JP2002078402A - 代掻き均平装置 - Google Patents

代掻き均平装置

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JP2002078402A
JP2002078402A JP2000270087A JP2000270087A JP2002078402A JP 2002078402 A JP2002078402 A JP 2002078402A JP 2000270087 A JP2000270087 A JP 2000270087A JP 2000270087 A JP2000270087 A JP 2000270087A JP 2002078402 A JP2002078402 A JP 2002078402A
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JP2000270087A
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Kenji Nogami
健治 野上
Ryoji Kuji
良治 久慈
Shiyuuichi Tenma
修一 天間
Takashi Goto
隆志 後藤
Mitsuhiro Horio
光広 堀尾
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Sasaki Co Ltd
Sasaki Corp
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Bio Oriented Technology Research Advancement Institution
Sasaki Co Ltd
Sasaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水田全体としてのマクロ的な凹凸面の均平作
業および水田面の表層の砕土、水田面の削り取り作業、
稲株等の埋設作業等、水田の代掻き作用を同時に行える
装置が無かった。 【解決手段】 トラクターに装着され、砕土部4と、整
地部5を有するロータリー代掻き装置6の後方に、ロー
タリー代掻き装置6に対して高さ位置が調節自在である
排土板7、排土板レーキ体8,均平板9を設けてなる代
掻き均平装置による。更にロータリー代掻き装置6に対
する排土板7の高さ調節をレーザー投光器12からのレ
ーザーをレーザー受光器11が受光することによって行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、代掻き均平装
置、詳細には高速で作業するトラクターに装着され、水
田面の代掻き作業を行うとともに、水田における凹凸面
の凸部の土を削り取り凹部に移動させ田面の均平化を行
う均平作業も同時に可能である代掻き均平装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、代掻き装置としては、「機枠と、
この機枠に回転自在に設けられたロータリー作業体と、
ロータリー作業体の後方部に位置して上下動自在に支持
された第1の整地体と、この第1の整地体の後方部に位
置して上下動自在に支持された第2の整地体を、具備
し、前記第1の整地体の後端部と前記第2の整地体の前
端部に前下方に向かって傾斜して突出された案内板とに
より、この案内板にて整地時の泥水を前記第2の整地体
上を通って第2の整地体の後方に排水する排水口を形成
し、前記第1の整地体に前記排水口の流入部に臨ませて
この流入部に流入する夾雑物を後下方の前記第2の整地
体に向けて案内する多数のガイド棒を間隔をおいて並設
し、前記第2の整地体にこの第2の整地体の整地板の前
部から下方に突出されかつこの整地板から後下方に向か
って傾斜して突出され夾雑物を土中に埋め込む多数の誘
導棒を間隔をおいて並設した、ことを特徴とする代掻き
装置(特許第2675242号)」(従来技術1)が公
知である。
【0003】本件出願人は、特願2000−19903
8号(従来技術2)において、上記従来技術1の課題を
克服した代掻き装置、すなわち「トラクターに装着さ
れ、砕土体と、レーキ体と、整地鎮圧装置を具備される
代掻き装置であって、砕土体の後方に配置される整地鎮
圧装置の整地板が凹部を有し、砕土体の後方にあるレー
キ体との間で、砕土体により掻き上げられた土と稲わら
等の固形物と水分とを分離落下させ得る凹部空間を有す
ることを特徴とする代掻き装置」を提案している。従来
技術2の代掻き装置は、上記構成によって高速代掻き作
業においても、代掻き整地面の稲わら等の流失を防ぐこ
とができ、代掻き表層に落下した稲わら等の上にさらに
泥水を積層させ埋設することを可能にし、水田等の土壌
の水分含有量や土質等の違いによる物理的性質の違いに
適合させ、レーキ体の取付弾性力を調節可能にしたた
め、土塊等の当接衝撃を吸収させることができ、特に高
速走行時に代掻き装置の振動の発生を押さえることがで
き、整地能力を向上させることができる。
【0004】また、均平装置としては「不耕起圃場の整
地均平方法および均平装置」(特開平9−322607
号公報)(従来技術3)が公知であり、従来技術3には
「不耕起圃場をロータリー作業機で浅耕し、浅耕処理後
の圃場面をロータリー作業機の後方に位置するブレード
で、進行方向前方に向けて土寄せ整地することにより、
稲株等が残っている不耕起圃場であっても、円滑に整地
均平できるようにし、また走行機体の前部に圃場面を整
地するブレードを昇降自在に設け、該ブレードの前面に
ロータリー作業機を設けるとともに、ブレードとロータ
リー作業機とを所定高さに制御するレザーコントロール
手段を設けることにより、圃場面に起伏がある不耕起圃
場であっても、所定高さの平面に均一に整地均平でき
る」という記載が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術1及び従来技
術2は、水田における代掻きに関する装置であって、水
田面の部分的なでこぼこ表面を平らに整地する作用を行
う整地装置は有しているが、マクロ的に見て水田全体の
均平精度、すなわち田面の凹凸面の凸部、特に比較的大
きな面積比率を有する凸部、高い部分の土の削り取り、
削り取った土を田面の凹部、あるいは低い部分に運搬移
動させて水田面を全体に均平化させる均平作用はなかっ
た。
【0006】また、従来技術3では、逆に水田の代掻き
作用をする構造が欠如しており、水田面においての表層
の砕土、水田面の削り取り作業、稲株等の埋設作業、均
平仕上げ作用を精度良く行うことはできない課題があっ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】課題を解決するために、
トラクターに装着され、砕土部と、整地部を有するロー
タリー代掻き装置の後方に、ロータリー代掻き装置に対
して高さ位置が調節自在である排土板を設けてなること
を特徴とする代掻き均平装置を提案する。
【0008】また、トラクターに装着され、砕土部と、
整地部を有するロータリー代掻き装置の後方に、ロータ
リー代掻き装置に対して高さ位置が調節自在である排土
板を設け、排土板にレーキ体および均平板を設けてなる
ことを特徴とする代掻き均平装置を提案する。
【0009】さらに、トラクターに装着され、砕土部
と、整地部を有するロータリー代掻き装置の後方に、ロ
ータリー代掻き装置に対して高さ位置が調節自在である
排土板を設け、排土板にレーキ体および均平板を設け、
かつレーザー受光器を設けるとともに排土板の高さ調節
をレーザー投光器からのレーザー光線をレーザー受光器
が受光することによって行うことを特徴とする代掻き均
平装置を提案する。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の1の実施形態を示す代
掻き均平装置の側面図である図1、同じく後面図である
図2、同じく排土板の高さをロータリー代掻き装置に対
してを調節するフローチャート図である図3に基づいて
説明する。
【0011】この発明の実施形態を示す代掻き均平装置
は、図示しないトラクタの後方位置に装着フレーム1に
よって装着される。代掻き均平装置の部分体は、平面視
中央の装着フレーム1から左右にそれぞれ設けた左右水
平に設けられる伝動パイプである横パイプ2、横パイプ
2の一端に伝動ケース3、他端にサイド板30を設け、
伝動ケース3とサイド板30に挟まれるように設けられ
砕土部4と整地部5を有するロータリー代掻き装置6、
ロータリー代掻き装置6の後方にロータリー代掻き装置
6に対して高さ位置が調節自在に設けられた排土板7、
および排土板7に取り付けられるレーキ体8および均平
板9、および排土板支持フレーム10と、排土板支持フ
レーム10に取付られるレーザー受光器11、圃場近傍
に設けられレーザー光線を投光するレーザー投光器12
からなる。
【0012】ロータリー代掻き装置6は、伝動ケース3
に左右を支持されロータリー砕土爪40からなる砕土部
4および整地部5を有する。ロータリー代掻き装置6の
部分体に、入力ミッション13が設けられており、ロー
タリー砕土刃を有する砕土部4への回転力は、入力ミッ
ション13から横パイプ2内に設けられた伝動軸14、
伝動ケース3内に設けた伝動体を介して砕土部4に伝動
している。
【0013】砕土部4は、横パイプ2の両サイドに設け
られ伝動ケース3とサイド板30によって支持され回転
自在な回転軸41に、複数のロータリー砕土爪40を設
けている。砕土部4は、上部を上面カバー42によって
被覆されている。
【0014】整地部5は、整地部レーキ体50と整地板
51からなる。整地部レーキ体50は、横パイプ2の両
サイドに設けられ伝動ケース3とサイド板30によって
支持される横バーに多数の棒状体を互いに平行に設けた
タインを斜め後方に向けて固定する。整地部レーキ体5
0は、砕土部4の後方に離れて設けられ、圃場の稲株や
稲わらの埋没作用を行う。
【0015】整地板51は、砕土部4の後方に平行して
上端辺を横棒52に回動自在に設けられるとともに、一
端を機枠18に回動自在に取り付けられている支持体5
3の他端によって上面を支持されている。整地板51
は、長い板状体からなり、砕土部4により後方へ掻き上
げられる泥水の土や稲わら落下させ、整地する。
【0016】ロータリー代掻き装置6の後方に、かつほ
ぼ水平方向に向けて排土板支持フレーム10を設けてい
る。排土板支持フレーム10は、ロータリー代掻き装置
6の左右の部分体である機枠18からは左右にそれぞれ
1本ずつ設けられ、上下方向に回動自在に取り付けられ
る。それぞれの排土板支持フレーム10は、前後方向中
間付近の上面側に回動自在に取り付けられたリフトシリ
ンダー15のシリンダーロッドを取り付けている。リフ
トシリンダー15は、制御ユニット(図示せず)からの
作動信号によりシリンダーロッドを伸縮させる。
【0017】排土板支持フレーム10の1つに立設され
るポール16の適宜高さ位置にレーザー受光器11を取
り付ける。レーザー受光器11の高さは移動可能であ
る。レーザー受光器11にレーザーを投光するレーザー
投光器12は、ロータリー代掻き均平装置の走行する圃
場近傍、通常は圃場外部分に設置される。
【0018】排土板支持フレーム10の先端部分の下方
に取付部17によって吊り下げられて設けられる排土板
7、排土板7に取り付けられる排土板レーキ体8、均平
板9を設けている。これらの排土板7、排土板レーキ体
8、均平板9は、ロータリー代掻き装置6に対して独立
的に自動、あるいは手動により上下調節可能である。
【0019】排土板7は、左右両サイドに排土側板70
を立設した左右に長い湾曲板状体であり、前面が凹部の
湾曲板である。排土板7の排土面は、先端が下端であり
後方へいくにしたがって斜度が急になる凹面湾曲板から
なる。
【0020】排土板レーキ体8は、排土板7の後方に排
土板7の幅方向にわたって取り付けられ、前端辺を排土
板7に固定して取り付けられる。排土板レーキ体8は、
多数の棒状体を互いに平行に設けたタインを斜め後方に
向けて固定する。多数の棒状体であるタインを互いに平
行に斜め後方に向けて固定する。排土板レーキ体8は、
排土板7によって凹凸のある田面の凸部を削り取った圃
場の稲株や稲わらの埋没作用を行う。
【0021】均平板9は、排土板7の後方に排土板7の
幅方向にわたって取り付けられ、前端辺を回動軸にして
上下に回動自在な長い板状体である。均平板9は、排土
板7から取付チェーン90によって上面を支持されてい
る。排土板レーキ体8の上方に配設され、排土板7によ
って凹凸のある田面の凸部を削り取った圃場である水田
面の均平作用を行う。
【0022】次に、この発明の1の実施形態である代掻
き均平装置の作用について説明する。代掻き均平装置
は、走行するトラクタに装着される。装着されるロータ
リー代掻き装置6は、入力ミッション13から伝動軸1
4、伝動ケース3を介して回転軸41を回転させ、砕土
部4であるロータリー砕土爪40において、水田等の土
壌を代掻きしつつ泥水の土塊や稲わら等を後方へ掻き上
げる。
【0023】整地部5の整地部レーキ体50は、砕土部
4のロータリー砕土爪40の回転によって掘り起こされ
た、圃場の稲株や稲わらの埋没作用を行う。整地部5の
整地板51は、砕土部4のロータリー砕土爪40により
後方へ掻き上げられる泥水の土や稲わら落下させ、整地
する。
【0024】ロータリー代掻き装置6の後方に、排土板
支持フレーム10に取付部17によって支持されて排土
板7、排土板レーキ体8、均平板9が設けられている。
排土板7は、マクロ的にみた水田面の凹凸の凸部、主と
して比較的大きな面積を有する凸部、高地部分の土を水
平に削り取り、削り取った土をブルドーザーのように押
してマクロ的にみた凹部や低地部分まで運搬移動させ、
全体的に見て凹部、低い部分を埋め立て、水田全体をマ
クロ的に均平化する作用がある。排土板レーキ体8は、
整地板レーキ体50と同様圃場の稲株や稲わらの埋没作
用を行う。均平板9は、排土板7によって移動される土
が凹部に埋め込まれた場合に田面を部分的に均平させる
作用がある。
【0025】これらの排土板7、排土板レーキ体8、均
平板9は、排土板支持フレーム10を回動させ上下させ
ることにより、ロータリー代掻き装置6に対する高さを
調節可能であり、この排土板7等の高さ調節は独立的に
行うことができる。排土板7等の高さ調節は、それぞれ
の水田面の状態、すなわちマクロ的に見た水田表面の凹
凸の高差、凹凸部分の面積比率等を勘案し、ロータリー
代掻き装置6に対する高さを選択し決めることができ
る。
【0026】排土板支持フレーム10を回動させ上下さ
せる作用は、独立的に行うことが可能であり、図示しな
い制御ユニットからのポジション選択電気信号によって
リフトシリンダー15を作動させシリンダーロッドの伸
縮によって行う。制御ユニットの制御値は、トラクタ運
転席に設けた制御値変更手段によって変更可能である。
【0027】排土板支持フレーム10を上下させるリフ
トシリンダー15への作動信号は、予め制御ユニットに
入力されている制御値によってリフトシリンダー15の
作動を自動的に行う場合と、トラクタ運転席に手動ダイ
ヤル、手動レバー等の手動指示手段を設けて、手動ダイ
ヤル、手動レバー等を操作することによってリフトシリ
ンダー15の作動を手動的に行う場合の選択が可能であ
る。
【0028】自動的に行う場合、予め制御ユニットに標
準高さ制御値を入力しておき、レーザー受光器11がレ
ーザー投光器12からのレーザー光を標準高さの範囲内
で受光すれば、制御ユニットはリフトシリンダー15へ
信号を発せずリフトシリンダー15は作動しない。
【0029】レーザー受光器11がレーザー投光器12
からのレーザー光を標準高さより高く、すなわちレーザ
ー受光器11の高さ位置が標準高さより高いという範囲
で受光すれば、制御ユニットはリフトシリンダー15へ
リフトシリンダー15のシリンダーロッドを伸張させる
信号を送り、リフトシリンダー15のシリンダーロッド
を伸ばす。シリンダーロッドの伸張により排土板支持フ
レーム10をより下方に回動させ排土板7、レーキ体
8、均平板9の高さ位置をロータリー代掻き装置6に対
して低く下げる。排土板支持フレーム10の下方移動に
よりポール16に設けられているレーザー受光器11も
下降し標準高さに位置される。このリフトシリンダー1
5のシリンダーロッドの伸びる長さは、制御ユニットが
レーザー受光器11から受けた信号、すなわちレーザー
投光器12からのレーザー光位置をどの位置に感知した
かによって変化し、レーザー受光器11が高すぎるほど
シリンダーロッドは長く伸びる。
【0030】逆に、レーザー受光器11がレーザー投光
器12からのレーザー光を標準高さより低く、すなわち
レーザー受光器11の高さ位置が標準高さより低いとい
う範囲で受光すれば、制御ユニットはリフトシリンダー
15へリフトシリンダー15のシリンダーロッドを短縮
させる信号を送り、リフトシリンダー15のシリンダー
ロッドを縮める。シリンダーロッドの短縮により排土板
支持フレーム10を上方に回動させ排土板7、レーキ体
8、均平板9の高さ位置をロータリー代掻き装置6に対
して高く上げる。排土板支持フレーム10の上方移動に
よりポール16に設けられているレーザー受光器11も
上昇し標準高さに位置される。このリフトシリンダー1
5のシリンダーロッドの縮む長さは、制御ユニットがレ
ーザー受光器11から受けた信号、すなわちレーザー投
光器12からのレーザー光位置をどの位置に感知したか
によって変化し、レーザー受光器11が低すぎるほどシ
リンダーロッドは多く短縮する。
【0031】また、リフトシリンダー15を手動で伸縮
させ、排土板7等を上下させることも可能である。すな
わち手動的に行う場合、トラクタ運転席に設けてある手
動指示手段である手動ダイヤル、あるいは手動レバーを
操作して、直接リフトシリンダー15のシリンダーロッ
ドを伸縮することで排土板支持フレーム10を上下回動
させ、排土板7、レーキ体8、均平板9およびレーザー
受光器11の高さ位置をロータリー代掻き装置6に対し
て高くあるいは低く調節することによって行う。
【0032】
【発明の効果】従来は、水田の代掻き作業前に、水田の
均平作業を行っていたが、この発明によれば代掻き作業
と均平作業を一つの作業として行うことが可能となる。
そのため、代掻き作業とともにマクロ的にみた水田面の
凹凸部の凸部や高地部分を確実に削り取りることができ
るとともに、その削った土をマクロ的にみて凹部や低地
部分に直ぐに移動運搬することができ、水田面の全体と
しての均平化が可能となり、作業効率が非常に向上す
る。
【0033】また、排土板、レーキ体、均平板の高さ位
置を、ロータリー代掻き装置に対して高くあるいは低く
独立的に調節することが可能なため、それぞれ状態の異
なる水田に迅速かつ均平精度の高い対応ができる効果が
ある。
【0034】更に、ロータリー代掻き装置の後方に、排
土板を設け、更に排土板の後方に排土板レーキ体と均平
板を取り付けることにより、水田面のマクロ的な均平作
用に加え、部分的な均平作用も有するため、水田面の均
平性能が従来より向上し、かつ稲株、稲藁等の埋没作用
の性能も従来より向上する。
【0035】更にまた、レーザー受光器およびレーザー
投光器等によって自動的に排土板等の高さ位置を制御し
て調節することにより、作業効率が向上し、また均平性
能も向上する。
【0036】また、排土板等の高さ位置の調節を手動に
よって行うことも可能であるため自動手動の選択がで
き、トラクタの運転席から排土板の高さ位置を調節する
ことが可能になった。手動指示手段のみの装置である場
合、非常に低価格で、かつ簡易な構造で排土板等の部材
の高さ位置を変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の1の実施形態を示す代掻き均平装
置の側面図
【図2】 同じく後面図
【図3】 同じく排土板の高さをロータリー代掻き装置
に対してを調節するフローチャート図
【符号の説明】
1 装着フレーム 2 横パイプ(伝動パイプ) 3 伝動ケース 30 サイド板 4 砕土部 40 ロータリー砕土爪 41 回転軸 42 上面カバー 5 整地部 50 整地部レーキ体 51 整地板 52 横棒 53 支持体 6 ロータリー代掻き装置 7 排土板 70 排土板側面板 8 排土板レーキ体 9 均平板 90 取付チェーン 10 排土板支持フレーム 11 レーザー受光器 12 レーザー投光器 13 入力ミッション 14 伝動軸 15 リフトシリンダー 16 ポール 17 取付部 18 機枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久慈 良治 青森県十和田市大字三本木字里ノ沢1番地 259 株式会社ササキコーポレーション内 (72)発明者 天間 修一 青森県十和田市大字三本木字里ノ沢1番地 259 株式会社ササキコーポレーション内 (72)発明者 後藤 隆志 埼玉県大宮市日進町1丁目40番地2 生物 系特定産業技術研究推進機構内 (72)発明者 堀尾 光広 埼玉県大宮市日進町1丁目40番地2 生物 系特定産業技術研究推進機構内 Fターム(参考) 2B033 AA04 AA07 AB01 AB11 AB17 BB02 BC03 BC12 ED20 2B034 AA03 BA07 BB01 BC03 BG02 EA14 EB02 EB05 EB35 2B304 KA13 LA02 LA06 LB05 LB06 LB12 LC05 MA03 MB02 PD31 QA30 QC08 RA18

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラクターに装着され、砕土部と、整地
    部を有するロータリー代掻き装置の後方に、ロータリー
    代掻き装置に対して高さ位置が調節自在である排土板を
    設けてなることを特徴とする代掻き均平装置。
  2. 【請求項2】 トラクターに装着され、砕土部と、整地
    部を有するロータリー代掻き装置の後方に、ロータリー
    代掻き装置に対して高さ位置が調節自在である排土板を
    設け、排土板にレーキ体および均平板を設けてなること
    を特徴とする代掻き均平装置。
  3. 【請求項3】 トラクターに装着され、砕土部と、整地
    部を有するロータリー代掻き装置の後方に、ロータリー
    代掻き装置に対して高さ位置が調節自在である排土板を
    設け、排土板にレーキ体および均平板を設け、かつレー
    ザー受光器を設けるとともに排土板の高さ調節をレーザ
    ー投光器からのレーザー光線をレーザー受光器が受光す
    ることによって行うことを特徴とする代掻き均平装置。
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