JP2002071241A - 空調装置及びその冷媒制御用絞り弁 - Google Patents

空調装置及びその冷媒制御用絞り弁

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JP2002071241A JP2000261389A JP2000261389A JP2002071241A JP 2002071241 A JP2002071241 A JP 2002071241A JP 2000261389 A JP2000261389 A JP 2000261389A JP 2000261389 A JP2000261389 A JP 2000261389A JP 2002071241 A JP2002071241 A JP 2002071241A
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Takayuki Suzuki
孝幸 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 除湿運転機能付き空調装置の冷媒制御用絞り
弁において、冷媒流動騒音を低減する。 【解決手段】 電磁コイルにより駆動されるプランジャ
と、同プランジャを介して駆動されて冷媒通路を開閉制
御するニードル弁とを弁本体内に内蔵すると共に、該ニ
ードル弁60に冷媒絞り通路を形成し、該冷媒通路の開
閉制御と、該冷媒通路を閉じて冷媒の絞り制御を行う空
調装置の冷媒制御用絞り弁において、ニードル弁60に
絞り通路となる2個の小孔67、69を穿設し、出口側
の小孔69の内径が入口側の小孔67の径より大きく設
定され、小孔69を通る冷媒の出口流速を低減するよう
にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空調装置に関し、特
に除湿機能付き空調装置に用いられる冷媒制御用絞り弁
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の除湿機能付き空調装置の冷媒回路
の一例を図14に示す。図において、冷媒回路は室内機
部分1と室外機部分3とに分かれていて、室内機部分1
は2個の熱交換器5、7とこれらを繋ぐ冷媒配管9、1
1に設けられた絞り弁13とを有している。一方、室外
機部分3は圧縮機15、四方切換弁17、熱交換器19
及びアキュムレータ21を有し、これらは冷媒配管2
3、25、27、28により図示するように相互に連絡
されている。更に室内機部分1の熱交換器7は、冷媒配
管29を介して四方切換弁17に連絡し、熱交換器5と
室外機部分3の熱交換器19を繋ぐ冷媒配管31、33
には絞り弁35が設けられている。
【0003】前述のような冷媒回路を備えた空調装置に
おいて、暖房運転は次のようにして行われる。即ち、圧
縮機15から出た圧縮冷媒は破線矢印の如く流れ、熱交
換器5、7において、低温の室内空気により冷却され、
凝縮する。即ち、室内空気に熱を与えて暖房する。この
際絞り弁13は全開である。凝縮冷媒は絞り弁35で絞
られ、断熱膨張した冷媒が熱交換器19において蒸発気
化する。即ち、熱交換器19は蒸発器として機能する。
【0004】又、冷房運転時には冷媒は実線矢印に示す
如く流れる。熱交換器19は凝縮器として作用し、絞り
弁35により絞られた冷媒は、蒸発器として機能する熱
交換器5、7を流れる。冷媒は蒸発に際して室内空気か
ら蒸発熱を奪い、これを冷却する。その際、絞り弁13
は全開である。更に再熱ドライモードによる除湿運転の
場合は、冷媒は同様に流れるが絞り弁35が全開とな
り、絞り弁13の絞り度が調整される。このため、熱交
換器19、5が凝縮器として機能し、熱交換器7が蒸発
器として機能する。そして室内機に装備された図示しな
い送風ファンにより吸引された室内空気は、蒸発器であ
る熱交換器7により冷却除湿され、更に凝縮器としての
熱交換器5を通過して加熱乾燥された風で再熱され、温
度調節された再熱ドライな風となって室内に吹き出され
る。
【0005】絞り弁13の構造の一例が図15に示され
ている。図示するように、絞り弁13は、底板41、弁
本体43、スリーブ45、ヘッド47から構成され、密
閉された弁本体43内にプランジャ49とニードル弁5
1とを内蔵している。そしてプランジャ49とヘッド4
7の間にばね53が、ニードル弁51と底板41の間に
ばね55がそれぞれ設けられている。前述の冷媒配管
9、11がろう付けにより接続される弁本体43の中
に、ニードル弁51用弁座43aが設けられ、ニードル
弁51の頂部51aにある小孔51bが絞り機能を呈す
る。電磁コイル57がスリーブ45とヘッド47とに被
せられ、ヘッド47へねじ59により固定される。
【0006】以上のような構成の絞り弁13において、
電磁コイル57が励磁されると、プランジャ49がばね
53に逆らってヘッド47に吸引される。これにより、
ニードル弁51がばね55により弁座43aに押し付け
られ、冷媒配管9から入ってくる冷媒は、小孔51bを
通って冷媒配管11に向かう。この際、冷媒は小孔51
bを通過することにより断熱膨張し、前述のように熱交
換器7において蒸発気化する。一方、電磁コイル57が
励磁されないときは、ばね53によりニードル弁51は
下方へ偏倚されており、ニードル弁51の頂部51aは
弁座43aから離れている。このため、冷媒はニードル
弁を迂回するから絞り作用を受けず、減圧、断熱膨張す
ることなく流れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した絞り弁1
3において、小孔51bの径が小さく、且つ厚さが小さ
くて通過距離が小さいため、圧力変動が大きくなるから
冷媒流動音が発生することがあった。この問題を解決す
る対策として、その径を大きく、流速を下げることが考
えられるが、こうすると十分な冷媒絞り量を確保でき
ず、冷凍運転点が変化するという問題があった。従っ
て、本発明の課題は、十分な冷媒絞り量が得られて且つ
流動音が生じない空調装置の冷媒制御用絞り弁を提供す
ることである。更に本発明の別の課題は、かかる絞り弁
を持った空調装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明によれば、空調装置の冷媒制御用絞り弁は、
電磁コイルにより駆動されるプランジャと、このプラン
ジャを介して駆動されて冷媒通路を開閉制御するニード
ル弁とを弁本体内に内蔵すると共に、該ニードル弁に複
数段構造の冷媒絞り通路が形成され、該冷媒通路の開閉
制御と該冷媒通路を閉じて冷媒の絞り制御とが行われ、
後段側の前記絞り通路で冷媒の出口流速が低減される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の実施形態を説明する。尚、全図にわたり同一部分に
は同一の符号を付して、重畳を避けて説明を簡単化し、
発明の理解の容易化を図ることとしている。先ず図1を
参照するに、本発明に係る冷媒制御用絞り弁の内部のニ
ードル弁60の断面図が示されている。図において、ニ
ードル弁60はほぼ円筒形の外形をしており、内部に大
チャンバ61と小チャンバ63が画成され、これらを分
ける隔壁65には小孔67が穿設されている。ニードル
弁60の頂面71は平坦であり、外縁部は截頭円錐面7
3となっている。そして、小チャンバ63から延びた小
孔69が頂面71に開口している。尚、小孔69の径は
小孔67の径より大きく設定されている。
【0010】このような構造のニードル弁60は、図1
5に示すような絞り弁に組み込まれ、電磁コイルの作動
によりニードル弁60が上昇したときに頂面71が図示
しない弁本体の弁座に密接する。頂面71と弁座との密
接により、ニードル弁60の外側を通る冷媒通路は閉じ
られるから、冷媒はニードル弁60の内側即ち、大チャ
ンバ61、小孔67、小チャンバ63、及び小孔69を
順次流れ、2個の小孔67、69による絞り即ち2段の
絞りを受ける。一方、電磁コイルが作用しないときは、
反対にニードル弁60は下方位置にあり、頂面71と図
示しない弁座とは離れている。従って、冷媒は主として
ニードル弁60の外側を流れるから絞り作用を受けな
い。
【0011】以上のように、本実施形態によれば、絞り
は二段に行われるので、冷媒の全体絞り量を一定とすれ
ば、一段の絞り量は小さくても良いことになるから、小
孔67、69の径は比較的大きくて所要の絞り量を得る
ことができる。加えて、2段目の小孔69の径も更に相
対的に大きくなっている。このようにして、小孔69を
通る冷媒の流速即ちニードル弁60の出口流速が下げら
れので、発生音圧と流体加振力が小さくなり、発生流動
騒音が低減される。
【0012】次に、別の実施形態を図2乃至図3を参照
して説明する。本実施形態の説明においても、ニードル
弁の構造のみを示し、その他の構造は前述の第一の実施
形態即ち従来の絞り弁と同じである。図において、ニー
ドル弁80はほぼ円筒形の外形をしており、内部に大チ
ャンバ61、小チャンバ63、隔壁65及び小孔67が
形成されている。ニードル弁80の頂面81は平坦であ
り、その外縁部は截頭円錐面73となっている。そし
て、小チャンバ63と頂面81の間の頂壁83に4個の
小孔85が等円周間隔で穿設されている。
【0013】このようニードル弁80の構成は、頂面に
開口した小孔の数と径以外ニードル弁60のそれと同じ
く、2段絞りと冷媒の出口流路断面積の増大は明らかで
あるから、前述の第一の実施形態と同様の作用効果が得
られることに当業者にとって説明を要しないであろう。
更に、前記第一の実施形態においては、小孔69の位置
がニードル弁60の中心からずれていたため、流体加振
力がその位置に作用して配管振動伝播による熱交換器の
騒音放射を生ずる嫌いがあった。しかしながら、本実施
形態においては、4個の小孔85がニードル弁60の中
心に対して対称配置となっているから、前述のような騒
音放射や弁体振動などの発生が抑制される。
【0014】更に別の実施形態を図4及び図5を参照し
て説明する。この実施形態に係るニードル弁90と前述
のニードル弁80とが異なる部分は、頂壁93に穿設さ
れた4個の小孔95の出口側が図示するようにニードル
弁90の中心軸側に傾いていることである。このような
ニードル弁90においては、小孔95を出た冷媒が互い
に衝突し合うようになっていて、流体加振力が相殺され
て前述の騒音放射の抑制効果が得られる。尚、二段絞り
と出口流路面積の増大などは前述の実施形態の場合と同
様である。
【0015】更に図6及び図7に示すニードル弁100
においては、4個の小孔105が下窄みに傾斜している
以外、ニードル弁90と同じである。このような構成の
ため、小孔67から小チャンバ63に入った冷媒は、小
孔105を通って外向きに噴出され、図示しない通路の
内壁に向かう。冷媒の二段絞り、小孔105による出口
流路面積の増大、冷媒出口流の傾斜は図4の実施形態と
同様であるから、同様な作用効果が得られる。そして、
冷媒出口流の外向き傾斜流は、弁本体の内壁面に衝突す
るので、前述の熱交換器からの騒音放射の抑制が同様に
達成される。
【0016】更に図8及び図9を参照するに、ニードル
弁110において、小チャンバ63から頂壁113を貫
いて頂面111へ延びる4個の小孔115は、螺旋状即
ち円周方向に傾斜して形成されている。従って、前述の
ように図示しない電磁コイルが作動して頂面111が図
示しない弁座に密接したときに生ずる冷媒の流れは、ニ
ードル弁110の中心軸回りの旋回流となる。その旋回
冷媒流は、弁本体の内壁面に衝突するから、前述の図6
の実施形態や他の各実施形態と同様の作用効果が得られ
る。
【0017】更に又、図10を参照して別の実施形態に
係るニードル弁120の構造を説明する。図において、
外形がほぼ円筒形のニードル弁120の中に大チャンバ
121、小チャンバ123、隔壁125が形成され、隔
壁125には小孔127が貫通して形成されている。更
に、小チャンバ123に隣接した頂壁129には径の異
なる小孔131、133、135が順次連続して形成さ
れ、頂面139に開口している。これらの小孔の径の大
きさは、小孔131<小孔133<小孔135の関係と
なっている。従って、ニードル弁120の内部を流れる
冷媒は、小孔127と小孔131で2段に絞られ、小孔
132、135を流れるに従い流速が低下する。従っ
て、前述と同様な作用効果が得られる。
【0018】更に図10の実施形態の変形例を図11を
参照して説明すると、ニードル弁140ではニードル弁
120の3段の小孔131、133、135に代えて断
面が徐々に拡大する小孔145が頂壁143に貫設さ
れ、頂面141に開口している。このように小孔145
を下流側で広がる截頭逆円錐状としても、2段の絞りや
流路断面積の増大による出口流速の低下が得られ、同様
の作用効果が得られることは当業者には説明を要しない
であろう。
【0019】更に図10の実施形態の別の改変例を図1
2を参照して説明する。図12に示すニードル弁150
の構造を説明すると、ニードル弁120の小孔131、
133、135の代わりに、同様な径の大小関係にある
小孔151、153、155が、小チャンバ123と頂
面157の間の隔壁159に連続して形成されている。
更に、ニードル弁150の上方に位置するプランジャ1
61の下端面に下向きに延びる円形断面針163に突設
されていて、図示しない電磁コイルが作動してニードル
弁150が上向きに偏倚すると図示の状態となる。即
ち、小孔151、153、155の中に、断面積の異な
る環状断面が3個それぞれ連続して形成される。図示の
状態では、頂面157が図示しない弁座に密接している
から、冷媒は、大チャンバ121、小孔127、小チャ
ンバ123を順次流れた後、3段の環状流路を円形断面
針棒163に沿って流れ、絞り作用が行われる。
【0020】更に図11の実施形態の改変例を図13を
参照して説明する。図において、ニードル弁170に
は、小孔145の代わりに同様な断面形状ではあるが径
が全体的に大きいテーパ穴175が、小チャンバ123
と頂面171の間の頂壁173を貫通して形成されてい
る。そして、前述のニードル弁150と同様にそれが上
方に偏倚したとき、図示のように円形断面針棒163を
テーパ穴175内に受け入れる。従って、頂壁173と
円形断面針棒163との間に断面積が徐々に変化する環
状断面の絞り通路が形成される。このような構成のニー
ドル弁170も前述の他のニードル弁と同様な作用効果
を得ることは当業者にとって説明を要しないであろう。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、空
調装置の冷媒制御用絞り弁は、ニードル弁内の冷媒の絞
り通路が複数段に形成されるので、通路の断面積を1段
のものに比し大きくできるから冷媒出口流の流速が低減
できて、発生音圧と流体加振力が小さくなり、発生流動
騒音を低減できる。又、本発明によれば、前述のような
絞り弁を複数段の室内熱交換器の途中の冷媒配管に設け
たので、流動騒音の少ない除湿運転を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による絞り弁の一実施形態の要部を示す
部分立断面図である。
【図2】本発明による別の実施形態の要部を示す部分立
断面図である。
【図3】図2に対応する上面図である。
【図4】本発明による更に別の実施形態の要部を示す部
分立断面図である。
【図5】図4に対応する上面図である。
【図6】本発明による更に別の実施形態の要部を示す部
分立断面図である。
【図7】図6に対応する上面図である。
【図8】本発明による更に別の実施形態の要部を示す部
分立断面図である。
【図9】図8に対応する上面図である。
【図10】本発明による更に別の実施形態の要部を示す
部分立断面図である。
【図11】本発明による更に別の実施形態の要部を示す
部分立断面図である。
【図12】図10の実施形態の改変例を示す部分立断面
図である。
【図13】図11の実施形態の改変例を示す部分立断面
図である。
【図14】本発明に係る絞り弁が組み込まれる空調装置
の冷媒回路を示す系統図である。
【図15】従来の絞り弁を示す立断面図である。
【符号の説明】
60 ニードル弁 61 大チャンバ 63 小チャンバ 65 隔壁 67、69 小孔 71 頂面 80 ニードル弁 81 頂面 83 頂壁 85 小孔 90 ニードル弁 91 頂面 93 頂壁 95 小孔 100 ニードル弁 101 頂面 103 頂壁 105 小孔 110 ニードル弁 111 頂面 113 頂壁 115 小孔 120 ニードル弁 121 大チャンバ 123 小チャンバ 125 隔壁 127 小孔 129 頂壁 131、133、135 小孔 139 頂面 140 ニードル弁 141 頂面 143 頂壁 145 小孔 150 ニードル弁 159 頂壁 151、153、155 小孔 157 頂面 159 頂壁 161 プランジャ 163 円形断面針 170 ニードル弁 171 頂面 173 頂壁 175 テーパ孔

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁コイルにより駆動されるプランジャ
    と、同プランジャを介して駆動されて冷媒通路を開閉制
    御するニードル弁とを弁本体内に内蔵すると共に、該ニ
    ードル弁に冷媒絞り通路を形成し、該冷媒通路の開閉制
    御と、該冷媒通路を閉じて冷媒の絞り制御を行う空調装
    置の冷媒制御用絞り弁において、前記ニードル弁に絞り
    通路を複数段に設け、後段側の絞り通路で冷媒の出口流
    速を低減するように構成してなることを特徴とする空調
    装置の冷媒制御用絞り弁。
  2. 【請求項2】 前記ニードル弁は隔壁によって隔てられ
    た大チャンバと小チャンバとを有し、該隔壁に穿設され
    た小孔が第1段の絞り通路を形成し、該小チャンバから
    延びて頂面に開口する相対的に大径の小孔が第2段の絞
    り通路を形成していることを特徴とする請求項1記載の
    空調装置の冷媒制御用絞り弁。
  3. 【請求項3】 前記ニードル弁は隔壁によって隔てられ
    た大チャンバと小チャンバとを有し、該隔壁に穿設され
    た小孔が第1段の絞り通路を形成し、該小チャンバから
    延びて頂面に開口する複数の小孔が第2段の絞り通路を
    形成していることを特徴とする請求項1記載の空調装置
    の冷媒制御用絞り弁。
  4. 【請求項4】 前記第2段の絞り通路を形成する前記小
    孔の流出端側が前記ニードル弁の中心軸側に傾斜してい
    ることを特徴とする請求項3記載の空調装置の冷媒制御
    用絞り弁。
  5. 【請求項5】 前記第2段の絞り通路を形成する前記小
    孔の流入端側が前記ニードル弁の中心軸側に傾斜してい
    ることを特徴とする請求項3記載の空調装置の冷媒制御
    用絞り弁。
  6. 【請求項6】 前記第2段の絞り通路を形成する前記小
    孔が前記ニードル弁の中心軸回りに螺旋状流路を形成す
    るように設けられていることを特徴とする請求項3記載
    の空調装置の冷媒制御用絞り弁。
  7. 【請求項7】 前記ニードル弁は隔壁によって隔てられ
    た大チャンバと小チャンバとを有し、該隔壁に穿設され
    た小孔が第1段の絞り通路を形成し、該小チャンバから
    延びて頂面に開口する小孔が出口側径が大きい段付き穴
    として穿設されて第2段の絞り通路を形成していること
    を特徴とする請求項1記載の空調装置の冷媒制御用絞り
    弁。
  8. 【請求項8】 前記ニードル弁は隔壁によって隔てられ
    た大チャンバと小チャンバとを有し、該隔壁に穿設され
    た小孔が第1段の絞り通路を形成し、該小チャンバから
    延びて頂面に開口する小孔が出口側径の大きいテーパ穴
    として穿設されて第2段の絞り通路を形成していること
    を特徴とする請求項1記載の空調装置の冷媒制御用絞り
    弁。
  9. 【請求項9】 前記プランジャの下端面に円形断面針が
    突設され、前記ニードル弁の上方偏倚位置において該円
    形断面針が前記段付き穴内に挿入され、前記第2段の絞
    り通路が環状断面通路として形成されることを特徴とす
    る請求項7記載の空調装置の冷媒制御用絞り弁。
  10. 【請求項10】 前記プランジャの下端面に円形断面針
    が突設され、前記ニードル弁の上方偏倚位置において該
    円形断面針が前記テーパ穴内に挿入され、前記第2段の
    絞り通路が環状断面通路として形成されることを特徴と
    する請求項8記載の空調装置の冷媒制御用絞り弁。
  11. 【請求項11】 室内熱交換器が少なくとも2段に形成
    され、電磁コイルにより駆動されるプランジャと、同プ
    ランジャを介して駆動されて冷媒通路を開閉制御するニ
    ードル弁とを弁本体内に内蔵すると共に、該ニードル弁
    に複数段の冷媒絞り通路を形成し、該冷媒通路の開閉制
    御と、該冷媒通路を閉じて冷媒の絞り制御を行う冷媒制
    御用絞り弁が、前記2段の室内熱交換器を連絡する冷媒
    通路に設けられ、除湿運転時に該室内熱交換器の一方が
    蒸発器として作動し、該室内熱交換器の他方が再熱器と
    して作動するように構成されたことを特徴とする除湿運
    転機能付き空調装置。
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