JP2002076888A - ディジタルプロセッシング位相同期ループ回路 - Google Patents

ディジタルプロセッシング位相同期ループ回路

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JP2002076888A
JP2002076888A JP2000268165A JP2000268165A JP2002076888A JP 2002076888 A JP2002076888 A JP 2002076888A JP 2000268165 A JP2000268165 A JP 2000268165A JP 2000268165 A JP2000268165 A JP 2000268165A JP 2002076888 A JP2002076888 A JP 2002076888A
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JP
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frequency
voltage
locked loop
digital processing
loop circuit
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JP2000268165A
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Takanori Ono
隆徳 大野
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Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Toyo Communication Equipment Co Ltd
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタルプロセッシング位相同期ループ回
路において、内蔵する発振器に周波数ズレが生じた場合
にかかる同期引き込み時間を短縮する。 【解決手段】 ROM4内に発振器の電圧−周波数特性
を記憶しておき、これを用いて、所定の単位時間当たり
の位相差を測定する手段と、位相差から周波数のズレを
求める手段と、前記データベースを用いて周波数のズレ
を補正したセンター電圧値を求める手段と、求めたセン
ター電圧を前記電圧制御型発振器に与えた後に同期引き
込み動作を開始する手段からなる周波数ズレ補正処理を
行なうことによって、同期引き込み時間の短縮を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロック生成等に
おけるディジタルプロセッシング位相同期ループ回路に
関し、特に、安定した周波数が要求される弱結合型のデ
ィジタルプロセッシング位相同期ループ回路の同期引き
込み時間を短縮する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、様々な高速伝送による通信システ
ムが登場し、これらの通信システムには信号伝送のため
のクロック周波数が重要な役割を担っている。例えば、
移動体通信システムの発達は目覚しく、国内外に多数の
基地局装置が設置されており、このような基地局におい
ても信号伝送のためのクロック周波数が必要でとなる。
こうした基地局においては、クロック発生装置(以下、
クロック供給ユニットという)として、基地局の設置工
事やメンテナンスよる運用停止の後に、クロック周波数
が迅速に立ち上がる(運用できる状態)ことが必要とさ
れている。即ち、基地局装置の中枢を担うクロック供給
ユニットが迅速に立ち上げられなければ、運用を開始或
いは再開することができないのである。基地局において
はクロック供給ユニットとして、一般的に位相同期ルー
プ(PLL)回路を用いて外部基準周波数に同期した高
安定なクロック周波数を生成する機能が搭載されてい
る。ところが、PLL回路に内蔵された発振器の周波数
が外部基準周波数と同期するまでには所定の引き込み時
間を要することは周知の通りである。
【0003】ところで、外部基準周波数に同期するPL
L回路を用いた発振回路(クロック供給ユニット)は、
その結合度合い応じて「強結合型」と「弱結合型」に分
けることができる。強結合型は、外部基準周波数と内部
周波数との結合度合いが強いものをいい、外部基準周波
数の変化に対し、内部周波数が敏感に追従応答するPL
L回路を用いた発振回路であり、一般に位相同期ループ
中のLPF(低域通過型フィルタ)のカットオフ周波数
が高く、同期の引き込みが容易なものである。この発振
回路は、短時間で内部周波数を外部基準周波数に近づけ
ることができるが、LPFのカットオフ周波数が高いた
め、同期確立後においても外部基準周波数を中心にして
周波数が上下に揺らぎ、且つ、雑音成分の除去能力も低
い。したがって、非常に短時間で引き込み応答するもの
の、高精度な周波数一致が実現できず、同期して得られ
る周波数の安定度はあまり良くないものとなる。このよ
うな特性を持つ強結合型発振回路は、周波数精度(特に
安定度)をそれほど必要とせず、短時間で外部基準周波
数付近の周波数を発生させたい用途に使用される。例え
ば、上述の移動体通信システムにおける移動局の無線受
信部に見られるように、到来する電波からパイロット信
号を抽出し、これを基準周波数としてPLL回路を同期
させてクロック信号を得るような場合にあっては、移動
局内クロック周波数は受信信号を復調できる程度の周波
数精度があれば充分であるため強結合型発振回路が有効
である。
【0004】一方、弱結合型とは、外部基準周波数と内
部周波数との結合度合いが弱いものをいい、外部基準周
波数の変化に対し、内部周波数が鈍感に追従応答するP
LL回路を用いた発振回路であり、一般に位相同期ルー
プ中のLPFのカットオフ周波数が低く、ロックインレ
ンジが狭いものとなる。この発振回路は、外部基準周波
数と内部周波数との差が少しづつ縮まって同期に至るも
のであるため、差が大きい時には同期するまでに非常に
時間がかかることになる。逆に、一旦同期してしまえ
ば、外部基準周波数に対して自己の内部周波数がずれに
くくなり高精度に同期を維持することができるので、周
波数精度(特に安定度)を重視した用途、例えば、上述
の移動体通信システムにおける基地局等に使用される。
またこの場合、発振回路が内蔵する発振器として比較的
周波数が安定したものを用いた方が好ましく、例えば、
周波数を電圧にて制御可能な電圧制御型OCXO(Oven
Controlled Crystal Oscillator)が用いられることが
多い。
【0005】上述のように移動体通信システムにおける
基地局等においては、弱結合型のPLL回路を備えた発
振回路(クロック供給ユニット)を用いて、高安定なク
ロック周波数を得ており、近年にあっては、PLL回路
にディジタル演算を用いたループフィルタを形成するこ
とにより大きな時定数を扱えることができるようにな
り、更に、精度の良い周波数同期を行なうことができる
ディジタルプロセッシング位相同期ループ(DPPL
L)回路が多く用いられるようになった。
【0006】このようなディジタルプロセッシング位相
同期ループ回路を用いた移動体通信システムにおける基
地局用のクロック供給ユニットの構成として、例えば、
GPS(Global Positioning System)を利用し、このG
PSから得られる信号(GPSタイムに同期した1pp
s信号)を外部基準周波数としてクロック供給ユニット
のDPPLL回路の同期を図るものがある。この場合の
クロック供給ユニットが目標とする周波数安定度は1×
10-12といった極めて高安定なものであり、外部基準
周波数とするGPS用人工衛星の発振源は、この精度を
有している。なお、クロック供給ユニットに用いる発振
器(OCXO)は、およそ5×10-9程度のものが使用
される。そして、このクロック供給ユニットに備えられ
たDPPLL回路が1×10-1 2の安定度を得るために
は、時定数を極めて大きくする必要があり、弱結合特有
の狭いロックインレンジにて同期制御を行なうとする
と、クロック供給ユニットの電源を投入したときから同
期確立までに、約2ヶ月間ほどかかることになってしま
う。
【0007】つまり、上述の場合のディジタルプロセッ
シング位相同期ループ回路を用いたクロック供給ユニッ
トにおいては、電源投入時から同期確立(ロック)時ま
でに要する時間は、「OCXOウォームアップ時間」+
「同期引き込み時間」となるが、同期引き込み時間が非
常に長いのである。なお、前記OCXOウォームアップ
時間とは、電源を投入してからOCXOの周波数安定度
が、DPPLLの同期引き込み可能な基準値以内となる
までの一定時間である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述よ
うな同期引き込み時間では実用に耐えないので、従来
は、時定数を段階的に小さいものから大きなものへ切り
替える方法などが採用されていたが、切替段数を多くす
るとDPPLL回路が非常に複雑となり、段数増大にも
限界があった。このため、DPPLL回路を簡略化する
ことができ、且つ、同期確立までの時間を短縮可能なク
ロック供給ユニットが望まれていた。
【0009】また、ディジタルプロセッシング位相同期
ループ回路に設けられるOCXO等の水晶発振器は、比
較的周波数は安定しているものの時間経過と共に徐々に
発振する周波数にズレが生じる場合がある。例えば、基
地局においては重要な役割を担うクロック供給ユニット
が故障したときのために、予備のクロック供給ユニット
を用意するのが一般的となっているが、ユニットの故障
に伴い長期間保管された予備用のクロック供給ユニット
を使用する場合に、電圧制御型OCXOに対して、当初
は電源投入時に周波数制御のためのセンター電圧を与え
るのが一般的である。しかし、OCXOが時間経過によ
り周波数ずれを生じていた場合、出力する周波数は、所
望の周波数からズレたものとなり、外部基準周波数との
差が大きいため、同期引き込み時間がそれだけ長くなっ
てしまうという問題点があった。
【0010】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであり、PLL回路を構成する発振器の
経年変化等により発振する周波数にズレが生じたとして
も、同期引き込み時間を短縮することができるディジタ
ルプロセッシング位相同期ループ回路を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係わるディジタルプロセッシング位相同期ル
ープ回路の請求項1の発明は、電圧制御により発振周波
数を変化させる電圧制御型発振器と、前記電圧制御型発
振器の出力周波数を所定の周波数まで分周する分周器
と、前記分周器からの周波数と外部から供給される所定
の基準周波数との位相を比較して位相差を求める位相比
較器と、前記位相比較器からの位相差情報に基づいて前
記電圧制御型発振器に与える電圧値を計算する演算部
と、を備えたディジタルプロセッシング位相同期ループ
回路において、前記演算部は、電圧制御型発振器が有す
る電圧−周波数特性を記憶したデータベースを備えたこ
とを特徴とする。また、本発明に係わるディジタルプロ
セッシング位相同期ループ回路の請求項2の発明は、前
記請求項1記載のディジタルプロセッシング位相同期ル
ープ回路において、前記演算部は、電源投入の後に次の
手段(動作)をとることを特徴とする。即ち、所定の単
位時間当たりの位相差を測定する手段と、位相差から周
波数のズレを求める手段と、前記データベースを用いて
周波数のズレを補正したセンター電圧値を求める手段
と、求めたセンター電圧を前記電圧制御型発振器に与え
た後に同期引き込み動作を開始する手段を備えることに
よって、同期時間の短縮を図るのである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図示した実施の形態例に基
づいて本発明を詳細に説明する。図1は本発明に係わる
ディジタルプロセッシング位相同期ループ回路の実施の
形態例を示す機能ブロック図である。
【0013】この例に示すディジタルプロセッシング位
相同期ループ回路1は、直流電圧により発振周波数を制
御可能な恒温槽付水晶発振器(OCXO)7と、前記O
CXO7が出力する周波数を所定の分周比にて分周する
分周器(DIV)8と、前記分周器8により分周された
内部周波数と外部から供給される基準周波数とを入力と
しこれら相互間の位相差情報を出力する位相比較器2
と、該位相差情報を基に同期引き込み等のループ制御を
行なうCPU3と、前記CPU3に接続されたROM4
およびRAM5と、前記CPU3から出力される周波数
制御信号(ディジタル信号)を直流電圧(アナログ信
号)に変換して前記OCXO7に与えるディジタル−ア
ナログ変換器(D/A)6とを備えており、前記位相比
較器2への外部基準周波数を供給するのもとして、GP
Sレシーバ9を設けている。なお、GPSレシーバ9
は、複数のGPS衛星からの原子発振周波数に基づいた
GPS1PPS(1秒毎のパルス信号)を出力するもの
であり、この例では、GPS1PPSを外部基準周波数
としている。
【0014】この構成例において、特徴的な点は、RO
M4にOCXOのV(制御電圧)−F(周波数)特性の
データベースを備えたことであり、従来のものは、RO
M4に制御プログラムのみを記憶していたが、本発明に
あっては、V−F特性データベースを追加記憶してい
る。
【0015】この図に示すディジタルプロセッシング位
相同期ループ回路1は以下のように機能する。なおここ
では、OCXO7が公称周波数5MHz、周波数制御範
囲±1×10-5、周波数制御電圧+2.5V±2Vであ
るとし、製造出荷時には+2.5V(基準センター電
圧)にて5MHzを出力するよう調整がなされていたも
のとする。つまり、この場合のROM4のV−F特性デ
ータベースは、制御電圧0.1V変化に対して発振周波
数が2.5Hz変化するという傾き情報をデータベース
化したものである。
【0016】即ち、まず、CPU3は、ROM4の制御
プログラムに基づき基準センター電圧である+2.5V
をD/A変換器6が出力するよう周波数制御信号を設定
し、D/A変換器6に供給する。そして、D/A変換器
6は直流制御電圧+2.5VをOCXO7に出力し、O
CXO7は、この制御電圧に応じた周波数を発振し出力
する。
【0017】そして、電源投入からOCXO7のウォー
ムアップ時間経過の後に、ディジタルプロセッシング位
相同期ループ回路1は、図2に示す周波数ズレ補正処理
を行なう。
【0018】図2は、本発明に係わるディジタルプロセ
ッシング位相同期ループ回路の周波数ズレ補正処理手段
の例を示すフローチャート図である。ウォームアップ時
間経過後に、まず、所定単位時間当たりの位相差を測定
する(STEP1)。具体的には、例えば、CPU3が
位相比較器2からの位相差情報から10秒間の累積位相
差を測定し、この値が10μsであったとすれば、10
μs/10sを計算して、1秒当りの平均位相差1μs
を求める。なお、この位相差は、GPS1PPSの位相
を基準としてプラス方向(進み位相)への差であるか、
或いは、マイナス方向(遅れ位相)への差であるかも認
識される。
【0019】次に、測定した位相差から周波数のズレを
計算し(STEP2)、上述の位相差1μsが進み位相
であるとすれば、5MHz+1×10-6であるから、5
MHzから5Hz分だけ早い周波数ズレを生じているこ
とを求める。次に、CPU3は、ROM4に記憶したV
−F特性データベースを用いて、周波数ズレ分を補正し
たセンター電圧を求める(STEP3)。つまり、この
場合のV−F特性データベースにあっては、制御電圧
0.1V変化に対して発振周波数が2.5Hz変化する
正比例関係にあるので、周波数ズレの5Hz分遅くすべ
く制御電圧を0.2V下げたセンター電圧(2.3V)
を求める。
【0020】このようにして求めたセンター電圧(2.
3V)をOCXO7に与え、そこから同期引き込み動作
を行なう(STEP4)。この後は、OCXO7は、上
述の補正により5MHzに近い周波数を出力し、分周器
8は1/5MHzに分周した1Hz(1PPS)を位相
比較器2の一方に入力し、位相比較器2においてGPS
1PPS(外部基準周波数)と1Hz(内部周波数)と
の位相差を測定し、その位相差情報をCPU3に出力す
る。そして、CPU3は、位相差情報が一定となるよう
周波数制御を行なうことで、同期引き込みを行なう。
【0021】このようにして、長期保管された予備用の
クロック供給ユニットに搭載されたOCXO7であった
としても、経年変化等による周波数ズレを差し引きした
補正後のセンター電圧値に対応する周波数から同期引き
込みを行なうのである。したがって、周波数ズレ分の引
き込み時間を短縮することができる。
【0022】以上説明した本発明の実施の形態例におい
ては、CPU3を用いた機能ブロック例を示したが、本
発明の実際の構成にあってはこの例に限らず、例えば、
CPU3、ROM4、RAM5の機能を内蔵するDSP
(Digital Signal Processor)とするように構成するこ
とも可能であり、また、デジタル信号回路からなる機能
ブロック部分をASICやFPGA等で集約構成しても
良いことは言うまでもない。
【0023】以上のように、本発明に係わるディジタル
プロセッシング位相同期ループ回路を用いたクロック供
給ユニットにおいては、電源投入時から同期確立(ロッ
ク)時までに要する時間は、「OCXOウォームアップ
時間」+「周波数ズレ補正処理時間」+「周波数ズレを
除いた同期引き込み時間」となるので、製造後の経過時
間にかかわらず、ほぼ一定の立ち上がり時間とすること
ができる。また、OCXO7に経年変化等による周波数
ズレが生じていた場合において、ズレた周波数から同期
引き込みする従来技術と本発明とを比較すれば、本発明
は、周波数ズレが大きいほど同期引き込み時間の短縮に
効果を発揮する。
【0024】なお、特許請求の範囲欄の記載と、発明の
実施の形態欄との対応を示すと、電圧制御型発振器はO
CXO7に対応し、演算部はCPU3、ROM4、RA
M5に対応する。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明に係わるディジタル
プロセッシング位相同期ループ回路は、電圧−周波数特
性を記憶したデータベースを備えて構成し、周波数ズレ
補正処理を実行した後に、同期引き込みを行なうよう機
能するので、同期引き込み時間を短縮したディジタルプ
ロセッシング位相同期ループ回路が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディジタルプロセッシング位相同
期ループ回路の構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明に係るディジタルプロセッシング位相同
期ループ回路の周波数ズレ補正処理手順例を示すフロー
チャート図である。
【符号の説明】
1・・・ディジタルプロセッシング位相同期ループ回路 2・・・位相比較器 3・・・CPU 4・・・ROM 5・・・RAM 6・・・D/A変換器(D/A) 7・・・恒温槽付電圧制御型発振器(OCXO) 8・・・分周器(DIV) 9・・・GPSレシーバ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電圧制御により発振周波数を変化させる電
    圧制御型発振器と、前記電圧制御型発振器の出力周波数
    を所定の分周比にて分周する分周器と、前記分周器から
    の出力と外部から供給される基準周波数信号との位相を
    比較して位相差を求める位相比較器と、前記位相比較器
    からの位相差情報に基づいて前記電圧制御型発振器に与
    える電圧値を計算する演算部と、を備えたディジタルプ
    ロセッシング位相同期ループ回路において、 前記演算部は、電圧制御型発振器が有する電圧−周波数
    特性を記憶したデータベースを備えたことを特徴とする
    ディジタルプロセッシング位相同期ループ回路。
  2. 【請求項2】前記演算部は、電源投入の後に、所定の単
    位時間当たりの位相差を測定する手段と、位相差から周
    波数のズレを求める手段と、前記データベースを用いて
    周波数のズレを補正したセンター電圧値を求める手段
    と、求めたセンター電圧に前記電圧制御型発振器に与え
    る電圧値を一致させる手段とを備えたものであることを
    特徴とする前記請求項1記載のディジタルプロセッシン
    グ位相同期ループ回路。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007228327A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Matsushita Electric Works Ltd 同期信号発生装置ならびにそれを用いる無線通信装置および無線通信システム
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JP2017199947A (ja) * 2016-04-25 2017-11-02 セイコーエプソン株式会社 回路装置、発振器、電子機器及び移動体

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