JP2002077297A - マルチプロセッサによる通信プロトコル処理装置 - Google Patents

マルチプロセッサによる通信プロトコル処理装置

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JP2002077297A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構成要素となるプロセッサの性能、バンド幅等
の要件を緩和することができ、全体としてより安価なコ
ストで通信プロトコル処理をプロセッサで行う通信プロ
トコル処理装置を提供する。 【解決手段】通信データストリーム上でリアルタイム性
が要求される処理を行う第1のプロセッサと、リアルタ
イム性が要求されない処理を行う第2のプロセッサとを
有し、前記第1のプロセッサは、使用するパラメータを
処理される通信データと対にして前記第2のプロセッサ
に転送し、前記第2のプロセッサでは、転送された通信
データとパラメータを参照して処理を行う用に構成され
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATM,SDH等
の通信プロトコル処理をプロセッサで行う通信プロトコ
ル処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】これまで高速な通信プロトコルを処理さ
せる為に、ATM,SDH等の通信プロトコルにおける
各処理をハードウェア構成(Hard Wired)で行ってい
るのが一般的技術である。
【0003】その為、ITU−T等の標準勧告仕様や小
規模の仕様変更・追加の度に再度ハードウェア設計を行
う必要があり問題となっていた。また、この問題を回避
する為に高速な通信プロトコル処理をプロセッサで処理
させようとすると、高性能なプロセッサやプロセッサに
膨大な帯域(バンド)幅が要求される。
【0004】特に、ATMセル処理の様な多数のコネク
ションの処理を行い膨大なデータ量を高速に扱う場合に
あっては、プロセッサ処理させる上で、プロセッサに求
められる処理能力、必要バンド幅等からその実現性を難
しくしていた。
【0005】図1は、かかる従来の問題を、ATMセル
処理を例にあげて説明する図である。600Mbpsのメ
モリ等の記憶機能4を通してのATMセルスループット
に対してITU−T標準勧告のATMレイヤの全機能
(セル識別、UPC,NDC,OAM、課金、ヘッダ変
換 等)を命令メモリ3に格納される命令に基づき、プ
ロセッサ1で実行しようとする場合、扱うデータ量から
プロセッサ1に1セル処理あたりデータRAM等に記憶
されるパラメータ2との間でのデータ転送に10Gbps
以上といった膨大なバンド幅が要求される。
【0006】また、1セル時間(680ns)内に処理
を行わなければならないという高性能なプロセッサが要
求される等、かかる要求に対応できるプロセッサの実現
が困難となっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、構成要素となるプロセッサの性能、バンド幅等
の要件を緩和することができ、全体としてより安価なコ
ストで通信プロトコル処理をプロセッサで行う通信プロ
トコル処理装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成する本
発明に従うマルチプロセッサによる通信プロトコル処理
装置は、通信データストリーム上でリアルタイム性が要
求される処理を行う第1のプロセッサと、リアルタイム
性が要求されない処理を行う第2のプロセッサとを有
し、前記第1のプロセッサは、使用するパラメータを処
理される通信データと対にして前記第2のプロセッサに
転送し、前記第2のプロセッサでは、転送された通信デ
ータとパラメータを参照して処理を行う用に構成された
ことを特徴とする。
【0009】さらに、上記の課題を達成する本発明に従
うマルチプロセッサによる通信プロトコル処理装置の好
ましい一態様として、前記第1及び第2のプロセッサの
間に通信データとパラメータの対を格納する処理待ちキ
ューを備えたことを特徴とする。
【0010】また、上記の課題を達成する本発明に従う
マルチプロセッサによる通信プロトコル処理装置の好ま
しい一態様として、前記第1のプロセッサは、前記第2
のプロセッサに処理を要求する処理要求信号を発生する
ように構成され、前記第1のプロセッサが前記処理要求
信号を発生する前に、先に前記通信データ及びパラメー
タを無条件に前記処理待ちキューへ転送し、前記第1の
プロセッサからの処理要求信号の有無によって前記処理
待ちキューに転送済みのデータの有効/無効を、該処理
待ちキューが自立的に表示可能としたことを特徴とす
る。
【0011】さらにまた、上記の課題を達成する本発明
に従うマルチプロセッサによる通信プロトコル処理装置
の好ましい一態様として、前記第1のプロセッサを複数
個設け、それらを直列に並べてパイプライン処理させ、
且つ、前記複数の第1のプロセッサの各々が前記第2の
プロセッサへ処理を要求可能であることを特徴とする。
【0012】さらに、上記の課題を達成する本発明に従
うマルチプロセッサによる通信プロトコル処理装置の好
ましい一態様として、更に前記第1及び第2のプロセッ
サの間に前記第2のプロセッサの処理結果を格納するキ
ューと、ストリーム上の通信データを前記第2のプロセ
ッサの処理結果に書き換える手段である選択回路とを備
え、前記第1のプロセッサが前記キューに読み取りアク
セスを行い、該キューにデータが蓄積されていれば前記
選択回路の選択経路を前記キュー側に切り替えることを
特徴とする。
【0013】本発明の特徴は、更に以下に図面に従い説
明される発明の実施の形態から明らかになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に図面に従い本発明の実施の
形態を説明する。なお、図に示す実施の形態は、本発明
の理解のためのものであり、本発明の適用がこれらに限
定されるものではない。
【0015】図2は、本発明の一実施の形態の構成ブロ
ック図である。図3,図4は、それぞれ図2の構成に対
応する動作シーケンスフロー及び、動作タイムチャート
である。
【0016】プロセッサ処理させる為の要件を緩和させ
る為に、本発明は、処理をリアルタイム性が必要とする
プロセッサと、処理をリアルタイム性が必要としないプ
ロセッサに分割している。
【0017】図2において、リアルタイム性が要求され
る順方向の処理を行うプロセッサ10―1及び逆方向の
処理を行うプロセッサ10−2(以下、これらを総称し
てリアルタイム処理用プロセッサ10と称す)と、リア
ルタイム性が要求されない処理を行うプロセッサ11
(以下、非リアルタイム処理用プロセッサ11と称す)
とを備える。
【0018】図において、命令メモリ3−1,3−2及
び3−3は、それぞれプロセッサ10とプロセッサ11
に対する命令を格納するメモリである。
【0019】リアルタイム処理用プロセッサ10と非リ
アルタイム処理用プロセッサ11とに分割した場合、双
方のプロセッサでアクセスされる、データRAM等に格
納されるパラメータ2が存在すると、各プロセッサ処理
時間の差によるパラメータ値の矛盾が生じるといった問
題が生じる。
【0020】なお、ここで、パラメータとは、通信デー
タを除く処理に必要な記憶データ、例えば、状態遷移情
報、統計情報、各種設定情報等をいう。
【0021】図5は、かかるパラメータの矛盾を説明す
る図である。
【0022】通信データの受信イベントが、通信データ
1、2,3のように時間とともに発生する場合、非リア
ルタイム処理用プロセッサ11は、通信データ1の処理
時にパラメータ(A)の値をXとして処理する必要があ
る。
【0023】しかし、後に受信した通信データ3に対す
るリアルタイム用プロセッサ10によるパラメータ
(A)のYへの更新が既に行われている。したがって、
非リアルタイム処理用プロセッサ11が、パラメータ
(A)の更新データXを参照しに行った時は、Xは既に
更新されてYとなっており、これを参照することになる
ので矛盾が生じる。
【0024】ここで、図2において、かかる矛盾が生じ
るのを回避する為には、リアルタイム処理用プロセッサ
10と非リアルタイム処理用プロセッサ11の双方によ
りアクセスされるパラメータを扱う処理をリアルタイム
処理用プロセッサに纏めることが考えられる。しかし、
これではリアルタイム処理用プロセッサ10の処理が増
え、負荷が大きくなるという問題がある。
【0025】したがって、本発明では、非リアルタイム
処理用プロセッサ11への処理要求をリアルタイム処理
用プロセッサ10が生成、出力し、処理すべき通信デー
タと、双方のプロセッサ10,11で使用されるパラメ
ータとを対にして非リアルタイム処理用プロセッサ11
に渡すようにする。
【0026】非リアルタイム処理用プロセッサ11は、
渡された通信データとパラメータを参照に用いて処理を
行っており、当該パラメータについてはパラメータ2が
格納されているデータRAM等のメモリにはアクセスを
行わないので双方のプロセッサ10,11でアクセスさ
れるパラメータの矛盾を回避できる。
【0027】プロセッサ11に分散させることができる
ので、プロセッサに要求されるバンド幅や性能を軽減で
きる。
【0028】かかる様子を図3及び図4を用いて説明す
る。図3は、純方向通信データの処理を行うリアルタイ
ム処理用プロセッサ10―1と、非リアルタイム処理用
プロセッサ11との間の動作シーケンスを示す。
【0029】リアルタイム処理用プロセッサ10―1
は、通信データ1、2,3・・・の発生の都度、命令メ
モリ3−1のからの命令に対応してパラメータ2をアク
セスし、演算処理を行う(処理工程P1,2,3、4,
5)。
【0030】そして、キュー書込データが発生すると
(図3では、通信データ2の処理工程P2の際)パラメ
ータ及び通信データ等を処理待ちキュー14−1に書き
込む(処理工程P6)。図4において、リアルタイム処
理用プロセッサ10―1が通信データ2を処理した後、
処理待ちキュー14−1の状態が”1”に変化してい
る。
【0031】一方、非リアルタイム処理用プロセッサ1
1では、処理待ちキュー14−1に定期的にポーリング
を行っている(処理工程P7)。このポーリングの過程
で処理待ちキュー14−1に要求データがあると、当該
キューの内容を読み込み(処理工程P8)、演算処理を
行う(処理工程P9)。
【0032】この演算処理が終了するとポーリングを再
開する(処理工程P10)。この時、処理待ちキュー1
4−1の状態は”0”に変化する。
【0033】図6は、本発明の図2の構成を実施例とし
てATMセル処理における性能監視処理(ITU−T勧
告 I.610)に適用した場合を説明する図である。
図7はは、図6の動作タイムチャートである。図6にお
いて、説明の簡単化にためにATMセルの受信側のみの
構成を示しているまた、命令メモリは図示省略してい
る。
【0034】ATMセル処理における性能監視処理の意
味は、図8に示す如くである。図8A、図8Bは1つの
コネクションについてのセル流を示す。図8Aは、AT
Mセル送信側からのセル流である。最小128個を有す
るN個のユーザセルが継続し、N個のユーザセルの後
に、ユーザセルの数と、計算されたパリティ(BIP:
Bit Interleaved Parity)をFPM(Forward Performa
nce Monitoring)セルのペイロードに付加して送信す
る。
【0035】図8Bは、ATMセル受信側で受信される
ATMセル流である。受信したユーザセル数をカウント
し、且つパリティを求める。さらに、次に続くFPM
(Forward Performance Monitoring)セルのペイロード
に送信側で付加されたユーザセル数と、パリティと比較
する。これにより、受信した際のセルの廃棄数、セル誤
配数及び、誤りビット数が判定される。
【0036】図8Cは、複数コネクションに着目した時
のATMセル流である。フレーム毎に構成するセルにコ
ネクションIDが付されている。コネクション毎に受信
ユーザセル数をカウントし、対応するコネクションID
のユーザセルのペイロード領域に対してBIP−16演
算処理を行う(以降、中間計測処理と称す)。
【0037】ついで、受信FPMセル間に流れたユーザ
セルの中間計測処理結果に基づいて、セル廃棄数、セル
誤配数、誤りビット数の統計をとる(以降、統計処理と
称す)ことによって性能監視機能を実現できる。
【0038】なお、FPMセルの送信間隔は、ITU−
T 勧告I.610で規定されており最小で128セル毎
に1セルの送信である(図8C)。
【0039】図6に戻り、上記の中間計測処理をリアル
タイム処理用プロセッサ10−1に、統計処理を非リア
ルタイム処理用プロセッサ11に割り当てる。この場
合、リアルタイム処理用プロセッサ10−1に必要なパ
ラメータ2は、受信ユーザセルカウント数、BIP
−16計算値である。非リアルタイム処理用プロセッサ
11に必要なパラメータ2は、受信ユーザセルカウン
ト数、BIP−16計算値に加え、セル廃棄数、
セル誤配数、誤りビット数である。
【0040】ここにあげたパラメータは参照と更新の両
方が行われるパラメータであり、これら以外にも参照の
み行われるパラメータが存在するが、それについては本
発明と直接関係しないので説明を割愛する。
【0041】上記の受信ユーザセルカウント数、B
IP−16計算値については、リアルタイム処理用プロ
セッサ10−1と非リアルタイム処理用プロセッサ11
の双方で必要なパラメータである。
【0042】ユーザセル(図7a)受信時に、リアルタ
イム処理用プロセッサ10−1は、中間計測処理(図7
b)として、受信ユーザセルカウント数及びBIP
−16計算値のパラメータを更新する(図7c,d)。
【0043】さらに、FPMセル受信時に受信ユーザ
セルカウント数及びBIP−16計算値のパラメータ
を受信FPMセルと一緒に非リアルタイム処理用プロセ
ッサ11(または処理待ちキュー14−1)に転送し
(図7e)、これらのパラメータをリセットする(図7
c,d)。
【0044】非リアルタイム処理用プロセッサ11は、
転送された受信ユーザセルカウント数及びBIP−
16計算値のパラメータを統計処理し、FPM受信セル
を使用してセル廃棄数、セル誤配数、ビット誤り
数を計算する(図7f)。
【0045】ついで、これら計算されたセル廃棄数、
セル誤配数、ビットのパラメータを更新する(図7
g,h,i)。
【0046】以上によって、ATMセル処理における性
能監視処理(ITU−T勧告 I.610)をリアルタ
イム処理用プロセッサ10−1と非リアルタイム処理用
プロセッサ11とに処理分散させることができる。
【0047】これにより効果として、 ・ATMセル流のスループットを1セル時間=T、 ・中間計測処理のプログラム処理実行ステップ数をA、 ・統計処理のプログラム処理実行ステップ数をB、 ・受信ユーザセルカウント数、BIP−16計算値
のパラメータは各16ビット、 ・セル廃棄数、セル誤配数、ビットのパラメータ
は各32ビットであるとした場合、 図1に示す従来例の構成により、ATMセル処理におけ
る性能監視処理に適用した場合、図9に示すように、プ
ロセッサ10−1に必要なバンド幅(bit/s)は、128
/T( = (16×2+32×3)/T )、プロセッ
サ10−1に要求される性能(step/s)は、(A+B)/
T となる。
【0048】一方、本発明に従う構成では、FPMセル
の受信間隔は128セルに1回なので、リアルタイム処
理用プロセッサ10−1に必要なバンド幅は、32/T
(= (16×2/T) )、非リアルタイム処理用プ
ロセッサ11に必要なバンド幅は、0.75/T ( =
(32×3)/128T))、リアルタイム処理用プロ
セッサ10−1に要求される性能は、A/T、非リアル
タイム処理用プロセッサ11に要求される性能は、B/
128Tとなる。
【0049】結果としてプロセッサに求められる性能、
必要なバンド幅を軽減できる。なお、実際には扱うパラ
メータは上記例に挙げたものよりも多く(特に統計用パ
ラメータ)、本発明の効果が更に大きくなることが理解
できる。
【0050】さらに、図8Cに示すような複数コネクシ
ョンに対して性能監視を行う場合、リアルタイム処理用
プロセッサ10−1から転送される通信データとパラメ
ータを保持する非リアルタイム処理用プロセッサ11へ
の処理待ちキュー14−1を備える。
【0051】これによって、FPMセルを連続受信し、
非リアルタイム処理用プロセッサ11の処理が連続して
要求されても、キュー14−1に貯めておくだけでよ
い。プロセッサの処理能力を高める必要は生じない。
【0052】性能監視処理はコネクション毎に最小12
8個のユーザセル送信毎にFPMセルを送信するため
に、複数コネクションのFPMセルを連続受信して、非
リアルタイム処理用プロセッサ11の処理が連続して要
求されても次にFPMセルを受信して非リアルタイム処
理用プロセッサ11の処理が要求されるのは、最小でも
128セル後である(図8C参照)。
【0053】したがって、処理待ちキュー14−1を備
えて(段数は連続受信するFPMセル数以上にしてお
く)おけば、128セル時間内にその統計処理を終了す
ればよいので、非リアルタイム処理用プロセッサ11の
処理能力を高める必要はない。
【0054】上記のように、本発明によれば、リアルタ
イム処理用と非リアルタイム処理用とのプロセッサ1
0,11を設ける。そして、双方のプロセッサが使用す
るパラメータ(通信データ以外の処理に用いる記憶デー
タ)を、処理を行う通信データと対にして非リアルタイ
ム処理用プロセッサ11に転送する。
【0055】非リアルタイム処理用プロセッサ11は転
送された通信データとパラメータを参照に用いて統計処
理を行っている為に、双方のプロセッサの処理時間によ
るパラメータの矛盾を生じることが無い。したがって、
処理をリアルタイム処理用プロセッサ10と非リアルタ
イム処理用プロセッサ11に分散でき、システムを構成
するプロセッサの性能、バンド幅等の要件を緩和するこ
ができる。
【0056】本発明により全体としてより安価なコスト
で通信プロトコル処理をプロセッサで行う通信プロトコ
ル処理装置を構築できる。
【0057】さらに、本発明によれば、リアルタイム処
理用プロセッサ10は非リアルタイム処理用プロセッサ
11へ処理を要求する時は、処理要求として必要データ
をキュー14−1に書き込んでいるだけなので、処理要
求の発生頻度を考慮して非リアルタイム処理用プロセッ
サ11はキュー14−1溢れが発生しない程度まで処理
能力を小さくすることができる。また、通信データスト
リームを乱さずに連続受信した通信データの処理を行う
ことができる。
【0058】図10は、本発明に従う別の実施の形態例
を示す図であり、通信データとパラメータを処理待ちキ
ュー14−1へ転送する部分のみを表している。図10
の実施例では更にDMA制御回路20を備え、メモリ4
−1及びリアルタイム処理用プロセッサ10−1のキャ
ッシュ、レジスタ等のローカルメモリ10−3のデータ
転送を制御する。
【0059】図11は、図10の実施の形態の動作シー
ケンスを示す。さらに、図12は、動作フローチャー
ト、図13は動作タイムチャートを示す。
【0060】この実施の形態では、リアルタイム処理用
プロセッサ10−1が通信データを受けると、DMA制
御回路20を起動し、更にパラメータ2にアクセスし
て、通信データ及びパラメータを、非リアルタイム処理
用プロセッサ11へ処理要求を出す前に、先に通信デー
タとパラメータを無条件に処理待ちキュー14−1へ転
送しておく(図11のI、II参照)。
【0061】図11の例では、通信データ1は非リアル
タイム処理用プロセッサ11への処理要求がなく、通信
データ2では処理要求が発生した場合の例である。した
がって、通信データ2に対する演算処理により処理要求
が発生すると、処理待ちキュー14−1に処理要求を知
らせる(図11,III参照)。
【0062】処理待ちキュー14−1の管理はライトポ
インタとリードポインタによる管理を行っている。処理
要求が発生するとライトポインタをインクリメントし、
非リアルタイム処理用プロセッサ11はそれらポインタ
をポーリングし、ライトポインタとリードポインタの不
一致により処理待ちキュー14−1に有効データが格納
されたかを認識している。
【0063】処理待ちキュー14−1に有効データが格
納されたことを認識下場合、非非リアルタイム処理用プ
ロセッサ11は、リードポインタをインクリメントし、
処理を開始する(図11,IV参照)。
【0064】図12は、図11の動作シーケンスに対応
する詳細な動作フローチャートである。リアルタイム処
理用プロセッサ10−1はメモリ4−1を監視し、通信
データの受信の有無を判断する(処理工程P20)。通
信データを受信すると(処理工程P20:Yes)、D
MA制御回路20を起動する(処理工程P21)。
【0065】DMA制御回路20は起動されると、リア
ルタイム処理用プロセッサ10−1に対し、処理待ちキ
ュー14−1に通信データ及びパラメータの転送するよ
うに制御する(処理工程P22)。
【0066】一方、リアルタイム処理用プロセッサ10
−1は、通信データを受信すると(処理工程P20:Y
es)、パラメータ2の転送を受け(処理工程P2
3)、演算処理を行う(処理工程P24)。
【0067】この処理の結果、処理要求があれば(処理
工程P25,Yes)、処理待ちキュー14−1のライ
トポインタをインクリメントする(処理工程P26)。
一方、処理工程P25で処理要求がなければ、処理待ち
キュー14−1への通信データの転送を無効とし、ライ
トポインタのインクリメントは行わない(処理工程P2
7)。
【0068】図13は、図10の実施例の効果を説明す
る図である。図13Aでは、通信データに対する演算処
理を行った後に、パラメータと通信データを処理待ちキ
ュー14−1に書き込む構成である。
【0069】これに対し、図10の実施例に対応する図
13Bの処理では、通信データの受信と同時にパラメー
タと通信データが、DMA制御回路20により、処理待
ちキュー14−1に転送される。したがって、図13A
との比較において、通信データとパラメータの転送時間
(T)を削減することができ、削減できた時間分の通信
データスループットを向上できる。
【0070】上記の様に、図10の実施例ではリアルタ
イム処理用プロセッサ10−1が非リアルタイム処理プ
ロセッサ11へ処理要求を出す前に、先に非リアルタイ
ム処理用プロセッサ11に必要なデータをキュー14−
1に転送している。この為に、扱う通信データ量が膨大
でも処理要求発生からデータ転送完了までの時間を短縮
できる。この短縮できた時間分の通信データのスループ
ットを向上、またはプロセッサの性能を小さくできる。
【0071】ここで、上記図10の実施例では、通信デ
ータの受信をイベントとしてプロセッサを介さないで受
信した通信データを直接DMA転送で処理待ちキュー1
4−1へ転送する。このためにプロセッサ10−1と通
信データ記憶メモリ4−1間のバスとは別のデータバス
を設けてデータ転送を行い、プロセッサ10−1の負荷
を軽減することができる。
【0072】通信データとして例えばATMセルを想定
した場合、53バイトの膨大なデータ転送となりプロセ
ッサ10−1の負荷が重くなりそうであるが、本発明で
はプロセッサ10−1の処理とATMセルの転送は独立
しているためプロセッサ10−1の負荷を軽減できる。
【0073】図14は、更に別の実施例構成を示す図で
ある。この実施例では、リアルタイム性が要求される処
理が非常に多い場合、または1個のリアルタイム処理用
プロセッサ10−1で処理しきれない場合、複数個のリ
アルタイム処理用プロセッサ100−1〜100−3を
直列に並べてパイプライン処理させる構成をとる。
【0074】この場合、複数のリアルタイム処理用プロ
セッサ100−1〜100−3による処理待ちキューへ
の書き込みの競合が生じたり、書き込みデータの冗長
(特に同一通信データに対する処理要求時)が生じる問
題が想定される。
【0075】これに対応するべく、本発明では処理要求
を後段のプロセッサへフォワーディング(処理要求11
0−1〜110−3、処理要求110−4〜110−
5)して、最後にマージ回路21によりまとめて一つに
して処理要求を生成している。
【0076】したがって、複数のリアルタイム処理用プ
ロセッサ100−1〜100−3による処理待ちキュー
への書き込みの競合が発生しない。同時に、書き込みデ
ータの冗長も生じない。
【0077】また、処理要求を後段のプロセッサへフォ
ワーディングして最後にまとめて一つにして処理要求を
生成する前に、先に通信データ(場合によってはパラメ
ータも)を処理待ちキュー14−1に転送しておけば、
図10の実施例と同様に通信データの転送時間を削減す
ることができ、削減できた時間分の通信データスループ
ットを向上できる。
【0078】ここで、図14において、複数のリアルタ
イム処理用プロセッサ100−1〜100―3が処理要
求をフォワーディングして処理待ちキュー14−1へ渡
すために、全てのリアルタイム処理用プロセッサ100
−1〜100―3に対して、フォワーディング用の記憶
機能110−1〜110−6を同一容量で設ける必要は
ない。
【0079】すなわち、各プロセッサが処理要求を積み
重ねていくことにより、前段のプロセッサにおけるフォ
ワーディング用の記憶機能の容量、フォワーディング信
号数を削減することができる。
【0080】図15は、かかる図14の処理要求の過程
を説明する図である。図15において、受信した通信デ
ータaに対して、リアルタイム処理要求プロセッサ10
0−1は、処理要求1を生成する(図15b参照)。し
たがって、リアルタイム処理要求プロセッサ100−1
からリアルタイム処理要求プロセッサ100−2にフォ
ワーディングされる処理要求は、図15cに示すようで
ある。
【0081】これに対し、リアルタイム処理要求プロセ
ッサ100−2は、処理要求2を生成する(図15d参
照)。したがって、リアルタイム処理要求プロセッサ1
00−2からリアルタイム処理要求プロセッサ100−
3にフォワーディングされる処理要求は、リアルタイム
処理要求プロセッサ100−1からフォワーディングさ
れた処理要求と合わせて図15eに示すようである。
【0082】さらに、リアルタイム処理要求プロセッサ
100−3は、処理要求3を生成する(図15f参
照)。したがって、リアルタイム処理要求プロセッサ1
00−3からマージ回路21に送られる処理要求は、リ
アルタイム処理要求プロセッサ100−2からフォワー
ディングされた処理要求と合わせて図15gに示すよう
である。
【0083】このように、各プロセッサが処理要求を積
み重ねていくことにより、前段のプロセッサにおけるフ
ォワーディング用の記憶機能の容量、フォワーディング
信号数を削減している。
【0084】図16は、図14におけるリアルタイム処
理用プロセッサ100−1〜100−3の処理要求をフ
ォワーディングしていく機能の具体例であり、処理待ち
キュー14−1への書き込みデータの生成、及び処理要
求の生成部分のみを表した構成図である。
【0085】リアルタイム処理用プロセッサ100−1
〜100−3の各々は処理要求フラグFとパラメータD
P等の処理に必要なデータを、通信データの次受信イベ
ントによってフォワーディングして行く。
【0086】最終段において各々の処理要求フラグFの
論理和をとることによって処理要求を生成する。また、
キュー14−1への書き込みデータ(通信データ以外)
は各々のデータをマージしたものとする。したがって、
キュー14−1への転送はハード管理で行うことでき、
非リアルタイム処理用プロセッサ11への処理要求や必
要データを生成する必要がなくなるので、リアルタイム
処理用プロセッサ100―1〜100−3の負荷を軽減
することができる。
【0087】上記図14の実施例においては、複数のリ
アルタイム処理用プロセッサ100―1〜100−3に
よる非リアルタイム処理用プロセッサ11への処理要求
を一括して纏めている。これにより、複数のリアルタイ
ム処理用プロセッサ100―1〜100−3による処理
待ちキュー14−1へのデータ転送や処理要求の競合を
回避することができ、また、キュー14−1に格納する
データの冗長をなくすことができる。
【0088】また、上記図14の実施例では、複数のリ
アルタイム処理用プロセッサ100―1〜100−3に
よる非リアルタイム処理用プロセッサ11への処理要求
を一括して纏めて出力する前に、先に非リアルタイム処
理用プロセッサ11に必要なデータをキュー14−1に
転送している。これにより、扱う通信データ量が膨大で
も処理要求発生からデータ転送完了までの時間を短縮で
き、短縮できた時間分の通信データのスループットを向
上、またはプロセッサの性能を小さくできる。
【0089】さらに、上記図14の実施例では、複数の
リアルタイム処理用プロセッサ100―1〜100−3
による非リアルタイム処理用プロセッサ11への処理要
求を一括して纏めるために、フォワーディングすべき必
要なデータを、各プロセッサが積み重ねていく構成であ
って、フォワーディングのコスト(記憶機能の容量、フ
ォワーディング容量)を削減できる。
【0090】また、図14において、シフトレジスタで
シフト動作により、通信データの受信をイベントとして
ハードウェア自立で処理要求をフォワーディングするこ
とが可能である。かかる場合、プロセッサ自身が処理要
求をフォワーディングする動作をすることが必要ないの
で、プロセッサの負荷を軽減できる。
【0091】図17は、図2の構成において実現される
本発明の他の実施例動作シーケンスを示す図であり、図
18は、図17の動作タイムチャートである。すなわ
ち、非リアルタイム処理用プロセッサ11の処理結果を
リアルタイム処理用プロセッサ10が利用する場合の動
作シーケンス及び動作タイムチャートである。
【0092】このために、図2において、通信データを
格納しているメモリ等の記憶機能4−1、4−2と当該
キュー15―1,15−2とを選択する選択回路17−
1、17−2を備えている。
【0093】図17,図18において、先に説明した実
施例と同様に順方向のデータ通信について説明する。非
リアルタイム処理用プロセッサ11の処理結果を格納す
るキュー15−1及び、非リアルタイム処理用プロセッ
サ11は、処理結果をキューに書き込む(図17,
I)。したがって、図18において、キュー15−1の
状態が”0”から”1”に変化する(図18,b)。
【0094】一方、図17において、リアルタイム処理
用プロセッサ10−1は、通信データ1〜3を順に処理
する過程において、非リアルタイム処理用プロセッサ1
1の処理結果を得るために、プログラム処理によってキ
ュー15−1を読み取りアクセスする。
【0095】ストリーム上の通信データを非リアルタイ
ム処理用プロセッサ11の処理結果に書き換える場合
に、当該キュー15−1を読み出し、データがキュー1
5−1に蓄積されていれば、選択回路17−1の選択先
をキュー15−1側に切り替える。これによって非リア
ルタイム処理用プロセッサ11の処理結果を通信データ
ストリーム上に反映させることができる(図17,II、
図18,d)。
【0096】ここで、キュー15−1の管理方法として
は、図11の動作シーケンスと同様に、ライトポインタ
とリードポインタによる管理方法で実現できる。
【0097】非リアルタイム処理用プロセッサ11の処
理結果を通信データストリーム上に反映させる例とし
て、ATMセル通信システムにおけるOAMセル挿入処
理がある。ATMセルストリーム上に空きセルが存在し
た場合に、該当セルスロットにOAMセルを挿入すると
いう処理である。
【0098】非リアルタイム処理用プロセッサ11で生
成したOAMセルをキュー15−1に書き込んでおき、
リアルタイム処理プロセッサ10−1は空きセルを検出
時に当該キュー15−1をリードし、データがあれば選
択回路17−1の選択先をキュー15−1側に切り替え
る。これにより、該当セルスロットの通信データをキュ
ー15−1からリードした情報に書き換えを行う。
【0099】図19は、図17の実施例動作シーケンス
を実現する好ましい構成例である。非リアルタイム処理
用プロセッサ11の処理結果を格納するキュー15−1
にデータが蓄積されているか否かを示すレジスタ22
と、当該キュー15−1を読み出す制御回路(読み出し
制御回路)23を設けている。
【0100】非リアルタイム処理用プロセッサ11は当
該レジスタ22をリードすることによってキュー15−
1にデータが蓄積されていることを認識する。データ蓄
積時は読み出し制御回路23を起動させることによって
プロセッサ10−1を介さずにハードウェア自立でキュ
ー15−1のデータを読み出すよう構成されている。
【0101】かかる図17〜図19の実施例では、非リ
アルタイム処理用プロセッサ11の処理結果を格納する
キュー15−1にデータが蓄積されている場合に出力通
信データを選択する回路17−1の選択先をキュー15
−1側に切り替えている。したがって、非リアルタイム
処理用プロセッサ11の処理結果を高速に流れている通
信データ上に反映することが出きる。
【0102】また、図17〜図19の実施例では、非リ
アルタイム処理用プロセッサ11の処理結果を格納する
キュー15−1にデータが蓄積されているか否かを、レ
ジスタ値によってリアルタイム処理用プロセッサ10−
1が認識し、キュー15−1の読み出しは当該プロセッ
サではなく、キュー15−1を読み出す制御回路23に
よって行われるため、10−1プロセッサの負荷を軽減
することができる。以上の様に、従来Hard Wiredで実現
していたATMセル処理に対して、本発明を適用すること
によってプロセッサで処理させた場合のプロセッサへの
要件が緩和でき、プロセッサ処理が実現できる。
【0103】(付記1)通信データストリーム上でリア
ルタイム性が要求される処理を行う第1のプロセッサ
と、リアルタイム性が要求されない処理を行う第2のプ
ロセッサとを有し、前記第1のプロセッサは、使用する
パラメータを処理される通信データと対にして前記第2
のプロセッサに転送し、前記第2のプロセッサでは、転
送された通信データとパラメータを参照して処理を行う
用に構成されたことを特徴とすることによって、処理を
RT−PとNRT−Pとに分散させたことを特徴とする
マルチプロセッサによる通信プロトコル処理装置。
【0104】(付記2)付記1において、前記パラメー
タは、通信データを除く処理に必要な状態遷移情報、統
計情報、あるいは各種設定情報であることを特徴とする
マルチプロセッサによる通信プロトコル処理装置。
【0105】(付記3)付記1において、前記第1及び
第2のプロセッサの間に通信データとパラメータの対を
格納する処理待ちキューを備えたことを特徴とするマル
チプロセッサによる通信プロトコル処理装置。
【0106】(付記4)付記3において、前記第1のプ
ロセッサは、前記第2のプロセッサに処理を要求する処
理要求信号を発生するように構成され、前記第1のプロ
セッサが前記処理要求信号を発生する前に、先に前記通
信データ及びパラメータを無条件に前記処理待ちキュー
へ転送し、前記第1のプロセッサからの処理要求信号の
有無によって前記処理待ちキューに転送済みのデータの
有効/無効を、該処理待ちキューが自立的に表示可能と
したことを特徴とするマルチプロセッサによる通信プロ
トコル処理装置。
【0107】(付記5)付記1において、前記第1のプ
ロセッサを複数個設け、それらを直列に並べてパイプラ
イン処理させ、且つ、前記複数の第1のプロセッサの各
々が前記第2のプロセッサへ処理を要求可能であること
を特徴とするにとできることを特徴とするマルチプロセ
ッサによる通信プロトコル処理装置。
【0108】(付記6)付記5において、前記前記複数
の第1のプロセッサの各々が、前記第2のプロセッサへ
の処理要求を生成し、後段の第1のプロセッサへ処理要
求とパラメータをフォワーディングし、最終段で一括し
て処理待ちキューに転送するように構成されたことを特
徴とするマルチプロセッサによる通信プロトコル処理装
置。
【0109】(付記7)付記5において、前記前記複数
の第1のプロセッサの各々が、前記第2のプロセッサへ
の処理要求を生成し、更に通信データやパラメータを無
条件に前記処理待ちキューへ転送し、後に処理要求の有
無によって前記処理待ちキューに転送済みのデータの有
効無効を当該キューが自立的に判断可能とすることを特
徴とするマルチプロセッサによる通信プロトコル処理装
置。
【0110】(付記8)付記6または7において、前記
処理要求とパラメータは、複数の第1のプロセッサの各
々において積み重ねていく様に構成されたことを特徴と
するマルチプロセッサによる通信プロトコル処理装置。
【0111】(付記9)付記2〜8のいずれかにおい
て、前記通信データの前記処理待ちキューへの転送は、
通信データの受信をイベントとして前記第1のプロセッ
サを介さずに直接転送することを特徴とするマルチプロ
セッサによる通信プロトコル処理装置。
【0112】(付記10)付記1〜9のいずれかにおい
て、更に前記第1及び第2のプロセッサの間に前記第2
のプロセッサの処理結果を格納するキューと、ストリー
ム上の通信データを前記第2のプロセッサの処理結果に
書き換える手段である選択回路とを備え、前記第1のプ
ロセッサが前記キューに読み取りアクセスを行い、該キ
ューにデータが蓄積されていれば前記選択回路の選択経
路を前記キュー側に切り替えることを特徴とするマルチ
プロセッサによる通信プロトコル処理装置。
【0113】(付記11)付記10において、更に前記
第2のプロセッサの処理結果を格納するキューにデータ
が蓄積されているか否かを示すレジスタと、前記キュー
に蓄積されたデータを読み出す読出制御回路を設け、前
記第1のプロセッサは前記キューにアクセスせず、前記
レジスタのセット状態を読み出すことによって前記キュ
ーのデータ蓄積を認識し、データ蓄積時は前記読出制御
回路を起動させて、前記第1のプロセッサを介さずに前
記キューのデータを読み出すことを特徴とするマルチプ
ロセッサによる通信プロトコル処理装置。
【0114】(付記12)付記6〜8のいずれかにおい
て、処理要求とパラメータのフォワーディングのタイミ
ングを通信データの次受信をイベントとすることを特徴
とするマルチプロセッサによる通信プロトコル処理装
置。
【0115】
【発明の効果】以上図面に従い実施の形態を説明したよ
うに、本発明によれば、従来ハードウェア(Hard Wire
d)で行っていたATM,SDH等の通信プロトコルの
各処理をプロセッサで処理させることが実現でき、IT
U−T等の標準勧告仕様や小規模の仕様変更・追加の度
に再度ハードウェア設計(作り直し)を行う必要がなく
なり、プログラム変更で対応できる。且つ、搭載するプ
ロセッサへの要件(性能、バンド幅 等)を緩和でき、
装置単体コストも削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ATMセル処理をプロセッサで処理知る場合の
従来例を示す図である。
【図2】本発明の一実施の形態の構成ブロック図であ
る。
【図3】図2の構成に対応する動作シーケンスフローで
ある。
【図4】図2の構成に対応する動作タイムチャートであ
る。
【図5】パラメータの矛盾を説明する図である。
【図6】本発明の図2の構成を実施例としてATMセル
処理における性能監視処理(ITU−T勧告 I.61
0)に適用した場合を説明する図である。
【図7】図6の動作タイムチャートである。
【図8】ATMセル処理における性能監視処理の意味を
説明する図である。
【図9】ATMセル処理における性能監視処理の従来例
を示す図である。
【図10】本発明に従う別の実施の形態例を示す図であ
る。
【図11】図10の実施の形態の動作シーケンスを示す
図である。
【図12】図10の動作フローチャートを示す図であ
る。
【図13】図10の動作タイムチャートを示す図であ
る。
【図14】更に別の実施例構成を示す図である。
【図15】図14の処理要求の過程を説明する図であ
る。
【図16】図14におけるリアルタイム処理用プロセッ
サ100−1〜100−3の処理要求をフォワーディン
グしていく機能の具体例である。
【図17】図2の構成において実現される本発明の他の
実施例動作シーケンスを示す図である。
【図18】図17の動作タイムチャートを示す図であ
る。
【図19】図17の実施例動作シーケンスを実現する好
ましい構成例である。
【符号の説明】
10−1,10−2 リアルタイム処理用プロセッサ 2 パラメータ 11 非リアルタイム処理用プロセッサ 4−1,4−2 メモリ等の記憶機能 3−1.3−2.3−3 命令メモリ 14−1,14−2,15−1,15−2 処理待ちキ
ュー 17−1,17−2 選択回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 13/08 H04L 13/00 305Z // H04L 12/28 11/20 D (72)発明者 大場 康弘 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B045 BB28 BB34 BB42 BB47 GG11 GG17 5K030 GA04 HA10 JL10 KA01 KX11 LE10 5K034 AA10 AA20 FF01 HH54

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信データストリーム上でリアルタイム性
    が要求される処理を行う第1のプロセッサと、 リアルタイム性が要求されない処理を行う第2のプロセ
    ッサとを有し、 前記第1のプロセッサは、使用するパラメータを処理さ
    れる通信データと対にして前記第2のプロセッサに転送
    し、前記第2のプロセッサでは、転送された通信データ
    とパラメータを参照して処理を行う用に構成されたこと
    を特徴とするマルチプロセッサによる通信プロトコル処
    理装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記第1及び第2のプロセッサの間に通信データとパラ
    メータの対を格納する処理待ちキューを備えたことを特
    徴とするマルチプロセッサによる通信プロトコル処理装
    置。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記第1のプロセッサは、前記第2のプロセッサに処理
    を要求する処理要求信号を発生するように構成され、 前記第1のプロセッサが前記処理要求信号を発生する前
    に、先に前記通信データ及びパラメータを無条件に前記
    処理待ちキューへ転送し、 前記第1のプロセッサからの処理要求信号の有無によっ
    て前記処理待ちキューに転送済みのデータの有効/無効
    を、該処理待ちキューが自立的に表示可能としたことを
    特徴とするマルチプロセッサによる通信プロトコル処理
    装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、 前記第1のプロセッサを複数個設け、それらを直列に並
    べてパイプライン処理させ、且つ、前記複数の第1のプ
    ロセッサの各々が前記第2のプロセッサへ処理を要求可
    能であることを特徴とするマルチプロセッサによる通信
    プロトコル処理装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかにおいて、更に前
    記第1及び第2のプロセッサの間に前記第2のプロセッ
    サの処理結果を格納するキューと、 ストリーム上の通信データを前記第2のプロセッサの処
    理結果に書き換える手段である選択回路とを備え、 前記第1のプロセッサが前記キューに読み取りアクセス
    を行い、該キューにデータが蓄積されていれば前記選択
    回路の選択経路を前記キュー側に切り替えることを特徴
    とするマルチプロセッサによる通信プロトコル処理装
    置。
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