JP2002078405A - 乗用型移植機の構造 - Google Patents

乗用型移植機の構造

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JP2002078405A
JP2002078405A JP2001206495A JP2001206495A JP2002078405A JP 2002078405 A JP2002078405 A JP 2002078405A JP 2001206495 A JP2001206495 A JP 2001206495A JP 2001206495 A JP2001206495 A JP 2001206495A JP 2002078405 A JP2002078405 A JP 2002078405A
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JP
Japan
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seedling
tray
mounting table
seedling mounting
vehicle body
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001206495A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Nakajima
英夫 中島
Tadayuki Shinko
忠之 新古
Tadashi Kondo
忠司 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行車体1の後部に、移植装置8を装着して
成る乗用型移植機において、前記移植装置における苗載
台11に対する苗入りトレイの供給作業、及び空のトレ
イの回収作業を容易にする。 【解決手段】 前記苗載台11の表面側に、押さえガイ
ド部材11bを、裏面側に、ガイド部材16を各々配設
することにより、前記苗載台11の表面側に載せたトレ
イを、浮き上がることなく表面側から裏面側に反転した
のち前記走行車体に向かって斜め止向きに移行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、野菜等の苗を圃場に対
して一株ずつ移植する作業を、作業者が走行車体に乗っ
た状態で行うようにした乗用型移植機の構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】先行技術
としての特開平5ー30816号公報は、四輪を備えた
走行車体の後部に、トレイを載せる苗載台と、この苗載
台上におけるトレイの各ポットから苗を取り出すための
苗取出し機構と、前記苗取出し機構にて取り出した苗を
圃場に対して植付けるための苗植機構とから成る移植装
置を、昇降用リンク機構を介して昇降可能に装着するこ
とを提案している。
【0003】そして、この先行技術のものは、トレイを
載せるための苗載台を、前記昇降用リンク機構の上方の
部位に、上端が走行車体に近づくように傾斜して設ける
ことに構成しているために、この苗載台への苗入りトレ
イを供給する作業を、作業者が走行車体に乗ったままの
状態で行うことができる一方、全体の横幅寸法を、この
先行技術よりも以前の苗載台を左右両面部に設ける場合
よりも大幅に短縮することができる等の利点を有する。
【0004】しかし、その反面、前記先行技術のもの
は、前記苗載台の下端部で各ポットから苗を取り出すこ
とによって空になったトレイを、前記苗載台の下端部か
ら下方に放出するように構成しているから、ここに放出
された空のトレイは、走行車体から降りて一枚ずつ拾い
集めるように回収しなければならず、これに多大の手数
を必要とするばかりか、空のトレイを放出するとき、及
び圃場に放出された空のトレイが風で飛ぶことによっ
て、移植した苗を傷めることが多発すると言う問題があ
った。
【0005】本発明は、この問題を解消できるようにし
た乗用型の移植機を提供することを技術的課題とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るための本発明は、「四輪を備えた走行車体の後部に、
上面にトレイを載せて移送する苗載台と、この苗載台上
におけるトレイの各ポットから苗を取り出すための苗取
出し機構と、前記苗取出し機構にて取り出した苗を田圃
に対して植付けるための苗植機構とから成る移植装置
を、昇降用リンク機構を介して昇降可能に装着し、更
に、前記苗載台を、前記昇降用リンク機構の上方の部位
に、上端が走行車体に近づくように傾斜して配設して成
る乗用型移植機において、前記苗載台の裏面側に、当該
苗載台の下端から下方に送り出される空のトレイを苗載
台の裏面側に反転したのち前記走行車体に向かって斜め
止向きに移行するようにしたガイド部材を配設する一
方、前記苗載台の表面側に、移送中のトレイに対する押
さえガイド部材を配設する。」と言う構成にした。
【0007】
【発明の作用・効果】このように構成すると、走行車体
の前進走行による苗の移植に伴い苗載台の下端から下方
に送り出される空のトレイは、ガイド部材に沿って、苗
載台の表面側から裏面側に反転するように曲げられたの
ち、走行車体に向かって斜め上向きの方向に送り出され
ることになる。
【0008】また、トレイが前記のように表面側から裏
面側に反転するときにおいて、当該トレイのうち苗載台
の上面側の部分が浮き上がることを、苗載台の上面側に
配設した押さえガイド部材にて防止することができ、換
言すると、苗載台の上面側において各ポットに苗が入っ
ているトレイを、苗載台から浮き上がらせることなく、
空になったトレイを、苗載台の表面側から裏面側に円滑
に、且つ、確実に反転することができる。
【0009】従って、作業者は、走行車体に乗ったまま
の状態で、空のトレイの回収作業を行うことができるか
ら、先行技術のように、走行車体から降りて拾い集める
ことを省略できて、作業能率を大幅に向上できるばかり
か、空のトレイによって移植した苗を傷めることを確実
に低減できる効果を有する。
【0010】しかも、苗載台の裏面側にガイド部材を、
上面側に押さえガイド部材を配設すると言う極く簡単な
構成であるから、大型化及び重量の増大を回避できる効
果をも有する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図1及び図2の図
面について説明する。
【0012】この図において、符号1は、走行車体を示
し、この走行車体1は、上面にエンジンを覆うボンネッ
トカバー3、操縦ハンドル4及び操縦座席5を備えた車
体フレーム2と、この車体フレーム2の前部を支持する
左右一対の前輪6と、前記車体フレーム2の前部を支持
する左右一対の後輪7とによって構成されている。
【0013】符号8は、前記走行車体1の後方に配設し
た移植装置を示し、この移植装置8は、前記走行車体1
に対して、上下一対の昇降リンク機構9を介して昇降可
能に装着され、且つ、前記走行車体1の後部に設けた昇
降アーム10の上下方向への回動により、昇降するよう
に構成されている。
【0014】また、前記移植装置8は、前記した先行技
術と同様に、苗を成育する多数個のポットA1を備えた
合成樹脂板製のトレイAを載せるための苗載台11と、
この苗載台11上におけるトレイAの各ポットから苗を
取り出すための苗取出し機構12と、この苗取出し機構
12と圃場との間を往復動して前記苗取出し機構12に
て取り出した苗を圃場に対して植付けるための苗植機構
13と、前記移植装置8を圃場に対して支持する前車輪
14及び後車輪15等によって構成されている。
【0015】更にまた、前記苗載台11は、前記昇降リ
ンク機構9の上方の部位に、その上端が走行車体1に近
づくように傾斜して配設され、且つ、この苗載台11
は、前記トレイAの下面側を当該トレイAが下方に滑り
落ちるように支持する支持ガイド杆11aと、前記トレ
イAの上面側を当該トレイAが下方に滑り落ちるように
ガイドする押さえガイド部材11bと、前記トレイAを
その各ポットA1のピッチ間隔ずつ下向きに間欠的に移
送するために上下一対のスプロケット11d,11e間
に巻掛けした無端チエン11cとによって構成されてい
る。
【0016】そして、前記苗載台11の下面側には、前
記トレイAに対するガイド部材16を、傾斜状に配設し
て、このガイド部材16における下端部16aを、前記
苗載台11における下部スプロケット11eの外周に沿
うように湾曲する一方、前記ガイド部材16における上
端部16bを、前記走行車体1に近づくように傾斜状に
構成する。
【0017】この構成において、走行車体1の前進走行
に伴い、移植装置8の苗載台11上のトレイAは、押さ
えガイド部材11bにて浮き上がることがないようにガ
イドされた状態で、無端チエン11cによって下向きに
間欠的に送られることにより、このトレイAにおける各
ポットA1内の苗は、苗取出し機構12にてポットA1
内から取り出され、苗植機構13に受け継がれたのち、
この苗植機構13にて圃場に対して植付けられるのであ
る。
【0018】この植付けの進行に伴い、苗載台11にお
ける下部スプロケット11eから下向きに送り出された
空のトレイAは、ガイド部材16における下端部16a
にて、苗載台11の表面側から裏面側に反転するように
曲げられたのち、走行車体1に向かって、図2に二点鎖
線で示すように、斜め上向きの方向に送り出されること
になるから、作業者は、走行車体に乗ったままの状態
で、前記空のトレイAの回収作業を行うことができるの
である。
【0019】なお、前記走行車体1には、苗入りトレイ
Aを載せて置くための多数個の予備苗載台17が設けら
れており、走行車体1に乗っている作業者は、この各予
備苗載台17のうち一つの予備苗載台17から苗入りト
レイAを取り出して、これを、前記苗載台11に供給
し、空のトレイAを、再び前記予備苗載台17に戻すと
言う作業を行うのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による乗用型移植機の側面図で
ある。
【図2】苗載台の拡大図である。
【符号の説明】
1 走行車体 2 車体フレーム 4 操縦ハンドル 5 操縦座席 6 前輪 7 後輪 8 移植装置 9 昇降リンク機構 11 苗載台 12 苗取出し機構 13 苗植機構 16 ガイド部材 11b 押さえガイド部材 A トレイ A1 トレイのポット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 忠司 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機 株式会社内 Fターム(参考) 2B060 AA01 AB05 AD07 CC06

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行車体の後部に、上面にトレイを載せて
    移送する苗載台と、この苗載台上におけるトレイの各ポ
    ットから苗を取り出すための苗取出し機構と、前記苗取
    出し機構にて取り出した苗を田圃に対して植付けるため
    の苗植機構とから成る移植装置を、昇降用リンク機構を
    介して昇降可能に装着し、更に、前記苗載台を、前記昇
    降用リンク機構の上方の部位に、上端が走行車体に近づ
    くように傾斜して配設して成る乗用型移植機において、 前記苗載台の裏面側に、当該苗載台の下端から下方に送
    り出される空のトレイを苗載台の裏面側に反転したのち
    前記走行車体に向かって斜め止向きに移行するようにし
    たガイド部材を配設する一方、前記苗載台の表面側に、
    移送中のトレイに対する押さえガイド部材を配設したこ
    とを特徴とする乗用型移植機の構造。
JP2001206495A 2001-07-06 2001-07-06 乗用型移植機の構造 Pending JP2002078405A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013074835A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Yanmar Co Ltd 苗移植機の空セルトレイ回収機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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