JP2002077480A - 画像形成装置管理システムおよび画像形成装置管理方法とそれに使用する画像形成装置,個別管理装置,並びに集計管理装置 - Google Patents

画像形成装置管理システムおよび画像形成装置管理方法とそれに使用する画像形成装置,個別管理装置,並びに集計管理装置

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JP2002077480A
JP2002077480A JP2000262415A JP2000262415A JP2002077480A JP 2002077480 A JP2002077480 A JP 2002077480A JP 2000262415 A JP2000262415 A JP 2000262415A JP 2000262415 A JP2000262415 A JP 2000262415A JP 2002077480 A JP2002077480 A JP 2002077480A
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Okifumi Suzuki
興文 鈴木
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数台の画像形成装置を用いて連結コピーを
行なう場合における使用顧客別又は使用部門別の課金処
理を経済的且つ効率的に行なえるようにする。 【解決手段】 複数台の画像形成装置10a,10b,
…,10n,20a,…が、それぞれ原稿から読み取っ
た画像情報を他の画像形成装置に転送して画像形成を分
担する連結コピー動作を実行するための連結コピーモー
ドが設定されると、対応するキーカード装置(個別管理
装置)に入力されたキー情報(顧客コード又は部門コー
ド)を含む連結コピー指令を連結I/F1を介して他の
画像形成装置に送信することにより連結コピー動作を実
行し、連結コピー指令を受信した他の画像形成装置が、
連結コピー指令中のキー情報を対応するキーカード装置
に送信し、そのキー情報を受信したキーカード装置が、
対応する画像形成装置から使用情報を受信したとき、そ
れを受信したキー情報に対応付けてメモリに記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、1対1で接続す
るデジタル複写装置,デジタル複合装置等の画像形成装
置とキーカード装置等の個別管理装置とをそれぞれ複数
台備えると共に、その各個別管理装置と接続する集計管
理装置を備えた画像形成装置管理システム(画像形成装
置データ集計管理システム)およびそれによる画像形成
装置管理方法と、それに使用する画像形成装置,個別管
理装置,並びに集計管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル複写装置(以下単に「複写装
置」ともいう),デジタル複合装置(以下単に「複合装
置」ともいう)等のコピー(複写)機能を有する画像形
成装置は、原稿の画像を読み取るスキャナ等の読み取り
部(画像読取手段)と、該手段によって読み取られた画
像情報を用紙上に画像形成するプリンタ等の画像形成部
(画像形成手段)とを備え、読み取り部によって読み取
られた画像情報を画像形成部に出力することによって通
常のコピー動作(単独コピー動作)を行なうようにして
いる。
【0003】ところで、このようなコピー機能を有する
画像形成装置を1つの会社等に複数台設置し、その各画
像形成装置を複数の異なる使用者(顧客)又は使用部門
が共同して使用する場合、各画像形成装置の使用料金を
各使用者又は使用部門が分担して支払うため、各画像形
成装置の使用情報(使用状況)を各使用者又は使用部門
別に管理し、所定の時期にこれらを集計する必要があ
る。
【0004】そこで、上述した画像形成装置を複数台備
え、その各画像形成装置をそれぞれキーカード装置等の
個別管理装置を介して1台の集計管理装置に接続した画
像形成装置管理システムが提案されている。
【0005】このような画像形成装置管理システムで
は、例えば使用者が自分又は自分が所属する使用部門に
対応するキー情報(顧客コード又は部門コード)が磁気
記録されているキーカードを使用したい画像形成装置に
接続されているキーカード装置の挿入口に挿入すると、
そのキーカード装置が、挿入されたキーカード上に記録
されているキー情報を読み取って(キー情報を入力し
て)対応する画像形成装置の使用を許可し、その後その
画像形成装置から送られてくる用紙使用枚数等の使用情
報をメモリに記憶する。
【0006】また、集計管理装置が、所定の時期に、各
キーカード装置のメモリにそれぞれ記憶されている画像
形成装置の使用情報を取得して集計管理する。そして、
その集計結果に応じてキー情報別(使用者別又は使用部
門別)に課金処理も行ない、その処理結果を表示装置に
表示する。
【0007】一方、複数台の画像形成装置をネットワー
ク等を介して相互に接続し、その各画像形成装置にそれ
ぞれ、自己の読み取り部によって読み取られた画像情報
を他の画像形成装置に転送して画像形成(印刷)を分担
する連結コピー動作を実行するための連結コピーモード
を設定する機能を備え、各画像形成装置のうちの1台
(マスタ機)で連結コピーモードを設定して他の画像形
成装置(スレーブ機)も使用して連結コピー動作を行な
えるようにしたシステムも存在する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなシステムを構成する各画像形成装置をそれぞれキー
カード装置等の個別管理装置を介して1台の集計管理装
置に接続して画像形成装置管理システムを構成し、上述
した連結コピー動作を行なう場合、以下に示すような不
都合が発生する。
【0009】すなわち、使用者がマスタ機となる画像形
成装置で連結コピーモードを設定するための操作を行な
うのに先立ち、自分又は自分が所属する使用部門に対応
するキー情報が記録されているキーカードをマスタ機と
なる画像形成装置およびスレーブ機となる画像形成装置
(連結コピーに使用する他の画像形成装置)にそれぞれ
接続されているキーカード装置の挿入口に挿入した後、
コピーを開始させるための操作を行なうなど、極めて煩
雑な操作を必要とし、手間および時間が増大する。
【0010】あるいは、自分又は自分が所属する使用部
門に対応するキー情報が記録されているキーカードをマ
スタ機となる画像形成装置に接続されているキーカード
装置の挿入口にのみ挿入した後、連結コピーを開始させ
るための操作を行なっても連結コピーを行なわせること
は可能であるが、その場合スレーブ機となる画像形成装
置に接続されているキーカード装置の挿入口にはキーカ
ードが挿入されていないため、そのキーカード装置のメ
モリには使用情報の記憶が行なわれないため、集計管理
装置側では使用情報の集計を正しく行なうことができな
い。
【0011】そのような場合は、担当サービスマン又は
担当セールスマン等がスレーブ機として使用された画像
形成装置の使用情報を別途調査し、キー情報および使用
情報を集計管理装置にてキーボード等により追加入力し
て、集計および課金処理を行なわせる必要があるため、
やはり手間および時間が増大し、しかも入力ミス等を招
く恐れもある。
【0012】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、上述したような画像形成装置管理システムにお
いて、各画像形成装置のうちの1台で連結コピーモード
を設定して他の画像形成装置も使用して連結コピーを行
なわせる場合でも、使用者やサービスマン又はセールス
マンによる手間および時間を増大させることなく、集計
管理装置が各個別管理装置から各画像形成装置の正しい
使用情報を取得して集計管理できるようにすることによ
り、キー情報別の課金処理を経済的且つ効率的に行なえ
るようにすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するため、画像形成管理システムおよびそれによ
る画像形成装置管理方法と、それに使用する画像形成装
置,個別管理装置,並びに集計管理装置を提供する。
【0014】請求項1の発明による画像形成管理システ
ムは、原稿の画像を読み取る画像読取手段と、該手段に
よって読み取られた画像情報を用紙上に画像形成する画
像形成手段と、該手段による用紙使用枚数等の使用情報
を送信する使用情報送信手段とを有する画像形成装置を
複数台備えると共に、その各画像形成装置にそれぞれ接
続され、キー情報を入力するキー情報入力手段と、該手
段によるキー情報の入力後、対応する画像形成装置から
上記使用情報を受信したとき、その使用情報を上記入力
されたキー情報に対応付けて記憶する使用情報記憶手段
とを有する複数台の個別管理装置と、その各個別管理装
置に接続され、その各個別管理装置からそれぞれ対応す
る画像形成装置の上記使用情報を取得して集計管理する
集計管理装置とによって構成された画像形成装置管理シ
ステムにおいて、次のようにしたことを特徴とする。
【0015】すなわち、上記複数台の画像形成装置を相
互に接続し、その各画像形成装置のうちの少なくともい
ずれか1台の画像形成装置に、自己の画像読取手段によ
って読み取られた画像情報を他の画像形成装置に転送し
て画像形成を分担する連結コピー動作を実行するための
連結コピーモードを設定する手段と、該手段によって連
結コピーモードが設定されたとき、対応する個別管理装
置に入力されたキー情報を含む連結コピー指令を他の画
像形成装置に送信することによって上記連結コピー動作
を実行する手段とを設け、少なくとも上記他の画像形成
装置に、上記連結コピー指令を受信したとき、その連結
コピー指令中のキー情報を対応する個別管理装置に送信
する手段を設け、上記複数台の個別管理装置のうちの少
なくとも上記他の画像形成装置に対応する個別管理装置
の使用情報記憶手段に、その画像形成装置から上記連結
コピー指令中のキー情報を受信した後、その画像形成装
置から上記使用情報を受信したとき、その使用情報を上
記受信したキー情報に対応付けて記憶する手段を備えた
ものである。
【0016】請求項2の発明による画像形成管理システ
ムは、原稿の画像を読み取る画像読取手段と、該手段に
よって読み取られた画像情報を用紙上に画像形成する画
像形成手段と、該手段による用紙使用枚数等の使用情報
を送信する使用情報送信手段とを有する画像形成装置を
複数台備えると共に、その各画像形成装置にそれぞれ接
続され、キー情報を入力するキー情報入力手段と、該手
段によるキー情報の入力後、対応する画像形成装置から
上記使用情報を受信したとき、その使用情報を上記入力
されたキー情報に対応付けて記憶する使用情報記憶手段
とを有する複数台の個別管理装置と、その各個別管理装
置に接続され、その各個別管理装置からそれぞれ対応す
る画像形成装置の上記使用情報を取得して集計管理する
集計管理装置とによって構成された画像形成装置管理シ
ステムにおいて、次のようにしたことを特徴とする。
【0017】すなわち、上記複数台の画像形成装置を相
互に接続し、その各画像形成装置のうちの少なくともい
ずれか1台の画像形成装置に、自己の画像読取手段によ
って読み取られた画像情報を他の画像形成装置に転送し
て画像形成を分担する連結コピー動作を実行するための
連結コピーモードを設定する手段と、該手段によって連
結コピーモードが設定されたとき、対応する個別管理装
置に入力されたキー情報を含む連結コピー指令を他の画
像形成装置に送信する連結コピー指令送信手段と、該手
段による上記連結コピー指令の送信に対して、画像形成
が可能である旨を示す信号を受信したとき、上記連結コ
ピー動作を実行する手段とを設け、少なくとも上記他の
画像形成装置に、上記連結コピー指令を受信したとき、
画像形成が可能か否かを判断する画像形成可否判断手段
と、該手段によって画像形成が可能であると判断された
場合に、画像形成が可能である旨を示す信号を上記連結
コピー指令の送信元に送信すると共に、該連結コピー指
令中のキー情報を対応する個別管理装置に送信する手段
とを設け、上記複数台の個別管理装置のうちの少なくと
も上記他の画像形成装置に対応する個別管理装置の使用
情報記憶手段に、その画像形成装置から上記連結コピー
指令中のキー情報を受信した後、その画像形成装置から
上記使用情報を受信したとき、その使用情報を上記受信
したキー情報に対応付けて記憶する手段を備えたもので
ある。
【0018】請求項3の発明による画像形成管理システ
ムは、請求項2の画像形成装置管理システムにおいて、
上記少なくともいずれか1台の画像形成装置に、上記連
結コピー指令送信手段による上記連結コピー指令の送信
に対して、画像形成が不可能である旨を示す信号を受信
したとき、他の画像形成装置による画像形成が不可能で
ある旨を表示する手段を設け、少なくとも上記他の画像
形成装置に、上記画像形成可否判断手段によって画像形
成が可能でないと判断された場合に、画像形成が不可能
である旨を示す信号を上記連結コピー指令の送信元に送
信する手段を設けたものである。
【0019】請求項4の発明による画像形成管理システ
ムは、請求項2の画像形成装置管理システムにおいて、
上記少なくともいずれか1台の画像形成装置に、上記連
結コピー指令送信手段による上記連結コピー指令の送信
に対して、画像形成が可能でない旨を示す信号を受信し
たとき、他の画像形成装置による画像形成が不可能であ
る旨を音声出力する手段を設け、少なくとも上記他の画
像形成装置に、上記画像形成可否判断手段によって画像
形成が可能でないと判断された場合に、画像形成が不可
能である旨を示す信号を上記連結コピー指令の送信元に
送信する手段を設けたものである。
【0020】請求項5の発明による画像形成管理システ
ムは、請求項2〜4のいずれかの画像形成装置管理シス
テムにおいて、少なくとも上記他の画像形成装置に、上
記画像形成可否判断手段によって画像形成が可能である
と判断された場合に、連結コピーモードに設定された旨
を表示する手段を設けたものである。
【0021】請求項6の発明による画像形成管理システ
ムは、請求項2〜4のいずれかの画像形成装置管理シス
テムにおいて、少なくとも上記他の画像形成装置に、上
記画像形成可否判断手段によって画像形成が可能である
判断された場合に、連結コピーモードに設定された旨を
音声出力する手段を設けたものである。
【0022】請求項7の発明による画像形成管理システ
ムは、請求項5又は6の画像形成装置管理システムにお
いて、少なくとも上記他の画像形成装置に、上記画像形
成可否判断手段によって画像形成が可能であると判断さ
れた場合に、対応する個別管理装置にキー情報入力禁止
指令を送信する手段を設け、少なくとも上記他の画像形
成装置に対応する個別管理装置に、その画像形成装置か
らキー情報入力禁止指令を受信したとき、自己のキー情
報入力手段によるキー情報の入力を禁止する手段を設け
たものである。
【0023】請求項8の発明による画像形成管理システ
ムは、請求項1〜7のいずれかの画像形成装置管理シス
テムにおいて、上記複数台の個別管理装置にそれぞれ、
上記集計管理装置からデータ読み取り指令を受信したと
き、上記使用情報記憶手段に記憶されている上記キー情
報および上記使用情報を応答データとして上記集計管理
装置に送信する手段を設け、上記集計管理装置に、上記
複数台の画像形成装置の使用情報,データ収集日又は集
計日を含むデータを記憶するデータ記憶手段と、上記デ
ータ収集日又は上記データ集計日の当日あるいは該集計
日より所定日数前から、上記複数台の個別管理装置に対
して順次データ読み取り指令を送信し、その各個別管理
装置から順次送られてくる応答データを取得するデータ
収集処理を行ない、その処理によって取得した応答デー
タを上記キー情報別に集計するデータ集計処理を行なう
データ処理手段とを設けたものである。
【0024】請求項9の発明による画像形成管理システ
ムは、請求項1〜7のいずれかの画像形成装置管理シス
テムにおいて、上記少なくともいずれか1台の画像形成
装置および上記他の画像形成装置の上記使用情報送信手
段を、それぞれ連結コピーの実行時には、上記使用情報
を連結コピーを識別する連結コピー識別情報と共に対応
する個別管理装置に送信する手段とし、上記少なくとも
いずれか1台の画像形成装置に対応する個別管理装置の
使用情報記憶手段が、上記キー情報入力手段によるキー
情報の入力後、その画像形成装置から上記使用情報を上
記連結コピー識別情報と共に受信したとき、その使用情
報および連結コピー識別情報を上記入力されたキー情報
に対応付けて記憶するようにし、上記他の画像形成装置
に対応する個別管理装置の使用情報記憶手段が、その画
像形成装置から上記連結コピー指令中のキー情報を受信
した後、その画像形成装置から上記使用情報を上記連結
コピー識別情報と共に受信したとき、その使用情報およ
び連結コピー識別情報を上記受信したキー情報に対応付
けて記憶するようにしたものである。
【0025】請求項10の発明による画像形成管理シス
テムは、請求項9の画像形成装置管理システムにおい
て、上記少なくともいずれか1台の画像形成装置および
上記他の画像形成装置にそれぞれ対応する個別管理装置
にそれぞれ、上記集計管理装置からデータ読み取り指令
を受信したとき、上記使用情報記憶手段に記憶されてい
る上記キー情報,上記使用情報,および上記連結コピー
識別情報を応答データとして上記集計管理装置に送信す
る手段を設け、上記集計管理装置に、上記複数台の画像
形成装置の使用情報,データ収集日又は集計日を含むデ
ータを記憶するデータ記憶手段と、上記データ収集日又
は上記データ集計日の当日あるいは該集計日より所定日
数前から、上記複数台の個別管理装置に対して順次デー
タ読み取り指令を送信し、その各個別管理装置から順次
送られてくる応答データを取得するデータ収集処理を行
ない、その処理によって取得した応答データを上記キー
情報別およびコピーモード別に集計するデータ集計処理
を行なうデータ処理手段とを設けたものである。
【0026】請求項11の発明による画像形成装置管理
方法は、原稿の画像を読み取って、その画像情報を用紙
上に画像形成するコピー動作を行なうと共に、用紙使用
枚数等の使用情報を送信する機能を有する画像形成装置
を複数台相互に接続して備えると共に、その各画像形成
装置にそれぞれ接続され、キー情報が入力された後、対
応する画像形成装置から上記使用情報を受信したとき、
その使用情報を上記入力されたキー情報に対応付けてメ
モリに記憶する複数台の個別管理装置と、その各個別管
理装置に接続され、その各個別管理装置からそれぞれ対
応する画像形成装置の上記使用情報を取得して集計管理
する集計管理装置とによって構成された画像形成装置管
理システムによる画像形成装置管理方法であって、次の
ようにしたことを特徴とする。
【0027】すなわち、画像形成装置のうちの少なくと
もいずれか1台の画像形成装置が、原稿から読み取った
画像情報を他の画像形成装置に転送して画像形成を分担
する連結コピー動作を実行するための連結コピーモード
が設定されたとき、対応する上記個別管理装置に入力さ
れたキー情報を含む連結コピー指令を他の画像形成装置
に送信することによって上記連結コピー動作を実行し、
その連結コピー指令を受信した他の画像形成装置が、そ
の連結コピー指令中のキー情報を対応する上記個別管理
装置に送信し、そのキー情報を受信した個別管理装置
が、対応する画像形成装置から上記使用情報を受信した
とき、その使用情報を上記受信したキー情報に対応付け
て上記メモリに記憶するものである。
【0028】請求項12の発明による画像形成装置管理
方法は、原稿の画像を読み取って、その画像情報を用紙
上に画像形成するコピー動作を行なうと共に、用紙使用
枚数等の使用情報を送信する機能を有する画像形成装置
を複数台相互に接続して備えると共に、その各画像形成
装置にそれぞれ接続され、キー情報が入力された後、対
応する画像形成装置から上記使用情報を受信したとき、
その使用情報を上記入力されたキー情報に対応付けてメ
モリに記憶する複数台の個別管理装置と、その各個別管
理装置に接続され、その各個別管理装置からそれぞれ対
応する画像形成装置の上記使用情報を取得して集計管理
する集計管理装置とによって構成された画像形成装置管
理システムによる画像形成装置管理方法であって、次の
ようにしたことを特徴とする。
【0029】すなわち、上記複数台の画像形成装置のう
ちの少なくともいずれか1台の画像形成装置が、原稿か
ら読み取った画像情報を他の画像形成装置に転送して画
像形成を分担する連結コピー動作を実行するための連結
コピーモードが設定されたとき、対応する上記個別管理
装置に入力されたキー情報を含む連結コピー指令を他の
画像形成装置に送信し、その連結コピー指令を受信した
他の画像形成装置が、画像形成が可能か否かを判断し
て、画像形成が可能である場合にその旨を示す信号を上
記連結コピー指令の送信元に送信すると共に、その連結
コピー指令中のキー情報を対応する上記個別管理装置に
送信し、画像形成が可能である旨を示す信号を受信した
画像形成装置が上記連結コピー動作を実行し、上記連結
コピー指令中のキー情報を受信した個別管理装置が、対
応する画像形成装置から上記使用情報を受信したとき、
その使用情報を上記受信したキー情報に対応付けて上記
メモリに記憶するものである。
【0030】請求項13の発明による画像形成装置管理
方法は、請求項12の画像形成装置管理方法において、
上記連結コピー指令を受信した他の画像形成装置が、画
像形成が可能でない場合に、画像形成が不可能である旨
を示す信号を上記連結コピー指令の送信元に送信し、そ
の画像形成が不可能である旨を示す信号を受信した画像
形成装置が、他の画像形成装置による画像形成が不可能
である旨を表示又は音声出力するものである。
【0031】請求項14の発明による画像形成装置管理
方法は、請求項12又は13の画像形成装置管理方法に
おいて、上記連結コピー指令を受信した他の画像形成装
置が、画像形成が可能である場合に、連結コピーモード
に設定された旨を表示又は音声出力するものである。
【0032】請求項15の発明による画像形成装置管理
方法は、請求項14の画像形成装置管理方法において、
上記連結コピー指令を受信した他の画像形成装置が、画
像形成が可能である場合に、対応する上記個別管理装置
にキー情報入力禁止指令を送信し、そのキー情報入力禁
止指令を受信した個別管理装置が、キー情報の入力を禁
止するものである。
【0033】請求項16の発明による画像形成装置管理
方法は、請求項11〜15のいずれかの画像形成装置管
理方法において、上記少なくともいずれか1台の画像形
成装置および上記他の画像形成装置がそれぞれ、連結コ
ピーの実行時には、上記使用情報を連結コピーを識別す
る連結コピー識別情報と共に対応する上記個別管理装置
に送信し、上記少なくともいずれか1台の画像形成装置
に対応する個別管理装置が、キー情報の入力後、その画
像形成装置から上記使用情報を上記連結コピー識別情報
と共に受信したとき、その使用情報および連結コピー識
別情報を上記入力されたキー情報に対応付けて記憶し、
上記他の画像形成装置に対応する個別管理装置が、その
画像形成装置から上記連結コピー指令中のキー情報を受
信した後、その画像形成装置から上記使用情報を上記連
結コピー識別情報と共に受信したとき、その使用情報お
よび連結コピー識別情報を上記受信したキー情報に対応
付けてメモリに記憶するものである。
【0034】請求項17の発明による画像形成装置管理
方法は、請求項16の画像形成装置管理方法において、
上記集計管理装置が、上記複数台の画像形成装置の使用
情報,データ収集日又は集計日を含むデータをメモリに
予め記憶しておき、上記データ収集日又は上記データ集
計日の当日あるいは該集計日より所定日数前から、上記
複数台の個別管理装置に対して順次データ読み取り指令
を送信し、その各個別管理装置から順次送られてくる応
答データを取得するデータ収集処理を行ない、その処理
によって取得した応答データを上記キー情報別およびコ
ピーモード別に集計するデータ集計処理を行なうもので
ある。
【0035】請求項18の発明による画像形成装置は、
原稿の画像を読み取る画像読取手段と、該手段によって
読み取られた画像情報を用紙上に画像形成する画像形成
手段と、該手段による用紙使用枚数等の使用情報を送信
する使用情報送信手段とを有する画像形成装置におい
て、他の画像形成装置を接続する手段と、個別管理装置
を接続する手段と、自己の画像読取手段によって読み取
られた画像情報を上記他の画像形成装置に転送して画像
形成を分担する連結コピー動作を実行するための連結コ
ピーモードを設定する手段と、該手段によって連結コピ
ーモードが設定されたとき、上記個別管理装置に入力さ
れたキー情報を含む連結コピー指令を上記他の画像形成
装置に送信することによって上記連結コピー動作を実行
する手段とを設けたものである。
【0036】請求項19の発明による画像形成装置は、
原稿の画像を読み取る画像読取手段と、該手段によって
読み取られた画像情報を用紙上に画像形成する画像形成
手段と、該手段による用紙使用枚数等の使用情報を送信
する使用情報送信手段とを有する画像形成装置におい
て、請求項18の画像形成装置である他の画像形成装置
を接続する手段と、個別管理装置を接続する手段と、上
記他の画像形成装置から連結コピー指令を受信したと
き、その連結コピー指令中のキー情報を対応する上記個
別管理装置に送信する手段とを設けたものである。
【0037】請求項20の発明による画像形成装置は、
原稿の画像を読み取る画像読取手段と、該手段によって
読み取られた画像情報を用紙上に画像形成する画像形成
手段と、該手段による用紙使用枚数等の使用情報を送信
する使用情報送信手段とを有する画像形成装置におい
て、他の画像形成装置を接続する手段と、個別管理装置
を接続する手段と、自己の画像読取手段によって読み取
られた画像情報を上記他の画像形成装置に転送して画像
形成を分担する連結コピー動作を実行するための連結コ
ピーモードを設定する手段と、該手段によって連結コピ
ーモードが設定されたとき、上記個別管理装置に入力さ
れたキー情報を含む連結コピー指令を上記他の画像形成
装置に送信する連結コピー指令送信手段と、該手段によ
る上記連結コピー指令の送信に対して、画像形成が可能
である旨を示す信号を受信したとき、上記連結コピー動
作を実行する手段とを設けたものである。
【0038】請求項21の発明による画像形成装置は、
原稿の画像を読み取る画像読取手段と、該手段によって
読み取られた画像情報を用紙上に画像形成する画像形成
手段と、該手段による用紙使用枚数等の使用情報を送信
する使用情報送信手段とを有する画像形成装置におい
て、請求項20の画像形成装置である他の画像形成装置
を接続する手段と、個別管理装置を接続する手段と、上
記他の画像形成装置から連結コピー指令を受信したと
き、画像形成が可能か否かを判断する画像形成可否判断
手段と、該手段によって画像形成が可能であると判断さ
れた場合に、画像形成が可能である旨を示す信号を上記
連結コピー指令の送信元に送信すると共に、該連結コピ
ー指令中のキー情報を対応する上記個別管理装置に送信
する手段とを設けたものである。
【0039】請求項22の発明による画像形成装置は、
請求項20の画像形成装置において、上記連結コピー指
令送信手段による上記連結コピー指令の送信に対して、
画像形成が不可能である旨を示す信号を受信したとき、
他の画像形成装置による画像形成が不可能である旨を表
示する手段を設けたものである。
【0040】請求項23の発明による画像形成装置は、
請求項21の画像形成装置において、上記画像形成可否
判断手段によって画像形成が可能でないと判断された場
合に、画像形成が不可能である旨を示す信号を上記連結
コピー指令の送信元に送信する手段とを設けたものであ
る。
【0041】請求項24の発明による画像形成装置は、
請求項20の画像形成装置において、上記連結コピー指
令送信手段による上記連結コピー指令の送信に対して、
画像形成が不可能である旨を示す信号を受信したとき、
他の画像形成装置による画像形成が不可能である旨を音
声出力する手段を設けたものである。
【0042】請求項25の発明による画像形成装置は、
請求項21又は23の画像形成装置において、上記画像
形成可否判断手段によって画像形成が可能であると判断
された場合に、連結コピーモードに設定された旨を表示
する手段を設けたものである。
【0043】請求項26の発明による画像形成装置は、
請求項21又は23の画像形成装置において、上記画像
形成可否判断手段によって画像形成が可能であると判断
された場合に、連結コピーモードに設定された旨を音声
出力する手段を設けたものである。
【0044】請求項27の発明による画像形成装置は、
請求項25又は26の画像形成装置において、上記画像
形成可否判断手段によって画像形成が可能であると判断
された場合に、上記個別管理装置にキー情報入力禁止指
令を送信する手段を設けたものである。
【0045】請求項28の発明による画像形成装置は、
請求項18〜27のいずれかの画像形成装置において、
上記使用情報送信手段を、連結コピーの実行時には、上
記使用情報を連結コピーを識別する連結コピー識別情報
と共に対応する個別管理装置に送信する手段としたもの
である。
【0046】請求項29の発明による個別管理装置は、
請求項19又は21の画像形成装置を接続する手段と、
キー情報を入力するキー情報入力手段と、該手段による
キー情報の入力後、上記画像形成装置から上記使用情報
を受信したとき、その使用情報を上記入力されたキー情
報に対応付けて記憶する使用情報記憶手段とを有する個
別管理装置であって、上記使用情報記憶手段に、上記画
像形成装置から上記連結コピー指令中のキー情報を受信
した後、その画像形成装置から上記使用情報を受信した
とき、その使用情報を上記受信したキー情報に対応付け
て記憶する手段を備えたものである。
【0047】請求項30の発明による個別管理装置は、
請求項27の画像形成装置を接続する手段と、キー情報
を入力するキー情報入力手段と、該手段によるキー情報
の入力後、上記画像形成装置から上記使用情報を受信し
たとき、その使用情報を上記入力されたキー情報に対応
付けて記憶する使用情報記憶手段とを有する個別管理装
置であって、上記使用情報記憶手段に、上記画像形成装
置から上記連結コピー指令中のキー情報を受信した後、
その画像形成装置から上記使用情報を受信したとき、そ
の使用情報を上記受信したキー情報に対応付けて記憶す
る手段を備え、上記画像形成装置からキー情報入力禁止
指令を受信したとき、上記キー情報入力手段によるキー
情報の入力を禁止する手段を設けたものである。
【0048】請求項31の発明による集計管理装置は、
少なくとも請求項29又は30の個別管理装置を含む複
数台の個別管理装置が接続され、その各個別管理装置か
らそれぞれ対応する画像形成装置の上記使用情報を取得
して集計管理する集計管理装置であって、上記複数台の
個別管理装置にそれぞれ接続される複数台の画像形成装
置の使用情報,データ収集日又は集計日を含むデータを
記憶するデータ記憶手段と、上記データ収集日又は上記
データ集計日の当日あるいは該集計日より所定日数前か
ら、上記複数台の個別管理装置に対して順次データ読み
取り指令を送信し、その各個別管理装置から順次送られ
てくる応答データを取得するデータ収集処理を行ない、
その処理によって取得した応答データを上記キー情報別
に集計するデータ集計処理を行なうデータ処理手段とを
設けたものである。
【0049】請求項32の発明による個別管理装置は、
請求項29又は30の個別管理装置において、集計管理
装置が接続され、その集計管理装置からデータ読み取り
指令を受信したとき、上記使用情報記憶手段に記憶され
ている上記キー情報および上記使用情報を応答データと
して上記集計管理装置に送信する手段を設けたものであ
る。
【0050】請求項33の発明による個別管理装置は、
請求項28の画像形成装置を接続する手段と、キー情報
を入力するキー情報入力手段と、該手段によるキー情報
の入力後、上記画像形成装置から上記使用情報を受信し
たとき、その使用情報を上記入力されたキー情報に対応
付けて記憶する使用情報記憶手段とを有する個別管理装
置であって、上記使用情報記憶手段に、上記画像形成装
置から上記キー情報入力手段によるキー情報の入力後、
あるいは上記連結コピー指令中のキー情報を受信した
後、その画像形成装置から上記使用情報を上記連結コピ
ー識別情報と共に受信したとき、その使用情報および連
結コピー識別情報を上記入力されたキー情報あるいは上
記受信したキー情報に対応付けて記憶する手段を備えた
ものである。
【0051】請求項34の発明による集計管理装置は、
少なくとも請求項33の個別管理装置を含む複数台の個
別管理装置が接続され、その各個別管理装置からそれぞ
れ対応する画像形成装置の上記使用情報を取得して集計
管理する集計管理装置であって、上記複数台の個別管理
装置にそれぞれ接続される複数台の画像形成装置の使用
情報,データ収集日又は集計日を含むデータを記憶する
データ記憶手段と、上記データ収集日又は上記データ集
計日の当日あるいは該集計日より所定日数前から、上記
複数台の個別管理装置に対して順次データ読み取り指令
を送信し、その各個別管理装置から順次送られてくる応
答データを取得するデータ収集処理を行ない、その処理
によって取得した応答データを上記キー情報別およびコ
ピーモード別に集計するデータ集計処理を行なうデータ
処理手段とを設けたものである。
【0052】請求項35の発明による個別管理装置は、
請求項33の個別管理装置において、集計管理装置が接
続され、その集計管理装置からデータ読み取り指令を受
信したとき、上記使用情報記憶手段に記憶されている上
記キー情報,上記使用情報,および上記連結コピー識別
情報を応答データとして上記集計管理装置に送信する手
段を設けたものである。
【0053】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明による
画像形成装置管理システムの構成例を示すブロック図で
ある。
【0054】この画像形成装置管理システムは、複数台
の画像形成装置10a,10b,…,10n,20a,
…,複数台のキーカード装置30a,30b,…,30
n,40a,…,通信制御装置3,および集計管理装置
50を備え、それらが会社等の構内に配置されている。
複数台の画像形成装置10a,10b,…,10n,2
0a,…は、複写装置又は複合装置等のコピー機能を有
するものであり、連結インタフェース(以下「インタフ
ェース」を「I/F」という)1を介して相互に接続さ
れている。
【0055】また、複数台の画像形成装置10a,10
b,…,10n,20a,…には、それぞれパラレルI
/F(シリアルI/Fでもよい)を介して複数台のキー
カード装置30a,30b,…,30n,40a,…が
接続されている。さらに、複数台のキーカード装置30
a,30b,…,30n,40a,…には、構内I/F
2および通信制御装置3を介して集計管理装置50が接
続されている。
【0056】複数台の画像形成装置10a,10b,
…,10n,20a,…はそれぞれ、原稿の画像を読み
取る読み取り部(画像読取手段)と、該手段によって読
み取られた画像情報を用紙上に画像形成する画像形成部
(画像形成手段)とを備え、読み取り部によって読み取
られた画像情報を画像形成部に出力することによって単
独コピー動作を行なうことができる。
【0057】また、自己の読み取り部によって読み取ら
れた画像情報を他の画像形成装置に転送して画像形成を
分担する連結コピー動作を実行するための連結コピーモ
ードを設定する機能も備え、各画像形成装置10a,1
0b,…,10n,20a,…のうちの任意の1台(マ
スタ機)で連結コピーモードを設定して他の画像形成装
置(スレーブ機)も使用して連結コピー動作を行なうこ
ともできる。
【0058】なお、各画像形成装置10a,10b,
…,10n,20a,…のうち、予め指定された画像形
成装置(マスタ機)のみで連結コピーモードを設定して
他の画像形成装置(スレーブ機)も使用して連結コピー
動作を行なうようにすることも可能である。
【0059】複数台のキーカード装置30a,30b,
…,30n,40a,…はそれぞれ、キーカードの挿入
口を有しており、そこにキーカードが挿入されると、そ
のキーカードの挿入を検知してそこに記録されているキ
ー情報を読み取り(キー情報を入力し)、対応する画像
形成装置の使用を許可し、その後その画像形成装置から
送られてくる用紙使用枚数等の使用情報をメモリに記憶
する。
【0060】ここでは、キー情報として使用顧客(使用
者)に対応するキー情報である使用者コード又は使用部
門に対応するキー情報である部門コードを利用し、複数
台のキーカード装置30a,30b,…,30n,40
a,…はそれぞれ、キーカードが挿入されると、そのキ
ーカードの挿入を検知してそこに記録されている顧客コ
ード又は部門コードを読み取り、対応する画像形成装置
の使用を許可し、その後その画像形成装置から送られて
くる用紙使用枚数等の使用情報をメモリに記憶するもの
とする。
【0061】なお、キーカード装置に代えて、キーディ
スク装置等の他の個別管理装置を使用することもでき
る。連結I/F1は、この例ではRS232C,RS4
85等のシリアルI/Fの場合を示しているが、LAN
(ローカル・エリアネット・ワーク)等のネットワーク
によって複数台の画像形成装置10a,10b,…,1
0n,20a,…を相互に接続することもできる。
【0062】構内I/F2は、この例ではRS485等
のシリアルI/Fの場合を示しているが、LAN等のネ
ットワークによって複数台のキーカード装置30a,3
0b,…,30n,40a,…と通信制御装置3とを相
互に接続することもできる。
【0063】通信制御装置3は、集計管理装置50とキ
ーカード装置30a,30b,…,30n,40a,…
との通信を制御する。なお、集計管理装置50が複数の
通信制御機能を有するものであれば、通信制御装置3は
不要である。
【0064】集計管理装置50は、所定の時期に、各キ
ーカード装置30a,30b,…,30n,40a,…
のメモリ(RAM)にそれぞれ記憶されている各画像形
成装置10a,10b,…,10n,20a,…の使用
用紙枚数を示す使用情報(他の使用情報でもよい)を取
得して集計管理する。そして、その集計結果に応じて使
用顧客(顧客コード)別又は使用部門(部門コード)別
に課金処理も行ない、その処理結果を表示装置に表示す
る。
【0065】なお、集計管理装置50および複数台のキ
ーカード装置30a,30b,…,30n,40a,…
にそれぞれモデム等の遠隔通信機能を備えるようにすれ
ば、集計管理装置50が公衆通信回線等の通信回線を介
して複数台のキーカード装置30a,30b,…,30
n,40a,…と通信可能に接続し、遠隔で複数台の画
像形成装置10a,10b,…,10n,20a,…の
使用情報の集計管理を行なうことも可能である。
【0066】図2は、図1の画像形成装置10a,10
b,…,10n,20a,…の制御系の構成例を示すブ
ロック構成図である。画像形成装置10a,10b,
…,10n,20a,…はそれぞれ、CPU11,RO
M12,RAM13,I/F制御回路14,15,およ
び各種制御ユニット・センサ類16を備えている。
【0067】CPU11は、ROM12内の制御プログ
ラムに従って画像形成装置全体を統括的に制御する中央
処理装置である。ROM12は、CPU11が使用する
制御プログラムを含む固定データを記憶している読み出
し専用メモリである。RAM13は、CPU11による
処理の中間結果や各種設定値,装置の状態を示す情報な
どを蓄えるための読み書き可能なメモリである。
【0068】I/F制御回路14は、連結I/F1を介
して画像形成装置10a,10b,…,10n,20
a,…との通信を制御するものである。I/F制御回路
15は、パラレルI/Fを介してキーカード装置30
a,30b,…,30n,40a,…との通信を制御す
るものである。
【0069】各種制御ユニット・センサ類16は、操作
・表示制御回路,操作・表示部,音声出力回路,音声出
力部(スピーカ等)や、読み取り部および画像形成部を
構成する光学系制御回路,露光ランプ,高圧電源部,帯
電チャージャ,分離チャージャ,転写チャージャ,現像
ユニット,モータ制御回路,各給紙ユニット,ヒータ制
御回路,定着ユニット,センサ制御回路,および各種セ
ンサ等からなる。
【0070】操作・表示部は、コピー部数や連結コピー
モード等の各種画像形成条件を設定するための操作キー
(スイッチ)や、コピーを開始させるための操作キーを
含む各種操作キーを有するの操作部(スイッチ)と、各
種情報を表示する表示部とからなる。
【0071】図3は、図1のキーカード装置30a,3
0b,…,30n,40a,…の制御系の構成例を示す
ブロック構成図である。キーカード装置30a,30
b,…,30n,40a,…はそれぞれ、CPU31,
ROM32,RAM33,カードリーダ制御回路34,
カードリーダ35,I/F制御回路36,入出力回路3
7,操作・表示制御回路38,および操作・表示部39
を備えている。
【0072】CPU31は、ROM32内の制御プログ
ラムに従ってキーカード装置全体を統括的に制御する中
央処理装置である。ROM32は、CPU31が使用す
る制御プログラムを含む固定データを記憶している読み
出し専用メモリである。
【0073】RAM33は、CPU31による処理の中
間結果や、カードリーダ35によって読み取られる顧客
コード又は部門コードおよび対応する画像形成装置から
の使用情報を記憶する読み書き可能なメモリである。こ
のRAM33は、電源が遮断されても記憶内容を保持で
きるように、図示しない電池によってバックアップされ
ている。カードリーダ制御回路34は、カードリーダ3
5との通信を制御するものである。
【0074】カードリーダ35は、キーカードの挿入口
を有しており、そこにキーカードが挿入されると、その
キーカードの挿入を検知してそこに磁気記録されている
顧客コード又は部門コードを読み取るものである。I/
F制御回路36は、構内I/F2を介して通信制御装置
3との通信を制御するものである。
【0075】入出力回路37は、パラレルI/Fを介し
て画像形成装置10a,10b,…,10n,20a,
…との通信(入出力)を制御するものである。操作・表
示制御回路38は、操作・表示部39との通信を制御す
るものである。操作・表示部39は、各種操作キーを有
する操作部(スイッチ)および各種情報を表示する表示
部とからなる。
【0076】図4は、集計管理装置50の構成例を示す
ブロック図である。この集計管理装置50は、CPU5
1,リアルタイムクロック回路52,ROM53,RA
M54,外部メモリ制御回路55,表示制御回路56,
キーボードI/F回路57,I/F制御回路58,ハー
ドディスク装置(以下「HDD」という)59,CRT
ディスプレイ60,キーボード61等によって構成され
ている。
【0077】CPU51は、ROM53内の制御プログ
ラムによって集計管理装置全体を統括的に制御する中央
処理装置である。リアルタイムクロック回路52は、時
刻情報を発生するものであり、CPU51がそれを読み
込むことによって現在の時刻を知ることができる。RO
M53は、CPU51が使用する制御プログラムを含む
各種固定データを格納している読み出し専用メモリであ
る。
【0078】RAM54は、CPU51がデータ処理を
行なう際に使用するワークメモリ等として使用する読み
書き可能なメモリである。外部メモリ制御回路55は、
HDD59とのインタフェース制御を行なう。HDD5
9は、図5に示すようなマスタファイル,図6又は図7
に示すようなが集計データを格納する。
【0079】図5に示すマスタファイルは、顧客コード
又は部門コードと使用顧客名又は使用部門名との対応関
係を示している。図6に示す集計データは、複数の使用
顧客に対応する顧客コード又は使用部門に対応する部門
コードと、サイズ(用紙サイズ情報)別の使用用紙枚数
(使用情報)との対応関係を示したものである。
【0080】図7に示す集計データは、複数の顧客コー
ド又は部門コードと、コピーモード別(単独コピーモー
ド,連結コピーモード)と、サイズ別の用紙使用枚数と
の対応関係を示したものである。
【0081】表示制御回路56は、CRTディスプレイ
(LCDディスプレイ等の他の表示装置でもよい)60
とのインタフェース制御を行なう。キーボードI/F回
路57は、キーボード61との通信を制御する。I/F
制御回路58は、通信制御装置3との通信を制御する。
【0082】ここで、複数台の画像形成装置10a,1
0b,…,10n,20a,…のCPU11が、ROM
12内の制御プログラムに従って動作すると共に、RA
M13,I/F制御回路14,15,各種制御ユニット
・センサ類16を使用することにより、対応するこの発
明による各種の機能(手段)を実現することができる。
【0083】また、複数台のキーカード装置30a,3
0b,…,30n,40a,…のCPU31が、ROM
32内の制御プログラムに従って動作すると共に、RA
M33,カードリーダ制御回路34,カードリーダ3
5,I/F制御回路36,入出力回路37,操作・表示
制御回路38,および操作・表示部39を使用すること
により、対応するこの発明による各種の機能を実現する
ことができる。
【0084】さらに、集計管理装置50のCPU51
が、ROM53内の制御プログラムに従って動作すると
共に、リアルタイムクロック回路52,RAM54,外
部メモリ制御回路55,表示制御回路56,キーボード
I/F回路57,I/F制御回路58,HDD59,C
RTディスプレイ60,キーボード61を使用すること
により、対応するこの発明による各種の機能を実現する
ことができる。
【0085】以下、この画像形成装置管理システムにお
けるこの発明に係わる処理動作について、図8以降の各
図面も参照して具体的に説明する。図8〜図16は、こ
の発明による処理の各実施形態(各請求項に対応する)
を示すフローチャートである。なお、各画像形成装置1
0a,10b,…,10n,20a,…には、図示は省
略するが、読み取り部に複数の原稿を順次自動給送する
ための自動原稿給送装置(以下「ADF」という)が搭
載されているものとする。
【0086】〔第1実施形態:図8〜図10,図17〕
図8は、連結コピーを行なう場合のマスタ機となる画像
形成装置(画像形成装置マスタ)およびスレーブ機とな
る画像形成装置(画像形成装置スレーブ)のCPU11
による処理および使用顧客による操作手順の第1例(請
求項1,11,18,19に対応する)を示すフローチ
ャートである。
【0087】なお、図示の都合上、マスタ機となる画像
形成装置側における画像形成動作の記述は省略してい
る。図9は、キーカード装置30a,30b,…,30
n,40a,…のCPU31による処理の第1例(請求
項1,8,11,29,32に対応する)を示すフロー
チャートである。
【0088】使用顧客は、複数台の画像形成装置10
a,10b,…,10n,20a,…のうち、例えば2
台の画像形成装置を使用して原稿を複数部コピーする場
合、マスタ機となる画像形成装置(以下単に「マスタ
機」という)に搭載されているADFの原稿台に複数枚
の原稿をセットした後、マスタ機の操作・表示部上で用
紙サイズ,コピー部数,連結コピーモードを含む各種画
像形成条件を設定するための操作を行なう。
【0089】マスタ機のCPU11は、操作・表示部上
で各種画像形成条件を設定するための操作が行なわれる
と、その各種画像形成条件を設定し、その各種画像形成
条件を示す情報(画像形成条件情報)をRAM13に記
憶する。
【0090】使用顧客は、各種画像形成条件を設定する
ための操作を行なった後、顧客コード(使用顧客に対応
するキー情報)又は部門コード(使用部門に対応するキ
ー情報)が記録されているキーカードをマスタ機に接続
されているキーカード装置の挿入口に挿入(セット)
し、マスタ機の操作・表示部上でコピーを開始させるた
めの操作を行なう。
【0091】キーカード装置30a,30b,…,30
n,40a,…のCPU31はそれぞれ、定期的に図9
に示す処理を開始し、挿入口にキーカードが挿入される
と、そのキーカードの挿入を検知し、そのキーカードに
記録されているキー情報である顧客コード又は部門コー
ドをカードリーダ35により読み取って(入力して)R
AM33に記憶し、その読み取った(入力した)顧客コ
ード又は部門コードおよび使用許可信号を対応する画像
形成装置に送信する。
【0092】マスタ機のCPU11は、対応するキーカ
ード装置から顧客コード又は部門コードおよび使用許可
信号を受信すると、使用顧客によるマスタ機の使用つま
りコピーを許可し、その後コピー開始の操作が行なわれ
た時に、受信した顧客コード又は部門コードおよび設定
した画像形成条件(用紙サイズ,コピー部数,連結コピ
ーモード)を示す情報(画像形成条件情報)を含む連結
コピー指令を図17の(1)に示すようなフォーマット
で連結I/F1を介して他の画像形成装置(以下「スレ
ーブ機」という)に送信することにより連結コピー動作
を実行する。
【0093】なお、この例では、1台のマスタ機と1台
のスレーブ機とによって、設定部数のコピーを分担する
ものとする。また、説明の都合上、設定部数を偶数と
し、マスタ機とスレーブ機が設定部数の1/2のコピー
をそれぞれ行なうものとする。
【0094】スレーブ機のCPU11は、顧客コード又
は部門コードおよび画像形成条件情報を含む連結コピー
指令を受信すると、その画像形成条件情報が示す画像形
成条件を設定し、その画像形成条件情報をRAM13に
記憶すると共に、その顧客コード又は部門コードを対応
する(スレーブ機に接続されている)キーカード装置に
送信する。
【0095】そのキーカード装置のCPU31は、図9
に示すように、スレーブ機からキー情報である顧客コー
ド又は部門コードを受信すると、それをRAM33に記
憶する。
【0096】マスタ機のCPU11は、連結コピー動作
を実行する場合、まずマスタ機に搭載されているADF
によって原稿台から読み取り部に原稿を1枚自動給送
し、読み取り部によってその原稿の画像を読み取り、そ
の画像情報をスレーブ機に送信する。
【0097】スレーブ機のCPU11は、画像情報を受
信すると、その画像情報を画像形成部に出力して用紙上
に画像形成する画像形成動作を先に受信した画像形成条
件情報が示す画像形成条件中のコピー部数(この例では
設定部数の1/2)分だけ繰り返し実行させる。
【0098】また、画像形成動作を実行させる毎に使用
情報であるカウントアップ信号(「1」を示す)を使用
用紙サイズを示す用紙サイズ情報と共に対応するキーカ
ード装置に送信する。さらに、画像形成動作を実行させ
る毎に画像形成部の状態をチェックし、異常が発生して
いればその旨を示す情報をマスタ機に送信する。
【0099】スレーブ機に接続されているキーカード装
置のCPU31は、図9に示すように、使用情報および
用紙サイズ情報を受信すると、それらをRAM33に今
回受信した顧客コード又は部門コードに対応付けて記憶
する。つまり、RAM33内の今回受信した顧客コード
又は部門コードおよび用紙サイズ情報に対応する使用情
報が示す使用用紙枚数を積算(+1)するデータ更新処
理を行なう。
【0100】マスタ機のCPU11は、スレーブ機から
異常が発生した旨を示す情報を受信すると、スレーブ機
で異常が発生した旨を操作・表示部に表示させるか、あ
るいは音声出力部によって音声出力させる。
【0101】なお、図8には図示を省略しているが、マ
スタ機のCPU11も、原稿から読み取った画像情報を
画像形成部に出力して用紙上に画像形成する画像形成動
作を今回設定した画像形成条件中のコピー部数(この例
では設定部数の1/2)分だけ繰り返し実行させる。
【0102】また、画像形成動作を実行させる毎に使用
情報であるカウントアップ信号を使用用紙サイズを示す
用紙サイズ情報と共に対応するキーカード装置に送信す
る。さらに、画像形成動作を実行させる毎に画像形成部
の状態をチェックし、異常が発生していればその旨を示
す情報を操作・表示部に表示させるか、あるいは音声出
力部によって音声出力させる。
【0103】マスタ機に接続されているキーカード装置
のCPU31は、図9に示すように、使用情報および用
紙サイズ情報を受信すると、それらをRAM33に今回
読み取った顧客コード又は部門コードに対応付けて記憶
する。つまり、RAM33内の今回読み取った顧客コー
ド又は部門コードおよび用紙サイズ情報に対応する使用
情報が示す使用用紙枚数を積算(+1)するデータ更新
処理を行なう。
【0104】マスタ機のCPU11は、スレーブ機と共
に1部の画像形成動作が完了すると、再びマスタ機に搭
載されているADFによって原稿台から読み取り部に原
稿を1枚自動給送し、読み取り部によってその原稿の画
像を読み取り、その画像情報をスレーブ機に送信する。
以後、マスタ機,スレーブ機、対応する各キーカード装
置では、前述と同様の処理をマスタ機に接続されている
ADFの原稿台の原稿がなくなるまで繰り返し行なう。
【0105】図10は、集計管理装置50のCPU51
による処理の概略を示すフローチャートである。集計管
理装置50のCPU51は、キーボード61上の操作に
より、複数台の画像形成装置10a,10b,…,10
n,20a,…の使用情報,データ収集日(又はデータ
集計日)を含むデータを予め記憶しておく。このデータ
中に使用時期や機種情報を含めてもよい。
【0106】また、定期的に図10に示す処理を開始
し、まずデータ収集日(又はデータ集計日の当日あるい
はその集計日より所定日数前)に到達したか否かを判断
し、データ収集日に到達すると、複数台のキーカード装
置30a,30b,…,30n,40a,…に対して順
次データ読み取り指令を送信し、その各キーカード装置
から順次送られてくる応答データを取得するデータ収集
処理を行ない、その処理によって取得した応答データ
(使用用紙枚数)を図6に示すように顧客コード(使用
顧客)別又は部門コード(使用部門)別および用紙使用
サイズ別に集計するデータ集計処理を行なう(請求項
8,31に対応する)。
【0107】なお、図示は省略するが、用紙使用サイズ
別あるいは顧客コード別又は部門コード別等の使用単価
を示す課金テーブルを参照することにより、顧客コード
別又は部門コード別に料金算出処理を行なうこともでき
る。
【0108】ここで、複数台のキーカード装置30a,
30b,…,30n,40a,…のCPU31は、集計
管理装置50からデータ読み取り指令を受信すると、R
AM33に記憶されている顧客コード又は部門コード,
用紙サイズ情報,および使用情報を応答データとして集
計管理装置50に送信する。
【0109】このように、第1実施形態では、複数台の
画像形成装置が、それぞれ原稿から読み取った画像情報
を他の画像形成装置に転送して画像形成を分担する連結
コピー動作を実行するための連結コピーモードが設定さ
れたとき、対応するキーカード装置(個別管理装置)に
入力されたキー情報(顧客コード又は部門コード)を含
む連結コピー指令を他の画像形成装置に送信することに
よって連結コピー動作を実行し、その連結コピー指令を
受信した他の画像形成装置が、その連結コピー指令中の
キー情報を対応するキーカード装置に送信し、そのキー
情報を受信したキーカード装置が、対応する画像形成装
置から使用情報を受信したとき、その使用情報を受信し
たキー情報に対応付けてメモリに記憶するので、次のよ
うな効果を得ることができる。
【0110】すなわち、各画像形成装置のうちの任意の
1台に接続されているキーカード装置にのみキーカード
を挿入し、その画像形成装置で連結コピーモードを設定
して他の画像形成装置も使用して連結コピーを行なわせ
ることができるため、使用顧客やサービスマン又はセー
ルスマンによる手間および時間を増大させることなく、
集計管理装置が各キーカード装置から各画像形成装置の
正しい使用情報を取得して集計管理できるようになり、
キー情報別の課金処理を経済的且つ効率的に行なうこと
が可能になり、また入力ミス等を招く恐れもなくなる。
【0111】また、集計管理装置が、複数台の画像形成
装置の使用情報,データ収集日又は集計日を含むデータ
をメモリに予め記憶しておき、データ収集日又はデータ
集計日の当日あるいはその集計日より所定日数前から、
複数台のキーカード装置に対して順次データ読み取り指
令を送信し、その各キーカード装置から順次送られてく
る応答データ(キー情報,使用情報)を取得するデータ
収集処理を行ない、その処理によって取得した応答デー
タをキー情報別に集計するデータ集計処理を行なうの
で、キー情報別の各画像形成装置の使用情報を極めて効
率よく集計管理することができる。
【0112】〔第2実施形態:図9〜図11,図17〕
図11は、連結コピーを行なう場合のマスタ機となる画
像形成装置およびスレーブ機となる画像形成装置のCP
U11による処理および使用顧客による操作手順の第2
例(請求項2〜4,12,13,20〜24に対応す
る)を示すフローチャートである。
【0113】なお、図示の都合上、マスタ機となる画像
形成装置側における画像形成動作の記述は省略してい
る。また、キーカード装置30a,30b,…,30
n,40a,…のCPU31による処理(請求項2,
8,12,29,32に対応する)は、図9によって説
明した処理と同様である。さらに、集計管理装置50の
CPU51による処理(請求項8,31に対応する)
も、図10によって説明した処理と同様である。
【0114】この第2実施形態においても、第1実施形
態と同様に、使用顧客による原稿セット,連結コピーモ
ードを含む各種画像形成条件の設定操作,キーカードの
セット(挿入)等の操作により、任意の画像形成装置
(マスタ機)のCPU11は、それらの操作に応じた各
種処理を行ない、対応するキーカード装置から受信した
顧客コード又は部門コードおよび設定した画像形成条件
を示す画像形成条件情報を含む連結コピー指令を図17
の(1)に示すようなフォーマットで他の画像形成装置
(スレーブ機)に送信する。
【0115】なお、この例でも、1台のマスタ機と1台
のスレーブ機とによって、設定部数のコピーを分担する
ものとする。また、説明の都合上、設定部数を偶数と
し、マスタ機とスレーブ機が設定部数の1/2のコピー
をそれぞれ行なうものとする。
【0116】スレーブ機のCPU11は、顧客コード又
は部門コードおよび画像形成条件情報を含む連結コピー
指令を受信すると、画像形成が可能か否かを判断し、受
信した画像形成条件情報が示す画像形成条件中のサイズ
の用紙(指定記録紙)なし,トナーニアエンド,又は障
害発生中等により、画像形成が可能でない場合は、画像
形成が不可能である旨を示す信号(不可応答)を図17
の(2)に示すフォーマットで連結コピーの送信元であ
るマスタ機に送信する。このとき、状態コードは「1X
X」となる。
【0117】マスタ機のCPU11は、連結コピー指令
の送信に対して、画像形成が不可能である旨を示す信号
を受信すると、スレーブ機(他の画像形成装置)による
画像形成が不可能である旨を操作・表示部上に表示させ
るか、あるいは音声出力部によって音声出力させる。
【0118】一方、スレーブ機のCPU11は、画像形
成が可能な場合には、今回受信した画像形成条件情報が
示す画像形成条件を設定し、その画像形成条件情報をR
AM13に記憶すると共に、画像形成が可能である旨を
示す信号(可応答)を図17の(2)に示すフォーマッ
トで連結コピーの送信元であるマスタ機に送信する。こ
のとき、状態コードは「000」となる。また、受信し
た連結コピー指令中の顧客コード又は部門コードを対応
するキーカード装置に送信する。
【0119】そのキーカード装置のCPU31は、図9
に示すように、スレーブ機からキー情報である顧客コー
ド又は部門コードを受信すると、それをRAM33に記
憶する。
【0120】マスタ機のCPU11は、連結コピー指令
の送信に対して、画像形成が可能である旨を示す信号を
受信すると、連結コピー動作を開始し、まずマスタ機に
搭載されているADFによって原稿台から読み取り部に
原稿を1枚自動給送し、読み取り部によってその原稿の
画像を読み取り、その画像情報をスレーブ機に送信す
る。
【0121】スレーブ機のCPU11は、画像情報を受
信すると、その画像情報を画像形成部に出力して用紙上
に画像形成する画像形成動作を先に受信した画像形成条
件情報が示す画像形成条件中のコピー部数(この例では
設定部数の1/2)分だけ繰り返し実行させる。
【0122】また、画像形成動作を実行させる毎に使用
情報であるカウントアップ信号を使用用紙サイズを示す
用紙サイズ情報と共に対応するキーカード装置に送信す
る。さらに、画像形成動作を実行させる毎に画像形成部
の状態をチェックし、異常が発生していればその旨を示
す情報をマスタ機に送信する。
【0123】スレーブ機に接続されているキーカード装
置のCPU31は、図9に示すように、使用情報および
用紙サイズ情報を受信すると、それらをRAM33に今
回受信した顧客コード又は部門コードに対応付けて記憶
する。つまり、RAM33内の今回受信した顧客コード
又は部門コードおよび用紙サイズ情報に対応する使用情
報が示す使用用紙枚数を積算(+1)するデータ更新処
理を行なう。
【0124】マスタ機のCPU11は、スレーブ機から
異常が発生した旨を示す情報を受信すると、スレーブ機
で異常が発生した旨を操作・表示部に表示させるか、あ
るいは音声出力部によって音声出力させる。
【0125】なお、図11には図示を省略しているが、
マスタ機のCPU11も、原稿から読み取った画像情報
を画像形成部に出力して用紙上に画像形成する画像形成
動作を今回設定した画像形成条件中のコピー部数(この
例では設定部数の1/2)分だけ繰り返し実行させる。
【0126】また、画像形成動作を実行させる毎に使用
情報であるカウントアップ信号を使用用紙サイズを示す
用紙サイズ情報と共に対応するキーカード装置に送信す
る。さらに、画像形成動作を実行させる毎に画像形成部
の状態をチェックし、異常が発生していればその旨を示
す情報を操作・表示部に表示させるか、あるいは音声出
力部によって音声出力させる。
【0127】マスタ機に接続されているキーカード装置
のCPU31は、図9に示すように、使用情報および用
紙サイズ情報を受信すると、それらをRAM33に今回
読み取った顧客コード又は部門コードに対応付けて記憶
する。つまり、RAM33内の今回読み取った顧客コー
ド又は部門コードおよび用紙サイズ情報に対応する使用
情報が示す使用用紙枚数を積算(+1)するデータ更新
処理を行なう。
【0128】マスタ機のCPU11は、スレーブ機と共
に1部の画像形成動作が完了すると、再びマスタ機に搭
載されているADFによって原稿台から読み取り部に原
稿を1枚自動給送し、読み取り部によってその原稿の画
像を読み取り、その画像情報をスレーブ機に送信する。
以後、マスタ機,スレーブ機、対応する各キーカード装
置では、前述と同様の処理をマスタ機に接続されている
ADFの原稿台の原稿がなくなるまで繰り返し行なう。
【0129】このように、第2実施形態では、複数台の
画像形成装置が、それぞれ原稿から読み取った画像情報
を他の画像形成装置に転送して画像形成を分担する連結
コピー動作を実行するための連結コピーモードが設定さ
れたとき、対応するキーカード装置に入力されたキー情
報(顧客コード又は部門コード)を含む連結コピー指令
を他の画像形成装置に送信し、その連結コピー指令を受
信した他の画像形成装置が、画像形成が可能か否かを判
断して、画像形成が可能である場合にその旨を示す信号
を連結コピー指令の送信元に送信すると共に、その連結
コピー指令中のキー情報を対応するキーカード装置に送
信し、画像形成が可能である旨の信号を受信した画像形
成装置が連結コピーを実行し、連結コピー指令中のキー
情報を受信したキーカード装置が、対応する画像形成装
置から使用情報を受信したとき、その使用情報を受信し
たキー情報に対応付けてメモリに記憶するので、次のよ
うな効果を得ることができる。
【0130】すなわち、第1実施形態の各画像形成装置
による処理と同様の効果に加え、連結コピー指令を送信
した画像形成装置(マスタ機)がその連結コピー指令を
受信した画像形成装置(スレーブ機)で画像形成が可能
な場合にのみ連結コピー動作を実行するので、連結コピ
ーを確実に行なえるという効果も得られる。
【0131】また、連結コピー指令を送信した画像形成
装置がその連結コピー指令を受信した画像形成装置で画
像形成ができない場合、その旨を操作・表示部上に表示
させるか、音声出力部によって音声出力させるため、使
用顧客は連結コピーを行なうための連結コピー指令を受
信する側の画像形成装置を更に他の画像形成装置に変更
するための操作を行なうなどの処置をとることができ
る。さらに、集計管理装置が、第1実施形態の集計管理
装置による処理と同様の処理を行なうため、第1実施形
態と同様の効果を得ることができる。
【0132】〔第3実施形態:図9,図10,図12,
図17〕図12は、連結コピーを行なう場合のマスタ機
となる画像形成装置およびスレーブ機となる画像形成装
置のCPU11による処理および使用顧客による操作手
順の第3例(請求項5,6,14,25,26に対応す
る)を示すフローチャートである。
【0133】なお、図示の都合上、マスタ機となる画像
形成装置側における画像形成動作の記述は省略してい
る。また、キーカード装置30a,30b,…,30
n,40a,…のCPU31による処理(請求項2,
8,12,29,32に対応する)は、図9によって説
明した処理と同様である。さらに、集計管理装置50の
CPU51による処理(請求項8,31に対応する)
も、図10によって説明した処理と同様である。
【0134】この第3実施形態においても、第1実施形
態と同様に、使用顧客による原稿セット,連結コピーモ
ードを含む各種画像形成条件の設定操作,キーカードの
セット等の操作により、任意の画像形成装置(マスタ
機)のCPU11は、それらの操作に応じた各種処理を
行ない、対応するキーカード装置から受信した顧客コー
ド又は部門コードおよび設定した画像形成条件を示す画
像形成条件情報を含む連結コピー指令を図17の(1)
に示すようなフォーマットで他の画像形成装置(スレー
ブ機)に送信する。
【0135】スレーブ機のCPU11は、顧客コード又
は部門コードおよび画像形成条件情報を含む連結コピー
指令を受信すると、画像形成が可能か否かを判断し、受
信した画像形成条件情報が示す画像形成条件中のサイズ
の用紙なし,トナーニアエンド,又は障害発生中等によ
り、画像形成が可能でない場合は、画像形成が不可能で
ある旨を示す信号(不可応答)を図17の(2)に示す
フォーマットで連結コピーの送信元であるマスタ機に送
信する。
【0136】マスタ機のCPU11は、連結コピー指令
の送信に対して、画像形成が不可能である旨を示す信号
を受信すると、スレーブ機による画像形成が不可能であ
る旨を操作・表示部上に表示させるか、あるいは音声出
力部によって音声出力させる。
【0137】一方、スレーブ機のCPU11は、画像形
成が可能な場合には、今回受信した画像形成条件情報が
示す画像形成条件を設定し、その画像形成条件情報をR
AM13に記憶すると共に、画像形成が可能である旨を
示す信号(可応答)を図17の(2)に示すフォーマッ
トで連結コピーの送信元であるマスタ機に送信する。ま
た、受信した連結コピー指令中の顧客コード又は部門コ
ードを対応するキーカード装置に送信すると共に、連結
コピーモードに設定された旨を操作・表示部上に表示さ
せるか、あるいは音声出力部によって音声出力させる。
【0138】スレーブ機に接続されているキーカード装
置のCPU31は、図9に示すように、スレーブ機から
キー情報である顧客コード又は部門コードを受信する
と、それをRAM33に記憶する。
【0139】マスタ機のCPU11は、連結コピー指令
の送信に対して、画像形成が可能である旨を示す信号を
受信すると、連結コピー動作を開始し、まずマスタ機に
搭載されているADFによって原稿台から読み取り部に
原稿を1枚自動給送し、読み取り部によってその原稿の
画像を読み取り、その画像情報をスレーブ機に送信す
る。
【0140】スレーブ機のCPU11は、画像情報を受
信すると、その画像情報を画像形成部に出力して用紙上
に画像形成する画像形成動作を先に受信した画像形成条
件情報が示す画像形成条件中のコピー部数(この例では
設定部数の1/2)分だけ繰り返し実行させる。
【0141】また、画像形成動作を実行させる毎に使用
情報であるカウントアップ信号を使用用紙サイズを示す
用紙サイズ情報と共に対応するキーカード装置に送信す
る。さらに、画像形成動作を実行させる毎に画像形成部
の状態をチェックし、異常が発生していればその旨を示
す情報をマスタ機に送信する。
【0142】スレーブ機に接続されているキーカード装
置のCPU31は、図9に示すように、使用情報および
用紙サイズ情報を受信すると、それらをRAM33に今
回受信した顧客コード又は部門コードに対応付けて記憶
する。つまり、RAM33内の今回受信した顧客コード
又は部門コードおよび用紙サイズ情報に対応する使用情
報が示す使用用紙枚数を積算(+1)するデータ更新処
理を行なう。
【0143】マスタ機のCPU11は、スレーブ機から
異常が発生した旨を示す情報を受信すると、スレーブ機
で異常が発生した旨を操作・表示部に表示させるか、あ
るいは音声出力部によって音声出力させる。
【0144】なお、図12には図示を省略しているが、
マスタ機のCPU11も、原稿から読み取った画像情報
を画像形成部に出力して用紙上に画像形成する画像形成
動作を今回設定した画像形成条件中のコピー部数(この
例では設定部数の1/2)分だけ繰り返し実行させる。
【0145】また、画像形成動作を実行させる毎に使用
情報であるカウントアップ信号を使用用紙サイズを示す
用紙サイズ情報と共に対応するキーカード装置に送信す
る。さらに、画像形成動作を実行させる毎に画像形成部
の状態をチェックし、異常が発生していればその旨を示
す情報を操作・表示部に表示させるか、あるいは音声出
力部によって音声出力させる。
【0146】マスタ機に接続されているキーカード装置
のCPU31は、図9に示すように、使用情報および用
紙サイズ情報を受信すると、それらをRAM33に今回
読み取った顧客コード又は部門コードに対応付けて記憶
する。つまり、RAM33内の今回読み取った顧客コー
ド又は部門コードおよび用紙サイズ情報に対応する使用
情報が示す使用用紙枚数を積算(+1)するデータ更新
処理を行なう。
【0147】マスタ機のCPU11は、スレーブ機と共
に1部の画像形成動作が完了すると、再びマスタ機に搭
載されているADFによって原稿台から読み取り部に原
稿を1枚自動給送し、読み取り部によってその原稿の画
像を読み取り、その画像情報をスレーブ機に送信する。
以後、マスタ機,スレーブ機、対応する各キーカード装
置では、前述と同様の処理をマスタ機に接続されている
ADFの原稿台の原稿がなくなるまで繰り返し行なう。
【0148】このように、第3実施形態でも、複数台の
画像形成装置が、第2実施形態と同様の処理を行なうた
め、第2実施形態の各画像形成装置による処理と同様の
効果を得ることができる。
【0149】また、連結コピー指令を受信した画像形成
装置(スレーブ機)が、画像形成が可能な場合、連結コ
ピーモードに設定された旨を操作・表示部上に表示させ
るか、音声出力部によって音声出力させるので、その画
像形成装置を他の使用顧客が使用しようとしたが、連結
コピー中のために使用できないというような場合、その
ことをすぐに知ることができる。
【0150】したがって、画像形成装置の運用上のトラ
ブルを極力回避することができ、使用顧客に対するサー
ビス性を向上させることができる。さらに、集計管理装
置が、第1,第2実施形態の集計管理装置による処理と
同様の処理を行なうため、第1,第2実施形態と同様の
効果を得ることができる。
【0151】〔第4実施形態:図10,図13,図1
4,図17〕図13は、連結コピーを行なう場合のマス
タ機となる画像形成装置およびスレーブ機となる画像形
成装置のCPU11による処理および使用顧客による操
作手順の第4例(請求項7,15,27に対応する)を
示すフローチャートである。なお、図示の都合上、マス
タ機となる画像形成装置側における画像形成動作の記述
は省略している。
【0152】図14は、キーカード装置30a,30
b,…,30n,40a,…のCPU31による処理の
第2例(請求項7,8,15,30,32に対応する)
を示すフローチャートである。なお、集計管理装置50
のCPU51による処理(請求項8,31に対応する)
は、図10によって説明した処理と同様である。
【0153】この第4実施形態においても、第1実施形
態と同様に、使用顧客による原稿セット,連結コピーモ
ードを含む各種画像形成条件の設定操作,キーカードの
セット等の操作により、任意の画像形成装置(マスタ
機)のCPU11は、それらの操作に応じた各種処理を
行ない、対応するキーカード装置から受信した顧客コー
ド又は部門コードおよび設定した画像形成条件を示す画
像形成条件情報を含む連結コピー指令を図17の(1)
に示すようなフォーマットで他の画像形成装置(スレー
ブ機)に送信する。
【0154】スレーブ機のCPU11は、顧客コード又
は部門コードおよび画像形成条件情報を含む連結コピー
指令を受信すると、画像形成が可能か否かを判断し、受
信した画像形成条件情報が示す画像形成条件中のサイズ
の用紙なし,トナーニアエンド,又は障害発生中等によ
り、画像形成が可能でない場合は、画像形成が不可能で
ある旨を示す信号(不可応答)を図17の(2)に示す
フォーマットで連結コピーの送信元であるマスタ機に送
信する。
【0155】マスタ機のCPU11は、連結コピー指令
の送信に対して、画像形成が不可能である旨を示す信号
を受信すると、スレーブ機による画像形成が不可能であ
る旨を操作・表示部上に表示させるか、あるいは音声出
力部によって音声出力させる。
【0156】一方、スレーブ機のCPU11は、画像形
成が可能な場合には、今回受信した画像形成条件情報が
示す画像形成条件を設定し、その画像形成条件情報をR
AM13に記憶すると共に、画像形成が可能である旨を
示す信号(可応答)を図17の(2)に示すフォーマッ
トで連結コピーの送信元であるマスタ機に送信する。
【0157】また、受信した連結コピー指令中の顧客コ
ード又は部門コードおよびキー情報入力禁止指令(カー
ド挿入禁止指令又は読み取り禁止指令)を対応するキー
カード装置に送信すると共に、連結コピーモードに設定
された旨を操作・表示部上に表示させるか、あるいは音
声出力部によって音声出力させる。
【0158】スレーブ機に接続されているキーカード装
置のCPU31は、図14に示すように、スレーブ機か
らキー情報である顧客コード又は部門コードを受信する
と、それをRAM33に記憶する。また、キー情報入力
禁止指令を受信すると、キー情報入力禁止処理を行な
う。
【0159】すなわち、キー情報入力禁止指令がカード
挿入禁止指令の場合は、カードリーダ35へのキーカー
ドの挿入を禁止する。それにより、顧客コード又は部門
コードの読み取り(入力)が結果的に禁止されることに
なる。キー情報入力禁止指令が読み取り禁止指令の場合
は、カードリーダ35による顧客コード又は部門コード
の読み取りを禁止する。
【0160】マスタ機のCPU11は、連結コピー指令
の送信に対して、画像形成が可能である旨を示す信号を
受信すると、連結コピー動作を開始し、まずマスタ機に
搭載されているADFによって原稿台から読み取り部に
原稿を1枚自動給送し、読み取り部によってその原稿の
画像を読み取り、その画像情報をスレーブ機に送信す
る。
【0161】スレーブ機のCPU11は、画像情報を受
信すると、その画像情報を画像形成部に出力して用紙上
に画像形成する画像形成動作を先に受信した画像形成条
件情報が示す画像形成条件中のコピー部数(この例では
設定部数の1/2)分だけ繰り返し実行させる。
【0162】また、画像形成動作を実行させる毎に使用
情報であるカウントアップ信号を使用用紙サイズを示す
用紙サイズ情報と共に対応するキーカード装置に送信す
る。さらに、画像形成動作を実行させる毎に画像形成部
の状態をチェックし、異常が発生していればその旨を示
す情報をマスタ機に送信する。
【0163】スレーブ機に接続されているキーカード装
置のCPU31は、図14に示すように、使用情報およ
び用紙サイズ情報を受信すると、それらをRAM33に
今回受信した顧客コード又は部門コードに対応付けて記
憶する。つまり、RAM33内の今回受信した顧客コー
ド又は部門コードおよび用紙サイズ情報に対応する使用
情報が示す使用用紙枚数を積算(+1)するデータ更新
処理を行なう。
【0164】マスタ機のCPU11は、スレーブ機から
異常が発生した旨を示す情報を受信すると、スレーブ機
で異常が発生した旨を操作・表示部に表示させるか、あ
るいは音声出力部によって音声出力させる。
【0165】なお、図13には図示を省略しているが、
マスタ機のCPU11も、原稿から読み取った画像情報
を画像形成部に出力して用紙上に画像形成する画像形成
動作を今回設定した画像形成条件中のコピー部数(この
例では設定部数の1/2)分だけ繰り返し実行させる。
【0166】また、画像形成動作を実行させる毎に使用
情報であるカウントアップ信号を使用用紙サイズを示す
用紙サイズ情報と共に対応するキーカード装置に送信す
る。さらに、画像形成動作を実行させる毎に画像形成部
の状態をチェックし、異常が発生していればその旨を示
す情報を操作・表示部に表示させるか、あるいは音声出
力部によって音声出力させる。
【0167】マスタ機に接続されているキーカード装置
のCPU31は、図14に示すように、使用情報および
用紙サイズ情報を受信すると、それらをRAM33に今
回読み取った顧客コード又は部門コードに対応付けて記
憶する。つまり、RAM33内の今回読み取った顧客コ
ード又は部門コードおよび用紙サイズ情報に対応する使
用情報が示す使用用紙枚数を積算(+1)するデータ更
新処理を行なう。
【0168】マスタ機のCPU11は、スレーブ機と共
に1部の画像形成動作が完了すると、再びマスタ機に搭
載されているADFによって原稿台から読み取り部に原
稿を1枚自動給送し、読み取り部によってその原稿の画
像を読み取り、その画像情報をスレーブ機に送信する。
以後、マスタ機,スレーブ機、対応する各キーカード装
置では、前述と同様の処理をマスタ機に接続されている
ADFの原稿台の原稿がなくなるまで繰り返し行なう。
【0169】このように、第4実施形態でも、複数台の
画像形成装置が、第2実施形態と同様の処理を行なうた
め、第2実施形態の各画像形成装置による処理と同様の
効果を得ることができる。
【0170】また、連結コピー指令を受信した画像形成
装置(スレーブ機)が、画像形成が可能な場合、連結コ
ピーモードに設定された旨を操作・表示部上に表示させ
るか、音声出力部によって音声出力させると共に、キー
情報入力禁止指令を対応するキーカード装置に送信し
て、キー情報の入力を禁止する(カードリーダへのキー
カードの挿入を禁止するかカードリーダによる顧客コー
ド又は部門コードの読み取りを禁止する)ので、その画
像形成装置を他の使用顧客が使用しようとしたが、連結
コピー中のために使用できないというような場合、その
ことをすぐに知ることができ、しかもキー情報が誤って
入力されてしまう恐れもない。
【0171】したがって、画像形成装置の運用上のトラ
ブルを確実に回避することができ、サービス性を向上さ
せることができる。さらに、集計管理装置が、第1〜第
3実施形態の集計管理装置による処理と同様の処理を行
なうため、第1〜第3実施形態と同様の効果を得ること
ができる。
【0172】〔第5実施形態:図10,図15〜図1
7〕図15は、連結コピーを行なう場合のマスタ機とな
る画像形成装置およびスレーブ機となる画像形成装置の
CPU11による処理および使用顧客による操作手順の
第5例(請求項9,16,28に対応する)を示すフロ
ーチャートである。
【0173】なお、図示の都合上、マスタ機となる画像
形成装置側における画像形成動作の記述は省略してい
る。図16は、キーカード装置30a,30b,…,3
0n,40a,…のCPU31による処理の第3例(請
求項7,9,10,16,33,35に対応する)を示
すフローチャートである。
【0174】この第5実施形態においても、第1実施形
態と同様に、使用顧客による原稿セット,連結コピーモ
ードを含む各種画像形成条件の設定操作,キーカードの
セット等の操作により、任意の画像形成装置(マスタ
機)のCPU11は、それらの操作に応じた各種処理を
行ない、対応するキーカード装置から受信した顧客コー
ド又は部門コードおよび設定した画像形成条件を示す画
像形成条件情報を含む連結コピー指令を図17の(1)
に示すようなフォーマットで他の画像形成装置(スレー
ブ機)に送信する。
【0175】その後、マスタ機のCPU11およびスレ
ーブ機のCPU11はそれぞれ、連結コピー開始時まで
第4実施形態と同様の処理を行なう。マスタ機のCPU
11は、連結コピー指令の送信に対して、画像形成が可
能である旨を示す信号を受信すると、連結コピー動作を
開始し、まずマスタ機に搭載されているADFによって
原稿台から読み取り部に原稿を1枚自動給送し、読み取
り部によってその原稿の画像を読み取り、その画像情報
をスレーブ機に送信する。
【0176】スレーブ機のCPU11は、画像情報を受
信すると、その画像情報を画像形成部に出力して用紙上
に画像形成する画像形成動作を先に受信した画像形成条
件情報が示す画像形成条件中のコピー部数(この例では
設定部数の1/2)分だけ繰り返し実行させる。
【0177】また、画像形成動作を実行させる毎に使用
情報であるカウントアップ信号を使用用紙サイズを示す
用紙サイズ情報および連結コピーを識別する連結コピー
識別情報(例えば連結コピー識別ビット信号)と共に対
応するキーカード装置に送信する。さらに、画像形成動
作を実行させる毎に画像形成部の状態をチェックし、異
常が発生していればその旨を示す情報をマスタ機に送信
する。
【0178】スレーブ機に接続されているキーカード装
置のCPU31は、図16に示すように、使用情報,用
紙サイズ情報,および連結コピー識別情報を受信する
と、それらをRAM33に今回受信した顧客コード又は
部門コードに対応付けて記憶する。つまり、RAM33
内の今回受信した顧客コード又は部門コード,用紙サイ
ズ情報,および連結コピー識別情報(連結コピーモー
ド)に対応する使用情報が示す使用用紙枚数を積算(+
1)するデータ更新処理を行なう。
【0179】マスタ機のCPU11は、スレーブ機から
異常が発生した旨を示す情報を受信すると、スレーブ機
で異常が発生した旨を操作・表示部に表示させるか、あ
るいは音声出力部によって音声出力させる。
【0180】なお、図15には図示を省略しているが、
マスタ機のCPU11も、原稿から読み取った画像情報
を画像形成部に出力して用紙上に画像形成する画像形成
動作を今回設定した画像形成条件中のコピー部数(この
例では設定部数の1/2)分だけ繰り返し実行させる。
【0181】また、画像形成動作を実行させる毎に使用
情報であるカウントアップ信号を使用用紙サイズを示す
用紙サイズ情報および連結コピー識別情報と共に対応す
るキーカード装置に送信する。さらに、画像形成動作を
実行させる毎に画像形成部の状態をチェックし、異常が
発生していればその旨を示す情報を操作・表示部に表示
させるか、あるいは音声出力部によって音声出力させ
る。
【0182】マスタ機に接続されているキーカード装置
のCPU31は、図16に示すように、使用情報,用紙
サイズ情報,および連結コピー識別情報を受信すると、
それらをRAM33に今回読み取った顧客コード又は部
門コードに対応付けて記憶する。つまり、RAM33内
の今回読み取った顧客コード又は部門コード,用紙サイ
ズ情報,および連結コピー識別情報に対応する使用情報
が示す使用用紙枚数を積算(+1)するデータ更新処理
を行なう。
【0183】マスタ機のCPU11は、スレーブ機と共
に1部の画像形成動作が完了すると、再びマスタ機に搭
載されているADFによって原稿台から読み取り部に原
稿を1枚自動給送し、読み取り部によってその原稿の画
像を読み取り、その画像情報をスレーブ機に送信する。
以後、マスタ機,スレーブ機、対応する各キーカード装
置では、前述と同様の処理をマスタ機に接続されている
ADFの原稿台の原稿がなくなるまで繰り返し行なう。
【0184】一方、集計管理装置50のCPU51は、
キーボード61上の操作により、複数台の画像形成装置
10a,10b,…,10n,20a,…の使用情報,
データ収集日(又はデータ集計日)を含むデータを予め
記憶しておく。
【0185】また、定期的に図10に示す処理を開始
し、まずデータ収集日(又はデータ集計日の当日あるい
はその集計日より所定日数前)に到達したか否かを判断
し、データ収集日に到達すると、複数台のキーカード装
置30a,30b,…,30n,40a,…に対して順
次データ読み取り指令を送信し、その各キーカード装置
から順次送られてくる応答データを取得するデータ収集
処理を行ない、その処理によって取得した応答データ
(使用用紙枚数)を図7に示すように顧客コード別又は
部門コード別,用紙使用サイズ別,およびコピーモード
別に集計するデータ集計処理を行なう(請求項10,1
7,34に対応する)。
【0186】なお、図示は省略するが、用紙使用サイズ
別,コピーモード(連結コピーモード,単独コピーモー
ド)別,あるいは顧客コード別又は部門コード別等の使
用単価を示す課金テーブルを参照することにより、顧客
コード別又は部門コード別に料金算出処理を行なうこと
もできる。
【0187】ここで、複数台のキーカード装置30a,
30b,…,30n,40a,…のCPU31は、集計
管理装置50からデータ読み取り指令を受信すると、R
AM33に記憶されている顧客コード又は部門コード,
用紙サイズ情報,使用情報,および連結コピー識別情報
(単独コピーモード時は「0」を含む)を応答データと
して集計管理装置50に送信する。
【0188】このように、第5実施形態でも、複数台の
画像形成装置が、第4実施形態と同様の処理を行なうた
め、第4実施形態の各画像形成装置による処理と同様の
効果を得ることができる。
【0189】また、連結コピー指令を受信した画像形成
装置(スレーブ機)が、その連結コピー指令中のキー情
報を対応するキーカード装置に送信した後、連結コピー
の実行時には、使用情報を連結コピー識別情報と共に対
応するキーカード装置に送信し、その使用情報を連結コ
ピー識別情報と共に受信したキーカード装置が、それら
を上記受信したキー情報に対応付けてメモリに記憶し、
集計管理装置が、複数台の画像形成装置の使用情報,デ
ータ収集日又は集計日を含むデータをメモリに予め記憶
しておき、データ収集日又はデータ集計日の当日あるい
はその集計日より所定日数前から、複数台のキーカード
装置に対して順次データ読み取り指令を送信し、その各
キーカード装置から順次送られてくる応答データ(キー
情報,使用情報,連結コピー識別情報)を取得するデー
タ収集処理を行ない、その処理によって取得した応答デ
ータをキー情報別およびコピーモード別に集計するデー
タ集計処理を行なうので、キー情報別の各画像形成装置
の使用情報を一層効率よく集計管理することができ、適
正な料金管理を行なうことができる。
【0190】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、各画像形成装置のうちの1台に接続されている個
別管理装置にのみキー情報を入力し、その画像形成装置
で連結コピーモードを設定して他の画像形成装置も使用
して連結コピーを行なわせることができるため、使用者
(使用顧客)やサービスマン又はセールスマンによる手
間および時間を増大させることなく、集計管理装置が各
個別管理装置から各画像形成装置の正しい使用情報を取
得して集計管理できるようにすることにより、キー情報
別の課金処理を経済的且つ効率的に行なうことが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による画像形成装置管理システムの構
成例を示すブロック図である。
【図2】図1の画像形成装置10a,10b,…,10
n,20a,…の制御系の構成例を示すブロック構成図
である。
【図3】図1のキーカード装置30a,30b,…,3
0n,40a,…の制御系の構成例を示すブロック構成
図である。
【図4】図1の集計管理装置50の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図5】図4のHDD59に格納されているマスタファ
イルの概略構成例を示す図である。
【図6】同じく集計データの概略構成例を示す図であ
る。
【図7】同じく他の集計データの概略構成例を示す図で
ある。
【図8】連結コピーを行なう場合のマスタ機となる画像
形成装置およびスレーブ機となる画像形成装置の図2の
CPU11による処理および使用顧客による操作手順の
第1例を示すフロー図である。
【図9】図3のキーカード装置30a,30b,…,3
0n,40a,…のCPU31による処理の第1例を示
すフロー図である。
【図10】図4の集計管理装置50のCPU51による
処理の概略を示すフロー図である。
【図11】連結コピーを行なう場合のマスタ機となる画
像形成装置およびスレーブ機となる画像形成装置の図2
のCPU11による処理および使用顧客による操作手順
の第2例を示すフロー図である。
【図12】連結コピーを行なう場合のマスタ機となる画
像形成装置およびスレーブ機となる画像形成装置の図2
のCPU11による処理および使用顧客による操作手順
の第3例を示すフロー図である。
【図13】連結コピーを行なう場合のマスタ機となる画
像形成装置およびスレーブ機となる画像形成装置の図2
のCPU11による処理および使用顧客による操作手順
の第4例を示すフロー図である。
【図14】図3のキーカード装置30a,30b,…,
30n,40a,…のCPU31による処理の第2例を
示すフロー図である。
【図15】連結コピーを行なう場合のマスタ機となる画
像形成装置およびスレーブ機となる画像形成装置の図2
のCPU11による処理および使用顧客による操作手順
の第5例を示すフロー図である。
【図16】図3のキーカード装置30a,30b,…,
30n,40a,…のCPU31による処理の第3例を
示すフロー図である。
【図17】連結コピーを行なう場合のマスタ機となる画
像形成装置およびスレーブ機となる画像形成装置との間
のデータフォーマット例を示す図である。
【符号の説明】
1:連結I/F 2:構内I/F 3:通信制御装置 10a,10b,…,10n,20a,…:画像形成装
置 11,31,51:CPU 12,32,5
3:ROM 13,33,54:RAM 14,15,3
6:I/F制御回路 16:各種制御ユニット・センサ類 30a,30b,…,30n,40a,…:キーカード
装置 34:カードリーダ制御回路 35:カードリーダ 37:入出力回路 38:操作・表示制御回路 39:操作・表示部 50:集計管理装置 52:リアルタイムクロック回路 55:外部メモリ制御回路 56:表示制御回路 57:キーボードI/F回路 58:I/F制御回路 59:HDD 60:CRTディスプレイ 61:キーボード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 3/12 G06F 3/12 D Fターム(参考) 2C061 AP01 AP04 AP07 HJ07 HK15 HK19 HQ02 HX10 2H027 DA36 DA45 EJ02 EJ04 EJ08 EJ13 EJ15 FA30 FA40 GB14 5B021 AA19 BB04 BB10 EE04 5C062 AA05 AB23 AB26 AB30 AB43 AB44 AC04 AC43 AC60 AE11 AE14 AF06 AF07 AF08 BA00 BA01 BC04

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像を読み取る画像読取手段と、
    該手段によって読み取られた画像情報を用紙上に画像形
    成する画像形成手段と、該手段による用紙使用枚数等の
    使用情報を送信する使用情報送信手段とを有する画像形
    成装置を複数台備えると共に、その各画像形成装置にそ
    れぞれ接続され、キー情報を入力するキー情報入力手段
    と、該手段によるキー情報の入力後、対応する画像形成
    装置から前記使用情報を受信したとき、その使用情報を
    前記入力されたキー情報に対応付けて記憶する使用情報
    記憶手段とを有する複数台の個別管理装置と、その各個
    別管理装置に接続され、その各個別管理装置からそれぞ
    れ対応する画像形成装置の前記使用情報を取得して集計
    管理する集計管理装置とによって構成された画像形成装
    置管理システムにおいて、 前記複数台の画像形成装置を相互に接続し、その各画像
    形成装置のうちの少なくともいずれか1台の画像形成装
    置に、自己の画像読取手段によって読み取られた画像情
    報を他の画像形成装置に転送して画像形成を分担する連
    結コピー動作を実行するための連結コピーモードを設定
    する手段と、該手段によって連結コピーモードが設定さ
    れたとき、対応する個別管理装置に入力されたキー情報
    を含む連結コピー指令を他の画像形成装置に送信するこ
    とによって前記連結コピー動作を実行する手段とを設
    け、少なくとも前記他の画像形成装置に、前記連結コピ
    ー指令を受信したとき、その連結コピー指令中のキー情
    報を対応する個別管理装置に送信する手段を設け、 前記複数台の個別管理装置のうちの少なくとも前記他の
    画像形成装置に対応する個別管理装置の使用情報記憶手
    段が、その画像形成装置から前記連結コピー指令中のキ
    ー情報を受信した後、その画像形成装置から前記使用情
    報を受信したとき、その使用情報を前記受信したキー情
    報に対応付けて記憶する手段を有することを特徴とする
    画像形成装置管理システム。
  2. 【請求項2】 原稿の画像を読み取る画像読取手段と、
    該手段によって読み取られた画像情報を用紙上に画像形
    成する画像形成手段と、該手段による用紙使用枚数等の
    使用情報を送信する使用情報送信手段とを有する画像形
    成装置を複数台備えると共に、その各画像形成装置にそ
    れぞれ接続され、キー情報を入力するキー情報入力手段
    と、該手段によるキー情報の入力後、対応する画像形成
    装置から前記使用情報を受信したとき、その使用情報を
    前記入力されたキー情報に対応付けて記憶する使用情報
    記憶手段とを有する複数台の個別管理装置と、その各個
    別管理装置に接続され、その各個別管理装置からそれぞ
    れ対応する画像形成装置の前記使用情報を取得して集計
    管理する集計管理装置とによって構成された画像形成装
    置管理システムにおいて、 前記複数台の画像形成装置を相互に接続し、その各画像
    形成装置のうちの少なくともいずれか1台の画像形成装
    置に、自己の画像読取手段によって読み取られた画像情
    報を他の画像形成装置に転送して画像形成を分担する連
    結コピー動作を実行するための連結コピーモードを設定
    する手段と、該手段によって連結コピーモードが設定さ
    れたとき、対応する個別管理装置に入力されたキー情報
    を含む連結コピー指令を他の画像形成装置に送信する連
    結コピー指令送信手段と、該手段による前記連結コピー
    指令の送信に対して、画像形成が可能である旨を示す信
    号を受信したとき、前記連結コピー動作を実行する手段
    とを設け、少なくとも前記他の画像形成装置に、前記連
    結コピー指令を受信したとき、画像形成が可能か否かを
    判断する画像形成可否判断手段と、該手段によって画像
    形成が可能であると判断された場合に、画像形成が可能
    である旨を示す信号を前記連結コピー指令の送信元に送
    信すると共に、該連結コピー指令中のキー情報を対応す
    る個別管理装置に送信する手段とを設け、 前記複数台の個別管理装置のうちの少なくとも前記他の
    画像形成装置に対応する個別管理装置の使用情報記憶手
    段が、その画像形成装置から前記連結コピー指令中のキ
    ー情報を受信した後、その画像形成装置から前記使用情
    報を受信したとき、その使用情報を前記受信したキー情
    報に対応付けて記憶する手段を有することを特徴とする
    画像形成装置管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の画像形成装置管理システ
    ムにおいて、 前記少なくともいずれか1台の画像形成装置に、前記連
    結コピー指令送信手段による前記連結コピー指令の送信
    に対して、画像形成が不可能である旨を示す信号を受信
    したとき、他の画像形成装置による画像形成が不可能で
    ある旨を表示する手段を設け、 少なくとも前記他の画像形成装置に、前記画像形成可否
    判断手段によって画像形成が可能でないと判断された場
    合に、画像形成が不可能である旨を示す信号を前記連結
    コピー指令の送信元に送信する手段を設けたことを特徴
    とする画像形成装置管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の画像形成装置管理システ
    ムにおいて、 前記少なくともいずれか1台の画像形成装置に、前記連
    結コピー指令送信手段による前記連結コピー指令の送信
    に対して、画像形成が可能でない旨を示す信号を受信し
    たとき、他の画像形成装置による画像形成が不可能であ
    る旨を音声出力する手段を設け、 少なくとも前記他の画像形成装置に、前記画像形成可否
    判断手段によって画像形成が可能でないと判断された場
    合に、画像形成が不可能である旨を示す信号を前記連結
    コピー指令の送信元に送信する手段を設けたことを特徴
    とする画像形成装置管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項2乃至4のいずれか一項に記載の
    画像形成装置管理システムにおいて、 少なくとも前記他の画像形成装置に、前記画像形成可否
    判断手段によって画像形成が可能であると判断された場
    合に、連結コピーモードに設定された旨を表示する手段
    を設けたことを特徴とする画像形成装置管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項2乃至4のいずれか一項に記載の
    画像形成装置管理システムにおいて、 少なくとも前記他の画像形成装置に、前記画像形成可否
    判断手段によって画像形成が可能である判断された場合
    に、連結コピーモードに設定された旨を音声出力する手
    段を設けたことを特徴とする画像形成装置管理システ
    ム。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6記載の画像形成装置管理
    システムにおいて、 少なくとも前記他の画像形成装置に、前記画像形成可否
    判断手段によって画像形成が可能であると判断された場
    合に、対応する個別管理装置にキー情報入力禁止指令を
    送信する手段を設け、 少なくとも前記他の画像形成装置に対応する個別管理装
    置に、その画像形成装置からキー情報入力禁止指令を受
    信したとき、自己のキー情報入力手段によるキー情報の
    入力を禁止する手段を設けたことを特徴とする画像形成
    装置管理システム。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の
    画像形成装置管理システムにおいて、 前記複数台の個別管理装置にそれぞれ、前記集計管理装
    置からデータ読み取り指令を受信したとき、前記使用情
    報記憶手段に記憶されている前記キー情報および前記使
    用情報を応答データとして前記集計管理装置に送信する
    手段を設け、 前記集計管理装置に、前記複数台の画像形成装置の使用
    情報,データ収集日又は集計日を含むデータを記憶する
    データ記憶手段と、前記データ収集日又は前記データ集
    計日の当日あるいは該集計日より所定日数前から、前記
    複数台の個別管理装置に対して順次データ読み取り指令
    を送信し、その各個別管理装置から順次送られてくる応
    答データを取得するデータ収集処理を行ない、その処理
    によって取得した応答データを前記キー情報別に集計す
    るデータ集計処理を行なうデータ処理手段とを設けたこ
    とを特徴とする画像形成装置管理システム。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の
    画像形成装置管理システムにおいて、 前記少なくともいずれか1台の画像形成装置および前記
    他の画像形成装置の前記使用情報送信手段が、それぞれ
    連結コピーの実行時には、前記使用情報を連結コピーを
    識別する連結コピー識別情報と共に対応する個別管理装
    置に送信する手段であり、 前記少なくともいずれか1台の画像形成装置に対応する
    個別管理装置の使用情報記憶手段が、前記キー情報入力
    手段によるキー情報の入力後、その画像形成装置から前
    記使用情報を前記連結コピー識別情報と共に受信したと
    き、その使用情報および連結コピー識別情報を前記入力
    されたキー情報に対応付けて記憶するようにし、 前記他の画像形成装置に対応する個別管理装置の使用情
    報記憶手段が、その画像形成装置から前記連結コピー指
    令中のキー情報を受信した後、その画像形成装置から前
    記使用情報を前記連結コピー識別情報と共に受信したと
    き、その使用情報および連結コピー識別情報を前記受信
    したキー情報に対応付けて記憶するようにしたことを特
    徴とする画像形成装置管理システム。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の画像形成装置管理シス
    テムにおいて、 前記少なくともいずれか1台の画像形成装置および前記
    他の画像形成装置にそれぞれ対応する個別管理装置にそ
    れぞれ、前記集計管理装置からデータ読み取り指令を受
    信したとき、前記使用情報記憶手段に記憶されている前
    記キー情報,前記使用情報,および前記連結コピー識別
    情報を応答データとして前記集計管理装置に送信する手
    段を設け、 前記集計管理装置に、前記複数台の画像形成装置の使用
    情報,データ収集日又は集計日を含むデータを記憶する
    データ記憶手段と、前記データ収集日又は前記データ集
    計日の当日あるいは該集計日より所定日数前から、前記
    複数台の個別管理装置に対して順次データ読み取り指令
    を送信し、その各個別管理装置から順次送られてくる応
    答データを取得するデータ収集処理を行ない、その処理
    によって取得した応答データを前記キー情報別およびコ
    ピーモード別に集計するデータ集計処理を行なうデータ
    処理手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置管理
    システム。
  11. 【請求項11】 原稿の画像を読み取って、その画像情
    報を用紙上に画像形成するコピー動作を行なうと共に、
    用紙使用枚数等の使用情報を送信する機能を有する画像
    形成装置を複数台相互に接続して備えると共に、その各
    画像形成装置にそれぞれ接続され、キー情報が入力され
    た後、対応する画像形成装置から前記使用情報を受信し
    たとき、その使用情報を前記入力されたキー情報に対応
    付けてメモリに記憶する複数台の個別管理装置と、その
    各個別管理装置に接続され、その各個別管理装置からそ
    れぞれ対応する画像形成装置の前記使用情報を取得して
    集計管理する集計管理装置とによって構成された画像形
    成装置管理システムによる画像形成装置管理方法であっ
    て、 前記複数台の画像形成装置のうちの少なくともいずれか
    1台の画像形成装置が、原稿から読み取った画像情報を
    他の画像形成装置に転送して画像形成を分担する連結コ
    ピー動作を実行するための連結コピーモードが設定され
    たとき、対応する前記個別管理装置に入力されたキー情
    報を含む連結コピー指令を他の画像形成装置に送信する
    ことによって前記連結コピー動作を実行し、その連結コ
    ピー指令を受信した他の画像形成装置が、その連結コピ
    ー指令中のキー情報を対応する前記個別管理装置に送信
    し、そのキー情報を受信した個別管理装置が、対応する
    画像形成装置から前記使用情報を受信したとき、その使
    用情報を前記受信したキー情報に対応付けて前記メモリ
    に記憶することを特徴とする画像形成装置管理方法。
  12. 【請求項12】 原稿の画像を読み取って、その画像情
    報を用紙上に画像形成するコピー動作を行なうと共に、
    用紙使用枚数等の使用情報を送信する機能を有する画像
    形成装置を複数台相互に接続して備えると共に、その各
    画像形成装置にそれぞれ接続され、キー情報が入力され
    た後、対応する画像形成装置から前記使用情報を受信し
    たとき、その使用情報を前記入力されたキー情報に対応
    付けてメモリに記憶する複数台の個別管理装置と、その
    各個別管理装置に接続され、その各個別管理装置からそ
    れぞれ対応する画像形成装置の前記使用情報を取得して
    集計管理する集計管理装置とによって構成された画像形
    成装置管理システムによる画像形成装置管理方法であっ
    て、 前記複数台の画像形成装置のうちの少なくともいずれか
    1台の画像形成装置が、原稿から読み取った画像情報を
    他の画像形成装置に転送して画像形成を分担する連結コ
    ピー動作を実行するための連結コピーモードが設定され
    たとき、対応する前記個別管理装置に入力されたキー情
    報を含む連結コピー指令を他の画像形成装置に送信し、
    その連結コピー指令を受信した他の画像形成装置が、画
    像形成が可能か否かを判断して、画像形成が可能である
    場合にその旨を示す信号を前記連結コピー指令の送信元
    に送信すると共に、その連結コピー指令中のキー情報を
    対応する前記個別管理装置に送信し、画像形成が可能で
    ある旨を示す信号を受信した画像形成装置が前記連結コ
    ピー動作を実行し、前記連結コピー指令中のキー情報を
    受信した個別管理装置が、対応する画像形成装置から前
    記使用情報を受信したとき、その使用情報を前記受信し
    たキー情報に対応付けて前記メモリに記憶することを特
    徴とする画像形成装置管理方法。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の画像形成装置管理方
    法において、 前記連結コピー指令を受信した他の画像形成装置が、画
    像形成が可能でない場合に、画像形成が不可能である旨
    を示す信号を前記連結コピー指令の送信元に送信し、そ
    の画像形成が不可能である旨を示す信号を受信した画像
    形成装置が、他の画像形成装置による画像形成が不可能
    である旨を表示又は音声出力することを特徴とする画像
    形成装置管理方法。
  14. 【請求項14】 請求項12又は13記載の画像形成装
    置管理方法において、 前記連結コピー指令を受信した他の画像形成装置が、画
    像形成が可能である場合に、連結コピーモードに設定さ
    れた旨を表示又は音声出力することを特徴とする画像形
    成装置管理方法。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の画像形成装置管理方
    法において、 前記連結コピー指令を受信した他の画像形成装置が、画
    像形成が可能である場合に、対応する前記個別管理装置
    にキー情報入力禁止指令を送信し、そのキー情報入力禁
    止指令を受信した個別管理装置が、キー情報の入力を禁
    止することを特徴とする画像形成装置管理方法。
  16. 【請求項16】 請求項11乃至15のいずれか一項に
    記載の画像形成装置管理方法において、 前記少なくともいずれか1台の画像形成装置および前記
    他の画像形成装置がそれぞれ、連結コピーの実行時に
    は、前記使用情報を連結コピーを識別する連結コピー識
    別情報と共に対応する前記個別管理装置に送信し、前記
    少なくともいずれか1台の画像形成装置に対応する個別
    管理装置が、キー情報の入力後、その画像形成装置から
    前記使用情報を前記連結コピー識別情報と共に受信した
    とき、その使用情報および連結コピー識別情報を前記入
    力されたキー情報に対応付けて記憶し、前記他の画像形
    成装置に対応する個別管理装置が、その画像形成装置か
    ら前記連結コピー指令中のキー情報を受信した後、その
    画像形成装置から前記使用情報を前記連結コピー識別情
    報と共に受信したとき、その使用情報および連結コピー
    識別情報を前記受信したキー情報に対応付けてメモリに
    記憶することを特徴とする画像形成装置管理方法。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の画像形成装置管理方
    法において、 前記集計管理装置が、前記複数台の画像形成装置の使用
    情報,データ収集日又は集計日を含むデータをメモリに
    予め記憶しておき、前記データ収集日又は前記データ集
    計日の当日あるいは該集計日より所定日数前から、前記
    複数台の個別管理装置に対して順次データ読み取り指令
    を送信し、その各個別管理装置から順次送られてくる応
    答データを取得するデータ収集処理を行ない、その処理
    によって取得した応答データを前記キー情報別およびコ
    ピーモード別に集計するデータ集計処理を行なうことを
    特徴とする画像形成装置管理方法。
  18. 【請求項18】 原稿の画像を読み取る画像読取手段
    と、該手段によって読み取られた画像情報を用紙上に画
    像形成する画像形成手段と、該手段による用紙使用枚数
    等の使用情報を送信する使用情報送信手段とを有する画
    像形成装置において、 他の画像形成装置を接続する手段と、個別管理装置を接
    続する手段と、自己の画像読取手段によって読み取られ
    た画像情報を前記他の画像形成装置に転送して画像形成
    を分担する連結コピー動作を実行するための連結コピー
    モードを設定する手段と、該手段によって連結コピーモ
    ードが設定されたとき、前記個別管理装置に入力された
    キー情報を含む連結コピー指令を前記他の画像形成装置
    に送信することによって前記連結コピー動作を実行する
    手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。
  19. 【請求項19】 原稿の画像を読み取る画像読取手段
    と、該手段によって読み取られた画像情報を用紙上に画
    像形成する画像形成手段と、該手段による用紙使用枚数
    等の使用情報を送信する使用情報送信手段とを有する画
    像形成装置において、 請求項18記載の画像形成装置である他の画像形成装置
    を接続する手段と、個別管理装置を接続する手段と、前
    記他の画像形成装置から連結コピー指令を受信したと
    き、その連結コピー指令中のキー情報を対応する前記個
    別管理装置に送信する手段とを設けたことを特徴とする
    画像形成装置。
  20. 【請求項20】 原稿の画像を読み取る画像読取手段
    と、該手段によって読み取られた画像情報を用紙上に画
    像形成する画像形成手段と、該手段による用紙使用枚数
    等の使用情報を送信する使用情報送信手段とを有する画
    像形成装置において、 他の画像形成装置を接続する手段と、個別管理装置を接
    続する手段と、自己の画像読取手段によって読み取られ
    た画像情報を前記他の画像形成装置に転送して画像形成
    を分担する連結コピー動作を実行するための連結コピー
    モードを設定する手段と、該手段によって連結コピーモ
    ードが設定されたとき、前記個別管理装置に入力された
    キー情報を含む連結コピー指令を前記他の画像形成装置
    に送信する連結コピー指令送信手段と、該手段による前
    記連結コピー指令の送信に対して、画像形成が可能であ
    る旨を示す信号を受信したとき、前記連結コピー動作を
    実行する手段とを設けたことを特徴とする画像形成装
    置。
  21. 【請求項21】 原稿の画像を読み取る画像読取手段
    と、該手段によって読み取られた画像情報を用紙上に画
    像形成する画像形成手段と、該手段による用紙使用枚数
    等の使用情報を送信する使用情報送信手段とを有する画
    像形成装置において、 請求項20記載の画像形成装置である他の画像形成装置
    を接続する手段と、個別管理装置を接続する手段と、前
    記他の画像形成装置から連結コピー指令を受信したと
    き、画像形成が可能か否かを判断する画像形成可否判断
    手段と、該手段によって画像形成が可能であると判断さ
    れた場合に、画像形成が可能である旨を示す信号を前記
    連結コピー指令の送信元に送信すると共に、該連結コピ
    ー指令中のキー情報を対応する前記個別管理装置に送信
    する手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。
  22. 【請求項22】 請求項20記載の画像形成装置におい
    て、 前記連結コピー指令送信手段による前記連結コピー指令
    の送信に対して、画像形成が不可能である旨を示す信号
    を受信したとき、他の画像形成装置による画像形成が不
    可能である旨を表示する手段を設けたことを特徴とする
    画像形成装置。
  23. 【請求項23】 請求項21記載の画像形成装置におい
    て、前記画像形成可否判断手段によって画像形成が可能
    でないと判断された場合に、画像形成が不可能である旨
    を示す信号を前記連結コピー指令の送信元に送信する手
    段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。
  24. 【請求項24】 請求項20記載の画像形成装置におい
    て、 前記連結コピー指令送信手段による前記連結コピー指令
    の送信に対して、画像形成が不可能である旨を示す信号
    を受信したとき、他の画像形成装置による画像形成が不
    可能である旨を音声出力する手段を設けたことを特徴と
    する画像形成装置。
  25. 【請求項25】 請求項21又は23記載の画像形成装
    置において、 前記画像形成可否判断手段によって画像形成が可能であ
    ると判断された場合に、連結コピーモードに設定された
    旨を表示する手段を設けたことを特徴とする画像形成装
    置。
  26. 【請求項26】 請求項21又は23記載の画像形成装
    置において、 前記画像形成可否判断手段によって画像形成が可能であ
    ると判断された場合に、連結コピーモードに設定された
    旨を音声出力する手段を設けたことを特徴とする画像形
    成装置。
  27. 【請求項27】 請求項25又は26記載の画像形成装
    置において、 前記画像形成可否判断手段によって画像形成が可能であ
    ると判断された場合に、前記個別管理装置にキー情報入
    力禁止指令を送信する手段を設けたことを特徴とする画
    像形成装置。
  28. 【請求項28】 請求項18乃至27のいずれか一項に
    記載の画像形成装置において、 前記使用情報送信手段が、連結コピーの実行時には、前
    記使用情報を連結コピーを識別する連結コピー識別情報
    と共に対応する個別管理装置に送信する手段であること
    を特徴とする画像形成装置。
  29. 【請求項29】 請求項19又は21記載の画像形成装
    置を接続する手段と、キー情報を入力するキー情報入力
    手段と、該手段によるキー情報の入力後、前記画像形成
    装置から前記使用情報を受信したとき、その使用情報を
    前記入力されたキー情報に対応付けて記憶する使用情報
    記憶手段とを有する個別管理装置であって、 前記使用情報記憶手段が、前記画像形成装置から前記連
    結コピー指令中のキー情報を受信した後、その画像形成
    装置から前記使用情報を受信したとき、その使用情報を
    前記受信したキー情報に対応付けて記憶する手段を有す
    ることを特徴とする個別管理装置。
  30. 【請求項30】 請求項27記載の画像形成装置を接続
    する手段と、キー情報を入力するキー情報入力手段と、
    該手段によるキー情報の入力後、前記画像形成装置から
    前記使用情報を受信したとき、その使用情報を前記入力
    されたキー情報に対応付けて記憶する使用情報記憶手段
    とを有する個別管理装置であって、 前記使用情報記憶手段が、前記画像形成装置から前記連
    結コピー指令中のキー情報を受信した後、その画像形成
    装置から前記使用情報を受信したとき、その使用情報を
    前記受信したキー情報に対応付けて記憶する手段を有
    し、 前記画像形成装置からキー情報入力禁止指令を受信した
    とき、前記キー情報入力手段によるキー情報の入力を禁
    止する手段を設けたことを特徴とすることを特徴とする
    個別管理装置。
  31. 【請求項31】 少なくとも請求項29又は30記載の
    個別管理装置を含む複数台の個別管理装置が接続され、
    その各個別管理装置からそれぞれ対応する画像形成装置
    の前記使用情報を取得して集計管理する集計管理装置で
    あって、 前記複数台の個別管理装置にそれぞれ接続される複数台
    の画像形成装置の使用情報,データ収集日又は集計日を
    含むデータを記憶するデータ記憶手段と、前記データ収
    集日又は前記データ集計日の当日あるいは該集計日より
    所定日数前から、前記複数台の個別管理装置に対して順
    次データ読み取り指令を送信し、その各個別管理装置か
    ら順次送られてくる応答データを取得するデータ収集処
    理を行ない、その処理によって取得した応答データを前
    記キー情報別に集計するデータ集計処理を行なうデータ
    処理手段とを設けたことを特徴とする集計管理装置。
  32. 【請求項32】 請求項29又は30記載の個別管理装
    置において、 集計管理装置が接続され、その集計管理装置からデータ
    読み取り指令を受信したとき、前記使用情報記憶手段に
    記憶されている前記キー情報および前記使用情報を応答
    データとして前記集計管理装置に送信する手段を設けた
    ことを特徴とする個別管理装置。
  33. 【請求項33】 請求項28記載の画像形成装置を接続
    する手段と、キー情報を入力するキー情報入力手段と、
    該手段によるキー情報の入力後、前記画像形成装置から
    前記使用情報を受信したとき、その使用情報を前記入力
    されたキー情報に対応付けて記憶する使用情報記憶手段
    とを有する個別管理装置であって、 前記使用情報記憶手段が、前記画像形成装置から前記キ
    ー情報入力手段によるキー情報の入力後、あるいは前記
    連結コピー指令中のキー情報を受信した後、その画像形
    成装置から前記使用情報を前記連結コピー識別情報と共
    に受信したとき、その使用情報および連結コピー識別情
    報を前記入力されたキー情報あるいは前記受信したキー
    情報に対応付けて記憶する手段を有することを特徴とす
    る個別管理装置。
  34. 【請求項34】 少なくとも請求項33記載の個別管理
    装置を含む複数台の個別管理装置が接続され、その各個
    別管理装置からそれぞれ対応する画像形成装置の前記使
    用情報を取得して集計管理する集計管理装置であって、 前記複数台の個別管理装置にそれぞれ接続される複数台
    の画像形成装置の使用情報,データ収集日又は集計日を
    含むデータを記憶するデータ記憶手段と、前記データ収
    集日又は前記データ集計日の当日あるいは該集計日より
    所定日数前から、前記複数台の個別管理装置に対して順
    次データ読み取り指令を送信し、その各個別管理装置か
    ら順次送られてくる応答データを取得するデータ収集処
    理を行ない、その処理によって取得した応答データを前
    記キー情報別およびコピーモード別に集計するデータ集
    計処理を行なうデータ処理手段とを設けたことを特徴と
    する集計管理装置。
  35. 【請求項35】 請求項33記載の個別管理装置におい
    て、 集計管理装置が接続され、その集計管理装置からデータ
    読み取り指令を受信したとき、前記使用情報記憶手段に
    記憶されている前記キー情報,前記使用情報,および前
    記連結コピー識別情報を応答データとして前記集計管理
    装置に送信する手段を設けたことを特徴とする個別管理
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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