JP2000040958A - 基準周波数・タイミング発生装置 - Google Patents

基準周波数・タイミング発生装置

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JP2000040958A
JP2000040958A JP20912498A JP20912498A JP2000040958A JP 2000040958 A JP2000040958 A JP 2000040958A JP 20912498 A JP20912498 A JP 20912498A JP 20912498 A JP20912498 A JP 20912498A JP 2000040958 A JP2000040958 A JP 2000040958A
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JP20912498A
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English (en)
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Hitoshi Ujiie
仁 氏家
Takashi Shimura
隆史 志村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】原子周波数標準器を内蔵する人工衛星からの電
波あるいはこれに類する超高精度の基準信号を受信し
て、高精度な基準周波数を発生し、かつ超高精度な基準
信号の位相に対しても短時間で精密に位相同期可能な基
準周波数・タイミング発生装置を提供する。 【解決手段】電圧制御型水晶発振器を備え、外部からの
基準信号を受けて、前記基準信号に同期追従させ、かつ
前記基準信号のタイミングに対しても位相同期させて高
精度な基準周波数を発生する基準周波数・タイミング発
生装置において、上記基準信号と電圧制御型水晶発振器
との所定複数N回の位相偏差を相加平均した位相差平均
値を求め、前記位相差平均値が所定以上の偏差を示すと
きは現在の位相状態に対して所定の位相補正期間、所定
の偏差補正量を一時的に付与して位相同期制御を行う手
段を備える基準周波数・タイミング発生装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、原子周波数標準
器を内蔵する人工衛星からの電波あるいはこれに類する
超高精度の基準信号を受信して、高精度な基準周波数を
発生する基準周波数・タイミング発生装置に関する。特
に外部の超高精度な基準信号と内部発振器との位相制御
を備える基準周波数・タイミング発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来公知技術としては、特開平09−2
21384号公報の「基準周波数発生装置」がある。
尚、人工衛星からの電波を受信して、高精度な基準周波
数を発生する基準周波数発生装置の従来公知技術として
は、特開平06−314192号公報の「基準周波数発
生装置」がある。従って本課題に係る部分を除き説明を
省略する。
【0003】図7に従来の構成例を示す。これによれ
ば、位相差制御手段30において、比較的長い所定測定
間隔Tm、例えば1000秒期間に得た時間間隔測定部
12からの所定の複数個の位相差データTidを受けて、
この複数個の位相差データTidの平均値を算出した位相
差平均値Φavを、所定の位相閾値Φthと比較し、もし位
相閾値Φthを超える場合には周波数制御用演算手段13
を一時停止させ、比較的長い所定補正期間Tcont、例え
ば1000秒において位相差平均値Φavがゼロとなる周
波数補正量Dfadjを算出し、DA変換器(D/A)14
の現時点の周波数制御値Df0に前記周波数補正量Dfadj
を加算した値をDA変換器へ与えて所定補正期間Tcon
t、緩やかに位相差をゼロに収束させる位相制御手段で
ある。これにより、外部からの超高精度な基準信号と内
部発振器との位相差が所望位相範囲内となるように緩や
かに位相制御させた高精度の基準周波数発生装置を実現
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで位相計測時間
と位相検出精度にはトレードオフの関係がある。例え
ば、位相計測時間が1000秒もの長い時間であるた
め、位相差検出に多くの時間をかけてしまう。逆に前記
の位相計測時間が短い場合には長時間に渡る微量な位相
差を検出できず、適切なる位相制御が困難な場合があっ
た。特に、周波数偏差がある程度収束した初期状態にお
いては、内部時刻信号V1ppsと衛星電波受信機で復調
される基準の時刻信号である1秒パルス信号S1ppsと
の位相差データTidは不定状態にある。もし、その位相
差データTidが大きな場合には、位相制御する周波数オ
フセット量foffを大きくとれない為に、位相差をゼロ
に収束させる迄には長時間必要とする難点がある。逆
に、位相制御する周波数オフセット量foffを大きくす
ると、収束点付近での無用の挙動を示して収束不具合を
生じたり、また高精度の基準周波数自体の過度な変動を
与えて実用上の支障を来す場合がある。これらの観点か
ら、従来技術の位相制御手段には実用上の難点がある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、原子周波数
標準器を内蔵する人工衛星からの電波あるいはこれに類
する超高精度の基準信号を受信して、高精度な基準周波
数を発生し、かつ超高精度な基準信号の位相に対しても
短時間で精密に位相同期可能な基準周波数・タイミング
発生装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1に、上記課題を解決
するために、本発明の構成では、電圧制御型水晶発振器
を備え、外部からの超高精度な基準信号を受けて、前記
基準信号に緩やかに同期追従させ、かつ前記基準信号の
タイミングに対しても位相同期させて高精度な基準周波
数を発生する基準周波数・タイミング発生装置におい
て、上記基準信号と当該電圧制御型水晶発振器との所定
複数N回の位相偏差を相加平均した位相差平均値を求
め、前記位相差平均値が所定以上の偏差を示すときは現
在の位相状態に対して所定の位相補正期間、所定の偏差
補正量を一時的に付与して短期的に強制的な位相同期制
御を行う手段を備えることを特徴とする基準周波数・タ
イミング発生装置である。上記発明によれば、原子周波
数標準器を内蔵する人工衛星からの電波あるいはこれに
類する超高精度の基準信号(例えば時刻信号)を受信し
て、高精度な基準周波数を発生し、かつ超高精度な基準
信号の位相に対しても短時間で精密に位相同期可能な基
準周波数・タイミング発生装置が実現できる。
【0006】第2に、上記課題を解決するために、本発
明の構成では、電圧制御型水晶発振器を備え、外部から
の超高精度な基準信号を受けて、前記基準信号に緩やか
に同期追従させ、かつ前記基準信号のタイミングに対し
ても位相同期させて高精度な基準周波数を発生する基準
周波数・タイミング発生装置において、電源投入して所
定のウオームアップの後においては、受信した上記基準
信号の位相状態に強制的に位相合わせをし、以後は上記
基準信号と当該電圧制御型水晶発振器との所定複数N回
の位相偏差を相加平均した位相差平均値Φavを求め、前
記位相差平均値Φavが所定以上の偏差を示すときは現在
の位相状態に対して所定の位相補正期間、所定の偏差補
正量、即ち周波数オフセット量foffを一時的に付与し
て短期的に強制的な位相同期制御を行う手段を備えるこ
とを特徴とする基準周波数・タイミング発生装置があ
る。
【0007】第1図は、本発明に係る解決手段を示して
いる。第3に、上記課題を解決するために、本発明の構
成では、電圧制御型水晶発振器10を備え、外部からの
超高精度な基準信号(例えば1秒パルス信号S1pps)
を受けて、上記電圧制御型水晶発振器10の発振周波数
foscを所定に分周した位相比較用の内部時刻信号V1p
psと上記基準信号との位相差を検出し、検出した位相差
データTidの偏差により上記電圧制御型水晶発振器10
の電圧制御入力端を制御して、外部の上記基準信号に緩
やかに同期追従、及び位相同期させて、高精度な基準周
波数を発生する基準周波数・タイミング発生装置におい
て、電源投入して所定のウオームアップの後、若しくは
所定長期間に渡って上記基準信号の受信停止状態から回
復した後に、電圧制御型水晶発振器10の発振周波数f
oscを所定に分周した位相比較用の内部時刻信号V1pps
を発生する分周手段(例えば分周器15)の分周値をリ
セット実施して強制的に位相合わせを行う位相強制リセ
ット手段60を具備し、所定の測定間隔Tm毎に上記基
準信号と上記内部時刻信号V1ppsとの位相差データTi
dを所定サンプリング個数Nm個受けて、前記所定サンプ
リング個数Nm個を含む以前に得た相加平均する所定平
均個数Nの位相差データTidを相加平均した位相差平均
値Φavを求め、第1に、前記で求めた位相差平均値Φav
が所定位相差未満の偏差値の場合は、上記電圧制御型水
晶発振器10の発振周波数foscを通常の緩やかなPL
Lループ制御手法による高精度な周波数制御を行い、第
2に、上記で求めた位相差平均値Φavが所定位相差以上
の偏差値の場合は、上記位相差平均値Φavを収束方向に
補正する所定周波数オフセット量foffを求め、当該時
点から直ちに所定の位相補正期間T2の間、前記周波数
オフセット量foffをDA変換器14の設定値へ加算付
与して位相差ゼロ方向へ強制的な位相補正を行う精密位
相差収束手段を具備することを特徴とする基準周波数・
タイミング発生装置がある。
【0008】また、位相差平均値Φavの偏差量が大きい
ときは位相補正を行う位相補正期間T2を長く、偏差量
が小さいときは位相補正期間T2を短くして、前記位相
差平均値Φavに応じて位相制御パラメータである位相補
正期間T2を段階的に変更して位相補正を行うことを特
徴とする上述基準周波数・タイミング発生装置がある。
また、位相差平均値Φavの偏差量が大きいときは位相補
正を行う周波数オフセット量foffを大きくし、偏差量
が小さいときは前記周波数オフセット量foffを小さく
して、前記位相差平均値Φavに応じて位相制御パラメー
タである電圧制御型水晶発振器10の発振周波数の周波
数オフセット量foffを段階的に変更して位相補正を行
うことを特徴とする上述基準周波数・タイミング発生装
置がある。
【0009】また、位相差平均値Φavの偏差量が大きい
ときは相加平均する相加平均個数Nを小さく、偏差量が
小さいときは前記相加平均個数Nを大きくして、前記位
相差平均値Φavに応じて位相制御パラメータである相加
平均個数Nを段階的に変更して位相補正を行うことを特
徴とする上述基準周波数・タイミング発生装置がある。
【0010】また、位相差平均値Φavにおいて複数種類
(例えば6種類)の異なる相加平均個数Nを用いて各々
位相差平均値(例えばΦavS1、ΦavS2、ΦavS3、
ΦavS4、ΦavS5、ΦavS6)を求め、求めた各々の
位相差平均値Φavに対応する位相差閾値Tthで位相差を
比較し、何れかが閾値超えした場合に位相制御を行う行
うことを特徴とする上述基準周波数・タイミング発生装
置がある。
【0011】尚、基準信号としては、原子周波数標準器
を内蔵する人工衛星の電波による超高精度な基準信号
(1秒パルス信号S1pps)とする上述基準周波数・タイ
ミング発生装置がある。また、基準信号としては、国家
標準の標準電波を受信する標準電波受信機による超高精
度な基準信号とする上述基準周波数・タイミング発生装
置がある。第5図は、本発明に係る解決手段を示してい
る。また、基準信号としては、通信網あるいは放送網で
配信される信号の受信による超高精度な基準信号とする
上述基準周波数・タイミング発生装置がある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を実施
例と共に図面を参照して詳細に説明する。
【0013】本発明について、図1の基準周波数発生装
置の構成例と、図2の位相強制リセット手段の具体回路
例と、図3の制御フローチャートと、図4の制御動作を
説明するタイムチャートと、図5の位相補正の制御パラ
メータの一例と、図8の位相収束推移における各ステー
ジ毎の位相差閾値との比較結果例と、を参照して以下に
説明する。尚、従来構成に対応する要素は同一符号を付
す。
【0014】本発明では、電圧制御型水晶発振器10が
短期間においては安定した発振源である点に着目して、
所定短期間における位相差平均値Φavを求め、これを基
にして、DA変換器14に所定補正期間の間微少の周波
数オフセット量foffを付与して緩やかに位相差をゼロ
に強制収束させる手段と、所定のウオームアップの後に
位相強制リセット手段60によるおおまかな位相差の確
定と、位相平均時間やDA変換器14へ与える周波数オ
フセット量foff、即ち周波数補正量Dfadjを段階的に
ダイナミックに切り替えて、高速、かつ精密な位相差収
束手段を備えるものである。
【0015】本発明の要部構成は、図1に示すように、
従来構成要素である衛星電波受信機11と、時間間隔測
定部12と、周波数制御用演算手段13と、加算器50
と、DA変換器14と、分周器15と、電圧制御型水晶
発振器(VCXO)10と、周波数変換器A・17と、
周波数変換器B・16と、温度センサー29との構成に
対して、本発明の構成要素である位相差制御手段30b
と、位相強制リセット手段60を追加した構成で成る。
但し、本発明の分周器15は出力状態をリセット可能な
リセット入力端を備える分周器とする。
【0016】位相強制リセット手段60は、所望のウオ
ームアップをし、初期周波数引き込み後において、位相
差を±1μs以内に強制位相同期するものである。即
ち、衛星電波受信機11からの基準信号である1秒パル
ス信号S1ppsは様々な擾乱を含んでいるものの、瞬時
的には最大でも、ほぼ±1μs程度である。これを利用
して強制的に±1μs以内に強制位相同期する。
【0017】図2に示す具体回路例では、Dフリップ・
フロップ62と、ANDゲート64とで成る。この動作
は、位相差制御手段30bからのリセット起動信号34
をクロック入力端に受けて、出力状態QをセットしてA
NDゲート64が開き、衛星電波受信機11からの1秒
間隔のパルス信号である1秒パルス信号S1ppsのパル
スをANDゲート64の他端に受けた瞬間に、リセット
パルス60pが発生出力されて分周器15の出力状態が
ゼロにリセットする。これと同時に、Dフリップ・フロ
ップ62の出力状態Qもリセットされる。この結果、基
準信号である1秒パルス信号S1ppsに強制的に同期さ
れることとなる。例えば分周器15の分周用のクロック
である出力周波数foutが10MHzとすると0.1μ
s分解能単位に強制位相同期される。だがしかし、上記
したように、基準信号である1秒パルス信号S1pps自
体が瞬時において最大±1μs程度の擾乱を含んでいる
為、±1μs以内の粗い位相合わせが実現される。この
結果、数百μsにも及ぶ大きな位相差を有していても直
ち±1μs以内に強制収束される。このことは、従来の
ような長い時間に渡って大きな周波数オフセット量fof
fを付与する位相制御が不要となる大きな利点が得られ
る。
【0018】位相差制御手段30bは従来とは異なる位
相の制御手段である。即ち、第1に、上述した分周器1
5を強制リセットするリセット起動信号34を供給し、
第2に、以後は±1μs以下の微少な位相差に対して、
段階的条件で精密な位相差収束制御を行う。
【0019】第1の位相制御手段は、分周器15の強制
リセットによる位相制御である。即ち、電源投入して所
定のウオームアップの後、上記位相強制リセット手段6
0へリセット起動信号34を供給して強制リセットをす
る。また、所定長期間に渡って上記基準信号の受信停止
状態から回復した後、若しくはその他の条件で測定され
た位相差データTidが例えば1μs以上にあるときにお
いても、所望により強制リセットを行う。
【0020】第2の位相制御手段は、DA変換器14に
よる周波数制御を所定短時間一時停止させ、この所定短
時間(例えば1〜4秒間)において微少量の位相制御を
強制的に行う。このときに段階的条件を用いて緩やかに
精密に位相差収束制御を行う。この段階的な変更条件と
しては、3つのパラメータがあり、位相差平均値Φavを
求める平均個数N個と、強制的に位相制御を付与する位
相補正時間と、強制的に位相制御を付与する付与量(周
波数オフセット量foff)とがある。尚、上記強制位相
制御の実行中は、位相差制御手段30bから周波数制御
用演算手段13へ一時停止信号32を供給して通常の周
波数制御動作を一時停止させ、DA変換器14へ供給し
ている現時点の周波数制御値Df0を保持させ、更に、後
述する所定の周波数補正量DfadjをDA変換器14へ与
える。
【0021】上記位相制御手段の動作について、図4の
タイムチャートを参照して説明する。図4において、上
側の縦軸は位相差Tidであり、下側の縦軸はDA変換器
14へ加算付与するDA設定値であり、横軸は経時であ
る。また、図4上側の位相差Tidの推移において、黒点
は1秒毎に測定される位相差データTidの推移であり、
擾乱に伴うばらつきを示している。尚、簡明な表現とす
る為、黒点の個数は実際より少ない。また、測定間隔T
mは位相差データTidを所定サンプリング個数Nm個取得
する区間である。また、位相差閾値±Tthのレベルは位
相制御に遷移するか否かのスレッショルド・レベルであ
り後述するステージ毎に異なるレベルを各々持つ。他
方、図4下側のDA設定値の推移において、T1は通常
の周波数制御期間であり、T2は短時間の位相補正期間
であり、foffはこの位相補正期間T2に付与する一定
した周波数オフセット量である。
【0022】先ず、図4Aの最初に位置する位相差Φ0
は、上述第1の位相制御手段により分周器15をリセッ
トして位相差を±1μs以内に強制位相同期させた時点
の状態である。この後、位相差制御手段30bは、所定
の測定間隔Tm毎に直前までの所定の複数N個を相加平
均した位相差平均値Φav1、Φav2、Φav3、Φav4を
求める。尚、所定の複数N個の値は後述するが、ステー
ジ毎に異なる値である。第1に、得られた位相差平均値
において、位相差平均値Φav1、及びΦav4地点では位
相差閾値±Tth以内であるから、位相制御は行われず、
周波数制御用演算手段13による通常の周波数制御が行
われる。従って、DA設定値は周波数制御用演算手段1
3から制御されて推移101、102、103になる。
第2に、位相差平均値Φav2、及びΦav3地点では位相
差閾値±Tthを超えているので、直ちに位相制御が行わ
れる。即ち、短期間の所定の位相補正期間T2、例えば
1〜4秒間に現時点のDA設定値に対して一定した周波
数オフセット量foffを加算付与する。従って、この短
期間のみ位相制御が行われた後、再び通常の周波数制御
状態に戻る。これにより、所定の測定間隔Tmの短期間
である所定サンプリング個数Nm個の新しい位相差デー
タTidと、それ以前に得た(N−Nm)個の位相差デー
タTidとを対象として相加平均した位相差平均値Φavに
より、直ちに位相制御ができる利点が得られる。
【0023】次に、図3に示すフローチャートについ
て、図5の位相補正の制御パラメータを参照して更に説
明する。ステップ302は、電源投入後、装置内が所定
の恒温状態にウオームアップする迄のウオームアップ待
ちであり、例えば数十分かかる。
【0024】ステップ304は、VCXO10の発振周
波数foscが所定に初期周波数引き込みされるまでの待
ち時間である。要求される周波数精度にもよるが、例え
ば数時間以上かかる。
【0025】ステップ306は、上述した第1の位相制
御手段である分周器15の強制リセットによる位相制御
である。この段階で、直ちに±1μs以内の位相収束状
態になる。従って、ステップ310〜322では、残り
±1μs以内の小さな位相差を対象として精密に位相制
御すれば良いこととなる。
【0026】ステップ310は、例えば所定の測定間隔
Tm=60秒期間、即ちサンプリング個数Nm=60点の
新たな位相差データTidを取得した都度において、図5
の各ステージ1〜6に示す平均個数Nで各々位相差平均
値ΦavS1、ΦavS2、ΦavS3、ΦavS4、ΦavS
5、ΦavS6を算出する。即ち、ステージ1ではN=3
2個の現時点までの最新の位相差データTid群を相加平
均した位相差平均値ΦavS1を算出する。但し、本ステ
ージ1では相加平均個数が32であるがサンプリング個
数Nmが60点であるからして相加平均個数を60とし
て用いる方が良い。同様に、ステージ2ではN=128
個の最新の位相差データTid群を相加平均した位相差平
均値ΦavS2を算出し、ステージ3ではN=512個の
最新の位相差データTid群を相加平均した位相差平均値
ΦavS3を算出し、ステージ4ではN=2048個の最
新の位相差データTid群を相加平均した位相差平均値Φ
avS4を算出し、ステージ5ではN=16384個の最
新の位相差データTid群を相加平均した位相差平均値Φ
avS5を算出し、ステージ6ではN=32768個の最
新の位相差データTid群を相加平均した位相差平均値Φ
avS6を算出する。但し、未だ取得した位相差データT
idの個数が対応する平均個数Nに満たない初期段階にお
いては、当該ステージの位相差平均値Φavは利用不可と
するフラグをセット、若しくはステップ312の比較で
閾値以上となる大きな値をセットしておく。
【0027】尚、上記ステップ310で使用される所定
の測定間隔Tmとしては、第1に、上述したように常に
固定した測定間隔Tmの値、例えば60秒固定とする第
1の方法以外に、以下の第2の方法がある。即ち、位相
収束初期の段階ではステージ4,5,6が位相差閾値T
thを超えた状態(図8A参照)を検出するが、やがて安
定収束段階になると、例えばステージ4,5が位相差閾
値Tth以下の状態(図8C,D,E参照)を検出するこ
とに着目し、このステージ毎の検出差異を利用して、位
相収束の初期段階では測定間隔Tmの値を、例えば60
秒として使用し、位相収束段階では例えば500秒とし
て使用する2段階の測定間隔Tmに切替えて実施する方
法としても良い。更に、所望により、前記2段階を3段
階以上の多段階とする測定間隔Tmの数値に順次切替え
て実施しても良い。
【0028】ステップ312は、通常の周波数制御を行
うのか、位相制御を行うのかの分岐である。即ち、上記
ステップ310で得た所定の測定間隔Tmに達した時点
における位相差平均値ΦavS1、ΦavS2、ΦavS3、
ΦavS4、ΦavS5、ΦavS6を受けて、図5に示す各
ステージ1,2,3,4,5,6の対応する位相差閾値
Tthの絶対値と各々比較する。ここで位相収束の初期段
階から安定収束段階における各ステージの閾値との比較
結果例を図8に示す。前記各比較で第1に、もし閾値を
超えるステージが1つ以上ある場合(図4C,E参照)
は、その中で上位ステージの制御パラメータである周波
数オフセットと、位相補正時間を次のステップ322へ
供給して進む。例えば図8Aの位相制御の初期段階では
全てのステージが閾値超えを検出されるのでステージ1
の制御パラメータ、即ち周波数オフセット値「2e−
8」(ここでeは指数表現)が周波数オフセット量fof
fとして採用され、位相補正時間の値「4.0」秒が位
相補正期間T2として採用される。位相制御が進んでい
き、図8Bの収束途中段階ではステージ5,6のみが閾
値超えを検出されたときはステージ5の制御パラメータ
が採用される。やがて、図8Cの安定収束段階ではステ
ージ6が間欠的に閾値超えを検出される程度となり、検
出されたときのみステージ6の制御パラメータが採用さ
れて位相制御が行なわれる。第2に、もし何れのステー
ジにおいても閾値を超えない場合(図4B,G及び図8
C参照)はステップ330へ進んで通常の周波数制御が
続行される。
【0029】ところで、基準信号である1秒パルス信号
S1ppsが連続的な大きな擾乱に伴って、上位ステージ
2,3で閾値を超える場合(図8D,E参照)が希にあ
る。このとき、下位ステージ4,5は長い平均個数Nが
使用されているから閾値を超えていないことが検出され
ている。これから、所望により当該上位ステージ2,3
で検出された希な閾値超えに対しては無効にする判定処
理を上記ステップ312に備えても良い。
【0030】ステップ322は、ステップ312で得た
周波数オフセット量foffと位相補正期間T2に基づき
実際に位相制御を行う。即ち、図4に示すC−D区間
と、E−F区間の位相補正期間T2に対して、周波数オ
フセット量foffである周波数補正量Dfadjを加算器5
0へ供給することで数秒程度の短時間の位相制御が行わ
れる。この後、直ちに通常の周波数制御状態に戻した
後、ステップ310に進む。
【0031】ステップ330は、短時間の位相制御はせ
ず、周波数制御用演算手段13による通常の周波数制御
状態のまま(図4B,G参照)である。この状態を維持
してステップ310に進む。
【0032】上述発明によれば、基準信号である1秒パ
ルス信号S1ppsと電圧制御型水晶発振器10との間
で、所定の平均個数Nの位相偏差を測定し、これらを相
加平均した位相差平均値Φavを各ステージ毎に求め、前
記位相差平均値Φavが所定以上の位相差閾値の偏差を示
すときは現在の位相状態に対して所定の位相補正期間T
2、所定の偏差補正量、即ち周波数オフセット量foff
を短時間付与して強制的な位相同期制御を行う手段を具
備したことにより、測定間隔Tm毎の短時間単位毎に直
ちに所望の位相制御を行うことが可能となる特筆した利
点が得られる。この結果、例えば従来では1000秒毎
の位相補正であったものが、本発明では測定間隔Tmの
値、例えば60秒毎の短時間でありながら的確なる位相
補正が実現できる。しかも、電圧制御型水晶発振器10
の発振周波数foscは高精度を維持された状態で発生で
きる利点も得られている。
【0033】尚、本発明は、上述実施の形態に限るもの
ではない。例えば、位相比較用の内部時刻信号V1pps
を発生する分周手段、即ち分周器15の分周値をウオー
ムアップ後に強制リセットする強制リセット手段は、上
述実施の形態より時間がかかっても良い場合には、所望
により位相強制リセット手段60を削除した構成として
も良い。また、図5に示す制御パラメータである位相差
閾値Tth、平均個数N、周波数オフセット量foff、位
相補正時間(位相補正期間T2)の各パラメータ値は一
例であり、適切な位相制御がなされる所望のパラメータ
値を用いても良い。また、ステージ1〜6の段数は一例
であり、所望のステージ段数、例えば4〜20段数にし
ても良い。また、図5に示す制御パラメータである位相
差閾値Tth、平均個数N、周波数オフセット量foff、
位相補正時間の各パラメータ値において、これに近似す
る所望の関数式で算出した値を用いる方法としても良
い。例えば、平均個数Nの値では、関数式f(x)=3
2×22(x−1)により算出できる。また、図5に示
す制御パラメータである位相差閾値Tth、平均個数N、
周波数オフセット量foff、位相補正時間の各パラメー
タ値において、周波数オフセット量foff、位相補正時
間の各パラメータ値は、所望により、一定値を用いても
良い。例えば位相補正時間は1秒固定としても良い。
【0034】また、上述実施例の説明では、図1に示す
具体構成例で説明していたが、図6に示すように、衛星
電波受信機11に代え、通信網あるいは放送網で配信さ
れる基準周波数信号を受ける通信網・放送網受信復調装
置11cを設け、クロック抽出回路でクロックを再生
し、これを分周器で分周して基準の時刻信号とする構成
手段がある。この場合は、通信網あるいは放送網で配信
される基準周波数信号に対応した精度及び位相同期した
出力周波数foutを発生できる。無論、通信網の伝送回
線によるジッタやワンダが十分抑圧された純度の高い周
波数信号を発生できる利点も得られる。また同様に、衛
星電波受信機11に代え、国家標準の標準電波を受信す
る標準電波受信機を設け、標準電波を受けて基準の時刻
信号とする構成手段がある。この場合にも、国家標準の
標準電波に対応した精度及び位相同期した出力周波数f
outが発生できる利点が得られる。
【0035】
【発明の効果】本発明は、上述の説明内容から、下記に
記載される効果を奏する。上述発明の構成によれば、第
1に、ウオームアップ後に分周器15を強制リセットし
て小さな位相差に迄直ちに収束させる。その後残りの僅
かな位相差を対象として、第2に、比較的短時間の所定
測定間隔Tmの期間に得た所定サンプリング個数Nmの新
たな位相差データTid及び最新の過去の位相差データT
idを用いて、位相差平均値Φavを求め、これが所定の位
相閾値Tthを超えた場合には周波数制御用演算手段を一
時停止させて、求めた位相差平均値Φavに対応する位相
補正期間T2と周波数オフセット量foffを用いて位相
補正を短時間の間欠的に実施する手段を具備したことに
より、精密に良好な位相差の収束が実現できる。この結
果、外部からの揺らぎを含んだ超高精度な基準周波数信
号の位相に対して短時間で精密に同期できる大きな利点
が得られる。従って、高精度な出力周波数foutの発生
と、位相関係とが共に重要視される利用形態において特
筆した利点が得られる。 従って本発明の技術的効果は
大であり、産業上の経済効果も大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、基準周波数発生装置の構成例。
【図2】本発明の、位相強制リセット手段の具体回路
例。
【図3】本発明の、制御フローチャート。
【図4】本発明の、図3の制御動作を説明するタイムチ
ャート。
【図5】本発明の、位相補正の制御パラメータの一例。
【図6】本発明の、通信網あるいは放送網で配信される
基準信号を受信する、他の構成例。
【図7】従来の、基準周波数発生装置の構成例。
【図8】本発明の、位相収束推移における各ステージ毎
の位相差閾値との比較結果例。
【符号の説明】
10 電圧制御型水晶発振器(VCXO) 11 衛星電波受信機 11c 通信網・放送網受信復調装置 12 時間間隔測定部 13 周波数制御用演算手段 14 DA変換器(D/A) 15 分周器 16 周波数変換器B 17 周波数変換器A 30,30b 位相差制御手段 50 加算器 60 位相強制リセット手段 T2 位相補正期間 Dfadj 周波数補正量 Nm サンプリング個数 foff 周波数オフセット量 Tm 測定間隔 Tth 位相差閾値

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電圧制御型水晶発振器を備え、外部から
    の基準信号を受けて、該基準信号に同期追従させ、かつ
    該基準信号のタイミングに対しても位相同期させて高精
    度な基準周波数を発生する基準周波数・タイミング発生
    装置において、 該基準信号と当該電圧制御型水晶発振器との所定複数N
    回の位相偏差を相加平均した位相差平均値を求め、該位
    相差平均値が所定以上の偏差を示すときは現在の位相状
    態に対して所定の位相補正期間、所定の偏差補正量を一
    時的に付与して位相同期制御を行う手段を備えることを
    特徴とする基準周波数・タイミング発生装置。
  2. 【請求項2】 電圧制御型水晶発振器を備え、外部から
    の基準信号を受けて、該基準信号に同期追従させ、かつ
    該基準信号のタイミングに対しても位相同期させて高精
    度な基準周波数を発生する基準周波数・タイミング発生
    装置において、 電源投入して所定のウオームアップの後においては、受
    信した該基準信号の位相状態に強制的に位相合わせを
    し、以後は該基準信号と当該電圧制御型水晶発振器との
    所定複数N回の位相偏差を相加平均した位相差平均値を
    求め、該位相差平均値が所定以上の偏差を示すときは現
    在の位相状態に対して所定の位相補正期間、所定の偏差
    補正量を一時的に付与して位相同期制御を行う手段を備
    えることを特徴とする基準周波数・タイミング発生装
    置。
  3. 【請求項3】 電圧制御型水晶発振器を備え、外部から
    の基準信号を受けて、該電圧制御型水晶発振器の発振周
    波数を所定に分周した位相比較用の信号と該基準信号と
    の位相差を検出し、検出した位相差の偏差により該電圧
    制御型水晶発振器の電圧制御入力端を制御して、外部の
    該基準信号に同期追従、及び位相同期させて、高精度な
    基準周波数を発生する基準周波数・タイミング発生装置
    において、 電源投入して所定のウオームアップの後に、該電圧制御
    型水晶発振器の発振周波数を所定に分周した位相比較用
    の内部時刻信号を発生する分周手段の分周値をリセット
    実施して位相合わせを行う位相強制リセット手段と、 所定の測定間隔毎に該基準信号と該内部時刻信号との位
    相差データを所定サンプリング個数Nm個受けて、該所
    定サンプリング個数Nm個を含む以前に得た相加平均す
    る所定平均個数Nの位相差データを相加平均した位相差
    平均値を求め、第1に、前記で求めた位相差平均値が所
    定位相差未満の偏差値の場合は、該電圧制御型水晶発振
    器の発振周波数を高精度な周波数制御を行い、第2に、
    上記で求めた位相差平均値が所定位相差以上の偏差値の
    場合は、該位相差平均値を収束方向に補正する所定周波
    数オフセット量を求め、当該時点から所定の位相補正期
    間の間、該周波数オフセット量をDA変換器の設定値へ
    加算付与して位相差ゼロ方向へ位相補正を行う精密位相
    差収束手段と、 を具備していることを特徴とする基準周波数・タイミン
    グ発生装置。
  4. 【請求項4】 位相差平均値に応じて位相制御パラメー
    タである位相補正期間を段階的に変更して位相補正を行
    うことを特徴とする請求項1、2又は3記載の基準周波
    数・タイミング発生装置。
  5. 【請求項5】 位相差平均値に応じて位相制御パラメー
    タである電圧制御型水晶発振器の発振周波数の周波数オ
    フセット量を段階的に変更して位相補正を行うことを特
    徴とする請求項1、2又は3記載の基準周波数・タイミ
    ング発生装置。
  6. 【請求項6】 位相差平均値に応じて位相制御パラメー
    タである相加平均個数を段階的に変更して位相補正を行
    うことを特徴とする請求項1、2又は3記載の基準周波
    数・タイミング発生装置。
  7. 【請求項7】 位相差平均値において複数種類の異なる
    相加平均個数を用いて各々位相差平均値を求め、求めた
    各々の位相差平均値に対応する位相差閾値で位相差を比
    較し、何れかが閾値超えした場合に位相制御を行う行う
    ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の基準周波数
    ・タイミング発生装置。
  8. 【請求項8】 基準信号は、原子周波数標準器を内蔵す
    る人工衛星の電波による基準信号とする請求項1又は2
    記載の基準周波数・タイミング発生装置。
  9. 【請求項9】 基準信号は、国家標準の標準電波を受信
    する標準電波受信機による基準信号とする請求項1又は
    2記載の基準周波数・タイミング発生装置。
  10. 【請求項10】 基準信号は、通信網あるいは放送網で
    配信される信号の受信による基準信号とする請求項1又
    は2記載の基準周波数・タイミング発生装置。
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