JP2002078672A - 内視鏡の照明装置 - Google Patents

内視鏡の照明装置

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JP2002078672A
JP2002078672A JP2000270939A JP2000270939A JP2002078672A JP 2002078672 A JP2002078672 A JP 2002078672A JP 2000270939 A JP2000270939 A JP 2000270939A JP 2000270939 A JP2000270939 A JP 2000270939A JP 2002078672 A JP2002078672 A JP 2002078672A
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endoscope
illumination
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light
distribution lens
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Masaru Eguchi
勝 江口
Masahiro Takano
雅弘 高野
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Pentax Corp
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ライトガイドから射出された照明光をロスなく
広げて広角観察視野の周辺まで明るく照明することがで
きる内視鏡の照明装置を提供すること。 【解決手段】鏡面状に表面仕上げされた滑面4aを配光
レンズ4の外周壁面に円周帯状に形成すると共に、その
滑面4aと照明窓2の窓枠2aとの間に空気層5を形成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内視鏡の被写体
を照明するための内視鏡の照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡においては、被写体を照明するた
めの照明光がライトガイドによって挿入部の先端に伝達
され、ライトガイドの射出端から射出された照明光が照
明窓を通って被写体に照射される。
【0003】しかし、観察視野の広角化に伴って、単純
にそのような構成にしたのでは観察視野の周辺部分にま
で照明光が行き渡らなくなったので、図6に示されるよ
うに、ライトガイド3の射出端面3aから射出された照
明光の配光角度を広げるために、凹レンズ等からなる配
光レンズ4が照明窓2に嵌め込まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし実際には、図6
に示されるように、ライトガイド3の射出端面3aの周
縁部近傍から外方向に向かって射出された照明光は、配
光レンズ4の外周壁面から出て照明窓2の窓枠2aで遮
られてしまうため、観察視野の周辺部分の照明光量が不
足して観察像が暗くなる現象が依然として発生してい
た。
【0005】そこで本発明は、ライトガイドから射出さ
れた照明光をロスなく広げて広角観察視野の周辺まで明
るく照明することができる内視鏡の照明装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡の照明装置は、内視鏡の挿入部先端
に設けられた照明窓に、その内側に配置されたライトガ
イドの端面から射出された照明光の配光角度を広げるた
めの配光レンズが嵌め込まれた内視鏡の照明装置におい
て、鏡面状に表面仕上げされた滑面を配光レンズの外周
壁面に円周帯状に形成すると共に、その滑面と照明窓の
窓枠との間に空気層を形成したものである。
【0007】なお、滑面が、ライトガイドの端面から遠
ざかる側へ次第に径が広がるテーパ面状に形成されてい
てもよく、その場合は、テーパ面が軸線となす角度が1
0°を越えないのがよい。
【0008】また、配光レンズの外周壁面に円周溝が形
成されていて、その円周溝の底面に滑面が形成されてい
てもよく、その場合に、配光レンズが複数枚の部材を重
ね合わせて形成されていてもよい。
【0009】また、照明窓の窓枠の内周壁面に円周溝が
形成されていて、それによって配光レンズの滑面との間
に空気層が形成されていてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図2は内視鏡の挿入部先端1の先端面を示し
ており、10は、観察像を得るための対物光学系と固体
撮像素子(又はイメージガイドファイババンドルの入射
端部)が内側に配置された観察窓である。
【0011】その観察窓10と並んで、観察視野に向か
って照明光を照射するための照明窓2が配置されてい
る。11は、観察窓10の表面に向かって空気と水を吹
き付けるための送気送水ノズル、12は処置具突出口で
ある。
【0012】図1は、照明窓2部分の側面断面図であ
り、照明窓2の内側には、照明光を伝達するライトガイ
ドファイババンドル3の射出端面3aが、前方に向けて
配置されている。
【0013】照明窓の窓枠2a(以下、「照明窓枠2
a」という)は、ライトガイドファイババンドル3の射
出端面3aより径の大きなざぐり状の孔であり、ライト
ガイドファイババンドル3の射出端面3aから射出され
た照明光の配光角度を広げるための配光レンズ4が、そ
こに水密に嵌め込まれて固着されている。
【0014】配光レンズ4は、例えば内面側が凹面に形
成された凹レンズであるが、照明窓枠2aと嵌合する配
光レンズ4の外周壁面には中間部分に円周溝が形成さ
れ、それによって照明窓枠2aとの間に空気層5が形成
されている。そして、配光レンズ4の外周壁面に形成さ
れた円周溝の底面が、鏡面状に表面仕上げされた円周帯
状の滑面になっている。
【0015】その結果、ライトガイドファイババンドル
3の射出端面3aの周縁部近傍から外方向に向かって射
出されて、配光レンズ4の外周壁面に向かう光線のうち
外周壁面に対する入射角が所定以上ある光線は、滑面4
aにおいて全反射されて配光レンズ4内に戻され、配光
レンズ4の表面側から大きな角度で放射されて観察視野
の周辺部分に照射される。
【0016】なお、滑面4a部分の長さtは、配光レン
ズ4の直径Dと比較して余りに小さいと照明光反射の実
効がなく、逆に大きすぎると配光レンズ4の厚さが増大
して実用性に欠けることとなるので、0.1<(t/
D)<0.8の範囲にあることが望ましい。
【0017】図3は、本発明の第2の実施例の内視鏡の
照明装置を示しており、滑面4aを、ライトガイドファ
イババンドル3の射出端面3aから遠ざかる側へ次第に
径が広がるテーパ面状に形成したものである。
【0018】ライトガイドファイババンドル3の射出端
面3aから射出されて滑面4aで反射された後、配光レ
ンズ4の表面に対して一定以上の大きな角度で入射する
光線はそこで全反射して配光レンズ4内に戻されてしま
うが、このようにすることにより配光レンズ4の表面へ
の入射角が小さくなり、より多くの光線を照明窓2から
放射することができる。
【0019】なお、滑面4aのテーパ面がライトガイド
ファイババンドル3の軸線に対してなす角度(テーパ角
度)θが大きすぎると照明光が観察視野の周辺へ向かわ
なくなるので、滑面4aのテーパ角度θは10°を越え
ないことが望ましい。
【0020】図4は、本発明の第3の実施例の内視鏡の
照明装置を示しており、配光レンズ4を、その表面側に
例えば平板状の透明部材4′が貼り合わされた二枚合わ
せの構成にしたものである。このようにすることによ
り、配光レンズ4の外周壁面を単純な一段の段付き形状
に形成すればよくなるので、加工性が向上する。
【0021】図5は、本発明の第4の実施例の内視鏡の
照明装置を示しており、照明窓枠2aの内周壁面に円周
溝2bを形成することにより配光レンズ4の滑面4aと
の間に空気層5を形成したものである。このように構成
することにより、配光レンズ4の外周壁面は凹凸のない
単純な形状に形成すればよくなる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、鏡面状に表面仕上げさ
れた滑面を配光レンズの外周壁面に円周帯状に形成する
と共に、その滑面と照明窓の窓枠との間に空気層を形成
したことにより、ライトガイドから射出された照明光線
のうち周辺に向かう光線を滑面で全反射させて観察視野
の周辺に向かって照射させることができるので、照明光
のロスを減らして広角観察視野の周辺まで明るく照明す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の内視鏡の照明装置の側
面断面図である。
【図2】本発明が適用される内視鏡の挿入部先端の正面
図である。
【図3】本発明の第2の実施例の内視鏡の照明装置の側
面断面図である。
【図4】本発明の第3の実施例の内視鏡の照明装置の側
面断面図である。
【図5】本発明の第4の実施例の内視鏡の照明装置の側
面断面図である。
【図6】従来の内視鏡の照明装置の側面断面図である。
【符号の説明】
1 挿入部先端 2 照明窓 2a 照明窓枠 3 ライトガイドファイババンドル 3a 射出端面 4 配光レンズ 4a 滑面 5 空気層

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡の挿入部先端に設けられた照明窓
    に、その内側に配置されたライトガイドの端面から射出
    された照明光の配光角度を広げるための配光レンズが嵌
    め込まれた内視鏡の照明装置において、 鏡面状に表面仕上げされた滑面を上記配光レンズの外周
    壁面に円周帯状に形成すると共に、その滑面と上記照明
    窓の窓枠との間に空気層を形成したことを特徴とする内
    視鏡の照明装置。
  2. 【請求項2】上記滑面が、上記ライトガイドの端面から
    遠ざかる側へ次第に径が広がるテーパ面状に形成されて
    いる請求項1記載の内視鏡の照明装置。
  3. 【請求項3】上記テーパ面が軸線となす角度が10°を
    越えない請求項2記載の内視鏡の照明装置。
  4. 【請求項4】上記配光レンズの外周壁面に円周溝が形成
    されていて、その円周溝の底面に上記滑面が形成されて
    いる請求項1、2又は3記載の内視鏡の照明装置。
  5. 【請求項5】上記配光レンズが複数枚の部材を重ね合わ
    せて形成されている請求項4記載の内視鏡の照明装置。
  6. 【請求項6】上記照明窓の窓枠の内周壁面に円周溝が形
    成されていて、それによって上記配光レンズの滑面との
    間に空気層が形成されている請求項1、2又は3記載の
    内視鏡の照明装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2105779A2 (en) 2008-03-21 2009-09-30 FUJIFILM Corporation Illumination optical system for endoscope and assembly method thereof
KR20200060362A (ko) * 2017-09-22 2020-05-29 도레이 카부시키가이샤 의료기기 조명용 플라스틱 광섬유 및 그것을 사용한 의료기기 조명
US10709320B2 (en) 2016-04-14 2020-07-14 Olympus Corporation Illumination optical system and image-acquisition apparatus

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KR102595472B1 (ko) 2017-09-22 2023-10-30 도레이 카부시키가이샤 의료기기 조명용 플라스틱 광섬유 및 그것을 사용한 의료기기 조명

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