JP2002077499A - ファクシミリ装置及びその制御方法並びにコンピュータ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置及びその制御方法並びにコンピュータ装置

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JP2002077499A
JP2002077499A JP2000254055A JP2000254055A JP2002077499A JP 2002077499 A JP2002077499 A JP 2002077499A JP 2000254055 A JP2000254055 A JP 2000254055A JP 2000254055 A JP2000254055 A JP 2000254055A JP 2002077499 A JP2002077499 A JP 2002077499A
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usb
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Tatsuo Kimura
辰夫 木村
Yasuyuki Shinada
康之 品田
Takashi Ono
隆 小野
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファックス部とプリンタ部とを有し、外部イ
ンターフェースとしてUSBインターフェースを有する
ファクシミリ装置において、外部機器からファクシミリ
装置内部のプリンタ部を利用可能なファクシミリ装置を
提供すること。 【解決手段】 ファックス部110とプリンタ部120
にそれぞれUSBインターフェースコントローラ7及び
28を設けると共に、HSB HUBコントローラ11
を内蔵し、USB HUBコントローラ11に各々のU
SBインターフェースコントローラ7及び28を接続す
る。これによって、USBインターフェースに接続され
た外部機器からはファックス部110及びプリンタ部1
20がそれぞれ独立して接続されているように見える。
従って、外部機器からファックス部110のみならずプ
リンタ部120をも使用することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、USB(Universa
lSirialBus)インターフェースによってパーソナルコン
ピュータ(以下PCとする)と接続でき、PC上で作成
した画像情報を、記録あるいはファックス通信するファ
クシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、IEEE1284インターフ
ェースを有し、PC用のプリンタ装置を記録部に用いた
ファクシミリ装置であって、ファックス受信画像の記録
を記録部で行うのはもちろん、IEEE1284インタ
ーフェースを介して転送されたPC上の画像を記録部で
記録可能なファクシミリ装置が知られている。
【0003】このようなファクシミリ装置では、原稿画
像の読取りやファクシミリ文書の送信受信といった、フ
ァクシミリ装置に特定な処理を行うファックス部と、画
像の記録を行うプリンタ部が独立して設けられ、互いに
IEEE1284インターフェースによって接続されて
いた。
【0004】すなわち、ファックス部内にペリフェラル
側IEEE1284インターフェース制御部と、ホスト
側IEEE1284インターフェース制御部を設けると
ともに、ファックス部内のホスト側IEEE1284イ
ンターフェース制御部とプリンタ部内のIEEE128
4インターフェース制御部を接続し、さらにPCと接続
されるIEEE1284インターフェースの接続先を、
ファックス部内のIEEE1284インターフェース
と、プリンタ部内のIEEE1284インターフェース
制御部に切り換えるスイッチが設けられていた。
【0005】そして、ファックス画像を記録する場合
は、ファックス部内のホスト側IEEE1284インタ
ーフェース制御部とプリンタ部内のIEEE1284イ
ンターフェース制御部を接続し、IEEE1284イン
ターフェースを介して記録画像データをプリンタ部に送
り、ファックス画像の記録を行う。また、PC上の画像
を記録する場合は、PCとプリンタ部内のIEEE12
84インターフェース制御部を直接接続し、PCの記録
画像データをプリンタ部に送り、画像の記録を行うよう
に構成されていた。
【0006】図16に従来例のIEEE1284インタ
ーフェース信号の接続構成を示す。同図において51は
PCと接続するためのIEEE1284コネクタ、52
はPCのペリフェラルとして動作するIEEE1284
コントローラ、53はプリンタ制御部に対しホストとし
て動作するIEEE1284コントローラ、54,55
はIEEE1284信号の接続先を切り替えるためのス
イッチ手段で、図17に示されるような一般的に知られ
ているAND−ORセレクタによって構成される。この
AND−ORセレクタは不図示のファクシミリ制御部が
出力する切り替え信号Bによって、Bが”H”ならばO
Rゲートの出力はAと等しくなり、Bが”L”ならばO
Rゲートの出力はCと等しくなる。56はPCのペリフ
ェラルとして動作するIEEE1284コントローラで
ある。
【0007】図16を用いて再度従来例を説明すると、
PCの画像をプリントアウトせずにファックス送信する
ときはスイッチ54をIEEE1284コントローラ5
2側(側)に切り替え、ファックス部に画像情報を送
る。ファックス受信画像をプリンタ部によって記録する
場合は、スイッチ55をIEEE1284コントローラ
53側(側)に切り替え、受信画像データをIEEE
1284コントローラ53を通じてプリンタ部に送り、
プリンタ部によって記録する。PC上の画像情報をプリ
ンタ部によって記録する場合は、スイッチ54をスイッ
チ55側(側)に、スイッチ55をスイッチ54側
(側)に切り替え、PCとプリンタ部のIEEE12
84コントローラが直接接続されるようにし、PCとプ
リンタ部が直接通信することによって画像情報の記録を
行うように構成されていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、ファクシミリ装置にUSBインターフェースを
新たに設け、PCとファクシミリ装置の間をUSBによ
って接続しようとした場合、PC上の画像情報をプリン
タ部で記録しようとしたときプリンタ部に画像データを
送る手段がないという問題があった。
【0009】たとえば、プリンタ部にUSBインターフ
ェースがあったとしても、USBの特性上、一度接続す
るとその接続先を変更することができないので、従来例
のようにスイッチによってインターフェースの接続先を
変えるといった方法が取れないため、やはりPC上の画
像情報をプリンタ部に直接送ることが出来ない。
【0010】また、上記従来例では、ファックス受信画
像データやコピー画像データはIEEE1284インタ
ーフェースによってプリンタ部に送られ、記録されるよ
うに構成されている。このため、IEEE1284イン
ターフェースを持たないプリンタ装置は、ファクシミリ
装置のプリンタ部として使用することができない。例え
ば、外部インターフェースとしてUSBインターフェー
スしか持たないプリンタ装置は、どんなに優れていて
も、ファクシミリ装置のプリンタ部として使用できない
という問題があった。
【0011】本発明はこのような従来技術の問題点に鑑
みなされたものであり、その目的は、ファクシミリ部と
プリンタ部とを有し、外部インターフェースとしてUS
Bインターフェースを有するファクシミリ装置におい
て、外部機器からファクシミリ装置内部のプリンタ部を
利用可能なファクシミリ装置及びその制御方法を提供す
ることにある。
【0012】また、本出願にかかる発明の第2の目的
は、ファクシミリ部とプリンタ部とを有し、外部インタ
ーフェースとしてIEEE1284インターフェース及
びUSBインターフェースの両方を有するファクシミリ
装置において、2つのインターフェースを独立して使用
可能なファクシミリ装置及びその制御方法を提供するこ
とにある。
【0013】さらに、本出願にかかる発明の第3の目的
は、ファクシミリ部とプリンタ部とを有し、外部インタ
ーフェースとしてIEEE1284インターフェース及
びUSBインターフェースの両方を有するファクシミリ
装置において、一方のインターフェースが占有されてい
る場合に、空いているもう一方のインターフェースを利
用可能なファクシミリ装置及びその制御方法を提供する
ことにある。
【0014】加えて、本出願に係る発明の第4の目的
は、本発明によるファクシミリ装置と接続して利用可能
なコンピュータ装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の要旨
は、外部インターフェースとして少なくともUSBイン
ターフェースを有し、ファクシミリデータの送受信に関
わる処理を行うファックス部と、転送される記録データ
を記録するプリンタ部とを有するファクシミリ装置であ
って、ファックス部及びプリンタ部がそれぞれUSBイ
ンターフェースを有し、外部インターフェースとしての
USBインターフェースと、ファックス部及びプリンタ
部が有するUSBインターフェースとを接続するハブ手
段を有することを特徴とするファクシミリ装置に存す
る。
【0016】また、本発明の別の要旨は、このファクシ
ミリ装置におけるファックス部が、受信したファクシミ
リデータを蓄積するメモリ手段と、メモリ手段にプリン
タ部で記録すべきファクシミリデータが存在することを
外部インターフェースとしてのUSBインターフェース
を通じて外部に通知する通知手段とをさらに有すること
を特徴とする。
【0017】さらに、本発明の別の要旨は、当該通知手
段を有するファクシミリ装置の外部インターフェースと
してのUSBインターフェースに接続して使用可能なコ
ンピュータ装置であって、通知に応答して、メモリ手段
に記憶されたファクシミリデータを転送するようファッ
クス部に指示する指示手段と、転送されたファクシミリ
データを、プリンタ部に対して転送する転送手段とを有
することを特徴とするコンピュータ装置に存する。
【0018】また、本発明の別の要旨は、外部インター
フェースとして少なくともUSBインターフェースを有
し、ファクシミリデータの送受信に関わる処理を行うフ
ァックス部と、転送される記録データを記録するプリン
タ部とを有するファクシミリ装置であって、ファックス
部及びプリンタ部がそれぞれ独立して、外部インターフ
ェースとしてのUSBインターフェースを有することを
特徴するファクシミリ装置に存する。
【0019】また、本発明の別の要旨は、外部インター
フェースとして少なくともUSBインターフェースを有
し、ファクシミリデータの送受信に関わる処理を行うフ
ァックス部と、転送される記録データを記録するプリン
タ部とを有するファクシミリ装置であって、ファックス
部及びプリンタ部が、USBインターフェースで相互に
接続され、ファックス部が、外部インターフェースとし
てのUSBインターフェースから記録データを受信する
第1のUSBインターフェース制御手段と、受信した記
録データを、プリンタ部へ転送する第2のUSBインタ
ーフェース制御手段とを有することを特徴とするファク
シミリ装置に存する。
【0020】また、本発明の別の要旨は、外部インター
フェースとして少なくともUSBインターフェースを有
し、ファクシミリデータの送受信に関わる処理を行うフ
ァックス部と、転送される記録データを記録するプリン
タ部とを有するファクシミリ装置であって、ファックス
部及びプリンタ部が、IEEE1284インターフェー
スで相互に接続され、ファックス部が、外部インターフ
ェースとしてのUSBインターフェースから記録データ
を受信するUSBインターフェース制御手段と、受信し
た記録データを、IEEE1284インターフェースで
の送信に適した形式に変換するデータ変換手段と、変換
したデータをIEEE1284インターフェースを介し
てプリンタ部へ転送するIEEE1284インターフェ
ース制御手段とを有することを特徴とするファクシミリ
装置に存する。
【0021】また、本発明の別の要旨は、外部インター
フェースとして少なくともUSBインターフェースを有
し、ファクシミリデータの送受信に関わる処理を行うフ
ァックス部と、転送される記録データを記録するプリン
タ部とを有し、ファックス部及びプリンタ部がそれぞれ
USBインターフェースを有するファクシミリ装置の制
御方法であって、外部インターフェースとしてのUSB
インターフェースと、ファックス部及びプリンタ部が有
するUSBインターフェースとを接続するステップを有
することを特徴とするファクシミリ装置の制御方法に存
する。
【0022】また、本発明の別の要旨は、外部インター
フェースとして少なくともUSBインターフェースを有
し、ファクシミリデータの送受信に関わる処理を行うフ
ァックス部と、転送される記録データを記録するプリン
タ部とを有し、ファックス部及びプリンタ部がそれぞれ
USBインターフェースを有するファクシミリ装置の制
御方法を格納したコンピュータ装置読み取り可能な記憶
媒体であって、外部インターフェースとしてのUSBイ
ンターフェースと、ファックス部及びプリンタ部が有す
るUSBインターフェースとを接続する工程のプログラ
ムを有することを特徴とする記憶媒体に存する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明をそ
の好適な実施形態に基づき詳細に説明する。 [第1の実施形態](4144081) 図1は本発明の第1の実施形態に係るファクシミリ装置
の構成を示すブロック図である。本実施形態のファクシ
ミリ装置100は、ファックス部110とプリンタ部1
20より構成され、両者はIEEE1284インターフ
ェースとUSBインターフェースの両方によって接続さ
れている。
【0024】ファックス部110は、画像記録動作を除
く、ファクシミリ通信、画像読み取り、画像メモリ管
理、ユーザ登録等のファクシミリ動作の諸機能を実行す
る。プリンタ部120は、コピー画像、受信画像及び外
部入力画像の記録動作を実行する。
【0025】図1において、1はファックス部全体を制
御するファックス制御部で、2のファックスROMに書
き込まれた制御プログラムに従って制御を行う。3は演
算処理や通信記録、ダイヤルメモリなどに使用されるR
AM(不揮発性RAMを含む)、4は原稿を読み取るた
めの光電変換を行うコンタクトセンサ、読み取った画像
を二値化し、必要に応じて画像処理を行う画像処理LS
Iなどを備えた読取部で、図示していないが原稿搬送系
も含む。
【0026】5は通信すべきデータの変復調を行うモデ
ム(MODEM)、6は通信回線とのインターフェース
をとるNCU、7はPCとファクシミリ装置100をU
SBインターフェースによって接続するためのUSBコ
ントローラで、通信データのシリアル/パラレル変換、
パラレル/シリアル変換や、USB通信のためのデータ
のパケット化や通信プロトコルを実行する。
【0027】8はUSBファックス通信のための画像デ
ータを一時記憶するためのバッファメモリ、9はIEE
E1284インターフェースコントローラであり、図1
6に示したコントローラ52、53に相当するIEEE
1284インターフェース制御部と、図16におけるス
イッチ54、55に相当する、図示しないPCとのIE
EE1284信号の接続先を切り替えるためのスイッチ
とから構成される。
【0028】スイッチは、図17で示した一般的に知ら
れているAND−ORセレクタによって構成され、上述
したように、このスイッチにより、PCの画像をプリン
トアウトせずにファックス送信を行う場合、スイッチを
ファックス側に切り替える事でPCとファックス部を接
続し、ファックス部に画像情報を送る。また、PCの画
像をプリンタ部によって記録する場合には、スイッチを
プリンタ側に切り替え、画像データをIEEE1284
インターフェースを利用してプリンタ制御部に転送し、
プリンタ部によって記録する。この時ファックス部はプ
リンタ部に対しホストとして動作することによって記録
画像をプリンター部に送出する。
【0029】10はファックス部110内の各ブロック
1〜5、7〜9の各々を相互に接続するシステムバス、
11はUSB信号をファックス部110及び、プリンタ
ー部120に分岐、伝達するUSB HUBコントロー
ラ、12はUSB HUBコントローラ11とプリンタ
部120のUSBコントローラ28を接続するUSB信
号ラインである。
【0030】13はUSB HUBコントローラ11と
ファックス部110のUSBコントローラ7を接続する
USB信号ライン、14はUSBコネクタ、15はモジ
ュラージャック、16はIEEE1284インターフェ
ース信号ライン、17は通信回線、18はUSBインタ
ーフェースケーブル、19は図示しないPCとファクシ
ミリ装置100を接続するためのIEEE1284準拠
の接続コネクタ、20は外部PCと接続するIEEE1
284準拠のインターフェースケーブルである。
【0031】また、プリンタ部120において、21は
プリンタ部120を制御するプリンタ制御部で、22の
プリンタROMに書き込まれた制御プログラムに従って
制御を行う。23はIEEE1284受信メモリ、ラス
タメモリ、テキストメモリ、プリントメモリ等からなる
RAM(不揮発性RAM含む)である。
【0032】IEEE1284受信メモリは、IEEE
1284インターフェースからの転送速度が高速な為、
一時的にIEEE1284受信データを保持しておくた
めのメモリであり、ラスタメモリは、プリンタ制御部2
1がIEEE1284受信メモリのデータを1バイト毎
に解析し、印字データのみを抽出するためのメモリであ
る。また、テキストメモリはプリンタ制御部21がIE
EE1284受信メモリのデータを1バイト毎に解析
し、文字コードのみを抽出するためのメモリであり、プ
リントメモリは、印字直前の印字データメモリであっ
て、ファックス部110における2スキャン分のサイズ
を持ち、交互に使用する。
【0033】24はプリンタ制御部21の指示に従って
記録紙の搬送、画像処理や記録ヘッド25の制御を行う
ASIC、25は記録ヘッド、26はIEEE1284
インターフェースのプロトコルによって送られてくる記
録画像データを受信するためのIEEE1284コント
ローラ、27はプリンタ部120内の各ブロック21〜
24、26、28を互いに相互接続するシステムバス、
28はファックス部110のUSBコントローラ7と同
様の働きをするUSBコントローラである。
【0034】ここで、本実施形態に係るファクシミリ装
置の動作を簡単に説明すると、ファックス送信を行う場
合は、読取部4によって光電変換、二値化された画像信
号をファックス制御部1により符号化して、モデム5に
よって変調して、NCU6を介して公衆電話網等の通信
回線17へ送出する。
【0035】ファックス受信の場合は、通信回線17か
ら受信したファクシミリ信号をモデム5によって復調
し、ファックス制御部1によりデータを復号化し、さら
にプリンタ部120の出力解像度に合わせて解像度変換
を行い、IEEE1284コントローラ9を通じてIE
EE1284インターフェースのプロトコルでプリンタ
部120に画像データを転送する。これを受けたプリン
タ部120は、プリンタ制御部21の制御により、記録
ヘッド25によって記録を行う。
【0036】(外部PCとのデータ伝送)次に本発明の
特徴である、USBインターフェースとIEEE128
4インターフェースの2つのインターフェースを用い
た、PCとファクシミリ装置とのデータ転送について、
図2を参照して説明する。
【0037】図2は、図1に示した本実施形態に係るフ
ァクシミリ装置と、外部に接続されたPCとの接続形態
及び、データ伝送に係る構成を示したブロック図であ
る。本発明の各実施形態において、PC130はUSB
インターフェース及びIEEE1284インターフェー
スの両方を有すること以外は通常の構成(CPU、RA
M、ROM、HDD等)を有するコンピュータ機器であ
る。
【0038】同様に、プリンタ部120は、USBイン
ターフェースおよびIEEE1284インターフェース
によって記録画像データの受信が可能なものであれば、
他の構成は任意であり、インクジェット方式、レーザビ
ーム方式などの任意の記録方式、構成を採用できる。
【0039】(PC→プリンタ部)まずPC上の画像デ
ータをプリンタ部によって記録する場合を説明する。図
1および図2に示されているように、本実施形態に係る
ファクシミリ装置は、USB HUBコントローラ11
を内蔵し、ファックス部110、プリンタ部120にも
それぞれ独立した設けたUSBコントローラ7及び28
を、内蔵のUSBHUBコントローラ11によって接続
するように構成している。
【0040】そのため、USBの特性上、ファックス部
110とプリンタ部120が一つのファクシミリ装置1
00内に構成されていても、PC130からはファクス
部110及びプリンタ部120がUSBインターフェー
スによってそれぞれ独立に接続されているように見え
る。
【0041】また、IEEE1284インターフェース
においても、ファックス部110内にIEEE1284
コントローラ9を設け、図16に示したような、ファッ
クス部110をPCの周辺機器として用いる場合のIE
EE1284インターフェースコントローラと、プリン
タ部120に対するホストとして動作する場合のIEE
E1284インターフェースコントローラと、PC13
0とプリンタ部120とを直接接続するように切替を行
うスイッチとが設けられる。
【0042】そして、従来技術として説明したように、
ファックス画像を記録する場合は、ファックス部110
内のホスト側IEEE1284インターフェース制御部
とプリンタ部内のIEEE1284インターフェース制
御部を接続し、IEEE1284インターフェースを介
して記録画像データをプリンタ部120に送り、ファッ
クス画像の記録を行う。
【0043】また、PC130からの画像を記録する場
合は、PC130とプリンタ部120内のIEEE12
84インターフェース制御部を直接接続し、PC130
の記録画像データをプリンタ部120に直接転送し、記
録を行うように構成されている。
【0044】本実施形態に係るファクシミリ装置100
は、初期状態では、IEEE1284インターフェース
がデータ受信可能な状態となっており、PC130から
のデータ転送待ちとなっている。
【0045】従って、PC130上の画像情報をプリン
タ部120で記録したい場合には、PC130でファク
シミリ装置100と接続されているインターフェースを
認識した上で使用するインターフェースを選択し、ファ
クシミリ装置100に転送する。
【0046】IEEE1284インターフェースを用い
た記録手順については、従来例で示した通りである。こ
の場合、USBインターフェースが接続され、且つIE
EE1284インターフェースによるデータ受信中は、
ファックス部110及び、プリンタ部120のUSBコ
ントローラ7,28は、USB HUBコントローラ1
1を介して各々PC130に対しデバイスIDを含め各
種DeviceRequestに応答する。また、Ou
tトークンに対しては常にNAK応答し、Inトークン
に対してはNullパケットを送信する。
【0047】次にUSBインターフェースを用いた記録
手順について説明する。PC130からUSBインター
フェースを介してデータが出力されると、ファクシミリ
装置100のUSB HUBコントローラ11でプリン
タ部120のUSBコントローラ28内のエンドポイン
トにPCとのパイプを接続しプリンタ制御部21にデー
タを転送し、記録を行う。この間、プリンタ部120の
IEEE1284コントローラ26はBUSY状態と
し、USB占有状態に移行する。プリンタ部120のイ
ンターフェース占有解除は、バッファメモリ8の受信バ
ッファ領域が空である事を確認後に行う。なお、プリン
タ部のIEEE1284コントローラ26がBUSYで
あっても、ファックス部のIEEE1284コントロー
ラ9は使用可能である。
【0048】次に、PC130に対してファクシミリ装
置100がUSBインターフェースとIEEE1284
インターフェースの2つのインターフェースで接続され
ている場合において、夫々のインターフェースを独立に
動作させる場合、つまり一方のインターフェースが占有
されている場合に於て、空いているもう一方のインター
フェースを利用した制御を行う場合について説明する。
【0049】まず、IEEE1284インターフェース
によってPC130上の画像情報をプリンタ部120で
記録している最中に、PC130からUSBインターフ
ェースを介してファックス送信データが送られて来た場
合、USB HUBコントローラ11はファックス部1
10のUSBコントローラ7内のエンドポイントにPC
130とのパイプを接続し、USBインターフェースに
よるBulk Out転送でファックス制御部1に送信
用データを送信する。ファックス制御部1は送信用デー
タを符号化し、モデム5によって変調して通信回線17
に送出する。
【0050】また、IEEE1284インターフェース
によってPC130上の画像情報を記録している最中
に、通信回線17を介してファックス受信をした場合に
は、モデム5によって復調したデータを復号化し、ファ
ックス部110のUSBコントローラ7から、USB
HUBコントローラ11を介してPC130のUSBイ
ンターフェースへBulk In転送(アップロード)
することも可能である。
【0051】また、以下のような動作も可能である。す
なわち、ファックス部110内の読取部4で読み取った
画像データを2値データあるいはグレースケールの状態
でバッファメモリ8に一旦記憶し、順次USBコントロ
ーラ7を通じて、USBインターフェースによるBul
k In転送によってPC130にアップロードする。
この動作はIEEE1284インターフェースによって
行うことも可能である。
【0052】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、PCに対してファクシミリ装置が第1のインターフ
ェース手段であるUSBインターフェースと第2のイン
ターフェース手段であるIEEE1284インターフェ
ースの2つのインターフェースで接続されている場合に
おいて、夫々のインターフェースを独立に動作させるこ
とが可能となる。
【0053】また一方のインターフェースが占有されて
いる場合に於ても、空いているもう一方のインターフェ
ースを利用したデータ転送を行うことができることか
ら、PCとファクシミリ装置間のマルチタスクを容易に
実現しデータ転送の効率を向上させることが可能とな
る。
【0054】[第2の実施形態](4144084) 図3は本発明の第2の実施形態に係るファクシミリ装置
の構成例を示すブロック図である。図1に示す第1の実
施形態に係るファクシミリ装置に対し、本実施形態に係
るファクシミリ装置は、IEEE1284インターフェ
ース及びそれに関連したブロックと、USB HUBコ
ントローラを有さないこと、ファックス部に、プリンタ
制御部に対して専用の擬似的なPCとして振る舞うUS
Bホスト30が設けられ、このUSBホスト30を介し
てプリンタ部が接続されている点でそれぞれ異なる。
【0055】すなわち、USBホスト30は、プリンタ
制御部21に対して専用の擬似的なPCとして振る舞
い、PC130上の画像をプリンタ部121によって記
録する場合には、プリンタ部121に対しホストとして
動作することによって記録画像をプリンタ部121に送
出する。また、31はファックス部111とプリンタ部
121を接続するローカルなUSB信号ラインである。
【0056】本実施形態に係るファクシミリ装置101
の動作を簡単に説明すると、ファックス送信を行う場合
は、読取部4によって光電変換、二値化された画像信号
をファックス制御部1により符号化して、モデム5で変
調し、NCU6を介して公衆電話網等の通信回線17に
送出する。
【0057】ファックス受信の場合は、受信したファッ
クス信号をモデム5によって復調し、ファックス制御部
1によりデータを復号化し、さらにプリンタ部121の
出力解像度に合わせて解像度変換を行い、USBホスト
30を通じてUSBインターフェースのプロトコルでプ
リンタ部121に画像データを転送し記録を行う。
【0058】次に本実施形態に係るファクシミリ装置
で、PC130上の画像データをプリンタ部121によ
って記録する場合の動作を説明する。図4は図2と同様
に、図3に示した本実施形態に係るファクシミリ装置1
01と、外部に接続されたPC130との接続形態及
び、データ伝送に係る構成を示したブロック図である。
【0059】図3および図4に示されているように、本
実施形態に係るファクシミリ装置101では、ファクシ
ミリ装置101内のファックス部111のUSBコント
ローラ7によってPC130と接続するように構成して
いる。よってUSBの特性上、PC130からはファク
シミリ装置101のみがUSBによって接続されている
ように見える。
【0060】従って、PC130上の画像情報をプリン
タ部121で記録したい場合には、まずファックス部1
11のUSBコントローラ7内のエンドポイントにPC
130とのパイプを接続し、Bulk Out転送で記
録画像データを転送する。転送された記録画像データは
バッファメモリ8に一時記憶される。そして、USBホ
スト30を経由して直接プリンタ部121のUSBコン
トローラ28内のエンドポイントとのパイプを接続し、
Bulk Out転送でバッファメモリ8から記録画像
データを転送し、画像情報の記録が行われる。
【0061】ここで、USBホスト30とプリンタ部1
21のUSBコントローラ28は、常に接続された状態
となっており、ファクシミリ装置101の電源投入時に
USBホスト30から接続シーケンスを行った後にコン
トロール転送によってセットアップを行い、プリンタ部
121のUSBコントローラ28に対して各エンドポイ
ントを設定し、データ転送に備える。
【0062】このセットアップ処理は、USBホスト3
0に対して接続されるペリフェラルが、常にプリンタ部
121と決定しているため、通常コンピュータ機器とU
SB接続された周辺機器との間で行うセットアップシー
ケンスと比較すると、簡易なシーケンス制御によって各
エンドポイントとUSBホストとのパイプの接続を行う
ことが可能である。
【0063】次に、ファックス受信の場合には、モデム
5によって復調されたファクシミリデータをファックス
制御部1により復号化し、さらにプリンタ部121の出
力解像度に合わせて解像度変換を行い、USBホスト3
0を経由して直接プリンタ部121のUSBコントロー
ラ28にBulk Out転送で記録画像データを転送
し、画像情報の記録が行われる。
【0064】以上のように構成することによって、本実
施形態に係るファクシミリ装置では、コンピュータ機器
用に市販されるUSBインターフェースを有するプリン
タを、ファックス受信画像の記録とPC上の画像の記録
が可能なファクシミリ装置のプリンタ部に用いることが
でき、PCとファクシミリ装置がUSBインターフェー
スによって接続された場合でも、PC上の画像情報をプ
リンタ部で記録することが可能となる。
【0065】また本実施形態の構成では、USBの特性
上PCから見ると、ファクシミリ装置のみが接続されて
いるように見える。そして、プリンタ部はPCからは見
えないローカルなUSBインターフェースで接続され、
ファックス部がプリンタ部に対して専用の擬似的なPC
として振る舞うため、プリンタ部に用いる通常のプリン
タ用の制御ソフトウェアを改造する必要が無くなり、フ
ァクシミリ装置の開発期間を短縮することができる。
【0066】[第3の実施形態](3968027) 図5は本発明の第3の実施形態に係るファクシミリ装置
の構成例を示すブロック図である。図1に示す第1の実
施形態に係るファクシミリ装置に対し、本実施形態に係
るファクシミリ装置は、ファックス部がPCと接続する
ためのIEEE1284インターフェースのコネクタを
持たず、またUSB HUBコントローラ11を持たず
に、第2の実施形態に係るファクシミリ装置と同様、U
SBコントローラ7が直接USBコネクタ14に接続さ
れている点、プリンタ部のUSBコントローラ28がフ
ァックス部を介さずに第2のUSBコネクタ32に接続
され、外部インターフェースを提供する点でそれぞれ異
なる。
【0067】すなわち、本実施形態に係るファクシミリ
装置は、ファックス部112とプリンタ部122で独立
したUSBインターフェースを外部に提供し、ファック
ス部112及びプリンタ部122の間がIEEE128
4インターフェースで接続された構成を有することを特
徴とする。
【0068】本実施形態に係るファクシミリ装置102
の動作を簡単に説明すると、ファックス送信を行う場合
は、読取部4によって光電変換、二値化された画像信号
ををファックス制御部1により符号化して、モデム5で
変調し、NCU6を介して公衆電話網等の通信回線17
に送出する。
【0069】ファックス受信の場合は、モデムによって
復調したデータをモデム5によって復調し、ファックス
制御部1により復号化し、さらにプリンタ部122の出
力解像度に合わせて解像度変換を行い、IEEE128
4インターフェースコントローラ9を通じてIEEE1
284パラレルインターフェースのプロトコルでプリン
タ部122に画像データを転送し記録を行う。
【0070】次に本実施形態に係るファクシミリ装置
で、PC130上の画像データをプリンタ部122によ
って記録する場合の動作を説明する。図6は図2と同様
に、図5に示した本実施形態に係るファクシミリ装置1
02と、外部に接続されたPC130との接続形態及
び、データ伝送に係る構成を示したブロック図である。
【0071】図5および図6に示されているように、本
実施形態に係るファクシミリ装置102には、2つのU
SBコネクタ14及び32と、ファックス部112、プ
リンタ部122にそれぞれ独立してUSBコントローラ
7及び28を設けて、それら2つのUSBコントローラ
7及び28をそれぞれ別のUSBコネクタ14及び32
に接続するように構成している。
【0072】そのため、ファックス部112とプリンタ
部122が一つのファクシミリ装置102内に構成され
てはいるが、PC130からはそれぞれ独立した装置が
USBによって接続されているのと同等である。従っ
て、PC130上の画像情報をプリンタ122で記録し
たい場合、PC130は第2のUSBコネクタ32を経
由してプリンタ部122のUSBコントローラ28と通
信し、記録画像データは直接プリンタ部122に送ら
れ、画像情報の記録が行われる。
【0073】プリンタ部122でPC130上の画像の
記録中に通信回線17を介してファックス受信があった
場合、進行中の記録動作が終了するまではファックス画
像の記録は受け付けられないので、PC130上の画像
の記録中はファックス部112と接続されているIEE
E1284インターフェースコントローラ26のBUS
Y信号をONにし、プリンタ部122が動作中であるこ
とをファックス部112に通知する。
【0074】ファックス部112はIEEE1284イ
ンターフェースコントローラ26のBUSY状態が解除
されるまで受信画像データをバッファメモリ8に記憶し
ておき、プリンタ部122が記録可能となったら、IE
EE1284インターフェースコントローラ9を介して
ファックス画像データをプリンタ部122に送り、記録
する。反対に、ファックス画像の記録中にPC130か
ら記録命令が来た場合、プリンタ部122はUSBコン
トローラ28からNAK信号を返して、記録命令を受け
付けられないことをPC130に通知する。
【0075】また、ファックス部112も第1のUSB
コネクタ14を経由して、PC130とUSBインター
フェースによって接続されているので、以下のような動
作も可能である。
【0076】すなわち、ファックス部112内の読取部
4で読み取った画像データを2値データあるいはグレー
スケールの状態でバッファメモリ8に一旦記憶し、順次
USBコントローラを通じて、バルクイン(Bulk
In)プロトコルによってPC130にアップロードす
る。そして、PC130上で符号化処理した画像データ
をUSBインターフェースを通じてダウンロードし、一
旦バッファメモリ8に記憶して、順次モデム5によって
変調して指定された相手先に送信する(ラスタデータで
ダウンロードし、ファックス制御部1によって符号化し
てもよい)。
【0077】一般的にPC130にはUSBコネクタが
2つ用意されているので、本実施形態に示すように、フ
ァックス部112及びプリンタ部122にそれぞれのU
SBコネクタを用いて図6のように接続することが可能
であるが、USBコネクタの数が足りない場合は、図7
に示すように、PC130とファクシミリ装置102の
間にUSB HUB34を挿入することで同等の接続が
可能となる。
【0078】以上のように構成することによって、ファ
クシミリ装置本体とPCが、USBによって接続された
場合でも、PC上の画像情報をプリンタ部によって記録
することが可能となる。また、ファックス部とプリンタ
部がそれぞれ独立してPCと接続されているので、PC
に対してファックス部とプリンタ部が独立して動作する
ことができる。そのため、例えばファックス部の読取部
で読取った画像データをPCにアップロードしながら、
PC上の画像情報をプリンタ部によって記録するといっ
たマルチタスクも容易に実現することができる。
【0079】[第4の実施形態](3968029) 上述した第1の実施形態においては、ファックス部11
0の読み取り部4で読み取った画像データ(コピー画像
データ)や、通信回線17を介して受信したファックス
データをプリンタ部120で記録する場合、ファックス
部110及びプリンタ部120のそれぞれに設けられた
IEEE1284インターフェースコントローラ9及び
26を介してデータの伝送が行われていた。
【0080】従って、ファクシミリ装置のプリンタ部に
は、IEEE1284インターフェースを有するプリン
タ装置のみが使用可能であり、例えば図3を用いて説明
した、第2の実施形態のプリンタ部121に使用したよ
うな、USBインターフェースのみを有するプリンタ装
置は使用できない。
【0081】そのため、本実施形態は、図1に示すよう
に、USB HUBを内蔵したファクシミリ装置におい
て、図3に示したような、USBインターフェースのみ
を有するプリンタ装置をプリンタ部として使用可能で、
ファクシミリ画像、コピー画像を記録可能なファクシミ
リ装置を提供することを目的とするものである。
【0082】図8は第4の実施形態に係るファクシミリ
装置の構成例を示すブロック図である。図1に示す第1
の実施形態に係るファクシミリ装置に対し、本実施形態
に係るファクシミリ装置は、ファックス部113及びプ
リンタ部123がIEEE1284インターフェース及
びそれに関連したブロックを有さない点で異なる。
【0083】図8に示すように、ファックス部113と
プリンタ部123はファクシミリ装置103が内蔵する
USB HUBコントローラ11を経由して、各々独立
にPC(図示せず)とUSBインターフェースによって
接続されていて、定期的にPCとステータス情報の交換
などのやり取りを行っている。従って、PCとファック
ス部113の間のデータの授受は、PCとファックス側
USBコントローラ7によって行われ、PCとプリンタ
部123の間のデータの授受は、PCとプリンタ側US
Bコントローラ28によって行われる。
【0084】例えば、PC上の画像情報をファックス送
信する場合は、送信したい画像情報をPC上でファクシ
ミリ伝送用に符号化し、その符号化された画像データを
ファックス側USBコントローラを通じてファックス部
123にダウンロードし、一旦バッファメモリ8に記憶
して、順次モデム5によって変調して指定された相手先
に送信する(あるいは、PCではファクシミリ符号化せ
ずに、ファクシミリ符号化はファックス制御部1により
行うことも可能である)。また、PC上の画像情報をプ
リンタ部122で記録したい場合は、画像データをプリ
ンタ側USBコントローラ28を通じてプリンタ部12
3にダウンロードし記録を行う。
【0085】プリンタ部123でPCからの画像データ
を記録中に、通信回線17を介してファックス受信があ
った場合、ファックス部113は受信データをモデム5
で復調してバッファメモリ8に記憶し、ファックス制御
部1により順次復号化の処理を行い、プリンタ部123
の出力解像度に合わせて解像度変化を行って、再度バッ
ファメモリ8に記憶する。さらに、USBコントローラ
7により、PCに対し、プリンタ部123で記録すべき
画像データがあることを通知する。
【0086】PCは、ファックス部113から記録画像
データの存在の通知を受けると、ファックス部113の
バッファメモリ8に記憶された記録画像データをアップ
ロードし、PC内のメモリ(図示しないRAM、HDD
等の記憶装置)に記憶する。次にプリンタ部123に対
しUSB HUBコントローラ11を介して記録命令を
発行し、プリンタ部123の準備が完了したらメモリに
記憶した画像データをプリンタ部123にダウンロード
する。そして、プリンタ部123はPCからダウンロー
ドされた画像データの記録を行う。
【0087】コピーの場合も同様に、ファックス部11
3は読取部4によって読み取った画像信号を二値化し、
プリンタ部123の出力解像度に合わせて解像度変換し
てバッファメモリ8に記憶し、次いでUSBコントロー
ラ7からPCに記録画像データがあることを通知する。
【0088】PCは、ファックス部113から記録画像
データの存在の通知を受けると、ファックス部113の
バッファメモリ8に記憶された記録画像データをアップ
ロードし、PC内のメモリに記憶する。次にプリンタ部
123に対しUSB HUBコントローラ11を介して
記録命令を発行し、プリンタ部123の準備が完了した
らメモリに記憶した画像データをプリンタ部123にダ
ウンロードする。そして、プリンタ部123はPCから
ダウンロードされた画像データの記録を行う。
【0089】PCの電源が入っていない場合など、PC
に記録画像の存在を通知しても応答がない場合にファッ
クス受信があった場合、ファックス部113はバッファ
メモリ8に受信データを記憶しておき、定期的もしくは
PCがインターフェース上で検出された時点で記録画像
の存在を通知し、以後は同様の手順によって受信画像デ
ータの記録を行う。
【0090】上記動作を図9および図10のフローチャ
ートを用いて説明する。図9はファックス受信があった
ときのファックス部113の動作を示しており、ステッ
プS101でファックス着信の有無を監視し、着信があ
るとステップS102に進んで、相手側ファクシミリ装
置とITU−T勧告に則ったファックス通信を行い、モ
デムによって復調した画像データを順次バッファメモリ
8に記憶する。
【0091】次に、ステップS103に進み、バッファ
メモリ8に記憶した画像データを順次読み出し、ファッ
クス制御部1により復号化し生画像データに戻し、ステ
ップS104でプリンタ部123の出力解像度に合わせ
て解像度変換を行い、ステップS105で再度バッファ
メモリ8に記憶する。
【0092】次にステップS106でUSBコントロー
ラ7によって記録画像があることをPCに通知する。ス
テップS107でPCから画像データ転送命令がきた
ら、ステップS108に進みUSBプロトコルに則って
画像データをPCにアップロードする。前述のように、
ステップS106で記録画像の存在を通知したにもかか
わらず、所定時間転送命令の受信がない場合には、再度
所定時間後に通知を繰り返しても良い。
【0093】図10はファックス部113から記録画像
データの存在を通知された場合のPCの動作を示すフロ
ーチャートである。まず、ステップS201でUSBを
通じて定期的に行われるファックス部113とのステー
タス交換で、ファックス部から記録画像データがあるこ
とが通知されると、ステップS202に進みファックス
部113にデータ転送命令を発行して、ステップS20
3でUSBプロトコルに則ってファックス部113から
画像データをアップロードし、ステップS204でアッ
プロードした画像データをPC内のメモリに記憶する。
【0094】ステップS205でUSB HUBコント
ローラ11を通じてプリンタ部123に起動をかけ、ス
テップS206でプリンタ部の準備が確認されたら(P
Cからの記録命令に対してプリンタ部123からACK
信号が返ってきたら)、ステップS207に進みUSB
プロトコルに則ってメモリに記憶した画像データを順次
プリンタ部123にダウンロードする。この結果、プリ
ンタ部はPCから送られてきた画像データを記録する。
【0095】以上のように構成することによって、US
BインターフェースによってPCと接続して使用される
ファクシミリ装置において、USBインターフェースし
か持たないプリンタを記録部に用いても、ファックス部
とプリンタ部の間に特別なデータ伝達手段を新たに設け
ることなくファックス受信画像を記録することができ
る。つまり、USBインターフェースしか持たないプリ
ンタであっても、ファクシミリ装置の記録部に採用する
ことができる。
【0096】[第5の実施形態](3968030の第
1実施形態) 図11は本発明の第5の実施形態に係るファクシミリ装
置の構成例を示すブロック図である。図1に示した第1
の実施形態に係るファクシミリ装置に対し、本実施形態
に係るファクシミリ装置は、ファックス部114のIE
EE1284インターフェースコントローラ9がプリン
タ部124とのデータ転送にのみ用いられる点で異な
る。
【0097】本実施形態に係るファクシミリ装置104
の動作を簡単に説明すると、ファックス送信を行う場合
は、読取部4によって光電変換、二値化された画像信号
をファックス制御部1により符号化して、モデム5で変
調し、NCU6を介して公衆電話網等の通信回線17に
送出する。
【0098】ファックス受信の場合は、受信したファッ
クス信号をモデム5によって復調し、ファックス制御部
1によりデータを復号化し、さらにプリンタ部121の
出力解像度に合わせて解像度変換を行い、IEEE12
84インターフェースコントローラ9を通じてIEEE
1284プロトコルでプリンタ部124に画像データを
転送し記録を行う。
【0099】次に本実施形態に係るファクシミリ装置
で、PC130上の画像データをプリンタ部121によ
って記録する場合の動作を説明する。図12は図2と同
様に、図11に示した本実施形態に係るファクシミリ装
置104と、外部に接続されたPC130との接続形態
及び、データ伝送に係る構成を示したブロック図であ
る。
【0100】図11および図12に示されているよう
に、本実施形態に係るファクシミリ装置104は、US
B HUBコントローラ11を内蔵し、ファックス部1
14、プリンタ部124にもそれぞれ独立した設けたU
SBコントローラ7及び28を、内蔵のUSB HUB
コントローラ11によって接続するように構成してい
る。
【0101】そのため、USBの特性上、ファックス部
110とプリンタ部120が一つのファクシミリ装置1
04内に構成されていても、PC130からはファクス
部114及びプリンタ部124がUSBインターフェー
スによってそれぞれ独立に接続されているように見え
る。従って、PC上の画像情報を記録したい場合は、記
録画像データはUSB HUBコントローラを経由して
直接プリンタ部に送られ、画像情報の記録が行われる。
【0102】プリンタ部124でPC130上の画像の
記録中に通信回線17を介してファックス受信があった
場合、進行中の記録動作が終了するまではファックス画
像の記録は受け付けられないので、PC130上の画像
の記録中はファックス部114と接続されているIEE
E1284インターフェースコントローラ26のBUS
Y信号をONにし、プリンタ部124が動作中であるこ
とをファックス部114に通知する。
【0103】ファックス部114はIEEE1284イ
ンターフェースコントローラ26のBUSY状態が解除
されるまで受信画像データをバッファメモリ8に記憶し
ておき、プリンタ部124が記録可能となったら、IE
EE1284インターフェースコントローラ9を介して
ファックス画像データをプリンタ部124に送り、記録
する。反対に、ファックス画像の記録中にPC130か
ら記録命令が来た場合、プリンタ部124はUSBコン
トローラ28からNAK信号を返して、記録命令を受け
付けられないことをPC130に通知する。
【0104】また、本実施形態に係るファクシミリ装置
104では、ファックス部114もUSB HUBコン
トローラ11を経由して、PC130とUSBインター
フェースによって接続されているので、以下のような動
作も可能である。
【0105】すなわち、ファックス部114内の読取部
4で読み取った画像データを2値データあるいはグレー
スケールの状態でバッファメモリ8に一旦記憶し、順次
USBコントローラを通じて、バルクイン(Bulk
In)プロトコルによってPC130にアップロードす
る。そして、PC130上で符号化処理した画像データ
をUSBインターフェースを通じてダウンロードし、一
旦バッファメモリ8に記憶して、順次モデム5によって
変調して指定された相手先に送信する(ラスタデータで
ダウンロードし、ファックス制御部1によって符号化し
てもよい)。
【0106】以上のように構成することによって、ファ
クシミリ装置本体とPCが、USBによって接続された
場合でも、PC上の画像情報をプリンタ部によって記録
することが可能となる。また、USBの特性上、PCに
対してファックス部とプリンタ部が独立して動作するこ
とができる。そのため、例えばファックス部の読取部で
読取った画像データをPCにアップロードしながら、P
C上の画像情報をプリンタ部によって記録するといった
マルチタスクも容易に実現することができる。
【0107】[第6の実施形態](3968030の第
2実施形態) 第5の実施形態では、USB HUBコントローラ11
として、独立して動作可能なタイプを用いた場合を説明
したが、図13に示すように、ファックス制御部1から
制御できるUSB HUBコントローラ11’を用いて
もよい。
【0108】このように構成すると、USB HUBコ
ントローラを他のブロックと含めて一つのASICとし
て構成することができ、コストダウンを図ることができ
る。また、ファックス制御部1によって制御されるの
で、USB HUBにファクシミリ装置固有の情報を持
たせることができ、アプリケーションの幅を広げること
も可能となる。
【0109】もちろん、このようなUSB HUBコン
トローラ11’は、第1の実施形態(図1)や第3の実
施形態(図8)の構成に適用することも可能であること
は言うまでもない。
【0110】[第7の実施形態](3968031) 図14は本発明の第7の実施形態に係るファクシミリ装
置の構成例を示すブロック図である。本実施形態に係る
ファクシミリ装置は、図5に示した第3の実施形態に係
るファクシミリ装置において、プリンタ部122がUS
Bコントローラ28を有さず、ファクシミリ装置もそれ
に関連したUSBコネクタ32及びUSBケーブル33
を有していない構成を有する。
【0111】本実施形態に係るファクシミリ装置105
の動作を簡単に説明すると、ファックス送信を行う場合
は、読取部4によって光電変換、二値化された画像信号
をファックス制御部1により符号化して、モデム5で変
調し、NCU6を介して公衆電話網等の通信回線17に
送出する。
【0112】ファックス受信の場合は、受信したファッ
クス信号をモデム5によって復調し、ファックス制御部
1によりデータを復号化し、さらにプリンタ部125の
出力解像度に合わせて解像度変換を行い、IEEE12
84インターフェースコントローラ9を通じてIEEE
1284プロトコルでプリンタ部125に画像データを
転送し記録を行う。
【0113】次に本実施形態に係るファクシミリ装置
で、PC130上の画像データをプリンタ部125によ
って記録する場合の動作を説明する。図15は図2と同
様に、図14に示した本実施形態に係るファクシミリ装
置105と、外部に接続されたPC130との接続形態
及び、データ伝送に係る構成を示したブロック図であ
る。USB→IEEE1284変換部35は、後述する
ように、シリアルインターフェースであるUSBインタ
ーフェースの信号を、パラレルインターフェースである
IEEE1284インターフェースの信号に変換する処
理を機能ブロックとして記載したもので、実際の変換処
理はファックス制御部1で行われる。
【0114】ファックス制御部115は、PC130か
らUSBインターフェースを通じて記録命令を受ける
と、プリンタ部125と接続されているIEEE128
4インターフェース(IEEE1284インターフェー
スコントローラ9)のINIT信号をアクティブにし
て、プリンタ部125に起動をかけ、必要に応じてプリ
ンタ部125とネゴシエーションを行い、記録の準備を
整える。
【0115】同時に、ファックス制御部1は、USBイ
ンターフェースによってPC130から送られてくる画
像データを、一旦バッファメモリ8に記憶し、バッファ
メモリ8中の画像データを順次8bit単位にまとめて
IEEE1284インターフェースコントローラ9へ受
け渡し、ケーブル16を介してプリンタ部125に転送
して、プリンタ部125によって記録を行う。
【0116】このように、USBインターフェースによ
ってPC130から送られてくる記録画像データはファ
ックス部115を経由し、ファックス部115によって
IEEE1284パラレルインターフェースに適合した
形式に変換されて、プリンタ部125に送られる。
【0117】このように構成することによって、ファク
シミリ装置本体とPCが、USBによって接続された場
合でも、PC上の画像情報をプリンタ部によって記録す
ることが可能となる。
【0118】また、本実施形態に係るファクシミリ装置
は、ファックス部125とPC130がUSBインター
フェースによって接続されているので、以下のような動
作も可能である。
【0119】すなわち、ファックス部114内の読取部
4で読み取った画像データを2値データあるいはグレー
スケールの状態でバッファメモリ8に一旦記憶し、順次
USBコントローラを通じて、バルクイン(Bulk
In)プロトコルによってPC130にアップロードす
る。そして、PC130上で符号化処理した画像データ
をUSBインターフェースを通じてダウンロードし、一
旦バッファメモリ8に記憶して、順次モデム5によって
変調して指定された相手先に送信する(ラスタデータで
ダウンロードし、ファックス制御部1によって符号化し
てもよい)。
【0120】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0121】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。
【0122】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0123】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
USBインターフェースによってPC等のコンピュータ
装置に接続して使用可能なファクシミリ装置において、
PC上の画像データをファクシミリ送信することも、フ
ァクシミリ装置のプリンタ部を用いて記録することも可
能なファクシミリ装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るファクシミリ装
置の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1に示すファクシミリ装置とPCとの接続関
係を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係るファクシミリ装
置の構成例を示すブロック図である。
【図4】図3に示すファクシミリ装置とPCとの接続関
係を示す図である。
【図5】本発明の第3の実施形態に係るファクシミリ装
置の構成例を示すブロック図である。
【図6】図5に示すファクシミリ装置とPCとの接続関
係を示す図である。
【図7】図6において、PCと本実施形態に係るファク
シミリ装置との間にUSB HUBを挿入した場合の接
続を示す図である。
【図8】本発明の第4の実施形態に係るファクシミリ装
置の構成例を示すブロック図である。
【図9】ファックス部113でファクシミリ受信があっ
た場合の動作を示すフローチャートである。
【図10】ファックス部113にある記録画像をプリン
タ部123で出力する際のPCの動作を示すフローチャ
ートである。
【図11】本発明の第5の実施形態に係るファクシミリ
装置の構成例を示すブロック図である。
【図12】図11に示すファクシミリ装置とPCとの接
続関係を示す図である。
【図13】本発明の第6の実施形態に係るファクシミリ
装置の構成例を示すブロック図である。
【図14】本発明の第7の実施形態に係るファクシミリ
装置の構成例を示すブロック図である。
【図15】図14に示すファクシミリ装置とPCとの接
続関係を示す図である。
【図16】従来技術におけるファクシミリ装置とPCと
の接続関係を示す図である。
【図17】図16において接続を切り換えるAND_O
Rセレクタを示す図である。
【符号の説明】
1 ファックス制御部 2 ファックスROM 3 RAM 4 読取部 5 モデム 6 NCU 7 ファックス部USBコントローラ 8 バッファメモリ 9 ファックス部IEEE1284コントローラ 10 ファックスシステムバス 11 USB HUBコントローラ 12,13 USB信号 14 USBコネクタ 15 モジュラージャック 16 IEEE1284インターフェース信号 17 通信回線 18 USBケーブル 21 プリンタ制御部 22 プリンタROM 23 RAM 24 ASIC 25 記録ヘッド 26 プリンタ部IEEE1284コントローラ 27 プリンタシステムバス 28 プリンタ部USBコントローラ 51 IEEE1284コネクタ 52 IEEE1284コントローラ(ペリフェラル) 53 IEEE1284コントローラ(ホスト) 54,55 切り替えスイッチ 56 プリンタ部IEEE1284コントローラ
フロントページの続き (72)発明者 小野 隆 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5B014 EB03 GD14 GD32 GE05 HA05 5C062 AA02 AA05 AA14 AA27 AB22 AB43 AC43 AE14 BA02 5K101 KK01 LL05 NN21

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部インターフェースとして少なくとも
    USBインターフェースを有し、ファクシミリデータの
    送受信に関わる処理を行うファックス部と、転送される
    記録データを記録するプリンタ部とを有するファクシミ
    リ装置であって、 前記ファックス部及び前記プリンタ部がそれぞれUSB
    インターフェースを有し、 前記外部インターフェースとしてのUSBインターフェ
    ースと、前記ファックス部及び前記プリンタ部が有する
    USBインターフェースとを接続するハブ手段を有する
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 外部インターフェースとして少なくとも
    USBインターフェースを有し、ファクシミリデータの
    送受信に関わる処理を行うファックス部と、転送される
    記録データを記録するプリンタ部とを有するファクシミ
    リ装置であって、 前記ファックス部及び前記プリンタ部がそれぞれ独立し
    て、前記外部インターフェースとしてのUSBインター
    フェースを有することを特徴するファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記ファックス部及び前記プリンタ部が
    IEEE1284インターフェースで相互接続されるこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載のファクシミ
    リ装置。
  4. 【請求項4】 前記プリンタ部が、前記外部インターフ
    ェースとしてのUSBインターフェースから受信した記
    録データの記録処理中、前記ファックス部に対し、ファ
    クシミリデータの記録要求を受け付けない旨の通知を前
    記IEEE1284インターフェースを介して行う処理
    中通知手段をさらに有することを特徴とする請求項3記
    載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 前記プリンタ部が、前記ファックス部か
    ら転送されたファックスデータの記録処理中、前記外部
    インターフェースとしてのUSBインターフェースから
    記録要求があった場合、NAK信号を応答する応答手段
    をさらに有することを特徴とする請求項3又は請求項4
    記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 外部インターフェースとしてIEEE1
    284インターフェースをさらに有することを特徴とす
    る請求項1記載のファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 前記手段が前記ファックス部によって制
    御されることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいず
    れか1項に記載のファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 外部インターフェースとして少なくとも
    USBインターフェースを有し、ファクシミリデータの
    送受信に関わる処理を行うファックス部と、転送される
    記録データを記録するプリンタ部とを有するファクシミ
    リ装置であって、 前記ファックス部及び前記プリンタ部が、USBインタ
    ーフェースで相互に接続され、 前記ファックス部が、前記外部インターフェースとして
    のUSBインターフェースから前記記録データを受信す
    る第1のUSBインターフェース制御手段と、前記受信
    した記録データを、前記プリンタ部へ転送する前記第2
    のUSBインターフェース制御手段とを有することを特
    徴とするファクシミリ装置。
  9. 【請求項9】 外部インターフェースとして少なくとも
    USBインターフェースを有し、ファクシミリデータの
    送受信に関わる処理を行うファックス部と、転送される
    記録データを記録するプリンタ部とを有するファクシミ
    リ装置であって、 前記ファックス部及び前記プリンタ部が、IEEE12
    84インターフェースで相互に接続され、 前記ファックス部が、前記外部インターフェースとして
    のUSBインターフェースから前記記録データを受信す
    るUSBインターフェース制御手段と、前記受信した記
    録データを、前記IEEE1284インターフェースで
    の送信に適した形式に変換するデータ変換手段と、 前記変換したデータを前記IEEE1284インターフ
    ェースを介してプリンタ部へ転送するIEEE1284
    インターフェース制御手段とを有することを特徴とする
    ファクシミリ装置。
  10. 【請求項10】 前記ファックス部が、受信した前記フ
    ァクシミリデータを蓄積するメモリ手段と、 前記メモリ手段に前記プリンタ部で記録すべきファクシ
    ミリデータが存在することを前記外部インターフェース
    としてのUSBインターフェースを通じて外部に通知す
    る通知手段とをさらに有することを特徴とする請求項1
    記載のファクシミリ装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のファクシミリ装置の
    前記外部インターフェースとしてのUSBインターフェ
    ースに接続して使用可能なコンピュータ装置であって、 前記通知に応答して、前記メモリ手段に記憶されたファ
    クシミリデータを転送するよう前記ファックス部に指示
    する指示手段と、 前記転送されたファクシミリデータを、前記プリンタ部
    に対して転送する転送手段とを有することを特徴とする
    コンピュータ装置。
  12. 【請求項12】 外部インターフェースとして少なくと
    もUSBインターフェースを有し、ファクシミリデータ
    の送受信に関わる処理を行うファックス部と、転送され
    る記録データを記録するプリンタ部とを有し、 前記ファックス部及び前記プリンタ部がそれぞれUSB
    インターフェースを有するファクシミリ装置の制御方法
    であって、 前記外部インターフェースとしてのUSBインターフェ
    ースと、前記ファックス部及び前記プリンタ部が有する
    USBインターフェースとを接続するステップを有する
    ことを特徴とするファクシミリ装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 外部インターフェースとして少なくと
    もUSBインターフェースを有し、ファクシミリデータ
    の送受信に関わる処理を行うファックス部と、転送され
    る記録データを記録するプリンタ部とを有し、 前記ファックス部及び前記プリンタ部がそれぞれUSB
    インターフェースを有するファクシミリ装置の制御方法
    を格納したコンピュータ装置読み取り可能な記憶媒体で
    あって、 前記外部インターフェースとしてのUSBインターフェ
    ースと、前記ファックス部及び前記プリンタ部が有する
    USBインターフェースとを接続する工程のプログラム
    を有することを特徴とする記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010033602A (ja) * 2003-11-10 2010-02-12 Ricoh Co Ltd 画像形成システム
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