JP2002077992A - 基地局および基地局を含むシステムおよび通信システム中のワイヤレスデバイスへ情報を送信する方法 - Google Patents
基地局および基地局を含むシステムおよび通信システム中のワイヤレスデバイスへ情報を送信する方法Info
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- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 第三世代通信システムの個々のユーザのデー
タレートを実質的に増大させること。 【解決手段】 本発明の通信システムは、隣接基地局負
荷情報を使用する第１の基地局を有し、第１の基地局の
カバレージエリア内の移動体デバイスへの送信を適応的
にスケジュールする。情報を移動体デバイスに送信する
前に、第１の基地局は、移動体デバイスへ最大の干渉妨
害を引き起こす隣接基地局が、負荷しきい値より低い負
荷を有するかどうか（即ち、隣接基地局が、軽負荷であ
るかどうか）を決定する。第１の基地局が、隣接基地局
は軽負荷であると決定した場合、隣接基地局は、その時
点で移動体デバイスへほとんど干渉妨害を与えておら
ず、第１の基地局は、高い優先順位で、移動体デバイス
へ送信することになる。第１の基地局が、隣接基地局は
軽負荷でないと決定した場合、隣接基地局は、十分に大
きい干渉妨害を移動体デバイスに与えており、移動体デ
バイスへの送信は、低い優先順位を有することになる。
タレートを実質的に増大させること。 【解決手段】 本発明の通信システムは、隣接基地局負
荷情報を使用する第１の基地局を有し、第１の基地局の
カバレージエリア内の移動体デバイスへの送信を適応的
にスケジュールする。情報を移動体デバイスに送信する
前に、第１の基地局は、移動体デバイスへ最大の干渉妨
害を引き起こす隣接基地局が、負荷しきい値より低い負
荷を有するかどうか（即ち、隣接基地局が、軽負荷であ
るかどうか）を決定する。第１の基地局が、隣接基地局
は軽負荷であると決定した場合、隣接基地局は、その時
点で移動体デバイスへほとんど干渉妨害を与えておら
ず、第１の基地局は、高い優先順位で、移動体デバイス
へ送信することになる。第１の基地局が、隣接基地局は
軽負荷でないと決定した場合、隣接基地局は、十分に大
きい干渉妨害を移動体デバイスに与えており、移動体デ
バイスへの送信は、低い優先順位を有することになる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信の技術分野に
係り、特に、ワイヤレス通信システムにおいて、隣接基
地局の負荷情報を使用する適応形データスケジューリン
グに関する。
係り、特に、ワイヤレス通信システムにおいて、隣接基
地局の負荷情報を使用する適応形データスケジューリン
グに関する。
【０００２】
【従来の技術】図１は、例示的な多元接続通信システム
１０の一部を示す。システム１０は、複数のセル１，
２，３，４，５，６，７（ここでは、集合的にセルと呼
ぶ）を含む。これらのセルは、システム１０によりサー
ビスされる地理的カバレージエリアの一部を表す。図１
において、各セルは、模式的に六角形で示されている
が、実際には、各セルは、通常システム１０によりサー
ビスされる地形のトポロジーにより不規則形状を有す
る。
１０の一部を示す。システム１０は、複数のセル１，
２，３，４，５，６，７（ここでは、集合的にセルと呼
ぶ）を含む。これらのセルは、システム１０によりサー
ビスされる地理的カバレージエリアの一部を表す。図１
において、各セルは、模式的に六角形で示されている
が、実際には、各セルは、通常システム１０によりサー
ビスされる地形のトポロジーにより不規則形状を有す
る。
【０００３】各セル１，２，３，４，５，６，７内に
は、移動体交換センタ（ＭＳＣ）を通して公衆交換電話
網（ＰＳＴＮ）に典型的に接続されたそれぞれ、基地局
２２ａ，２２ｂ，２２ｃ，２２ｄ，２２ｅ，２２ｆ，２
２ｇ（ここでは、集合的に基地局２２と呼ぶ）がある
（便宜のため、ＰＳＴＮおよびＭＳＣは図示されていな
い）。各セル１，２，３，４，５，６，７は、それぞ
れ、３個のセクタ１a，１b，１cないし７a，７b，７cを
有しており、これらは、典型的に、周波数再利用パター
ンを具現化する通信システム中にある。即ち、例示的な
システム１０は、１／３周波数再利用(reuse)パターン
を有する（即ち、この技術分野において、知られている
ように、システム１０は、特定の周波数を、３個のセル
に割り当てることができる。
は、移動体交換センタ（ＭＳＣ）を通して公衆交換電話
網（ＰＳＴＮ）に典型的に接続されたそれぞれ、基地局
２２ａ，２２ｂ，２２ｃ，２２ｄ，２２ｅ，２２ｆ，２
２ｇ（ここでは、集合的に基地局２２と呼ぶ）がある
（便宜のため、ＰＳＴＮおよびＭＳＣは図示されていな
い）。各セル１，２，３，４，５，６，７は、それぞ
れ、３個のセクタ１a，１b，１cないし７a，７b，７cを
有しており、これらは、典型的に、周波数再利用パター
ンを具現化する通信システム中にある。即ち、例示的な
システム１０は、１／３周波数再利用(reuse)パターン
を有する（即ち、この技術分野において、知られている
ように、システム１０は、特定の周波数を、３個のセル
に割り当てることができる。
【０００４】動作において、基地局２２は、デジタルデ
ータを送受信することを望むセル２０内のワイヤレスま
たは移動体デバイス、例えば移動体デバイスＭとのワイ
ヤレス通信リンクを確立する。移動体デバイスと基地局
との間のワイヤレスリンクは、移動体デバイスから基地
局へ情報を送信するためのアップリンク、および基地局
により受信された情報を移動体デバイスに送信するため
のダウンリンクを含む。時々、ダウンリンクは、順方向
リンクと呼ばれる。
ータを送受信することを望むセル２０内のワイヤレスま
たは移動体デバイス、例えば移動体デバイスＭとのワイ
ヤレス通信リンクを確立する。移動体デバイスと基地局
との間のワイヤレスリンクは、移動体デバイスから基地
局へ情報を送信するためのアップリンク、および基地局
により受信された情報を移動体デバイスに送信するため
のダウンリンクを含む。時々、ダウンリンクは、順方向
リンクと呼ばれる。
【０００５】多元接続技法は、利用可能な帯域幅が制限
されているセル内で様々な移動体デバイスのための通信
を制御する。一例の多元接続技法は、ＴＤＭＡ（時間分
割多元接続）を含む。ＴＤＭＡシステムにおいて、周波
数チャネルは、複数のタイムスロットに分割される。い
くつかのタイムスロットが、制御目的のために使用さ
れ、他のスロットが情報転送のために使用される。典型
的に、単一の周波数チャネルが、複数のユーザに適合で
きるように、複数のユーザに、１つの周波数チャネル中
のそれぞれのスロットが与えられる。
されているセル内で様々な移動体デバイスのための通信
を制御する。一例の多元接続技法は、ＴＤＭＡ（時間分
割多元接続）を含む。ＴＤＭＡシステムにおいて、周波
数チャネルは、複数のタイムスロットに分割される。い
くつかのタイムスロットが、制御目的のために使用さ
れ、他のスロットが情報転送のために使用される。典型
的に、単一の周波数チャネルが、複数のユーザに適合で
きるように、複数のユーザに、１つの周波数チャネル中
のそれぞれのスロットが与えられる。
【０００６】多数の第三世代システムが、ＴＤＭＡ Ｉ
Ｓ−１３６およびＧＳＭ（Global System for Communic
ation）システムのような現在のワイヤレス通信技術か
ら発展しつつある。これらの第三世代システムは、音声
情報および非音声データをそれらのユーザの移動体デバ
イスに送信する。これらの第三世代ＴＤＭＡシステムの
例は、ＧＰＲＳ（general packet radio service）およ
びＥＧＰＲＳ（enhanced GPRS）を含む。
Ｓ−１３６およびＧＳＭ（Global System for Communic
ation）システムのような現在のワイヤレス通信技術か
ら発展しつつある。これらの第三世代システムは、音声
情報および非音声データをそれらのユーザの移動体デバ
イスに送信する。これらの第三世代ＴＤＭＡシステムの
例は、ＧＰＲＳ（general packet radio service）およ
びＥＧＰＲＳ（enhanced GPRS）を含む。
【０００７】これらの第三世代システムの目標は、イン
ターネットへ情報を送信しかつインターネットから情報
を受信することを移動体デバイスに可能にすることであ
る。そして、ＦＴＰ（file transfer protocol）、ウェ
ブブラウジング、チャット、電子メール（e-mail）、te
lnet等のようなインターネットを介して現在利用可能な
サービスが、第三世代ＴＤＭＡシステムの一部である移
動体デバイスに対して利用可能となるであろう。
ターネットへ情報を送信しかつインターネットから情報
を受信することを移動体デバイスに可能にすることであ
る。そして、ＦＴＰ（file transfer protocol）、ウェ
ブブラウジング、チャット、電子メール（e-mail）、te
lnet等のようなインターネットを介して現在利用可能な
サービスが、第三世代ＴＤＭＡシステムの一部である移
動体デバイスに対して利用可能となるであろう。
【０００８】第二世代ＴＤＭＡシステムにおいて、基地
局送信電力は、通常固定である。そして、セルのほとん
どのエリアにおいて要求される最小しきい値を、ダウン
リンク送信のキャリア信号対干渉妨害比（Ｃ／Ｉ）が満
たすために、移動体あたりに割当てられる電力は大きく
なければならない。大電力割当てで、ダウンリンク送信
のＣ／Ｉは、ほとんどのセルにおいて最小しきい値を超
えることになる。
局送信電力は、通常固定である。そして、セルのほとん
どのエリアにおいて要求される最小しきい値を、ダウン
リンク送信のキャリア信号対干渉妨害比（Ｃ／Ｉ）が満
たすために、移動体あたりに割当てられる電力は大きく
なければならない。大電力割当てで、ダウンリンク送信
のＣ／Ｉは、ほとんどのセルにおいて最小しきい値を超
えることになる。
【０００９】第三世代ＴＤＭＡシステムのいくつかは、
１／３周波数再利用パターンを有する“コンパクトＥＤ
ＧＥ（enhanced data rates for GSM evolution）”
（図１を参照）および４／１２周波数再利用パターンを
有するＥＧＰＲＳのような非常に高い周波数再利用を有
することになっている。高い周波数再利用の場合、これ
らのシステムの伝送データレートは、移動体当たりの割
当て電力が固定であり、従って大きい場合に特に、干渉
妨害により制限されることになる。この他のセクタから
の干渉妨害は、ユーザに対する低データレートおよび低
いシステム全体のスループットとなり得る。
１／３周波数再利用パターンを有する“コンパクトＥＤ
ＧＥ（enhanced data rates for GSM evolution）”
（図１を参照）および４／１２周波数再利用パターンを
有するＥＧＰＲＳのような非常に高い周波数再利用を有
することになっている。高い周波数再利用の場合、これ
らのシステムの伝送データレートは、移動体当たりの割
当て電力が固定であり、従って大きい場合に特に、干渉
妨害により制限されることになる。この他のセクタから
の干渉妨害は、ユーザに対する低データレートおよび低
いシステム全体のスループットとなり得る。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】したがって、第三世代
通信システムの個々のユーザのデータレートを実質的に
増大させる必要性が存在する。また、第三世代通信シス
テムの全体的スループットを増大させる必要性がある。
通信システムの個々のユーザのデータレートを実質的に
増大させる必要性が存在する。また、第三世代通信シス
テムの全体的スループットを増大させる必要性がある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明は、第三世代通信
システムにおけるユーザのデータレートを実質的に増大
させるメカニズムを提供する。また、本発明は、第三世
代通信システムのスループットを増大させるためのメカ
ニズムを提供する。
システムにおけるユーザのデータレートを実質的に増大
させるメカニズムを提供する。また、本発明は、第三世
代通信システムのスループットを増大させるためのメカ
ニズムを提供する。
【００１２】上記および他の特徴および本発明の利点
は、基地局のカバレッジエリア内の移動体デバイスへの
送信を、適応的にスケジュールするために、隣接する基
地局の負荷情報を利用する第１の基地局を有する通信シ
ステムにより達成される。情報移動体デバイスに送信す
る前に、第１の基地局は、その移動体デバイスへ最も大
きい干渉妨害を生じる隣接基地局が、負荷しきい値より
低い負荷を有するかどうか（即ち、隣接基地局が軽負荷
であるかどうか）を決定する。
は、基地局のカバレッジエリア内の移動体デバイスへの
送信を、適応的にスケジュールするために、隣接する基
地局の負荷情報を利用する第１の基地局を有する通信シ
ステムにより達成される。情報移動体デバイスに送信す
る前に、第１の基地局は、その移動体デバイスへ最も大
きい干渉妨害を生じる隣接基地局が、負荷しきい値より
低い負荷を有するかどうか（即ち、隣接基地局が軽負荷
であるかどうか）を決定する。
【００１３】第１の基地局が、隣接基地局は、軽負荷で
あると決定する場合、隣接基地局は、その時点で移動体
デバイスに干渉妨害をほとんど提供せず、第１の基地局
は、この場合、より高いデータレートが使用され得るの
で、高い優先順位で移動体デバイスへ送信すべきであ
る。第１の基地局が、隣接基地局は、軽負荷でないと決
定する場合、隣接基地局は、移動体デバイスに十分な干
渉妨害を生じさせており、移動体デバイスへの即時の送
信は、データが小さいために、低い優先順位を与えられ
るべきである。したがって、第１の基地局は、送信が高
いデータレートでなされ得る時点で送信をスケジュール
し、移動体デバイスに対するデータレートおよびシステ
ムの全体的スループットを増大させる。
あると決定する場合、隣接基地局は、その時点で移動体
デバイスに干渉妨害をほとんど提供せず、第１の基地局
は、この場合、より高いデータレートが使用され得るの
で、高い優先順位で移動体デバイスへ送信すべきであ
る。第１の基地局が、隣接基地局は、軽負荷でないと決
定する場合、隣接基地局は、移動体デバイスに十分な干
渉妨害を生じさせており、移動体デバイスへの即時の送
信は、データが小さいために、低い優先順位を与えられ
るべきである。したがって、第１の基地局は、送信が高
いデータレートでなされ得る時点で送信をスケジュール
し、移動体デバイスに対するデータレートおよびシステ
ムの全体的スループットを増大させる。
【００１４】
【発明の実施の形態】本発明は、第三世代ＴＤＭＡシス
テムのようなワイヤレス通信システムにおいて使用する
ために適している。上記したように、第三世代ＴＤＭＡ
システムの一例は、ＧＰＲＳシステムを含み、したがっ
て、本発明は、ＧＰＲＳにおける使用に適している。し
かし、本発明は、いかなるタイプの通信システム（例え
ば、符号分割多元接続（ＣＤＭＡ）、ＧＳＭ等）にも適
しており、ワイヤレスまたは移動体デバイスが、それが
位置するセルの外側の基地局からの干渉妨害を受けるよ
うなシステムに特に適していることは、明らかである。
移動体デバイスのセルの外側に位置する基地局は、ここ
では、「隣接する基地局」と呼ばれる。「移動体デバイ
ス」の用語は、ここでは、基地局によりサービスされ得
るいかなるワイヤレス通信デバイスまたは端末に対して
も使用される。
テムのようなワイヤレス通信システムにおいて使用する
ために適している。上記したように、第三世代ＴＤＭＡ
システムの一例は、ＧＰＲＳシステムを含み、したがっ
て、本発明は、ＧＰＲＳにおける使用に適している。し
かし、本発明は、いかなるタイプの通信システム（例え
ば、符号分割多元接続（ＣＤＭＡ）、ＧＳＭ等）にも適
しており、ワイヤレスまたは移動体デバイスが、それが
位置するセルの外側の基地局からの干渉妨害を受けるよ
うなシステムに特に適していることは、明らかである。
移動体デバイスのセルの外側に位置する基地局は、ここ
では、「隣接する基地局」と呼ばれる。「移動体デバイ
ス」の用語は、ここでは、基地局によりサービスされ得
るいかなるワイヤレス通信デバイスまたは端末に対して
も使用される。
【００１５】「干渉妨害隣接基地局」の用語は、ここで
は、特定の移動体デバイスに対して、他の隣接する基地
局からの干渉妨害に関連して、最も大きい干渉妨害を提
供する隣接する基地局を指すものとして使用される。
「軽負荷」の用語は、ここでは、干渉妨害隣接基地局
が、負荷しきい値より小さい負荷を有し、移動体デバイ
スに大きな干渉妨害を与えない状況を表すために、使用
される。セルが、複数のセクタに分割されている場合ま
たは周波数再利用パターンがシステムにより使用されて
いる場合、同じ基地局が、１つのセル中の全てのセクタ
に送信することになることは明らかであろう。
は、特定の移動体デバイスに対して、他の隣接する基地
局からの干渉妨害に関連して、最も大きい干渉妨害を提
供する隣接する基地局を指すものとして使用される。
「軽負荷」の用語は、ここでは、干渉妨害隣接基地局
が、負荷しきい値より小さい負荷を有し、移動体デバイ
スに大きな干渉妨害を与えない状況を表すために、使用
される。セルが、複数のセクタに分割されている場合ま
たは周波数再利用パターンがシステムにより使用されて
いる場合、同じ基地局が、１つのセル中の全てのセクタ
に送信することになることは明らかであろう。
【００１６】そして、同じ基地局が１つのセクタ中で軽
負荷であり、別のセクタ中で実質的に負荷されているこ
とが可能である。また、同じ基地局が、１つのセクタ中
の移動体デバイスと干渉するが、別のセクタ中の移動体
デバイスと干渉しない可能性がある。「干渉妨害セク
タ」の用語は、ここでは、その中で、移動体デバイス
が、干渉妨害隣接基地局または同じセルの他のセクタか
ら実質的な干渉妨害を受けるセクタを指すものとして使
用される。「サービシング基地局」の用語は、移動体デ
バイスへサービスを提供している基地局（即ち、移動体
デバイスがその中に位置しているセル内にサービスを提
供している基地局）を指すものとして使用される。
負荷であり、別のセクタ中で実質的に負荷されているこ
とが可能である。また、同じ基地局が、１つのセクタ中
の移動体デバイスと干渉するが、別のセクタ中の移動体
デバイスと干渉しない可能性がある。「干渉妨害セク
タ」の用語は、ここでは、その中で、移動体デバイス
が、干渉妨害隣接基地局または同じセルの他のセクタか
ら実質的な干渉妨害を受けるセクタを指すものとして使
用される。「サービシング基地局」の用語は、移動体デ
バイスへサービスを提供している基地局（即ち、移動体
デバイスがその中に位置しているセル内にサービスを提
供している基地局）を指すものとして使用される。
【００１７】以下の詳細な説明から明らかとなるよう
に、本発明のサービシング基地局は、各移動体に対して
固定送信電力を使用するワイヤレス通信システム（以
下、「固定電力システム」と呼ぶ）に含まれる場合、サ
ービシング基地局は、移動体の干渉妨害隣接基地局から
の負荷情報を使用して、より高いデータレートが得られ
うる時点での移動体への送信を適応的にスケジュールす
る。そして、より小さな干渉妨害およびよりよいＣ／Ｉ
の場合に、より高いデータレート送信が行われ得る。干
渉妨害隣接基地局は、１つのセクタにおいて干渉妨害す
るだけである可能性があり、基地局が軽負荷であるかど
うかの決定は、干渉妨害セクタ内のダウンリンク電力の
みに基づいてなされ得ることに留意しなければならな
い。
に、本発明のサービシング基地局は、各移動体に対して
固定送信電力を使用するワイヤレス通信システム（以
下、「固定電力システム」と呼ぶ）に含まれる場合、サ
ービシング基地局は、移動体の干渉妨害隣接基地局から
の負荷情報を使用して、より高いデータレートが得られ
うる時点での移動体への送信を適応的にスケジュールす
る。そして、より小さな干渉妨害およびよりよいＣ／Ｉ
の場合に、より高いデータレート送信が行われ得る。干
渉妨害隣接基地局は、１つのセクタにおいて干渉妨害す
るだけである可能性があり、基地局が軽負荷であるかど
うかの決定は、干渉妨害セクタ内のダウンリンク電力の
みに基づいてなされ得ることに留意しなければならな
い。
【００１８】図４を参照して以下に説明されるように、
本発明のサービシング基地局が、電力制御を実行するシ
ステム（以下、「電力制御システム」と呼ぶ）において
使用される場合、サービシング基地局は、干渉妨害隣接
基地局からの負荷情報を使用して、低電力送信がなされ
得る時点での移動体への送信を適応的にスケジュールす
ることになる。干渉妨害隣接基地局は、１つのセクタに
おいてのみ干渉妨害する可能性があり、基地局が軽負荷
であるかどうかの決定は、干渉妨害セクタ内のダウンリ
ンク電力のみに基づいてなされることに留意しなければ
ならない。
本発明のサービシング基地局が、電力制御を実行するシ
ステム（以下、「電力制御システム」と呼ぶ）において
使用される場合、サービシング基地局は、干渉妨害隣接
基地局からの負荷情報を使用して、低電力送信がなされ
得る時点での移動体への送信を適応的にスケジュールす
ることになる。干渉妨害隣接基地局は、１つのセクタに
おいてのみ干渉妨害する可能性があり、基地局が軽負荷
であるかどうかの決定は、干渉妨害セクタ内のダウンリ
ンク電力のみに基づいてなされることに留意しなければ
ならない。
【００１９】そして、固定電力システムにおいて、本発
明の基地局は、高いデータレートが得られ得る時点での
送信をスケジュールする。電力制御システムにおいて、
本発明は、低電力送信がなされ得るときに送信をスケジ
ュールし、その移動体デバイスをより低い電力でサービ
スし、これは、その隣への干渉妨害を低減する。何れの
システムにおいても、本発明の基地局は、システムの全
体的スループットを増大させる。
明の基地局は、高いデータレートが得られ得る時点での
送信をスケジュールする。電力制御システムにおいて、
本発明は、低電力送信がなされ得るときに送信をスケジ
ュールし、その移動体デバイスをより低い電力でサービ
スし、これは、その隣への干渉妨害を低減する。何れの
システムにおいても、本発明の基地局は、システムの全
体的スループットを増大させる。
【００２０】本発明は、各セルの順方向リンク送信電力
の統計上の変動を利用する。基地局の送信電力は、それ
がサービスする移動体デバイスの数と共に変動する。ま
た、高データレートの期間の後に非アクティブな期間が
来るように、インターネットトラフィックは、しばしば
バースト性を示すので、基地局の送信電力は、それがサ
ービスするより少ない移動体デバイスがデータを受信す
るときに、より低くなる可能性がある。他の時点におい
て、例えば、基地局が、その全てが同時にデータを受信
する多数のアクティブな移動体デバイスを有する場合、
基地局はほぼその最大電力で送信することになる。
の統計上の変動を利用する。基地局の送信電力は、それ
がサービスする移動体デバイスの数と共に変動する。ま
た、高データレートの期間の後に非アクティブな期間が
来るように、インターネットトラフィックは、しばしば
バースト性を示すので、基地局の送信電力は、それがサ
ービスするより少ない移動体デバイスがデータを受信す
るときに、より低くなる可能性がある。他の時点におい
て、例えば、基地局が、その全てが同時にデータを受信
する多数のアクティブな移動体デバイスを有する場合、
基地局はほぼその最大電力で送信することになる。
【００２１】図２は、本発明に従って構成された基地局
２２を示す。基地局２２は、通常のように接続されたコ
ントローラ３０、アンテナ３４および無線モジュール３
２を含む。無線モジュール３２は、複数の無線送受信機
３２ａ，３２ｂ，…３２ｘを含む。コントローラ３０
は、メモリデバイスに結合されたプログラムされたマイ
クロプロセッサを含むことができ、またはそれは、特定
用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）であり得る。
２２を示す。基地局２２は、通常のように接続されたコ
ントローラ３０、アンテナ３４および無線モジュール３
２を含む。無線モジュール３２は、複数の無線送受信機
３２ａ，３２ｂ，…３２ｘを含む。コントローラ３０
は、メモリデバイスに結合されたプログラムされたマイ
クロプロセッサを含むことができ、またはそれは、特定
用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）であり得る。
【００２２】本発明の方法が、ソフトウェアにおいて実
行され得るように、コントローラがプログラムされたプ
ロセッサおよびメモリを含むことが望ましい。コントロ
ーラ３０は、無線モジュール３２に結合されており、Ｍ
ＳＣと通信する。コントローラ３０は、これに限定され
ないが、呼び処理および電力制御機能（システムが電力
制御を使用する場合）を含む基地局２２の動作を制御
し、かつ調整する一方で、ＭＳＣと通信する。いくつか
の追加的なソフトウェアを提供して、コントローラ３０
は、本発明の方法１００（図３）、２００（図４）を実
行することになる。
行され得るように、コントローラがプログラムされたプ
ロセッサおよびメモリを含むことが望ましい。コントロ
ーラ３０は、無線モジュール３２に結合されており、Ｍ
ＳＣと通信する。コントローラ３０は、これに限定され
ないが、呼び処理および電力制御機能（システムが電力
制御を使用する場合）を含む基地局２２の動作を制御
し、かつ調整する一方で、ＭＳＣと通信する。いくつか
の追加的なソフトウェアを提供して、コントローラ３０
は、本発明の方法１００（図３）、２００（図４）を実
行することになる。
【００２３】以下の例は、本発明の基地局の動作を例示
するために使用されることになる。図１において、シス
テム１０は、１／３周波数再利用パターンを利用し、移
動体デバイスＭは、セル１のセクタ１b内に位置してい
る。この例において、基地局２２Ａによりサービスされ
ることになる移動体デバイスＭは、セル１がセル２およ
び７に接する頂点近くにある。この例において、移動体
デバイスＭが受ける干渉妨害のほとんどは、セクタ２c
および３aをサービスする基地局からのものであること
が仮定されている。
するために使用されることになる。図１において、シス
テム１０は、１／３周波数再利用パターンを利用し、移
動体デバイスＭは、セル１のセクタ１b内に位置してい
る。この例において、基地局２２Ａによりサービスされ
ることになる移動体デバイスＭは、セル１がセル２およ
び７に接する頂点近くにある。この例において、移動体
デバイスＭが受ける干渉妨害のほとんどは、セクタ２c
および３aをサービスする基地局からのものであること
が仮定されている。
【００２４】システム１０内のセクタ７cまたは他のセ
クタをサービスする基地局からの干渉妨害もあり得る
が、この例に対しては、移動体デバイスＭが受ける干渉
妨害のほとんどが、セクタ２cおよび３aをサービスする
基地局からのものとなることが仮定されている。移動体
デバイスＭへのほとんどの干渉妨害を提供する基地局の
決定は、各隣接基地局（および各セクタ）から移動体デ
バイスＭにおいて受ける干渉妨害を測定することによ
り、または、これに限られないが、地理的または算術的
評価およびシミュレーションを含むいずれか他の方法に
より、システムセットアップ、校正、またはいずれか他
の適切なときに実行され得る。
クタをサービスする基地局からの干渉妨害もあり得る
が、この例に対しては、移動体デバイスＭが受ける干渉
妨害のほとんどが、セクタ２cおよび３aをサービスする
基地局からのものとなることが仮定されている。移動体
デバイスＭへのほとんどの干渉妨害を提供する基地局の
決定は、各隣接基地局（および各セクタ）から移動体デ
バイスＭにおいて受ける干渉妨害を測定することによ
り、または、これに限られないが、地理的または算術的
評価およびシミュレーションを含むいずれか他の方法に
より、システムセットアップ、校正、またはいずれか他
の適切なときに実行され得る。
【００２５】しかし、どの基地局が移動体デバイスＭへ
干渉妨害を提供するか、およびどの基地局がほとんどの
干渉妨害を提供するかの決定のために使用されるメカニ
ズムが何であるかは問題ではない。そして、干渉妨害セ
クタは、２cおよび３aであり、これは、移動体デバイス
Ｍが受ける干渉妨害のほとんどが、基地局２２ｂおよび
２２ｃから（それらのダウンリンク送信から２cおよび
３aへ）となることを意味する。
干渉妨害を提供するか、およびどの基地局がほとんどの
干渉妨害を提供するかの決定のために使用されるメカニ
ズムが何であるかは問題ではない。そして、干渉妨害セ
クタは、２cおよび３aであり、これは、移動体デバイス
Ｍが受ける干渉妨害のほとんどが、基地局２２ｂおよび
２２ｃから（それらのダウンリンク送信から２cおよび
３aへ）となることを意味する。
【００２６】この例において、サービング基地局は、基
地局２２ａであり、干渉妨害基地局は、基地局２２ｂお
よび２２ｃとなる。この例におけるシステムは、固定電
力システムであり、干渉妨害隣接基地局２２ｂ、２２ｃ
が、セクタ２cおよび３aに関して軽負荷であり、移動体
デバイスＭへの送信が、より高いデータレートでなされ
得るようになっている場合、サービング基地局２２ａが
移動体デバイスＭへ送信することが望ましい。
地局２２ａであり、干渉妨害基地局は、基地局２２ｂお
よび２２ｃとなる。この例におけるシステムは、固定電
力システムであり、干渉妨害隣接基地局２２ｂ、２２ｃ
が、セクタ２cおよび３aに関して軽負荷であり、移動体
デバイスＭへの送信が、より高いデータレートでなされ
得るようになっている場合、サービング基地局２２ａが
移動体デバイスＭへ送信することが望ましい。
【００２７】図１および３において、隣接基地局負荷情
報を使用して適応形データスケジューリングを実行する
ための第１の例示的な方法１００が説明される。上述し
たように、方法１００がソフトウェアにおいて具現化さ
れ、図２に示された基地局２２により実行されることが
望ましい。しかし、方法１００は、ＡＳＩＣのようなハ
ードウェア、またはハードウェアとソフトウェアとの組
合せにおいて具現化され得る。方法１００がシステム１
０中のどの基地局２２においても実行されることが望ま
しい。
報を使用して適応形データスケジューリングを実行する
ための第１の例示的な方法１００が説明される。上述し
たように、方法１００がソフトウェアにおいて具現化さ
れ、図２に示された基地局２２により実行されることが
望ましい。しかし、方法１００は、ＡＳＩＣのようなハ
ードウェア、またはハードウェアとソフトウェアとの組
合せにおいて具現化され得る。方法１００がシステム１
０中のどの基地局２２においても実行されることが望ま
しい。
【００２８】方法１００は、それにデータを送信すべき
移動体デバイスＭを、サービング基地局２２ａが選択し
たとき開始する（ステップ１０２）。サービング基地局
２２ａは、移動体デバイスＭの位置、並びに可能な場
合、他の基地局から移動体デバイスＭにより受信される
信号強度に基づいて、可能性のある干渉妨害隣接基地局
を同定する。セルまたはセクタ境界、例えば、２cおよ
び３a近くの移動定デバイスＭに対して、これらのセク
タをサービスする基地局は、一般に、可能性のある干渉
妨害隣接基地局となる。
移動体デバイスＭを、サービング基地局２２ａが選択し
たとき開始する（ステップ１０２）。サービング基地局
２２ａは、移動体デバイスＭの位置、並びに可能な場
合、他の基地局から移動体デバイスＭにより受信される
信号強度に基づいて、可能性のある干渉妨害隣接基地局
を同定する。セルまたはセクタ境界、例えば、２cおよ
び３a近くの移動定デバイスＭに対して、これらのセク
タをサービスする基地局は、一般に、可能性のある干渉
妨害隣接基地局となる。
【００２９】そして、これらのセクタ２cおよび３aおよ
びこれらをサービスする基地局２２ｂおよび２２ｃは、
干渉妨害隣接基地局として同定されることになる。地
形、トラフィックおよび経験に依存して、サービング基
地局２２ａは、基地局２２ａの最初のセットアップおよ
びテストの間に干渉妨害隣接基地局の他のセットを監視
しかつ同定するようにプログラムされ得る。例えば、隣
接するセルの全ては、セルまたはセクタボーダー近くの
移動体デバイスＭを監視することができ、または、サー
ビング基地局２２ａのセルに直に隣接するセルの外側の
セルが監視され得る。
びこれらをサービスする基地局２２ｂおよび２２ｃは、
干渉妨害隣接基地局として同定されることになる。地
形、トラフィックおよび経験に依存して、サービング基
地局２２ａは、基地局２２ａの最初のセットアップおよ
びテストの間に干渉妨害隣接基地局の他のセットを監視
しかつ同定するようにプログラムされ得る。例えば、隣
接するセルの全ては、セルまたはセクタボーダー近くの
移動体デバイスＭを監視することができ、または、サー
ビング基地局２２ａのセルに直に隣接するセルの外側の
セルが監視され得る。
【００３０】ステップ１０４において、サービング基地
局２２ａは、移動体デバイスの干渉妨害隣接基地局２２
ｂ，２２ｃが、干渉妨害セクタ２cおよび３aに関して軽
負荷であるかどうかを決定する。干渉妨害基地局２２
ｂ，２２ｃが軽負荷であるかどうかを決定するための１
つの技法は、同時に継続中の、本発明と同じ発明者で、
同じ譲受人に譲渡された、２０００年６月１日に出願さ
れた、米国特許出願第０９／５８４，４０４号、"Adapt
ive Forward Link Scheduling By Inter-cell Mutual M
onitoring," に示されている。
局２２ａは、移動体デバイスの干渉妨害隣接基地局２２
ｂ，２２ｃが、干渉妨害セクタ２cおよび３aに関して軽
負荷であるかどうかを決定する。干渉妨害基地局２２
ｂ，２２ｃが軽負荷であるかどうかを決定するための１
つの技法は、同時に継続中の、本発明と同じ発明者で、
同じ譲受人に譲渡された、２０００年６月１日に出願さ
れた、米国特許出願第０９／５８４，４０４号、"Adapt
ive Forward Link Scheduling By Inter-cell Mutual M
onitoring," に示されている。
【００３１】この同時に継続中の出願は、干渉妨害隣接
基地局のダウンリンク電力を直接的に測定するためのア
ンテナを備えたサービシング基地局を提供することを開
示する。ダウンリンク電力が測定されると、これは、そ
の隣接基地局についての基準ダウンリンク電力と比較さ
れ、干渉妨害隣接基地局が軽負荷であるかどうかの決定
が、その比較に基づいてなされる。
基地局のダウンリンク電力を直接的に測定するためのア
ンテナを備えたサービシング基地局を提供することを開
示する。ダウンリンク電力が測定されると、これは、そ
の隣接基地局についての基準ダウンリンク電力と比較さ
れ、干渉妨害隣接基地局が軽負荷であるかどうかの決定
が、その比較に基づいてなされる。
【００３２】この同じ「相互監視」技法が、本発明によ
り使用され得る。この例は、１／３周波数再利用パター
ンおよび１つのセル中の複数のセクタを使用するので、
同時に継続中の米国出願の「相互監視」技法が、セクタ
毎の干渉妨害の適切な監視を保証するために、僅かな拡
張が必要とされ得る。例えば、移動体デバイスＭは、セ
クタ６bによる基地局２２ｆからのかなり大きな量の干
渉妨害を受信する可能性があるので、サービング基地局
は、セクタ６ｂの方向において基地局２２ｆのダウンリ
ンク電力を測定することができなければならない。
り使用され得る。この例は、１／３周波数再利用パター
ンおよび１つのセル中の複数のセクタを使用するので、
同時に継続中の米国出願の「相互監視」技法が、セクタ
毎の干渉妨害の適切な監視を保証するために、僅かな拡
張が必要とされ得る。例えば、移動体デバイスＭは、セ
クタ６bによる基地局２２ｆからのかなり大きな量の干
渉妨害を受信する可能性があるので、サービング基地局
は、セクタ６ｂの方向において基地局２２ｆのダウンリ
ンク電力を測定することができなければならない。
【００３３】しかし、セクタ１b中のダウンリンク電力
測定アンテナが、それ自体のセクタの方向においてのみ
電力を受信する場合、このアンテナは、移動体がそれを
行うことが例え可能であるとしてもセクタ６bの方向に
おいて基地局２２ｆからの大きな電力を受信することは
ない。この例において、セクタ１a中の基地局２２ａの
ダウンリンク電力測定アンテナは、セクタ６bの方向に
おいて基地局２２ｆからの電力を測定するために使用さ
れることができ、この情報は、セクタ１aから１bへ基地
局ハードウェアを介して送信され得る。
測定アンテナが、それ自体のセクタの方向においてのみ
電力を受信する場合、このアンテナは、移動体がそれを
行うことが例え可能であるとしてもセクタ６bの方向に
おいて基地局２２ｆからの大きな電力を受信することは
ない。この例において、セクタ１a中の基地局２２ａの
ダウンリンク電力測定アンテナは、セクタ６bの方向に
おいて基地局２２ｆからの電力を測定するために使用さ
れることができ、この情報は、セクタ１aから１bへ基地
局ハードウェアを介して送信され得る。
【００３４】干渉妨害基地局２２ｂ，２２ｃが、干渉妨
害セクタ２cおよび３aに関して軽負荷であるかどうかを
決定することは、それが干渉妨害隣接基地局から受信す
る電力の測定を、移動体デバイスＭが行うことである。
移動体デバイスＭがこれらの測定を行うと、サービング
基地局２２ａにこれを報告し、そして、干渉妨害隣接基
地局が干渉妨害セクタに関して軽負荷であるかどうかを
決定するために、測定された電力を使用することにな
る。
害セクタ２cおよび３aに関して軽負荷であるかどうかを
決定することは、それが干渉妨害隣接基地局から受信す
る電力の測定を、移動体デバイスＭが行うことである。
移動体デバイスＭがこれらの測定を行うと、サービング
基地局２２ａにこれを報告し、そして、干渉妨害隣接基
地局が干渉妨害セクタに関して軽負荷であるかどうかを
決定するために、測定された電力を使用することにな
る。
【００３５】ステップ１０４において、サービング基地
局２２ａは、干渉妨害隣接基地局２２ｂ，２２ｃが、干
渉妨害セクタ２cおよび３aに関して軽負荷でないことを
決定した場合、方法１００は、ステップ１０６へ進む。
このとき、移動体デバイスＭへの送信は、低いＣ／Ｉを
有することになる。ステップ１０６において、サービン
グ基地局２２ａは、高いサービス有線順位を有する他の
移動体デバイスがないと言うことがない限り、この時点
で移動体デバイスＭへ送信することはない。サービング
基地局２２ａは、それらの隣接基地局から干渉妨害を受
けていない移動体デバイスに、高いデータレートで送信
するために、タイムスロットを使用することができる。
局２２ａは、干渉妨害隣接基地局２２ｂ，２２ｃが、干
渉妨害セクタ２cおよび３aに関して軽負荷でないことを
決定した場合、方法１００は、ステップ１０６へ進む。
このとき、移動体デバイスＭへの送信は、低いＣ／Ｉを
有することになる。ステップ１０６において、サービン
グ基地局２２ａは、高いサービス有線順位を有する他の
移動体デバイスがないと言うことがない限り、この時点
で移動体デバイスＭへ送信することはない。サービング
基地局２２ａは、それらの隣接基地局から干渉妨害を受
けていない移動体デバイスに、高いデータレートで送信
するために、タイムスロットを使用することができる。
【００３６】ステップ１０４において、サービング基地
局２２ａは、干渉妨害隣接基地局２２ｂ，２２ｃが、干
渉妨害セクタ２cおよび３aに関して軽負荷であると決定
した場合、方法１００は、ステップ１１０へ進む。この
とき、移動体デバイスへの送信は、高いまたは許容可能
なＣ／Ｉを有することになる。ステップ１１０におい
て、サービング基地局は、移動体デバイスＭへの送信を
行うための高い優先順位を与える。そして、方法１００
は、使用されるデータレートが最高となるときに、移動
体デバイスへの送信を試みる。これは、移動体デバイス
Ｍのデータレートおよびシステム１０の全体的スループ
ットを実質的に増大させる。
局２２ａは、干渉妨害隣接基地局２２ｂ，２２ｃが、干
渉妨害セクタ２cおよび３aに関して軽負荷であると決定
した場合、方法１００は、ステップ１１０へ進む。この
とき、移動体デバイスへの送信は、高いまたは許容可能
なＣ／Ｉを有することになる。ステップ１１０におい
て、サービング基地局は、移動体デバイスＭへの送信を
行うための高い優先順位を与える。そして、方法１００
は、使用されるデータレートが最高となるときに、移動
体デバイスへの送信を試みる。これは、移動体デバイス
Ｍのデータレートおよびシステム１０の全体的スループ
ットを実質的に増大させる。
【００３７】本発明は、電力制御システムにおけるその
使用と共に説明されることになる。この技術分野におい
て知られているように、電力制御として知られている基
地局プロセスは、基地局および基地局と通信する移動体
デバイスの送信電力を制御する。これは、ＣＤＭＡ（符
号分割多元接続）システムにおいて典型的に起きるが、
第三世代ＴＤＭＡシステムにおいても同様に起こり得
る。
使用と共に説明されることになる。この技術分野におい
て知られているように、電力制御として知られている基
地局プロセスは、基地局および基地局と通信する移動体
デバイスの送信電力を制御する。これは、ＣＤＭＡ（符
号分割多元接続）システムにおいて典型的に起きるが、
第三世代ＴＤＭＡシステムにおいても同様に起こり得
る。
【００３８】電力制御プロセスは、セル中に存在する雑
音および干渉妨害の量に基づいて、１つのセルが一度に
サポートすることができるユーザの数を制御する。同じ
セルのユーザにより引き起こされる干渉妨害および他の
セル中のユーザにより引き起こされる干渉妨害は、セル
およびシステムのキャパシティに対する制限ファクタで
ある。基地局へおよびこれからの送信電力を低減するこ
と、そして、システムのキャパシティおよびスループッ
トが、増大され得るように、複数のセル（または複数の
セル内の複数のセクタ）内の干渉妨害の量を低減するこ
とが望ましい。
音および干渉妨害の量に基づいて、１つのセルが一度に
サポートすることができるユーザの数を制御する。同じ
セルのユーザにより引き起こされる干渉妨害および他の
セル中のユーザにより引き起こされる干渉妨害は、セル
およびシステムのキャパシティに対する制限ファクタで
ある。基地局へおよびこれからの送信電力を低減するこ
と、そして、システムのキャパシティおよびスループッ
トが、増大され得るように、複数のセル（または複数の
セル内の複数のセクタ）内の干渉妨害の量を低減するこ
とが望ましい。
【００３９】以下の例は、電力制御を使用するシステム
と共に、本発明の基地局の動作を説明するために使用さ
れる。図１において、システム１０は、１／３周波数再
利用パターンを使用し、移動体デバイスＭは、セル１の
セクタ１b内に位置する。従来技術による例におけるよ
うに、基地局２２ａによりサービスされることになる移
動体デバイスＭは、セル１とセル２および７が接する頂
点近くにある。移動体デバイスＭが受ける干渉妨害のほ
とんどは、セクタ２cおよび３aをサービスする基地局か
らのものであることが仮定されている。
と共に、本発明の基地局の動作を説明するために使用さ
れる。図１において、システム１０は、１／３周波数再
利用パターンを使用し、移動体デバイスＭは、セル１の
セクタ１b内に位置する。従来技術による例におけるよ
うに、基地局２２ａによりサービスされることになる移
動体デバイスＭは、セル１とセル２および７が接する頂
点近くにある。移動体デバイスＭが受ける干渉妨害のほ
とんどは、セクタ２cおよび３aをサービスする基地局か
らのものであることが仮定されている。
【００４０】セクタ７cまたはシステム１０中の他のセ
クタをサービスする基地局からの干渉妨害も存在する
が、この例においては、移動体デバイスＭが受ける干渉
妨害のほとんどが、セクタ２cおよび３aをサービスする
基地局からのものであることが仮定されている。干渉妨
害セクタは、２cおよび３aである。これは、移動体デバ
イスＭが受ける干渉妨害のほとんどが、基地局２２ｂお
よび２２ｃ（２cおよび３aへのそれらのダウンリンク送
信から）からのものであることを意味する。
クタをサービスする基地局からの干渉妨害も存在する
が、この例においては、移動体デバイスＭが受ける干渉
妨害のほとんどが、セクタ２cおよび３aをサービスする
基地局からのものであることが仮定されている。干渉妨
害セクタは、２cおよび３aである。これは、移動体デバ
イスＭが受ける干渉妨害のほとんどが、基地局２２ｂお
よび２２ｃ（２cおよび３aへのそれらのダウンリンク送
信から）からのものであることを意味する。
【００４１】サービング基地局は、基地局２２ａであ
り、干渉妨害基地局は、基地局２２ｂおよび２２ｃとな
る。この例において、システムは、電力制御を使用し、
そして、干渉妨害隣接基地局２２ｂ，２２ｃが、セクタ
２cおよび３aに関して低負荷であり、移動体デバイスＭ
への送信の間より少ない電力が使用されるような場合、
サービング基地局２２ａが移動体デバイスＭへ送信する
ことが望ましい。
り、干渉妨害基地局は、基地局２２ｂおよび２２ｃとな
る。この例において、システムは、電力制御を使用し、
そして、干渉妨害隣接基地局２２ｂ，２２ｃが、セクタ
２cおよび３aに関して低負荷であり、移動体デバイスＭ
への送信の間より少ない電力が使用されるような場合、
サービング基地局２２ａが移動体デバイスＭへ送信する
ことが望ましい。
【００４２】図１および４において、隣接基地局負荷情
報を使用して適応形データスケジューリングを実行する
ための別の例示的な方法２００が説明される。上述した
ように、方法２００が、図２中に示された基地局２２に
より実行されることが望ましい。また、方法２００が、
システム１０中の全ての基地局により実行されることが
望ましい。
報を使用して適応形データスケジューリングを実行する
ための別の例示的な方法２００が説明される。上述した
ように、方法２００が、図２中に示された基地局２２に
より実行されることが望ましい。また、方法２００が、
システム１０中の全ての基地局により実行されることが
望ましい。
【００４３】方法２００は、それにデータを送信する移
動体デバイスＭを、サービング基地局２２ａが選択する
ときに開始する（ステップ２０２）。また、サービング
基地局２２ａは、（上述した）移動体デバイスの位置に
基づいて、可能性のある干渉妨害隣接基地局を同定す
る。ステップ２０４において、サービング基地局２２ａ
は、移動体デバイスの干渉妨害隣接基地局２２ｂ，２２
ｃが、干渉妨害セクタ２ cおよび３aに関して軽負荷であ
るかどうかを決定する。この決定は、上記した２つの技
法のうちの一方によりなされ得る。
動体デバイスＭを、サービング基地局２２ａが選択する
ときに開始する（ステップ２０２）。また、サービング
基地局２２ａは、（上述した）移動体デバイスの位置に
基づいて、可能性のある干渉妨害隣接基地局を同定す
る。ステップ２０４において、サービング基地局２２ａ
は、移動体デバイスの干渉妨害隣接基地局２２ｂ，２２
ｃが、干渉妨害セクタ２ cおよび３aに関して軽負荷であ
るかどうかを決定する。この決定は、上記した２つの技
法のうちの一方によりなされ得る。
【００４４】ステップ２０４において、サービング基地
局２２ａは、干渉妨害隣接基地局２２ｂ，２２ｃが、干
渉妨害セクタ２cおよび３aに関して軽負荷でないと決定
した場合、方法２００は、ステップ２０６へ進む。この
とき、移動体デバイスＭへの送信は、移動体デバイスＭ
において低いＣ／Ｉとなり、低いＣ／Ｉを保証するため
に、送信電力の増大となる。ステップ２０６において、
サービング基地局２２ａは、送信するための低い優先順
位を移動体デバイスＭに与える。このようにして、サー
ビング基地局２２ａは、この送信において電力を無駄に
しない。重要なことに、増大した電力で送信しないこと
により、サービング基地局２２ａは、サービング基地局
２２ａからほとんどの干渉妨害を受信する移動体デバイ
スへの干渉妨害を増大させないことになる。
局２２ａは、干渉妨害隣接基地局２２ｂ，２２ｃが、干
渉妨害セクタ２cおよび３aに関して軽負荷でないと決定
した場合、方法２００は、ステップ２０６へ進む。この
とき、移動体デバイスＭへの送信は、移動体デバイスＭ
において低いＣ／Ｉとなり、低いＣ／Ｉを保証するため
に、送信電力の増大となる。ステップ２０６において、
サービング基地局２２ａは、送信するための低い優先順
位を移動体デバイスＭに与える。このようにして、サー
ビング基地局２２ａは、この送信において電力を無駄に
しない。重要なことに、増大した電力で送信しないこと
により、サービング基地局２２ａは、サービング基地局
２２ａからほとんどの干渉妨害を受信する移動体デバイ
スへの干渉妨害を増大させないことになる。
【００４５】ステップ２０４において、サービング基地
局２２ａは、干渉妨害隣接基地局２２ｂ，２２ｃが、干
渉妨害セクタ２cおよび３aに関して軽負荷であるとサー
ビング基地局２２ａが決定した場合、方法２００は、ス
テップ２１０へ進む。このとき、移動体デバイスへの送
信は、高いまたは許容可能なＣ／Ｉを有することにな
り、送信のためにより低い電力が必要とされる。ステッ
プ２１０において、サービング基地局は、移動体デバイ
スＭへ高い優先順位で送信する。そして、方法２００
は、低い電力送信が使用され得るときにのみ、移動体デ
バイスへの送信を試みる。これは、サービング基地局２
２ａにより引き起こされる同一チャネル妨害を実質的に
低減し、システム１０の全体的スループットを実質的に
増大させる。
局２２ａは、干渉妨害隣接基地局２２ｂ，２２ｃが、干
渉妨害セクタ２cおよび３aに関して軽負荷であるとサー
ビング基地局２２ａが決定した場合、方法２００は、ス
テップ２１０へ進む。このとき、移動体デバイスへの送
信は、高いまたは許容可能なＣ／Ｉを有することにな
り、送信のためにより低い電力が必要とされる。ステッ
プ２１０において、サービング基地局は、移動体デバイ
スＭへ高い優先順位で送信する。そして、方法２００
は、低い電力送信が使用され得るときにのみ、移動体デ
バイスへの送信を試みる。これは、サービング基地局２
２ａにより引き起こされる同一チャネル妨害を実質的に
低減し、システム１０の全体的スループットを実質的に
増大させる。
【００４６】本発明の方法は、好ましくは、ソフトウェ
アおよびソフトウェアインストラクションにおいて具現
化され、データは、ＰＲＯＭ，ＥＥＰＲＯＭまたはコン
トローラに接続されたまたはこれに含まれる他の不揮発
性メモリに記憶され得る。本発明において使用されるソ
フトウェアは、ハードディスク、フロッピーディスク、
ＣＤ−ＲＯＭまたは他の永久的または半永久的記憶媒体
に記憶されることができ、その後、コントローラのメモ
リに転送される。本発明の方法を具現化するプログラム
は、プログラムコードセグメントに分割されることがで
き、例えば、サーバコンピュータからダウンロードさ
れ、または、この技術分野において知られているよう
に、コントローラへの搬送波において具現化されるデー
タ信号として送信され得る。
アおよびソフトウェアインストラクションにおいて具現
化され、データは、ＰＲＯＭ，ＥＥＰＲＯＭまたはコン
トローラに接続されたまたはこれに含まれる他の不揮発
性メモリに記憶され得る。本発明において使用されるソ
フトウェアは、ハードディスク、フロッピーディスク、
ＣＤ−ＲＯＭまたは他の永久的または半永久的記憶媒体
に記憶されることができ、その後、コントローラのメモ
リに転送される。本発明の方法を具現化するプログラム
は、プログラムコードセグメントに分割されることがで
き、例えば、サーバコンピュータからダウンロードさ
れ、または、この技術分野において知られているよう
に、コントローラへの搬送波において具現化されるデー
タ信号として送信され得る。
【００４７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第三世代通信システムの個々のユーザのデータレートを
実質的に増大させることができる。
第三世代通信システムの個々のユーザのデータレートを
実質的に増大させることができる。
【図１】ワイヤレス通信システムの一部を示す図。
【図２】本発明の一実施形態により校正された例示的な
基地局を示す図。
基地局を示す図。
【図３】図２の基地局により実行される例示的な呼び処
理方法を示すフローチャート。
理方法を示すフローチャート。
【図４】図２の基地局により実行される別の例示的な呼
び処理方法を示すフローチャート。
び処理方法を示すフローチャート。
Ｍ 移動体 １，２，３，４，５，６，７ セル ７ａ，７ｂ セクタ １０ 多元接続通信システム ２２ 基地局 ３０ コントローラ ３２ 無線モジュール ３２ａ−３２ｘ 無線送受信機 ３４ アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Ｍｏｕｎｔａｉｎ Ａｖｅｎｕｅ, Ｍｕｒｒａｙ Ｈｉｌｌ， Ｎｅｗ Ｊｅ ｒｓｅｙ 07974−0636Ｕ．Ｓ．Ａ. (72)発明者 アショク エヌ．ラドラパトナ アメリカ合衆国、07920 ニュージャージ ー州、バスキング リッジ、ノールクロフ ト ロード 34 (72)発明者 リンダ マーリーン ゼガー アメリカ合衆国、07974 ニュージャージ ー州、ニュー プロビデンス、３番、スプ リングフィールド アベニュー 1371 Ｆターム(参考） 5K067 AA03 AA13 BB21 EE02 EE10 EE24 FF16 HH22 LL01
Claims (17)
- 【請求項１】 通信システム中のワイヤレスデバイスへ
情報を送信する方法において、 前記ワイヤレスデバイスの少なくとも１つの隣接基地局
が、負荷しきい値より低い負荷を有するかどうかを決定
するステップと、 前記決定に基づいて、前記ワイヤレスデバイスへのデー
タ送信を調節するステップとを有することを特徴とする
方法。 - 【請求項２】 前記調節するステップは、前記少なくと
も１つの隣接基地局の負荷が、前記負荷しきい値より低
いと決定された場合、前記ワイヤレスデバイスへの送信
に高い優先順位を与えることを特徴とする請求項１記載
の方法。 - 【請求項３】 前記調節するステップは、前記少なくと
も１つの隣接基地局の負荷が、前記負荷しきい値より低
くないと決定された場合、前記ワイヤレスデバイスへ低
い優先順位で送信することを特徴とする請求項１記載の
方法。 - 【請求項４】 前記決定するステップは、 ワイヤレスデバイスの位置および同定される基地局に関
連するワイヤレスデバイスにおける受信された信号強度
に基づいて、ワイヤレスデバイスへの送信と干渉しうる
隣接基地局を同定するステップと、 前記同定された基地局の負荷を監視するステップと、 前記監視された負荷を、前記負荷しきい値と比較するス
テップとを含むことを特徴とする請求項１記載の方法。 - 【請求項５】 前記監視するステップは、 前記同定された基地局から前記負荷を示す信号を受信す
るステップと、 前記負荷しきい値に対応する基準信号と、前記信号を比
較するステップとを含むことを特徴とする請求項４記載
の方法。 - 【請求項６】 前記監視するステップは、 前記同定された基地局における負荷を示す信号を、前記
ワイヤレスデバイスから受信するステップと、 前記信号を、前記負荷しきい値に対応する基準信号と比
較するステップとを含むことを特徴とする請求項４記載
の方法。 - 【請求項７】 前記ワイヤレスデバイスは、１つのセル
の１つのセクタ中に位置しており、前記少なくとも１つ
の隣接基地局は、前記ワイヤレスデバイスへかなり大き
な干渉妨害を与える基地局であることを特徴とする請求
項１記載の方法。 - 【請求項８】 通信システム中のワイヤレスデバイスへ
情報を送信する方法において、 前記ワイヤレスデバイスの隣接基地局が、負荷しきい値
より低い負荷を有するかどうかを決定するステップと、 前記決定に基づいて、前記ワイヤレスデバイスへのデー
タ送信を調節するステップとを有することを特徴とする
方法。 - 【請求項９】 ワイヤレス通信システムのための基地局
において、 ワイヤレスデバイスの少なくとも１つの隣接基地局が負
荷しきい値より低い負荷を有するかどうかを決定するた
め、および前記決定に基づいて前記ワイヤレスデバイス
へのデータ送信を調節するためのコントローラを含む基
地局。 - 【請求項１０】 前記コントローラは、大きく干渉妨害
する隣接基地局からの集合的負荷が前記負荷しきい値よ
り低いと決定された場合、前記ワイヤレスデバイスへ高
いデータレートで送信することにより、データ送信を調
節することを特徴とする請求項９記載の基地局。 - 【請求項１１】 前記コントローラは、大きく干渉妨害
する隣接基地局からの集合的負荷が、前記負荷しきい値
以上であると決定された場合、前記ワイヤレスデバイス
へ低い優先順位で送信することにより、前記データ送信
を調節することを特徴とする請求項９記載の基地局。 - 【請求項１２】 前記コントローラは、前記ワイヤレス
デバイスの位置または同定された基地局と関連するワイ
ヤレスデバイスにおける受信された信号強度に基づい
て、前記ワイヤレスデバイスへの送信と干渉し得る隣接
基地局を同定し、前記同定された基地局の負荷を監視
し、かつ前記監視された負荷を前記負荷しきい値と比較
することにより、前記少なくとも１つの隣接基地局の負
荷が前記負荷しきい値より低いかどうかを決定すること
を特徴とする請求項９記載の基地局。 - 【請求項１３】 前記コントローラは、前記同定された
基地局からの負荷を示す信号を受信し、かつ、前記負荷
しきい値に対応する基準信号と前記信号を比較すること
により、前記同定された基地局の負荷を監視することを
特徴とする請求項１２記載の基地局。 - 【請求項１４】 前記コントローラは、前記同定された
基地局における負荷を示す信号を前記ワイヤレスデバイ
スから受信し、かつ、前記負荷しきい値に対応する基準
信号と前記信号を比較することにより、前記同定された
基地局の負荷を監視することを特徴とする請求項１２記
載の基地局。 - 【請求項１５】 前記ワイヤレスデバイスは、１つのセ
ルの１つのセクタ中に位置し、前記コントローラは、前
記ワイヤレスデバイスへ最大の干渉妨害を与える基地局
として、隣接基地局を同定することを特徴とする請求項
１２記載の基地局。 - 【請求項１６】 ワイヤレスデバイスの隣接基地局が、
負荷しきい値より低い負荷を有するかどうかを決定する
ため、および前記決定に基づいて前記ワイヤレスデバイ
スへのデータ送信を調節するための第１の基地局を含む
ことを特徴とするワイヤレス通信システム。 - 【請求項１７】 大きく干渉妨害する基地局からの集合
的負荷が負荷しきい値より低いかどうかを決定し、かつ
前記決定に基づいて前記ワイヤレスデバイスへのデータ
送信を調節するための基地局を含むことを特徴とする時
間分割多元接続通信システム。
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