JP2002080752A - 建築用塗料組成物 - Google Patents
建築用塗料組成物Info
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- JP2002080752A JP2002080752A JP2000267514A JP2000267514A JP2002080752A JP 2002080752 A JP2002080752 A JP 2002080752A JP 2000267514 A JP2000267514 A JP 2000267514A JP 2000267514 A JP2000267514 A JP 2000267514A JP 2002080752 A JP2002080752 A JP 2002080752A
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- sand
- wall
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- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ボード、パネル、壁等の表面にローラ塗装、
刷毛塗装、吹付け塗装等することにより、上記ボード、
パネル、壁等の表面に吸湿性を備えた表面層を形成する
のに用いる建築用塗料組成物に関し、従来の土壁と同様
な外観が得られ、従来の同種の塗料に比べて高い吸湿性
を備えた建築用塗料組成物を得ることを課題としてい
る。 【解決手段】 土壁の材料として用いられている山砂
(珪砂)を主成分とし、これに吸湿性を付与するための
珪藻土及び固化剤としてのセメントを混合し、これにバ
インダーとして作用する充填接着剤、少量の繊維質材
料、合成樹脂材、糊剤などを添加する。
刷毛塗装、吹付け塗装等することにより、上記ボード、
パネル、壁等の表面に吸湿性を備えた表面層を形成する
のに用いる建築用塗料組成物に関し、従来の土壁と同様
な外観が得られ、従来の同種の塗料に比べて高い吸湿性
を備えた建築用塗料組成物を得ることを課題としてい
る。 【解決手段】 土壁の材料として用いられている山砂
(珪砂)を主成分とし、これに吸湿性を付与するための
珪藻土及び固化剤としてのセメントを混合し、これにバ
インダーとして作用する充填接着剤、少量の繊維質材
料、合成樹脂材、糊剤などを添加する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボード、パネル、
壁等の表面にローラ塗装、刷毛塗装、吹付け塗装等する
ことにより、上記ボード、パネル、壁等の表面に吸湿性
を備えた表面層を形成するのに用いる建築用塗料組成物
に関するものである。
壁等の表面にローラ塗装、刷毛塗装、吹付け塗装等する
ことにより、上記ボード、パネル、壁等の表面に吸湿性
を備えた表面層を形成するのに用いる建築用塗料組成物
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】湿気の多い我が国では、従来より建材と
して木材やイグサ等の繊維質材料が多く用いられてお
り、壁等においては、漆喰、土壁等が多用されてきた。
このような木材、漆喰、土等は、湿度の高いときには空
気中の水分を吸収し、湿度が低くなると吸収した水分を
放出して、屋内の湿度を最適な湿度に調整するという機
能を備えており、かびや結露等の発生を抑制するという
利点を有している。
して木材やイグサ等の繊維質材料が多く用いられてお
り、壁等においては、漆喰、土壁等が多用されてきた。
このような木材、漆喰、土等は、湿度の高いときには空
気中の水分を吸収し、湿度が低くなると吸収した水分を
放出して、屋内の湿度を最適な湿度に調整するという機
能を備えており、かびや結露等の発生を抑制するという
利点を有している。
【0003】しかし都市の高密度化に伴う耐火性、消音
性、密閉性の要請や、経済性及び耐久性の観点から、プ
ラスター含有建材等に代表される新建材に移行している
のが現状である。
性、密閉性の要請や、経済性及び耐久性の観点から、プ
ラスター含有建材等に代表される新建材に移行している
のが現状である。
【0004】しかしこれらの建材は、木材や土壁等の利
点である吸湿作用に乏しく、我が国のような湿気の多い
気候条件においては、かびの発生による健康上の被害や
結露による器物の損傷などの問題が生じている。
点である吸湿作用に乏しく、我が国のような湿気の多い
気候条件においては、かびの発生による健康上の被害や
結露による器物の損傷などの問題が生じている。
【0005】そこで、これらの建材に珪藻土などの吸湿
性に優れた多孔質材料を配合することが提案されてお
り、たとえば特開平8−49308号公報には、プラス
ター100重量部に対してセメント等の固化材10〜5
0重量部、珪藻土などの多孔質無機材料30〜120重
量部を混合してなる建材用組成物であって、多孔性無機
材料の容量が組成物全容量に対して30〜80容量%で
あるものが提案されており、吸水率が60%以上の高い
結露防止作用を有する建材が得られることが記載されて
いる。
性に優れた多孔質材料を配合することが提案されてお
り、たとえば特開平8−49308号公報には、プラス
ター100重量部に対してセメント等の固化材10〜5
0重量部、珪藻土などの多孔質無機材料30〜120重
量部を混合してなる建材用組成物であって、多孔性無機
材料の容量が組成物全容量に対して30〜80容量%で
あるものが提案されており、吸水率が60%以上の高い
結露防止作用を有する建材が得られることが記載されて
いる。
【0006】また特開平11−12066号公報には、
上記特開平8−49308号公報記載の組成物の主とし
て実用上の問題点を改善した建材用組成物として、粉末
状消石灰100重量部に対して白セメント80〜90重
量部、焼成白色珪藻土50〜60重量部及び粘土質原料
(セピオライト、ベントナイト、ゼオライトが例示され
ている)11〜67重量部を混合し、これに助材として
粉末状アクリル樹脂少量(6〜7重量部)、メトローズ少
量(4〜6重量部)及び消泡剤少量(1〜2重量部)を添加
した建材用組成物が提案されている。
上記特開平8−49308号公報記載の組成物の主とし
て実用上の問題点を改善した建材用組成物として、粉末
状消石灰100重量部に対して白セメント80〜90重
量部、焼成白色珪藻土50〜60重量部及び粘土質原料
(セピオライト、ベントナイト、ゼオライトが例示され
ている)11〜67重量部を混合し、これに助材として
粉末状アクリル樹脂少量(6〜7重量部)、メトローズ少
量(4〜6重量部)及び消泡剤少量(1〜2重量部)を添加
した建材用組成物が提案されている。
【0007】更に特開平11−12066号公報には、
上記組成物に自然乾燥珪藻土、赤色珪藻土又は中国黄土
を加えてもよいことが記載されている。
上記組成物に自然乾燥珪藻土、赤色珪藻土又は中国黄土
を加えてもよいことが記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した組成物は、プ
ラスターや消石灰などを主成分とし、それにバインダー
としてセメント及び吸湿性を付与するための珪藻土など
の多孔質無機材料を加えたものであるが、このような組
成物によって製造ないし塗装された壁は、従来の土壁と
は異なる風合いを呈し、古典的なデザインの和風建築に
用いると、違和感を呈することがある。一方、従来の土
壁の材料は、山砂を主成分として、それにバインダーを
加えたものであるが、従来の土壁構造では壁材料を多量
に必要とし、資源としての山砂が少なくなっている現状
では、経済的にも資源保護の観点からも従来の土壁構造
をそのまま採用することには難点がある。
ラスターや消石灰などを主成分とし、それにバインダー
としてセメント及び吸湿性を付与するための珪藻土など
の多孔質無機材料を加えたものであるが、このような組
成物によって製造ないし塗装された壁は、従来の土壁と
は異なる風合いを呈し、古典的なデザインの和風建築に
用いると、違和感を呈することがある。一方、従来の土
壁の材料は、山砂を主成分として、それにバインダーを
加えたものであるが、従来の土壁構造では壁材料を多量
に必要とし、資源としての山砂が少なくなっている現状
では、経済的にも資源保護の観点からも従来の土壁構造
をそのまま採用することには難点がある。
【0009】そこで、従来の土壁用の組成物にバインダ
ーの量を多くしてボードに塗布することによって、従来
の土壁と同様な外観を呈する壁を作ることが行われてい
るが、従来の土壁が備えていた吸湿性をほとんど期待で
きなくなり、単に外観だけの模造に留まっているのが現
状である。
ーの量を多くしてボードに塗布することによって、従来
の土壁と同様な外観を呈する壁を作ることが行われてい
るが、従来の土壁が備えていた吸湿性をほとんど期待で
きなくなり、単に外観だけの模造に留まっているのが現
状である。
【0010】そこでこの発明は、パネルなどに塗装して
用いることにより、従来の土壁と同様な外観が得られ、
従来の同種の塗料に比べて高い吸湿性を備えた建築用塗
料組成物を得ることを課題としている。
用いることにより、従来の土壁と同様な外観が得られ、
従来の同種の塗料に比べて高い吸湿性を備えた建築用塗
料組成物を得ることを課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の建築用塗料組
成物は、従来の土壁材料として用いられている山砂(珪
砂)を主成分とし、これに吸湿性を付与するための珪藻
土及び固化剤としてのセメントを混合し、これにバイン
ダーとして作用する充填接着剤を添加すると共に、少量
の繊維質材料、合成樹脂材、糊剤などを加えたものであ
る。
成物は、従来の土壁材料として用いられている山砂(珪
砂)を主成分とし、これに吸湿性を付与するための珪藻
土及び固化剤としてのセメントを混合し、これにバイン
ダーとして作用する充填接着剤を添加すると共に、少量
の繊維質材料、合成樹脂材、糊剤などを加えたものであ
る。
【0012】請求項1の建築用塗料組成物は、焼成珪藻
土100重量部に対して、セメント70〜150重量
部、繋ぎ材5〜20重量部、セルロースファイバー3〜
12重量部、硅砂を主成分とする山砂140〜300重
量部を混合してなるものであり、特に建築物の外壁防水
用として用いるのに適している。
土100重量部に対して、セメント70〜150重量
部、繋ぎ材5〜20重量部、セルロースファイバー3〜
12重量部、硅砂を主成分とする山砂140〜300重
量部を混合してなるものであり、特に建築物の外壁防水
用として用いるのに適している。
【0013】請求項2の建築用塗料組成物は、焼成珪藻
土100重量部に対して、セメント70〜150重量
部、繋ぎ材10〜40重量部、セメント割止め材7〜2
7重量部、砂(パーライトC)55〜120重量部、砂
(パーライトA)55〜120重量部、珪砂を主成分と
する山砂84〜180重量部、セルロースファイバー4
〜16重量部を混合してなるものであり、特に屋上及び
外壁防水用として用いるのに適している。
土100重量部に対して、セメント70〜150重量
部、繋ぎ材10〜40重量部、セメント割止め材7〜2
7重量部、砂(パーライトC)55〜120重量部、砂
(パーライトA)55〜120重量部、珪砂を主成分と
する山砂84〜180重量部、セルロースファイバー4
〜16重量部を混合してなるものであり、特に屋上及び
外壁防水用として用いるのに適している。
【0014】請求項3の建築用塗料組成物は、焼成珪藻
土100重量部に対して、セメント70〜150重量
部、繋ぎ材6〜24重量部、セメント割止め材4〜16
重量部、セルロースファイバー5〜20重量部を混合し
てなるもので、内壁の塗装に適している。
土100重量部に対して、セメント70〜150重量
部、繋ぎ材6〜24重量部、セメント割止め材4〜16
重量部、セルロースファイバー5〜20重量部を混合し
てなるもので、内壁の塗装に適している。
【0015】請求項4の建築用塗料組成物は、焼成珪藻
土100重量部に対して、プラスター石膏70〜150
重量部、繋ぎ材12〜50重量部、砂(パーライトA)
20〜85重量部、硅砂を主成分とする山砂175〜3
75重量部を混合してなるものであり、内壁の塗装に適
したものである。
土100重量部に対して、プラスター石膏70〜150
重量部、繋ぎ材12〜50重量部、砂(パーライトA)
20〜85重量部、硅砂を主成分とする山砂175〜3
75重量部を混合してなるものであり、内壁の塗装に適
したものである。
【0016】上記組成物は、適宜量の水を加えてボード
やパネルなどの板材に塗布することにより建物の壁表面
を形成する。得られた壁表面は、従来の土壁と同様な外
観を呈すると共に、比較的薄い塗布層においても、優れ
た吸湿性を発揮する。
やパネルなどの板材に塗布することにより建物の壁表面
を形成する。得られた壁表面は、従来の土壁と同様な外
観を呈すると共に、比較的薄い塗布層においても、優れ
た吸湿性を発揮する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、外壁用か内壁用か及びロー
ラないし刷毛による塗装用か吹付け塗装用かに分けて、
この発明の好ましい実施例を説明する。なお、下記組成
中のfm(粗粒率)は、 80、40、20、10、5、
2.5、1.2、0.6、0.3、0.15mmの各ふ
るいでふるい分けたとき、それぞれの各ふるいに留まっ
た量の重量百分率の和を100で割った値である。
ラないし刷毛による塗装用か吹付け塗装用かに分けて、
この発明の好ましい実施例を説明する。なお、下記組成
中のfm(粗粒率)は、 80、40、20、10、5、
2.5、1.2、0.6、0.3、0.15mmの各ふ
るいでふるい分けたとき、それぞれの各ふるいに留まっ
た量の重量百分率の和を100で割った値である。
【0018】 第1実施例:外壁防水用 焼成珪藻土(粒度:0.15〜0.3mm,fm:0.9) 100重量部 セメント 100重量部 繋ぎ材 10.12重量部 セルロースファイバー(切断長2mm) 6.02重量部 硅砂を主成分とする山砂 200重量部
【0019】上記成分を乾燥状態で均一に混和して第1
実施例の組成物を得る。各成分は、焼成珪藻土100重
量部に対して、セメント70〜150重量部、繋ぎ材5
〜20重量部、セルロースファイバー3〜12重量部、
硅砂を主成分とする山砂140〜300重量部の範囲で
変更可能である。
実施例の組成物を得る。各成分は、焼成珪藻土100重
量部に対して、セメント70〜150重量部、繋ぎ材5
〜20重量部、セルロースファイバー3〜12重量部、
硅砂を主成分とする山砂140〜300重量部の範囲で
変更可能である。
【0020】使用に際しては、上記組成物100重量部
に水約40重量部を加えて練り、外壁用の板材の表面に
塗装ローラや刷毛を用いて塗装する。塗装面は従来構造
の土蔵壁の外観を呈し、乾燥後も割れや剥がれを生じな
い。
に水約40重量部を加えて練り、外壁用の板材の表面に
塗装ローラや刷毛を用いて塗装する。塗装面は従来構造
の土蔵壁の外観を呈し、乾燥後も割れや剥がれを生じな
い。
【0021】 第2実施例:屋上、外壁防水用(塗り、吹付仕様) 焼成珪藻土(粒度:0.15〜0.3mm,fm:0.9) 100重量部 セメント 100重量部 繋ぎ材 20重量部 セメント割止め材(CSA#10) 13.42重量部 砂(パーライトC) 80重量部 砂(パーライトA) 80重量部 珪砂を主成分とする山砂 120重量部 セルロースファイバー(切断長2mm) 8.10重量部
【0022】上記成分を乾燥状態で均一に混和して第2
実施例の組成物を得る。各成分は、焼成珪藻土100重
量部に対して、セメント70〜150重量部、繋ぎ材1
0〜40重量部、セメント割止め材7〜27重量部、砂
(パーライトC)55〜120重量部、砂(パーライト
A)55〜120重量部、珪砂を主成分とする山砂84
〜180重量部、セルロースファイバー4〜16重量部
の範囲で変更可能である。
実施例の組成物を得る。各成分は、焼成珪藻土100重
量部に対して、セメント70〜150重量部、繋ぎ材1
0〜40重量部、セメント割止め材7〜27重量部、砂
(パーライトC)55〜120重量部、砂(パーライト
A)55〜120重量部、珪砂を主成分とする山砂84
〜180重量部、セルロースファイバー4〜16重量部
の範囲で変更可能である。
【0023】使用に際しては、上記組成物100重量部
に水約60重量部を加えて練り、外壁用の板材の表面に
吹付け用の塗装ガンを用いて塗装する。塗装面は従来構
造の土蔵壁の外観を呈し、乾燥後も割れや剥がれを生じ
ない。
に水約60重量部を加えて練り、外壁用の板材の表面に
吹付け用の塗装ガンを用いて塗装する。塗装面は従来構
造の土蔵壁の外観を呈し、乾燥後も割れや剥がれを生じ
ない。
【0024】 第3実施例:内壁用(吹付仕様) 焼成珪藻土(粒度:0.15〜0.3mm,fm:0.9) 100重量部 セメント 100重量部 繋ぎ材 11.98重量部 セメント割止め材(CSA#10) 8.06重量部 セルロースファイバー(切断長2mm) 9.63重量部
【0025】上記成分を乾燥状態で均一に混和して第3
実施例の組成物を得る。各成分は、焼成珪藻土100重
量部に対して、セメント70〜150重量部、繋ぎ材6
〜24重量部、セメント割止め材4〜16重量部、セル
ロースファイバー5〜20重量部の範囲で変更可能であ
る。
実施例の組成物を得る。各成分は、焼成珪藻土100重
量部に対して、セメント70〜150重量部、繋ぎ材6
〜24重量部、セメント割止め材4〜16重量部、セル
ロースファイバー5〜20重量部の範囲で変更可能であ
る。
【0026】使用に際しては、上記組成物100重量部
に水約90重量部を加えて練り、内壁用の板材の表面に
吹付け用の塗装ガンを用いて塗装する。塗装面は従来の
土壁の外観を呈し、乾燥後も割れや剥がれを生じない。
に水約90重量部を加えて練り、内壁用の板材の表面に
吹付け用の塗装ガンを用いて塗装する。塗装面は従来の
土壁の外観を呈し、乾燥後も割れや剥がれを生じない。
【0027】 第4実施例:内壁用(塗り仕様) 焼成珪藻土(粒度:0.15〜0.3mm,fm:0.9) 100重量部 A,YNプラスター石膏 100重量部 繋ぎ材 25.15重量部 砂(パーライトA) 43.11重量部 硅砂を主成分とする山砂 249.7重量部
【0028】上記成分を乾燥状態で均一に混和して第4
実施例の組成物を得る。各成分は、焼成珪藻土100重
量部に対して、プラスター石膏70〜150重量部、繋
ぎ材12〜50重量部、砂(パーライトA)20〜85
重量部、硅砂を主成分とする山砂175〜375重量部
の範囲で変更可能である。
実施例の組成物を得る。各成分は、焼成珪藻土100重
量部に対して、プラスター石膏70〜150重量部、繋
ぎ材12〜50重量部、砂(パーライトA)20〜85
重量部、硅砂を主成分とする山砂175〜375重量部
の範囲で変更可能である。
【0029】使用に際しては、上記組成物100重量部
に水約50重量部を加えて練り、内壁用の板材の表面に
塗装ローラないし刷毛を用いて塗装する。塗装面は従来
の土壁の外観を呈し、乾燥後も割れや剥がれを生じな
い。
に水約50重量部を加えて練り、内壁用の板材の表面に
塗装ローラないし刷毛を用いて塗装する。塗装面は従来
の土壁の外観を呈し、乾燥後も割れや剥がれを生じな
い。
【0030】
【発明の効果】以上説明したこの発明の建築用塗料組成
物は、乾燥粉末成分からなり、使用時に適宜量の水を加
えて均一に練り、壁板の表面に塗装ローラ、刷毛、塗装
ガンなどを用いて塗装することにより、従来の和風の土
壁と同様な外観を呈し、耐久性があり、更に吸湿性も備
えた壁を得ることができるという効果がある。
物は、乾燥粉末成分からなり、使用時に適宜量の水を加
えて均一に練り、壁板の表面に塗装ローラ、刷毛、塗装
ガンなどを用いて塗装することにより、従来の和風の土
壁と同様な外観を呈し、耐久性があり、更に吸湿性も備
えた壁を得ることができるという効果がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 201/00 C09D 201/00 E04B 1/64 E04B 1/64 D //(C04B 28/02 (C04B 28/02 14:08 14:08 16:02 16:02 Z 14:06 14:06 Z 14:14) 14:14) 111:27 111:27 Fターム(参考) 2E001 DB03 FA03 FA06 FA09 FA10 GA03 GA06 GA26 HA00 JA01 JA12 JD02 4G012 PA04 PA05 PA07 PA22 PA23 4G028 DA01 DB01 DB11 4J038 AA011 BA022 BA112 EA002 HA446 HA496 HA506 KA03 KA08 MA08 NA06 PA18 PB05 PC01 PC04
Claims (4)
- 【請求項1】 焼成珪藻土100重量部に対して、セメ
ント70〜150重量部、繋ぎ材5〜20重量部、セル
ロースファイバー3〜12重量部、硅砂を主成分とする
山砂140〜300重量部を混合してなる建築物の外壁
防水用塗料組成物。 - 【請求項2】 焼成珪藻土100重量部に対して、セメ
ント70〜150重量部、繋ぎ材10〜40重量部、セ
メント割止め材7〜27重量部、砂(パーライトC)5
5〜120重量部、砂(パーライトA)55〜120重
量部、珪砂を主成分とする山砂84〜180重量部、セ
ルロースファイバー4〜16重量部を混合してなる建築
物の屋上及び外壁防水用塗料組成物。 - 【請求項3】 焼成珪藻土100重量部に対して、セメ
ント70〜150重量部、繋ぎ材6〜24重量部、セメ
ント割止め材4〜16重量部、セルロースファイバー5
〜20重量部を混合してなる建築物の内壁用塗料組成
物。 - 【請求項4】 焼成珪藻土100重量部に対して、プラ
スター石膏70〜150重量部、繋ぎ材12〜50重量
部、砂(パーライトA)20〜85重量部、硅砂を主成
分とする山砂175〜375重量部を混合してなる建築
物の内壁用塗料組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000267514A JP2002080752A (ja) | 2000-09-04 | 2000-09-04 | 建築用塗料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000267514A JP2002080752A (ja) | 2000-09-04 | 2000-09-04 | 建築用塗料組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002080752A true JP2002080752A (ja) | 2002-03-19 |
Family
ID=18754426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000267514A Pending JP2002080752A (ja) | 2000-09-04 | 2000-09-04 | 建築用塗料組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002080752A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040021219A (ko) * | 2002-09-03 | 2004-03-10 | 안상열 | 규조토를 이용한 피복조성물 |
JP2009249271A (ja) * | 2008-04-10 | 2009-10-29 | Shikoku Chem Corp | 壁面用塗材 |
RU2458891C2 (ru) * | 2010-11-08 | 2012-08-20 | Государственное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Ивановский государственный архитектурно-строительный университет" | Сырьевая смесь для получения штукатурки |
RU2514033C1 (ru) * | 2013-01-15 | 2014-04-27 | Юлия Алексеевна Щепочкина | Декоративная штукатурка |
CN106588104A (zh) * | 2016-12-20 | 2017-04-26 | 大连工业大学 | 一种砂基呼吸砖及其生产方法 |
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