JP2002078187A - 漏電遮断器 - Google Patents
漏電遮断器Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 漏電テストの信頼性を高くする。
【解決手段】 入出力用の端子10A間に介設される複
数極の接点S1〜S3と、これら接点と負荷側に接続さ
れる端子10Aとの間の各ラインが挿通され不平衡電流
検出用の巻線111が巻き回された零相変流器11と、
巻線111の両端に接続された抵抗R11と、各接点を
強制開極するための開閉トリップ機構14と、抵抗R1
1の両端電圧が感度電流以上に相当するレベルになると
開閉トリップ機構14を通じて各接点を強制開極する漏
電検出回路15とを備えた漏電遮断器において、零相変
流器11に巻き回され、テスト釦10Cの押操作に応じ
て各定格電圧でほぼ等しいテスト電流が流れるテスト巻
線161を通じて、各定格電圧でほぼ等しい不平衡電流
を漏電検出装置15で検出させる漏電テスト回路16を
備えた。
数極の接点S1〜S3と、これら接点と負荷側に接続さ
れる端子10Aとの間の各ラインが挿通され不平衡電流
検出用の巻線111が巻き回された零相変流器11と、
巻線111の両端に接続された抵抗R11と、各接点を
強制開極するための開閉トリップ機構14と、抵抗R1
1の両端電圧が感度電流以上に相当するレベルになると
開閉トリップ機構14を通じて各接点を強制開極する漏
電検出回路15とを備えた漏電遮断器において、零相変
流器11に巻き回され、テスト釦10Cの押操作に応じ
て各定格電圧でほぼ等しいテスト電流が流れるテスト巻
線161を通じて、各定格電圧でほぼ等しい不平衡電流
を漏電検出装置15で検出させる漏電テスト回路16を
備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電路に疑似漏洩電
流を流して漏電テストを行うためのテストスイッチを備
えた漏電遮断器に関するものである。
流を流して漏電テストを行うためのテストスイッチを備
えた漏電遮断器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の漏電遮断器は種々市販されまた
提案されており、例えば、特開平5−182579号公
報には、零相変流器に巻かれたテスト巻線と、このテス
ト巻線を介して主回路の両端間に直列に接続されたテス
トスイッチおよびテスト抵抗とにより構成される漏電テ
スト回路を備えた漏電遮断器が記載されている。
提案されており、例えば、特開平5−182579号公
報には、零相変流器に巻かれたテスト巻線と、このテス
ト巻線を介して主回路の両端間に直列に接続されたテス
トスイッチおよびテスト抵抗とにより構成される漏電テ
スト回路を備えた漏電遮断器が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、テストスイ
ッチ(テスト釦)を含む漏電テスト回路については、J
IS C 8371という規格があるため、テストスイ
ッチのオン時に流れるテスト用の電流(以下、テスト電
流という)の大きさを、定格電圧における定格感度電流
の2.5倍以下に制限する必要がある。ただし、定格電
圧が2定格以上であるまたは感度切替えができる漏電遮
断器については、最も低い方の定格電圧において最も大
きい方の定格感度電流の2.5倍以下にテスト電流の大
きさを制限することになっている。
ッチ(テスト釦)を含む漏電テスト回路については、J
IS C 8371という規格があるため、テストスイ
ッチのオン時に流れるテスト用の電流(以下、テスト電
流という)の大きさを、定格電圧における定格感度電流
の2.5倍以下に制限する必要がある。ただし、定格電
圧が2定格以上であるまたは感度切替えができる漏電遮
断器については、最も低い方の定格電圧において最も大
きい方の定格感度電流の2.5倍以下にテスト電流の大
きさを制限することになっている。
【0004】例えば、定格電圧が100V,200V,
400Vの3定格で、定格感度電流が100mA,20
0mA,500mAの漏電遮断器では、最も低い方の定
格電圧100Vにおいて最も大きい方の定格感度電流5
00mAの2.5倍以下にテスト電流の大きさを制限し
なければならない。この場合、定格電圧100Vで、テ
スト電流を例えば500mAに設定したとすると、定格
電圧400Vの場合、本来であれば100Vのときのテ
スト電流で良いのであるが、上記従来の漏電テスト回路
の構成では、その500mAの4倍の2000mAにも
なるかなり大きな電流がテスト電流として流れることに
なるので、正確な動作テストを行うことができない。
400Vの3定格で、定格感度電流が100mA,20
0mA,500mAの漏電遮断器では、最も低い方の定
格電圧100Vにおいて最も大きい方の定格感度電流5
00mAの2.5倍以下にテスト電流の大きさを制限し
なければならない。この場合、定格電圧100Vで、テ
スト電流を例えば500mAに設定したとすると、定格
電圧400Vの場合、本来であれば100Vのときのテ
スト電流で良いのであるが、上記従来の漏電テスト回路
の構成では、その500mAの4倍の2000mAにも
なるかなり大きな電流がテスト電流として流れることに
なるので、正確な動作テストを行うことができない。
【0005】ここで、定格電圧が2定格以上で、感度電
流が一定である漏電遮断器の場合、各定格電圧で異なる
値のテスト電流が流れると、漏電遮断器が正常に動作す
るか否かを正確に判別することが困難となり、漏電テス
トの信頼性が低下する。
流が一定である漏電遮断器の場合、各定格電圧で異なる
値のテスト電流が流れると、漏電遮断器が正常に動作す
るか否かを正確に判別することが困難となり、漏電テス
トの信頼性が低下する。
【0006】これに対し、上記した複数の定格電圧およ
び感度電流に対応した漏電遮断器には、各感度電流を超
えたときに漏電を検出して接点を強制開極させるものも
あるが、この種の漏電遮断器の場合、テストスイッチに
よる漏電テストは、感度電流切替のスイッチの最大感度
電流(上例では500mA)に合わせて設定されるの
で、感度電流切替のスイッチが最小感度電流(上例では
100mA)のとき、その値に合わせてテスト電流を流
さなければ正確な動作テストを行うことができない。つ
まり、複数の感度電流に対応した漏電遮断器の場合、各
感度電流で同一値のテスト電流しか流さない構成である
と、漏電遮断器が正常に動作するか否かを正確に判別す
ることが困難となり、漏電テストの信頼性が低下する。
び感度電流に対応した漏電遮断器には、各感度電流を超
えたときに漏電を検出して接点を強制開極させるものも
あるが、この種の漏電遮断器の場合、テストスイッチに
よる漏電テストは、感度電流切替のスイッチの最大感度
電流(上例では500mA)に合わせて設定されるの
で、感度電流切替のスイッチが最小感度電流(上例では
100mA)のとき、その値に合わせてテスト電流を流
さなければ正確な動作テストを行うことができない。つ
まり、複数の感度電流に対応した漏電遮断器の場合、各
感度電流で同一値のテスト電流しか流さない構成である
と、漏電遮断器が正常に動作するか否かを正確に判別す
ることが困難となり、漏電テストの信頼性が低下する。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、漏電テストの信頼性が高い漏電遮断器を提供す
ることを目的とする。
であり、漏電テストの信頼性が高い漏電遮断器を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、複数の定格電圧に対応する
漏電遮断器であって、入出力用の端子が両側に設けられ
た器体と、この器体内に収納されて入出力用の端子間に
介設される複数極の接点と、これら接点を操作に応じて
開閉するとともに各接点に過大電流が流れると各接点を
強制開極する開閉トリップ機構と、各極接点間に感度電
流以上の不平衡電流を検出したときに開閉トリップ機構
を介して各接点を強制開極する漏電検出装置と、テスト
スイッチを有し、このテストスイッチが器体外部から押
操作されると、各極接点間に感度電流値以上の不平衡電
流を流し、この不平衡電流を漏電検出装置で検出させる
漏電テスト回路とを備え、テストスイッチと直列に、各
定格電圧に応じて抵抗を切替えて各定格電圧で同一の不
平衡電流を流す切替手段を接続したことを特徴とする。
に、請求項1記載の発明は、複数の定格電圧に対応する
漏電遮断器であって、入出力用の端子が両側に設けられ
た器体と、この器体内に収納されて入出力用の端子間に
介設される複数極の接点と、これら接点を操作に応じて
開閉するとともに各接点に過大電流が流れると各接点を
強制開極する開閉トリップ機構と、各極接点間に感度電
流以上の不平衡電流を検出したときに開閉トリップ機構
を介して各接点を強制開極する漏電検出装置と、テスト
スイッチを有し、このテストスイッチが器体外部から押
操作されると、各極接点間に感度電流値以上の不平衡電
流を流し、この不平衡電流を漏電検出装置で検出させる
漏電テスト回路とを備え、テストスイッチと直列に、各
定格電圧に応じて抵抗を切替えて各定格電圧で同一の不
平衡電流を流す切替手段を接続したことを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の漏
電遮断器において、切替手段は器体外部から操作される
定格電圧切替用のスイッチであることを特徴とする。
電遮断器において、切替手段は器体外部から操作される
定格電圧切替用のスイッチであることを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1記載の漏
電遮断器において、各極接点間の印加電圧を定格電圧と
して計測する計測手段を有し、切替手段は計測手段によ
って計測された定格電圧に応じて抵抗を切替えることを
特徴とする。
電遮断器において、各極接点間の印加電圧を定格電圧と
して計測する計測手段を有し、切替手段は計測手段によ
って計測された定格電圧に応じて抵抗を切替えることを
特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項3記載の漏
電遮断器において、計測手段は、各極間に跨って配置さ
れて各極に印加される電圧と各々異なる規準値とを比較
する複数の比較器と、これらの比較器に各々接続されて
各比較器によって各極間の印加電圧が各基準値を超える
と動作するリレーとを有し、切替手段は、各リレーの接
点と抵抗との直列回路を並列に接続して構成されること
を特徴とする。
電遮断器において、計測手段は、各極間に跨って配置さ
れて各極に印加される電圧と各々異なる規準値とを比較
する複数の比較器と、これらの比較器に各々接続されて
各比較器によって各極間の印加電圧が各基準値を超える
と動作するリレーとを有し、切替手段は、各リレーの接
点と抵抗との直列回路を並列に接続して構成されること
を特徴とする。
【0012】請求項5記載の発明の漏電遮断器は、入出
力用の端子が両側に設けられた器体と、この器体内に収
納されて入出力用の端子間に介設される複数極の接点
と、これら接点を操作に応じて開閉するとともに各接点
に過大電流が流れると各接点を強制開極する開閉トリッ
プ機構と、各極接点間に感度電流以上の不平衡電流を検
出したときに開閉トリップ機構を介して各接点を強制開
極する漏電検出装置と、器体外部からの操作によって漏
電検出装置の感度電流を切替える感度電流切替スイッチ
と、テストスイッチを有し、このテストスイッチが器体
外部から押操作されると、各極接点間に感度電流値以上
の不平衡電流を流し、この不平衡電流を漏電検出装置で
検出させる漏電テスト回路とを備え、テストスイッチと
直列に、各感度電流に対応させて抵抗を切替えることに
よって各感度電流毎にその感度電流に近い値の不平衡電
流を流す切替手段を設け、この切替手段を器体外部から
操作可能に配置したことを特徴とする。
力用の端子が両側に設けられた器体と、この器体内に収
納されて入出力用の端子間に介設される複数極の接点
と、これら接点を操作に応じて開閉するとともに各接点
に過大電流が流れると各接点を強制開極する開閉トリッ
プ機構と、各極接点間に感度電流以上の不平衡電流を検
出したときに開閉トリップ機構を介して各接点を強制開
極する漏電検出装置と、器体外部からの操作によって漏
電検出装置の感度電流を切替える感度電流切替スイッチ
と、テストスイッチを有し、このテストスイッチが器体
外部から押操作されると、各極接点間に感度電流値以上
の不平衡電流を流し、この不平衡電流を漏電検出装置で
検出させる漏電テスト回路とを備え、テストスイッチと
直列に、各感度電流に対応させて抵抗を切替えることに
よって各感度電流毎にその感度電流に近い値の不平衡電
流を流す切替手段を設け、この切替手段を器体外部から
操作可能に配置したことを特徴とする。
【0013】請求項6記載の発明の漏電遮断器は、入出
力用の端子が両側に設けられた器体と、この器体内に収
納されて入出力用の端子間に介設される複数極の接点
と、これら接点を操作に応じて開閉するとともに各接点
に過大電流が流れると各接点を強制開極する開閉トリッ
プ機構と、各極接点間に感度電流以上の不平衡電流を検
出したときに開閉トリップ機構を介して各接点を強制開
極する漏電検出装置と、器体外部からの操作によって漏
電検出装置の感度電流を切替える感度電流切替スイッチ
と、テストスイッチを有し、このテストスイッチが器体
外部から押操作されると、各極接点間に感度電流値以上
の不平衡電流を流し、この不平衡電流を漏電検出装置で
検出させる漏電テスト回路とを備え、テストスイッチと
直列に、感度電流切替スイッチに連動して感度電流に応
じて抵抗を切替えて各感度電流毎にその感度電流に近い
値の不平衡電流を流す切替手段を設けたことを特徴とす
る。
力用の端子が両側に設けられた器体と、この器体内に収
納されて入出力用の端子間に介設される複数極の接点
と、これら接点を操作に応じて開閉するとともに各接点
に過大電流が流れると各接点を強制開極する開閉トリッ
プ機構と、各極接点間に感度電流以上の不平衡電流を検
出したときに開閉トリップ機構を介して各接点を強制開
極する漏電検出装置と、器体外部からの操作によって漏
電検出装置の感度電流を切替える感度電流切替スイッチ
と、テストスイッチを有し、このテストスイッチが器体
外部から押操作されると、各極接点間に感度電流値以上
の不平衡電流を流し、この不平衡電流を漏電検出装置で
検出させる漏電テスト回路とを備え、テストスイッチと
直列に、感度電流切替スイッチに連動して感度電流に応
じて抵抗を切替えて各感度電流毎にその感度電流に近い
値の不平衡電流を流す切替手段を設けたことを特徴とす
る。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1実施形態に係
る漏電遮断器の構成図、図2は図1の漏電遮断器の外観
を示す正面図であり、これらの図を用いて以下に第1実
施形態の説明を行う。
る漏電遮断器の構成図、図2は図1の漏電遮断器の外観
を示す正面図であり、これらの図を用いて以下に第1実
施形態の説明を行う。
【0015】本漏電遮断器は、定格電圧が100V,2
00V,400Vの3定格のものであって、図2の例に
示すように、入出力用の端子10Aを複数両側に有する
とともに、ハンドル10B、テスト釦10Cおよび定格
電圧切替用のスイッチ10Dなどを正面中央に有する器
体10を備え、この器体10の内部に、図1の例に示す
電気回路を収納している。
00V,400Vの3定格のものであって、図2の例に
示すように、入出力用の端子10Aを複数両側に有する
とともに、ハンドル10B、テスト釦10Cおよび定格
電圧切替用のスイッチ10Dなどを正面中央に有する器
体10を備え、この器体10の内部に、図1の例に示す
電気回路を収納している。
【0016】この電気回路の構成について説明すると、
器体10の両側の一方に設けられ電源側に接続される複
数の端子10Aと、その他方に設けられ負荷側に接続さ
れる複数の端子10Aとの間には、複数極の接点S1〜
S3が介設されている。これら接点S1〜S3と負荷側
に接続される複数の端子10Aとの間の各ラインは、不
平衡電流検出用の巻線111が巻き回された輪状の零相
変流器11内に挿通され、巻線111の両端には抵抗R
11が接続されている。
器体10の両側の一方に設けられ電源側に接続される複
数の端子10Aと、その他方に設けられ負荷側に接続さ
れる複数の端子10Aとの間には、複数極の接点S1〜
S3が介設されている。これら接点S1〜S3と負荷側
に接続される複数の端子10Aとの間の各ラインは、不
平衡電流検出用の巻線111が巻き回された輪状の零相
変流器11内に挿通され、巻線111の両端には抵抗R
11が接続されている。
【0017】また、接点S1,S3の非電源側には整流
回路12の両入力端子が接続され、その整流回路11の
両出力端子には平滑回路13の両入力端子が接続されて
いる一方、接点S3の非電源側と平滑回路13の一方の
出力端子との間には、接点S1〜S3を強制開極するた
めの開閉トリップ機構14の構成部品として、引き外し
コイル141およびサイリスタ142が直列に接続され
ている。そして、平滑回路13の出力には、その平滑回
路13から抵抗R12を介して電力の供給を受け、抵抗
R11の両端電圧が所定の感度電流以上になったか否か
を検出し、所定の感度電流以上になるとサイリスタ14
2をオンにして接点S1〜S3を強制開極する制御を行
う漏電検出回路15が接続されている。ただし、上述の
開閉トリップ機構14は、図略の機構部品をさらに有し
ており、ハンドル10Bの操作に応じて接点S1〜S3
を開閉するようになっている。
回路12の両入力端子が接続され、その整流回路11の
両出力端子には平滑回路13の両入力端子が接続されて
いる一方、接点S3の非電源側と平滑回路13の一方の
出力端子との間には、接点S1〜S3を強制開極するた
めの開閉トリップ機構14の構成部品として、引き外し
コイル141およびサイリスタ142が直列に接続され
ている。そして、平滑回路13の出力には、その平滑回
路13から抵抗R12を介して電力の供給を受け、抵抗
R11の両端電圧が所定の感度電流以上になったか否か
を検出し、所定の感度電流以上になるとサイリスタ14
2をオンにして接点S1〜S3を強制開極する制御を行
う漏電検出回路15が接続されている。ただし、上述の
開閉トリップ機構14は、図略の機構部品をさらに有し
ており、ハンドル10Bの操作に応じて接点S1〜S3
を開閉するようになっている。
【0018】さらに、第1実施形態の特徴として、漏電
テスト回路16が設けられ、この漏電テスト回路16
は、抵抗R161,R162,R163と、これらの各
一端と接点S3の非電源側との間に介設されるテスト釦
10Cと、零相変流器11に巻き回され一端が接点S1
の非電源側に接続されるテスト巻線161と、このテス
ト巻線161の他端に接続され抵抗R161,R16
2,R163の各他端に切替接続されるスイッチ10D
とにより構成されている。ここで、抵抗R161,R1
62,R163の各々は、100V,200V,400
Vのいずれかの定格電圧で、他の定格電圧の抵抗の場合
とほぼ同じテスト(不平衡)電流をテスト巻線161に
流す抵抗値に設定される。例えば、抵抗R161,R1
62,R163は、(抵抗R161の抵抗値)<(抵抗
R162の抵抗値)<(抵抗R163の抵抗値)の関係
を満足する抵抗値に設定される。
テスト回路16が設けられ、この漏電テスト回路16
は、抵抗R161,R162,R163と、これらの各
一端と接点S3の非電源側との間に介設されるテスト釦
10Cと、零相変流器11に巻き回され一端が接点S1
の非電源側に接続されるテスト巻線161と、このテス
ト巻線161の他端に接続され抵抗R161,R16
2,R163の各他端に切替接続されるスイッチ10D
とにより構成されている。ここで、抵抗R161,R1
62,R163の各々は、100V,200V,400
Vのいずれかの定格電圧で、他の定格電圧の抵抗の場合
とほぼ同じテスト(不平衡)電流をテスト巻線161に
流す抵抗値に設定される。例えば、抵抗R161,R1
62,R163は、(抵抗R161の抵抗値)<(抵抗
R162の抵抗値)<(抵抗R163の抵抗値)の関係
を満足する抵抗値に設定される。
【0019】このように構成される漏電遮断器では、1
00V,200V,400Vのいずれかの定格電圧にス
イッチ10Dを切り替えた後、テスト釦10Cを押操作
すれば、抵抗R161,R162,R163のうち上記
定格電圧に合った抵抗と接点S1,S3とを介してテス
ト巻線161が電源側に接続されるので、100V,2
00V,400Vの各定格電圧でほぼ同一のテスト電流
をテスト巻線161に流すことができる。これにより、
漏電テストの信頼性を高める漏電遮断器の設計が可能と
なる。
00V,200V,400Vのいずれかの定格電圧にス
イッチ10Dを切り替えた後、テスト釦10Cを押操作
すれば、抵抗R161,R162,R163のうち上記
定格電圧に合った抵抗と接点S1,S3とを介してテス
ト巻線161が電源側に接続されるので、100V,2
00V,400Vの各定格電圧でほぼ同一のテスト電流
をテスト巻線161に流すことができる。これにより、
漏電テストの信頼性を高める漏電遮断器の設計が可能と
なる。
【0020】図3は本発明の第2実施形態に係る漏電遮
断器の構成図であり、この図を用いて以下に第2実施形
態の説明を行う。
断器の構成図であり、この図を用いて以下に第2実施形
態の説明を行う。
【0021】図3に示す漏電遮断器は、第1実施形態と
の相違点として、図1に示した漏電テスト回路16に代
えて、漏電テスト回路26が設けられている。この漏電
テスト回路26は、抵抗R260,R261,R262
と、これらの各一端と接点S3の非電源側との間に介設
されるテスト釦10Cと、零相変流器11に巻き回され
一端が接点S1の非電源側に接続され他端が抵抗R26
0の他端に接続されるテスト巻線161と、計測抵抗切
替回路260とにより構成されている。
の相違点として、図1に示した漏電テスト回路16に代
えて、漏電テスト回路26が設けられている。この漏電
テスト回路26は、抵抗R260,R261,R262
と、これらの各一端と接点S3の非電源側との間に介設
されるテスト釦10Cと、零相変流器11に巻き回され
一端が接点S1の非電源側に接続され他端が抵抗R26
0の他端に接続されるテスト巻線161と、計測抵抗切
替回路260とにより構成されている。
【0022】計測抵抗切替回路260は、テスト巻線1
61の他端と抵抗R261の他端との間に介設される接
点S261を有するリレーRL261と、テスト巻線1
61の他端と抵抗R262の他端との間に介設される接
点S262を有するリレーRL262と、ツェナーダイ
オードD261,D262と、抵抗R261〜R268
と、比較器261,262とにより構成され、各極接点
間の印加電圧を定格電圧として計測し、その定格電圧に
応じてリレーRL261,RL262の接点S261,
S262を開閉するものである。
61の他端と抵抗R261の他端との間に介設される接
点S261を有するリレーRL261と、テスト巻線1
61の他端と抵抗R262の他端との間に介設される接
点S262を有するリレーRL262と、ツェナーダイ
オードD261,D262と、抵抗R261〜R268
と、比較器261,262とにより構成され、各極接点
間の印加電圧を定格電圧として計測し、その定格電圧に
応じてリレーRL261,RL262の接点S261,
S262を開閉するものである。
【0023】ここで、リレーRL261,RL262
は、第1実施形態のスイッチ10Dに代えて設けられ
る。このため、第2実施形態では、図2に示したスイッ
チ10Dの窓部は閉塞され、定格電圧の表示も削除され
ることになる。また、抵抗R260,R261,R26
2は、抵抗R260,R261,R262の並列回路
と、抵抗R260,R262の並列回路と、抵抗R26
0,R261の並列回路との各々が、100V,200
V,400Vのいずれかの定格電圧で、他の定格電圧の
並列回路の場合とほぼ同じテスト電流をテスト巻線16
1に流す抵抗値に設定される。例えば、抵抗R260,
R261,R262は、(抵抗R260,R261,R
262の並列回路の抵抗値)<(抵抗R260,R26
2の並列回路の抵抗値)<(抵抗R260,R261の
並列回路の抵抗値)の関係を満足する抵抗値に設定され
る。さらに、比較器261,262は、各極に印加され
る電圧と規準値(≠)とを比較する構成になってい
る。
は、第1実施形態のスイッチ10Dに代えて設けられ
る。このため、第2実施形態では、図2に示したスイッ
チ10Dの窓部は閉塞され、定格電圧の表示も削除され
ることになる。また、抵抗R260,R261,R26
2は、抵抗R260,R261,R262の並列回路
と、抵抗R260,R262の並列回路と、抵抗R26
0,R261の並列回路との各々が、100V,200
V,400Vのいずれかの定格電圧で、他の定格電圧の
並列回路の場合とほぼ同じテスト電流をテスト巻線16
1に流す抵抗値に設定される。例えば、抵抗R260,
R261,R262は、(抵抗R260,R261,R
262の並列回路の抵抗値)<(抵抗R260,R26
2の並列回路の抵抗値)<(抵抗R260,R261の
並列回路の抵抗値)の関係を満足する抵抗値に設定され
る。さらに、比較器261,262は、各極に印加され
る電圧と規準値(≠)とを比較する構成になってい
る。
【0024】このように構成される漏電遮断器では、各
極接点間の印加電圧に応じて接点S261,S262が
開閉するので、テスト釦10Cを押操作するだけで、抵
抗R260,R261,R262の並列回路、抵抗R2
60,R262の並列回路、抵抗R260,R261の
並列回路のうち上記定格電圧に合った並列回路と接点S
1,S3とを介してテスト巻線161が電源側に接続さ
れるので、100V,200V,400Vの各定格電圧
でほぼ同一の不平衡電流をテスト巻線161に流すこと
ができる。これにより、漏電テストの信頼性を高める漏
電遮断器の設計が可能となるほか、接点S261,S2
62が各極接点間の印加電圧に応じて自動的に開閉する
ので、煩わしい切替操作を無くすことができる。
極接点間の印加電圧に応じて接点S261,S262が
開閉するので、テスト釦10Cを押操作するだけで、抵
抗R260,R261,R262の並列回路、抵抗R2
60,R262の並列回路、抵抗R260,R261の
並列回路のうち上記定格電圧に合った並列回路と接点S
1,S3とを介してテスト巻線161が電源側に接続さ
れるので、100V,200V,400Vの各定格電圧
でほぼ同一の不平衡電流をテスト巻線161に流すこと
ができる。これにより、漏電テストの信頼性を高める漏
電遮断器の設計が可能となるほか、接点S261,S2
62が各極接点間の印加電圧に応じて自動的に開閉する
ので、煩わしい切替操作を無くすことができる。
【0025】図4は本発明の第3実施形態に係る漏電遮
断器の構成図、図5は図4の漏電遮断器の外観を示す正
面図であり、これらの図を用いて以下に第3実施形態の
説明を行う。
断器の構成図、図5は図4の漏電遮断器の外観を示す正
面図であり、これらの図を用いて以下に第3実施形態の
説明を行う。
【0026】本漏電遮断器は、100mA,200m
A,500mAのいずれかの感度電流に感度切替えがで
きるものであって、図5の例に示すように、入出力用の
端子10Aを複数両側に有するとともに、ハンドル10
B、テスト釦10C、感度電流切替用のスイッチ20D
およびテスト電流切替用のスイッチ20Eなどを正面中
央に有する器体20を備え、この器体20の内部に、図
4の例に示す電気回路を収納している。
A,500mAのいずれかの感度電流に感度切替えがで
きるものであって、図5の例に示すように、入出力用の
端子10Aを複数両側に有するとともに、ハンドル10
B、テスト釦10C、感度電流切替用のスイッチ20D
およびテスト電流切替用のスイッチ20Eなどを正面中
央に有する器体20を備え、この器体20の内部に、図
4の例に示す電気回路を収納している。
【0027】この電気回路の構成について説明すると、
第1実施形態との相違点として、抵抗R11に代えて感
度電流切替回路17が設けられ、漏電テスト回路16に
代えて漏電テスト回路36が設けられている。
第1実施形態との相違点として、抵抗R11に代えて感
度電流切替回路17が設けられ、漏電テスト回路16に
代えて漏電テスト回路36が設けられている。
【0028】感度電流切替回路17は、巻線111の両
端に接続される抵抗R171と、抵抗R172,R17
3と、これら抵抗R172,R173の一方を抵抗R1
71に並列に切替接続し、あるいはその接続を解除する
スイッチ20Dとにより構成されている。ここで、抵抗
R171,R172,R173は、抵抗R171と、抵
抗R171,R172の並列回路と、抵抗R171,R
173の並列回路との各組みが、100mA,200m
A,500mAのいずれかの感度電流に対応する値に設
定される。例えば、抵抗R171,R172,R173
は、(抵抗R171の抵抗値)>(抵抗R171,R1
72の並列回路の抵抗値)>(抵抗R171,R173
の並列回路の抵抗値)の関係を満足する抵抗値に設定さ
れる。
端に接続される抵抗R171と、抵抗R172,R17
3と、これら抵抗R172,R173の一方を抵抗R1
71に並列に切替接続し、あるいはその接続を解除する
スイッチ20Dとにより構成されている。ここで、抵抗
R171,R172,R173は、抵抗R171と、抵
抗R171,R172の並列回路と、抵抗R171,R
173の並列回路との各組みが、100mA,200m
A,500mAのいずれかの感度電流に対応する値に設
定される。例えば、抵抗R171,R172,R173
は、(抵抗R171の抵抗値)>(抵抗R171,R1
72の並列回路の抵抗値)>(抵抗R171,R173
の並列回路の抵抗値)の関係を満足する抵抗値に設定さ
れる。
【0029】漏電テスト回路36は、抵抗R361,R
362,R363と、これらの各一端と接点S3の非電
源側との間に介設されるテスト釦10Cと、零相変流器
11に巻き回され一端が接点S1の非電源側に接続され
るテスト巻線161と、このテスト巻線161の他端に
接続され抵抗R361,R362,R363の各他端に
切替接続されるスイッチ20Eとにより構成されてい
る。ここで、抵抗R361,R362,R363の各々
は、100mA,200mA,500mAのいずれかの
感度電流に近いあるいはほぼ相当するテスト電流をテス
ト巻線161に流す抵抗値に設定される。例えば、抵抗
R361,R362,R363は、(抵抗R361の抵
抗値)>(抵抗R362の抵抗値)>(抵抗R363の
抵抗値)の関係を満足する抵抗値に設定される。
362,R363と、これらの各一端と接点S3の非電
源側との間に介設されるテスト釦10Cと、零相変流器
11に巻き回され一端が接点S1の非電源側に接続され
るテスト巻線161と、このテスト巻線161の他端に
接続され抵抗R361,R362,R363の各他端に
切替接続されるスイッチ20Eとにより構成されてい
る。ここで、抵抗R361,R362,R363の各々
は、100mA,200mA,500mAのいずれかの
感度電流に近いあるいはほぼ相当するテスト電流をテス
ト巻線161に流す抵抗値に設定される。例えば、抵抗
R361,R362,R363は、(抵抗R361の抵
抗値)>(抵抗R362の抵抗値)>(抵抗R363の
抵抗値)の関係を満足する抵抗値に設定される。
【0030】このように構成される漏電遮断器では、1
00mA,200mA,500mAのいずれかの感度電
流にスイッチ20Dを切り替え、その感度電流に対応す
るテスト電流にスイッチ20Eを切り替えた後、テスト
釦10Cを押操作すれば、抵抗R361,R362,R
363のうち上記感度電流に合った抵抗と接点S1,S
3とを介してテスト巻線161が電源側に接続されるの
で、テスト巻線161に感度電流に合ったテスト電流を
流すことができる。これにより、漏電テストの信頼性を
高める漏電遮断器の設計が可能となる。
00mA,200mA,500mAのいずれかの感度電
流にスイッチ20Dを切り替え、その感度電流に対応す
るテスト電流にスイッチ20Eを切り替えた後、テスト
釦10Cを押操作すれば、抵抗R361,R362,R
363のうち上記感度電流に合った抵抗と接点S1,S
3とを介してテスト巻線161が電源側に接続されるの
で、テスト巻線161に感度電流に合ったテスト電流を
流すことができる。これにより、漏電テストの信頼性を
高める漏電遮断器の設計が可能となる。
【0031】図6は本発明の第4実施形態に係る漏電遮
断器の構成図、図7は図6の漏電遮断器の外観を示す正
面図であり、これらの図を用いて以下に第4実施形態の
説明を行う。
断器の構成図、図7は図6の漏電遮断器の外観を示す正
面図であり、これらの図を用いて以下に第4実施形態の
説明を行う。
【0032】図6に示す漏電遮断器は、第3実施形態と
の相違点として、感度電流切替回路17に代えて感度電
流切替回路27が設けられ、漏電テスト回路36に代え
て漏電テスト回路46が設けられている。つまり、これ
ら感度電流切替回路27および漏電テスト回路46に
は、スイッチ20D,20Eに代えて、互いに連動する
スイッチ20D’,20E’がそれぞれ設けられている
のである。ここで、スイッチ20D’が100mA,2
00mA,500mAのいずれかの感度電流に切り替え
られたとき、スイッチ20E’は、スイッチ20D’に
連動して、抵抗R361,R362,R363のうち、
その感度電流に合ったテスト電流を流す抵抗に切り替わ
る。このため、第4実施形態では、図5に示したスイッ
チ20Eの窓部は閉塞され、テスト電流の表示も削除さ
れて、図7に示すように形成された器体30が使用され
ることになる。
の相違点として、感度電流切替回路17に代えて感度電
流切替回路27が設けられ、漏電テスト回路36に代え
て漏電テスト回路46が設けられている。つまり、これ
ら感度電流切替回路27および漏電テスト回路46に
は、スイッチ20D,20Eに代えて、互いに連動する
スイッチ20D’,20E’がそれぞれ設けられている
のである。ここで、スイッチ20D’が100mA,2
00mA,500mAのいずれかの感度電流に切り替え
られたとき、スイッチ20E’は、スイッチ20D’に
連動して、抵抗R361,R362,R363のうち、
その感度電流に合ったテスト電流を流す抵抗に切り替わ
る。このため、第4実施形態では、図5に示したスイッ
チ20Eの窓部は閉塞され、テスト電流の表示も削除さ
れて、図7に示すように形成された器体30が使用され
ることになる。
【0033】このように構成される漏電遮断器では、1
00mA,200mA,500mAのいずれかの感度電
流にスイッチ20D’を切り替えると、スイッチ20
D’に連動してその感度電流に合ったテスト電流にスイ
ッチ20E’が切り替わる。この後、テスト釦10Cを
押操作すれば、抵抗R361,R362,R363のう
ち上記感度電流に合った抵抗と接点S1,S3とを介し
てテスト巻線161が電源側に接続されるので、テスト
巻線161に感度電流に合ったテスト電流を流すことが
できる。これにより、漏電テストの信頼性を高める漏電
遮断器の設計が可能となるほか、スイッチ20D’にス
イッチ20E’が連動するので、テスト電流を切り替え
る操作を無くすことができる。
00mA,200mA,500mAのいずれかの感度電
流にスイッチ20D’を切り替えると、スイッチ20
D’に連動してその感度電流に合ったテスト電流にスイ
ッチ20E’が切り替わる。この後、テスト釦10Cを
押操作すれば、抵抗R361,R362,R363のう
ち上記感度電流に合った抵抗と接点S1,S3とを介し
てテスト巻線161が電源側に接続されるので、テスト
巻線161に感度電流に合ったテスト電流を流すことが
できる。これにより、漏電テストの信頼性を高める漏電
遮断器の設計が可能となるほか、スイッチ20D’にス
イッチ20E’が連動するので、テスト電流を切り替え
る操作を無くすことができる。
【0034】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、複数の定格電圧に対応する漏電
遮断器であって、入出力用の端子が両側に設けられた器
体と、この器体内に収納されて入出力用の端子間に介設
される複数極の接点と、これら接点を操作に応じて開閉
するとともに各接点に過大電流が流れると各接点を強制
開極する開閉トリップ機構と、各極接点間に感度電流以
上の不平衡電流を検出したときに開閉トリップ機構を介
して各接点を強制開極する漏電検出装置と、テストスイ
ッチを有し、このテストスイッチが器体外部から押操作
されると、各極接点間に感度電流値以上の不平衡電流を
流し、この不平衡電流を漏電検出装置で検出させる漏電
テスト回路とを備え、テストスイッチと直列に、各定格
電圧に応じて抵抗を切替えて各定格電圧で同一の不平衡
電流を流す切替手段を接続したので、漏電テスト回路か
ら流す不平衡電流値が各定格電圧でほぼ等しくなり、各
定格電圧で、その不平衡電流値を漏電検出装置によって
検出される感度電流値に近づけることができ、漏電テス
トの信頼性が向上する。
1記載の発明によれば、複数の定格電圧に対応する漏電
遮断器であって、入出力用の端子が両側に設けられた器
体と、この器体内に収納されて入出力用の端子間に介設
される複数極の接点と、これら接点を操作に応じて開閉
するとともに各接点に過大電流が流れると各接点を強制
開極する開閉トリップ機構と、各極接点間に感度電流以
上の不平衡電流を検出したときに開閉トリップ機構を介
して各接点を強制開極する漏電検出装置と、テストスイ
ッチを有し、このテストスイッチが器体外部から押操作
されると、各極接点間に感度電流値以上の不平衡電流を
流し、この不平衡電流を漏電検出装置で検出させる漏電
テスト回路とを備え、テストスイッチと直列に、各定格
電圧に応じて抵抗を切替えて各定格電圧で同一の不平衡
電流を流す切替手段を接続したので、漏電テスト回路か
ら流す不平衡電流値が各定格電圧でほぼ等しくなり、各
定格電圧で、その不平衡電流値を漏電検出装置によって
検出される感度電流値に近づけることができ、漏電テス
トの信頼性が向上する。
【0035】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の漏電遮断器において、切替手段は器体外部から操作
される定格電圧切替用のスイッチであるので、どの位の
値の不平衡電流を流しているかを容易に認識することが
できる。
載の漏電遮断器において、切替手段は器体外部から操作
される定格電圧切替用のスイッチであるので、どの位の
値の不平衡電流を流しているかを容易に認識することが
できる。
【0036】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の漏電遮断器において、各極接点間の印加電圧を定格
電圧として計測する計測手段を有し、切替手段は計測手
段によって計測された定格電圧に応じて抵抗を切替える
ので、切替手段による抵抗の切替えが計測された定格電
圧に応じて自動的に実行されるから、煩わしい切替操作
を無くすことができる。
載の漏電遮断器において、各極接点間の印加電圧を定格
電圧として計測する計測手段を有し、切替手段は計測手
段によって計測された定格電圧に応じて抵抗を切替える
ので、切替手段による抵抗の切替えが計測された定格電
圧に応じて自動的に実行されるから、煩わしい切替操作
を無くすことができる。
【0037】請求項4記載の発明によれば、請求項3記
載の漏電遮断器において、計測手段は、各極間に跨って
配置されて各極に印加される電圧と各々異なる規準値と
を比較する複数の比較器と、これらの比較器に各々接続
されて各比較器によって各極間の印加電圧が各基準値を
超えると動作するリレーとを有し、切替手段は、各リレ
ーの接点と抵抗との直列回路を並列に接続して構成され
るので、煩わしい切替操作を無くすことができる。
載の漏電遮断器において、計測手段は、各極間に跨って
配置されて各極に印加される電圧と各々異なる規準値と
を比較する複数の比較器と、これらの比較器に各々接続
されて各比較器によって各極間の印加電圧が各基準値を
超えると動作するリレーとを有し、切替手段は、各リレ
ーの接点と抵抗との直列回路を並列に接続して構成され
るので、煩わしい切替操作を無くすことができる。
【0038】請求項5記載の発明によれば、入出力用の
端子が両側に設けられた器体と、この器体内に収納され
て入出力用の端子間に介設される複数極の接点と、これ
ら接点を操作に応じて開閉するとともに各接点に過大電
流が流れると各接点を強制開極する開閉トリップ機構
と、各極接点間に感度電流以上の不平衡電流を検出した
ときに開閉トリップ機構を介して各接点を強制開極する
漏電検出装置と、器体外部からの操作によって漏電検出
装置の感度電流を切替える感度電流切替スイッチと、テ
ストスイッチを有し、このテストスイッチが器体外部か
ら押操作されると、各極接点間に感度電流値以上の不平
衡電流を流し、この不平衡電流を漏電検出装置で検出さ
せる漏電テスト回路とを備え、テストスイッチと直列
に、各感度電流に対応させて抵抗を切替えることによっ
て各感度電流毎にその感度電流に近い値の不平衡電流を
流す切替手段を設け、この切替手段を器体外部から操作
可能に配置したので、感度電流切替スイッチによって切
り替えられた感度電流に合わせて切替手段を切り替える
ことにより、感度電流に近いテスト電流を流すことがで
き、漏電テストの信頼性が向上する。
端子が両側に設けられた器体と、この器体内に収納され
て入出力用の端子間に介設される複数極の接点と、これ
ら接点を操作に応じて開閉するとともに各接点に過大電
流が流れると各接点を強制開極する開閉トリップ機構
と、各極接点間に感度電流以上の不平衡電流を検出した
ときに開閉トリップ機構を介して各接点を強制開極する
漏電検出装置と、器体外部からの操作によって漏電検出
装置の感度電流を切替える感度電流切替スイッチと、テ
ストスイッチを有し、このテストスイッチが器体外部か
ら押操作されると、各極接点間に感度電流値以上の不平
衡電流を流し、この不平衡電流を漏電検出装置で検出さ
せる漏電テスト回路とを備え、テストスイッチと直列
に、各感度電流に対応させて抵抗を切替えることによっ
て各感度電流毎にその感度電流に近い値の不平衡電流を
流す切替手段を設け、この切替手段を器体外部から操作
可能に配置したので、感度電流切替スイッチによって切
り替えられた感度電流に合わせて切替手段を切り替える
ことにより、感度電流に近いテスト電流を流すことがで
き、漏電テストの信頼性が向上する。
【0039】請求項6記載の発明によれば、入出力用の
端子が両側に設けられた器体と、この器体内に収納され
て入出力用の端子間に介設される複数極の接点と、これ
ら接点を操作に応じて開閉するとともに各接点に過大電
流が流れると各接点を強制開極する開閉トリップ機構
と、各極接点間に感度電流以上の不平衡電流を検出した
ときに開閉トリップ機構を介して各接点を強制開極する
漏電検出装置と、器体外部からの操作によって漏電検出
装置の感度電流を切替える感度電流切替スイッチと、テ
ストスイッチを有し、このテストスイッチが器体外部か
ら押操作されると、各極接点間に感度電流値以上の不平
衡電流を流し、この不平衡電流を漏電検出装置で検出さ
せる漏電テスト回路とを備え、テストスイッチと直列
に、感度電流切替スイッチに連動して感度電流に応じて
抵抗を切替えて各感度電流毎にその感度電流に近い値の
不平衡電流を流す切替手段を設けたので、感度電流に近
いテスト電流を流すことができ、漏電テストの信頼性が
向上するほか、切替手段が感度電流切替スイッチに連動
するので、設定が容易となる。
端子が両側に設けられた器体と、この器体内に収納され
て入出力用の端子間に介設される複数極の接点と、これ
ら接点を操作に応じて開閉するとともに各接点に過大電
流が流れると各接点を強制開極する開閉トリップ機構
と、各極接点間に感度電流以上の不平衡電流を検出した
ときに開閉トリップ機構を介して各接点を強制開極する
漏電検出装置と、器体外部からの操作によって漏電検出
装置の感度電流を切替える感度電流切替スイッチと、テ
ストスイッチを有し、このテストスイッチが器体外部か
ら押操作されると、各極接点間に感度電流値以上の不平
衡電流を流し、この不平衡電流を漏電検出装置で検出さ
せる漏電テスト回路とを備え、テストスイッチと直列
に、感度電流切替スイッチに連動して感度電流に応じて
抵抗を切替えて各感度電流毎にその感度電流に近い値の
不平衡電流を流す切替手段を設けたので、感度電流に近
いテスト電流を流すことができ、漏電テストの信頼性が
向上するほか、切替手段が感度電流切替スイッチに連動
するので、設定が容易となる。
【図1】本発明の第1実施形態に係る漏電遮断器の構成
図である。
図である。
【図2】図1の漏電遮断器の外観を示す正面図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係る漏電遮断器の構成
図である。
図である。
【図4】本発明の第3実施形態に係る漏電遮断器の構成
図である。
図である。
【図5】図4の漏電遮断器の外観を示す正面図である。
【図6】本発明の第4実施形態に係る漏電遮断器の構成
図である。
図である。
【図7】図6の漏電遮断器の外観を示す正面図である。
10,20 器体 11 零相変流器 12 整流回路 13 平滑回路 14 開閉トリップ機構 15 漏電検出回路 16,26,36,46 漏電テスト回路 17,27 感度電流切替回路 S1,S2,S3 接点
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の定格電圧に対応する漏電遮断器で
あって、入出力用の端子が両側に設けられた器体と、こ
の器体内に収納されて入出力用の端子間に介設される複
数極の接点と、これら接点を操作に応じて開閉するとと
もに各接点に過大電流が流れると各接点を強制開極する
開閉トリップ機構と、各極接点間に感度電流以上の不平
衡電流を検出したときに開閉トリップ機構を介して各接
点を強制開極する漏電検出装置と、テストスイッチを有
し、このテストスイッチが器体外部から押操作される
と、各極接点間に感度電流値以上の不平衡電流を流し、
この不平衡電流を漏電検出装置で検出させる漏電テスト
回路とを備え、テストスイッチと直列に、各定格電圧に
応じて抵抗を切替えて各定格電圧で同一の不平衡電流を
流す切替手段を接続したことを特徴とする漏電遮断器。 - 【請求項2】 切替手段は器体外部から操作される定格
電圧切替用のスイッチであることを特徴とする請求項1
記載の漏電遮断器。 - 【請求項3】 各極接点間の印加電圧を定格電圧として
計測する計測手段を有し、切替手段は計測手段によって
計測された定格電圧に応じて抵抗を切替えることを特徴
とする請求項1記載の漏電遮断器。 - 【請求項4】 計測手段は、各極間に跨って配置されて
各極に印加される電圧と各々異なる規準値とを比較する
複数の比較器と、これらの比較器に各々接続されて各比
較器によって各極間の印加電圧が各基準値を超えると動
作するリレーとを有し、切替手段は、各リレーの接点と
抵抗との直列回路を並列に接続して構成されることを特
徴とする請求項3記載の漏電遮断器。 - 【請求項5】 入出力用の端子が両側に設けられた器体
と、この器体内に収納されて入出力用の端子間に介設さ
れる複数極の接点と、これら接点を操作に応じて開閉す
るとともに各接点に過大電流が流れると各接点を強制開
極する開閉トリップ機構と、各極接点間に感度電流以上
の不平衡電流を検出したときに開閉トリップ機構を介し
て各接点を強制開極する漏電検出装置と、器体外部から
の操作によって漏電検出装置の感度電流を切替える感度
電流切替スイッチと、テストスイッチを有し、このテス
トスイッチが器体外部から押操作されると、各極接点間
に感度電流値以上の不平衡電流を流し、この不平衡電流
を漏電検出装置で検出させる漏電テスト回路とを備え、
テストスイッチと直列に、各感度電流に対応させて抵抗
を切替えることによって各感度電流毎にその感度電流に
近い値の不平衡電流を流す切替手段を設け、この切替手
段を器体外部から操作可能に配置したことを特徴とする
漏電遮断器。 - 【請求項6】 入出力用の端子が両側に設けられた器体
と、この器体内に収納されて入出力用の端子間に介設さ
れる複数極の接点と、これら接点を操作に応じて開閉す
るとともに各接点に過大電流が流れると各接点を強制開
極する開閉トリップ機構と、各極接点間に感度電流以上
の不平衡電流を検出したときに開閉トリップ機構を介し
て各接点を強制開極する漏電検出装置と、器体外部から
の操作によって漏電検出装置の感度電流を切替える感度
電流切替スイッチと、テストスイッチを有し、このテス
トスイッチが器体外部から押操作されると、各極接点間
に感度電流値以上の不平衡電流を流し、この不平衡電流
を漏電検出装置で検出させる漏電テスト回路とを備え、
テストスイッチと直列に、感度電流切替スイッチに連動
して感度電流に応じて抵抗を切替えて各感度電流毎にそ
の感度電流に近い値の不平衡電流を流す切替手段を設け
たことを特徴とする漏電遮断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000256986A JP2002078187A (ja) | 2000-08-28 | 2000-08-28 | 漏電遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000256986A JP2002078187A (ja) | 2000-08-28 | 2000-08-28 | 漏電遮断器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2002078187A true JP2002078187A (ja) | 2002-03-15 |
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ID=18745518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2002078187A (ja) |
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- 2000-08-28 JP JP2000256986A patent/JP2002078187A/ja active Pending
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