JP2002074983A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP2002074983A
JP2002074983A JP2000255653A JP2000255653A JP2002074983A JP 2002074983 A JP2002074983 A JP 2002074983A JP 2000255653 A JP2000255653 A JP 2000255653A JP 2000255653 A JP2000255653 A JP 2000255653A JP 2002074983 A JP2002074983 A JP 2002074983A
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JP2000255653A
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Kazuhiko Suzuki
和彦 鈴木
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Renesas Micro Systems Co Ltd
Original Assignee
Renesas Micro Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】出荷後の製品寿命または信頼性を更に向上させ
る。 【解決手段】リセットごとにメモリマクロ14,15の
データ読み出しおよびエラー検出訂正を並列に行うアド
レス信号を生成するアドレス生成回路12と、メモリマ
クロ14,15のデータ読み出しおよびエラー検出訂正
をそれぞれ行いエラー検出訂正を示す信号および読み出
しデータをそれぞれ出力するM0,M1読み出し回路1
8,19と、リセットごとにM0,M1読み出し回路1
8,19のエラー検出訂正を示す信号をそれぞれ計数す
る訂正カウンタ22,23と、リセットごとに訂正カウ
ンタ22,23の計数値をそれぞれ入力して比較し最小
計数値に対応したメモリマクロの選択信号を比較結果と
して出力する比較回路24と、M0,M1読み出し回路
18,19の読み出しデータをそれぞれ入力し比較結果
に基づき選択してバスに出力するセレクタ27とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路に関
し、特に、全メモリ容量値の部分値を公称値とする製品
への切換設定がテスト時に行われる半導体集積回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の半導体集積回路は、1製
品の開発で複数のメモリ容量製品を展開するために用い
られている。たとえば、図7は、この従来の半導体集積
回路の例を示すブロック図である。図7を参照すると、
この従来の半導体集積回路は、アドレス生成回路11,
デコーダ13,メモリマクロ14,メモリマクロ15,
M0読み出し回路16,M1読み出し回路17,セレク
タ26,切換設定回路27を備える。
【0003】アドレス生成回路11は、たとえばプログ
ラムカウンタなどの出力を受け、メモリマクロ14また
はメモリマクロ15からプログラムコードをフェッチす
るためのアドレス信号を生成しデコーダ13に出力し、
アドレス最上位ビット信号をセレクタ26に出力する。
【0004】デコーダ13は、アドレス生成回路12か
らの出力をデコードし、デコード出力をメモリマクロ1
4,メモリマクロ15に出力する。
【0005】メモリマクロ14,メモリマクロ15それ
ぞれは、エラー検出訂正機能付き不揮発性メモリのセル
アレイ部からなり、CPUや周辺機器を制御するための
プログラムコードが書き込まれ、同時に、このプログラ
ムコードを読み出す際にメモリマクロの一部が故障して
読み出したプログラムコードに誤りがあった場合にエラ
ー検出訂正するためエラー訂正コード(ECC)が書き
込まれる。
【0006】M0読み出し回路16,M1読み出し回路
17は、メモリマクロ14,メモリマクロ15のプログ
ラムコード読み出しおよびエラー検出訂正をそれぞれ行
い、読み出したプログラムコードをセレクタ26にそれ
ぞれ出力する。
【0007】セレクタ26は、切換設定回路部27の切
換設定信号、マクロ選択信号、アドレス最上位ビット信
号の論理結果により、M0読み出し回路106またはM
1読み出し回路109の出力を選択してバスへ出力す
る。このセレクタ26の入出力機能の真理値表を説明図
として図8に示す。
【0008】切換設定回路27は、不揮発性メモリを含
み、メモリマクロ14,メモリマクロ15の全メモリ容
量値の部分値を公称値とする製品への切換設定を出荷前
のテスト時に行う。すなわち、メモリマクロ14,メモ
リマクロ15を共に使用するか、片方のみを使用するか
の切換設定を行い、その切換設定信号をセレクタ26に
出力する。
【0009】次に、この従来の半導体集積回路における
プログラムコードの読み出し動作について簡単に説明す
る。ここでは、説明を簡潔にするため、2つのメモリマ
クロ14,15のメモリ容量がそれぞれ128kBであ
るとする。
【0010】まず、切換設定回路27の切換設定信号が
“0”である場合、セレクタ26において、図8に示さ
れるように、マクロ選択信号の入力は無効になり、アド
レス最上位ビット信号の“0”または“1”に対応し
て、M0読み出し回路16またはM1読み出し回路17
の出力が選択され、メモリマクロ14またはメモリマク
ロ15の読み出しプログラムコードがバスに出力され
る。すなわち、メモリマクロ14,メモリマクロ15が
共に使用され、メモリ容量の公称値をメモリマクロ1
4,メモリマクロ15合計の256kBとすることがで
きる。
【0011】一方、切換設定回路27の切換設定信号が
“1”である場合、セレクタ26において、図8に示さ
れるように、アドレス最上位ビット信号の入力は無効に
なり、マクロ選択信号の“0”または“1”に対応し
て、M0読み出し回路16またはM1読み出し回路17
の出力が選択され、メモリマクロ14またはメモリマク
ロ15の読み出しプログラムコードがバスに出力され
る。このマクロ選択信号は、切換設定回路27の切換設
定信号と同じく、製品出荷前のテスト時に決定され、メ
モリマクロ14、メモリマクロ15の内、どちらか一方
のメモリマクロが故障している場合に、故障していない
側のメモリマクロを選択するための信号として用いられ
る。すなわち、M0読み出し回路16またはM1読み出
し回路17の片方の出力が常に選択され、メモリマクロ
14またはメモリマクロ15の片方が常に使用され、メ
モリ容量の公称値をメモリマクロ14またはメモリマク
ロ15の128kBとすることができる。
【0012】このように、従来の半導体集積回路は、切
換設定回路27の切換設定信号により、メモリ容量の公
称値をメモリマクロ14,メモリマクロ15合計の25
6kBとするか、一方のメモリマクロのみの128kB
とするかの切換設定が可能であり、1製品の開発で複数
のメモリ容量製品を展開し、製品開発の手間を省くこと
ができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図7に示した従来の半
導体集積回路において、プログラムコードが書き込まれ
るメモリマクロ14,15の全メモリ容量256KBの
半分128KBのみを使用する場合、製品出荷後に使用
されるメモリマクロが固定されており、読み出されるメ
モリマクロは、片方のメモリマクロのみであるため、製
品の寿命及び信頼性は一方のメモリマクロの特性に限定
されている。しかし、現在、車載や航空宇宙などの分野
においては、より高い信頼性が求められている。
【0014】したがって、本発明の目的は、出荷後の製
品寿命または信頼性を更に向上させることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は、エ
ラー検出訂正機能付き不揮発性メモリのセルアレイ部が
マクロセルとして登録されてそれぞれ配置配線された複
数のメモリマクロを備える半導体集積回路において、リ
セットごとに前記複数のメモリマクロのデータ読み出し
およびエラー検出訂正をそれぞれ行いエラー検出訂正の
回数をそれぞれ計数して比較し1つのメモリマクロの読
み出しデータを選択している。
【0016】また、本発明は、エラー検出訂正機能付き
不揮発性メモリのセルアレイ部がマクロセルとして登録
されてそれぞれ配置配線された複数のメモリマクロと、
これらメモリマクロの全メモリ容量値の部分値を公称値
とする製品への切換設定をテスト時に行う切換設定回路
とを備える半導体集積回路において、切換設定によりリ
セットごとに前記複数のメモリマクロのデータ読み出し
およびエラー検出訂正をそれぞれ行いエラー検出訂正の
回数をそれぞれ計数して比較し1つのメモリマクロの読
み出しデータを選択している。
【0017】また、リセットごとに前記複数のメモリマ
クロのデータ読み出しおよびエラー検出訂正を並列に行
うアドレス信号を生成するアドレス生成回路と、前記ア
ドレス信号をデコードし前記複数のメモリマクロにそれ
ぞれ出力するデコード回路と、前記複数のメモリマクロ
のデータ読み出しおよびエラー検出訂正をそれぞれ行
い、エラー検出訂正を示す信号および読み出しデータを
それぞれ出力する複数の読み出し回路と、リセットごと
に前記複数の読み出し回路のエラー検出訂正を示す信号
をそれぞれ計数する複数の計数回路と、リセットごとに
前記複数の計数回路の計数値をそれぞれ入力して比較し
最小計数値に対応したメモリマクロの選択信号を比較結
果として出力する比較回路と、前記複数の読み出し回路
の読み出しデータをそれぞれ入力し前記比較結果に基づ
き選択してバスに出力する選択回路とを備えている。
【0018】また、本発明は、エラー検出訂正機能付き
メモリのセルアレイ部がマクロセルとして登録されてそ
れぞれ配置配線された複数のメモリマクロを備える半導
体集積回路において、アドレスごとに前記複数のメモリ
マクロのデータ読み出しおよびエラー検出訂正をそれぞ
れ行いエラー検出訂正の状況を重み付けにより比較し1
つのメモリマクロの読み出しデータを選択している。
【0019】また、本発明は、エラー検出訂正機能付き
メモリのセルアレイ部がマクロセルとして登録されてそ
れぞれ配置配線された複数のメモリマクロと、これらメ
モリマクロの全メモリ容量値の部分値を公称値とする製
品への切換設定をテスト時に行う切換設定回路とを備え
る半導体集積回路において、切換設定によりアドレスご
とに前記複数のメモリマクロのデータ読み出しおよびエ
ラー検出訂正をそれぞれ行いエラー検出訂正の状況を重
み付けにより比較し1つのメモリマクロの読み出しデー
タを選択している。
【0020】また、前記複数のメモリマクロのデータ読
み出しおよびエラー検出訂正をそれぞれ行い、エラー検
出訂正の状況を示す信号および読み出しデータをそれぞ
れ出力する複数の読み出し回路と、アドレスごとに前記
複数の読み出し回路のエラー検出訂正の状況を示す信号
をそれぞれ入力し重み付けにより比較し最小重みの信号
に対応したメモリマクロの選択信号を比較結果として出
力する比較回路と、前記複数の読み出し回路の読み出し
データをそれぞれ入力し前記比較結果に基づき選択して
バスに出力する選択回路とを備えている。
【0021】また、前記エラー検出訂正の状況を示す信
号が、エラー検出を示す信号と、訂正不能エラーを示す
信号とを含んでいる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は、本発明の半導体集積回路の実施
形態1を示すブロック図である。図1を参照すると、本
実施形態の半導体集積回路は、アドレス生成回路12,
デコーダ13,メモリマクロ14,メモリマクロ15,
M0読み出し回路18,M1読み出し回路19,訂正カ
ウンタ22,訂正カウンタ23,比較回路24,セレク
タ26,切換設定回路27を備える。ここで、アドレス
生成回路12,M0読み出し回路18,M1読み出し回
路19,訂正カウンタ22,訂正カウンタ23,比較回
路24以外の各ブロックは、図7で説明した従来の半導
体集積回路の各ブロックと同じであり、重複説明を省略
する。
【0023】アドレス生成回路12は、リセット入力信
号に対応して、リセットごとに各メモリマクロ14,1
5のデータ読み出しおよびエラー検出訂正を並列に行う
アドレス信号を生成し、このリセット時のデータ読み出
しおよびエラー検出訂正の終了に同期して、リセット出
力信号を内部のCPUなどへ出力し、図7におけるアド
レス生成回路11と同じく、たとえば、プログラムカウ
ンタなどの出力を受け、メモリマクロ14またはメモリ
マクロ15からプログラムコードをフェッチするための
アドレス信号を生成しデコーダ13に出力し、アドレス
最上位ビット信号をセレクタ26に出力する。
【0024】M0読み出し回路18,M1読み出し回路
19は、図7におけるM0読み出し回路16,M1読み
出し回路17と同じく、メモリマクロ14,メモリマク
ロ15のプログラムコード読み出しおよびエラー検出訂
正をそれぞれ行い、読み出したプログラムコードをセレ
クタ26にそれぞれ出力し、エラー検出訂正を示す信号
M0ECC,M1ECCを訂正カウンタ22,訂正カウ
ンタ23にそれぞれ出力する。
【0025】訂正カウンタ22,訂正カウンタ23は、
リセット入力信号に対応して、リセットごとにM0読み
出し回路18,M1読み出し回路19のエラー検出訂正
を示す信号M0ECC,M1ECCをそれぞれ計数し、
その計数値をリセット出力信号に対応して比較回路24
にそれぞれ出力する。
【0026】比較回路24は、リセットごとに訂正カウ
ンタ22,訂正カウンタ23の計数値をそれぞれ入力し
て比較し、リセット出力信号の“1”変化に同期して、
最小計数値に対応したメモリマクロの選択信号を比較結
果としてセレクタ26に出力する。たとえば、訂正カウ
ンタ23の計数値が訂正カウンタ22の計数値より小さ
い場合、比較結果“1”をセレクタ26に出力する。
【0027】図2は、本実施形態の半導体集積回路にお
ける読み出し動作例を示すタイミング図である。図8,
図2を参照して、本実施形態の半導体集積回路における
読み出し動作を説明する。ここで、説明を簡略にするた
め、従来と同じく、メモリマクロ14,メモリマクロ1
5のメモリ容量をそれぞれ128kBとする。
【0028】まず、切換設定回路27の切換設定信号が
“0”である場合、セレクタ26において、マクロ選択
信号として比較回路24の比較結果が入力されている
が、図8に示されるように、マクロ選択信号の入力は無
効になり、アドレス最上位ビット信号の“0”または
“1”に対応して、M0読み出し回路18またはM1読
み出し回路19の出力が選択され、メモリマクロ14ま
たはメモリマクロ15の読み出しプログラムコードがバ
スに出力される。すなわち、メモリマクロ14,メモリ
マクロ15が共に使用され、メモリ容量の公称値をメモ
リマクロ14,メモリマクロ15合計の256kBとす
ることができる。
【0029】一方、切換設定回路27の切換設定信号が
“1”である場合、使用するメモリ容量を128kBと
し、メモリマクロ104とメモリマクロ107には同一
内容のプログラムコードが予め書き込まれている。ま
た、セレクタ26において、図8に示されるように、ア
ドレス最上位ビット信号の入力は無効になり、マクロ選
択信号として入力されている比較回路24の比較結果の
“0”または“1”に対応して、M0読み出し回路18
またはM1読み出し回路19の出力が選択され、メモリ
マクロ14またはメモリマクロ15の読み出しプログラ
ムコードがバスに出力される。
【0030】この比較回路24の比較結果は、図2に示
されるように、タイミングT0〜Tn−1でリセットご
とに並列に行われる各メモリマクロ14,15のデータ
読み出しおよびエラー検出訂正の結果により、タイミン
グTnのリセット出力信号の“1”変化に同期して出力
される。
【0031】まず、タイミングT0において、電源電圧
を投入し、リセット入力信号が“0”となり、アドレス
生成回路12,M0読み出し回路18,M1読み出し回
路19,訂正カウンタ22,訂正カウンタ23はリセッ
トされ、比較結果は“0”となる。
【0032】その後、タイミングT1において、リセッ
ト入力信号が“1”となり、アドレス生成回路12が、
リセット出力信号として“0”を出力している期間中、
メモリマクロ14,メモリマクロ15に対し最下位アド
レスから最上位アドレスまで順次インクリメントしたア
ドレス値のアドレス信号を生成し、デコーダ13により
指定されたアドレスのプログラムコードおよびエラー訂
正コードECCをメモリマクロ14,メモリマクロ15
からM0読み出し回路18,M1読み出し回路19に並
列に読み出す。
【0033】タイミングT2において、M0読み出し回
路18では、メモリマクロ14より読み出したプログラ
ムコードにエラー訂正コードECCによる訂正が行われ
たため、エラー検出訂正を示す信号M0ECCが“1”
となり、訂正カウンタ22がカウントアップし計数値1
hになる。また、M1読み出し回路19では、メモリマ
クロ107より読み出したプログラムコードにはエラー
訂正コードECCによる訂正が行われていないため、エ
ラー検出訂正を示す信号M1ECCは“0”であり、訂
正カウンタ23はカウントアップせず計数値0hのまま
である。
【0034】タイミングT3において、タイミングT2
と同様に、M0読み出し回路18では、メモリマクロ1
4より読み出したプログラムコードにはエラー訂正コー
ドECCによる訂正が行われたため、信号M0ECCは
“1”となり、訂正カウンタ22はカウントアップし計
数値2hになる。また、M1読み出し回路19では、メ
モリマクロ15より読み出したプログラムコードにはエ
ラー訂正コードECCによる訂正が行われていないた
め、信号M1ECCは“0”のままで、訂正カウンタ2
3はカウントアップせず計数値0hのままである。
【0035】タイミングT4において、M0読み出し回
路18では、メモリマクロ14より読み出したプログラ
ムコードにはエラー訂正コードECCによる訂正が行わ
れていないため、信号M0ECCは“0”のままで、訂
正カウンタ22はカウントアップせず計数値2hのまま
である。また、M1読み出し回路19では、メモリマク
ロ15より読み出したプログラムコードにはエラー訂正
コードECCによる訂正が行われたため、信号M1EC
Cは“1”となり、訂正カウンタ207は、カウントア
ップし計数値1hになる。
【0036】タイミングTn−2において、タイミング
T3と同様に、M0読み出し回路18で、エラー訂正コ
ードECCによる訂正が行われたため、訂正カウンタ2
2はカウントアップし計数値3hになる。また、M1読
み出し回路19では、エラー訂正コードECCによる訂
正が行われていないため、訂正カウンタ23はカウント
アップせず計数値1hのままである。
【0037】タイミングTn−1において、タイミング
T4と同様に、M0読み出し回路18で、エラー訂正コ
ードECCによる訂正が行われていないめ、訂正カウン
タ22はカウントアップせず計数値3hのままである。
また、M1読み出し回路19では、エラー訂正コードE
CCによる訂正が行われたため、訂正カウンタ23はカ
ウントアップし計数値2hになる。
【0038】次に、タイミングTnにおいて、アドレス
生成回路12から出力されるアドレス信号がメモリマク
ロの最上位アドレスから最下位アドレスに変化し、リセ
ット出力信号が“1”に変化する。このリセット出力信
号の“1”変化に同期して、比較回路24は、訂正カウ
ンタ22および訂正カウンタ23の双方の計数値を比較
し、この場合、訂正カウンタ23の計数値が訂正カウン
タ22の計数値より小さいので、比較結果には“1”を
出力する。この比較結果“1”をマクロ選択信号として
入力するセレクタ26の出力は、図8に示されるよう
に、常にM1読み出し回路17の出力となり、メモリマ
クロ15のプログラムコードがバスに出力されCPUに
よりフェッチされる。
【0039】また、リセット出力信号が1となった後
は、アドレス生成回路201は、プログラムカウンタな
どの出力を受け、メモリマクロ14あるいはメモリマク
ロ15からプログラムコードをフェッチするためのアド
レス信号を生成し、セレクタ26により、メモリマクロ
15のプログラムコードがバスに出力されCPUにより
フェッチされる。
【0040】なお、図2のタイミング図の動作説明で
は、リセット出力信号の“1”変化に同期して、比較結
果が1となり、メモリマクロ15のプログラムコードが
バスに出力される例を取り上げたが、訂正カウンタ22
の計数値が訂正カウンタ23の計数値と同じか、それよ
り小さい場合は、比較結果が“0”となり、メモリマク
ロ14のプログラムコードがバスに出力されCPUによ
りフェッチされる。
【0041】上述したように、本実施形態の半導体集積
回路では、リセットごとにメモリマクロ14,15のエ
ラー検出訂正をそれぞれ計数して比較し、計数値の小さ
いメモリマクロを選択し、特性の良いメモリマクロを使
用することができ、チップサイズの増加がほとんど無
く、出荷後の製品寿命および信頼性を延ばすことができ
る。
【0042】たとえば、メモリマクロの構成を1ブロッ
ク=32bit+ECC6bitとし1ビット訂正を行
う具体例について、次に説明する。図3は、この具体例
における効果をまとめた説明図である。
【0043】ブロック当たり不良確率FBは、ビット当
たり平均不良率をPとすると、下記の算出式で求められ
る。 FB=1−{(1−P)38+38*P(1−P)37} (単位:ppm) 仮に、製品初期のメモリマクロ14のビット当たり不良
率Pを0.2ppm、メモリマクロ15のビット当たり
不良率Pを0.25ppmとすると、メモリマクロ1
4,メモリマクロ15のブロック当たり不良確率FB
は、それぞれ0.000028ppm,0.00004
4ppmとなる。
【0044】次に、128kBのメモリマクロの不良確
率FMは、ブロック当たり不良品確率FBから換算さ
れ、下記の算出式で求められる。 FM=1−(1−FB)32768 (単位:ppm) この式を、製品初期のメモリマクロ14,メモリマクロ
15に当てはめると、メモリマクロ14,メモリマクロ
15のメモリマクロ当たり不良確率FMは、それぞれ
0.92ppm,1.44ppmとなる。
【0045】次に、10年後にメモリマクロ14のビッ
ト当たり不良率Pが0.4ppmまで低下し、メモリマ
クロ107のビット当たり不良率Pが0.3ppmまで
低下したと仮定すると、上述の算出式から、メモリマク
ロ14,メモリマクロ15のメモリマクロ当たり不良確
率FMは、それぞれ3.69ppm,2.07ppmと
なる。
【0046】このため、従来の半導体集積回路では、製
品初期すなわち製品出荷前のテスト時に不良確率の低い
メモリマクロ14が選択および固定されるので、製品と
しての不良品確率は3.69ppmとなる。一方、本実
施形態の半導体集積回路では、10年後において不良確
率の低いメモリマクロ15が選択されているので、製品
としての不良品確率は、2.07ppmとなり、製品出
荷から10年後においては、従来の半導体集積回路よ
り、1.62ppmだけ向上する。
【0047】図4は、本発明の半導体集積回路の実施形
態2を示すブロック図である。図4を参照すると、本実
施形態の半導体集積回路は、アドレス生成回路11,デ
コーダ13,メモリマクロ14,メモリマクロ15,M
0読み出し回路20,M1読み出し回路21,比較回路
25,セレクタ26,切換設定回路27を備える。ここ
で、M0読み出し回路20,M1読み出し回路21,比
較回路25以外の各ブロックは、図7で説明した従来の
半導体集積回路の各ブロックと同じであり、重複説明を
省略する。
【0048】M0読み出し回路20,M1読み出し回路
21は、図7におけるM0読み出し回路16,M1読み
出し回路17と同じく、メモリマクロ14,メモリマク
ロ15のプログラムコード読み出しおよびエラー検出訂
正をそれぞれ行い、読み出したプログラムコードをセレ
クタ26にそれぞれ出力し、エラー検出訂正の状況を示
す信号をそれぞれ比較回路25に出力する。また、これ
らエラー検出訂正の状況を示す信号は2つの信号をそれ
ぞれ含み、M0読み出し回路20は、エラー検出を示す
信号M0ECCと、訂正不能エラーを示す信号M0ER
Rとを出力し、M1読み出し回路21は、訂正不能エラ
ーを示す信号M1ECCと、訂正不能エラーを示す信号
M1ERRとを出力する。
【0049】すなわち、エラー検出訂正の状況を示す信
号M0ECC,M0ERRは、メモリマクロ14から読
み出されたプログラムコードに対しエラー検出しなかっ
た場合それぞれ“0”,“0”になり、エラー訂正した
場合それぞれ“1”,“0”になり、エラー訂正不能で
あった場合それぞれ“1”,“1”になる。また、エラ
ー検出訂正の状況を示す信号M1ECC,M1ERR
も、メモリマクロ15から読み出されたプログラムコー
ドに対し、同様に出力される。
【0050】比較回路25は、アドレスごとに、M0読
み出し回路20,M1読み出し回路21から信号M0E
CC,M0ERRおよび信号M1ECC,M1ERRを
それぞれ入力し、信号M0ECCまたはM1ECC<信
号M0ERRまたはM1ERRと重み付けして比較し、
小さい重みの信号に対応したメモリマクロの選択信号を
比較結果としてセレクタ26に出力する。たとえば、信
号M0ECC,M0ERR≦信号M1ECC,M1ER
Rであれば、比較結果“0”をセレクタ26に出力し、
信号M0ECC,M0ERR>信号M1ECC,M1E
RRであれば、比較結果“1”をセレクタ26に出力す
る。
【0051】図5は、本実施形態の半導体集積回路にお
ける読み出し動作例を示すタイミング図である。図8,
図5を参照して、本実施形態の半導体集積回路における
読み出し動作を説明する。ここで、説明を簡略にするた
め、従来と同じく、メモリマクロ14,メモリマクロ1
5のメモリ容量をそれぞれ128kBとする。
【0052】まず、切換設定回路27の切換設定信号が
“0”である場合、セレクタ26において、マクロ選択
信号として比較回路25の比較結果が入力されている
が、図8に示されるように、マクロ選択信号の入力は無
効になり、アドレス最上位ビット信号の“0”または
“1”に対応して、M0読み出し回路20またはM1読
み出し回路21の出力が選択され、メモリマクロ14ま
たはメモリマクロ15の読み出しプログラムコードがバ
スに出力される。すなわち、メモリマクロ14,メモリ
マクロ15が共に使用され、メモリ容量の公称値をメモ
リマクロ14,メモリマクロ15合計の256kBとす
ることができる。
【0053】一方、切換設定回路27の切換設定信号が
“1”である場合、使用するメモリ容量を128kBと
し、メモリマクロ104とメモリマクロ107には同一
内容のプログラムコードが予め書き込まれている。ま
た、セレクタ26において、図8に示されるように、ア
ドレス最上位ビット信号の入力は無効になり、マクロ選
択信号として入力されている比較回路25の比較結果の
“0”または“1”に対応して、M0読み出し回路20
またはM1読み出し回路21の出力が選択され、メモリ
マクロ14またはメモリマクロ15の読み出しプログラ
ムコードがバスに出力される。
【0054】この比較回路25の比較結果は、図5に示
されるように、タイミングT0〜T9でアドレスごとに
並列に行われる各メモリマクロ14,15のデータ読み
出しおよびエラー検出訂正の結果により出力される。
【0055】まず、タイミングT0において、電源電圧
を投入し、リセット入力信号が“0”となり、アドレス
生成回路11,M0読み出し回路20,M1読み出し回
路21,比較回路25はリセットされ、比較結果は
“0”となる。
【0056】その後、タイミングT1以降において、リ
セット入力信号が“1”となり、リセットが解除され、
アドレス生成回路12が、たとえば、プログラムカウン
タなどの出力を受け、メモリマクロ14またはメモリマ
クロ15からプログラムコードをフェッチするためのア
ドレス信号としてアドレス0,アドレスa〜アドレスg
を順に生成してデコーダ13に出力し、デコーダ13に
より指定された同一アドレスのプログラムコードおよび
エラー訂正コードECCがメモリマクロ14,メモリマ
クロ15からM0読み出し回路20,M1読み出し回路
21に並列に読み出される。
【0057】また、M0読み出し回路20,M1読み出
し回路21において、メモリマクロ14,メモリマクロ
15のプログラムコード読み出しおよびエラー検出訂正
がそれぞれ行われ、読み出したプログラムコードがセレ
クタ26にそれぞれ出力され、エラー検出訂正の状況を
示す信号がそれぞれ比較回路25に出力され、比較回路
25からアドレスごとの比較結果がセレクタ26にマク
ロ選択信号として出力され、セレクタ26により、M0
読み出し回路20またはM1読み出し回路21の出力が
アドレスごとに選択され、メモリマクロ14またはメモ
リマクロ15のプログラムコードがバスに出力され、C
PUによりフェッチされる。
【0058】たとえば、タイミングT2において、メモ
リマクロ14,メモリマクロ15のアドレスaのプログ
ラムコードは双方とも訂正の必要がなかったため、エラ
ー検出訂正の状況を示す信号M0ECC,M0ERRお
よび信号M1ECC,M1ERRは、“0,0”および
“0,0”となり、比較結果が“0”となり、メモリマ
クロ14のプログラムコードがバスに出力される。
【0059】タイミングT3において、メモリマクロ1
4のアドレスbのプログラムコードはメモリマクロ14
では訂正の必要がなかったが、メモリマクロ15のアド
レスbのプログラムコードは訂正による修復が行われた
ため、信号M0ECC,M0ERRおよび信号M1EC
C,M1ERRは、“0,0”,“1,0”となり、比
較結果が“0”となり、メモリマクロ14のプログラム
コードがバスに出力される。
【0060】タイミングT4において、メモリマクロ1
4のアドレスcのプログラムコードは訂正による修復が
行われたが、メモリマクロ15のアドレスcのプログラ
ムコードは訂正の必要がなかったため、信号M0EC
C,M0ERRおよび信号M1ECC,M1ERRは、
“1,0”,“0,0”となり、比較結果が“1”とな
り、メモリマクロ15のプログラムコードがバスに出力
される。
【0061】タイミングT5において、メモリマクロ1
4のアドレスdのプログラムコードは訂正による修復が
行われたが、メモリマクロ15のアドレスdのプログラ
ムコードは訂正によっても修復が不可能であったため、
信号M0ECC,M0ERRおよび信号M1ECC,M
1ERRは、“1,0”,“1,1”となり、比較結果
が“0”となり、メモリマクロ14のプログラムコード
がバスに出力される。
【0062】タイミングT6において、メモリマクロ1
4のアドレスeのプログラムコードは訂正によっても修
復が不可能であったが、メモリマクロ15のアドレスe
のプログラムコードは訂正による修復が行われたため、
信号M0ECC,M0ERRおよび信号M1ECC,M
1ERRは、“1,1”,“1,0”となり、比較結果
が“1”となり、メモリマクロ15のプログラムコード
がバスに出力される。
【0063】タイミングT7において、メモリマクロ1
4のアドレスfのプログラムコードは訂正の必要がなか
ったが、メモリマクロ15のアドレスfのプログラムコ
ードは訂正によっても修復が不可能であったため、信号
M0ECC,M0ERRおよび信号M1ECC,M1E
RRは、“0,0”,“1,1”となり、比較結果が
“0”となり、メモリマクロ14のプログラムコードが
バスに出力される。
【0064】タイミングT8において、メモリマクロ1
4のアドレスgのプログラムコードは訂正によっても修
復が不可能であったが、メモリマクロ15のアドレスg
のプログラムコードは訂正の必要がなかったため、信号
M0ECC,M0ERRおよび信号M1ECC,M1E
RRは、“1,1”,“0,0”となり、比較結果が
“1”となり、メモリマクロ15のプログラムコードが
バスに出力される。
【0065】タイミングT9において、メモリマクロ1
4のアドレスhのプログラムコードは訂正による修復が
行われ、メモリマクロ15のアドレスhのプログラムコ
ードも訂正による修復が行われたため、信号M0EC
C,M0ERRおよび信号M1ECC,M1ERRは、
“1,0”,“1,0”となり、比較結果が“0”とな
り、メモリマクロ14のプログラムコードがバスに出力
される。
【0066】上述したように、本実施形態の半導体集積
回路では、メモリマクロの1アドレスごとに訂正による
修復が少ないメモリマクロを選択することができるの
で、さらに、出荷後の製品寿命および信頼性を延ばすこ
とができる。
【0067】たとえば、メモリマクロの構成を1ブロッ
ク=32bit+ECC6bitとし1ビット訂正を行
う具体例について、次に説明する。図6は、この具体例
における効果をまとめた説明図である。
【0068】仮に、メモリマクロ14,メモリマクロ1
5において、ビット当たり不良率P=0.20ppmで
ある割合がそれぞれ70%,50%であり、ビット当た
り不良率P=0.25ppmである割合がそれぞれ30
%,50%である場合、メモリマクロ14,メモリマク
ロ15のビット当たり平均不良率Pは、それぞれ0.2
2ppm,0.23ppmとなり、前述の計算式によ
り、メモリマクロ14,メモリマクロ15のメモリマク
ロ当たり不良確率FMは、それぞれ1.06ppm,
1.17ppmとなる。図7に示した従来の半導体集積
回路では、不良確率FMの低いメモリマクロを選択する
ので、メモリマクロ14を選択し、製品としての不良品
確率は1.06ppmとなる。
【0069】一方、本実施形態の半導体集積回路におい
て、説明を簡潔にするため、メモリマクロ14にてビッ
ト当たり不良率Pが高いアドレスと同一アドレスのメモ
リマクロ15は、全て、ビットあたりの不良率Pが低い
と仮定し、逆に、メモリマクロ15にて1ビット当たり
不良率Pが高いアドレスと同一アドレスのメモリマクロ
14は、全て、ビット当たり不良率Pが低いと仮定す
る。こうした場合、セレクタ26により選択されるメモ
リマクロのアドレスのビット当たり不良率Pは、全て
0.2ppmとなり、製品としての不良品確率は、0.
92ppmとなり、従来の半導体集積回路より0.14
ppmだけ向上する。
【0070】なお、上述した実施形態1,2の半導体集
積回路では、メモリ容量の公称値を2つのメモリマクロ
の合計とするか、一方のメモリマクロのみとするかの切
換設定により、1製品の開発で複数のメモリ容量製品を
展開する場合について説明してきたが、初めから切換設
定回路を備えず、複数メモリマクロのメモリ容量合計の
1部メモリ容量のみを使用する高信頼性用半導体集積回
路とすることも可能である。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による半導
体集積回路は、チップサイズの増加がほとんど無く、出
荷後の製品寿命および信頼性が向上するなどの効果があ
る。
【0072】その理由は、リセットごとに各メモリマク
ロのエラー検出訂正をそれぞれ計数して比較し、計数値
の小さいメモリマクロを選択し、特性の良いメモリマク
ロを使用することができるためである。また、メモリマ
クロの1アドレスごとに訂正による修復が少ないメモリ
マクロを選択することができるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体集積回路の実施形態1を示すブ
ロック図である。
【図2】図1の半導体集積回路における読み出し動作例
を示すタイミング図である。
【図3】図1の半導体集積回路の効果を説明するための
説明図である。
【図4】本発明の半導体集積回路の実施形態2を示すブ
ロック図である。
【図5】図4の半導体集積回路における読み出し動作例
を示すタイミング図である。
【図6】図4の半導体集積回路の効果を説明するための
説明図である。
【図7】従来の半導体集積回路の1例を示すブロック図
である。
【図8】図7の半導体集積回路におけるセレクタ26の
入出力機能の真理値表を示す説明図である。
【符号の説明】
11,12 アドレス生成回路 13 デコーダ 14,15 メモリマクロ 16,18,20 M0読み出し回路 17,19,21 M1読み出し回路 22,23 訂正カウンタ 24,25 比較回路 26 セレクタ 27 切換設定回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11C 17/00 G11C 17/00 D 16/06 639C H01L 27/04 639Z 21/822 H01L 27/04 F Fターム(参考) 5B003 AB05 AC07 AD02 AD03 AD04 AD08 AE04 5B018 GA03 HA14 KA18 QA13 5B025 AD01 AD04 AD05 AD13 AD16 AE08 5F038 AV16 DF05 EZ20 5L106 AA09 BB12 CC09 CC31 DD22 DD25 EE02 FF05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エラー検出訂正機能付き不揮発性メモリ
    のセルアレイ部がマクロセルとして登録されてそれぞれ
    配置配線された複数のメモリマクロを備える半導体集積
    回路において、リセットごとに前記複数のメモリマクロ
    のデータ読み出しおよびエラー検出訂正をそれぞれ行い
    エラー検出訂正の回数をそれぞれ計数して比較し1つの
    メモリマクロの読み出しデータを選択することを特徴と
    する半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 エラー検出訂正機能付き不揮発性メモリ
    のセルアレイ部がマクロセルとして登録されてそれぞれ
    配置配線された複数のメモリマクロと、これらメモリマ
    クロの全メモリ容量値の部分値を公称値とする製品への
    切換設定をテスト時に行う切換設定回路とを備える半導
    体集積回路において、切換設定によりリセットごとに前
    記複数のメモリマクロのデータ読み出しおよびエラー検
    出訂正をそれぞれ行いエラー検出訂正の回数をそれぞれ
    計数して比較し1つのメモリマクロの読み出しデータを
    選択することを特徴とする半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 リセットごとに前記複数のメモリマクロ
    のデータ読み出しおよびエラー検出訂正を並列に行うア
    ドレス信号を生成するアドレス生成回路と、前記アドレ
    ス信号をデコードし前記複数のメモリマクロにそれぞれ
    出力するデコード回路と、前記複数のメモリマクロのデ
    ータ読み出しおよびエラー検出訂正をそれぞれ行い、エ
    ラー検出訂正を示す信号および読み出しデータをそれぞ
    れ出力する複数の読み出し回路と、リセットごとに前記
    複数の読み出し回路のエラー検出訂正を示す信号をそれ
    ぞれ計数する複数の計数回路と、リセットごとに前記複
    数の計数回路の計数値をそれぞれ入力して比較し最小計
    数値に対応したメモリマクロの選択信号を比較結果とし
    て出力する比較回路と、前記複数の読み出し回路の読み
    出しデータをそれぞれ入力し前記比較結果に基づき選択
    してバスに出力する選択回路とを備える、請求項1また
    は2記載の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 エラー検出訂正機能付きメモリのセルア
    レイ部がマクロセルとして登録されてそれぞれ配置配線
    された複数のメモリマクロを備える半導体集積回路にお
    いて、アドレスごとに前記複数のメモリマクロのデータ
    読み出しおよびエラー検出訂正をそれぞれ行いエラー検
    出訂正の状況を重み付けにより比較し1つのメモリマク
    ロの読み出しデータを選択することを特徴とする半導体
    集積回路。
  5. 【請求項5】 エラー検出訂正機能付きメモリのセルア
    レイ部がマクロセルとして登録されてそれぞれ配置配線
    された複数のメモリマクロと、これらメモリマクロの全
    メモリ容量値の部分値を公称値とする製品への切換設定
    をテスト時に行う切換設定回路とを備える半導体集積回
    路において、切換設定によりアドレスごとに前記複数の
    メモリマクロのデータ読み出しおよびエラー検出訂正を
    それぞれ行いエラー検出訂正の状況を重み付けにより比
    較し1つのメモリマクロの読み出しデータを選択するこ
    とを特徴とする半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 前記複数のメモリマクロのデータ読み出
    しおよびエラー検出訂正をそれぞれ行い、エラー検出訂
    正の状況を示す信号および読み出しデータをそれぞれ出
    力する複数の読み出し回路と、アドレスごとに前記複数
    の読み出し回路のエラー検出訂正の状況を示す信号をそ
    れぞれ入力し重み付けにより比較し最小重みの信号に対
    応したメモリマクロの選択信号を比較結果として出力す
    る比較回路と、前記複数の読み出し回路の読み出しデー
    タをそれぞれ入力し前記比較結果に基づき選択してバス
    に出力する選択回路とを備える、請求項4または5記載
    の半導体集積回路。
  7. 【請求項7】 前記エラー検出訂正の状況を示す信号
    が、エラー検出を示す信号と、訂正不能エラーを示す信
    号とを含む、請求項6記載の半導体集積回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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