JP2002073343A - データ処理装置、及び記憶媒体 - Google Patents

データ処理装置、及び記憶媒体

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JP2002073343A
JP2002073343A JP2000265518A JP2000265518A JP2002073343A JP 2002073343 A JP2002073343 A JP 2002073343A JP 2000265518 A JP2000265518 A JP 2000265518A JP 2000265518 A JP2000265518 A JP 2000265518A JP 2002073343 A JP2002073343 A JP 2002073343A
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Katsu Matsumura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 業務形態の変更に伴う業務アプリケーション
のメンテナンスを、高度な技能を有しないサービスマン
でも容易にできる業務システムを提供する。 【解決手段】 記憶装置8、表示部6、入力部3、及び
CPU2により業務システム1の主要部が構成される。
記憶装置8は複数の業務プログラムを記憶する。表示部
6は、複数の業務プログラムに対応する複数のメニュー
項目からなる標準メニューを表示する。サービスマン
は、入力部3を介して表示部3上のメニュー項目から不
要な業務プログラムに対応するメニュー項目を削除指示
する。CPU2は、削除指示されたメニュー項目を標準
メニューから削除したカスタマイズメニューを作成する
と共に、カスタマイズメニューのメニュー項目により構
成される業務プログラムに基づいて業務アプリケーショ
ンを再構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の業務プログ
ラムにより構成される業務アプリケーションを実行する
データ処理システム、及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、小売店舗や中小企業等の売上
や在庫などの業務管理を支援する業務システムが提供さ
れている。このような業務システムには、各々のユーザ
毎に開発された専用の業務システムの他、パッケージと
して商品化された汎用性の高い業務システムもある。
【0003】専用の業務システムを開発する際、SE
(システムエンジニア)は先ず、各々のユーザの業務形
態を分析し、分析した業務の流れに基づいて、業務フロ
ーやデータフロー等を設計して、ユーザの業務の流れに
適合する業務システムを個別に開発する。また、SE
は、ユーザの業務形態に変更が生じた場合は、変更後の
業務形態に対応させるべく、開発した業務システムを適
宜メンテナンス(保守)していた。
【0004】一方、パッケージ化された業務システムで
は、業務の流れが固定的に決められており、例えば売上
や請求等の様に、多くのユーザが共通して行う業務を予
め設定する。通常、パッケージ化された業務システム
は、代表的な業務を想定したものが複数用意されてお
り、ユーザは、自分の業務の流れに適合するパッケージ
を選択して導入する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、専用の
業務システムの品質は、当該業務システムを開発しメン
テナンスを行うSEの技量に応じて異なっていた為、業
務システムに対するユーザの満足度がSEの技量に左右
されてしまうという問題があった。
【0006】また、パッケージ化された業務システムで
は、業務の流れが予め固定的に設定されているので、途
中で業務形態に変更があった場合は、ユーザはその業務
システムを利用できなくなるという問題があった。
【0007】本発明の課題は、業務形態の変更に伴うメ
ンテナンスを、高度な技能を有しないサービスマンでも
容易にできる業務システムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、以下の様な特徴を備えている。なお、以下
に示す手段の説明中、括弧書きにより実施の形態に対応
する構成を例示する。また、符号等は、後述する図面参
照符号に対応する。
【0009】請求項1記載の発明は、複数の業務プログ
ラムにより構成される業務アプリケーションを実行する
データ処理装置(例えば、図1に示す業務システム1)
であって、前記複数の業務プログラムに対応する複数の
メニュー項目からなる標準メニュー(例えば、図4に示
すメニュー画面)を表示する表示手段(例えば、図1に
示す表示部6)と、この表示手段に表示される複数のメ
ニュー項目から不要な業務プログラムに対応するメニュ
ー項目を削除指示する削除指示手段(例えば、図1に示
す入力部3)と、この削除指示手段により削除指示され
たメニュー項目を前記標準メニューから削除してカスタ
マイズメニュー(例えば、図6に示すメニュー画面)を
作成するカスタマイズ手段(例えば、図3のステップS
4に示す処理を行うCPU2)と、このカスタマイズ手
段により作成されたカスタマイズメニューのメニュー項
目により構成される業務プログラムに基づいて前記業務
アプリケーションを再構成する再構成手段(例えば、図
6に示すステップS12及びステップS13に示す処理
を行うCPU2)と、を備えることを特徴とする。
【0010】請求項1記載の発明によれば、表示手段
は、複数の業務プログラムに対応する複数のメニュー項
目からなる標準メニューを表示する。また、削除指示手
段は、表示手段に表示される複数のメニュー項目から不
要な業務プログラムに対応するメニュー項目を削除指示
する。即ち、サービスマン等は表示手段上に表示される
複数のメニュー項目を視覚的に捉えながら、削除指示手
段を介して不要な業務プログラムに対応するメニュー項
目を削除指示できる。
【0011】そして、カスタマイズ手段は、削除指示手
段により削除指示されたメニュー項目を標準メニューか
ら削除してカスタマイズメニューを作成する。再構成手
段は、カスタマイズ手段により作成されたカスタマイズ
メニューのメニュー項目により構成される業務プログラ
ムに基づいて前記業務アプリケーションを再構成する。
【0012】即ち、サービスマン等が削除指示手段を介
して削除指示したメニュー項目は、カスタマイズ手段に
より削除されカスタマイズメニューが生成される。この
カスタマイズメニューは表示手段に表示されるので、ユ
ーザは自身が削除指示した結果を確認できる。また、再
構成手段は、このカスタマイズメニューに含まれるメニ
ュー項目に対応する業務プログラムに基づいて業務アプ
リケーションを再構成する。
【0013】従って、ユーザの業務形態に変更があった
場合でも、サービスマン等は、削除指示手段を介して不
要な業務プログラムに対応するメニュー項目を削除指示
するだけで、変更された業務形態に適合する業務アプリ
ケーションを提供できるので、容易にメンテナンスを行
える。
【0014】また、削除指示手段を介して不要な業務プ
ログラムに対応するメニュー項目を削除指示するなら
ば、カスタマイズ手段及び再構成手段により、自動的に
業務アプリケーションが再構築されるので、サービスマ
ン等に対して、高度な技能やシステム構築に関する詳細
な専門知識を要求することがない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7を参照して本発
明の実施の形態について詳細に説明する。先ず、本発明
を適用した業務システムの構成を説明する。
【0016】図1は、本発明を適用した業務システムの
要部構成を示すブロック図である。この図1に示す様
に、業務システム1は、CPU(Central Processing U
nit)2、入力部3、RAM(Random Access Memory)
4、伝送制御部5、表示部6、印刷装置7、及び記憶装
置8により構成される。また、これら各々の構成要素は
バス9により接続されており、互いにデータや制御信号
を送受する。
【0017】CPU2は、当該業務システム1全体を制
御する機能を有する。即ち、CPU2は、記憶装置8に
記憶されているシステムプログラムを読み出して、RA
M4のワークメモリ4aに展開する。そして、CPU2
は、展開したシステムプログラムの内容に従って、各種
処理を逐次実行すると共に、その処理結果を記憶装置8
の所定の領域に保存させる。このようにして、業務シス
テム1としての機能が実現される。
【0018】具体的には、CPU2はシステムプログラ
ムの内容に従って、後述する業務カスタマイズ処理、及
び業務起動処理を実行する。業務カスタマイズ処理は、
サービスマンがユーザの業務に適合する処理を登録する
際に、CPU2によって実行される。サービスマンが登
録した処理は、業務起動処理において実行される。
【0019】業務起動処理においてCPU2は、記憶装
置8に格納しているアプリケーションプログラムを読込
み、後述する見積処理、受注処理、売上処理、在庫処
理、発注処理、及び仕入処理のうち、ユーザが所望する
処理を実行する。これら、業務カスタマイズ処理、及び
業務起動処理の詳細な処理態様は、それぞれ図3及び図
7を参照して後述する。
【0020】入力部3は、図示はしないが、キーボード
とマウスとにより構成されている。キーボードは、かな
/英数字入力キー、カーソルキー、及び各種機能キーを
備える。この入力部12は、キーボードの押下操作及び
マウスのクリック操作に応じた入力信号をCPU2へ出
力する。尚、入力部12はマウスに代えて、ライトペ
ン、ジョイスティック、トラックボールその他のポイン
ティングデバイスを備えてもよい。
【0021】RAM4は、随時、読み出し及び書き込み
が可能な記憶装置である。このRAM4には、CPU2
により実行される各種処理において、記憶装置8から読
み出されるシステムプログラム、各種アプリケーション
プログラム、及びこれらのプログラムに係るデータ等が
一時的に展開される。
【0022】また、RAM4はワークメモリ4aを含
む。このワークメモリには、CPU2により実行される
業務カスタマイズ処理において、後述する変更情報が一
時的に格納される。
【0023】伝送制御部5は、モデム(MODEM;MO
dulator/DEModulator )、ターミナルアダプタ(TA;
Terminal Adapter)、又はルータ(router)等により成
される。この伝送制御部5は、電話回線、ISDN回
線、専用線その他の通信回線を介して、図示しない外部
機器とのデータ通信を制御する。
【0024】モデム(図示せず)は、電話回線を介して
外部機器との通信を行うために、CPU2の各種処理に
よって生成されたデジタルデータを電話回線の周波数帯
域にあったアナログ信号に変調する一方、電話回線を介
して入力されたアナログ信号をデジタル信号に復調する
装置である。
【0025】また、ターミナルアダプタ(図示せず)
は、ISDN回線を利用するに際して、通信速度の変換
や通信プロトコルの変換を行う装置である。また、ルー
タ(図示せず)は、当該業務システム1が専用線を介し
てLAN(Local Area Network)を構成している場合
に、そのLANと他ののLANとを接続する中継装置で
ある。
【0026】表示部6は、CRT(Cathode Ray Tube)
や液晶表示装置(LCD;Liquid Crystal Display)等
により構成される。この表示部6は、CPU2から入力
される表示信号の指示に従って各種メニュー画像を表示
する。印刷装置7は、CPU2から入力される印字デー
タを所定の記録紙に印字する。
【0027】記憶装置8は、記憶媒体8aを有する。記
憶媒体8aは磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体
等の不揮発性メモリで形成される。この記憶媒体8a
は、記憶装置8に固定的に設けてもよいし、着脱自在に
装着するようにしてもよい。
【0028】記憶媒体8aには、CPU2が各々の構成
要素を制御し所定の処理を実行するのに必要なシステム
プログラムや、通信回線に接続される外部機機器(図示
せず)との通信を制御するのに必要なデータ送信処理プ
ログラム、及びこれら処理プログラムにしたがう処理に
よって生成したデータ、ファイル等が記憶されている。
【0029】尚、記憶媒体8aに記憶される各種処理プ
ログラムやデータ等は、その一部若しくは全部を、図示
しない他のサーバやクライアント等の外部機器から伝送
制御部5を介して受信し、記憶媒体8aに格納する構成
にしてもよい。また、記憶媒体8aは通信回線に接続さ
れた外部機器(図示せず)が備えてもよい。この場合
は、外部機器の記憶媒体に記憶されているプログラムや
データ等を通信回線を介して使用する。
【0030】また、記憶装置8は、図1に示す様に構成
制御テーブル82、カスタマイズ構成制御テーブル8
3、メニュースペックテーブル81、メニューイメージ
ファイル84、及び業務アプリケーションファイル85
を予め記憶する。更に、記憶装置8は、図示はしない
が、見積処理、受注処理、売上処理、在庫処理、発注処
理、及び仕入処理の各々を実行するための業務プログラ
ムを予め記憶する。
【0031】構成制御テーブル81には、標準状態(デ
フォルト;default)にてCPU2が実行する各種処理
の内容が予め設定されている。標準状態では、多数のユ
ーザが当該業務システム1を使用することを想定しお
り、CPU2によって見積処理、受注処理、売上処理、
在庫処理、発注処理、及び仕入処理の6つの処理が実行
される。
【0032】カスタマイズ構成制御テーブル82には、
CPU2にユーザが所望する処理のみを実行させるため
の制限が設定されている。このことにより、標準状態に
て設定されている処理内容の変更(カスタマイズ)が実
現される。即ち、当該業務システム1においてサービス
マンは、前記6つの処理のうち、ユーザの業務形態に適
合する処理のみを指定できる。
【0033】メニュースペックテーブル83には、CP
U2が表示部6に表示させる画像データのファイル名、
表示位置その他の属性が設定されている。尚、構成制御
テーブル81、カスタマイズ構成制御テーブル82、及
びメニュースペックテーブル83の設定内容について
は、図2を参照して後述する。
【0034】メニューイメージファイル84には、表示
部6に表示される各種処理に関するメニューを表示する
ためのイメージファイルが格納されている。業務アプリ
ケーションファイル85には、後述する業務カスタマイ
ズ処理で構築された複数の業務プログラムから成るアプ
リケーションプログラム(application program)(以
下、「業務アプリケーション」と記す。)が格納され
る。
【0035】次に、図1に示す記憶装置8に格納されて
いる構成制御テーブル81、カスタマイズ構成制御テー
ブル82、及びメニュースペックテーブル83の設定内
容について説明する。
【0036】図2(a)は、構成制御テーブル81のデ
ータ格納例を示す図である。この図2(a)に示す様
に、構成制御テーブル81は、業務ID(IDentity)8
1a、業務名81b、主業務ID81c、サブ業務ID
81d、主従区分81e、及び稼動区分81fの項目に
区分されている。これら各々の項目に格納されている一
行分のデータは、1レコードとして記憶装置8に格納さ
れている。従って、図2(a)において、一行分のデー
タは関連付けられている。
【0037】業務ID81aには、「H11000」、「H120
00」…等の様に6桁の英数字データを格納する。CPU
2は、この業務ID81aに基づいて、当該業務システ
ム1で実行可能な6つの各種処理の各々を識別する。更
に、CPU2は識別した処理の属性を認識すべく、その
処理に対応する業務名81b、主業務ID81c、サブ
業務ID81d、主従区分81e、及び稼動区分81f
を参照できる。
【0038】業務名81bには、「見積処理」、「受注
処理」、「売上処理」、「在庫処理」、「発注処理」、
「仕入処理」の様に、当該業務システム1で実行可能な
各種処理の名称を格納する。これら各種処理の名称は、
各々の処理を実行するための業務アプリケーションに関
連付けられている。
【0039】主業務ID81cには、その処理の前提と
なる処理の業務IDを格納する。例えば、売上処理は受
注処理を経て行うので、売上処理の主業務IDには、受
注処理の業務IDである「H12000」を格納する。また、
仕入処理は発注処理を経て行うので、仕入処理の主業務
IDには、発注処理の業務IDである「H15000」を格納
する。
【0040】一方、サブID81dの項目には、その処
理に続く処理の業務IDを格納する。例えば、受注処理
に着目すると、その受注処理に続く処理は売上処理であ
るので、受注処理のサブIDには、売上処理の業務ID
である「H13000」を格納する。また、発注処理に着目す
ると、その発注処理に続く処理は仕入処理であるので、
発注処理のサブIDには、仕入処理の業務IDである
「H16000」を格納する。
【0041】この様に、主業務ID81c及びサブID
81dの項目の項目を設けることによりCPU2は、関
連のある処理同士の対応関係(主従関係)を認識でき
る。但し、在庫処理や見積処理等の様に、他の処理と関
連性のない独立した処理については、主業務ID81c
及びサブID81dの項目には「−」を格納する。
【0042】主従区分81eの項目には、「3」、
「1」、「2」の様に3種類の数値データを格納する。
「3」は、その処理が他の処理と関連性のない独立した
処理であることを表す。「1」は、その処理が、関連性
のある処理同士において前提の処理であることを表す。
「2」は、その処理が、関連性のある処理同士において
後続の処理であることを表す。
【0043】稼動区分81fには全て「1」が格納され
る。「1」は、その処理を実行する旨を表す。即ち、構
成制御テーブル81においては、標準状態として予め全
ての処理を実行するように設定されている。
【0044】次に、図2(b)は、カスタマイズ構成制
御テーブル82のデータ格納例を示す図である。この図
2(b)に示す様に、カスタマイズ構成制御テーブル8
2は、業務ID(IDentity)82a、業務名82b、主
業務ID82c、サブ業務ID82d、主従区分82
e、及び稼動区分82fの項目に区分されている。これ
ら各々の項目に格納されている一行分のデータは、1レ
コードとして記憶装置8に格納されている。従って、図
2(b)において、一行分のデータは関連付けられてい
る。これら各々の項目に格納するデータは、図2(a)
に示す構成制御テーブルと同様である為、詳細な説明は
省略する。
【0045】特に、稼動区分82fの項目には、「1」
又は「2」の2種類の数字が格納されている。ここで、
「1」は、その処理を実行する旨を表す。一方、「2」
は、その処理を実行しない旨を表す。即ち、このカスタ
マイズ構成制御テーブル82によれば、「見積処理」及
び「在庫処理」は実行されない。これは、後述する業務
カスタマイズ処理において、「見積処理」及び「在庫処
理」がサービスマンによって不要メニューに指定された
ことに起因する。
【0046】次に、図2(c)は、メニュースペックテ
ーブル83のデータ格納例を示す図である。このメニュ
ースペックテーブル83は、表示部6に表示する内容を
設定する為のテーブルである。この図2(c)に示す様
に、メニュースペックテーブル83は、情報区分83
a、項目番号83b、X座標83c、Y座標83d、タ
イトル83e、イメージ83f、構成区分83g、業務
ID83h、実行文83iの項目に区分されている。
【0047】これら各々の項目に格納されている一行分
のデータは、1レコードとして記憶装置8に格納されて
いる。従って、図2(c)において、一行分のデータは
関連付けられている。
【0048】情報区分83aには、「1」又は「2」の
数字データを格納する。「1」は、その行に格納されて
いるデータが、このメニュースペックテーブル83のヘ
ッダ情報であることを表す。ヘッダ情報以外のデータが
格納されている行には、「2」を格納する。
【0049】項目番号83bには、「1」乃至「6」の
6つの数字データを格納する。これらの数字は、当該業
務システムで実行可能な6つの処理の各々に付されたも
のである。この数字データは、表示部6に表示される各
種メニューに付される。但し、ヘッダ情報には、「−」
を格納する。
【0050】タイトル83eには、「伝票の流れ」、
「見積管理システム」、「受注管理システム」…等の様
に文字データを格納する。この文字データは、表示部6
に表示される各種メニューに付される。各々の文字デー
タは、当該業務システムで実行可能な6つの処理に対応
する。
【0051】イメージ83fの項目には、「base.bm
p」、「H11000.bmp」…の様に表示部6に表示する画像
データのファイル名を格納する。例えば、「base.bmp」
は、表示部6に表示される背景画像のファイル名であ
る。また、「H11000.bmp」は、表示部6に表示される見
積管理を標記する画像データのファイル名である。但
し、各々のファイル名に対応する画像データそのもの
は、ビットマップ(BMP;BitMaP)形式で、記憶装置
8のメニューイメージファイル84に格納されている。
【0052】X座標83c及びY座標83dの項目に
は、それぞれ「12」,「0.5」;「25」,「5」…のよう
に数値データを格納する。これらの数値データは、表示
部6に表示する画像データの位置を表す。但し、背景画
像「base.bmp」は、表示部6全域に表示されるので、そ
れに対応する行には、「−」を格納する。
【0053】構成区分83gには、「1」又は「2」を
格納する。「1」は、CPU2により実行制御されない
処理を表す。「2」は、CPU2により実行制御される
処理を表す。本実施例では、ヘッダ情報を除く処理はす
べてCPU2により実行制御されるので「2」を格納す
る。但し、ヘッダ情報の項目には「−」を格納何する。
【0054】業務ID83hには、図2(a)の業務I
D81a及び図2(b)の業務ID82aと同様に、
「H11000」、「H12000」…等の6桁の英数字データを格
納する。これにより、CPU2は各種処理を識別でき
る。
【0055】実行文83iの項目には、「見積処理」、
「受注処理」、「売上処理」…の様に処理の名称を格納
する。これら各々の名称は、その処理に対応する業務ア
プリケーションに関連付けられている。但し、各々の処
理を実行する為の業務プログラムそのものは、記憶装置
8の図示しない領域に格納されている。
【0056】次に、本発明を適用した業務システム1の
動作について、図3〜図7を参照して説明する。先ず、
CPU2によって実行される業務カスタマイズ処理の態
様につき、図3〜図6を参照して説明する。
【0057】図3は、業務カスタマイズ処理を示すフロ
ーチャートである。ここで、これらのフローチャートに
記述されている各機能を実現するためのプログラムは、
読み取り可能なプログラムコードの形態で記憶媒体に格
納されていおり、CPU2はこのプログラムコードにし
たがった動作を逐次実行する。また、CPU2は伝送媒
体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードにし
たがった動作を逐次実行することもできる。即ち、記憶
媒体の他、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム
/データを利用してこの実施形態特有の動作を実行する
こともできる。
【0058】先ず、CPU2は、記憶装置8に格納され
ている構成制御テーブル81を読出す(ステップS
1)。そして、CPU2は構成制御テーブル81の内容
に応じたメニュー画面(標準メニュー)を表示部6に表
示させる(ステップS2)。構成制御テーブル81に
は、全ての処理について、予め稼動区分81fが「1」
に設定されているので、ここで表示される標準メニュー
は全ての処理を実行できる内容となる。
【0059】ここで、構成制御テーブル81の内容に応
じて表示部6に表示される標準メニューについて図4を
参照して説明する。図4は、図3におけるステップS2
でCPU2が表示部6に表示させる標準メニューであ
る。
【0060】この図4において、符号10は、見積処理
を標記するメニュー画像を示す。この画像には、「1」
なる項目番号83b、及び「見積管理システム」なるタ
イトル83eが付されている。また、符号20は、受注
処理を標記する画像であり、「2」なる項目番号83
b、及び「受注管理システム」なるタイトル83eが付
されている。
【0061】また、符号30は、売上処理を標記する画
像であり、「3」なる項目番号83b、及び「売上管理
システム」なるタイトル83eが付されている。また、
符号40は、在庫処理を標記する画像であり、「4」な
る項目番号83b、及び「在庫管理システム」なるタイ
トル83eが付されている。
【0062】また、符号50は、発注処理を標記する画
像であり、「5」なる項目番号83b、及び「発注管理
システム」なるタイトル83eが付されている。更に、
60は、仕入処理を標記する画像であり、「6」なる項
目番号83b、及び「売上管理システム」なるタイトル
83eが付されている。
【0063】以下、符号10、20、30、40、5
0、及び60に示す画像を「業務メニュー」と総称す
る。各々の業務メニューには、項目番号とタイトルが付
されているが、これらのデータは図2(c)に示すメニ
ュースペックテーブル83の項目番号83b及びタイト
ル83eの項目に設定されている。また、各々の業務メ
ニューの画像データは記憶装置8のメニューイメージフ
ァイル84に格納されている。また、各々の業務メニュ
ーは、CPU2によってメニュースペックテーブル83
のX座標83c、及びY座標83dの項目に設定されて
いる所定の座標の位置に表示される。
【0064】この図4において、横方向の矢印は、業務
の流れ(フロー)を示す。例えば、見積処理を標記する
業務メニュー10と、符号11に示す見積書に関するデ
ータを標記する画像(以下、単に「見積書」と記す。以
下同様。)とは、同一の矢印上にある。これは、見積処
理の実行に際して、見積書11に係るデータが参照され
ることを表す。
【0065】同様に、受注処理の実行に際しては、受注
伝票21と在庫引当22に係るデータが参照される。ま
た、売上処理の実行に際しては、出荷伝票31、売上伝
票32、及び入金伝票33に係るデータが参照される。
また、在庫処理の実行に際しては、入出庫伝票41及び
倉庫間移動42に係るデータが参照される。また、発注
処理の実行に際しては、発注伝票51に係るデータが参
照される。また、仕入処理の実行に際しては、入荷伝票
61、仕入伝票62、及び支払伝票63に係るデータが
参照される。これら各種データを標記する画像もCPU
2によって所定の位置に表示される。
【0066】また、業務メニュー20及び30は同一の
矢印上に表示されているが、これは、受注処理に続いて
売上処理を行うことを表している。以下、業務メニュー
30の様に、関連のある処理同士における後続の処理に
対応する業務メニューを「従属メニュー」と記す。同様
に、業務メニュー60は、業務メニュー50の従属メニ
ューである。
【0067】一方、縦方向の矢印は、参照されるデータ
の流れを示す。このように、当該業務システム1では、
異なるフロー間でデータを参照できる。例えば、出荷伝
票31及び売上伝票32に係るデータは、見積書11に
係るデータに基づいて作成できる。また、発注伝票51
に係るデータは、入出庫伝票41に係るデータに基づい
て作成できる。また、在庫管理の実行に際しては、在庫
引当22に係るデータを参照することもできる。尚、各
々のデータを単独で作成してもよいのは勿論である。
【0068】さて、ここでサービスマンは、入力部3が
備えるマウス(図示せず)をクリック操作することによ
り不要な業務メニューを指定する(ステップS3)。こ
れにより、CPU2によって表示部6の表示内容は図4
に示す内容から図5に示す内容へと展開される。
【0069】ここで、ステップS3におけるCPU2の
処理態様について図5を参照して説明する。図5は、ス
テップS3においてCPU2が表示部6に表示させるメ
ニュー画面を示す。この図5に示す表示内容は、サービ
スマンが業務メニュー10及び40をクリック操作によ
り、これらの業務メニューが不要である旨を指定したこ
とを想定している。この図5に示す様に、CPU2は、
サービスマンのクリック操作に応じた入力信号を入力部
3から受けると、その入力信号によって指定される業務
メニュー(ここでは、業務メニュー10及び40)にハ
ッチングを施す。
【0070】次に、CPU2は、ステップS3において
サービスマンによって指定された業務メニューを表示部
6から削除する(ステップS4)。これにより、表示部
6の表示内容はCPU2によって、図5に示す内容から
図6に示す内容へと展開される。
【0071】ここで、ステップS4におけるCPU2の
処理態様について図6を参照して説明する。図6は、ス
テップS4においてCPU2が表示部6に表示させるメ
ニュー画面である。この図6に示す様に、CPU2は、
図5においてハッチングが施された業務メニューを表示
部6から削除する。更に、CPU2は、削除された業務
メニュー10及び40に係る見積書11、入出出庫伝票
41、及び倉庫間移動42も削除する。
【0072】次に、CPU2は、表示部6の表示内容を
変更したことに伴い、記憶装置8にアクセスし、カスタ
マイズ構成制御テーブル82の内容を設定する。即ち、
CPU2は、表示部6から削除した業務メニュー10及
び40に対応する処理(見積処理及び在庫処理)につい
て、稼動区分82fを「1」から「2」に変更する(ス
テップS5)。
【0073】そして、CPU2は、ステップS5におい
て稼動区分82fを変更した旨を表す情報(以下、「変
更情報」と記す。)をRAM4のワークメモリ4aに格
納する(ステップS6)。次に、CPU2は、再びカス
タマイズ構成制御テーブル82を参照し、ステップS4
で表示部6から削除した業務メニューに対応する従属メ
ニューがあるか判定する(ステップS7)。即ち、CP
U2は、稼動区分82fに「2」が格納されている処理
について、サブID81の項目に当該処理に続く処理の
業務IDが格納されているかどうか判定する。
【0074】CPU2は、ステップS7において従属メ
ニューがあるならば(ステップS7;YES)、その従
属メニューを表示部6の画面上から削除する(ステップ
S8)。これにより、標準メニューから、サービスマン
が指定した業務メニュー及びその従属メニューが削除さ
れたカスタマイズメニューが表示される。そして、CP
U2は、ステップS8で削除した業務メニューに対応す
る処理の稼動区分82fに「2」を設定する(ステップ
S9)と共に、ステップS9で稼動区分82fを変更し
た旨の変更情報をRAM4のワークメモリ4aに格納す
る。
【0075】CPU2は、ステップS7において従属メ
ニューがない場合(ステップS7;NO)、又はステッ
プS10が終了すると、サービスマンによるカスタマイ
ズが完了したか否かを判定する(ステップS11)。C
PU2は、入力部2から、カスタマイズをやり直す旨の
入力信号を受けると(ステップS11;NO)、ステッ
プS1に戻り、業務カスタマイズ処理を再実行する。即
ち、ステップS10までの処理は、ユーザ又はサービス
マンが満足するまで継続して実行される。
【0076】一方、CPU2は、入力部2から、カスタ
マイズ完了の旨の入力信号を受けると(ステップS1
1;YES)、ワークメモリ4aに展開した変更情報に
基づいてカスタマイズ構成制御テーブル82を更新する
(ステップS12)。これにより、カスタマイズメニュ
ーに含まれる業務メニューに対応する業務プログラムか
ら成る業務アプリケーションが再構築される。
【0077】そしてCPU2は、再構築した業務アプリ
ケーションを記憶装置8の業務アプリケーションファイ
ル85に格納する。最後に、CPU2は、変更後のカス
タマイズ構成制御テーブル82の内容に応じた表示メニ
ューを表示部6に再表示させる(ステップS13)。
【0078】次に、図7を参照して、CPU2によって
実行される業務起動処理の処理態様について説明する。
図7は、業務起動処理を示すフローチャートである。前
提として、上述した業務カスタマイズ処理は既に終了し
ているものとする。即ち、CPU2は、ユーザが所望し
ない処理に対応する業務メニュー10及び40を表示部
6に表示させないように、カスタマイズ構成制御テーブ
ル82において、ユーザが所望しない処理に対応する稼
動区分82fの項目に「2」を設定しているものとす
る。
【0079】先ず、CPU2は、記憶装置8に格納され
ているカスタマイズ構成制御テーブル82を読出す(ス
テップS20)。そして、CPU2は、そのカスタマイ
ズ構成制御テーブル82の内容に応じた業務メニューを
表示部6に表示させる(ステップS21)。このとき、
表示部6には、図6に示す様にユーザが所望する業務メ
ニュー20、30、50、及び60の他、それらの業務
メニューに係るデータ(受注伝票21、在庫引当22
…)も表示される。
【0080】そして、CPU2は、ユーザが実行したい
業務メニューをクリック操作にて指定するのを待機する
(ステップS22)。ここで、ユーザは、業務メニュー
20、30、50、及び60のうち実行したい業務メニ
ューをクリック操作にて指定できる。CPU2は、ユー
ザのクリック操作に応じた入力信号を入力部3から受け
るまで待機する(ステップS23;NO)。
【0081】CPU2は、ユーザのクリック操作に応じ
た入力信号を入力部3から受けると(ステップS23;
YES)、カスタマイズ構成制御テーブル82を参照
し、ユーザが指定した業務メニューに対応する業務ID
を読出す(ステップS24)。次にCPU2は、メニュ
ースペックテーブル83における実行文83iの項目を
参照し、ステップS24で読出した業務IDに対応する
業務アプリケーションを特定する。
【0082】次に、CPU2は、特定した業務アプリケ
ーションを、記憶装置8の業務アプリケーションファイ
ル85から読出す(ステップS25)。CPU2は、読
出した業務アプリケーションを一旦ワークメモリ4aに
展開する。そして、CPU2は、業務アプリケーション
に含まれる命令をワークメモリ4aから逐次読出し、そ
の命令に応じた処理を実行する(ステップS26)。
【0083】以上説明した様に、本実施の形態における
業務システム1によれば、先ず表示部6にサービスマン
が選択可能な全ての処理に対応する業務メニューが表示
される。ここで、サービスマンは、ユーザが所望しない
処理に対応する業務メニューをクリック操作にて指定す
る。サービスマンが指定した処理の内容は、業務カスタ
マイズ処理において、CPU2によりカスタマイズ構成
制御テーブル82に設定される。設定されたカスタマイ
ズ構成制御テーブル82は、業務起動処理において参照
され、その設定内容に応じた処理の業務アプリケーショ
ンがCPU2によって実行される。
【0084】これにより、表示部6に表示される業務メ
ニューとCPU2が実行する業務アプリケーションとが
対応づけられる。従って、サービスマンは、表示部6上
の選択のみによって、当該業務システムを一元的に構築
できるので、高度な技能を要さない。具体的には、サー
ビスマンは、表示部6に表示される業務メニューをクリ
ック操作するだけで、ユーザの業務に適合する業務シス
テムを容易に構築できる。
【0085】また、記憶装置8には常に構成制御テーブ
ル81が記憶されているので、CPU2は業務カスタマ
イズ処理を繰り返し実行できる。即ち、サービスマン
は、業務システム構築後にユーザの業務形態に変更があ
った場合等でも、変更後の業務形態に適合させるべく業
務システムを適宜にカスタマイズできる。
【0086】また、表示部6には各種処理を標記する業
務メニューが表示されるので、サービスマンはユーザの
業務に適合する処理の流れ(フロー)を視覚的に捉えな
がら業務システムを確実に構築できる。更に、サービス
マンは表示される業務メニューの必要性を判断するだけ
で、業務システムのカスタマイズ又はメンテナンスが容
易にできる。
【0087】また、構成制御テーブル81及びカスタマ
イズ構成制御テーブル82には、主業務ID及びサブI
Dの項目を設けている。これらの項目には、各種処理
と、それに続く処理との対応関係が設定されている。こ
れにより、業務カスタマイズ処理において、業務メニュ
ーが削除された場合、それに対応する従属メニューもC
PU2によって自動的に削除されるので、サービスマン
は迅速に業務システムをカスタマイズできる。また、各
種処理同士の関連を知らない場合でも、安全に業務シス
テムをカスタマイズ又はメンテナンスできる。更に、構
築した業務システムには、冗長的な処理(業務メニュ
ー)が含まれることがない。
【0088】尚、本実施の形態における記述内容は、本
発明を適用した業務システムの好適な一例であり、本発
明はこれに限定されるものではない。
【0089】例えば、業務カスタマイズ処理において
は、ステップS1において先ず構成制御テーブル81を
読み出すこととしたが、ユーザの業務変更に伴って、既
に設定した処理内容を削減するだけの場合は、ステップ
S1においてカスタマイズ構成制御テーブル82を読出
すようにするのが好ましい。
【0090】また、構成制御テーブル81に対応する表
示画面において、既定の処理内容に応じた業務メニュー
を例えば色を変える等して表示するようにしてもよい。
この様にすれば、サービスマンは、前回に設定した処理
の流れ(フロー)を把握しつつ業務システムを再構築で
きるので、より的確にメンテナンスできる。
【0091】また、表示部6においてサービスマンによ
る業務メニューの指定は、入力部3のキーボード又はマ
ウス等のポインティングデバイスによって行うこととし
たが、表示部6上のタッチスクリーンによって指定する
ように構成してもよい。
【0092】また、本実施の形態では、デフォルト状態
における処理内容を見積処理、受注処理、売上処理、在
庫処理、発注処理、及び仕入処理の6つとしたが、これ
は説明のためであり、特に処理数は限定されない。その
他、業務システム1の細部構成、及び動作に関しても、
本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜に変更可
能であることは勿論である。
【0093】
【発明の効果】請求項1及び3記載の発明によれば、ユ
ーザの業務形態に変更があった場合でも、サービスマン
等は不要な業務プログラムに対応するメニュー項目を削
除指示するだけで、変更された業務形態に合うように業
務アプリケーションをカスタマイズできるので、サービ
スマン等に対して高度な技能やシステム構築の詳細な専
門知識を要求しない業務システムを提供できる。
【0094】請求項2記載の発明によれば、サービスマ
ンが削除指示手段を介して業務メニューを削除指示した
場合は、該業務メニューに対応する業務プログラムに関
連付けられた業務プログラムに対応する業務メニューも
自動的に削除されるので、サービスマンはユーザの要求
に応じて迅速に業務アプリケーションをカスタマイズで
きる。また、サービスマンは、各種業務プログラム同士
の関連を認識せずとも、確実に業務アプリケーションを
メンテナンスできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した業務システム1の要部構成を
示すブロック図である。
【図2】図1の記憶装置8に格納されるデータ構成を示
す図であり、(a)は構成制御テーブル81、(b)は
カスタマイズ構成制御テーブル82、(c)はメニュー
スペックテーブル83を示す。
【図3】図1のCPU2により実行される業務カスタマ
イズ処理を示すフローチャートである。
【図4】図3のステップS2においてCPU2が表示部
6に表示させるメニュー画面を示す図である。
【図5】図3のステップS3においてCPU2が表示部
6に表示させるメニュー画面を示す図である。
【図6】図3のステップS4においてCPU2が表示部
6に表示させるメニュー画面を示す図である。
【図7】図1のCPU2により実行される業務起動処理
を示すフローチャートである。
【符号の説明】 1 業務システム 2 CPU 3 入力部 4 RAM 4a ワークメモリ 5 伝送制御部 6 表示部 7 印刷装置 8 記憶装置 8a 記憶媒体 9 バス 10 見積管理処理メニュー 11 見積書データ 20 受注管理処理メニュー 21 受注伝票データ 22 在庫引当データ 30 売上管理処理メニュー 31 出荷伝票データ 32 売上伝票データ 33 入金伝票データ 40 在庫管理処理メニュー 41 入出庫伝票データ 42 倉庫間移動データ 50 発注管理処理メニュー 51 発注伝票データ 60 仕入管理処理メニュー 61 入荷伝票データ 62 仕入伝票データ 63 支払伝票データ 81 構成制御テーブル 82 カスタマイズ構成制御テーブル 83 メニュースペックテーブル 84 メニューイメージファイル 85 業務アプリケーションファイル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の業務プログラムにより構成される業
    務アプリケーションを実行するデータ処理装置であっ
    て、 前記複数の業務プログラムに対応する複数のメニュー項
    目からなる標準メニューを表示する表示手段と、 この表示手段に表示される複数のメニュー項目から不要
    な業務プログラムに対応するメニュー項目を削除指示す
    る削除指示手段と、 この削除指示手段により削除指示されたメニュー項目を
    前記標準メニューから削除してカスタマイズメニューを
    作成するカスタマイズ手段と、 このカスタマイズ手段により作成されたカスタマイズメ
    ニューのメニュー項目により構成される業務プログラム
    に基づいて前記業務アプリケーションを再構成する再構
    成手段と、 を備えることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】前記複数の業務プログラムのうち、業務プ
    ログラムと、それに続いて実行されるべき業務プログラ
    ムとを関連付ける主従関係記憶手段を更に備え、 前記カスタマイズ手段は、前記削除指示手段により前記
    業務プログラムに対応するメニュー項目が削除指示され
    た場合は、前記主従関係記憶手段の記憶内容に基づい
    て、前記削除指示された業務メニューと、該業務メニュ
    ーに対応する業務プログラムに関連付けられた業務プロ
    グラムに対応する業務メニューとを前記標準メニューか
    ら削除してカスタマイズメニューを作成することを特徴
    とする請求項1記載のデータ処理装置。
  3. 【請求項3】複数の業務プログラムにより構成される業
    務アプリケーションを実行するためのコンピュータが実
    行可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、 前記複数の業務プログラムに対応する複数のメニュー項
    目からなる標準メニューを表示するためのコンピュータ
    が実行可能なプログラムコードと、 この表示された標準メニューの複数のメニュー項目から
    不要な業務プログラムに対応するメニュー項目を削除指
    示するためのコンピュータが実行可能なプログラムコー
    ドと、 この削除指示されたメニュー項目を前記標準メニューか
    ら削除してカスタマイズメニューを作成するためのコン
    ピュータが実行可能なプログラムコードと、 このカスタマイズメニューのメニュー項目により構成さ
    れる業務プログラムに基づいて前記業務アプリケーショ
    ンを再構成するためのコンピュータが実行可能なプログ
    ラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100377069C (zh) * 2005-04-08 2008-03-26 精工爱普生株式会社 墨字信息及点字信息处理装置

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