JP2002078832A - ゴルフクラブヘッド - Google Patents
ゴルフクラブヘッドInfo
- Publication number
- JP2002078832A JP2002078832A JP2000273168A JP2000273168A JP2002078832A JP 2002078832 A JP2002078832 A JP 2002078832A JP 2000273168 A JP2000273168 A JP 2000273168A JP 2000273168 A JP2000273168 A JP 2000273168A JP 2002078832 A JP2002078832 A JP 2002078832A
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- JP
- Japan
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- golf club
- center
- club head
- ball
- gravity
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- Pending
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Abstract
ルの初速を従来よりも速くすることを可能にしたゴルフ
クラブヘッドを提供する。 【解決手段】 ヘッド本体2のフェース面1に縦方向に
湾曲するロールを付与したゴルフクラブヘッドにおい
て、フェース面1のロール半径Rと、ヘッド本体2の重
心深度Lとの比R/Lを1〜5の範囲に設定する。
Description
ルフクラブヘッドに関し、更に詳しくは、スイートスポ
ットの近傍で打球した際のボールの初速を従来よりも速
くするようにしたゴルフクラブヘッドに関する。
ース面のスイートスポットで打球したときボールの初速
が最大となり、その結果、大きな飛距離を得ることがで
きる。このスイートスポットとは、ヘッドの重心位置か
らフェース面に引いた法線と交差するフェース面上の点
である。そのため、常にスイートスポットでボールをヒ
ットすることは、初級ゴルファーにとって極めて難し
く、その改善策が強く求められていた。
ートスポットの近傍で打球した際のボールの初速を従来
よりも速くすることを可能にしたゴルフクラブヘッドを
提供することにある。
の本発明のゴルフクラブヘッドは、ヘッド本体のフェー
ス面に縦方向に湾曲するロールを付与したゴルフクラブ
ヘッドにおいて、前記フェース面のロール半径Rと、前
記ヘッド本体の重心深度Lとの比R/Lを1.0〜5.
0の範囲に設定したことを特徴とするものである。
関係を上記のように規定し、ロール半径Rを従来よりも
小さく設定することにより、打球位置がスイートスポッ
トから縦方向にずれた場合であっても、重心が常に打球
面の法線付近に存在することになるので、ボールの初速
を従来よりも速くすることが可能になる。また、ヘッド
の縦方向の余分な動きが生じなくなるので、打球時に良
好な手応えを得ることができる。
ヘッド本体の重心位置とを互いに一致させた場合、フェ
ース面の縦方向にスイートスポットが線状に形成される
ので、打球位置がフェース面の縦方向のいずれの位置で
あっても最大限のボール初速を得ることが可能になる。
の図面を参照しながら詳細に説明する。
ルフクラブヘッドを例示するものである。図1及び図2
に示すように、本実施形態のゴルフクラブヘッドは、ボ
ールをヒットするフェース面1を有するヘッド本体2か
ら構成されている。このヘッド本体2はヒール側にシャ
フト装着用のホーゼル部3を備えている。
に円弧状に形成され、フェース面1のロール半径Rとヘ
ッド本体2の重心深度Lとの比R/Lは1.0〜5.0
の範囲、より好ましくは1.0〜2.0の範囲に設定さ
れている。なお、ここで言う重心深度Lとは、フェース
面1が前方に最も張り出した位置と重心位置Gとの距離
である。また、スイートスポットSはヘッド本体2の重
心位置Gからフェース面1に引いた法線と該フェース面
1との交点に存在する。
心位置をヘッド本体2の重心位置Gと一致させた場合、
フェース面1の縦方向にスイートスポットSが線状に形
成されることになり、打球位置がフェース面1の縦方向
のいずれの位置であっても最大限のボール初速を得るこ
とが可能になるという知見に基づいて、重心深度Lに対
してロール半径Rの大きさを変化させて実験を重ねたと
ころ、比R/Lを上記の範囲にすることにより、スイー
トスポットSの上下近傍でボールをヒットした際の初速
が従来よりも速くなることを見い出したのである。ちな
みに、従来のゴルフクラブヘッドでは比R/Lを8.0
以上とすることが一般的である。
とヘッド本体2の重心深度Lとの比R/Lを1.0〜
5.0の範囲に設定することにより、打球位置がスイー
トスポットから縦方向にずれた場合であっても、ボール
の初速を従来よりも速くすることができ、しかも打球時
の手応えを改善することができる。但し、比R/Lが
1.0より小さいとボール初速の増大効果が減少に転じ
ると共にボールの打ち出し角のバラツキが過大になり、
逆に5.0を超えるとボール初速の増大効果が不十分に
なる。
て、比R/Lを種々異ならせた変えた実施例1〜5及び
従来例をそれぞれ作製した。これらヘッドにシャフトと
グリップを装着してそれぞれゴルフクラブを構成した。
点位置を種々異ならせて試打を行った。そして、各打点
位置で100回試打したときのボールの初速を測定し、
その平均値を求めた。評価結果は、従来例を100とす
る指数にて表1に示した。この指数値が大きいほど初速
が大きいことを意味する。また、打点位置としては、ス
イートスポットの位置、スイートスポットから上方及び
下方へそれぞれ5mmの位置、スイートスポットから上
方及び下方へそれぞれ10mmの位置を選択した。
施例1〜5はいずれもスイートスポットの上下近傍で打
球した際のボール初速が従来例よりも速くなっており、
全ての打点位置の結果を合わせた総合点も良好であっ
た。
ッド本体のフェース面に縦方向に湾曲するロールを付与
したゴルフクラブヘッドにおいて、フェース面のロール
半径Rと、ヘッド本体の重心深度Lとの比R/Lを1〜
5の範囲に設定したから、スイートスポットの近傍で打
球した際のボールの初速を従来よりも速くすることがで
きる。
を示す正面図である。
を示す側面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ヘッド本体のフェース面に縦方向に湾曲
するロールを付与したゴルフクラブヘッドにおいて、前
記フェース面のロール半径Rと、前記ヘッド本体の重心
深度Lとの比R/Lを1.0〜5.0の範囲に設定した
ゴルフクラブヘッド。 - 【請求項2】 前記フェース面のロールの中心位置と、
前記ヘッド本体の重心位置とを互いに一致させた請求項
1に記載のゴルフクラブヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000273168A JP2002078832A (ja) | 2000-09-08 | 2000-09-08 | ゴルフクラブヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000273168A JP2002078832A (ja) | 2000-09-08 | 2000-09-08 | ゴルフクラブヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002078832A true JP2002078832A (ja) | 2002-03-19 |
Family
ID=18759166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000273168A Pending JP2002078832A (ja) | 2000-09-08 | 2000-09-08 | ゴルフクラブヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002078832A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7857713B2 (en) * | 2006-10-19 | 2010-12-28 | Sri Sports Limited | Wood-type golf club head |
-
2000
- 2000-09-08 JP JP2000273168A patent/JP2002078832A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7857713B2 (en) * | 2006-10-19 | 2010-12-28 | Sri Sports Limited | Wood-type golf club head |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060920 |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090401 |