JP2002079131A - ゴミピット設備及び廃棄物破砕処理方法 - Google Patents

ゴミピット設備及び廃棄物破砕処理方法

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JP2002079131A
JP2002079131A JP2000269895A JP2000269895A JP2002079131A JP 2002079131 A JP2002079131 A JP 2002079131A JP 2000269895 A JP2000269895 A JP 2000269895A JP 2000269895 A JP2000269895 A JP 2000269895A JP 2002079131 A JP2002079131 A JP 2002079131A
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Seiichiro Ueda
誠一郎 上田
Kazunori Uemura
和則 植村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、廃棄物処理部4に供給される廃棄
物を一時貯蔵するゴミピット部1と、ゴミピット部1に
廃棄物を投入する投入部3を備えたゴミピット設備にお
いて、簡単且つ安価に、廃棄物処理部へ粉砕後の廃棄物
を供給すると共に、トラブル等による歩留りの悪化を抑
制することができる技術を実現することを目的とする。 【解決手段】 投入部3のゴミピット部1側下方に、投
入部3から投入された廃棄物を受け入れる受入部10a
と、受け入れた廃棄物を破砕処理する破砕部10bと、
破砕処理した廃棄物をゴミピット部に排出する排出部1
0cとを有する破砕機10を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物処理部に供
給される廃棄物を一時貯蔵するゴミピット部と、前記ゴ
ミピット部に前記廃棄物を投入する投入部を備えたゴミ
ピット設備、及びゴミピット設備において、前記廃棄物
を破砕処理する廃棄物破砕方法に関する。
【0002】
【従来の技術】上記従来のゴミピット設備においては、
投入部から投入される廃棄物としてのゴミをゴミピット
部に一時貯蔵し、クレーン装置によりそのゴミを掴み上
げて、廃棄物処理部に通ずるホッパに投入するように構
成されている。廃棄物処理部としては、ゴミを焼却処理
するゴミ焼却炉や、ゴミをガス化する廃棄物ガス化溶融
システム等がある。このように投入部からゴミピット部
に投入されるゴミの中には、比較的小さい一般家庭ゴミ
の他、木材、プラスチック容器、空缶、建築廃材、家
具、畳、布団、カーペット等が含まれることがあり、こ
のゴミをそのままゴミホッパへ投入すると、このゴミが
ゴミホッパから廃棄物処理部への通路内で詰まり、廃棄
物処理部へのゴミの供給を阻害する原因となると共に、
廃棄物処理部においても、大型のゴミが供給されること
で、ゴミへの燃焼用空気の供給が阻害されるので、完全
に燃焼させるのに時間がかかる。さらに、大型のゴミを
処理するために、夫々の設備を大きく設計する必要があ
る。また、廃棄物処理部として、ゴミを乾留処理するロ
ータリーキルン等の乾留装置と、前記乾留装置で生じた
乾留残渣を溶融処理する表面溶融炉等の溶融炉とを有
し、ゴミをガス化する廃棄物ガス化溶融システムを設け
る場合、乾留装置はゴミを攪拌させながら乾留処理する
ので、乾留装置には細かく破砕されたゴミを投入する必
要が有る。
【0003】そこで、この解決手段として、ゴミホッパ
と後工程の廃棄物処理部の間に破砕機を設け、クレーン
装置によって掴み上げられたゴミピット部のゴミをゴミ
ホッパに投入し、破砕機によってゴミホッパに投入され
たゴミを破砕し、後工程の廃棄物処理部側へ、例えば1
50mm以下程度に粗破砕されたゴミを送るように構成
することがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように構成する場
合、廃棄物処理部に対して破砕機を設けるので、破砕機
の処理量を廃棄物処理部の処理量と同等若しくはそれ以
上とする必要があり、かなり大型の破砕機を設ける必要
があり、コスト高の原因となる。特に、廃棄物処理部が
廃棄物ガス化溶融システムである場合、廃棄物を充分に
ガス化処理するために、破砕機を廃棄物を充分に細かく
破砕するように設定する必要が有り、設定に伴う処理量
の低下を防ぐため、一層大型の破砕機が必要となる。ま
た、破砕機がトラブル等で停止した場合、廃棄物処理部
へのゴミの供給が停止してしまうので、歩留りの悪化を
招き、さらに、この問題を解決するために、予備の破砕
機を設けると、コスト高及び設備の大型化の原因とな
る。
【0005】従って、本発明は、上記の問題点を解決
し、ゴミピット設備において、簡単且つ安価に、廃棄物
処理部へ粉砕後の廃棄物を供給すると共に、トラブル等
による歩留りの悪化を抑制することができる技術を実現
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】〔構成1〕本発明に係る
ゴミピット設備は、請求項1に記載したごとく、前記投
入部の前記ゴミピット部側下方に、前記投入部から投入
された廃棄物を受け入れる受入部と、前記受け入れた廃
棄物を破砕処理する破砕部と、前記破砕処理した廃棄物
を前記ゴミピット部に排出する排出部とを有する破砕機
を備えたことを特徴とする。
【0007】〔作用効果〕ゴミピット設備において、本
構成のごとく、前記破砕機を前記投入部側に設け、前記
投入部から投入されるゴミ(廃棄物)を破砕処理してゴ
ミピット部に排出することで、ゴミピット部には、破砕
機によって例えば150mm以下程度に破砕された後の
ゴミが貯蔵されることになるので、破砕機の運転状態に
関係なく、ゴミピット部に貯蔵された破砕後のゴミを廃
棄物処理部に供給することができ、さらに、ゴミピット
部にはある程度破砕されたゴミが貯蔵されるので、破砕
しない場合に比べて、ゴミの嵩を低下させることがで
き、ゴミピット部の小型化を図ることができる。よっ
て、簡単且つ安価に、トラブル等により破砕機が停止し
ても、歩留りの悪化を防ぐことができるゴミピット設備
を実現することができる。また、ゴミを廃棄物処理部に
投入するクレーン装置についても、ゴミの嵩を低下させ
ることにより、一回あたりの掴み上げ量が増加するた
め、クレーン装置のバケット等の小型化を図ることがで
きる。
【0008】〔構成2〕本発明に係るゴミピット設備
は、請求項2に記載したごとく、上記構成1のゴミピッ
ト設備の構成に加えて、前記投入部が複数設けられ、前
記破砕機が夫々の投入部に対して複数設けられているこ
とを特徴とする。
【0009】〔作用効果〕一般的に、投入部は複数箇所
に設けられる場合が多く、この場合は、本構成のごと
く、その複数の投入部に対して夫々に前記破砕機を設け
ることが好ましい。即ち、通常、ゴミピット部からゴミ
ホッパを介して後工程側の廃棄物処理部へ供給されるゴ
ミの量は、廃棄物処理部の処理能力によって決定される
ので、ゴミホッパ側に破砕機を設ける場合は、その供給
量に対応した大型のものが必要となる。そこで、本発明
のゴミピット設備において、夫々の投入部に対して複数
の破砕機を設けることで、1つの破砕機においては、ゴ
ミ収集車等によって投入部から投入されるゴミを破砕処
理する能力を有するだけで構わず、小型の破砕機を利用
することができると共に、たとえば一部の破砕機がトラ
ブル等により停止しても、その投入部を閉鎖して、他の
投入部からゴミを投入することができるので、ゴミピッ
ト部へのゴミの投入量が若干減るものの、廃棄物処理部
へのゴミの供給を停止すること無く、停止した破砕機を
修理して再起動させるための時間を稼ぐことができる。
【0010】〔構成3〕本発明に係るゴミピット設備
は、請求項3に記載したごとく、上記構成1又は2のゴ
ミピット設備の構成に加えて、前記破砕機の破砕部が、
回転駆動して前記廃棄物を専断破砕する切断刃体を設け
て構成されていることを特徴とする。
【0011】〔作用効果〕本構成のごとく、前記破砕機
の破砕部において、ゴミを回転する切断刃体によって専
断破砕することで、ゴミに長尺ゴミ等が含まれていて
も、好ましい状態でそれを破砕することができる。
【0012】〔構成4〕本発明に係るゴミピット設備
は、請求項4に記載したごとく、上記構成1から3の何
れかのゴミピット設備の構成に加えて、前記破砕機が、
前記ゴミピット部と区画された破砕機室に設けられ、前
記破砕気室の気圧を前記ゴミピット部の気圧よりも高く
設定する気圧設定手段を備えたことを特徴とする。
【0013】〔作用効果〕本構成のごとく、前記破砕機
を、投入部のゴミピット部側下方に設けられた破砕機室
に設け、その破砕機室をゴミピット部と区画すると共
に、前記気圧設定手段によって、前記破砕機室の気圧を
ゴミピット側の気圧よりも高することで、ゴミピット部
のゴミの塵や臭気ガス等が、前記破砕機の排出部等を介
して破砕機室に進入するのを防止することができ、破砕
気室において、破砕機のメンテナンス等を容易且つ快適
に行うことができる。
【0014】〔構成5〕本発明に係るゴミピット設備
は、請求項5に記載したごとく、上記構成1から4の何
れかのゴミピット設備の構成に加えて、前記廃棄物処理
部が、廃棄物を乾留処理する乾留装置と、前記乾留装置
で生じた乾留残渣を溶融処理する溶融炉とを有する廃棄
物ガス化溶融システムであることを特徴とする。
【0015】〔作用効果〕本構成のごとく、廃棄物処理
部として、廃棄物ガス化溶融システムを設ける場合にお
いても、本発明のゴミピット設備は、投入部から投入さ
れたゴミを細かく破砕して、その破砕されたゴミをゴミ
ピット部に一時貯蔵することができるので、その一時貯
蔵されたゴミを乾留装置にそのまま投入して、ゴミを効
率良くガス化処理することができる。
【0016】〔構成6〕本発明に係る廃棄物破砕方法
は、請求項6に記載したごとく、前記ゴミピット設備に
おいて、前記廃棄物を破砕処理する廃棄物破砕方法であ
って、前記投入部から投入される廃棄物を受け入れ、前
記受け入れた廃棄物を破砕処理し、前記破砕処理した廃
棄物を前記ゴミピット部に排出することを特徴とする。
【0017】〔作用効果〕ゴミピット設備において、本
構成のごとく、前記破砕機を前記投入部側に設け、前記
投入部から投入されるゴミ(廃棄物)を破砕処理してゴ
ミピット部に排出することで、ゴミピット部には、破砕
機によって例えば150mm以下程度に破砕された後の
ゴミが貯蔵されることになるので、破砕機の運転状態に
関係なく、ゴミピット部に貯蔵された破砕後のゴミを廃
棄物処理部に供給することができ、さらに、ゴミピット
部にはある程度破砕されたゴミが貯蔵されるので、破砕
しない場合に比べて、ゴミの嵩を低下させることがで
き、ゴミピット部の小型化を図ることができる。よっ
て、ゴミピット設備において、簡単且つ安価に、トラブ
ル等により破砕機が停止しても、歩留りの悪化を防ぐこ
とができる。また、本構成の廃棄物処理方法は、上記の
構成1から4の何れかのゴミピット設備を実施すること
ができるので、同様の作用効果を発揮することができ
る。また、ゴミを廃棄物処理部に投入するクレーン装置
についても、ゴミの嵩を低下させることにより、一回あ
たりの掴み上げ量が増加するため、クレーン装置のバケ
ット等の小型化を図ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】上記本発明のゴミピット設備及び
廃棄物破砕処理方法の実施の形態について、以下に、図
面を参照しながら説明する。
【0019】本発明に係るゴミピット設備は、図1に示
すように、廃棄物処置部としてのガス化溶融システム4
に供給されるゴミ(廃棄物の一例)を一時貯蔵するゴミ
ピット部1と、前記ゴミピット部1にゴミを投入する投
入部3を備えて構成され、さらに、図2に示すように、
ゴミピット設備は、前記投入部3の前記ゴミピット部1
側下方に、前記投入部3から投入されたゴミを受け入れ
る受入部10aと、受け入れたゴミを破砕処理する破砕
部10bと、破砕処理したゴミを前記ゴミピット部1に
排出するための排出部10cとによって構成された破砕
機10を備え、さらに、排出部10cから排出された破
砕後のゴミをゴミピット部1に送る振動コンベア11が
設けられている。
【0020】また、破砕機10は、ゴミピット部1と区
画された破砕機室13に設けられており、破砕気室13
の気圧を前記ゴミピット部1の気圧よりも高く設定し
て、ゴミピット部1のゴミの塵や臭気ガス等が、破砕機
10の振動コンベア11及び排出部10c及び等を介し
て破砕機室13に進入するのを防止するする気圧設定手
段として、破砕気室13に外気を取り込むファン12が
設けられている。また、投入部3から破砕機室13へ通
ずる階段14が設けられており、投入部3と破砕機室1
3との人の移動をスムーズにすることができる。
【0021】このような投入部3及びそれに対して設け
られた破砕機13の個数は、ゴミピット部1のゴミ貯蔵
量によって決定され、ゴミ貯蔵量が100tの場合は4
個、300tの場合は6個、600tの場合は10個の
投入部3及び破砕機10が設けられる。このように1つ
の投入部3に対して1つの破砕機10を設けることで、
1つの破砕機10においては、投入部3から投入される
ゴミを破砕処理する能力を有するだけで構わず、小型の
破砕機10を利用することができると共に、たとえば一
部の破砕機10がトラブル等により停止しても、その投
入部3を閉鎖して、他の投入部3からゴミを投入するこ
とができるので、ガス化溶融システム4へのゴミの供給
を停止すること無く、停止した破砕機10を修理して再
起動させることができる。
【0022】また、破砕機10の破砕部10bが、回転
駆動して前記廃棄物を専断破砕する切断刃体10dを設
けて構成されており、詳しくは、2つの軸に配設した複
数の切断刃体10dを、投入部10a側において内向き
に回転させ、ゴミを噛み込ませて専断破砕するように構
成されている。よって、ゴミに長尺ゴミ等が含まれてい
ても、好ましい状態でそれを破砕することができる。さ
らに、破砕機10には、破砕部10bの切断刃体10d
に良好に噛み込まないゴミを取出すための取出部10e
が設けられている。
【0023】上記のように構成することで、ゴミ回収車
Cにより搬入され投入部3から投入されたゴミは、前記
破砕機10によって破砕され、150mm以下程度に破
砕されたゴミがゴミピット部1に投入される。そして、
ゴミピット1内の破砕後のゴミが、クレーン装置2によ
り掴み上げられ、クレーン装置2が前記ゴミピット部1
上からゴミホッパ6上に移行して、ゴミホッパ6にゴミ
が投入され、スムーズにガス化溶融システム4に送り込
まれる。
【0024】ガス化溶融システム20は、図3に示すよ
うに、廃棄物を乾留処理するに非酸化性雰囲気の下で加
熱して熱分解処理するロータリーキルン21(乾留装置
の一例)と、ロータリーキルン21で処理された熱分解
残渣Rを溶融処理する溶融処理部23及び前記溶融処理
部23からの燃焼排ガスEを二次燃焼させる二次燃焼部
25を備える溶融炉22とを備えて構成されている。破
砕機10によって細かく破砕され、ゴミピット部1に一
時貯蔵されているゴミが、クレーン装置2によってゴミ
ホッパ6に投入され、ゴミホッパ6の下流側には、廃棄
物を乾燥する乾燥機30が付設され、前記乾燥機30で
乾燥した細かい廃棄物が、給塵機から前記ロータリーキ
ルン21に投入され、破砕後のゴミを充分に攪拌しなが
ら熱分解処理することができる。
【0025】そして、ロータリキルン21で生成した熱
分解ガスGを、前記燃焼排ガスEに混合供給する熱分解
ガス供給路27を設けて、溶融処理部23からの燃焼排
ガスEを前記二次燃焼部25に通流させる排ガス路24
に接続してある。二次燃焼部25からの排ガスは、誘引
送風機19により誘引されて、煙道33を経て煙突から
大気中に放出されるが、その煙道33には、排ガスの保
有熱を回収して前記溶融炉22への燃焼用空気を予熱す
る空気予熱器35、空気を予熱した後の排ガス中に水を
噴霧して冷却するガス冷却機構36、冷却後の排ガス中
の飛灰や煤塵等を除塵する除塵装置37等が順次配置さ
れている。
【0026】このロータリーキルン21は、外熱式とし
て構成され、その加熱には、熱風発生炉32で生成する
熱ガスを用いる。この熱風発生炉32には、加熱用バー
ナを備え、この加熱用バーナへの燃料は、ロータリキル
ン21の出口に設けた固気分離機構21aで熱分解残渣
Rと分離した熱分解ガスGを、熱分解ガス供給路7から
分岐して供給する。前記乾燥機11はロータリドライヤ
であり、その回転胴内の破砕廃棄物に前記ロータリキル
ン21を加熱した後の熱ガスHを直接接触させる。前記
ロータリキルン21の固気分離機構21aで分離された
熱分解残渣Rは、冷却した後、被処理物として搬送設備
で搬送して前記溶融処理炉22に供給する。
【0027】〔別実施の形態〕次に、本発明のゴミピッ
ト設備の別の実施の形態を図面に基づいて説明する。 〈1〉上記の実施の形態において、1つの投入部3に対
して1つの破砕機10を設けたが、別に複数の投入部に
対して1つの破砕機を設けても構わない、この場合は、
破砕機10の処理能力は複数の投入部6から投入される
ゴミの量に応じて設定される。
【0028】〈2〉上記の実施の形態において、破砕機
10の破砕部10bを、2軸に配設した切断刃体10d
を回転させて、ゴミを専断破砕するように構成したが、
別に本発明のゴミピット設備は、破砕機の構成を限定す
るものではなく、投入部3から投入されるゴミを破砕す
ることができるあらゆる構成の破砕機を設けることがで
き、例えば、1軸に配設した切断刃体を回転させ、ゴミ
を削り取るように破砕する構成や、複数のスクリューを
回転させ、互いのスクリューの間でゴミを専断破砕する
構成等の破砕機を利用することもできる。
【0029】〈3〉上記の実施の形態において、廃棄物
処理部として廃棄物ガス化溶融システム20を設けた構
成を説明したが、別に、廃棄物処理部として、廃棄物を
焼却処理する焼却炉を設けても構わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゴミピット設備を示す概略断面図
【図2】図1に示すゴミピット設備の破砕機10を設け
箇所を示す部分断面図
【図3】図1に示すゴミピット設備の後工程に設けられ
た廃棄物ガス化溶融システムの構成を示す概略図
【符号の説明】
1 ゴミピット部 2 クレーン装置 3 投入部 4 ゴミ焼却炉(廃棄物処理部) 10 破砕機 10a 受入部 10b 破砕部 10c 排出部 10d 切断刃体 12 ファン(気圧設定手段) 13 破砕機室 20 廃棄物ガス化溶融システム(廃棄物処理部) 21 ロータリーキルン(乾留装置) 22 溶融炉
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B09B 3/00 F23G 5/44 ZABB F23G 5/033 ZAB B09B 3/00 ZABZ 5/44 ZAB 303K Fターム(参考) 3K065 AA07 AA11 AB02 AB03 AC01 BA06 CA02 CA11 4D004 AA46 AC04 CA04 CA27 CA29 CB09 CB13 CB34 CB36 CB43 CB45 DA02 DA07 4D065 CA12 CB02 CC01 CC08 DD08 ED02 ED12 ED43

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄物処理部に供給される廃棄物を一時
    貯蔵するゴミピット部と、前記ゴミピット部に前記廃棄
    物を投入する投入部を備えたゴミピット設備であって、 前記投入部の前記ゴミピット部側下方に、前記投入部か
    ら投入された廃棄物を受け入れる受入部と、前記受け入
    れた廃棄物を破砕処理する破砕部と、前記破砕処理した
    廃棄物を前記ゴミピット部に排出する排出部とを有する
    破砕機を備えたゴミピット設備。
  2. 【請求項2】 前記投入部が複数設けられ、前記破砕機
    が夫々の投入部に対して複数設けられている請求項1に
    記載のゴミピット設備。
  3. 【請求項3】 前記破砕機の破砕部が、回転駆動して前
    記廃棄物を専断破砕する切断刃体を設けて構成されてい
    る請求項1又は2に記載のゴミピット設備。
  4. 【請求項4】 前記破砕機が、前記ゴミピット部と区画
    された破砕機室に設けられ、前記破砕気室の気圧を前記
    ゴミピット部の気圧よりも高く設定する気圧設定手段を
    備えた請求項1から3の何れか1項に記載のゴミピット
    設備。
  5. 【請求項5】 前記廃棄物処理部が、廃棄物を乾留処理
    する乾留装置と、前記乾留装置で生じた乾留残渣を溶融
    処理する溶融炉とを有する廃棄物ガス化溶融システムで
    ある請求項1から4の何れか1項に記載のゴミピット設
    備。
  6. 【請求項6】 廃棄物処理部に供給される廃棄物を一時
    貯蔵するゴミピット部と、前記ゴミピット部に前記廃棄
    物を投入する投入部を備えたゴミピット設備において、
    前記廃棄物を破砕処理する廃棄物破砕方法であって、 前記投入部から投入される廃棄物を受け入れ、前記受け
    入れた廃棄物を破砕処理し、前記破砕処理した廃棄物を
    前記ゴミピット部に排出する廃棄物破砕処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106907716A (zh) * 2017-03-14 2017-06-30 李福军 垃圾焚烧装置
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