JP5113184B2 - サブ帯域に依存するアップリンク負荷管理 - Google Patents

サブ帯域に依存するアップリンク負荷管理 Download PDF

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Description

関連出願に対する相互参照
本願は、2006年11月6日に出願され、"UPLINK INTER-CELL INTERFERENCE MANAGEMENT"と題された米国仮特許出願60/864,576号の利益を主張する。前記出願の全体は、参照によって本明細書に組み込まれる。
以下の記載は、一般に、無線通信に関し、特に、無線通信システムにおけるセル間干渉管理に関する。
(例えば、周波数分割技術、時分割技術、および符号分割技術のような)典型的な無線通信ネットワークは、有効範囲領域を提供する1または複数の基地局と、有効範囲領域内でデータを送信および受信することができる1または複数のモバイル(例えば無線)端末とを含む。典型的な基地局は、サービスをブロードキャスト、マルチキャスト、および/またはユニキャストするために、複数のデータ・ストリームを同時に送信することができる。ここで、データ・ストリームは、モバイル端末に興味のある独立した受信からなるデータのストリームである。基地局の有効範囲領域内のモバイル端末は、合成ストリームによって搬送されるデータ・ストリームのうちの1つ、複数、あるいは全てを受信することに興味を持つ。同様に、モバイル端末は、基地局、他の局、あるいは他のモバイル端末へデータを送信することができる。おのおのの端末は、順方向リンクおよび逆方向リンクでの送信を介して1または複数の局と通信する。順方向リンク(すなわちダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを称し、逆方向リンク(すなわちアップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを称する。この通信リンクは、単数入力単数出力システム、複数入力単数出力システム、あるいは複数入力複数出力(MIMO)システムによって確立されうる。
モバイル通信ネットワーク(例えば、セル電話ネットワーク)内で情報を送信するために利用される従来技術は、周波数、時間、および符号分割ベースの技術を含んでいる。一般に、周波数分割ベースの技術では、呼出は、それぞれの呼出が個別の周波数でなされる周波数接続方式に基づいて分割される。時分割ベースの技術では、それぞれの呼出は、指定された周波数におけるある時間部分に割り当てられる。符号分割ベースの技術では、それぞれの呼出は、ユニークな符号に関連付けられ、利用可能な周波数にわたって拡散される。それぞれの技術は、1または複数のユーザによる多元接続を提供することができる。
時分割ベースの技術では、帯域は、連続する時間スライスまたは時間スロットへ分割される。チャネルのおのおののユーザには、ラウンド・ロビン方式で情報を送信および受信するための時間スライスが提供される。例えば、所定の時間tにおいて、ユーザは、短いバーストのために、チャネルへの接続が提供される。その後、接続は、情報を送信および受信するための時間の短いバーストが提供された別のユーザへ切り換わる。この「交代」サイクルは継続し、最終的には、おのおののユーザに、複数の送信バーストおよび受信バーストが提供される。
符号分割ベースの技術は、一般には、範囲内の任意の時間において利用可能な多くの周波数によってデータを送信する。一般に、データはデジタル化され、利用可能な帯域幅にわたって広げられる。そこでは、多くのユーザが、チャネル上にオーバレイされ、それぞれのユーザは、ユニークなシーケンス符号が割り当てられる。ユーザは、スペクトルの同じ広帯域チャンクで送信することができる。そこでは、おのおののユーザの信号は、それぞれのユニークな拡散符号によって帯域幅全体にわたって広げられる。この技術は、1または複数のユーザが、同時に送信および受信することができる共有を提供することができる。そのような共有は、ユーザのビット・ストリームが符号化され準ランダム方式で非常に広いチャネルにわたって広げられる拡散スペクトル・デジタル変調によって達成されうる。受信機は、特定のユーザのビットをコヒーレントな方式で収集するために、関連するユニークなシーケンス符号を認識し、無作為化を元に戻すように設計されうる。
さらに詳しくは、周波数分割ベースの技術は一般に、スペクトルを一様な帯域幅チャンクへ分割することによって別個のチャネルへ分割する。例えば、無線セルラ電話通信のために割り当てられる周波数帯域の部分が、30チャネルへ分割され、それらおのおのが、音声会話を伝送することができるか、あるいはデジタル・サービスを用いてデジタル・データを伝送することができる。おのおののチャネルは、一度に、1つのユーザのみに割り当てられうる。
1つの一般的に利用される変形は、システム帯域幅全体を、複数の直交サブ帯域に効率的に区分する直交周波数分割技術である。直交は、サブ・チャネル間のクロス・トークが除去され、キャリア間のガード帯域が必要とされない周波数が選択されることを意味する。これらのサブ帯域はまた、トーン、キャリア、サブ・キャリア、値域(bin)、および周波数チャネルとも称される。おのおののサブ・キャリアは、低シンボル・レートで、(例えば、直交振幅変調のような)従来の変調スキームを用いて変調される。直交周波数分割は、複雑な等値化フィルタを用いることなく、−例えば、長い銅線における高い周波数の減衰、マルチパスによる狭帯域干渉および周波数選択フェージングのような厳しいチャネル条件に対処するための有利な機能を有している。低いシンボル・レートによって、シンボル間のガード間隔を利用できるようにして、時間広がりを取り扱い、シンボル間干渉(ISI)を除去することを可能にする。
直交化はまた、ナイキスト・レートに近い高いスペクトル効率を可能にする。利用可能な周波数帯域のほとんど全てが利用されうる。OFDMは一般に、ほとんど「ホワイト」なスペクトルを有しており、他の同一チャネル・ユーザに関する良性な電磁気干渉特性を与え、単一のセルが1つと考慮される場合に、より高い送信電力を可能にする。また、内部のキャリア・ガード帯域がないと、送信機と受信機との両方の設計は従来のFDMとは異なり、大いに簡素化され、おのおののサブ・チャネルのための個別のフィルタは必要とされない。
直交化は、しばしば、周波数再使用とペアにされ、遠く離れて位置するセルにおいてなされる通信が、スペクトルの同じ部分を使用し、理想的には、この大きな距離が、干渉を回避する。近くのセルにおいてなされるセル通信は、干渉の可能性を最小化するために、異なるチャネルを使用する。セルの大きな形状にわたって、遠く離れたセルのみが同じスペクトルを再使用することができるようにパターン全体にわたって共通のチャネルを分布させることによって、可能な限り多くの周波数スペクトルが再使用される。そのような場合、かつ、異なるユーザに帯域幅を割り当てるためのスケジューラ・フレキシビリティが導入される場合、セル間の干渉制御が重要となる。
OFDMでは、セル内干渉はわずかしか含まれない。より高いシステム効率への障害は、セル間干渉となる。セル間干渉の管理を改善し、同時に、様々なセル多様化(例えば、同期および非同期)を取り扱うために十分ロバストであり、様々なユーザ・デバイスまたはエンド・ノード(例えば、廉価で基本的な用途のみならず、課された高価な機能)をサポートするために、無線通信領域における考慮を必要とする。
以下は、開示された実施形態の幾つかの局面の基本的な理解を与えるために、簡略化された概要を表す。この概要は、広範な概観ではなく、重要な要素または決定的な要素を特定するものでも、そのような実施形態の範囲を線引きするものでもないことが意図される。その目的は、説明される実施形態の幾つかの概念を、後に表されるより多くの詳細記載に対する前置きとして、より簡単な形式で表すことである。
局面では、セル間干渉を緩和するための方法は、通信帯域幅を複数のサブ帯域に分割し、かつ、サブ帯域毎に負荷インジケータを適用することによって、粒度および増加された効率を得る。サブ帯域毎の負荷情報は、バイナリ負荷インジケータ・データとして提供され、サービス提供セルのため、および、近隣セルへのブロードキャストのために提供される。ユーザ機器(UE)は、サービス提供セルと非サービス提供近隣セルとの両方に対する、サブ帯域毎ベースの負荷インジケータ・データへのアクセスを有する。これは、帯域幅のより完全な利用を可能にする粒度のレベルを提供し、より多くのUEが、所与の帯域幅内での負荷で動作することができる。
別の局面では、セル間干渉を管理し、UEベースの負荷管理によってセル間干渉を低減する方法が開示される。この方法は、同期または非同期で動作する複数のセルをロバストに取り扱い、個々のUE機能が、セル間干渉の低減を最適化する要因となることができる。UEが起動すると、UEは一般に、サービス提供セル・アクセス・ノードから、サービス提供セル動作のタイプ(例えば、同期または非同期)を示すメッセージを受信する。この動作のタイプは、UEに対して、セル間干渉を低減する1つの方法または別の方法に従わせる。現在の方法によって、UEは、サービス提供セルの動作モードに依存しないセル間干渉低減のための最良の方法を探索することが可能となる。1つの限定しない例において、UEは、非同期セルにおいて動作しうるが、近隣セルの負荷データに直接的にアクセスする機能を持つことができる。この場合、UEは、サービス提供セルのバックホール・チャネルを介して到来するサブ帯域毎の近隣セル・バイナリ負荷情報を待つのではなく、サブ帯域毎のより高速な直接近隣セル・バイナリ負荷情報に基づいて、送信電力スペクトル密度を低減または維持するように動作しうる。
局面では、セル間干渉を緩和する方法は、通信帯域幅を複数のサブ帯域に分割し、かつ、サブ帯域毎の観察された負荷に対応する負荷判定基準を提供することによって、粒度と、増加した効率とを得る。負荷判定基準は、ユーザ機器(UE)のため、および、近隣セルへのブロードキャストのために提供されうる。サービス提供セルはまた、バックホール・チャネルを介して隣接セルから、サブ帯域毎の負荷判定基準を受信し、それをUEへ提供する。ユーザ機器はまた、隣接セルから直接的にサブ帯域毎ベースで、負荷判定基準のアクセスを得ることができる。
別の局面では、UEベースの通信システムのための方法が開示される。UEは、サブ帯域ベースで、隣接セル負荷判定基準情報を受信する。UEは、負荷判定基準情報のソースを決定する。この情報が、隣接セルから直接的に得られる場合(例えば、バックホールによる情報フローが利用可能ではない場合)、UEは、割り当てられたサブ帯域が、隣接セルの判定基準に負荷されているのかを判定し、もしもそうであれば、その送信電力スペクトル密度を低減しうる。判定基準が、無負荷状態を示す場合、UEは、割り当てられたサブ帯域送信電力スペクトル密度を維持する。負荷判定基準情報のソースが隣接セルではない場合、UEは、サービス提供セルによって指示されたように、割り当てられた送信電力スペクトル密度を維持する。
局面では、セル間干渉緩和を促進する方法は、NがN>2の整数である場合、セル帯域幅をN個のサブ帯域に分割することと、それぞれのサブ帯域をそれぞれのユーザ機器(UE)に割り当てることと、サブ帯域割当を追跡することと、サブ帯域割当を近隣セルにブロードキャストすることとを備える。
別の局面では、コンピュータ読取可能記憶媒体は、NがN>2の整数である場合、セル帯域幅をN個のサブ帯域に分割することと、それぞれのサブ帯域をそれぞれのユーザ機器(UE)に割り当てることと、サブ帯域割当を追跡することと、サブ帯域割当を近隣セルにブロードキャストすることとを備える動作を実行するためのコンピュータ読取可能命令を格納している。
また別の局面では、装置は、NがN>2の整数である場合、セル帯域幅をN個のサブ帯域に分割することと、それぞれのサブ帯域をそれぞれのユーザ機器(UE)に割り当てることと、サブ帯域割当を追跡することと、サブ帯域割当を近隣セルにブロードキャストすることとからなる動作を実行するためのコンピュータ実行可能命令を備える記憶媒体を備える。プロセッサは、このコンピュータ実行可能命令を実行する。
局面では、セル間干渉緩和を容易にするシステムは、NがN>2の整数である場合、セル帯域幅をN個のサブ帯域に分割する手段と、それぞれのサブ帯域をそれぞれのユーザ機器(UE)に割り当てる手段と、サブ帯域割当を追跡する手段と、サブ帯域割当を近隣セルにブロードキャストする手段とを備える。
別の局面では、セル間干渉緩和を容易にする方法は、割り当てられたサブ帯域を受信し、ユーザ機器(UE)の機能を特定し、UEが機能しきい値を満足するのであれば、コンフリクトしているサブ帯域負荷インジケータ・データを求めて近隣セルを調べ、コンフリクトが存在すれば、UE電力を低減し、コンフリクトが存在していなければ、UE電力を維持することを備える。
別の局面では、コンピュータ読取可能記憶媒体は、割り当てられたサブ帯域を受信することと、ユーザ機器(UE)の機能を特定することと、UEが機能しきい値を満足するのであれば、コンフリクトしているサブ帯域負荷インジケータ・データを求めて近隣セルを調べることと、コンフリクトが存在すれば、UE電力を低減することと、コンフリクトが存在しなければ、UE電力を維持することとを備える動作を実行するためのコンピュータ読取可能命令群を格納している。
また別の局面では、装置は、割り当てられたサブ帯域を受信することと、ユーザ機器(UE)の機能を特定することと、UEが機能しきい値を満足するのであれば、コンフリクトしているサブ帯域負荷インジケータ・データを求めて近隣セルを調べることと、コンフリクトが存在すれば、UE電力を低減することと、コンフリクトが存在しなければ、UE電力を維持することとからなる動作を実行するためのコンピュータ実行可能命令群を備える記憶媒体を備える。プロセッサは、このコンピュータ実行可能命令群を実行する。
局面では、セル間干渉緩和を容易にする方法は、セル帯域幅を複数のサブ帯域に分割することと、サブ帯域毎の観察された負荷に対応する負荷判定基準を近隣セルに提供することとを備える。負荷判定基準はまた、UEへとブロードキャストされうる。
別の局面では、コンピュータ読取可能記憶媒体は、セル帯域幅を複数のサブ帯域に分割することと、サブ帯域毎の観察された負荷に対応する負荷判定基準を近隣セルに提供することとを備える動作を実行するためのコンピュータ読取可能命令群を格納している。このコンピュータ読取可能記憶媒体は、負荷判定基準をブロードキャストするためのコンピュータ読取可能命令群を格納している。
局面では、プロセッサは、セル帯域幅を複数のサブ帯域に分割することと、サブ帯域毎の観察された負荷に対応する負荷判定基準を近隣セルに提供することとを備える動作を実行するためのコードを実行する。このプロセッサは、負荷判定基準をブロードキャストするためのコードを実行する。
また別の局面では、装置は、セル帯域幅を複数のサブ帯域に分割することと、サブ帯域毎に観察された負荷に対応する負荷判定基準を近隣セルに提供することとからなる動作を実行するためのコンピュータ実行可能命令群を備える記憶媒体を備える。サブ帯域毎の負荷判定基準をUEにブロードキャストするためのコンピュータ実行可能命令群が、記憶媒体上に構成されうる。プロセッサは、コンピュータ実行可能命令群を実行する。
また別の局面では、セル間干渉緩和を容易にするシステムは、セル帯域幅を複数のサブ帯域に分割する手段と、サブ帯域毎に負荷判定基準をブロードキャストする手段のみならず、サブ帯域毎に観察された負荷に対応する負荷判定基準を近隣セルに提供する手段とを備える。
局面では、セル間干渉緩和を容易にするUEベースの通信システムのための方法は、サブ帯域毎に隣接セル負荷判定基準を受信することと、サブ帯域毎の隣接セル負荷判定基準が、サービス提供セルから受信されたか、あるいは隣接セルから受信されたかを判定することと、割り当てられたサブ帯域が隣接セル内に負荷されているかを判定することとを備える。隣接セルが負荷判定基準を提供し、この負荷判定基準が、割り当てられたサブ帯域が負荷されていることを示すのであれば、割り当てられた送信電力スペクトル密度が低減される。割り当てられたサブ帯域が負荷されていないか、あるいは、隣接セル負荷判定基準のソースがサービス提供セルであれば、割り当てられた送信電力スペクトル密度が維持される。
また別の局面では、コンピュータ読取可能記憶媒体は、サブ帯域毎に隣接セル負荷判定基準を受信することと、サブ帯域毎の隣接セル負荷判定基準が、サービス提供セルから受信されたか、隣接セルから受信されたかを判定し、割り当てられたサブ帯域が隣接セル内に負荷されたかを判定することと、隣接セルが負荷判定基準を提供し、かつ、この負荷判定基準が、割り当てられたサブ帯域が負荷されていることを示すのであれば、割り当てられた送信電力スペクトル密度を低減することと、割り当てられたサブ帯域が負荷されていないか、あるいは、隣接セル負荷判定基準のソースがサービス提供セルであれば、割り当てられた送信電力スペクトル密度を維持することとを備える動作を実行するためのコンピュータ読取可能命令群を格納している。
局面では、プロセッサは、サブ帯域毎に隣接セル負荷判定基準を受信することと、サブ帯域毎の隣接セル負荷判定基準が、サービス提供セルから受信されたか、隣接セルから受信されたかを判定し、割り当てられたサブ帯域が隣接セル内に負荷されたかを判定することと、隣接セルが負荷判定基準を提供し、かつ、この負荷判定基準が、割り当てられたサブ帯域が負荷されていることを示すのであれば、割り当てられた送信電力スペクトル密度を低減することと、割り当てられたサブ帯域が負荷されていないか、あるいは、隣接セル負荷判定基準のソースがサービス提供セルであれば、割り当てられた送信電力スペクトル密度を維持することとを備える動作を行うコードを実行する。
さらに別の局面では、装置は、サブ帯域毎に隣接セル負荷判定基準を受信することと、サブ帯域毎の隣接セル負荷判定基準が、サービス提供セルから受信されたか、隣接セルから受信されたかを判定し、割り当てられたサブ帯域が隣接セル内に負荷されたかを判定することと、隣接セルが負荷判定基準を提供し、かつ、この負荷判定基準が、割り当てられたサブ帯域が負荷されていることを示すのであれば、割り当てられた送信電力スペクトル密度を低減することと、割り当てられたサブ帯域が負荷されていないか、あるいは、隣接セル負荷判定基準のソースがサービス提供セルであれば、割り当てられた送信電力スペクトル密度を維持することとの各動作を実行するためのコンピュータ実行可能命令群を備える記憶媒体を備える。プロセッサは、コンピュータ実行可能命令群を実行する。
別の局面では、UEベースの通信システムのためのシステムは、サブ帯域毎に隣接セル負荷判定基準を受信する手段と、サブ帯域毎の隣接セル負荷判定基準が、サービス提供セルから受信されたか、隣接セルから受信されたかを判定する手段と、割り当てられたサブ帯域が隣接セル内に負荷されたかを判定する手段と、隣接セルが負荷判定基準を提供し、かつ、この負荷判定基準が、割り当てられたサブ帯域が負荷されていることを示すのであれば、割り当てられた送信電力スペクトル密度を低減する手段と、割り当てられたサブ帯域が負荷されていないか、あるいは、隣接セル負荷判定基準のソースがサービス提供セルであれば、割り当てられた送信電力スペクトル密度を維持する手段とを備える。
前述した目的および関連する目的を達成するために、1または複数の実施形態は、以下に十分説明され、特に特許請求の範囲において指摘された特徴を備える。以下の説明および添付図面は、ある例示的な局面を詳細に示しており、実施形態の原理が適用される様々な方法のうちのほんのわずかを示しているに過ぎない。以下の詳細説明が図面とともに検討された場合、その他の利点および新規の特徴が以下の詳細説明から明らかになり、開示された実施形態は、そのような全ての局面およびそれらの等価物を含むことが意図される。
図1は、本明細書で述べられた様々な局面にしたがう無線通信システムの例示である。 図2は、サブ帯域バイナリ負荷インジケータおよび帯域幅バイナリ負荷インジケータの典型的な例である。 図3は、様々な局面にしたがって実現される典型的な通信システム(例えば、セルラ通信ネットワーク)の例である。 図4は、様々な局面にしたがった典型的なエンド・ノード(例えば、モバイル・ノード)の例である。 図5は、本明細書に記載された様々な局面にしたがって実現される典型的なアクセス・ノードの例である。 図6は、セルおよびその近隣を示す典型的なマルチ・セル・システムの例である。 図7は、アプリケーション制御を示すセル間干渉の典型的な局面の例である。 図8は、セル間干渉を緩和することに関連する局面を例示するフロー図である。 図9は、セル間干渉を緩和することに関連する局面を例示するフロー図である。 図10は、様々な局面にしたがって、同期直交システムおよび非同期直交システムにおけるUEベースのセル間干渉緩和のための典型的なロジック・フロー図である。 図11は、同期直交システムにおけるUEベースのセル間干渉緩和のための典型的なロジック・フロー図である。 図12は、非同期直交システムにけるUEベースのセル間干渉緩和のための典型的なロジック・フロー図である。 図13は、セル間干渉の緩和を容易にするシステムを例示するシステム図である。 図14は、セル間干渉を緩和することに関連する局面を例示するフロー図である。 図15は、様々な局面にしたがうUEベースの通信システムのための典型的なロジック・フロー図である。 図16は、セル間干渉を緩和することを容易にするシステムを例示するシステム図である。 図17は、様々な局面にしたがうUEベースの通信システムのためのシステムを例示するシステム図である。
様々な実施形態が、同一参照符号が全体を通じて同一要素を示すために使用される図面を参照して説明される。以下の説明では、1または複数の局面の完全な理解を提供するために、説明の目的で、多くの具体的な詳細が説明される。しかしながら、そのような実施形態は、これら具体的な詳細なしで実現されうることが明白でありうる。他の例では、周知の構成およびデバイスが、1または複数の実施形態を説明することを容易にするために、ブロック図形式で示される。本願で使用されるように、用語「構成要素」、「モジュール」、「システム」等は、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア、実行中ソフトウェアのうちの何れかであるコンピュータ関連エンティティを称することが意図されている。例えば、構成要素は、限定される訳ではないが、プロセッサ上で動作するプロセス、プロセッサ、集積回路、オブジェクト、実行形式、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータでありうる。例によれば、コンピュータ・デバイス上で動作するアプリケーションと、コンピュータ・デバイスとの両方が構成要素になりうる。1または複数の構成要素は、実行スレッドおよび/またはプロセス内に存在することができる。そして、構成要素は、1つのコンピュータに局在することも、および/または、2またはそれ以上のコンピュータに分散されることもできる。また、これらの構成要素は、格納された様々なデータ構成を有する様々なコンピュータ読取可能媒体から実行することができる。これら構成要素は、例えば1または複数のデータ(例えば、信号によってローカル・システムや分散システム内の他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータ、および/または、他のシステムを備えた例えばインターネットのようなネットワークを介して他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータ)のパケットを有する信号にしたがって、ローカル処理および/またはリモート処理によって通信することができる。
様々な実施形態が、多くのデバイス、構成要素、モジュール等を含みうるシステムの観点から示されるだろう。様々なシステムが、追加のデバイス、構成要素、モジュール等を含んでおり、および/または、図面と関連して説明するようなデバイス、構成要素、モジュール等のうちの必ずしも全てを含む訳ではないことが理解され認識されるべきである。これらのアプローチの組み合わせもまた使用可能である。
「典型的な」という用語は、本明細書において、「例、事例、または例示として役立つ」ことを意味するために使用される。本明細書で「典型的な」と説明される実施形態または設計は、その他の実施形態または設計に対して必ずしも好適であるとか有利であると解釈される必要はない。「リスンすること」("listening")という用語は、本明細書において、受信デバイス(アクセス・ポイントまたはアクセス端末)が、所与のチャネルでデータを受信し、そのデータを処理することを意味する。
通信リソースを移行させることに関し、様々な局面が、推論スキームおよび/または推論技術を組み込むことができる。本明細書で使用されるように、用語「推測」は一般に、イベントおよび/またはデータによって取得された観察のセットから、システム、環境、および/またはユーザに関する推理を行ったり、あるいはそれらの状態を推論するプロセスを称する。推測は、具体的なコンテクストまたは動作を特定するために適用されるか、あるいは、例えば、状態にわたる確率分布を生成しうる。推論は確率論的、すなわち、ユーザの目的および意図の観点における、データ、イベント、または理論的な判定の考慮に基づく興味のある状態にわたる確率分布の計算であり、確率的な推論を構築し、最も高く期待される利用度の動作を表すことを考慮する。推論はまた、イベントおよび/またはデータのセットから、より高レベルなイベントを構築するために適用される技術をも称しうる。そのような推論により、イベントが時間的に近接して相関付けられていようとも、イベントおよびデータが1または幾つかのイベント・ソースおよびデータ・ソースから由来していようとも、観察されたイベントのセットおよび/または格納されたイベント・データから、新たなイベントまたは動作が構築される。
さらに、本明細書では加入者局に関連して様々な局面が記述される。加入者局はまた、システム、加入者ユニット、移動局、モバイル、遠隔局、アクセス・ポイント、遠隔端末、アクセス端末、ユーザ端末、ユーザ・エージェント、ユーザ・デバイス、モバイル・デバイス、ポータブル通信デバイス、あるいはユーザ機器とも称される。加入者局は、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、無線ローカル・ループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、無線接続機能を有するハンドヘルド・デバイス、あるいは、無線モデムに接続されたその他の処理デバイスでありうる。
さらに、本明細書に記載の様々な局面または特徴は、標準的なプログラミング技術および/またはエンジニアリング技術を用いた方法、装置、または、製造物品として実現されうる。本明細書で使用される用語「製造物品」は、任意のコンピュータ読取可能デバイス、キャリア、または媒体からアクセス可能なコンピュータ・プログラムを含むことが意図される。例えば、コンピュータ読取可能媒体は、限定される訳ではないが、磁気記憶デバイス(例えば、ハード・ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ等)、光ディスク(例えば、コンパクト・ディスク(CD)、DVD等)、スマート・カード、およびフラッシュ・メモリ・デバイス(例えば、カード、スティック、キー・ドライブ等)を含みうる。くわえて、本明細書に記載の様々な記憶媒体は、情報を格納するための1または複数のデバイスおよび/またはその他の機械読取可能媒体を表しうる。用語「機械読取可能媒体」は、限定される訳ではないが、無線チャネルや、命令(群)および/またはデータを格納、包含、および/または搬送することが可能なその他様々な媒体を含みうる。
図1に示すように、無線通信システム100が、本明細書に記載の様々な実施形態にしたがって例示される。システム100は、無線通信信号を受信し、それを無線端末104へ送信し、それを繰り返すなどする基地局102を備えうる。さらに、システム100は、基地局102に類似した複数の基地局、および/または、無線端末104に類似した複数の無線端末を含むことができると考慮される。基地局102は、送信機チェーンおよび受信機チェーンを備えうる。それらおのおのは、当業者によって理解されるように、信号送信および信号受信に関連する複数の構成要素(例えば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、アンテナ等)を備えうる。基地局102は、固定局および/またはモバイルでありうる。無線端末104は、例えば、セルラ電話、スマート・フォン、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルド・コンピュータ・デバイス、衛星ラジオ、全地球測位システム、PDA、および/または、無線通信システム100を介して通信するためのその他任意のデバイスでありうる。また、無線端末104は、固定式または移動式でありうる。
無線端末104は、任意の所与の時間において、ダウンリンク・チャネルおよび/またはアップリンク・チャネルで基地局102(および/または異種の基地局)と通信することができる。ダウンリンク・チャネルは、基地局102から無線端末104への通信リンクを称し、アップリンク・チャネルは、無線端末104から基地局102への通信リンクを称する。基地局102はさらに、例えば、無線端末104の認証および許可、アカウント、課金等のような機能を実行する他の基地局および/または異種の任意のデバイス(例えば、サーバ)(図示せず)と通信することができる。
基地局102はさらに、電力コントローラ106および無線端末ベリファイヤ108を含むことができる。電力コントローラ106は、無線端末104(および/または異種の任意の無線端末)に関する電力レベルを測定することができる。電力コントローラ106はさらに、電力レベルを調節することを容易にするために、電力コマンドを無線端末104へ送ることができる。例えば、電力コントローラ106は、送信ユニットの第1のサブセットに関連する1または複数の送信ユニットに電力コマンドを送信することができる。電力コマンドは、例えば、電力レベルを増加すること、電力レベルを低下すること、電力レベルを維持すること等を示すことができる。電力を増加または低下する電力コマンドを受信すると、無線端末104は、関連する電力レベルを、固定された(例えば、予め設定された)量および/または可変量、変えることができる。この予め設定された量は、ある要因(例えば、周波数再使用要因、異なるモバイル局におけるチャネル条件)に基づく可変サイズでありうる。さらに、無線端末ベリファイヤ108は、送信ユニットの第2のサブセットに関連する1または複数の送信ユニットにおける無線端末(例えば、無線端末104)に関する端末識別子に応じて情報を送信することができる。さらに、セッションON状態である場合、1または複数のON識別子が、おのおのの無線端末へ割り当てられ、ON識別子が、送信ユニットの第1のサブセットおよび第2のサブセットに関連付けられうる。送信ユニットは、(例えば、時間領域、周波数領域、時間領域と周波数領域との両方からなるハイブリッドのような)可変フォーマットでありうる。
電力コントローラ106は、ダウンリンク電力制御チャネル(DLPCCH)によって電力コマンドを送信することができる。例にしたがうと、無線端末104がセッションON状態にアクセスすると、基地局102によって、リソースが無線端末104に割り当てられうる。そのようなリソースは、特定のDLPCCHセグメント、1または複数のON識別子等を含みうる。DLPCCHは、無線端末104の送信電力を制御するダウンリンク電力制御メッセージを送信するために、(例えば、電力コントローラ106を適用する)基地局セクタ接続ポイントによって利用されうる。
無線端末ベリファイヤ108は、電力コントローラ106によって転送された電力コマンドとともに、この電力コマンドに対応する無線端末(例えば、無線端末104)に関連する情報を送信することができる。例えば、無線端末ベリファイヤ108は、無線端末(例えば、無線端末104)に関連する端末識別子(例えば、スクランブリング・マスク)に応じて情報を送信することができる。無線端末ベリファイヤ108は、そのような情報をDLPCCHによって転送することができる。例示によれば、無線端末104に関連する情報は、電力コントローラ106からの電力コマンド送信のサブセットとともにDLPCCHによって送信されうる。
無線端末104はさらに、無線端末104に関連して受信された情報を評価するベリフィケーション情報コンパレータ110を含む。ベリフィケーション情報コンパレータ110は、無線端末104が、基地局102によって述べられたようにリソースを利用しているかを判定するために、この受信した信号を分析することができる。したがって、ベリフィケーション情報コンパレータ110は、DLPCCHによって送信されたシンボルのQ成分に含まれる情報を評価することができる。例えば、基地局102は、識別子(例えば、セッションON ID)を無線端末104に割り当てており、ベリフィケーション情報コンパレータ110は、無線端末104が、割り当てられた識別子に関連する適切なリソースを用いるかを分析することができる。他の例によれば、ベリフィケーション情報コンパレータ110は、無線端末104が、基地局102によって割り当てられたDLPCCHのセグメントを利用しているか、および/または、基地局102が、無線端末104に以前に割り当てられたリソース(例えば、セッションON ID)を再利用したかを判定することができる。
それぞれの状態が与えられると、基地局102または無線端末110は、ユーザ機器(UE)となりうることが認識されるべきである。アップリンク通信の場合、逆方向リンク負荷を制御することが望ましい。従来、一般的に、時間帯域−周波数帯域のために単一制御が適用されている。しかしながら、それによって、比較的柔軟性のないフレームワークとなっている。通信帯域を幾つかのサブ帯域に分割することによって、従来のスキームに対して、柔軟性が高められるようになる。−これは、サブ帯域毎に異なる制御を可能とするのみならず、それぞれのサブ帯域にわたって異なる制御しきい値を持つことによって、制御粒度が高められる。制御が高められることにより、異なる目的、および、従来スキームに対して逆方向アップリンク・リソースのより効率的な利用のためにサブ帯域を用いることができる。市場の力は、この業界を、システム・パフォーマンスの最適化を試みるために、より簡単な通信プロトコルに向けて動かした。本明細書で権利主張され説明される局面は、複数のサブ帯域およびその制御を利用して処理オーバヘッドを増加することによって、従来の知識および市場の力に対抗する。しかしながら、そのような認識された処理負荷に耐えた結果、より粒度の高いサブ帯域の制御と、より高められたシステム・リソースの利用度とによって与えられる柔軟性の結果として、システム全体のパフォーマンスの最適化が容易とされる。例えば、単一制御の従来システムでは、与えられたセル内の全てのユーザが、電力を増加することができる。これは、近隣セルの干渉を招く。これを受けて、近隣セルのUEは恐らく、干渉に打ち勝つために、電力を増加することによって応じるだろう。これは、他のセルにおける干渉を引き起こす。従って、そのように電力上昇に向かう収斂は、生成された干渉を合成する。
さらに詳しくは、直交システムにおける干渉管理は、近隣セルによって引き起こされる干渉を特定および緩和することによって容易とされる。通信帯域幅は、多数のサブ帯域に分割され、負荷インジケータがサブ帯域毎に提供される。以前に述べたように、そのようにすることによって、セル間干渉を緩和し、制御粒度を向上し、システム・リソースの全体的な利用を容易にする。サブ帯域毎の負荷情報は、バイナリ負荷インジケータ・データとして提供され、サービス提供セルと、近隣セルへのブロードキャストとの両方のために提供される。ユーザ機器(UE)は、サブ帯域毎ベースで、サービス提供セルと、非サービス提供近隣セルの負荷インジケータ・データとの両方に対するアクセスを有する。これは、帯域幅のより完全な利用を可能にする粒度レベルを与え、より多くのUEが、所与の帯域幅内の負荷で動作することができる。
UEベースの負荷管理は、同期または非同期のいずれかで動作する複数のセルにわたって取り扱われうる。これによって、個々のUEの機能が、セル間干渉の低減を最適化する際の要因となりうる。UEが起動されると、UEは一般に、サービス提供セル動作のタイプ(例えば、同期または非同期)を示すメッセージを、サービス提供セル・アクセス・ノードから受信する。この動作のタイプは、UEに、セル間干渉を低減する1つあるいは別の方法に従わせる。現在の方法は、UEが、サービス提供セルの動作モードに依存しないセル間干渉低減のための最良の方法を見つけることを可能にする。1つの限定しない例では、UEは、非同期セル内で動作しうるが、近隣セルの負荷データに直接的にアクセスする機能を有する。この場合、UEは、サービス提供セルのバックホール・チャネルを介して到来するサブ帯域毎の近隣セル・バイナリ負荷情報を待つのではなく、サブ帯域毎のより高速な直接的な近隣セル・バイナリ負荷情報に依存して、その送信電力スペクトル密度を低減または維持することができる。
直交セルラ・システムでは、セル端のサービス品質(QoS)を保証するために、セル間干渉が緩和されねばならない。別のシステムは、別の技術形式を適用するが、本質的には、2つの学派がある。ネットワークに基づいたソリューションでは、おのおののセルが、その近隣セルの信号対雑音比(SNR)測定値に基づいて、おのおののUEの送信電力スペクトル密度(Tx PSD)を制御する。−これは、汎用パケット・ラジオ・サービス(GPRS)に類似している。UEに基づいたソリューションでは、おのおののUEが、近隣セルのSNRに基づいて、自身のTx PSDを制御する。さらに、UEに基づいたソリューションでは、2つの局面がある。近隣セルに基づいた局面では、おのおののUEが、高速アップリンク・パケット・アクセス(HSUPA)、LTE、およびDOrCと同様に、検出した近隣セルのサブセットによって送信されたアップリンク負荷インジケータをモニタする。サービス提供セルの局面では、サービス提供セルは、(例えば、フラッシュで使用される)地理的な近隣セルのアップリンク負荷をブロードキャストする。本明細書に記載された局面は、上記2つのソリューションを適切に組み合わせるUEベースのアップリンク負荷管理スキームを適用する。
UEベースのアプローチでは、おのおののソリューションの利点および欠点がある。近隣セル・ベースの局面では、UEは、近隣セル負荷を迅速に検出することができる。しかしながら、非同期システムでは、UEは、検出されたおのおのの近隣セルのために、複数の高速フーリエ変換(FFT)タイミングを維持する必要がある。これは欠点である。サービス提供セル・ベースの局面では、UEは、どの近隣セルのタイミングも維持する必要はない。これは利点である。しかしながら、負荷情報は、バックホールを通じて伝搬する必要がある(欠点)。
(例えば、様々な機能を組み合わせた)ハイブリッド・アプローチによって、パフォーマンスが改善される。組み合わせるために、おのおののセルは、両パラメータをブロードキャストし、アップリンク・セル間干渉が受信機(Rx)において見られる。バイナリ値の負荷インジケータが、サブ帯域毎に適用される。これは、それぞれのセルが、特定のサブ帯域に負荷されるか否かを示す。サブ帯域は、全システム帯域幅(例えば、おのおの900KHzの20個のサブ帯域を持つ20MHzシステムおよび18MHzからなる拡大された帯域幅)と等しいかあるいはそれよりも小さい。送信は、プライマリ・ブロードキャスト・チャネル(BCH)で行われる。近隣セルの負荷に関して、負荷は、地理的に近いセルからなされ、サブ帯域毎に示される。
UEの挙動に関し、UEは、検出された近隣セルの負荷に依存してTx PSDを低減する。検出は、以下の2つのアプローチのうちの何れかに基づく。(1)近隣セルから送信され、復号された負荷インジケータ、(2)サービス提供セルから送信され、復号された近隣セル負荷情報。同期システムでは、UEは、近隣セルから送信された負荷インジケータに依存する。非同期システムでは、UEは、サービス提供セルから送信された近隣セルの負荷情報に依存する。
代替局面では、UE機能(例えば、複数のRxタイミング、Tx BW機能(10MHz対20MHz、およびピーク・データ・レート機能)を維持する能力)に依存する非同期システムにおける挙動を想定することができる。UEは、システムが同期しているか否かを知っており、情報が、システム・パラメータの一部としてBCH(ブロードキャスト・チャネル)で送信される。
図2は、本発明の局面の例を与える。図示するように、与えられた帯域幅は、多くのサブ帯域201(例えば、サブ帯域1乃至N)を備える。おのおののサブ帯域は、バイナリ値の負荷インジケータ202を提供し、そのサブ帯域が使用中であるか204、あるいは、特定のセルにおける使用に利用可能であるか205を示す。サブ帯域1,2が使用中であり、サブ帯域3乃至Nが実際に利用可能である場合、サブ帯域部分が提供された帯域幅バイナリ値負荷インジケータ203と比較された場合、より細かい粒度が見られる。
他の局面では、サブ帯域が負荷されているかの判定は、予め定めたしきい値を超えて増加するサブ帯域の負荷要因に基づく。
前述した議論は、帯域幅を、与えられたセルのためのサブ帯域に分割することに注目していた。開示された局面は、この例に限定されず、例えば、セルをセクタに分割し、さらに、セクタ帯域をサブ帯域に分割するような他のアプリケーションを含んでいることが理解されるべきである。
図3に示すように、様々な局面にしたがって実現され、通信リンク305、307、308、311、341、341’、341”、341A、345、345’、345”、345S、347、347’、347”、および347Sによって相互接続された複数のノードを備える(例えば、セルラ通信ネットワークのような)典型的な通信システム300が例示されている。典型的な通信システム300におけるノードは、通信プロトコル(例えば、インターネット・プロトコル(IP))に基づき、信号を使用して情報(例えば、メッセージ)を交換することができる。システム300の通信リンクは、例えば、有線、光ファイバ・ケーブル、および/または、無線通信技術を用いて実現されうる。典型的な通信システム300は、複数のアクセス・ノード340、340’、および340”によって通信システム300にアクセスする複数のエンド・ノード344、346、344’、346’、344”、および346”を含んでいる。エンド・ノード344、346、344’、346’、344”、および346”は、例えば無線通信デバイスまたは端末であり、アクセス・ノード340、340’、および340”は、例えば無線アクセス・ルータまたは基地局でありうる。典型的な通信システム300はさらに、相互接続を提供するため、あるいは、(例えば、サービス提供セルおよび非サービス提供セルのサブ帯域バイナリ値負荷インジケータ・データのためのバックホール経路のような)特定のサービスまたは機能を提供するために使用されるその他多くのノード304、306、309、310、および312を含む。具体的には、典型的な通信システム300は、エンド・ノードに関する状態の転送および格納をサポートするために使用されるサーバ304を含む。サーバ304は、AAAサーバ、コンテクスト転送サーバ、および、AAAサーバとコンテクスト転送サーバの両方の機能を含むサーバでありうる。
典型的な通信システム300は、対応するネットワーク・リンク305、307、308によってそれぞれ中間ネットワーク・ノード310に接続されたサーバ304、ノード306、およびホーム・エージェント・ノード309を含むネットワーク302を示す。ネットワーク302内の中間ネットワーク・ノード310はまた、ネットワーク・リンク311を経由して、ネットワーク302の外部にあるネットワーク・ノードへの相互接続を提供する。ネットワーク・リンク311は、他の中間ネットワーク・ノード312にも接続される。この中間ネットワーク・ノード312はさらに、ネットワーク・リンク341、341’、341”を経由して、複数のアクセス・ノード340、340’、340”への接続を提供する。
おのおののアクセス・ノード340、340’、340”は、対応するアクセス・リンク(345、347)、(345’、347’)、(345”、347”)を経由して、複数のN個のエンド・ノード(344、346)、(344’、346’)、(344”、346”)への接続を提供するものとして示されている。同期システムでは、例えば345Sおよび347Sのようなアクセス・リンクもまた利用可能でありうる。同期システムまたは非同期システムでは、エンド・ノードは、341Aによって示されるように、自身のセル環境外のアクセス・ノードに対するアクセス・リンクを確立する機能を有しうる。典型的な通信システム300では、おのおののアクセス・ノード340、340’、340”は、アクセスを提供するために無線技術(例えば、無線アクセス・リンク)を用いるものとして示されている。おのおののアクセス・ノード340、340’、340”のラジオ有効範囲領域(例えば、通信セル348、348’、348”)はそれぞれ、対応するアクセス・ノードを囲む円として例示される。
典型的な通信システム300は、本明細書に述べられた様々な局面の説明のベースとして示される。さらに、様々な異種のネットワーク・トポロジが、特許請求された主題の範囲内にあることが意図され、ネットワーク・ノードの数およびタイプ、アクセス・ノードの数およびタイプ、エンド・ノードの数およびタイプ、サーバやその他のエージェントの数およびタイプ、および、ノード間の相互接続は、図3に示す典型的な通信システム300のものとは異なりうる。さらに、典型的な通信システム100に示す機能エンティティは、省略あるいは結合されうる。さらに、ネットワーク内の機能エンティティの位置または配置が変えられうる。
制御トラフィックは、しばしば、チャネルと独立したレートで送信される。セル端部のユーザは一般に、厳しいチャネル悪化を経験し、より電力が制限されるようになる。電力制限と同様に、誤り率も増加し、例えばH−ARQのような高度な誤り制御メカニズムは、データのみならずトラフィックを制御するために適用可能ではないかもしれない。IoT動作レベルは、一般に、セル端部のユーザからのトラフィック・データによって制限される。これらの要因は、例えば約5dBのような低いIoT動作点に寄与する。したがって、アップリンク負荷判定基準(例えば、IoT動作レベル)は、一般に、セル端部のユーザからの制御トラフィックによって制限される。
しかしながら、良好なチャネル条件のユーザは、電力制限される可能性は低く、はるかに高いIoT点をサポートすることができる。したがって、セル端部からの柔軟性のない低いIoT動作レベルによって、データ・トラフィックのためのアップリンク負荷管理を不必要に非効率にする。
アップリンク負荷管理メカニズムが記載される。このメカニズムは、利用可能な帯域全体にわたって同じ動作レベルではなく、サブ帯域について別個のアップリンク負荷動作レベル要件を利用し、(例えば、経路341Aを生成することができる)エンド・ノード機能のみならず様々なセル・タイプにサービス提供できる(例えば、同期または非同期)ほどロバストである。サブ帯域に依存するアップリンク負荷情報を導入し、それを適切に管理することによって、ユーザ毎のより大きなスループットと、セクタ・スループットとが達成されうる。
サブ帯域の構成は、時間とともに動的に変化することができ、システム条件に適応することができ、異なるセクタ(図示せず)について異なりうる。
図4は様々な局面に関連する典型的なエンド・ノード400(例えば、モバイル・ノード、無線端末)を例示する。典型的なエンド・ノード400は、図に示すエンド・ノード(例えば、344、346、344’、346’、344”、346”)のうちの任意の1つとして利用することが可能な装置でありうる。図示するように、エンド・ノード400は、ともにバス406によって接続されたプロセッサ404、無線通信インタフェース430、ユーザ入力/出力インタフェース440、およびメモリ410を含む。したがって、エンド・ノード400の様々な構成要素は、バス406を経由して情報、信号、およびデータを交換しうる。エンド・ノード400の構成要素404、406、410、430、440は、ハウジング402内に位置しうる。
無線通信インタフェース430は、エンド・ノード400の内部構成要素が外部デバイスおよびネットワーク・ノード(例えば、アクセス・ノード)と信号を授受するメカニズムを提供する。無線通信インタフェース430は、例えば、対応する受信アンテナ436を備えた受信機モジュール432と、(例えば、無線通信チャネルを介して)エンド・ノード400を他のネットワーク・ノードに接続するために使用される対応する送信アンテナ438を備えた送信機モジュール434とを含む。
典型的なエンド・ノード400はまた、ユーザ入力デバイス442(例えば、キーパッド)およびユーザ出力デバイス444(例えば、ディスプレイ)を含む。これらは、ユーザ入力/出力インタフェース440を経由してバス406に接続される。したがって、ユーザ入力デバイス442およびユーザ出力デバイス444は、ユーザ入力/出力インタフェース440およびバス406を介して、エンド・ノード400の他の構成要素と情報、信号、およびデータを交換しうる。ユーザ入力/出力インタフェース440および関連するデバイス(例えば、ユーザ入力デバイス442、ユーザ出力デバイス444)は、ユーザが、様々なタスクを達成するためにエンド・ノード400を操作することができるメカニズムを提供する。特に、ユーザ入力デバイス442およびユーザ出力デバイス444は、ユーザが、エンド・ノード400のメモリ400内で実行するアプリケーション(例えば、モジュール、プログラム、ルーチン、関数等)およびエンド・ノード400を制御することを可能にする機能を提供する。
プロセッサ404は、メモリ410に含まれる様々なモジュール(例えば、ルーチン)によって制御され、本明細書に記載したような様々なシグナリングおよび処理を実行するためにエンド・ノード400の動作を制御することができる。メモリ410に含まれるモジュールは、起動時に、あるいは、他のモジュールによって呼び出されると実行される。モジュールは、実行されると、データ、情報、および信号を交換することができる。モジュールはまた、実行されると、データおよび情報を共有することができる。エンド・ノード400のメモリ410は、シグナリング/制御モジュール412、およびシグナリング/制御データ414を含みうる。
シグナリング/制御モジュール412は、状態情報の格納、検索、および処理の管理のための信号(例えば、メッセージ)を受信および送信することに関連する処理を制御する。シグナリング/制御データ414は、例えば、パラメータ、状態、および/または、エンド・ノードの動作に関するその他の情報のような状態情報を含む。特に、シグナリング/制御データ414は、設定情報416(例えば、エンド・ノード識別情報)と、動作情報418(例えば、現在の処理状態、ペンディング応答の状況等)を含みうる。シグナリング/制御モジュール412は、シグナリング/制御データ414(例えば、アップデートな設定情報416および/または動作情報418)にアクセスしたり、および/または、シグナリング/制御データ414を修正する。
エンド・ノード400のメモリ410はまた、コンパレータ・モジュール446、電力調節モジュール448、および/または、誤りハンドラ・モジュール450を含みうる。図示しないが、コンパレータ・モジュール446、電力調節モジュール448、および/または、誤りハンドラ・モジュール450は、メモリ410内に格納されうるものと関連するデータを格納および/または検索しうることが理解されるべきである。コンパレータ・モジュール446は、エンド・ノード400に関連付けられた受信情報を評価し、予期された情報との比較を有効にしうる。
図5は、本明細書に記載の様々な局面にしたがって実現される典型的なアクセス・ノード500を例示する。典型的なアクセス・ノード500は、図3に示すアクセス・ノード(例えば、340、340’、および340”)のうちの任意の1つとして利用される装置でありうる。アクセス・ノード500は、ともにバス506によって接続されたプロセッサ504、メモリ510、ネットワーク/相互ネットワーク・インタフェース520、および無線通信インタフェース530を含みうる。したがって、アクセス・ノード500の様々な構成要素は、バス506を介して情報、信号、およびデータを交換しうる。アクセス・ノード500の構成要素504、506、510、520、530は、ハウジング502内に配置されうる。
ネットワーク/相互ネットワーク・インタフェース520は、アクセス・ノード500の内部構成要素が、外部デバイスおよびネットワーク・ノードとの間で信号を送受信するメカニズムを提供する。ネットワーク/相互ネットワーク・インタフェース520は、アクセス・ノード500を(例えば、銅線ケーブルまたは光ファイバ線によって)他のネットワーク・ノードに接続するために使用される受信機モジュール522および送信機モジュール524を含む。無線通信インタフェース530はまた、アクセス・ノード500の内部構成要素が、外部デバイスおよびネットワーク・ノード(例えば、エンド・ノード)と信号を送受信するメカニズムを提供する。無線通信インタフェース530は、例えば、対応する受信アンテナ536を備えた受信機モジュール532と、対応する送信アンテナ538を備えた送信機モジュール534とを含む。無線通信インタフェース530は、アクセス・ノード500を(例えば、無線通信チャネルを介して)他のネットワーク・ノードに接続するために使用されうる。
プロセッサ504は、メモリ510に含まれる様々なモジュール(例えば、ルーチン)の制御下にあり、様々なシグナリングおよび処理を実行するために、アクセス・ノード500の動作を制御することができる。メモリ510に含まれるモジュールは、起動時に、あるいは、メモリ510内に存在しうる他のモジュールによって呼び出されると実行される。実行されると、モジュールは、データ、情報、および信号を交換することができる。実行されると、モジュールはまた、データおよび情報を共有することができる。例によれば、アクセス・ノード500のメモリ510は、状態管理モジュール512およびシグナリング/制御モジュール514を含む。これらモジュールのおのおのに対応して、メモリ510はまた、状態管理データ513およびシグナリング/制御データ515を含む。
状態管理モジュール512は、エンド・ノードから、または、状態の格納および検索に関する他のネットワーク・ノードから受信した信号の処理を制御する。状態管理データ513は、例えば、状態または状態の一部のようなエンド・ノード関連情報であるか、あるいは、その他幾つかのネットワーク・ノードに格納されているのであれば現在のエンド・ノード状態の場所を含む。状態管理モジュール512は、状態管理データ513にアクセスしたり、あるいは、状態管理データ513を修正することができる。
シグナリング/制御モジュール514は、無線通信インタフェース530を介してエンド・ノードから/への信号の処理を制御し、例えば、基本的な無線機能、ネットワーク管理等のようなその他の動作のために必要な場合、ネットワーク/相互ネットワーク・インタフェース520を介して他のネットワーク・ノードから/への信号の処理を制御する。シグナリング/制御データ515は、例えば、基本的な動作のための無線チャネル割り当てに関するエンド・ノード関連データと、例えば、サポート/管理サーバのアドレス、基本的なネットワーク通信のための設定情報のようなその他のネットワーク関連データとを含む。シグナリング/制御モジュール514は、シグナリング/制御データ515にアクセスしたり、シグナリング/制御データ515を修正することができる。
メモリ510はさらに、ユニーク識別(ID)割当モジュール540、ON識別(ID)割当モジュール542、電力コントローラ・モジュール544、および/または、無線端末(WT)ベリファイ・モジュール546を含む。ユニークID割当モジュール540、ON ID割当モジュール542、電力コントローラ・モジュール544、および/またはWTベリファイ・モジュール546は、メモリ510内に関連データを格納し、および/または、メモリ510に保持された関連データを検索できることが認識されるべきである。さらに、ユニークID割当モジュール540は、端末識別子(例えば、スクランブリング・マスク)を無線端末へ割り当てる。ON ID割当モジュール542は、無線端末がセッションON状態にある間、ON識別子を無線端末に割り当てることができる。電力コントローラ・モジュール544は、無線端末へ電力制御情報を送信することができる。WTベリファイ・モジュール546は、無線端末関連情報を送信ユニット内に含めることを可能にする。
図6は、マルチ・セル・ネットワーク600内のセル近傍の典型的な局面の例示を提供する。そのサービス領域652によって表されるセルは、近隣セル650、651、653、654、655、および656を有する。これら近隣セルは、セル652に隣接している。これらサービス領域は、図3(例えば、348、348’、および348”)と類似している。同様に、セルは、アクセス・ノード642、およびその近隣セル640、641、643、644、645、および646によって表されうる。これらは、図3(例えば、340、340’、340”)と類似している。サービス領域650内のデバイスまたはユーザ機器(UE)660の場合、UEは、セル650がUEのためのリソースの主要な提供者であれば、セル650によってサービス提供される。現在の発明の局面によれば、おのおののセルは、サブ帯域1乃至Nのために、サブ帯域バイナリ値負荷インジケータ・データ(そのセルにおいて使用中の周波数サブ帯域のためのバイナリ・データ・ビット1乃至N)を(例えば、BCHチャネルで)ブロードキャストする。それ自身の負荷インジケータ・データに加えて、セルは、その近隣セル・アクティビティのために、バックホール・チャネルによっても、サブ帯域ベースでバイナリ値負荷インジケータ・データを送信するだろう。最低でも、アクセス・ノード642は、エンド・ノード660、670、671、661を含む全ての近隣セルがどのサブ帯域を使用しているかのみならず、エンド・ノード662、672のための負荷データを提供する。
これは典型的なモデルである一方、本発明は、このモデルに限定されず、特許請求の範囲で取り込まれるような全ての置き換えをカバーすることに着目されたい。周波数再使用シナリオのように、セルがセクタ化される場合、サブ帯域毎の隣接セクタ負荷判定基準が、送信されるだろう(図示せず)。
図7に示すように、セル間干渉緩和の典型的な局面700が示される。セル750では、エンド・ノード770、760は、サブ帯域負荷インジケータ710によって表されるようなサブ帯域1、2を使用する。セル751でも使用される同じ周波数帯域について、サブ帯域負荷インジケータ720は、エンド・ノード771がどのサブ帯域を使用しているかを例示している。例示するように、エンド・ノード761は、異なる周波数帯域を全て使用している。これによって、PSDのサブ帯域771、760、および770は、それぞれのレベルを維持することができる。なぜなら、粒度が増加することによって、異なるセル内で使用される所与の周波数における周波数サブ帯域のより効率的かつより深い使用が可能となるからである。サブ帯域負荷インジケータは、たとえエンド・ノードが全て同じ周波数帯域にあっても、干渉がなく、リソースのより完全な利用が可能となることを示す。
本明細書に記載された典型的な局面を考慮して、開示された主題にしたがって実現されうる方法論が説明される。簡略化の目的で、これら方法論が一連のブロックとして示され記述される一方、幾つかのブロックは、本明細書で示され説明されたものとは異なる順序で、および/または、他のブロックと同時に生じうるので、特許請求された主題は、これらブロックの数または順序によって制限されないことが理解され認識されるべきである。さらに、それぞれの方法論を実現するために、例示された全てのブロックが必要とされる訳ではない。様々なブロックに関連する機能は、ソフトウェア、ハードウェア、これらの組み合わせ、あるいはその他任意の適切な手段(例えば、デバイス、システム、プロセス、構成要素)によって実現されうることが認識されるべきである。さらに、以下および本明細書全体を通じて開示されている幾つかの方法論は、そのような方法論を様々なデバイスへ伝送することおよび転送することを容易にする製造物品に格納されうることがさらに認識されるべきである。当業者であれば、方法論は、例えば状態図のような一連の相互関連する状態またはイベントとして表されうることを認識および理解するだろう。
図8は、様々な局面にしたがう高レベルな方法論を例示する。804において、セル帯域幅は、N個のサブ帯域(Nは整数>2)に分割される。806において、それぞれのサブ帯域は、それぞれのユーザ機器(UE)に割り当てられる。サブ帯域割当を行うことに関して、様々な割当プロトコルが適用されうることが認識されるべきである。例えば、それぞれのサブ帯域は、特定目的(例えば、データ・タイプ、電力レベル、距離、干渉緩和、負荷平準化等)のために指定され、UEは、それぞれその類似性に応じてサブ帯域に割り当てられうる。他の例では、割り当てに関連して最適化スキームが適用されうる。同様に、(例えば、環境的な要因、属性、QoS、カスタマ属性、カスタマ・ランキング、履歴情報のような)付帯情報が適用されうる。別の例では、割り当ては、セルまたは複数のセルにわたった負荷平準の機能でありうる。
この方法論の実施形態は、本明細書に記載の様々な局面(例えば、通信リソースの変更、リソース、付帯情報、ユーザ/UE状態、設定、サブ帯域割り当て、電力レベル設定)の自動的な実行を容易にするために人工知能を適用することができる。さらに、所与の時間および状態において実行される推論を意図した動作を容易にするために、推論ベースのスキームが適用されうる。本発明のAIベースの局面は、適切な任意の機械学習ベース技術、および/または、統計ベース技術、および/または、確率ベース技術によって有効とされうる。例えば、エキスパート・システム、ファジー論理、サポート・ベクトル機械(SVM)、Hidden Markovモデル(HMM)、グリーディ探索アルゴリズム、ルール・ベース・システム、Bayesianモデル(例えば、Bayesianネットワーク)、ニューラル・ネットワーク、その他の非線形学習技術、データ融合、ユーティリティ・ベース分析システム、Bayesianモデルを適用したシステム等が考慮される。
808において、サブ帯域割り当てが追跡される。810において、サブ帯域割り当てが、(例えば、近隣セルにおける基地局またはUEにサブ帯域割当を知らせるために、)近隣セルにブロードキャストされる。812では、近隣セルのサブ帯域割当がモニタされる。814では、そのようなモニタに応じて、サブ帯域割当に関してコンフリクトがあると判定された場合、816において、例えば、コンフリクトによるセル間干渉を緩和することに関連して電力を低減するために、特定のUEに制御情報が送られる。コンフリクトが存在しない場合、818において、UEは電力レベルを維持する。
前記説明から、帯域幅をそれぞれのサブ帯域に細分割することによって、従来式のスキームと比べて、UE電力レベルのより細かな調節が達成されうることが容易に理解されうる。その結果、セル間干渉緩和のみならず、システム全体のリソース利用もまた促進される。
図9は、様々な局面にしたがう高レベルな方法論を例示する。904において、サブ帯域割当が、ユーザ機器によって受信される。906において、UEのそれぞれの能力/機能に関する判定または識別がなされる。UEが、ある能力/機能を有していないと認められた場合、908において、UEは単に、サブ帯域割当に関連する基地局からのコマンドをリスンする。しかしながら、UEが、本明細書に記載の局面に関連するある能力または機能を有している場合、910において、UEは、コンフリクトしているサブ帯域負荷インジケータ・データを求めて近隣セルを調べる。912において、それぞれのサブ帯域負荷インジケータ・データに応じて、コンフリクトが存在するか否かに関する判定がなされる。コンフリクトが存在する場合、916において、UEは、UEが引き起こしうる干渉を緩和するために電力レベルを下げる。コンフリクトが存在しないと判定された場合、914において、UEは電力レベルを維持する。
図10は、様々な局面にしたがう管理方法のための典型的なロジックを強調している。この管理方法1000は、同期直交システムおよび非同期直交システムの両方をロバストに取り扱うUEベースのセル間干渉緩和システム向けである。1004では、所与のサービス提供セルにおけるおのおののUEについて、UEは、サービス提供セルが同期モードで動作しているか、あるいは非同期モードで動作しているかを示すサービス提供セル・タイプ・メッセージを受信する。1006では、UEは、サービス提供セルが同期しているか非同期であるかを判定するか、あるいは通知される。セルが同期している場合、処理は1018に進み、UEは、バイナリのサブ帯域負荷データを求めて、サービス提供セルまたは近隣セルを調べる。1006では、セルが非同期である場合、処理は1012に進み、UEの機能が評価される。UEが、高度な機能を有しているものと認められた場合、処理は1018に移る。UEが基本機能を有しているものと認められた場合、処理は1016に進み、UEは、バックホールされたバイナリ・サブ帯域データを求めてサービス提供セルを調べる。ブロック1018は、様々な利点(例えば、より高速な近隣セル検出、近隣セルから直接取得される近隣セル負荷データ)を示す。それほど高度ではないUEの場合、経路1016が、UEのサービス提供セルから送信され、バックホール・チャネルを介して取得された新たなバイナリ・サブ帯域負荷データを提供する。何れの経路でも、サブ帯域毎のバイナリ負荷データが取得され、その後、1012における比較がなされる。
この時点では、図7に示すようなより細かな粒度が、与えられた帯域幅のうちの異なるサブ帯域においてより多くのUEが動作するための余裕が増加し、ステップ1022またはステップ1024を採用せよとの制御命令をUEに与える。
図11と、さほどロバストではない従来の代替例1100及び1200を示す図12とが対比される。図11では、UEは、起動されると(1012)、サービス提供セル・タイプ・メッセージを受信し(1014)、サービス提供セル・タイプが、UEの次のステップ1118を命じる。ここでは、近隣セルのデータの帯域幅全体が近隣セルから直接的および迅速に取得され、サービス提供セルからの負荷データと比較される(1120)。UEに対するさほど効率的ではない命令(例えば、一致する帯域内の干渉しない別のサブ帯域を用いたUEが、実際にはない干渉を引き起こすものと示される)が指示され、1112または1124の何れかが採用されよう。
図12では、UEは、起動されると(1202)、サービス提供セル・タイプ・メッセージを受信する(1204)。これは、ステップ1216を命じる。ここで、サービス提供セルによって提供されたようなより遅いバックホール・チャネルからの帯域幅の全体が取得され、サービス提供セル内のUE帯域幅と比較される(1220)。UEに対するさほど効率的ではない命令(例えば、一致する帯域内の干渉しない別のサブ帯域を用いたUEが、実際にはない干渉を引き起こすものと示される)が指示され、1222または1224の何れかが採用されよう。UE機能は無視される。図11および図12に示されるようなシステムもまた、サービス提供セル・システムが経路を指示するので、効率的ではないUEベースである。
図13は、セル間干渉の緩和を容易にするシステム1300を例示する。構成要素1302は、セル帯域幅をN個のサブ帯域(Nは整数>2)に分割する。構成要素1304は、それぞれのサブ帯域を、それぞれのユーザ機器(UE)に割り当てる。サブ帯域割当を行うことに関して、様々な割当プロトコルが適用されうることが認識されるべきである。例えば、それぞれのサブ帯域は、特定の目的(例えば、データ・タイプ、電力レベル、距離、干渉緩和、負荷平準等)のために指定され、UEは、その類似性に応じて、サブ帯域にそれぞれ割り当てられうる。別の例では、割当に関して(例えば、人工知能を適用した)最適化スキームが適用されうる。同様に、(例えば、環境要因、属性、QoS、カスタマ属性、カスタマ・ランキング、履歴情報のような)付帯情報が適用されうる。他の例では、割り当ては、セルまたは複数のセルにわたった負荷平準の機能でありうる。
構成要素1306は、サブ帯域割当を追跡し、構成要素1308は、(例えば、近隣セルの基地局またはUEに、サブ帯域割当を知らせるために、)サブ帯域割当を近隣セルへブロードキャストする。構成要素1310は、近隣セルのサブ帯域割当をモニタする。構成要素1312は、そのようなモニタによって、コンフリクトが存在するかを判定し、サブ帯域割当に関してコンフリクトが存在すると判定されると、構成要素1314は、例えばこのコンフリクトによるセル間干渉を緩和することに関し、電力を低減するように特定のUEへ制御情報を送る。コンフリクトが存在しない場合、構成要素1316は、電力レベルを維持するようにUEに制御情報を送る。1318は、データストアとして役立つ。
図14は、様々な局面にしたがう高レベルな方法論を例示する。1404では、セル帯域幅が複数のサブ帯域に分割される。1406では、サブ帯域レベル毎に観察された負荷に対応する負荷判定基準が隣接セルに提供される。1408では、サブ帯域判定基準が、サービス提供されたUEへブロードキャストされる。1410では、サービス提供セルが、隣接セルから、サブ帯域負荷判定基準を受信する。この情報を用いて、1412では、サービス提供セルが、サービス提供されたUEのためのサブ帯域割当が隣接セルに負荷されているかを判定する。1414では、割り当てられたサブ帯域について負荷された隣接セルが存在すると判定されると、コンフリクトしたUEに関して、電力スペクトル密度を低減するために、特定のUEに対して制御情報が送られる。コンフリクトが存在しない場合、1416において、UEは、電力スペクトル密度レベルを維持する。
図15は、様々な局面にしたがう高レベルな方法論を例示する。1504では、サブ帯域毎の隣接セル負荷判定基準が、ユーザ機器によって受信される。1506では、負荷判定基準情報のソースに関する判定がなされる。負荷判定基準情報が、サービス提供セルから受信された場合(1508)、UEは、割り当てられた送信電力スペクトル密度を維持する(1514)。負荷判定基準のソースが直接的に隣接セルである場合(1510)、負荷判定基準は1512において評価され、割り当てられたサブ帯域が負荷されているか否かに関する判定がなされる。割り当てられたサブ帯域が負荷されているかに関する判定は、予め定めたしきい値を超えて上昇するサブ帯域のための負荷要因に基づきうる。割り当てられたサブ帯域が負荷されていない場合、1514において、送信電力スペクトル密度が維持される。負荷判定基準が、割り当てられ負荷されたサブ帯域が隣接セルであることを示すのであれば、UEは、その割り当てられた送信電力スペクトル密度を低減する(1516)。
図16は、セル間干渉を緩和することを容易にするシステム1600を例示する。構成要素1602は、セル帯域幅を複数のサブ帯域に分割する。構成要素1604は、サブ帯域毎に観察された負荷に対応する負荷判定基準を与える。構成要素1606は、サブ帯域負荷判定基準を近隣セルにブロードキャストし、構成要素1608は、サブ帯域負荷判定基準を、サービス提供されたUEへブロードキャストする。構成要素1610は、隣接セルから、サブ帯域負荷判定基準を受信する。構成要素1612は、サービス提供されたUEのサブ帯域割当が、隣接セルに負荷されているかを判定する。1614は、サービス提供されたUEのサブ帯域割当が、隣接セルに負荷された場合に、そのUEの電力スペクトル密度を低減するための構成要素であり、1616は、UE電力スペクトル密度を維持するための構成要素であり、サービス提供されたUEのサブ帯域割当が、隣接セルに負荷されていない場合に使用される。1618は、データ・ストアとして役立つ。
図17は、UEベースの通信システム1700を例示する。1702は、隣接セルからサブ帯域負荷判定基準情報を受信する構成要素である。1704は、(例えば、隣接セルから直接的に、バックホール・チャネルを介してサービス提供セルから、)隣接サブ帯域負荷判定基準のソースを判定するための構成要素である。1706は、サブ帯域負荷判定基準の負荷された状態または負荷されていない状態を判定するための構成要素である。構成要素1708は、割り当てられたサブ帯域が隣接セル内に負荷されていると判定されたUEに割り当てられた送信電力スペクトル密度を低減するための構成要素である。構成要素1710は、割り当てられた送信スペクトル密度を維持する。1712は、データ・ストアとして役立つ。
帯域幅をそれぞれのサブ帯域に細分割することによって、従来のスキームと比べて、UE電力レベルのより細かな調整が達成されうることが、前述した説明から容易に認識されうる。その結果、セル間干渉緩和のみならず、システム・リソースの全体的な利用が容易とされる。
ソフトウェアによる実現の場合、本明細書に記載の技術は、本明細書に記載の機能を実行するモジュール(例えば、手順、関数等)を用いて実現されうる。ソフトウェア・コードは、メモリ・ユニット内に格納され、プロセッサによって実行されうる。このメモリ・ユニットは、プロセッサの内部またはプロセッサの外部に実装される。プロセッサの外部に実装される場合、当該技術において周知である様々な方法によってプロセッサに通信可能に接続されうる。
上述したものは、1または複数の実施形態の例を含んでいる。もちろん、前述した実施形態を説明する目的のための構成要素または方法論の考えられる全ての組み合わせを記述することは不可能であるが、当業者であれば、様々な実施形態のさらなる組み合わせおよび置き換えが可能であることを認識することができる。したがって、記載された実施形態は、添付された特許請求の範囲の精神およびスコープ内にあるそのような全ての変更、修正、および変形を含むことが意図されている。さらに、用語「含む」("includes")が、詳細な説明または特許請求の範囲の何れかで使用されている限り、そのような用語は、用語「備える」("comprising")が請求項において遷移語として適用されている場合に解釈されるように、用語「備える」と同様に包括的であることが意図される。
以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[発明1]
セル間干渉の緩和を容易にする方法であって、
セル帯域幅を、複数のサブ帯域に分割することと、
サブ帯域毎に観察された負荷に対応する負荷判定基準を隣接セルに提供することと
を備える方法。
[発明2]
おのおののサブ帯域のために、サブ帯域毎に観察された負荷に対応する負荷判定基準をブロードキャストするセルを備える発明1に記載の方法。
[発明3]
おのおののサブ帯域のために、サブ帯域毎の隣接した負荷に対応する負荷判定基準をブロードキャストするセルを備える発明1に記載の方法。
[発明4]
前記隣接セルから、サブ帯域毎の負荷判定基準を受信することと、
サービス提供されたUEのためのサブ帯域割当が隣接セルに負荷されているかを判定することと、
割り当てられたサブ帯域が負荷されているのであれば、割り当てられた送信電力スペクトル密度を低減することと、
前記割り当てられたサブ帯域が負荷されていないのであれば、前記割り当てられた送信電力スペクトル密度を維持することと
を備える発明1に記載の方法。
[発明5]
UEベースの通信システムのための方法であって、
サブ帯域毎の隣接セル負荷判定基準を受信することと、
サブ帯域毎の隣接セル負荷判定基準が、サービス提供セルまたは隣接セルから受信されたかを判定することと、
割り当てられたサブ帯域が前記隣接セル内に負荷されているかを判定することと、
前記割り当てられたサブ帯域が隣接セル内に負荷され、前記隣接セル負荷判定基準が、前記隣接セルから受信されたと判定されると、割り当てられた送信電力スペクトル密度を低減することと、
前記割り当てられたサブ帯域が隣接セル内に負荷されず、前記隣接セル負荷判定基準が前記隣接セルから受信されたと判定されると、割り当てられた送信電力スペクトル密度を維持することと
を備える方法。
[発明6]
前記隣接セル負荷判定基準が前記サービス提供セルから受信されたと判定されると、前記割り当てられた送信電力スペクトル密度を維持することを備える発明5に記載の方法。
[発明7]
セル帯域幅を、複数のサブ帯域に分割することと、
サブ帯域毎に観察された負荷に対応する負荷判定基準を隣接セルに提供することと
を備える動作を実行するためのコンピュータ読取可能な命令群を格納したコンピュータ読取可能記憶媒体。
[発明8]
おのおののサブ帯域のために、サブ帯域毎に観察された負荷に対応する負荷判定基準をセルがブロードキャストするためのコンピュータ読取可能な命令群を格納した発明7に記載のコンピュータ読取可能記憶媒体。
[発明9]
おのおののサブ帯域のために、サブ帯域毎に隣接した負荷に対応する負荷判定基準をセルがブロードキャストするためのコンピュータ読取可能な命令群を格納した発明7に記載のコンピュータ読取可能記憶媒体。
[発明10]
前記隣接セルから、サブ帯域毎の負荷判定基準を受信することと、
サービス提供されたUEのためのサブ帯域割当が隣接セルに負荷されているかを判定することと、
割り当てられたサブ帯域が負荷されているのであれば、割り当てられた送信電力スペクトル密度を低減することと、
前記割り当てられたサブ帯域が負荷されていないのであれば、前記割り当てられた送信電力スペクトル密度を維持することと
を備える動作を実行するためのコンピュータ読取可能な命令群を格納した発明7に記載のコンピュータ読取可能記憶媒体。
[発明11]
サブ帯域毎の隣接セル負荷判定基準を受信することと、
サブ帯域毎の隣接セル負荷判定基準が、サービス提供セルまたは隣接セルから受信されたかを判定することと、
割り当てられたサブ帯域が前記隣接セル内に負荷されているかを判定することと、
前記割り当てられたサブ帯域が隣接セル内に負荷され、前記隣接セル負荷判定基準が、前記隣接セルから受信されたと判定されると、割り当てられた送信電力スペクトル密度を低減することと、
前記割り当てられたサブ帯域が隣接セル内に負荷されず、前記隣接セル負荷判定基準が前記隣接セルから受信されたと判定されると、割り当てられた送信電力スペクトル密度を維持することと
を備える動作を実行するためのコンピュータ読取可能な命令群を格納したコンピュータ読取可能記憶媒体。
[発明12]
前記隣接セル負荷判定基準が前記サービス提供セルから受信されたと判定されると、前記割り当てられた送信電力スペクトル密度を維持するためのコンピュータ読取可能な命令群を格納した発明11に記載のコンピュータ読取可能記憶媒体。
[発明13]
セル帯域幅を、複数のサブ帯域に分割することと、
サブ帯域毎に観察された負荷に対応する負荷判定基準を隣接セルに提供することと
を備える動作を実行するためのコードを実行するプロセッサ。
[発明14]
おのおののサブ帯域のために、サブ帯域毎に観察された負荷に対応する負荷判定基準をセルがブロードキャストするためのコードを実行する発明13に記載のプロセッサ。
[発明15]
おのおののサブ帯域のために、サブ帯域毎の隣接した負荷に対応する負荷判定基準をセルがブロードキャストするためのコードを実行する発明13に記載のプロセッサ。
[発明16]
前記隣接セルから、サブ帯域毎の負荷判定基準を受信することと、
サービス提供されたUEのためのサブ帯域割当が隣接セルに負荷されているかを判定することと、
割り当てられたサブ帯域が負荷されているのであれば、割り当てられた送信電力スペクトル密度を低減することと、
前記割り当てられたサブ帯域が負荷されていないのであれば、前記割り当てられた送信電力スペクトル密度を維持することと
からなる動作を実行するためのコードを実行する発明13に記載のプロセッサ。
[発明17]
サブ帯域毎の隣接セル負荷判定基準を受信することと、
サブ帯域毎の隣接セル負荷判定基準が、サービス提供セルまたは隣接セルから受信されたかを判定することと、
前記割り当てられたサブ帯域が前記隣接セル内に負荷されているかを判定することと、
前記割り当てられたサブ帯域が隣接セル内に負荷され、前記隣接セル負荷判定基準が、前記隣接セルから受信されたと判定されると、割り当てられた送信電力スペクトル密度を低減することと、
前記割り当てられたサブ帯域が隣接セル内に負荷されず、前記隣接セル負荷判定基準が前記隣接セルから受信されたと判定されると、割り当てられた送信電力スペクトル密度を維持することと
からなる動作を実行するためのコードを実行するプロセッサ。
[発明18]
前記隣接セル負荷判定基準が前記サービス提供セルから受信されたと判定されると、前記割り当てられた送信電力スペクトル密度を維持するためのコードを実行する発明17に記載のプロセッサ。
[発明19]
セル帯域幅を、複数のサブ帯域に分割することと、サブ帯域毎に観察された負荷に対応する負荷判定基準を隣接セルに提供することとからなる動作を実行するためのコンピュータ実行可能な命令群を格納した記憶媒体と、
前記コンピュータ実行可能な命令群を実行するプロセッサと
を備える装置。
[発明20]
前記記憶媒体は、おのおののサブ帯域のために、サブ帯域毎に観察された負荷に対応する負荷判定基準をセルがブロードキャストするためのコンピュータ読取可能な命令群を格納した発明19に記載の装置。
[発明21]
前記記憶媒体は、おのおののサブ帯域のために、サブ帯域毎の隣接した負荷に対応する負荷判定基準をセルがブロードキャストするためのコンピュータ読取可能な命令群を格納した発明19に記載の装置。
[発明22]
前記記憶媒体は、
前記隣接セルから、サブ帯域毎の負荷判定基準を受信することと、
サービス提供されたUEのためのサブ帯域割当が隣接セルに負荷されているかを判定することと、
割り当てられたサブ帯域が負荷されているのであれば、割り当てられた送信電力スペクトル密度を低減することと、
前記割り当てられたサブ帯域が負荷されていないのであれば、前記割り当てられた送信電力スペクトル密度を維持することと
を備える動作を実行するためのコンピュータ読取可能な命令群を格納した発明19に記載の装置。
[発明23]
サブ帯域毎の隣接セル負荷判定基準を受信することと、
サブ帯域毎の隣接セル負荷判定基準が、サービス提供セルまたは隣接セルから受信されたかを判定することと、
割り当てられたサブ帯域が前記隣接セル内に負荷されているかを判定することと、
前記割り当てられたサブ帯域が隣接セル内に負荷され、前記隣接セル負荷判定基準が、前記隣接セルから受信されたと判定されると、割り当てられた送信電力スペクトル密度を低減することと、
前記割り当てられたサブ帯域が隣接セル内に負荷されず、前記隣接セル負荷判定基準が前記隣接セルから受信されたと判定されると、割り当てられた送信電力スペクトル密度を維持することと
からなる動作を実行するためのコンピュータ実行可能な命令群を備える記憶媒体と、
前記コンピュータ実行可能な命令群を実行するプロセッサと
を備える装置。
[発明24]
前記記憶媒体は、前記隣接セル負荷判定基準が前記サービス提供セルから受信されたと判定されると、前記割り当てられた送信電力スペクトル密度を維持するためのコンピュータ読取可能な命令群を格納している発明23に記載の装置。
[発明25]
セル間干渉の緩和を容易にするシステムであって、
セル帯域幅を、複数のサブ帯域に分割する手段と、
サブ帯域毎に観察された負荷に対応する負荷判定基準を隣接セルに提供する手段と
を備えるシステム。
[発明26]
おのおののサブ帯域のために、サブ帯域毎の観察された負荷に対応する負荷判定基準をセルがブロードキャストするための手段を備える発明25に記載のシステム。
[発明27]
おのおののサブ帯域のために、サブ帯域毎の隣接した負荷に対応する負荷判定基準をセルがブロードキャストするための手段を備える発明25に記載のシステム。
[発明28]
前記隣接セルから、サブ帯域毎の負荷判定基準を受信する手段と、
サービス提供されたUEのためのサブ帯域割当が隣接セルに負荷されているかを判定する手段と、
割り当てられたサブ帯域が負荷されているのであれば、割り当てられた送信電力スペクトル密度を低減する手段と、
前記割り当てられたサブ帯域が負荷されていないのであれば、前記割り当てられた送信電力スペクトル密度を維持する手段と
を備える発明25に記載のシステム。
[発明29]
UEベースの通信制御のためのシステムであって、
サブ帯域毎の隣接セル負荷判定基準を受信する手段と、
サブ帯域毎の隣接セル負荷判定基準が、サービス提供セルまたは隣接セルから受信されたかを判定する手段と、
前記割り当てられたサブ帯域が前記隣接セル内に負荷されているかを判定する手段と、
前記割り当てられたサブ帯域が隣接セル内に負荷され、前記隣接セル負荷判定基準が、前記隣接セルから受信されたと判定されると、割り当てられた送信電力スペクトル密度を低減する手段と、
前記割り当てられたサブ帯域が隣接セル内に負荷されず、前記隣接セル負荷判定基準が前記隣接セルから受信されたと判定されると、割り当てられた送信電力スペクトル密度を維持する手段と
を備えるシステム。
[発明30]
前記隣接セル負荷判定基準が前記サービス提供セルから受信されたと判定されると、前記割り当てられた送信電力スペクトル密度を維持する手段をさらに備える発明29に記載のシステム。

Claims (30)

  1. セル間干渉の緩和を容易にする方法であって、
    少なくとも1つの隣接セルのための、複数のサブ帯域についての第1の負荷判定基準のセットを、第1のセルにおいて受信することと、
    前記少なくとも1つの隣接セルのための、前記第1の負荷判定基準のセットに基づいて、前記第1のセルによってサービス提供される少なくとも1つのユーザ機器(UE)の送信電力を制御するための制御情報を前記第1のセルにおいて決定することと
    を備え、前記第1の負荷判定基準のセットの各々は、前記複数のサブ帯域のうちの1つについての、隣接セルにおいて観察された負荷を表し、各負荷判定基準は、対応するサブ帯域が隣接セルにおいて1つ以上のUEによる通信のために使用されるかどうかを表す、方法。
  2. 前記第1のセルのための、前記複数のサブ帯域についての第2の負荷判定基準のセットを、前記第1のセルにおいて判定することと、
    前記少なくとも1つの隣接セルにおけるUEの送信電力を制御するのに使用する前記第2の負荷判定基準のセットを、前記第1のセルによって提供することと
    をさらに備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2の負荷判定基準のセットを提供することは、前記少なくとも1つの隣接セルに前記第2の負荷判定基準のセットを送ることか、前記少なくとも1つの隣接セルにおいて、前記UEに対して前記第2の負荷判定基準のセットをブロードキャストすることか、あるいはその両方を備える請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1のセルにおいてUEに割り当てられたサブ帯域が隣接セルに負荷されているかを、前記第1の負荷判定基準のセットに基づいて判定することと、
    前記割り当てられたサブ帯域が前記隣接セルに負荷されているのであれば、前記UEの送信電力を低減することと、
    前記割り当てられたサブ帯域が前記隣接セルに負荷されていないのであれば、前記UEの送信電力を維持又は増加することと、
    前記UEの送信電力を、低減するか、維持するか、あるいは増加するかの決定に基づいて、前記UEのための制御情報を決定することと
    をさらに備える請求項1に記載の方法。
  5. セル間干渉緩和を容易にする方法であって、
    ユーザ機器(UE)において、複数のサブ帯域のうちのサブ帯域について、前記UEの送信電力を制御するための制御情報を受信することと、
    前記UEにおいて、前記制御情報に基づいて、前記UEの送信電力を調節するか又は維持するかを決定することと
    を備え、前記制御情報は、少なくとも1つの隣接セルのための、前記サブ帯域についての少なくとも1つの負荷判定基準に基づいて、前記UEのサービス提供セルによって決定され、各負荷判定基準は、前記サブ帯域が隣接セルにおいて1つ以上のUEによる通信のために使用されるかどうかを表す、方法。
  6. 前記制御情報は、前記サブ帯域が前記少なくとも1つの隣接セルに負荷されているのであれば、前記UEの送信電力を低減するための電力コマンドを、また、前記サブ帯域が前記少なくとも1つの隣接セルに負荷されていないのであれば、前記UEの送信電力を維持又は増加するための電力コマンドを備える請求項5に記載の方法。
  7. 動作を実行するためのコンピュータ読取可能な命令群を格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、前記動作は、
    少なくとも1つの隣接セルのための、複数のサブ帯域についての第1の負荷判定基準のセットを、第1のセルにおいて受信することと、
    前記少なくとも1つの隣接セルのための、前記第1の負荷判定基準のセットに基づいて、前記第1のセルによってサービス提供される少なくとも1つのユーザ機器(UE)の送信電力を制御するための制御情報を前記第1のセルにおいて決定することと
    を備え、前記第1の負荷判定基準のセットの各々は、前記複数のサブ帯域のうちの1つについての、隣接セルにおいて観察された負荷を表し、各負荷判定基準は、対応するサブ帯域が隣接セルにおいて1つ以上のUEによる通信のために使用されるかどうかを表す、コンピュータ読取可能な記憶媒体。
  8. 前記第1のセルのための、前記複数のサブ帯域についての第2の負荷判定基準のセットを、前記第1のセルにおいて判定することと、
    前記少なくとも1つの隣接セルにおけるUEの送信電力を制御するのに使用する、前記第2の負荷判定基準のセットを、前記第1のセルによって提供することと
    を備える動作を実行するためのコンピュータ読取可能な命令群を格納した請求項7に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  9. 前記少なくとも1つの隣接セルに前記第2の負荷判定基準のセットを送ることか、前記少なくとも1つの隣接セルにおいて、前記UEに対して前記第2の負荷判定基準のセットをブロードキャストすることか、あるいはその両方を実行するためのコンピュータ読取可能な命令群を格納した請求項8に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  10. 前記第1のセルにおいてUEに割り当てられたサブ帯域が隣接セルに負荷されているかを、前記第1の負荷判定基準のセットに基づいて判定することと、
    前記割り当てられたサブ帯域が前記隣接セルに負荷されているのであれば、前記UEの送信電力を低減することと、
    前記割り当てられたサブ帯域が前記隣接セルに負荷されていないのであれば、前記UEの送信電力を維持又は増加することと
    前記UEの送信電力を、低減するか、維持するか、あるいは増加するかの決定に基づいて、前記UEのための制御情報を決定することと
    を備える動作を実行するためのコンピュータ読取可能な命令群を格納した請求項7に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  11. ユーザ機器(UE)において、複数のサブ帯域のうちのサブ帯域について、前記UEの送信電力を制御するための制御情報を受信することと、
    前記UEにおいて、前記制御情報に基づいて、前記UEの送信電力を調節するか又は維持するかを決定することと
    を備える動作を実行するためのコンピュータ読取可能な命令群を格納し、前記制御情報は、少なくとも1つの隣接セルのための、前記サブ帯域についての少なくとも1つの負荷判定基準に基づいて、前記UEのサービス提供セルによって決定され、前記各負荷判定基準は、前記サブ帯域が隣接セルにおいて1つ以上のUEによる通信のために使用されるかどうかを表す、コンピュータ読取可能な記憶媒体。
  12. 前記制御情報は、前記サブ帯域が前記少なくとも1つの隣接セルに負荷されているのであれば、前記UEの送信電力を低減するための電力コマンドを、また、前記サブ帯域が前記少なくとも1つの隣接セルに負荷されていないのであれば、前記UEの送信電力を維持又は増加するための電力コマンドを備える請求項11に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  13. 動作を実行するためのコードを実行するプロセッサであって、前記動作は、
    少なくとも1つの隣接セルのための、複数のサブ帯域についての第1の負荷判定基準のセットを、第1のセルにおいて受信することと、
    前記少なくとも1つの隣接セルのための、前記第1の負荷判定基準のセットに基づいて、前記第1のセルによってサービス提供される少なくとも1つのユーザ機器(UE)の送信電力を制御するための制御情報を前記第1のセルにおいて決定することと
    を備え、前記第1の負荷判定基準のセットの各々は、前記複数のサブ帯域のうちの1つについての、隣接セルにおいて観察された負荷を表し、各負荷判定基準は、対応するサブ帯域が隣接セルにおいて1つ以上のUEによる通信のために使用されるかどうかを表す、プロセッサ。
  14. 前記第1のセルのための、前記複数のサブ帯域についての第2の負荷判定基準のセットを、前記第1のセルにおいて判定することと、
    前記少なくとも1つの隣接セルにおけるUEの送信電力を制御するのに使用する前記第2の負荷判定基準のセットを、前記第1のセルによって提供することと
    を備える動作を実行するためのコードを実行する請求項13に記載のプロセッサ。
  15. 前記少なくとも1つの隣接セルに前記第2の負荷判定基準のセットを送ることか、前記少なくとも1つの隣接セルにおいて、前記UEに対して前記第2の負荷判定基準のセットをブロードキャストすることか、あるいはその両方を実行するためのコードを実行する請求項14に記載のプロセッサ。
  16. 前記第1のセルにおいてUEに割り当てられたサブ帯域が隣接セルに負荷されているかを、前記第1の負荷判定基準のセットに基づいて判定することと、
    前記割り当てられたサブ帯域が前記隣接セルに負荷されているのであれば、前記UEの送信電力を低減することと、
    前記割り当てられたサブ帯域が前記隣接セル負荷されていないのであれば、前記UEの送信電力を維持又は増加することと
    前記UEの送信電力を、低減するか、維持するか、あるいは増加するかの決定に基づいて、前記UEのための制御情報を決定することと
    を備える動作を実行するためのコードを実行する請求項13に記載のプロセッサ。
  17. 動作を実行するためのコードを実行するプロセッサであって、前記動作は、
    ユーザ機器(UE)において、複数のサブ帯域のうちのサブ帯域について、前記UEの送信電力を制御するための制御情報を受信することと、
    前記UEにおいて、前記制御情報に基づいて、前記UEの送信電力を調節するか又は維持するかを決定することと
    を備え、前記制御情報は、少なくとも1つの隣接セルのための、前記サブ帯域についての少なくとも1つの負荷判定基準に基づいて、前記UEのサービス提供セルによって決定され、各負荷判定基準は、前記サブ帯域が隣接セルにおいて1つ以上のUEによる通信のために使用されるかどうかを表す、プロセッサ。
  18. 前記制御情報は、前記サブ帯域が前記少なくとも1つの隣接セルに負荷されているのであれば、前記UEの送信電力を低減するための電力コマンドを、また、前記サブ帯域が前記少なくとも1つの隣接セルに負荷されていないのであれば、前記UEの送信電力を維持又は増加するための電力コマンドを備える請求項17に記載のプロセッサ。
  19. 動作を実行するためのコンピュータ実行可能な命令群を格納する記憶媒体と、
    前記コンピュータ実行可能な命令群を実行するプロセッサと
    を備える、セル間干渉緩和を容易にするための装置であって、
    前記動作は、
    少なくとも1つの隣接セルのための、複数のサブ帯域についての第1の負荷判定基準のセットを、第1のセルにおいて受信することと、
    前記少なくとも1つの隣接セルのための、前記第1の負荷判定基準のセットに基づいて、前記第1のセルによってサービス提供される少なくとも1つのユーザ機器(UE)の送信電力を制御するための制御情報を前記第1のセルにおいて決定することと
    を備え、前記第1の負荷判定基準のセットの各々は、前記複数のサブ帯域のうちの1つについての、隣接セルにおいて観察された負荷を表し、各負荷判定基準は、対応するサブ帯域が隣接セルにおいて1つ以上のUEによる通信のために使用されるかどうかを表す、装置。
  20. 前記記憶媒体は、
    前記第1のセルのための、前記複数のサブ帯域についての第2の負荷判定基準のセットを、前記第1のセルにおいて判定することと、
    前記少なくとも1つの隣接セルにおけるUEの送信電力を制御するのに使用する前記第2の負荷判定基準のセットを、前記第1のセルによって提供することと
    を実行するためのコンピュータ読取可能な命令群を格納した請求項19に記載の装置。
  21. 前記記憶媒体は、前記少なくとも1つの隣接セルに前記第2の負荷判定基準のセットを送ることか、前記少なくとも1つの隣接セルにおいて、前記UEに対して前記第2の負荷判定基準のセットをブロードキャストすること、あるいはその両方を実行するためのコンピュータ読取可能な命令群を格納した請求項20に記載の装置。
  22. 前記記憶媒体は、
    前記第1のセルにおいてUEに割り当てられたサブ帯域が隣接セルに負荷されているかを、前記第1の負荷判定基準のセットに基づいて判定することと、
    前記割り当てられたサブ帯域が前記隣接セルに負荷されているのであれば、前記UEの送信電力を低減することと、
    前記割り当てられたサブ帯域が前記隣接セルに負荷されていないのであれば、前記UEの送信電力を維持又は増加することと、
    前記UEの送信電力を、低減するか、維持するか、あるいは増加するかの決定に基づいて、前記UEのための制御情報を決定することと
    を備える動作を実行するためのコンピュータ読取可能な命令群を格納した請求項19に記載の装置。
  23. 動作を実行するためのコンピュータ実行可能な命令群を格納した記憶媒体と、
    前記コンピュータ実行可能な命令群を実行するプロセッサと
    を備える、セル間干渉緩和を容易にするための装置であって、
    前記動作は、
    ユーザ機器(UE)において、複数のサブ帯域のうちのサブ帯域について、前記UEの送信電力を制御するための制御情報を受信することと、
    前記UEにおいて、前記制御情報に基づいて、前記UEの送信電力を調節するか又は維持するかを決定することと
    を備え、前記制御情報は、少なくとも1つの隣接セルのための、前記サブ帯域についての少なくとも1つの負荷判定基準に基づいて、前記UEのサービス提供セルによって決定され、各負荷判定基準は、前記サブ帯域が隣接セルにおいて1つ以上のUEによる通信のために使用されるかどうかを表す、装置。
  24. 前記制御情報を受信するためのコンピュータ読取可能な命令群を格納した記憶媒体は、前記サブ帯域が前記少なくとも1つの隣接セルに負荷されているのであれば、前記UEの送信電力を低減するための電力コマンドを、また、前記サブ帯域が前記少なくとも1つの隣接セルに負荷されていないのであれば、前記UEの送信電力を維持又は増加するための電力コマンドを備える請求項23に記載の装置。
  25. セル間干渉緩和を容易にする装置であって、
    少なくとも1つの隣接セルのための、複数のサブ帯域についての第1の負荷判定基準のセットを、第1のセルにおいて受信する手段と、
    前記少なくとも1つの隣接セルのための、前記第1の負荷判定基準のセットに基づいて、前記第1のセルによってサービス提供される少なくとも1つのユーザ機器(UE)の送信電力を制御するための制御情報を前記第1のセルにおいて決定する手段と
    を備え、前記第1の負荷判定基準のセットの各々は、前記複数のサブ帯域のうちの1つについての、隣接セルにおいて観察された負荷を表し、各負荷判定基準は、対応するサブ帯域が隣接セルにおいて1つ以上のUEによる通信のために使用されるかどうかを表す、装置。
  26. 前記第1のセルのための、前記複数のサブ帯域についての第2の負荷判定基準のセットを、前記第1のセルにおいて判定する手段と、
    前記少なくとも1つの隣接セルにおけるUEの送信電力を制御するのに使用する前記第2の負荷判定基準のセットを、前記第1のセルによって提供する手段と
    をさらに備える請求項25に記載の装置。
  27. 前記第2の負荷判定基準のセットを提供する手段は、前記少なくとも1つの隣接セルに前記第2の負荷判定基準のセットを送る手段か、前記少なくとも1つの隣接セルにおいて、前記UEに対して前記第2の負荷判定基準のセットをブロードキャストする手段か、あるいはその両方を備える請求項26に記載の装置。
  28. 前記第1のセルにおいてUEに割り当てられたサブ帯域が隣接セルに負荷されているかを、前記第1の負荷判定基準のセットに基づいて判定する手段と、
    前記割り当てられたサブ帯域が前記隣接セルに負荷されているのであれば、前記UEの送信電力を低減する手段と、
    前記割り当てられたサブ帯域が前記隣接セルに負荷されていないのであれば、前記UEの送信電力を維持又は増加する手段と、
    前記UEの送信電力を、低減するか、維持するか、あるいは増加するかの決定に基づいて、前記UEのための制御情報を決定する手段と
    をさらに備える請求項25に記載の装置。
  29. セル間干渉緩和を容易にする装置であって、
    ユーザ機器(UE)において、複数のサブ帯域のうちのサブ帯域について、前記UEの送信電力を制御するための制御情報を受信する手段と、
    前記UEにおいて、前記制御情報に基づいて、前記UEの送信電力を調節するか又は維持するかを決定する手段と
    を備え、前記制御情報は、少なくとも1つの隣接セルのための、前記サブ帯域についての少なくとも1つの負荷判定基準に基づいて、前記UEのサービス提供セルによって決定され、各負荷判定基準は、前記サブ帯域が隣接セルにおいて1つ以上のUEによる通信のために使用されるかどうかを表す、装置。
  30. 前記制御情報は、前記サブ帯域が前記少なくとも1つの隣接セルに負荷されているのであれば、前記UEの送信電力を低減するための電力コマンドを、また、前記サブ帯域が前記少なくとも1つの隣接セルに負荷されていないのであれば、前記UEの送信電力を維持又は増加するための電力コマンドを備える請求項29に記載の装置。
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