JP2003074196A - 鉄筋コンクリート構造物の水平切断方法 - Google Patents

鉄筋コンクリート構造物の水平切断方法

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JP2003074196A
JP2003074196A JP2001266480A JP2001266480A JP2003074196A JP 2003074196 A JP2003074196 A JP 2003074196A JP 2001266480 A JP2001266480 A JP 2001266480A JP 2001266480 A JP2001266480 A JP 2001266480A JP 2003074196 A JP2003074196 A JP 2003074196A
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concrete structure
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Kunihiko Mino
邦彦 三野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切断間隙を容易に保持することができるとと
もに、切断間隙を保持する手段の取付作業頻度を減少
し、もって、切断作業能率を向上できるようにした鉄筋
コンクリート構造物の水平切断方法を提供する。 【解決手段】 ワイヤソー2による切断作業の進行に伴
って橋脚1に形成される切断間隙S内、または切断間隙
Sを跨いで、その上下に当該切断間隙Sの高さを一定に
保持する切断間隙保持手段を、橋脚1の切断上部の荷重
がワイヤソー2にかかる前に配置する。複数の支持プレ
ート6が、切断間隙Sの上下を跨いだ状態でアンカーボ
ルト7により橋脚1の外周に固定配置されている。これ
により、橋脚1の切断上部の荷重は複数の荷重支持プレ
ート6を介して切断下部に伝達され、切断間隙Sを狭め
るように作用することがなく、切断間隙Sの高さを一定
に保持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄筋コンクリート
構造物に掛け回された無端状のワイヤソーを所定の張力
を付与しつつ循環走行させることにより鉄筋コンクリー
ト構造物を水平切断する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば橋脚などの鉄筋コンクリート構造
物を解体する方法として、ワイヤソー工法がある。ワイ
ヤソー工法は、鉄筋コンクリート構造物に掛け回された
無端状のワイヤソーをワイヤソー駆動装置の駆動用プー
リに掛け回し、該駆動用プーリを回転駆動することによ
って、ワイヤソーを循環走行させながら、ワイヤソー駆
動装置を構造物と離間する方向に移動させることで、ワ
イヤソーにテンションを掛けつつ構造物を切断する工法
であり、他の工法と異なり、振動、騒音などの外部環境
に対する悪影響がほとんどなく、作業性がよく、安全か
つ早期に解体できるといったメリットがある。
【0003】ところで、このようなワイヤソー工法にお
いては、鉄筋コンクリート構造物の切断作業の進行に伴
なって、一般に当該構造物における水平切断面の面積の
1/2を越えて切断作業が進行すると、鉄筋コンクリー
ト構造物の切断上部の荷重(自重)がワイヤソーにのし
かかり、ワイヤソーが切断下部と切断上部との間で挟み
込まれる状態となる結果、ワイヤソーの走行が阻害され
たり、ワイヤソーが破断する惧れがあった。
【0004】これに対し、従来では、切断作業の進行に
伴って形成される切断間隙にクサビ状スペーサを逐次打
ち込むことにより、鉄筋コンクリート構造物の切断上部
の荷重がワイヤソーにのしかかるのを抑え、もってワイ
ヤソーの破断を防止し、かつその円滑な走行を可能にし
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上部荷
重は大重量である反面、形成される切断間隙の高さ寸法
はワイヤソーの直径よりやや大きい10mm程度とかなり
狭小であるため、切断間隙の高さを水平断面において一
定に保持するためには、構造物の切断作業が進むにつれ
て多数のスペーサを打込まなければならず、切断作業効
率が低下する原因となっていた。
【0006】また、切断対象である鉄筋コンクリート構
造物が橋脚である場合、特に切断箇所が水中である場合
には、潜水士が水中にて切断間隙にクサビ状スペーサを
打ち込まなければならず、作業に熟練を要するし、切断
作業効率が一層低下するという課題がある。
【0007】本発明方法は、以上の課題を解決するため
になされたものであり、その目的は、切断間隙を容易に
保持することができるとともに、切断間隙を保持する手
段の取付作業頻度を減少し、もって、切断作業能率を向
上できるようにした鉄筋コンクリート構造物の水平切断
方法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明方法は、鉄筋コンクリート構造物に水平に掛
け回された無端状のワイヤソーをワイヤソー駆動装置の
駆動用プーリに掛け回し、該駆動用プーリを回転駆動す
ることによって、ワイヤソーを循環走行させながら、ワ
イヤソーにテンションを掛けつつ該構造物を水平に切断
する鉄筋コンクリート構造物の水平切断方法であって、
前記ワイヤソーによる切断作業の進行に伴って前記鉄筋
コンクリート構造物に形成される切断間隙内、または該
切断間隙を跨いで、その上下に当該切断間隙の高さを一
定に保持する切断間隙保持手段を、該構造物の切断上部
の荷重がワイヤソーにかかる前に配置することを特徴と
するものである(請求項1)。
【0009】本発明において、前記間隙保持部材は、前
記切断間隙の上下を跨いで前記鉄筋コンクリート構造物
の外周に配置される荷重支持プレートと、該荷重支持プ
レートを構造物に固定するためのアンカーとからなる構
成とすることができる(請求項2)。
【0010】また、本発明において、前記間隙保持部材
は、前記切断間隙の上下を跨いで前記鉄筋コンクリート
構造物の外周に穿孔された穴内に介装される荷重支持体
であることが好ましい(請求項3)。ここで、前記荷重
支持体は、上下方向に伸縮可能な油圧ジャッキであった
り(請求項4)、前記穴径とほぼ同一の高さ寸法を有す
るスペーサであることが好ましい(請求項5)。
【0011】本発明において、前記間隙保持部材は、前
記切断間隙の高さ寸法とほぼ同一の直径を有し該切断間
隙を径方向に横断する棒状体である構成とすることがで
きる(請求項6)。
【0012】また、前記間隙保持部材は、前記切断間隙
内に介装される薄型の水圧ジャッキであって、該水圧ジ
ャッキを流体圧力により切断上部の荷重と対抗させてジ
ャッキアップする構成とすることができる(請求項
7)。
【0013】さらに、前記間隙保持部材は、切断間隙内
に介装される薄型のスライドジャッキであって、該スラ
イドジャッキは、奥方向に向けて上昇する斜面部を形成
した上面開口の薄型ケースと、前記斜面部に設置される
スライドブロックと、前記ケースにねじ込まれて前記ス
ライドブロック端面を奥方向に向けて押圧する高さ調整
用ボルトとからなり、ボルトのねじ込み操作によるスラ
イドブロックの移動により切断上部の荷重と対抗して上
昇させる構成とすることができる(請求項8)。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。図1,
2は本発明方法を鉄筋コンクリート構造物としての橋脚
の水平切断に適用した場合を示す。同図において、1は
橋脚、2は橋脚1の適宜高さ位置(水中に位置する場合
もある)に水平に掛け回されたワイヤソーである。ワイ
ヤソー2は、橋脚1の側部に仮固定されて回転自在なガ
イドプーリ3a及び地表部上に配置されて回転自在なガ
イドプーリ3bを経由し、地表部に設置されるワイヤソ
ー駆動装置4のガイドプーリ4aを介して駆動用プーリ
4bに掛け回されている。
【0015】ワイヤソー駆動装置4は、地表部に予め敷
設された一対の軌道5上を走行可能であり、図示しない
モータにより駆動用プーリ4bを回転駆動してワイヤソ
ー2を走行させつつ、図1の白抜き矢印に示すごとく、
軌道5上を橋脚1から離間する方向に移動することによ
りワイヤソー2に所定のテンションを掛けることによっ
て、図2に示すごとく、橋脚1を漸次水平切断する。
【0016】なお、図2は、橋脚1の切断作業がある程
度進行した切断の初期段階を示すものであり、ワイヤソ
ー2により橋脚の外周から中心部に向けて、ワイヤソー
2の直径よりやや大きい高さの切断間隙S(図2中の非
ハッチング部分)が形成されており、この段階では、未
だ、切断上部の荷重(自重)はワイヤソー2に作用して
いない。
【0017】ところが、ワイヤソー2による橋脚1の切
断作業の進行に伴なって、橋脚1の切断上部の荷重がワ
イヤソー2にのしかかり、ワイヤソー2が切断下部と切
断上部との間で挟み込まれる状態となる結果、ワイヤソ
ー2の走行が阻害されたり、ワイヤソーが破断する惧れ
がある。そこで、本発明は、ワイヤソー2による切断作
業の進行に伴って橋脚1に形成される切断間隙S内、ま
たは切断間隙Sを跨いで、その上下に当該切断間隙Sの
高さを一定に保持する切断間隙保持手段を、橋脚1の切
断上部の荷重がワイヤソー2にかかる前に配置すること
を特徴としている。
【0018】切断間隙保持手段の具体例を以下に示す。
なお、図3〜6、図9は水平断面が矩形状の橋脚1を水
平切断する例を示し、図7,8は円柱状の橋脚20を水
平切断する例を示しているが、各実施の形態は、橋脚の
水平断面形状に拘わりなく、採用することができる。
【0019】図3,4は第一の実施の形態を示してい
る。この実施の形態では、複数(本実施の形態では、6
個)の支持プレート6が、切断間隙Sの上下を跨いだ状
態でアンカーボルト7により橋脚1の外周に固定配置さ
れている。これにより、橋脚1の切断上部の荷重は複数
の荷重支持プレート6を介して切断下部に伝達され、切
断間隙Sを狭めるように作用することがなく、切断間隙
Sの高さを一定に保持することができる。このように、
荷重支持プレート6の固定作業は、プレート6の配置並
びにアンカー7の打ち込みといった、作業者の熟練を要
することなく容易に行うことができるものである。ま
た、プレート6の配置並びにアンカー7の打ち込みをワ
イヤソー2の切断箇所と干渉しない位置で行うことがで
きるため、ワイヤソー2の走行による切断作業を中断す
ることなくこれを継続したままで行うこともできる。
【0020】図5,6は第二、第三の実施の形態を示す
ものである。各図において、切断間隙Sを含むように切
断上部及び切断下部を跨いだ状態でホールソー等の切削
手段により所定の奥行寸法を有する円窓8を複数形成
し、この円窓8の内部に、図5においては切断間隙保持
手段たる荷重支持体としての油圧ジャッキ9を上下方向
に伸縮可能となるように配置し、油圧ジャッキ9をジャ
ッキアップすることにより切断上部の荷重を切断下部に
伝達することによって切断間隙Sの高さを一定に保持す
るようにしている。一方、図6においては、円窓8の内
部にこれとほぼ同径の円盤状スペーサ10を打込むこと
により切断間隙Sの高さを一定に保持するようにしてい
る。なお、円窓8は、正面から見て矩形状の窓に代える
こともでき、この場合、スペーサ10は矩形状となるこ
とはいうまでもない。これらの各実施の形態において
も、ワイヤソー2の走行駆動を中断することなく、作業
を行うことができる。
【0021】図7,8は、本発明方法を橋脚20の水平
切断に適用した場合の第四の実施の形態を示すものであ
る。本実施の形態では、切断間隙S内に、その高さ寸法
とほぼ同一の直径であって、橋脚20を径方向に横断す
る鋼棒などからなる棒状体21が介装されていることに
より、切断間隙Sの高さを一定に保持することができ
る。なお、ワイヤソー2による切断作業の進行に伴っ
て、棒状体21の両端を牽引装置(図示しない)等を用
いることにより図8の白抜き矢印方向に牽引し、棒状体
21がワイヤソー2の近傍に位置するように制御するこ
とによって、特に、ワイヤソー2が橋脚20の中心部を
通過した後の切断作業後期においても切断間隙Sの高さ
を確実に一定に保持することができる。
【0022】図9は、本発明方法を橋脚1の水中水平切
断に適用した場合に好適な第五の実施の形態を示すもの
である。同図において、橋脚1の水中部に形成される切
断間隙Sには、切断間隙保持手段として一ないし複数の
薄型水圧ジャッキ30が介在されている。この水圧ジャ
ッキ30は切断間隙Sの間隙寸法とほぼ同等の10mm程
度の厚みであり、切断間隙Sの形成位置に直接介装する
ことができる。この水圧ジャッキ30は、高圧ホース3
1を介して、地上部に配置された例えば手動式水圧ポン
プ32に接続され、この水圧ポンプ32の駆動により切
断上部がジャッキアップされ、切断間隙Sの高さを一定
に保持することができる。
【0023】図10は、第六の実施の形態を示すもので
ある。同図において、橋脚1に形成される切断間隙Sに
は、切断間隙保持手段として一ないし複数のスライドジ
ャッキ40が介在されている。スライドジャッキ40
は、内底面に奥方向に向けて上昇する斜面部41aを形
成した切断間隙Sの高さ寸法とほぼ同等の厚みの上面開
口を有する薄型ケース41と、斜面部41aに設置され
るスライドブロック42と、ケース41の外側部にねじ
込まれて前記スライドブロック42の端面を奥方向に向
けて押圧する高さ調整用ボルト43とからなっている。
そして、スライドブロック42は、初期状態においてケ
ース41の上面とほぼ同一面であり、この状態からボル
ト43をねじ込むことにより、スライドブロック42が
傾斜部41aに沿って奥方向に向けて移動することによ
りスライドブロック42の上面がケース41に対して上
昇し、切断間隙Sを一定に保持することができる。
【0024】なお、上記実施の形態では被切断体として
鉄筋コンクリート構造物のみを例示したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、橋脚以外の鉄筋コンクリ
ート構造物に適用することができることは言うまでもな
い。
【0025】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明方法によれば、切断間隙を容易に保持することができ
るとともに、切断間隙を保持する手段の取付作業頻度を
減少し、もって、切断作業能率を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第一の実施の形態を示す側面図で
ある。
【図2】図1のA−A線における水平断面図である。
【図3】第一の実施の形態による切断間隙の間隙保持手
段を示す部分側断面図である。
【図4】同平断面図である。
【図5】第二の実施の形態を示す部分側断面図及び正面
図である。
【図6】第三の実施の形態を示す部分側断面図及び正面
図である。
【図7】第四の実施の形態を示す側面図である。
【図8】図7のB−B線における平断面図である。
【図9】第五の実施の形態による間隙保持手段を示す側
面図である。
【図10】第六の実施の形態による間隙保持手段を示す
部分側面図及び分解斜視図である。
【符号の説明】
1 橋脚(鉄筋コンクリート構造物) 2 ワイヤソー 4 ワイヤソー駆動装置 S 切断間隙 6 荷重支持プレート 7 アンカー 8 円窓(穴) 9,10 荷重支持体(9 油圧ジャッキ、10 スペ
ーサ) 20 円柱状構造物躯体 21 棒状体 30 水圧ジャッキ 32 ポンプ 40 スライドジャッキ 41 ケース 42 スライドブロック 43 高さ調整用ボルト

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄筋コンクリート構造物に水平に掛け回
    された無端状のワイヤソーをワイヤソー駆動装置の駆動
    用プーリに掛け回し、該駆動用プーリを回転駆動するこ
    とによって、ワイヤソーを循環走行させながら、ワイヤ
    ソーにテンションを掛けつつ該構造物を水平に切断する
    鉄筋コンクリート構造物の水平切断方法であって、 前記ワイヤソーによる切断作業の進行に伴って前記鉄筋
    コンクリート構造物に形成される切断間隙内、または該
    切断間隙を跨いで、その上下に当該切断間隙の高さを一
    定に保持する切断間隙保持手段を、該構造物の切断上部
    の荷重がワイヤソーにかかる前に配置することを特徴と
    する鉄筋コンクリート構造物の水平切断方法。
  2. 【請求項2】 前記間隙保持部材が、前記切断間隙の上
    下を跨いで前記鉄筋コンクリート構造物の外周に配置さ
    れる荷重支持プレートと、該荷重支持プレートを構造物
    に固定するためのアンカーとからなることを特徴とする
    請求項1に記載の鉄筋構造物の水平切断方法。
  3. 【請求項3】 前記間隙保持部材が、前記切断間隙の上
    下を跨いで前記鉄筋コンクリート構造物の外周に穿孔さ
    れた穴内に介装される荷重支持体であることを特徴とす
    る請求項1に記載の鉄筋コンクリート構造物の水平切断
    方法。
  4. 【請求項4】 前記荷重支持体が、上下方向に伸縮可能
    な油圧ジャッキであることを特徴とする請求項3に記載
    の鉄筋コンクリート構造物の水平切断方法。
  5. 【請求項5】 前記荷重支持体が、前記穴径とほぼ同一
    の高さ寸法を有するスペーサであることを特徴とする請
    求項3に記載の鉄筋コンクリート構造物の水平切断方
    法。
  6. 【請求項6】 前記間隙保持部材が、前記切断間隙の高
    さ寸法とほぼ同一の直径を有し該切断間隙を径方向に横
    断する棒状体であることを特徴とする請求項1に記載の
    鉄筋コンクリート構造物の水平切断方法。
  7. 【請求項7】 前記間隙保持部材が、前記切断間隙内に
    介装される薄型の水圧ジャッキであって、該水圧ジャッ
    キを流体圧力により切断上部の荷重と対抗させてジャッ
    キアップすることを特徴とする請求項1に記載の鉄筋コ
    ンクリート構造物の水平切断方法。
  8. 【請求項8】 前記間隙保持部材が、切断間隙内に介装
    される薄型のスライドジャッキであって、該スライドジ
    ャッキは、奥方向に向けて上昇する斜面部を形成した上
    面開口の薄型ケースと、前記斜面部に設置されるスライ
    ドブロックと、前記ケースにねじ込まれて前記スライド
    ブロック端面を奥方向に向けて押圧する高さ調整用ボル
    トとからなり、ボルトのねじ込み操作によるスライドブ
    ロックの移動により切断上部の荷重と対抗して上昇させ
    ることを特徴とする請求項1に記載の鉄筋コンクリート
    構造物の水平切断方法。
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Cited By (5)

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