JP2002079415A - 携帯用電動切断機 - Google Patents

携帯用電動切断機

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JP2002079415A
JP2002079415A JP2000272389A JP2000272389A JP2002079415A JP 2002079415 A JP2002079415 A JP 2002079415A JP 2000272389 A JP2000272389 A JP 2000272389A JP 2000272389 A JP2000272389 A JP 2000272389A JP 2002079415 A JP2002079415 A JP 2002079415A
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JP
Japan
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surface plate
electric motor
rotary blade
transmission mechanism
portable electric
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JP2000272389A
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English (en)
Inventor
Naoya Eto
直哉 衛藤
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Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定盤を両方向に回動させることができ、かつ
定盤を回動させた際に切断量を小さくさせてしまうこと
を抑制することができる携帯用電動切断機を提供するこ
とである。 【解決手段】 伝達機構の最も回転刃具1側の伝達機素
を下端が回転刃具1から離れるに従って定盤5上面から
離れる方向に傾斜した円錐形歯車2とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は本体に対して定盤を
両方向に回動させることができるようにした携帯用電動
切断機(以下、携帯用電気丸鋸として説明する)に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯用電気丸鋸の一例を図4、図
5を用いて説明する。
【0003】図4に示すように鋸刃1の回転軸14には
円筒形歯車15が固着されており、該円筒形歯車15を
直接電動機6の先端に設けられたピニオン13が動力を
伝える構造となっている。従って電動機6は鋸刃1の回
転軸14と平行に配置されることになる。
【0004】そしてこれらを収納する本体11下方に
は、定盤5が鋸刃1の回転軸14に垂直かつ定盤5の長
手方向に平行に設けられ、図示方向において鋸刃1側面
と近接する位置に設けられた図示しないピンを介して連
結されている。
【0005】上記したような構成の携帯用電気丸鋸は、
図4に一点鎖線で示すように定盤5が図示しないピンを
支点として図示時計周り、すなわち定盤5が本体1から
離れる方向に回動させることができ、定盤5下面と鋸刃
1との交差角度を変更させて切断材上面に対して傾斜し
た切断を行なうことができるものである。しかし、定盤
5を図示反時計周り、すなわち定盤5が本体1に近づく
ように回動させようとすると電動機6等を内蔵する本体
11、特に円筒歯車15を覆うギヤケース9に定盤5上
面が接触してしまうため、定盤5を図示反時計周りに回
動させることができないものであった。
【0006】そこで図5に示すように、定盤5の回動支
点となる図示しないピンを図示方向において鋸刃1側面
から離れる個所に設けることにより、定盤5を反時計周
りに回動させた場合に定盤5上面がギヤケース9に接触
しないようしたとしても、定盤5が本体11と接触して
しまいやはり時計周り方向ほどには定盤5を反時計周り
方向に回動させることができないものであった。また、
上記のように定盤5の回動支点を鋸刃1側面から離れる
位置に設けた構成とした場合には、定盤5を反時計方向
に回動させると定盤5下面から鋸刃1が突出する量、す
なわち切断量が小さくなってしまうものであった。
【0007】一方で特開平7−117004号公報に記
載されているように電動機6を鋸刃1の回転軸14に対
し直角に位置させると共に、定盤5上面からある程度上
方に離して配置させることにより、定盤5と本体11と
の接触を避けるようにした携帯用電気丸鋸があるが、や
はり定盤5とギヤケース9との接触を避ける必要がある
ため、定盤5の回動支点となる本体11と定盤5とを連
結させるピンを鋸刃1側面から離れる位置に設けた構成
をしており、定盤5下面から鋸刃1が突出する量、すな
わち切断量を小さくしているものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
携帯用電気丸鋸は、定盤5の回動を一方向のみにしか行
うことのできない構成であったり、両方向へ回動させる
ことができる構成であっても定盤5下面からの鋸刃1の
突出量、すなわち切断量を小さくしてしまうものであっ
た。
【0009】本発明の目的は、定盤を両方向に回動させ
ることができ、かつ定盤を回動させた際に切断量を小さ
くさせてしまうことを抑制することができる携帯用電気
丸鋸を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、伝達機構の
最も前記回転刃具側の伝達機素を下端が前記鋸刃から離
れるに従って前記定盤上面から離れる方向に傾斜した円
錐形歯車とすることにより達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明携帯用電気丸鋸の一実施形
態を図1、図2を用いて説明する。
【0012】図1に示す携帯用電気丸鋸は、電動機6
と、電動機6の伝達機構と、伝達機構を介して回転する
鋸刃1とを回転可能に保持する本体11と、本体11下
方に位置し切断作業時に案内面となる定盤5とを有する
構成をしており、定盤5は鋸刃1を挟んだ長手方向両端
においてピン16を介して本体11に連結されている。
定盤5はピン16を支点として回動可能に本体11と連
結しており、定盤5を回動させることによって底面と鋸
刃1との交差角度を変更可能で切断材上面に対して傾斜
した切断を行なうことができるようになっている。
【0013】また、図に示すように鋸刃1の回転軸14
には円錐形歯車2が固着され、この円錐形歯車2と嵌合
する同じく円錐形のピニオン3が鋸刃1の回転軸14に
直交して延び、かつ定盤5の長手方向に平行に設けられ
ている。回転軸14に固着された円錐形歯車2の下端は
図2に示すように鋸刃1から離れるに従って定盤5の上
面から離れる方向に傾斜する形状をしている。
【0014】更にピニオン3には同回転軸上にプーリ4
が固着されており、プーリ4と定盤5上方で電動機6に
直結された小プーリ7とにはベルト8が係合されてい
る。
【0015】上記したような構成としたことにより、図
2に示すようにギヤケース9を円錐形歯車2の形状を活
かして定盤5を本体11に近づける方向に回動させた場
合に接触を避ける方向に斜面形状をとることができるた
め、定盤5を本体1に近づける方向に回動させる量を鋸
刃1の回転軸14に従来のように円筒形歯車を用いた場
合に比べて大きくすることができる。これにより定盤5
の回動支点を比較的鋸刃1の側面に近い位置に設けるこ
とができるので、定盤5下面からの鋸刃1の突出する
量、すなわち切断量が小さくなってしまうことを抑制す
ることができるようになる。
【0016】なお、上記実施形態では、定盤5を本体1
に近づける方向に回動させた場合に、定盤5上面が本体
1に接触して定盤5の回動量を規制してしまうことを抑
制するために、図に示すように電動機6を鋸刃1の回転
軸14に対して直交させ、かつ定盤5の長手方向に平行
するように位置させていると共に定盤5の上面から離れ
る位置、すなわち本体11上方に位置させる構成として
いる。これは、電動機6の回転を鋸刃1に伝達する伝達
機構の伝達機素の1つをベルト8としたことにより、ベ
ルト8の自由度を利用して可能となるものである。
【0017】また図3に示す本発明携帯用電気丸鋸の他
の実施形態のように、電動機6を鋸刃1の回転軸14及
び定盤5の上面に対して直行するように位置させた構成
とした場合であっても、鋸刃1の回転軸14に固着する
伝達機構の伝達機素を円錐形歯車2とすることにより、
定盤5上面がギヤケース9に接触して定盤5の回動量を
規制してしまうことを抑制することができる。また、同
様に定盤5上面が本体11に接触して定盤5の回動量を
規制してしまうことを抑制する構成となっている。
【0018】
【発明の効果】上記したように本発明によれば、伝達機
構の最も前記回転刃具側の伝達機素を下端が前記鋸刃か
ら離れるに従って前記定盤上面から離れる方向に傾斜し
た円錐形歯車としたことにより、定盤上面がギヤケース
に接触して定盤の回動量を規制してしまい、切断量を小
さくしてしまうことを抑制することができる携帯用電気
丸鋸を提供することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明携帯用電気丸鋸の一実施形態を示す要部
断面正面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】本発明携帯用電気丸鋸の他の実施形態を示す要
部断面側面図。
【図4】従来の携帯用電気丸鋸の一例を示す要部断面側
面図。
【図5】従来の携帯用電気丸鋸の一例を示す要部断面側
面図
【符号の説明】
1は鋸刃、2は円錐形歯車、3は円錐形ピニオン、4は
プーリ、5は定盤、6は電動機、7は小プーリ、8はベ
ルト、9はギヤケース、11は本体、14は鋸刃1の回
転軸、15は円筒形歯車、16はピンである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機と、該電動機の動力を伝える伝達
    機構と、該伝達機構を介して駆動される回転刃具と、こ
    れらを収納する本体と、前記回転刃具との交差角度を変
    更可能なように前記本体下方に両方向に回動可能に連結
    される定盤とを有する携帯用電動切断機であって、 前記伝達機構の最も前記回転刃具側の伝達機素を下端が
    前記回転刃具から離れるに従って前記定盤上面から離れ
    る方向に傾斜した円錐形歯車としたことを特徴とする携
    帯用電動切断機。
  2. 【請求項2】 前記電動機を前記回転刃具の回転軸に対
    して直交して配置させたことを特徴とする請求項1記載
    の携帯用電動切断機。
  3. 【請求項3】 前記電動機を前記定盤の長手方向と平行
    に配置させると共に、前記伝達機構の最も前記電動機側
    の伝達機素をベルトとしたことを特徴とする請求項2記
    載の携帯用電動切断機。
  4. 【請求項4】 前記電動機を前記定盤上面に対し垂直方
    向に配置すると共に、前記伝達機構の伝達機素をすべて
    歯車としたことを特徴とする請求項2記載の携帯用電動
    切断機。
JP2000272389A 2000-09-08 2000-09-08 携帯用電動切断機 Withdrawn JP2002079415A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20071204