JP2002079822A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JP2002079822A
JP2002079822A JP2000271890A JP2000271890A JP2002079822A JP 2002079822 A JP2002079822 A JP 2002079822A JP 2000271890 A JP2000271890 A JP 2000271890A JP 2000271890 A JP2000271890 A JP 2000271890A JP 2002079822 A JP2002079822 A JP 2002079822A
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air
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temperature
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恒吏 高橋
Yuichi Shirota
雄一 城田
Koichi Saka
鉱一 坂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水平置き蒸発器を有する車両用空調装置にお
いて、水平置き蒸発器からの凝縮水の排水性を、特別の
排水プレートなしで向上させる。 【解決手段】 車室内へ送風される空気を冷却する蒸発
器9を略水平に配置するとともに、空気が蒸発器9を下
側から上側へ通過する車両用空調装置において、蒸発器
9をバイパスして空気が流れるバイパス通路16と、バ
イパス通路16を開閉するバイパスドア17とを備え、
バイパスドア17を蒸発器9の下側に配置して、蒸発器
9の凝縮水がバイパスドア17を伝わって下方へ排出さ
れるようにした。これによると、バイパスドア17自身
に排水プレート機能を発揮させて、水平置き蒸発器9か
らの凝縮水をスムースに排出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、略水平方向に配置
した水平置き蒸発器を有する車両用空調装置に関するも
ので、圧縮機稼働時に蒸発器の凝縮水を凍結させる蓄冷
モードを設定する蓄冷式の車両用空調装置に適用して好
適である。
【0002】
【従来の技術】近年、環境保護を目的にして、信号待ち
時等の停車時(エンジン動力不要時)にエンジンを自動
的に停止する車両(エコラン車、ハイブリッド車等)が
実用化されており、今後、停車時にエンジンを停止する
車両が増加する傾向にある。
【0003】しかし、車両用空調装置においては、冷凍
サイクルの圧縮機を車両エンジンにより駆動しているの
で、上記エコラン車等においては信号待ち時等で停車し
て、エンジンが停止される毎に、圧縮機も停止して蒸発
器温度が上昇する。そのため、エンジンの停止毎に車室
内への吹出空気温度が上昇して、乗員の冷房フィーリン
グを損なうという不具合が発生する。
【0004】このような不具合を解消するため、本発明
者らは蒸発器凝縮水の蓄冷量に着目して、次のような蓄
冷式の車両用空調装置を先に特願平11−260605
号にて提案している。すなわち、エンジン稼働中(圧縮
機稼働中)に蓄冷モードを設定して蒸発器温度を氷点下
の温度レベルに引き下げ、蒸発器凝縮水を凍結させる。
これにより、エンジン稼働中に凝縮水に潜熱の形で蓄冷
することができ、凝縮水の蓄冷量を予め増大させておく
ことができる。そして、停車時等のエンジン停止時に
は、蒸発器凝縮水の放冷により空調空気の冷却作用を維
持することができ、これにより、圧縮機運転の一時的な
停止による冷房フィーリングの悪化を抑制することがで
きる。
【0005】このような蓄冷式の車両用空調装置では蒸
発器温度を氷点下の温度レベルに引き下げるため、これ
に対応して冷凍サイクルの低圧圧力を引き下げる必要が
あり、この結果、圧縮機動力が増大する。そこで、本発
明者らは蒸発器のバイパス通路、およびこのバイパス通
路を開閉するバイパスドアを設け、このバイパスドアに
よりバイパス通路の開度を調整して、車室内への吹出温
度を調整できるようにしたものを上記特許出願の中で提
案している。
【0006】これによると、バイパス通路の開放により
蒸発器の通過風量を減少させて、蒸発器の必要冷却能力
を減少できるので、圧縮機動力を低下できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両用空調
装置における蒸発器の配置レイアウトとしては、凝縮水
の排水性確保等の理由から蒸発器のチューブが垂直方向
に延びる垂直置きタイプが一般的であるが、近年、特開
平8−104129号公報等において、蒸発器を内蔵す
る空調ユニットの体格の小型化等を目的として蒸発器の
チューブが略水平方向に延びる水平置きタイプが提案さ
れている。
【0008】この水平置きタイプでは、水平置きの蒸発
器の下側空間に送風空気を直接導入し、この送風空気を
蒸発器の下側から上側へと通過させるので、蒸発器の凝
縮水の排水性が垂直置きタイプに比較して悪化する。
【0009】そこで、特開平8−104129号公報で
は、蒸発器下側に排水プレートを配置して、排水性を向
上させることが開示されているが、この従来技術による
と、別部品の排水プレートを特別に設定するので、コス
トアップとなる。
【0010】本発明は上記点に鑑みて、水平置き蒸発器
を有する車両用空調装置において、水平置き蒸発器から
の凝縮水の排水性を、特別の排水プレートなしで向上さ
せることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、蒸発器(9)
のバイパス空気流れを調整するバイパスドア(17)の
存在に着目し、このバイパスドア(17)を有効利用し
て、上記目的を達成しようとするものである。
【0012】すなわち、請求項1に記載の発明では、車
室内へ送風される空気を冷却する蒸発器(9)を略水平
に配置するとともに、空気が蒸発器(9)を下側から上
側へ通過する車両用空調装置において、蒸発器(9)を
バイパスして空気が流れるバイパス通路(16)と、バ
イパス通路(16)を開閉するバイパスドア(17)と
を備え、バイパスドア(17)を蒸発器(9)の下側に
配置して、蒸発器(9)の凝縮水がバイパスドア(1
7)を伝わって下方へ排出されるようにしたことを特徴
とする。
【0013】これによると、バイパスドア(17)自身
に排水プレート機能を発揮させて、水平置き蒸発器
(9)からの凝縮水をスムースに排出できる。その結
果、凝縮水の排水性を、特別の排水プレートなしで向上
できる。
【0014】請求項2に記載の発明のように、具体的に
は、バイパスドア(17)がバイパス通路(16)を閉
塞するときに、バイパスドア(17)の一部が蒸発器
(9)の下側面と接触するようにする。
【0015】これにより、バイパス通路(16)の閉塞
時にバイパスドア(17)が排水プレート機能を良好に
発揮する。バイパス通路(16)の閉塞時は蒸発器
(9)が冷却機能を最大限発揮するときであって、凝縮
水発生量が多いとともに、高風量による水飛びが発生し
やすい条件下にある。このような条件下においてバイパ
スドア(17)の有効利用により凝縮水の排水性を良好
に向上できる。
【0016】請求項3に記載の発明のように、蒸発器
(9)を水平面から所定角度傾斜配置し、蒸発器(9)
の下側において蒸発器(9)の傾斜下端側にバイパスド
ア(17)を配置すれば、蒸発器(9)の傾斜下端側に
集まってくる凝縮水をバイパスドア(17)により良好
に排水できる。
【0017】請求項4に記載の発明のように、請求項3
において、蒸発器(9)の冷媒通路を構成するチューブ
(91)の方向に沿って蒸発器(9)を傾斜させれば、
チューブ(91)の表面に沿って凝縮水を傾斜下端側へ
スムースに移行させることができる。
【0018】請求項5に記載の発明では、車両エンジン
(4)により駆動され、蒸発器(9)を通過した冷媒を
圧縮し、吐出する圧縮機(1)を備え、圧縮機(1)の
稼働時に、蒸発器(9)の凝縮水を凍結させる蓄冷モー
ドを設定することを特徴とする。
【0019】このような蓄冷モードを設定する時にバイ
パスドア(17)をバイパス通路(16)の開放位置に
操作することにより、蒸発器(9)の通過風量を減少さ
せて、圧縮機動力を効果的に低減できる。しかも、蓄冷
モード時には凝縮水を凍結させるから、凝縮水の排水の
必要性がなくなる。そのため、バイパスドア(17)が
排水プレート機能を発揮しなくなっても問題が生じな
い。
【0020】請求項6に記載の発明では、請求項5に記
載の車両用空調装置を、停車時に車両エンジン(4)を
停止させる車両に搭載することを特徴とする。
【0021】これにより、停車時に車両エンジン(4)
の停止に伴って圧縮機(1)が停止しても、蒸発器
(9)の凍結凝縮水の融解潜熱を利用して車室内の冷房
を続行できる。
【0022】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0023】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は第1実施
形態の全体構成図であり、車両用空調装置の冷凍サイク
ルRには冷媒を吸入、圧縮、吐出する圧縮機1が備えら
れている。圧縮機1は、動力断続用の電磁クラッチ2を
有しており、圧縮機1には電磁クラッチ2およびベルト
3を介して車両エンジン4の動力が伝達される。このた
め、電磁クラッチ2への通電を空調用電子制御装置5に
より断続することにより圧縮機1の運転が断続される。
【0024】圧縮機1から吐出された高温、高圧の過熱
ガス冷媒は凝縮器6に流入し、ここで、図示しない冷却
ファンより送風される外気と熱交換して冷媒は冷却され
て凝縮する。この凝縮器6で凝縮した冷媒は次に受液器
7に流入し、受液器7の内部で冷媒の気液が分離され、
冷凍サイクルR内の余剰冷媒(液冷媒)が受液器7内に
蓄えられる。
【0025】この受液器7からの液冷媒は膨張弁(減圧
手段)8により低圧に減圧され、低圧の気液2相状態と
なる。本例の膨張弁8は蒸発器9の出口冷媒の温度を感
知する感温部8aを有する温度式膨張弁である。この膨
張弁8からの低圧冷媒は蒸発器(冷房用熱交換器)9に
流入する。この蒸発器9は車両用空調装置の空調ケース
10内に設置され、蒸発器9に流入した低圧冷媒は空調
ケース10内の空気から吸熱して蒸発する。蒸発器9の
出口は圧縮機1の吸入側に結合され、上記したサイクル
構成部品によって閉回路を構成している。
【0026】空調ケース10において、蒸発器9の上流
側には送風機11が配置され、送風機11には遠心式送
風ファン12と駆動用モータ13が備えられている。送
風ファン12の吸入側には内外気切替箱14が配置さ
れ、この内外気切替箱14内の内外気切替ドア14aに
より外気導入口14bと内気導入口14cを開閉する。
これにより、内外気切替箱14内に外気(車室外空気)
または内気(車室内空気)が切替導入される。内外気切
替ドア14aはサーボモータからなる電気駆動装置14
eにより駆動される。。
【0027】空調装置通風系のうち送風機11下流側
に、蒸発器9等を内蔵する空調ユニット15部が配置さ
れる。この空調ユニット15部において、蒸発器9の側
方には蒸発器9をバイパスして空気が流れる第1バイパ
ス通路16を設け、この第1バイパス通路16をバイパ
スドア17により開閉するようになっている。バイパス
ドア17はサーボモータからなる電気駆動装置18によ
り駆動される。
【0028】蒸発器9の下流側にはエアミックスドア1
9が配置されている。このエアミックスドア19の下流
側には車両エンジン4の温水(冷却水)を熱源として空
気を加熱する温水式ヒータコア(暖房用熱交換器)20
が設置されている。そして、この温水式ヒータコア20
の側方(上方部)には第2バイパス通路21が形成され
ている。この第2バイパス通路21は温水式ヒータコア
20をバイパスして空気を流すためのものである。
【0029】エアミックスドア19は回動可能な板状ド
アであり、サーボモータからなる電気駆動装置22によ
り駆動される。エアミックスドア19は、温水式ヒータ
コア20を通過する温風と第2バイパス通路21を通過
する冷風との風量割合を調整する。
【0030】本例においては、エアミックスドア19に
より上記冷温風の風量割合を調整して車室内への吹出空
気温度を調整するので、エアミックスドア19により車
室内への吹出空気の温度調整手段が構成される。更に、
バイパスドア17は第1バイパス通路16の開度を調整
して蒸発器吹出温度を調整するので、バイパスドア17
はエアミックスドア19に対して補助温度調整手段を構
成する。
【0031】温水式ヒータコア20の下流側には温風通
路23が形成され、この温風通路23からの温風と第2
バイパス通路21からの冷風が空気混合部24で混合し
て、所望温度の空気を作り出すことができる。
【0032】さらに、空調ケース10内で、空気混合部
24の下流側に吹出モード切替部が構成されている。す
なわち、空調ケース10の上面部にはデフロスタ開口部
25が形成され、このデフロスタ開口部25は図示しな
いデフロスタダクトを介して車両フロントガラス内面に
空気を吹き出すものである。デフロスタ開口部25は、
回動自在な板状のデフロスタドア26により開閉され
る。
【0033】また、空調ケース10の上面部で、デフロ
スタ開口部25より車両後方側の部位にフェイス開口部
27が形成され、このフェイス開口部27は図示しない
フェイスダクトを介して車室内乗員の上半身に向けて空
気を吹き出すものである。フェイス開口部27は回動自
在な板状のフェイスドア28により開閉される。
【0034】また、空調ケース10において、フェイス
開口部27の下側部位にフット開口部29が形成され、
このフット開口部29から車室内乗員の足元に向けて空
気を吹き出す。フット開口部29は回動自在な板状のフ
ットドア30により開閉される。
【0035】上記した吹出モードドア26、28、30
は共通のリンク機構(図示せず)に連結され、このリン
ク機構を介してサーボモータからなる電気駆動装置31
により駆動される。
【0036】次に、本実施形態における電気制御部の概
要を説明すると、蒸発器9の温度センサとしてサーミス
タからなる温度センサ32を有している。この温度セン
サ32は空調ケース10内で蒸発器9の空気吹出直後の
部位に配置され、蒸発器吹出温度Teを検出する。
【0037】空調用電子制御装置5には、上記の温度セ
ンサ32の他に、空調制御のために、内気温Tr、外気
温Tam、日射量Ts、温水温度Tw等を検出する周知
のセンサ群35から検出信号が入力される。また、車室
内計器盤近傍に設置される空調制御パネル36には乗員
により手動操作される操作スイッチ群37a〜37eが
備えられ、この操作スイッチ群37a〜37eの操作信
号も空調用電子制御装置5に入力される。
【0038】この操作スイッチ群として、具体的には、
温度設定信号Tsetを発生する温度設定スイッチ37
a、風量切替信号を発生する風量スイッチ37b、吹出
モード信号を発生する吹出モードスイッチ37c、内外
気切替信号を発生する内外気切替スイッチ37d、圧縮
機1のオンオフ信号を発生するエアコンスイッチ37e
等が設けられている。
【0039】さらに、空調用電子制御装置5はエンジン
用電子制御装置38に接続されており、エンジン用電子
制御装置38から空調用電子制御装置5には車両エンジ
ン4の回転数信号、車速信号等が入力される。
【0040】エンジン用電子制御装置38は周知のごと
く車両エンジン4の運転状況等を検出するセンサ群(図
示せず)からの信号に基づいて車両エンジン4への燃料
噴射量、点火時期等を総合的に制御するものである。さ
らに、本発明の対象とするエコラン車、ハイブリッド車
においては、車両エンジン4の回転数信号、車速信号、
ブレーキ信号等に基づいて停車状態を判定すると、エン
ジン用電子制御装置38は、点火装置の電源遮断、燃料
噴射の停止等により車両エンジン4を自動的に停止させ
る。
【0041】また、エンジン停止後、運転者の運転操作
により車両が停車状態から発進状態に移行すると、エン
ジン用電子制御装置38は車両の発進状態をアクセル信
号等に基づいて判定して、車両エンジン4を自動的に始
動させる。なお、空調用電子制御装置5は、車両エンジ
ン4停止後の蒸発器吹出温度Teの上昇等に基づいてエ
ンジン再稼働要求の信号を出力する。
【0042】空調用電子制御装置5およびエンジン用電
子制御装置24はCPU、ROM、RAM等からなる周
知のマイクロコンピュータと、その周辺回路にて構成さ
れるものである。空調用電子制御装置5は、車両エンジ
ン4の停止許可、停止禁止の信号やエンジン停止後の再
稼働要求の信号を出力するエンジン制御信号出力部、電
磁クラッチ2による圧縮機断続制御部、内外気切替ドア
14aによる内外気吸込制御部、送風機11の風量制御
部、バイパスドア17およびエアミックスドア19によ
る温度制御部、吹出口25、27、29の切替による吹
出モード制御部等を有している。
【0043】上記圧縮機断続制御部は蒸発器温度を制御
する制御部であり、圧縮機稼働時に蒸発器温度を凝縮水
が凍結しない温度レベルに制御する通常モードと、圧縮
機稼働時に蒸発器温度を凝縮水が凍結する氷点下の温度
レベル(例えば、−1℃〜−2℃程度)に制御する蓄冷
モードとを切替可能になっている。
【0044】この通常モードと蓄冷モードの切替は、車
室内空調の熱負荷条件(内気温Tr、外気温Tam、日
射量Ts、および設定温度Tset)に基づいて算出さ
れる車室内吹出空気の目標吹出温度TAOにより行うこ
とができる。すなわち、冷房起動直後のように車室内温
度を設定温度Tsetに向けて急速に低下させる必要の
あるクールダウン時とか、あるいは高外気温時で、か
つ、乗車人数の多いときのような冷房高負荷時には、上
記基準目標吹出温度TAOが−20°C以下のような低
温域にあるので、このような所定値以下の低温域にTA
Oがあるときは、冷房性能の発揮の方を優先させるため
に、蓄冷モードの実行を禁止して通常モードを選択す
る。一方、TAOが上記所定値より高い温度域にある時
は蓄冷モードを選択する。
【0045】ここで、別の選択方式として、例えば、空
調制御パネル36の操作スイッチとして蓄冷スイッチを
追加して、この蓄冷スイッチの投入時だけ蓄冷モードを
選択し、蓄冷スイッチの非投入時は常に通常モードを選
択するようにしてもよい。
【0046】また、空調作動時(送風機11の作動時)
においてエンジン4(圧縮機1)が停止したときは放冷
モードを選択する。
【0047】次に、図2は蒸発器9の具体的構成を例示
するもので、蒸発器9は冷媒通路を構成する複数の偏平
なチューブ91と、この複数のチューブ91間に接合さ
れたコルゲートフィン92と、チューブ9の長手方向両
端部に一体成形され、複数のチューブ91相互間の冷媒
通路を連通させるタンク部93、94と、冷媒出入口ジ
ョイント95とを有している。
【0048】更に、本例の蒸発器9では、チューブ91
の積層方向(図2の左右方向)Cの両端部にサイド冷媒
通路を構成するサイドプレート96、97を配置する構
成となっている。なお、蒸発器9の各部材はアルミニュ
ウムのような熱伝導の良好な金属材で形成され、一体ろ
う付けで組み立てられる。
【0049】図3は空調ユニット15の具体的配置レイ
アウトを例示するもので、空調ユニット15のケース1
0内において蒸発器9を下側にし、ヒータコア20を上
側にして、この両者9、20をともに略水平配置してい
る。なお、図3の上下前後の矢印は車両搭載状態の方向
を示しており、空調ユニット15は図示しない計器盤下
方の車両幅(左右)方向の中央部に配置される。これに
対し、図1の送風機11部分は空調ユニット15の助手
席側部位に配置される。
【0050】従って、空調ユニット15のケース10の
うち、助手席側部位に送風機11からの送風空気が流入
する空気入口40が設けてある。ここで、蒸発器9はケ
ース10の底部10aから所定高さの位置に配置し、空
気入口40はこの蒸発器9より下側に配置してあるの
で、送風機11の送風空気は空気入口40から蒸発器9
の下側空間10bに流入する。
【0051】すなわち、送風機11の送風空気は車両助
手席側から車両幅(左右)方向の中央部に向かって流れ
て蒸発器9の下側空間10bに流入し、その後、この下
側空間10bから送風空気は矢印Aのように蒸発器9の
下側から上方へと蒸発器9を通過する。
【0052】ここで、蒸発器9はそのチューブ91の方
向(図2、3の矢印B方向)が図3の左右方向(車両前
後方向)に延びるように配置してある。そして、蒸発器
9のチューブ91の方向(図2、3の矢印B方向)に沿
って蒸発器9を水平面から所定角度θだけ傾斜配置して
いる。蒸発器9の傾斜角度θは具体的には10〜30程
度の微小角度である。
【0053】そして、蒸発器9の傾斜方向の下端部(図
3の例では車両前方側端部)の側方に第1バイパス通路
16を形成し、この第1バイパス通路16を開閉するバ
イパスドア17を蒸発器9の傾斜方向の下端部の下側に
配置している。ここで、バイパスドア17は回転軸17
aを中心として回転可能な板状ドアであり、回転軸17
aを蒸発器9の下側面に近接して配置しているので、バ
イパスドア17を第1バイパス通路16の開放位置(図
3の破線位置)に操作すると、バイパスドア17により
蒸発器9の通風路の一部を遮蔽するようになっている。
【0054】図4はバイパスドア17の具体的構成を例
示するもので、回転軸17aと板状のドア本体部17b
は樹脂により一体成形される。更に、回転軸17aには
排水用リブ17cが樹脂により一体成形される。この排
水用リブ17cは、バイパスドア17を第1バイパス通
路16の閉塞位置(図3の実線位置)に操作したときに
蒸発器9の下側面に接触して、蒸発器9の傾斜方向の下
端部の凝縮水をバイパスドア17に導くものである。排
水用リブ17cは回転軸17aの軸方向に沿って連続し
て板状に成形してある。
【0055】また、バイパスドア17のドア本体部17
bの片側の面には弾性材からなるパッキン17dが一体
に固着してある。このパッキン17dがケース10側の
シール面10cに圧着することにより、第1バイパス通
路16をバイパスドア17にて閉塞する。
【0056】なお、ヒータコア20に対して車両後方側
に第2バイパス通路21が形成され、エアミックスドア
19が図3の左右方向(車両前後方向)に回動すること
により第2バイパス通路21とヒータコア20の空気通
路を開閉するようになっている。
【0057】次に、上記構成において第1実施形態の作
動を説明する。車両用空調装置においては、空調用電子
制御装置5の圧縮機断続制御部により電磁クラッチ2に
通電して圧縮機1を車両エンジン4に連結すると、車両
エンジン4により圧縮機1が駆動されて冷凍サイクルR
が運転される。ここで、圧縮機断続制御部の作動モード
として通常モードが選択されていると、圧縮機1作動の
断続制御により蒸発器9の温度(温度センサ32の検出
温度)Teが3°C〜5°C付近の温度に維持され、蒸
発器9のフロストを防止する。
【0058】これに反し、圧縮機断続制御部の作動モー
ドとして蓄冷モードが選択されると、蒸発器温度Teを
凝縮水が凍結する氷点下の温度レベル(例えば、−1℃
〜−2℃程度)に圧縮機1作動の断続制御により維持す
る。これにより、圧縮機1の稼働時に凝縮水に融解潜熱
の形で蓄冷しておくことができる。
【0059】このため、エコラン車のように、信号待ち
等の停車時(エンジン動力不要時)にエンジン4を自動
的に停止する車両において、停車時に冷凍サイクルRの
圧縮機1が停止状態になっても、凍結した凝縮水の蓄冷
量を用いて送風空気を冷却することができるので、車室
内への吹出温度を比較的低温状態に維持することができ
る。従って、夏期冷房時に、圧縮機1の停止に伴う車室
内への吹出温度の急上昇を抑制して、冷房フィーリング
の悪化を防止できる。このように圧縮機1の停止時に凝
縮水の蓄冷量を用いて冷房する状態を放冷モードとい
う。
【0060】次に、第1実施形態による蒸発器9、第1
バイパス通路16およびバイパスドア17の具体的配置
レイアウトによる効果を説明する。
【0061】夏期の冷房開始時のように冷房負荷の大き
いときは車室内温度を急速に低下させるために、制御装
置5により前記通常モードが設定され、また、バイパス
ドア17は制御装置5により第1バイパス通路16の閉
塞位置(図3の実線位置)に操作される。これにより、
バイパスドア17の上部に位置する排水用リブ17cが
図3に示すように蒸発器9の傾斜方向の下端部の下側面
に接触する。
【0062】一方、蒸発器9はチューブ91の方向Bに
沿って傾斜しているので、蒸発器9で発生する凝縮水が
チューブ91の表面に沿って重力により蒸発器9の傾斜
方向の下端部に集まってくる。この凝縮水を排水用リブ
17cによりバイパスドア17の回転軸17aを経てド
ア本体部17b側に導く。そして、ドア本体部17bの
下端部から凝縮水を空調ケースの底面部10a上に導
き、空調ケースの底面部10aに設けられた排水口(図
示せず)から凝縮水を外部へ排出できる。
【0063】すなわち、第1バイパス通路16の閉塞時
にはバイパスドア17自身が排水プレートの役割を兼務
して、凝縮水をスムースに排出できる。
【0064】冷房開始後、時間が経過して車室内温度が
低下し冷房負荷が低下すると、制御装置5により前記蓄
冷モードが設定され、蒸発器温度を凝縮水が凍結する氷
点下の温度レベル(例えば、−1℃〜−2℃程度)に制
御する。この蓄冷モード時は蒸発器温度を氷点下の温度
に下げるので、バイパスドア17により第1バイパス通
路16を開いて、蒸発器通過後の冷風と第1バイパス通
路16を通過する空気(非冷却空気)とを混合すること
により、車室内への吹出温度を調整する。バイパスドア
17(第1バイパス通路16)の開度は制御装置5によ
り算出される車室内への吹出空気の目標温度TAOに応
じて連続的に制御される。
【0065】このように、バイパスドア17の開度調整
により車室内への吹出温度を調整できるので、蒸発器通
過後の冷風と第1バイパス通路16を通過する空気(非
冷却空気)との混合空気の温度TMの最大値TMmax
より目標温度TAOの方が低い間はエアミックスドア1
9を図1の実線で示す最大冷房位置に保持できる。
【0066】そして、第1バイパス通路16の開放によ
り蒸発器通過空気量が減少するので、蒸発器必要冷却能
力を減少して圧縮機動力を低減できる。
【0067】特に、本実施形態によると、第1バイパス
通路16の全開時にはバイパスドア17により蒸発器9
の通風路の一部を閉塞するから、蒸発器通過空気量をよ
り一層減少でき、圧縮機動力の低減効果をより高めるこ
とができる。
【0068】なお、蓄冷モード時には蒸発器温度を氷点
下の温度に下げて、凝縮水を凍結させるから、凝縮水の
排水の必要がなくなる。そのため、バイパスドア17が
第1バイパス通路16の開放位置に操作されて、排水用
リブ17cが蒸発器9の下側面から離れても問題はな
い。
【0069】また、停車時の放冷モード時には、凍結凝
縮水の融解の進行とともにバイパスドア17を第1バイ
パス通路16の閉塞側へ操作して、車室内への吹出温度
制御を行う。これにより、バイパスドア17の排水用リ
ブ17cが蒸発器9の下側面と接触する状態が生じて、
バイパスドア17が排水プレートの役割を果たして、融
解凝縮水をスムースに排出できる。
【0070】(第2実施形態)第1実施形態では、バイ
パスドア17の回転軸17aを蒸発器9の下側面に近接
配置して、第1バイパス通路16の全開時にバイパスド
ア17により蒸発器9の通風路の一部を閉塞するようし
ているが、第2実施形態では図5に示すようにバイパス
ドア17の回転軸17aを空調ケース10の底面部10
bに近接配置して、第1バイパス通路16の全開時にバ
イパスドア17が空調ケース10の内壁面に沿う位置に
操作されるようにしている。
【0071】第2実施形態によると、第1バイパス通路
16の全開時にバイパスドア17により蒸発器9の通風
路の一部を閉塞する作用はなくなるが、第1バイパス通
路16の閉塞時にバイパスドア17のパッキン17dの
先端部が蒸発器9の下側面に設けたシール面10c’と
接触するので、バイパスドア17に排水プレートの役割
を発揮させることができる。
【0072】(第3実施形態)第1、第2実施形態で
は、蒸発器9のチューブ91の方向Bが車両前後方向に
延びるように配置し、蒸発器9のチューブ91の方向B
と垂直な方向(車両左右方向)から蒸発器9の下側空間
10bに空気を流入させるようにしているが、第3実施
形態では図6に示すように、蒸発器9のチューブ91の
方向Bが車両左右方向に延びるように配置し、蒸発器9
のチューブ91の方向Bと同一方向から蒸発器9の下側
空間10bに空気を流入させるようにしている。
【0073】ここで、蒸発器9のチューブ91の方向B
に沿って蒸発器9を水平面から所定角度θだけ傾斜配置
するとともに、蒸発器9の下側空間10bへの空気流入
方向Dの前方側に向かって蒸発器9が下方へ傾斜してい
るので、下側空間10bへの流入空気の風圧を利用して
凝縮水が蒸発器9の傾斜下端側へ一層移行しやすくな
る。
【0074】(第4実施形態)上記各実施形態では、蒸
発器温度を氷点下の温度レベルに低下させて、蒸発器凝
縮水を凍結させる蓄冷モードを実行する車両用空調装置
について説明したが、第4実施形態は蓄冷モードを実行
しない車両用空調装置に本発明を適用する例である。
【0075】車両用空調装置においては、春秋の中間季
節のように車室内への吹出温度を高めに設定できる場合
には蒸発器温度の目標温度を高めに設定して、圧縮機動
力を低減する省動力(エコノミー)制御が行われる。そ
の場合、蒸発器温度を上昇させていくと、蒸発器表面で
凝縮水が乾ききる過程で凝縮水中に溶解していた臭い成
分が蒸発器表面から遊離して、車室内吹出空気に悪臭を
発生する。
【0076】このため、蒸発器温度の目標温度の上限を
実用上は11℃〜12℃程度に規制して、蒸発器表面で
凝縮水が乾ききることを防止するようにしている。この
結果、圧縮機動力の省動力効果が悪臭防止のために制約
されてしまうことになる。
【0077】そこで、第4実施形態では、図1〜図6と
同様に、蒸発器9の側方に第1バイパス通路16を設
け、この第1バイパス通路16をバイパスドア17によ
り開閉可能とし、省動力(エコノミー)制御時に、蒸発
器温度の目標温度の上限を11℃〜12℃程度に規制し
たまま、バイパスドア17により第1バイパス通路16
の開度を調整する。
【0078】これにより、第1バイパス通路16を通過
する非冷却空気と蒸発器通過空気との混合空気の温度を
蒸発器温度の目標温度の上限より高い温度に制御でき
る。従って、悪臭防止を図りながら、蒸発器通過空気量
の減少により圧縮機動力の省動力効果を高めることがで
きる。
【0079】しかも、好都合なことに、中間季節の省動
力(エコノミー)制御時には必要冷房能力が小さく、風
量が少ない条件で空調装置が運転される。そのため、蒸
発器表面での凝縮水発生量が少ないとともに、蒸発器9
からの水飛びも低風速により発生しにくい。従って、バ
イパスドア17が第1バイパス通路16を開くことによ
り排水プレート機能を発揮できない状態となっても、凝
縮水の排水性低下の不具合はそれほど問題とならない。
【0080】以上により、第4実施形態では、省動力
(エコノミー)制御時に悪臭防止を図りながら、圧縮機
動力の省動力効果を高めることができ、且つ、バイパス
ドア17が第1バイパス通路16を閉じる時にはバイパ
スドア17が排水プレート機能を発揮して凝縮水の排水
性を向上できる。
【0081】(他の実施形態)なお、上記各実施形態で
は、車室内への吹出空気の温度調整手段として、冷温風
の風量割合を調整するエアミックスドア19を用いてい
るが、ヒータコア20への温水流量や温水温度を調整す
る温水弁等を温度調整手段として用いてもよい。
【0082】また、上記各実施形態では、車室内への吹
出空気の熱交換手段として蒸発器9とヒータコア20の
両方を設ける場合について説明したが、ヒータコア20
を設けずに、蒸発器9のみを設ける車両用空調装置に本
発明を適用してもよい。
【0083】また、上記各実施形態では、圧縮機1の作
動の断続により蒸発器9の温度制御を行う場合について
説明したが、圧縮機1の吐出容量の制御により蒸発器9
の温度制御を行う車両用空調装置に本発明を適用しても
よい。
【0084】また、蒸発器9の具体的一例として図2に
示すようにチューブ91の冷媒流れ方向(長手方向)B
の両端部にタンク部93、94を配置するものを説明し
たが、チューブ91の冷媒流れ方向(長手方向)Bの一
端部のみにタンク部を配置し、チューブ91の冷媒流れ
方向(長手方向)Bの他端部で冷媒流れをUターンさせ
るタイプの蒸発器、あるいは蛇行状に屈曲したチューブ
を用いるサーペインタイプの蒸発器等を本発明に用いて
もよいことは言うまでもない。
【0085】また、上記実施形態では、蒸発器9を代表
する温度として蒸発器吹出温度Teを検出しているが、
蒸発器9を代表する温度として、蒸発器フィン表面温
度、蒸発器冷媒温度等を検出してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による車両用空調装置の
全体システム図である。
【図2】図1の蒸発器の一例を示す正面図である。
【図3】図1の空調ユニット部の要部の断面配置図であ
る。
【図4】図1、3のバイパスドアの詳細側面図である。
【図5】第2実施形態による空調ユニット部の要部の断
面配置図である。
【図6】第3実施形態による空調ユニット部の要部の断
面配置図である。
【符号の説明】
1…圧縮機、4…車両エンジン、9…蒸発器、11…送
風機、16…第1バイパス通路、17…バイパスドア、
91…チューブ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内へ送風される空気を冷却する蒸発
    器(9)を略水平に配置するとともに、前記空気が前記
    蒸発器(9)を下側から上側へ通過する車両用空調装置
    において、 前記蒸発器(9)をバイパスして前記空気が流れるバイ
    パス通路(16)と、前記バイパス通路(16)を開閉
    するバイパスドア(17)とを備え、 前記バイパスドア(17)を前記蒸発器(9)の下側に
    配置して、前記蒸発器(9)の凝縮水が前記バイパスド
    ア(17)を伝わって下方へ排出されるようにしたこと
    を特徴とする車両用空調装置。
  2. 【請求項2】 前記バイパスドア(17)が前記バイパ
    ス通路(16)を閉塞するときに、前記バイパスドア
    (17)の一部が前記蒸発器(9)の下側面と接触する
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 【請求項3】 前記蒸発器(9)を水平面から所定角度
    傾斜配置し、前記蒸発器(9)の下側において前記蒸発
    器(9)の傾斜下端側に前記バイパスドア(17)を配
    置することを特徴とする請求項1または2に記載の車両
    用空調装置。
  4. 【請求項4】 前記蒸発器(9)の冷媒通路を構成する
    チューブ(91)の方向に沿って前記蒸発器(9)を傾
    斜させることを特徴とする請求項3に記載の車両用空調
    装置。
  5. 【請求項5】 車両エンジン(4)により駆動され、前
    記蒸発器(9)を通過した冷媒を圧縮し、吐出する圧縮
    機(1)を備え、 前記圧縮機(1)の稼働時に、前記蒸発器(9)の凝縮
    水を凍結させる蓄冷モードを設定することを特徴とする
    請求項1ないし4のいずれか1つに記載の車両用空調装
    置。
  6. 【請求項6】 停車時に車両エンジン(4)を停止させ
    る車両に搭載されることを特徴とする請求項5に記載の
    車両用空調装置。
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