JP2002074580A - 車種判別システム及び車種判別方法 - Google Patents

車種判別システム及び車種判別方法

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JP2002074580A
JP2002074580A JP2000257594A JP2000257594A JP2002074580A JP 2002074580 A JP2002074580 A JP 2002074580A JP 2000257594 A JP2000257594 A JP 2000257594A JP 2000257594 A JP2000257594 A JP 2000257594A JP 2002074580 A JP2002074580 A JP 2002074580A
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traveling
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axle load
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Shingo Hiratsuka
新悟 平塚
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行車両の車種をきめ細かく識別することが
できる車種判別システムを提供する。 【解決手段】 走行車両の車高検出手段14と、車高検出
手段の車高検出領域を通過する車両の軸重を検出する軸
重検出手段13と、走行車両の撮影画像から車長を検出す
る長さ検出手段15と、ナンバープレートから車種コード
を読み取るナンバー読取手段16と、道路上に配置したル
ープコイル11、12とを設け、車高検出手段が走行車両の
車高を検出している間に軸重検出手段が検出した軸重デ
ータに基づいて、走行車両の軸数を検出し、車高検出手
段によって検出した車高及び車高の平坦性、長さ検出手
段によって検出した車長、ループコイルで検出した床面
高さ、ナンバー読取手段によって読み取った車種コード
とともに、検出した軸数を加味して走行車両の車種を識
別する。車両の車種をキメ細かく、且つ、正確に判別す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路を通行する車
両の車種を判別するシステムと車種判別方法に関し、特
に、多くの種類の車種を判別できるようにしたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、道路の維持管理を図る目的
で、道路を通行する車両の台数を車種別に調査すること
が行われており、この調査を自動化するため、車両の車
高、車長、床面高さ、及び車高の平坦性を測定し、この
測定結果に基づいて、車種を自動判別するシステムが導
入されている。
【0003】従来のシステムでは、道路上に設置した超
音波発信器から通過車両に超音波を照射して、その反射
波から通過車両の車高を測定し、また、路面に埋め込ん
だループコイルに通電して磁界を発生させ、車両が通過
したときの磁界の変化の強さを検出して、低床車か高床
車かを識別する。また、ループコイルの埋設位置と超音
波発信器の設置位置との間に5.05mの距離を置き、
ループコイルによる車両検知と超音波発信器による車両
検知とが同時行われるかどうかを識別して、その車両の
車長が4.75m未満かどうかを判断している。
【0004】こうした測定結果に基づいて、従来のシス
テムでは、図7(a)(b)に示すように、車高が1.
5m未満であれば乗用車と識別し、車高が1.5m以
上、2.0m未満の場合及び車高が2.0m以上で車長
が4.75m未満の場合に小型貨物と識別し、また、車
高が2.0m以上、車長が4.75m以上の場合には、
低床車で車高が平坦なときはバス、高床車で車高が平坦
でないときは大型貨物と識別している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の車種判
別システムでは、通過車両の車種を「バス」「大型貨
物」「小型貨物」及び「乗用車」の4種類にしか識別し
ていないため、道路を通行する車両の実態を正確に把握
することができないと云う問題点がある。
【0006】例えば、大型貨物に比べて車重が重く、車
高や車幅などが大きい特殊車両は、その走行時に道路に
大きな負担を掛けるため、特殊車両が頻繁に通過する道
路では、早めの補修が必要になるが、従来のシステムで
は、特殊車両であっても「大型貨物」として識別される
ため、特殊車両の通過台数の統計を取ることができず、
また、無許可で走行する特殊車両を識別することもでき
ない。
【0007】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、走行車両の車種をきめ細かく識別するこ
とができる車種判別システムと、その車幅判別方法とを
提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、走
行する車両の車種を識別する車種判別システムにおい
て、走行車両の車高を検出する車高検出手段と、車高検
出手段の車高検出領域を通過する車両の軸重を検出する
軸重検出手段と、走行車両の車長を走行車両を撮影した
画像データから検出する長さ検出手段と、走行車両のナ
ンバープレートから車種コードを読み取るナンバー読取
手段と、道路上に配置したループコイルとを設け、車高
検出手段が走行車両の車高を検出している間に軸重検出
手段が検出した軸重データに基づいて、走行車両の軸数
を検出し、車高検出手段によって検出した車高及び車高
の平坦性、長さ検出手段によって検出した車長、ループ
コイルで検出した床面高さ、ナンバー読取手段によって
読み取った車種コードとともに、検出した軸数を加味し
て走行車両の車種を識別するように構成している。
【0009】また、走行する車両の車種を識別する車種
判別方法において、走行車両の車高を検出しながら、車
両の軸重を検出し、車両を撮影した画像データから車両
の車長及び車幅を検出し、車両のナンバープレートから
車種コードを読み取り、道路上に配置したループコイル
で車両の床面高さを検出し、走行車両の車高を検出して
いる間の軸重の検出に基づいて、走行車両の軸数を識別
し、車高、車高の平坦性、車長、車幅、床面高さ、車種
コード及び軸数に基づいて走行車両の車種を識別するよ
うにしている。
【0010】そのため、走行する車両の車種をキメ細か
く、且つ、正確に判別することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態におけ
る車種判別システムの構成を示し、図2(a)は、その
側面図を示している。道路(ここでは、進行方向を矢印
で示す2車線の道路を例示している)上には、車種判別
用の機器が設置された第1門柱17と第2門柱18とが約1
4mの間隔を空けて立設され、各車線に関して、第1門
柱17には、超音波発信器から成る車高検出部14と、車幅
方向に一定間隔を空けて設置された一対のCCDカメラ
から成る車長・車幅検出部15とが設置され、また、第2
門柱18には、第1門柱17と同様の一対のCCDカメラか
ら成る車長・車幅検出部15と、連続照明式のナンバー読
み取り装置16と、車長・車幅検出部15の撮影位置まで進
入した車両を検知する車両検出部(カメラ)19とが設置
されている。
【0012】また、道路には、第1門柱17を挟んで、第
1ループコイル11と第2ループコイル12とが埋設され、
また、第1門柱17付近には、通過車両の重量を検出する
軸重計13が設置されている。また、第2門柱18の路側に
は、車長・車幅検出部15やナンバー読み取り装置16を構
成するカメラの画像を解析する計測制御装置21が設置さ
れている。
【0013】軸重計13は、図3に拡大して示すように、
各車線において二つの領域(13a、13b)に分割されて
おり、四輪自動車は、走行時に、両側の車輪で二つの領
域(13a、13b)上を同時に通過し、自動二輪車は、い
ずれか一方の領域上を通過する。この軸重計13は、重量
物が載ると、その重量で金属歪みが生じ、その変化量は
重量に比例する。
【0014】ループコイル11、12や軸重計13、車両検出
部19、車高検出部14の検知信号は、ナンバー読み取り装
置16や車長・車幅検出部15で撮影された画像の解析デー
タなどとともに、データ処理装置20のもとに伝送され、
データ処理装置20では、これらのデータを処理して通過
車両の車種を識別する。
【0015】車両が矢印の方向に走行すると、最初に第
1ループコイル11上を通過する。ループコイルには、通
常電流が流れ、その周りに磁界が発生している。車両の
床下は金属でできているため、車両がループコイル上を
通行すると、磁界の強さが変化し、ループコイルのイン
ダクタンスが変化する。この変化は低床車の方が高床車
に比べて強く現れるため、ループコイルの検知信号か
ら、通過車両が低床車か高床車かを識別することができ
る。
【0016】次に、車両が車高検出部14の下を通過する
と、それまで、車高検出部14から発射され、路面で反射
していた超音波は、車両で反射して車高検出部14に戻
る。この超音波の速度は、車高検出部14から路面までの
距離が既知であるから、車高検出部14から発射され、路
面で跳ね返って戻る時間を計測することにより求めるこ
とができる。従って、車高検出部14から発射された超音
波が車両で反射して戻る時間を計測すれば、車両の高さ
を算出することができる。
【0017】また、軸重計13は、車両の車輪が載ったと
きに、その重量に応じて歪み、歪み量に応じた検知信号
を出力する。そのため、図2(b)に示すように、車高
検出部14によって検出される車高検出波形22と組み合わ
せて、車高検出波形22が出力されている間の軸重計13の
検知回数をカウントすることにより、通過車両の軸数を
識別することができる。また、各車輪が軸重計13に載っ
たときに、軸重計13で計測される軸重データ23を軸数分
加算することにより、車両の車重を算出することができ
る。
【0018】また、車両が第2ループコイル12上を通過
すると、第2ループコイル12から検知信号が出力され、
この第2ループコイルの検知時点と第1ループコイルの
検知時点との時間差と、第1ループコイル及び第2ルー
プコイル間の距離とから車両の走行速度を求めることが
できる。そして、走行速度が求まると、図2(b)の各
軸重データ23の検知時点から、軸間距離を算出すること
ができる。
【0019】また、前述するように、軸重計13を同時に
一軸しか通過しなかった場合には自動二輪車が通過した
ものと識別することができる。
【0020】車両がさらに前進すると、第2門柱18のカ
メラ(車両検出部)19が映像信号の変化を捉えて車両の
進入を検知し、それを契機に第1門柱17及び第2門柱18
に設置されている車長・車幅検出部15の4台のカメラが
同時に車両を撮影する。第1門柱17のカメラは、主に車
両の後半部分を撮影し、第2門柱18のカメラは主に車両
の前半部分を撮影する。
【0021】この画像データは、計測制御装置21で画像
解析され、「ステレオ画像方式」により、走行車両の車
幅及び車長が計測される。この方式では、カメラ間の距
離が既知の一対のカメラで撮影した実空間の同一点の対
応を取ることにより、その点を実空間上で特定し、距離
を算出する。この方式による車両の車幅及び車長の計測
方法は、特開平6−251284号公報に詳しく示され
ている。
【0022】また、連続照明式のナンバー読み取り装置
16は、車両検出部19の検知信号に応じて、あるいは、あ
る一定の単位時間毎に、通過車両のナンバープレート部
分を撮影する。この画像データは、計測制御装置21で画
像解析され、ナンバープレートの車種コードの数字が読
み取られる。車種コードは、使用するコードが車種に応
じて決められている。例えば、バスは、2、20〜2
9、200〜299であり、また、普通乗用車は、3、
30〜39、300〜399であり、小型乗用車は、
5、50〜59、500〜599、7、70〜79、7
00〜799である。各車種の車種コードは、図4に示
している。
【0023】本発明のシステムでは、ナンバー読み取り
により取得した車種コードの情報を、車種の細分化を図
る識別情報として、あるいは識別精度を向上させるため
の情報として利用している。
【0024】図6は、実施形態の車種判別システムでの
車種判別手順の一例を示している。また、図4は、この
手順によって車種を分類する場合の基準を示し、図5
は、このシステムで分類できる車種の例を示している。
【0025】図6において、 ステップ1:まず、車高検出部14で検出された走行車両
の車高を調べる。車高が1.5m未満である場合、また
は車高が検出できなかった場合(自動二輪車は幅が無い
ため、車高検出ができない場合がある)はステップ2に
移行し、車高が1.5mを超える場合はステップ9に移
行する。
【0026】ステップ2:車高が1.5m未満である場
合、または車高が検出できなかった場合は、軸重計13の
検出結果が、同時一輪軸の走行形態を示しているか否か
を調べる。同時一輪軸の走行形態を示しているときはス
テップ3に移行し、同時二輪軸の走行形態を示している
いるときは、ステップ4に移行する。
【0027】ステップ3:同時一輪軸の走行形態を示し
ているときは、走行車両を自動二輪車と識別する。
【0028】ステップ4:同時二輪軸の走行形態を示し
ているときは、ナンバー読み取り装置16で読み取った車
種コードを確認し、車種コードが、5、50〜59、5
00〜599、7、70〜79、700〜799のいず
れかであることが確認できたときは、ステップ7に移行
し、車種コードが、3、30〜39、300〜399の
いずれかであることが確認できたとき、あるいは、車種
コードが明確でないときは、ステップ5に移行する。
【0029】ステップ7:車種コードが、5、50〜5
9、500〜599、7、70〜79、700〜799
のいずれかであることが確認できたときは、走行車両を
小型乗用車と識別し、 ステップ8:軸重計13及び車高検出部14の検出結果から
求めた軸数と、ループコイル11、12の検出結果を基に算
出した走行速度と軸重計13の検知時点とから求めた軸間
距離とを識別する。
【0030】ステップ5:車種コードが、3、30〜3
9、300〜399のいずれかであることが確認できた
とき、あるいは、車種コードが明確でないときは、走行
車両を普通乗用車と識別し、 ステップ6:軸数及び軸間距離を識別する。
【0031】ステップ9:車高検出部14で検出された走
行車両の車高が1.5m以上、2m未満の場合はステッ
プ10に移行し、2m以上の場合はステップ13に移行す
る。
【0032】ステップ10:車高が1.5m以上、2m未
満の場合は、車種コードを確認し、車種コードが、4、
40〜49、400〜499、6、60〜69、600
〜699のいずれかであることが確認できたとき、ある
いは、車種コードが明確でないときは、 ステップ11:走行車両を小型貨物と識別し、 ステップ12:軸数及び軸間距離を識別する。
【0033】ステップ13:車高が2m以上の場合は、車
長・車幅検出部15の検出結果を調べ、車長が4.75m
未満の場合はステップ14に移行し、車長が4.75m以
上の場合は、ステップ17に移行する。
【0034】ステップ14:車高が2m以上、車長が4.
75m未満の場合は、車種コードを確認し、車種コード
が、4、40〜49、400〜499、6、60〜6
9、600〜699のいずれかであることが確認できた
とき、あるいは、車種コードが明確でないときは、 ステップ15:走行車両を小型貨物と識別し、 ステップ16:軸数及び軸間距離を識別する。
【0035】ステップ17:車高が2m以上、車長が4.
75m以上の場合は、車高検出部14の検出結果を基に、
車高が平坦かどうかを識別し、平坦でないときはステッ
プ22に移行する。
【0036】ステップ18:車高が平坦であるときは、ル
ープコイル11の検出結果を基に、該当車両が低床車であ
るかどうかを識別し、低床車でないときはステップ22に
移行する。
【0037】ステップ19:車高が平坦で、且つ、低床車
であるときは、車種コードを確認し、車種コードが、
2、20〜29、200〜299のいずれかであること
が確認できたとき、あるいは、車種コードが明確でない
ときは、 ステップ20:走行車両をバスと識別し、 ステップ21:軸数及び軸間距離を識別する。
【0038】ステップ22:車長が4.75m以上であ
り、車高が平坦で無い場合、あるいは、高床車である場
合は、車高が3.8mを超えているとき(ステップ2
2)、または、車長が12mを超えているとき(ステッ
プ23)、または、車幅が2.5mを超えているとき(ス
テップ24)、または、軸重計12により検出された車重が
20tを超えているとき(ステップ25)、または、軸重
計12により検出された軸重が10tを超えているとき
(ステップ26)にステップ30に移行する。
【0039】ステップ27:車高が2m以上、3.8m未
満であり、車長が12m以下であり、車幅が2.5m以
下であり、車重が20t以下であり、且つ、軸重が10
t以下の場合は、車種コードを確認し、車種コードが、
1、10〜19、100〜199のいずれかであること
が確認できたとき、あるいは、車種コードが明確でない
ときは、 ステップ28:走行車両を大型貨物と識別し、 ステップ29:軸数及び軸間距離を識別する。
【0040】ステップ30:車高が3.8mを超えている
場合、あるいは、車長が12mを超えている場合、ある
いは、車幅が2.5mを超えている場合、あるいは、車
重が20tを超えている場合、あるいは、軸重が10t
を超えている場合は、車種コードを確認し、車種コード
が、0、00〜09、000〜099のいずれかである
ことが確認できたときは、ステップ31に移行し、確認で
きなかったときはステップ33に移行する。
【0041】ステップ31:車種コードが、0、00〜0
9、000〜099のいずれかであることが確認できた
ときは、走行車両を特殊車両建設機械と識別し、 ステップ32:軸数及び軸間距離を識別する。
【0042】ステップ33:車種コードが、0、00〜0
9、000〜099のいずれかに該当しないときは、走
行車両を特殊車両と識別し、 ステップ34:軸数及び軸間距離を識別する。
【0043】なお、ステップ4、ステップ10、ステップ
14、ステップ19、ステップ27、ステップ32及びステップ
34において、他の車種コードであることが明確な場合に
は、その車種の識別手順に移行する。
【0044】こうした手順により、自動二輪車の識別
(ステップ3)が可能である。
【0045】また、小型乗用車と普通乗用車との識別
(ステップ5〜8)が可能であるとともに、図5の2、
3、4に示すように、小型乗用車及び普通乗用車にトレ
ラーが接続している場合、軸数及び軸間距離を基にそれ
らを識別することができる。
【0046】また、小型貨物の識別(ステップ11、12、
15、16)が可能であるとともに、図5の5、7、8、9
に示すように、軸数が異なる小型貨物を識別することが
できる。
【0047】また、バスの識別(ステップ20、21)が可
能であるとともに、図5の6に示すように、軸数が異な
るバスを識別することができる。
【0048】また、大型貨物の識別(ステップ28、29)
が可能であるとともに、図5の10〜17に示すよう
に、大型貨物にトレラーが接続している場合に、軸数及
び軸間距離を基に、それらを識別することができる。
【0049】また、特殊車両と特殊車両建設機械との識
別(ステップ31〜34)が可能であるとともに、図5の1
0〜17に示すように、特殊車両にトレラーが接続して
いる場合に、軸数及び軸間距離を基に、それらを識別す
ることができる。
【0050】データ処理装置20のデータベースに、予め
図5に示す車両イメージを図5のコードと対応付けて記
憶させておき、車種判別したコードに対応する車両イメ
ージをデータベースから読みだして、データ処理装置20
の表示画面に表示することにより、管理者は、データ処
理装置20を見ながら、道路の走行車両を監視することが
できる。
【0051】なお、軸重計は、圧電素子で構成すること
もできる。
【0052】また、このシステムが有する検知手段を選
択的に利用して車種を検知することもできる。
【0053】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の車種判別システム及び車種判別方法では、走行車両の
車種をキメ細かく、且つ、正確に判別することができ
る。そのため、道路の管理や保守に必要とされる走行車
両に関する精密な統計データを、自動的に集めることが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における車種判別システムの
構成を示す斜視図、
【図2】(a)実施形態の車種判別システムの側面図、
(b)車高検出波形と軸重データとの関係を示す図、
【図3】実施形態の車種判別システムでの軸重計の構成
を示す図、
【図4】実施形態の車種判別システムでの車種分類基準
を示す図、
【図5】実施形態の車種判別システムで識別できる車両
パターンを示す図、
【図6】実施形態の車種判別システムでの車種判別手順
を示す図、
【図7】従来の車種判別システムでの車種判別基準を示
す図である。
【符号の説明】
11 第1ループコイル 12 第2ループコイル 13 軸重計 14 車高検出部 15 車長・車幅検出部 16 ナンバー読み取り装置 17 第1門柱 18 第2門柱 19 車両検出部 20 データ処理装置 21 計測制御装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08G 1/052 G08G 1/052

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行する車両の車種を識別する車種判別
    システムにおいて、 走行車両の車高を検出する車高検出手段と、 前記車高検出手段の車高検出領域を通過する車両の軸重
    を検出する軸重検出手段と、 走行車両の車長を前記走行車両を撮影した画像データか
    ら検出する長さ検出手段と、 走行車両のナンバープレートから車種コードを読み取る
    ナンバー読取手段と、 道路上に配置した走行車両の床面高さ検出手段とを備
    え、前記車高検出手段が走行車両の車高を検出している
    間に前記軸重検出手段が検出した軸重データに基づい
    て、前記走行車両の軸数を検出し、前記車高検出手段に
    よって検出した車高及び車高の平坦性、前記長さ検出手
    段によって検出した車長、前記床面高さ検出手段で検出
    した床面高さ、前記ナンバー読取手段によって読み取っ
    た車種コードとともに、検出した前記軸数を加味して走
    行車両の車種を識別することを特徴とする車種判別シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記軸重検出手段が検出した前記軸重デ
    ータを加味して走行車両の車種を識別することを特徴と
    する請求項1に記載の車種判別システム。
  3. 【請求項3】 前記軸重検出手段が検出した前記軸重デ
    ータに基づいて走行車両の車重を算出し、算出した前記
    車重を加味して走行車両の車種を識別することを特徴と
    する請求項1または2に記載の車種判別システム。
  4. 【請求項4】 前記床面高さ検出手段として、ループコ
    イルを一定間隔を置いて一対配置し、前記一対のループ
    コイルの検出結果に基づいて、走行車両の速度を算出
    し、前記速度と前記軸重検出手段が検出した軸重データ
    とに基づいて軸間距離を算出し、算出した前記軸間距離
    を加味して走行車両の車種を識別することを特徴とする
    請求項1から3のいずれかに記載の車種判別システム。
  5. 【請求項5】 前記長さ検出手段によって、走行車両の
    車幅を検出し、検出した前記車幅を加味して走行車両の
    車種を識別することを特徴とする請求項1から4のいず
    れかに記載の車種判別システム。
  6. 【請求項6】 走行する車両の車種を識別する車種判別
    方法において、走行車両の車高を検出しながら、前記車
    両の軸重を検出し、前記車両を撮影した画像データから
    前記車両の車長及び車幅を検出し、前記車両のナンバー
    プレートから車種コードを読み取り、道路上に配置した
    ループコイルで前記車両の床面高さを検出し、走行車両
    の車高を検出している間の前記軸重の検出に基づいて、
    前記走行車両の軸数を識別し、車高、車高の平坦性、車
    長、車幅、床面高さ、車種コード及び軸数に基づいて走
    行車両の車種を識別することを特徴とする車種判別方
    法。
  7. 【請求項7】 前記車高、車高の平坦性、車長、車幅、
    床面高さ、及び車種コードに基づいてバス、大型車両及
    び特殊車両を識別することを特徴とする請求項6に記載
    の車幅判別方法。
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