JP2002079514A - ワイヤソーを用いる切断装置 - Google Patents

ワイヤソーを用いる切断装置

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JP2002079514A
JP2002079514A JP2000271473A JP2000271473A JP2002079514A JP 2002079514 A JP2002079514 A JP 2002079514A JP 2000271473 A JP2000271473 A JP 2000271473A JP 2000271473 A JP2000271473 A JP 2000271473A JP 2002079514 A JP2002079514 A JP 2002079514A
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JP
Japan
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cutting
guide
wire saw
sheave
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Fumitaka Miyazaki
文隆 宮崎
Toshio Kobayashi
俊夫 小林
Kenji Hirashita
賢治 平下
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KURAIMU KK
MARUTATSU DORO KOGYO KK
NIPPON FUREKI SANGYO KK
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KURAIMU KK
MARUTATSU DORO KOGYO KK
NIPPON FUREKI SANGYO KK
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施工費用の低減と安定切断の確保。 【解決手段】 切断装置本体14と、これを近接,離間
移動自在に支持する押圧手段16とを備えている。本体
14は、第1〜第4ガイドシーブ18a〜18dと、メ
インシーブ20と、このメインシーブ20の回転駆動機
22と、フレーム24とを備えている。ガイドシーブ1
8a〜18dの後方側に隣接設置されるメインシーブ2
0は、回転面がガイドシーブ18a〜18dの回転面一
致するように設けられている。切断対象物10を切断す
る際には、切断対象物10にガイド孔34が穿設され、
回転駆動機22を回転させながら、ガイドシーブ18
a,18cをガイド孔34内に挿入する。そして、送り
ハンドル32を回転させて、切断装置本体14を切断対
象物10側に近接移動させると、ワイヤソー12がガイ
ド孔34間に存在する切断対象物10に押圧接触させら
れて、この部分を摩擦切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鉄筋コンクリー
トや石材などの不均質ないしは均質な硬質物質の切断装
置に関し、特に、ワイヤソーにより切断対象物を摩擦切
断する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンクリート構造物の解体に用いられる
切断装置としては、例えば、特開昭63−197766
号公報に提案されているように、ワイヤソーを循環走行
させながら押圧接触させることで、鉄筋コンクリートを
摩擦切断する切断装置が知られている。
【0003】同公報に開示されているワイヤソーを用い
る切断装置は、保持部材により互いに平行に保持され、
かつ、それぞれの先端部にガイドプーリーが設けられた
一対の支持アームと、両ガイドプーリーに外巻きに巻回
されたワイヤソーと、このワイヤソーを走行駆動させる
ための駆動部と、前記保持部材に結合されて該保持部材
の位置制御を行なう可動プーリ付きの操作機とを具備し
ている。
【0004】しかしながら、このような構造の従来のワ
イヤソーを用いる切断装置には、以下に説明する問題が
あった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、上記公開公
報に提案されている切断装置では、ワイヤソーを走行駆
動させる駆動部は、操作機に搭載され、切断対象部位か
らかなり離れた箇所に設置されている。
【0006】ところが、このような位置に駆動部を設け
ると、ガイドプーリに巻回されるワイヤソーの全長が長
くなり、ワイヤソーが高価なことから、施工費用が大き
くなる。
【0007】また、この種のワイヤソーによる切断で
は、通常、ダイヤモンドの磨耗を低減するために注水が
行なわれており、このような注水を行なうと、注水に
は、磨耗切断により発生するコンクリート紛などが含ま
れ泥水状態になる。
【0008】この場合、泥水は、ワイヤソーの走行に伴
って、ワイヤソーに付着して移動するので、ワイヤソー
の全長が長くなると、このような泥水が、ワイヤソーの
振動などにより離脱して、広範囲に飛散するという問題
もあった。
【0009】さらに、上記公報に開示されている切断装
置では、先端部にガイドプーリーが設けられた一対の支
持アームは、軸方向に摺動移動自在に構成されていて、
ワイヤソーにより切断をする際には、ガイド孔内に各ガ
イドプーリーを挿入させる。
【0010】この場合、支持アームを個別に摺動移動さ
せるので、摺動移動量がアンバランスになると、ガイド
プーリ間に位置ズレが生じて、循環走行させているワイ
ヤソーの摩擦抵抗が変動して、ワイヤソーが切断する恐
れがあった。
【0011】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的とするところは、施
工費用の低減が可能であって、しかも、安定した状態で
の切断が可能なワイヤソーを用いる切断装置を提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、コンクリート壁などの切断対象体に、循
環走行しているワイヤソーを押圧接触させることで、前
記切断対象体を摩擦切断するワイヤソーを用いる切断装
置において、前記切断対象物側に隣接配置される複数の
ガイドシーブと、前記ガイドシーブの後方側に隣接配置
されるメインシーブと、前記ガイドシーブと前記メイン
シーブとの間に無端状に捲回されるワイヤソーと、前記
メインシーブの回転駆動機と、前記回転駆動機を支持す
るとともに、前記ガイドシーブおよび前記メインシーブ
の回転面がほぼ同一面となるように、これらを回転自在
に支持するフレームとを有する切断装置本体と、一端側
が前記切断対象物に固設され、前記切断装置本体を前記
切断対象物に対して、近接離間移動自在に支持する押圧
手段とを備え、前記切断対象体に前記ガイドシーブの挿
通可能なガイド孔を予め穿設し、前記押圧手段を作動さ
せて、前記切断装置本体を前記切断対象物側に近接移動
させて、前記ガイドシーブを前記ガイド孔内に挿入させ
ながら、前記ワイヤソーを前記切断対象物に押圧接触さ
せてを切断するようにした。このように構成したワイヤ
ソーを用いる切断装置によれば、切断装置本体のフレー
ムは、メインシーブの回転駆動機を支持するとともに、
ガイドシーブおよびメインシーブの回転面がほぼ同一面
となるように、これらを隣接設置して、回転自在に支持
しているので、ガイドシーブとメインシーブとの間に無
端状に捲回されるワイヤソーの長さは、それほど長くな
らない。また、一端側が前記切断対象物に固設される押
圧手段により、切断装置本体を前記切断対象物に対し
て、近接離間移動自在に支持し、押圧手段を作動させ
て、切断装置本体を切断対象物側に近接移動させて、ガ
イドシーブをガイド孔内に挿入させながら切断対象物を
切断するので、ガイトシーブ間に位置ズレが生じない。
前記フレームは、軸方向に沿って伸縮自在な一対のメイ
ンフレームと、平行に配置された前記メインフレーム
に、所定の間隔を隔てて両端が固設された一対の連結フ
レームとを備え、4個の前記ガイドシーブを前記メイン
フレームの両端にそれぞれ配置するとともに、前記メイ
ンフレーム間の中心軸上に前記メインシーブを配置する
ことができる。前記押圧手段は、一端側が前記切断対象
物に固設される複数のネジロッドと、一端が前記連結フ
レームに結合され、前記ネジロッドに螺着されて、前記
ネジロッドの軸方向に沿って移動自在な移動フレーム
と、前記ネジロッド間に設けられた回転力の連動機構部
とを備え、前記ネジロッドのいずれか1本に送りハンド
ルを取付けて、この送りハンドルを回転させることによ
り、前記移動フレームと前記連結フレームとを介して結
合された前記切断装置本体を前記切断対象体側に近接移
動させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について添付図面を参照にして詳細に説明する。図1か
ら図3は、本発明にかかるワイヤソーを用いる切断装置
の一実施例を示している。
【0014】同図に示したワイヤソーを用いる切断装置
は、鉄筋あるいは無筋コンクリート壁などの切断対象体
10に、循環走行しているワイヤソー12を押圧接触さ
せることで、切断対象体10を摩擦切断することを基本
構成としている。
【0015】ワイヤソー12は、ワイヤロープにダイヤ
モンドビーズとスリーブ状のスペーサとを交互に嵌着し
た構造になっている。切断対象体10は、本実施例の場
合には、所定厚みの鉄筋コンクリート製の壁であって、
このような壁をワイヤソー12により切断する際には、
従来の切断装置と同様に、ワイヤソー12に注水が行な
われる。
【0016】本実施例の切断装置は、切断装置本体14
と、切断対象物10に対して、この切断装置本体14の
全体を近接,離間移動自在に支持する押圧手段16とを
備えている。
【0017】切断装置本体14は、切断対象物10側に
隣接配置される4個の第1〜第4ガイドシーブ18a〜
18dと、メインシーブ20と、このメインシーブ20
の回転駆動機22と、フレーム24とを備えている。
【0018】フレーム24は、軸方向に沿って伸縮自在
に構成され、同じ構造で同じ長さの一対のメインフレー
ム24aと、このメインフレーム24aが相互に平行に
なるように配置した状態で、メインフレーム24a間を
連結する一対の連結フレーム24bとを備えている。
【0019】一対の連結フレーム24bは、メインフレ
ーム24aの長手軸方向に直交するように所定の間隔を
隔てて配置され、各連結フレーム24bの両端は、メイ
ンフレーム24aに固設されている。
【0020】メインフレーム24aの伸縮構造は、中空
管で構成されたメインフレーム24aを軸方向の中間位
置で分断し、内部に内管24cを挿入し、この内管24
cの一端側を分断されたいずれか一方のメインフレーム
24aに固設することで、分断された他方のメインフレ
ーム24aが、内管24cに案内されて軸方向に移動す
る。
【0021】メインフレーム24aを伸縮移動させた後
の固定は、例えば、内管24cとメインフレーム24a
とをネジにより固定する。このようなメインフレーム2
4aの伸縮構造は、無端状のワイヤソー12を第1〜第
4ガイドシーブ18a〜18dと、メインシープ20の
外周に巻回する際に、ワイヤソー12の全長と、巻回長
とを一致させるための調整用に用いられる。
【0022】一方、4個の第1〜第4ガイドシーブ18
a〜18dは、一対のメインフレーム24aの両端に回
転自在に支持されている。第1〜第4ガイドシーブ18
a〜18dの直径は、メインフレーム24aの直径より
も大きくなっている。
【0023】第1〜第4ガイドシーブ18a〜18dの
回転面は、同一水平面上に位置するようにメインフレー
ム24aに設置されている。
【0024】また、本実施例の場合には、切断対象物1
0に最も近接する位置に設けられた一対の第1および第
3ガイドシーブ18a,18cの回転中心を結ぶ線分L
1と、この後方に設けられた第2〜第4ガイドシーブ1
8b,18dの回転中心とを結ぶ線分L2とが平行にな
っている。
【0025】第2〜第4ガイドシーブ18b,18dの
後方側に隣接設置されるメインシーブ20は、その回転
面が第1〜第4ガイドシーブ18a〜18dの回転面一
致するように設けられている。メインシーブ20の回転
中心Oは、一対のメインフレーム24a間の中心軸上に
設定されている。
【0026】メインシーブ20の回転駆動機22は、例
えば、油圧駆動のモータから構成されていいて、一端が
連結フレーム24bに固定された支持ステー24dを介
して、フレーム24に支持されている。
【0027】押圧手段16は、一端側が切断対象物10
に固設される4本のネジロッド26a〜26dと、移動
フレーム28と、回転力の連動機構部30とを備えてい
る。4本のネジロッド26a〜26dのうち、全長がも
っと長いものが駆動用であり、それ以外の残りの3本が
ガイド用のネジロッドとなっている。
【0028】各ネジロッド26a〜26dの一端には、
これらを回転自在に支持するベースプレート31が設け
られ、ベースプレート31がアンカーなどにより切断対
象体10に固設される。
【0029】移動フレーム28は、一端が連結フレーム
24bに結合され、4本のネジロッド26a〜26dが
貫通するようにして螺着されていて、ネジロッド26a
〜26dを回転することにより、移動フレーム28がネ
ジロッド26a〜26dの軸方向に沿って自在に移動す
る。
【0030】回転力の連動機構部30は、駆動用のネジ
ロッド26aに加えられた回転力を各ガイド用ネジロッ
ド26b〜26dに伝達するものであって、各ネジロッ
ド26a〜26dに設けられたスプロケット30aと、
スプロケット30間に捲回されたチェーン30bとを備
えている。
【0031】そして、駆動用ネジロッド26aの一端に
は、送りハンドル32が取付けられている。このように
構成された押圧手段162よれば、送りハンドル32を
回転させると、この回転力が直接駆動用ネジロッド26
aに伝達されるとともに、この回転力は、同時に連動機
構部30を介して、各ガイド用ネジロッド26b〜26
dに伝達されて、これらが同時に同量だけ回転させられ
る。
【0032】ネジロッド26a〜26dが回転すると、
これに移動フレーム28が螺着されているので、移動フ
レーム28は、ネジロッド26a〜26dの回転に応じ
て、その軸方向に沿って移動する。
【0033】移動フレーム28が移動すると、これに連
結フレーム24bが結合されているので、移動フレーム
28とともに連結フレーム24bも同じ方向に移動し、
その結果、切断装置本体14を切断対象体10に近接な
いしは離間する方向に移動させることができる。
【0034】上記構成の切断装置により切断対象物10
を切断する際には、切断対象物10にガイド孔34が穿
設される。本実施例の場合には、ガイド孔34は、図3
に示すように、ガイドシーブ18a〜18dの直径より
も大きくなっていて、ガイドシーブ18a〜18dの挿
通が可能な大きさに設定されている。
【0035】また、本実施例の場合には、ガイド孔34
は、中心点間の距離が、第1ガイドシーブ18aの回転
中心と第3ガイドシーブ18cの回転中心との間に間隔
L3とほぼ一致するようにして、間隔を隔てて設けら
れ、かつ、切断対象物10を貫通している。
【0036】このようなガイド孔34の穿設が終了する
と、第1ガイドシーブ18aおよび第3ガイドシーブ1
8cの回転中心と、ガイド孔34の中心との位置決めを
して、押圧手段16のネジロッド26a〜26dを支持
するベースプレート31を切断対象物10の所定の位置
に固定する。
【0037】そして、回転駆動機22を回転させて、メ
インシーブ20の回転駆動によりワイヤソー12を、ガ
イドシーブ18a〜18dに案内させて、所定の張力状
態で循環走行させる。
【0038】なお、この場合、ワイヤソー12は、予
め、ガイドシーブ18a〜18dとメインシーブ20と
の間に無端状態になるように、長さを調整して連結する
ことで捲回しておく。
【0039】このようなワイヤソー12の走行を維持し
ながら、送りハンドル32を回転させて、切断装置本体
14を切断対象物10側に近接移動させると、ワイヤソ
ー12がガイド孔34間に存在する切断対象物10に押
圧接触させられて、この部分を摩擦切断する。
【0040】そして、送りハンドル32の回転を継続す
ると、ガイドシーブ18a,18cが徐々にガイド孔3
4内に挿入され、摩擦切断が続行されて、ガイドシーブ
18a,18cがガイド孔34の背面側に到達すると、
ガイド孔34間に存在する切断対象物10の貫通切断が
終了する。
【0041】以上のような操作を図3に示した4つのガ
イド孔34間で順次行なうと、各ガイド孔34の中心間
を結ぶ切断線Cが形成され、この切断線Cで囲まれた部
分を除去すると、壁状の切断対象物10にほぼ正方形の
開口を形成することができる。
【0042】このように構成したワイヤソー12を用い
る切断装置によれば、切断装置本体14のフレーム24
は、メインシーブ20の回転駆動機22を支持するとと
もに、ガイドシーブ18a〜18dおよびメインシーブ
20の回転面がほぼ同一面となるように、これらを隣接
設置して、回転自在に支持しているので、ガイドシーブ
18a〜18dとメインシーブ20との間に無端状に捲
回されるワイヤソー12の長さは、それほど長くならな
い。
【0043】このため、高価なワイヤソー12の必要量
が少なくなり、施工費用を大きく低減することができ
る。
【0044】また、必要なワイヤソー12の全長が短く
なると、注水に伴う泥水の飛散が広範囲に及ぶことがな
くなり、作業環境の悪化も回避することができる。な
お、このような泥水の飛散をより一層防止するために
は、図1,2に示したカバー36を設けることが望まし
い。
【0045】これらの図に示したカバー36は、切断装
置本体14の上下面を覆うように設けられていて、一端
側が切断対象物10に固設されている。
【0046】さらに、本実施例の場合には、一端側が切
断対象物10に固設される押圧手段16により、切断装
置本体14を切断対象物10に対して、近接離間移動自
在に支持し、押圧手段16を作動させて、切断装置本体
14を切断対象物側に近接移動させて、ガイドシーブ1
8a,18cをガイド孔34内に挿入させながら切断対
象物10を切断するので、ガイトシーブ18a,18c
間に位置ズレが生じない。
【0047】このため、ワイヤソー12の循環走行が安
定し、ワイヤソー12の切断に至るような摩擦変動を回
避することができる。なお、上記実施例では、押圧手段
16の駆動用ネジロッド26aを送りハンドル32によ
り、手動で駆動する場合を例示したが、本発明の実施
は、これに限定されることはなく、ネジロッド26aを
油圧ないしは電気駆動のモータで回転させ、これらの駆
動を遠隔制御しても良い。
【0048】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
かかるワイヤソーを用いる切断装置によれば、施工費用
の低減が可能であって、しかも、安定した状態での切断
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるワイヤソーを用いる切断装置の
一実施例を示す使用状態の正面図である。
【図2】図1の上面図である。
【図3】図2のA部矢視図である。
【符号の説明】
10 切断対象物 12 ワイヤソー 14 切断装置本体 16 押圧手段 18a〜18d ガイドシーブ 20 メインシーブ 22 回転駆動機 24 フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 文隆 東京都大田区仲池上1丁目29番3号 株式 会社クライム内 (72)発明者 小林 俊夫 東京都品川区平塚3丁目11番3号 株式会 社丸辰道路工業内 (72)発明者 平下 賢治 東京都保谷市富士町2−13−17 日本フレ キ産業株式会社内 Fターム(参考) 3C058 AA05 AA09 AA12 AA14 AA16 AB04 CA01 CB03 CB05 DA03 3C069 AA01 BA06 BB01 BB02 BC02 CA01 CA10 DA01 DA06 EA01 EA03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート壁などの切断対象体に、循
    環走行しているワイヤソーを押圧接触させることで、前
    記切断対象体を摩擦切断するワイヤソーを用いる切断装
    置において、 前記切断対象物側に隣接配置される複数のガイドシーブ
    と、 前記ガイドシーブの後方側に隣接配置されるメインシー
    ブと、 前記ガイドシーブと前記メインシーブとの間に無端状に
    捲回されるワイヤソーと、 前記メインシーブの回転駆動機と、 前記回転駆動機を支持するとともに、前記ガイドシーブ
    および前記メインシーブの回転面がほぼ同一面となるよ
    うに、これらを回転自在に支持するフレームとを有する
    切断装置本体と、 一端側が前記切断対象物に固設され、前記切断装置本体
    を前記切断対象物に対して、近接離間移動自在に支持す
    る押圧手段とを備え、 前記切断対象体に前記ガイドシーブの挿通可能なガイド
    孔を予め穿設し、前記押圧手段を作動させて、前記切断
    装置本体を前記切断対象物側に近接移動させて、前記ガ
    イドシーブを前記ガイド孔内に挿入させながら、前記ワ
    イヤソーを前記切断対象物に押圧接触させてを切断する
    ことを特徴とするワイヤソーを用いる切断装置。
  2. 【請求項2】 前記フレームは、軸方向に沿って伸縮自
    在な一対のメインフレームと、平行に配置された前記メ
    インフレームに、所定の間隔を隔てて両端が固設された
    一対の連結フレームとを備え、 4個の前記ガイドシーブを前記メインフレームの両端に
    それぞれ配置するとともに、前記メインフレーム間の中
    心軸上に前記メインシーブを配置したことを特徴とする
    請求項1記載のワイヤソーを用いる切断装置。
  3. 【請求項3】 前記押圧手段は、一端側が前記切断対象
    物に固設される複数のネジロッドと、 一端が前記連結フレームに結合され、前記ネジロッドに
    螺着されて、前記ネジロッドの軸方向に沿って移動自在
    な移動フレームと、 前記ネジロッド間に設けられた回転力の連動機構部とを
    備え、 前記ネジロッドのいずれか1本に送りハンドルを取付け
    て、この送りハンドルを回転させることにより、前記移
    動フレームと前記連結フレームとを介して結合された前
    記切断装置本体を前記切断対象体側に近接移動させるこ
    とを特徴とする請求項2記載のワイヤソーを用いる切断
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007152795A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Hokuto:Kk ワイヤソーによる切断装置、構造物切断方法及び地盤切削方法
JP2014091935A (ja) * 2012-11-01 2014-05-19 Toyo Constr Co Ltd 切断装置
KR102520884B1 (ko) * 2022-04-25 2023-04-12 주식회사 이건 로봇 다이아몬드 쏘우

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