JP2002079118A - 安全キャビネット及び安全キャビネット用アームサポート台 - Google Patents

安全キャビネット及び安全キャビネット用アームサポート台

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JP2002079118A
JP2002079118A JP2000269416A JP2000269416A JP2002079118A JP 2002079118 A JP2002079118 A JP 2002079118A JP 2000269416 A JP2000269416 A JP 2000269416A JP 2000269416 A JP2000269416 A JP 2000269416A JP 2002079118 A JP2002079118 A JP 2002079118A
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JP
Japan
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safety cabinet
arm
support base
arm support
suction port
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Application number
JP2000269416A
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English (en)
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Hiroki Busujima
弘樹 毒島
Kuniyoshi Kobayashi
邦義 小林
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B15/00Preventing escape of dirt or fumes from the area where they are produced; Collecting or removing dirt or fumes from that area
    • B08B15/02Preventing escape of dirt or fumes from the area where they are produced; Collecting or removing dirt or fumes from that area using chambers or hoods covering the area
    • B08B15/023Fume cabinets or cupboards, e.g. for laboratories
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B2215/00Preventing escape of dirt or fumes from the area where they are produced; Collecting or removing dirt or fumes from that area
    • B08B2215/003Preventing escape of dirt or fumes from the area where they are produced; Collecting or removing dirt or fumes from that area with the assistance of blowing nozzles

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  • Ventilation (AREA)
  • Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、汚染エリアである作業台の前面吸
込み口に腕を接触させることなく両肘が固定できる安全
キャビネット等を提案することを目的とする。 【解決手段】本発明は、作業台から独立し、作業工リア
外に作業者の腕を保持するアームサボート台を設けるこ
とにより、汚染エリアである作業台の前面吸込み口に腕
を接触させることなく両肘が固定でぎ実験操作性の向上
と安全性の維持が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微生物実験時又は
有害物質取り扱い時等に作業者の安全を確保する安全キ
ャビネット及び安全キャビネット用アームサポート台に
関する。
【0002】
【従来の技術】安全キャビネットは、バイオハザード対
策商品であり、危険な病原体や遺伝子組換え実験による
未知の微生物を取り扱うために高性能フィルタを内蔵
し、作業空間内に清浄な空気を常に供給するとともに、
前記作業空間内を常に負圧にして開閉扉の開口部から外
気を流入させている。
【0003】これにより、病原体等がキャビネット外に
漏れることによる実験者への感染を防止している(例え
ば、実公昭54−16395号公報参照)。そして、作
業空間内には、一様に清浄な空気が供給されなければな
らない。
【0004】図1〜図4を参照しつつ、従来の安全キャビ
ネット及びその作業方法を説明する。
【0005】図1は、屋内排気型の安全キャビネットの
概略断面図である。図1において、(1)はキャビネット
本体、(2)は台脚部である。(3)は作業空間である。(4)
はガラスの前面扉である。(5)は作業空間の奥面壁に設
けられた奥側吸込み部である。(6)は作業空間の下方前
方に設けられた手前側吸込み部である。
【0006】なお、前面扉(4)は上下方向に開閉可能で
ある。
【0007】(7)は排気用HEPAフィルタである。(8)
は給気用HEPAフィルタである。(9)は、作業空間(3)
の仕切りとキャビネット外板との間に形成された連通路
である。
【0008】空気の流れを簡単に説明する。
【0009】循環ファン(図示せず)からの空気は、排気
用HEPAフィルタ(7)と給気用HEPAフィルタ(8)に
吹出される。排気用HEPAフィルタ(7)の空気は排気
され、給気用HEPAフィルタ(8)の空気は、作業空間
(3)に一様に吹出される。
【0010】この吹出された空気は、下降し、奥側吸込
み部(5)及び手前側吸込み部(6)より、吸込まれる。ま
た、手前側吸込み部(6)は、前面扉(4)の下方の外部空気
も吸い込む。この吸込まれた空気は、連通路(9)を介し
て循環ファン(図示省略)に戻る。
【0011】このように、作業空間(3)の上側には、H
EPAフィルタ(8)が設けられ、一様に空気を供給す
る。そして、作業空間(3)の底面を形成する作業台(3a)
の手前側と奥側の吸込み口が設けられ、作業空間(3)
は、一様に空気が上から下に下降し清浄される。
【0012】この図1では、空気の流れを矢印で示して
いる。図示した流れにより、作業空間エリアの清浄、作
業者の保護がなされている。
【0013】通常安全キャビネットを使用する場合、作
業者は有害な菌等が作業空間(3)のエリアから漏れ出な
いように細心の注意が必要である。
【0014】特に問題になるのは、作業空で菌の取り扱
いを行う際に生じるエアロゾル(浮遊微粒子)である。有
害な試料から発生したエアロゾルには、有害な菌が含ま
れており、そのエアロゾルが作業者側に漏出しないよう
に安全キャビネットの気流が制御されている。
【0015】しかし、実際の作業では、作業者は、ガラ
ス前面扉(4)の下端を通常200mmの高さに開いた状態で腕
を作業空間(3)に入れて作業を行う。この腕の挿入が、
気流を乱す原因となる。
【0016】作業者は、ガラス前面扉(4)を200mmの高さ
に開いた状態で腕を作業空間に通して実験操作を行う時
に、図2のように、腕をガラス前面扉(4)の下辺に接触さ
せると、空気の流れが乱れ、エアロゾルの漏出の要因と
なる。
【0017】また、図3のように、腕を作業台の前面吸
込み口(6)に接触させても、空気の流れが乱れる。
【0018】このため、作業者は、腕をガラス前面扉
(4)の下辺および前面吸込み□(6)に接触することなく実
験操作をおこなわなければならない。
【0019】これを厳守して実験操作をおこなうこと
は、非常に神経を使い、また、短時間の作業でも非常に
疲労を伴うことになる。
【0020】そこで、作業者は、図4の如く、エアロゾ
ルの漏出の可能性があっても、作業台の前面吸込み口
(6)あるいはその手前に両肘をついて作業することにな
る。
【0021】これは、実験操作上において、両肘の固定
が必須ではあるが、作業者の安全上では問題である。
【0022】この点を考慮して図5のような、アームレ
スト台(10)が提案されている。また、図6のようなアー
ムレスト部(12)も提案されている。
【0023】しかし、図5のアームレスト台(10)では、
作業台の前面吸込み口(6)の上に設置されることになる
ので、このアームレスト台(10)が汚染されてしまう。
【0024】また、図6のアームレスト部(11)は、前面
吸込み口(6)と連続しており、外界からの流入風速およ
び気流に影響がある等の問題があった。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、汚染エリア
である作業台の前面吸込み口に腕を接触させることなく
両肘が固定できる安全キャビネット等を提案することを
目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明は、安全キャビネ
ットにおいて、作業空間外で作業者の腕を保持するアー
ムサポート台を備えることを特徴とする。このように、
作業台から離れた作業空間外に作業者の腕を保持するア
ームサボート台を設けることにより、汚染エリアである
作業台の前面吸込み口に腕を接触させることなく両肘が
固定でき実験操作性の向上と安全性の維持が可能であ
る。
【0027】また、本発明は、前面扉よりも手前で、且
つ、サポートされる腕が作業台の手前側に設置されてい
る吸込み口に接触しないように、この腕を保持するアー
ムサポート台を備えることを特徴とする。
【0028】また、本発明は、アームサポート台の本体
は、取り外し可能であることを特徴とする。これによ
り、未使用時に邪魔になることがない。
【0029】また、本発明は、アームサポート台は、高
さ調整機構と左右移動機構を備えることを特徴とする。
これにより、実験操作に適応可能である。また、作業者
の身長、体型の違いにも対応可能である。
【0030】また、本発明は、アームサポート台は、作
業台の前縁に引っ掛けることで取り付けられることを特
徴とする。これにより、簡単に且つ強固に取り付けるこ
とが課のである。
【0031】また、本発明は、安全キャビネット用アー
ムサポート台において、作業台の前縁に取り付けられる
取り付け部と、安全キャビネットの前面扉よりも手前
で、且つ、サポートされる腕が作業台の手前側に設置さ
れている吸込み口に接触しないようにこの腕を保持する
保持部とを備える。これにより、実験操作性の向上と安
全性の維持が可能である。
【0032】
【発明の実施の形態】この発明の第1実施例を図7〜図9
を参照しつつ説明する。尚、図7は、安全キャビネット
の一部断面図である。図8は要部の斜視図である。図9は
空気の流れを説明するための図である。尚、図1と同一
部分には同一符号を付してある。図7,図8において、(1
2)はアームサポート台である。(13)は本体であり、(18)
は取り付け部である。(14)(15)はローラである。(16)は
支柱である。(17)はサポート部である。このアームサポ
ート台(12)の取り付け部(18)は安全キャビネットに取り
付けられている。取り付け部(18)の逆U字状部(18a)に
より、作業台(3a)の前縁に取り付けられる。そして、こ
の取り付け部(18)は、レール部(18b)を備えている。本
体(13)の支持は、ローラ(14,14)と片(13a)がレール部(1
8b)を挟持すること、ローラ(14,14)の当接、及び、ロー
ラ(15,15)のキャビネット本体への当接等によりなされ
る。つまり、(14,13a,18b,14,15)は、左右移動機構を構
成している。このように、本体(13)は、取り付け部(18)
に固定されておらず、左右に移動可能である。また、支
柱(16)はネジであり、サポート部(17)と共に回転するこ
とにより、その突出量(高さ)を調整可能である。つま
り、この(16,17)は、高さ調整機構を構成している。図7
の如く、この実施態様では、作業者の腕をサポート部(1
7)に腕を乗せて、安定した状態で実験作業が可能であ
る。
【0033】また、本体(13)は、4個のローラ(14,14,1
5,15)によりスムーズな左右の動き実現できる。また、
サポート部(17)を回転することにより、支柱(16)の高さ
調整可能である。また、このアームサポート台(12)のレ
ール部(18b)に、更に本体を取り付ければ両腕のサポー
トが可能である。このように、実験作業に応じて、最適
な腕の幅や、高さ、左右の移動が可能であり、長時間の
作業においても、疲労を大幅に低減でぎる。
【0034】また、使用しない場合、アームサポート本
体を上方向に持ち上げることで、簡単に取り外しが出
来、手入れもしやすい。
【0035】また、アームサポート台は、実験作業の状
況に応じて、本体を複数個取り付ければ良い。例えば、
2人で作業する場合は、4個取付け、各作業者の両腕を
それぞれ保持ずることが可能である。
【0036】図8に示す如く、本実施態様によれば、外
界から流入する風の流れを妨けることなく、エアロゾル
の漏出を防止でぎる。
【0037】図9は、本発明の第2の実施態様を説明する
ための図である。図9において、(21)は本体であり、(1
9)は取り付け部である。(23)は支柱である。(22)はサポ
ート部である。この第2実施態様では、本体の左右の移
動を、ローラ(24)と、スライド軸(20)により可能として
いる。なお、本発明は、本実施態様に限定されるもので
はなく、請求頂の範囲に記さした構成に関するものであ
る。
【0038】
【発明の効果】本発明に依れば、作業能率を低下させる
ことなく、作業者の安全を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来からの安全キャビネットを説明するための
図である。
【図2】安全キャビネットの使用状況を説明するための
図である。
【図3】安全キャビネットの他の使用状況を説明するた
めの図である。
【図4】安全キャビネットの他の使用状況を説明するた
めの図である。
【図5】安全キャビネットの他の使用状況を説明するた
めの図である。
【図6】他の安全キャビネットを説明するための図であ
る。
【図7】本発明の第1実施態様を説明するための図であ
る。
【図8】この第1実施態様の斜視図である。
【図9】この第1実施態様での要部での風の流れを説明
するための図である。
【図10】第2実施態様を説明するための図である。
【符号の説明】
(1) キャビネット本体、 (3) 作業空間、 (3a) 作業台、 (4) 前面扉、 (5) 奥側吸込み口、 (6) 手前側吸込み口、 (8) HEPAフィルタ(フィルタ)、 (9) 連通路、 (12) アームサポート台、 (13) 本体、 (17) サポート部、 (18) 取り付け部、 (14,13a,18b,14,15) 左右移動機構、 (16,17) 高さ調整機構。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 安全キャビネットにおいて、作業空間外
    で作業者の腕を保持するアームサポート台を備えること
    を特徴とする安全キャビネット。
  2. 【請求項2】 安全キャビネットにおいて、前面扉より
    も手前で、且つ、サポートされる腕が作業台の手前側に
    設置されている吸込み口に接触しないように、この腕を
    保持するアームサポート台を備えることを特徴とする安
    全キャビネット。
  3. 【請求項3】 前記アームサポート台の本体は、取り外
    し可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2の
    安全キャビネット。
  4. 【請求項4】 前記アームサポート台は、高さ調整機構
    と左右移動機構を備えることを特徴とする請求項1〜請
    求項3のいずれか1項に記載の安全キャビネット。
  5. 【請求項5】 前記アームサポート台は、作業台の前縁
    に引っ掛けることで取り付けられることを特徴とする請
    求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の安全キャビネ
    ット。
  6. 【請求項6】 安全キャビネット用アームサポート台に
    おいて、作業台の前縁に取り付けられる取り付け部と、
    安全キャビネットの前面扉よりも手前で、且つ、サポー
    トされる腕が作業台の手前側に設置されている吸込み口
    に接触しないようにこの腕を保持する保持部とを備える
    アームサポート台。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7022151B2 (en) 2002-12-06 2006-04-04 Hitachi Industrial Equipment Systems Co., Ltd. Safety cabinet for antibiohazard
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CN113020192A (zh) * 2021-04-14 2021-06-25 北京鸣远诺尔科技有限公司 一种并联式多联动排风控制的通风柜

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