JP2002072146A - メガネフレームにおけるテンプルの付勢機構 - Google Patents

メガネフレームにおけるテンプルの付勢機構

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JP2002072146A
JP2002072146A JP2000252441A JP2000252441A JP2002072146A JP 2002072146 A JP2002072146 A JP 2002072146A JP 2000252441 A JP2000252441 A JP 2000252441A JP 2000252441 A JP2000252441 A JP 2000252441A JP 2002072146 A JP2002072146 A JP 2002072146A
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Minoru Wakayoshi
稔 若吉
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WAKAYOSHI OPTICAL INDUSTRY CO
WAKAYOSHI OPTICAL INDUSTRY CO Ltd
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WAKAYOSHI OPTICAL INDUSTRY CO
WAKAYOSHI OPTICAL INDUSTRY CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、メガネフレームにおいてテ
ンプルを開状態あるいは閉状態に確実に保持するように
し、しかも、特別に複雑な機構を用いることなく達成で
きるメガネフレームにおけるテンプルの付勢機構を提供
することにある。 【解決手段】 メガネフレームの左右両側に設けた鎧に
それぞれ回動可能に設けられたテンプルを付勢して開状
態あるいは閉状態に保持するようにしたテンプルの付勢
機構であって、該テンプルの付勢機構は、前記鎧に設け
られた圧接部と、テンプルに設けられて前記圧接部によ
って押圧される可撓性の撓曲部とから構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はメガネフレームにお
けるテンプルの付勢機構に関し、特に、左右一対の鎧に
回動可能に取り付けられるテンプルを開状態あるいは閉
状態に確実に保持するようにしたメガネフレームにおけ
るテンプルの付勢機構に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】度付きレンズを用いた視
力矯正用のメガネや、紫外線から目を保護するための色
彩を施したレンズを用いたサングラス等のメガネとして
は、例えば所定の間隔をおいて位置する一対の環状の
枠、両枠の内端間に架設されるブリッジ、各枠の外端に
取り付けられる鎧、各鎧に回動可能に取り付けられるテ
ンプル等を具え、前記環状の枠によって視力矯正用のレ
ンズやサングラス用のレンズを保持するようにしたメガ
ネが一般に知られている。
【0003】しかしながら、このような従来のメガネフ
レームにおいては、単に鎧にテンプルを支持しているだ
けなので、テンプルは各鎧に対して回動可能となってお
り、このために、使用しない時であっても、テンプルが
自由に回動してしまい、メガネフレームとしての使用が
非常に不便であった。
【0004】また、このようにテンプルが自由に回動し
てしまうのを防止するために、鎧に対してテンプルを強
く固定した場合には、使用する時に各テンプルを閉状態
から開状態に回動させることが煩雑になってしまうとと
ともに、固定部が破損する恐れが有るという問題点を有
していた。
【0005】本発明は上記問題点を解決したもので、そ
の目的は、メガネフレームの左右両側に設けられた鎧に
それぞれ回動可能に取り付けられたテンプルを開状態あ
るいは閉状態に確実に保持することができ、しかも、閉
状態から開状態へ、あるいは開状態から閉状態へと非常
に簡易に回動させることができるメガネフレームにおけ
るテンプルの付勢機構を提供することにある。
【0006】
【問題点を解決するための手段】上記の問題点を解決す
るためこの発明は、メガネフレームの左右両側に設けた
鎧にそれぞれ回動可能に設けられたテンプルを付勢して
開状態あるいは閉状態に保持するようにしたテンプルの
付勢機構であって、該テンプルの付勢機構は、前記鎧に
設けられた圧接部と、テンプルに設けられて前記圧接部
によって押圧される可撓性の撓曲部とから構成したもの
である。また、前記鎧に設けた圧接部は、テンプルが開
状態の時に撓曲部が当接する第1当接部と、テンプルが
閉状態の時に撓曲部が当接する第2当接部と、前記撓曲
部と当接してテンプルを開状態あるいは閉状態の一方に
付勢する圧接部とを有している構成を有している。さら
に、前記テンプルには、前記鎧との連結端部に上下2条
のスリットが形成されることで上下に3分割され、この
分割された上下片で鎧との連結部が、また、中央片で前
記撓曲部がそれぞれ形成されている構成が採用されてい
る。
【0007】
【作用】本発明は上記のように構成したことにより、メ
ガネフレームにおけるテンプルにおいて鎧に設けた圧接
部とテンプルに形成した撓曲部とが押圧状態で当接する
ことにより、テンプルは付勢されて開状態あるいは閉状
態に確実に保持されることになる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。ここで、図1はメガネの正面
図、図2はフレームの正面図である。また、図3はフレ
ームとレンズとの組立て前の状態を示す平面図であり、
図4はフレームとレンズとの組立て後の状態を示す平面
図である。さらに、図5はフレームとレンズとの組立て
前の状態を示す側面図であり、図6はフレームとレンズ
との組立て後の状態を示す側面図である。さらに、図7
はフレームのテンプルの取付構造を分解して示す平面
図、図8において(a)および(b)は図7の側面図で
あり、図9において(a)〜(c)はテンプルの回動の
状態を示す断面図であって、図5のA−A線に沿う断面
図である。
【0009】本発明によるテンプルの付勢機構が設けら
れているメガネ1は、フレームに対して左右の個々のレ
ンズをそれぞれ着脱可能としたものであり、基枠13、
この基枠13の両側に一体に設けられた左右一対の鎧1
1,11、および両鎧11,11に回動可能に取り付け
られるテンプル15を有するフレーム10と、左右対称
に位置される個々のレンズ21,21と、前記フレーム
10に各レンズ21,21を着脱可能に取り付けるため
の着脱機構(レンズ押え部材22、嵌合部14および挿
嵌部23)とによって構成されている。
【0010】フレーム10は、前述したように、基枠1
3、この基枠13の両側に一体に設けられた左右一対の
鎧11,11、および両鎧11,11に回動可能に取り
付けられるテンプル15を有するものである。
【0011】各鎧11は、テンプル15を回動可能に取
り付けるためのものであって、その背面にテンプル取付
用の突片12が一体に設けられている。このテンプル取
付用の突片12は、後述するテンプル15の一端部に設
けられている撓曲部15cが開状態時、回動時、および
閉状態時の各状態に応じて、それぞれ当接する第1当接
部12a,圧接部12b,および第2当接部12cを有
している。またテンプル取付用の突片12には、テンプ
ル15の上片15a,下片15bに設けられている軸孔
15a´,15b´に対応する支軸突起12d,12e
が一体に形成されている。
【0012】前記テンプル取付用の突片12の圧接部1
2bは、テンプル15の撓曲部15cと圧接状態で当接
し、この撓曲部15cを外方に押圧するようになってお
り、テンプル15の撓曲部15cと協働してテンプル1
5を開状態あるいは閉状態に付勢する付勢機構を構成し
ている。すなわち、テンプル15の回動時にテンプル1
5の撓曲部15cと当接するテンプル取付用の突片12
の角部である圧接部12bは、撓曲部15cを外方に押
圧することにより、撓曲部15cを外方に撓曲させ、撓
曲部15cと協働してテンプル15を開状態あるいは閉
状態に付勢することになる。
【0013】前記基枠13は、両側に前記鎧11,11
が一体に形成されており、中央部分には後述するレンズ
押え部材22の挿嵌部23を挿嵌する嵌合部14が設け
られている。さらに、基枠13には鼻当て用パッド16
が一体に取り付けられている。なお、前記基枠13と鼻
当て用パッド16とをそれぞれ別体に形成して取り付け
て一体にしているが、鼻当て用パッド16を基枠13と
一体に形成するようにしてもよい。
【0014】前記テンプル15は、前記鎧11,11の
それぞれに回動可能に取り付けられるものである。テン
プル15の鎧との取り付け端部は2条のスリット15
d,15eによって3分割されて、上片15aと撓曲部
15cと下片15bとの3つの部分に形成されている。
そして、上片15aと下片15bとの間で鎧11の設け
られている突片12を挟み込み、撓曲部15cは突片1
2の第1当接部12a、第2当接部12cおよび圧接部
12bに当接するようになっている。
【0015】前記上片15aおよび下片15bには、突
片12に一体に形成されている支軸突起12d,12e
が嵌合する軸孔15a´,15b´が設けられている。
この上片15aおよび下片15bに設けた軸孔15a
´,15b´で支軸突起12d,12eを軸支すること
により、テンプル15が回動し得るようになっている。
【0016】前記テンプル15の撓曲部15cは、テン
プル取付用の突片12の角部である圧接部12bと当接
し、この圧接部12bにより外方に押圧されて撓むよう
に設けられており、角部である圧接部12bとの当接状
態に応じてテンプル15を開状態あるいは閉状態に付勢
する付勢機構を構成している。すなわち、テンプル15
の回動時にテンプル取付用の突片12の角部である圧接
部12bと当接するテンプル15の撓曲部15cは、圧
接部12bにより外方に押圧されることにより、外方に
撓んでテンプル15を開状態あるいは閉状態に保持する
ことになる。
【0017】このように、前述したテンプル15は、上
片15aおよび下片15bに設けた軸孔15a´,15
b´に、テンプル取付用突片12に一体に形成されてい
る支軸突起12d,12eが嵌合して回動可能に軸支さ
れるようになっている。
【0018】テンプル15のテンプル取付用の突片12
への取り付け作業、およびテンプル取付用の突片12に
取り付けられているテンプル15の取り外し作業を行う
にあたっては、可撓性の上片15aおよび下片15bを
図8(a)に示されるように上下方向に拡開させた状態
で上片15aおよび下片15bの軸孔15a´,15b
´と支軸突起12d,12eとを遊嵌させることにより
テンプル15がテンプル取付用の突片12へ回動可能に
取り付けられることになる。また、上片15aおよび下
片15bを図8(a)に示されるように上下方向に拡開
させた状態でテンプル取付用の突片12に設けた支軸突
起12d,12eから軸孔15a´,15b´を離間さ
せることによりテンプル15がテンプル取付用突片12
から取り外されることになる(図8(b)参照)。な
お、通常は、テンプル取付用の突片12にテンプル15
を押し当てることで組み付けることができるようになっ
ている。
【0019】また、前記テンプル15は、それ自体が可
撓性を有すれば樹脂製など特に材質を問うものではな
く、金属製であっても良いものである。さらに、上片1
5b、下片15bおよび撓曲部15cが撓んだ時に損傷
するのを防止するため、それらに沿って、補強部材、た
とえば、ステンレス線等を一体に取り付けて強度を高め
ることも採用することができる。
【0020】前記したように本実施形態においてはテン
プル15の回動時にテンプル15を開状態あるいは閉状
態に付勢する付勢機構が、テンプル取付用の突片12の
角部である圧接部12bとテンプル15の撓曲部15c
とによって構成されている。
【0021】開状態時におけるテンプル15は、撓曲部
15cがテンプル取付用の突片12の第1当接部12a
に当接し、閉状態時におけるテンプル15は、撓曲部1
5cが第2当接部12cに当接して位置するようになっ
ている。また、テンプル15は、開状態と閉状態との間
を回動する時に撓曲部15cが撓曲して角部である圧接
部12bに当接するようになっている。このテンプル1
5の回動時においては、テンプル15の撓曲部15cが
撓曲した状態で圧接部12bに圧接していることによ
り、互いに押圧し合って、テンプル15が開状態あるい
は閉状態の方向に付勢されることになる。
【0022】つまり、回動時におけるテンプル15は、
テンプル15の撓曲部15cとテンプル取付用の突片1
2の第1当接部12aとのなす角度が撓曲部15cと第
2当接部12cとのなす角度よりも小さい場合には、撓
曲部15cは第1当接部12aに当接する位置に戻るよ
うにテンプル15を付勢し、開状態の方向への付勢が優
勢となる。また、撓曲部15cと第2当接部12cとの
なす角度が撓曲部15cと第1当接部12aとのなす角
度よりも小さい場合には、撓曲部15cは第2当接部1
2cに当接する位置に戻るようにテンプル15を付勢
し、閉状態の方向への付勢が優勢となる。
【0023】前述したように、テンプル取付用の突片1
2の圧接部12bとテンプル15の撓曲部15cとから
なる付勢機構においては、圧接部12bにより押圧され
て撓曲部15cが弾性を発揮するので、テンプル15が
開状態あるいは閉状態に付勢される。したがって、発揮
される弾性によりテンプル15を開状態あるいは閉状態
に確実に保持することができる。しかも、このように比
較的簡単な構造の付勢機構を採用したことにより、組立
て作業時の煩雑な工程が強いられることがなく、効率的
に作業を行うことが可能である。
【0024】また、圧接部12bによって撓曲部15c
に過剰な負担がかかるのを回避できて、テンプル15を
開状態あるいは閉状態に付勢することができる。しか
も、本実施形態におけるテンプルの付勢機構によれば、
開状態の方向へ付勢されたテンプル15は撓曲部15c
が第1当接部12aや第2当接部12cと当接して位置
し、その付勢が解除あるいは緩和された開状態に維持す
ることができるので無用な力が作用し続ける恐れが無
い。
【0025】前述した実施形態においては上片15aお
よび下片15bの軸孔15a´,15b´とテンプル取
付用の突片12に設けた支軸突起12d,12eとによ
って、テンプル15をテンプル取付用の突片12に回動
可能に取り付ける態様のテンプル軸支機構としたが、テ
ンプル軸支機構はこれに限定されず、前記テンプル取付
用の突片12に代えて前述した上片15aおよび下片1
5bのような上片および下片をテンプル取付用の突片と
して形成し、これに前記軸孔15a´,15b´のよう
な軸孔を設けるとともに、前記テンプル15の上片15
aおよび下片15bに代えて前記テンプル取付用の突片
12のような突片を形成し、これに前述した支軸突起1
2d,12eのような支軸突起を設け、テンプル15を
回動可能に軸支する態様のテンプル軸支機構や、前記支
軸突起12d,12eに代えて前述した上片15aおよ
び下片15bの軸孔15a´,15b´のような軸孔を
設け、各軸孔をねじ止めする等してテンプル15を回動
可能に軸支するような態様のテンプル軸支機構等を採用
してもよい。なお、テンプル軸支機構を、前述した本実
施形態のようにテンプル取付用の突片およびテンプルに
一体に形成するようにすれば、部品数が少なくなり、テ
ンプル15のテンプル取付用の突片12への取付作業や
テンプル15のテンプル取付用の突片12からの取外し
作業をきわめて簡単に行うことができる。
【0026】レンズ押え部材22は、前述したように、
左右対称に位置される個々の各レンズ21,21をフレ
ーム10に着脱可能に取り付けるためのものであり、各
レンズ21,21をフレーム10の基枠13に押し当て
た状態で挟持して装着するものである。これらの各レン
ズ21,21はそれぞれ任意に変更することができる。
このレンズ押え部材22は、その背面にフレーム10の
嵌合部14に嵌合する一対(複数)の片状体からなる挿
嵌部23が一体に設けられている。
【0027】このレンズ押え部材22に設けた挿嵌部2
3は、フレーム10の嵌合部14に挿嵌されるものであ
る。また挿嵌部23は、それぞれ可撓性の片状体のもの
であって、先端部に爪を有しており、嵌合部14に挿嵌
された状態において開孔周縁に掛着し、抜脱を防止する
ことができるようになっている。この片状体の先端部の
爪による掛着は、挿嵌部23を嵌合部14の内方に撓曲
させることにより解除することができる。
【0028】なお、ここでは挿嵌部23を可撓性の片状
体から構成したが、実施の形態に示すものに限定される
ものではない。
【0029】前述した本実施形態においてはフレーム1
0に鼻当て用パッドを一体形成した態様としたが、これ
に代えてレンズ押え部材22に鼻当て用パッドを取り付
けるようにした態様を採用するようにしてもよい。
【0030】そして、フレーム10の嵌合部14とレン
ズ押え部材22の挿嵌部23とを嵌合させることによ
り、フレーム10に対して各レンズ21,21を取り付
けることにより一体化してメガネ1を組み立てることが
できることになる。組み立てられたメガネ1は、フレー
ム10の嵌合部14からレンズ押え部材22の挿嵌部2
3を引き抜いて離脱することにより、フレーム10から
各レンズ21,21を分離することができる。
【0031】このように、フレーム10に設けた嵌合部
14とレンズ押え部材22に設けた挿嵌部23とが互い
に合致する嵌合可能な形状を呈しており、フレーム10
に対して各レンズ21,21を着脱可能にする着脱機構
を構成している。
【0032】なお、フレーム10に対して各レンズ2
1,21を着脱可能に取り付けるための着脱機構として
は、前述したレンズ押え部材22、嵌合部14および挿
嵌部23等からなる嵌着式の着脱機構のほか、この機構
に代えて、またはこの機構とともにレンズ押え部材22
をフレーム10にねじ止めし、フレーム10に対して各
レンズ21,21を着脱可能とするといったねじ止め式
の着脱機構等種々の機構を採用することができる。
【0033】なお、前記実施の態様においては、フレー
ム部分とレンズ部分とが別体の場合について説明した
が、フレーム部分の左右両側に設けた鎧と、この鎧に取
り付けられて回動可能であるとともに、鎧の圧接部と、
テンプルに設けた可撓性の撓曲部とが協働してテンプル
が開状態あるいは閉状態に保持されるようにしたもので
あれば、フレーム部分とレンズ部分とが一体となってい
る通常のメガネフレームであっても良いことは勿論であ
る。
【0034】
【発明の効果】本発明のメガネフレームにおけるテンプ
ルの付勢機構にあっては、鎧に設けたテンプルの撓曲部
が、鎧の圧接部と当接し、それらが協働することでテン
プル自体が開状態あるいは閉状態に付勢され、さらに、
テンプルの撓曲部が鎧の第1当接部あるいは第2当接部
と当接状態に保持されるので、テンプルは確実に開状態
あるいは閉状態に保持されることになる。しかも、鎧に
設けた圧接部は鎧の角部で構成されていて、この鎧の角
部と協働する撓曲部はテンプルの鎧との取り付け端部に
設けた上下2条のスリットで形成された中央片で構成し
たので、鎧およびテンプル自体に特別に複雑な加工を施
す必要がないとともに、上下方向の厚みを厚くすること
がない。したがって、従来の鎧とテンプルとの連結部分
と変わらない厚み(大きさ)でテンプルを開方向あるい
は閉方向に付勢してテンプルを開閉することができるメ
ガネフレームとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す正面図である。
【図2】図1において用いるフレームの正面図である。
【図3】フレームとレンズとの組立て前の状態を示す平
面図である。
【図4】フレームとレンズとの組立て後の状態を示す平
面図であって、図1の平面図である。
【図5】フレームとレンズとの組立て前の状態を示す側
面図である。
【図6】フレームとレンズとの組立て後の状態を示す側
面図であって、図1の側面図である。
【図7】フレームのテンプルの取付構造を分解して示す
平面図である。
【図8】(a)および(b)は図7の側面図である。
【図9】(a)〜(c)はテンプルの枢動の様子を示す
断面図であって、図5のA−A線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1……メガネ 10……フレーム 11……鎧 12……テンプル取付用の突片 12a……第1当接部 12b……圧接部(付勢機構) 12c……第2当接部 12d、12e……支軸突起 13……基枠 14……嵌合部(着脱機構) 15……テンプル 15a……上片 15a´……軸孔 15b……下片 15b´……軸孔 15c……撓曲部(付勢機構) 15d,15e……スリット 16……鼻当てパッド 21……レンズ 22……レンズ押え部材(着脱機構) 23……挿嵌部(着脱機構)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メガネフレームの左右両側に設けた鎧に
    それぞれ回動可能に設けられたテンプルを付勢して開状
    態あるいは閉状態に保持するようにしたテンプルの付勢
    機構であって、該テンプルの付勢機構は、前記鎧に設け
    られた圧接部と、テンプルに設けられて前記圧接部によ
    って押圧される可撓性の撓曲部とから構成されることを
    特徴とするメガネフレームにおけるテンプルの付勢機
    構。
  2. 【請求項2】 前記鎧に設けた圧接部は、テンプルが開
    状態の時に撓曲部が当接する第1当接部と、テンプルが
    閉状態の時に撓曲部が当接する第2当接部と、前記撓曲
    部と当接してテンプルを開状態あるいは閉状態の一方に
    付勢する圧接部とを有している請求項1記載のメガネフ
    レームにおけるテンプルの付勢機構。
  3. 【請求項3】 前記テンプルには、前記鎧との連結端部
    に上下2条のスリットが形成されることで上下に3分割
    され、この分割された上下片で鎧との連結部が、また、
    中央片で前記撓曲部がそれぞれ形成されている請求項1
    記載のメガネフレームにおけるテンプルの付勢機構。
JP2000252441A 2000-08-23 2000-08-23 メガネフレームにおけるテンプルの付勢機構 Pending JP2002072146A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101315849B1 (ko) 2010-12-21 2013-10-14 제이. 알. 엘 안경테

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101315849B1 (ko) 2010-12-21 2013-10-14 제이. 알. 엘 안경테

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