JP2002077492A - 画像入出力装置、画像入出力方法、画像入出力システム、及び記憶媒体 - Google Patents

画像入出力装置、画像入出力方法、画像入出力システム、及び記憶媒体

Info

Publication number
JP2002077492A
JP2002077492A JP2001164421A JP2001164421A JP2002077492A JP 2002077492 A JP2002077492 A JP 2002077492A JP 2001164421 A JP2001164421 A JP 2001164421A JP 2001164421 A JP2001164421 A JP 2001164421A JP 2002077492 A JP2002077492 A JP 2002077492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
output
input
image data
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001164421A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4078041B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Yaguchi
博之 矢口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2001164421A priority Critical patent/JP4078041B2/ja
Priority to US09/879,822 priority patent/US7038795B2/en
Publication of JP2002077492A publication Critical patent/JP2002077492A/ja
Priority to US11/369,062 priority patent/US7414748B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4078041B2 publication Critical patent/JP4078041B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リモートコピーシステムやカスケード(重
連)コピーシステムにおいてもローカルコピーと同等の
画像出力結果を画像出力装置側で得ることを可能にす
る。 【解決手段】 画像入出力装置200をローカル側と
し、画像入出力装置220をリモート側として、リモー
トコピーまたはカスケードコピーを行う場合、リモート
側の画像入出力装置220が、ローカル側の画像入出力
装置200から画像データ及び画像付随情報(原稿の表
裏、種類、サイズ、マージン情報等)を受信し、受信し
た画像データ及び画像付随情報に基づきプリンタ229
5に印刷を行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像入出力装置、
画像入出力方法、画像入出力システム、及び記憶媒体に
関し、特に、通信媒体を介して他の画像入出力装置に接
続される画像入出力装置、複数の画像入出力装置から成
る画像入出力システム、前記画像入出力装置または画像
入出力システムに適用される画像入出力方法、及び該画
像入出力方法をプログラムコードとして記憶する記憶媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コントローラユニットを介してネ
ットワーク等の伝送媒体によって画像入力装置(例えば
スキャナ)と画像出力装置(例えばプリンタ)とが接続
された画像形成システム(以下「リモートコピーシステ
ム」という)や、生産性を高めるため、単一の画像入力
装置から複数の画像出力装置へ画像伝送を行う画像形成
システム(以下「重連コピーシステム」という)が考案
されている。
【0003】また近年、単独の画像入出力装置(例えば
複写機)の機能が格段に向上しており、単独の画像入出
力装置で行うローカルコピーと同等の機能や性能がリモ
ートコピーシステムや重連コピーシステムにも求められ
ている。
【0004】通常、画像入出力装置で行われるローカル
コピーでは、原稿スキャン時に決定された、画像に付随
する情報(以下「画像付随情報」という)がプリンタ側
に伝えられ、プリンタ側はこの画像付随情報を基に印刷
の制御を行っている。画像付随情報としては、例えばス
キャン画像において画像の上下左右に付加される余白量
(マージン)、文字や写真などの原稿種別、原稿のサイ
ズ、原稿の表裏を識別する情報、ズーム微調整により画
像サイズが補正されている場合における補正前の画像サ
イズ等である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リモー
トコピーシステムや重連コピーシステムにおいては、ロ
ーカルコピーと同等の機能や性能を持ちたくとも、画像
出力装置側に所要の画像付随情報が不足していて、ロー
カルコピーと同等の出力画像を得ることができないとい
う問題があった。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
のものであり、リモートコピーシステムや重連コピーシ
ステムにおいてもローカルコピーと同等の画像出力結果
を画像出力装置側で得ることを可能とした画像入出力装
置、画像入出力方法、画像入出力システム、及び記憶媒
体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明によれば、原稿画像の画像デー
タを入力する入力手段と、画像データを出力する出力手
段とを有し、通信媒体を介して他の画像入出力装置に接
続される画像入出力装置であって、前記入力手段により
入力された画像データと該入力された画像データに関す
る画像付随情報とを前記他の画像入出力装置へ送信する
送信手段と、前記他の画像入出力装置から画像データ及
び画像付随情報を受信する受信手段と、前記受信手段に
よって受信された画像データ及び画像付随情報に基づき
前記出力手段に対して画像出力を行わせる出力制御手段
とを有することを特徴とする画像入出力装置が提供され
る。
【0008】請求項12記載の発明によれば、通信媒体
を介して印刷装置に接続される画像入出力装置であっ
て、原稿画像の画像データを入力する入力手段と、前記
印刷装置へ画像データを送信する送信手段とを有し、前
記送信手段は、前記原稿画像の画像データと該原稿画像
の画像データに関する画像付随情報とを前記印刷装置へ
送信することを特徴とする画像入出力装置が提供され
る。
【0009】請求項18記載の発明によれば、原稿画像
の画像データを入力する画像読取装置に通信媒体を介し
て接続される画像入出力装置であって、前記画像読取装
置から前記原稿画像の画像データを受信する受信手段
と、印刷を行う印刷手段と、前記印刷手段に対して、前
記受信手段により受信された画像データに基づいて印刷
を行わせる印刷制御手段とを有し、前記受信手段は、前
記原稿画像の画像データに関する画像付随情報を受信
し、前記印刷制御手段は、前記受信手段によって受信さ
れた画像データ及び画像付随情報に基づき前記印刷手段
に対して印刷を行わせることを特徴とする画像入出力装
置が提供される。
【0010】請求項24記載の発明によれば、画像出力
装置に通信媒体を介して接続される画像入出力装置であ
って、入力した画像データをTIFFファイルに変換す
る変換手段と、前記変換手段により変換されたTIFF
ファイルを前記画像出力装置へ送信する送信手段とを有
し、前記送信手段は、前記画像出力装置が前記画像デー
タの画像出力を行うときに必要となる制御情報を、TI
FFファイルのヘッダ部の空き領域に付加し送信するこ
とを特徴とする画像入出力装置が提供される。
【0011】また、請求項27記載の発明によれば、原
稿画像の画像データを入力する入力部と、画像データを
出力する出力部とを有し、通信媒体を介して他の画像入
出力装置に接続される画像入出力装置に適用される画像
入出力方法であって、前記入力部により入力された画像
データと該入力された画像データに関する画像付随情報
とを前記他の画像入出力装置へ送信する送信工程と、前
記他の画像入出力装置から画像データ及び画像付随情報
を受信する受信工程と、前記受信工程によって受信され
た画像データ及び画像付随情報に基づき前記出力部に対
して画像出力を行わせる出力制御工程とを有することを
特徴とする画像入出力方法が提供される。
【0012】請求項38記載の発明によれば、原稿画像
を入力する入力部を有し、通信媒体を介して印刷装置に
接続される画像入出力装置に適用される画像入出力方法
であって、原稿画像の画像データを前記入力部により入
力する入力工程と、前記印刷装置へ画像データを送信す
る送信工程とを有し、前記送信工程は、前記原稿画像の
画像データと前記原稿画像の画像データに関する画像付
随情報とを前記印刷装置へ送信することを特徴とする画
像入出力方法が提供される。
【0013】請求項44記載の発明によれば、画像デー
タを基に印刷する印刷部を有し、原稿画像の画像データ
を入力する画像読取装置に通信媒体を介して接続される
画像入出力装置に適用される画像入出力方法であって、
前記画像読取装置から前記原稿画像の画像データを受信
する受信工程と、前記印刷部に対して、前記受信工程に
より受信された画像データに基づいて印刷を行わせる印
刷制御工程とを有し、前記受信工程は、前記原稿画像の
画像データに関する画像付随情報を受信し、前記印刷制
御工程は、前記受信工程によって受信された画像データ
及び画像付随情報に基づき前記印刷部に対して印刷を行
わせることを特徴とする画像入出力方法が提供される。
【0014】請求項50記載の発明によれば、画像出力
装置に通信媒体を介して接続される画像入出力装置に適
用される画像入出力方法であって、入力した画像データ
をTIFFファイルに変換する変換工程と、前記変換工
程により変換されたTIFFファイルを前記画像出力装
置へ送信する送信工程とを有し、前記送信工程は、前記
画像出力装置が前記画像データの画像出力を行うときに
必要となる制御情報を、TIFFファイルのヘッダ部の
空き領域に付加し送信することを特徴とする画像入出力
方法が提供される。
【0015】また、請求項53記載の発明によれば、原
稿画像の画像データを入力する入力手段と、画像データ
を出力する出力手段とをそれぞれ有する複数の画像入出
力装置が、通信媒体を介して互いに接続される画像入出
力システムであって、前記複数の画像入出力装置の各々
が、前記入力手段により入力された画像データと該入力
された画像データに関する画像付随情報とを、他の画像
入出力装置へ送信する送信手段と、他の画像入出力装置
から画像データ及び画像付随情報を受信する受信手段
と、前記受信手段によって受信された画像データ及び画
像付随情報に基づき前記出力手段に対して画像出力を行
わせる出力制御手段とを有することを特徴とする画像入
出力システムが提供される。
【0016】請求項54記載の発明によれば、通信媒体
を介して印刷装置と画像入出力装置とが互いに接続され
る画像入出力システムであって、前記画像入出力装置
が、原稿画像の画像データを入力する入力手段と、前記
印刷装置へ画像データを送信する送信手段とを有し、前
記送信手段は、前記原稿画像の画像データと該原稿画像
の画像データに関する画像付随情報とを前記印刷装置へ
送信することを特徴とする画像入出力システムが提供さ
れる。
【0017】請求項55記載の発明によれば、原稿画像
の画像データを入力する画像読取装置と画像入出力装置
とが、通信媒体を介して接続される画像入出力システム
であって、前記画像入出力装置が、前記画像読取装置か
ら前記原稿画像の画像データを受信する受信手段と、印
刷を行う印刷手段と、前記印刷手段に対して、前記受信
手段により受信された画像データに基づいて印刷を行わ
せる印刷制御手段とを有し、前記受信手段は、前記原稿
画像の画像データに関する画像付随情報を受信し、前記
印刷制御手段は、前記受信手段によって受信された画像
データ及び画像付随情報に基づき前記印刷手段に対して
印刷を行わせることを特徴とする画像入出力システムが
提供される。
【0018】請求項56記載の発明によれば、画像出力
装置と画像入出力装置とが通信媒体を介して接続される
画像入出力システムであって、前記画像入出力装置が、
入力した画像データをTIFFファイルに変換する変換
手段と、前記変換手段により変換されたTIFFファイ
ルを前記画像出力装置へ送信する送信手段とを有し、前
記送信手段は、前記画像出力装置が前記画像データの画
像出力を行うときに必要となる制御情報を、TIFFフ
ァイルのヘッダ部の空き領域に付加し送信することを特
徴とする画像入出力システムが提供される。
【0019】さらに、請求項57記載の発明によれば、
原稿画像の画像データを入力する入力部と、画像データ
を出力する出力部とを有し、通信媒体を介して他の画像
入出力装置に接続される画像入出力装置に適用される画
像入出力方法をプログラムコードとして記憶した、コン
ピュータにより読み出し可能な記憶媒体であって、前記
入力部により入力された画像データと該入力された画像
データに関する画像付随情報とを前記他の画像入出力装
置へ送信する送信コードと、前記他の画像入出力装置か
ら画像データ及び画像付随情報を受信する受信コード
と、前記受信コードによって受信された画像データ及び
画像付随情報に基づき前記出力部に対して画像出力を行
わせる出力制御コードとを有することを特徴とする記憶
媒体が提供される。
【0020】請求項58記載の発明によれば、原稿画像
を入力する入力部を有し、通信媒体を介して印刷装置に
接続される画像入出力装置に適用される画像入出力方法
をプログラムコードとして記憶した、コンピュータによ
り読み出し可能な記憶媒体であって、原稿画像の画像デ
ータを前記入力部により入力する入力コードと、前記印
刷装置へ画像データを送信する送信コードとを有し、前
記送信コードは、前記原稿画像の画像データと前記原稿
画像の画像データに関する画像付随情報とを前記印刷装
置へ送信することを特徴とする記憶媒体。
【0021】請求項59記載の発明によれば、画像デー
タを基に印刷する印刷部を有し、原稿画像の画像データ
を入力する画像読取装置に通信媒体を介して接続される
画像入出力装置に適用される画像入出力方法をプログラ
ムコードとして記憶した、コンピュータにより読み出し
可能な記憶媒体であって、前記画像読取装置から前記原
稿画像の画像データを受信する受信コードと、前記印刷
部に対して、前記受信コードの実行により受信された画
像データに基づいて印刷を行わせる印刷制御コードとを
有し、前記受信コードは、前記原稿画像の画像データに
関する画像付随情報を受信し、前記印刷制御コードは、
前記受信コードの実行によって受信された画像データ及
び画像付随情報に基づき前記印刷部に対して印刷を行わ
せることを特徴とする記憶媒体が提供される。
【0022】請求項60記載の発明によれば、画像出力
装置に通信媒体を介して接続される画像入出力装置に適
用される画像入出力方法をプログラムコードとして記憶
した、コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であ
って、入力した画像データをTIFFファイルに変換す
る変換コードと、前記変換コードの実行により変換され
たTIFFファイルを前記画像出力装置へ送信する送信
コードとを有し、前記送信コードは、前記画像出力装置
が前記画像データの画像出力を行うときに必要となる制
御情報を、TIFFファイルのヘッダ部の空き領域に付
加し送信することを特徴とする記憶媒体が提供される。
【0023】請求項61記載の発明によれば、スキャナ
部、プリンタ部、記憶部、画像処理部、操作部を有し、
他の画像入出力装置にネットワークを介して接続される
画像入出力装置において、前記スキャナ部により入力し
た画像データを前記他の画像入出力装置に出力させる画
像入出力方法をプログラムコードとして記憶した、コン
ピュータにより読み出し可能な記憶媒体であって、前記
操作部により入力されたコピー設定情報に基づき生成さ
れるジョブを実行するジョブ実行コードと、前記ジョブ
の実行に基づき、前記スキャナ部が画像データを入力
し、前記画像処理部が該入力した画像データをTIFF
ファイル形式に変換し、前記記憶部が該変換されたTI
FFファイルを記憶するようにデバイス制御を行うデバ
イス制御コードと、前記記憶部に格納された前記TIF
Fファイルを前記他の画像入出力装置へ送信するネット
ワーク制御コードとを有し、前記デバイス制御コード
は、前記TIFFファイル形式への変換の際に、デバイ
ス制御情報及び前記コピー設定情報を前記TIFFファ
イルのヘッダ部に付加し、前記ネットワーク制御コード
は、前記デバイス制御情報及び前記コピー設定情報がヘ
ッダ部に付加されたTIFFファイルを前記他の画像入
出力装置に送信することを特徴とする記憶媒体が提供さ
れる。
【0024】請求項62記載の発明によれば、スキャナ
部、プリンタ部、記憶部、画像処理部、操作部を有し、
他の画像入出力装置にネットワークを介して接続される
画像入出力装置において、前記他の画像入出力装置によ
り入力された画像データを前記プリンタ部に出力させる
画像入出力方法をプログラムコードとして記憶した、コ
ンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であって、前
記他の画像入出力装置から、TIFFファイル形式の画
像データを受信し、該受信した画像データを前記記憶部
に記憶させ、前記受信した画像データに基づくジョブを
発行するネットワーク制御コードと、前記ネットワーク
制御コードの実行により発行されたジョブを実行するジ
ョブ実行コードと、前記ジョブの実行に基づき、前記画
像処理部が、前記記憶部に記憶されたTIFFファイル
形式の画像データをTIFFファイル形式変換前の画像
データに伸張し、前記プリンタ部が、該伸張された画像
データを基に印刷を行うようにデバイス制御するデバイ
ス制御コードとを有し、前記他の画像入出力装置から受
信されたTIFFファイルのヘッダ部には、前記他の画
像入出力装置におけるデバイス制御情報及びコピー設定
情報が付加されており、前記デバイス制御コードは、前
記他の画像入出力装置におけるデバイス制御情報及びコ
ピー設定情報に基づき、前記プリンタ部に前記画像デー
タを出力させることを特徴とする記憶媒体が提供され
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0026】図1は、本発明に係る画像形成システムの
全体構成を示すブロック図である。
【0027】画像入出力装置200は、画像入力デバイ
スであるスキャナ2070、画像出力デバイスであるプ
リンタ2095、コントローラユニット2000、ユー
ザインターフェースである操作部2012から構成され
る。スキャナ2070、プリンタ2095、操作部20
12は、それぞれコントローラユニット2000に接続
されている。コントローラユニット2000は、ネット
ワーク伝送手段であるLAN2011に接続されてい
る。また、LAN2011には、画像入出力装置200
と同様の機器構成をもつ他の画像入出力装置220、2
30が接続されている。画像入出力装置220、230
はそれぞれ、スキャナ2270、2370、プリンタ2
295、2395、操作部2212、2312を持ち、
それらがコントローラユニット2200、2300にそ
れぞれ接続されている。
【0028】さらに、LAN2011にはオフラインフ
ィニッシャ240、サーバコンピュータ250、及びパ
ーソナルコンピュータ260を接続する。オフラインフ
ィニッシャ240はオフラインでプリント用紙の後処理
を行う。サーバコンピュータ250は大容量ストレージ
を有する。パーソナルコンピュータ260は個人ユーザ
向けのものである。
【0029】なお、例えば、画像入出力装置200にお
いて、スキャナ2070において画像読み込み(画像入
力)を行い、プリンタ2095で印刷(画像出力)を行
う場合を「ローカルコピー」と呼び、画像入出力装置2
20,230においても同様である。また、例えば、画
像入出力装置200のスキャナ2070において画像読
み込み(画像入力)を行い、画像入出力装置220のプ
リンタ2295または画像入出力装置230のプリンタ
2395で印刷(画像出力)を行う場合を「リモートコ
ピー」と呼ぶ。さらに、例えば、画像入出力装置200
のスキャナ2070において画像読み込み(画像入力)
を行い、画像入出力装置220のプリンタ2295及び
画像入出力装置230のプリンタ2395で印刷(画像
出力)を行う場合を「重連(カスケード)コピー」と呼
ぶ。
【0030】以下では、画像入出力装置200のスキャ
ナ2070において画像読み込み(画像入力)を行い、
画像データを他の画像入出力装置のプリンタに送信し、
また他の画像入出力装置のスキャナから送信された画像
データを基に、画像入出力装置200のプリンタ209
5が印刷(画像出力)を行う場合を説明する。
【0031】図2は、画像入出力装置200のコントロ
ーラユニット2000の内部構成を示すブロック図であ
る。
【0032】コントローラユニット2000は、画像入
力デバイスであるスキャナ2070にバス2071を介
して接続し、また画像出力デバイスであるプリンタ20
95にバス2096を介して接続する。一方でコントロ
ーラユニット2000は、LAN2011や公衆回線
(WAN)2051と接続することで、画像情報やデバ
イス情報の入出力制御を行う。
【0033】CPU2001はシステム全体を制御する
コントローラである。RAM2002はCPU2001
が動作するためのシステムワークメモリであり、画像デ
ータを一時記憶するための画像メモリでもある。ROM
2003はブートROMであり、システムのブートプロ
グラムが格納されている。HDD2004はハードディ
スクドライブで、システムソフトウェア、画像データを
格納する。
【0034】操作部I/F2006は操作部(UI)2
012との間のインターフェース部であり、操作部20
12に表示すべき画像データを操作部2012に対して
出力する。また、操作部2012から本システム使用者
が入力した情報を、CPU2001に伝える役割をす
る。Network部2010はLAN2011に接続
し、情報の入出力を行う。MODEM2050は公衆回
線2051に接続し、情報の入出力を行う。以上のデバ
イスがシステムバス2007上に配置される。
【0035】ImageBusI/F2005は、シス
テムバス2007と、画像データを高速で転送する画像
バス2008とを接続し、データ構造を変換するバスブ
リッジである。画像バス2008は、PCIバスまたは
IEEE1394で規定されるバスである。
【0036】画像バス2008上に配置される各デバイ
スにおいて、ラスタイメージプロセッサ(RIP)20
60はPDLコードをビットマップイメージに展開す
る。デバイスI/F部2020は、スキャナ2070や
プリンタ2095とコントローラユニット2000とを
接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
スキャナ画像処理部2080は、入力画像データに対し
補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部2090
は、プリント出力画像データに対して、プリンタ209
5に合った補正、解像度変換等を行う。画像回転処理部
2030は画像データの回転を行う。画像圧縮処理部2
040は、多値画像データに対してJPEGの圧縮伸張
処理を行い、また2値画像画像データに対してJBI
G、MMR、MHの圧縮伸張処理を行う。
【0037】なおHDD2004には、ネットワーク
(LAN2011)に接続されているノード(図示せ
ず)に関する画像出力速度、設置位置などの情報がアド
レス毎に保存されている。
【0038】図3は画像入出力装置200の外部から見
た構成を示す外観図である。
【0039】画像入力デバイスであるスキャナ2070
は、原稿となる紙上の画像を照明し、CCDラインセン
サ(図示せず)を走査することで、ラスタイメージデー
タとして電気信号に変換し、コントローラユニット20
00へバス2071を介して送信する。原稿用紙は原稿
フィーダ2072のトレイ2073にセットされ、装置
使用者が操作部2012から読み取り起動指示すること
により、コントローラユニット2000のCPU200
1がスキャナ2070にバス2071を介して指示を与
え、フィーダ2072は原稿用紙を1枚ずつフィードし
原稿画像の読み取り動作を行う。
【0040】画像出力デバイスであるプリンタ2095
は、バス2096を介してコントローラユニット200
0から受信したラスタイメージデータを用紙上に画像と
して変換する部分である。その方式は感光体ドラムや感
光体ベルトを用いた電子写真方式や、微少ノズルアレイ
からインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するイン
クジェット方式等があるが、どの方式であってもよい。
プリント動作の起動は、コントローラユニット2000
のCPU2001からのバス2096を介した指示によ
って開始する。プリンタ2095は、異なるサイズまた
は異なる方向の用紙を選択できるように複数の給紙段を
持ち、それに対応した用紙カセット2101、210
2、2103を備える。また、排紙トレイ2111は印
字し終わった用紙を受ける部分である。なお、用紙カセ
ット2101、2102、2103に格納される記録媒
体は印刷用紙だけに限らず、OHPシート等であっても
よい。
【0041】図4は、スキャナ画像処理部2080の内
部構成を示すブロック図である。
【0042】画像バスI/Fコントローラ2081は画
像バス2008に接続され、そのバスアクセスシーケン
スを制御し、また、スキャナ画像処理部2080内の各
デバイスの制御およびタイミング発生を行う。フィルタ
処理部2082は空間フィルタからなり、コンボリュー
ション演算を行う。編集部2083は、入力画像データ
を基にして、例えばマーカーペンで囲まれた閉領域を認
識し、その閉領域内の画像データに対して、影付け、網
掛け、ネガポジ反転等の画像加工処理を行う。
【0043】変倍処理部2084は、読み取り画像の解
像度を変えるものであり、ラスタイメージの主走査方向
については補間演算を行って拡大および縮小処理を行
い、副走査方向の変倍については画像読み取りラインセ
ンサ(図示せず)を走査する速度を変えることで行う。
【0044】テーブル2085は、読み取った輝度デー
タである画像データを濃度データに変換する際に使用さ
れる変換テーブルである。2値化部2086は、多値の
グレースケール画像を誤差拡散処理やスクリーン処理に
よって2値化する。処理が施された画像データは、再び
画像バスI/Fコントローラ2081を介して画像バス
2008上に転送される。
【0045】図5は、プリンタ画像処理部2090の内
部構成を示すブロック図である。
【0046】画像バスI/Fコントローラ2091は、
画像バス2008に接続され、そのバスアクセスシーケ
ンスを制御し、また、プリンタ画像処理部2090内の
各デバイスの制御およびタイミング発生を行う。
【0047】解像度変換部2092は、LAN2011
あるいは公衆回線2051を介して送られて来た画像デ
ータを、プリンタ2095の仕様に合わせた解像度に変
換する。スムージング処理部2093は、解像度変換後
の画像データのジャギー(斜め線等の白黒境界部に現れ
る画像のがさつき)を滑らかにする処理を行う。
【0048】図6は、画像圧縮処理部2040の内部構
成を示すブロック図である。
【0049】画像バスI/Fコントローラ2041は画
像バス2008に接続され、そのバスアクセスシーケン
スを制御し、また、入力バッファ2042、出力バッフ
ァ2045とのデータのやり取りを行うためのタイミン
グ制御および画像圧縮部2043に対するモード設定な
どの制御を行う。
【0050】CPU2001(図2)は、画像バス20
08を介して、画像バスI/Fコントローラ2041に
対して画像圧縮制御のための設定を行う。この設定によ
り、画像バスI/Fコントローラ2041は、画像圧縮
部2043に対して画像圧縮に必要な設定(例えば、M
MR圧縮、JBIG伸長等)を行う。必要な設定を行っ
た後、再度、CPU2001が画像バスI/Fコントロ
ーラ2041に対して画像データ転送の許可を行う。こ
の許可に従って、画像バスI/Fコントローラ2041
は、RAM2002(図2)あるいは画像バス2008
上の各デバイスからの画像データの転送を開始する。
【0051】転送された画像データは、入力バッファ2
042に一時的に格納され、画像圧縮部2043からの
画像データ転送要求に応じて、一定のスピードで読み出
されて画像圧縮部2043に転送される。
【0052】この際、入力バッファ2042は、画像バ
スI/Fコントローラ2041と画像圧縮部2043と
の間で画像データを転送できるか否かを判断し、画像バ
ス2008からの画像データの読み込み、および画像圧
縮部2043への画像データの書き込みが不可能である
場合、画像データの転送を行わないような制御を行う
(以下、このような制御を「ハンドシェーク」とい
う)。
【0053】画像圧縮部2043は受け取った画像デー
タを、一旦、RAM2044に格納する。これは、画像
圧縮を行う際の画像圧縮処理の種類によっては、数ライ
ン分の画像データがないと処理ができないためであり、
そのためRAM2044に数ライン分の画像データを格
納する。すなわち、最初の1ライン分の圧縮を行うため
には数ライン分の画像データを用意してからでないと画
像圧縮が行えない種類の画像圧縮処理がある。
【0054】画像圧縮を施された画像データは、直ちに
出力バッファ2045に送られる。その後、出力バッフ
ァ2045では、画像バスI/Fコントローラ2041
および画像圧縮部2043とハンドシェークを行い、画
像データを読み出して画像バスI/Fコントローラ20
41に転送する。画像バスI/Fコントローラ2041
は、転送された圧縮(あるいは伸長)された画像データ
をRAM2002(図2)あるいは画像バス2008上
の各デバイスに転送する。
【0055】こうした一連の処理は、CPU2001か
ら処理要求がされなくなるまで(必要なページ数の処理
が完了するまで)、あるいは画像圧縮部2043から停
止要求が出るまで(圧縮および伸長時におけるエラー発
生など)繰り返される。
【0056】図7は、画像回転処理部2030の内部構
成に示すブロック図である。
【0057】画像バスI/Fコントローラ2031は、
画像バス2008に接続され、そのバスシーケンスを制
御し、また、画像回転部2032にモード等を設定する
制御、および画像回転部2032に画像データを転送す
るためのタイミング制御を行う。
【0058】CPU2001(図2)は、画像バス20
08を介して、画像バスI/Fコントローラ2031に
画像回転制御のための設定を行う。この設定により、画
像バスI/Fコントローラ2031は、画像回転部20
32に対して画像回転に必要な設定(例えば、画像サイ
ズや回転方向・角度などの設定)を行う。
【0059】必要な設定を行った後、再度、CPU20
01は画像バスI/Fコントローラ2031に対して画
像データ転送の許可を行う。この許可に従って、画像バ
スI/Fコントローラ2031は、RAM2002(図
2)あるいは画像バス2008上の各デバイスからの画
像データの転送を開始する。なお、本実施の形態では、
画像データを32ビットで表し、回転を行う画像サイズ
を32×32ビットとし、また、画像バス2008上に
画像データを転送させる際、32ビットを単位とする画
像転送を行う。また、扱う画像は2値画像であるものと
する。
【0060】このように、32×32ビットの画像を得
るためには、32ビット単位のデータ転送を32回行う
必要があり、かつ不連続なアドレスから画像データを転
送する必要がある。
【0061】図8は転送元の画像データのアドレスを拡
大して示す図である。
【0062】不連続アドレッシングにより転送された画
像データは、画像回転部2032によって、読み出し時
に画像が所望の角度に回転されているようにRAM20
33に書き込まれる。例えば、90度反時計方向回転で
ある場合、最初に転送された32ビットの画像データ
を、図9に示すように、Y方向に書き込んでいく。読み
出し時にX方向に読み出すことで、画像が回転する。図
9はRAM2033に対する画像データの書き込み方向
および読み出し方向を示す図である。
【0063】図7に戻って、32×32ビットの画像回
転(RAM2033への書き込み)が完了した後、画像
回転部2032は、RAM2033から上記読み出し方
法で画像データを読み出し、画像バスI/Fコントロー
ラ2031に画像を転送する。
【0064】回転処理された画像データを受け取った画
像バスI/Fコントローラ2031は、連続アドレッシ
ングで、RAM2002(図2)あるいは画像バス20
08上の各デバイスにデータを転送する。こうした一連
の処理は、CPU2001から処理要求がされなくなる
まで(必要なページ数の処理が完了するまで)繰り返さ
れる。
【0065】図10は、デバイスI/F部2020の内
部構成を示すブロック図である。
【0066】画像バスI/Fコントローラ2021は、
画像バス2008に接続され、そのバスアクセスシーケ
ンスを制御し、デバイスI/F部2020内の各デバイ
スの制御およびタイミング発生を行う。また、外部のス
キャナ2070およびプリンタ2095へ送る制御信号
を発生させる。
【0067】スキャンバッファ2022は、スキャナ2
070から送られてくる画像データを一時的に保存し、
画像バス2008に同期させて画像データを画像バス2
008に出力する。その際、シリアルパラレル・パラレ
ルシリアル変換部2023が、スキャンバッファ202
2に保存された画像データを順番に並べて、あるいは分
解して、画像バス2008に転送できる画像データ幅に
変換する。一方、パラレルシリアル・シリアルパラレル
変換部2024は、画像バス2008から転送された画
像データを分解して、あるいは順番に並べて、プリント
バッファ2025に保存できる画像データ幅に変換す
る。プリンタバッファ2025は、画像バス2008か
ら送られてきた画像データを一時的に保存し、プリンタ
2095に同期させて画像データをプリンタ2095に
出力する。
【0068】こうした構成において、画像スキャン時、
スキャナ2070から送られてくる画像データを、スキ
ャナ2070から送られてくるタイミング信号に同期さ
せて、スキャンバッファ2022に保存する。
【0069】そして、画像バス2008がPCIバスで
ある場合、スキャンバッファ2022内に画像データが
32ビット以上入った時、画像データを先入れ先出し方
式で32ビット分、スキャンバッファ2022からシリ
アルパラレル・パラレルシリアル変換部2023に送
り、32ビットの画像データに変換し、画像バスI/F
コントーラ2021を通して画像バス2008上に転送
する。
【0070】また、画像バス2008がIEEE139
4である場合、スキャンバッファ2022内の画像デー
タを先入れ先出し方式で、スキャンバッファ2022か
らシリアルパラレル・パラレルシリアル変換部2023
に送り、シリアル画像データに変換し、画像バスI/F
コントローラ2021を介して画像バス2008上に転
送する。
【0071】一方、画像プリント時、画像バス2008
がPCIバスである場合、画像バスから送られてくる3
2ビットの画像データを画像バスI/Fコントローラ2
021で受け取り、パラレルシリアル・シリアルパラレ
ル変換部2024に送り、プリンタ2095の入力デー
タビット数の画像データに分解し、プリントバッファ2
025に保存する。
【0072】また、画像バス2008がIEEE139
4である場合、画像バス2008から送られてくるシリ
アル画像データを画像バスI/Fコントローラ2021
で受け取り、パラレルシリアル・シリアルパラレル変換
部2024に送り、プリンタ2095の入力データビッ
ト数の画像データに変換し、プリントバッファ2025
に保存する。そして、プリンタ2095から送られてく
るタイミング信号に同期させて、プリントバッファ20
25内の画像データを先入れ先出し方式でプリンタ20
95に送る。
【0073】図11は、図2に示す操作部2012の構
成を示す外観図である。
【0074】LCD表示部2013は、LCD上にタッ
チパネルシート2019が貼られた構成となっている。
また、システムの操作画面およびソフトキーを表示する
とともに、表示してあるキーが押されると、その位置情
報をコントローラユニット2000のCPU2001に
伝える。スタートキー2014は原稿画像の読み取り動
作を開始する時などに用いる。スタートキー2014の
中央部には、緑と赤の2色LED2018が設けられ、
その色によってスタートキー2014が使える状態にあ
るかどうかを示す。ストップキー2015は稼働中の動
作を止める働きをする。IDキー2016は、使用者の
ユーザIDを入力する時に用いる。リセットキー201
7は操作部2012からの設定を初期化する時に用い
る。
【0075】図12は、操作部2012及び操作部I/
F2006(図2)の内部構成を示すブロック図であ
る。
【0076】前述のように、CPU2001が、プログ
ラム用ROM2003に記憶された制御プログラム等に
基づいて、システムバス2007に接続された各種デバ
イスとのアクセスを総括的に制御し、また図2に示すよ
うに、デバイスI/F部2020を介してスキャナ20
70から入力情報を読み込み、デバイスI/F部202
0を介してプリンタ2095に出力情報としての画像信
号を出力する。
【0077】CPU2001は、タッチパネル201
9、ハードキー2014〜2017から入力されたユー
ザ入力信号を、操作部I/F2006の入力ポート20
061を介して受け取り、操作内容を取得する。そし
て、取得した操作内容とROM2003内の前述の制御
プログラムとに基づき表示画面データを生成し、画面出
力デバイスを制御する操作部I/F2006の出力ポー
ト20062を介して、LCD表示部2013に表示画
面を出力する。
【0078】次に、画像入出力装置200の動作につい
て、LCD表示部2013に表示される画面を用いて説
明する。
【0079】図13は、LCD表示部2013に表示さ
れる初期画面を示す図であり、各画像形成機能設定後に
戻る標準画面でもある。
【0080】3101は、画像形成において変倍機能を
用いず等倍出力を設定する為のソフトキーである。31
02は変倍機能を設定する為のソフトキーである。31
03は出力用紙サイズを設定する為のソフトキーであ
る。3104は画像出力デバイスを設定する為のソフト
キーである。3106は両面出力を設定する為のソフト
キーである。3107は出力用紙のソート設定を行う為
のソフトキーである。3109はその他の応用機能を設
定する為のソフトキーである。3110は読み取り画像
を複数の画像出力装置に振り分けて印刷する(これを以
下「カスケードコピー」と呼ぶ)設定を簡便に行う為の
ソフトキーである。尚、不図示のソフトキーにより、読
取画像を他の画像出力装置にて印刷させるリモートコピ
ーモードを設定できる。これらの各ソフトキーが押下げ
られると、さらに詳細な設定の為の表示画面が表示され
る。
【0081】画像入出力装置200では、LAN201
1で接続された遠方の画像入出力装置220,230の
画像出力装置(プリンタ2295,2395)にそれぞ
れ出力すること(リモートコピー)や、同一画像を画像
入出力装置220,230の画像出力装置(プリンタ2
295,2395)に同時に印刷させるカスケードコピ
ーを行うことができるが、初期状態としては自機への画
像出力(ローカルコピー)を行う設定となっている。ロ
ーカルコピーを行うか、リモートコピーを行うか、カス
ケードコピーを行うかといった各種の動作モードの設定
を行うことに応じて、動作モードの設定状況を確認する
為の表示が、表示エリア3105に行われる。また、3
108は画像出力濃度の設定を行う為のソフトキー群で
ある。
【0082】図14は、図13に示すソフトキー311
0が押下げられたときに表示される設定画面を示す図で
ある。この設定画面は、カスケードコピー設定を簡便に
行う為の設定画面である。
【0083】3201は出力メディア(用紙)サイズを
指定する為のソフトキー群であり、初期状態では左上の
A4キーが反転選択されている。ソフトキー群3201
では複数のキーのうち常に一つが反転選択されるトグル
動作が行われる。3202はカスケードコピーを行う際
に使用する画像出力装置の台数を2台に絞り込む為のソ
フトキーであり、3203はカスケードコピーを行う際
に使用する画像出力装置の台数を3台に絞り込む為のソ
フトキーである。3204は、画像出力される画像出力
装置の組み合わせのリストを表示する表示画面である。
ソフトキー3202,3203のどちらかが押下される
と、ソフトキー群3201で選択された用紙サイズで出
力可能な画像出力装置の組み合わせのリストが表示画面
3204に表示される。図14は、ソフトキー3202
が押下された場合に選択された画像出力装置の3つの組
み合わせを示している。尚、像形成可能な用紙サイズに
関する情報を、自装置のメモリ(又は、ネットワーク上
の管理サーバのメモリ)に、自装置及び他の画像出力装
置を含む複数の画像出力装置の各画像出力装置毎に夫々
区別して記憶管理しており、記憶管理された上述の情報
を基に、表示画面3204に組み合わせ情報を表示制御
している。
【0084】表示画面3204にリスト表示される画像
出力装置は、予め登録された複数台の画像出力装置(登
録方法については詳述しない)の中から検索される。表
示画面3204においてリスト表示されている画像出力
装置の組み合わせでは、タッチ入力によりリスト中の一
つの組み合わせを反転選択することが可能となってお
り、設定確定キー3205の押下により、選択した画像
出力装置を用いるカスケードコピーの設定が完了する。
なお表示画面3204では、反転選択表示された画像出
力装置の組み合わせを再度押下することにより、反転選
択の解除を行うことができる。また、1つの組み合わせ
が反転選択された状態で、他の1つの組み合わせを押下
選択すると、前者の反転選択が解除され、後者が反転選
択される。
【0085】図15は、図14に示す設定画面でカスケ
ードコピー設定を行い、設定確定キー3205を押下げ
たときに表示される標準画面を示す図である。
【0086】3301は、カスケードコピーの設定がさ
れていることを示すアイコンであり、3302はカスケ
ードコピー設定されていることを示す文字列である。こ
うしたアイコン3301や文字列3302により、設定
内容が示される。
【0087】図16は、コントローラユニット2000
で実行される処理のソフトウェア構成を示す図である。
図16に示される各アプリケーションを実行するための
プログラムは、予めROM2003に格納されている。
このプログラムは、画像形成システムの起動時にROM
2003から読み出されて、CPU2001により実行
される。画像形成システムの稼動中においては、図16
に示される各アプリケーションはRAM2002上に常
駐している。
【0088】4010は操作部2012を制御するUI
制御部である。4020はUI制御部4010からの指
示を受け、機器制御部分にコピージョブを実行させるた
めのコピーアプリケーション部である。4030は機器
制御部分の機器依存部分を吸収するための共通インタフ
ェース部である。4040は共通インターフェース部4
030から受け取ったジョブ情報を整理し、下位層のド
キュメント処理部に伝達するためのジョブマネージャで
ある。
【0089】ローカルコピーが実行される場合であれば
スキャンマネージャ4050とプリントマネージャ40
90とが作動する。リモートコピーの送信ジョブが実行
される場合であればスキャンマネージャ4050とスト
アマネージャ4100とが作動する。リモートコピーの
受信ジョブが実行される場合であればファイルリードマ
ネージャ4060とプリントマネージャ4090とが作
動する。LIPSやPostScriptなどのPDL
プリントが実行されるときにはPDLマネージャ407
0とプリントマネージャ4090とが作動する。各ドキ
ュメントマネージャ間の同期および画像処理の依頼はシ
ンクマネージャ4080を介して行う。スキャン及びプ
リント時の画像処理や画像ファイルの格納はイメージマ
ネージャ4110が行う。
【0090】まず、ローカルコピーのソフト処理につい
て説明する。
【0091】使用者の指示によりUI制御部4010か
らコピー指示とともにコピーの設定がコピーアプリケー
ション部4020に伝えられる。コピーアプリケーショ
ン部4020はUI制御部4010からの情報を、共通
インターフェース部4030を介して、機器制御を行う
ジョブマネージャ4040に伝える。ジョブマネージャ
4040はスキャンマネージャ4050とプリントマネ
ージャ4090とにジョブの情報を伝達する。
【0092】スキャンマネージャ4050はデバイスI
/F部2020(図2)を介してスキャナ2070(図
2)にスキャン要求を行う。また、同時にシンクマネー
ジャ4080を介してイメージマネージャ4110に画
像処理要求を出す。イメージマネージャ4110はスキ
ャンマネージャ4050の指示に従って、スキャナ画像
処理部2080(図2)の設定を行う。設定が完了した
ら、シンクマネージャ4080を介してスキャン準備完
了を伝える。その後スキャンマネージャ4050はスキ
ャナ2070に対してスキャンを指示する。スキャン画
像転送完了は図示しないハードウェアからの割り込み信
号によってイメージマネージャ4110に伝えられる。
【0093】イメージマネージャ4110からのスキャ
ン完了を受けてシンクマネージャ4080はスキャン完
了をスキャンマネージャ4050、プリントマネージャ
4090に伝える。同時にシンクマネージャ4080
は、RAM2002(図2)に蓄積された画像をHDD
2004(図2)にファイル化するためイメージマネー
ジャ4110に指示する。
【0094】イメージマネージャ4110は、指示に従
って画像圧縮処理部2040(図2)を使ってTIFF
−JBIGあるいはTIFF−MMRのファイルをHD
D2004に格納する。HDD2004への格納が終了
し、スキャナ2070からのスキャン完了信号を受けた
ら、イメージマネージャ4110は、シンクマネージャ
4080を介してスキャンマネージャ4050にファイ
ル化終了を通知する。スキャンマネージャ4050はジ
ョブマネージャ4040に対して終了通知を返し、これ
を受けたジョブマネージャ4040は、共通インターフ
ェース部4030を介してコピーアプリケーション部4
020へ返す。
【0095】プリントマネージャ4090は、RAM2
002に画像が入った時点でデバイスI/F部2020
を介して、プリンタ2095(図2)に印刷要求をだ
す。そしてシンクマネージャ4080にプリント画像処
理要求を行う。シンクマネージャ4080はプリントマ
ネージャ4090から要求を受けたら、画像処理設定を
イメージマネージャ4110に依頼する。イメージマネ
ージャ4110はプリンタ画像処理部2090(図2)
の設定を行い、シンクマネージャ4080を介してプリ
ントマネージャ4090にプリント準備完了を伝える。
プリントマネージャ4090はプリンタ2095に対し
て印刷指示を出す。プリント画像転送完了は図示しない
ハードウェアからの割り込み信号によってイメージマネ
ージャ4110に伝わる。
【0096】イメージマネージャ4110からのプリン
ト完了を受けてシンクマネージャ4080はプリント完
了をプリントマネージャ4090に伝える。プリントマ
ネージャ4090はプリンタ2095からの排紙完了を
受け、ジョブマネージャ4040に対して終了通知を返
し、ジョブマネージャ4040は共通インターフェース
部4030を介してコピーアプリケーション部4020
へ返す。コピーアプリケーション部4020はスキャ
ン、プリントが終了したらジョブ終了をUI制御部40
10に通知する。
【0097】次に、リモートコピーのスキャンジョブ
(送信ジョブ)のソフト処理を説明する。
【0098】プリントマネージャ4090に代わってス
トアマネージャ4100がジョブマネージャ4040か
らの要求を受ける。スキャン画像をHDD2004に格
納し終わった時点で、ストアマネージャ4100は、シ
ンクマネージャ4080から格納完了通知を受け、それ
を、共通インターフェース部4030を介してコピーア
プリケーション部4020に通知する。コピーアプリケ
ーション部4020はこの通知を受信すると、ネットワ
ークアプリケーション部4120に、HDD2004に
格納されたファイルの送信を依頼する。依頼を受けたネ
ットワークアプリケーション部4120がファイルを送
信する。ネットワークアプリケーション部4120はジ
ョブ開始時にコピーアプリケーション部4020からコ
ピーに関する設定情報を受け、それもリモート側(受信
側)に通知する。
【0099】次に、リモートコピーのプリントジョブ
(受信ジョブ)のソフト処理を説明する。
【0100】送信側からの画像データをネットワークア
プリケーション部4120がHDD2004に保存する
とともに、コピーアプリケーション部4020に対して
ジョブを発行する。コピーアプリケーション部4020
は共通インターフェース部4030を介してジョブマネ
ージャ4040にプリントジョブを投入する。ローカル
コピーとは異なり、スキャンマネージャ4050に代わ
ってファイルリードマネージャ4060がジョブマネー
ジャ4040からの要求を受ける。受信画像をHDD2
004からRAM2002に展開するための要求を、シ
ンクマネージャ4080を介してイメージマネージャ4
110に行う。イメージマネージャ4110は画像圧縮
部2040を使って、TIFF−JBIGあるいはTI
FF−MMRのファイルを伸長し、RAM2002に画
像を展開する。イメージマネージャ4110は展開が終
了した時点で、展開終了を、シンクマネージャ4080
を経由してファイルリードマネージャ4060とプリン
トマネージャ4090に伝える。
【0101】プリントマネージャ4090はRAM20
02に画像が入った時点で、ジョブマネージャから指示
された給紙段もしくはその用紙サイズを有する給紙段を
選択し、デバイスI/F部2020を介してプリンタ2
095に印刷要求をだす。自動用紙の場合には画像サイ
ズから給紙段を決定し印刷要求をだす。そしてシンクマ
ネージャ4080にプリント画像処理要求を行う。
【0102】シンクマネージャ4080はプリントマネ
ージャ4090からプリント画像処理要求を受けると、
画像処理設定をイメージマネージャ4110に依頼す
る。このとき回転が必要であれば別途回転指示も依頼す
る。回転指示があった場合にはイメージマネージャ41
10が画像回転部2030(図2)を使って画像を回転
する。
【0103】イメージマネージャ4110はプリンタ画
像処理部2090の設定を行い、シンクマネージャ40
80を介してプリントマネージャ4090にプリント準
備完了を伝える。プリントマネージャ4090はプリン
タ2095に対して印刷指示を出す。プリント画像転送
完了は図示しないハードウェアからの割り込み信号によ
ってイメージマネージャ4110に伝わる。
【0104】イメージマネージャ4110からプリント
完了通知を受けたシンクマネージャ4080はプリント
完了をファイルリードマネージャ4060とプリントマ
ネージャ4090とに伝える。ファイルリードマネージ
ャ4060は終了通知をジョブマネージャ4040に返
す。プリントマネージャ4090はプリンタ2095か
らの排紙完了通知を受け、ジョブマネージャ4040に
対して終了通知を返す。ジョブマネージャ4040は共
通インターフェース部4030を介してコピーアプリケ
ーション部4020へ終了通知を返す。コピーアプリケ
ーション部4020はプリントが終了したらジョブ終了
をUI制御部4010に通知する。
【0105】なお、複数のリモート画像出力装置に画像
を出力するカスケード(重連)コピーでは、上述したリ
モートコピーの送信ジョブ及び受信ジョブが、1つの入
力画像に関して複数存在するものとして説明できる。
【0106】次に、画像に付随する情報(画像付随情
報)の伝達について説明する。
【0107】本実施の形態では、画像データをページ単
位でTIFF−MMRもしくはTIFF−JBIGのフ
ァイルにより、リモート側に伝達しているので、そのフ
ァイルのTIFFヘッダの空き領域を使用して、画像付
随情報を伝達するようにする。画像付随情報は、両面の
原稿の場合、原稿の表裏をそれぞれ1ページとして設定
される。
【0108】図17は,本実施の形態で使用するTIF
Fヘッダ部の構成を示す図である。
【0109】ここに示す各タグは、イメージマネージャ
4110におけるHDD2004へのファイル格納時
に、スキャンマネージャ4050の指示内容に従って、
TIFFヘッダ部に書き込まれる。
【0110】タグ名およびサイズの表記は、米国Ald
us社の規格「TIFF Rivision 6.0
Final−June 3,1992」に従っている。
以下では、該規格には記述されていない、リモート機器
に画像付随情報を伝達するために新たに付け加えたタグ
だけを説明する。
【0111】タグMarginTop,MarginB
tm,MarginLft,MarginRitはそれ
ぞれ、画像の上下左右につく余白量(マージン)を画素
数で定義したタグである。スキャン画像において付加さ
れるマージンの位置を図18に示す。図18(A)は原
稿画像を、図18(B)はスキャン画像を示す。
【0112】すなわち、画像回転処理部2030(図
2)は、ハードウェア制約により主走査、副走査の画素
数ともに32画素単位でないと画像回転を行うことがで
きない。そこで、画像をスキャンしてRAM2002に
取り込むときに、原稿画像領域に、画像サイズを32画
素単位にするための余白を加えて取り込む必要がある。
通常は画像の右側(MarginRit)と下側(Ma
rginBtm)に余白を付ける。
【0113】図17において、タグImageKind
は、ユーザが操作部2012から指定した原稿のタイプ
(種別)を示すタグである。操作部2012からは、文
字(text)、文字/写真(text/phot
o)、写真(photo)の3つの種別がページ単位で
指定される。
【0114】タグMediaCodeは原稿のサイズを
格納するタグである。たとえばA4であれば0x000
1、A3であれば0x0002というように、下位8ビ
ットを使って原稿サイズを表現する。また、同じサイズ
でもA4Rのときは0x0101のようにして原稿の方
向を表現する。
【0115】タグSideは原稿の表面、裏面を識別す
るためのタグである。
【0116】タグWithoutZoomW及びタグW
ithoutZoomLはそれぞれ、ズーム微調整によ
り画像サイズが補正されている場合に、補正前の画像サ
イズを、余白部分を除いた上で画素数で示すタグであ
る。すなわち、ズーム微調整では、使用者が−1.0%
から+1.0%まで0.1%刻みでズームの微調整を行
えるようになっているが、こうした微調整前の画像サイ
ズを、タグWithoutZoomW及びタグWith
outZoomLとして以下のように設定する。
【0117】 WithoutZoomW=ImageWidth−MarginRit … (1) WithoutZoomL=ImageLength−MarginBtm …(2) 次に、このようなタグとして画像付随情報が搭載された
TIFFヘッダ部を受信したリモート側での処理を説明
する。
【0118】まず、タグMarginの使用法を説明す
る。本実施の形態のリモートコピーでは、タグMarg
inに基づき、用紙に対する画像の印刷位置を調整する
ことが可能である。
【0119】リモート側では、プリントマネージャ40
90の指示に従って、イメージマネージャ4110が余
白量(マージン)を考慮し画像位置を決定する。画像の
位置調整は、プリンタ画像処理部2090への設定によ
り、プリンタ2095への画像出力タイミングを変更す
ることで容易に実現できる。
【0120】図19は、A4画像印刷時に「用紙なし」
になり、B4用紙が選択された場合の印刷処理を示す図
である。
【0121】図19(A)において、7010はA4の
用紙サイズ領域、7020は余白を含む画像領域を示し
ている。ここで、A4サイズの画像をA4の用紙に片面
印字しているときは問題ないが、「用紙なし」が発生
し、使用者がB4用紙を選択した場合には、プリントマ
ネージャ4090の要求に従って画像が90度回転され
る(回転しなければ画像が用紙からはみ出し、欠けてし
まうため)。このとき、図19(B)のように、B4用
紙領域7040に対して画像7030をMarginB
tm分だけ左側にシフトし、画像位置を補正する。
【0122】同様のケースで、A4原稿の両面印字で上
とじの場合には、裏面を180度回転する。このときは
MaginBtm上に移動し、MarginRit分だ
け左に移動する。
【0123】こうした画像位置制御はローカルコピーと
同様であり、リモートコピー、カスケードコピーにおい
ても、ローカルコピーと同等の品質の画像出力が実現す
る。
【0124】次に、タグImageKindの使用法を
説明する。本実施の形態におけるリモートコピーでは、
タグImageKindに基づき、印刷されるべき画像
の画質を調整することが可能である。
【0125】ローカルコピーでは、原稿タイプ(種別)
を画像処理の情報として使用している。具体的には、原
稿タイプを、ジャギを目立たなくするためのスムージン
グの実行/不実行またはスムージングの度合い(強さ)
の決定に使用している。スムージングをリモートコピー
で行うには、リモート側で、プリントマネージャ409
0の指示に従って、イメージマネージャ4110が原稿
タイプを考慮し画像処理方法を決定する。すなわち、文
字のジャギをとるためのスムージングの強さを原稿タイ
プ別に切り替える。スムージングは、プリンタ画像処理
部2090に設定を行うことで容易に実現できる。文字
モードの場合は、スムージングをオン(実行)にし、文
字のジャギが目立たなくなるようにする。文字/写真、
写真モードの場合は、写真部の濃度がスムージングによ
って変わってしまう可能性があるため、スムージングを
オフ(不実行)にする。こうした結果、ローカルコピー
と同等の画質が得られることになる。
【0126】次にタグSideの使用法を説明する。本
実施形態におけるリモートコピーでは、タグSideに
基づき、用紙に対する画像の印刷位置を調整することが
可能である。
【0127】操作部2012により、図20に示すよう
に両面原稿から片面への印字が指定され、そして、とじ
代が表面、裏面設定されている場合、図21に示すよう
に、ローカルコピーでは原稿の表面を印字するときは表
面のとじ代量で、原稿の裏面を印字するときは裏面のと
じ代量でとじ代を作成する。従って、リモート側におい
て、こうしたとじ代の作成を行うためには、ページの表
裏を表す情報が必要となる。なお、図20は、両面原稿
から片面への印字指定のときの操作部2012に表示さ
れる画面を示し、図21は、左とじ設定時の操作部20
12に表示される画面を示す。
【0128】TIFFヘッダ部からタグSideを受け
取ったリモート側では、プリントマネージャ4090が
表、裏の判断を行い、リモートコピーモードとして、ネ
ットワークアプリケーション部4120、コピーアプリ
ケーション部4020、共通インターフェース部403
0、ジョブマネージャ4040、プリントマネージャ4
090の順で伝わってくる指令に従って、イメージマネ
ージャ4110にとじ代のためのシフト量を伝える。イ
メージマネージャ4110での画像位置設定は、プリン
タ画像処理部2090への設定により、プリンタ209
5への画像出力タイミングを変更することで容易に実現
できる。
【0129】図22は、A4原稿画像表8301、A4
原稿画像裏8302をこのリモートコピーモードでコピ
ーしたときの印字結果を示す図である。
【0130】図22(A)において、8310は表面の
画像、8320は表面のA4用紙位置である。用紙に対
して画像を上方向に10mmシフトすることによって、
原稿表面に対するとじ代ができる。
【0131】また図22(B)において、8330は裏
面の画像、8340は裏面のA4用紙位置である。用紙
に対して画像を上方向に12mmシフトすることによっ
て、原稿裏面に対するとじ代ができる。
【0132】このようにして、リモートコピーでもロー
カルコピーと同等のとじ代設定が行われることになる。
【0133】次に、タグWithoutZoomW及び
タグWithoutZoomLの使用法を説明する。本
実施の形態におけるリモートコピーでは、タグWith
outZoomW及びタグWithoutZoomLに
基づき、給紙段選択、用紙選択、回転制御を行うことが
可能である。
【0134】本実施の形態の画像入出力装置200では
画像の変倍はスキャン時に行う。主走査方向の変倍はス
キャナ画像処理部2080の設定により行い、副走査方
向の変倍はスキャナ2070のスキャン速度を変えて実
現する。操作部2012からズーム微調整を設定された
とき、スキャンマネージャ4050はスキャナ2070
とイメージマネージャ4110とに倍率情報を伝えるこ
とで変倍を行う。従って、スキャン時に倍率によって画
像サイズが異なる。ズーム微調整により画像サイズがわ
ずかに用紙サイズよりも大きくなってしまうと、自動用
紙選択時に、使用者が望まない用紙サイズを選択する可
能性がある。たとえば、A4の画像サイズは倍率100
%のとき、7015画素×4960画素になる。これが
倍率101%になると、7086画素×5010画素に
なり、あらかじめ定義されているA4の用紙サイズ(7
015画素×4960画素)には収まらないため、B4
(6071画素×8598画素)、さらにB4がない場
合にはA3(7015画素×9920画素)のような大
きいサイズの用紙が選択されてしまう。従来の複写機
(ローカルコピー)では、ズーム微調整が行われた場
合、その調整後の画像サイズを基に、用紙サイズの選択
を行っていた。
【0135】本実施の形態では、リモートコピーで自動
用紙選択が操作部2012で設定されているときに、リ
モートプリンタで用紙サイズ選択を行う場合、ズーム微
調整の調整後の画像サイズを無視し、ズーム微調整前の
画像サイズを示すタグWithoutZoomW及びタ
グWithoutZoomLを使って用紙選択を行う。
その結果、ズーム微調整によりわずかに画像サイズが大
きくなったとしても、ズーム微調整前の画像サイズに応
じた用紙サイズが選択され、不必要に大きなサイズの用
紙に画像出力が行われることが回避できる。こうして、
リモートコピーやカスケードコピーにおいてもローカル
コピーと同等の用紙選択が行われることになる。
【0136】また、用紙選択によりA4サイズの用紙を
選択したが、選択した給紙段が用紙切れであった場合、
他の給紙段の選択、用紙選択、及び回転制御(例えば図
19に示すB4用紙選択の際の制御)を行う必要があ
る。この場合も、給紙段選択及び回転制御をタグWit
houtZoomW及びタグWithoutZoomL
に基づき行うようにしてもよい。
【0137】上記実施の形態では、画像付随情報をタグ
としてTIFFヘッダに搭載して伝送しているが、これ
らを、画像とは別の情報としてネットワークアプリケー
ション間で通信し、受け渡しを行うようにしてもよい。
【0138】なおまた、上記ではリモートコピーにおけ
る画像付随情報の伝達について説明してきたが、カスケ
ード(重連)コピーの場合においても、同様に説明でき
る。
【0139】次に、図1に示した画像形成システムにお
いて行われるリモートコピーの処理について、図23を
参照して説明する。
【0140】図23は、画像形成システムにおいて行わ
れるリモートコピーの処理の手順を示すフローチャート
である。ここで、画像入出力装置200をローカル側と
し、画像入出力装置220をリモート側とする。
【0141】まず、ローカル側である画像入出力装置2
00において、操作部2012へのリモートコピー設定
及び開始指示に応じて、UI制御部4010が、コピー
設定情報をコピーアプリケーション部4020に通知す
る(S2301)。
【0142】コピーアプリケーション部4020は、受
信したコピー設定情報に基づきコピージョブを生成する
(S2302)。
【0143】コピーアプリケーション部4020は、生
成したコピージョブを共通インターフェース部4030
を介してジョブマネージャ4040に投入する。また、
このとき、コピー設定情報もジョブマネージャ4040
に通知する(S2303)。
【0144】次に、ジョブマネージャ4040は、下位
層のドキュメント処理部(スキャンマネージャ405
0、シンクマネージャ4080、イメージマネージャ4
110等)に、投入されたジョブのコピー設定情報を通
知する。ドキュメント処理部は、ジョブマネージャ40
40による制御とジョブマネージャ4040から通知さ
れたコピー設定情報とに基づき、コピージョブを処理す
る。このとき、上述のローカルコピーの場合と同様に、
スキャナ2070により原稿画像を入力し、入力した画
像データを一端RAM2002に蓄積する(S230
4)。
【0145】そして、RAM2002に蓄積されたスキ
ャン画像をTIFFファイルに変換してHDD2004
に格納する。このときTIFFファイルのヘッダ部に
は、予め通知を受けていたコピー設定情報(図21のと
じ代情報等)と、ドキュメント処理部による処理により
得られた情報(原稿の表裏情報等)とが、画像付随情報
として付加される(S2305)。
【0146】HDD2004にスキャン画像を格納し終
わると、コピーアプリケーション部4020は、ネット
ワークアプリケーション部4120に、HDD2004
に格納されたファイルの送信を依頼する。依頼を受けた
ネットワークアプリケーション部4120は、画像付随
情報が付加されたTIFFファイルをリモート側(画像
入出力装置220)に送信する(S2306)。
【0147】以上の様に、画像入出力装置200で処理
された画像データは、リモート側である画像入出力装置
220へと送信され、画像入出力装置220側での処理
が開始される。
【0148】画像入出力装置220において、ネットワ
ークアプリケーション部4120は、画像入出力装置2
00からのTIFFファイル化された画像データを受信
する(S2307)。
【0149】そして、受信した画像データをHDD20
04に保存するとともに、コピーアプリケーション部4
020に対してジョブを発行する(S2308)。コピ
ーアプリケーション部4020は共通インターフェース
部4030を介してジョブマネージャ4040にプリン
トジョブを投入する(S2309)。
【0150】ジョブマネージャ4040は、ドキュメン
ト処理部(ファイルリードマネージャ4060、シンク
マネージャ4080、イメージマネージャ4110、プ
リントマネージャ4090等)へ、ジョブの実行を指示
する。ジョブマネージャ4040からの指示、制御に基
づき、ドキュメント処理部は、HDD2004に格納さ
れる受信TIFFファイル画像を伸張しRAM2002
に展開する(S2310)。
【0151】展開が終了すると、ジョブマネージャ40
40は、ドキュメント処理部に、TIFFファイルのヘ
ッダ部に付加されていた画像付随情報に基づく処理を行
うよう指示を出す。プリントマネージャ4090、シン
クマネージャ4080、イメージマネージャ4110
は、これまで説明してきたように、画像付随情報に基づ
き給紙段選択、画像位置設定、余白設定、画像処理設定
等を行い、受信した画像入出力装置220のプリンタ2
295においてプリントアウトを行う(S2311)。
【0152】プリンタ2295からの排紙が完了する
と、コピーアプリケーション部4020はジョブ終了を
UI制御部4010に通知する(S2312)。
【0153】以上、図1に示した画像形成システムにお
けるリモートコピーの処理について説明してきたが、カ
スケード(重連)コピーの場合も同様に説明できる。つ
まり、画像入出力装置220及び画像入出力装置230
の2つをリモート側とし、ステップS2306以降の処
理を、これら2つに対して行えばよい。
【0154】本実施の形態では、TIFF形式(TIF
F−JBIG、TIFF−MMR)に画像データのフォ
ーマットを変換し、そのヘッダ部に画像付随情報を付加
している。これにより、別途に画像付随情報を送る必要
がなくなるので、ネットワーク負荷を低減することがで
き、一連のリモート出力処理も簡略化することができ
る。なお、画像データのフォーマットは、これに限られ
るものではなく、例えば、XML(eXtensible Markup
Language)等、画像データのほかに画像付随情報を付加
できるフォーマットであれば、本発明を適用可能であ
る。
【0155】また、本実施の形態では、ローカル側の機
器とリモート側の機器とは、同一構成を有する画像入出
力装置であるとしたが、これに限るものではない。例え
ば、リモート側が、スキャナ部を備えない単体のプリン
タ装置であってもよい。このときのリモート側機器の構
成は、本実施の形態の画像入出力装置からスキャナ機能
に関る部分を除いた構成である。一方、ローカル側が、
プリンタ部を備えない単体のスキャナ装置であってもよ
い。このときのローカル側機器の構成は、本実施の形態
の画像入出力装置からプリンタ機能に関る部分を除いた
構成である。
【0156】また、本発明は、デジタル複合機やプリン
タ装置、スキャナ装置のみに適用されるものではなく、
インターネットFAX等、他の画像入力機能及び画像出
力機能を有する装置にも適用可能であることは言うまで
もない。
【0157】本発明は、前述した実施形態の機能を実現
するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記録媒
体を、システムあるいは装置にプログラムを供給するこ
とによって達成される場合にも適用できることはいうま
でもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することに
なり、そのプログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構
成することになる。
【0158】上記実施の形態において、フローチャート
に示すプログラムコードは記憶媒体に格納されている。
プログラムコードを供給する記憶媒体としては、例え
ば、ROM、フロッピー(登録商標)ディスク、ハード
ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、CD−R、DVD、磁気テープ、不揮発性のメモリ
カードなどを用いることができる。
【0159】
【発明の効果】以上説明したように、ローカル側ではス
キャナ部により、入力した画像データとその画像付随情
報とをリモート側へ送信するようにし、リモート側で
は、ローカル側から送られた画像データ及び画像付随情
報を受信し、受信した画像データ及び画像付随情報に基
づき、プリンタ部に画像出力を行わせるようにする。
【0160】これにより、リモートコピーやカスケード
コピーでもローカルコピーと同等の品質の画像出力結果
をリモート側で得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成システムの全体構成を示
すブロック図である。
【図2】画像入出力装置のコントローラユニットの内部
構成を示すブロック図である。
【図3】画像入出力装置の外部から見た構成を示す外観
図である。
【図4】スキャナ画像処理部の内部構成を示すブロック
図である。
【図5】プリンタ画像処理部の内部構成を示すブロック
図である。
【図6】画像圧縮処理部の内部構成を示すブロック図で
ある。
【図7】画像回転処理部の内部構成を示すブロック図で
ある。
【図8】転送元の画像データのアドレスを拡大して示す
図である。
【図9】RAMに対する画像データの書き込み方向およ
び読み出し方向を示す図である。
【図10】デバイスI/F部の内部構成を示すブロック
図である。
【図11】操作部の構成を示す外観図である。
【図12】操作部及び操作部I/Fの内部構成を示すブ
ロック図である。
【図13】LCD表示部に表示される初期画面を示す図
である。
【図14】図13に示すソフトキーが押下げられたとき
に表示される設定画面を示す図である。
【図15】図14に示す設定画面でカスケードコピー設
定を行い、設定確定キーを押下げたときに表示される標
準画面を示す図である。
【図16】コントローラユニットで実行される処理のソ
フトウェア構成を示す図である。
【図17】本発明で使用するTIFFヘッダ部の構成を
示す図である。
【図18】スキャン画像におけるマージンの位置を示す
図であり、(A)は原稿画像を、(B)はスキャン画像
を示す。
【図19】A4画像印刷時に「用紙なし」になり、B4
用紙が選択された場合の印刷処理を示す図である。
【図20】両面原稿から片面への印字指定のときの操作
部に表示される画面を示す図である。
【図21】左とじ設定時の操作部に表示される画面を示
す図である。
【図22】A4原稿画像表、A4原稿画像裏をこのモー
ドでコピーしたときの印字結果を示す図であり、(A)
は原稿画像表を、(B)は原稿画像裏を示す。
【図23】画像形成システムにおいて行われるリモート
コピーの処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
200 画像入出力装置 220 画像入出力装置 230 画像入出力装置 2000 コントローラユニット(送信手段、受信手
段、出力制御手段、変換手段) 2011 LAN(通信媒体) 2012 操作部 2070 スキャナ(入力手段、入力部) 2095 プリンタ(出力手段、出力部) 4010 UI制御部 4020 コピーアプリケーション部 4030 共通インターフェース部 4040 ジョブマネージャ 4050 スキャンマネージャ 4060 ファイルリードマネージャ 4070 PDLマネージャ 4080 シンクマネージャ 4090 プリントマネージャ 4100 ストアマネージャ 4110 イメージマネージャ 4120 ネットワークアプリケーション部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 AP04 AQ05 AQ06 AR03 AS02 HH09 HQ02 2C087 AA03 AA09 AB06 AB08 AC07 AC08 BA03 BA05 BB10 BD40 BD41 5B021 AA01 AA19 BB02 EE04 FF03 KK02 5C062 AA05 AB17 AB22 AB38 AC04 AC07 AC09 AC29 AF10

Claims (62)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像の画像データを入力する入力手
    段と、画像データを出力する出力手段とを有し、通信媒
    体を介して他の画像入出力装置に接続される画像入出力
    装置であって、 前記入力手段により入力された画像データと該入力され
    た画像データに関する画像付随情報とを前記他の画像入
    出力装置へ送信する送信手段と、 前記他の画像入出力装置から画像データ及び画像付随情
    報を受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信された画像データ及び画像付
    随情報に基づき前記出力手段に対して画像出力を行わせ
    る出力制御手段とを有することを特徴とする画像入出力
    装置。
  2. 【請求項2】 前記画像付随情報は、対応の画像データ
    が原稿の表面ページに関わる画像データであるか、また
    は裏面ページに関わる画像データであるかを示す情報で
    あり、 前記出力制御手段は、前記画像付随情報を基に、記録媒
    体に対する画像の出力位置を調整することを特徴とする
    請求項1に記載の画像入出力装置。
  3. 【請求項3】 前記出力手段はプリンタであり、 前記出力制御手段は、前記画像付随情報を基に、印刷シ
    ートに対する画像の印刷位置を調整することを特徴とす
    る請求項2に記載の画像入出力装置。
  4. 【請求項4】 前記画像付随情報は原稿種別を示す情報
    であり、 前記出力制御手段は、前記画像付随情報を基に、画像の
    記録媒体への出力品質を調整することを特徴とする請求
    項1に記載の画像入出力装置。
  5. 【請求項5】 前記出力手段はプリンタであり、 前記出力制御手段は、前記画像付随情報を基に、印刷さ
    れるべき画像の画質を調整することを特徴とする請求項
    4に記載の画像入出力装置。
  6. 【請求項6】 前記画像付随情報は、対応の画像データ
    に含まれる余白領域サイズを示す情報であり、 前記出力制御手段は、前記画像付随情報を基に、記録媒
    体に対する画像の出力位置を調整することを特徴とする
    請求項1に記載の画像入出力装置。
  7. 【請求項7】 前記出力手段はプリンタであり、 前記出力制御手段は、前記画像付随情報を基に、印刷シ
    ートに対する画像の印刷位置を調整することを特徴とす
    る請求項6に記載の画像入出力装置。
  8. 【請求項8】 前記画像付随情報は、画像サイズの微調
    整が実施される前の画像サイズを示す情報であり、 前記出力制御手段は、前記画像付随情報を基に、少なく
    とも記録媒体の選択を行うことを特徴とする請求項1に
    記載の画像入出力装置。
  9. 【請求項9】 前記出力手段は、複数の給紙段を備えた
    プリンタであり、 前記出力制御手段は、前記画像付随情報を基に、給紙段
    選択、印刷シート選択、回転制御のうち少なくとも1つ
    を行うことを特徴とする請求項8に記載の画像入出力装
    置。
  10. 【請求項10】 前記入力手段はスキャナであることを
    特徴とする請求項1に記載の画像入出力装置。
  11. 【請求項11】 前記送信手段は、前記画像付随情報を
    TIFFファイルのヘッダ部の空き領域を使用して送信
    することを特徴とする請求項1に記載の画像入出力装
    置。
  12. 【請求項12】 通信媒体を介して印刷装置に接続され
    る画像入出力装置であって、 原稿画像の画像データを入力する入力手段と、 前記印刷装置へ画像データを送信する送信手段とを有
    し、 前記送信手段は、前記原稿画像の画像データと該原稿画
    像の画像データに関する画像付随情報とを前記印刷装置
    へ送信することを特徴とする画像入出力装置。
  13. 【請求項13】 前記画像付随情報は、対応の画像デー
    タが原稿の表面ページに関わる画像データであるか、ま
    たは裏面ページに関わる画像データであるかを示す情報
    であることを特徴とする請求項12に記載の画像入出力
    装置。
  14. 【請求項14】 前記画像付随情報は原稿種別を示す情
    報であることを特徴とする請求項12に記載の画像入出
    力装置。
  15. 【請求項15】 前記画像付随情報は、対応の画像デー
    タに含まれる余白領域サイズを示す情報であることを特
    徴とする請求項12に記載の画像入出力装置。
  16. 【請求項16】 前記画像付随情報は、画像サイズの微
    調整が実施される前の画像サイズを示す情報であること
    を特徴とする請求項12に記載の画像入出力装置。
  17. 【請求項17】 前記送信手段は、前記画像付随情報を
    TIFFファイルのヘッダ部の空き領域を使用して送信
    することを特徴とする請求項12に記載の画像入出力装
    置。
  18. 【請求項18】 原稿画像の画像データを入力する画像
    読取装置に通信媒体を介して接続される画像入出力装置
    であって、 前記画像読取装置から前記原稿画像の画像データを受信
    する受信手段と、 印刷を行う印刷手段と、 前記印刷手段に対して、前記受信手段により受信された
    画像データに基づいて印刷を行わせる印刷制御手段とを
    有し、 前記受信手段は、前記原稿画像の画像データに関する画
    像付随情報を受信し、 前記印刷制御手段は、前記受信手段によって受信された
    画像データ及び画像付随情報に基づき前記印刷手段に対
    して印刷を行わせることを特徴とする画像入出力装置。
  19. 【請求項19】 前記画像付随情報は、対応の画像デー
    タが原稿の表面ページに関わる画像データであるか、ま
    たは裏面ページに関わる画像データであるかを示す情報
    であり、 前記印刷制御手段は、前記画像付随情報を基に、印刷シ
    ートに対する画像の印刷位置を調整することを特徴とす
    る請求項18に記載の画像入出力装置。
  20. 【請求項20】 前記画像付随情報は原稿種別を示す情
    報であり、 前記印刷制御手段は、前記画像付随情報を基に、印刷さ
    れるべき画像の画質を調整することを特徴とする請求項
    18に記載の画像入出力装置。
  21. 【請求項21】 前記画像付随情報は、対応の画像デー
    タに含まれる余白領域サイズを示す情報であり、 前記印刷制御手段は、前記画像付随情報を基に、印刷シ
    ートに対する画像の印刷位置を調整することを特徴とす
    る請求項18に記載の画像入出力装置。
  22. 【請求項22】 前記画像付随情報は、画像サイズの微
    調整が実施される前の画像サイズを示す情報であり、 前記印刷制御手段は、前記画像付随情報を基に、給紙段
    選択、印刷シート選択、回転制御のうち少なくとも1つ
    を行うことを特徴とする請求項18に記載の画像入出力
    装置。
  23. 【請求項23】 前記受信手段は、TIFFファイル化
    された原稿画像の画像データを受信し、 前記画像付随情報は、前記TIFFファイルのヘッダ部
    の空き領域に付加されていることを特徴とする請求項1
    8に記載の画像入出力装置。
  24. 【請求項24】 画像出力装置に通信媒体を介して接続
    される画像入出力装置であって、 入力した画像データをTIFFファイルに変換する変換
    手段と、 前記変換手段により変換されたTIFFファイルを前記
    画像出力装置へ送信する送信手段とを有し、 前記送信手段は、前記画像出力装置が前記画像データの
    画像出力を行うときに必要となる制御情報を、TIFF
    ファイルのヘッダ部の空き領域に付加し送信することを
    特徴とする画像入出力装置。
  25. 【請求項25】 前記画像出力装置は印刷装置であり、 前記送信手段は、前記印刷装置が前記画像データに基づ
    く印刷を行うときに必要となる印刷制御情報を、TIF
    Fファイルのヘッダ部の空き領域に付加し送信すること
    を特徴とする請求項24に記載の画像入出力装置。
  26. 【請求項26】 前記印刷制御情報は、画像の印刷位置
    を調整するための情報、画像の印刷画質を調整するため
    の情報、画像が印刷される記録媒体を選択するための情
    報のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項
    25に記載の画像入出力装置。
  27. 【請求項27】 原稿画像の画像データを入力する入力
    部と、画像データを出力する出力部とを有し、通信媒体
    を介して他の画像入出力装置に接続される画像入出力装
    置に適用される画像入出力方法であって、 前記入力部により入力された画像データと該入力された
    画像データに関する画像付随情報とを前記他の画像入出
    力装置へ送信する送信工程と、 前記他の画像入出力装置から画像データ及び画像付随情
    報を受信する受信工程と、 前記受信工程によって受信された画像データ及び画像付
    随情報に基づき前記出力部に対して画像出力を行わせる
    出力制御工程とを有することを特徴とする画像入出力方
    法。
  28. 【請求項28】 前記画像付随情報は、対応の画像デー
    タが原稿の表面ページに関わる画像データであるか、ま
    たは裏面ページに関わる画像データであるかを示す情報
    であり、 前記出力制御工程は、前記画像付随情報を基に、記録媒
    体に対する画像の出力位置を調整することを特徴とする
    請求項27に記載の画像入出力方法。
  29. 【請求項29】 前記出力部はプリンタであり、 前記出力制御工程は、前記画像付随情報を基に、印刷シ
    ートに対する画像の印刷位置を調整することを特徴とす
    る請求項28に記載の画像入出力方法。
  30. 【請求項30】 前記画像付随情報は原稿種別を示す情
    報であり、 前記出力制御工程は、前記画像付随情報を基に、画像の
    記録媒体への出力品質を調整することを特徴とする請求
    項27に記載の画像入出力方法。
  31. 【請求項31】 前記出力部はプリンタであり、 前記出力制御工程は、前記画像付随情報を基に、印刷さ
    れるべき画像の画質を調整することを特徴とする請求項
    30に記載の画像入出力方法。
  32. 【請求項32】 前記画像付随情報は、対応の画像デー
    タに含まれる余白領域サイズを示す情報であり、 前記出力制御工程は、前記画像付随情報を基に、記録媒
    体に対する画像の出力位置を調整することを特徴とする
    請求項27に記載の画像入出力方法。
  33. 【請求項33】 前記出力部はプリンタであり、 前記出力制御工程は、前記画像付随情報を基に、印刷シ
    ートに対する画像の印刷位置を調整することを特徴とす
    る請求項32に記載の画像入出力方法。
  34. 【請求項34】 前記画像付随情報は、画像サイズの微
    調整が実施される前の画像サイズを示す情報であり、 前記出力制御工程は、前記画像付随情報を基に、少なく
    とも記録媒体の選択を行うことを特徴とする請求項27
    に記載の画像入出力方法。
  35. 【請求項35】 前記出力部は、複数の給紙段を備えた
    プリンタであり、前記出力制御工程は、前記画像付随情
    報を基に、給紙段選択、印刷シート選択、回転制御のう
    ち少なくとも1つを行うことを特徴とする請求項34に
    記載の画像入出力方法。
  36. 【請求項36】 前記入力部はスキャナであることを特
    徴とする請求項27に記載の画像入出力方法。
  37. 【請求項37】 前記送信工程は、前記画像付随情報を
    TIFFファイルのヘッダ部の空き領域を使用して送信
    することを特徴とする請求項27に記載の画像入出力方
    法。
  38. 【請求項38】 原稿画像を入力する入力部を有し、通
    信媒体を介して印刷装置に接続される画像入出力装置に
    適用される画像入出力方法であって、 原稿画像の画像データを前記入力部により入力する入力
    工程と、 前記印刷装置へ画像データを送信する送信工程とを有
    し、 前記送信工程は、前記原稿画像の画像データと前記原稿
    画像の画像データに関する画像付随情報とを前記印刷装
    置へ送信することを特徴とする画像入出力方法。
  39. 【請求項39】 前記画像付随情報は、対応の画像デー
    タが原稿の表面ページに関わる画像データであるか、ま
    たは裏面ページに関わる画像データであるかを示す情報
    であることを特徴とする請求項38に記載の画像入出力
    方法。
  40. 【請求項40】 前記画像付随情報は原稿種別を示す情
    報であることを特徴とする請求項38に記載の画像入出
    力方法。
  41. 【請求項41】 前記画像付随情報は、対応の画像デー
    タに含まれる余白領域サイズを示す情報であることを特
    徴とする請求項38に記載の画像入出力方法。
  42. 【請求項42】 前記画像付随情報は、画像サイズの微
    調整が実施される前の画像サイズを示す情報であること
    を特徴とする請求項38に記載の画像入出力方法。
  43. 【請求項43】 前記送信工程は、前記画像付随情報を
    TIFFファイルのヘッダ部の空き領域を使用して送信
    することを特徴とする請求項38に記載の画像入出力方
    法。
  44. 【請求項44】 画像データを基に印刷する印刷部を有
    し、原稿画像の画像データを入力する画像読取装置に通
    信媒体を介して接続される画像入出力装置に適用される
    画像入出力方法であって、 前記画像読取装置から前記原稿画像の画像データを受信
    する受信工程と、 前記印刷部に対して、前記受信工程により受信された画
    像データに基づいて印刷を行わせる印刷制御工程とを有
    し、 前記受信工程は、前記原稿画像の画像データに関する画
    像付随情報を受信し、 前記印刷制御工程は、前記受信工程によって受信された
    画像データ及び画像付随情報に基づき前記印刷部に対し
    て印刷を行わせることを特徴とする画像入出力方法。
  45. 【請求項45】 前記画像付随情報は、対応の画像デー
    タが原稿の表面ページに関わる画像データであるか、ま
    たは裏面ページに関わる画像データであるかを示す情報
    であり、 前記印刷制御工程は、前記画像付随情報を基に、印刷シ
    ートに対する画像の印刷位置を調整することを特徴とす
    る請求項44に記載の画像入出力方法。
  46. 【請求項46】 前記画像付随情報は原稿種別を示す情
    報であり、 前記印刷制御工程は、前記画像付随情報を基に、印刷さ
    れるべき画像の画質を調整することを特徴とする請求項
    44に記載の画像入出力方法。
  47. 【請求項47】 前記画像付随情報は、対応の画像デー
    タに含まれる余白領域サイズを示す情報であり、 前記印刷制御工程は、前記画像付随情報を基に、印刷シ
    ートに対する画像の印刷位置を調整することを特徴とす
    る請求項44に記載の画像入出力方法。
  48. 【請求項48】 前記画像付随情報は、画像サイズの微
    調整が実施される前の画像サイズを示す情報であり、 前記印刷制御工程は、前記画像付随情報を基に、給紙段
    選択、印刷シート選択、回転制御のうち少なくとも1つ
    を行うことを特徴とする請求項44に記載の画像入出力
    方法。
  49. 【請求項49】 前記受信工程は、TIFFファイル化
    された原稿画像の画像データを受信し、 前記画像付随情報は、前記TIFFファイルのヘッダ部
    の空き領域に付加されていることを特徴とする請求項4
    4に記載の画像入出力方法。
  50. 【請求項50】 画像出力装置に通信媒体を介して接続
    される画像入出力装置に適用される画像入出力方法であ
    って、 入力した画像データをTIFFファイルに変換する変換
    工程と、 前記変換工程により変換されたTIFFファイルを前記
    画像出力装置へ送信する送信工程とを有し、 前記送信工程は、前記画像出力装置が前記画像データの
    画像出力を行うときに必要となる制御情報を、TIFF
    ファイルのヘッダ部の空き領域に付加し送信することを
    特徴とする画像入出力方法。
  51. 【請求項51】 前記画像出力装置は印刷装置であり、 前記送信工程は、前記印刷装置が前記画像データに基づ
    く印刷を行うときに必要となる印刷制御情報を、TIF
    Fファイルのヘッダ部の空き領域に付加し送信すること
    を特徴とする請求項50に記載の画像入出力方法。
  52. 【請求項52】 前記印刷制御情報は、画像の印刷位置
    を調整するための情報、画像の印刷画質を調整するため
    の情報、画像が印刷される記録媒体を選択するための情
    報のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項
    51に記載の画像入出力方法。
  53. 【請求項53】 原稿画像の画像データを入力する入力
    手段と、画像データを出力する出力手段とをそれぞれ有
    する複数の画像入出力装置が、通信媒体を介して互いに
    接続される画像入出力システムであって、 前記複数の画像入出力装置の各々が、 前記入力手段により入力された画像データと該入力され
    た画像データに関する画像付随情報とを、他の画像入出
    力装置へ送信する送信手段と、 他の画像入出力装置から画像データ及び画像付随情報を
    受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信された画像データ及び画像付
    随情報に基づき前記出力手段に対して画像出力を行わせ
    る出力制御手段とを有することを特徴とする画像入出力
    システム。
  54. 【請求項54】 通信媒体を介して印刷装置と画像入出
    力装置とが互いに接続される画像入出力システムであっ
    て、 前記画像入出力装置が、 原稿画像の画像データを入力する入力手段と、 前記印刷装置へ画像データを送信する送信手段とを有
    し、 前記送信手段は、前記原稿画像の画像データと該原稿画
    像の画像データに関する画像付随情報とを前記印刷装置
    へ送信することを特徴とする画像入出力システム。
  55. 【請求項55】 原稿画像の画像データを入力する画像
    読取装置と画像入出力装置とが、通信媒体を介して接続
    される画像入出力システムであって、 前記画像入出力装置が、 前記画像読取装置から前記原稿画像の画像データを受信
    する受信手段と、 印刷を行う印刷手段と、 前記印刷手段に対して、前記受信手段により受信された
    画像データに基づいて印刷を行わせる印刷制御手段とを
    有し、 前記受信手段は、前記原稿画像の画像データに関する画
    像付随情報を受信し、 前記印刷制御手段は、前記受信手段によって受信された
    画像データ及び画像付随情報に基づき前記印刷手段に対
    して印刷を行わせることを特徴とする画像入出力システ
    ム。
  56. 【請求項56】 画像出力装置と画像入出力装置とが通
    信媒体を介して接続される画像入出力システムであっ
    て、 前記画像入出力装置が、 入力した画像データをTIFFファイルに変換する変換
    手段と、 前記変換手段により変換されたTIFFファイルを前記
    画像出力装置へ送信する送信手段とを有し、 前記送信手段は、前記画像出力装置が前記画像データの
    画像出力を行うときに必要となる制御情報を、TIFF
    ファイルのヘッダ部の空き領域に付加し送信することを
    特徴とする画像入出力システム。
  57. 【請求項57】 原稿画像の画像データを入力する入力
    部と、画像データを出力する出力部とを有し、通信媒体
    を介して他の画像入出力装置に接続される画像入出力装
    置に適用される画像入出力方法をプログラムコードとし
    て記憶した、コンピュータにより読み出し可能な記憶媒
    体であって、 前記入力部により入力された画像データと該入力された
    画像データに関する画像付随情報とを前記他の画像入出
    力装置へ送信する送信コードと、 前記他の画像入出力装置から画像データ及び画像付随情
    報を受信する受信コードと、 前記受信コードによって受信された画像データ及び画像
    付随情報に基づき前記出力部に対して画像出力を行わせ
    る出力制御コードとを有することを特徴とする記憶媒
    体。
  58. 【請求項58】 原稿画像を入力する入力部を有し、通
    信媒体を介して印刷装置に接続される画像入出力装置に
    適用される画像入出力方法をプログラムコードとして記
    憶した、コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体で
    あって、 原稿画像の画像データを前記入力部により入力する入力
    コードと、 前記印刷装置へ画像データを送信する送信コードとを有
    し、 前記送信コードは、前記原稿画像の画像データと前記原
    稿画像の画像データに関する画像付随情報とを前記印刷
    装置へ送信することを特徴とする記憶媒体。
  59. 【請求項59】 画像データを基に印刷する印刷部を有
    し、原稿画像の画像データを入力する画像読取装置に通
    信媒体を介して接続される画像入出力装置に適用される
    画像入出力方法をプログラムコードとして記憶した、コ
    ンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であって、 前記画像読取装置から前記原稿画像の画像データを受信
    する受信コードと、 前記印刷部に対して、前記受信コードの実行により受信
    された画像データに基づいて印刷を行わせる印刷制御コ
    ードとを有し、 前記受信コードは、前記原稿画像の画像データに関する
    画像付随情報を受信し、 前記印刷制御コードは、前記受信コードの実行によって
    受信された画像データ及び画像付随情報に基づき前記印
    刷部に対して印刷を行わせることを特徴とする記憶媒
    体。
  60. 【請求項60】 画像出力装置に通信媒体を介して接続
    される画像入出力装置に適用される画像入出力方法をプ
    ログラムコードとして記憶した、コンピュータにより読
    み出し可能な記憶媒体であって、 入力した画像データをTIFFファイルに変換する変換
    コードと、 前記変換コードの実行により変換されたTIFFファイ
    ルを前記画像出力装置へ送信する送信コードとを有し、 前記送信コードは、前記画像出力装置が前記画像データ
    の画像出力を行うときに必要となる制御情報を、TIF
    Fファイルのヘッダ部の空き領域に付加し送信すること
    を特徴とする記憶媒体。
  61. 【請求項61】 スキャナ部、プリンタ部、記憶部、画
    像処理部、操作部を有し、他の画像入出力装置にネット
    ワークを介して接続される画像入出力装置において、前
    記スキャナ部により入力した画像データを前記他の画像
    入出力装置に出力させる画像入出力方法をプログラムコ
    ードとして記憶した、コンピュータにより読み出し可能
    な記憶媒体であって、 前記操作部により入力されたコピー設定情報に基づき生
    成されるジョブを実行するジョブ実行コードと、 前記ジョブの実行に基づき、前記スキャナ部が画像デー
    タを入力し、前記画像処理部が該入力した画像データを
    TIFFファイル形式に変換し、前記記憶部が該変換さ
    れたTIFFファイルを記憶するようにデバイス制御を
    行うデバイス制御コードと、 前記記憶部に格納された前記TIFFファイルを前記他
    の画像入出力装置へ送信するネットワーク制御コードと
    を有し、 前記デバイス制御コードは、前記TIFFファイル形式
    への変換の際に、デバイス制御情報及び前記コピー設定
    情報を前記TIFFファイルのヘッダ部に付加し、 前記ネットワーク制御コードは、前記デバイス制御情報
    及び前記コピー設定情報がヘッダ部に付加されたTIF
    Fファイルを前記他の画像入出力装置に送信することを
    特徴とする記憶媒体。
  62. 【請求項62】 スキャナ部、プリンタ部、記憶部、画
    像処理部、操作部を有し、他の画像入出力装置にネット
    ワークを介して接続される画像入出力装置において、前
    記他の画像入出力装置により入力された画像データを前
    記プリンタ部に出力させる画像入出力方法をプログラム
    コードとして記憶した、コンピュータにより読み出し可
    能な記憶媒体であって、 前記他の画像入出力装置から、TIFFファイル形式の
    画像データを受信し、該受信した画像データを前記記憶
    部に記憶させ、前記受信した画像データに基づくジョブ
    を発行するネットワーク制御コードと、 前記ネットワーク制御コードの実行により発行されたジ
    ョブを実行するジョブ実行コードと、 前記ジョブの実行に基づき、前記画像処理部が、前記記
    憶部に記憶されたTIFFファイル形式の画像データを
    TIFFファイル形式変換前の画像データに伸張し、前
    記プリンタ部が、該伸張された画像データを基に印刷を
    行うようにデバイス制御するデバイス制御コードとを有
    し、 前記他の画像入出力装置から受信されたTIFFファイ
    ルのヘッダ部には、前記他の画像入出力装置におけるデ
    バイス制御情報及びコピー設定情報が付加されており、
    前記デバイス制御コードは、前記他の画像入出力装置に
    おけるデバイス制御情報及びコピー設定情報に基づき、
    前記プリンタ部に前記画像データを出力させることを特
    徴とする記憶媒体。
JP2001164421A 2000-06-12 2001-05-31 画像入出力装置、画像入出力方法、画像入出力システム、及び記憶媒体 Expired - Fee Related JP4078041B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001164421A JP4078041B2 (ja) 2000-06-13 2001-05-31 画像入出力装置、画像入出力方法、画像入出力システム、及び記憶媒体
US09/879,822 US7038795B2 (en) 2000-06-12 2001-06-12 Image input/output apparatus, method of controlling image input/output apparatus, image input/output system, and storage media
US11/369,062 US7414748B2 (en) 2000-06-12 2006-03-06 Image input/output apparatus, method of controlling image input/output apparatus, image input/output system, and storage media

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000177519 2000-06-13
JP2000-177519 2000-06-13
JP2001164421A JP4078041B2 (ja) 2000-06-13 2001-05-31 画像入出力装置、画像入出力方法、画像入出力システム、及び記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002077492A true JP2002077492A (ja) 2002-03-15
JP4078041B2 JP4078041B2 (ja) 2008-04-23

Family

ID=26593872

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001164421A Expired - Fee Related JP4078041B2 (ja) 2000-06-12 2001-05-31 画像入出力装置、画像入出力方法、画像入出力システム、及び記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4078041B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7751070B2 (en) 2003-02-28 2010-07-06 Canon Kabushiki Kaisha Image input apparatus, image output apparatus, image forming system, control method of image input apparatus, control method of image output apparatus, programs for executing these methods, storage medium for storing programs, image processing system, control method of image processing system, and program for executing control method
CN111105468A (zh) * 2019-12-05 2020-05-05 北大方正集团有限公司 印刷处理方法、装置及存储介质

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7751070B2 (en) 2003-02-28 2010-07-06 Canon Kabushiki Kaisha Image input apparatus, image output apparatus, image forming system, control method of image input apparatus, control method of image output apparatus, programs for executing these methods, storage medium for storing programs, image processing system, control method of image processing system, and program for executing control method
CN111105468A (zh) * 2019-12-05 2020-05-05 北大方正集团有限公司 印刷处理方法、装置及存储介质
CN111105468B (zh) * 2019-12-05 2023-05-26 北大方正集团有限公司 印刷处理方法、装置及存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP4078041B2 (ja) 2008-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7414748B2 (en) Image input/output apparatus, method of controlling image input/output apparatus, image input/output system, and storage media
US7532348B2 (en) Image input/output control method and image input/output apparatus
US8004698B2 (en) Image forming apparatus for combining a scanned image with other image data and printing the combined image in black and white or color based on a set mode
US20080316545A1 (en) Image processing apparatus and method, and program for implementing the method
JP2007116458A (ja) 画像入出力装置、画像データ入出力方法、及びプログラム
JP2004140420A (ja) マルチファンクションシステム
JP4078041B2 (ja) 画像入出力装置、画像入出力方法、画像入出力システム、及び記憶媒体
JP2004090423A (ja) 画像形成装置及びその処理方法
JP3927894B2 (ja) 画像処理装置及びその処理方法
JP2000151873A (ja) 情報処理システム及び情報処理方法
JP4006193B2 (ja) 画像入出力装置、画像入出力装置の制御方法、画像入出力システム及び記憶媒体
JP4109903B2 (ja) プリント装置およびプリント方法
JP4280366B2 (ja) 画像制御装置および画像制御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
JP2003167705A (ja) 画像処理システム、情報処理装置、画像処理装置、画像出力制御方法、記憶媒体、及びプログラム
JP2003051951A (ja) 画像入出力装置及びその制御方法
JP2005110020A (ja) 画像入出力装置およびメモリ管理方法およびプログラムおよび画像形成装置
JP2004032054A (ja) 画像入出力装置
JP2001313752A (ja) マルチファンクションシステム及び該システムにおける画像データ転送方法
JP2003110783A (ja) ファイル管理装置、画像形成装置、ファイル削除方法、記憶媒体、及びプログラム
JP2003209680A (ja) 画像処理装置
JP2007088924A (ja) 画像配信装置、画像配信方法、及びプログラム
JP2003289412A (ja) 画像処理装置
JP2004128879A (ja) 画像送信装置、画像送信方法
JP2005275857A (ja) カラー画像入出力装置
JP2001285612A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、画像処理システム、及び媒体

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060414

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060605

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070515

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070626

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20070626

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070824

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080204

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4078041

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110208

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120208

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130208

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140208

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees