JPH07506271A - ゴルフパターヘッド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ゴルフパターヘッド 発明の分野 本発明はゴルフクラブに関し、特にゴルフパターに関し、さらに詳しくはゴルフ パターのヘッドに関する。

発明の背景 ゴルフクラブヘッドはボールに接触して打つために使用される打球面（ｆｒｏｎ ｔ　ｆａｃｅ）を持ち、このためクラブからのエネルギーをボールに交換する。

ウッドおよびドライビングアイアンではこの打球面は正角度になっており、打っ た際にボールを前方のみならず上方にもドライブさせる。この角度はクラブによ って異なり、その角度により、プレイヤーは個々のショットを行う場合に所望の リフト量を選択することができる。ホールに近接して使用されるバターは、一般 にリフトなしにブレーイング表面（打球面）に直交してボールを押し出すのに用 いられるので角度を全く持たないかまたは殆んど持たない。プレイヤーの幾人か はバターを僅かに上方に引きバターがボールにトップスピンを生じるように打っ て、同一の力でさらにボールを走るようにするかあるいは距離がでるようにする 。

発明の開示 本発明は打球面に負角を持つバターを提供する。この打球面は普通ボールをその 中心より上で打つので、特別のパッティング姿勢を取る必要なしにボールにトッ プスピンを生じさせることができる。したがって、本発明によるバターでボール を打つ場合には、ボールは単にプレーイング表面に沿って押されるだけでなく押 されてロールする傾向を有する。

したがって本発明の第一の態様は、中心面を持つ本体と、この中心面に平行にシ ャフトを取付けるための取付手段と、ゴルフボールを打つための打球面とを包含 し、前記の打球面はその底部エツジがその頂部エツジよりも中心面に近接するよ うに中心面に対して負角に形成され、かりヘッドの重力中心は実質的にゴルフボ ールの衝撃点である打球面の一点に整合しているゴルフクラブヘッドを提供する 。

その一形態においては、クラブヘッドは対向する２つの打球面を持つ。

この場合、双方の打球面が等しい負角を持つため、本体は狭いウェッジ形状にな り、そのウェッジのもっとも狭い端部はボールを打つ時に垂直下方に面している 。

本発明の第二の態様は、さらにシャフトを取付けるための取付手段とゴルフボー ルを打つための打球面とを持つゴルフクラブヘッドにおいて、打球面が比較的薄 い壁により作られるような寸法を持つ空洞部がヘッド内部に配置されていること を特徴とするゴルフクラブヘッドを提供する。

他の形態においては、クラブヘッドは、中心面を持つ本体と、この中心面と平行 にシャフトを取付ける取付手段と、底部エツジが頂部エツジよりも中心面に近接 するように中心面に対して負角に形成されたゴルフボールを打つための打球面と 、ヘッド内部に配置され、打球面が比較的薄い壁により作られるような寸法を持 つ空洞部とを包含する。この場合、ヘッドの重力中心は実質的にゴルフボールの 衝撃点である打球面の一点に整合している。

前記の負角は４″〜８°の範囲内にあるのが好ましく、５°〜７°の範囲内にあ るのが特に好ましい。

前記空洞部の利点は、打球面の壁を３〜５ｍｍ程度に比較的薄く作ることができ る手段を提供することである。この薄い壁のためにプレーヤーはボールに対して 一層柔軟な接触感覚を得ることができる。これはまた「スウィート・スポット」 を拡大する。

薄い壁の打球面を持つ現在入手できるバターの中の殆んどのものは、「加重」の ためのソールをクラブヘッドの後方および最低部分に含むものである。これはク ラブヘッドをバランスの悪いものにし、フックやスライスの傾向を生じさせる。

しかしながら本発明のクラブヘッドはブレードの頂部に重量の大部分があり、均 一な形状を持つ。しかも重ツノ中心は実質的に中心にあり、ゴルフボールの衝撃 点である打球面の一点と整合している。

したがって本発明のクラブヘッドはフックやスライスの傾向のない完全にバラン スされたものである。

単に例示のみの目的で以下の図面を参照して本発明の二つの実施例について説明 する。

図面の簡単な説明 第１図はボールを打つ本発明によるクラブヘッドの側面図である。

第２図は第１図のクラブヘッドの正面図である。

第３図は第二の実施例のクラブヘッドの正面図である。

本発明の実施態様 クラブへラド１はいくつかの点において慣用のゴルフパターヘッドと類似してい る。クラブヘッドは中空の取付手段を包含し、この取付手段中にクラブシャフト ２が接着または恒久的に固定されている。第２図に示すような正面図において、 このシャフト２は垂直方向に対してＢ″の角度があり、この角度は周知の基準に より選択されるが、一般には約２０°程度である。第１図に示すような側面図に 見られるように、このシャフト２は一般にヘッド１の中心面６に軸的に整合して いる。

クラブヘッド１はボール３を打ち、ボール３を前方に進行させるためのドライブ 力Ｂを付与するための打球面４を包含する。本発明においてクラブ１は負角にな っているか側方に張出した打球面を持ち、この打球面はヘッド１の中心面に対し てＡ６傾斜している。第１図に示した実施例においてはこのクラブはクラブヘッ ド１の対向する両側に各々形成されている二つの打球面４を包含するので左利き または右利きのプレーヤーの双方によって使用されることができる。両方の打球 面は中心面６に対して同一の負角Ａ０を持つ。

一般にクラブヘッド１は実質的に円形のアークまたはスイングの底点または最下 点でボールを打つ。この最下点におけるクラブヘッド１とボール３との間の衝撃 点、即ちドライブ力Ｂを適用する点は、打球面４と中心面６の間の負角により、 ボール３の中央線より上方の間隔Ｃである。

負角Ａ０　を６．５°に等しいとすると、間隔Ｃは標準のゴルフボールに対して 数ミリメートルとなろう。

前記構成のヘッドにおいては、一般的には、慣用のパターストロークを行うこと により、トップスピンでボール３がヘッド１からはなれることになろう。所定の 力ではボール３はより長い距離を進むことになろう。

またボール３はブレーイング表面の不具合を克服する良好な回転傾向を持つこと になろう。

慣用のゴルフヘッドの場合のように、ヘッド１のコーナーおよびエツジはわずか に丸みが付けられるが、その実際の丸みの程度は問題にならない。また打球面４ は製造業者または使用者の希望により平滑またはザラ付いていてもよい。ヘッド １は任意の多数の好適な材料から製造することができ、一般にヘッド１は慣用の ヘッドよりも軽量にし得るが、このヘッド１の重さはまた一般に製造業者または 最終的な使用者の好みによって決る。

本発明の第二の実施例のクラブヘッド１０は第１図及び第２図のクラブヘッド１ とは取付手段が示されていない点を除いては同様である。しかしながらこの実施 例においては空洞部１３はヘッド内部には配置されているが、対向する打球面１ ４の壁１２が３ｍｍ８度の厚さを有する。

第一の実施例と同様に、打球面１４は中心面１６とで形成される角度Ｅ６は６． ５°の負角になっている。

前記特定の実施例で示した本発明に対しては、多数の変形および（または）変更 を、本明細書に記載された本発明の本質または範囲を逸脱することなく、適用す ることができることは当業者には理解できよう。前記実施例はしたがってすべて の点において例示的であって限定的なものではない。

補正書の翻訳文の提出書（特許法第１８４条の８）平成６年１１月４４囲

Claims (13)

【特許請求の範囲】
1. １．中心面を持つ本体と、この中心面に平行にシャフトを取付けるための取付手 段と、ゴルフボールを打っための打球面とを包含し、前記の打球面はその底部エ ッジがその頂部エッジよりも中心面に近接するように中心面に対して負角に形成 され、かつヘッドの重力中心は実質的にゴルフボールの衝撃点である打球面の一 点に整合していることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
2. ２．負角が４°〜８°の範囲にある請求の範囲１のゴルフクラブヘッド。
3. ３．負角が５°〜７°の範囲にある請求の範囲１のゴルフクラブヘッド。
4. ４．前記ヘッドが対向する２つの打球面を持つとともに、本体が狭いウェッジ形 状になるように双方の打球面が等しい負角を持ち、かつそのウェッジのもっとも 狭い端部はボールを打つ時に垂直下方に面している請求の範囲１〜３のいずれか のゴルフクラブヘッド。
5. ５．打球面が比較的薄い壁により作られるような寸法を持つ空洞部がヘッド内部 に配置されている請求項１〜４のいずれかのゴルフクラブヘッド。
6. ６．壁が３〜５ｍｍの厚さである請求の範囲５のゴルフクラブヘッド。
7. ７．壁が約３ｍｍの厚さである請求の範囲６のゴルフクラブヘッド。
8. ８．請求の範囲１〜７のいずれかのゴルフクラブヘッドを包含するゴルフパター 。
9. ９．シャフトを取付ける取付手段およびゴルフボールを打つための打球面を持ち 、打球面が比較的薄い壁により作られるような寸法を持つ空洞部がヘッド内部に 配置されていることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
10. １０．前記の壁が３〜５ｍｍの厚さである請求の範囲９のゴルフクラブヘッド。
11. １１．前記の壁が約３ｍｍの厚さである請求の範囲１．０のゴルフクラブヘッド 。
12. １２．前記ヘッドが対向する２つの打球面を持つとともに、本体が狭いウェッジ 形状になるように双方の打球面が等しい負角を持ち、かつそのウェッジのもっと も狭い端部はボールを打つときに垂直下方に面している請求の範囲９〜１１のい ずれかのゴルフクラブヘッド。
13. １３．請求項の範囲９〜１２のいずれかのゴルフクラブヘッドを有するゴルフパ ター。