JP2002074171A - 広告サービス方法、データ処理方法および装置、データ通信システム、情報記憶媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品広告に対する一般ユーザの興味を喚起し
て広告効果を向上させる。 【解決手段】 広告クライアントから提供依頼されて仲
介業者のデータ処理装置１１にデータ登録された商品広
告の広告データが、一般ユーザごとにカスタマイズされ
てからユーザ端末装置１２にデータ提供されるので、一
般ユーザごとに商品広告を専用にカスタマイズしてデー
タ提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、広告クライアント
から依頼された商品広告を一般ユーザに提供する仲介業
者の広告サービス方法、この広告サービス方法を実行す
るデータ処理方法および装置、このデータ処理装置とユ
ーザ端末装置とが通信ネットワークで接続されているデ
ータ通信システム、そのデータ処理装置のコンピュータ
のためのソフトウェアが格納されている情報記憶媒体、
に関する。

【０００２】

【従来の技術】現在、各種の商品広告が各種の手法で一
般ユーザに提供されており、その一つとしてダイレクト
メールがある。このダイレクトメールは、商品広告の葉
書や封書を一般ユーザに郵送するもので、現在では一般
的に仲介業者により実行されている。

【０００３】ただし、商品広告を一般ユーザに無作為に
提供しても無駄が過大となるため、仲介業者は無駄なく
的確に商品広告を一般ユーザに提供できるように工夫し
ている。例えば、現在の一般的な仲介業者は、パーソナ
ルコンピュータなどからなるデータ処理装置を所有して
おり、このデータ処理装置に構築したデータベースに多
数の一般ユーザを各種の個人データとともにデータ登録
している。

【０００４】この個人データは、性別、年齢、家族構
成、等からなるので、仲介業者は商品広告と個人データ
との内容を考慮して、ダイレクトメールごとに送付する
一般ユーザを選別し、一般ユーザごとに送付するダイレ
クトメールを選別している。

【０００５】また、現在では商品広告をダイレクトメー
ルの郵送ではなく、電子メールでデータ送信する広告サ
ービスもある。例えば、ある企業は懸賞申し込みのホー
ムページをインターネットに開設しており、そのホーム
ページでは、懸賞を申し込む一般ユーザにアンケートへ
の回答が義務付けられており、そこには電子メールでの
商品広告の提供希望の有無も質問されている。

【０００６】この場合、ホームページをユーザ端末装置
で閲覧する一般ユーザがアンケートに個人データをデー
タ入力すると、この個人データがデータ処理装置のデー
タベースにデータ登録される。そして、一般ユーザが商
品広告の提供希望もデータ入力すると、この一般ユーザ
のユーザ端末装置にはデータ処理装置から個人データに
対応した商品広告の電子メールがデータ送信される。

【０００７】なお、ユーザ端末装置をインターネットに
接続するプロバイダ業者には、インターネットに接続す
るユーザ端末装置にデータ処理装置で商品広告の広告デ
ータをデータ提供し、この代替として接続費用を無料と
しているプロバイダ業者もある。

【０００８】この場合も一般ユーザがプロバイダ業者と
契約するときにユーザ端末装置から個人データがデータ
送信されてデータ処理装置のデータベースにデータ登録
されるので、データ処理装置はユーザ端末装置に個人デ
ータに対応した広告データをデータ提供する。

【０００９】

【発明が解決しようとする課題】上述のように一般ユー
ザに商品広告を的確に提供するため、従来は商品広告ご
とに一般ユーザを個人データに対応して選別し、同様
に、一般ユーザごとに個人データに対応して商品広告を
選別している。しかし、現在の広告サービス方法では、
一般ユーザと商品広告との組み合わせは考慮している
が、実際には有用な商品広告は一般ユーザごとに相違し
ているので、充分に効果的な商品広告を展開することが
できていない。

【００１０】本発明は上述のような課題に鑑みてなされ
たものであり、一般ユーザごとに有用な商品広告を提供
できる広告サービス方法、この広告サービス方法を実現
するデータ処理方法および装置、このデータ処理装置と
ユーザ端末装置とが通信ネットワークで接続されている
データ通信システム、そのデータ処理装置のコンピュー
タのためのソフトウェアが格納されている情報記憶媒
体、の少なくとも一つを提供することを目的とする。

【００１１】

【課題を解決するための手段】本発明の広告サービス方
法はデータ通信システムを利用して実行され、そのデー
タ通信システムでは仲介業者のデータ処理装置と一般ユ
ーザのユーザ端末装置とが通信ネットワークを介して相
互にデータ通信する。

【００１２】そのデータ処理装置を使用して広告提供を
実行する仲介業者が広告クライアントから商品広告の提
供依頼を受け付けると、この商品広告の広告データはデ
ータ処理装置にデータ登録される。そして、このデータ
処理装置でデータ登録された広告データが一般ユーザご
とにカスタマイズされ、このカスタマイズされた広告デ
ータがデータ処理装置からユーザ端末装置にデータ提供
される。この一般ユーザにデータ提供される広告データ
は、一般ユーザごとにカスタマイズされた商品広告から
なるので、一般ユーザごとに相違する有用な商品広告が
提供される。

【００１３】本発明の他の態様としては、データ処理装
置に多数の一般ユーザごとにデータ登録されている個人
データに対応して広告データがカスタマイズされること
により、例えば、所定のデータフォーマットに対応して
個人データがデータ登録されている場合、一般ユーザご
との広告データのカスタマイズが的確かつ簡単に実行さ
れる。

【００１４】本発明の他の態様としては、ユーザ端末装
置による通信ネットワークでのアクセス履歴からデータ
処理装置で個人データがデータ生成されて広告データが
カスタマイズされることにより、この一般ユーザごとの
広告データのカスタマイズがリアルタイムに実行され
る。

【００１５】本発明の他の態様としては、データ処理装
置にデータ登録されている複数の商品広告の広告データ
が組み合わせでカスタマイズされることにより、一般ユ
ーザごとに複数の商品広告が組み合わされて提供され
る。

【００１６】本発明の他の態様としては、広告データの
カスタマイズとして可変部分がデータ変更されることに
より、一様な商品広告の可変部分が一般ユーザごとにデ
ータ変更される。

【００１７】本発明の他の態様としては、広告クライア
ントのクライアント端末装置から仲介業者のデータ処理
装置まで通信ネットワークを介して商品広告の提供依頼
と広告データとの少なくとも一方がデータ送信されるこ
とにより、クライアント端末装置のデータ送信により商
品広告の提供依頼や広告データがデータ処理装置でリア
ルタイムにデータ管理されるので、例えば、広告データ
が即時に一般ユーザのユーザ端末装置にデータ提供され
る。

【００１８】本発明の他の態様としては、データ処理装
置で通信ネットワークに開設された仮想プレースにユー
ザ端末装置がデータアクセスすると広告データがデータ
提供されることにより、一般ユーザの積極的な行動に対
応して商品広告がデータ提供される。

【００１９】なお、本発明で云う商品広告とは、有形無
形の商品を宣伝するものであれば良く、テキスト、静止
画像、動画、音声、これらの組み合わせ、等で表現され
る。また、本発明で云う各種手段は、その機能を実現す
るように形成されていれば良く、例えば、所定の機能を
発生する専用のハードウェア、所定の機能がプログラム
により付与されたコンピュータ、プログラムによりコン
ピュータの内部に実現された所定の機能、これらの組み
合わせ、等を許容する。

【００２０】また、本発明で云う情報記憶媒体とは、コ
ンピュータに各種処理を実行させるためのプログラムが
ソフトウェアとして事前に格納されたハードウェアであ
れば良く、例えば、コンピュータを一部とする装置に固
定されているＲＯＭ(Read Only Memory)やＨＤＤ(Hard
Disc Drive)、コンピュータを一部とする装置に着脱自
在に装填されるＣＤ(Compact Disc)−ＲＯＭやＦＤ(Flo
ppy Disc)、等を許容する。

【００２１】また、本発明で云うコンピュータとは、ソ
フトウェアからなるプログラムを読み取って対応する処
理動作を実行できる装置であれば良く、例えば、ＣＰＵ
(Central Processing Unit)を主体として、これにＲＯ
ＭやＲＡＭ(Random Access Memory)やＩ／Ｆ(Interfac
e)等の各種デバイスが必要により接続された装置などを
許容する。

【００２２】なお、本発明でソフトウェアに対応した各
種動作をコンピュータに実行させることは、各種デバイ
スをコンピュータに動作制御させることなども許容す
る。例えば、コンピュータに各種データをデータ保存さ
せることは、コンピュータが事前に接続されているＲＡ
Ｍ等の情報記憶媒体に各種データを格納することや、コ
ンピュータが一部として具備している内部メモリに各種
データを格納することや、本発明の情報記憶媒体がＦＤ
等の場合に、そこにコンピュータが各種データを格納す
ること、等を許容する。

【００２３】

【発明の実施の形態】本発明の実施の第一の形態を図１
ないし図４を参照して以下に説明する。本実施の形態の
データ通信システム１０では、図２に示すように、一個
のデータ処理装置１１、多数のユーザ端末装置１２、複
数のクライアント端末装置１３、一個の配送端末装置１
４、が一つの通信ネットワークであるインターネット１
５に接続されている。

【００２４】ユーザ端末装置１２は、パーソナルコンピ
ュータや携帯電話などからなり、消費者である一般ユー
ザに所有されている。クライアント端末装置１３は、広
告クライアントに所有されているホストコンピュータな
どからなり、この広告クライアントは、例えば、販売商
品をインターネット１５で通信販売する商品販売を業務
としている。配送端末装置１４は、配送業者に所有され
ているホストコンピュータなどからなり、この配送業者
は商品配送を業務としている。

【００２５】データ処理装置１１は、仲介業者に所有さ
れているネットワークサーバなどからなり、この仲介業
者は、一般ユーザのユーザ端末装置１２をインターネッ
ト１５に接続することと、広告クライアントの商品広告
を一般ユーザに提供することとを業務としている。

【００２６】データ処理装置１１は、コンピュータの主
体となるハードウェアとしてＣＰＵ１０１を具備してお
り、このＣＰＵ１０１には、バスライン１０２により、
ＲＯＭ１０３、ＲＡＭ１０４、ＨＤＤ１０５、ＦＤ１０
６が交換自在に装填されるＦＤＤ(FD Drive)１０７、Ｃ
Ｄ−ＲＯＭ１０８が交換自在に装填されるＣＤドライブ
１０９、キーボード１１０、マウス１１１、ディスプレ
イ１１２、インターネット１５に接続される通信Ｉ／Ｆ
１１３、等のハードウェアが接続されている。

【００２７】なお、データ処理装置１１とユーザ端末装
置１２とクライアント端末装置１３と配送端末装置１４
とは、各部の仕様や性能は相違するがハードウェアの構
成は基本的に同一であるため、ここでは各端末装置１１
〜１４で同一の名称および符号を流用して詳細な説明は
省略する。

【００２８】一方、本実施の形態のデータ処理装置１１
では、ＲＯＭ１０３、ＲＡＭ１０４、ＨＤＤ１０５、交
換自在なＦＤ１０６、交換自在なＣＤ−ＲＯＭ１０８、
等のハードウェアが情報記憶媒体に相当し、これらの少
なくとも一個に各種動作に必要な制御プログラムや各種
データがソフトウェアとしてデータ記憶されている。

【００２９】例えば、ＣＰＵ１０１に各種の処理動作を
実行させる制御プログラムは、ＦＤ１０６やＣＤ−ＲＯ
Ｍ１０８に事前に格納されている。このようなソフトウ
ェアはＨＤＤ１０５に事前にインストールされており、
データ処理装置１１の起動時にＲＡＭ１０４に複写され
てＣＰＵ１０１に読み取られる。

【００３０】このようにＣＰＵ１０１が適正なプログラ
ムを読み取って各種の処理動作を実行することにより、
本実施の形態のデータ処理装置１１は、図１に示すよう
に、仮想開設手段２１、広告受注手段２２、広告記憶手
段２３、ユーザ受信手段２４、ユーザ記憶手段２５、ア
クセス検出手段２６、データ生成手段２７、広告カスタ
マイズ手段２８、広告提供手段２９、等の各種手段を各
種機能として論理的に具備している。

【００３１】仮想開設手段２１は、ＲＡＭ１０４に格納
された制御プログラムに対応してＣＰＵ１０１がＨＤＤ
１０５や通信Ｉ／Ｆ１１３を統合制御する機能などに相
当し、仮想プレースであるホームページをインターネッ
ト１５に開設する。前述のようにデータ処理装置１１に
よる仲介業者の業務は、一般ユーザのユーザ端末装置１
２をインターネット１５に接続するプロバイダ業務と、
広告クライアントの商品広告を一般ユーザに提供する広
告サービスなので、これらを実行していることが上述の
ホームページにデータ提示されている。

【００３２】広告受注手段２２は、ＣＰＵ１０１が上述
の制御プログラムに対応して通信Ｉ／Ｆ１１３の受信デ
ータをデータ認識する機能などに相当し、広告クライア
ントから一般ユーザへの商品広告の提供依頼と広告デー
タとをデータ受信する。広告記憶手段２３は、ＣＰＵ１
０１が制御プログラムに対応してＨＤＤ１０５を動作制
御する機能などに相当し、データ受信された商品広告の
提供依頼と広告データとをデータ登録する。

【００３３】ユーザ受信手段２４は、ＣＰＵ１０１が制
御プログラムに対応して通信Ｉ／Ｆ１１３の受信データ
をデータ認識する機能などに相当し、多数の一般ユーザ
ごとに個人データをデータ受信する。ユーザ記憶手段２
５は、ＣＰＵ１０１が制御プログラムに対応してＨＤＤ
１０５を動作制御する機能などに相当し、データ受信さ
れた多数の個人データを一般ユーザごとにデータ登録す
る。

【００３４】より具体的には、前述のように仲介業者の
ホームページには広告サービスとプロバイダ業務とを実
行していることがデータ提示されているので、ここに広
告クライアントに対する広告依頼の入力ページと一般ユ
ーザに対する会員登録の入力ページもデータ提示されて
いる。

【００３５】広告依頼の入力ページには、広告クライア
ントの名称や住所や電話番号やクライアント端末装置１
３のメールアドレスなどのクライアントデータ、広告商
品の商品分類などの商品データ、商品広告を提供したい
一般ユーザの性別や年代などの個人データ、などの入力
項目が用意されており、商品広告の画像データや音声デ
ータなどの広告データをデータ添付できるように設定さ
れている。

【００３６】そこで、上述のホームページをクライアン
ト端末装置１３でデータ閲覧する広告クライアントが商
品広告の提供依頼を希望する場合、上述の入力ページに
各種データをデータ入力して広告データをデータ添付
し、これを仲介業者のデータ処理装置１１にデータ送信
する。

【００３７】すると、このデータ処理装置１１では受信
データから各種データがデータ抽出され、これが固有の
識別コードとともに商品広告ごとの所定フォーマットの
広告ファイルとしてデータ登録される。なお、上述の商
品分類は、例えば、オーディオ、映画、化粧品、スポー
ツ、等からなり、複数をチェックできる多数のメニュー
として広告依頼の入力ページに用意されている。

【００３８】また、一般的に商品広告は有効な期間が限
定されているので、上述のようにデータ処理装置１１に
データ登録された広告データは、例えば、クライアント
端末装置１３による広告クライアントの依頼に対応して
削除や変更などが可能である。

【００３９】一方、一般ユーザの会員登録の入力ページ
には、例えば、氏名、住所、電話番号、ユーザ端末装置
１２のメールアドレス、性別、生年月日、興味のある商
品分類、興味のない商品分類、などからなる個人データ
の入力項目が用意されている。

【００４０】そこで、上述のホームページをユーザ端末
装置１２でデータ閲覧する一般ユーザが会員登録を希望
する場合、上述の入力ページに各種データをデータ入力
して仲介業者のデータ処理装置１１にデータ送信する。
すると、このデータ処理装置１１では受信データから各
種データがデータ抽出され、これが固有の識別コードと
ともに一般ユーザごとの所定フォーマットのユーザファ
イルとしてデータ登録される。

【００４１】アクセス検出手段２６は、ＣＰＵ１０１が
制御プログラムに対応して通信Ｉ／Ｆ１１３の受信デー
タをデータ認識する機能などに相当し、ユーザ端末装置
１２によるインターネット１５でのアクセス履歴である
ブラウジング履歴をデータ検出する。

【００４２】データ生成手段２７は、ＣＰＵ１０１が制
御プログラムに対応して所定のデータ処理を実行する機
能などに相当し、アクセス検出手段２６でデータ検出さ
れたブラウジング履歴から個人データをデータ生成して
ユーザ記憶手段２５の個人データに追加する。

【００４３】より具体的には、前述のように一般ユーザ
のユーザ端末装置１２は仲介業者のデータ処理装置１１
によりインターネット１５に接続されているので、この
インターネット１５でのユーザ端末装置１２がブラウジ
ングするホームページのページアドレスをデータ処理装
置１１はデータ検出する。

【００４４】プロバイダ業務に使用されるデータ処理装
置１１は、例えば、インターネット１５の主要なホーム
ページのページアドレスが関連する商品分類とともにＨ
ＤＤ１０５などにデータ登録されているので、このデー
タ登録されているページアドレスと実際にブラウジング
されたページアドレスとの照合により一般ユーザの個人
データとして商品分類がデータ検出される。

【００４５】広告カスタマイズ手段２８も、ＣＰＵ１０
１が制御プログラムに対応して所定のデータ処理を実行
する機能などに相当し、広告記憶手段２３にデータ登録
された広告データをユーザ記憶手段２５にデータ登録さ
れた個人データに対応して一般ユーザごとにカスタマイ
ズする。

【００４６】より具体的には、前述のように一般ユーザ
は会員登録するときに興味のある商品分類と興味のない
商品分類とを個人データとしてデータ処理装置１１にデ
ータ登録しており、このデータ処理装置１１はユーザ端
末装置１２のインターネット１５でのブラウジング履歴
から一般ユーザが興味のある商品分類をデータ検出して
いる。

【００４７】そこで、データ処理装置１１は、一般ユー
ザが興味のある商品分類に対応して複数の商品広告を抽
出し、そこから興味のない商品分類の商品広告を排除
し、残存した複数の商品広告の広告データを組み合わせ
る。例えば、ある一般ユーザが個人データにデータ設定
された商品分類から美容と流行とに興味があるがブラン
ド品には興味がないと判定された場合、流行しているが
ブランド品ではない化粧品や装飾品などの商品広告の広
告データが組み合わされる。なお、この複数の広告デー
タの組み合わせは、例えば、複数の商品広告の表示画像
を一つの画面領域に配列することなどとして実行され
る。

【００４８】広告提供手段２９は、ＣＰＵ１０１が制御
プログラムに対応して通信Ｉ／Ｆ１１３を動作制御する
機能などに相当し、広告カスタマイズ手段２８でカスタ
マイズされた商品広告をユーザ端末装置１２にデータ提
供する。より具体的には、前述のように一般ユーザのユ
ーザ端末装置１２は仲介業者のデータ処理装置１１によ
りインターネット１５に接続されるので、この接続開始
の時点にデータ処理装置１１はカスタマイズした商品広
告の広告データをホームページの表示画面としてユーザ
端末装置１２にデータ提供する。

【００４９】上述のようなデータ処理装置１１の各種手
段は、必要により通信Ｉ／Ｆ１１３等のハードウェアを
利用して実現されるが、その主体はＲＡＭ１０４等の情
報記憶媒体に格納されたソフトウェアに対応して、コン
ピュータのハードウェアであるＣＰＵ１０１が機能する
ことにより実現されている。

【００５０】このようなデータ処理装置１１のソフトウ
ェアは、例えば、インターネット１５にホームページを
開設すること、このホームページへのデータ入力などで
広告クライアントから商品広告の提供依頼と広告データ
とを通信Ｉ／Ｆ１１３などでデータ受信すること、この
データ受信された商品広告の提供依頼と広告データとを
ＨＤＤ１０５などにデータ登録すること、ホームページ
へのデータ入力などで会員登録を希望する多数の一般ユ
ーザごとに個人データをデータ受信すること、このデー
タ受信された多数の個人データを一般ユーザごとにデー
タ登録すること、会員登録された一般ユーザのユーザ端
末装置１２によるインターネット１５でのブラウジング
履歴をデータ検出すること、このデータ検出されたブラ
ウジング履歴から個人データをデータ生成すること、こ
のデータ生成された個人データをデータ登録されている
個人データに追加すること、この一般ユーザごとにデー
タ登録されている個人データに対応してデータ登録され
ている広告データをカスタマイズすること、このカスタ
マイズされた商品広告をホームページの表示画面などで
ユーザ端末装置１２にデータ提供すること、等の処理動
作をＣＰＵ１０１等に実行させるための制御プログラム
としてＲＡＭ１０４等の情報記憶媒体に格納されてい
る。

【００５１】上述のような構成において、本実施の形態
のデータ通信システム１０による広告サービス方法を以
下に説明する。まず、本実施の形態の仲介業者はデータ
処理装置１１により、多数の一般ユーザのユーザ端末装
置１２をインターネット１５に接続するプロバイダ業務
と、複数の広告クライアントの商品広告を多数の一般ユ
ーザに提供する広告サービスとを実行している。

【００５２】そこで、図４に示すように、仲介業者はプ
ロバイダ業務と広告サービスとを実行していることがデ
ータ提示されたホームページをデータ処理装置１１でイ
ンターネット１５に開設しており(ステップＳ１)、広告
クライアントによる広告依頼と一般ユーザによる会員登
録とを応募している。

【００５３】そこで、そのホームページをクライアント
端末装置１３でデータ閲覧する広告クライアントが広告
依頼を希望する場合、広告依頼の入力ページに広告クラ
イアントの名称などのクライアントデータや広告商品の
商品分類などの商品データを広告依頼としてデータ入力
し、そこに画像データなどからなる広告データをデータ
添付してデータ処理装置１１にデータ送信する。

【００５４】すると、この広告依頼と広告データとをデ
ータ受信したデータ処理装置１１では(ステップＳ２)、
その受信データから各種データがデータ抽出され、これ
が固有の識別コードとともに商品広告ごとの広告ファイ
ルとしてデータ登録される(ステップＳ３)。

【００５５】一方、ホームページをユーザ端末装置１２
でデータ閲覧する一般ユーザが会員登録を希望する場
合、会員登録の入力ページに、氏名、興味のある商品分
類、興味のない商品分類、などからなる個人データをデ
ータ入力してデータ処理装置１１に登録希望としてデー
タ送信する。

【００５６】すると、この登録希望の個人データをデー
タ受信したデータ処理装置１１では(ステップＳ４)、そ
の受信データから各種データがデータ抽出され、これが
固有の識別コードとともに一般ユーザごとのユーザファ
イルとしてデータ登録される(ステップＳ５)。

【００５７】そこで、この仲介業者のデータ処理装置１
１に会員登録された一般ユーザがユーザ端末装置１２を
インターネット１５に接続することを希望する場合、そ
のユーザ端末装置１２をデータ処理装置１１に電話回線
などで接続して接続希望をデータ送信する。

【００５８】すると、この接続希望をデータ受信したデ
ータ処理装置１１では(ステップＳ６)、そのユーザ端末
装置１２の一般ユーザが登録会員であるかが識別コード
などで確認され(ステップＳ７)、これが確認されないと
“会員登録してから再度アクセスして下さい”などのガ
イダンスメッセージをユーザ端末装置１２にデータ送信
してから会員登録の入力ページをデータ提供する(ステ
ップＳ９)。

【００５９】一方、ユーザ端末装置１２の一般ユーザが
登録会員であると確認されると、データ処理装置１１で
はユーザ端末装置１２がインターネット１５に接続され
てプロバイダ作業が実行される(ステップＳ８)。その場
合、図５に示すように、データ処理装置１１ではユーザ
端末装置１２をインターネット１５に接続するとき、そ
の一般ユーザの個人データが最初にデータ読出される
(ステップＴ１)。

【００６０】つぎに、その個人データから商品分類がデ
ータ抽出され(ステップＴ２)、その商品分類に対応して
広告データがカスタマイズされる(ステップＴ３)。この
カスタマイズされた広告データはデータ処理装置１１か
らユーザ端末装置１２にデータ提供されるので(ステッ
プＴ４)、このユーザ端末装置１２はカスタマイズされ
た商品広告を一般ユーザにデータ提示することになる。

【００６１】例えば、ある一般ユーザの個人データに興
味のある商品分類として“美容”“流行”がデータ設定
されていて興味のない商品分類として“ブランド品”が
データ設定されていた場合、商品分類として“美容”か
“流行”がデータ設定されていて“ブランド品”がデー
タ設定されていない広告データがデータ検索されて組み
合わされる。

【００６２】このように組み合わされた広告データはホ
ームページの表示画像としてデータ処理装置１１からユ
ーザ端末装置１２にデータ提供されるので、その一般ユ
ーザは自身の嗜好に対応して専用にカスタマイズされた
商品広告を確認することになる。

【００６３】この商品広告のデータ提示が完了するとデ
ータ処理装置１１はユーザ端末装置１２を正式にインタ
ーネット１５に接続するので(ステップＴ５)、一般ユー
ザはユーザ端末装置１２によりインターネット１５の各
種のホームページをデータ閲覧するブラウジングを実行
できることになる。

【００６４】ただし、このようにユーザ端末装置１２が
インターネット１５の各種のホームページをブラウジン
グすると、これがデータ処理装置１１でデータ検出され
てブラウジングしたホームページに対応した商品分類が
検出される(ステップＴ６，Ｔ７)。

【００６５】そして、この商品分類も一般ユーザの嗜好
に対応した個人データとして、データ登録されている個
人データに追加されるので(ステップＴ８)、このデータ
更新された個人データが次回の商品広告のカスタマイズ
処理に反映されることになる。

【００６６】なお、本実施の形態のデータ通信システム
１０では、例えば、広告クライアントは販売商品をイン
ターネット１５で通信販売しており、その通信販売のホ
ームページをクライアント端末装置１３でインターネッ
ト１５に開設している。そして、上述のように仲介業者
のデータ処理装置１１からユーザ端末装置１２にインタ
ーネット１５のコンテンツとしてデータ提供される販売
商品の広告データには、その販売商品を通信販売してい
るホームページへのリンクがデータ設定されている。

【００６７】そこで、図１に示すように、データ処理装
置１１のホームページでデータ提供される商品広告をユ
ーザ端末装置１２でデータ閲覧する一般ユーザは、所望
によりクライアント端末装置１３のホームページへブラ
ウジングして広告商品を広告クライアントから購入する
ことも可能である。

【００６８】その場合、広告クライアントはクライアン
ト端末装置１３で配送端末装置１４の配送業者に連絡し
て販売商品を一般ユーザまで移送し、この一般ユーザは
広告クライアントに商品代金をクレジット取引や銀行振
込で支払うことになる。なお、一般ユーザのユーザ端末
装置１２をデータ処理装置１１でインターネット１５に
接続する料金は無料であるが、広告クライアントが仲介
業者に広告料金を支払うので仲介業者も利益を獲得する
ことができる。

【００６９】また、上述のようにデータ処理装置１１か
らデータ提供される商品広告に対応して一般ユーザが所
望によりユーザ端末装置１２でクライアント端末装置１
３のホームページへブラウジングした場合、このブラウ
ジングもデータ処理装置１１でデータ検出されて個人デ
ータがデータ更新される。

【００７０】本実施の形態のデータ通信システム１０に
おける広告サービス方法では、上述のように広告クライ
アントから依頼された商品広告を一般ユーザに提供する
とき、その一般ユーザごとに商品広告をカスタマイズす
る。このカスタマイズでは一般ユーザの個人データに対
応して複数の商品広告が組み合わされるので、一般ユー
ザに興味があると予想される複数の商品広告を一度にデ
ータ提供することができ、商品広告を良好な効率で実行
することができる。

【００７１】特に、個人データは一般ユーザが会員登録
するときに自己申告するので、その一般ユーザが興味あ
る商品広告を確実にデータ提供することが可能である。
さらに、一般ユーザがインターネット１５の各種のホー
ムページをブラウジングすると、その履歴に対応して個
人データもデータ更新される。このため、一般ユーザに
データ提供する商品広告を適宜更新される個人データに
対応して毎回相違する形態にカスタマイズすることで
き、一般ユーザの興味を毎回喚起して広告効果を向上さ
せることができる。

【００７２】さらに、仲介業者はデータ処理装置１１で
ユーザ端末装置１２をインターネット１５に接続すると
きに商品広告を一般ユーザにデータ提供するので、一般
ユーザの積極的な行動に対応して商品広告をデータ提供
することができ、さらに広告効果を向上させることがで
きる。

【００７３】しかも、仲介業者はデータ処理装置１１で
インターネット１５への接続料金を一般ユーザから徴収
しないが、広告クライアントから広告料金を徴収するの
で利益を獲得することができる。その場合、接続料金を
徴収しないことで会員登録する一般ユーザを多数とする
ことができ、このように会員登録する一般ユーザを多数
とすることで多数の広告クライアントから多大な広告料
金を徴収することが可能となる。

【００７４】さらに、本実施の形態では、広告クライア
ントによる商品広告の提供依頼から一般ユーザへの商品
広告のデータ提供まで、一連の作業をデータ処理装置１
１の機械処理で自動的に実行することができるので、仲
介業者の作業負担を軽減することができる。

【００７５】特に、商品広告のカスタマイズに利用され
る個人データは事前に規定された商品分類としてデータ
設定されており、商品広告のカスタマイズは所定フォー
マットの広告データの組み合わせとして実行されるの
で、一般ユーザごとの商品広告のカスタマイズをデータ
処理装置１１のデータ処理で自動的に実行することが可
能である。

【００７６】また、広告クライアントのクライアント端
末装置１３から仲介業者のデータ処理装置１１まで商品
広告の提供依頼と広告データとがデータ送信されるの
で、データ処理装置１１は広告データをリアルタイムに
データ管理して即時に一般ユーザのユーザ端末装置１２
にデータ提供することが可能である。

【００７７】なお、本発明は上記形態に限定されるもの
でもなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許
容する。例えば、上記形態では広告クライアントによる
仲介業者への広告依頼から仲介業者による一般ユーザへ
の広告提供まで、一連の作業の全部がデータ処理装置１
１の機械処理で自動的に実行されることを例示したが、
その一部を仲介業者が手作業で実行することも可能であ
る。

【００７８】また、上記形態では商品広告のカスタマイ
ズとして複数の商品広告を一体に組み合わせることを例
示したが、例えば、商品広告の広告データに可変部分を
データ設定しておき、その可変部分をデータ変更するこ
とが商品広告をカスタマイズすることも可能である。

【００７９】例えば、前述のように広告クライアントが
広告商品をインターネット１５で通信販売している場
合、商品広告にデータ提示される販売価格の割引率を可
変部分とすることが可能である。その場合、一般ユーザ
が販売商品を購入した金額や個数の履歴に対応して商品
広告にデータ提示される割引率を可変することにより、
さらに広告効果を向上させて一般ユーザの購入動機を喚
起することができる。

【００８０】さらに、上記形態ではユーザ端末装置１２
をインターネット１５に接続する料金を仲介業者が完全
に無料とすることを例示したが、例えば、一般ユーザが
商品広告をデータ閲覧した回数や時間に対応して有料の
接続料金を割引するようなことも可能であり、一般ユー
ザが商品広告を閲覧した回数に対応して接続時間を提供
するようなことも可能である。

【００８１】同様に、上記形態では仲介業者が広告クラ
イアントから広告料金を一律に徴収することを想定した
が、例えば、一般ユーザが商品広告をデータ閲覧した回
数や時間に対応して仲介業者が広告クライアントから広
告料金を徴収するようなことも可能であり、その商品広
告をデータ閲覧した一般ユーザの接続料金を広告クライ
アントから徴収するようなことも可能である。

【００８２】さらに、上記形態ではプロバイダ業務と広
告サービスとを兼任する仲介業者のデータ処理装置１１
が、ユーザ端末装置１２をインターネット１５に接続す
るときに最初にカスタマイズした商品広告をホームペー
ジの表示画像として一般ユーザにデータ提供することを
例示した。

【００８３】しかし、このように商品広告をカスタマイ
ズして一般ユーザにデータ提供する手法は各種が可能で
あり、例えば、データ処理装置１１からユーザ端末装置
１２に電子メールでデータ送信することも可能であり、
ダイレクトメールで郵送することも可能である。

【００８４】また、上記形態では一般ユーザが自己申告
した個人データと一般ユーザのブラウジング履歴に対応
した個人データとの両方に基づいて商品広告を一般ユー
ザごとにカスタマイズすることを例示したが、それを一
方とすることも可能であり、他の手法で個人データをデ
ータ収集することも可能である。

【００８５】例えば、一般ユーザがユーザ端末装置１２
をインターネット１５に夜間などの特定の時間帯のみ接
続するような場合、“夜型人間”なる個人データをデー
タ取得して対応する商品広告をデータ提供することが可
能である。また、一般ユーザのユーザ端末装置１２が特
定の地域からインターネット１５に接続されるような場
合、その地域に対応した商品広告をデータ提供すること
が可能である。

【００８６】さらに、上記形態ではデータ処理装置１１
にデータ登録された広告データが広告クライアントの所
望により削除や変更されることを例示したが、例えば、
広告データに有効期限や有効期間をデータ設定してお
き、これを超過した広告データをデータ処理装置１１が
自動的に無効とするようなことも可能である。

【００８７】また、上記形態では本発明のデータ処理装
置が物理的に一個のデータ処理装置１１からなることを
想定したが、例えば、このようなデータ処理装置を複数
のデータベースサーバやクライアント端末からなるクラ
イアントサーバシステムなどで実現することも可能であ
る。

【００８８】さらに、上記形態ではＲＡＭ１０４等にソ
フトウェアとして格納されている制御プログラムに従っ
てＣＰＵ１０１が動作することにより、データ処理装置
１１の各種機能として各種手段が論理的に実現されるこ
とを例示した。しかし、このような各種手段の各々を固
有のハードウェアとして形成することも可能であり、一
部をソフトウェアとしてＲＡＭ１０４等に格納するとと
もに一部をハードウェアとして形成することも可能であ
る。

【００８９】また、上記形態ではＣＤ−ＲＯＭ１０８等
からＨＤＤ１０５に事前にインストールされているソフ
トウェアがデータ処理装置１１の起動時にＲＡＭ１０４
に複写され、このようにＲＡＭ１０４に格納されたソフ
トウェアをＣＰＵ１０１が読み取ることを想定したが、
このようなソフトウェアをＨＤＤ１０５に格納したまま
ＣＰＵ１０１に利用させることや、ＲＯＭ１０３に事前
に固定的に格納しておくことも可能である。

【００９０】さらに、単体で取り扱える情報記憶媒体で
あるＦＤ１０６やＣＤ−ＲＯＭ１０８にソフトウェアを
格納しておき、このＦＤ１０６等からＨＤＤ１０５やＲ
ＡＭ１０４にソフトウェアをインストールすることも可
能であるが、このようなインストールを実行することな
くＦＤ１０６等からＣＰＵ１０１がソフトウェアを直接
に読み取って処理動作を実行することも可能である。

【００９１】また、このように情報記憶媒体に記述した
ソフトウェアをＣＰＵ１０１に供給する手法は、その情
報記憶媒体をデータ処理装置１１に直接に装填すること
に限定されない。つまり、本発明のデータ処理装置１１
の各種手段をソフトウェアにより実現する場合、そのソ
フトウェアはＣＰＵ１０１が読み取って対応する動作を
実行できる状態に有れば良い。

【００９２】また、上述のような各種手段を実現する制
御プログラムを、複数のソフトウェアの組み合わせで形
成することも可能であり、その場合、単体の製品となる
情報記憶媒体には、本発明のデータ処理装置１１を実現
するための必要最小限のソフトウェアのみを格納してお
けば良い。

【００９３】例えば、既存のオペレーティングシステム
が実装されているデータ処理装置１１に、ＣＤ−ＲＯＭ
１０８等の情報記憶媒体によりアプリケーションソフト
を提供するような場合、本発明のデータ処理装置１１の
各種手段を実現するソフトウェアは、アプリケーション
ソフトとオペレーティングシステムとの組み合わせで実
現されるので、オペレーティングシステムに依存する部
分のソフトウェアは情報記憶媒体のアプリケーションソ
フトから省略することができる。

【００９４】

【発明の効果】本発明の広告サービス方法では、データ
処理装置を使用して広告提供を実行する仲介業者が広告
クライアントから商品広告の提供依頼を受け付けると、
この商品広告の広告データはデータ処理装置にデータ登
録され、このデータ処理装置でデータ登録された広告デ
ータが一般ユーザごとにカスタマイズされ、このカスタ
マイズされた広告データがデータ処理装置からユーザ端
末装置にデータ提供されることにより、一般ユーザごと
に商品広告を専用にカスタマイズしてデータ提供するこ
とができるので、商品広告に対する一般ユーザの興味を
喚起して広告効果を向上させることができる。

【００９５】また、本発明の他の態様としては、データ
処理装置に多数の一般ユーザごとにデータ登録されてい
る個人データに対応して広告データがカスタマイズされ
ることにより、商品広告を一般ユーザごとに的確にカス
タマイズすることが可能なので、広告効果を向上させる
ことができる。

【００９６】また、ユーザ端末装置による通信ネットワ
ークでのアクセス履歴からデータ処理装置で個人データ
がデータ生成されて広告データがカスタマイズされるこ
とにより、一般ユーザごとの商品広告のカスタマイズが
リアルタイムに実行することができるので、商品広告を
毎回相違する形態にカスタマイズして一般ユーザの興味
を喚起するようなことが可能である。

【００９７】また、データ処理装置にデータ登録されて
いる複数の商品広告の広告データが組み合わせでカスタ
マイズされることにより、一般ユーザごとに複数の商品
広告を組み合わせて提供することができるので、商品広
告を良好な効率で実行することができる。

【００９８】また、広告データのカスタマイズとして可
変部分がデータ変更されることにより、一様な商品広告
の可変部分を一般ユーザごとにデータ変更することがで
きるので、一般ユーザごとに専用データをデータ提供す
るようなことができる。

【００９９】また、広告クライアントのクライアント端
末装置から仲介業者のデータ処理装置まで通信ネットワ
ークを介して商品広告の提供依頼と広告データとの少な
くとも一方がデータ送信されることにより、クライアン
ト端末装置のデータ送信により商品広告の提供依頼や広
告データがデータ処理装置でリアルタイムにデータ管理
することができるので、例えば、広告データを即時に一
般ユーザのユーザ端末装置にデータ提供するようなこと
が可能である。

【０１００】また、データ処理装置で通信ネットワーク
に開設された仮想プレースにユーザ端末装置がデータア
クセスすると広告データがデータ提供されることによ
り、一般ユーザの積極的な行動に対応して商品広告をデ
ータ提供することができるので、さらに広告効果を向上
させることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の一形態のデータ処理装置の論理
構造を示す模式図である。

【図２】データ通信システムの物理構造を示すブロック
図である。

【図３】データ処理装置の物理構造を示すブロック図で
ある。

【図４】データ処理装置によるデータ処理方法のメイン
ルーチンを示すフローチャートである。

【図５】プロバイダ作業のサブルーチンを示すフローチ
ャートである。

【符号の説明】

１０ データ通信システム １１ データ処理装置 １２ ユーザ端末装置 １３ クライアント端末装置 １５ 通信ネットワークであるインターネット ２１ 仮想開設手段 ２２ 広告受注手段 ２３ 広告記憶手段 ２４ ユーザ受信手段 ２５ ユーザ記憶手段 ２６ アクセス検出手段 ２７ データ生成手段 ２８ 広告カスタマイズ手段 ２９ 広告提供手段 １０１ コンピュータの主体であるＣＰＵ １０３ 情報記憶媒体であるＲＯＭ １０４ 情報記憶媒体であるＲＡＭ １０５ 情報記憶媒体であるＨＤＤ １０６ 情報記憶媒体であるＦＤ １０８ 情報記憶媒体であるＣＤ−ＲＯＭ

Claims (14)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 広告提供を実行する仲介業者のデータ処
   理装置と一般ユーザのユーザ端末装置とが通信ネットワ
   ークを介して相互にデータ通信するデータ通信システム
   での広告サービス方法であって、 前記仲介業者に広告クライアントから商品広告の提供依
   頼が受け付けられ、 この商品広告の広告データが前記データ処理装置にデー
   タ登録され、 このデータ登録された広告データが前記データ処理装置
   で前記一般ユーザごとにカスタマイズされ、 このカスタマイズされた広告データが前記データ処理装
   置から前記ユーザ端末装置にデータ提供される広告サー
   ビス方法。
2. 【請求項２】 前記データ処理装置に多数の一般ユーザ
   ごとに個人データがデータ登録され、 このデータ登録された個人データに対応して前記広告デ
   ータがカスタマイズされる請求項１に記載の広告サービ
   ス方法。
3. 【請求項３】 前記ユーザ端末装置による前記通信ネッ
   トワークでのアクセス履歴が前記データ処理装置でデー
   タ検出され、 このデータ検出されたアクセス履歴から前記データ処理
   装置で個人データがデータ生成され、 このデータ生成された個人データに対応して前記データ
   処理装置で前記広告データがカスタマイズされる請求項
   １または２に記載の広告サービス方法。
4. 【請求項４】 少なくとも一つの広告クライアントから
   複数の商品広告の提供依頼が受け付けられて複数の広告
   データが前記データ処理装置にデータ登録され、 前記カスタマイズとして前記データ処理装置で複数の前
   記広告データが組み合わされる請求項１ないし３の何れ
   か一項に記載の広告サービス方法。
5. 【請求項５】 前記データ処理装置にデータ登録される
   前記広告データに可変部分がデータ設定されており、 前記カスタマイズとして前記データ処理装置で前記広告
   データの可変部分がデータ変更される請求項１ないし４
   の何れか一項に記載の広告サービス方法。
6. 【請求項６】 前記広告クライアントが前記通信ネット
   ワークを介して前記データ処理装置と相互にデータ通信
   するクライアント端末装置を具備しており、 このクライアント端末装置から前記データ処理装置に前
   記商品広告の提供依頼と広告データとの少なくとも一方
   がデータ送信される請求項１ないし５の何れか一項に記
   載の広告サービス方法。
7. 【請求項７】 前記ユーザ端末装置でデータアクセスさ
   れる仮想プレースが前記データ処理装置で前記通信ネッ
   トワークに開設され、 前記仮想プレースにデータアクセスした前記ユーザ端末
   装置に前記データ処理装置から前記広告データがデータ
   提供される請求項１ないし６の何れか一項に記載の広告
   サービス方法。
8. 【請求項８】 前記通信ネットワークがインターネット
   からなり、 前記仮想プレースがホームページからなる請求項７に記
   載の広告サービス方法。
9. 【請求項９】 広告提供を実行する仲介業者が所有して
   いて一般ユーザのユーザ端末装置と通信ネットワークを
   介して相互にデータ通信するデータ処理装置のデータ処
   理方法であって、 広告クライアントから前記一般ユーザへの提供が依頼さ
   れた商品広告の広告データをデータ登録し、 このデータ登録された広告データを前記一般ユーザごと
   にカスタマイズし、 このカスタマイズされた広告データを前記ユーザ端末装
   置にデータ提供するデータ処理方法。
10. 【請求項１０】 広告提供を実行する仲介業者が所有し
    ていて一般ユーザのユーザ端末装置と通信ネットワーク
    を介して相互にデータ通信するデータ処理装置であっ
    て、 広告クライアントから前記一般ユーザへの提供が依頼さ
    れた商品広告の広告データがデータ登録される広告記憶
    手段と、 この広告記憶手段にデータ登録された広告データを前記
    一般ユーザごとにカスタマイズする広告カスタマイズ手
    段と、 この広告カスタマイズ手段でカスタマイズされた広告デ
    ータを前記ユーザ端末装置にデータ提供する広告提供手
    段と、を具備しているデータ処理装置。
11. 【請求項１１】 多数の一般ユーザごとに個人データが
    データ登録されるユーザ記憶手段も具備しており、 前記広告カスタマイズ手段は、前記ユーザ記憶手段にデ
    ータ登録された個人データに対応して前記広告データを
    カスタマイズする請求項１０に記載のデータ処理装置。
12. 【請求項１２】 前記ユーザ端末装置による前記通信ネ
    ットワークでのアクセス履歴をデータ検出するアクセス
    検出手段と、 このアクセス検出手段でデータ検出されたアクセス履歴
    から個人データをデータ生成するデータ生成手段と、も
    具備しており、 前記広告カスタマイズ手段は、前記データ生成手段でデ
    ータ生成された個人データに対応して前記広告データを
    カスタマイズする請求項１０に記載のデータ処理装置。
13. 【請求項１３】 請求項１０ないし１２の何れか一項に
    記載のデータ処理装置と、 多数の一般ユーザごとのユーザ端末装置と、 これら多数のユーザ端末装置と前記データ処理装置とを
    接続する通信ネットワークと、 を具備しているデータ通信システム。
14. 【請求項１４】 一般ユーザのユーザ端末装置と通信ネ
    ットワークを介して相互にデータ通信する仲介業者のデ
    ータ処理装置のコンピュータが読取自在なソフトウェア
    が格納されている情報記憶媒体であって、 広告クライアントから前記一般ユーザへの提供が依頼さ
    れた商品広告の広告データをデータ登録すること、 このデータ登録された広告データを前記一般ユーザごと
    にカスタマイズすること、 このカスタマイズされた広告データを前記ユーザ端末装
    置にデータ提供すること、を前記コンピュータに実行さ
    せるためのプログラムが格納されている情報記憶媒体。