JP2002079352A - 鋳型造型装置 - Google Patents
鋳型造型装置Info
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Abstract
からのスクイズ時に、マッチプレートを水平に維持す
る。 【解決手段】 一端11a,12aがそれぞれ鋳枠2,
3の外側に固定され、スクイズの方向に伸び、他端11
b,12bがそれぞれマッチプレート1の表裏各盤面に
当接する作動規制棒11,12を設けた。
Description
された模型をそれぞれ表裏両盤面に取り付けたマッチプ
レートを使用するいわゆる無枠式による鋳型造型装置に
関するものであるが、単にマッチプレートに限らず、1
対の模型定盤を使用する無枠式造型装置にも広く利用で
きる。
定盤を使用する鋳型造型方法では、鋳物砂は、模型定盤
に向かって重力によって落下、投入される。これに対
し、マツチプレートを使用する無枠式造型方法では、殆
どの場合、ブロータンク内の鋳物砂を圧縮空気により鋳
枠の側面又は背面に設けたノズルから吹き出させて両鋳
枠内に砂入れを行った(ブロー)後、両鋳枠の各背面か
ら同時にスクイズして造型する。
砂を吹き込む場合には、模型に大きな突起があると、吹
き込み側に対し突起の反対側の影となる模型面において
は砂の充填率が低くなる傾向がある。
レート側に対向する背面側から鋳物砂を吹き込む場合に
は、吹き込み側の開口に対応して複数の空気吹き出し口
を設けるが、空気を均等に吹き出させることは困難であ
り、鋳枠内の場所によって砂の充填率にバラツキを生じ
る。さらに、ブロー方式では、各スクイズフットの隙間
に鋳物砂が進入するので、マルチセグメント方式のスク
イズヘッドの採用は困難であって、平面状の先端を有す
る加圧ヘッドの使用を余儀無くされ、マルチセグメント
スクイズフットによる鋳型強度の均一化を図ることがで
きない。
に、例えば特開昭59ー183952号公報には、スク
イズ時にスクイズ方向と直交する方向にマッチプレート
を振動させる方法が開示されている。
に、スクイズ時にマッチプレートを振動させるために
は、マッチプレートと両鋳枠の重合面の間に所定間隔の
隙間を保つ必要がある。そして、ブロー時に起こる、こ
の隙間からの鋳物砂の吹き出しに対しては、両鋳枠、又
はマッチプレートの重合面にゴム板等の弾性部材を取り
付けることによって対応が可能である。しかしながら、
マッチプレート上の模型の配置、砂入れ時の砂の充填状
況などによっては、鋳枠背面側からのスクイズ時に、マ
ッチプレートを傾けようとする力が発生するので、マッ
チプレートを常に水平に維持させる必要がある。これに
対しては、上記ゴム板は効果がない。
レートの両鋳枠に対する振動範囲を規制する位置決めの
ための手段が必要であり、かつこの位置決め手段はマッ
チプレートと鋳枠の分離に際して支障のないものでなけ
ればならない。実開昭57ー141843号公報には、
通常の模型定盤を備えた鋳型造型装置に対する鋳枠、増
枠の固定手段が開示されているが、マッチプレート方式
の造型装置に対しては、直ちにこれを適用することはで
きない。
マッチプレートを使用する無枠式鋳型造型装置に係る上
記のような課題の解決を図ることを目的とするものであ
る。このため、本発明による鋳型造型装置は、分割され
た模型を表裏両盤面にそれぞれ取り付けたマッチプレー
トと、このマッチプレートの前記両盤面にそれぞれ重合
可能な1対の鋳枠と、これら両鋳枠の前記マッチプレー
ト盤面側に対向する背面側にそれぞれ配置され、該各鋳
枠内に進入可能であり、かつ該各鋳枠内に充填された鋳
物砂を該両背面側から該マッチプレートに向けてスクイ
ズする1対の加圧ヘッドと、該マッチプレートを前記ス
クイズの方向と直交する方向に振動させる振動器とを備
えた無枠式鋳型造型装置において、一端が前記各鋳枠の
外側に固定され、前記スクイズの方向に伸び、他端が前
記マッチプレートの盤面にそれぞれ当接する作動規制棒
からなる作動規制手段を設けたことを特徴とする鋳型造
型装置である。
作製することが望ましい。また、前記加圧ヘッドのうち
の一方の加圧ヘッドを固定加圧ヘッドとし、他方の加圧
ヘッドを前記各鋳枠内に充填された鋳物砂を前記マッチ
プレートを間に挟んで前記固定加圧ヘッドに向けてスク
イズすることが可能な可動加圧ヘッドとすることができ
る。また、前記マッチプレートの両盤面を水平方向に位
置させ、かつ前記1対の加圧ヘッドを該マッチプレート
を挟んで上下に配置させることができる。これに対し、
前記マッチプレートの両盤面を上下方向に位置させ、か
つ前記1対の加圧ヘッドを該マッチプレートを挟んで左
右に配置させることもできる。
能に一体的に取り付け、この振動基板を介して前記振動
器に固定することもできる。また、前記作動規制手段と
して、前記作動規制棒のほかに、前記マッチプレートの
盤面、又は前記振動基板の表面に凹設され、該作動規制
棒の他端がそれぞれ嵌入し、かつ底面に当接する有底孔
を含ませることもできる。
ヘッドを固定加圧ヘッドとし、他方の加圧ヘッドを可動
加圧ヘッドとした鋳型造型装置では、一端が一方の架構
部材に固定され、前記スクイズの方向に伸び、他端が他
方の架構部材に固定されたガイド棒と、前記1対の鋳枠
のうちの一方の鋳枠に取り付けられ該ガイド棒に摺動可
能に嵌装された一方のガイド部と、該1対の鋳枠のうち
の他方の鋳枠に取り付けられ該ガイド棒に摺動可能に嵌
装された他方のガイド部とを設けたものとすることもで
きる。さらに、前記1対の加圧ヘッドのうちの前記一方
の加圧ヘッドが、弾性部材を介して架構部材に固定さ
れ、かつ振動器を内蔵している構成の鋳型造型装置とす
ることもできる。
振動器に固定するした鋳型造型装置では、前記1対の鋳
枠のうちの一方の鋳枠に取り付けられた位置決めシリン
ダと、この位置決めシリンダ内に嵌装されたピストンか
ら前記スクイズの方向に延びる位置決めロッドと、前記
振動基板に穿設され該位置決めロッドの先端が挿通可能
な貫通孔とからなる位置決め手段を設けたものとするこ
とができる。また、位置決め手段の別の形態として、前
記1対の鋳枠の双方の鋳枠にそれぞれ取り付けられた位
置決めシリンダと、この位置決めシリンダ内に嵌装され
たピストンから前記スクイズの方向に延び、先端が前記
振動基板の表面に当接可能な位置決めロッドとからなる
位置決め手段を設けることもできる。この場合に、前記
位置決めロッドの先端が当接可能な前記振動基板の表面
に、滑り止め部材を設けたものとすることもできる。
型に対する鋳型造型装置としては、本発明は、模型定盤
を表裏両面にそれぞれ取り付けた振動基板と、前記各模
型定盤の盤面にそれぞれ重合可能な1対の鋳枠と、この
各鋳枠の前記模型定盤の盤面側に対向する背面側にそれ
ぞれ配置され、該各鋳枠内に進入可能であり、かつ該各
鋳枠内に充填された鋳物砂を該両背面側から前記模型定
盤の盤面に向けてスクイズする1対の加圧ヘッドと、前
記振動基板を前記スクイズの方向と直交する方向に振動
させる振動器とを備えた無枠式鋳型造型装置において、
一端が前記各鋳枠の外側に固定され、前記スクイズの方
向に伸び、他端が前記振動基板の表面にそれぞれ当接す
る作動規制棒からなる作動規制手段を設けたことを特徴
とする鋳型造型装置を提供する。
制棒は、炭素鋼又はバネ鋼から作製することが望まし
い。また、前記作動規制手段として、前記作動規制棒の
ほかに、前記振動基板の表面に凹設され、該作動規制棒
の他端がそれぞれ嵌入し、かつ底面に当接する有底孔を
含ませることもできる。この鋳型造型装置でも、前記1
対の鋳枠のうちの一方の鋳枠に取り付けられた位置決め
シリンダと、このシリンダ内に嵌装されたピストンから
前記スクイズの方向に延びる位置決めロッドと、このロ
ッドに対応して振動基板に穿設された貫通孔とからなる
位置決め手段を設けたものとすることができる。また、
位置決め手段の別の形態として、前記1対の鋳枠の双方
の鋳枠にそれぞれ取り付けられた位置決めシリンダと、
この位置決めシリンダ内に嵌装されたピストンから前記
スクイズの方向に延び、先端が前記振動基板の表面に当
接可能な位置決めロッドとからなる位置決め手段を設け
ることもできる。この場合に、前記位置決めロッドの先
端が当接可能な前記振動基板の表面に、滑り止め部材を
設けたものとすることもできる。
側に固定され、スクイズの方向に伸び、他端がマッチプ
レートの盤面又は振動基板の表面に当接している。これ
によって、マッチプレート盤面上の模型の配置、砂入れ
時の砂の充填状況などによって、スクイズ時に、マッチ
プレートを傾けようとする力が発生しても、マッチプレ
ートは常に水平に維持される。
盤面又は振動基板表面に凹設された有底孔に嵌入され、
かつこの有底孔の底面に当接している形態においては、
マッチプレート、振動基板の振動は、作動規制棒の他端
の撓みの範囲に規制され、マッチプレートの振動中心を
両鋳枠に対し一定に保つ位置決めの働きをする。さら
に、この位置決めのための手段は、マッチプレートと鋳
枠の分離に際しても支障を生じない。
一体的に取り付けられ、この振動基板を介して振動器に
固定されている形態においては、マッチプレートの交換
が容易となる。
定加圧ヘッドとし、他方の加圧ヘッドを可動加圧ヘッド
とした形態においては、装置の構造を簡単にすることが
できる。
ズの方向に伸び、他端が他方の架構部材に固定されたガ
イド棒と、このガイド棒に摺動可能に嵌装された一方の
ガイド部を有する一方の鋳枠と、該ガイド棒に摺動可能
に嵌装された他方のガイド部を有する他方の鋳枠とを備
えた形態においては、両鋳型の枠合わせ工程時に両鋳型
の間に発生し易いいわゆる食い違いを防止することがて
きるので、枠合わせのためのガイド手段を省略すること
ができる。
介して架構部材に固定され、かつ振動器を内蔵している
形態においては、他方の加圧ヘッドの加圧力を小さくす
ることができ、省エネルギ効果を招来することができ
る。
型定盤を表裏両面にそれぞれ取り付けた振動基板と、こ
の振動基板をスクイズの方向と直交する方向に振動させ
る振動器とを備えた鋳型造型装置にも適用することがで
きる。
型装置においては、鋳枠に対する振動基板の横方向の振
れを阻止することによって、離型の際に振動基板の揺れ
によって発生する鋳型の角欠け、縁切れを防止すること
ができ、さらに予備スクイズを省略し、本スクイズと振
動を同時に行うなど、造型工程を短縮することが可能で
ある。
面に基づいて詳細に説明する。図1〜3は、マッチプレ
ートの表裏両盤面が水平方向に位置し、かつ1対の加圧
ヘッドがマッチプレートを挟んで上下に配置されている
第1の実施の形態の鋳型造型装置及びこの装置による造
型方法の工程を示す。
は、分割された模型を表裏両盤面にそれぞれ取り付けた
マッチプレート1と、このマッチプレートの表盤面に重
合可能な上鋳枠2と、マッチプレート1の裏盤面に重合
可能な下鋳枠3と、これら上下の鋳枠2,3のマッチプ
レート1側に対向する背面側にそれぞれ上下に配置さ
れ、鋳枠2,3内に充填された鋳物砂をマッチプレート
1の盤面に向けてスクイズする上加圧ヘッド4及び下加
圧ヘッド5と、マッチプレート1を前記スクイズの方向
と直交する方向に振動させる振動器6とを備えている。
マッチプレート1の交換を容易にするためには、この実
施形態のように、マッチプレート1を振動基板7に着脱
可能に取り付け、この振動基板を介して振動器6に固定
するように構成するのが好ましい。
が架構部材8に固定され、また下加圧ヘッド5は基盤
(下架構部材)10に固定されたスクイズシリンダ9に
よって上下に可動である。
aが上鋳枠2の外側に固定されて下方に伸び、また下作
動規制棒12は、下端(固定端)12aが下鋳枠3の外
側に固定され、上方に伸びている。振動基板7の上面に
凹設された有底孔7aには、次の枠合わせの工程で、上
作動規制棒11の下端(自由端)11bが底面に当接す
るまで嵌入される。同様に、振動基板7の下面に凹設さ
れた有底孔7bには、下作動規制棒12の上端(自由
端)12bが底面に当接するまで嵌入される。上作動規
制棒11と有底孔7a、下作動規制棒12と有底孔7b
は、それぞれ作動規制手段を構成している。上下の作動
規制棒11,12としては、それぞれの自由端11b,
12bが有底孔7a,7bに嵌入された状態で、振動基
板7が振動する場合に、固定端11a,12aを支点と
して自由端11b,12bがそれぞれ僅かに撓むことが
必要である。このため、作動規制棒11,12は、強靭
性又は剛性を有する材料、例えば炭素鋼、バネ鋼などを
用いて作製するのが好ましい。また、上下の作動規制棒
11,12は、上下それぞれの鋳枠に、通常は4本づつ
備えられ、したがって、有底孔7aと有底孔7bもこれ
に対応して各4個設けられる。
であって、上端が架構部材8に固定され、ロッド13a
によって上鋳枠2を吊り下げ、また符号14は下鋳枠用
シリンダであって、下端が基盤10に固定され、ロッド
14aによって下鋳枠3を支持する。符号15,16は
それぞれ上下の鋳枠2,3のマッチプレート1側の端面
に取り付けられた弾性部材である。また、符号17は、
マッチプレート1の移動用ローラコンベヤである。
について説明する。図1(a)は、工程開始前の装置の
各構成部材の位置関係を示す。図1(b)は、枠合わ
せ、砂入れの工程を示す。この工程では、上鋳枠用シリ
ンダ13のロッド13aは下降状態にあり、下鋳枠用シ
リンダ14のロッド14aを上昇させて、下鋳枠3と振
動基板7を持ち上げるが、上鋳枠2は持ち上げないよう
にする。ついで、スクイズシリンダ9を作動させて、下
加圧ヘッド5を上昇させ、所定の位置で停止させる。こ
れで枠合わせが終わる。なお、この枠合わせの工程にお
いて、上下の作動規制棒11,12は、それぞれの自由
端11b,12bが振動基板7の上、下面に凹設された
有底孔7a,7bに、それぞれの底面に当接するまで嵌
入される。次に、図示しないブロータンク内の鋳物砂
を、上下の鋳枠2,3の側面に設けた図示しないノズル
から圧縮空気によって吹き込んで、両鋳枠内に砂入れを
行う。このブロー時に、上下の鋳枠2,3に取り付けら
れた弾性部材15,16は、マッチプレート1との隙間
から砂が吹き出すのを防止する。
クイズの工程を示す。上鋳枠用シリンダ13を開放状態
とし、下鋳枠用シリンダ14のロッド14aを上昇さ
せ、同時に下加圧ヘッド5を低圧で上昇させることによ
って、上鋳枠2、下鋳枠3内の鋳物砂が予備スクイズさ
れる。次に、振動器6を作動させて、振動基板7を介し
てマッチプレート1を振動させて、上鋳枠2、下鋳枠3
内の鋳物砂の充填率を高め、かつ均一化させる。振動停
止後、後で図4に基づいて説明する位置決め手段18の
シリンダ18aを作動させ、ついで下加圧ヘッド5を高
圧で上昇させることによって、上鋳枠2、下鋳枠3内の
鋳物砂の本スクイズを行う。
12bを振動基板7の表面にそれぞれ当接させるだけ
で、マッチプレート1の盤面上の模型の配置、砂入れ時
の砂の充填状況などによって、予備及び本スクイズ時
に、マッチプレート1を傾けようとする力が発生して
も、その強靭性又は剛性によって、マッチプレート1を
常に水平に維持する働きをする。さらに、この実施の形
態のように、作動規制棒11,12の自由端11b,1
2bを振動基板7の有底孔7a,7bに嵌入させ、かつ
それぞれの底面に当接させるような構成にすることが好
ましい。これによって、マッチプレート1の振動時に、
その振動が、作動規制棒の自由端11b,12bの撓み
の範囲に規制され、マッチプレート1の振動中心を両鋳
枠2,3に対し一定に保つ位置決めの働きをさせること
ができる。また、この作動規制手段は、マッチプレート
と鋳枠の分離に際しても支障を生じない。
用シリンダ13のロッド13aを固定状態とし、下加圧
ヘッド5、下鋳枠用シリンダ14のロッド14aを下降
させると、下鋳枠3とマッチプレート1は一緒に下降
し、ついでマッチプレート1のみ振動基板7を介してロ
ーラコンベヤ17に乗るので、これを造型装置から後退
させることによって離型工程を終える。
がった上鋳枠2内の上鋳型19と、下鋳枠3内の下鋳型
20の枠合わせの工程を示す。上鋳枠用シリンダ13の
ロッド13aを固定状態にしたまま、下鋳枠用シリンダ
14のロッド14aを上昇させて、上作動規制棒11の
自由端11bと下上作動規制棒12の自由端12bを当
接させると同時に、上鋳型19の下面と下鋳型20の上
面とを当接させる。次に、スクイズシリンダ9を減圧状
態として、鋳型をつぶさないように下加圧ヘッド5を上
昇させて、その上面を下鋳型20の下面に当接させる。
枠用シリンダ13のロッド13aと下鋳枠用シリンダ1
4のロッド14aとを同時に上昇させることによって、
上鋳枠2と下鋳枠3とを上昇させて、枠抜きをする。こ
れによって、型合わせされた無枠の上鋳型19と下鋳型
20が完成する。
5を下降させることによって、型合わせした上下の鋳型
19,20を下降させ、図示しない装置によって造型装
置から外へ搬出する。
して、図4に基づいて、位置決め手段18の構成と作用
について説明する。図4(a)に示すように、位置決め
手段18は、下鋳枠3の側面に取り付けられた位置決め
シリンダ18aと、このシリンダ内に嵌装された図示し
ないピストンから上方に伸びる位置決めロッド18b
と、このロッドに対応して振動基板7に穿設された貫通
孔7cとからなる。マッチプレート1の振動を停止した
後、図4(b)に示すように、位置決めシリンダ18a
を作動させて、位置決めロッド18bを上昇させ、この
上端を貫通孔7cに挿通する。これによって、遊動状態
にある振動基板7の下鋳枠3に対する横方向の振れを阻
止した状態で、本スクイズを行い、次の離型時に振動基
板7の揺れによって発生する鋳型19,20の角欠け、
縁切れを防止する。位置決め手段18は、通常は2組設
けられる。
ついて、図5に基づいて説明する。図5(a)に示すよ
うに、この位置決め手段は、上鋳枠2の側面に取り付け
られた位置決めシリンダ21aと、このシリンダ内に嵌
装された図示しないピストンから下方に伸びる位置決め
ロッド21bとからなる上位置決め手段21と、下鋳枠
3の側面に取り付けられた位置決めシリンダ22aと、
このシリンダ内に嵌装された図示しないピストンから上
方に伸びる位置決めロッド22bとからなる下位置決め
手段22とから構成されている。位置決めロッド21
b,22bが当接することになる振動基板7の表面の部
位には、滑り止めのため、それぞれ硬質ゴムからなる滑
り止め部材7d,7eを固着させるのが望ましい。位置
決め手段は、通常は上下それぞれ4組設けられる。
造型の工程について説明する。この装置では、枠合わ
せ、砂入れ後、予備スクイズの工程は省略され、本スク
イズと振動が同時に行われる。図5(a)は、本スクイ
ズ、振動の両工程が終わった状態を示す。次に、図5
(b)に示すように、位置決めロッド21b,22bを
同時にそれぞれ下降、上昇させて、先端を滑り止め部材
7d,7eに当接させる。この場合に、位置決めロッド
21bの下降力を、位置決めロッド22bの上昇力より
も大きめに設定しておく。次に、図5(c)に示すよう
に、位置決めロッド21bを下降させつつ、下加圧ヘッ
ド5を下降させることによって、上鋳枠2内の上鋳型1
9の離型が行われる。位置決めロッド22bの上昇力
は、位置決めロッド21bの下降力よりも小さいので、
位置決めロッド22bは、振動基板7、下鋳枠3と一体
として、下加圧ヘッド5とともに下降する。位置決めロ
ッド22bを上昇させつつ、下加圧ヘッド5をさらに下
降させると、図5(d)に示すように、下鋳枠3内の下
鋳型20の離型が行われる。下加圧ヘッド5をさらに下
降させると、図5(e)に示すように、振動基板7は下
降してローラコンベヤ17に乗り、離型工程が終わる。
図5(b)から図5(d)までの離型工程では、位置決
めロッド21b,22bの各先端を、振動基板7の表面
に設けられた滑り止め部材7d,7eの表面に密着させ
ておくことが重要である。
短縮するために、予備スクイズを省略し、振動を本スク
イズと同時に行う場合の対策として有用である。すなわ
ち、本スクイズ終了後では、鋳型は最終的な硬度に到達
しているため、第1の位置決め手段18の使用は困難で
ある。ところが、この第2の位置決め手段は、その構造
上、高硬度の鋳型にも適用することができる。すなわ
ち、位置決めロッド21b,22bの作用によって、遊
動状態にある振動基板7の上下の鋳枠2,3に対する横
方向の振れを阻止した状態で離型が行われ、振動基板7
の揺れによって発生する鋳型19,20の角欠け、縁切
れを防止することができる。
は、第1の実施の形態と同様に、図6に示すように、上
加圧ヘッド4は架構部材8に固定されており、またスク
イズシリンダ9は基盤10に固定されている。ガイド棒
23は、上端が架構部材8に固定され、スクイズの方向
に伸び、下端が基盤10に固定されている。上鋳枠2
は、ガイド棒23に摺動可能に嵌装された上ガイド部2
aを有し、また下鋳枠3は、ガイド棒23に摺動可能に
嵌装された下ガイド部3aを有する。このような構成に
することによって、前記図2(b)に示す上鋳型19と
下鋳型20の枠合わせの工程において、公知のガイド手
段を設けなくても、両鋳型の食い違いを防止することが
できる。
は、図7に示すように、上加圧ヘッド4が、弾性部材2
4を介して架構部材8に固定され、かつ振動器25を内
蔵している。このような構成にすることによって、下加
圧ヘッド5の加圧力を小さくすることができ、省エネル
ギ効果を招来することができる。
加圧ヘッドのうち一方の加圧ヘッド4が架構部材8に固
定されているが、これを他方の加圧ヘッド5と同様に、
例えばスクイズシリンダによって可動とすることもでき
る。
は全て、マッチプレート1の表裏両盤面が水平方向に位
置し、かつ1対の加圧ヘッド4,5がマッチプレート1
を挟んで上下に配置されているものであったが、本発明
の第4の実施の形態の鋳型造型装置は、図8に示すよう
に、マッチプレート1の両盤面が上下方向に位置し、か
つ1対の加圧ヘッド4,5がマッチプレート1を挟んで
左右に配置されている。図は、両鋳枠2,3に鋳物砂を
入れ、本スクイズを終えた状態を示すが、各構成要素、
造型の工程、作用及び効果は第1の実施の形態に準ずる
ので、詳細な説明は省略する。
は、図9に示すように、マッチプレート1の代わりに、
模型定盤26,27を表裏両面にそれぞれ取り付けた振
動基板7と、模型定盤の盤面にそれぞれ重合可能な1対
の鋳枠2,3と、この各鋳枠の模型定盤26,27の盤
面側に対向する背面側にそれぞれ配置され、鋳枠2,3
内に進入可能であり、かつ各鋳枠内に充填された鋳物砂
を両背面側から模型定盤26,27の盤面に向けてスク
イズする1対の加圧ヘッド4,5と、振動基板7を前記
スクイズの方向と直交する方向に振動させる振動器6と
を備えた鋳型造型装置である。作動規制棒11,12
は、一端11a,12aがそれぞれ鋳枠2,3の外側に
固定され、スクイズの方向に伸び、他端11b,12b
がそれぞれ振動基板7の表面に凹設された有底孔7a,
7bに嵌入され、かつその底面に当接している。図は、
鋳枠2,3内に鋳物砂を入れ、本スクイズを終えた状態
を示すが、各構成要素、造型の工程、作用及び効果は第
1の実施の形態に準ずるので、詳細な説明は省略する。
の装置と、この装置による造型工程開始前の状態、枠合
わせ、砂入れ、及び予備スクイズ、振動、本スクイズの
各工程を示す装置の略縦断面図である。
型、枠合わせ、及び枠抜きの各工程を示す装置の略縦断
面図である。
の工程を示す装置の略縦断面図である。
第1の実施形態の構成を示す略縦断面図である。
第2の実施形態の構成と、この手段を備えた装置による
造型工程を示す略縦断面図である。
の装置の略縦断面図である。
の装置の略縦断面図である。
の装置の略縦断面図である。
の装置の略縦断面図である。
鋳枠、4…上(左)加圧ヘッド、5…下(右)加圧ヘッ
ド、6…振動器、7…振動基板、8…架構部材、9…ス
クイズシリンダ、10…基盤(架構部材)、11…上
(左)作動規制棒、12…下(右)作動規制棒、13…
上鋳枠用シリンダ、14…下鋳枠用シリンダ、15,1
6…弾性部材、17…ローラコンベヤ、18,21,2
2…位置決め手段、19…上鋳型、20…下鋳型、23
…ガイド棒、24…弾性部材、25…振動器、26,2
7…模型定盤。
Claims (18)
- 【請求項1】 分割された模型を表裏両盤面にそれぞれ
取り付けたマッチプレートと、このマッチプレートの前
記両盤面にそれぞれ重合可能な1対の鋳枠と、これら両
鋳枠の前記マッチプレート盤面側に対向する背面側にそ
れぞれ配置され、該各鋳枠内に進入可能であり、かつ該
各鋳枠内に充填された鋳物砂を該両背面側から該マッチ
プレートに向けてスクイズする1対の加圧ヘッドと、該
マッチプレートを前記スクイズの方向と直交する方向に
振動させる振動器とを備えた無枠式鋳型造型装置におい
て、一端が前記各鋳枠の外側に固定され、前記スクイズ
の方向に伸び、他端が前記マッチプレートの盤面にそれ
ぞれ当接する作動規制棒からなる作動規制手段を設けた
ことを特徴とする鋳型造型装置。 - 【請求項2】 前記作動規制棒が、炭素鋼又はバネ鋼か
ら作製されていることを特徴とする請求項1に記載の鋳
型造型装置。 - 【請求項3】 前記加圧ヘッドのうちの一方の加圧ヘッ
ドが固定加圧ヘッドであり、かつ他方の加圧ヘッドが前
記各鋳枠内に充填された鋳物砂を前記マッチプレートを
間に挟んで前記固定加圧ヘッドに向けてスクイズするこ
とが可能な可動加圧ヘッドであることを特徴とする請求
項1に記載の鋳型造型装置。 - 【請求項4】 前記マッチプレートの両盤面が水平方向
に位置し、かつ前記1対の加圧ヘッドが該マッチプレー
トを挟んで上下に配置されていることを特徴とする請求
項1に記載の鋳型造型装置。 - 【請求項5】 前記マッチプレートの両盤面が上下方向
に位置し、かつ前記1対の加圧ヘッドが該マッチプレー
トを挟んで左右に配置されていることを特徴とする請求
項1に記載の鋳型造型装置。 - 【請求項6】 前記マッチプレートが、振動基板に着脱
可能に一体的に取り付けられ、この振動基板を介して前
記振動器に固定されていることを特徴とする請求項1に
記載の鋳型造型装置。 - 【請求項7】 前記作動規制手段として、前記作動規制
棒のほかに、前記マッチプレートの盤面、又は前記振動
基板の表面に凹設され、該作動規制棒の他端がそれぞれ
嵌入し、かつ底面に当接する有底孔を含むことを特徴と
する請求項1又は6に記載の鋳型造型装置。 - 【請求項8】 一端が一方の架構部材に固定され、前記
スクイズの方向に伸び、他端が他方の架構部材に固定さ
れたガイド棒と、前記1対の鋳枠のうちの一方の鋳枠に
取り付けられ該ガイド棒に摺動可能に嵌装された一方の
ガイド部と、該1対の鋳枠のうちの他方の鋳枠に取り付
けられ該ガイド棒に摺動可能に嵌装された他方のガイド
部とを設けたことを特徴とする請求項3に記載の鋳型造
型装置。 - 【請求項9】 前記1対の加圧ヘッドのうちの前記一方
の加圧ヘッドが、弾性部材を介して架構部材に固定さ
れ、かつ振動器を内蔵していることを特徴とする請求項
3に記載の鋳型造型装置。 - 【請求項10】 前記1対の鋳枠のうちの一方の鋳枠に
取り付けられた位置決めシリンダと、この位置決めシリ
ンダ内に嵌装されたピストンから前記スクイズの方向に
延びる位置決めロッドと、前記振動基板に穿設され該位
置決めロッドの先端が挿通可能な貫通孔とからなる位置
決め手段を設けたことを特徴とする請求項6に記載の鋳
型造型装置。 - 【請求項11】 前記1対の鋳枠の双方の鋳枠にそれぞ
れ取り付けられた位置決めシリンダと、この位置決めシ
リンダ内に嵌装されたピストンから前記スクイズの方向
に延び、先端が前記振動基板の表面に当接可能な位置決
めロッドとからなる位置決め手段を設けたことを特徴と
する請求項6に記載の鋳型造型装置。 - 【請求項12】 前記位置決めロッドの先端が当接可能
な前記振動基板の表面に、滑り止め部材を設けたことを
特徴とする請求項11に記載の鋳型造型装置。 - 【請求項13】 模型定盤を表裏両面にそれぞれ取り付
けた振動基板と、前記各模型定盤の盤面にそれぞれ重合
可能な1対の鋳枠と、この各鋳枠の前記模型定盤の盤面
側に対向する背面側にそれぞれ配置され、該各鋳枠内に
進入可能であり、かつ該各鋳枠内に充填された鋳物砂を
該両背面側から前記模型定盤の盤面に向けてスクイズす
る1対の加圧ヘッドと、前記振動基板を前記スクイズの
方向と直交する方向に振動させる振動器とを備えた無枠
式鋳型造型装置において、一端が前記各鋳枠の外側に固
定され、前記スクイズの方向に伸び、他端が前記振動基
板の表面にそれぞれ当接する作動規制棒からなる作動規
制手段を設けたことを特徴とする鋳型造型装置。 - 【請求項14】 前記作動規制棒が、炭素鋼又はバネ鋼
から作製されていることを特徴とする請求項13に記載
の鋳型造型装置。 - 【請求項15】 前記作動規制手段として、前記作動規
制棒のほかに、前記振動基板の表面に凹設され、該作動
規制棒の他端がそれぞれ嵌入し、かつ底面に当接する有
底孔を含むことを特徴とする請求項13に記載の鋳型造
型装置。 - 【請求項16】 前記1対の鋳枠のうちの一方の鋳枠に
取り付けられた位置決めシリンダと、このシリンダ内に
嵌装されたピストンから前記スクイズの方向に延びる位
置決めロッドと、このロッドに対応して振動基板に穿設
された貫通孔とからなる位置決め手段を設けたことを特
徴とする請求項13に記載の鋳型造型装置。 - 【請求項17】 前記1対の鋳枠の双方の鋳枠にそれぞ
れ取り付けられた位置決めシリンダと、この位置決めシ
リンダ内に嵌装されたピストンから前記スクイズの方向
に延び、先端が前記振動基板の表面に当接可能な位置決
めロッドとからなる位置決め手段を設けたことを特徴と
する請求項13に記載の鋳型造型装置。 - 【請求項18】 前記位置決めロッドの先端が当接可能
な前記振動基板の表面に、滑り止め部材を設けたことを
特徴とする請求項17に記載の鋳型造型装置。
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JP2000266896A JP3569667B2 (ja) | 2000-09-04 | 2000-09-04 | 鋳型造型装置 |
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JP2002079352A true JP2002079352A (ja) | 2002-03-19 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105522717A (zh) * | 2016-01-29 | 2016-04-27 | 虞雅仙 | 一种振动布钻装置及全自动水钻吸塑盘成型设备 |
CN114523077A (zh) * | 2022-02-11 | 2022-05-24 | 江西樟树市福铃内燃机配件有限公司 | 一种内燃机配件用自动造型设备 |
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- 2000-09-04 JP JP2000266896A patent/JP3569667B2/ja not_active Expired - Fee Related
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