JP4671933B2 - 情報提供用端末装置、情報提供プログラム、および情報提供方法 - Google Patents

情報提供用端末装置、情報提供プログラム、および情報提供方法 Download PDF

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本発明は情報提供用端末装置、情報提供プログラム、および情報提供方法に関し、特にあらかじめ設定されたスケジュールに基づく複数の情報の一部を操作入力に応じてコンピュータにより選択的に表示する情報提供用端末装置、情報提供プログラム、および情報提供方法に関する。
現在、公共施設や店舗など大勢の人が集まる場所で、大画面ディスプレイを使った情報提供サービスが行われている。大画面ディスプレイを用いた情報表示システムは、表示される情報が一方的かつ画一的なものとなる。また、情報量が多く、利用者が自分に必要な情報を見つけにくいという問題もある。
そこで、公共施設などにインタラクティブな操作によって利用者に必要な情報を提供する端末装置が置かれることがある。このような端末装置では、利用者からの操作入力で指定された情報が画面に表示される。これにより、利用者は、自分に必要な情報を容易に見つけ出すことができる。
このようなインタラクティブな操作ができる端末装置は、利用者が操作していない間は待ち受け画面となっていることが多い。待ち受け画面は、固定の画面とは限らず、所定のスケジュールに従って切り替えることもできる。たとえば、レストラン街に設置された端末装置であれば、昼食時になると各レストランのランチメニューを紹介する画面を表示し、夕方になるとディナーメニューを紹介する画面を表示する。
ただし、利用者が操作している最中に表示内容の変更時刻なり表示内容が変更されてしまうと、利用者の意図していない情報が表示され混乱を招く。そこで、利用者の入力操作中は、スケジュールに設定された時刻になっても画面更新を抑制する技術が考えられている(特許文献1参照)。
特開2005−181733号公報
しかし、上記特許文献1の技術では、ユーザの操作が終了するまで画面更新が抑制されてしまい、スケジュール通りの画面に移行できないという問題がある。すなわち、利用者が操作している間であっても、出来る限りスケジュールに従って更新されることが望ましい。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、利用者が操作中であっても、スケジュールに従ったコンテンツの更新を利用者に違和感を与えずに行うことができる情報提供用端末装置、情報提供プログラム、および情報提供方法を提供することを目的とする。
第1の発明では上記課題を解決するために、図1に示すようなあらかじめ設定されたスケジュールに基づく複数の情報の一部を操作入力に応じて選択的に表示する情報提供用端末装置が提供される。表示コンテンツ記憶手段1は、複数設けられたコンテンツ枠ごとに、コンテンツ枠内に表示する表示コンテンツを記憶する。グループ情報記憶手段2は、同一のグループに属する複数のコンテンツ枠を記憶する。現時刻コンテンツ記憶手段3は、コンテンツ枠ごとに、スケジュールにおいて現時刻の表示対象として指定されている現時刻コンテンツを記憶する。コンテンツ収集手段4は、コンテンツ更新時刻があらかじめ定義されており、コンテンツ枠ごとに、次のコンテンツ更新時刻における表示対象としてスケジュールで指定されている現時刻コンテンツを収集し、コンテンツ更新時刻に達すると、収集した現時刻コンテンツをコンテンツ枠に対応付けて現時刻コンテンツ記憶手段3に格納する。表示コンテンツ枠決定手段5は、操作入力に応答して、複数のコンテンツ枠の中から表示対象の表示コンテンツ枠を決定する。コンテンツ更新手段6は、コンテンツ更新時刻に達すると、その後に新たに表示対象となる追加コンテンツ枠ごとに、グループ情報記憶手段2を参照して追加コンテンツ枠と同一グループに属するコンテンツ枠を検出し、検出したコンテンツ枠の全てが現在表示対象でなければ、現時刻コンテンツ記憶手段3内の表示対象となるコンテンツ枠と同一グループのコンテンツ枠それぞれに対応する現時刻コンテンツによって表示コンテンツ記憶手段1内の表示コンテンツを更新する。表示手段7は、表示コンテンツ枠に対応する表示コンテンツを表示コンテンツ記憶手段1から取得して画面に表示させる。
このような情報提供用端末装置によれば、コンテンツ収集手段4により、コンテンツ枠ごとに、次のコンテンツ更新時刻における表示対象としてスケジュールで指定されている現時刻コンテンツが収集され、コンテンツ更新時刻に達すると、収集した現時刻コンテンツがコンテンツ枠に対応付けて現時刻コンテンツ記憶手段3に格納される。また、操作入力に応答して、表示コンテンツ枠決定手段5により、複数のコンテンツ枠の中から表示対象の表示コンテンツ枠が決定される。コンテンツ更新時刻に達すると、コンテンツ更新手段6により、その後に新たに表示対象となる追加コンテンツ枠ごとに、追加コンテンツ枠と同一グループに属するコンテンツ枠が検出され、検出されたコンテンツ枠の全てが現在表示対象でなければ、現時刻コンテンツ記憶手段3内の表示対象となるコンテンツ枠と同一グループのコンテンツ枠それぞれに対応する現時刻コンテンツによって表示コンテンツ記憶手段1内の表示コンテンツが更新される。そして、表示手段7により、表示コンテンツ枠に対応する表示コンテンツが画面に表示される。
第2の発明では、上記課題を解決するために、あらかじめ設定されたスケジュールに基づく複数の情報の一部を操作入力に応じて選択的に表示する情報提供用端末装置において、複数設けられたコンテンツ枠ごとに、前記コンテンツ枠内に表示する表示コンテンツを記憶する表示コンテンツ記憶手段と、前記コンテンツ枠ごとに、前記スケジュールにおいて現時刻の表示対象として指定されている現時刻コンテンツを記憶する現時刻コンテンツ記憶手段と、コンテンツ更新時刻があらかじめ定義されており、前記コンテンツ枠ごとに、次の前記コンテンツ更新時刻における表示対象として前記スケジュールで指定されている前記現時刻コンテンツを収集し、前記コンテンツ更新時刻に達すると、収集した前記現時刻コンテンツを前記コンテンツ枠に対応付けて前記現時刻コンテンツ記憶手段に格納するコンテンツ収集手段と、操作入力に応答して、複数の前記コンテンツ枠の中から表示対象の表示コンテンツ枠を決定する表示コンテンツ枠決定手段と、前記コンテンツ更新時刻に達すると、前記表示コンテンツ枠を更新前コンテンツ領域と現時刻コンテンツ領域とに分割し、前記表示コンテンツ枠全体が前記現時刻コンテンツ領域となるまで前記現時刻コンテンツ領域を時間経過と共に拡大し、操作入力により前記更新前コンテンツ領域が選択されると前記表示コンテンツ枠全体を前記更新前コンテンツ領域とし、操作入力により前記現時刻コンテンツ領域が選択されると前記表示コンテンツ枠全体を前記現時刻コンテンツ領域とする表示領域制御手段と、前記表示コンテンツ枠内の全てが前記更新後コンテンツ領域となると、前記現時刻コンテンツ記憶手段内の表示対象となる前記表示コンテンツ枠に対応する前記現時刻コンテンツによって前記表示コンテンツ記憶手段内の前記表示コンテンツを更新するコンテンツ更新手段と、前記表示コンテンツ枠に対応する前記表示コンテンツを前記表示コンテンツ記憶手段から取得して画面に表示させ、コンテンツ枠が前記更新前コンテンツ領域と前記現時刻コンテンツ領域とに分割されたときは、前記表示コンテンツ枠に対応付けて前記表示コンテンツ記憶手段に格納された前記表示コンテンツを前記更新前コンテンツ領域に表示し、前記表示コンテンツ枠に対応付けて前記現時刻コンテンツ記憶手段に格納された前記現時刻コンテンツを前記現時刻コンテンツ領域に表示する表示手段と、を有することを特徴とする情報提供用端末装置が提供される。
このような情報提供用端末装置によれば、コンテンツ収集手段により、コンテンツ枠ごとに、次の前記コンテンツ更新時刻における表示対象として前記スケジュールで指定されている前記現時刻コンテンツが収集され、前記コンテンツ更新時刻に達すると、収集した前記現時刻コンテンツがコンテンツ枠に対応付けて前記現時刻コンテンツ記憶手段に格納される。また、表示コンテンツ枠決定手段により、操作入力に応答して、複数の前記コンテンツ枠の中から表示対象の表示コンテンツ枠を決定される。前記コンテンツ更新時刻に達すると、表示領域制御手段により、前記表示コンテンツ枠が更新前コンテンツ領域と現時刻コンテンツ領域とに分割され、前記表示コンテンツ枠全体が前記現時刻コンテンツ領域となるまで前記現時刻コンテンツ領域を時間経過と共に拡大され、操作入力により前記更新前コンテンツ領域が選択されると前記表示コンテンツ枠全体が前記更新前コンテンツ領域とされ、操作入力により前記現時刻コンテンツ領域が選択されると前記表示コンテンツ枠全体が前記現時刻コンテンツ領域とされる。また、前記表示コンテンツ枠内の全てが前記更新後コンテンツ領域となると、コンテンツ更新手段により、前記現時刻コンテンツ記憶手段内の表示対象となる前記表示コンテンツ枠に対応する前記現時刻コンテンツによって前記表示コンテンツ記憶手段内の前記表示コンテンツが更新される。そして、表示手段により、前記表示コンテンツ枠に対応する前記表示コンテンツが画面に表示され、コンテンツ枠が前記更新前コンテンツ領域と前記現時刻コンテンツ領域とに分割されたときは、前記表示コンテンツ枠に対応付けられた表示コンテンツが前記更新前コンテンツ領域に表示され、前記表示コンテンツ枠に対応付けられた現時刻コンテンツが前記現時刻コンテンツ領域に表示される。
第3の発明では、上記課題を解決するために、あらかじめ設定されたスケジュールに基づく複数の情報の一部を操作入力に応じて選択的に表示するための情報提供プログラムにおいて、コンピュータを、複数設けられたコンテンツ枠ごとに、前記コンテンツ枠内に表示する表示コンテンツを記憶する表示コンテンツ記憶手段、同一のグループに属する複数の前記コンテンツ枠を記憶するグループ情報記憶手段、前記コンテンツ枠ごとに、前記スケジュールにおいて現時刻の表示対象として指定されている現時刻コンテンツを記憶する現時刻コンテンツ記憶手段、コンテンツ更新時刻があらかじめ定義されており、前記コンテンツ枠ごとに、次の前記コンテンツ更新時刻における表示対象として前記スケジュールで指定されている前記現時刻コンテンツを収集し、前記コンテンツ更新時刻に達すると、収集した前記現時刻コンテンツを前記コンテンツ枠に対応付けて前記現時刻コンテンツ記憶手段に格納するコンテンツ収集手段、操作入力に応答して、複数の前記コンテンツ枠の中から表示対象の表示コンテンツ枠を決定する表示コンテンツ枠決定手段、前記コンテンツ更新時刻に達すると、その後に新たに表示対象となる追加コンテンツ枠ごとに、前記グループ情報記憶手段を参照して前記追加コンテンツ枠と同一グループに属する前記コンテンツ枠を検出し、検出した前記コンテンツ枠の全てが現在表示対象でなければ、前記現時刻コンテンツ記憶手段内の表示対象となる前記コンテンツ枠と同一グループの前記コンテンツ枠それぞれに対応する前記現時刻コンテンツによって前記表示コンテンツ記憶手段内の前記表示コンテンツを更新するコンテンツ更新手段、表示対象のコンテンツ枠に対応するコンテンツを前記表示コンテンツ記憶手段から取得して画面に表示させる表示手段、として機能させるための情報提供プログラムが提供される。
第4の発明では、上記課題を解決するために、あらかじめ設定されたスケジュールに基づく複数の情報の一部を操作入力に応じてコンピュータにより選択的に表示するための情報提供方法において、コンテンツ収集手段が、コンテンツ更新時刻があらかじめ定義されており、複数設けられたコンテンツ枠ごとに、次の前記コンテンツ更新時刻における表示対象として前記スケジュールで指定されている現時刻コンテンツを収集し、前記コンテンツ更新時刻に達すると、収集した前記現時刻コンテンツを前記コンテンツ枠に対応付けて現時刻コンテンツ記憶手段に格納し、表示コンテンツ枠決定手段が、操作入力に応答して、複数の前記コンテンツ枠の中から表示対象の表示コンテンツ枠を決定し、コンテンツ更新手段が、前記コンテンツ更新時刻に達すると、その後に新たに表示対象となる追加コンテンツ枠ごとに、同一のグループに属する複数の前記コンテンツ枠を記憶するグループ情報記憶手段を参照して前記追加コンテンツ枠と同一グループに属する前記コンテンツ枠を検出し、検出した前記コンテンツ枠の全てが現在表示対象でなければ、前記現時刻コンテンツ記憶手段内の表示対象となる前記コンテンツ枠と同一グループの前記コンテンツ枠それぞれに対応する前記現時刻コンテンツによって、表示コンテンツ記憶手段内の前記コンテンツ枠ごとの表示コンテンツを更新し、表示手段が、前記表示コンテンツ枠に対応する前記表示コンテンツを前記表示コンテンツ記憶手段から取得して画面に表示させる、を有することを特徴とする情報提供方法が提供される。
第1,第3,第4の発明では、同一グループの属するコンテンツ枠が全て非表示の場合に、新たに表示されるコンテンツ枠に対応する表示コンテンツを更新するようにしたため、利用者に違和感を与えることなく操作中の画面に表示されるコンテンツを更新することができる。
第2の発明では、表示コンテンツ枠内に現時刻コンテンツを表示するための現時刻コンテンツ領域を設け、その領域を時間経過と共に拡大すると共に、操作入力に応じて、更新前のコンテンツまたは現時刻コンテンツに直ぐに更新するようにしたため、利用者に違和感を与えることなく操作中の画面に表示されるコンテンツを更新することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、発明の概要を示す図である。本発明に係る情報提供用端末装置は、表示コンテンツ記憶手段1、グループ情報記憶手段2、現時刻コンテンツ記憶手段3、コンテンツ収集手段4、表示コンテンツ枠決定手段5、コンテンツ更新手段6、および表示手段7を有している。
表示コンテンツ記憶手段1は、複数設けられたコンテンツ枠ごとに、コンテンツ枠内に表示する表示コンテンツを記憶する。
グループ情報記憶手段2は、同一のグループに属する複数のコンテンツ枠を記憶する。
現時刻コンテンツ記憶手段3は、コンテンツ枠ごとに、スケジュールにおいて現時刻の表示対象として指定されている現時刻コンテンツを記憶する。
コンテンツ収集手段4は、コンテンツ更新時刻があらかじめ定義されており、コンテンツ枠ごとに、次のコンテンツ更新時刻における表示対象としてスケジュールで指定されている現時刻コンテンツを収集する。たとえば、ネットワークで接続されたサーバ8から、スケジュールに沿ったコンテンツの提供を受ける。さらに、コンテンツ収集手段4は、コンテンツ更新時刻に達すると、収集した現時刻コンテンツをコンテンツ枠に対応付けて現時刻コンテンツ記憶手段3に格納する。
表示コンテンツ枠決定手段5は、操作入力に応答して、複数のコンテンツ枠の中から表示対象の表示コンテンツ枠を決定する。たとえば、表示コンテンツ枠決定手段5は、画面表示される表示領域よりも広い領域にコンテンツ枠を配置させており、画面のスクロールを指示する操作入力が行われると、表示領域をスクロールさせることで表示されるコンテンツ枠および画面から消去されるコンテンツ枠を決定する。
コンテンツ更新手段6は、コンテンツ更新時刻に達すると、その後に新たに表示対象となる追加コンテンツ枠ごとに、グループ情報記憶手段2を参照して追加コンテンツ枠と同一グループに属するコンテンツ枠を検出する。さらに、コンテンツ更新手段6は、検出したコンテンツ枠の全てが現在表示対象でなければ、現時刻コンテンツ記憶手段3内の表示対象となるコンテンツ枠と同一グループのコンテンツ枠それぞれに対応する現時刻コンテンツによって表示コンテンツ記憶手段1内の表示コンテンツを更新する。
表示手段7は、表示コンテンツ枠に対応する表示コンテンツを表示コンテンツ記憶手段1から取得して画面に表示させる。
このような情報提供用端末装置によれば、コンテンツ収集手段4により、コンテンツ枠ごとに、次のコンテンツ更新時刻における表示対象としてスケジュールで指定されている現時刻コンテンツが収集される。その後、コンテンツ更新時刻に達すると、コンテンツ収集手段4により、収集した現時刻コンテンツがコンテンツ枠に対応付けて現時刻コンテンツ記憶手段3に格納される。また、操作入力に応答して、表示コンテンツ枠決定手段5により、複数のコンテンツ枠の中から表示対象の表示コンテンツ枠が決定される。コンテンツ更新時刻に達すると、コンテンツ更新手段6により、その後に新たに表示対象となる追加コンテンツ枠ごとに、追加コンテンツ枠と同一グループに属するコンテンツ枠が検出される。そして、コンテンツ更新手段6により、検出されたコンテンツ枠の全てが現在表示対象でなければ、現時刻コンテンツ記憶手段3内の表示対象となるコンテンツ枠と同一グループのコンテンツ枠それぞれに対応する現時刻コンテンツによって表示コンテンツ記憶手段1内の表示コンテンツが更新される。そして、表示手段7により、表示コンテンツ枠に対応する表示コンテンツが画面に表示される。
このようにして、利用者に違和感を与えることなく操作中の画面に表示されるコンテンツを更新することができる。
ところで、あらかじめ設定されたスケジュールに基づく複数の情報の一部を操作入力に応じて選択的に表示する情報提供用端末装置は、たとえば、ショッピングモールなどの案内用として利用できる。そこで、ショッピングモールなどに設置された情報提供用端末装置に本発明を適用する場合を例に採り、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図2は、本実施の形態のシステム構成例を示す図である。本実施の形態では、情報提供用端末装置100には、ネットワーク11を介してサーバ200が接続されている。サーバ200には、ネットワーク12を介して複数の端末装置21,22,23が接続されている。
情報提供用端末装置100は、大画面のディスプレイを備え、かつインタラクション機能を備えた据え置き型の情報端末装置である。この情報提供用端末装置100は、たとえば、空港、駅、店舗、街頭などの消費者に密着した現場で、利用者に対して双方向の情報提供を行う。なお、情報提供用端末装置100は、利用者に提供する情報を、スケジュールに沿って変更する。
サーバ200は、情報提供用端末装置100で利用者に提供する情報を、情報提供用端末装置100に対して供給する。また、サーバ200は、情報提供用端末装置100で提供する情報のスケジュール管理も行う。
端末装置21,22,23は、ユーザからの操作入力に応答して、情報提供用端末装置100で提供する情報を構成するコンテンツを、サーバ200に登録する。また、端末装置21,22,23は、ユーザからの操作入力に応答して、登録したコンテンツの提供スケジュールをサーバ200に登録する。
図3は、情報提供用端末装置の外観図である。情報提供用端末装置100は、大画面のディスプレイ111を備えている。このディスプレイ111の表面には、タッチパネルが設けられている。
ディスプレイ111の下には、複数のICカードリーダライタ104が設けられている。ICカードリーダライタ104は、利用者に対してクーポンを提供するためのクーポン情報の送信に利用される。ICカードリーダライタ104は、たとえば、非接触型のICカードリーダライタを用いることができる。複数のICカードリーダライタ104は、ディスプレイ111に表示されるメニューと1対1で対応付けられる。利用者は、選択したいメニューに対応するICカードリーダライタ104にICカードを近づけることで、任意のメニューを選択できる。
ICカードリーダライタ104の下には、人感知センサ107が設けられている。人感知センサ107は、赤外線によって人が接近したことを感知することができる。
人感知センサ107の下には、スピーカ113,114が設けられている。スピーカ113,114からは、情報案内の音声が出力される。
図4は、情報提供用端末装置のハードウェア構成例を示す図である。情報提供用端末装置100は、CPU(Central Processing Unit)101によって装置全体が制御されている。CPU101には、バス110を介してRAM(Random Access Memory)102、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)103、ICカードリーダライタ104、グラフィック処理装置105、入力インタフェース106、人感知センサ107、サウンドカード108、および通信インタフェース109が接続されている。
RAM102には、CPU101に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM102には、CPU101による処理に必要な各種データが格納される。HDD103には、OSやアプリケーションプログラムが格納される。
ICカードリーダライタ104は、ICカード31から情報を読み取り、CPU109に送信する。また、ICカードリーダライタ104は、CPU101からの指示に応じて、ICカード31に情報を書き込む。
グラフィック処理装置105には、ディスプレイ111が接続されている。グラフィック処理装置105は、CPU101からの命令に従って、画像をディスプレイ111の画面に表示させる。
入力インタフェース106には、タッチパネル112が接続されている。タッチパネル112は、ディスプレイ111の表示面に装着されている。入力インタフェース106は、タッチパネル112から送られてくる信号を、バス110を介してCPU101に送信する。
人感知センサ107は、人の接近を感知すると、その旨を示す信号をCPU101に対して送信する。
サウンドカード108にはスピーカ113,114が接続されている。サウンドカード108は、CPU101から指示に従い音声データを電気信号に変換して、スピーカ113,114に対して出力する。スピーカ113,114は、入力された電気信号に基づいて音声を出力する。
通信インタフェース109は、ネットワーク11に接続されている。通信インタフェース109は、ネットワーク11を介して、他のコンピュータとの間でデータの送受信を行う。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。
図5は、本実施の形態に用いるサーバのハードウェア構成例を示す図である。サーバ200は、CPU(Central Processing Unit)201によって装置全体が制御されている。CPU201には、バス208を介してRAM(Random Access Memory)202、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)203、グラフィック処理装置204、入力インタフェース205、および通信インタフェース206が接続されている。
RAM202には、CPU201に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM202には、CPU201による処理に必要な各種データが格納される。HDD203には、OSやアプリケーションプログラムが格納される。
グラフィック処理装置204には、モニタ13が接続されている。グラフィック処理装置204は、CPU201からの命令に従って、画像をモニタ13の画面に表示させる。入力インタフェース205には、キーボード14とマウス15とが接続されている。入力インタフェース205は、キーボード14やマウス15から送られてくる信号を、バス208を介してCPU201に送信する。
通信インタフェース206は、ネットワーク11に接続されている。通信インタフェース206は、ネットワーク11を介して、情報提供用端末装置100との間でデータの送受信を行う。
通信インタフェース207は、ネットワーク12に接続されている。通信インタフェース207は、ネットワーク12を介して、端末装置21,22,23との間でデータの送受信を行う。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。なお、端末装置21,22,23のハードウェア構成は、サーバ200とほぼ同じである。ただし、通信インタフェースは、少なくとも1つ設けられていればよい。なお、以下の説明では、代表として端末装置21を用いた場合を例に採り、本実施の形態における処理を説明する。
図6は、サーバの機能を示すブロック図である。サーバ200は、コンテンツ記憶部210、コンテンツ情報記憶部220、スケジュール表記憶部230、コンテンツ管理部240、およびスケジューラ250を有している。
コンテンツ記憶部210は、情報提供用端末装置100を介して提供すべきコンテンツを記憶するための記憶装置である。たとえば、HDD203の記憶領域の一部がコンテンツ記憶部210として使用される。
コンテンツ情報記憶部220は、コンテンツ記憶部210に格納されたコンテンツに関する管理情報を記憶するための記憶装置である。たとえば、HDD203の記憶領域の一部がコンテンツ情報記憶部220として使用される。コンテンツに関する管理情報とは、各コンテンツを一意に識別するための識別子(コンテンツID)や、そのコンテンツの格納場所などの情報である。
コンテンツ情報は、背景コンテンツ情報管理テーブル221とグループコンテンツ情報管理テーブル222とに分けられる。背景コンテンツ情報管理テーブル221は、表示のスケジュール上、他のコンテンツと無関係に表示できるコンテンツ(主に背景を構成するコンテンツ)を管理するための情報である。グループコンテンツ情報管理テーブル222は、表示時間帯が共通となるべき複数のコンテンツが、1つのグループ(コンテンツグループ)に纏めて管理されている。たとえば、サムネイル画像と、そのサムネイル画像に映されたものの詳細画像とが1つのグループに纏められる。
スケジュール表記憶部230は、スケジュール表231を記憶するための記憶装置である。たとえば、HDD203の記憶領域の一部がスケジュール表記憶部230として使用される。スケジュール表231には、コンテンツごとの表示スケジュールが設定されている。
コンテンツ管理部240は、コンテンツを管理する。具体的には、コンテンツ管理部240は、端末装置21から受信したコンテンツを、コンテンツ記憶部210に格納する。また、コンテンツ管理部240は、端末装置21から送られたコンテンツ情報を、コンテンツ情報記憶部220に格納する。
スケジューラ250は、コンテンツ配信のスケジュール管理を行う。具体的には、スケジューラ250は、端末装置21から要求に応答して、コンテンツの表示スケジュールをスケジュール表記憶部230に格納する。また、スケジューラ250は、情報提供用端末装置100からのコンテンツ枠に対応するコンテンツの取得要求に応答し、その時刻に表示すべきコンテンツを情報提供用端末装置100に送信する。
図7は、背景コンテンツ情報のデータ構造例を示す図である。背景コンテンツ情報管理テーブル221には、「コンテンツ枠ID」、「コンテンツID」、「最終更新日時」、「携帯端末向け素材か?」、「自動更新コンテンツか?」、「操作対象物か?」、「リアルタイム更新コンテンツか?」、「取得URL」などの欄が設けられている。各欄の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられ、1つのコンテンツ情報を構成している。
「コンテンツ枠ID」の欄には、情報提供用端末装置100におけるコンテンツ表示用の矩形の領域(枠)に設定された識別子が設定される。なお、図7の例では、コンテンツ枠ID「1」は、背景を表示するための枠に設定されている。
「コンテンツID」の欄には、背景コンテンツ情報に対応するコンテンツを一意に識別するためのコンテンツIDが設定される。
「最終更新日時」の欄には、背景コンテンツ情報に対応するコンテンツの最終更新日時が設定される。
「携帯端末向け素材か?」の欄には、携帯端末向けのコンテンツか否かを示す情報が設定される。携帯端末向けコンテンツは、情報提供用端末装置100のICカードリーダライタ104を介して利用者の所有する携帯端末に送信するコンテンツである。携帯端末向けコンテンツであれば「YES」、そうでなければ「NO]と設定される。
「自動更新コンテンツか?」の欄には、自動更新コンテンツか否かを示す情報が設定される。自動更新コンテンツとは、スケジュールに従って更新されるコンテンツである。利用者の操作入力があったときにのみ更新されるコンテンツは、自動更新コンテンツではない。自動更新コンテンツであれば「YES」、そうでなければ「NO]と設定される。
「操作対象物か?」の欄には、操作対象となるコンテンツか否かを示す情報が設定される。操作対象となるコンテンツとは、そのコンテンツを利用者が指定したときに、何らかの処理イベントが発生するコンテンツである。たとえば、サムネイル画像のコンテンツは操作対象コンテンツであり、利用者がサムネイル画像を選択すると、対応する詳細画像を表示するための処理イベントが発生する。操作対象物であれば「YES」、そうでなければ「NO]と設定される。
「リアルタイム更新コンテンツか?」の欄には、リアルタイム更新コンテンツか否かを示す情報が設定される。リアルタイム更新コンテンツは、先読み(コンテンツ更新時刻前に情報提供用端末装置100の待機素材バッファに格納すること)せずに、情報提供用端末装置100での表示タイミングで情報提供用端末装置100から取得要求が出力され、サーバ200から情報提供用端末装置100に送信されるコンテンツである。リアルタイム更新コンテンツであれば「YES」、そうでなければ「NO]と設定される。
「取得URL」の欄には、対応するコンテンツが格納された場所、およびコンテンツのファイル名を示すURLが設定される。
図8は、グループコンテンツ情報管理テーブルのデータ構造例を示す図である。グループコンテンツ情報管理テーブル222には、「コンテンツグループID」、「コンテンツ枠ID」、「コンテンツID」、「最終更新日時」、「携帯端末向け素材か?」、「自動更新コンテンツか?」、「操作対象物か?」、「リアルタイム更新コンテンツか?」、「取得URL」などの欄が設けられている。各欄の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられ、コンテンツ情報を構成している。
なお、「コンテンツグループID」以外の欄に設定される情報は、背景コンテンツ情報管理テーブル221の同名の欄と同じである。そこで、「コンテンツグループID」の欄に設定される情報について説明する。
「コンテンツグループID」の欄には、コンテンツのグループを一意に識別するための識別子(コンテンツグループID)が設定される。コンテンツグループIDは、複数のコンテンツ情報に対して関連付けられている。たとえば、コンテンツグループID「1」には、サムネイルのコンテンツ(コンテンツID「12」)、詳細画像のコンテンツ(コンテンツID「15」)、メニュー画面のコンテンツ(コンテンツID「18」)、携帯端末向けコンテンツ(コンテンツID「20」)、およびテロップ用のコンテンツ(コンテンツID「22」)が関連付けられている。
なお、同一グループに属するコンテンツには、情報提供用端末装置100においてあらかじめ同一グループとして定義されているコンテンツ枠IDが設定される。たとえば、図8のコンテンツグループID「1」に属する各コンテンツのコンテンツ枠ID「11」、「12」、「13」、「14」および「15」が同じグループに属することが、あらかじめ情報提供用端末装置100で定義されている。
また、グループコンテンツ情報管理テーブル222内では、別のコンテンツグループに属するコンテンツ情報同士であれば、同一のコンテンツ枠IDを有するコンテンツ情報が複数存在できる。
このような同一グループのコンテンツ情報は、端末装置21に対する操作入力によってサーバ200に登録される。
図9は、コンテンツ情報入力画面を示す図である。コンテンツ情報入力画面40には、複数のテキストボックスが設けられており、各テキストボックスに文字入力を行うことで、コンテンツ情報を入力できる。
たとえば、詳細画像の設定の欄のタイトルと表記されたテキストボックス41には、コンテンツグループに関するタイトルが入力される。また、詳細画像の設定の欄の画像ファイルと表記されたテキストボックス42には、詳細画像を示す画像ファイルが格納された場所、および画像ファイルのファイル名が入力される。また、サムネイルの設定の欄の画像ファイルと表記されたテキストボックス43には、詳細画像を示す画像ファイルが格納された場所、および画像ファイルのファイル名が入力される。
携帯電話向けコンテンツの設定の欄のクーポンサービスと表記されたボタン44は、クーポン情報を設定するためのボタンである。このボタン44が押下されると、クーポンデータ入力画面45が表示される。
クーポンデータ入力画面45には、URLやデータ入力用のテキストボックスが設けられている。各テキストボックスは、利用者の携帯電話送信されるクーポン情報46の所定の領域と対応付けられている。URLのテキストボックスには、クーポンの詳細情報を取得するためのURLが入力される。入力されたURLは、クーポン情報46の「詳細」と表記されたボタン44が押下されたときのリンク先として設定される。また、「Category Icon」と表記されたテキストボックスには、提供されるサービスのカテゴリを表すアイコンの識別情報が入力される(この例では、レストランを示すアイコン)。
図10は、スケジュール表のデータ構造例を示す図である。スケジュール表231には、「コンテンツID」と「スケジュール」の欄が設けられている。各欄の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられ、コンテンツに対するスケジュールを示している。
「コンテンツID」の欄には、コンテンツの識別子が設定される。「スケジュール」の欄には、コンテンツを情報提供用端末装置100に表示させる時間帯を示す情報が設定される。たとえば、休日と設定されていれば、土曜日と日曜日(その他祝祭日も含む)に該当するコンテンツが情報提供用端末装置100に表示される。また、昼と設定されていれば、毎日の昼食時(11時から15時)に該当するコンテンツが情報提供用端末装置100に表示される。スケジュールがデフォルトと設定されていれば、該当するコンテンツ(デフォルトコンテンツ)は全ての時間帯が表示対象であることを示している。
なお、スケジュールで指定された時間帯には、優先順位が設けられる。優先順位とは、同じコンテンツ枠IDに対して複数のコンテンツの表示時間帯が重複したとき、優先的に表示すべきコンテンツの判断基準となる。たとえば、「昼用コンテンツ>休日用コンテンツ>デフォルトコンテンツ」(左に記載したコンテンツほど優先順位が高い)という順で優先順が設定される。
また、同一のグループに属する各コンテンツに対しては、同じ時間帯に表示されるようにスケジュールが設定される。
以上のような構成のサーバ200により、情報提供用端末装置100からの要求に応じて、コンテンツ時刻に表示させるべきコンテンツを随時、情報提供用端末装置100に提供することができる。
次に、情報提供用端末装置100の機能について説明する。
図11は、情報提供用端末装置の機能を示すブロック図である。情報提供用端末装置100は、待機コンテンツバッファ121、現時刻コンテンツバッファ122、表示コンテンツ記憶部123、コンテンツ情報記憶部130、素材収集部140、状態管理部150、メニュー管理部160、レイアウト管理部170、入出力制御部180、および表示制御部190を有している。
待機コンテンツバッファ121は、先読み処理によって取得されたコンテンツを記憶する記憶領域である。現時刻コンテンツバッファ122は、スケジュールに基づいて現在の時刻に表示すべきコンテンツを記憶する領域である。表示コンテンツ記憶部123は、ディスプレイ111に表示されているコンテンツを記憶する記憶領域である。たとえば、RAM102の記憶領域の一部が、待機コンテンツバッファ121、現時刻コンテンツバッファ122、および表示コンテンツ記憶部123として使用される。なお、表示コンテンツ記憶部123には、コンテンツ枠IDごとに1つずつのコンテンツが格納されている。
コンテンツ情報記憶部130は、取得したコンテンツに関するコンテンツ情報を記憶する記憶領域である。たとえば、RAM102の記憶領域の一部が、コンテンツ情報記憶部130として使用される。コンテンツ情報記憶部120には、表示コンテンツ情報テーブル131、現時刻コンテンツ情報テーブル132、および待機コンテンツ情報テーブル133が設けられる。表示コンテンツ情報テーブル131は、表示コンテンツ記憶部123に格納されているコンテンツに関するコンテンツ情報が登録される。現時刻コンテンツ情報テーブル132には、現時刻コンテンツバッファ122に格納されたコンテンツに関するコンテンツ情報が登録される。待機コンテンツ情報テーブル133には、待機コンテンツバッファ121に格納されたコンテンツに関するコンテンツ情報が登録される。
素材収集部140は、定期的にサーバ200から次のスケジュールに従って更新されることが望ましい。に表示すべきコンテンツを取得する。たとえば、5分ごとにコンテンツを更新する場合、素材収集部140は、5分ごとに、現時刻の五分後に表示すべきコンテンツをサーバ200から取得する。10時に表示するコンテンツであれば、9時55分に該当コンテンツをサーバ200から取得する。取得したコンテンツは、待機コンテンツバッファ121に格納される。また、素材収集部140は、コンテンツ更新時刻になると、待機コンテンツバッファ121内のコンテンツを、そのコンテンツ枠IDに応じた現時刻コンテンツバッファ122内の領域に上書きでコピーする。
状態管理部150は、表示制御部190から現時刻コンテンツバッファ122から表示コンテンツ記憶部123へのコンテンツの転送状況を取得し、コンテンツ情報記憶部130内のコンテンツ情報を更新する。また、状態管理部150は、表示制御部190からの要求に応じて、コンテンツ情報を渡す。
メニュー管理部160は、画面の状況に応じて表示するメニュー項目を管理する。たとえば、店舗の案内情報の詳細が表示されているときは、その店舗のクーポン情報を取得するためのメニュー(「クーポンゲット」と表記されたボタン)が表示されるように制御する。
レイアウト管理部170は、コンテンツ枠の配置を管理する。たとえば、レイアウト管理部170は、待機画面では、不規則に動的に動くように配置されていたコンテンツ枠を、利用者が近づいたタイミングで整列させるといった制御を行う。また、レイアウト管理部170は、現在表示対象となっているコンテンツ枠の配置情報を表示制御部190に通知する。
入出力制御部180は、タッチパネル112、ICカードリーダライタ104、人感知センサ107からの入力を制御する入出力制御部180は、入力された信号に応じた情報(人の接近、タッチパネル112の任意の位置の接触、ICカードの検出など)を表示制御部190に伝える。
表示制御部190は、入出力制御部180からの情報に応じて、表示状態を決定する。たとえば、表示制御部190は、入出力制御部180から人の接近やタッチパネル112の操作を示す情報が一定時間以上入力されなければ、待機状態と判断する。待機状態であれば、表示制御部190は、レイアウト管理部170から待機状態のコンテンツ枠の配置情報を取得する。次に、表示制御部190は、取得した配置情報に従ってコンテンツ枠を配置すると共に、そのコンテンツ枠に対応するコンテンツを表示コンテンツ記憶部123から取得してコンテンツ枠内に配置する。そして、表示制御部190は、コンテンツを含むコンテンツ枠の画像を生成し、ディスプレイ111に表示させる。
また、表示制御部190は、表示状態に応じて、現時刻コンテンツバッファ122から表示コンテンツ記憶部123へのコンテンツのコピーのタイミングを制御する。たとえば、待ち受け状態のときは、コンテンツ更新時刻になると、表示制御部190は、現時刻コンテンツバッファ122内のすべてのコンテンツを、そのコンテンツのコンテンツ枠IDに対応する表示コンテンツ記憶部123内の記憶領域に、上書きでコピーする。
利用者が操作中の場合、表示制御部190は、コンテンツ更新時刻において、表示コンテンツ記憶部123内の表示中のコンテンツ、およびそのコンテンツと同じグループのコンテンツについては、該当するコンテンツのコンテンツ枠IDに対応するコンテンツのコピーは行わない。なお、表示制御部190には、同一グループのコンテンツが設定されるコンテンツ枠IDの集合があらかじめ定義されている。たとえば、コンテンツ枠ID「11」、「12」、「13」、「14」および「15」が同じグループに属することが、あらかじめ定義されている。
表示制御部190は、コンテンツ更新時刻において、表示コンテンツ記憶部123内のコンテンツのうち、同じグループに属するコンテンツの全てが表示されていなければ、そのグループのコンテンツの記憶領域に対して、現時刻コンテンツバッファ122内の同じコンテンツ枠IDのコンテンツをコピーする。
表示制御部190は、コンテンツ更新時刻にコピーできなかったコンテンツについては、画面遷移のタイミングでコピーの可否が判断する。すなわち、表示制御部190は、同じグループに属する全てのコンテンツが画面の表示対象から除外されれば、該当するコンテンツの領域に対して、現時刻コンテンツバッファ122内の同じコンテンツ枠IDのコンテンツをコピーする。
そして、表示制御部190は、表示コンテンツ記憶部123に格納されているコンテンツを、そのコンテンツのコンテンツ枠IDに応じた場所に表示する。なお、コンテンツ枠の配置は、レイアウト管理部170から取得する。
図12は、表示コンテンツ情報テーブルのデータ構造例を示す図である。表示コンテンツ情報テーブル131には、「コンテンツグループ」、「コンテンツ枠ID」、「コンテンツID」、「最終更新日時」、「携帯端末向け素材か?」、「自動更新コンテンツか?」、「操作対象物か?」、「リアルタイム更新コンテンツか?」、「取得URL」などの欄が設けられている。各欄の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられ、コンテンツ情報を構成している。なお、表示コンテンツ情報テーブル131では、「コンテンツグループ」と「コンテンツ枠ID」との欄の値はあらかじめ設定された情報であり、それ以外の欄の値がサーバ200から取得したコンテンツ情報で更新される。
表示コンテンツ情報テーブル131の「コンテンツグループ」以外の各欄に設定される情報は、図8に示したグループコンテンツ情報管理テーブル222の同名の欄と同じである。
「コンテンツグループ」の欄には、コンテンツ枠のグループ構成を示す情報(グループ管理情報)が設定される。「コンテンツグループ」の欄のグループ管理情報は、複数のコンテンツ枠IDに関連付けられている。「コンテンツグループ」の欄に「同一」と設定されていれば、関連付けられたコンテンツ枠IDに設定される各コンテンツが、同一のコンテンツグループを構成することを示している。
すなわち、図8に示したグループコンテンツ情報管理テーブル222において、同じコンテンツグループIDが付与されたコンテンツ情報には、表示コンテンツ情報テーブル131において同一のコンテンツグループとなるコンテンツ枠IDが付与されている。これにより、図9に示した画面で入力した同一コンテンツグループの各コンテンツは、情報提供用端末装置100においても同一のコンテンツグループとして認識される。
なお、本実施の形態では、表示コンテンツ情報テーブル131内にグループ情報を設定することで、コンテンツ枠のグループ構成を管理しているが、コンテンツが選択されたときの振る舞い(サムネイル画像が選択されたら詳細画像を表示するといった処理)を定義する設定ファイルにおいてグループ構成を管理することもできる。
表示コンテンツ情報テーブル131には、表示コンテンツ記憶部123に格納されているコンテンツに関するコンテンツ情報が登録されている。なお、表示コンテンツ記憶部123では、全てのコンテンツ枠IDに対応するコンテンツ情報が1つずつ登録されている。すなわち、表示コンテンツ情報テーブル131内では、複数のコンテンツ情報においてコンテンツ枠IDが重複することはない。
現時刻コンテンツ情報テーブル132のデータ構造は、図12に示した表示コンテンツ情報テーブルと同じである。待機コンテンツ情報テーブル133のデータ構造は、図12に示した表示コンテンツ情報テーブルと同じである。
次に、レイアウト管理について説明する。
図13は、画面のコンテンツ枠を示す図である。画面50には、複数のコンテンツ枠51〜55が設定される。背景であれば、画面全体を覆い、最も背面に表示されるコンテンツ枠となる(他のコンテンツ枠が重なった場合、他のコンテンツ枠が優先的に表示される)。コンテンツ枠51〜55内に、それぞれに対応するコンテンツが表示される。
レイアウト管理部170は、このコンテンツ枠51〜55の配置を管理する。レイアウト管理部170は、待ち受け画面のとき、あるいは操作入力画面のときのコンテンツ枠51〜55の表示位置を示す情報(設定ファイル)を保持している。そして、レイアウト管理部170は、操作入力などのレイアウトの変更タイミングで、コンテンツ枠51〜55の配置を変更する。レイアウトの変更タイミングとは、たとえば、待ち受け画面から操作入力画面に切り替わるときである。
図14は、コンテンツ枠の配置例を示す図である。設定ファイル60には、画面の状態ごとに、コンテンツ枠を配置するためのテンプレートが設けられている。なお、図14の例では、広告の画像が割り当てられるコンテンツ枠61を太い破線で示している。また、サムネイル画像が割り当てられるコンテンツ枠62を、格子状のハッチングで示している。さらに、メニュー画像が割り当てられるコンテンツ枠63を、斜線のハッチングで示している。そして、詳細画像が割り当てられるコンテンツ枠64を、太い実線で示している。
たとえば、待ち受け画面では、広告が大きく表示されると共に、サムネイル画像がランダムに動きながら表示される。操作画面になるとサムネイル画像が整列すると共に、メニューが表示される。サムネイル画像が選択されると、詳細画像が表示される。
設定ファイル60には、各コンテンツ枠をどこに配置するかを示す情報に加え、どのように移動させるかも設定されている。これは、アニメーションを表示させるアプリケーションプログラムに従ったファイルで設定ファイルを作成することで実現できる。
以上のような構成のシステムによるコンテンツの配信、および表示処理を以下に詳細に説明する。
図15は、コンテンツ先読み処理の手順を示すシーケンス図である。以下、図15に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS11]情報提供用端末装置100は、一定時間ごと(たとえば、5分ごと)に更新状況通知リクエストをサーバ200に送信する。具体的には、情報提供用端末装置100は、コンテンツ枠IDを指定して、該当するコンテンツ枠に対応する次のコンテンツ更新時刻において表示すべきコンテンツの情報をサーバ200に問い合わせる。この処理は、コンテンツ枠IDごとに行われる。
[ステップS12]サーバ200は、情報提供用端末装置100からのリクエストを受信する。
[ステップS13]サーバ200は、所定時間後(たとえば、5分後)に表示すべきコンテンツIDと最終更新日時などを含むコンテンツ情報を情報提供用端末装置100に送信する。
[ステップS14]情報提供用端末装置100は、サーバ200から送られたコンテンツIDと最終更新日時などを含むコンテンツ情報を受信する。
[ステップS15]情報提供用端末装置100は、待機コンテンツ情報テーブル133を参照し、受信したコンテンツIDと最終更新日時とが待機コンテンツバッファに格納されているものと同じか否かを判断する。同じであれば、処理がステップS16に進められる。同じでなければ、処理がステップS11に進められる。
[ステップS16]情報提供用端末装置100は、コンテンツの取得要求をサーバ200に対して送信する。
[ステップS17]サーバ200は、コンテンツの取得要求を受信する。
[ステップS18]サーバ200は、情報提供用端末装置100に対してコンテンツを送信する。
[ステップS19]情報提供用端末装置100は、サーバ200から送られたコンテンツを受信する。
[ステップS20]情報提供用端末装置100の素材収集部140は、サーバ200から取得したコンテンツを待機コンテンツバッファ121に書き込む。このとき、素材収集部140は、取得したコンテンツに対応するコンテンツ情報を状態管理部150に渡す。状態管理部150は、取得したコンテンツ情報を、待機コンテンツ情報テーブル133内のそのコンテンツ情報のコンテンツ枠IDに対応する領域に書き込む。
このようにして、サーバ200からコンテンツを先読みすることができる。ここで、ステップS13の処理をさらに詳細に説明する。
図16は、所定時間後に表示すべきコンテンツの判定処理手順を示すフローチャートである。以下、図16に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS31]サーバ200のスケジューラ250は、情報提供用端末装置100からコンテンツ枠IDを指定した更新状況通知リクエストを受け取ると、指定されたコンテンツ枠における所定時間後のコンテンツの表示スケジュールがあるか否かを判断する。この際、デフォルトコンテンツは判断の対象外とされる。具体的には、スケジューラ250は、コンテンツ情報記憶部220に格納されたコンテンツ情報から、指定されたコンテンツ枠IDが設定されたコンテンツ情報を検索する。さらに、スケジューラ250は、スケジュール表231を参照し、検出されたコンテンツ情報のコンテンツIDに対応するスケジュール(デフォルトを除く)のうち、所定時間後(たとえば、5分後)の時刻が含む時間帯を指定しているものを検出する。スケジューラ250は、所定時間後の時刻を表示スケジュールに含むコンテンツIDを少なくとも1つ検出したら、該当コンテンツありと判断する。該当コンテンツがある場合、処理がステップS32に進められる。該当コンテンツがない場合、処理がステップS35に進められる。
[ステップS32]スケジューラ250は、ステップS31で検出されたコンテンツが複数か否かを判断する。複数のコンテンツが検出された場合、処理がステップS33に進められる。1つのコンテンツが検出された場合、処理がステップS34に進められる。
[ステップS33]スケジューラ250は、優先度が高いコンテンツのコンテンツIDと取得URLなどを含むコンテンツ情報を情報提供用端末装置100に応答する。その後、処理が終了する。
[ステップS34]スケジューラ250は、ステップS31で検出されたコンテンツのコンテンツIDと取得URLなどを含むコンテンツ情報を情報提供用端末装置100に応答する。その後、処理が終了する。
[ステップS35]スケジューラ250は、指定されたコンテンツ枠IDに対するデフォルトコンテンツがあるか否かを判断する。デフォルトコンテンツがある場合、処理がステップS36に進められる。デフォルトコンテンツがない場合、処理がステップS37に進められる。
[ステップS36]スケジューラ250は、デフォルトコンテンツのコンテンツIDと取得URLなどを含むコンテンツ情報を情報提供用端末装置100に応答する。その後、処理が終了する。
[ステップS37]スケジューラ250は、「空」(該当するコンテンツが存在しないことを示す)の情報を情報提供用端末装置100に応答する。その後、処理が終了する。
このようにして、スケジュールに沿って各コンテンツ更新時刻に表示すべきコンテンツが、サーバ200から情報提供用端末装置100に事前に送信される。
次に、情報提供用端末装置100における表示対象となるコンテンツ更新処理について説明する。
図17は、コンテンツ変更処理の手順を示すフローチャートである。以下、図17に示す処理をステップ番号に沿って説明する。なお、この処理は、所定の画面更新時刻に達した時に、待機コンテンツバッファ121に格納されたコンテンツ(更新対象コンテンツ)のコンテンツ枠ごとに実行される。
[ステップS41]素材収集部140は、所定の画面更新時刻に達したことを検出すると、待機コンテンツバッファ121の更新対象コンテンツを、現時刻コンテンツバッファ122にコピーする。コピーを行ったことは、状態管理部150に通知される。状態管理部150は、コピーされた内容に応じて、現時刻コンテンツ情報テーブル132を更新する。
[ステップS42]表示制御部190は、更新対象として待機コンテンツバッファ121からコピーされたコンテンツについて、自動更新コンテンツか否かを判断する。自動更新コンテンツか否かは、現時刻コンテンツ情報テーブル132を参照することで判断できる。具体的には、表示制御部190は、該当するコンテンツの現時刻コンテンツ情報テーブル132内のコンテンツ情報のうち「自動更新コンテンツか?」の欄を参照し、「YES」が設定されていれば自動更新コンテンツと判断し、「NO]が設定されていれば自動更新コンテンツではないと判断する。自動更新コンテンツであれば、処理がステップS43に進められる。自動更新コンテンツでなければ、処理がステップS44に進められる。
[ステップS43]表示制御部190は、現時刻コンテンツバッファ122に格納されたコンテンツを表示コンテンツ記憶部123内の対応するコンテンツ枠の領域に上書きで書き込む。そして、表示制御部190は、書き込んだコンテンツを、対応するコンテンツ枠内に表示する。その後、処理が終了する。
[ステップS44]表示制御部190は、操作に応じた更新処理を行う。すなわち、表示制御部190は、操作があった場合に、必要に応じて表示コンテンツ記憶部123内のコンテンツを更新せずに利用すべきか、現時刻コンテンツバッファの内容で表示コンテンツ記憶部123内のコンテンツを更新して利用すべきかを判断する。そして、表示制御部190は、判断結果に基づいて、該当するコンテンツ枠に対するコンテンツ表示を行う。
図18は、操作に応じた更新処理の詳細手順を示すフローチャートである。以下、図18に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS51]入出力制御部180は、現在の表示画面が待ち受け画面か否かを判断する。なお、人が情報提供用端末装置100に接近せず、画面に誰も触れない時間が所定時間を超えると、ディスプレイ111の表示が待ち受け画面となる。待ち受け画面であれば、処理がステップS52に進められる。待ち受け画面でなければ(操作画面)、処理がステップS53に進められる。
[ステップS52]表示制御部190は、現時刻コンテンツバッファ122に格納されている更新対象の全てのコンテンツを表示コンテンツ記憶部123に書き込み、表示コンテンツ記憶部123の内容に基づいて画面表示を行う。この際、表示制御部190は、状態管理部150に対して表示コンテンツ記憶部123の更新状況を通知する。すると、状態管理部150は、現時刻コンテンツ情報テーブル132の内容を用いて、表示コンテンツ情報テーブル131を更新する。その後、処理が終了する。
[ステップS53]表示制御部190は、画面操作があったか否かを判断する。画面操作があった場合、処理がステップS56に進められる。画面操作がない場合、処理がステップS54に進められる。
[ステップS54]表示制御部190は、無操作の時間が一定時間経過したか否かを判断する。一定時間無操作であれば、処理がステップS55に進められる。無操作の時間が一定時間経過していなければ、処理がステップS53に進められる。
[ステップS55]表示制御部190は、待ち受け画面を表示する。その後、処理がステップS51に進められる。
[ステップS56]表示制御部190は、操作されたコンテンツが、スケジュール更新される操作対象物か否かを判断する。スケジュール更新される操作対象物とは、操作対象物であり、かつ固定ではなくスケジュールによって更新されるコンテンツである。図20のサムネイルなどが該当する。スケジュール更新される操作対象物か否かは、表示コンテンツ情報テーブル131を参照することで判断される。スケジュール更新される操作対象物であれば、処理がステップS57に進められる。スケジュール更新される操作対象物でなければ、処理がステップS58に進められる。
[ステップS57]表示制御部190は、操作対象物(表示コンテンツ記憶部123に格納されているコンテンツ)が、現時刻コンテンツバッファ122内の同一コンテンツ枠のコンテンツと同じであるか否かを判断する。コンテンツが同一か否かは、操作対象物のコンテンツ枠IDに対応する表示コンテンツ情報テーブル131内のコンテンツ情報と、現時刻コンテンツ情報テーブル132内のコンテンツ情報とを比較すればよい。比較の結果、コンテンツIDと更新日時とが共に一致していれば、コンテンツは同じと判断される。コンテンツIDと更新日時とのいずれか一方でも異なっていれば、コンテンツが相違すると判断される。コンテンツが同じであれば、処理がステップS60に進められる。コンテンツが相違していれば、処理がステップS58に進められる。
[ステップS58]表示制御部190は、操作対象物そのものを除き、操作によって表示されるコンテンツと同じグループに属するコンテンツの少なくとも一部が画面に表示中か否かを判断する。ここで、一部のコンテンツが表示中であるとは、画面上に存在していることが利用者から認識可能なコンテンツを指す。たとえば、タブのみが画面表示されている場合でも、そのタブに応じて表示されるコンテンツは、表示中のコンテンツと判断される。
具体的には、表示制御部190は、表示コンテンツ情報テーブル131を参照し、操作によって表示されるコンテンツのコンテンツ枠と同一コンテンツグループの他のコンテンツ枠のコンテンツ枠IDを判断する。そして、同一コンテンツグループの全てのコンテンツ枠IDに該当するコンテンツ枠が表示対象となっていなければ、同じグループのコンテンツは全て非表示と判断できる。画面に表示中のコンテンツがあれば、処理がステップS59に進められる。同一グループのコンテンツが表示中でなければ、処理がステップS61に進められる。
[ステップS59]表示制御部190は、ステップS58で表示中と判定されたコンテンツが、現時刻コンテンツバッファ122内の同一コンテンツ枠のコンテンツと同じであるか否かを判断する。表示中のコンテンツが現時刻コンテンツバッファ122内容と同じであれば、処理がステップS61に進められる。表示中のコンテンツが現時刻コンテンツバッファ122内容と同じでなければ、処理がステップS60に進められる。
[ステップS60]表示制御部190は、表示コンテンツ記憶部123内のコンテンツを利用して、操作対象を操作することによって表示されるコンテンツを表示する。その後、処理がステップS53に進められる。
[ステップS61]表示制御部190は、操作によって新たに表示されるコンテンツの属するグループの全てのコンテンツについて、現時刻コンテンツバッファ122内から表示コンテンツ記憶部123にコピーする。そして、表示制御部190は、表示コンテンツ記憶部123の内容に基づいて画面表示を行う。その後、処理がステップS53に進められる。
このようにして、画面更新時刻において操作画面であった場合、操作に応じて表示されるコンテンツが属するグループの全てのコンテンツが画面に表示されていなければ、そのグループのコンテンツは最新のコンテンツに更新した上で表示される。一方、同一グループ内の少なくとも一部のコンテンツが表示中であれば、コンテンツの内容を更新せずに画面表示が行われる。
次に、具体的な表示態様に応じたコンテンツの更新例を説明する。
図19は、表示画面例を示す図である。図19に示すように画面70には、詳細画像71と複数のタブ72〜74が表示されていると共に、複数のサムネイル画像75〜79が表示されている。
このような画面では、選択されたサムネイル画像(たとえば、1つの店舗の紹介画像)が選択されると、関連する画像が詳細画像71として表示される。選択するタブを変更することで、詳細画像を更新することができる。
ここで、タブ選択処理におけるコンテンツの更新例を説明する。現在表示しているコンテンツ(タブに対応する詳細画像)が9時55分に更新されたコンテンツであり、10時に更新すべき新たなコンテンツが現時刻コンテンツバッファ122に格納されているものとする。これは操作画面であるため、時刻が10時になっても表示中のコンテンツは更新されない。そして、各タブ72〜74は、10時以降も表示され続けていれば、他のタブが選択された場合、詳細画像71として9時55分時点のコンテンツが表示コンテンツ記憶部123から読み出され表示される。
このように、タブで切り替えられる情報としては、たとえば、同一店舗の商品紹介情報がある。その場合、同一店舗の情報なので、関連するコンテンツの整合性の関係から、スケジュール上同じ時点で表示させるべきコンテンツが表示される。すなわち、タブによって切り替えられる各コンテンツは、同じグループのコンテンツとして登録されており、更新も同時となる。
次に、サムネイル画像選択処理におけるコンテンツの更新例を説明する。タブ選択処理の場合と同様に、現在表示しているコンテンツが9時55分に更新されたコンテンツであり、10時に更新すべき新たなコンテンツが現時刻コンテンツバッファ122に格納されているものとする。これは操作画面であるため、時刻が10時になっても表示中のコンテンツは更新されない。そして、各サムネイル画像75〜79は、10時以降も表示され続けていれば、他のサムネイル画像が選択された場合、詳細画像71として9時55分時点のコンテンツが表示コンテンツ記憶部123から読み出され表示される。
ここで、サムネイル画像75〜79が表示されているコンテンツ枠は、スクロールボタン81,82によってスクロールさせることができる。すなわち、サムネイル画像75〜79の表示領域がスクロールすると、一部のサムネイル画像が画面から消える。一度、画面から消えたサムネイル画像のコンテンツ枠が再度、画面に表示されるときは、更新後の画像が表示される。以下、スクロール処理におけるコンテンツの更新例を説明する。
図20は、スクロール処理の例を示す第1の図である。画面91の例では、ホタテのサムネイル画像95が選択され、ホタテの詳細画像97が表示されている。
ここで、現在表示しているコンテンツが9時55分に更新されたコンテンツであり、毛ガニとホタテとのサムネイル画像94,95および対応する詳細画像のコンテンツ枠に関し、10時に更新すべき新たなコンテンツが現時刻コンテンツバッファ122に格納されているものとする。これは操作画面であるため、時刻が10時になっても表示中のコンテンツは更新されない。そして、スクロールボタン98が押されることにより、各サムネイル画像が左にスクロールしたものとする。その結果、毛ガニとホタテとのサムネイル画像94,95は、画面から消えている。
図21は、スクロール処理の例を示す第2の図である。次に、図21に示すように、スクロールボタン99が押されることにより、各サムネイル画像が左にスクロールしたものとする。これにより、毛ガニのサムネイル画像94が表示されていたコンテンツ枠の内容は、現時刻コンテンツバッファ122によって更新され、イカのサムネイル画像96に変更されている。一方、ホタテのサムネイル画像95のコンテンツ枠については、ホタテの詳細画像97が表示され続けているため、ホタテのサムネイル画像95が表示される。
以上のようにして、スケジュール上での表示期間が終了したコンテンツであっても、そのコンテンツと同じグループに属する少なくとも一部のコンテンツが表示中であれば、継続して表示される。これにより、自動更新による情報提供と、インタラクションによる情報提供とを併せ持ったシステムであっても、利用者に違和感を与えずにコンテンツを更新することができる。
また、利用者にクーポン(たとえば、商品を割引で購入する権利)を渡す際にも、表示されているコンテンツに対応するクーポンを提供する必要がある。本実施の形態では、図9に示したように、携帯電話向けコンテンツの一部としてクーポン情報が用意される。そして、クーポン情報を含むコンテンツが、対応する広告などの他のコンテンツと同じグループに設定される(図8参照)。これにより、クーポン情報の更新タイミングを、同じグループの他のコンテンツに合わせることができる。
図22は、クーポン取得の手順を示すフローチャートである。以下、図22に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS71]表示制御部190は、サムネイル画像が選択されたか否かを判断する。サムネイル画像が選択されたら、処理がステップS72に進められる。サムネイル画像が選択されていなければ、ステップS71の処理が繰り返される。
[ステップS72]表示制御部190は、選択されたサムネイル画像に対応する詳細画像(同一グループの詳細画像)を表示する。
[ステップS73]表示制御部190は、ICカードリーダライタ104が利用者のICカード31(たとえば、携帯電話に内蔵されたICカード機能)を検出したか否かを判断する。すなわち、利用者がICカード機能を有する携帯電話をICカードリーダライタ104に近づけることで、ICカードリーダライタ104によってICカードが検出される。ICカードを検出したら処理がステップS73に進められる。ICカードを検出しなければ、ステップS73の処理が繰り返される。
[ステップS74]表示制御部190は、表示されているコンテンツに対応するクーポンを、利用者に提供する。具体的には、表示制御部190は、所定のコンテンツ枠(たとえば、詳細画面のコンテンツ枠)に表示されているコンテンツと同じグループの携帯電話向けコンテンツ(クーポンを含む)を取得する。そして、取得したコンテンツは、入出力制御部180に渡される。入出力制御部180は、ICカードリーダライタ104を制御して、携帯電話のICカードを経由して携帯電話向けコンテンツを利用者の携帯電話の画面に表示する。
図23は、クーポン取得画面を示す図である。この例では、サムネイル画像76で紹介されているショップで使用可能なクーポンが提供されている場合を想定している。クーポンが用意されている場合、画面70には、「クーポンゲット」と表記されたメニュー83が表示される。利用者は、ICカード31(あるいはICカード内蔵の携帯電話など)をこのメニュー83に対応するICカードリーダライタ104に近づけることで、クーポン情報を取得することができる。このとき提供されるクーポンは、現在表示されている表示内容と対応している。
たとえば、現在選択されているサムネイル画像76のコンテンツは、スケジュール上では9時55分から10時までが表示期間であるものとする。そして、サムネイル画像76が表示された状態で10時に達すると、該当するコンテンツ枠に対応する10時用のコンテンツが現時刻コンテンツバッファ122に格納されるが、表示コンテンツ記憶部123の内容は更新されない。クーポン情報を含む携帯電話向けコンテンツは、サムネイル画像76に表示されているコンテンツと同じグループに属するため、携帯電話向けコンテンツについても更新されない。この状態で「クーポンゲット」のメニューに対応するICカードリーダに、ICカード付携帯電話をかざすと、表示されているコンテンツに対応するクーポン情報を含む携帯電話向けコンテンツが提供される。
なお、上記の説明では、コンテンツを先読みしているが、画面の更新時刻にサーバ200からコンテンツを取得するようにしてもよい。
また、上記の例では、同一グループ内のコンテンツの一部が表示中であれば、そのグループ内の全てのコンテンツを継続して表示することで、利用者に違和感を与えるのを防止している。利用者に違和感を与えずにすめば、コンテンツ表示させたまま画面の更新時刻にそのコンテンツを他のコンテンツに変更させてもよい。たとえば、コンテンツを瞬時に切り替えるのではなく徐々に切り替えることで、利用者に違和感を与えることを防止できる。
図24は、画像更新時の画面遷移を示す図である。図24の例では、コンテンツ「A」の表示された画像301から、画像302,303を経由してコンテンツ「B」の表示された画像304へ切り替える場合を示している。この例では、コンテンツ「A」が右端から徐々に消えていき、コンテンツ「A」が消えた領域にコンテンツ「B」が徐々に表示される。すなわち、変更前のコンテンツ「A」の表示領域と変更後のコンテンツ「B」の表示領域との境界が右から左へ徐々に移動することで、コンテンツの変更が徐々に行われる。
このとき、画面切り替え中にいずれかのコンテンツを選択する操作入力が行われると、表示制御部190は、選択されたコンテンツ全体を表示する画像に瞬時に切り替える。
図25は、コンテンツ切り替え中の画面に利用者がさわったときの画面変化を示す図である。たとえば、コンテンツ「A」とコンテンツ「B」とが表示されている画面302で、コンテンツ「A」が表示されている領域を利用者がさわると、全体にコンテンツ「A」が表示された画面301に変更される。この画面301が所定時間維持された後、再度、コンテンツの切り替え処理が行われる。また、画面302で、コンテンツ「B」が表示されている領域を利用者がさわると、全体にコンテンツ「B」が表示された画面304に変更される。
図26は、コンテンツを時間をかけて変更する処理の手順を示すフローチャートである。以下、図26に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS81]表示制御部190は、画面の更新時刻になったときに、スケジュールに応じて表示内容を更新するコンテンツ枠を特定する。具体的には、表示制御部190は、表示中の各コンテンツ枠について、現在表示中のコンテンツと異なるコンテンツが現時刻コンテンツバッファ122に格納されている場合に、該当するコンテンツ枠を更新処理の対象として特定する。
[ステップS82]表示制御部190は、コンテンツ枠内のコンテンツを変更前のコンテンツから変更後のコンテンツへ徐々に変更する。
[ステップS83]表示制御部190は、変更中のコンテンツ枠の表示領域を、利用者がさわったか否かを判断する。利用者がさわった場合、処理がステップS84に進められる。さわっていない場合、処理がステップS83に進められる。
[ステップS84]表示制御部190は、コンテンツの変更が終了したか否かを判断する。コンテンツ変更が終了していなければ、処理がステップS82に進められる。コンテンツ変更が終了していれば、処理がステップS91に進められる。
[ステップS85]表示制御部190は、利用者がさわった領域に表示されているのが、変更前のコンテンツか否かを判断する。変更前のコンテンツが表示されている領域にさわったのであれば、処理がステップS86に進められる。変更後のコンテンツが表示されている領域にさわったのであれば、処理がステップS90に進められる。
[ステップS86]表示制御部190は、コンテンツ枠内の表示対象を変更前のコンテンツに戻す。すなわち、表示制御部190は、コンテンツ枠内全てに変更前のコンテンツを表示する。
[ステップS87]表示制御部190は、利用者によって、変更前のコンテンツを表示するコンテンツ枠に対する選択操作が行われたか否かを判断する。画面選択操作が行われた場合、処理がステップS89に進められる。画面選択操作が行われていなければ、処理がステップS88に進められる。
[ステップS88]表示制御部190は、変更前のコンテンツに戻してから一定時間経過したか否かを判断する。一定時間経過していれば、処理がステップS82に進められる。一定時間経過していなければ、処理がステップS87に進められる。
[ステップS89]表示制御部190は、変更前のコンテンツが選択されたときのボタン操作を実行する。たとえば、変更前のコンテンツとして表示されていたサムネイル画像が選択された場合、そのサムネイル画像に対応する詳細画像が表示コンテンツ記憶部123から取得され、詳細画像表示用のコンテンツ枠内に表示される。
[ステップS90]表示制御部190は、コンテンツ枠内の表示対象を変更後のコンテンツに瞬時に切り替える。すなわち、表示制御部190は、コンテンツ枠内全てに変更後のコンテンツを表示する。
[ステップS91]表示制御部190は、利用者によって、変更後のコンテンツを表示するコンテンツ枠に対する選択操作が行われたか否かを判断する。画面選択操作が行われた場合、処理がステップS92に進められる。画面選択操作が行われていなければ、ステップS91の処理が繰り返される。
[ステップS92]表示制御部190は、変更後のコンテンツが選択されたときのボタン操作を実行する。たとえば、変更後のコンテンツとして表示されていたサムネイル画像が選択された場合、そのサムネイル画像に対応する詳細画像が現時刻コンテンツバッファ122から表示コンテンツ記憶部123にコピーされ、詳細画像表示用のコンテンツ枠内に表示される。
このようにして、コンテンツを徐々に切り替えると共に、切り替え中に利用者が選択した場合には、選択されたコンテンツを直ぐに表示させることができる。これにより、たとえば、利用者が画面中のどのコンテンツを選択するか思案している最中に画面の更新時刻になったとしても、コンテンツ枠内の変更前のコンテンツの表示領域をさわることで、そのコンテンツの画像に戻すことができる。
ところで、図24、図25の例では、変更前のコンテンツが右から徐々に消える例を示したが、別の方法で表示を切り替えることもできる。
図27は、コンテンツ変更の他の例を示す図である。この例では、画面305には、変更前のコンテンツ「A」が表示されている領域の中央から、変更後のコンテンツ「B」が少しずつ大きくなりながら表示される。
図27に示した例以外のコンテンツ変更時の画面の遷移例としては、コンテンツ「A」とコンテンツ「B」との表示領域の境界を、縦方向に移動させたり、斜め方向に移動させたりすることができる。
ところで、コンテンツにはリアルタイム更新コンテンツがある。表示制御部190は、リアルタイム更新コンテンツについては常に最新のコンテンツを表示する。すなわち、リアルタイムコンテンツについては、現時刻コンテンツバッファ122にコンテンツが格納されると、表示制御部190は、格納されたコンテンツによって表示コンテンツ記憶部213内のコンテンツを更新する。
また、コンテンツ情報として、コンテンツに時間更新なし(固定)という属性を設定することもできる。固定と設定されたコンテンツは、スケジュールによる更新の対象外とされる。そのため、表示制御部190は、ステップS58の判断処理において、固定のコンテンツについては表示中か否かの判断の対象外とする。すなわち、同一のコンテンツグループの表示されているコンテンツが固定のコンテンツのみであれば、処理がステップS91に進められコンテンツグループの更新が行われる。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、情報提供用端末装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM(Random Access Memory)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)などがある。
プログラムを流通させる場合には、たとえば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、たとえば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
なお、本発明は、上述の実施の形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることができる。
以上説明した実施の形態の主な技術的特徴は、以下の付記の通りである。
(付記1) あらかじめ設定されたスケジュールに基づく複数の情報の一部を操作入力に応じて選択的に表示する情報提供用端末装置において、
複数設けられたコンテンツ枠ごとに、前記コンテンツ枠内に表示する表示コンテンツを記憶する表示コンテンツ記憶手段と、
同一のグループに属する複数の前記コンテンツ枠を記憶するグループ情報記憶手段と、
前記コンテンツ枠ごとに、前記スケジュールにおいて現時刻の表示対象として指定されている現時刻コンテンツを記憶する現時刻コンテンツ記憶手段と、
コンテンツ更新時刻があらかじめ定義されており、前記コンテンツ枠ごとに、次の前記コンテンツ更新時刻における表示対象として前記スケジュールで指定されている前記現時刻コンテンツを収集し、前記コンテンツ更新時刻に達すると、収集した前記現時刻コンテンツを前記コンテンツ枠に対応付けて前記現時刻コンテンツ記憶手段に格納するコンテンツ収集手段と、
操作入力に応答して、複数の前記コンテンツ枠の中から表示対象の表示コンテンツ枠を決定する表示コンテンツ枠決定手段と、
前記コンテンツ更新時刻に達すると、その後に新たに表示対象となる追加コンテンツ枠ごとに、前記グループ情報記憶手段を参照して前記追加コンテンツ枠と同一グループに属する前記コンテンツ枠を検出し、検出した前記コンテンツ枠の全てが現在表示対象でなければ、前記現時刻コンテンツ記憶手段内の表示対象となる前記コンテンツ枠と同一グループの前記コンテンツ枠それぞれに対応する前記現時刻コンテンツによって前記表示コンテンツ記憶手段内の前記表示コンテンツを更新するコンテンツ更新手段と、
前記表示コンテンツ枠に対応する前記表示コンテンツを前記表示コンテンツ記憶手段から取得して画面に表示させる表示手段と、
を有することを特徴とする情報提供用端末装置。
(付記2) 所定の入力が一定時間途絶えると動作状態を待ち受け状態に変更し、前記所定の入力があると動作状態を操作入力状態に変更する状態管理手段をさらに有し、
前記コンテンツ更新手段は、前記コンテンツ更新時刻に達したときに前記待ち受け状態であれば、前記現時刻コンテンツ記憶手段に格納された全ての前記現時刻コンテンツによって前記表示コンテンツ記憶手段内の前記表示コンテンツを更新する、
ことを特徴とする付記1記載の情報提供用端末装置。
(付記3) 利用者からのコンテンツ取得要求に応答して、表示対象の前記コンテンツ枠に対応する前記表示コンテンツと同一グループのデータ提供用コンテンツを、前記利用者が所有する装置に転送するデータ提供手段をさらに有することを特徴とする付記1記載の情報提供用端末装置。
(付記4) 前記コンテンツ更新手段は、同一グループに属する前記コンテンツ枠の一部が現在表示対象となっていても、該当するコンテンツ枠に対応する前記表示コンテンツと前記現時刻コンテンツとが同一の場合は、前記現時刻コンテンツ記憶手段内の表示対象となる前記コンテンツ枠と同一グループの前記コンテンツ枠それぞれに対応する前記現時刻コンテンツによって前記表示コンテンツ記憶手段内の前記表示コンテンツを更新することを特徴とする付記1記載の情報提供用端末。
(付記5) 前記コンテンツ更新手段は、スケジュールに応じた更新を行わないコンテンツが対応付けられた前記コンテンツ枠に関しては、現在表示対象か否かの判断対象外とすることを特徴とする付記1記載の情報提供端末。
(付記6) 前記コンテンツ更新手段は、リアルタイム更新コンテンツと設定されている前記現時刻コンテンツが前記現時刻コンテンツに格納されると、すぐに該当する前記現時刻コンテンツによって前記表示コンテンツ記憶手段内の前記表示コンテンツを更新することを特徴とする付記1記載の情報提供端末。
(付記7) あらかじめ設定されたスケジュールに基づく複数の情報の一部を操作入力に応じて選択的に表示する情報提供用端末装置において、
複数設けられたコンテンツ枠ごとに、前記コンテンツ枠内に表示する表示コンテンツを記憶する表示コンテンツ記憶手段と、
前記コンテンツ枠ごとに、前記スケジュールにおいて現時刻の表示対象として指定されている現時刻コンテンツを記憶する現時刻コンテンツ記憶手段と、
コンテンツ更新時刻があらかじめ定義されており、前記コンテンツ枠ごとに、次の前記コンテンツ更新時刻における表示対象として前記スケジュールで指定されている前記現時刻コンテンツを収集し、前記コンテンツ更新時刻に達すると、収集した前記現時刻コンテンツを前記コンテンツ枠に対応付けて前記現時刻コンテンツ記憶手段に格納するコンテンツ収集手段と、
操作入力に応答して、複数の前記コンテンツ枠の中から表示対象の表示コンテンツ枠を決定する表示コンテンツ枠決定手段と、
前記コンテンツ更新時刻に達すると、前記表示コンテンツ枠を更新前コンテンツ領域と現時刻コンテンツ領域とに分割し、前記表示コンテンツ枠全体が前記現時刻コンテンツ領域となるまで前記現時刻コンテンツ領域を時間経過と共に拡大し、操作入力により前記更新前コンテンツ領域が選択されると前記表示コンテンツ枠全体を前記更新前コンテンツ領域とし、操作入力により前記現時刻コンテンツ領域が選択されると前記表示コンテンツ枠全体を前記現時刻コンテンツ領域とする表示領域制御手段と、
前記表示コンテンツ枠内の全てが前記更新後コンテンツ領域となると、前記現時刻コンテンツ記憶手段内の表示対象となる前記表示コンテンツ枠に対応する前記現時刻コンテンツによって前記表示コンテンツ記憶手段内の前記表示コンテンツを更新するコンテンツ更新手段と、
前記表示コンテンツ枠に対応する前記表示コンテンツを前記表示コンテンツ記憶手段から取得して画面に表示させ、コンテンツ枠が前記更新前コンテンツ領域と前記現時刻コンテンツ領域とに分割されたときは、前記表示コンテンツ枠に対応付けて前記表示コンテンツ記憶手段に格納された前記表示コンテンツを前記更新前コンテンツ領域に表示し、前記表示コンテンツ枠に対応付けて前記現時刻コンテンツ記憶手段に格納された前記現時刻コンテンツを前記現時刻コンテンツ領域に表示する表示手段と、
を有することを特徴とする情報提供用端末装置。
(付記8) あらかじめ設定されたスケジュールに基づく複数の情報の一部を操作入力に応じて選択的に表示するための情報提供プログラムにおいて、
コンピュータを、
複数設けられたコンテンツ枠ごとに、前記コンテンツ枠内に表示する表示コンテンツを記憶する表示コンテンツ記憶手段、
同一のグループに属する複数の前記コンテンツ枠を記憶するグループ情報記憶手段、
前記コンテンツ枠ごとに、前記スケジュールにおいて現時刻の表示対象として指定されている現時刻コンテンツを記憶する現時刻コンテンツ記憶手段、
コンテンツ更新時刻があらかじめ定義されており、前記コンテンツ枠ごとに、次の前記コンテンツ更新時刻における表示対象として前記スケジュールで指定されている前記現時刻コンテンツを収集し、前記コンテンツ更新時刻に達すると、収集した前記現時刻コンテンツを前記コンテンツ枠に対応付けて前記現時刻コンテンツ記憶手段に格納するコンテンツ収集手段、
操作入力に応答して、複数の前記コンテンツ枠の中から表示対象の表示コンテンツ枠を決定する表示コンテンツ枠決定手段、
前記コンテンツ更新時刻に達すると、その後に新たに表示対象となる追加コンテンツ枠ごとに、前記グループ情報記憶手段を参照して前記追加コンテンツ枠と同一グループに属する前記コンテンツ枠を検出し、検出した前記コンテンツ枠の全てが現在表示対象でなければ、前記現時刻コンテンツ記憶手段内の表示対象となる前記コンテンツ枠と同一グループの前記コンテンツ枠それぞれに対応する前記現時刻コンテンツによって前記表示コンテンツ記憶手段内の前記表示コンテンツを更新するコンテンツ更新手段、
表示対象のコンテンツ枠に対応するコンテンツを前記表示コンテンツ記憶手段から取得して画面に表示させる表示手段、
として機能させるための情報提供プログラム。
(付記9) コンピュータを、さらに、
所定の入力が一定時間途絶えると動作状態を待ち受け状態に変更し、前記所定の入力があると動作状態を操作入力状態に変更する状態管理手段として機能させ、
前記コンテンツ更新手段は、前記コンテンツ更新時刻に達したときに前記待ち受け状態であれば、前記現時刻コンテンツ記憶手段に格納された全ての前記現時刻コンテンツによって前記表示コンテンツ記憶手段内の前記表示コンテンツを更新する、
ことを特徴とする付記8記載の情報提供プログラム。
(付記10) コンピュータを、さらに、
利用者からのコンテンツ取得要求に応答して、表示対象の前記コンテンツ枠に対応する前記表示コンテンツと同一グループのデータ提供用コンテンツを、前記利用者が所有する装置に転送するデータ提供手段をとして機能させることを特徴とする付記8記載の情報提供プログラム。
(付記11) あらかじめ設定されたスケジュールに基づく複数の情報の一部を操作入力に応じて選択的に表示するための情報提供プログラムにおいて、
コンピュータを、
複数設けられたコンテンツ枠ごとに、前記コンテンツ枠内に表示する表示コンテンツを記憶する表示コンテンツ記憶手段、
前記コンテンツ枠ごとに、前記スケジュールにおいて現時刻の表示対象として指定されている現時刻コンテンツを記憶する現時刻コンテンツ記憶手段、
コンテンツ更新時刻があらかじめ定義されており、前記コンテンツ枠ごとに、次の前記コンテンツ更新時刻における表示対象として前記スケジュールで指定されている前記現時刻コンテンツを収集し、前記コンテンツ更新時刻に達すると、収集した前記現時刻コンテンツを前記コンテンツ枠に対応付けて前記現時刻コンテンツ記憶手段に格納するコンテンツ収集手段、
操作入力に応答して、複数の前記コンテンツ枠の中から表示対象の表示コンテンツ枠を決定する表示コンテンツ枠決定手段、
前記コンテンツ更新時刻に達すると、前記表示コンテンツ枠を更新前コンテンツ領域と現時刻コンテンツ領域とに分割し、前記表示コンテンツ枠全体が前記現時刻コンテンツ領域となるまで前記現時刻コンテンツ領域を時間経過と共に拡大し、操作入力により前記更新前コンテンツ領域が選択されると前記表示コンテンツ枠全体を前記更新前コンテンツ領域とし、操作入力により前記現時刻コンテンツ領域が選択されると前記表示コンテンツ枠全体を前記現時刻コンテンツ領域とする表示領域制御手段、
前記表示コンテンツ枠内の全てが前記更新後コンテンツ領域となると、前記現時刻コンテンツ記憶手段内の表示対象となる前記表示コンテンツ枠に対応する前記現時刻コンテンツによって前記表示コンテンツ記憶手段内の前記表示コンテンツを更新するコンテンツ更新手段、
前記表示コンテンツ枠に対応する前記表示コンテンツを前記表示コンテンツ記憶手段から取得して画面に表示させ、コンテンツ枠が前記更新前コンテンツ領域と前記現時刻コンテンツ領域とに分割されたときは、前記表示コンテンツ枠に対応付けて前記表示コンテンツ記憶手段に格納された前記表示コンテンツを前記更新前コンテンツ領域に表示し、前記表示コンテンツ枠に対応付けて前記現時刻コンテンツ記憶手段に格納された前記現時刻コンテンツを前記現時刻コンテンツ領域に表示する表示手段、
として機能させるための情報提供プログラム。
(付記12) あらかじめ設定されたスケジュールに基づく複数の情報の一部を操作入力に応じてコンピュータにより選択的に表示するための情報提供方法において、
コンテンツ収集手段が、コンテンツ更新時刻があらかじめ定義されており、複数設けられたコンテンツ枠ごとに、次の前記コンテンツ更新時刻における表示対象として前記スケジュールで指定されている現時刻コンテンツを収集し、前記コンテンツ更新時刻に達すると、収集した前記現時刻コンテンツを前記コンテンツ枠に対応付けて現時刻コンテンツ記憶手段に格納し、
表示コンテンツ枠決定手段が、操作入力に応答して、複数の前記コンテンツ枠の中から表示対象の表示コンテンツ枠を決定し、
コンテンツ更新手段が、前記コンテンツ更新時刻に達すると、その後に新たに表示対象となる追加コンテンツ枠ごとに、同一のグループに属する複数の前記コンテンツ枠を記憶するグループ情報記憶手段を参照して前記追加コンテンツ枠と同一グループに属する前記コンテンツ枠を検出し、検出した前記コンテンツ枠の全てが現在表示対象でなければ、前記現時刻コンテンツ記憶手段内の表示対象となる前記コンテンツ枠と同一グループの前記コンテンツ枠それぞれに対応する前記現時刻コンテンツによって、表示コンテンツ記憶手段内の前記コンテンツ枠ごとの表示コンテンツを更新し、
表示手段が、前記表示コンテンツ枠に対応する前記表示コンテンツを前記表示コンテンツ記憶手段から取得して画面に表示させる、
を有することを特徴とする情報提供方法。
(付記13) 状態管理手段が、所定の入力が一定時間途絶えると動作状態を待ち受け状態に変更し、前記所定の入力があると動作状態を操作入力状態に変更し、
前記コンテンツ更新手段が、前記コンテンツ更新時刻に達したときに前記待ち受け状態であれば、前記現時刻コンテンツ記憶手段に格納された全ての前記現時刻コンテンツによって前記表示コンテンツ記憶手段内の前記表示コンテンツを更新する、
ことを特徴とする付記12記載の情報提供方法。
(付記14) 利用者からのコンテンツ取得要求に応答して、表示対象の前記コンテンツ枠に対応する前記表示コンテンツと同一グループのデータ提供用コンテンツを、前記利用者が所有する装置に転送するデータ提供手段をさらに有することを特徴とする付記12記載の情報提供用端末装置。
(付記15) あらかじめ設定されたスケジュールに基づく複数の情報の一部を操作入力に応じて選択的に表示する情報提供用端末装置において、
コンテンツ収集手段が、コンテンツ更新時刻があらかじめ定義されており、前記コンテンツ枠ごとに、次の前記コンテンツ更新時刻における表示対象として前記スケジュールで指定されている前記現時刻コンテンツを収集し、前記コンテンツ更新時刻に達すると、収集した前記現時刻コンテンツを前記コンテンツ枠に対応付けて現時刻コンテンツ記憶手段に格納し、
表示コンテンツ枠決定手段が、操作入力に応答して、複数の前記コンテンツ枠の中から表示対象の表示コンテンツ枠を決定し、
表示領域制御手段が、前記コンテンツ更新時刻に達すると、前記表示コンテンツ枠を更新前コンテンツ領域と現時刻コンテンツ領域とに分割し、前記表示コンテンツ枠全体が前記現時刻コンテンツ領域となるまで前記現時刻コンテンツ領域を時間経過と共に拡大し、操作入力により前記更新前コンテンツ領域が選択されると前記表示コンテンツ枠全体を前記更新前コンテンツ領域とし、操作入力により前記現時刻コンテンツ領域が選択されると前記表示コンテンツ枠全体を前記現時刻コンテンツ領域とし、
コンテンツ更新手段が、前記表示コンテンツ枠内の全てが前記更新後コンテンツ領域となると、前記現時刻コンテンツ記憶手段内の表示対象となる前記表示コンテンツ枠に対応する前記現時刻コンテンツによって、表示コンテンツ記憶手段内の前記コンテンツ枠ごとの表示コンテンツを更新し、
表示手段が、前記表示コンテンツ枠に対応する前記表示コンテンツを前記表示コンテンツ記憶手段から取得して画面に表示させ、コンテンツ枠が前記更新前コンテンツ領域と前記現時刻コンテンツ領域とに分割されたときは、前記表示コンテンツ枠に対応付けて前記表示コンテンツ記憶手段に格納された前記表示コンテンツを前記更新前コンテンツ領域に表示し、前記表示コンテンツ枠に対応付けて前記現時刻コンテンツ記憶手段に格納された前記現時刻コンテンツを前記現時刻コンテンツ領域に表示する、
ことを特徴とする情報提供方法。
発明の概要を示す図である。 本実施の形態のシステム構成例を示す図である。 情報提供用端末装置の外観図である。 情報提供用端末装置のハードウェア構成例を示す図である。 本実施の形態に用いるサーバのハードウェア構成例を示す図である。 サーバの機能を示すブロック図である。 背景コンテンツ情報のデータ構造例を示す図である。 グループコンテンツ情報管理テーブルのデータ構造例を示す図である。 コンテンツ情報入力画面を示す図である。 スケジュール表のデータ構造例を示す図である。 情報提供用端末装置の機能を示すブロック図である。 表示コンテンツ情報テーブルのデータ構造例を示す図である。 画面のコンテンツ枠を示す図である。 コンテンツ枠の配置例を示す図である。 コンテンツ先読み処理の手順を示すシーケンス図である。 所定時間後に表示すべきコンテンツの判定処理手順を示すフローチャートである。 コンテンツ変更処理の手順を示すフローチャートである。 操作に応じた更新処理の詳細手順を示すフローチャートである。 表示画面例を示す図である。 スクロール処理の例を示す第1の図である。 スクロール処理の例を示す第2の図である。 クーポン取得の手順を示すフローチャートである。 クーポン取得画面を示す図である。 画像更新時の画面遷移を示す図である。 コンテンツ切り替え中の画面に利用者がさわったときの画面変化を示す図である。 コンテンツを時間をかけて変更する処理の手順を示すフローチャートである。 コンテンツ変更の他の例を示す図である。
符号の説明
1 表示コンテンツ記憶手段
2 グループ情報記憶手段
3 現時刻コンテンツ記憶手段
4 コンテンツ収集手段
5 表示コンテンツ枠決定手段
6 コンテンツ更新手段
7 表示手段
8 サーバ

Claims (5)

  1. あらかじめ設定されたスケジュールに基づく複数の情報の一部を操作入力に応じて選択的に表示する情報提供用端末装置において、
    複数設けられたコンテンツ枠ごとに、前記コンテンツ枠内に表示する表示コンテンツを記憶する表示コンテンツ記憶手段と、
    同一のグループに属する複数の前記コンテンツ枠を記憶するグループ情報記憶手段と、
    前記コンテンツ枠ごとに、前記スケジュールにおいて現時刻の表示対象として指定されている現時刻コンテンツを記憶する現時刻コンテンツ記憶手段と、
    コンテンツ更新時刻があらかじめ定義されており、前記コンテンツ枠ごとに、次の前記コンテンツ更新時刻における表示対象として前記スケジュールで指定されている前記現時刻コンテンツを収集し、前記コンテンツ更新時刻に達すると、収集した前記現時刻コンテンツを前記コンテンツ枠に対応付けて前記現時刻コンテンツ記憶手段に格納するコンテンツ収集手段と、
    操作入力に応答して、複数の前記コンテンツ枠の中から表示対象の表示コンテンツ枠を決定する表示コンテンツ枠決定手段と、
    前記コンテンツ更新時刻に達すると、その後に新たに表示対象となる追加コンテンツ枠ごとに、前記グループ情報記憶手段を参照して前記追加コンテンツ枠と同一グループに属する前記コンテンツ枠を検出し、検出した前記コンテンツ枠の全てが現在表示対象でなければ、前記現時刻コンテンツ記憶手段内の表示対象となる前記コンテンツ枠と同一グループの前記コンテンツ枠それぞれに対応する前記現時刻コンテンツによって前記表示コンテンツ記憶手段内の前記表示コンテンツを更新するコンテンツ更新手段と、
    前記表示コンテンツ枠に対応する前記表示コンテンツを前記表示コンテンツ記憶手段から取得して画面に表示させる表示手段と、
    を有することを特徴とする情報提供用端末装置。
  2. 利用者からのコンテンツ取得要求に応答して、表示対象の前記コンテンツ枠に対応する前記表示コンテンツと同一グループのデータ提供用コンテンツを、前記利用者が所有する装置に転送するデータ提供手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載の情報提供用端末装置。
  3. あらかじめ設定されたスケジュールに基づく複数の情報の一部を操作入力に応じて選択的に表示する情報提供用端末装置において、
    複数設けられたコンテンツ枠ごとに、前記コンテンツ枠内に表示する表示コンテンツを記憶する表示コンテンツ記憶手段と、
    前記コンテンツ枠ごとに、前記スケジュールにおいて現時刻の表示対象として指定されている現時刻コンテンツを記憶する現時刻コンテンツ記憶手段と、
    コンテンツ更新時刻があらかじめ定義されており、前記コンテンツ枠ごとに、次の前記コンテンツ更新時刻における表示対象として前記スケジュールで指定されている前記現時刻コンテンツを収集し、前記コンテンツ更新時刻に達すると、収集した前記現時刻コンテンツを前記コンテンツ枠に対応付けて前記現時刻コンテンツ記憶手段に格納するコンテンツ収集手段と、
    操作入力に応答して、複数の前記コンテンツ枠の中から表示対象の表示コンテンツ枠を決定する表示コンテンツ枠決定手段と、
    前記コンテンツ更新時刻に達すると、前記表示コンテンツ枠を更新前コンテンツ領域と現時刻コンテンツ領域とに分割し、前記表示コンテンツ枠全体が前記現時刻コンテンツ領域となるまで前記現時刻コンテンツ領域を時間経過と共に拡大し、操作入力により前記更新前コンテンツ領域が選択されると前記表示コンテンツ枠全体を前記更新前コンテンツ領域とし、操作入力により前記現時刻コンテンツ領域が選択されると前記表示コンテンツ枠全体を前記現時刻コンテンツ領域とする表示領域制御手段と、
    前記表示コンテンツ枠内の全てが前記更新後コンテンツ領域となると、前記現時刻コンテンツ記憶手段内の表示対象となる前記表示コンテンツ枠に対応する前記現時刻コンテンツによって前記表示コンテンツ記憶手段内の前記表示コンテンツを更新するコンテンツ更新手段と、
    前記表示コンテンツ枠に対応する前記表示コンテンツを前記表示コンテンツ記憶手段から取得して画面に表示させ、コンテンツ枠が前記更新前コンテンツ領域と前記現時刻コンテンツ領域とに分割されたときは、前記表示コンテンツ枠に対応付けて前記表示コンテンツ記憶手段に格納された前記表示コンテンツを前記更新前コンテンツ領域に表示し、前記表示コンテンツ枠に対応付けて前記現時刻コンテンツ記憶手段に格納された前記現時刻コンテンツを前記現時刻コンテンツ領域に表示する表示手段と、
    を有することを特徴とする情報提供用端末装置。
  4. あらかじめ設定されたスケジュールに基づく複数の情報の一部を操作入力に応じて選択的に表示するための情報提供プログラムにおいて、
    コンピュータを、
    複数設けられたコンテンツ枠ごとに、前記コンテンツ枠内に表示する表示コンテンツを記憶する表示コンテンツ記憶手段、
    同一のグループに属する複数の前記コンテンツ枠を記憶するグループ情報記憶手段、
    前記コンテンツ枠ごとに、前記スケジュールにおいて現時刻の表示対象として指定されている現時刻コンテンツを記憶する現時刻コンテンツ記憶手段、
    コンテンツ更新時刻があらかじめ定義されており、前記コンテンツ枠ごとに、次の前記コンテンツ更新時刻における表示対象として前記スケジュールで指定されている前記現時刻コンテンツを収集し、前記コンテンツ更新時刻に達すると、収集した前記現時刻コンテンツを前記コンテンツ枠に対応付けて前記現時刻コンテンツ記憶手段に格納するコンテンツ収集手段、
    操作入力に応答して、複数の前記コンテンツ枠の中から表示対象の表示コンテンツ枠を決定する表示コンテンツ枠決定手段、
    前記コンテンツ更新時刻に達すると、その後に新たに表示対象となる追加コンテンツ枠ごとに、前記グループ情報記憶手段を参照して前記追加コンテンツ枠と同一グループに属する前記コンテンツ枠を検出し、検出した前記コンテンツ枠の全てが現在表示対象でなければ、前記現時刻コンテンツ記憶手段内の表示対象となる前記コンテンツ枠と同一グループの前記コンテンツ枠それぞれに対応する前記現時刻コンテンツによって前記表示コンテンツ記憶手段内の前記表示コンテンツを更新するコンテンツ更新手段、
    表示対象のコンテンツ枠に対応するコンテンツを前記表示コンテンツ記憶手段から取得して画面に表示させる表示手段、
    として機能させるための情報提供プログラム。
  5. あらかじめ設定されたスケジュールに基づく複数の情報の一部を操作入力に応じてコンピュータにより選択的に表示するための情報提供方法において、
    コンテンツ収集手段が、コンテンツ更新時刻があらかじめ定義されており、複数設けられたコンテンツ枠ごとに、次の前記コンテンツ更新時刻における表示対象として前記スケジュールで指定されている現時刻コンテンツを収集し、前記コンテンツ更新時刻に達すると、収集した前記現時刻コンテンツを前記コンテンツ枠に対応付けて現時刻コンテンツ記憶手段に格納し、
    表示コンテンツ枠決定手段が、操作入力に応答して、複数の前記コンテンツ枠の中から表示対象の表示コンテンツ枠を決定し、
    コンテンツ更新手段が、前記コンテンツ更新時刻に達すると、その後に新たに表示対象となる追加コンテンツ枠ごとに、同一のグループに属する複数の前記コンテンツ枠を記憶するグループ情報記憶手段を参照して前記追加コンテンツ枠と同一グループに属する前記コンテンツ枠を検出し、検出した前記コンテンツ枠の全てが現在表示対象でなければ、前記現時刻コンテンツ記憶手段内の表示対象となる前記コンテンツ枠と同一グループの前記コンテンツ枠それぞれに対応する前記現時刻コンテンツによって、表示コンテンツ記憶手段内の前記コンテンツ枠ごとの表示コンテンツを更新し、
    表示手段が、前記表示コンテンツ枠に対応する前記表示コンテンツを前記表示コンテンツ記憶手段から取得して画面に表示させる、
    を有することを特徴とする情報提供方法。
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