JP2002075194A - プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法

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JP2002075194A
JP2002075194A JP2000258658A JP2000258658A JP2002075194A JP 2002075194 A JP2002075194 A JP 2002075194A JP 2000258658 A JP2000258658 A JP 2000258658A JP 2000258658 A JP2000258658 A JP 2000258658A JP 2002075194 A JP2002075194 A JP 2002075194A
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display panel
plasma display
sealing
manufacturing
gas
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Hiroyuki Kado
博行 加道
Masafumi Okawa
政文 大河
Kazuya Hasegawa
和也 長谷川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 面内均一に青色劣化を抑え、放電安定性の高
いプラズマディスプレイパネルを提供する。 【解決手段】 パネル内に乾燥ガスを流しながら封着
し、封着途中で流す方向を切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字または画像表
示用のカラーテレビジョン受像機やディスプレイ等に使
用するガス放電発光を利用したプラズマディスプレイパ
ネル(PDP)およびその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】以下では、従来のプラズマディスプレイ
パネルについて図面を参照しながら説明する。図5は交
流型(AC型)のプラズマディスプレイパネルの概略を
示す断面図である。
【0003】図5において、41は前面ガラス基板であ
り、この前面ガラス基板41上に表示電極42が形成さ
れている。さらに、表示電極42は、誘電体ガラス層4
3及び酸化マグネシウム(MgO)誘電体保護層44に
より覆われている。
【0004】また、45は背面ガラス基板であり、この
背面ガラス基板45上には、アドレス電極46および隔
壁47、蛍光体層(50〜52)が設けられており、4
9が放電ガスを封入する放電空間となっている。前記蛍
光体層はカラー表示のために、赤50、緑51、青52
の3色の蛍光体層が順に配置されている。上記の各蛍光
体層(50〜52)は、放電によって発生する波長の短
い真空紫外線(波長147nm)により励起発光する。
【0005】蛍光体層50〜52を構成する蛍光体とし
ては、一般的に以下の材料が用いられている。
【0006】 「青色蛍光体」:BaMgAl1017:Eu 「緑色蛍光体」:Zn2SiO4:MnまたはBaAl12
19:Mn 「赤色蛍光体」:Y23:Euまたは(YxGd1−
x)BO3:Eu 各色蛍光体は以下のようにして作製できる。
【0007】青色蛍光体(BaMgAl1017:Eu)
は、まず炭酸バリウム(BaCO3)、炭酸マグネシウ
ム(MgCO3)、酸化アルミニウム(α−Al23
をBa、Mg、Alの原子比で1対1対10になるよう
に配合する。次にこの混合物に対して所定量の酸化ユー
ロピウム(Eu23)を添加する。
【0008】そして、適量のフラックス(AlF2、B
aCl2)と共にボールミルで混合し、1400℃〜1
650℃で所定時間(例えば、0.5時間)、還元雰囲
気(H 2、N2中)で焼成して得る。
【0009】赤色蛍光体(Y23:Eu)は、原料とし
て水酸化イットリウムY2(OH)3と硼酸(H3BO3
とY、Bの原子比1対1になるように配合する。次に、
この混合物に対して所定量の酸化ユーロピウム(Eu2
3)を添加し、適量のフラックスと共にボールミルで
混合し、空気中1200℃〜1450℃で所定時間(例
えば1時間)焼成して得る。
【0010】緑色蛍光体(Zn2SiO4:Mn)は、原
料として酸化亜鉛(ZnO)、酸化珪素(SiO2)を
Zn、Siの原子比2対1になるように配合する。次に
この混合物に所定量の酸化マンガン(Mn23)を添加
し、ボールミルで混合後、空気中1200℃〜1350
℃で所定時間(例えば0.5時間)して得る。
【0011】上記製法で作製された蛍光体粒子を粉砕後
ふるい分けすることにより、所定の粒径分布を有する蛍
光体材料を得る。
【0012】以下従来のPDPの製造方法について説明
する。
【0013】背面ガラス基板上に、銀からなるアドレス
電極を形成し、その上に誘電体ガラスからなる可視光反
射層と、ガラス製の隔壁を所定のピッチで作成する。
【0014】これらの隔壁に挟まれた各空間内に、赤色
蛍光体、緑色蛍光体、青色蛍光体を含む各色蛍光体ペー
ストをそれぞれ配設することによって蛍光体層を形成
し、形成後500℃程度で蛍光体層を焼成し、ペースト
内の樹脂成分等を除去する(蛍光体焼成工程)。
【0015】蛍光体焼成後、背面板の周囲に前面板との
封着用シール材として低融点ガラスペーストを塗布し、
低融点ガラスペースト内の樹脂成分等を除去するために
350℃程度で仮焼する(低融点ガラスペースト仮焼工
程)。
【0016】その後、表示電極、誘電体ガラス層および
保護層を順次形成した前面板と、前記背面板を隔壁を介
して表示電極とアドレス電極が直交するよう対向配置
し、450℃程度で焼成し、低融点ガラスによって、周
囲を密封する(封着工程)。
【0017】その後、350℃程度まで加熱しながらパ
ネル内を排気し(排気工程)、終了後に放電ガスを所定
の圧力だけ導入する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来プラズマディスプ
レイパネルの製造方法においては、前記のように基板加
熱を要する工程がいくつか存在する。
【0019】しかし、これらの加熱工程において、使用
している蛍光体が熱劣化するという問題があり、特に封
着工程において、青色蛍光体の劣化が大きかった。これ
は青色蛍光体として使用しているBaMgAl1017
Euが封着工程で熱劣化し、発光強度低下および発光色
度の劣化を起こす原因となっていると考えられている。
【0020】これを解決するために封着時にパネル内部
に乾燥ガスを導入し、青色劣化を抑える封着方法(特願
平11−168995号)が考えられている。
【0021】しかし、この方法では乾燥ガスがパネル内
部を流れている途中で、パネル部材から発生する水蒸気
等を含み、乾燥ガスの流れ方向により、青色蛍光体の特
性に面内不均一性が発生しやすい。
【0022】そこで本願発明は、このような問題に鑑
み、蛍光体の熱劣化がほとんど発生せず、かつ青色発光
の面内均一性の高いプラズマディスプレイパネルを提供
することを目的とするものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のプラズマディスプレイパネルの製造方法
は、少なくとも一方に蛍光体層が形成され且つ少なくと
も一方に封着シール材層が形成された前面板及び背面板
を、両基板の間に内部空間が形成されるよう重ね合わせ
た状態で、前記内部空間に乾燥ガスを流しながら、前記
封着シール材が軟化する温度(軟化点)以上の封着温度
に保つことにより封着する封着ステップを備えるプラズ
マディスプレイパネルの製造方法において、前記乾燥ガ
スを流す方向を封着途中で変えることを特徴とする。
【0024】また、少なくとも一方に蛍光体層が形成さ
れ且つ少なくとも一方に封着シール材層が形成された前
面板及び背面板を、両基板の間に内部空間が形成される
よう重ね合わせた状態で、前面板あるいは背面板に形成
された少なくとも2箇所の貫通穴の一方から乾燥ガスを
導入し、一方から前記内部空間のガスを排出しながら、
前記封着シール材が軟化する温度(軟化点)以上の封着
温度に保つことにより封着する封着ステップを備えるプ
ラズマディスプレイパネルの製造方法において、前記乾
燥ガスの導入および前記内部空間のガスを排出を封着途
中で切り替えることを特徴とする。
【0025】前記構成において、封着ピーク温度の途中
で、乾燥ガスを流す方向を変えることが好ましい。
【0026】また、乾燥ガスを流す方向を少なくとも2
回以上変えることが好ましい。
【0027】
【発明の実施の形態】(実施の形態)以下、本発明の実
施の形態におけるプラズマディスプレイパネルの製造方
法について説明する。図3は、本発明の一実施の形態に
おける交流面放電型プラズマディスプレイパネルの概略
を示す断面図である。図3では、セルが1つだけ示され
ているが、赤、緑、青の各色を発光するセルが多数配列
されてPDPが構成されている。
【0028】このPDPは、前面ガラス基板21上に表
示電極22と誘電体ガラス層23、保護層(MgO)2
4が配された前面板と、背面ガラス基板25上にアドレ
ス電極26、可視光反射層27、隔壁28および蛍光体
層29が配された背面板とを張り合わせ、前面板と背面
板間に形成される放電空間内に放電ガスが封入された構
成となっている。
【0029】蛍光体層を構成する蛍光体材料の組成とし
ては、一般的にPDPの蛍光体層に使用されているもの
を用いることができる。その具体例としては、 「青色蛍光体」:BaMgAl1017:Eu 「緑色蛍光体」:Zn2SiO4:Mn 「赤色蛍光体」:(Y、Gd)BO3:Eu を挙げることができる。
【0030】以下封着時に面内均一に、各部材(特にM
gO)から放出される水蒸気を含む不純物ガスの影響を
除くための本実施の形態における封着工程について説明
する。
【0031】図1に本実施の形態の封着工程の温度プロ
ファイルを示す。また、封着前の前面板1および背面板
2を張り合わせたパネルおよび装置構成を図2に示す。
前面板1と背面板2の間には、封着用シール材3が設け
られ、背面板2には排気装置4および乾燥ガス導入装置
6に接続された第1のガラス管5および第2のガラス管
7が形成されている。乾燥ガス導入および排気はバルブ
8〜11の開閉で行われる。なお、本実施の形態では封
着用シール材として低融点ガラスを用いた。
【0032】このパネルを加熱炉12により、図1の温
度プロファイルで低融点ガラスの軟化点温度以上まで加
熱することにより封着した。
【0033】この封着工程において、昇温時に封着用シ
ール材である低融点ガラスの軟化点以上の温度に加熱す
るまでは、バルブ8〜11はすべて閉じた状態であり、
軟化点以上の温度に加熱されてから、バルブ8および1
0を開き、第1のガラス管5を通して、パネル内の排気
を開始、および第2のガラス管7を通して乾燥ガスの導
入を開始した。
【0034】封着ピーク温度に達してから、所定の時間
後にバルブ8および10を閉じ、バルブ9および11を
開き、第2のガラス管7を通して、パネル内の排気し、
および第1のガラス管を通して乾燥ガスの導入した。こ
の操作により、パネル内の乾燥ガスの流れ方向が逆にな
る。
【0035】この工程で、前面板1と背面板2から放出
されるガスが、乾燥ガスと置換される。この結果、従来
の封着工程のように狭い放電空間に水蒸気が閉じこめら
れることがなく、封着中の青色蛍光体の劣化を抑えるこ
とが可能となる。
【0036】また、乾燥ガスを流す方向を変えること
で、パネル面内での湿度に面内偏りが無くなり、青色の
発光特性を面内で均一にすることができた。
【0037】乾燥ガスの水蒸気分圧としては、水蒸気分
圧が低いほど青色蛍光体の劣化が押さえられるが、従来
の封着工程と比較すると10Torr(1330Pa)
付近から顕著な効果が現れた。
【0038】また、PDPで多く用いられているBaM
gAl1017:Eu、Zn2SiO4:Mnや(Y、G
d)BO3:Eu等の酸化物系の蛍光体は、無酸素の雰
囲気中で加熱すると多少酸素欠陥が形成され発光効率が
低下する場合がある。
【0039】したがって本封着過程で用いる乾燥ガス
は、少なくとも酸素が含まれていることが望ましい。
【0040】また、乾燥ガスを流す方向を2回以上変え
ることで、さらに均一性を向上させることができた。
【0041】また、ガス導入方法としては本実施の形態
以外にも、一方のガラス管には何も接続せずにガラス管
近傍を乾燥ガス雰囲気とし、一方のガラス管から乾燥ガ
スの導入、排出を繰り返し動作することでも、同様の効
果が得られる。
【0042】さらに、本実施例では、封着ピーク温度の
途中で、乾燥ガスを流す方向を変えたが、昇温途中ある
いは降温途中に乾燥ガスを流す方向を変えても、均一化
の効果は得られた。ただし、乾燥ガスを流す方向を変え
るタイミングとしては、高温である程、均一化は促進さ
れた。
【0043】さらに、PDPの駆動時には、図4に示す
ように、PDPに各ドライバ及びパネル駆動回路100
を接続して、点灯させようとするセルの走査電極101
aとアドレス電極102間に印加してアドレス放電を行
った後に、表示電極101a、101b間にパルス電圧
を印加して維持放電を行う。そして、当該セルで放電に
伴って紫外線を発光し、蛍光体層で可視光に変換する。
このようにしてセルが点灯することによって、画像が表
示される。
【0044】
【実施例】本発明の効果を検証するために、前記実施の
形態に基づいてPDPを作製し、従来のPDPと比較し
た。パネルは42”サイズである。
【0045】本実施例のパネルは、シール材として軟化
点390℃のガラスフリットを使用し、400℃からパ
ネル内への乾燥ガス導入およびパネル内からのガス排出
を開始し、パネル内に乾燥ガスを流しながら450℃ま
で加熱し、450℃で5分保持後、乾燥ガスの導入、排
出方向を切り替えて、さらに450℃で5分保持するこ
とで封着を行った。乾燥ガス流量は300×10-63
/min(300sccm)とした。
【0046】なお、乾燥ガスとしては乾燥空気を用い
た。
【0047】比較例に係わるPDPとしては、封着中の
乾燥ガスの導入、排出方向を切り替えを行わずに一方向
にのみ乾燥ガスを流したパネル(比較例1)、および、
従来の封着工程通り、パネル内に乾燥ガスを流すことな
く封着したパネル(比較例2)の2枚を作製した。
【0048】前記各PDPにおいて、封着工程はピーク
温度450℃を10分保持する温度プロファイルとし
た。また、パネル構成も同じ構成とし、蛍光体膜厚は3
0μm、放電ガスはNe(95%)−Xe(5%)を5
00Torr(66.5kPa)で封入した。
【0049】パネルを点灯させて評価した発光特性とし
ては、青色のみを点灯させたときの発光強度(輝度を色
度座標yで割った値)、色度座標y、発光スペクトルの
ピーク波長及び青色、赤色、緑色のすべてを同一電力条
件で点灯した時の白色表示の色温度(色温度補正なし)
を測定した。
【0050】パネル比較の結果、本実施例のパネルでは
青色発光強度が比較例2に比べ30%増加し、青色の色
度座標yも、0.06まで低減した(比較例2は0.0
9)。それに伴い、白色色温度も11000Kまで向上
した(比較例2は5800K)。さらに、封着時にパネ
ル内不純物が排除され、パネル内の放電特性の向上や均
一性が向上した。
【0051】また、比較例1のパネルでは同様の青色改
善効果が得られたが、乾燥ガスを導入した部分と排出し
た部分で改善度合に差が発生し、青色色度座標で0.0
6〜0.07、白色色温度で10000K〜11000
K程度のパネル内ばらつきが発生した。これに対し、本
実施例のパネルでは、パネル内ばらつきが青色色度座標
で0.06〜0.061、白色色温度で10800K〜
11000K以内に収めることができた。
【0052】また、実施例では示さなかったが、封着用
装置内に流す乾燥空気の水蒸気分圧に関しては、水蒸気
分圧が下がるに従って発光特性が向上した。
【0053】なお、以上の実施例においては、面放電型
のPDPを例示したが、対向放電型のPDPなど、封着
するための熱工程が必要なPDPすべてに適用すること
ができる。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、従来封着
工程で発生した蛍光体の発光特性劣化を面内均一に抑え
ることが可能となり、その結果、発光強度および発光効
率が高く、色再現域の広いプラズマディスプレイパネル
が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる封着工程を示した
【図2】本発明の実施の形態に係わる封着前の前面板と
背面板を張り合わせたパネルおよび装置構成を示す図
【図3】本実施の形態に係わる交流面放電型プラズマデ
ィスプレイパネルの概略断面図
【図4】本実施の形態のPDPに駆動回路を接続したP
DP表示装置を示す図
【図5】従来の交流面放電型プラズマディスプレイパネ
ルの概略断面図
【符号の説明】
1 前面板 2 背面板 3 封着用シール材 4 排気装置 5 第1のガラス管 6 乾燥ガス導入装置 7 第2のガラス管 8,9,10,11 バルブ 12 加熱炉
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 和也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C012 AA09 BC03 5C040 FA01 GG09 HA01 MA02 MA23 MA30

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一方に蛍光体層が形成され且
    つ少なくとも一方に封着シール材層が形成された前面板
    及び背面板を、両基板の間に内部空間が形成されるよう
    重ね合わせた状態で、前記内部空間に乾燥ガスを流しな
    がら、前記封着シール材が軟化する温度(軟化点)以上
    の封着温度に保つことにより封着する封着ステップを備
    えるプラズマディスプレイパネルの製造方法において、 前記乾燥ガスを流す方向を封着途中で変えることを特徴
    とするプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも一方に蛍光体層が形成され且
    つ少なくとも一方に封着シール材層が形成された前面板
    及び背面板を、両基板の間に内部空間が形成されるよう
    重ね合わせた状態で、前面板あるいは背面板に形成され
    た少なくとも2箇所の貫通穴の一方から乾燥ガスを導入
    し、一方から前記内部空間のガスを排出しながら、前記
    封着シール材が軟化する温度(軟化点)以上の封着温度
    に保つことにより封着する封着ステップを備えるプラズ
    マディスプレイパネルの製造方法において、 前記乾燥ガスの導入および前記内部空間のガスを排出を
    封着途中で切り替えることを特徴とするプラズマディス
    プレイパネルの製造方法。
  3. 【請求項3】 封着ピーク温度の途中で、乾燥ガスを流
    す方向を変えることを特徴とする請求項1または2記載
    のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  4. 【請求項4】 乾燥ガスを流す方向を少なくとも2回以
    上変えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに
    記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  5. 【請求項5】 乾燥ガスが、少なくとも酸素を含んでい
    ることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の
    プラズマディスプレイパネルの製造方法。
  6. 【請求項6】 乾燥ガスが、乾燥空気からなることを特
    徴とする請求項5記載のプラズマディスプレイパネルの
    製造方法。
  7. 【請求項7】 乾燥ガスの水蒸気分圧が133Pa以下
    であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記
    載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  8. 【請求項8】 一対の平行に配されたプレートの間に、
    電極および複数色の蛍光体層とが配設され、ガス媒体が
    封入されたプラズマディスプレイパネルであって、請求
    項1から7のいずれかの製造方法で製造したことを特徴
    とするプラズマディスプレイパネル。
  9. 【請求項9】 青色セルのみを発光させたときのCIE
    色度座標yが0.07以下であることを特徴とする請求
    項8記載のプラズマディスプレイパネル。
  10. 【請求項10】 プラズマディスプレイパネルと前記プ
    ラズマディスプレイパネルを駆動する駆動回路とを備え
    たプラズマディスプレイパネル表示装置であって、 前記プラズマディスプレイパネルが請求項8または9の
    いずれかに記載のプラズマディスプレイパネルであるこ
    とを特徴とするプラズマディスプレイパネル表示装置。
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