JP2002080086A - 盗難防止装置 - Google Patents
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Abstract
2と、この箱体にヒンジを介し開口を開閉するように設
けた蓋体4とからなるケースAで、このケースの内と外
と重なる周壁6に合致する貫孔7を設けて、この貫孔に
キー部材8を差し込む。
Description
収納してあるCDカセットの音楽や映像を記録してある
ディスクやビデオテープ、ゲームソフトなどの貸し出し
商品やケースに収納してある各種販売商品の抜き取りを
防止し、またケース毎店外の持ち出しを防止し、さらに
各種販売商品(盗難防止対象物)の盗難を防止すると共
に、開放阻止キー部材やスライダの挿入ケースに無理矢
理開放方向の力を加えても開放が防止できるようにした
装置に関する。
の盗難防止手段としては、既知のように、ショップの棚
にレンタル商品の収納ケースを並べておくと、ケースに
開放防止の手段がないためケースからレンタル商品が抜
き取られて盗難に遇う。
て陳列しておき、顧客が陳列してある所望のレンタル商
品名の空のケースを取り出してカウンタに持参すると、
カウンタ内の店員によって空のケースの表示レンタル商
品を保管場所から取り出し、かつ所定のレンタル手段を
して貸し出す。
レンタル商品に手をふれることがないので、レンタル商
品の盗難を防止することができる。
レンタル商品の選出や整然とした保管などによって著し
く手数がかかり、かつスムーズな貸し出しが困難になる
と共に、広い保管場所を必要とするなどの問題があっ
た。
ケースを陳列し、顧客が陳列してある所望のレンタル商
品をケースから取り出してカウンタに持参し、レンタル
手続きをすることにより前述のような問題を解決するこ
とができる。
手にするので、店外にレンタル商品が持ち出され、盗難
に遇う。
品の任意の位置に固有のIDコード(電源のない)をも
つ盗難防止タグが取り付けられ、ショップの出入口に
は、所定の高周波電磁界を発生させておき、レンタル商
品が出入口を通過する際に前記IDコードの共振回路が
共振して固有のIDコードを発信し、高周波電磁界が変
調することによりそれを検出してレンタル商品の通過を
検出し、それが貸し出されたものであるか、又無断で持
ち出されたものであるかを店員が監視するようにしてい
る。
きの際に上記のIDコード(タグ)を何らかの方法でシ
ールドしなければ、所定の手続きをして貸し出されたレ
ンタル商品であっても無断で持ち出されたものと同様に
検出される不都合があった。
い作業が必要になると共に、シールド用備品によりコス
トが大幅にアップする問題があった。
されず、その例えば衣類、装身具、日用品などの各種品
物の盗難防止対象物にタグを用いても同様に起生する。
開口を開閉する蓋体とからなる)に収納した品物は、開
放が可能なため品物の取り出しが容易になって、盗難が
頻繁に発生する。
たケースにあっても、ケースに無理矢理開放方向の力を
加えると、キー部材やスライダに掛合関係にある部位が
破損され、或いは外れて開放するおそれもあった。
物の取り出しをなくするようにケースの開放を阻止する
と共に、店外への持ち出しを防止するタグをショップ側
に残してシールドが不用になるようにし、またケースに
無理矢理開放方向の力を加えても開放するおそれがない
ようにしたことにある。
めに、この発明は商品の出し入れ用の開口を有する箱体
と、この箱体に適宜のヒンジを介し上記開口を開閉する
ように設けた蓋体とからなるケースにおいて、上記箱体
と蓋体との周縁内と外とで重なり合う或いは対向する周
壁の所要位置に合致する貫孔を設けて、この合致した上
記貫孔にキー部材を抜き差し自在に挿入したことを特徴
とする盗難防止装置を採用する。
ド手段を設けた構成や、ケースと挿入したキー部材とに
上記キー部材の挿入にともない押し戻され、かつ挿入終
了にともない係合関係になる係止手段を設けた構成や、
また上記ケースの周壁に上記係止手段の係合関係を解除
する解除具の差し込み挿入口を設けた構成やケースと挿
入したキー部材とに上記キー部材の挿入にともない押し
戻され、かつ挿入終了にともない係合関係になる係止手
段を設け、また上記ケースのキー部材挿入用の貫孔から
差し込んで上記係止手段の係合関係を解除する解除具を
設け、この解除具と上記キー部材とに上記解除具による
係合関係の解除にともない嵌り込み掛合する掛合部を設
けたことを採用する。
上記キー部材の挿入にともない押し戻され、かつ挿入終
了にともない係合関係になる係止手段を設け、また上記
キー部材の挿入貫孔の所要位置にキー部材の引き抜き具
の挿入口を設け、挿入した引き抜き具と上記キー部材と
の対向位置に嵌り込み掛合する掛合部を設けた構成や、
キー部材に盗難防止タグを設けた構成を採用することも
ある。
箱体と、この箱体に適宜のヒンジを介し上記開口を開閉
するように設けた蓋体とからなるケースにおいて、上記
箱体と蓋体との周縁内と外とで重なり合う或いは対向す
る周壁の所要位置に合致する貫孔を設けた構成を採用す
る。
自在に挿入するキー部材に盗難防止タグを設けること
や、盗難防止用ケースの貫孔に抜き差し自在に挿入する
キー部材に挿入時押し戻され、挿入終了時に上記ケース
側の係止手段に係合関係になる係止手段を設けること
や、ケースに挿入したキー部材に向け差し込むと共に、
差し込み先行端に係止手段を押し戻す係合関係解除用の
尖出部を設けることもある。
の掛合部に挿通する挿通部材と、この挿通部材の両端部
を集合維持及び集合維持を解除することができるように
設けた適宜の錠装置と、上記の挿通部材或いは上記の錠
装置に設けた盗難防止用のタグとからなる構成を採用す
る。
材の挿入終了にともないケースの外側に嵌合して上記ケ
ースの無理矢理な開放を阻止する嵌合部材を設けること
もある。
箱体と、この箱体に適宜のヒンジを介し上記開口を開閉
するように設けた蓋体とで形成したケースと、このケー
スの上記箱体と蓋体との辺縁に設けた並列する係合溝
と、この係合溝に上記ケースを閉鎖状態維持の係合状態
に、かつ抜き差し自在に差し込むスライダと、このスラ
イダと上記ケース或いは係合溝とに前記スライダの差し
込みにともない押し戻され、かつ差し込み終了にともな
い係合関係になるように設けた係止手段とからなる盗難
防止装置において、上記スライダ或いはスライダとケー
スとに前記スライダの差し込み終了にともない掛合関係
になる上記ケースの無理矢理な開放を阻止するような掛
合手段を設けた構成を採用する。
基づいて説明する。
スAは、図1から図3に示すように、商品aの出し入れ
用の開口1を有する箱体2と、この箱体2に適宜のヒン
ジ3を介し開口1を開閉するように設けた蓋体4とで構
成され、箱体2と蓋体4との各主壁5の周縁には、内と
外とで重なり合う或いは対向する周壁6、6が設けてあ
る。
辺側周壁6にハーフカットのヒンジ3を介し蓋体4の主
壁5を設けて形成(図示の場合箱体2の周壁6の下辺側
両端を周壁6の両側辺下端に対し切り離すと共に、周壁
6の下辺と箱体2側の主壁5との境にハーフカットのヒ
ンジ3を設けて、箱体2と蓋体4とがフラットに展開す
るようにしてある)したが、かならずしも限定されず、
例えば別部品の蝶番や穴と突軸との嵌合方式のピンヒン
ジなどで開閉することもある。
所定位置には、合致する貫孔7、7が設けてあり、この
合致した貫孔7、7には、抜き差し自在にキー部材8が
挿入されて、挿入したキー部材8により箱体2に対する
蓋体4の開放が阻止されるようになっている。
示のディスクに限定されず、その他の各種品物であって
もよい)の取り出しを防止する。
されず角軸や丸軸などであってもよい。
8を使用する関係上板の周囲形状に合致する長孔を設け
たが、キー部材8の周囲形状に合致する形状にすればよ
い。
ー部材8の両側縁部が係合する形状であってもよい。
8を挿入することにより箱体2に対する蓋体4の開放を
阻止することにある。
に対向する(図示周壁6、6の上辺側中央部分に設けた
が、寸法などに応じて上辺側両端部や、周壁6、6の両
側辺などに設けてもよい。
対向する、内と外との周壁6、6以外に、図5に示すよ
うに、周壁6に対向(並列するように)主壁5から突出
壁9を(両主壁5からも可)設けて、この突出壁9に周
壁6、6の貫孔7に合致する貫孔7を設けて、周壁6及
び突出壁9の両貫孔7にキー部材8を挿入することもで
きる。
縁から連なって貫孔7を有する周壁6の外側に7字状の
屈曲壁10、10を設けて、この屈曲壁10、10間か
ら貫孔7にキー部材8を挿入するようにしておくと、挿
入したキー部材の端末を隠蔽することができる。
8のガイド手段11が設けてある。
挿入をスムーズに行うことができる。
2側の主壁5の内面にキー部材8の両側縁をガイドする
レール条12と、このレール条12から主壁5に対しキ
ー部材8の厚みより若干大きな間隔を存して突出すると
共に、キー部材8の側縁部板面に臨む抜け出し防止条1
3とで構成したが、蓋体4側の主壁5に設けることも可
能で、形状もL形(レール条12と抜け出し防止条13
とによる)に限定されず、その他の形状、例えば筒状体
などであってもよい。
の挿入先行端縁の両側が当接するストッパ14を設け
て、挿入キー部材8の末端縁と外側周壁6の表面とが面
一になるようになっている。
ける以外に例えば主壁5の内面に突起を設けたり、或い
は図7に示すようにキー部材8の末端に鍔15を設け
て、この鍔15を外側周壁6の表面凹入部16に嵌め込
んで(隠蔽のため鍔15の表面と周壁6の表面とが面一
になるよう)ストッパにすることもある。
の挿入路が確立され、ケースAに収納した商品aが未包
装であっても商品aとキー部材8とが無接触になる。
の接触により商品aを傷付けるような損傷が皆無にな
る。
も記録面や印刷面を損傷することがないと共に、商品の
未包装によってコストの低減をはかることができ、また
ケースAに歌詞カードなどの付属物が収納してあって
も、挿入キー部材8による付属物の破損などもない。
挿入してあるキー部材8をショップ側で引き抜くように
したことにある。
すように、貫孔7の縁に引き抜き具19の挿入口として
の切欠き20を設ける。
9と挿入ずみキー部材8との対向面や対向縁には、嵌り
掛合する掛合部21が設けてある。
合)一方に突起22を、他方に突起22が嵌り込み掛合
する孔23を設ける。
孔23と突起22とが合致すると、孔23に突起22が
嵌り込んで掛合関係になる。
抜くと共にキー部材8が引き抜かれ、ケースAの開放が
可能になる。
は、店側に残して再使用する。キー部材8の存在しない
ケースAは、販売ケース(レンタルショップにあって
は、貸し出しケースになる)になる。
を、キー部材8に突起22を設けたが逆にすることもで
きる。
面に挿入先行方向に向う程突出度合いの大きいテーパー
面部を設けておくと、引き抜き具19の挿入がスムーズ
になる。
第2の実施形態(図8及び図9に示す)のキー部材8に
貼り付けや埋め込みなどによって盗難防止タグ24を設
けておく。
ド(電源のない)をもつもので、タグ24の付いた(挿
入キー部材8付の)ケースAが出入口(店側)を通過す
る際に前記のIDコードの共振回路が共振して固有のI
Dコードを発信し、高周波電磁界が変調することにより
それを検出してケースAの通過を検出する。
を店員が監視して盗難を防止する。なお、販売に際して
は、タグ24付のキー部材8を引き抜いて店側に残す。
aの収納状態のケースAは、販売ケースや貸出しケース
になる。
材8によるケースAの開放阻止や、タグ24によって未
包装の商品aの万引や盗難を有効に防止する。
ら図13に示すように、第1の実施形態と同様のケース
Aに挿入したキー部材8とケースA側とには、キー部材
8の挿入にともない係合関係になる係止手段31が設け
てあり、この係止手段31は、ケースAに差し込む解除
具32によって係合関係が解除されるようになってい
る。
合)キー部材8の側縁に外側縁がキー部材8の末端方向
に突出度合いが徐々に大きくなるよう設けた係合爪33
と、ガイド手段11のレール条12の途中に係合爪33
が嵌入係止してキー部材8の引き抜きを阻止する係合孔
34とで構成し、キー部材8の挿入にともないレール条
に係合爪33が接触すると係合爪33が押し戻され、キ
ー部材8の挿入終了にともない係合爪33と係合孔34
とが合致するので、レール条12と係合爪33とが無接
触になる。
3が図11に示すように係合孔34に嵌り込んで係合関
係になり、キー部材8の引き抜きを阻止する。
材8とガイド手段11とに設ける以外に、例えば、図1
4及び図15に示すように、キー部材8とケースAとの
対向面(図示の場合箱体2の主壁5内面に設けたが、蓋
体4の主壁5内面に設けることも可)に係止手段31を
設けることもできる。
3と係合孔34との係合孔34にかえて、図示のように
ケースAの内面、例えば図示のように箱体2及び蓋体4
の少なくとも片方主壁5の内面から突出する突出条や突
起などの突出部51を設け、キー部材8の挿入途中に突
出部51に係合爪33が接触し、接触にともない係合爪
33を押し戻し、係合爪33が突出部51を通過し終る
と押し戻しの解除された係合爪33が復帰すると共に、
復帰した係合爪33の先が突出部51に引っかかってキ
ー部材8の引き抜きを阻止するようになっている。
してある場合、図14や図18に示すようにキー部材8
の貫通部52を切欠き貫孔などにより設けておく。
8の板面にコ字状のスリット53を入れて、このスリッ
ト53の内側を押し出して設けたが、例えば別部品の係
合爪をキー部材に固着(取付け)したり、キー部材8と
一体的に(合成樹脂の成形板などにより)設けることも
考えられる。
動的にキー部材8とケースAとが係合関係になってキー
部材8の引き抜きを阻止できればよい。
場合、挿入口としての貫孔7から係合爪33に向けて挿
入すると共に、板状の解除具32の先端から突出する先
細り突片35が係合爪33からキー部材8の末端方向に
突出する突出片36の外側縁とレール条12との間に嵌
入すると共に嵌入の続行によって係合孔34から係合爪
33を脱出させるように(図12に示すように)押し逃
がすと共に係合関係を解除する。
押し逃がした係合爪33の復元力による突出片36の突
片35への圧接による摩擦抵抗により解除具32と共に
キー部材8を引き抜くことができる。
起生する場合は、キー部材8と解除具32とに、第2の
実施形態と同様の突起22と孔23との組み合わせ掛合
部21を設けておくとよい。
面に係止手段31が設けてある場合、図16及び図17
に示すように、係合爪33の突出方向端中央から内方に
向く切欠き部54を設けて、この切欠き部54に貫孔7
の縁の挿入口用の切欠き20から差し込んだ解除具32
の突片35を嵌入し、嵌入の続行にともない係合爪33
を押し戻して係合爪33と突出部51との係合関係を解
除(図17に示すように)する。
に設けてある掛合部21の突起22と孔23との嵌り込
みによる掛合によって解除具32とキー部材8とを共に
引き抜く。
実施形態と同様につき説明を省略する。
たキー部材8は、ショップ側に残し、商品aの入ったケ
ースAは、貸し出しケースや販売ケースとして使用で
き、陳列時などにあっては、ケースAに挿入してあるキ
ー部材8によりケースAの開放を阻止し、かつ係止手段
31によりキー部材8の抜き取りを防止する。
防止タグ24(図13に示す)を設けておく。すると、
第3の実施形態と同様の効果がある。
押し逃がし用貫窓である。
Aに収納した未包装の商品a、例えばセンター支持部材
40によって仮支持したディスクの周縁に対し挿入した
キー部材8の挿入先行端を離れた位置でストップさせ
て、キー部材8とディスクの板面とを無接触にすると、
ディスク(印刷面や記録面)を傷付けることがない。す
ると、ガイド手段11が不要になる。
ら図21に示すように、盗難防止対象物Bの孔や挿通部
などの掛合部41に挿通部材42を挿通すると共に、こ
の挿通部材42の両自由端を集合させて、適宜の錠装置
Cによって集合維持と集合維持の解除とが行うことがで
きるようになっている。
例えば(図示の場合)ズボンとベルト通しや、ボタン
孔、陳列ケースの例えばブリスタパック方式の台紙の孔
などで、要するに線状や帯状の挿通部材42を挿通でき
るものであればよい。
部材42の両端に内と外で嵌合する偏平な筐体43、4
3を(例えば大量生産に適し、かつコストの低減をはか
るために成形製品にするなどで)設け、嵌合した両筐体
43、43の重なり或いは対向する周壁に第1、第2実
施形態と同様の貫孔7を設け、この合致した貫孔7に第
1、第2、第4の実施形態のキー部材8を挿入すると共
に、挿入したキー部材8を係止手段31により抜き取ら
れないようにし、抜き取りに際し解除具32を用いる。
8)以外に挿通部材42に第1、第2、第4の実施形態
と同様に盗難防止タグ24を設けておく。
止し、販売に際しては、盗難防止対象物Bから取り外
し、店側に残すと共に、再度使用する。
ば店側のキーを差し込み、かつ操作して錠を開錠、施錠
するものであってもよい。
8、係止手段31、解除具32、タグ24は、第1、第
2、第4の実施形態と同様につき説明(構成及び作用、
効果)を省略する。
ら図25に示すように、第1から第4の実施形態のキー
部材8の末端には、キー部材8の挿入終了にともないケ
ースAの辺の外側に嵌合してケースAの無理矢理な開放
を阻止する嵌合部材61が設けてある。
(周壁6及び両主壁5)の外側に被さる溝形に形成さ
れ、図示の場合一つの辺縁の全長に嵌合する直線形状以
外に貫孔7を有する辺縁のコーナーを挟む二辺のL形状
やコーナーを挟む三辺のコ形状或いはキー部材8から相
反する方向に突出する二個の嵌合部材61であってもよ
い。
いケースAの辺縁外側に嵌合部材61が嵌合して箱体2
及び蓋体4に開放方向の無理な力を加えても、嵌合部材
61により開放を阻止するようする。勿論、キー部材8
の貫通掛合部分の破損なども防止する。
や、解除具32による係止手段31の係合関係の解除及
び解除具32とキー部材8との一体的な引き抜き、タグ
24、ガイド手段11などの構成や作用は、第1、第
3、第4の実施形態と同様につき説明を省略する。
32の挿入口である。
ら図31に示すように、商品aの出し入れ用の開口1を
有する箱体2と、この箱体2に適宜のヒンジ3を介し開
口1を開閉するように設けた蓋体4とでケースAを形成
し、このケースAの箱体2と蓋体4の辺縁に並列する係
合溝71、71を設けて、この係合溝71、71に上記
ケースAを閉鎖状態維持の係合状態で、かつ抜き差し自
在にスライダ72が差し込まれる。
蓋体4とを構成する主壁5から連なって7字状(図31
に示す)に形成し、この係合溝71、71に横断面H形
のスライダ72の両側壁上縁が嵌り込み係合して、スラ
イダ72を介し箱体2と蓋体4との開放を阻止するよう
なっている。
は、図示に限定されない。
スライダ72と係合溝71との係合によりケースAの開
放を阻止するものであればよい。
つき構成の説明を省略する。
溝71とには、スライダ72の差し込みにともない押し
戻され、スライダ72の差し込み終了にともない係合関
係に(自動的に)なってスライダ72の引き抜きを阻止
する係止手段31が設けてある。
や係合孔34とによる)は、第4の実施形態と同様につ
き構成及び作用の説明を省略する。
は、図29及び図30に示すように係合爪33に向け差
し込む解除具32を用いて行なう。
様の方式以外に、図29、30に示すように、スライダ
72の挿入方向前後に2個の係合爪33を配置した関係
上、二又状の長尺片73で前方の係合爪33を、短尺片
74で手前の係合爪33を押し戻して(平成11年特許
願第338353号と同様につき構成及び作用の説明を
省略する)係合関係を解除する。
ライダ72挿入口から行ない、スライダ72とケースA
の周壁6との間隙、すなわち係合爪33と係合孔34と
の間に向け挿入する。
的な引き抜きのために重なり面の摩擦を利用する以外に
第2の実施形態と同様に突起22と孔23との組み合わ
せによる掛合部21を設けておくとよい。
71とスライダ72とには、スライダ72の差し込み終
了にともない掛合関係になってケースAの無理矢理な開
放(箱体2と蓋体4との相反する方向に力を加えて開放
しようとする)を阻止する掛合手段75が設けてある。
ダ72の挿入方向先行端の突軸76と、箱体2と蓋体4
との主壁5から連なって内と外とで重なる重なり壁77
の一方の貫通孔78と他方の孔や穴79とからなり、ス
ライダ72の挿入終了時に突軸76を貫通孔78から孔
や穴79に嵌入する方式や、スライダ72の末端両側に
平面L形の抱込み片80を設けて、この抱込み片80を
両係合溝71に外接する方式があり、また、少なくとも
スライダ72の片端の掛合手段75で行なうことも可能
である。勿論、スライダ72にタグ24を設けておくと
よい。
ように構成してあるので、ケース内の商品の抜き取りや
商品の収納ケース毎或いは盗難防止対象物の店外への持
ち出しを阻止して盗難をなくすることができる。
キー部材を残すので、手間のかかるシールドが不要にな
ると共に、店側のキー部材を再度使用することもできる
利点がある。
な、かつ一定線上の挿入を保障することができると共
に、ケース内の収納物(商品や例えば歌詞カードなどの
印刷物)とキー部材との接触が回避でき、収納物の損傷
や破損などをなくすることもできる。
ダの掛合手段によってケースに無理矢理開放方向の力を
加えても開放を阻止すると共に、キー部材の貫通部分や
スライダとの係合部材の破損をなくすることもできる。
7)
は、図19から図21に示すように、盗難防止対象物B
の孔や挿通部などの掛合部41に挿通部材42を挿通す
ると共に、この挿通部材42の両自由端を集合させて、
適宜の錠装置Cによって集合維持と集合維持の解除とが
行うことができるようになっている。
ように構成してあるので、ケース内の商品の抜き取りや
商品の収納ケース毎店外への持ち出しを阻止して盗難を
なくすることできる。
Claims (14)
- 【請求項1】 商品の出し入れ用の開口を有する箱体
と、この箱体に適宜のヒンジを介し上記開口を開閉する
ように設けた蓋体とからなるケースにおいて、上記箱体
と蓋体との周縁内と外とで重なり合う或いは対向する周
壁の所要位置に合致する貫孔を設けて、この合致した上
記貫孔にキー部材を抜き差し自在に挿入したことを特徴
とする盗難防止装置。 - 【請求項2】 前記ケース内に挿入するキー部材のガイ
ド手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の盗難
防止装置。 - 【請求項3】 前記ケースと挿入したキー部材とに上記
キー部材の挿入にともない押し戻され、かつ挿入終了に
ともない係合関係になる係止手段を設けたことを特徴と
する請求項1に記載の盗難防止装置。 - 【請求項4】 前記ケースと挿入したキー部材とに上記
キー部材の挿入にともない押し戻され、かつ挿入終了に
ともない係合関係になる係止手段を設け、また上記ケー
スの周壁に上記係止手段の係合関係を解除する解除具の
差し込み挿入口を設けたことを特徴とする請求項1に記
載の盗難防止装置。 - 【請求項5】 前記ケースと挿入したキー部材とに上記
キー部材の挿入にともない押し戻され、かつ挿入終了に
ともない係合関係になる係止手段を設け、また上記ケー
スのキー部材挿入用の貫孔から差し込んで上記係止手段
の係合関係を解除する解除具を設け、この解除具と上記
キー部材とに上記解除具による係合関係の解除にともな
い嵌り込み掛合する掛合部を設けたことを特徴とする請
求項1に記載の盗難防止装置。 - 【請求項6】 前記ケースと挿入したキー部材とに上記
キー部材の挿入にともない押し戻され、かつ挿入終了に
ともない係合関係になる係止手段を設け、また上記キー
部材の挿入貫孔の所要位置にキー部材の引き抜き具の挿
入口を設け、この挿入した引き抜き具と上記キー部材と
の対向位置に嵌り込み掛合する掛合部を設けたことを特
徴とする請求項1に記載の盗難防止装置。 - 【請求項7】 前記キー部材に盗難防止タグを設けたこ
とを特徴とする請求項1、3、4、5に記載の盗難防止
装置。 - 【請求項8】 商品の出し入れ用の開口を有する箱体
と、この箱体に適宜のヒンジを介し上記開口を開閉する
ように設けた蓋体とからなるケースにおいて、上記箱体
と蓋体との周縁内と外とで重なり合う或いは対向する周
壁の所要位置に合致する貫孔を設けたことを特徴とする
盗難防止用ケース。 - 【請求項9】 請求項8記載の盗難防止用ケースの貫孔
に抜き差し自在に挿入するキー部材に盗難防止タグを設
けたことを特徴とする盗難防止用キー部材。 - 【請求項10】 請求項8記載の盗難防止用ケースの貫
孔に抜き差し自在に挿入するキー部材に挿入時押し戻さ
れ、挿入終了時に上記ケース側の係止手段に係合関係に
なる係止手段を設けたことを特徴とする盗難防止用キー
部材。 - 【請求項11】 請求項10記載のケースに挿入したキ
ー部材に向け差し込むと共に、差し込み先行端に係止手
段を押し戻す係合関係解除用の尖出部を設けたことを特
徴とする係合解除具。 - 【請求項12】 盗難防止対象物の孔や挿通部などの掛
合部に挿通する挿通部材と、この挿通部材の両端部を集
合維持及び集合維持を解除することができるように設け
た適宜の錠装置と、上記の挿通部材或いは上記の錠装置
に設けた盗難防止用のタグとからなる盗難防止装置。 - 【請求項13】 前記キー部材の末端に、上記キー部材
の挿入終了にともないケースの外側に嵌合して上記ケー
スの無理矢理な開放を阻止する嵌合部材を設けたことを
特徴とする請求項1に記載の盗難防止装置。 - 【請求項14】 商品の出し入れ用の開口を有する箱体
と、この箱体に適宜のヒンジを介し上記開口を開閉する
ように設けた蓋体とで形成したケースと、このケースの
上記箱体と蓋体との辺縁に設けた並列する係合溝と、こ
の係合溝に上記ケースを閉鎖状態維持の係合状態に、か
つ抜き差し自在に差し込むスライダと、このスライダと
上記ケース或いは係合溝とに前記スライダの差し込みに
ともない押し戻され、かつ差し込み終了にともない係合
関係になるように設けた係止手段とからなる盗難防止装
置において、上記スライダ或いはスライダとケースとに
前記スライダの差し込み終了にともない掛合関係になる
上記ケースの無理矢理な開放を阻止するような掛合手段
を設けたことを特徴とする盗難防止装置。
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