JP2002074414A - 券売機 - Google Patents

券売機

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JP2002074414A
JP2002074414A JP2000257252A JP2000257252A JP2002074414A JP 2002074414 A JP2002074414 A JP 2002074414A JP 2000257252 A JP2000257252 A JP 2000257252A JP 2000257252 A JP2000257252 A JP 2000257252A JP 2002074414 A JP2002074414 A JP 2002074414A
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JP2000257252A
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Jun Azuma
洵 東
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SHINKO MEX CO Ltd
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SHINKO MEX CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客が長い券を受取り口から取り出すとき
に、券が破れたり引っかかったりしない券売機を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 ロール状に巻いた券紙から供給される券
紙面上に、発券の都度、必要な文字や数字を印字し、必
要な長さで切断して顧客に発券する券売機において、券
紙6に必要な文字や数字を印字する印字機8と券紙6を
必要な長さで切断する切断機9の後に、印字された長尺
の券紙を折り畳む折り畳み機構を有するフォルダー11
を備えた券売機である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗車券、食堂の食
券、入場券、遊園地の娯楽設備の利用券などを発券する
券売機の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、券売機の外表面には、大きく分
けて、図5に示すように、料金収受機構であるビルバリ
データ(千円札、五千円札、一万円札を受取るところ)
21とコインメック(硬貨を受取るところ)22と、購
入する券の種類と金額を表示する金額表示部と購入する
券を顧客が選択する押しボタン23と、つり銭と発券し
た券を受取る受取り口24とがある。
【0003】また、券売機の内部には、図6に示すよう
に上記の他に、発券用のロール状に巻いた券紙6とそれ
を送り出す機構、フィーダ7と、所定の情報を券紙面上
に印字する印字機(プリンター)8とロール状に巻いた
券紙を所定の長さに切断する切断機(カッター)9とが
ある。さらにロール状に巻いた予備の券紙26が備えら
れている。この他、券紙にミシン目を入れる機構が追加
されていることがある。印字が終わり、切断された券紙
は落下して、シュート10を通って受取り口24に供給
される。
【0004】鉄道乗車券のように、改札口で自動読取機
を通す場合は、更に印字機の前後に磁気データを書き込
むデータ書込み機(ライター)を設けることがある。こ
の場合に用いる券紙には裏面に磁気フィルムが貼付され
ている。
【0005】券売機用の券紙は印字機への供給が簡単に
できることから、ほとんどの券売機ではロール状に巻い
た券紙(ロール券紙)が使われている。その理由は、切
断されたシート状の券紙では、券紙の送り出しに難点が
あり二重に発券したり、券紙が出なかったりすることが
ある。また、ロール券紙の場合、発券する券の種類によ
り、その長さを必要に応じて自由に変えて切断すること
ができる。
【0006】しかし、券の長さはあまり長くすることは
できない。その理由は、受取り口に券の先端の一部が出
てきても、他の一端は印字機や切断機の手前まで伸びて
おり、顧客が券の先端の一部を引っ張って取り出そうと
すると券が破れたり、印字機や切断機を損傷させてしま
うことがあるからである。また、券紙が切断機で切断さ
れたあとで顧客が券を引っ張り出しても、券が長いため
受取り口24や、そこに至るまでのシュート10の部分
に引っかかったりして、券が破れることがある。従っ
て、券売機の大きさにもよるが、券の長さが20cm近
くになると、この種のトラブルが生じ易い。もとより券
売機も自動販売機の一種であるため、金額を支払った顧
客に不完全な券を販売することはできない。特に、図7
に示す回数券のような場合は、券が綴り状になった上
に、頭書き(ヘッダー)も付けたい時は、券の長さは3
0cm近い長さになり前述のような問題が生じ易い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】これを回避するため
に、予め折り畳んでおき頭書きの部分だけに、有効期間
など必要な情報を発券時に印字する方法も考えられる
が、この場合、回数券の種類が多くなると、券売機内に
多くの種類の回数券を保有することになり、この中から
顧客の選んだ回数券を印字機に供給する複雑な機構が必
要となってくる。
【0008】また、図7のようなタイプの回数券の場
合、頭書きの部分以外の、切離して使用する部分にも有
効期間を印字したい場合は、予め折り畳んだものを拡げ
て印字した後、再び折り畳まねばならず、かえって複雑
な機構となる。
【0009】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、発券の都度、必要な情報を印字し、長
い券紙を折り畳んだ後、切断し受取り口に供給すること
によって、顧客が券を受取り口から取り出すときに、券
が破れたり引っかかったりしない券売機を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】その要旨は、ロール状に
巻いた券紙から供給される券紙面上に、発券の都度、必
要な文字や数字を印字し、必要な長さで切断して顧客に
発券する券売機において、券紙に必要な文字や数字を印
字する印字機と券紙を必要な長さで切断する切断機の後
に、印字された長尺の券紙を折り畳む折り畳み機構を有
するフォルダーを備えたことを特徴とする券売機であ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係わる券売機は、印字機
8と切断機9の後に、長尺の券紙を折り畳む折り畳み機
構を備え、ロール券紙6から供給される券紙面上に、必
要な文字や数字あるいは絵柄を顧客の選んだ券種に応じ
て印字し、長尺の券紙を折り畳み機構を有するフォルダ
ーで折り畳んだ後に切断機で切断し、受取り口24に供
給するものである。従って、顧客が受取り口から券を取
り出すときに、券が破れたり引っかかったりすることは
ない。
【0012】図4は、従来の券売機の一例で、側面から
見た断面図である。ロール券紙から供給された券紙6は
フィーダ7によって所定のルートに導かれ、顧客の求め
る種類の券13に応じて印字機8で、金額、券の名称、
日付、連続番号などを印字し、その後、切断機9で必要
な長さに切断されて、シュート10を通って受取り口2
4に供給される。
【0013】一方、図1は、本発明に係わる券売機の一
例で、側面から見た断面図である。ロール券紙からの券
紙6の供給を受け、印字機8で必要事項を印字するとこ
ろまでは、従来の券売機と同じであるが、切断機9の後
に券紙6を折り畳む折り畳み機構を有するフォルダー1
1を設けている。印字された長尺の券紙は、このフォル
ダー11に供給され印字される順にこのフォルダーで折
り畳まれ、最後に切断機9で切断されて、フォルダー1
1からシュート10を通って受取り口24に供給され
る。
【0014】図2にフォルダー11の構造を示す。通
常、ロール券紙から供給される券紙6の幅は、普通30
mmから60mm程度である。図2(a)は、(b)の
A−A線断面図で、(b)は正面から見た断面図であ
る。図中、A、B、Cは券紙6を折り畳む際の押さえ板
で、押さえ板Aは固定で券紙6を下方に進めるときのガ
イドの働きを、押さえ板B、CはX軸を中心にしてほぼ
一回転する動きをする。そして、押さえ板Bは印刷され
た券紙6が下方に進められたとき、障害にならないよう
に通常は時計のほぼ5時の位置で待機する。押さえ板C
の待機位置は時計のほぼ12時の位置である。D1、D
2は券紙6が押さえ板AとCの間に入るように、円盤状
の板を券紙の幅に対応して間隔を開け、対向させて設け
ているガイドである。
【0015】押さえ板Bは回転軸2に軸着され、回転軸
2を回転することによってX軸を中心にして回転運動す
る。同様に、押さえ板Cは回転軸3に軸着され、回転軸
3を回転することによってX軸を中心にして回転運動す
る。なお、回転軸2は回転軸3の中心を貫通している。
また、図2には回転軸2、3の軸受け、駆動装置等は省
略されている。
【0016】押さえ板AとCは、はっきりとした折り目
を付けて券紙6を折り畳むために、図2(a)に示すよ
うに、先端部のX軸の近傍では、押さえ板同士ができる
だけ密着するように押さえ板の先端部は薄くしてある。
勿論、押さえ板Bと押さえ板Cも近接した場合は、先端
部のX軸の近傍では密着する。
【0017】次に、券紙折り畳み方法について説明す
る。図3は券紙の折り畳み方法を説明する図である。図
中、破線は券紙(印字された券)6を示す。なお、フィ
ーダ7、印字機8、切断機9、シュート10は、図が煩
雑になるのを避けるため一部の図のみに記載した。図3
の(1)のような状態で、印字機8で印字の終わった券
紙6が押さえ板AとCの間を下方に進み、(2)のよう
に券紙の折り目の位置がX軸まで進んだ時点で、押さえ
板Bが券紙を折り畳むべく押さえ板Cの方向に向かって
(時計回りに)回転運動する。なお、券紙の進んだ長さ
は、図1に示すフィーダの回転数から検出する。(3)
では、押さえ板Bの先端部が押さえ板Cの先端部に密着
し、券紙6を二つ折りにする。券紙が二つ折りで済む長
さであれば、押さえ板Bを待機位置まで戻し、この時点
で券紙6を切断機9で切断してやれば券紙は落下して、
フォルダー11の下部からシュート10を通って受取り
口24に供給される。
【0018】券紙を三つ折りにするには、二つ折りした
後、押さえ板Bを直ちに、図3の(4)のように待機位
置に戻し、券紙6の三つ折りの折り目の位置がX軸まで
進んだ時点で、押さえ板Cが反時計回りに回転して、二
つ折りした券紙を押さえ板Cと押さえ板Bとで挟み、そ
の後、(5)のように押さえ板Cと押さえ板Bは一緒に
反時計方向に回転運動して、押さえ板Aまで回転する。
この時、券紙6は三つ折りされる。券紙が三つ折りで済
む長さであれば、押さえ板Cを待機位置まで戻し、この
時点で切断機9で切断してやれば券紙6は落下してフォ
ルダー11の下部からシュート10を通って受取り口2
4に供給される。
【0019】さらに、券紙を四つ折りにするには、押さ
え板Cを時計回りに回転運動させて待機位置に戻して止
める。その後、三つ折りされた券紙6の四つ折りの折り
目の位置がX軸まで進んだ時点で、図3の(6)のよう
に、押さえ板Bを時計回りに回転運動させて、(7)の
ように、三つ折りされた券紙6を押さえ板Cと押さえ板
Bで挟み、券紙を四つ折りにする。その後、(8)のよ
うに、押さえ板Bを反時計回りに回転運動させて待機位
置に戻し止める。券紙6が四つ折りで済む長さであれ
ば、この時点で切断機9で切断してやれば綴り券12
は、(9)のように押さえ板Aと押さえ板Cとの間を落
下してフォルダー11の下部からシュート10を通って
受取り口24に供給される。
【0020】このように、券紙6を折り畳む時は、押さ
え板Bと押さえ板Cとの間に券紙を挟み、これら二枚の
押さえ板を時計回りあるいは反時計回りに回転運動させ
て、券紙6に折り目をつけ折り畳む。
【0021】図1および図3には図示していないが、切
断機9にミシン目を付ける機構を併設し、券紙の折り目
の部分にミシン目を施しておけば、顧客が使用時に綴り
券(折り畳み券)を一枚ずつ切離すのに都合がよい。こ
のような場合、ミシン目のところで折り目ができるよう
に、フィーダ7による送り量とミシン目を付ける機構と
フォルダー11の折り畳みとが同期するようにしておけ
ばよい。また、ミシン目を施すことによって券紙6には
っきりとした折り目を付けることができる。
【0022】綴り券(回数券)でない、普通の一枚券を
発券する場合は、フォルダー11を作動させなければ、
これまでの券売機と同じであり、いずれの券種も発券す
ることができる。
【0023】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明に係わる券売機は、切断機の後に折り畳み機構を
有するフォルダーを備えているため、発券の都度、必要
な情報を印字し、長い券紙を折り畳んだ後、切断し、受
取り口に供給することができるため、顧客が券を受取り
口から取り出すときに、券が破れたり引っかかったりす
ることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる券売機の一例で、側面から見た
断面図である。
【図2】本発明に係わる券売機のフォルダーの構造を示
す図で、(a)は、(b)のA−A線断面図で、(b)
は正面から見た断面図である。
【図3】本発明に係わる券紙の折り畳み方法を説明する
図である。
【図4】従来の券売機の一例で、側面から見た断面図で
ある。
【図5】一般的な食券販売機の外観を説明する図であ
る。
【図6】一般的な食券販売機の内部機構を説明する図で
ある。
【図7】一般的な回数券(綴り券)を説明する図であ
る。
【符号の説明】
A…押さえ板、B…押さえ板、C…押さえ板、D…ガイ
ド、2…回転軸、3…回転軸、6…券紙、7…フィー
ダ、8…印字機、9…切断機、10…シュート、11…
フォルダー、12…綴り券(回数券)、21…ビルバリ
データ、22…コインメック、23…押しボタン、24
…受取り口、25…金庫、26…予備の券紙。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール状に巻いた券紙から供給される券
    紙面上に、発券の都度、必要な文字や数字を印字し、必
    要な長さで切断して顧客に発券する券売機において、券
    紙に必要な文字や数字を印字する印字機と券紙を必要な
    長さで切断する切断機の後に、印字された長尺の券紙を
    折り畳む折り畳み機構を有するフォルダーを備えたこと
    を特徴とする券売機。
JP2000257252A 2000-08-28 2000-08-28 券売機 Withdrawn JP2002074414A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000257252A JP2002074414A (ja) 2000-08-28 2000-08-28 券売機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000257252A JP2002074414A (ja) 2000-08-28 2000-08-28 券売機

Publications (1)

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JP2002074414A true JP2002074414A (ja) 2002-03-15

Family

ID=18745741

Family Applications (1)

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JP2000257252A Withdrawn JP2002074414A (ja) 2000-08-28 2000-08-28 券売機

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20071106