JP2008059117A - 画像表示システム、画像表示サーバ、及び制御プログラム - Google Patents

画像表示システム、画像表示サーバ、及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】見る者の反応を反映した画像表示スケジュールを設定する。
【解決手段】広告サーバ20は、広告クライアント40に対し、スケジュール設定部24が設定したスケジュールに従って、順次、一又は複数の広告画像を表示部42に表示させる指示を行う。広告クライアント40では、観者入力受付部44が視聴者の指示を受け付けると、画像切替部が短期的に指示された広告画像へと切り替える。広告サーバ20のスケジュール設定部24では、こうした視聴者の指示を集計して、広告クライアント40に指示するスケジュールを変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像表示システム、画像表示サーバ、及び制御プログラムに関する。
下記特許文献1には、広告主の希望に応じて表示装置の表示予約を行い、予約結果に従って表示装置に広告を送信する技術が開示されている。
下記特許文献2には、広告主の表示要求に応じて作成したスケジュールを表示端末に送信し、表示端末にスケジュールに従った広告表示をさせる技術が開示されている。
下記特許文献3には、顧客を撮影し、顧客に適した広告を選択して表示する技術が開示されている。
特開2001−273434号公報 特開2001−325520号公報 特開2002−073321号公報
本発明の課題は、観者の反応を反映した画像表示スケジュールを作成する技術を実現することにある。
本発明の画像表示システムの一態様においては、スケジュールに従って、表示対象画像を表示端末に表示する表示手段と、表示端末からの変更指示入力を受け付けて、表示対象画像を変更する表示対象画像変更手段と、表示端末からの変更指示入力の履歴を評価し、その評価結果に基づいて前記表示手段が従うスケジュールを変更するスケジュール変更手段と、を備える。
本発明の画像表示システムの一態様においては、前記スケジュール変更手段は、前記表示対象画像変更手段による変更後の表示対象画像が優先表示されるようにスケジュールを変更する。
本発明の画像表示システムの一態様においては、前記優先表示は、表示回数または表示時間を変更するように行われる。
本発明の画像表示システムの一態様においては、前記優先表示は、表示サイズ、または表示位置を変更するように行われる。
本発明の画像表示システムの一態様においては、前記優先表示される表示対象画像の優先度の高さ、または注目度の高さを知らせる出力を行う出力手段を備える。
本発明の画像表示システムの一態様においては、前記スケジュール変更手段は、集計条件を満たす一部の変更指示入力の履歴を評価する。
本発明の画像表示システムの一態様においては、前記集計条件は、集計対象となる日または時間を限定する条件である。
本発明の画像表示システムの一態様においては、前記表示手段は、複数の表示端末に表示を行い、前記表示対象画像変更手段は、前記複数の各表示端末への変更指示入力を受け付けて、その表示端末における表示対象画像を変更し、前記集計条件は、集計対象となる表示端末を限定する条件であり、前記スケジュール変更手段は、集計対象となった表示端末に対するスケジュールを変更する。
本発明の画像表示システムの一態様においては、前記変更指示入力は、表示対象画像のページを単位としてなされ、前記スケジュール変更手段は、表示対象画像のページを単位としてスケジュールを変更する。
本発明の画像表示システムの一態様においては、前記変更指示入力は、表示対象画像の部分領域を単位としてなされ、前記スケジュール変更手段は、表示対象画像の部分領域を単位としてスケジュールを変更する。
本発明の画像表示システムの一態様においては、前記変更指示入力は、表示対象画像に埋め込まれたオブジェクトに対する操作であり、前記スケジュール変更手段は、表示対象画像に埋め込まれたオブジェクトを単位としてスケジュールを変更する。
本発明の画像表示システムの一態様においては、前記スケジュール変更手段により変更されたスケジュールを、当初のスケジュールに再設定する再設定手段を備える。
本発明の画像表示システムの一態様においては、前記スケジュールに新たな表示対象画像を加えるように、または、ある表示対象画像を前記スケジュールから外すように、前記スケジュールを再設定する再設定手段を備える。
本発明の画像表示サーバの一態様においては、表示端末に対し、スケジュールに基づいて表示対象画像の表示を指示する指示手段と、表示端末への変更指示入力情報を取得する取得手段と、取得した変更指示入力情報を評価し、前記指示手段が基づくスケジュールを変更するスケジュール変更手段と、を備える。
本発明の制御プログラムの一態様においては、表示端末を備えたコンピュータシステムに対し、スケジュールに従って、表示対象画像を表示端末に表示する表示手順と、表示端末からの変更指示入力を受け付けて、表示対象画像を変更する表示対象画像変更手順と、表示端末からの変更指示入力を評価し、その評価結果に基づいて表示手順が従うスケジュールを変更するスケジュール変更手順と、を実行させる。
請求項1の本発明によれば、表示対象画像の変更についての履歴に応じて、表示スケジュールが変更される。
請求項2の本発明によれば、閲覧を好まれている表示対象画像の露出を向上させることが可能となる。
請求項3の本発明によれば、閲覧を好まれている表示対象画像の頻度や時間を変更して優先表示することが可能となる。
請求項4の本発明によれば、閲覧を好まれている表示対象画像を、目立つように表示させることが可能となる。
請求項5の本発明によれば、表示対象画像に対する閲覧の好みの程度を知ることができる。
請求項6の本発明によれば、集計条件を適宜設定することで、目的に応じた画像表示を行うことができる。
請求項7の本発明によれば、特定の日、曜日、時間帯などに応じたスケジュールを設定することが可能となる。
請求項8の本発明によれば、複数ある表示端末をグループ化して、各グループに適した画像表示を行わせることができる。
請求項9の本発明によれば、ページへのアクセスに基づく画像表示の制御が可能となる。
請求項10の本発明によれば、ページ内の部分領域へのアクセスに基づく画像表示の制御が可能となる。
請求項11の本発明によれば、画像中のオブジェクトへのアクセスに基づく画像表示の制御が可能となる。
請求項12の本発明によれば、スケジュールをリセットすることができるようになる。
請求項13の本発明によれば、表示対象画像の追加または削除を行う場合にも、適当な表示スケジュールを維持管理することができる。
以下に本発明の実施の形態を例示する。ここでは、店舗や繁華街などにおいて、不特定多数を相手に広告画像を表示する態様を例に挙げて説明を行う。
図1は、画像表示システムの一例としての広告システム10の概略的な構成を示したブロック図である。広告システム10は、広告サーバ20と、少なくとも一つの広告クライアント40を備えており、これらは通信ネットワークであるインターネット50によって通信可能に接続されている。広告サーバ20や、広告クライアント40は、PC(パーソナルコンピュータ)のように、演算機能、記憶機能、表示機能などを備えたハードウエアをソフトウエア(プログラム)制御して各種処理を実行するコンピュータを用いて構築することができる。コンピュータは、単一のハードウエアによる集中処理方式を採用したものでもよいし、通信可能に設定された複数のハードウエアによる分散処理方式を採用したものでもよい。また、広告サーバ20と広告クライアント40における機能の分担設計には任意性があり、適宜配分を変更することができる。なお、ソフトウエアのインストールは、コンピュータの製造時に行われてもよいし、事後的に記憶媒体やインターネット50を通じて行われてもよい。
広告サーバ20は、広告クライアント40に対し広告画像を表示させる画像表示サーバとしての装置である。広告サーバ20には、表示部22と、スケジュール設定部24と、制御部26と、広告データベース28と、ログデータベース30とが含まれている。表示部22は、液晶ディスプレイなどの表示装置を用いて構築され、スケジュール設定部24が設定したスケジュールや、広告データベース28に格納されたデータ、ログデータベース30に記録されたデータなどを表示することができる。スケジュール設定部24は、広告クライアント40に表示させる広告画像の表示スケジュールを設定する。設定は、典型的には、管理者の指示に基づいて行われる。しかし、スケジュール設定部24では、ログデータベース30に記録されたログデータを分析してスケジュールを再設定することができる。すなわち、観衆の応答結果を反映した広告画像表示をある程度長期的に行うように、スケジュールを変更する。また、スケジュール設定部24は、変更したスケジュールをリセットして当初のスケジュールに再設定する機能や、表示対象となる広告画像の追加指示があった場合に、所定の表示時間を確保してスケジュールを再設定したりする機能を備えている。
制御部26は、広告サーバ20の各部の動作や、インターネット50を通じた外部との通信などを制御する。具体的な制御の例としては、スケジュール設定部24が設定したスケジュールに基づいて、広告クライアント40に所定の広告画像を表示させるように指示を行う態様が挙げられる。この指示は、スケジュール自体を広告クライアント40に送り、広告クライアント40にその実行を求めるものであってもよいし、スケジュールに違って、その都度、広告クライアント40に所定の広告画像の表示を求めるものであってもよい。広告データベース28は、広告クライアント40に広告画像を表示させるためのデータが記憶されたデータベースである。なお、広告データベース28は、広告画像を記憶することもできるが、広告画像が格納された格納位置情報を記憶するようにしてもよい。そして、ログデータベース30は、広告クライアント40で行われた観衆からの表示変更指示の記録を保持している。記録結果は、スケジュール設定部24によって解析され、評価される。
広告クライアント40は、広告画像を表示する画像表示クライアントとしての装置である。具体的には、広告クライアント40には、表示部42と、観者入力受付部44と、制御部46と、画像切替部48とが含まれている。表示部42は、液晶ディスプレイなどの表示装置を用いて構築され、広告サーバ20から受信した広告画像や、広告サーバ20の指示に基づき外部から受信した広告画像を表示する。これにより、広告クライアント40は、表示端末として機能することになる。表示部42は、多人数向けに広告画像を表示する観点からは、40インチ以上、あるいは60インチ以上といった大画面を使用することが望ましいといえる。これにより、電子ポスタ、電子掲示板、電子看板などと言えるような表示が可能となる。しかし、もちろん、表示部42は、個人向けの画面を使用するものであってもよい。なお、広告クライアント40に、広告画像を印刷するプリンタや、広告画像に連動して音声出力するスピーカを設けることも有効である。
観者入力受付部44は、観衆から行われる表示についての指示を受け付ける。指示の例としては、ある広告画像を表示せよとの指示、別の広告画像へ表示を切り替えよとの指示、広告画像の部分領域や広告画像中のオブジェクトを選択せよとのポイント指示などを挙げることができる。この指示は、マウスやタッチパネルなどの入力装置を通じて、観衆から発せられる。制御部46は、広告クライアント40の各部の動作や、インターネット50を通じた外部との通信などの制御も行う。また、制御部46は、観者入力受付部44が指示を受け付けた場合に、画像切替部48に処理を行わせる。画像切替部48は、例えば、バッファされている広告画像や、広告サーバ20あるいは外部装置から取り寄せた広告画像へと表示を切り替える処理を行う。つまり、画像切替部48は、観衆の応答に応じて、短期的に表示を変更する処理を行う。言い換えれば、画像切替部48は、基本的なスケジュール自体は変更せずに、短期的にスケジュールとは異なる表示を行う。変更された間のスケジュールは実施されなくてもよいし、後倒し(全体に後ろに時間をずらす)ようにしてもよい。なお、画像切替部48は、画像全体を切り替える(つまりページ単位での切り替え)代わりに、選択された部分領域の表示変更(例えば拡大表示やセンタリング表示)や、選択されたオブジェクトの実行などを行うこともできる。オブジェクトの例としては、画像を変色させるもの、画像に動きをあたえるもの、音声出力を行うもの、コメント表示を行うもの、リンク先へジャンプするものなどを挙げることができる。
図2と図3は、広告データベース28に記憶されたデータの例である。図2は、複数の広告クライアント40を管理するデータを表している。ここには、個々の広告クライアント40を一意に識別するためのクライアントIDと、広告クライアント40の設置場所、広告クライアント40へのアクセスに用いられるIPアドレスなどが登録されている。
図3は、広告クライアント40に表示させる広告を登録したデータを表している。ここには、個々の広告画像を一意に識別するための広告IDと、その広告画像が格納されたURLが記されている。すなわち、ここでは、htmlの方式に従って、webページとしての広告画像が用意されている。広告画像の格納先は、広告サーバ20内、あるいは、広告クライアント40内であってもよいし、外部の装置であってもよい。また、広告画像は、ここでの例のように、当初は非画像形式(マークアップ言語やベクトル形式など)で作られ、表示にあたって画像化されるものであってもよいが、当初から画像形式(ビットマップ形式など)で作られていてもよい。もちろん、当初から画像形式で作られていても、表示にあたって画像形式の変更や補間処理などが必要となることもある。また、広告画像は、静止画像であっても動画像であってもよいことはいうまでもない。
続いて、広告システム10における処理の流れを説明する。広告サーバ20の管理者は、まず、広告クライアント40の登録や、広告クライアント40に表示させる広告の登録を行う。これにより、図2や図3に示したようなデータが広告データベース28に設定される。そして、スケジュール設定部24は、管理者からの指示、あるいは、予めプログラミングされた指示に従い、初期における広告スケジュールの設定を行う。
図4は、広告サーバ20のスケジュール設定部24が設定するスケジュールの例を模式的に示した図である。この例では、広告A乃至Eの表示時間は、それぞれ全表示時間の20%に設定されている。制御部26では、このスケジュールと、図2,図3に示したデータとを参照して、広告クライアント40に各広告画像を均等に切り替えて表示するように指示する。そして、広告クライアント40では、広告サーバ20からの指示に基づき、必要に応じて外部装置から広告画像を取得した後、表示部42に広告画像を表示する。
図5は、広告クライアント40の例を示す模式図である。広告クライアント40は、液晶ディスプレイからなる大型の表示部42を備えており、表示部42の表面にはタッチパネル型入力装置が作られている。また、広告クライアント40には、表示される広告画像と連動した音声出力を行うスピーカ60が設けられている。
図示した例では、表示部42の上部から中央付近にかけては、広告Cが主たる広告として表示されている。そして、表示部42の下部付近には、切り替え対象となる広告D,E,A,Bのサムネイルが、表示順に並べられている。すなわち、一定時間間隔(例えば15秒)毎に、広告C,D,E,A,B,C,...というように、主たる表示が切り替えられる。一般的には、広告画像の表示は、一つのみを大きく表示すれば十分であることが多い。しかし、このように、複数の広告画像を表示することで、観衆に対し、表示スケジュールについての見通しを与えたり、表示対象となる広告画像群の簡単な紹介をしたりすることが可能となる。
広告の視聴者70は、図示したようにタッチパネル入力装置に触れることで、切り替え画像をポイントすることができる。この場合には、広告クライアント40の観者入力受付部44がこの入力を受け付け、画像切替部48が指示された画像を主たる広告画像として表示する。例えば、広告Cを表示している間に、広告Eが選択されると、広告Cの表示が中止され、広告Eが主たる広告画像として表示される。広告Eが一定時間表示された後の表示順番は様々に設定可能であるが、例えば、広告C,Eの表示をあとにして、広告D,A,B,C,E,...のように設定することが考えられる。
なお、図示したこのようなサムネイル表示の代わりに、現画像をキャンセルする記号(例えば「×」マーク)や前画像や後画像への移動を示す記号(例えば「<」マークや「>」マーク)を表示したり、広告画像のタイトルを示したリストを表示したりしてもよい。このような表示であっても、観衆に好みの広告画像を選択させることが可能である。
観衆が広告を選択した結果は、広告サーバ20のログデータベース30に格納され、スケジュール設定部24によって集計される。スケジュール設定部24は、全データを通算して集計を行うことも可能であるが、例えば、時間帯別、曜日別、広告クライアント40の設置箇所別などの諸条件に従って集計を行うこともできる。
図6に示したグラフは、ある期間における集計結果を示している。横軸は広告の種別であり、左縦軸は各広告が選択されたポイント回数、右縦軸は累積比率を表している。この例では、広告Bは約1000回、広告Cは約400回、広告Aは約150回、広告Eは約100回、広告Dは約0回、それぞれポイントされている。つまり、広告B,C,A,E,Dのポイントの割合は、それぞれ60,25,10,5,0%程度である。
スケジュール設定部24は、こうした集計結果に基づいて、スケジュールの再設定を行う。図7は、再設定の一例を示す図である。この例では、広告の表示時間を、図6の例におけるポイント割合に基づいて設定している。具体的には、広告B,C,A,Eに割り当てられる表示時間は、それぞれ60,25,10,5%であり、広告Dの表示は中止されている。このように、観衆のポイントの履歴、言い換えれば、広告クライアント40における表示の履歴に基づいて、求める広告の露出を定めることで、注目された広告が一層の注目されるようになる。ただし、ポイントされなかった広告Dにもある程度の時間を割り当てるなど、ポイント回数以外の要素を考慮してスケジュールを定めるようにしてもよい。
図8は、図5に対応する図であり、図7のスケジュールに基づいて、広告クライアント40に広告画像の表示が行われる様子を示している。図示した例では、ちょうど広告Cが主たる広告画像として表示されている。また、表示部42の下部には広告B,A,Dのサムネイルが、表示待ち画像として表示されている。ただし、各広告の表示回数は図7に示した比率となるように設定されるため、表示待ち画像が順番に表示されるわけではない。図8では、広告Bのサムネイルに対し、「売れてます」の文字が表示されている。これは、広告Bが最も多くポイントされていることを観衆に伝え、観衆の一層の注目を得ることを狙ってなされた表示である。このような表示は、広告Bが主たる広告画像として表示されている場合に行っても良い。また、音声を通じて、注目の度合いを伝達することも有効であろう。
スケジュールの再設定は何度でも行うことができる。この場合には、観衆からのポイントは、表示時間の長い広告ほど増える可能性があるし、表示時間が短くあまり表示されない広告に集まる可能性もある。そこで、例えば、単位表示時間あたりのポイント回数に基づいて次の表示時間を定めるなど、各広告の表示時間を考慮した補正を行って、次の表示時間を定めることも有効であると考えられる。
また、上述の例では、一回の表示時間は変えずに表示回数を多くすることで、全表示時間を長くしたが、一回の表示時間を長くするようにしてもよいであろう。あるいは、全表示時間を変更する代わりに、または、表示時間の変更に加えて、表示サイズや表示位置を変更することも有効であろう。
図9は、図5に対応する図であり、広告クライアント40に広告画像を表示する別の例を示している。この例では、広告A,B,C,Dの四つの広告が均等な大きさで、表示部42に表示されている。各表示位置は、例えば、定期的に時計回りに回転され(広告Aは、図における広告B,D,Cの位置に順次移動する)、表示位置による注目度の差が発生しないように配慮されている。そして、各広告は、観衆の注目をひくように、定期的に全面表示される。また、観衆により、例えば、広告Aがポイントされた場合には、その広告Aが一時的に、表示部42に全面表示されることになる。
図10は、図8に対応する図であり、図9に示した各広告に均等なスケジュールが、ポイント回数に基づいて変更された後の表示例を示している。この例では、最もポイントされた回数の多い広告Bが、表示部42の上部から中央部にかけて大きく表示されており、次にポイント回数の多い広告Cが、表示部42の左下部に比較的大きく表示されている。これに対し、ポイント回数の少なかった広告A,Dは、表示部42の右下部に小さく表示されている。つまり、この例では、全面表示を待つ状態における各広告の表示の大きさが、ポイント回数に応じて定められている。
なお、以上の例では、観衆は広告画像をページ単位で選択(ポイント)する態様について示した。しかし、このようなページビューに基づくスケジュール変更の他に、広告画像内中の部分領域や、部分領域に埋め込まれたオブジェクトへのポイントに基づいてスケジュール変更を行っても良い。具体的には、多くポイントされた部分領域を拡大表示する態様や、表示部の中央付近に表示する態様を挙げることができる。多くポイントされたオブジェクトの実行結果を優先して表示することも有効であろう。
また、観衆によるポイント結果を、表示スケジュールの変更以外に使用することも可能である。例えば、注目を浴びた広告と、その時間帯、曜日、地域などを集計することで、マーケティング戦略に役立てることが可能となる。
以上の説明では、不特定多数向けに広告画像を表示するシステムを例示した。しかし、本発明はこれ以外にも様々に適用可能であり、例えば、表示対象を社内や組織内の特定多数とすることも可能である。また、例えば、ニュース画像や広報画像など、広告画像以外の画像の表示にも適用することができる。
本実施の形態にかかる広告システムの概略的構成を示すブロック図である。 広告クライアントの所在を設定したデータの例である。 広告画像を登録したデータの例である。 表示スケジュールの設定例を示す図である。 広告画像の表示例を示す図である。 広告画像に対するポイント結果を集計した例である。 表示スケジュールの再設定例を示す図である。 再設定後における広告画像の表示例を示す図である。 広告画像の別の表示例を示す図である。 再設定後における広告画像の別の表示例を示す図である。
符号の説明
10 広告システム、20 広告サーバ、22 表示部、24 スケジュール設定部、26 制御部、28 広告データベース、30 ログデータベース、40 広告クライアント、42 表示部、44 観者入力受付部、46 制御部、48 画像切替部、50 インターネット、60 スピーカ、70 視聴者。

Claims (15)

  1. スケジュールに従って、表示対象画像を表示端末に表示する表示手段と、
    表示端末からの変更指示入力を受け付けて、表示対象画像を変更する表示対象画像変更手段と、
    表示端末からの変更指示入力の履歴を評価し、その評価結果に基づいて前記表示手段が従うスケジュールを変更するスケジュール変更手段と、
    を備える画像表示システム。
  2. 前記スケジュール変更手段は、前記表示対象画像変更手段による変更後の表示対象画像が優先表示されるようにスケジュールを変更することを特徴とする請求項1記載の画像表示システム。
  3. 前記優先表示は、表示回数または表示時間を変更するように行われることを特徴とする請求項2記載の画像表示システム。
  4. 前記優先表示は、表示サイズ、または表示位置を変更するように行われることを特徴とする請求項2記載の画像表示システム。
  5. 前記優先表示される表示対象画像の優先度の高さ、または注目度の高さを知らせる出力を行う出力手段を備えることを特徴とする請求項2記載の画像表示システム。
  6. 前記スケジュール変更手段は、集計条件を満たす一部の変更指示入力の履歴を評価することを特徴とする請求項1記載の画像表示システム。
  7. 前記集計条件は、集計対象となる日または時間を限定する条件であることを特徴とする請求項6記載の画像表示システム。
  8. 前記表示手段は、複数の表示端末に表示を行い、
    前記表示対象画像変更手段は、前記複数の各表示端末への変更指示入力を受け付けて、その表示端末における表示対象画像を変更し、
    前記集計条件は、集計対象となる表示端末を限定する条件であり、
    前記スケジュール変更手段は、集計対象となった表示端末に対するスケジュールを変更することを特徴とする請求項6記載の画像表示システム。
  9. 前記変更指示入力は、表示対象画像のページを単位としてなされ、
    前記スケジュール変更手段は、表示対象画像のページを単位としてスケジュールを変更することを特徴とする請求項1記載の画像表示システム。
  10. 前記変更指示入力は、表示対象画像の部分領域を単位としてなされ、
    前記スケジュール変更手段は、表示対象画像の部分領域を単位としてスケジュールを変更することを特徴とする請求項1記載の画像表示システム。
  11. 前記変更指示入力は、表示対象画像に埋め込まれたオブジェクトに対する操作であり、
    前記スケジュール変更手段は、表示対象画像に埋め込まれたオブジェクトを単位としてスケジュールを変更することを特徴とする請求項1記載の画像表示システム。
  12. 前記スケジュール変更手段により変更されたスケジュールを、当初のスケジュールに再設定する再設定手段を備えることを特徴とする請求項1記載の画像表示システム。
  13. 前記スケジュールに新たな表示対象画像を加えるように、または、ある表示対象画像を前記スケジュールから外すように、前記スケジュールを再設定する再設定手段を備えることを特徴とする請求項1記載の画像表示システム。
  14. 表示端末に対し、スケジュールに基づいて表示対象画像の表示を指示する指示手段と、
    表示端末への変更指示入力情報を取得する取得手段と、
    取得した変更指示入力情報を評価し、前記指示手段が基づくスケジュールを変更するスケジュール変更手段と、
    を備える画像表示サーバ。
  15. 表示端末を備えたコンピュータシステムに対し、
    スケジュールに従って、表示対象画像を表示端末に表示する表示手順と、
    表示端末からの変更指示入力を受け付けて、表示対象画像を変更する表示対象画像変更手順と、
    表示端末からの変更指示入力を評価し、その評価結果に基づいて表示手順が従うスケジュールを変更するスケジュール変更手順と、
    を実行させる制御プログラム。
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