JP2002076647A - ボックス取付用基台 - Google Patents

ボックス取付用基台

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JP2002076647A
JP2002076647A JP2000257175A JP2000257175A JP2002076647A JP 2002076647 A JP2002076647 A JP 2002076647A JP 2000257175 A JP2000257175 A JP 2000257175A JP 2000257175 A JP2000257175 A JP 2000257175A JP 2002076647 A JP2002076647 A JP 2002076647A
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JP
Japan
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frame
box mounting
frames
mounting base
horizontal plane
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JP2000257175A
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English (en)
Inventor
Takami Mizuno
孝美 水野
Akihiro Inaba
明寛 稲葉
Motoo Ochiai
元男 落合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kogyo Corp
Original Assignee
Nitto Kogyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】軽量化と材料コストの削減とを図ることがで
き、しかも十分な機械的強度及び耐震性を確保すること
ができるボックス取付用基台を提供する。 【解決手段】前後フレーム10と奥行フレーム20とを
四角枠状に連結してボックス取付用基台を構成する。奥
行フレーム20は多重の鉛直面21、22と水平面23
とを備える。奥行フレーム20の水平面23の両端部が
前後フレーム10の上部水平面11と重なる位置に、ボ
ックス取付孔30を形成する。これにより、前後フレー
ム10と奥行フレーム20の板厚を薄くすることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の電気機器収
納用ボックスを基礎に固定するために使用されるボック
ス取付用基台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気機器収納用ボックスを基礎に固定し
て自立させる場合には、従来からボックス取付用基台が
用いられている。このボックス取付用基台は、ボックス
の前縁と後縁に対応する前後フレームと、ボックスの両
側縁に対応する奥行フレームとを四角枠状に連結したも
のであり、アンカーボルトにより基礎に固定され、その
上面にボックスをボルトにより取り付ける構造となって
いる。
【0003】図7は従来のボックス取付用基台の構造を
示す斜視図であり、断面L字状の前後フレーム1と、同
じく断面L字状の奥行フレーム2とを溶接により連結し
たものである。前後フレーム1の上部水平面3には、下
面にナット4が溶接されたボックス取付孔5が形成され
ている。また奥行フレーム2の下部水平面6には、アン
カーボルト取付孔7が形成され、基礎に固定できるよう
になっている。
【0004】また、図8は他の従来例を示す斜視図であ
り、奥行フレーム2をほぼ平板状とするとともに、アン
カーボルト取付孔7を備えたアンカーボルト取付部材8
を別部材として、奥行フレーム2と平行に設けたもので
ある。
【0005】ところがこのような従来のボックス取付用
基台においては、ボックスの重量が集中するボックス取
付孔5付近の機械的強度を確保するため、前後フレーム
1の板厚を十分に厚くしておく必要があり、その結果、
全体の重量が重くなり、また材料コストが高くなるとい
う問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決して、軽量化と材料コストの削減とを図
ることができ、しかも十分な機械的強度及び耐震性を確
保することができるボックス取付用基台を提供するため
になされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、前後フレームと奥行フレームと
を四角枠状に連結したボックス取付用基台であって、前
記フレームのうち一方のフレームが多重の鉛直面とこれ
ら鉛直面の上端に位置する水平面とを備えたものであ
り、この水平面の両端部が他方のフレームの上部水平面
と重なる位置に、両水平面を貫通させてボックス取付孔
を形成したことを特徴とするものである。なお、前記一
方のフレームをボックス取付孔を備えた取付フレーム
と、その外側に位置する側フレームとにより多重の鉛直
面を構成したものとすることができ、取付フレームをア
ンカーボルト取付孔を備えた底面を備えたものとするこ
とができる。
【0008】本発明のボックス取付用基台は、前後フレ
ーム又は奥行フレームのうち一方のフレームの水平面と
他方のフレームの上部水平面とが重なる位置に、両水平
面を貫通させてボックス取付孔を形成したものであるた
め、前後フレーム又は奥行フレームのうち一方のフレー
ムの板厚を薄くしても十分な機械的強度を確保すること
ができる。また、前後フレーム又は奥行フレームが多重
の鉛直面を備えたものであるので、十分な耐震性を確保
することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の好ましい実施形態
を示す斜視図であり、10は鋼鉄製の前後フレーム、2
0は同じく鋼鉄製の奥行フレームである。これらは図2
に示すように四角枠状に連結されボックス取付用基台を
構成する。ただし図2では手前側の前後フレーム10は
省略されている。
【0010】前後フレーム10はほぼコの字状の断面を
有するもので、上部水平面11と、鉛直面12と、下部
水平面13とを備えている。一方、奥行フレーム20は
2重の鉛直面21、22と、それらの上端に位置する水
平面23とを備えている。この実施形態では、奥行フレ
ーム20は取付フレーム24と、その外側に位置する側
フレーム25とからなるものであり、図1に示すように
鉛直面21と水平面23とは取付フレーム24に設けら
れ、鉛直面22は側フレーム25に設けられている。
【0011】本発明では、奥行フレーム20の水平面2
3の両端部が前後フレーム10の上部水平面11と重な
る位置に、ボックス取付孔30が形成されている。なお
水平面23は上部水平面11の板厚分だけ低い位置にあ
る。このボックス取付孔30は、これらの水平面23と
上部水平面11とを貫通させて形成されており、その下
面には従来と同様にナット31が溶接されている。ボッ
クスはこのボックス取付孔30にボルトにより固定され
る。
【0012】このように、本発明のボックス取付用基台
はボックス取付孔30を奥行フレーム20の水平面23
と前後フレーム10の上部水平面11とが重なる位置に
設けたので、前後フレーム10の板厚を薄くしても、十
分な機械的強度を持たせることができる。特に前後フレ
ーム10は奥行フレーム20よりも長いのが普通である
から、その板厚を薄くできることによる重量削減効果及
び材料削減効果は大きく、コストダウンを図ることがで
きる。また奥行フレーム20が2重の鉛直面21、22
を備えているため、十分な耐震性を備えたものとなる。
【0013】なお、この実施形態では取付フレーム24
の下部は水平に折り曲げられ、アンカーボルト取付孔2
6を備えた底面27となっている。図示のようにアンカ
ーボルト取付孔26の付近に突起28を設けておけば、
アンカーボルト打ち込み時に取付フレーム24が変形す
ることがない。
【0014】以上に説明した実施形態では、奥行フレー
ム20を取付フレーム24とその外側に位置する側フレ
ーム25とからなるものとし、取付フレーム24の断面
形状を図3に示すとおりのものとした。しかし取付フレ
ーム24の断面形状を、図4に示すようなコの字状とす
ることもできる。このような断面形状の取付フレーム2
4は、側フレーム25と組み合わせて用いられる。
【0015】また図5,図6に示すように、取付フレー
ムと側フレームとを一体化した奥行フレーム20を用い
ることもできる。これらの場合にも、奥行フレーム20
に2重の鉛直面21、22が形成されている。取付フレ
ームと側フレームとを一体化したことにより、基台を組
み立てる時の作業性がよくなり、製造コストを引き下げ
ることができる。なお、前記の実施形態では奥行フレー
ムが多重の鉛直面を有するものとして説明したが、前後
フレームが多重の鉛直面を有するものであってもよいこ
とはもちろんである。
【0016】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のボック
ス取付用基台は、前後フレームと奥行フレームのうち、
一方のフレームの水平面の両端部が他方のフレームの上
部水平面と重なる位置に、両水平面を貫通させてボック
ス取付孔を形成したものであるから、機械的強度を低下
させることなく前後フレーム、奥行フレームのうち一方
のフレームの板厚を薄くすることができる。また前後フ
レーム又は奥行フレームを多重の鉛直面を備えたものと
したことにより、十分な耐震性を備えることができるも
のである。従って、十分な機械的強度及び耐震性を確保
しつつ軽量化と材料コストの削減とを図ることができる
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態の全体斜視図である。
【図3】取付フレームの断面図である。
【図4】他の取付フレームの断面図である。
【図5】他の取付フレームの断面図である。
【図6】他の取付フレームの断面図である。
【図7】従来のボックス取付用基台の斜視図である。
【図8】従来のボックス取付用基台の斜視図である。
【符号の説明】
1 前後フレーム 2 奥行フレーム 3 上部水平面 4 ナット 5 ボックス取付孔 6 下部水平面 7 アンカーボルト取付孔 8 アンカーボルト取付部材 10 前後フレーム 11 上部水平面 12 鉛直面 13 下部水平面 20 奥行フレーム 21 鉛直面 22 鉛直面 23 水平面 24 取付フレーム 25 側フレーム 26 アンカーボルト取付孔 27 底面 28 突起 30 ボックス取付孔 31 ナット
フロントページの続き Fターム(参考) 3B069 HA06 4E360 AB09 AB51 EA22 EB03 ED02 ED27 FA03 GA06 GA11 GA28 GB92

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後フレームと奥行フレームとを四角枠
    状に連結したボックス取付用基台であって、前記フレー
    ムのうち一方のフレームが多重の鉛直面とこれら鉛直面
    の上端に位置する水平面とを備えたものであり、この水
    平面の両端部が他方のフレームの上部水平面と重なる位
    置に、両水平面を貫通させてボックス取付孔を形成した
    ことを特徴とするボックス取付用基台。
  2. 【請求項2】 前記一方のフレームがボックス取付孔を
    備えた取付フレームと、その外側に位置する側フレーム
    とにより多重の鉛直面を構成したものである請求項1に
    記載のボックス取付用基台。
  3. 【請求項3】 取付フレームがアンカーボルト取付孔を
    備えた底面を備えたものである請求項2に記載のボック
    ス取付用基台。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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