システムを運営する広告配信事業者は、広告主から、広告用コンテンツ表示時間に応じた一定額の広告料金しか得られないというのが現状である。
そこで、例えば、広告に対する通行人の注目度を計測し、注目度に応じて広告料金を変更する方式1が提案されている。また、この方式に関連して、表示装置の近傍に存在する人の検知結果を、現在表示中の広告用コンテンツに対する興味度に変換し、現在表示中の広告用コンテンツに関連した詳細なコンテンツを表示する方式2も提案されている。
特開2003−22041号公報 特開2005−227522号公報
しかしながら、上述した広告表示システムにおいて、上述した方式1や方式2などを採用したとしても、広告用コンテンツの表示場所が最適化されているとはいえない。すなわち、例えば、上述した方式1では、広告用コンテンツの注目度に応じて広告料金を変更するが、広告の表示場所を最適化するものではない。このため、上述した広告表示システムにおいて、より効果的な場所での広告表示を所望する広告主、および広告料金のさらなる徴収を所望する広告配信事業者の双方の利益が最適なものにはなっていないのが実情である。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、広告用コンテンツの表示場所を最適化することが可能な広告表示システム、広告表示方法および広告表示プログラムを提供することを目的とする。
本願の開示する技術は、一つの態様において、複数の表示装置とコンテンツ配信装置を有する。複数の表示装置は、表示される広告用コンテンツについての注目度を計測する注目度計測部を有し、異なる場所に設置される。また、コンテンツ配信装置は、複数の表示装置に接続され、複数の表示装置に表示される広告用コンテンツのそれぞれの注目度に基づいて、複数の表示装置の一つの表示装置に配信する広告用コンテンツを別の広告用コンテンツに差し替える広告調整部を有する。また、コンテンツ配信装置は、差し替えられた広告用コンテンツを他の表示装置に配信する広告調整部を有する。
本願の開示する技術の一つの態様によれば、広告用コンテンツの表示場所を最適化できる。
図1は、実施例1に係る広告表示システムを示す図である。 図2は、実施例2に係る広告表示システムの構成を示す図である。 図3は、広告用コンテンツのデータ構造の一例を示す図である。 図4は、表示済み表示装置データの一例を示す図である。 図5は、表示装置別注目度データの一例を示す図である。 図6は、属性情報の一例を示す図である。 図7は、配信終了コンテンツリストの一例を示す図である。 図8は、広告調整部の処理内容の概要を示す図である。 図9は、実施例2に係る広告配信関連処理の流れを示す図である。 図10は、作業用メモリ内のデータ内容の一例を示す図である。 図11は、作業用メモリに記憶される配信停止コンテンツと配信先表示装置との対応関係を示す図である。 図12は、実施例2に係る配信先決定処理の流れを示す図である。 図13は、実施例2に係る表示装置検索処理1の流れを示す図である。 図14は、実施例2に係る表示装置検索処理2の流れを示す図である。 図15は、実施例3に係る広告表示システムの構成を示す図である。 図16は、広告用コンテンツのデータ構造の一例を示す図である。 図17は、表示装置別注目度データの一例を示す図である。 図18は、実施例3に係る時間帯変更処理の流れを示す図である。 図19は、実施例4に係る時間帯変更処理の流れを示す図である。 図20は、広告表示プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
以下に、図面を参照しつつ、本願の開示する広告表示システム、広告表示方法および広告表示プログラムの一実施形態について詳細に説明する。なお、以下では、本願の開示する広告表示システム、広告表示方法および広告表示プログラムの一実施形態として後述する実施例により、本願が開示する技術が限定されるものではない。
図1は、実施例1に係る広告表示システムを示す図である。図1に示すように、広告表示システム50は、複数の表示装置60、コンテンツ配信装置70および複数の注目度計測部80を有する。注目度計測部80は、表示装置60に接続され、表示装置60に表示される広告用コンテンツについての注目度を計測する。表示装置60は、注目度計測部80に接続され、異なる場所にそれぞれ設置される。コンテンツ配信装置70は、表示装置60と通信可能な状態に接続される。コンテンツ配信装置70は広告調整部71を有する。
広告調整部71は、表示装置60に表示される広告用コンテンツについて計測された当該広告用コンテンツへの注目度に基づいて、複数の表示装置60の一つの表示装置60に配信する広告用コンテンツを別の広告用コンテンツに差し替える。さらに、広告調整部71は、差し替えられた広告用コンテンツを他の表示装置60に配信する。
例えば、広告調整部71は、ある表示装置60にて注目度が低い広告用コンテンツを別の広告用コンテンツに差し替える。そして、広告調整部71は、ある表示装置60にて差し替えられた広告用コンテンツを、この表示装置60とは別の場所に設置された他の表示装置60に配信する。このようなことから、実施例1に係る広告表示システムは、広告用コンテンツがより注目を浴びる場所で表示されるように、広告用コンテンツの表示場所を最適化できる。
[広告表示システムの構成(実施例2)]
図2は、実施例2に係る広告表示システムの構成を示す図である。図2に示すように、実施例2に係る広告表示システム500は、表示装置100A〜100Cと、注目度計測部200A〜200Cと、コンテンツ配信装置300とを有する。コンテンツ配信装置300と表示装置100A〜100Cとは、ネットワーク400を介して、データのやり取りが可能な状態に接続される。また、表示装置100Aと注目度計測部200Aとは、データのやり取りが可能な状態に接続される。同様に、表示装置100Bと注目度計測部200Bとは、データのやり取りが可能な状態に接続される。同様に、表示装置100Cと注目度計測部200Cとは、データのやり取りが可能な状態に接続される。
なお、実施例2では、広告表示システム500が、表示装置100A、表示装置100B、表示装置100Cの3つの表示装置を有する場合を説明するが、あくまで一例であり、3つ以上の表示装置を有してもよい。
表示装置100A〜100Cは、ユーザに対して情報を提示する電子看板(Digital Signage:デジタルサイネージ)や、ユーザに対してインタラクティブな情報を提供する大画面表示装置である。表示装置100A〜100Cは、コンテンツ配信装置300から配信された広告用コンテンツを受信すると、受信した広告用コンテンツを表示する。
例えば、表示装置100Aは、図2に示すように、通信制御部110Aおよび広告表示制御部120Aを有する。通信制御部110Aは、コンテンツ配信装置300との間でやり取りされる各種データに関する通信を制御する。また、広告表示制御部120Aは、コンテンツ配信装置300から受信した広告用コンテンツを表示出力する。なお、広告表示制御部120Aは、コンテンツ配信装置300から新たな広告用コンテンツを受信した場合には、それまでに表示していたコンテンツに切り替えて新たなコンテンツを表示する。なお、図2には示していないが、表示装置100A〜100Cは同様の構成を有する。
また、表示装置100A〜100Cは、注目度計測部200A〜200Cから受信する計測データをコンテンツ配信装置300に送信する。例えば、表示装置100Aは、コンテンツ配信装置300から新たな広告用コンテンツを受信すると、新たな広告用コンテンツを受信するまでに注目度計測部200Aから単位時間ごとに受信していた計測データを集計する。そして、表示装置100Aは、それまでに表示していた広告用コンテンツに切り替えて新たな広告用コンテンツを表示するとともに、集計した計測データをコンテンツ配信装置300に送信する。同様に、表示装置100Bは、計測データをコンテンツ配信装置300に送信する。同様に、表示装置100Cは、計測データをコンテンツ配信装置300に送信する。
注目度計測部200A〜200Cは、例えば、表示装置100A〜100Cの近傍に存在する人を撮影するカメラなどの撮影部を有し、撮影した画像内から人の顔を検出する機能を有する。あるいは、注目度計測部200A〜200Cは、レーザレンジファインダ(laser range finder)を有し、このレーザレンジファインダを用いて表示装置100A〜100Cの近傍に存在する人をリアルタイムに検知する。なお、人の顔を検出する技術については、例えば、「360度回転対応複数顔検出技術(OMRON TECHNICS Vol.43 No.1(通巻145号) 2003年)」を参照されたい。また、注目度計測部200A〜200Cは、上述した図1に示す注目度計測部に対応する。
例えば、注目度計測部200Aは、カメラで撮影された画像からリアルタイムに人の顔を検出する。そして、注目度計測部200Aは、検出した顔の数を所定の単位時間ごとに集計し、集計値を計測データとして表示装置100Aに送信する。あるいは、注目度計測部200Aは、例えば、表示装置100Aの近傍に存在する人をリアルタイムに検出する。そして、注目度計測部200Aは、検出した人の数を所定の単位時間ごとに集計し、集計値を計測データとして表示装置100Aに送信する。同様に、注目度計測部200Bも表示装置100Bに計測データを送信する。同様に、注目度計測部200Cも表示装置100Cに計測データを送信する。
コンテンツ配信装置300は、図2に示すように、通信制御部310と、記憶部320と、制御部330とを有する。通信制御部310は、表示装置100A〜100Cとの間でやり取りされるデータに関する通信を制御する。
記憶部320は、広告用コンテンツ記憶部321と、属性情報記憶部322と、配信終了広告用コンテンツリスト記憶部323とを有する。なお、記憶部320は、例えば、RAM(Random Access Memory)やフラッシュメモリ(flash memory)などの半導体メモリ素子である。
広告用コンテンツ記憶部321は、表示装置100A〜100Cに配信する広告用コンテンツのデータを記憶する。図3は、広告用コンテンツのデータ構造の一例を示す図である。図3に示すように、広告用コンテンツは、「コンテンツファイル」、「広告移動回数データ」、「表示済み表示装置データ」および「表示装置別注目度データ」を含んだデータ構造を有する。
「コンテンツファイル」は、広告用コンテンツのデータファイルである。「広告移動回数データ」は、該当コンテンツの配信場所が変更された回数を示すデータである。「表示済み表示装置データ」は、該当コンテンツを既に配信済みである表示装置を示すデータである。「表示装置別注目度データ」は、該当コンテンツについて算出された表示装置ごとの注目度を示すデータである。なお、図3に示す広告用コンテンツのデータ構造は一例であり、例えば、広告移動回数データを含まなくてもよい。
図4は、表示済み表示装置データの一例を示す図である。図4では、該当コンテンツを既に配信済みである表示装置として、例えば、表示装置100Aが記録されている状態を示す。
図5は、表示装置別注目度データの一例を示す図である。図5では、該当コンテンツについて、表示装置100Aにおける注目度「55」、表示装置100Bにおける注目度「125」、表示装置100Cにおける注目度「9」が記録されている状態を示す。なお、図5に示す注目度は、コンテンツ配信装置300において注目度が算出されるごとに更新される。
属性情報記憶部322は、表示装置ごとに、表示装置が設置されている場所の属性に関する情報を記憶する。属性情報とは、例えば、表示装置100A〜100Cの各々が設置されている場所に集まる人の「年齢層」と、その場所に人が集まる「目的」の情報を有する。図6は、属性情報の一例を示す図である。例えば、図6には、表示装置100Aの属性情報として、年齢層「10〜20歳」、目的「遊び」が記録されている状態を示す。また、例えば、図6には、表示装置100Bの属性情報として、年齢層「30〜40歳」、目的「ビジネス」が記録されている状態を示す。また、例えば、図6には、表示装置100Cの属性情報として、年齢層「60歳」、目的「買い物」が記録されている状態を示す。
図7は、配信終了コンテンツリストの一例を示す図である。配信終了コンテンツリスト記憶部323は、図7に示すように、配信を終了する「配信終了コンテンツ」と、表示装置ごとの注目度を記録する「注目度リストファイル」とが関連付けられた広告配信終了リストを記憶する。例えば、配信終了コンテンツリスト記憶部323は、図7に示すように、配信終了コンテンツである「広告8」と、注目度リストファイルである「ファイル1」とを関連付けて記憶する。
制御部330は、図2に示すように、広告調整部331を有する。なお、制御部330は、例えば、電子回路や集積回路である。電子回路としては、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)があり、集積回路としては、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などがある。
広告調整部331は、表示装置100A〜100Cに配信する広告用コンテンツのスケジュールを調整する。この広告調整部331は、例えば、上述した図1に示す広告調整部71および注目度算出部80に対応する。広告調整部331は、図2に示すように、表示装置100A〜100Cに配信する広告用コンテンツを待機させておくための作業用メモリを有する。作業用メモリには、表示装置ごとに記憶領域が設けられている。
図8は、広告調整部の処理内容の概要を示す図である。例えば、図8に示すように、広告調整部331は、作業用メモリに待機中の広告用コンテンツ「広告1」〜「広告13」の中から、「広告1」、「広告3」、「広告7」および「広告8」を選択する。次に、広告調整部331は、「広告1」の単位時間当たりの注目度「8−1」、「広告3」の単位時間当たりの注目度「8−3」、「広告7」の単位時間当たりの注目度「8−7」、「広告8」の単位時間当たりの注目度「8−8」を算出する。そして、広告調整部331は、「広告1」、「広告3」、「広告7」および「広告8」について算出した各注目度のうち、注目度が低い「広告8」を別の「広告2」に差し替える。さらに、広告調整部331は、差し替えられた「広告8」を別の表示装置に配信する。
以下、図9〜図14を用いて、広告調整部331による具体的な処理の内容について説明する。
[広告配信関連処理]
まず、図9を用いて、広告調整部331による広告配信関連処理の流れを説明する。図9は、実施例2に係る広告配信関連処理の流れを示す図である。広告配信関連処理は、配信する広告の選択、広告ごとの注目度の計測、広告ごとの注目度の判定を含む処理に該当する。なお、以下では、処理の流れの一例として、コンテンツ配信装置300から表示装置100Aに広告を配信する場合についての処理の流れを説明する。
図9に示すように、広告調整部331は、予め設定された広告配信開始時刻に到達すると(ステップS901肯定)、表示装置100Aについての作業用メモリの記憶領域から表示設定数に対応する数の広告用コンテンツを選択する(ステップS902)。
ここで、ステップS902の具体例を説明する。例えば、広告調整部331は、作業用メモリに待機中の広告用コンテンツ「広告1」〜「広告13」の中から、「広告1」、「広告3」、「広告7」および「広告8」をランダムに選択する。
そして、広告調整部331は、選択した広告用コンテンツにそれぞれ均等に広告時間を割り振る(ステップ903)。
ここで、ステップS903の具体例を説明する。例えば、広告調整部331は、作業用メモリから広告用コンテンツ「広告1」、「広告3」、「広告7」および「広告8」を選択した場合には、「広告1」、「広告3」、「広告7」および「広告8」のそれぞれに対して均等に広告時間を割り振る。仮に、10時〜22時まで広告を配信するスケジュールである場合には、広告調整部331は、12時間を選択した広告の数で均等に分けて、「広告1」、「広告3」、「広告7」および「広告8」にそれぞれ3時間の広告時間を割り当てる。
次に、広告調整部331は、広告用コンテンツを配信する(ステップS904)。
ここで、ステップS904の具体例を説明する。例えば、広告調整部331は、作業用メモリから選択した広告用コンテンツを、「広告1」→「広告3」→「広告7」→「広告8」の順に配信することを決定する。そして、広告調整部331は、「広告1」、「広告3」、「広告7」および「広告8」の配信時間帯を設定する。例えば、広告調整部331は、10時〜22時まで広告を配信するスケジュールである場合には、「広告1」の配信時間帯を「10:00〜13:00」に設定する。同様に、広告調整部331は、「広告3」の配信時間帯を「13:00〜16:00」に設定する。同様に、広告調整部331は、「広告7」の配信時間帯は「16:00〜19:00」に設定する。同様に、広告調整部331は、「広告8」の配信時間帯は「19:00〜22:00」に設定する。
所定の広告配信スケジュールに従い、表示装置100Aに広告を配信している間、広告調整部331は、注目度計測装置200Aにより計測された計測データを表示装置100Aから取得する(ステップS905)。
続いて、広告調整部331は、配信中の広告用コンテンツが表示装置100Aに配信する最後の広告であるか否かを判定する(ステップS906)。判定の結果、最後の広告ではない場合には(ステップS906否定)、広告調整部331は、次の広告用コンテンツの配信時刻まで待機し(ステップS907)、次の広告用コンテンツを表示装置100Aに配信する。
一方、広告調整部331は、配信中の広告用コンテンツが表示装置100Aに配信する最後の広告である場合には(ステップS906肯定)、広告配信終了時刻まで待機する(ステップS908)。
広告配信終了時刻に到達すると、広告調整部331は、広告用コンテンツごとに取得した計測データを用いて、各広告用コンテンツの単位時間当たりの注目度を算出する(ステップS909)。
ここで、ステップS909の具体例を説明する。例えば、広告調整部331は、計測データを上述した広告時間で除算した値を注目度として算出する。仮に、「広告1」について取得した計測データが「27(人)」である場合には、広告調整部331により、計測データ「27」を広告時間「3(時間)」で除算することにより、注目度「9(人/時)」を算出する。同様にして、広告調整部331は、表示装置100Aに配信した残りの広告用コンテンツについても注目度を算出する。なお、広告調整部331は、例えば、図5に示すように、各広告用コンテンツについて算出した単位時間当たりの注目度を広告用コンテンツが有する「表示装置別注目度データ」の記憶領域に格納する。
次に、広告調整部331は、各広告用コンテンツについて算出した注目度を一つ選択する(ステップS910)。そして、広告調整部331は、選択した注目度が予め設定した閾値よりも大きいかどうかを判定する(ステップS911)。
広告調整部331は、判定の結果、選択した注目度が予め設定した閾値よりも大きい場合には(ステップS911肯定)、全ての注目度について閾値判定を完了したか否かを判定する(ステップS912)。
広告調整部331は、判定の結果、全ての注目度について閾値判定を終えている場合には(ステップS912肯定)、上述したステップS901の処理に戻る。例えば、広告調整部331は、翌日の最初の広告配信時刻の到達を待つ。
一方、広告調整部331は、判定の結果、全ての注目度について閾値判定を終えていない場合には(ステップS912否定)、上述したステップS911の処理に戻る。つまり、広告調整部331は、まだ閾値判定を行っていない次の注目度を選択して、予め設定した閾値よりも大きいかどうかを判定する。
ここで、ステップS911の説明に戻る。広告調整部331は、判定の結果、選択した注目度が予め設定した閾値よりも大きくない場合には(ステップS911否定)、次のような処理を行う。すなわち、広告調整部331は、注目度が予め設定した閾値よりも大きくなかった広告用コンテンツの配信停止を決定する。そして、広告調整部331は、配信停止を決定した広告用コンテンツに差し替える別の広告用コンテンツを作業用メモリから選択する(ステップS913)。
そして、広告調整部331は、差し替えられた該当コンテンツ、つまり配信停止を決定した広告用コンテンツを作業用メモリの「配信停止コンテンツ」の記憶領域に格納する(ステップS914)。
図10は、作業用メモリのデータ内容の一例を示す図である。図10に示すように、作業用メモリには、表示装置への配信対象となる「配信コンテンツ」と、表示装置において配信停止となった「配信停止コンテンツ」とが対応付けて記憶されている。例えば、広告調整部331は、上述したステップS911の判定の結果、「広告8」の配信停止を決定した場合には、表示装置100Aに対応する「配信停止コンテンツ」の記憶領域に、広告用コンテンツ「広告8」を格納する。
ステップS914の処理を完了すると、広告調整部331は、再び、上述したステップS912に移って、全ての注目度について閾値判定を完了したか否かを判定する。
以上で、広告調整部331による広告配信関連処理、すなわち、配信する広告の選択、広告ごとの注目度の計測、広告ごとの注目度の判定を含む処理の説明を終了する。なお、広告調整部331は、表示装置100Bに広告を配信する場合や、表示装置100Cに広告を配信する場合にも同様の処理を実行する。
以下、図11を用いて、上述したステップS913に対応する広告調整部331の処理内容、つまり注目度の低い広告用コンテンツを他のコンテンツに差し替える方法について説明する。図11は、作業用メモリに記憶される配信停止コンテンツと配信先表示装置との対応関係を示す図である。なお、図11に示す配信停止コンテンツと配信先表示装置との対応関係は、図13を用いて後に説明する表示装置検索処理1あるいは図14を用いて後に説明する表示装置検索処理2により予め記録されている。
まず、広告調整部331が、注目度の低い広告用コンテンツを他のコンテンツに差し替える方法の概要を説明する。広告調整部331は、ある表示装置において注目度が低く、配信停止とされた広告用コンテンツを、その他の表示装置にて配信停止となった広告用コンテンツに差し替えられるかどうかを優先的に判断する。そして、広告調整部331は、他の表示装置にて配信停止となった広告用コンテンツに差し替えられない場合には、配信停止となった広告用コンテンツ以外で、配信可能な他の広告用コンテンツに差し替えるという手順で、コンテンツの差し替えを行う。以下、広告調整部331が、注目度の低い広告用コンテンツを他のコンテンツに差し替える方法について、具体例を交えつつ、説明する。
図11には、表示装置のいずれかにおいて配信停止とされた配信停止コンテンツ「広告8」と、後述する表示装置検索処理1あるいは2によって「広告8」の新たな配信先に決定された「表示装置100B」とが対応付けて記憶されている。また、図11には、表示装置のいずれかにおいて配信停止とされた配信停止コンテンツ「広告13」と、後述する表示装置検索処理1あるいは2により「広告13」の新たな配信先に決定された「表示装置100A」とが対応付けて記憶されている。
広告調整部331は、例えば、表示装置100Aにて配信停止とされた「広告8」に差し替える広告用コンテンツを選択する場合、作業用メモリを参照して、この表示装置100Aが「配信先表示装置」として記憶されているか否かを判定する。
そして、広告調整部331は、「広告8」を配信停止にした表示装置100Aが作業用メモリの「配信先表示装置」として記憶されている場合には、次のようにして、「広告8」に差し替える広告用コンテンツを選択する。例えば、広告調整部331は、図13に示すように、作業用メモリにて、「配信先表示装置」の「表示装置100A」に対応付けられた広告用コンテンツ「広告13」を、「広告8」に差し替える広告用コンテンツとして選択する。なお、上述したように、「表示装置100A」と「広告13」との対応関係は、図13を用いて後に説明する表示装置検索処理1あるいは図14を用いて後に説明する表示装置検索処理2により作業メモリに予め記録されているものとする。
一方、広告調整部331は、「広告8」を配信停止にした表示装置100Aが作業用メモリの「配信先表示装置」の記憶領域から検索されなかった場合には、次のようにして、「広告8」に差し替える広告用コンテンツを選択する。すなわち、広告調整部331は、例えば、図10に示すように、表示装置100Aに対応する作業用メモリの「配信コンテンツ」の記憶領域を参照する。そして、広告調整部331は、「配信コンテンツ」の記憶領域に記憶されている広告用コンテンツ「広告1〜7、9〜13」の中から、「広告8」に差し替える広告用コンテンツをランダムに1つ選択する。
[配信先決定処理]
次に、図12を用いて、広告調整部331による広告用コンテンツの配信先決定処理の流れを説明する。図12は、実施例2に係る配信先決定処理の流れを示す図である。配信先決定処理は、例えば、広告配信終了時刻から広告配信開始時刻までの所定の処理時間、すなわち、広告を配信するスケジュールの狭間で所定の処理時間を確保して実行する。
図12に示すように、広告調整部331は、作業用メモリを参照して、新たな配信停止コンテンツが記憶されている場合には(ステップS1201肯定)、新たに記憶されている配信停止コンテンツを1つ選択する(ステップS1202)。
ここで、ステップS1201〜1202の具体例を説明する。例えば、広告調整部331は、作業用メモリに設けられた「配信停止コンテンツ」の記憶領域を参照する。そして、広告調整部331は、例えば、図10に示すように、表示装置100Aに対応付けられた「配信停止コンテンツ」の記憶領域から「広告8」を選択する。なお、広告調整部331は、上述した図9に示すステップS914の処理において、配信停止コンテンツを作業用メモリ内に格納する場合に、例えば、配信停止コンテンツが新たに格納されたものか否かを識別するための識別データなどを付与しておく。
ステップS1203の説明に移る。広告調整部331は表示装置検索処理1を実行する(ステップS1203)。表示装置検索処理1は、配信停止コンテンツの新たな配信先とする表示装置を検索する処理である。なお、表示装置検索処理1については、図13を用いて後述する。
広告調整部331は、表示装置検索処理1の結果、該当する表示装置、つまり配信停止コンテンツの新たな配信先とする表示装置があるか否かを判定する(ステップS1204)。判定の結果、広告調整部331は、該当する表示装置がある場合には(ステップS1204肯定)、該当する表示装置の中から1つ選択する(ステップS1205)。表示装置の選択後、広告調整部331は、選択した表示装置の情報と配信停止となった広告用コンテンツとを対応付けて作業用メモリに格納し(ステップS1206)、配信先決定処理を終了する。
ここで、上述したステップS1204〜1206の具体例を説明する。例えば、広告調整部331は、該当する表示装置に含まれる表示装置の中から「表示装置100B」を選択する。そして、広告調整部331は、例えば、図11に示すように、「広告8」と「表示装置100B」とを対応付けて作業用メモリに格納する。
ここで、ステップS1204の説明に戻る。広告調整部331は、判定の結果、該当する表示装置がない場合には(ステップS1204否定)、表示装置検索処理2を実行する(ステップS1207)。なお、表示装置検索処理2については、図14を用いて後述する。
そして、広告調整部331は、表示装置検索処理2の結果、該当する表示装置、つまり配信停止コンテンツの新たな配信先とする表示装置があるか否かを判定する(ステップS1208)。判定の結果、広告調整部331は、該当する表示装置がある場合には(ステップS1208肯定)、上述したステップS1205に移り、該当する表示装置の中から一つを選択する。表示装置の選択後、広告調整部331は、上述したステップS1206と同様に、選択した表示装置の情報と配信停止となった広告用コンテンツとを対応付けて作業用メモリに格納し、配信先決定処理を終了する。
ここで、ステップS1208の説明に戻る。広告調整部331は、判定の結果、該当する表示装置がない場合には(ステップS1208否定)、該当配信停止コンテンツの注目度を表示装置ごとに列挙した注目度リストを作成する(ステップS1209)。そして、広告調整部331は、例えば、図7に示すように、ステップS1209にて作成した注目度リストと、該当配信停止コンテンツとを対応付けて配信終了コンテンツリスト記憶部323に格納する(ステップS1210)。
続いて、広告調整部331は、作業用メモリに未選択の配信停止コンテンツがあるかどうかを判定する(ステップS1211)。判定の結果、未選択の配信停止コンテンツがある場合には(ステップS1211肯定)、広告調整部331は、上述したステップS1202に移り、未選択の配信停止コンテンツを一つ選択し、上述したステップS1203〜ステップS1210の処理を実行する。一方、未選択の配信停止コンテンツがない場合には(ステップS1211否定)、広告調整部331は配信先決定処理を終了する。そして、例えば、広告調整部331は、翌日の最初の広告配信時刻の到達を待つ。
以上で、広告調整部331による広告用コンテンツの配信先決定処理の説明を終了する。
[表示装置検索処理1]
続いて、図13を用いて、広告調整部331による表示装置検索処理1の処理の流れを説明する。図13は、実施例2に係る表示装置検索処理1の流れを示す図である。なお、以下では、図12に示すステップS1201において配信停止コンテンツとして「広告8」が選択された場合を例に挙げて説明する。なお、配信停止コンテンツとして「広告8」以外が選択された場合も、以下に説明する図13の処理と同様に処理が行われる。
図13に示すように、広告調整部331は、図10に示す作業用メモリを参照し、配信停止コンテンツと選択された「広告8」に対応付けられている「表示装置100A」を作業用メモリから取得する(ステップS1301)。
次に、広告調整部331は、例えば、図6に示す属性情報記憶部322に記憶された属性情報から、表示装置100Aについての「年齢層」の情報を取得する(ステップS1302)。ここで、ステップS1302の処理の具体例を説明する。例えば、広告調整部331は、図6に示すように、表示装置100Aについての「年齢層」の情報として「10〜20歳」を取得する。
続いて、広告調整部331は、配信停止コンテンツとして選択された「広告8」が有する「表示済み表示装置データ」を参照することにより、「広告8」をまだ配信していない表示装置の情報を取得する(ステップS1303)。そして、広告調整部331は、例えば、図6に示す属性情報記憶部322に記憶された属性情報から、ステップS1303にて取得した表示装置の情報に対応付けられている「年齢層」の情報を取得する(ステップS1304)。
ここで、ステップS1303〜ステップS1304の処理の具体例を説明する。広告調整部331は、例えば、「広告8」をまだ配信していない表示装置として、表示装置100B」および「表示装置100C」を取得する。そして、広告調整部331は、例えば、図6に示す属性情報記憶部322に記憶された属性情報から、表示装置100Bについての「年齢層」の情報「30〜40歳」、表示装置100Cについての「年齢層」の情報「60歳以上」をそれぞれ取得する。
ステップS1305の説明に移る。広告調整部331は、上述したステップ1304にて取得された表示装置についての「年齢層」の情報と、上述したステップ1302にて取得された表示装置100Aについての「年齢層」の情報とを比較する(ステップS1305)。そして、広告調整部331は、表示装置100Aについての「年齢層」の情報とは異なる「年齢層」が設定された表示装置の情報を導出し(ステップS1306)、表示装置検索処理1を終了する。
ここで、ステップS1305〜ステップS1306の処理の具体例を説明する。例えば、広告調整部331は、表示装置100Bについての「年齢層」の情報「30〜40歳」、表示装置100Cについての「年齢層」の情報「60歳以上」と、表示装置100Aについての「年齢層」の情報「10〜20歳」とを比較する。そして、広告調整部331は、表示装置100Aについての「年齢層」の情報「10〜20歳」とは異なる「年齢層」が設定された表示装置100Bおよび100Cを導出する。
以上で、表示装置検索処理1の説明を終了する。なお、広告調整部331は、ステップS1305にて導出された表示装置の情報から、上述した図12に示すステップ1205の処理、すなわち表示装置を選択する処理を実行する。
[表示装置検索処理2]
続いて、図14を用いて、広告調整部331による表示装置検索処理2の処理の流れを説明する。図14は、実施例2に係る表示装置検索処理2の流れを示す図である。なお、以下では、図12に示すステップS1201において配信停止コンテンツとして「広告8」が選択された場合を例に挙げて説明する。なお、配信停止コンテンツとして「広告8」以外が選択された場合も、以下に説明する図14の処理と同様に処理が行われる。
図14に示すように、広告調整部331は、例えば、図6に示す属性情報記憶部322に記憶された属性情報から、表示装置100Aについての「目的」の情報を取得する(ステップS1401)。ここで、ステップS1401の処理の具体例を説明する。例えば、広告調整部331は、図6に示すように、表示装置100Aについての「目的」の情報として「遊び」を取得する。
続いて、広告調整部331は、図6に示す属性情報記憶部322に記憶された属性情報から、配信停止コンテンツ「広告8」をまだ配信していない表示装置の情報に対応付けられている「目的」の情報を取得する(ステップS1402)。
ここで、ステップS1401〜ステップS1402の処理の具体例を説明する。広告調整部331は、「広告8」をまだ配信していない表示装置として、例えば、表示装置100B」および「表示装置100C」を取得する。そして、広告調整部331は、例えば、図6に示す属性情報記憶部322に記憶された属性情報から、表示装置100Bについての「目的」の情報「ビジネス」、表示装置100Cについての「目的」の情報「買い物」をそれぞれ取得する。
ステップS1403の説明に移る。広告調整部331は、上述したステップ1402にて取得された表示装置についての「目的」の情報と、上述したステップ1401にて取得された表示装置100Aについての「目的」の情報とを比較する(ステップS1403)。そして、広告調整部331は、表示装置100Aについての「目的」の情報とは異なる「目的」が設定された表示装置の情報を導出し(ステップS1404)、表示装置検索処理2を終了する。
ここで、ステップS1403〜ステップS1404の処理の具体例を説明する。例えば、広告調整部331は、表示装置100Bについての「目的」の情報「ビジネス」、表示装置100Cについての「目的」の情報「買い物」と、表示装置100Aについての「目的」の情報「遊び」とを比較する。そして、広告調整部331は、表示装置100Aについての「目的」の情報「遊び」とは異なる「目的」が設定された表示装置100Bおよび100Cを導出する。
以上で、表示装置検索処理2の説明を終了する。なお、広告調整部331は、ステップS1404にて導出された表示装置の情報から、上述した図12に示すステップ1205の処理、すなわち表示装置を選択する処理を実行する。
[実施例2による効果]
上述してきたように、実施例2では、広告調整部331は、注目度が低い広告用コンテンツを別のコンテンツに差し替える。さらに、広告調整部331は、差し替えられた広告用コンテンツを別の表示装置に配信する。このようなことから、実施例2によれば、広告用コンテンツがより注目を浴びる場所で表示されるように、広告用コンテンツの表示場所を最適化できる。
また、実施例2では、差し替えられた広告用コンテンツを別の表示装置に配信する場合に、表示装置ごとに設定された属性情報が異なる表示装置を新たな配信先として選択する。このようなことから、より効率的に広告用コンテンツの表示場所を最適化できる。
なお、上述してきた実施例2では、広告用コンテンツが表示装置にて表示される広告時間を均等に割り振る場合を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、広告用コンテンツごとに算出された注目度が高いほど、広告時間が長くなるように広告時間を割り振ってもよい。
[広告表示システムの構成(実施例3)]
図15は、実施例3に係る広告表示システムの構成を示す図である。なお、実施例3に係る広告表示システムの構成は、実施例2に係るコンテンツ表示システムと基本的に同様の構成であるが、広告用コンテンツのデータ構造およびコンテンツ配信装置300が時間帯変更部332を有する点が異なる。
図16は、広告用コンテンツのデータ構造の一例を示す図である。広告用コンテンツ記憶部321に記憶される広告用コンテンツは、配信時間帯別の表示装置別注目度データを含んだデータ構造を有する点が実施例2とは異なる。
図17は、表示装置別注目度データの一例を示す図である。図17は、広告用コンテンツ「広告1」について、配信時間帯別の表示装置別注目度データのデータ構造を示している。図17に示すように、表示装置別注目度データは、広告用コンテンツ「広告1」について、表示装置100A〜表示装置100Cにおける注目度のデータを有する。さらに、表示装置別注目度データは、コンテンツの配信時間帯「10:00〜13:00」、「13:00〜16:00」、「16:00〜19:00」、「19:00〜22:00」ごとの注目度データを有する。例えば、表示装置100Aの表示装置別注目度データは、「10:00〜13:00」に「1234」、「13:00〜16:00」に「1345」、「16:00〜19:00」に「1456」、「19:00〜22:00」に「1567」のデータを有する。また、表示装置100Bの表示装置別注目度データは、「10:00〜13:00」に「2345」、「13:00〜16:00」に「2456」、「16:00〜19:00」に「2567」、「19:00〜22:00」に「2678」のデータを有する。また、表示装置100Cの表示装置別注目度データは、「10:00〜13:00」に「3456」、「13:00〜16:00」に「3567」、「16:00〜19:00」に「3678」、「19:00〜22:00」に「3789」のデータを有する。
制御部330は、図15に示すように、広告調整部331の他に、時間帯変更部332を新たに有する。以下、時間帯変更部332による具体的な処理の内容について説明する。
[時間帯変更処理(実施例3)]
図18は、実施例3に係る時間帯変更処理の流れを示す図である。時間帯変更処理部332により時間帯変更処理は、広告用コンテンツの配信時間帯を変更する処理である。実施例3に係る時間帯変更処理は、図18に示すステップS1813〜ステップS1816、ステップS1817が、上述した図9に示す処理とは異なる。よって、以下では、この異なる処理について説明する。なお、以下では、図18に示す「該当コンテンツ」として「広告1」を例に挙げ、「広告1」の配信時間帯を変更する場合を説明する。
時間帯変更部332は、例えば、「広告1」の注目度が閾値よりも大きくないと広告調整部331により判定された場合には(ステップS1811否定)、「広告1」について各配信時間帯で注目度の計測を行ったかどうかを判定する(ステップS1813)。
ここで、上述したステップS1813の具体例を説明する。例えば、時間帯変更部332は、「10:00〜13:00」、「13:00〜16:00」、「16:00〜19:00」、「19:00〜22:00」の全ての配信時間帯で「広告1」の注目度を計測したか否かを判定する。
ステップS1813の説明に戻る。時間帯変更部332は、判定の結果、例えば、「広告1」について各配信時間帯で注目度の計測を行っていない場合には(ステップS1813否定)、注目度が未計測である配信時間帯を一つ選択し、「広告1」の配信時間帯を変更する(ステップS1814)。
ここで、上述したステップS1814の具体例を説明する。例えば、「10:00〜13:00」の配信時間帯について「広告1」の注目度の計測を終えている場合には、「13:00〜16:00」、「16:00〜19:00」、「19:00〜22:00」の中から配信時間帯を一つ選択する。
ステップS1814以降の説明に戻る。時間帯変更部332は、「広告1」の配信時間帯を変更した後、ステップS1812に処理を実行する。なお、ステップS1812の処理は、上述した図9に示すステップS912と同様の処理である。すなわち、ステップS1809にて算出された全ての注目度について閾値判定を終了したか否かを判定する。
ステップS1813の説明に戻る。一方、時間帯変更部332により、例えば、「広告1」について各配信時間帯で注目度の計測を行っていると判定された場合には(ステップS1813肯定)、広告調整部331は、ステップS1815およびステップS1816の処理を実行する。なお、ステップS1815およびステップS1816の処理は、上述した図9に示すステップS913およびステップS914と同様の処理である。例えば、広告調整部331は、作業用メモリを参照して、「広告1」に差し替える別の広告用コンテンツを選択する(ステップS1815)。そして、広告調整部331は、「広告1」を配信停止コンテンツとして作業用メモリに格納する(ステップS1816)。
そして、ステップS1812の処理において、ステップS1809にて算出された全ての注目度について閾値判定を終了していると広告調整部331により判定された場合には(ステップS1812肯定)、時間帯変更部332は、ステップS1817の処理を実行する。すなわち、時間帯変更部332は、広告用コンテンツの配信時間帯を再設定する(ステップS1817)。
[実施例3による効果]
上述してきたように、実施例3では、時間帯変更部332は、注目度が低かった広告用コンテンツを別の広告用コンテンツに差し替える前に、注目度が低かった広告用コンテンツ配信時間帯を変更する。このようなことから、広告用コンテンツを配信する時間帯を最適化することができる。
なお、広告調整部331は、注目度が閾値を下回った全ての広告用コンテンツについて、配信可能な全ての配信時間帯で配信を完了した場合には、それらの広告用コンテンツの中で、注目度が最も低いコンテンツを別のコンテンツに差し替えるようにしてもよい。
上述した実施例3では、広告用コンテンツの注目度が閾値よりも大きくなかった場合に、広告用コンテンツの配信時間帯を変更する処理を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、広告用コンテンツの注目度が閾値よりも大きかった場合に、広告用コンテンツの配信時間帯を変更するようにしてもよい。
[時間帯変更処理(実施例4)]
図19は、実施例4に係る時間帯変更処理の流れを示す図である。実施例4に係る時間帯変更処理は、図19に示すステップS1915〜ステップS1917、ステップS1918が、上述した図9に示す処理とは異なる。よって、以下では、この異なる処理について説明する。なお、以下では、上述した実施例3と同様に、図19に示す「該当コンテンツ」として「広告1」を例に挙げ、「広告1」の配信時間帯を変更する場合を説明する。
時間帯変更部332は、例えば、「広告1」の注目度が閾値よりも大きいと広告調整部331により判定された場合に(ステップS1911肯定)、「広告1」について各配信時間帯で注目度の計測を行ったかどうかを判定する(ステップS1915)。
判定の結果、例えば、「広告1」について各配信時間帯で注目度の計測を行っていない場合には(ステップS1915否定)、時間帯変更部332は、注目度が未計測である配信時間帯を一つ選択し、「広告1」の配信時間帯を変更する(ステップS1916)。
一方、判定の結果、例えば、「広告1」について各配信時間帯で注目度の計測を行っている場合には(ステップS1915肯定)、時間帯変更部332は、注目度の最も高かった時間帯に「広告1」の配信時間帯を固定する(ステップS1917)。
そして、ステップS1914の処理において、ステップS1909にて算出された全ての注目度について閾値判定を終了していると広告調整部331により判定された場合には(ステップS1914肯定)、時間帯変更部332は、ステップS1918の処理を実行する。すなわち、時間帯変更部332は、広告用コンテンツの配信時間帯を再設定する(ステップS1918)。
[実施例4による効果]
上述してきたように、実施例4では、時間帯変更部332は、ある程度の注目度を得られている広告用コンテンツの時間帯を注目度の計測を行っていない別の時間帯に変更する。そして、最も注目度が高かった時間帯に広告用コンテンツの配信時間帯を固定する。このようなことから、ある程度の注目度が得られている広告用コンテンツを、より注目度が得られる時間帯で配信されるように調整できる。
以下、本願の開示する広告表示システム、広告表示方法および広告表示プログラムの他の実施形態を説明する。
(1)広告スケジュールの授受によるコンテンツ配信方法
上述した実施例2〜4では、コンテンツ配信装置300と表示装置100A〜100Cとが逐次連携しながら、コンテンツの配信を進めていく方法を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、コンテンツ配信装置300にて表示装置ごとに、広告用コンテンツを表示させる個別の広告スケジュールを作成する。そして、コンテンツ配信装置300は、表示装置ごとに個別に作成した広告スケジュール、および広告用コンテンツを表示装置にそれぞれ送信する。各表示装置は、コンテンツ配信装置300から受信した広告スケジュールに従い、広告用コンテンツを表示する。その後、コンテンツ配信装置300は、所定の単位で、表示装置の広告実行状況を確認しにいき、各表示装置における広告への注目度を評価する。そして、コンテンツ配信装置300は、各表示装置における広告への注目度の評価結果に基づいて、表示装置ごとに広告スケジュールの見直しを行い、見直した広告スケジュールを表示装置にそれぞれ送信して、次の広告表示に反映させる。
例えば、コンテンツ配信装置300が広告スケジュールを見直すタイミングとしては、例えば、1日単位で立てた広告スケジュールを1日ごとに見直す場合や、3日ごと、あるいは1週間ごとに見直す場合など様々なケースを適宜変更して採用できる。
(2)装置構成等
例えば、図2に示した広告表示システム500の構成は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。例えば、図2に示す表示装置100Aと注目度計測部200Aとを機能的または物理的に統合してもよい。また、例えば、図15に示すコンテンツ配信装置300の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。例えば、広告調整部331と時間帯変更部332とを機能的または物理的に統合してもよい。このように、広告表示システム500あるいはコンテンツ配信装置300の全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
(3)広告表示方法
上述してきた実施例により、以下に説明するような処理を含む広告調整ステップをコンテンツ配信装置300に行わせる広告表示方法が実現される。すなわち、コンテンツ配信装置300は、例えば、表示装置100Aに表示される広告用コンテンツについて計測された当該広告用コンテンツへの注目度に基づいて、表示装置100Aに配信する広告用コンテンツを別の広告用コンテンツに差し替える。さらに、コンテンツ配信装置300は、差し替えられた広告用コンテンツを表示装置100A以外の表示装置に配信する。これらの処理を含む広告調整ステップは、コンテンツ配信装置300が有する広告調整部331が行う。
(4)広告表示プログラム
また、例えば、上述の実施例にて説明したコンテンツ配信装置300により実行される各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することもできる。なお、広告表示システム500の各種の処理については、例えば、図11〜14、図18または図19等を参照されたい。
そこで、以下では、図20を用いて、上述の実施例にて説明したコンテンツ配信装置300により実行される処理と同様の機能を実現する広告表示プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図20は、広告表示プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
図20に示すように、コンテンツ配信装置300として機能するコンピュータ600は、各種演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)610と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置620と、モニタ630を有する。
また、コンピュータ600は、図20に示すように、記憶媒体からプログラム等を読取る媒体読取装置640と、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受を行うネットワークインターフェース装置650を有する。また、コンピュータ600は、図20に示すように、各種情報を一時記憶するRAM(Random Access Memory)660と、ハードディスク装置670とを有する。そして、各装置610〜670は、バス680に接続される。
なお、入力装置620は、例えば、キーボードやマウスなどである。モニタ630は、例えば、入力装置620であるマウスと協働して、ポインティングデバイス機能を実現する。また、モニタ630は、各種の情報を表示する表示デバイスであり、ディスプレイやタッチパネルなどで代用が可能である。なお、入力装置620であるマウスによってポインティングデバイス機能が実現される場合に限られるものではなく、タッチパッドなどの他の入力デバイスによりポインティングデバイス機能が実現されてもよい。
また、CPU610の代わりに、例えば、MPU(Micro Processing Unit)などの電子回路、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路を用いることもできる。また、RAM660の代わりに、フラッシュメモリ(flash memory)などの半導体メモリ素子を用いることもできる。
ハードディスク装置670には、上述したコンテンツ配信装置300の機能と同様の機能を発揮する広告表示プログラム671および広告表示用データ672が記憶されている。なお、この広告表示プログラム671を適宜分散させて、ネットワークを介して通信可能に接続された他のコンピュータの記憶部に記憶させておくこともできる。
そして、CPU610が、広告表示プログラム671をハードディスク装置670から読み出してRAM660に展開することにより、図20に示すように、広告表示プログラム671は広告表示プロセス661として機能する。広告表示プロセス661は、広告表示用データ672から読み出した情報等を適宜RAM660上の自身に割当てられた領域に展開し、この展開した各種データに基づいて各種処理を実行する。
なお、広告表示プロセス661は、例えば、図2に示したコンテンツ配信装置300の制御部330および図15に示したコンテンツ配信装置の制御部330にて実行される処理を含む。
なお、広告表示プログラム671については、必ずしも最初からハードディスク装置670に記憶させておく必要はない。例えば、コンピュータ600に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に各プログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ600がこれらから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ600に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などに各プログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ600がこれらから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)表示される広告用コンテンツについての注目度を計測する注目度計測部を有し、異なる場所に設置される複数の表示装置と、
前記複数の表示装置に接続され、前記複数の表示装置に表示される広告用コンテンツのそれぞれの注目度に基づいて、前記複数の表示装置の一つの表示装置に配信する広告用コンテンツを別の広告用コンテンツに差し替えるとともに、当該差し替えられた広告用コンテンツを他の表示装置に配信する広告調整部を有するコンテンツ配信装置と
を有することを特徴とする広告表示システム。
(付記2)前記広告調整部は、前記表示装置に配信した複数の広告用コンテンツの中から、前記注目度が所定の閾値を下回っている広告用コンテンツを差し替えることを特徴とする付記1に記載の広告表示システム。
(付記3)前記表示装置が設置される場所の属性情報を記憶する属性情報記憶部をさらに有し、
前記広告調整部は、前記差し替えられた広告用コンテンツを他の表示装置に配信する場合に、前記属性情報記憶部に記憶されている前記属性情報を参照し、前記差し替えられた広告用コンテンツを表示していた表示装置の属性とは異なる属性を有する表示装置に当該差し替えられた広告用コンテンツを配信することを特徴とする付記1または2に記載の広告表示システム。
(付記4)前記広告用コンテンツの配信時間帯を変更する時間帯変更部をさらに有することを特徴とする付記1に記載の広告表示システム。
(付記5)前記時間帯変更部は、前記注目度が所定の閾値を下回っている広告用コンテンツを差し替える前に、当該広告用コンテンツの配信時間帯を変更することを特徴とする付記4に記載の広告表示システム。
(付記6)前記広告調整部は、前記時間帯変更部により前記広告用コンテンツに配信時間帯を変更した後、配信時間帯が変更された各広告用コンテンツの中で、前記注目度が最も低い広告用コンテンツを差し替えることを特徴とする付記1に記載の広告表示システム。
(付記7)前記時間帯変更部は、前記注目度が所定の閾値を上回っている広告用コンテンツの配信時間帯を変更することを特徴とする付記5に記載の広告表示システム。
(付記8)表示される広告用コンテンツについての注目度を計測する注目度計測部を有し、異なる場所に設置される複数の表示装置に接続され、該複数の表示装置に表示される広告用コンテンツのそれぞれの注目度に基づいて、該複数の表示装置の一つの表示装置に配信する広告用コンテンツを別の広告用コンテンツに差し替えるとともに、当該差し替えられた広告用コンテンツを他の表示装置に配信するコンテンツ配信装置が行う広告調整ステップを含むことを特徴とする広告表示方法。
(付記9)表示される広告用コンテンツについての注目度を計測する注目度計測部を有し、異なる場所に設置される複数の表示装置に接続され、該複数の表示装置に表示される広告用コンテンツのそれぞれの注目度に基づいて、該複数の表示装置の一つの表示装置に配信する広告用コンテンツを別の広告用コンテンツに差し替えるとともに、当該差し替えられた広告用コンテンツを他の表示装置に配信する広告調整手順をコンピュータに実行させることを特徴とする広告表示プログラム。
50 広告表示システム
60 表示装置
70 コンテンツ配信装置
71 広告調整部
100A〜100C 表示装置
200A〜200C 注目度計測部
300 コンテンツ配信装置
310 通信制御部
320 記憶部
321 広告用コンテンツ記憶部
322 属性情報記憶部
323 配信終了広告用コンテンツリスト記憶部
330 制御部
331 広告調整部
332 時間帯変更部
400 ネットワーク
500 広告表示システム
600 コンピュータ
610 CPU
620 入力装置
630 モニタ
640 媒体読取装置
650 ネットワークインターフェース装置
660 RAM
661 広告表示プロセス
670 ハードディスク装置
671 広告表示プログラム
672 広告表示用データ

Claims (6)

  1. 表示される広告用コンテンツについての注目度を計測する注目度計測部を有し、異なる場所に設置される複数の表示装置と、
    前記複数の表示装置に接続され、前記複数の表示装置に表示される広告用コンテンツのそれぞれの注目度に基づいて、前記複数の表示装置の一つの表示装置に配信する広告用コンテンツを別の広告用コンテンツに差し替えるとともに、当該差し替えられた広告用コンテンツを他の表示装置に配信する広告調整部を有するコンテンツ配信装置と
    を有することを特徴とする広告表示システム。
  2. 前記コンテンツ配信装置は、前記表示装置が設置される場所の属性情報を記憶する属性情報記憶部をさらに有し、
    前記広告調整部は、前記差し替えられた広告用コンテンツを他の表示装置に配信する場合に、前記属性情報記憶部に記憶されている前記属性情報を参照し、前記差し替えられた広告用コンテンツを表示していた表示装置の属性とは異なる属性を有する表示装置に当該差し替えられた広告用コンテンツを配信することを特徴とする請求項1に記載の広告表示システム。
  3. 前記コンテンツ配信装置は、前記広告用コンテンツの配信時間帯を変更する時間帯変更部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の広告表示システム。
  4. 前記時間帯変更部は、前記注目度が所定の閾値を上回っている広告用コンテンツの配信時間帯を変更することを特徴とする請求項3に記載の広告表示システム。
  5. 表示される広告用コンテンツについての注目度を計測する注目度計測部を有し、異なる場所に設置される複数の表示装置に接続され、該複数の表示装置に表示される広告用コンテンツのそれぞれの注目度に基づいて、該複数の表示装置の一つの表示装置に配信する広告用コンテンツを別の広告用コンテンツに差し替えるとともに、当該差し替えられた広告用コンテンツを他の表示装置に配信するコンテンツ配信装置が行う広告調整ステップを含むことを特徴とする広告表示方法。
  6. 表示される広告用コンテンツについての注目度を計測する注目度計測部を有し、異なる場所に設置される複数の表示装置に接続され、該複数の表示装置に表示される広告用コンテンツのそれぞれの注目度に基づいて、該複数の表示装置の一つの表示装置に配信する広告用コンテンツを別の広告用コンテンツに差し替えるとともに、当該差し替えられた広告用コンテンツを他の表示装置に配信する広告調整手順をコンピュータに実行させることを特徴とする広告表示プログラム。
JP2010065102A 2010-03-19 2010-03-19 広告表示システム、広告表示方法および広告表示プログラム Expired - Fee Related JP5648302B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010065102A JP5648302B2 (ja) 2010-03-19 2010-03-19 広告表示システム、広告表示方法および広告表示プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010065102A JP5648302B2 (ja) 2010-03-19 2010-03-19 広告表示システム、広告表示方法および広告表示プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011197475A true JP2011197475A (ja) 2011-10-06
JP5648302B2 JP5648302B2 (ja) 2015-01-07

Family

ID=44875739

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010065102A Expired - Fee Related JP5648302B2 (ja) 2010-03-19 2010-03-19 広告表示システム、広告表示方法および広告表示プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5648302B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4966436B1 (ja) * 2011-10-07 2012-07-04 庸美 徳原 課金電子広告システム
JP2017107435A (ja) * 2015-12-10 2017-06-15 ヤフー株式会社 情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法及び配信装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001306928A (ja) * 2000-04-24 2001-11-02 Toyota Motor Corp 広告配信システム
JP2002041961A (ja) * 2000-07-28 2002-02-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 広告配信システム
JP2002083208A (ja) * 2000-09-06 2002-03-22 Nt Systems:Kk 公共エリア情報端末システム
JP2008059117A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Fuji Xerox Co Ltd 画像表示システム、画像表示サーバ、及び制御プログラム
JP2008197266A (ja) * 2007-02-09 2008-08-28 Sharp Corp 再生装置、再生システム、再生方法及びコンピュータプログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001306928A (ja) * 2000-04-24 2001-11-02 Toyota Motor Corp 広告配信システム
JP2002041961A (ja) * 2000-07-28 2002-02-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 広告配信システム
JP2002083208A (ja) * 2000-09-06 2002-03-22 Nt Systems:Kk 公共エリア情報端末システム
JP2008059117A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Fuji Xerox Co Ltd 画像表示システム、画像表示サーバ、及び制御プログラム
JP2008197266A (ja) * 2007-02-09 2008-08-28 Sharp Corp 再生装置、再生システム、再生方法及びコンピュータプログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4966436B1 (ja) * 2011-10-07 2012-07-04 庸美 徳原 課金電子広告システム
WO2013051153A1 (ja) * 2011-10-07 2013-04-11 Tokuhara Tsunemi 課金電子広告システム
US10410254B2 (en) 2011-10-07 2019-09-10 Tsunemi Tokuhara Billing electronic advertisement system
JP2017107435A (ja) * 2015-12-10 2017-06-15 ヤフー株式会社 情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法及び配信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5648302B2 (ja) 2015-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10789610B2 (en) Utilizing a machine learning model to predict performance and generate improved digital design assets
Memarovic et al. P-LAYERS--A layered framework addressing the multifaceted issues facing community-supporting public display deployments
US20140289073A1 (en) Product Localization and Interaction
CN103106598A (zh) 宣传分配系统、商店终端
CN109447688A (zh) 广告投放方法、装置及存储设备、计算机设备
CN109146572A (zh) 一种广告投放系统、方法、装置、计算机设备和存储介质
US10878445B2 (en) Advertisement management system and advertisement management device
US20110270676A1 (en) Probabilistic Linking Approach for Serving Impressions in Guaranteed Delivery Advertising
CN102171671A (zh) 用于显示和流式视频广告的传输预测计算设备
US20150108213A1 (en) Shopping support device and shopping support method
KR102236285B1 (ko) 빅데이터 기반 디지털 옥외광고 및 사이니지를 이용한 통합 솔루션 관리 시스템 및 그 구동 방법
JP2015176204A5 (ja)
JP2008181334A (ja) 広告配信順位決定方法、広告配信システム、広告配信順位決定装置及びコンピュータプログラム
EP2709025A1 (en) Asynchronous method and system for integrating user-selectable icons on web pages
JP5648302B2 (ja) 広告表示システム、広告表示方法および広告表示プログラム
JP2009099114A (ja) 広告表示システム、広告表示サーバ装置、オークション広告表示複合システム、広告表示システムの制御方法、およびオークション広告表示複合システムの制御方法
JP2022077877A (ja) 地図店舗一括配信システム、地図店舗一括配信方法及びプログラム
WO2014141517A1 (ja) 情報配信システム、情報配信方法、及びコンピュータプログラム
JP7402558B2 (ja) 広告の出稿を支援する装置およびプログラム
US20140188611A1 (en) Combination of multiple advertisements in an ad slot on a network accessible device
Goff Inglis et al. A review of scheduling problems and research opportunities in motion picture exhibition
JP6136446B2 (ja) 広告配信装置、広告配信方法、及びプログラム
JP7251104B2 (ja) 広告管理装置、プログラム、広告配信システム及び広告管理方法
US9836762B1 (en) Automatic assignment of media content items to digital signage device based on comparison between demographic information collected at digital signage device and media content metadata
KR20220033270A (ko) 사용자 스테이 적응형 광고 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140304

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140414

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141014

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141027

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5648302

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees