JP2002080353A - 発癌プロモーション抑制組成物 - Google Patents

発癌プロモーション抑制組成物

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JP2002080353A
JP2002080353A JP2000265062A JP2000265062A JP2002080353A JP 2002080353 A JP2002080353 A JP 2002080353A JP 2000265062 A JP2000265062 A JP 2000265062A JP 2000265062 A JP2000265062 A JP 2000265062A JP 2002080353 A JP2002080353 A JP 2002080353A
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hydrogen atom
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JP2000265062A
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English (en)
Inventor
Reiko Tanaka
麗子 田中
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】発癌プロモーション抑制組成物を提供するこ
と。 【解決手段】有効成分として、一般式(I) (式中、R1、R2、R3およびR4は同一または相異な
り、水素原子、水酸基、アルコキシ基、アシルオキシ基
またはイソプロピル基を表す。)で示される化合物また
はその薬学的に許容される塩を含有することを特徴とす
る発癌プロモーション抑制組成物 等。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発癌プロモーショ
ン抑制組成物に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】化学
物質による癌発症(化学発癌)の機構に関しては、近
年、イニシエーションおよびプロモーションと呼ばれる
二つの過程を経由すると考える発癌二段階説が広く認め
られている。イニシエーションとは、発癌イニシエータ
ーと総称される物質が、正常細胞のDNAに不可逆的に
損傷を与えて潜在性細胞(initiatedcell)に変化させ
る過程であり、プロモーションとは、発癌プロモーター
と総称される物質が、イニシエーションで生じた潜在性
細胞に働きかけ、それを癌細胞に導く過程である。イニ
シエーションおよびプロモーションの両方もしくは一方
の過程を抑えることができれば、癌の発生を抑制するこ
とが可能である。とりわけ、プロモーションの抑制は、
正常細胞に復帰することのできない潜在性細胞を既に保
有する個体に対しても有効な発癌抑制手段となる。そこ
で、プロモーション抑制活性を有する成分を含有し発癌
の抑制・防止に有効な医薬、食品や化粧品のごとき発癌
プロモーション抑制組成物の開発が切望されている。
【0003】
【課題を解決するための手段】発明者は、かかる状況の
下、鋭意検討した結果、ヒノキ科植物であるクロベの樹
皮から分離精製された化合物が、プロモーション抑制活
性を有することを見出し、本発明に至った。即ち本発明
は、 1)有効成分として、一般式(I) (式中、R1、R2、R3およびR4は同一または相異な
り、水素原子、水酸基、アルコキシ基、アシルオキシ基
またはイソプロピル基を表す。)で示される化合物また
はその薬学的に許容される塩を含有することを特徴とす
る発癌プロモーション抑制組成物、 2)上記一般式(I)において、R1およびR2が水素原
子であり、R3が水酸基、アルコキシ基またはアシルオ
キシ基であり、R4がイソプロピル基である前項1記載
の発癌プロモーション抑制組成物、 3)上記一般式(I)において、R1およびR2が水素原
子であり、R3が水酸基であり、R4がイソプロピル基で
ある前項1または2のいずれかに記載の発癌プロモーシ
ョン抑制組成物、 4)上記一般式(I)において、R1およびR2が同一ま
たは相異なり、水酸基、アルコキシ基またはアシルオキ
シ基であり、R3がイソプロピル基であり、R4が水素原
子である前項1記載の発癌プロモーション抑制組成物、 5)上記一般式(I)において、R1が水酸基であり、
2がメトキシ基であり、R3がイソプロピル基であり、
4が水素原子である前項1または4のいずれかに記載
の発癌プロモーション抑制組成物、 6)有効成分として、一般式(II) (式中、R5、R6、R7およびR8は同一または相異な
り、水素原子、水酸基、アルコキシ基、アシルオキシ基
またはイソプロピル基を表し、R9およびR10は同一ま
たは相異なり、−COOR11基または−CHO基を表
す。R11は水素原子、アルキル基または以下の式 で示される基を表す。)で示される化合物またはその薬
学的に許容される塩を含有することを特徴とする発癌プ
ロモーション抑制組成物、 7)上記一般式(II)において、R5およびR8が水素
原子であり、R6が水酸基、アルコキシ基またはアシル
オキシ基であり、R7がイソプロピル基である前項6記
載の発癌プロモーション抑制組成物、 8)上記一般式(II)において、R9およびR10が−
CHO基である前項6または7のいずれかに記載の発癌
プロモーション抑制組成物、 9)上記一般式(II)において、R5およびR8が水素
原子であり、R6が水酸基であり、R7がイソプロピル基
であり、R9およびR10が−CHO基である前項6〜8
のいずれかに記載の発癌プロモーション抑制組成物、 10)有効成分として、一般式(III) (式中、R12、R13およびR14は同一または相異なり、
水素原子、水酸基、アルコキシ基、アシルオキシ基また
はイソプロピル基を表し、R15は水素原子、アルキル基
またはアシル基を表す。)で示される化合物またはその
薬学的に許容される塩を含有することを特徴とする発癌
プロモーション抑制組成物、 11)上記一般式(III)において、R12およびR14
が水素原子であり、R13がイソプロピル基である前項1
0記載の発癌プロモーション抑制組成物、 12)上記一般式(III)において、R12およびR14
が水素原子であり、R13がイソプロピル基であり、R15
が水素原子である前項10または11のいずれかに記載
の発癌プロモーション抑制組成物、 13)有効成分として、一般式(IV) (式中、式中、R16、R17、R18およびR19は同一また
は相異なり、水素原子、水酸基、アルコキシ基、アシル
オキシ基またはイソプロピル基を表し、R20は水素原
子、アルキル基またはアシル基を表す。)で示される化
合物またはその薬学的に許容される塩を含有することを
特徴とする発癌プロモーション抑制組成物、 14)上記一般式(IV)において、R16およびR19
水素原子であり、R17が水酸基、アルコキシ基またはア
シルオキシ基であり、R18がイソプロピル基である前項
13記載の発癌プロモーション抑制組成物、 15)上記一般式(IV)において、R16およびR19
水素原子であり、R17が水酸基であり、R18がイソプロ
ピル基であり、R20が水素原子である前項13または1
4のいずれかに記載の発癌プロモーション抑制組成物、 16)有効成分として、一般式(V) (式中、R21およびR22は同一または相異なり、アルキ
ル基またはアシル基を表し、R23は、−COOR11基ま
たは−CHO基を表す。R11は水素原子、アルキル基ま
たは以下の式 で示される基を表す。)で示される化合物またはその薬
学的に許容される塩を含有することを特徴とする発癌プ
ロモーション抑制組成物、 17)上記一般式(V)において、R23が−CHO基で
ある前項18記載の発癌プロモーション抑制組成物、 18)上記一般式(V)において、R21およびR22がア
セチル基である前項16または17のいずれかに記載の
発癌プロモーション抑制組成物、19)有効成分とし
て、一般式(VI) (式中、R24は水素原子、アルキル基または以下の式 で示される基を表す。)で示される化合物またはその薬
学的に許容される塩を含有することを特徴とする発癌プ
ロモーション抑制組成物、 20)上記一般式(VI)において、R24が水素原子で
ある前項19記載の発癌プロモーション抑制組成物、 21)有効成分として、一般式(VII) (式中、R25はアルキル基または以下の式 で示される基を表す。)で示される化合物またはその薬
学的に許容される塩を含有することを特徴とする発癌プ
ロモーション抑制組成物、 22)上記一般式(VII)において、R25がメチル基
または以下の式 で示される基である前項21記載の発癌プロモーション
抑制組成物、 23)有効成分として、一般式(VIII) (式中、R26は水素原子、アルキル基または以下の式 で示される基を表す。)で示される化合物またはその薬
学的に許容される塩を含有することを特徴とする発癌プ
ロモーション抑制組成物、 24)上記一般式(VIII)において、R26がメチル
基である前項23記載の発癌プロモーション抑制組成
物、 25)式(IX) で示される化合物またはその薬学的に許容される塩、 26)R24が水素原子である上記一般式(VI)で示さ
れる化合物またはその薬学的に許容される塩、 を提供するものである。
【0004】
【発明の実施の形態】上記一般式(I)〜(VIII)
で示される化合物(以下、本化合物と記す。)は、例え
ば、マツ科またはヒノキ科等の植物の樹皮や葉、より具
体的には例えばクロベ(Thuja standishii)の樹皮から
精製するか、または、かかる天然物から精製された化合
物から通常の方法に準じて導くことにより、得ることが
できる。精製の工程としては、例えば、まずクロベの樹
皮を、室温または約37℃〜約60℃において、エーテル、
酢酸エチル、アセトニトリル、アセトン、メタノール、
エタノール、ジクロロメタン、クロロホルム、トルエ
ン、ベンゼン、ヘキサン、ヘプタン等の有機溶媒または
これらが混合されてなる溶媒に浸漬し、濾過後、濾液か
ら溶媒を留去する。得られた残留物を、エーテル、酢酸
エチル、アセトニトリル、アセトン、メタノール、エタ
ノール、ジクロロメタン、クロロホルム、トルエン、ベ
ンゼン、ヘキサン、ヘプタン等の適当な有機溶媒または
これらが混合されてなる溶媒に溶解した後、得られた溶
液を、シリカゲル、アルミナ、セルロースパウダー等を
用いたカラムクロマトグラフィー、高速液体クロマトグ
ラフィー、薄層クロマトグラフィー等に供して分画する
か、またはこれらの方法を組み合わせて分画する。かく
して得られる本化合物は、赤外吸収スペクトル、紫外吸
収スペクトル、マスペクトル、またはNMRスペクトル等
を測定することにより、その化学構造を確認することが
できる。
【0005】本化合物のプロモーション抑制活性を測定
する方法としては、例えば、EBA-EA誘導試験法[Konish
i, T. et al.、Biol. Pharm. Bull.、21、993 (1998)]
が挙げられる。この試験法は、12-O-テトラデカノイル
ホルボール-13-アセテート (以下、TPAと記す。)、テレ
オシジンなどの発癌プロモーターが、バーキットリンパ
腫由来エプスタイン・バー・ウイルス潜在感染ヒトリン
パ芽球様細胞株(Raji細胞、ATCCから入手可能)中に潜
在するエプスタイン・バー・ウイルス (以下、EBVと記
す。)を活性化する現象に基づいた方法で、前記のよう
な発癌プロモーターと被験物質とをRaji細胞に接触さ
せ、発癌プロモーターによるEBV活性化を被験物質が抑
制する効力を測定する。該方法で測定されたEBV活性化
抑制活性とプロモーション抑制活性との高い相関性が、
多くの化合物で示されている。また、プロモーション抑
制活性を測定する方法としては、TPAによる細胞のリン
脂質代謝亢進を、被験物質が抑制する効力を測定する方
法をあげることもできる。測定の工程としては、まず、
ヒト子宮頸癌由来のHeLa細胞(ATCCから入手可能)の培
養液に被験物質を添加し、一定時間、例えば1時間の後
に、適量、例えば50nM程度のTPAと、放射性無機リン酸
(以下、32Piと記す。)とを加え、更に培養を行う。一
定時間後、例えば4時間後に細胞のリン脂質を抽出し、
その中へ取り込まれた32Piの放射活性を測定し、溶媒対
照群の放射活性と比較することにより、プロモーション
抑制活性を測定する。プロモーション抑制活性は、齧歯
類を用いたin vivo2段階発癌実験によって調べること
もできる。例えば、マウスの背中の毛を手術用バリカン
等で刈り落とし、背中の皮膚に、アセトンやメタノール
等の有機溶媒に溶解した7,12-ジメチルベンズアントラ
セン(以下、DMBAと記す。)を適量、例えば1〜1000 g
程度塗布する。DMBA塗布より一定期間、例えば1週間経
過した後から、被験物質とTPAとを一定頻度で、例えば
週2回程度、皮膚に塗布する。具体的には例えば、前記
のようにDMBAを塗布した皮膚に、まずアセトンやメタノ
ール等の有機溶媒に溶解した被験物質を塗布し、約1時
間後に、アセトンやメタノールなどの有機溶媒に溶解し
たTPAを適量、例えば0.1〜10μg程度塗布する。このよ
うな処理を行いながら、一定期間、例えば10〜50週間程
度に渡って経時的に観察を行い、処理を行った背中の皮
膚に腫瘍の発生したマウスの数、および発生した腫瘍の
数を測定する。被験物質とTPAとを塗布した群における
腫瘍の発生したマウスの数および発生した腫瘍の数を、
被験物質の替わりに溶媒を塗布した群と比較することに
より、被験物質のプロモーション抑制活性を調べること
ができる。
【0006】本発明の発癌プロモーション抑制組成物
は、例えば、本化合物を含む天然物由来の抽出物やその
加工品、本化合物自体、あるいは、本化合物と、医薬担
体もしくは賦形剤、食品成分または化粧品成分等とが混
合されてなる組成物等を含み、腫瘍や癌の発生を抑制・
防止する医薬、食品、化粧品等として利用され得る。用
いられる医薬担体もしくは賦形剤、食品成分、化粧品成
分等は、当該組成物の具体的用途に応じて適宜選択する
ことができる。また、組成物の形態も、具体的用途に応
じて、例えば種々の個体や液体の形態とすることができ
る。
【0007】例えば、本発明の発癌プロモーション抑制
組成物を医薬として用いる場合には、その投与形態を必
要に応じて適宜選択することができ、具体的な形態とし
ては、例えば、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤等の経
口剤、注射剤、経皮吸収剤、ローション剤、クリーム
剤、軟膏剤、坐剤等の非経口剤をあげることができる。
経口剤としての投与量は、患者の年令、体重、疾患の程
度により異なるが、通常成人で本化合物の重量として約
0.01 mg〜約1 g/日である。経口剤は、例えば、乳糖、
デンプン、ショ糖、ブドウ糖、マンニトール、コンスタ
ーチ、無機塩類等を用いて常法に従って製造される。ま
た、必要に応じて前記の賦形剤の他に、結合剤、崩壊
剤、界面活性剤、乳化剤、滑沢剤、湿潤剤、流動化剤、
保存剤、矯味剤、着色剤、香料等を使用することができ
る。例えば、結合剤としては、デンプン、デキストリ
ン、アラビアゴム末、ヒドロキシプロピルスターチ、結
晶セルロース、エチルセルロース、メチルセルロース、
カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシプ
ロピルセルロース、ポリビニルピロリドン等を挙げるこ
とができる。崩壊剤としては、デンプン、ヒドロキシプ
ロピルスターチ、カルボキシメチルセルロースナトリウ
ム、カルボキシメチルセルロースカルシウム、カルボキ
シメチルセルロース、低置換ヒドロキシプロピルセルロ
ース、ポリビニルピロリドン等があげられる。界面活性
剤としては、ラウリル硫酸ナトリウム、大豆レシチン、
卵黄レシチン、ショ糖脂肪酸エステル、ポリソルベート
80等があげられる。滑沢剤としては、タルク、ロウ
類、水素添加植物油、ショ糖脂肪酸エステル、ステアリ
ン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリ
ン酸アルミニウム等があげられる。流動化剤としては、
軽質無水ケイ酸、乾燥水酸化アルミニウムゲル、合成ケ
イ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム等があげられ
る。また、経口剤の剤形としては、懸濁液、乳化剤、シ
ロップ剤、エリキシル剤等をあげることもでき、これら
の剤形には、矯味矯臭剤、着色剤が含まれていてもよ
い。非経口剤としての投与量は、患者の年齢、体重、疾
患の程度により異なるが、通常成人で本化合物の重量と
して約0.01 mg〜約1 g/日である。注射剤は常法に準じ
て製造され、用いられる希釈剤として、一般に注射用蒸
留水、生理食塩水、ブドウ糖水溶液、注射用植物油、ゴ
マ油、落花生油、大豆油、トウモロコシ油、プロピレン
グリコール、ポリエチレングリコール等をあげることが
できる。さらに必要に応じて、殺菌剤、防腐剤、安定剤
等を加えてもよい。ローション剤には、通常用いられる
添加剤が含まれていてもよく、懸濁剤として、アラビア
ゴム、トラガント、デキストリン、メチルセルロース、
カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシプ
ロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、アル
ギン酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、ポリビ
ニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ベントナイ
ト、ビーガム、無水ケイ酸等が挙げられる。乳化剤とし
ては、石ケン、ラウリル硫酸ナトリウム、ソルビタン、
脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン、ポリ
オキシエチレン脂肪酸エステル、モノグリセリド等が挙
げられる。湿潤剤としては、グリセリン、プロピレング
リコール、ソルビトール、1,3−ブチレングリコー
ル、dl-ピロリドンカルボン酸、乳酸ナトリウム等が挙
げられる。保存剤としては、パラオキシ安息香酸エステ
ル類、塩化ベンザルコニウム等が挙げられる。これらを
用いて、常法に従ってローション剤を調製する。その他
の非経口剤としては、外用液剤、ゲル状軟膏等の経皮吸
収剤、直腸内投与のための坐剤等が挙げられ、常法に従
って製造される。
【0008】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれら実施例によって限定されるもの
ではない。 実施例1(本化合物の調製) 和歌山県橋本市において平成8年11月に採取されたクロ
ベの樹皮5.3 kgを細かく刻み、室温にて10 Lのクロロホ
ルムに24時間浸漬し、濾過後、濾液から減圧下に溶媒
を留去して、クロロホルムエキス966gを得た。該エキス
のうち559gをクロロホルムに溶かし、クロロホルムで調
製したシリカゲル(シリカゲル60、メルク社製)3 kg
を用いたカラムクロマトグラフィーに供し、クロロホル
ムを流して1 Lずつ分画を行なった。得られたフラクシ
ョン5-8を集めた画分A、フラクション54-59を集めた画
分Bを、表1に示したスキームに従い、さらにそれぞれ
シリカゲルカラムクロマトグラフィー、逆相カラムを用
いた高速液体クロマトグラフィー、 及び分取薄層シリ
カゲルクロマトグラフィーにより分画し、化合物1〜8を
単離した。
【0009】
【表1】
【0010】化合物2(10 mg)のピリジン (0.5 ml)溶液
に無水酢酸 (0.5 ml)を加え、室温で一夜攪拌した。反
応液を減圧濃縮し、残渣を 分取薄層クロマトグラフィ
ー (n-hexane : EtOAc = 7 : 1)を用いて精製し、化合
物2a(6 mg)を得た。化合物8(175 mg)をアセトニトリル
(5 ml)に溶解し、エチルアミン(0.24 ml)を加えた後、N
-クロロメチルフタルイミド (340 mg)を加え、60 ℃ で
1時間 保温した。反応液を減圧濃縮し、残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー (n-hexane : CHCl3 = 1
: 1)で精製し、化合物8a(237 mg)を得た。粗精製の化
合物8(6.5 g、crude)をエーテルに溶解し、ジアゾメタ
ンのエーテル溶液を加え、一夜攪拌した。反応液を減圧
濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-hexan
e : EtOAc = 5:1)で分離精製し、メタノール-エーテル
で再結晶して、化合物8b(1.7 g) を得た。化合物8(403
mg)を塩化メチレン(10 ml)に溶解し、80 %メタクロロ過
安息香酸(411 mg)、炭酸水素ナトリウム(160 mg)を加え
て、氷浴(-10〜-15 ℃)で攪拌した。90分後、反応液に
飽和亜硫酸ナトリウム液を加え、10分間攪拌した。反応
液をエーテルで希釈し、有機層を分離した。別に水層を
エーテルで3回洗浄し、先の有機層と混合した。その有
機層を飽和炭酸水素ナトリウム、飽和食塩水で洗浄後、
乾燥、減圧濃縮し、残渣(457 mg)をシリカゲルカラム
(n-hexane : EtOAc =15:1)で精製し、化合物8c(282 mg)
を得た。
【0011】実施例2(物性値測定) 実施例1で得られた化合物の物性値を測定した。
【0012】化合物1;12-oxo-11-nor-drim-8-en-14-oi
c acid 無色油状物質。UVλmax(EtOH)nm:226.5(logε 3.9)。IR
(CHCl3)cm-1:3200-2700、1690、2931、1643、1629、89
3、1470、1413、1375、1262、1189、975、757。M+ m/z
=236.1411(C14H20O3 計算値236.1411)。1H NMR :δ 0.0
9 (3H、s)、1.30(3H、s)、6.34(1H、d、J = 1.5 Hz)、
9.41(1H、s)。13C NMR :δ 18.5、19.1、19.5、23.7、2
8.1、37.4、37.7、38.4、43.6、52.1、138.2、160.9、1
81.2、194.8。
【0013】化合物 2a;Standishinal diacetate 無色結晶。C24H32O5。mp 136-137°(n-hexane-EtOAc)。
IR(CHCl3)cm-1:1770、1738、1688、1574、1464。M+ m/
z:340(C22H30O4)。1H-NMR(CDCl3):δ 0.94(3H、s)、1.1
4(3H、s)、1.20 and 1.22 (each 3H、d、J = 7.0 Hz)、
2.12 and 2.27 (each 3H、s)、2.92(1H、septet、J =
7.0 Hz)、6.52 (1H、d、J = 10.0 Hz)、7.82(1H、 s)、
10.42(1H、s)。13C-NMR (CDCl3):δ 19.9 (t)、20.8 an
d 21.5(each q)、22.0 (q)、22.7 and 23.2(each q)、2
5.4 (q)、27.1(d)、32.7(q)、33.2(s)、38.8(t)、40.9
(t)、46.9(s)、63.2(d)、73.2(d)、127.8(d)、128.5
(s)、129.9(s)、140.3(s)、149.6(s)、155.0(s)、168.3
and 170.7(each s)、190.1(d)。
【0014】化合物3;totarol 無色固形物質。IR(CHCl3)cm-1:3528、2942、2925、158
8、1484、1456、1441、1271、1173、1108、906、807。M
+:m/z:286(C20H30O)。1H-NMR(CDCl3):δ 0.91 and 0.94
(each 3H、 s)、4.50(1H、d)、6.44 and 6.99(each 1
H、d、J = 9.0 Hz)。
【0015】化合物4;12-methoxyabieta-8、11、13-tr
ien-11-ol 無色固形物質。C21H32O2。IR(CHCl3)cm-1:3503、2959、
2360、1415、1327、1307、1046、 1022。M+: m/z:316
[M]+(C21H32O2)。1H-NMR(CDCl3):δ 0.92(3H、s)、0.95
(3H、s)、1.32(3H、s)、3.74(3H、s)、5.99(1H、s)、6.
46(1H、s)。13C-NMR(CDCl3):δ 117.5(d)、142.4(s)、1
46.9(s)。
【0016】化合物5;12-hydroxy-6、7-seco-abieta-
8、11、13-triene-6、7-dial 無色固形物質。IR(CHCl3)cm-1:3503、2360、1613、156
6、1415、1327、1307、1046、1022。M+:m/z:316(C20H28
O3)。1H-NMR(CDCl3):δ 0.73(3H、s)、1.02(3H、s)、6.
56(1H、brs)、9.86(1H、d、J = 3.5 Hz)、10.46(1H、
s)。13C-NMR(CDCl 3):δ 132.5(s)、191.8(d)、206.5
(d)。
【0017】化合物6;7a、8a-epoxy-6a-hydroxyabieta
-9(11)、13-dien-12-one 無色油状物質。IR(CHCl3)cm-1:3411、2927、1655、162
0、1266、1178、1041、1026、923、903。M+:m/z:316(C
20H28O3)。1H-NMR(CDCl3):δ 3.74(1H、s)、4.43(1H、d
d、J = 6.5、9.5 Hz)。13C-NMR(CDCl3):δ 56.2(s)、6
6.5(d)、70.9(d)、126.2(d)、138.5(d)、187.0(s)。
【0018】化合物7;6a-hydroxysugiol 無色固形物質。IR(CHCl3)cm-1:3200-3400、2927、286
9、2853、1651、1599、1575、1377、1300、1265、111
4。M+:m/z:316(C20H28O3)。1H-NMR(CDCl3):δ 1.83(1
H、d、J = 13 Hz)、3.14(1H、septet、J = 7 Hz)、3.90
(1H、s)、4.62(1H、d、J = 13 Hz)、6.70(1H、s)、7.94
(1H、s)。13C-NMR(CDCl3):δ 73.9(d)、110.2(d)、127.
1(d)、158.8 (s)、199.7 (s)。
【0019】化合物 8a;transcommunic acid N-(methy
l) phthalimido ester 無色油状物質。IR(CHCl3)cm-1:1733、1644 、890、146
9、1373、1126、725。M +:m/z:462 (C29H35NO4)。1H-NMR
(CDCl3):δ 1.20 (3H、s)、1.76(3H、s)、4.43and 4.81
(each 1H、s)、4.87(1H、d、J = 10.8 Hz)、5.04(1H、
d、J = 17.4 Hz)、5.39(1H、t、J = 6.3 Hz)、6.32(1
H、dd、J = 10.5、17.1 Hz)。
【0020】化合物 8b;transcommunic acid methyl e
ster 無色結晶。IR(CHCl3)cm-1:1724、1644、889、1446、138
5、1318、1229、1153。M+:m/z:316(C21H32O2)。1H-NMR
(CDCl3):δ 1.19(3H、s)、3.62(3H、s)。
【0021】化合物 8c;12、13-epoxy-transcommunic
acid 無色油状物質。IR(CHCl3)cm-1:3583、2945、2874、284
9、1724、1644、1230、1154、1135、891。M+:m/z:332(C
20H30O3)。
【0022】実施例3(プロモーション抑制活性の測
定) 実施例1で得られた本化合物について、EBV活性化抑制
試験法(Konishi, T. etal.、Biol. Pharm. Bull.、21、
993 (1998))により、プロモーション抑制活性の測定を
行った。バーキットリンパ腫由来 EBV 潜在感染ヒトリ
ンパ芽球様細胞株 (Raji 細胞)の培養には、RPMI 1640
培地(日水製薬)に10v/v%となるように牛胎仔血清
(GIBCO社)を加えた培地を使用した。この培地で
培養した場合のEBVの活性化率(Raji細胞の自然誘発率)
は、0.1%以下であった。前記培地で培養したRaji 細胞
の培養液を1×106 細胞/mlとなるように調製し、DMSO
に溶解した酪酸(4 mM)とTPA(20 ng/ml)とを加えて、CO2
インキュベ−タ−中で37℃にて48時間培養した後、得ら
れた培養液の塗抹標本を作製した。上咽頭がん患者血清
を用いた間接蛍光抗体法によりEBV初期抗原(EBV-EA)を
染色し、陽性細胞(該初期抗原の発現した細胞)の発現率
を測定してこれを陽性コントロ−ル(100)とした。一
方、前記と同様に調製したRaji 細胞の培養液に、DMSO
に溶解した酪酸(4 mM)、TPA(20 ng/ml)および本化合物
を加えて、同様に培養した後、陽性細胞の発現率を測定
し陽性コントロ−ル(100)に対する割合(%)を求め
た。各試験において、少なくとも500細胞を測定し、ま
た2回の繰り返し実験を行った。なお毎回、TPAおよび本
化合物は添加せず酪酸だけを添加した系(陰性コントロ
−ル)と上記陽性コントロ−ルについての試験を併行し
て行った。本化合物の測定結果を表2に示した。いずれ
の化合物についても、EBV-EAの活性化の顕著な抑制が認
められた。尚、化合物1から8cのいずれの試験において
も、細胞に対する強い毒性は認められなかった。
【0023】
【表2】 1) 陽性コントロール(TPA添加系)の値を100とした。 2) 括弧内の数値は細胞の生存率(TPA添加系の生存率を
100%とした)を示す。
【0024】
【発明の効果】本発明により、発癌プロモーション抑制
組成物が提供可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C07D 209/48 C07D 303/16 4H006 303/16 303/18 303/18 405/12 405/12 209/48 Fターム(参考) 4C048 AA06 BB01 BC04 BC05 BC06 BC07 CC01 4C063 AA01 BB08 CC71 DD07 EE01 4C086 AA01 AA02 AA03 BA01 BC11 GA02 GA07 MA01 MA04 NA14 ZB26 4C204 BB01 CB04 DB30 EB03 FB17 GB01 4C206 AA01 AA02 AA03 DA13 MA01 MA04 NA14 ZB26 4H006 AA01 AA03 AB28 BJ30 BQ20 BS20

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有効成分として、一般式(I) (式中、R1、R2、R3およびR4は同一または相異な
    り、水素原子、水酸基、アルコキシ基、アシルオキシ基
    またはイソプロピル基を表す。)で示される化合物また
    はその薬学的に許容される塩を含有することを特徴とす
    る発癌プロモーション抑制組成物。
  2. 【請求項2】上記一般式(I)において、R1およびR2
    が水素原子であり、R3が水酸基、アルコキシ基または
    アシルオキシ基であり、R4がイソプロピル基である請
    求項1記載の発癌プロモーション抑制組成物。
  3. 【請求項3】上記一般式(I)において、R1およびR2
    が水素原子であり、R3が水酸基であり、R4がイソプロ
    ピル基である請求項1または2のいずれかに記載の発癌
    プロモーション抑制組成物。
  4. 【請求項4】上記一般式(I)において、R1およびR2
    が同一または相異なり、水酸基、アルコキシ基またはア
    シルオキシ基であり、R3がイソプロピル基であり、R4
    が水素原子である請求項1記載の発癌プロモーション抑
    制組成物。
  5. 【請求項5】上記一般式(I)において、R1が水酸基
    であり、R2がメトキシ基であり、R 3がイソプロピル基
    であり、R4が水素原子である請求項1または4のいず
    れかに記載の発癌プロモーション抑制組成物。
  6. 【請求項6】有効成分として、一般式(II) (式中、R5、R6、R7およびR8は同一または相異な
    り、水素原子、水酸基、アルコキシ基、アシルオキシ基
    またはイソプロピル基を表し、R9およびR10は同一ま
    たは相異なり、−COOR11基または−CHO基を表
    す。R11は水素原子、アルキル基または以下の式 で示される基を表す。)で示される化合物またはその薬
    学的に許容される塩を含有することを特徴とする発癌プ
    ロモーション抑制組成物。
  7. 【請求項7】上記一般式(II)において、R5および
    8が水素原子であり、R6が水酸基、アルコキシ基また
    はアシルオキシ基であり、R7がイソプロピル基である
    請求項6記載の発癌プロモーション抑制組成物。
  8. 【請求項8】上記一般式(II)において、R9および
    10が−CHO基である請求項6または7のいずれかに
    記載の発癌プロモーション抑制組成物。
  9. 【請求項9】上記一般式(II)において、R5および
    8が水素原子であり、R6が水酸基であり、R7がイソ
    プロピル基であり、R9およびR10が−CHO基である
    請求項6〜8のいずれかに記載の発癌プロモーション抑
    制組成物。
  10. 【請求項10】有効成分として、一般式(III) (式中、R12、R13およびR14は同一または相異なり、
    水素原子、水酸基、アルコキシ基、アシルオキシ基また
    はイソプロピル基を表し、R15は水素原子、アルキル基
    またはアシル基を表す。)で示される化合物またはその
    薬学的に許容される塩を含有することを特徴とする発癌
    プロモーション抑制組成物。
  11. 【請求項11】上記一般式(III)において、R12
    よびR14が水素原子であり、R13がイソプロピル基であ
    る請求項10記載の発癌プロモーション抑制組成物。
  12. 【請求項12】上記一般式(III)において、R12
    よびR14が水素原子であり、R13がイソプロピル基であ
    り、R15が水素原子である請求項10または11のいず
    れかに記載の発癌プロモーション抑制組成物。
  13. 【請求項13】有効成分として、一般式(IV) (式中、式中、R16、R17、R18およびR19は同一また
    は相異なり、水素原子、水酸基、アルコキシ基、アシル
    オキシ基またはイソプロピル基を表し、R20は水素原
    子、アルキル基またはアシル基を表す。)で示される化
    合物またはその薬学的に許容される塩を含有することを
    特徴とする発癌プロモーション抑制組成物。
  14. 【請求項14】上記一般式(IV)において、R16およ
    びR19が水素原子であり、R17が水酸基、アルコキシ基
    またはアシルオキシ基であり、R18がイソプロピル基で
    ある請求項13記載の発癌プロモーション抑制組成物。
  15. 【請求項15】上記一般式(IV)において、R16およ
    びR19が水素原子であり、R17が水酸基であり、R18
    イソプロピル基であり、R20が水素原子である請求項1
    3または14のいずれかに記載の発癌プロモーション抑
    制組成物。
  16. 【請求項16】有効成分として、一般式(V) (式中、R21およびR22は同一または相異なり、アルキ
    ル基またはアシル基を表し、R23は、−COOR11基ま
    たは−CHO基を表す。R11は水素原子、アルキル基ま
    たは以下の式 で示される基を表す。)で示される化合物またはその薬
    学的に許容される塩を含有することを特徴とする発癌プ
    ロモーション抑制組成物。
  17. 【請求項17】上記一般式(V)において、R23が−C
    HO基である請求項18記載の発癌プロモーション抑制
    組成物。
  18. 【請求項18】上記一般式(V)において、R21および
    22がアセチル基である請求項16または17のいずれ
    かに記載の発癌プロモーション抑制組成物。
  19. 【請求項19】有効成分として、一般式(VI) (式中、R24は水素原子、アルキル基または以下の式 で示される基を表す。)で示される化合物またはその薬
    学的に許容される塩を含有することを特徴とする発癌プ
    ロモーション抑制組成物。
  20. 【請求項20】上記一般式(VI)において、R24が水
    素原子である請求項19記載の発癌プロモーション抑制
    組成物。
  21. 【請求項21】有効成分として、一般式(VII) (式中、R25はアルキル基または以下の式 で示される基を表す。)で示される化合物またはその薬
    学的に許容される塩を含有することを特徴とする発癌プ
    ロモーション抑制組成物。
  22. 【請求項22】上記一般式(VII)において、R25
    メチル基または以下の式 で示される基である請求項21記載の発癌プロモーショ
    ン抑制組成物。
  23. 【請求項23】有効成分として、一般式(VIII) (式中、R26は水素原子、アルキル基または以下の式 で示される基を表す。)で示される化合物またはその薬
    学的に許容される塩を含有することを特徴とする発癌プ
    ロモーション抑制組成物。
  24. 【請求項24】上記一般式(VIII)において、R26
    がメチル基である請求項23記載の発癌プロモーション
    抑制組成物。
  25. 【請求項25】式(IX) で示される化合物またはその薬学的に許容される塩。
  26. 【請求項26】R24が水素原子である上記一般式(V
    I)で示される化合物またはその薬学的に許容される
    塩。
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