JP2002075026A - 自動車用ストップランプ - Google Patents
自動車用ストップランプInfo
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- JP2002075026A JP2002075026A JP2000259313A JP2000259313A JP2002075026A JP 2002075026 A JP2002075026 A JP 2002075026A JP 2000259313 A JP2000259313 A JP 2000259313A JP 2000259313 A JP2000259313 A JP 2000259313A JP 2002075026 A JP2002075026 A JP 2002075026A
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- Japan
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- stop lamp
- rear window
- window panel
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- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 構成している部品点数が少なく、リアウイン
ドパネルの室内側の面が結露して曇っても、後続車など
に見やすい自動車用ストップランプを提供する。 【解決手段】 リアウインドパネル4の室内側の面4a
に固設されてなるハウジング6と、前記リアウインドパ
ネル4の室内側の面4aに近接する位置に配されてなる
と共に前記ハウジング6に支持されてなる発光手段7と
より構成されてなる。
ドパネルの室内側の面が結露して曇っても、後続車など
に見やすい自動車用ストップランプを提供する。 【解決手段】 リアウインドパネル4の室内側の面4a
に固設されてなるハウジング6と、前記リアウインドパ
ネル4の室内側の面4aに近接する位置に配されてなる
と共に前記ハウジング6に支持されてなる発光手段7と
より構成されてなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車用ストッ
プランプ、特にハイマウントストップランプと呼称され
る室内に配された自動車用ストップランプの構造に関す
るものである。
プランプ、特にハイマウントストップランプと呼称され
る室内に配された自動車用ストップランプの構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の室内に取り付けられるストップ
ランプとして、例えば、実開昭63−52204号公報
に示す構造のものがある。かかる構造における自動車用
ストップランプは、基板と、該基板に支持されたLED
チップと、前記基板を裏側からサポートする固定板と、
前記LEDチップを覆う透明なアウタレンズとより構成
されている。
ランプとして、例えば、実開昭63−52204号公報
に示す構造のものがある。かかる構造における自動車用
ストップランプは、基板と、該基板に支持されたLED
チップと、前記基板を裏側からサポートする固定板と、
前記LEDチップを覆う透明なアウタレンズとより構成
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、構成している部品点数が多
く、しかもリアウインドパネルの室内側の面が結露して
曇った場合、LEDチップが点灯しても、介在されるリ
アウインドパネルにより減光せられ、後続車などに見え
づらくなるおそれがあり、改善が求められている。
うな従来の技術にあっては、構成している部品点数が多
く、しかもリアウインドパネルの室内側の面が結露して
曇った場合、LEDチップが点灯しても、介在されるリ
アウインドパネルにより減光せられ、後続車などに見え
づらくなるおそれがあり、改善が求められている。
【0004】この発明は、このような従来の技術に着目
してなされたものであり、構成している部品点数が少な
く、リアウインドパネルの室内側の面が結露して曇って
も、後続車などに見やすい自動車用ストップランプを提
供するものである。
してなされたものであり、構成している部品点数が少な
く、リアウインドパネルの室内側の面が結露して曇って
も、後続車などに見やすい自動車用ストップランプを提
供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
リアウインドパネルの室内側の面に固設されてなるハウ
ジングと、前記リアウインドパネルの室内側の面に近接
する位置に配されてなると共に前記ハウジングに支持さ
れてなる発光手段とより構成されてなる。
リアウインドパネルの室内側の面に固設されてなるハウ
ジングと、前記リアウインドパネルの室内側の面に近接
する位置に配されてなると共に前記ハウジングに支持さ
れてなる発光手段とより構成されてなる。
【0006】請求項1記載の発明によれば、自動車用ス
トップランプが、ハウジング及び発光手段よりなるの
で、構成している部品点数が少なくなり、製造原価の著
しい低減が図れる。また、ハウジングが薄く軽量なもの
となり、リアウインドパネルへの取付けが容易で、しか
も取付け部位が後部座席の後ろ位置であるリアウインド
パネル下端部からリアウインドパネル上端部まで適宜選
択でき、取付けレイアウトの自由度が増す。
トップランプが、ハウジング及び発光手段よりなるの
で、構成している部品点数が少なくなり、製造原価の著
しい低減が図れる。また、ハウジングが薄く軽量なもの
となり、リアウインドパネルへの取付けが容易で、しか
も取付け部位が後部座席の後ろ位置であるリアウインド
パネル下端部からリアウインドパネル上端部まで適宜選
択でき、取付けレイアウトの自由度が増す。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の自
動車用ストップランプであって、前記発光手段は、基板
と、該基板に支持されたLEDチップと、該LEDチッ
プ及び前記基板を覆う透明性の合成樹脂材よりなる被覆
体とより構成されてなる。
動車用ストップランプであって、前記発光手段は、基板
と、該基板に支持されたLEDチップと、該LEDチッ
プ及び前記基板を覆う透明性の合成樹脂材よりなる被覆
体とより構成されてなる。
【0008】請求項2記載の発明によれば、自動車用ス
トップランプにアウタレンズを必要としていないので、
軽量化が図れる。また、リアウインドパネルに直接固定
しているので、リアウインドパネルの室内側の面が結露
して曇っても、その影響は受けずらくなる。
トップランプにアウタレンズを必要としていないので、
軽量化が図れる。また、リアウインドパネルに直接固定
しているので、リアウインドパネルの室内側の面が結露
して曇っても、その影響は受けずらくなる。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の自動車用ストップランプであって、前記基板
に複数のLEDチップを配置し、各LEDチップを被覆
体で覆って固定した構造で、前記基板が、二次元的に湾
曲可能な薄型の板形状である。
項2記載の自動車用ストップランプであって、前記基板
に複数のLEDチップを配置し、各LEDチップを被覆
体で覆って固定した構造で、前記基板が、二次元的に湾
曲可能な薄型の板形状である。
【0010】請求項3記載の発明によれば、前記基板が
二次元的に湾曲可能な薄型の板形状であるため、一方向
にのみ二次元的に湾曲した状態でリアウインドパネルの
室内側の面に追従しやすくなり、リアウインドパネルの
室内側の面側のスペースを多く必要としないことにな
る。また、LEDチップが支持されている基板自体が湾
曲することにより、LEDチップより発光される光が、
アウタレンズなどのプリズム拡散手段を用いなくても拡
散でき、その分原価が低減できる。また、LEDチップ
が支持されている基板自体がリアウインドパネルの室内
側の面に沿って湾曲できるので、リアウインドパネルの
室内側の面とLEDチップとの空間が狭く、リアウイン
ドパネルの室内側の面にLEDチップを沿わせれば、リ
アウインドパネルの室内側の面が結露して曇っても、発
熱により曇りが早く晴れることになり、結果、後続車な
どに点灯した状態が見やすいことになる。
二次元的に湾曲可能な薄型の板形状であるため、一方向
にのみ二次元的に湾曲した状態でリアウインドパネルの
室内側の面に追従しやすくなり、リアウインドパネルの
室内側の面側のスペースを多く必要としないことにな
る。また、LEDチップが支持されている基板自体が湾
曲することにより、LEDチップより発光される光が、
アウタレンズなどのプリズム拡散手段を用いなくても拡
散でき、その分原価が低減できる。また、LEDチップ
が支持されている基板自体がリアウインドパネルの室内
側の面に沿って湾曲できるので、リアウインドパネルの
室内側の面とLEDチップとの空間が狭く、リアウイン
ドパネルの室内側の面にLEDチップを沿わせれば、リ
アウインドパネルの室内側の面が結露して曇っても、発
熱により曇りが早く晴れることになり、結果、後続車な
どに点灯した状態が見やすいことになる。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の自動車用ストップランプであって、前記基板
に複数のLEDチップを配置し、各LEDチップを被覆
体で覆って固定した構造で、前記基板が、三次元的に湾
曲可能な薄型の格子形状である。
項2記載の自動車用ストップランプであって、前記基板
に複数のLEDチップを配置し、各LEDチップを被覆
体で覆って固定した構造で、前記基板が、三次元的に湾
曲可能な薄型の格子形状である。
【0012】請求項4記載の発明によれば、前記基板が
三次元的に湾曲可能な薄型の格子形状であるため、複数
の方向へ三次元的に湾曲した状態でリアウインドパネル
の室内側の面により追従しやすくなる。この場合におい
ても、自動車用ストップランプ自体を薄型化できる。更
に、基板が格子状のため、自動車用ストップランプの軽
量化及び放熱性の面においても優れている。また、LE
Dチップが支持されている基板自体が湾曲することによ
り、LEDチップより発光される光が、アウタレンズな
どのプリズム拡散手段を用いなくても拡散でき、その分
原価が低減できる。また、LEDチップが支持されてい
る基板自体がリアウインドパネルの室内側の面に沿って
湾曲できるので、リアウインドパネルの室内側の面とL
EDチップとの空間が狭く、リアウインドパネルの室内
側の面にLEDチップを沿わせれば、リアウインドパネ
ルの室内側の面が結露して曇っても、発光により曇りが
早く晴れることになり、結果、後続車などに点灯した状
態が見やすいことになる。
三次元的に湾曲可能な薄型の格子形状であるため、複数
の方向へ三次元的に湾曲した状態でリアウインドパネル
の室内側の面により追従しやすくなる。この場合におい
ても、自動車用ストップランプ自体を薄型化できる。更
に、基板が格子状のため、自動車用ストップランプの軽
量化及び放熱性の面においても優れている。また、LE
Dチップが支持されている基板自体が湾曲することによ
り、LEDチップより発光される光が、アウタレンズな
どのプリズム拡散手段を用いなくても拡散でき、その分
原価が低減できる。また、LEDチップが支持されてい
る基板自体がリアウインドパネルの室内側の面に沿って
湾曲できるので、リアウインドパネルの室内側の面とL
EDチップとの空間が狭く、リアウインドパネルの室内
側の面にLEDチップを沿わせれば、リアウインドパネ
ルの室内側の面が結露して曇っても、発光により曇りが
早く晴れることになり、結果、後続車などに点灯した状
態が見やすいことになる。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項3又は請求
項4に記載の自動車用ストップランプであって、前記L
EDチップが、格子形状の基板の交点に配置されてい
る。
項4に記載の自動車用ストップランプであって、前記L
EDチップが、格子形状の基板の交点に配置されてい
る。
【0014】請求項5記載の発明によれば、前記格子形
状の基板において、LEDチップを基板中で変形度合い
の小さい交点に配置したため、万一、基板が無理に折り
曲げられたような場合においても、LEDチップの保護
の面で優れる。
状の基板において、LEDチップを基板中で変形度合い
の小さい交点に配置したため、万一、基板が無理に折り
曲げられたような場合においても、LEDチップの保護
の面で優れる。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項1〜5のい
ずれか1項に記載の自動車用ストップランプであって、
前記基板の厚さが、0.2〜0.9mmである。
ずれか1項に記載の自動車用ストップランプであって、
前記基板の厚さが、0.2〜0.9mmである。
【0016】請求項6記載の発明によれば、基板の厚さ
が、0.2〜0.9mmであるため、基板の必要な強度
を保持しながら、容易に湾曲できる柔軟性を得ることが
できる。
が、0.2〜0.9mmであるため、基板の必要な強度
を保持しながら、容易に湾曲できる柔軟性を得ることが
できる。
【0017】請求項7記載の発明は、請求項1〜6のい
ずれか1項に記載の自動車用ストップランプであって、
前記被覆体が、ドーム型である。
ずれか1項に記載の自動車用ストップランプであって、
前記被覆体が、ドーム型である。
【0018】請求項7記載の発明によれば、被覆体がド
ーム型であるため、被覆体がレンズとして機能し、LE
Dチップの光の利用率が向上する。
ーム型であるため、被覆体がレンズとして機能し、LE
Dチップの光の利用率が向上する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を、図1〜図4に基づいて説明する。自動車1の車内2
に取り付けられるストップランプ3は、リアウインドパ
ネル4の室内側の面4aに接着剤5により直接貼られる
ことで固設されてなるハウジング6と、前記リアウイン
ドパネル4の室内側の面4aに近接する位置に配されて
なると共に前記ハウジング6に支持されてなる発光手段
7とより構成されてなる。
を、図1〜図4に基づいて説明する。自動車1の車内2
に取り付けられるストップランプ3は、リアウインドパ
ネル4の室内側の面4aに接着剤5により直接貼られる
ことで固設されてなるハウジング6と、前記リアウイン
ドパネル4の室内側の面4aに近接する位置に配されて
なると共に前記ハウジング6に支持されてなる発光手段
7とより構成されてなる。
【0020】前記発光手段7は、0.2〜0.9mm(好
ましくは0.2〜0.5mm)の薄い板状に形成されてな
ると共に可撓性を有する基板10と、該基板10上に配
線をプリントし、その上に支持されたLEDチップ(発
光ダイオードチップ)11と、該LEDチップ11及び
前記基板10を覆う透明性の合成樹脂材よりなる被覆体
12と、前記LEDチップ11にコード13を介して結
合されてなるコネクタ14とより構成されてなる。前記
基板10は、ガラスエポキシ樹脂で、前記LEDチップ
11は、エポキシ樹脂よりなる。前記基板10の隅の六
ヶ所には、後述するハウジング6のボス21に螺合する
ビス15が挿通される貫通孔16が形成されている。
ましくは0.2〜0.5mm)の薄い板状に形成されてな
ると共に可撓性を有する基板10と、該基板10上に配
線をプリントし、その上に支持されたLEDチップ(発
光ダイオードチップ)11と、該LEDチップ11及び
前記基板10を覆う透明性の合成樹脂材よりなる被覆体
12と、前記LEDチップ11にコード13を介して結
合されてなるコネクタ14とより構成されてなる。前記
基板10は、ガラスエポキシ樹脂で、前記LEDチップ
11は、エポキシ樹脂よりなる。前記基板10の隅の六
ヶ所には、後述するハウジング6のボス21に螺合する
ビス15が挿通される貫通孔16が形成されている。
【0021】前記基板10は、前記したように薄いため
に、リアウインドパネル4の室内側の面4aに沿って、
二次元的な湾曲形状に曲げるのが容易で、曲げた状態に
おいても、過度の内部応力は生じることなく、安定した
状態が得られる。それでいて、必要な強度は保たれてお
り、簡単に破損しない。
に、リアウインドパネル4の室内側の面4aに沿って、
二次元的な湾曲形状に曲げるのが容易で、曲げた状態に
おいても、過度の内部応力は生じることなく、安定した
状態が得られる。それでいて、必要な強度は保たれてお
り、簡単に破損しない。
【0022】このように、ストップランプ3の基板10
が二次元的に湾曲状に曲がりやすいため、湾曲した形状
のリアウインドパネル4の室内側の面4aに沿わせるこ
とが容易である。また、被覆体12がドーム型であるた
め、被覆体12がレンズとして機能し、LEDチップ1
1の光の利用率が向上する。従って、LEDチップ11
の数を少なくすることができ、ストップランプ3の構造
が簡略化すると共に、コストの面でも有利である。
が二次元的に湾曲状に曲がりやすいため、湾曲した形状
のリアウインドパネル4の室内側の面4aに沿わせるこ
とが容易である。また、被覆体12がドーム型であるた
め、被覆体12がレンズとして機能し、LEDチップ1
1の光の利用率が向上する。従って、LEDチップ11
の数を少なくすることができ、ストップランプ3の構造
が簡略化すると共に、コストの面でも有利である。
【0023】前記ハウジング6は、本体20とボス21
とが合成樹脂材により一体に形成されていて、前記本体
20が前記リアウインドパネル4の室内側の面4aに対
して、縦断面が離れる方向の円弧状に形成されてなり、
前記ボス21が斜め上向きと水平向きとの複数箇所立設
されてなる。
とが合成樹脂材により一体に形成されていて、前記本体
20が前記リアウインドパネル4の室内側の面4aに対
して、縦断面が離れる方向の円弧状に形成されてなり、
前記ボス21が斜め上向きと水平向きとの複数箇所立設
されてなる。
【0024】前記本体20には、前記発光手段7のコー
ド13が通過可能なる切り欠き部22が形成されてなる
と共に前記接着剤5が塗布される糊代部23,23が本
体20に対してフランジ状に形成されている。該糊代部
23には、接着剤5を溜めることが可能なる溝部24が
適宜形成されてなる。
ド13が通過可能なる切り欠き部22が形成されてなる
と共に前記接着剤5が塗布される糊代部23,23が本
体20に対してフランジ状に形成されている。該糊代部
23には、接着剤5を溜めることが可能なる溝部24が
適宜形成されてなる。
【0025】以上よりなるので、この実施形態によれ
ば、自動車用ストップランプ3が、ハウジング6及び発
光手段7よりなるので、構成している部品点数が少なく
なり、製造原価の著しい低減が図れる。また、ハウジン
グ6が薄く軽量なものとなり、リアウインドパネル4へ
の取付けが容易で、しかも取付け部位が後部座席の後ろ
位置であるリアウインドパネル4下端部からリアウイン
ドパネル4上端部まで適宜選択でき、取付けレイアウト
の自由度が増すことになる。
ば、自動車用ストップランプ3が、ハウジング6及び発
光手段7よりなるので、構成している部品点数が少なく
なり、製造原価の著しい低減が図れる。また、ハウジン
グ6が薄く軽量なものとなり、リアウインドパネル4へ
の取付けが容易で、しかも取付け部位が後部座席の後ろ
位置であるリアウインドパネル4下端部からリアウイン
ドパネル4上端部まで適宜選択でき、取付けレイアウト
の自由度が増すことになる。
【0026】また、自動車用ストップランプ3の基板1
0が、二次元的に湾曲状に曲がりやすいため、湾曲した
形状のリアウインドパネル4の室内側の面4aに沿って
追従しやすくなり、リアウインドパネル4の室内側の面
4aとLEDチップ11との空間が狭く、リアウインド
パネル4の室内側の面4aにLEDチップ11を沿わせ
れば、リアウインドパネル4の室内側の面4aが結露し
て曇っても、発熱により曇りが早く晴れることになり、
結果、後続車などに点灯した状態が見やすいことにな
る。
0が、二次元的に湾曲状に曲がりやすいため、湾曲した
形状のリアウインドパネル4の室内側の面4aに沿って
追従しやすくなり、リアウインドパネル4の室内側の面
4aとLEDチップ11との空間が狭く、リアウインド
パネル4の室内側の面4aにLEDチップ11を沿わせ
れば、リアウインドパネル4の室内側の面4aが結露し
て曇っても、発熱により曇りが早く晴れることになり、
結果、後続車などに点灯した状態が見やすいことにな
る。
【0027】また、基板10の厚さが、0.2〜0.9
mmであるため、基板10の必要な強度を保持しなが
ら、容易に湾曲できる柔軟性を得ることができる。
mmであるため、基板10の必要な強度を保持しなが
ら、容易に湾曲できる柔軟性を得ることができる。
【0028】また、LEDチップ11が支持されている
基板10自体が湾曲することにより、LEDチップ11
より発光される光が、アウタレンズなどのプリズム拡散
手段を用いなくても拡散でき、その分原価が低減でき
る。
基板10自体が湾曲することにより、LEDチップ11
より発光される光が、アウタレンズなどのプリズム拡散
手段を用いなくても拡散でき、その分原価が低減でき
る。
【0029】また、被覆体12がドーム型であるため、
被覆体12がレンズとして機能し、LEDチップ11の
光の利用率が向上する。従って、LEDチップ11の数
を少なくすることができ、ストップランプ3の構造が簡
略化すると共に、コストの面でも有利である。自動車用
ストップランプ3にアウタレンズを必要としていないの
で、軽量化が図れる。
被覆体12がレンズとして機能し、LEDチップ11の
光の利用率が向上する。従って、LEDチップ11の数
を少なくすることができ、ストップランプ3の構造が簡
略化すると共に、コストの面でも有利である。自動車用
ストップランプ3にアウタレンズを必要としていないの
で、軽量化が図れる。
【0030】また、リアウインドパネル4にハウジング
6を接着剤5により直接固定しているので、リアウイン
ドパネル4の室内側の面4aのどこにでも固定が可能
で、レイアウトの自由度が確保される。
6を接着剤5により直接固定しているので、リアウイン
ドパネル4の室内側の面4aのどこにでも固定が可能
で、レイアウトの自由度が確保される。
【0031】前記基板10は、二次元に限定されるもの
ではなく、しかも板状に限定されるものではなく、三次
元的に湾曲可能な薄型の格子形状としても良い。
ではなく、しかも板状に限定されるものではなく、三次
元的に湾曲可能な薄型の格子形状としても良い。
【0032】かかる場合は、前記基板が三次元的に湾曲
可能な薄型の格子形状であるため、複数の方向へ三次元
的に湾曲した状態でリアウインドパネルの室内側の面に
より追従しやすくなる。この場合においても、自動車用
ストップランプ自体を薄型化できる。更に、基板が格子
状のため、自動車用ストップランプの軽量化及び放熱性
の面においても優れている。
可能な薄型の格子形状であるため、複数の方向へ三次元
的に湾曲した状態でリアウインドパネルの室内側の面に
より追従しやすくなる。この場合においても、自動車用
ストップランプ自体を薄型化できる。更に、基板が格子
状のため、自動車用ストップランプの軽量化及び放熱性
の面においても優れている。
【0033】この場合、前記LEDチップが、格子形状
の基板中で変形度合いの小さい交点に配置させても良
く、この場合、基板が無理に折り曲げられたような場合
においても、LEDチップの保護の面で優れることにな
る。
の基板中で変形度合いの小さい交点に配置させても良
く、この場合、基板が無理に折り曲げられたような場合
においても、LEDチップの保護の面で優れることにな
る。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、自動車用
ストップランプが、ハウジング及び発光手段よりなるの
で、構成している部品点数が少なくなり、製造原価の著
しい低減が図れる。また、ハウジングが薄く軽量なもの
となり、リアウインドパネルへの取付けが容易で、しか
も取付け部位が後部座席の後ろ位置であるリアウインド
パネル下端部からリアウインドパネル上端部まで適宜選
択でき、取付けレイアウトの自由度が増す。
ストップランプが、ハウジング及び発光手段よりなるの
で、構成している部品点数が少なくなり、製造原価の著
しい低減が図れる。また、ハウジングが薄く軽量なもの
となり、リアウインドパネルへの取付けが容易で、しか
も取付け部位が後部座席の後ろ位置であるリアウインド
パネル下端部からリアウインドパネル上端部まで適宜選
択でき、取付けレイアウトの自由度が増す。
【0035】請求項2記載の発明によれば、自動車用ス
トップランプにアウタレンズを必要としていないので、
軽量化が図れる。また、リアウインドパネルに直接固定
しているので、リアウインドパネルの室内側の面が結露
して曇っても、その影響は受けずらくなる。
トップランプにアウタレンズを必要としていないので、
軽量化が図れる。また、リアウインドパネルに直接固定
しているので、リアウインドパネルの室内側の面が結露
して曇っても、その影響は受けずらくなる。
【0036】請求項3記載の発明によれば、前記基板が
二次元的に湾曲可能な薄型の板形状であるため、一方向
にのみ二次元的に湾曲した状態でリアウインドパネルの
室内側の面に追従しやすくなり、リアウインドパネルの
室内側の面側のスペースを多く必要としないことにな
る。また、LEDチップが支持されている基板自体が湾
曲することにより、LEDチップより発光される光が、
アウタレンズなどのプリズム拡散手段を用いなくても拡
散でき、その分原価が低減できる。また、LEDチップ
が支持されている基板自体がリアウインドパネルの室内
側の面に沿って湾曲できるので、リアウインドパネルの
室内側の面とLEDチップとの空間が狭く、リアウイン
ドパネルの室内側の面にLEDチップを沿わせれば、リ
アウインドパネルの室内側の面が結露して曇っても、発
熱により曇りが早く晴れることになり、結果、後続車な
どに点灯した状態が見やすいことになる。
二次元的に湾曲可能な薄型の板形状であるため、一方向
にのみ二次元的に湾曲した状態でリアウインドパネルの
室内側の面に追従しやすくなり、リアウインドパネルの
室内側の面側のスペースを多く必要としないことにな
る。また、LEDチップが支持されている基板自体が湾
曲することにより、LEDチップより発光される光が、
アウタレンズなどのプリズム拡散手段を用いなくても拡
散でき、その分原価が低減できる。また、LEDチップ
が支持されている基板自体がリアウインドパネルの室内
側の面に沿って湾曲できるので、リアウインドパネルの
室内側の面とLEDチップとの空間が狭く、リアウイン
ドパネルの室内側の面にLEDチップを沿わせれば、リ
アウインドパネルの室内側の面が結露して曇っても、発
熱により曇りが早く晴れることになり、結果、後続車な
どに点灯した状態が見やすいことになる。
【0037】請求項4記載の発明によれば、前記基板が
三次元的に湾曲可能な薄型の格子形状であるため、複数
の方向へ三次元的に湾曲した状態でリアウインドパネル
の室内側の面により追従しやすくなる。この場合におい
ても、自動車用ストップランプ自体を薄型化できる。更
に、基板が格子状のため、自動車用ストップランプの軽
量化及び放熱性の面においても優れている。また、LE
Dチップが支持されている基板自体が湾曲することによ
り、LEDチップより発光される光が、アウタレンズな
どのプリズム拡散手段を用いなくても拡散でき、その分
原価が低減できる。また、LEDチップが支持されてい
る基板自体がリアウインドパネルの室内側の面に沿って
湾曲できるので、リアウインドパネルの室内側の面とL
EDチップとの空間が狭く、リアウインドパネルの室内
側の面にLEDチップを沿わせれば、リアウインドパネ
ルの室内側の面が結露して曇っても、発光により曇りが
早く晴れることになり、結果、後続車などに点灯した状
態が見やすいことになる。
三次元的に湾曲可能な薄型の格子形状であるため、複数
の方向へ三次元的に湾曲した状態でリアウインドパネル
の室内側の面により追従しやすくなる。この場合におい
ても、自動車用ストップランプ自体を薄型化できる。更
に、基板が格子状のため、自動車用ストップランプの軽
量化及び放熱性の面においても優れている。また、LE
Dチップが支持されている基板自体が湾曲することによ
り、LEDチップより発光される光が、アウタレンズな
どのプリズム拡散手段を用いなくても拡散でき、その分
原価が低減できる。また、LEDチップが支持されてい
る基板自体がリアウインドパネルの室内側の面に沿って
湾曲できるので、リアウインドパネルの室内側の面とL
EDチップとの空間が狭く、リアウインドパネルの室内
側の面にLEDチップを沿わせれば、リアウインドパネ
ルの室内側の面が結露して曇っても、発光により曇りが
早く晴れることになり、結果、後続車などに点灯した状
態が見やすいことになる。
【0038】請求項5記載の発明によれば、前記格子形
状の基板において、LEDチップを基板中で変形度合い
の小さい交点に配置したため、万一、基板が無理に折り
曲げられたような場合においても、LEDチップの保護
の面で優れる。
状の基板において、LEDチップを基板中で変形度合い
の小さい交点に配置したため、万一、基板が無理に折り
曲げられたような場合においても、LEDチップの保護
の面で優れる。
【0039】請求項6記載の発明によれば、基板の厚さ
が、0.2〜0.9mmであるため、基板の必要な強度
を保持しながら、容易に湾曲できる柔軟性を得ることが
できる。
が、0.2〜0.9mmであるため、基板の必要な強度
を保持しながら、容易に湾曲できる柔軟性を得ることが
できる。
【0040】請求項7記載の発明によれば、被覆体がド
ーム型であるため、被覆体がレンズとして機能し、LE
Dチップの光の利用率が向上する。
ーム型であるため、被覆体がレンズとして機能し、LE
Dチップの光の利用率が向上する。
【図1】この発明の実施形態に係る自動車用ストップラ
ンプを示す斜視図。
ンプを示す斜視図。
【図2】図1中矢示SA−SA線に沿う断面図。
【図3】図1中矢示SB−SB線に沿う断面図。
【図4】図1のストップランプの分解斜視図。
1 自動車 2 室内 3 ストップランプ 4 リアウインドパネル 5 接着剤 6 ハウジング 7 発光手段 10 基板 11 LEDチップ 12 被覆体 20 本体 21 ボス
Claims (7)
- 【請求項1】 リアウインドパネルの室内側の面に固設
されてなるハウジングと、前記リアウインドパネルの室
内側の面に近接する位置に配されてなると共に前記ハウ
ジングに支持されてなる発光手段とより構成されてなる
ことを特徴とする自動車用ストップランプ。 - 【請求項2】 請求項1記載の自動車用ストップランプ
であって、 前記発光手段は、基板と、該基板に支持されたLEDチ
ップと、該LEDチップ及び前記基板を覆う透明性の合
成樹脂材よりなる被覆体とより構成されてなることを特
徴とする自動車用ストップランプ。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の自動車用ス
トップランプであって、 前記基板に複数のLEDチップを配置し、各LEDチッ
プを被覆体で覆って固定した構造で、 前記基板が、二次元的に湾曲可能な薄型の板形状である
ことを特徴とする自動車用ストップランプ。 - 【請求項4】 請求項1又は請求項2記載の自動車用ス
トップランプであって、 前記基板に複数のLEDチップを配置し、各LEDチッ
プを被覆体で覆って固定した構造で、 前記基板が、三次元的に湾曲可能な薄型の格子形状であ
ることを特徴とする自動車用ストップランプ。 - 【請求項5】 請求項3又は請求項4に記載の自動車用
ストップランプであって、 前記LEDチップが、格子形状の基板の交点に配置され
ていることを特徴とする自動車用ストップランプ。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の自
動車用ストップランプであって、 前記基板の厚さが、0.2〜0.9mmであることを特
徴とする自動車用ストップランプ。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の自
動車用ストップランプであって、 前記被覆体が、ドーム型であることを特徴とする自動車
用ストップランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000259313A JP2002075026A (ja) | 2000-08-29 | 2000-08-29 | 自動車用ストップランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000259313A JP2002075026A (ja) | 2000-08-29 | 2000-08-29 | 自動車用ストップランプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002075026A true JP2002075026A (ja) | 2002-03-15 |
Family
ID=18747503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000259313A Pending JP2002075026A (ja) | 2000-08-29 | 2000-08-29 | 自動車用ストップランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002075026A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007321536A (ja) * | 2006-06-05 | 2007-12-13 | Air Cycle Sangyo Kk | 建築物用扉 |
JP2007332566A (ja) * | 2006-06-12 | 2007-12-27 | Air Cycle Sangyo Kk | 手摺 |
JP2008014078A (ja) * | 2006-07-07 | 2008-01-24 | Air Cycle Sangyo Kk | 窓組立体 |
JP2012160430A (ja) * | 2011-01-14 | 2012-08-23 | Koito Mfg Co Ltd | 照明装置 |
JP2018503225A (ja) * | 2015-08-20 | 2018-02-01 | フィリップス ライティング ホールディング ビー ヴィ | 照明器具及び照明器具製造方法 |
-
2000
- 2000-08-29 JP JP2000259313A patent/JP2002075026A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007321536A (ja) * | 2006-06-05 | 2007-12-13 | Air Cycle Sangyo Kk | 建築物用扉 |
JP2007332566A (ja) * | 2006-06-12 | 2007-12-27 | Air Cycle Sangyo Kk | 手摺 |
JP2008014078A (ja) * | 2006-07-07 | 2008-01-24 | Air Cycle Sangyo Kk | 窓組立体 |
JP2012160430A (ja) * | 2011-01-14 | 2012-08-23 | Koito Mfg Co Ltd | 照明装置 |
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